JP4817851B2 - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Description

本発明は、原稿を読み取った画像データや外部から入力された画像データを事前に解析して、原稿の属性を抽出し、属性に関連する設定項目のみを選択的に表示して印刷設定の決定を行うと共に、設定した印刷設定項目に基づいて画像データの加工や仕上げ処理を施して印刷出力する画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
従来より、原稿画像を読み取るスキャナ、スキャナで読み取った原稿画像を印刷する複写機、外部から入力された画像データを印刷するプリンタやファクシミリ装置、あるいは、これらの機能を兼ね備えた複合機などの画像形成装置が一般に用いられている。
この種の画像形成装置にあっては、原稿の種類や濃度といった原稿の状態に関する設定、拡大率/縮小率、片面/両面、あるいは余白サイズといった各種画像処理に関する設定、ソート、ステープル処理、あるいはパンチ穴あけといった仕上げ処理に関する設定など様々な機能に関する設定を行う必要がある。このため、ユーザは、印刷設定に関する非常に膨大なメニュー項目の中から所望の機能を探し出して、正確な設定入力を行わなければならなかった。
その原因としては、機器側で原稿内容に関する情報を事前に把握していないため、原稿によって設定する必要のない機能に関する選択肢までメニュー項目に存在することから、メニューが非常に複雑となり、ユーザの印刷設定に関する操作性が損なわれる結果となっていた。
そこで、コンタクトガラス上に原稿が載置され、原稿押えカバーが閉じると同時にプレスキャンが実行され、読み取った画像に基づいてカラー画像と白黒画像を判別したり、文字部と写真部とを判別することで原稿画像に応じた画像処理を自動的に分離処理できるようになり、操作性等の向上が図れる画像形成装置があった(特許文献1参照)。
また、原稿を走査して読み取った画像情報を記録情報に変換し、その記録情報に基づいて感光体上に光を投射して形成した静電潜像にトナーで現像し、転写材に転写して定着させる際、前記記録情報に基づいて転写材に転写されるトナー量を見積り、そのトナー量に基づいて定着条件を自動的に最適化することで、画質の向上を図るようにした画像形成装置があった(特許文献2参照)。
さらに、通常の画像形成のための設定を行う第1のモードと、それよりも省エネルギーで省資源による画像形成のための設定を行う第2のモードとを切り換え設定可能としたり、指定した資源量で画像形成可能な設定候補を複数表示させ、表示された候補の中から設定候補を選択して画像形成することにより、省エネルギー/省資源モードの機能がわかり易く表示され、設定動作も簡単に行える画像形成装置があった(特許文献3参照)。
また、ユーザが原稿の読み取り条件の設定を任意に行い、その内容を1つのグループとし、画像形成装置に表示される読み込み条件ボタンに対応させて記憶する。そして、事前に登録しておいた内容は、この読み込み条件ボタンを指定することで呼び出され、複数の設定項目が登録済みの設定値に自動更新することにより、原稿読み取り条件の設定が容易に行える画像形成装置があった(特許文献4参照)。
特開平8−279884号公報 特開平6−90334号公報 特開2002−182529号公報 特開2001−285534号公報
しかしながら、このような背景技術にあっては、ユーザが印刷設定を行う際に、膨大なメニュー項目の中から所望の機能を探し出して、正確な設定入力を行わなければならないため、非常に手間がかかる上、作業効率が悪くなるという問題があった。
この傾向は、特に最近の画像形成装置のように、使用頻度の高いものから使用頻度の低いものまで非常に豊富な機能を有しているもの、あるいは、それらを組み合わせた複合機などでは、印刷設定に要する手間が深刻な問題となりつつある。
また、上記特許文献1では、原稿をプレスキャンして読み取った画像に基づいて画像の種類を判別し、その判別した画像に基づいて画像処理を自動的に分離処理することができるが、印刷設定画面に表示される設定項目に直接反映されないため、印刷設定作業の効率化が図れないという問題があった。
さらに、上記特許文献2では、原稿を走査して読み取った画像情報を記録情報に変換し、その記録情報に基づいて転写材に転写されるトナー量を見積り、そのトナー量に基づいて定着条件を自動的に最適化するものであり、読み取った画像情報は内部処理に利用されるが、印刷設定項目には反映されないため、印刷設定作業を効率化することができないという問題があった。
また、上記特許文献3では、通常の画像形成のための設定モードと、省エネルギーで省資源の画像形成のための設定モードとを切り換え設定可能とし、指定した資源量で画像形成可能な設定候補を複数表示して、その中から設定候補を選択して画像形成するようにしたもので、予め決められた設定モード機能をわかり易く表示するにすぎず、原稿画像に応じて必要な設定項目数に絞るなど、設定動作をより簡易化するものではないという問題があった。
また、上記特許文献4では、ユーザが原稿の読み取り条件の設定を任意に行い、その内容を1つのグループとして読み込み条件ボタンに対応させて記憶しておく。そして、読み込み条件ボタンを指定すると、それに対応した登録内容を呼び出して、複数の設定項目を登録済みの設定値に自動更新することができるが、読み込み条件ボタンの指定をユーザ自身が行うという点で通常の設定作業と変わりはなく、読み込み条件の設定が容易になったとしても、設定作業自体の効率化が図られたとは言えないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、膨大なメニュー項目の中から設定に必要な簡素化されたメニューを提示することが可能となり、設定作業を適正かつ効率良く行える画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、取得した原稿の画像データを解析して原稿の属性として、両面原稿であるか片面原稿であるかを示す原稿面、原稿のページ数、前記原稿を構成するコンテンツの向きを示す原稿方向、前記原稿の上下左右の少なくともいずれかの余白の幅、の少なくともいずれか一つの原稿の属性を抽出する画像解析手段と、印刷設定項目のうち、抽出された一または複数の原稿の属性の少なくともいずれかに不必要な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行う表示制御手段と、前記表示部に表示された前記印刷設定項目の中から、利用者により指定された前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データに対して画像処理を実行し、当該画像処理が実行された画像データを用紙に印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2にかかる発明は、前記表示制御手段は、前記印刷設定項目の選択肢の中で、前記原稿の属性で推奨される選択肢を強調して前記表示部に表示することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、前記表示制御手段は、前記原稿の属性に適した印刷設定項目がすでに設定されている場合には、すでに設定された前記印刷設定項目を前記表示部に表示しないことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、原稿トレイにセットされた複数ページの原稿を順次搬送しながら所定の読み取り位置に原稿をセットし、前記複数ページの原稿を連続して自動的に読み取れるようにした自動原稿搬送手段をさらに備え、前記画像解析手段は、前記複数ページの原稿の画像データを1ページごとに解析して、1ページごとの前記原稿の属性を抽出し、1ページごとに抽出された前記原稿の属性の複数ページの統計情報を前記複数ページの原稿の属性として求め、前記表示制御手段は、前記複数ページの原稿の属性に不必要または不適切な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行うことを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、個々の原稿の属性に関連した機能の前記印刷設定項目の一覧を登録した関連機能対応情報を記憶する記憶手段と、前記画像解析手段で解析して抽出した原稿の属性を利用して、前記関連機能対応情報に基づいて、前記印刷設定項目を検索する関連機能検索手段と、をさらに備え、前記表示制御手段は、前記関連機能検索手段で検索された原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、前記表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部の印刷設定を行う既定のメニュー項目とは別の表示エリアに選択可能に表示することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、前記表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、印刷設定を行う既定のメニュー項目の上に重ねるポップアップメニューとして前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、前記表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を前記表示部に表示し、前記表示部から所望の選択肢の指定を受け付けることを