JPH11288344A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH11288344A JPH11288344A JP9192498A JP9192498A JPH11288344A JP H11288344 A JPH11288344 A JP H11288344A JP 9192498 A JP9192498 A JP 9192498A JP 9192498 A JP9192498 A JP 9192498A JP H11288344 A JPH11288344 A JP H11288344A
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- function
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
機能を容易かつ正確に選択できるようにして、多数の機
能を有効に活用できるようにする。 【構成】原稿台35上に原稿がセットされた状態で原稿
台35の上面が開放されている場合には、CPU401
はオペレータが原稿の背面を覆うことなく原稿の画像を
読み取ろうとしているか、又は、RADF36によって
原稿の背面を覆うことができない厚みの大きい本等の画
像を読み取ろうとしていると判断し、これらの読取処理
に適した枠消去機能及び1セット2コピー機能が存在す
ることをオペレータに認識させるため、基本画面を表示
中の表示装置6の余白部分にヒント表示を行う。複写機
30の状態に基づいてオペレータの所望する使用状況を
推定し、推定した使用状況に応じた機能を表示装置6に
表示して、複写機30が有する機能が有効に活用される
ようにする。
Description
を表示する情報表示部、及び、機器に対する指示入力を
受け付ける入力部を設けた情報処理装置に関する。
化が著しく、例えば、ディジタル複写機においては、ス
キャナ部から入力された原稿の画像に対して多彩な画像
処理機能の中から選択された処理を行ってプリンタ部か
ら処理後の画像を出力したり、出力された記録物に対し
て種々の後処理を施して編集物として提供できる装置が
提案されている。このように多機能化された情報処理装
置における機能の選択等の指示入力をキー操作のみによ
って行うこととすると、操作パネル上に多数のキーを配
置する必要を生じ、操作すべきキーを認識することが困
難になり、操作性が低下する。
容を順次切り換えて表示する表示部、及び、この表示部
の画面上に配置した透明タッチパネルによって指示入力
部を構成したものがある。例えば、特開平6−3528
2号公報に開示された複写機では、操作部内に配置した
LCD画面の表示内容をそれまでの操作者の指示に応じ
て順次切り換え、操作者がタッチパネルを押圧操作した
際に、その操作位置に表示中の指示内容が指示されたと
判断して処理動作を実行し、特に、複写用紙の選択時に
複写機における複数の給紙トレイの装着位置を、LCD
画面に表示した複写機内に対応させて表示するようにし
ている。
作者の指示状態に応じて装置の状態、情報処理動作に関
する指示内容、又は、操作者に対するメッセージ等の表
示部における表示内容を順次切り換えるとともに、表示
部における表示内容とタッチパネルにおける操作位置と
に基づいて操作者の指示内容を決定するようにし、操作
者の指示内容と無関係の内容を表示しないようにして情
報処理装置の各機能に関する指示入力を容易にしてい
る。
情報処理装置では、操作者の選択操作のみに基づいて表
示部における表示内容を切り換えるようにしているた
め、操作者が情報処理装置の各機能の内容を熟知してい
ない場合には、操作者が所望する処理結果を得るために
必要な機能を正確に選択することができず、情報処理装
置が有する多数の機能を有効に活用することができない
問題があった。
1−188156号公報には、装置が有する各機能の内
容や利用方法を案内するガイダンス機能を備えた構成が
開示されているが、この構成では操作者が選択した機能
についてのガイダンスを行うものであるため、装置が有
