JP4940270B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コピーモード、ファクシミリモード等を備え、各モードについて多数の機能を備えた画像形成装置に関し、特に、走査(スキャン)した原稿に応じて適切な機能を自動的に設定することのできる画像形成装置に関する。
プリンタ機能またはコピー機能等を備えた画像形成装置をネットワークに接続し、これらを複数のユーザで利用するケースが多くなっている。また、このような画像形成装置の1つである複合機(MFP(Multifunction Peripheral))のように、コピーモード、画像通信モード(代表的にはファクシミリ通信モードがある。なお、以下において、ファクシミリをFAXまたはファクスと記載する場合がある。)、ネットワーク対応のプリンタモード、およびスキャナモードのように複数のモードを有するものも多くなってきている。なお、画像通信モードとして、画像データを公衆回線を用いて送受信するファクシミリ通信モード、画像データをインターネット回線を用いて送受信するインターネットファクシミリ通信モードおよび画像データを電子メールに添付する形式で送受信する電子メール通信モード(スキャンtoメール)、MFP自体の記憶装置に画像データを転送する画像転送モード、ネットワーク回線を用いて画像データを特定のフォルダに転送する画像転送モード(スキャンtoフォルダ)等がある。
このような複合機においては、各々のユーザが、複数のモードの中から1つのモードを選択して、さらに機能を設定する。たとえば、コピーモードを選択して、両面印刷、集約(2ページを1枚にする2in1、4ページを1枚にする4in1)等の機能を設定して、所望の態様で記録用紙に画像を形成している。さらに、これらの複数の機能を適宜に組合せて利用されることも多くなってきている。
このような複合機(画像形成装置)を利用する場合には、たとえば、ユーザはスキャナ機能を用いて画像データを入力して、操作パネルから様々な指示を入力して画像処理(集約等)を行ない、その結果を記録用紙に印刷している。その際、ユーザの操作を支援するために、サムネイルまたはプレビュー画像をディスプレイに表示して、処理結果などを確認できるように動作する装置も存在する。このような装置であったとしても、ユーザがモードの切換えおよび機能の設定を行なう必要があり、ユーザが読取らせた原稿に対して、適切な複写機能または画像形成機能を選択するという点について手間がかかるという問題がある。
特開2006−317649号公報(特許文献1)は、このような問題に対して、ユーザの操作の手間を大幅に改善することができる画像形成装置の画面制御方法を開示する。この特許文献1に開示された画面制御方法は、ユーザ操作部として画面表示部を有する操作表示部を備え、入力原稿情報に対して選択された画像形成処理を行なう画像形成装置の画面制御方法である。この画面制御方法は、原稿読取部で読取入力した読取原稿情報の種別に応じて、画面表示部に最初に表示する項目を選択する。
この画面制御方法によると、原稿読取部で読取入力した読取原稿情報に応じて、ユーザが操作可能な複写機能等が推奨表示されるので、ユーザは、その表示に従って操作することで、画像形成装置を用いて適切に複写物等を得ることができる。
特開2006−317649号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された画像形成装置の画面制御方法は、原稿読取部で読取入力した読取原稿情報の種別に応じて、ユーザが操作する画面表示部に最初に表示する項目を選択するに過ぎない。たとえば、読込んだ原稿がカラーである場合に、カラー原稿を対象としたメニューが表示される。ユーザは表示されたカラー原稿メニューに従って、カラー原稿についての機能を設定する必要がある。このため、ユーザが読取らせた原稿に対して、適切な機能を選択したり、適切な機能を設定したりするという点について手間がかかるという問題は解決できていない。
本発明は、上述の課題を解決するために、多種多様な機能を備え、それらの機能が適宜組合せられて利用される画像形成装置において、読込んだ原稿に応じて推奨される機能を提示して、その機能を容易に設定することにより、多くの機能を適切に組合せて利用することのできる、画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、設定された機能に基づいて所定の処理を実行する。この画像形成装置は、原稿を走査して画像データを取得するための走査手段と、画像データと判定データとに基づいて原稿の種類を判定するための判定手段と、画像形成装置に設定することが推奨される推奨機能を、原稿の種類ごとに記憶するための記憶手段と、判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能を、画像形成装置に設定するための設定手段とを含む。
この画像形成装置によると、処理する原稿の画像データを取得して、原稿の種類を判定する。原稿の種類が判定されると、原稿の種類ごとに記憶された推奨機能を認識できる。この推奨機能を自動的に画像形成装置に設定することができる。このため、多種多様な機能を備え、それらの機能が適宜組合せられて利用される画像形成装置において、読込んだ原稿に応じて推奨される機能を容易に設定することができる。その結果、画像形成装置における多くの機能を適切に組合せて、画像形成装置を利用することができる。
この画像形成装置は、判定された原稿の種類に対応した推奨機能が記憶されていない場合には、画像形成装置に設定することが推奨される推奨機能をユーザが入力するための入力手段をさらに含むように構成することができる。
画像形成装置により初めて処理される原稿は、推奨機能が記憶されていないので、その原稿に推奨される推奨機能をユーザが入力して、記憶させておく。この原稿と同じ種類の原稿を処理するときに、読込んだ原稿に応じて推奨される機能を容易に設定することができる。
判定データが原稿の書式である場合には、判定手段は、画像データと原稿の書式とに基づいて原稿の種類を判定するための手段を含むように構成することができる。
走査して取得された画像データと原稿の書式(フォーマット)と比較して、原稿の種類を判定することができる。
判定データが原稿に含まれる文字を表わす文字コードである場合には、画像形成装置は、画像データから原稿に含まれる文字を読取る手段をさらに含むように構成することができ、判定手段は、読取った文字と文字コードとに基づいて原稿の種類を判定するための手段を含むように構成することができる。
走査して取得された画像データをOCR(Optical Character Reader)等で読取った文字と文字コードと比較して、原稿の種類を判定することができる。
設定手段は、判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能を、ユーザによる要求に基づいて変更して、画像形成装置に設定するための手段を含むように構成することができる。
推奨機能の中の一部をユーザの要求に応じて変更することができるので、ユーザの要求に応じて機能を設定することができる。
画像形成装置は、画像データに基づいて、判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能とは異なる推奨機能を作成するための作成手段をさらに含むように構成することができる。この場合において、設定手段は、判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能を異なる推奨機能に変更して、画像形成装置に設定するための手段を含むように構成することができる。作成手段は、推奨機能が記憶された原稿と同じ種類の原稿であって内容が異なる原稿の画像データに基づいて、記憶された推奨機能とは異なる推奨機能を作成するための手段を含むように構成することができる。