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、前記画像解析手段は、前記自動原稿搬送手段による前記複数ページの原稿の搬送と読取りに連続して、前記原稿の画像データの解析を行うことを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、前記画像解析手段は、前記原稿の属性として定量的な属性が抽出された場合に、前記統計情報として、前記1ページごとの前記原稿の属性の平均値、最大値、最小値の少なくとも一つを求めることを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、前記画像解析手段は、前記自動原稿搬送手段によって前記複数ページの原稿を1ページごとに搬送して読み取るごとに、読み取ったページ数分の画像データの前記統計情報を求めて更新することを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、前記画像解析手段は、前記属性を抽出している最中に印刷開始ボタンが押下された場合は、押下時点で原稿の属性の解析処理を中断し、前記印刷手段は、前記押下時点で指定されている前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データを用紙に印刷することを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、前記表示制御手段は、前記印刷設定項目の指定に先立って、前記画像解析手段で抽出された原稿の属性に基づいて前記印刷設定項目の項目数を絞り込んで削減することを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、所定の読み取り位置にセットされた原稿を読み取る原稿読取装置と、前記原稿読取装置にネットワークで接続され、読み取った原稿の画像データに対して画像処理を施す画像処理装置と、前記原稿読取装置に前記ネットワークで接続された画像形成装置と、を備え、前記画像形成装置は、前記原稿読取装置で読み取った原稿の画像データを解析して原稿の属性として、両面原稿であるか片面原稿であるかを示す原稿面、原稿のページ数、前記原稿を構成するコンテンツの向きを示す原稿方向、前記原稿の上下左右の少なくともいずれかの余白の幅、の少なくともいずれか一つの原稿の属性を抽出する画像解析手段と、印刷設定項目のうち、抽出された一または複数の原稿の属性の少なくともいずれかに不必要な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行う表示制御手段と、前記表示部に表示された前記印刷設定項目の中から、利用者により指定された前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データに対して画像処理を実行し、当該画像処理が実行された画像データを用紙に印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする画像形成システムである。
また、請求項15にかかる発明は、取得した原稿の画像データを解析して原稿の属性として、両面原稿であるか片面原稿であるかを示す原稿面、原稿のページ数、前記原稿を構成するコンテンツの向きを示す原稿方向、前記原稿の上下左右の少なくともいずれかの余白の幅、の少なくともいずれか一つの原稿の属性を抽出する画像解析ステップと、印刷設定項目のうち、抽出された一または複数の原稿の属性の少なくともいずれかに不必要な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、前記表示部に表示された前記印刷設定項目の中から、利用者により指定された前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データに対して画像処理を実行し、当該画像処理が実行された画像データを用紙に印刷する印刷ステップと、を含むことを特徴とする画像形成方法である。
また、請求項16にかかる発明は、前記表示制御ステップは、前記原稿の属性に適した印刷設定項目の選択肢の中で、前記原稿の属性で推奨される選択肢を強調して前記表示部に表示することを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、前記表示制御ステップは、前記原稿の属性に適した印刷設定項目がすでに設定されている場合には、すでに設定された前記印刷設定項目を前記表示部に表示しないことを特徴とする。
また、請求項18にかかる発明は、原稿トレイにセットされた複数ページの原稿を順次搬送しながら所定の読み取り位置に原稿をセットし、前記複数ページの原稿を連続して自動的に読み取れるようにする自動原稿搬送ステップをさらに含み、前記画像解析ステップは、前記複数ページの原稿の画像データを1ページごとに解析して、1ページごとの前記原稿の属性を抽出し、1ページごとに抽出された前記原稿の属性の複数ページの統計情報を前記複数ページの原稿の属性として求め、前記表示制御ステップは、前記複数ページの原稿の属性に不必要または不適切な印刷設定項目を省略して前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする。
また、請求項19にかかる発明は、前記画像解析ステップで解析して抽出した原稿の属性を利用して、記憶手段に記憶された個々の原稿の属性に関連した機能の前記印刷設定項目の一覧を登録した関連機能対応情報に基づいて、前記印刷設定項目を検索する関連機能検索ステップと、をさらに含み、前記表示制御ステップは、前記関連機能検索ステップで検索された原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする。
また、請求項20にかかる発明は、前記表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部の印刷設定を行う既定のメニュー項目とは別の表示エリアに選択可能に表示することを特徴とする。
また、請求項21にかかる発明は、前記表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、印刷設定を行う既定のメニュー項目の上に重ねるポップアップメニューとして前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする。
また、請求項22にかかる発明は、前記表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を前記表示部に表示し、前記表示部から所望の選択肢の指定を受け付けることを特徴とする。
また、請求項23にかかる発明は、前記画像解析ステップは、前記自動原稿搬送ステップによる前記複数ページの原稿の搬送と読取りに連続して、前記原稿の画像データの解析を行うことを特徴とする。
また、請求項24にかかる発明は、前記画像解析ステップは、前記原稿の属性として定量的な属性が抽出された場合に、前記統計情報として、前記1ページごとの前記原稿の属性の平均値、最大値、最小値の少なくとも一つを求めることを特徴とする。
また、請求項25にかかる発明は、前記画像解析ステップは、前記自動原稿搬送ステップによって前記複数ページの原稿を1ページごとに搬送して読み取るごとに、読み取ったページ数分の画像データの前記統計情報を求めて更新することを特徴とする。
また、請求項26にかかる発明は、前記画像解析ステップは、前記属性を抽出している最中に印刷開始ボタンが押下された場合は、押下時点で原稿の属性の解析処理を中断し、前記印刷ステップは、前記押下時点で指定されている前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データを用紙に印刷することを特徴とする。
また、請求項27にかかる発明は、前記表示制御ステップは、前記印刷設定項目の指定に先立って、前記画像解析ステップで抽出された原稿の属性に基づいて前記印刷設定項目の項目数を絞り込んで削減することを特徴とする。
また、請求項28にかかる発明は、請求項15〜27のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項1にかかる発明によれば、取得した画像データに応じて印刷設定が容易かつ適切に行えるようになるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、既定のメニューのままで原稿の画像に応じて関連機能に絞り込んだ印刷設定メニューを作成することができ、印刷設定が容易に行えるように支援することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、画像解析手段で解析して抽出した原稿の属性を利用して、前記関連機能対応情報に基づいて、前記印刷設定項目を検索し、関連機能検索手段で検索された原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部に選択可能に表示するため、原稿の画像に応じた関連機能に絞り込んだ印刷設定メニューを作成することが可能となり、印刷設定が容易に行えるように支援することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部の印刷設定を行う既定のメニュー項目とは別の表示エリアに選択可能に表示するため、原稿に関連する項目に絞り込んだ簡易メニューと既定メニューとを同時に見ることが可能となり、ユーザの熟練度に応じて両方のメニューを使い分けることができる。