する全ての機能の内容を認識するためには操作者は各機
能について選択操作を繰り返す必要があり、装置が有す
る機能数の増加にともなって操作者の操作が煩雑化し、
操作者が所望する処理結果を得るために必要な機能を容
易に選択することができない問題がある。
結果を得るために必要な機能を容易かつ正確に選択する
ことができるようにし、多数の機能を有効に活用するこ
とができる情報処理装置を提供することにある。
は、入出力される情報に対して実行される複数の処理機
能を備え、各処理機能についての案内、選択入力、及
び、処理条件の設定入力に関する表示画面を表示する表
示部を備えた情報処理装置において、装置に対する操作
状態、又は、装置の動作状態に応じて表示部の表示形態
を変更する制御部を設けたことを特徴とする。
入出力される情報に対して実行可能な複数の処理機能の
それぞれについての案内、選択入力、及び、処理条件の
設定入力に関する表示形態が、装置に対する操作状態、
又は、装置の動作状態に応じて変更される。したがっ
て、装置に対する操作状態や装置の動作状態に応じて表
示部における各処理機能に関する表示状態が適宜変更さ
れ、表示部における表示内容を参照して操作者が所望す
る処理結果を得るために装置が実行すべき処理機能に関
する入力操作が容易かつ正確に行われ、装置が有する多
数の処理機能が有効に活用される。
処理機能の選択操作の内容に基づいて選択すべき別の処
理機能の案内画面を表示部に表示することを特徴とす
る。
による処理機能の選択内容に基づいて、別の処理機能の
案内画面が表示部に表示される。したがって、操作者が
所望する処理結果に対して、操作者が選択した処理機能
よりも適切な処理機能が存在することが表示部において
操作者に案内され、操作者は表示部の表示内容を参照し
て最適な処理機能を選択できる。
選択操作された単一又は複数の処理機能の処理内容を含
む別の処理機能の案内画面を表示部に表示することを特
徴とする。
が選択した処理機能の処理内容を含むの別の処理機能の
案内画面が表示部に表示される。したがって、操作者が
選択した処理機能よりも上位の処理機能が存在すること
が表示部において操作者に案内され、操作者は表示部の
表示内容を参照して最適な処理機能を選択できる。
装置における処理動作の内容に基づいて選択すべき処理
機能の案内画面を表示部に表示することを特徴とする。
おいて実行した処理動作の内容に適した処理機能の案内
画面が表示部に表示される。したがって、操作者は表示
部における表示内容を参照することにより、所望する処
理結果を得るために適した処理機能の内容を確認するこ
とができる。
装置において実行した複数の処理動作の内容を含む処理
機能の案内画面を表示部に表示することを特徴とする。
おいて実行した複数の処理動作を内容とする処理機能が
存在する場合に、その処理機能の内容が表示部に表示さ
れる。したがって、操作者は表示部の表示内容を参照し
て所望する処理結果に適した処理機能の存在を認識する
ことができる。
各処理機能の使用状況に応じて表示部の表示形態を変更
することを特徴とする。
機能の案内、選択入力及び処理条件の設定入力について
の表示部における表示形態が、各処理機能の使用状況に
応じて変更される。したがって、操作者の操作頻度に応
じて表示部における各処理機能についての視認性が変化
し、操作者による入力操作が容易になる。
各処理機能の使用状況に応じてその処理機能に関する処
理条件の設定画面の表示形態を変更することを特徴とす
る。請求項7に記載の発明においては、処理条件の設定
画面の表示形態が、各処理機能の使用状況に応じて変更
される。したがって、操作者の操作頻度に応じて表示部
における処理条件の設定画面の視認性が変化し、操作者
による処理条件の設定入力が容易になる。
使用頻度が高くなるにしたがって各処理機能に関する処
理条件の設定画面における設定内容を詳細にすることを
特徴とする。
度が高くなるにしたがって処理条件の設定画面における
設定内容がより詳細に表示される。したがって、使用頻
度の高い処理機能についてより詳細に処理条件を設定で