推奨機能が記憶された原稿と同じ種類の原稿であっても内容が異なる原稿が走査された場合には、記憶された推奨機能とは異なる推奨機能が作成される。たとえば、同じ種類の議事録の原稿であっても会議の開催日が異なり出席者の数が異なると、コピー部数が異なる場合がある。このような場合には、記憶された推奨機能のコピー部数を、読取った原稿の内容に基づいて(OCR文字から出席者数を判定して)、コピー部数が異なる推奨機能が作成される。このように、原稿の種類が同じでも原稿の内容に応じて推奨機能を変更することができるので、原稿の内容に応じて機能を設定することができる。
推奨機能が変更された場合において、記憶手段は、変更された推奨機能を記憶するための手段を含むように構成することができる。
ユーザにより変更された推奨機能を記憶させておくことができ、ユーザが繰返して推奨機能を変更する必要がなくなる。
画像形成装置は、他の画像形成装置との間において、他の画像形成装置において入力された推奨機能および判定データを互いに通信するための通信手段をさらに含むように構成することができる。この場合において、記憶手段は、通信手段と介して他の画像形成装置から受信した、他の画像形成装置において入力された推奨機能および判定データを記憶するための手段を含むように構成することができる。
この画像形成装置によると、複数の画像形成装置を使用して推奨機能が入力される場合であっても、推奨機能および判定データを共通して記憶する。このため、いずれの画像形成装置においても、走査した原稿の種類を判別して、記憶されている推奨機能を自動的に設定することができる。
画像形成装置は、複数の画像形成装置において入力された推奨機能を管理する情報処理装置に接続されるように構成することができる。この場合において、画像形成装置は、情報処理装置と通信するための通信手段をさらに含み、記憶手段は、通信手段と介して情報処理装置から受信した、他の画像形成装置において入力された推奨機能および判定データを記憶するための手段を含むように構成することができる。
この画像形成装置によると複数の画像形成装置を使用して推奨機能が入力される場合であっても、情報処理装置(たとえばサーバコンピュータ)において推奨機能および判定データを共通して記憶する。このため、いずれの画像形成装置においても、走査した原稿の種類を判別して、記憶されている推奨機能を自動的に設定することができる。
本発明に係る画像形成装置によると、多種多様な機能を備え、それらの機能が適宜組合せられて利用される画像形成装置において、読込んだ原稿の種類を判別して、その種類に応じて推奨される機能を画像形成装置に容易に設定することにより、多くの機能を適切に組合せて利用することができる。
本発明の実施の形態に係るネットワーク画像形成システムの全体構成を示す図である。 図1のサーバコンピュータのハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1のMFPのハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1のMFPで処理される原稿の一例を示す図(その1)である。 図1のサーバコンピュータおよびMFPで記憶される、図4の原稿に対応する原稿別推奨機能リストを示す図である。 図1のMFPで処理される原稿の一例を示す図(その2)である。 図1のサーバコンピュータおよびMFPで記憶される、図の原稿に対応する原稿別推奨機能リストを示す図である。 図1のサーバコンピュータおよびMFPでそれぞれ実行される原稿別推奨機能登録処理プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1のMFPで実行される画像形成処理プログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図9のプログラムが実行された場合のタッチパネルディスプレイの表示例を説明する遷移図(その1)である。 図9のプログラムが実行された場合のタッチパネルディスプレイの表示例を説明する遷移図(その2)である。 図9のプログラムが実行された場合のタッチパネルディスプレイの表示例を説明する遷移図(その3)である。 図9のプログラムが実行された場合のタッチパネルディスプレイの表示例を説明する遷移図(その4)である。
以下の説明において、同一の部品には同一の参照番号を付す。それらの機能および名称も同一である。したがって、それらに関する詳細な説明は繰返さない。また、以下においては、本発明に係る画像形成装置は、MFPであるとして説明する。しかしながら、本発明は、原稿を光学的機構により走査(以下、走査をスキャンと記載する場合がある。)して読取るスキャンモード、記録用紙に画像データを印刷するコピーモードおよび画像データを通信する画像通信モード(ファクシミリ通信モード、インターネットファクシミリ通信モード、電子メール通信モード(スキャンtoメール)、画像転送モード(スキャンtoフォルダ)等)を備えた装置であればよく、MFPに限定されるものではない。したがって、画像通信モードのみを備えたMFPであっても(画像を形成するのではなく送信するのみであっても)、本発明における画像形成装置となる。
また、以下に説明する、読取った原稿に応じてMFPの機能を設定するネットワーク画像形成システムにおいては、サーバコンピュータが複数のMFPにおける原稿別推奨機能リストの登録履歴を管理して、MFPがその登録履歴をサーバコンピュータから受信して、MFPが読取った原稿に応じてMFPの機能を設定する。このようにすると、MFPは自機以外で登録された原稿別推奨機能リストも使用することができるようになる。なお、サーバコンピュータを備えないで、MFP単体で原稿別に推奨機能を設定するようにしても、複数のMFP間で通信して各MFPで原稿別に推奨機能を設定するようにしても構わない。すなわち、サーバコンピュータ(情報処理装置)は本発明の必須的な構成要件ではない。
[全体システム構成]
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るネットワーク画像形成システムの全体構成について説明する。このネットワーク画像形成システムは、スキャンした原稿に応じて推奨機能を設定するMFP(1)300〜MFP(3)300(以下、MFP(1)300〜MFP(3)300をMFP300と記載する場合がある。)と、複数のMFP300においてユーザが原稿別に登録した推奨機能を処理するサーバコンピュータ200とを含む。これらのサーバコンピュータ200およびMFP300は、たとえばIEEE802.3に準拠したネットワーク回線400により通信可能に接続されている。なお、MFP(1)300〜MFP(3)300は、同じ参照符号を付しているが全く同じ機能を備えるMFPであるとは限らない。
本実施の形態においては、各MFPはユーザが原稿別の推奨機能を登録すると、原稿のフォーマットを一意に識別する原稿フォーマットデータとともに原稿別推奨機能リストをサーバコンピュータ200へ送信する。サーバコンピュータ200は、ネットワーク回線400を介して受信した、各MFP300における原稿別推奨機能リストを、原稿フォーマットデータとともに原稿別推奨機能管理テーブルに記憶する。サーバコンピュータ200は、一定の時間間隔で、原稿別推奨機能管理テーブルに基づいて原稿別推奨機能リストの差分データを、原稿フォーマットデータとともにMFP300へ送信する。MFP300は、原稿別推奨機能リストを原稿フォーマットデータとともに原稿別推奨機能管理テーブルに記憶する。MFP300は、ユーザにより原稿がスキャンされると、原稿フォーマットデータを用いて原稿種別を識別して、原稿別推奨機能管理テーブルに基づいて、識別された原稿種別に推奨されている機能を自機に設定する。
このように、本実施の形態においては、MFPを使用するために、ユーザにより原稿がスキャンされると、スキャンして取得された原稿データに基づいて原稿種別が識別される。識別された原稿種別に対応する推奨機能が登録されていると、タッチパネルディスプレイに推奨機能を表示して、その表示を見たユーザが推奨機能の設定を要求すると、スキャンした原稿に適した機能をMFPに自動的に設定することができる。