特に、熟練者にとっては、簡易メニューの存在を邪魔に感じることがなくなるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、印刷設定を行う既定のメニュー項目の上に重ねるポップアップメニューとして前記表示部に選択可能に表示するため、既定メニューを選択する際に簡易メニューがポップアップして絞り込んだ選択肢から選べるので、初心者でも容易かつ適切に印刷設定が行えるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を前記表示部に表示し、前記表示部から所望の選択肢の指定を受け付けるため、直接画面を見ながら容易に設定操作を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、画像解析手段は、前記自動原稿搬送手段による前記複数ページの原稿の搬送と読取りに連続して、前記原稿の画像データの解析を行うため、複数ページから得られる原稿特性値を活用することができ、より適切な印刷設定支援と迅速な処理が可能になるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、画像解析手段は、前記統計情報として、前記1ページごとの前記原稿の属性の平均値、最大値、最小値の少なくとも一つを求めるため、原稿の特徴を表す様々な特性値を利用し、必要な機能を適切に絞り込むことができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、画像解析手段は、前記自動原稿搬送手段によって前記複数ページの原稿を1ページごとに搬送して読み取るごとに、読み取ったページ数分の画像データの前記統計情報を求めて更新するため、自動原稿搬送機能付き原稿読取手段の場合に得られる複数ページに渡る特性値を利用することで、必要な機能をより適切に絞り込むことができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、画像解析手段は、前記属性を抽出している最中に印刷開始ボタンが押下された場合は、押下時点で原稿の属性の解析処理を中断し、
前記印刷手段は、前記押下時点で指定されている前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データを用紙に印刷するため、印刷時に必要となる画像処理能力の低下を防止することができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、表示制御手段は、前記印刷設定項目の指定に先立って、前記画像解析手段で抽出された原稿の属性に基づいて前記印刷設定項目の項目数を絞り込んで削減するため、取得した画像データに応じて印刷設定が容易かつ適切に行え、印刷設定の支援が可能となるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、読み取った原稿の画像データに応じて、設定装置による印刷設定を容易かつ適切に行うことができるという効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、取得した画像データに応じて印刷設定が容易かつ適切に行えるようになるという効果を奏する。
また、請求項16にかかる発明によれば、既定のメニューのままで原稿の画像に応じて関連機能に絞り込んだ印刷設定メニューを作成することができ、印刷設定が容易に行えるように支援することができるという効果を奏する。
また、請求項19にかかる発明によれば、画像解析ステップで解析して抽出した原稿の属性を利用して、記憶手段に記憶された個々の原稿の属性に関連した機能の前記印刷設定項目の一覧を登録した関連機能対応情報に基づいて、前記印刷設定項目を検索し、表示制御ステップは、検索された原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部に選択可能に表示するため、原稿の画像に応じた関連機能に絞り込んだ印刷設定メニューが作成できるようになり、印刷設定が容易に行えるよう支援することができるという効果を奏する。
また、請求項20にかかる発明によれば、表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部の印刷設定を行う既定のメニュー項目とは別の表示エリアに選択可能に表示するため、原稿に関連する項目に絞り込んだ簡易メニューと既定メニューとを同時に見ることが可能となり、ユーザの熟練度に応じて両方のメニューを使い分けることができる。特に、熟練者にとっては、簡易メニューの存在が邪魔にならないという効果を奏する。
また、請求項21にかかる発明によれば、表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、印刷設定を行う既定のメニュー項目の上に重ねるポップアップメニューとして前記表示部に選択可能に表示するため、既定メニューを選択する際に簡易メニューがポップアップし絞り込んだ選択肢から選べるので、初心者でも容易かつ適切に印刷設定が行えるという効果を奏する。
また、請求項22にかかる発明によれば、表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を前記表示部に表示し、前記表示部から所望の選択肢の指定を受け付けるため、直接画面を見ながら容易に設定操作を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項23にかかる発明によれば、画像解析ステップは、前記自動原稿搬送ステップによる前記複数ページの原稿の搬送と読取りに連続して、前記原稿の画像データの解析を行うため、複数ページから得られる原稿特性値を活用することができ、より適切な印刷設定支援と迅速な処理が可能となるという効果を奏する。
また、請求項24にかかる発明によれば、画像解析ステップは、前記統計情報として、前記1ページごとの前記原稿の属性の平均値、最大値、最小値の少なくとも一つを求めるため、原稿の特徴を表す様々な特性値を利用し、必要な機能を適切に絞り込むことができるという効果を奏する。
また、請求項25にかかる発明によれば、画像解析ステップは、前記自動原稿搬送ステップによって前記複数ページの原稿を1ページごとに搬送して読み取るごとに、読み取ったページ数分の画像データの前記統計情報を求めて更新するため、複数ページに渡る原稿の特性値が容易に利用可能となり、必要な機能をより適切に絞り込むことができるという効果を奏する。
また、請求項26にかかる発明によれば、画像解析ステップは、前記属性を抽出している最中に印刷開始ボタンが押下された場合は、押下時点で原稿の属性の解析処理を中断し、前記印刷ステップは、前記押下時点で指定されている前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データを用紙に印刷するため、印刷時に必要となる画像処理能力の低下を防止することができるという効果を奏する。
また、請求項27にかかる発明によれば、表示制御ステップは、前記印刷設定項目の指定に先立って、前記画像解析ステップで抽出された原稿の属性に基づいて前記印刷設定項目の項目数を絞り込んで削減するため、取得した画像データに応じて印刷設定が容易かつ適切に行え、印刷設定の支援が可能となるという効果を奏する。
また、請求項28にかかる発明によれば、請求項15〜27のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる画像形成装置、画像処理システム、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムの最良な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の画像形成装置の概略構成を説明するブロック図である。本発明の特徴は、画像形成装置におけるユーザの印刷設定動作に先立って原稿の読み取り(プレスキャン)が行われる。これは、読み取った原稿の画像データを解析して原稿の属性を抽出し、その属性に関連した機能を検索するようにする。検索した関連機能は、当該原稿の画像形成の印刷設定に必要なメニュー項目の絞り込みを行うのに利用され、絞り込んだメニュー項目をユーザインタフェースである操作パネル上に表示することで、印刷設定の支援を行うものである。ここでは、画像形成装置として、スキャナ、複写機、プリンタなどの機能を具備する複合機(MFP機)を用いて実施したものである。
図1に示す画像形成装置10は、原稿読取手段としての原稿読取部11、その原稿読取部11を構成するスキャナ111およびスキャナコントローラ112、自動原稿搬送手段としてのADF(オート・ドキュメント・フィーダ)113、画像記憶手段としての画像記憶部12、画像処理手段としての画像処理部13、印刷手段としての印刷部14、その印刷部14を構成するプリンタ141およびプリンタコントローラ142、仕上げ処理手段としての仕上げ処理部143、画像解析手段としての画像解析部15、関連機能検索手段としての関連機能検索部16、関連機能検索部16が参照する関連機能対応表が格納された関連機能DB161、ユーザが画像形成装置を操作したり印刷設定などの入力を行う操作パネル18、操作パネル18の制御を行うとともに、操作パネル18から入力された印刷設定をイベント等により受け付ける操作パネル制御部17(設定手段)、操作パネル18を構成する表示部181および入力部182、装置全体を制御するシステム制御部19、および通信制御部20などによって構成されている。また、画像形成装置10は、通信制御部20を介してネットワーク21と接続されている。そして、画像形成装置10は、原稿22の画像を読み取って画像処理を施した後、印刷物23として出力される。