きる。
各処理機能の使用状況に応じて処理機能の選択画面の表
示形態を変更することを特徴とする。
能の選択画面における各処理機能の表示形態が使用状況
に応じて変更される。したがって、使用状況に応じて各
処理機能の視認性が変化し、各処理機能の使用状況に応
じて選択入力に係る操作性が変化する。
が、使用頻度が高くなるにしたがって処理機能の選択画
面における各処理機能の表示部分の視認性を高くするこ
とを特徴とする。
理機能の選択画面において、使用頻度の高い処理機能の
表示部分が、他の処理機能に比較してより視認性の高い
状態で表示される。したがって、使用頻度の高い処理機
能の選択操作が容易にされる。
が、各処理機能の使用状況に応じてその処理機能の案内
画面の表示形態を変更することを特徴とする。
部における各処理機能の案内画面の表示形態が、各処理
機能の使用状況に応じて変更される。したがって、使用
状況に応じて変化する案内情報の必要性にしたがって、
各処理機能の案内画面の視認性が変更され、操作者のニ
ーズに応じた状態で案内情報が表示される。
が、使用頻度が高くなるにしたがって処理機能の案内画
面の内容を簡潔にすることを特徴とする。
頻度の高い処理機能ほど、案内画面の表示内容が簡潔に
される。したがって、使用頻度が高く操作者におけるニ
ーズの低い案内情報が簡潔に表示され、使用頻度が低く
操作者におけるニーズの高い案内情報が詳細に表示さ
れ、操作者のニーズに応じた状態で各処理機能の案内情
報が表示される。
が、装置に対するオペレータの操作の習熟度に応じて表
示部における表示形態を変更することを特徴とする。
理機能の案内、選択入力及び設定入力についての表示部
の表示形態が、装置を操作するオペレータの習熟度に応
じて変更される。したがって、オペレータの習熟度に適
した状態で各処理機能に関する情報が表示され、各オペ
レータは各処理機能についての表示内容を確実に認識で
きる。
が、装置に対する操作状態に基づいてオペレータの操作
の習熟度を判断し、この判断結果に基づいて表示部にお
ける表示形態を変更することを特徴とする。
レータの操作状態から判断した習熟度に基づいて各処理
機能に関する表示部の表示形態が変更される。したがっ
て、オペレータの操作状態から判断される習熟度に適し
た状態で各処理機能に関する情報が表示され、各オペレ
ータに適した表示状態が装置の操作状態から正確に決定
される。
が、複数の操作の時間間隔に基づいてオペレータの操作
の習熟度を判断することを特徴とする。
レータが複数の操作に要する時間間隔から判断した習熟
度に基づいて、表示部における各処理機能に関する情報
の表示形態が決定される。したがって、各オペレータに
適した表示状態が、複数の操作に要する時間間隔に基づ
いてより正確に決定される。
が、装置に対するオペレータの操作の習熟度に応じて表
示部における案内画面の表示形態を変更することを特徴
とする。
理機能についての案内画面の表示形態が、オペレータの
習熟度に応じて変更される。したがって、オペレータの
習熟度に応じた状態で各処理機能の案内画面が表示さ
れ、習熟度に拘らず各オペレータが各処理機能の内容を
正確に認識できる。
が、処理の対象の情報から抽出した特徴に応じて表示部
における表示形態を変更することを特徴とする。
対象となる情報の特徴に応じて表示部における各処理機
能に関する表示形態が変更される。したがって、表示部
の表示内容を参照することにより、処理対象の情報の特
徴に応じた各処理機能の選択入力や設定入力を容易に行
うことができる。
が、処理の対象の情報から抽出した特徴に応じて処理機
能の選択画面における選択可能な処理機能、又は、処理
条件の設定画面における設定可能な処理条件を変更する
ことを特徴とする。
対象となる情報の特徴に応じて選択可能な処理機能、又
は、設定可能な処理条件を変更して表示される。したが
って、処理対象となる情報の特徴に応じた処理機能又は
処理条件のみが選択又は設定され、多数の処理機能のう
ち、処理対象の情報に応じた処理機能を有効に活用する
ことができる。
が、処理結果の出力対象の特徴に応じて表示部における