なお、以下においては、図面等において、サーバコンピュータ200を単にサーバと、MFP300を単にMFPと記載する場合がある。
[ハードウェア構成]
<サーバコンピュータ200>
図2を参照して、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムを構成するサーバコンピュータ200は、バス290と、バス290に接続されたCPU(Central Processing Unit)210と、バス290に接続されたROM(Read−Only Memory)220と、バス290に接続されたRAM(Random Access Memory)230と、バス290に接続されたハードディスク(HDD)240と、バス290に接続され、光ディスク282が装着可能で、光ディスク282に対する情報の書込および光ディスク282からの情報の読出が可能な光ディスクドライブ280と、バス290に接続され、マウス252およびキーボード254との間の接続に関するインターフェイスを提供するための入力インターフェイス(以下「入力IF」と呼ぶとともに、「インターフェイス」を「IF」または「I/F」と記載する。)250と、バス290に接続され、ディスプレイ262との間の接続に関するインターフェイスを提供するためのディスプレイインターフェイス(以下「ディスプレイIF」と呼ぶ。)260と、有線または無線(本実施の形態においては有線)によりネットワーク回線400への接続を提供するネットワークインターフェイス(以下「ネットワークIF」と呼ぶ。)270とを含む。なお、サーバコンピュータ200は、磁気ディスクが装着可能で、磁気ディスクに対する情報の書込および磁気ディスクからの情報の読出が可能な磁気ディスクドライブを、光ディスクドライブ280に代えて/加えて、備えるようにしても構わない。
バス290、ROM220、RAM230、HDD240、光ディスクドライブ280、入力IF250、ディスプレイIF260およびネットワークIF270は、いずれもCPU210の制御のもとに協調して動作し、サーバコンピュータ200は、本実施の形態に係るサーバコンピュータとして、種々のアプリケーションによる処理を実現する。それらのアプリケーションは、たとえば、各MFP300から原稿別推奨機能リストを受信して、MFP300において登録された原稿別推奨機能リストを一元的に管理する原稿別推奨機能管理テーブルをメンテナンスして、MFP300へ送信するための、ネットワーク画像形成システムにおけるサーバコンピュータを実現する。
サーバコンピュータ200に、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムにおけるサーバコンピュータとしての動作を行なわせるためのコンピュータプログラムは、光ディスクドライブ280に挿入される光ディスク282に記憶され、さらにHDD240に転送される。または、プログラムはネットワーク回線400を通じてサーバコンピュータ200に送信されHDD240に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM230にロードされる。光ディスク282から、またはネットワーク回線400を介して、直接にRAM230にプログラムをロードしてもよい。
これらのプログラムは、サーバコンピュータ200に本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムにおけるサーバコンピュータとして動作を行なわせる複数の命令を含む。この動作を行なわせるのに必要な基本的機能のいくつかはサーバコンピュータ200上で動作するオペレーティングシステム(OS)若しくはサードパーティのプログラム、またはサーバコンピュータ200にインストールされる各種ツールキットのモジュールにより提供される。従って、このプログラムはこの実施の形態のシステムおよび方法を実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られるように制御されたやり方で適切な機能または「ツール」を呼出すことにより、上記したサーバコンピュータ200として所定の処理を実行する命令のみを含んでいればよい。サーバコンピュータ200の実体であるコンピュータの一般的動作は周知であるので、ここでは繰返して説明しない。
<MFP300>
図3を参照して、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムを構成するMFP300は、バス390と、バス390に接続されたCPU310と、バス390に接続されたROM320と、バス390に接続されたRAM330と、バス390に接続されたハードディスク(HDD)340と、バス390に接続され、タッチパネルディスプレイ380との間の接続に関するインターフェイスを提供するための入力IF350およびディスプレイIF360と、バス390に接続され、有線または無線(本実施の形態においては有線)によりネットワーク回線400への接続を提供するネットワークIF370および公衆回線への接続を提供するFAX通信部375とを含む。なお、図3には図示していないが、MFP300は、スタートボタンおよびテンキーボタン等のハードウェアボタンを備える。
バス390、ROM320、RAM330、HDD340、入力IF350、ディスプレイIF360、ネットワークIF370およびFAX通信部375は、いずれもCPU310の制御のもとに協調して動作し、MFP300において、プリント処理、FAX送受信処理、スキャナ処理、コピー処理を実現する。なお、これらの処理は、図3においては図示していないMFP300を構成する各部品がCPU310により制御されて実行される。
このMFP300が備える画像通信モードとしては、FAX通信部375を介して画像データを公衆回線を用いて送受信するファクシミリ通信モード、ネットワークIF370を介して画像データをインターネット回線を用いて送受信するインターネットファクシミリ通信モード、画像データを電子メールに添付する形式で送受信する電子メール通信モード(スキャンtoメール)、およびネットワーク回線400を用いて画像データを特定のフォルダに転送する画像転送モード(スキャンtoフォルダ)等がある。
MFP300は、たとえば、原稿読取部(スキャナ部)、画像形成部、給紙部、および排紙処理装置を備える。MFP300においては、原稿読取部により読取られた原稿の画像データに対して、CPU310により各種の画像処理が施され、この画像データが画像形成部へと出力される。なお、このMFP300は、レーザー光を感光に利用する、所謂レーザー方式(電子写真方式)の印刷機能を備える。しかしながら、他の形式の印刷機能を備えたものであっても構わない。また、このMFP300においては、読取られた画像データがCPU310に入力されてOCR処理されてテキストデータ(文字コード)を取得することができる。
−ファクシミリモード−
以下において、ファクシミリ通信モード(ファクス/イメージ送信モードと記載する場合がある。)における動作について説明する。このファクシミリモードにおいては、主として、送信動作は原稿読取部(スキャナ部)およびFAX通信部375が動作することにより、受信動作はFAX通信部375および画像形成部が動作することにより、ファクシミリ通信動作が実現される。なお、他のインターネットファクシミリ通信モード、電子メール通信モード(スキャンtoメール)、画像データを特定のフォルダに転送する画像転送モード(スキャンtoフォルダ)についても、宛先がFAX番号ではなくコンピュータアドレスまたはメールアドレスになったり、通信インターフェイスがFAX通信部375ではなくネットワークIF370になったりする等の差異があるものの、画像データを通信するという点において、同様に動作する。
・送信動作
MFP300においては、ファクシミリモードを指定して、原稿載置台に置かれた原稿が原稿読取部により画像データとして読取られ、読取られた画像データがCPU310に入力され、ここで画像データに各種の機能を用いて画像処理が施され、この画像データがFAX通信部375へと出力される。