原稿読取部11は、スキャナ111によって所定の読み取り位置にセットされた原稿21のイメージを読み取ってディジタル画像データに変換するもので、それらの動作制御はスキャナコントローラ112が行っている。なお、この原稿読取部11では、複数ページの原稿をセットすると、読み取り位置に1枚ずつ順に繰り出しながら連続して自動的に読み込みが行えるADF113が搭載されている。また、このADF113は、用紙の片面に印刷された片面原稿だけでなく、両面に印刷された両面原稿を搬送途中に反転させることにより両面を自動的に読み込むことができる反転機能も備えている。
画像記憶部12は、原稿読取部11で読み取った画像データや外部から入力された画像データ等を一時的に保存しておくバッファメモリである。
画像処理部13は、スキャナ111で読み取られ画像記憶部12に一時保存された多値データをγ補正やMTF補正等を行った後、スライス処理やディザ処理のような階調処理を行って2値(または多値)化処理したり、ユーザが操作パネル18を使って設定した各種印刷機能に対応した画像処理(拡大/縮小、濃度/色の調整など)やレイアウト加工処理(両面印刷/片面印刷、集約印刷、余白サイズの調整など)を行うものである。
印刷部14は、ここでは画像処理部13で処理された画像データに基づいて、例えば光ビームを偏向走査させ、感光体上に形成した静電潜像にトナーを使って現像し、生成されたトナー画像を転写紙に転写して、定着処理を行う電子写真技術を用いたプリンタ141とそのプリンタを制御するプリンタコントローラ142とにより構成されている。なお、この印刷部14には、ユーザによる印刷設定に基づいて、印刷された印刷物23を部数やページ単位で仕分けするソート処理、複数枚の印刷物23を揃えてステープルで綴じるステープル処理、あるいは、複数枚の印刷物23をバインダーやファイルに綴じるためのパンチ穴を空けるパンチ穴処理といった仕上げ処理を行う仕上げ処理部143がさらに搭載されている。
画像解析部15は、画像記憶部12内に記憶された画像データに対して光学式文字認識を行うOCR(オプティカル・キャラクタ・レコグニッション)処理を実施し、原稿画像の様々な属性を抽出するものである。この原稿画像の属性の抽出は、具体的には、属性ごとに対応して数値化された原稿の特性値を算出することによって行われる。ここで、原稿属性とは、原稿の画像関係、レイアウト関係、ADF(自動原稿搬送)関係に関する性質を示すものである。例えば、画像関係の原稿属性としては、画像種類(文字、写真、イラストあるいはそれらの混合)、使用色(原稿で使用している色情報であり、モノクロ/カラーの区別)、原稿濃度、画素密度(原稿全体における有画素部分の面積比率)、使用文字サイズなどがあり、これらの原稿属性の特性値は、それぞれの属性に対応して数値化したデータである。また、レイアウト関係の原稿属性としては、原稿方向(原稿の上下左右の位置関係情報)、原稿サイズ、上下左右の余白寸法、レイアウト情報(段組み原稿か否か)などがあり、これらの原稿属性の特性値は、それぞれの属性に対応して数値化したデータである。さらに、ADF関係の原稿属性としては、原稿のページ数、原稿面(両面原稿/片面原稿の区別)などがあり、これらの原稿属性の特性値は、それぞれの属性に対応して数値化したデータである。なお、これらの特性値のうち、定量的な値に関しては、平均値や最大値、最小値といった統計的な値も併せて算出して、利用することが可能である。なお、本実施の形態では、原稿の属性を抽出する具体的な手法として属性に対応した特性値を算出する手法を採用しているが、これに限定されるものではなく、原稿の属性を抽出することができるものであれば、特性値以外のもの、例えば、文字列または文字列と数値の組み合わせによる特性情報等を利用することができる。以下の実施の形態では、原稿の属性を抽出することと、原稿の属性の特性値を算出することと同義とする。
関連機能検索部16は、画像解析部15で算出された各種の原稿特性値(原稿の属性)が入力されると、当該原稿を複写(画像データを印刷)する際に必要な印刷設定のメニュー項目を絞り込むため、各種特性値(原稿の属性)に関連する機能を検索するものである。この関連機能検索部16は、個々の原稿特性値(原稿の属性)に関連した機能が対応付けられた関連機能対応表を格納する関連機能DB161と接続されている。このため、関連機能検索部16が関連機能DB161を使って、入力される原稿特性値(原稿の属性)に対応した関連機能を検索することにより、操作パネル制御部17が操作パネル18を介して当該原稿の印刷設定メニューを表示する際に、原稿に応じたメニュー項目に絞り込むことが可能となる。
操作パネル18は、ユーザが画像形成装置10を操作する際のユーザインタフェースであり、操作情報等が表示される表示部181と、操作や設定入力を行うための入力部182などを備えている。この操作パネル18を使って印刷設定を行う場合は、この画像形成装置10で実行したい機能をメニュー項目として表示部181上の設定画面に表示させ、当該メニュー項目の中からユーザが任意に選択して設定するものである。メニュー項目を選択する入力部182としては、ここでは表示部181の表面に装着され、表示内容に直接タッチして入力することができるタッチパネルを採用しているが、別に設けられたキーボードなどを使って入力しても勿論良い。印刷設定の具体例としては、例えば、原稿の状態に応じた原稿読取部11における読み取り条件の設定(ADFの搬送条件も含まれる)、読み取った画像データを加工する画像処理部13における設定、印刷部14における印刷条件の設定、あるいは、印刷後の印刷物に対してソート、ステープル、パンチ穴などの仕上げ処理を行う仕上げ処理部143の設定などを行うことができる。
システム制御部19は、各構成部と接続されていて、画像形成装置10全体を制御するものである。このシステム制御部19は、CPU、ROM、RAMなどから構成されており、CPUがROMなどに格納されている基本プログラムに基づいて、RAMのワーク領域を利用しながら各種処理が実行される。
通信制御部20は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネットなどのネットワーク21と接続され、通信プロトコルに従ってネットワークに接続された他の機器との間で画像データや制御データ等のやり取りするものである。
本第1の実施の形態の画像形成装置10は、上記のように構成されており、次に動作について説明する。ユーザは、図1に示す原稿22を複写する際に、印刷設定を行って所望の画像加工や仕上げ処理を行うようにする。まず、複写したい原稿22を原稿読取部11の原稿台(読み取り位置)に載せてスキャナ111で読み取り、その画像データを画像記憶部12に一時記憶させる。画像解析部15は、画像記憶部12の画像データを解析して原稿の属性を表す特性値を抽出する。関連機能検索部16は、抽出された特性値に基づいて、関連機能DB161に格納された関連機能対応表を参照しながら個々の特性値に対応した機能を検索する。
操作パネル制御部17は、操作パネル18から入力された印刷設定をイベント等により受け付ける。また、操作パネル制御部17は、操作パネル18の表示部181に印刷設定用のメニューを表示する際に、全ての項目が網羅された既定メニューの中から当該原稿に関連するメニュー項目のみに絞ってメニュー項目を決定し、決定したメニュー項目のみを表示部18に表示させる。これにより、ユーザは、当該原稿に関連する絞り込まれたメニュー項目のみを見て設定を行えばよいため、関係のない選択肢について考慮したり、関係のない選択肢を誤って選択することがなくなり、印刷設定を短時間で容易かつ適切に行えるように支援することができる。このようにして、操作パネルの入力部182から印刷設定が行われると、設定内容に基づいて画像処理部13で画像データが加工され、印刷部14で印刷処理される。また、ステープルやパンチ穴等の仕上げ処理に関する設定が行われた場合は、印刷された印刷物23を束ねて仕上げ処理部143でステープル処理やパンチ穴開け処理が行われて、トレイに排出される。
このように、第1の実施の形態によれば、ユーザの印刷設定に先立って、読み取った原稿の画像データから原稿の属性を抽出し、その属性に関連する機能を検索して印刷設定のメニュー項目を絞り込むことで、ユーザによる印刷設定をより容易かつ適切に行えるように支援することができる。
なお、本発明の効果である印刷設定を支援するという意味は、印刷設定のメニュー項目を決定する意味であり、例えば、印刷設定のメニュー項目を絞り込んでメニュー項目数を削減することで設定を容易にすること等があげられる。ただし、必ずしもこれに限定する趣旨ではなく、メニュー項目によっては抽出した特性値(原稿の属性)に応じて他に選ぶべき選択肢がなくなった場合、選択肢が自動的に決まるため、その結果として自動設定が行われたのと同一視できる場合がある。自動的に決定されたメニュー項目を表示するか否かは、別に考えればよいが、選択肢が自動的に決まる場合でも印刷設定時の選択肢が少なくなるという意味で印刷設定を支援しているということができる。以下の実施の形態の場合も同様である。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態では、図1に示すように、画像形成装置10内で全ての処理が行われるが、本発明は必ずしもこれに限定されない。本第2の実施の形態の特徴は、図1と同様な画像形成装置や原稿読み取り機能を持ったスキャナ、印刷機能を持ったプリンタ等がネットワークを介して当該画像形成装置10と接続され、個々に処理された画像データや特性値(原稿の属性)に基づいて印刷設定や印刷処理を別の場所で行うように構成したもので、本発明を画像形成システムとして捉えることができる。