表示形態を変更することを特徴とする。
結果の出力対象の特徴に応じて表示部における各処理機
能に関する表示形態が変更される。したがって、表示部
の表示内容を参照することにより、処理結果の出力対象
の特徴に応じた各処理機能の選択入力や設定入力を容易
に行うことができる。
が、処理結果の出力対象の特徴に応じて処理機能の選択
画面における選択可能な処理機能、又は、処理条件の設
定画面における選定可能な処理条件を変更することを特
徴とする。
結果の出力対象の特徴に応じて選択可能な処理機能、又
は、設定可能な処理条件を変更して表示される。したが
って、処理結果の出力対象の特徴に応じた処理機能又は
処理条件のみが選択又は設定され、多数の処理機能のう
ち、出力対象に応じた処理機能を有効に活用することが
できる。
が、装置の設置環境に応じて表示部における表示形態を
変更することを特徴とする。
の設置環境に応じて表示部における各処理機能について
の案内、選択入力及び設定入力の表示形態が変更され
る。したがって、装置の設置環境によって各処理機能の
使用状況が変化する場合に、各処理機能の使用状況に応
じた状態で各処理機能についての表示形態が変更され、
装置の設置環境に適した状態で各処理機能の選択入力や
設定入力がなされる。
が、装置の設置環境に応じて各処理機能の案内画面にお
ける表現の難易度を変更することを特徴とする。
の設置環境に応じて表示部に表示される案内画面の表現
の難易度が変更される。したがって、装置の設置環境に
応じて装置を操作するオペレータの習熟度が変化する場
合に、各設置環境におけるオペレータに適した状態で案
内画面が表示され、いずれの設置環境においても表示部
の表示内容を参照してオペレータが各処理機能の内容を
正確に認識できる。
が、各処理機能の使用状況に応じて各処理機能の選択画
面における表示形態を変更することを特徴とする。
示部に表示される処理機能の選択画面の表示形態が、各
処理機能の使用状況に応じて変更される。したがって、
各処理機能の使用状況に応じて選択画面における各処理
機能の視認性が変化し、表示部における表示内容を参照
することにより使用状況に応じた状態で各処理機能の選
択操作を容易に行うことができる。
が、オペレータ毎の各処理機能の使用状況に応じて各処
理機能の選択画面における表示形態を変更することを特
徴とする。
機能の使用状況に応じてオペレータ毎に各処理機能の選
択画面の表示形態が変更される。したがって、各オペレ
ータに適した状態で各処理機能の選択画面が表示部に表
示され、各オペレータにおける処理機能の選択操作が容
易に行われるようにすることができる。
が、処理機能についての選択入力中、処理条件の設定入
力中、又は、処理動作の実行中に、各処理機能に係る案
内画面を表示部の一部に順次表示することを特徴とす
る。
レータが装置の近傍に存在する可能性の高い状態で、装
置が有する各処理機能に係る案内画面が表示部の一部に
順次表示される。したがって、オペレータは表示部の表
示内容を参照して装置が有する各処理機能の内容を認識
することができる。
が、各処理機能の使用状況に応じて各処理機能に係る案
内画面の表示順序を変更することを特徴とする。
レータに対して各処理機能の内容を表示するに際し、各
処理機能の使用状況に応じて表示順序が決定される。し
たがって、装置が備える多数の処理機能の内容をオペレ
ータに効率よく認識させることができる。
が、選択された処理機能、又は、選択されていない処理
機能に係る案内画面を表示することを特徴とする。
レータに対して各処理機能の内容を表示するに際し、選
択された処理機能、又は、選択されていない処理機能の
内容が表示される。したがって、オペレータは、表示部
における表示内容を参照して選択した処理機能の処理内
容を確認し、又は、選択していない処理機能の処理内容
を認識することができる。
が、実行中の処理動作に対して割込処理が可能な処理機
能に係る案内画面を表示することを特徴とする。
が現在実行している処理動作に対して割込処理が可能な
処理機能の案内画面が表示部に表示される。したがっ