送信側のMFP300のFAX通信部375は、指定された送信側の回線を指定された送信先に接続して、画像データをファクシミリ通信規格に合致した通信データへ変換して、受信側のファクシミリ装置(たとえばファクシミリ通信機能を備えたMFP300)へ送信する。
・通信動作
回線が接続されると、受信側のMFP300のFAX通信部375は、送信側のMFP300のFAX通信部375からの通信要求信号を検出して、応答信号を送信する。その後、たとえば、FAX通信部375は、送信側および受信側で互いに実装されている能力情報の受渡しを行ない利用可能な最大能力での通信速度および画像データの符号化・符号訂正方式などを決定してモデムの通信方式を設定する。この通信方式にあわせた画像信号形式を用いて、送信側のMFP300のFAX通信部375から受信側のMFP300のFAX通信部375へデータを送信する。送信が終了すると回線が切断される。
・受信動作
受信側のMFP300のFAX通信部375は、受信したデータを画像データに変換して、画像形成部へ送る。なお、受信したデータを画像データへ変換するのは画像形成部であっても構わない。画像形成部は、後述するコピーモードにおける画像形成動作と同じように、受信したデータから変換された画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に印刷する。
−コピーモード−
以下において、コピーモードにおける画像形成動作について説明する。画像形成部は、原稿読取部により読取られた画像データが各種の機能により画像処理されたデータによって示される画像を記録用紙に印刷するものであって、たとえば、感光体ドラム、帯電装置、レーザースキャンユニット、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、および除電装置等を備えている。
画像形成部には、たとえば、搬送路が設けられており、給紙部から給紙されてきた記録用紙が搬送路に沿って搬送される。給紙部は、用紙カセットに収納された記録用紙、または手差トレイに載置された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部の搬送路へと送り出す。
画像形成部の搬送路に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラムと転写装置との間を通過し、更に定着装置を通過して、記録用紙に対する印刷が行なわれる。
感光体ドラムは、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置により均一に帯電される。レーザースキャンユニットは、印刷対象の画像データに基づいてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラムの表面を主走査方向に繰返し走査して、静電潜像を感光体ドラムの表面に形成する。現像装置は、トナーを感光体ドラムの表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラムの表面に形成する。
転写装置は、転写装置と感光体ドラムとの間を通過していく記録用紙に感光体ドラムの表面のトナー像を転写する。定着装置は、記録用紙を加熱するための加熱ローラと、記録用紙を加圧するための加圧ローラとを含む。記録用紙は、加熱ローラによって加熱され、かつ、加圧ローラによって加圧されることによって、記録用紙上に転写されたトナー像が記録用紙に定着される。定着装置から排出された(印刷された)記録用紙は、排紙トレイに排出される。
−スキャナモード−
以下において、スキャナモードでの動作説明を行なう。このスキャナモードにおいては、主として、原稿読取部(スキャナ部)が動作することによりスキャナ機能が実現される。
MFP300においては、原稿載置台に置かれた原稿が原稿読取部により画像データとして読取られ、読取られた画像データがCPU310に入力され、ここで画像データに各種の機能に基づく画像処理が施され、コピーモードでこの画像データが記録用紙に出力されたり、ファクシミリ通信モード、インターネットファクシミリ通信モードまたは電子メール通信モード(スキャンtoメール)でこの画像データが送信されたり、画像転送モード(スキャンtoフォルダ)でこの画像データがHDD340に記憶されたりネットワークに接続されたコンピュータへネットワークIF370を介して送信されたりする。
なお、このMFP300においては、読取られた画像データがOCR処理されることにより作成されたテキストデータ(文字コード)に基づいて、原稿の種別を判別したり、原稿に記載された氏名を認識したりすることができる。
[原稿および原稿別推奨機能管理テーブル構成]
図4〜図7を参照して、このMFP300で処理される原稿、サーバコンピュータ200のHDD240およびMFP300のHDD340の原稿別推奨機能管理テーブルで記憶される原稿別推奨機能リストについて説明する。この原稿別推奨機能管理テーブルには、MFP300から送信された原稿別推奨機能リストに基づいて、MFP300においてユーザがどのような原稿にどのような推奨機能を登録したのかを示す、複数の原稿別推奨機能リストが記憶される。1つの原稿別推奨機能リストが1種類の原稿(複数種の原稿から種別される特定の種類の原稿)に対応している。また、この原稿別推奨機能リストに関連付けて、原稿の書式等の特徴から原稿の種別を判別できる原稿フォーマットデータが登録原稿フォーマットとして記憶される。
図4に、このMFP300において処理される原稿の一例である「営業会議議事録」を示す。図4に示すように、この原稿は、罫線により囲まれた特有のフォーマット(原稿フォーマット)を備え、その原稿フォーマットの所定の欄に所定の項目が記載されている。MFP300は、この原稿をOCR認識して、「議長」、「出席者」および「書記」の欄に記載された氏名に基づいて、この営業会議の出席者の数を認識することができる。
図4に示す「営業会議議事録」の原稿に対して、ユーザにより登録された機能が、図5に示す原稿別推奨機能リストとして原稿別推奨機能管理テーブルに記憶される。
図5に示すように、この原稿別推奨機能管理リストは、タッチパネルディスプレイ380に表示される原稿名称を記憶するフィールドと、原稿種別の判定項目を記憶するフィールドと、推奨コピー機能を記憶するフィールドと、推奨送信機能を記憶するフィールドとで構成される。図5においては、原稿種別の判定項目として、登録原稿フォーマットおよび登録キーワードとを記憶している。登録原稿フォーマットは、「営業会議」という名称で登録された原稿フォーマットデータに関連付けられている。
登録原稿フォーマットは、一度読込んだ原稿フォーマットを定型フォーマットとして登録したデータ(原稿フォーマットデータ)である。この登録原稿フォーマットは、原稿における特徴的な構成(罫線等)、項目の配置の特徴、図面または画像の挿入位置、フォントの種類またはサイズ等の要素に基づいて原稿種別を特定するために、コンピュータが認識可能な形式で記憶するデータである。なお、このような機能を発現するデータ形式であれば、原稿フォーマットデータの形式は特に限定されない。MFP300は、スキャンした原稿と、原稿フォーマットデータとを比較して、スキャンした原稿が原稿フォーマットデータと合致(一致または大部分で一致)すると、読込んだ原稿は原稿別推奨機能リストが登録された「営業会議議事録」であると判定する。
登録キーワードは、原稿種別を特定するために、OCR処理後に原稿内の文字との合致の有無を判定するためのテキストデータ(文字コード)である。この図5においては、原稿名称が「営業会議議事録」である原稿に対して、ユーザにより登録キーワードとして「営業会議」および「月度」が登録されている。MFP300は、OCR認識された文字と、これら2つの登録キーワードとを比較して、OCR認識した文字の中にこれら2つの登録キーワードを含むと、読込んだ原稿は原稿別推奨機能リストが登録された「営業会議議事録」であると判定する。