図2は、第2の実施の形態にかかる画像形成システムの概略構成を説明するネットワーク構成図である。図2に示す画像形成システムは、インターネットなどのネットワーク21を介して、上記図1に示した画像形成装置10が接続されていると共に、原稿等の画像を読み取ることができるスキャナなどの原稿読取装置114、印刷機能を持った印刷装置144、スキャナで読み取った画像データを印刷用に加工する画像処理装置131などが接続されて構成されている。上記したように、画像形成装置10は単独でも本発明の処理を実行することが可能であるが、別の原稿読取装置114で読み取った原稿の画像データをネットワーク21を経由して画像形成装置10に送り(図1参照)、画像データを一旦画像記憶部12に記憶させ、画像解析部15で原稿の属性を抽出し(属性の特性値を算出し)、この属性(特性値)に関連した機能を関連機能検索部16で検索し、その検索結果を操作パネル制御部17に渡すことで、操作パネル18に表示されるメニュー項目を原稿の画像データに応じて絞り込むことが可能となる。
また、図2の画像形成装置10で設定した印刷設定情報と画像データとをネットワーク21を経由して画像処理装置131に送り、ここで画像データを加工し、さらに、その加工データをネットワーク21を経由して印刷装置144に送って印刷処理したり仕上げ処理を行うようにしても良い。
このように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の画像形成装置の処理機能をネットワークを介して接続された装置間で分担して処理することも可能であり、第1の実施の形態と同様に、原稿の画像データに応じて印刷設定のメニュー項目を絞り込むことでユーザによる印刷設定を支援することが可能となる。
[第3の実施の形態]
図3は、画像解析部で抽出された原稿特性値(原稿の属性)と関連付けられた設定項目例を示す関連機能DBの関連機能対応表を示した図である。図3に示すように、画像関係の属性は、例えば使用色、種類、濃度、文字サイズなどがあり、特性値は、これらの属性を数値化したものである。使用色は、原稿で使用されている色の情報であって。カラー原稿の場合にのみ、色の調整や編集に関連するメニュー提示し、モノクロ原稿の場合にはこれらのメニューを提示しないようにする。種類は、原稿のコンテンツの種類を意味し、文字のみの原稿/写真のみの原稿/文字と写真が混在する原稿のそれぞれの場合において、適切なコントラストをデフォルト値として設定する。濃度は、原稿のコンテンツの(平均的な)濃度であり、適切な濃度に仕上がるような値をデフォルト値として設定する。また、文字サイズは、原稿で使用されている(平均的な)文字サイズであり、これが一定値以下の場合は縮小印刷や集約印刷に関するメニューを提示しないようにする。
また、図3に示すレイアウト関係の属性については、例えば、原稿サイズ、原稿方向、段組形式、余白サイズなどがあり、特性値はこれらの属性を数値化したものである。原稿サイズは、原稿の用紙サイズであり、この値と、その時点で設定されている拡大/縮小の割合から導き出される用紙サイズをデフォルト値として設定する。原稿方向は、原稿のコンテンツの向きであり、これに応じて適切な原稿セット方向をデフォルト値として設定する(この情報は、余白調整、およびステープルやパンチ穴の指定時の上・下・左・右の解釈や、両面原稿の開き方向の解釈などに利用される)。段組形式は、原稿の段組に関するレイアウト情報であり、2段組原稿のように、中央をステープル処理するにふさわしい原稿である場合にのみ、ステープル位置の候補に「中綴じ」が加わる。余白サイズは、原稿の上下左右に設けられている余白の寸法であり、余白が不適切な場合には余白調整に関するメニューを提示する。また、特に上部/左部の余白が小さすぎる場合は、その場所へのステープル処理やパンチ穴あけ処理に関するメニューを提示しないようにする。
さらに、図3に示すADF関係の属性については、例えば、原稿面、ページ数などがあり、特性値はこれらの属性を数値化したものである。原稿面は、片面にのみコンテンツが印字されたものであるか、両面共に印字されたものであるかを表す値であり、片面原稿である場合には、「両面原稿」の設定メニューを提示しないようにし、両面原稿である場合には「両面原稿」をデフォルト値として設定する。ページ数は、原稿の枚数であり、1ページのみの原稿の場合には、「ステープル」「ソート」「スタック」などのメニューを提示しないようにする。
本第3の実施の形態では、ADF機能を持たない原稿読取部11を用いて1枚ずつ原稿を読み取るようにし、読み取った画像データに基づいて画像解析部15で種々の特性値や統計情報を算出し、その特性値に対応した関連機能を図3に例示した関連機能DB161の関連機能対応表を参照しながら関連機能検索部16で検索を行い、得られた関連機能により絞り込んだ印刷設定用のメニュー項目のみを操作パネル18の表示部181に提示して、印刷設定を行い、操作パネル制御部17によって印刷設定を受け付けるようにする。以下、この第3の実施の形態の動作について図1、図3、図4−1、図4−2、図5−1、図5−2、および図9を用いて説明する。
図4−1は、画像濃度のやや薄い原稿イメージ例を示した図であり、図4−2は、図4−1の原稿に基づいて絞り込まれた印刷設定用の簡易メニュー例を示した図であり、図5−1は、適切な画像濃度で2段組みで構成された原稿イメージ例を示した図であり、図5−2は、図5−1の原稿に基づいて絞り込まれた印刷設定用の簡易メニュー例を示した図であり、図9は、第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
まず、原稿読取部11のスキャナ111の読み取り位置に1枚目の原稿をセットした後(ステップS100)、操作パネル18上に配置した図示省略の複写開始ボタンか読取開始ボタンのいずれが押下されたかをシステム制御部19が監視する(ステップS101)。
ここで、ユーザが操作パネルを使って各種印刷設定を行って、操作パネル制御部17によって操作パネル18から入力された印刷設定を受け付けた後、操作パネル18上で複写開始ボタンが押下された場合は、従来の複合機や複写機の動作と同じになるため、ここではその動作説明は省略する。
ステップS101において、読取開始ボタンが押下された場合は、直ちに印刷処理は行われず、原稿読み取り処理のみが実行される(ステップS102)。ここで読み取られた原稿の画像データは、画像記憶部12に一旦保存された後(ステップS103)、画像解析部15において画像データに対しOCR処理が実行されて、原稿の各種特性値が算出される(ステップS104)。この画像解析部15では、OCR処理を実行するため、様々なテクニックを利用して原稿特性値を算出している。例えば、画像領域を分割することによって、上下左右の余白寸法やレイアウトに関する特性値を算出する。また、文字方向を特定することによって、原稿方向に関する特性値を算出する。さらに、文字を分割することにより、文字サイズの特性値を算出する。また、画素ピクセルを解析することにより、使用色、原稿濃度、あるいは画素密度といった特性値を算出することができる。そして、これらの特性値のうち、上下左右の余白寸法や文字サイズ、原稿濃度、画素密度といった定量的に測定可能な値については、平均値や最大値、最小値といった統計情報を算出することにより、必要な機能を適切に絞り込むことができる。なお、算出される特性値の種類としては、図3に示すように、画像関係、レイアウト関係、ADF関係の3つに大きく分類することができ、各分類の中身はさらに細分化されている。
関連機能検索部16は、画像解析部15で算出された原稿特性値を図3に示す関連機能DB161の関連機能対応表と照合することにより、当該原稿22を複写する際に必要な関連機能を検索することができる(ステップS105)。
ここで、関連機能検索部16の具体的な動作例について説明する。最近の画像形成装置には、非常に多くの機能が搭載されているが、本発明のように処理対象の原稿の特性が特定できた時点で、(1)設定が自動化できる機能と、(2)設定が必要な機能と、(3)設定すべきでない機能(設定が不必要な機能、設定が不適切な機能)とに分類することができる。
例えば、上記(1)の設定が自動化できる機能例としては、原稿方向が特定できれば、原稿の方向をユーザが指定する必要がなくなり、また、原稿面が特定できれば、片面原稿か両面原稿かをユーザが指定する必要がなくなるため、設定を自動化することが可能になる。
次に、上記(2)の設定が必要になる機能としては、原稿濃度が標準値から大きく外れたような場合であり、ユーザによる濃度調整が必要となるため、関連機能として抽出する必要がある。
次に、上記(3)の設定すべきでない機能としては、原稿がモノクロ原稿の場合に、色設定に関する機能は不必要である。また、原稿が段組されていない全面原稿の場合には、中綴じステープル機能(中央部分をステープルで閉じて2つ折りにして、週刊誌のような冊子に仕上げる機能)の設定は不適切である。さらに、文字サイズが極端に小さい場合には、それよりもさらに文字サイズを小さくする縮小印刷機能は不適切である。また、余白部分が極端に少ない原稿の場合は、余白部分にステープル処理やパンチ穴あけ処理を行うことができないため、ステープル処理やパンチ穴あけ処理の機能は不適切である。このため、これらの機能については、関連機能として抽出しないようにする。