て、装置が実行中の処理動作に対して所望の処理機能を
割り込ませることができるか否かを表示部の表示内容を
参照して容易に確認することができる。
が、実行中の処理動作とともに並行処理が可能な処理機
能に係る案内画面を表示することを特徴とする。
動作を実行している装置において並行処理が可能な処理
機能の案内画面が表示部に表示される。したがって、所
望の処理機能を並行処理させることができるか否かを表
示部の表示内容を参照して容易に確認することができ
る。
が、複数の処理条件の設定入力を受け付ける単一の設定
画面を表示部に表示している間において、操作状態に応
じて各処理条件の表示部分の表示形態を変更することを
特徴とする。
画面における各処理条件の表示部分の表示形態が、処理
条件の設定操作の進捗状況に応じて変更される。したが
って、表示部における表示内容を参照することにより、
処理条件の設定操作の進捗状況を正確に認識することが
できる。
ィジタル複写機を例にあげて説明する。なお、この発明
は、ディジタル複写機に限らず、多数の機能を備えた情
報処理装置に一般的に実施することができる。
タル複写機の構成を示す図である。この発明の実施形態
に係るディジタル複写機30は、原稿画像についての複
写モード、パーソナルコンピュータ等の外部装置におい
て作成された画像データについてのプリンタモード、及
び、公衆電話回線網を介して送信されたファクシミリ画
像についてのファクスモード等の各モードによる画像形
成処理を実行する。
とレーザ記録部32とに大別される。スキャナ部31
は、透明ガラス体の原稿台35、原稿台35の上面に原
稿を給送する自動両面原稿送り装置(RADF)36、
原稿台35の上面に載置された原稿の画像を読み取るス
キャナユニット40によって構成されている。スキャナ
部31において読み取られた原稿の画像データは、レー
ザ記録部32に出力される。
稿台35を経由して図外の排出トレイに至る片面原稿給
送路、スキャナユニット40による片面の画像の読取が
完了した原稿の表裏面を反転して再度原稿台35に導く
両面原稿給送路、オペレータの選択に応じて片面原稿給
送路又は両面原稿給送路のいずれかを有効にする給送路
切換手段、各給送路中において原稿に給送力を与える給
送ローラ及び給送ベルト、並びに、給送路中における原
稿の給送状態を検出するセンサ等を備えている。
タアセンブリ41、ミラー42a〜42c、レンズ43
及び光電変換素子44を備えている。ランプリフレクタ
アセンブリ41はミラー42とともに第1ミラーベース
40aに搭載されており、ミラー42b及び42cは第
2ミラーベース40bに搭載されている。第1ミラーベ
ース40aは、原稿台35の下面を所定速度で移動し、
原稿台35に載置された原稿の画像面の全面をランプリ
フレクタアセンブリ41から照射される光によって走査
する。第2ミラーベース40bは、原稿台35の下面を
第1ミラーベース40aの移動速度の1/2の速度で移
動し、原稿の画像面における反射光を光路長を変化させ
ることなくレンズ43に配光する。レンズ43は、原稿
の画像面における反射光を光電変換素子44の受光面に
結像させる。光電変換素子44は、原稿の画像面におけ
る反射光を電気信号に変換し、後述する画像処理部に出
力する。
用紙搬送部50、レーザ書込ユニット46及び電子写真
プロセス部47を備えている。用紙搬送部50は、手差
しトレイ54及び給紙カセット51,52から電子写真
プロセス部47を経由して複写機30の排紙側の側面に
装着された後処理装置34に至る用紙搬送路を構成する
給紙ローラ、搬送ローラ、搬送ベルト及び排紙ローラを
備えている。また、用紙搬送部50は、記録用紙の両面
に画像を形成する両面複写モード時、又は、記録用紙の
片面に複数の原稿の画像を形成する多重複写モード時
に、定着ローラ49を通過した記録用紙を表裏面を反転
して、又は、表裏面を反転せずに中間トレイ53を経由
して再度電子写真プロセス部47に導く副搬送路を備え
ている。
ら供給される画像データに基づいてレーザ光を照射する
半導体レーザ、半導体レーザから照射された光を電子写