さらに、原稿名称が「営業会議議事録」である原稿に対して、ユーザにより、図5に示す推奨コピー機能が登録されている。この例においては、推奨コピー部数が「13部」、推奨コピー用紙サイズが「A4」、推奨カラーモードが「グレースケール」、推奨コピー濃度が「文字」、推奨両面機能が「片面→両面」である。
原稿名称が「営業会議議事録」である原稿に対して、ユーザにより、図5に示す推奨送信機能が登録されている。この例においては、推奨送信機能が「スキャンtoメール」、推奨送信先が「yamada.taro@sh.co.jp、satou.taro@sh.co.jp、suzuki.taro@sh.co.jp、tanaka.taro@sh.co.jp、・・・」、推奨原稿送信サイズが「A4」、推奨送信濃度が「文字」、推奨解像度が「200dpi×200dpi」、推奨フォーマットが「PDF/MMR(G4)」、推奨カラーモードが「グレースケール」である。
図6に、このMFP300において処理される原稿の別の例である「企画書」を示す。図6に示すように、この原稿は、複数の枠により囲まれた特有のフォーマット(原稿フォーマット)を備え、その原稿フォーマットの所定の欄に所定の項目が記載されている。MFP300は、この原稿をOCR認識してこの原稿が「社外秘」であること、「担当役員」、「担当部長」、「担当者」の承認印鑑が押印されていることを認識することができる。
図6に示す「企画書」の原稿に対して、ユーザにより登録された機能が、図7に示す原稿別推奨機能管理リストとして原稿別推奨機能テーブルに記憶される。
図7に示す原稿別推奨機能リストは、図5に示した原稿別推奨機能リストと同じフィールドを備え、同じ原稿別推奨機能管理テーブルに記憶される。
図7に示すように、この原稿別推奨機能リストには、原稿名称が「企画書」である原稿に対して、登録原稿フォーマットとして、「企画書」の名称で登録された原稿フォーマットデータが登録されているとともに、登録キーワードとして、「企画書」および「プロジェクト」が登録されている。
さらに、原稿名称が「企画書」である原稿に対して、ユーザにより、図7に示す推奨コピー機能が登録されている。この例においては、推奨コピー部数が「2部」、推奨コピー用紙サイズが「A4」、推奨カラーモードが「自動」、推奨コピー濃度が「自動」、推奨両面機能が「片面→片面」である。
原稿名称が「企画書」である原稿に対して、ユーザにより、図7に示す推奨送信機能が登録されている。この例においては、推奨送信機能が「スキャンtoフォルダ」、推奨送信先が「共有フォルダ/企画フォルダ」、推奨原稿送信サイズが「A4」、推奨送信濃度が「自動」、推奨解像度が「400dpi×400dpi」、推奨フォーマットが「暗号化PDF/MMR(G4)」、推奨カラーモードが「自動」である。
なお、図5および図7にそれぞれ示すリストが、1種類の原稿ごとに設定される原稿別推奨機能リストである。このような原稿別推奨機能リストが複数記憶されるデータベースを原稿別推奨機能管理テーブルという。さらに、図5および図7に示した原稿別推奨機能リストまたは原稿別推奨機能管理テーブル(データベース)は一例であって、本発明はこのようなリストおよびデータベースに限定されるものではない。
[ソフトウェア構成]
図8を参照して、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムのMFP300において、読込んだ原稿の種別に応じて推奨される機能を設定する処理を行なうために、サーバコンピュータ200およびMFP300で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。
図8の左上に示すプログラムは、MFP300のCPU310において実行される。ステップ(以下、ステップをSと略す。)3100にて、MFP300のCPU310(以下、単にCPU310と記載する。)は、このMFP300を使用するユーザにより、未登録原稿に対する推奨機能が登録されたか(原稿フォーマットデータおよび原稿別推奨機能リストが登録されたか)否かを判定する。CPU310は、未登録原稿に対する推奨機能が登録されたと判定されると(S3100にてYES)、処理はS3102へ移される。もしそうでないと(S3100にてNO)、この処理はS3100へ戻されて、このMFP300を使用するユーザにより未登録原稿に対する推奨機能が登録されたと判定されるまで待つ。
S3102にて、CPU310は、原稿別推奨機能リストを、原稿フォーマットデータとともにサーバコンピュータ200へ送信する。
図8の右側に示すプログラムは、サーバコンピュータ200のCPU210において実行される。S2100にて、サーバコンピュータ200のCPU210(以下、単にCPU210と記載する。)は、MFP300から原稿別推奨機能リストを受信したか否かを判定する。このとき、対象となるのは複数のMFP300である。MFP300から原稿別推奨機能リストを受信したと判定されると(S2100にてYES)、処理はS2102へ移される。もしそうでないと(S2100にてNO)、この処理はS2100へ戻されて、MFP300から原稿別推奨機能リストを受信したと判定されるまで待つ。
S2102にて、CPU210は、MFP300から受信した原稿フォーマットデータとともに、原稿別推奨機能リスト(図5または図7)を原稿別推奨機能管理テーブルに記憶する。複数のMFP300から原稿別推奨機能リストを受信して、原稿別推奨機能管理テーブルに記憶することにより、多くの原稿別推奨機能リストが原稿フォーマットデータとともに原稿別推奨機能管理テーブルに蓄積されていく。なお、原稿別推奨機能管理テーブルの記憶データ量があまりにも大きくなることを回避するために、登録されているにも関わらず、読取られない原稿の原稿別推奨機能リストおよび推奨機能として設定されない原稿別推奨機能リスト(後述するようにタッチパネルディスプレイ380に表示しても推奨機能ボタンが押下されないリスト)は、原稿別推奨機能管理テーブルから消去するようにしても構わない。
S2104にて、CPU210は、予め定められた時間に到達したか否かを判定する。予め定められた時間とは、原稿別推奨機能管理テーブルをメンテナンスする時間間隔に対応する。予め定められた時間(たとえば12時間間隔に対応する時間)に到達したと判定されると(S2104にてYES)、この処理はS2106へ移される。もしそうでないと(S2104にてNO)、この処理はS2100へ戻される。このように処理するのは、複数のMFP300から原稿別推奨機能リストを受信して原稿別推奨機能管理テーブルを更新することはリアルタイムで実行するものの、あるMFP300での原稿別推奨機能リストを他のMFP300の原稿別推奨機能管理テーブルへ反映させることは、ある程度の時間間隔で実行しさえすればよいためである。なお、ネットワーク回線400に接続されたMFP300の台数および原稿別推奨機能登録の頻度によっては、S2104の判定処理を行わないようにしても構わない。すなわち、リアルタイムで各MFP300の原稿別推奨機能管理テーブルを更新することになる。
S2106にて、CPU210は、原稿別推奨機能管理テーブルに記憶された原稿別推奨機能リストに基づいて、原稿別推奨機能リストの差分データ(前回送信分から追加された原稿別推奨機能リスト)を作成する。S2108にて、CPU210は、原稿フォーマットデータとともに原稿別推奨機能リストの差分データをMFP300へ送信する。なお、原稿別推奨機能リストの差分データをMFP300へ送信することについては、通信トラフィックを低減させるために、前回送信時からの変更分のみを差分データとして送信するようにしている。
図6の左下に示すプログラムは、MFP300のCPU310において実行される。S3110にて、CPU310は、サーバコンピュータ200から原稿フォーマットデータとともに原稿別推奨機能リストの差分データを受信したか否かを判定する。サーバコンピュータ200から原稿別推奨機能リストの差分データを受信したと判定されると(S3110にてYES)、処理はS3112へ移される。もしそうでないと(S3110にてNO)、この処理はS3110へ戻されて、サーバコンピュータ200から原稿別推奨機能リストの差分データを受信したと判定されるまで待つ。