そして、図3に示す関連機能対応表には、原稿の属性である特性項目毎に、その特性値(定量的な値の場合の場合にはその範囲)とその条件が満たされた場合に関連する機能の対応関係が記述されており、関連機能検索部16は、画像解析部15で得られた各種の原稿の属性の特性値をこの関連機能対応表に照合することにより、当該原稿を複写する際に必要な機能を絞り込んで、ユーザによる明示的な設定が要求される機能を大幅に限定することができる。関連機能検索部16による検索結果は、原稿に関連するメニュー項目として操作パネル18上に表示、あるいは、既にメニューが表示されている場合はその表示を更新する(ステップS106)。
ユーザは、次の原稿を読み取り位置にセットすると(ステップS107)、ステップS101に戻り、複写開始ボタンが押されるまで上記動作が繰り返し行われる。
ステップS101において、複写開始ボタンが押された場合、この時点までにユーザによって設定された機能を画像印刷部14に反映させ(ステップS108)、既に読み込みが完了して画像記憶部12内に蓄積されている原稿の画像データを設定条件にて印刷する(ステップS109)。この印刷処理は、画像記憶部12内の画像データを全て印刷するまで繰り返される(ステップS110)。
画像記憶部12内に蓄積された画像データの印刷が完了した後は、通常の複合機や複写機と同じ動作となり、次原稿の有無を判断する(ステップS111)。ここで次原稿がある場合は、読み取り位置にセットし(ステップS112)、複写開始ボタンが押下されるのを待って(ステップS113)、原稿の読み取り処理を行い(ステップS114)、読み取った画像データを上記設定条件によって印刷処理される(ステップS115)。この処理は、原稿がなくなるまで繰り返し行われる(ステップS111)。
本第3の実施の形態では、操作パネルの表示部181の面積に制約があって、通常の既定メニューと関連機能の簡易メニューとが同時に表示することができない場合については、不図示のメニュー切り替えボタンを用意して両者を交互に切り替えて使用すれば良い。例えば、図4−1に示す原稿の場合は、原稿の濃度が若干薄いため、図4−2に示す簡易メニューには、濃度に関する選択肢が表示され、その中の「やや濃く」のボタンが推奨されている。これは、特性値から最もふさわしいと判断される値(推奨値)をデフォルト状態として選択したためであるが、単に選択肢を表示するだけであっても勿論良い。
さらに、図4−1の原稿を見るとわかるように、左余白が極端に少ない原稿であるため(上部余白があるので、関連機能としてステープルやパンチ穴に関する項目はある)、図4−2に示す簡易メニューでは、ステープル位置やパンチ穴位置の選択肢から「左2箇所」のボタンが省略されている。さらに、図4−1の原稿は全面原稿であるため、ステープル位置の選択肢の中から「中綴じ」のボタンが省略されている。
また、図5−1に示す原稿の場合は、原稿の濃度が適切であるため、図4−2に示す簡易メニューには、濃度に関する項目が省略されている。さらに、図5−1の原稿は、文字だけの原稿であるため、コントラストに関する選択肢の中で「高め」が推奨されている。なお、図4−1の原稿は、文字と写真が混在しているため、関連機能としてコントラスト調整が必要であり、図4−2の簡易メニューにもコントラストの項目は存在しているが、ここでは図示を省略している。
また、図5−1の原稿は2段組であって、上と左の余白が十分にあるため、ステープル位置とパンチ穴位置に関する設定項目では、全ての選択肢のボタンが提示されている。
このように、第3の実施の形態によれば、印刷設定の受け付けに先立って対象となる原稿を読み取り、原稿の属性を表す特性値を抽出して、特性値に対応した関連機能を検索し、その結果絞り込まれた検索結果を操作パネルに表示する設定メニューに反映させたため、ユーザは操作パネルに表示された原稿に関連した絞り込まれたメニュー項目の中だけで設定すればよく、短時間で効率良く容易に設定することができる。また、対象原稿と関係のない設定項目は表示されないため、確実に誤設定を防止することができる。
[第4の実施の形態]
上記第3の実施の形態では、図4−2あるいは図5−2に示すように、原稿特性値に対応した関連機能の選択肢のみを操作パネルに表示したが、本第4の実施の形態では、操作パネル18の表示部181に通常の既定メニューと関連機能の簡易メニューとを同時に表示させた場合の表示例について説明する。
図6は、操作パネルに表示した通常の既定メニューに対して関連機能の簡易メニューをポップアップ表示した画面例を示す図であり、図7は、操作パネルの表示部に通常の既定メニューと関連機能の簡易メニューとを別エリアで表示した画面例を示す図であり、図8は、操作パネルの表示部に表示した通常の既定メニューに対して関連機能の選択肢を強調表示した画面例を示す図である。
まず、図6に示すように、操作パネル18の表示部には、通常の既定メニュー183が表示されており、その既定メニュー183を使って通常の印刷設定を行い、操作パネル制御部17で操作パネル18から入力された印刷設定を受け付けることも可能である。これは、熟練者が既定メニュー183を使って印刷設定を行う場合に適している。しかし、中には印刷設定に慣れていないユーザが居るため、既定メニュー183の中で原稿と関連した機能を選択する際に自動的に簡易メニュー184がポップアップ表示するようにしたり、最初から簡易メニューを使って設定したい場合は、簡易メニュー表示ボタン(図示省略)を押下して、図6に示すような簡易メニュー184をポップアップ表示させることで、容易かつ適切に印刷設定を行うことができる。
図7の場合は、操作パネル18の表示部を既定メニュー183を表示するエリアと、簡易メニュー184を表示するエリアとに分けて同時に表示させたものである。このように、既定メニュー183と簡易メニュー184とが同時に表示可能であれば、熟練者は右側に提示された簡易メニュー184を無視し、既定メニュー183を使って詳細な印刷設定を行うことができる。また、初心者の場合は、左側に提示された既定メニュー183を無視して、簡易メニュー184だけを使って容易かつ適切に印刷設定を行うことができる。このように、図7の場合は、メニュー表示の切り替え等を行う必要がない上、ユーザの熟練度に関係なくいつでも自由に設定することができる。
図8の場合は、操作パネル18の表示部に既定メニュー183を表示させておき、関連機能の簡易メニューを別に表示することはしない。つまり、既定メニュー183の項目は、簡易メニューに相当する関連機能を全て含んでいるため、別エリアに表示するのではなく、既定メニュー183の中で関連機能であることが一見して容易に認知できるように、該当する選択ボタン185、186、187を強調表示したものである。これにより、印刷設定経験の短いユーザは、強調された選択肢だけを見ながら容易かつ適切に設定することができ、熟練者の場合には、強調表示されている選択肢を無視して、既定メニューを使って詳細に印刷設定を行うことが可能である。強調表示を行う方法としては、例えば、選択ボタンを点滅させたり、文字色や背景色を変更したり、文字色/背景色を反転させることなどが考えられるが、必ずしもこれに限定されず、他の選択ボタンと識別可能な表示方法であればいかなるものであってもよい。
このように、第4の実施の形態によれば、操作パネル18の表示部に既定メニューと簡易メニューとを同時に表示させて、両方のメニューをユーザが任意に使い分けられるようにしたため、印刷設定経験の短いユーザから熟練者までのあらゆるユーザに適した設定環境を提供することができる。
[第5の実施の形態]
本第5の実施の形態の画像形成装置の特徴は、ADF機能を有する原稿読取部11を用いて複数枚の原稿を自動読み取りできるようにした点にあり、図1に示すように、画像形成装置10の原稿読取部11にADF113が装着されている。
図10は、第5の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。以下、この第5の実施の形態の動作について図1、図3、および図10を用いて説明する。まず、図1に示す原稿読取部11のスキャナ111に複数枚の原稿をまとめてセットし(ステップS200)、操作パネル18上に配置した図示省略の読取開始ボタンが押下されたか否かをシステム制御部19が監視する(ステップS201)。
ここで、ユーザが操作パネル18を使って各種印刷設定を行い、操作パネル制御部17で操作パネル18から入力された印刷設定を受け付けた後、操作パネル18上で複写開始ボタンが押下された場合は、従来の複合機や複写機の動作と同じになるため、ここではその動作説明は省略する。
上記ステップS201において、読取開始ボタンが押下されると、印刷処理は行われず、原稿の連続読み取りのみが実行される(ステップS202)。原稿1ページ分を読み取る度に、読み取られた画像データは順次画像記憶部12に保存され(ステップS203)、画像解析部15において画像データに対してOCR処理を実行して、原稿に関する各種特性値が算出される(ステップS204)。この画像解析部15では、OCR処理を実行するため、様々なテクニックを利用して原稿特性値を算出している。例えば、画像領域を分割することにより、上下左右の余白寸法やレイアウトに関する特性値を算出し、文字方向を特定することにより、原稿方向に関する特性値を算出し、文字を分割することにより、文字サイズの特性値を算出し、画素ピクセルを解析することにより、使用色、原稿濃度、あるいは画素密度といった特性値を算出している。そして、このようにして算出された特性値のうち、上下左右の余白寸法や文字サイズ、原稿濃度、画素密度といった定量的に測定可能な値については、平均値や最大値、最小値といった統計情報もあわせて算出し、ページ読み取りの進行に従って、これらの値を逐次更新している。特に、第5の実施の形態のように、ADF113を使って複数枚の原稿を読み取る場合は、統計情報を算出することにより、複数枚の原稿に対する印刷設定を行う際に必要な機能を適切に絞り込むことができる。