真プロセス部47の感光体ドラム48の表面に主走査方
向に配光するポリゴンミラー、及び、ポリゴンミラーに
おいて配光されたレーザ光を等角速度偏光するf−θレ
ンズを備えている。この構成により、レーザ書込ユニッ
ト46は、画像処理部において画像処理を施された画像
データに基づく画像光を感光体ドラム48の表面に配光
する。
持された感光体ドラム48の周囲に、帯電チャージャ、
現像装置、転写チャージャ、剥離チャージャ、クリーナ
及び除電器等を配置して構成されている。感光体ドラム
48の表面は、レーザ書込ユニット46による画像光の
配光に先立って、帯電チャージャにより単一極性の電荷
が均一に付与されており、画像光が配光されると光導電
作用により静電潜像が形成される。この静電潜像に対し
て現像装置からトナーが供給され、トナー画像に顕像化
される。
転に同期して記録用紙を感光体ドラム48と転写チャー
ジャとの間に導き、転写チャージャのコロナ放電により
感光体ドラム48の表面に担持されたトナー画像が記録
用紙の表面に転写される。トナー画像が転写された記録
用紙は、剥離チャージャのコロナ放電により感光体ドラ
ム48の表面から剥離された後に定着ローラ49に導か
れ、加熱及び加圧を受け、トナー画像が溶融して記録用
紙の表面に定着する。トナー画像を記録用紙に転写した
感光体ドラム48の表面は、クリーナによる残留トナー
の除去、及び、除電器による残留電荷の除去を受けた
後、再度帯電チャージャによる電荷の付与を受け、電子
写真プロセスに繰り返し使用される。
ブロック図である。複写機30の制御部は、メイン画像
処理ボード400に搭載されたCPU401により、ユ
ニット毎に配置されたボードに搭載されたCPUを介し
て各ユニットを構成する機器を統括して制御する。即
ち、複写機30の制御部は、複写機30の上面に設けら
れた操作パネルを管理するオペレーションパネルボード
100、複写機30内の各機器を管理するマシンコント
ロールボード200、光電変換素子44を周辺部品とと
もに搭載したCCDボード300、画像データに対して
基本的な各種の画像処理を施すCPU41を周辺部品と
ともに搭載したメイン画像処理ボード400、メイン画
像処理ボード400における画像処理後の画像データに
対して種々の画像処理を選択的に施すサブ画像処理ボー
ド500、並びに、複写機30のプリンタ機能やファク
シミリ機能等の拡張機能に対応したプリンタボード60
1、機能拡張ボード602及びファクシミリボード60
3等の拡張ボード群600によって構成されている。
イン画像処理ボード400のCPU401をマスタCP
UとするスレーブCPUであるCPU101をメモリ1
02とともに搭載している。CPU101は、操作パネ
ル103に配置された液晶表示装置(以下、表示装置と
言う。)6に供給する表示データ、及び、操作キー10
5の操作データを管理し、CPU101に入出力される
データをメモリ102に一時格納する。CPU101は
CPU401との間でデータの通信を行い、操作キー1
05の操作によるオペレータの動作指示の内容を表すデ
ータをCPU401に送信するとともに、CPU401
から送信されるデータに基づいて表示装置6に複写機3
0の動作状態に応じた表示を行う。
ン画像処理ボード400のCPU401をマスタCPU
とするスレーブCPUであるCPU201をメモリ20
2とともに搭載している。CPU201は、後処理装置
34、RADF36、スキャナ部31、電子写真プロセ
ス部47及び用紙搬送部50のそれぞれを管理する。C
CDボード300は、光電変換素子44、光電変換素子
44を駆動するゲートアレイ302、光電変換素子44
の出力信号のゲイン調整等を行うアナログ回路303、
及び、アナログ回路303の出力信号をディジタルデー
タに変換するA/D変換回路304を搭載している。こ
れらの光電変換素子44及び各回路302〜304は、
メイン画像処理ボード400に搭載されているCPU4
01によって管理される。
01、多値画像処理部402、メモリ403及びレーザ
コントロール部404を搭載している。多値画像処理部