S3112にて、CPU310は、サーバコンピュータ200から受信した原稿別推奨機能リストの差分データを、MFP300のHDD340に記憶された原稿別推奨機能管理テーブルに記憶する。このとき、原稿フォーマットデータもMFP300のHDD340に記憶される。これにより、MFP300で記憶された原稿別推奨機能管理テーブルが更新される。その結果、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムにおいて、異なるMFP300をユーザが使用して原稿別推奨機能を登録したとしても、使用したMFP300に限定されないで、各MFP300において、原稿別推奨機能の登録履歴を管理することができる。
図9を参照して、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムにおいてユーザが特定の原稿をコピー処理または画像通信処理(画像形成処理)するときに、MFP300で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。
S3200にて、CPU310は、このMFP300の原稿読取部を用いてユーザが原稿をスキャンしたか否かを判定する。ユーザが原稿をスキャンしたと判定されると(S3200にてYES)、処理はS3202へ移される。もしそうでないと(S3200にてNO)、この処理はS3200へ戻されて、ユーザが原稿をスキャンしたと判定するまで待つ。
S3202にて、CPU310は、読込んだ原稿のイメージをタッチパネルディスプレイ380にプレビュー表示する。S3204にて、CPU310は、読込んだ原稿のイメージをOCR処理する。
S3206にて、CPU310は、HDD340に記憶されている登録原稿フォーマットとスキャン原稿とを比較する。S3208にて、CPU310は、HDD340に記憶されている原稿別推奨機能管理テーブルの原稿別推奨機能リストの登録キーワードとスキャン原稿のOCR文字とを比較する。
S3210にて、CPU310は、スキャンした原稿は原稿別推奨機能管理テーブルに登録済みであるか否かを判定する。このとき、CPU310は、S3206およびS3208における比較結果に基づいて、スキャンした原稿は原稿別推奨機能管理テーブルに登録済みであるか否かを判定する。スキャンした原稿は原稿別推奨機能管理テーブルに登録済みであると判定されると(S3210にてYES)、処理はS3212へ移される。もしそうでないと(S3210にてNO)、この処理はS3232へ移される。
S3212にて、CPU310は、原稿別推奨機能管理テーブルからスキャンした原稿に対応する原稿別推奨機能リストを読み出して、タッチパネルディスプレイ380に原稿種別および推奨メニューを表示する。
S3214にて、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に表示された推奨メニューを設定する要求があったか否かを判定する。このとき、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に表示された「推奨コピー設定」または「推奨送信設定」が押下されると、推奨メニューを設定する要求があったと判定する。タッチパネルディスプレイ380に表示された推奨メニューを設定する要求があったと判定されると(S3214にてYES)、処理はS3216へ移される。もしそうでないと(S3214にてNO)、処理はS3226へ移される。
S3216にて、CPU310は、特別推奨メニューをタッチパネルディスプレイ380に表示する。この特別推奨メニューとは、読み込んだ原稿に推奨設定が登録されている場合に、ポップアップ画面に、さらなる推奨機能メニュー(推奨機能メニューとは異なるメニューであって特別推奨メニューと記載する。)を表示する。たとえば、この特別推奨メニューとしては、
(1)フォントサイズがある程度以上の原稿の場合はページ集約を設定することを推奨したり、
(2)議事録における出席者の人数を自動的にカウントして登録されたコピー部数を変更することを推奨したり、
(3)議事録における出席者をOCR認識して送信先のアドレスを設定することを推奨したり、
(4)押印の有無でコピー部数または送信先を設定することを推奨したり、
(5)原稿読取り日時ではなくOCRで認識した原稿作成日時または書類名(議事録に記載された作成日または書類名)に基づいて送信フォルダまたはファイル名を設定することを推奨したり、
するものがある。
S3218にて、CPU310は、登録されている推奨機能が変更する要求があったか否かを判定する。すなわち、原稿別推奨機能リストを読み出して、タッチパネルディスプレイ380に推奨メニューを表示して、さらに特別推奨メニューを表示したところ、ユーザが登録されている推奨メニューから特別推奨メニューに変更する要求があったか否かを判定する。たとえば、図5に示すように、原稿別推奨機能リストには推奨コピー部数が13部で登録されているが、議事録における出席者の人数が8名であったときに推奨コピー部数を8部に変更する特別推奨メニューが選択された場合である。登録されている推奨機能を変更する要求があったと判定されると(S3218にてYES)、処理はS3220へ移される。もしそうでないと(S3218にてNO)、この処理はS3222へ移される。
S3220にて、CPU310は、原稿別推奨機能リストに登録された機能から特別推奨メニューにより変更された機能を設定(特別推奨メニューの状態で設定)する。その後、この処理はS3224へ移される。
S3222にて、CPU310は、原稿別推奨機能リストに登録された機能を設定(推奨メニューの状態で設定)する。その後、この処理はS3224へ移される。
S3224にて、CPU310は、コピー/送信処理を実行する。その後、この処理は終了する。
S3226にて、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に機能設定画面を表示する。すなわち、原稿別推奨機能リストに登録された機能が選択されなかったので、個別に機能を入力(設定)するために機能設定画面が表示される。S3228にて、CPU310は、個別の機能の入力が完了したか否かを判定する。このとき、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に機能入力完了ボタンが押下されると、個別の機能入力が完了したと判定する。個別の機能入力が完了したと判定されると(S3228にてYES)、処理はS3230へ移される。もしそうでないと(S3228にてNO)、この処理はS3228へ戻されて個別の機能入力が完了したと判定されるまで待つ。
S3230にて、CPU310は、個別に入力された機能を設定(ユーザにより入力された機能を設定)する。その後、この処理はS3224へ移される。
S3232にて、CPU310は、スキャンした原稿の原稿フォーマットデータを作成する。すなわち、スキャンした原稿が原稿別推奨機能管理テーブルに登録されていなかったので、原稿別推奨機能管理テーブルに原稿別推奨機能リストを新たに登録する必要がある。このため、原稿別推奨機能リストとともに登録される原稿フォーマットデータを作成する。
S3234にて、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に原稿別推奨機能リストの作成画面を表示する。S3236にて、CPU310は、新たな原稿についての原稿別推奨機能リストの登録が完了したか否かを判定する。このとき、CPU310は、タッチパネルディスプレイ380に原稿別推奨機能リストの登録完了ボタンが押下されると、原稿別推奨機能リストの登録が完了したと判定する。原稿別推奨機能リストの登録が完了したと判定されると(S3236にてYES)、処理はS3238へ移される。もしそうでないと(S3236にてNO)、この処理はS3236へ戻されて原稿別推奨機能リストの登録が完了したと判定されるまで待つ。