算出される特性値の種類は、図3に示すように、画像関係、レイアウト関係、ADF関係の3つに大きく分類することができ、各分類の中身はさらに細分化されている。この特性値の種類と関連する設定項目については、図3を使い上記第3の実施の形態で説明しているため、ここでは重複説明を省略する。
関連機能検索部16は、画像解析部15で算出された原稿特性値に基づいて図3に示す関連機能DB161の関連機能対応表と照合して、原稿22を複写する際に必要な関連機能を検索する(ステップS205)。この関連機能検索部16における具体的な動作例については、第3の実施の形態で説明したものと同様であるため、説明を省略する。
このようにして、関連機能検索部16による検索結果は、原稿に関連するメニュー項目として操作パネル18上に表示、あるいは、既にメニューが表示されている場合はその表示を更新する(ステップS206)。
次の原稿は、ADF113により読み取り位置に自動的にセットされ(ステップS207)、ステップS202に戻って、原稿読み取り動作以下が繰り返し行われる。
そして、ステップS208において、システム制御部19は、上記ステップS200〜ステップS207の原稿情報読取段階における動作中に複写開始ボタンが押されたか否かを監視し、押されていない場合は、原稿情報読取段階の処理を継続する。
ステップS208において、複写開始ボタンが押されたと判断すると、原稿情報読取段階処理を直ちに中断し(ステップS209)、この時点までにユーザが操作パネルの表示に基づいて設定した機能を印刷部に反映させ(ステップS210)、画像記憶部12内に蓄積された画像データをその設定条件で印刷する(ステップS211)。この印刷処理は、画像記憶部12内の画像データを全て印刷するまで繰り返される(ステップS212)。
画像記憶部12内に蓄積された画像データの印刷が全て完了した後は、通常の複合機や複写機と同じ動作となり、次原稿の有無を判断する(ステップS213)。ここで次原稿がある場合は、ADF113が次原稿を自動的に読み取り位置にセットし(ステップS214)、原稿の読み取り処理を行い(ステップS215)、読み取った画像データを上記設定条件にて印刷処理される(ステップS216)。この処理は、原稿がなくなるまで繰り返し行われる(ステップS213)。
このように、第5の実施の形態によれば、原稿読取部11にADF113が搭載されており、複数枚からなる原稿を順次読み取り位置にセットしながら自動読み取りを行い、原稿の属性を表す特性値をそれぞれ抽出し、その特性値に対応した関連機能を検索するため、より適切な設定と迅速な処理が可能となり、複数枚の原稿から得られる特性値を活用することによって、必要な機能をより適切に絞り込むことができる。
また、第5の実施の形態によれば、複数枚からなる原稿を順次読み取りながら原稿特性値を解析する処理の途中で複写開始ボタンが押された場合は、解析処理を直ちに中断するようにしたため、印刷時に画像処理するの処理能力が解析処理によって低下するのを確実に防止することができる。
なお、上記した第1〜第5の実施の形態における画像形成装置には、図1に示すように、システム制御部19にCPU、ROM、RAMなどを備え、操作パネル18にはディスプレイ装置などの表示部181と、タッチパネルなどを使った入力部182とを具備し、さらに図示省略したHDDやCDドライブなどの外部記憶部などを備えたものも普及しつつある。
このようなハードウェア構成からなる本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供するように構成しても良く、また、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
さらに、本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、インターネット等のネットワーク21を介してダウンロードさせることにより提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の画像形成装置で実行されるプログラムは、CPU(プロセッサ)がROMなどの記録媒体からプログラムを読み出して実行することにより、HDDなどの主記憶装置上にロードされて生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムは、原稿の印刷設定を実行する前に読み取ったり外部から送られてきた原稿の画像データを解析し、原稿属性を表す特性値を抽出して、特性値に関連する機能を検索することで設定項目を絞り込むようにした複写機、ファクシミリ、プリンタ、それらの複合機などの画像形成装置、画像形成システム、画像形成装置方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムに適している。
本発明の画像形成装置の概略構成を説明するブロック図である。 第2の実施の形態にかかる画像形成システムの概略構成を説明するネットワーク構成図である。 画像解析部で抽出された原稿特性値と関連付けられた設定項目例を示す関連機能DBの関連機能対応表を示した図である。 画像濃度のやや薄い原稿イメージ例を示した図である。 図4−1の原稿に基づいて絞り込まれた印刷設定用の簡易メニュー例を示した図である。 適切な画像濃度で2段組みで構成された原稿イメージ例を示した図である。 図5−1の原稿に基づいて絞り込まれた印刷設定用の簡易メニュー例を示した図である。 操作パネルに表示した通常の既定メニューに対して関連機能の簡易メニューをポップアップ表示した画面例を示す図である。 操作パネルの表示部に通常の既定メニューと関連機能の簡易メニューとを別エリアで表示した画面例を示す図である。 操作パネルの表示部に表示した通常の既定メニューに対して関連機能の選択肢を強調表示した画面例を示す図である。 第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。 第5の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
11 原稿読取部
111 スキャナ
112 スキャナコントローラ
113 ADF
114 原稿読取装置
12 画像記憶部
13 画像処理部
131 画像処理装置
14 印刷部
141 プリンタ
142 プリンタコントローラ
143 仕上げ処理部
144 印刷装置
15 画像解析部
16 関連機能検索部
161 関連機能DB
17 操作パネル制御部
18 操作パネル
181 表示部
182 入力部
183 既定メニュー
184 簡易メニュー
185,186,187 選択ボタン
19 システム制御部
20 通信制御部
21 ネットワーク
22 原稿
23 印刷物

Claims (28)

  1. 取得した原稿の画像データを解析して原稿の属性として、両面原稿であるか片面原稿であるかを示す原稿面、原稿のページ数、前記原稿を構成するコンテンツの向きを示す原稿方向、前記原稿の上下左右の少なくともいずれかの余白の幅、の少なくともいずれか一つの原稿の属性を抽出する画像解析手段と、
    印刷設定項目のうち、抽出された一または複数の原稿の属性の少なくともいずれかに不必要な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記表示部に表示された前記印刷設定項目の中から、利用者により指定された前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データに対して画像処理を実行し、当該画像処理が実行された画像データを用紙に印刷する印刷手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記印刷設定項目の選択肢の中で、前記原稿の属性で推奨される選択肢を強調して前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記原稿の属性に適した印刷設定項目がすでに設定されている場合には、すでに設定された前記印刷設定項目を前記表示部に表示しないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 原稿トレイにセットされた複数ページの原稿を順次搬送しながら所定の読み取り位置に原稿をセットし、前記複数ページの原稿を連続して自動的に読み取れるようにした自動原稿搬送手段をさらに備え、
    前記画像解析手段は、前記複数ページの原稿の画像データを1ページごとに解析して、1ページごとの前記原稿の属性を抽出し、1ページごとに抽出された前記原稿の属性の複数ページの統計情報を前記複数ページの原稿の属性として求め、