S3238にて、CPU310は、スキャンした原稿について、作成された原稿フォーマットデータを登録原稿フォーマットデータとして記憶するとともに、登録された原稿別推奨機能リストを原稿別推奨機能管理テーブルに記憶する。その後、この処理はS3212へ移される。なお、S328の処理後は、処理をS3224へ移すようにしても構わない。
[動作]
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムの動作について説明する。
<原稿別の推奨機能登録動作>
図4に示す原稿、図5に示す原稿別推奨機能管理リストおよび図8に示すフローチャートを用いて、このネットワーク画像形成システムの原稿別の推奨機能登録動作について説明する。
後述するように、ユーザがMFP300において、推奨機能が未登録の原稿(たとえば図4に示す営業会議議事録)をスキャンして、その原稿に対する推奨機能を登録すると(S3100にてYES)、このMFP300においてこのユーザが原稿別推奨機能として登録した機能を示す原稿別推奨機能リストが、その原稿の原稿フォーマットデータともにサーバコンピュータ200へ送信される(S3102)。
このようなMFP300の動作に応答して、サーバコンピュータ200は、MFP300から原稿フォーマットデータともに原稿別推奨機能リストを受信する(S2100にてYES)。受信した原稿別推奨機能リストは、原稿フォーマットデータともに、図5に示す原稿別推奨機能リストの形式でHDD240の原稿別推奨機能管理テーブルに記憶される(S2102)。
サーバコンピュータ200に集計された、原稿種別ごとの原稿別推奨機能リストをMFP300へ送信する、予め定められた時間になると(S2104にてYES)、原稿別推奨機能管理テーブルに記憶された原稿別推奨機能リストに基づいて、原稿別推奨機能リストの差分データ(前回送信分からの差分)が作成される(S2106)。作成された原稿別推奨機能リストの差分データが、原稿フォーマットデータとともに、MFP300へ送信される(S2108)。なお、この場合、差分データの中で、あるMFP300から送信された原稿別推奨機能リストは、そのMFP300のHDD340の原稿別推奨機能管理テーブルに記憶されているので、そのMFP300へ送信しなくても構わない。
このようなサーバコンピュータ200の動作に応答して、複数のMFP300のそれぞれは、サーバコンピュータ200から、原稿フォーマットデータとともに原稿別推奨機能リストの差分データを受信する(S3110にてYES)。受信した、原稿フォーマットデータが登録原稿フォーマットとしてHDD340に記憶されるとともに、原稿種別ごとの原稿別推奨機能リストの差分データがHDD340に記憶された原稿別推奨機能管理テーブルに追加して記憶される(S3112)。
サーバコンピュータ200においては、複数のMFP300から原稿別推奨機能リストを受信して原稿別推奨機能管理テーブル(図5または図7の原稿別推奨機能リストを複数記憶したテーブル)がリアルタイムで更新されるので、原稿別推奨機能管理テーブルに原稿別推奨機能リストが蓄積されていく。このように、原稿別推奨機能管理テーブルに原稿別推奨機能リストが蓄積されていく一方で、予め設定された時間間隔で、原稿別推奨機能リストの差分データがMFP300へ送信され。MFP300においては自己のHDD340に記憶している原稿別推奨機能管理テーブルが更新される。
<画像形成(コピー/送信)動作>
図9に示すフローチャートおよび図10〜図13に示すタッチパネルディスプレイ380の画面遷移図を用いて、このネットワーク画像形成システムの画像形成(コピー/送信)動作について説明する。
−スキャンした原稿が登録済−
ユーザがMFP300において、原稿(この原稿は図4に示す「営業会議議事録」と同じ種別の原稿であるとする。)をスキャンすると(S3200にてYES)、タッチパネルディスプレイ380の中央部にスキャンした原稿がプレビュー表示される(S3202)。スキャンした原稿がOCR処理されて(S3204)、登録原稿フォーマットとスキャンした原稿とが比較され(S3206)、登録キーワードとOCRされた文字とが比較されて(S3208)、スキャンした原稿が登録済みであるので(S3210にてYES)、原稿種別および推奨メニューが表示される(S3212)。このとき、タッチパネルディスプレイ380には、図10に示すような画面が表示される。
図10に示すように、スキャンした原稿がタッチパネルディスプレイ380の中央部にプレビュー表示されるとともに、タッチパネルディスプレイ380の右部に、原稿種別が「営業会議議事録」として表示される。さらに、タッチパネルディスプレイ380の右部に、推奨コピー設定ボタンおよび推奨送信設定ボタンが表示される。推奨コピー設定ボタンを押下すると、原稿種別に対応して登録された推奨コピー機能が設定され、推奨送信設定ボタンを押下すると、原稿種別に対応して登録された推奨送信機能が設定される。なお、推奨コピー機能および推奨送信機能の内容をユーザが確認できるように、タッチパネルディスプレイ380に表示することが好ましい。
ユーザが図10の推奨コピー設定ボタンおよび推奨送信設定ボタンのいずれかを押下すると(ここでは推奨コピー設定ボタンを押下するものとする。)、特別推奨メニューがタッチパネルディスプレイ380に表示される(S3214にてYES、S3216)。ここでは、スキャンした原稿は、7月度の月度営業会議(出席者13名)よりも少ない出席者である8月度の月度営業会議(出席者8名)の議事録であるとする。なお、原稿名称が「営業会議議事録」については、図5に示すように、出席者数に対応させてコピー部数として13部が登録されている。
このとき、スキャンした原稿における文字のフォントサイズが大きいと判定された場合には、登録されていないコピー集約(図5参照)を設定する特別推奨メニュー(さらなる推奨メニュー)がタッチパネルディスプレイ380に表示される。また、スキャンした原稿におけるOCR文字に基づいて8月度の営業会議における出席者の人数を自動的にカウントすると8名である。このため、登録されたコピー部数(13部:図5参照)を議事録における出席者の人数である8名に変更する特別推奨メニュー(さらなる推奨メニュー)がタッチパネルディスプレイ380に表示される。タッチパネルディスプレイ380には、図11に示すような画面が表示される。このように、特別推奨メニュー(さらなる推奨メニュー)を表示することにより、推奨機能として登録された内容の一部を容易に変更することができるようになる。特に、会議の最大出席者の数でコピー部数を登録しておいて、会議に欠席した者がいる場合に、出席者に配布するコピーの部数を容易に変更することができる。
ユーザが、特別推奨メニュー(さらなる推奨メニュー)の「YES」ボタンを押下すると(S3218にてYES)、登録されている推奨機能が変更されてMFP300に設定される(S3220)。具体的には図11の「(2)8部コピー推奨」に対応する「YES」ボタンを押下すると、コピー部数が13部から8部へ変更されて、MFP300に機能が設定される。
一方、ユーザが、特別推奨メニュー(さらなる推奨メニュー)の「NO」ボタンを押下すると(S3218にてNO)、登録されている推奨機能が変更されないで、MFP300に設定される(S3222)。具体的には、たとえばコピー部数は13部のままて、MFP300に機能が設定される。
ところで、ユーザが図10の推奨コピー設定ボタンおよび推奨送信設定ボタンのいずれも押下しないで、たとえばプレビュー画面を押下すると、機能設定画面がタッチパネルディスプレイ380に表示される(S3214にてNO、S3226)。このとき、スキャンした原稿が8月度の月度営業会議の議事録であっても、HDD340に記憶された原稿別推奨機能管理テーブルの「営業会議議事録」に対して登録された原稿別推奨機能リストの内容でMFP300を設定しないで、個別に機能を入力(設定)する場合である。