    前記表示制御手段は、前記複数ページの原稿の属性に不必要な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 個々の原稿の属性に関連した機能の前記印刷設定項目の一覧を登録した関連機能対応情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像解析手段で解析して抽出した原稿の属性を利用して、前記関連機能対応情報に基づいて、前記印刷設定項目を検索する関連機能検索手段と、をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記関連機能検索手段で検索された原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部の印刷設定を行う既定のメニュー項目とは別の表示エリアに選択可能に表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  7. 前記表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、印刷設定を行う既定のメニュー項目の上に重ねるポップアップメニューとして前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  8. 前記表示制御手段は、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を前記表示部に表示し、前記表示部から所望の選択肢の指定を受け付けることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  9. 前記画像解析手段は、前記自動原稿搬送手段による前記複数ページの原稿の搬送と読取りに連続して、前記原稿の画像データの解析を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像解析手段は、前記原稿の属性として定量的な属性が抽出された場合に、前記統計情報として、前記1ページごとの前記原稿の属性の平均値、最大値、最小値の少なくとも一つを求めることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像解析手段は、前記自動原稿搬送手段によって前記複数ページの原稿を1ページごとに搬送して読み取るごとに、読み取ったページ数分の画像データの前記統計情報を求めて更新することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像解析手段は、前記属性を抽出している最中に印刷開始ボタンが押下された場合は、押下時点で原稿の属性の解析処理を中断し、
    前記印刷手段は、前記押下時点で指定されている前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データを用紙に印刷することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  13. 前記表示制御手段は、前記印刷設定項目の指定に先立って、前記画像解析手段で抽出された原稿の属性に基づいて前記印刷設定項目の項目数を絞り込んで削減することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  14. 所定の読み取り位置にセットされた原稿を読み取る原稿読取装置と、
    前記原稿読取装置にネットワークで接続され、読み取った原稿の画像データに対して画像処理を施す画像処理装置と、
    前記原稿読取装置に前記ネットワークで接続された画像形成装置と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記原稿読取装置で読み取った原稿の画像データを解析して原稿の属性として、両面原稿であるか片面原稿であるかを示す原稿面、原稿のページ数、前記原稿を構成するコンテンツの向きを示す原稿方向、前記原稿の上下左右の少なくともいずれかの余白の幅、の少なくともいずれか一つの原稿の属性を抽出する画像解析手段と、
    印刷設定項目のうち、抽出された一または複数の原稿の属性の少なくともいずれかに不必要な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記表示部に表示された前記印刷設定項目の中から、利用者により指定された前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データに対して画像処理を実行し、当該画像処理が実行された画像データを用紙に印刷する印刷手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  15. 取得した原稿の画像データを解析して原稿の属性として、両面原稿であるか片面原稿であるかを示す原稿面、原稿のページ数、前記原稿を構成するコンテンツの向きを示す原稿方向、前記原稿の上下左右の少なくともいずれかの余白の幅、の少なくともいずれか一つの原稿の属性を抽出する画像解析ステップと、
    印刷設定項目のうち、抽出された一または複数の原稿の属性の少なくともいずれかに不必要な印刷設定項目を省略して表示部に表示する制御を行う表示制御ステップと、
    前記表示部に表示された前記印刷設定項目の中から、利用者により指定された前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データに対して画像処理を実行し、当該画像処理が実行された画像データを用紙に印刷する印刷ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  16. 前記表示制御ステップは、前記原稿の属性に適した印刷設定項目の選択肢の中で、前記原稿の属性で推奨される選択肢を強調して前記表示部に表示することを特徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  17. 前記表示制御ステップは、前記原稿の属性に適した印刷設定項目がすでに設定されている場合には、すでに設定された前記印刷設定項目を前記表示部に表示しないことを特徴とする請求項15または16に記載の画像形成方法。
  18. 原稿トレイにセットされた複数ページの原稿を順次搬送しながら所定の読み取り位置に原稿をセットし、前記複数ページの原稿を連続して自動的に読み取れるようにする自動原稿搬送ステップをさらに含み、
    前記画像解析ステップは、前記複数ページの原稿の画像データを1ページごとに解析して、1ページごとの前記原稿の属性を抽出し、1ページごとに抽出された前記原稿の属性の複数ページの統計情報を前記複数ページの原稿の属性として求め、
    前記表示制御ステップは、前記複数ページの原稿の属性に不必要または不適切な印刷設定項目を省略して前記表示部に表示する制御を行うことを特徴とする請求項15〜17のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  19. 前記画像解析ステップで解析して抽出した原稿の属性を利用して、記憶手段に記憶された個々の原稿の属性に関連した機能の前記印刷設定項目の一覧を登録した関連機能対応情報に基づいて、前記印刷設定項目を検索する関連機能検索ステップと、をさらに含み、
    前記表示制御ステップは、前記関連機能検索ステップで検索された原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする請求項15〜18のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  20. 前記表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、前記表示部の印刷設定を行う既定のメニュー項目とは別の表示エリアに選択可能に表示することを特徴とする請求項15〜19のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  21. 前記表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を、印刷設定を行う既定のメニュー項目の上に重ねるポップアップメニューとして前記表示部に選択可能に表示することを特徴とする請求項15〜19のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  22. 前記表示制御ステップは、原稿の属性に適した前記印刷設定項目の選択肢を前記表示部に表示し、前記表示部から所望の選択肢の指定を受け付けることを特徴とする請求項15〜21のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  23. 前記画像解析ステップは、前記自動原稿搬送ステップによる前記複数ページの原稿の搬送と読取りに連続して、前記原稿の画像データの解析を行うことを特徴とする請求項18に記載の画像形成方法。
  24. 前記画像解析ステップは、前記原稿の属性として定量的な属性が抽出された場合に、前記統計情報として、前記1ページごとの前記原稿の属性の平均値、最大値、最小値の少なくとも一つを求めることを特徴とする請求項18に記載の画像形成方法。
  25. 前記画像解析ステップは、前記自動原稿搬送ステップによって前記複数ページの原稿を1ページごとに搬送して読み取るごとに、読み取ったページ数分の画像データの前記統計情報を求めて更新することを特徴とする請求項24に記載の画像形成方法。
  26. 前記画像解析ステップは、前記属性を抽出している最中に印刷開始ボタンが押下された場合は、押下時点で原稿の属性の解析処理を中断し、
    前記印刷ステップは、前記押下時点で指定されている前記印刷設定項目に基づいて、前記画像データを用紙に印刷することを特徴とする請求項23〜25のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  27. 前記表示制御ステップは、前記印刷設定項目の指定に先立って、前記画像解析ステップで抽出された原稿の属性に基づいて前記印刷設定項目の項目数を絞り込んで削減することを特徴とする請求項15〜26のいずれか一つに記載の画像形成方法。
  28. 請求項15〜27のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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