コピーまたは画像データ送信についての機能の設定が完了すると(S3228にてYES)、登録されている推奨機能が使用されないでMFP300に個別に入力された機能が設定される(S3230)。
このようにコピーまたは画像データ送信についての機能が設定された後(S3220、S3222、S3230)、コピー/送信処理が実行される(S3224)。
−スキャンした原稿が未登録−
ユーザがMFP300において、原稿(この原稿は図4に示す「営業会議議事録」でもなく図6に示す「企画書」でもなく原稿別推奨機能管理テーブルに登録されていない原稿(たとえば「役員会議議事録」)であるとする。)をスキャンすると(S3200にてYES)、タッチパネルディスプレイ380の中央部にスキャンした原稿がプレビュー表示される(S3202)。スキャンした原稿がOCR処理されて(S3204)、登録原稿フォーマットとスキャンした原稿とが比較され(S3206)、登録キーワードとOCRされた文字とが比較されて(S3208)、スキャンした原稿は未登録であるので(S3210にてNO)、スキャンした原稿の原稿フォーマットデータが作成される(S3232)。
このとき、原稿種別が未登録原稿と表示された、推奨機能を登録することを促す画面が表示される。タッチパネルディスプレイ380には、図12に示すような画面が表示される。図12の「原稿種別に対する推奨機能設定」ボタンを押下すると、スキャンした原稿の種別と推奨機能とが設定される。このために、原稿別推奨機能リストの作成画面がタッチパネルディスプレイ380に表示される。タッチパネルディスプレイ380には図13に示す画面が表示される。
図13に示すように、タッチパネルディスプレイ380には、原稿種別の登録、推奨コピー機能の設定および推奨送信機能の設定することのできる画面が表示される。タッチパネルディスプレイ380に原稿別推奨機能リストの登録完了ボタン(図13参照)が押下されると(S3226にてYES)、スキャンした原稿について、作成された原稿フォーマットデータを登録原稿フォーマットデータとして記憶するとともに、登録された原稿別推奨機能リストを原稿別推奨機能管理テーブルに記憶する(S3238)。この後、動作は、原稿別推奨機能リストが登録された原稿と同じように図10および図11に示すような画面がタッチパネルディスプレイ380に表示されて、画像形成動作(コピー/送信)が行なわれる。
以上のようにして、本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムによると、MFPにおいてスキャンされた原稿の種別を識別して、その原稿に対応させて記憶された水晶機能を自動的に設定することができる。このため、多種多様な機能を備え、それらの機能が適宜組合せられて利用されるMFPにおいて、読込んだ原稿に応じて推奨される機能を提示して、その機能を容易に設定することにより、多くの機能を適切に組合せて利用することができる。
なお、上述したように、サーバコンピュータを備えないで、MFP単体でスキャンした原稿に適した機能を自動的に設定するようにしても、複数のMFP間で通信して、各MFPでスキャンした原稿に適した機能を自動的に設定するようにしても構わない。この場合には、MFP単体で原稿別推奨機能管理テーブルを記憶したり、複数のMFP間で通信して複数のMFPにおいて共通する原稿別推奨機能管理テーブルを記憶したりすることになる。
さらに、「社外秘」または「厳秘」の文字またはスタンプ印を識別したり、承認印の有無を識別したり、捺印者を識別したりして、これらの識別情報に基づいて、特別推奨メニュー(さらなる推奨メニュー)を表示することもできる。また、OCR認識した文字から出席者を識別して、その出席者の氏名からメールアドレスを引き当てて、スキャンtoメールモードでの宛先を自動的に設定することもできる。
また、特別推奨メニュー(さらなる推奨メニュー)が選択された場合、その原稿の原稿別推奨機能リストを特別推奨メニューの内容に変更(上書き修正)するようにしても構わない。
また、推奨コピー設定ボタンおよび推奨送信設定ボタンのいずれかを選択する場合であっても、原稿別推奨機能リストに登録された一部の設定を変更するようにしても構わない。さらに、その原稿の原稿別推奨機能リストを、変更した設定の内容に修正するようにしても構わない。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
200 サーバコンピュータ
300 MFP
400 ネットワーク回線

Claims (7)

  1. 設定された機能に基づいて所定の処理を実行する画像形成装置であって、
    原稿を走査して画像データを取得するための走査手段と、
    前記画像データと判定データとに基づいて原稿の種類を判定するための判定手段と、
    前記画像形成装置に設定することが推奨される推奨機能を、原稿の種類ごとに記憶するための記憶手段と、
    前記判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能を、前記画像形成装置に設定するための設定手段と、
    前記判定された原稿の種類に対応した推奨機能が記憶されていない場合には、前記画像形成装置に設定することが推奨される推奨機能をユーザが入力するための入力手段とを含み、
    前記判定データは、原稿を構成する罫線の配置位置原稿を構成する文字項目の配置位置原稿を構成する図面又は画像の配置位置、及び、原稿を構成する文字のフォントの種類又はサイズを含む原稿の書式であって、
    前記判定手段は、前記画像データと前記原稿の書式とに基づいて原稿の種類を判定するための手段を含む、画像通信装置。
  2. 前記設定手段は、判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能を、ユーザによる要求に基づいて変更して、前記画像形成装置に設定するための手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、前記画像データに基づいて、前記判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能とは異なる推奨機能を個別に作成するための作成手段をさらに含み、
    前記設定手段は、判定された原稿の種類に対応して記憶された推奨機能を異なる推奨機能に変更して、前記画像形成装置に設定するための手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記作成手段は、推奨機能が記憶された原稿と同じ種類の原稿であって内容が異なる原稿の画像データに基づいて、前記記憶された推奨機能とは異なる推奨機能を作成するための手段を含む、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は、前記変更された推奨機能を記憶するための手段を含む、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、他の画像形成装置との間において、前記他の画像形成装置において入力された推奨機能および前記判定データを互いに通信するための通信手段をさらに含み、
    前記記憶手段は、前記通信手段介して前記他の画像形成装置から受信した、前記他の画像形成装置において入力された推奨機能および前記判定データを記憶するための手段を含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、複数の画像形成装置において入力された推奨機能を管理する情報処理装置に接続され、
    前記画像形成装置は、前記情報処理装置と通信するための通信手段をさらに含み、
    前記記憶手段は、前記通信手段介して前記情報処理装置から受信した、前記他の画像形成装置において入力された推奨機能および前記判定データを記憶するための手段を含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
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