402は、CCDボード300のA/D変換回路304
を介して入力された画像データに対して、画像の階調性
を所望の状態で表現するためのシェーディング補正、濃
度補正、領域分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度
変換、変倍処理及びγ補正等の多値の画像データに対す
る画像処理を実行する。メモリ403は、画像処理後の
画像データを画像処理手順管理のための制御データとと
もに記憶する。レーザコントロール部404は、画像処
理後の画像データによってレーザ書込ユニット46の半
導体レーザを駆動する。
処理ボード400とコネクタ405,505を介して接
続されており、メイン画像処理ボード400に搭載され
たCPU401によって制御される2値画像処理部50
1、メモリ502、ハードディスク503及びSCSI
504が搭載されている。2値画像処理部501は、多
値画像データを2値画像データに変換する変換処理部、
画像を回転する回転処理部、及び、2値画像データの倍
率変換を行う変倍処理部等の処理部とともに、ファクシ
ミリ画像の送受信を行うファクシミリインタフェースを
備えている。また、メモリ502、ハードディスク50
3及びSCSI504に対するデータの入出力は、ゲー
トアレイを介して行われる。
ュータ等の外部装置からの画像データの入力を受け付け
るプリンタボード601、複写機30が有する編集機能
を用いて編集した画像データを外部装置において活用す
るための機能拡張ボード602、及び、画像データを公
衆電話回線網を介して送受信するためのファクシミリボ
ード603等がある。
ド、プリンタモード及びファクシミリモードのそれぞれ
における画像データの処理について説明する。
を介して原稿台35に給送された原稿の画像がスキャナ
ユニット40によって順次読み取られ、8ビットの画像
データとしてメイン画像処理ボード400に送られ、多
値画像処理部402において所定の画像処理が施された
後、レーザコントロール部404を介してレーザ書込ユ
ニット46に供給される。これによって、記録部32に
おいて階調性のあるコピー画像が記録用紙上に形成され
て出力される。
は、RADF36を介して原稿台35に給送された原稿
の画像がスキャナユニット40によって順次読み取ら
れ、8ビットの画像データとしてメイン画像処理ボード
400に送られ、多値画像処理部402において所定の
画像処理が施された後、サブ画像処理ボード500に供
給される。サブ画像処理ボード500では、2値画像処
理部501において、8ビットの画像データに対して誤
差拡散等の処理を含む2値化処理を行い、1ビットの画
像データとして原稿1枚毎にハードディスク503に格
納される。これらの処理がRADF36にセットされた
全ての原稿について実行される。ハードディスク503
に格納された複数枚の画像データは、ゲートアレイの制
御によりページ順に読み出す処理が設定部数回だけ繰り
返して実行され、メイン画像処理ボード400において
所定の画像処理の後にレーザコントロール部404を介
してレーザ書込ユニット46に供給される。したがっ
て、各原稿の画像を複数部ずつ画像形成する場合にも、
各原稿の画像についての読取動作を1回のみ行うだけで
よい。また、この電子RDH機能によるコピーモードで
は、RADF36にセットされた全ての原稿の画像を一
旦ハードディスク503に格納する際に、画像データを
2値化するため、ハードディスク503として多量のメ
モリ容量が必要となることがない。さらに、この2値化
処理時に誤差拡散等の処理を実行するため、画質の著し
い低下を招くこともない。なお、1部目の画像形成処理
時には、ハードディスク503への書込と同時に2値化
処理後の画像データをメイン画像処理ボード400に出
力するようにしてもよい。
ュータ等の外部装置から入力された画像データはプリン
タボード601においてページ単位の画像として展開さ
れた後、SCSI504から一旦サブ画像処理ボード5
00に供給されてハードディスク503に格納される。
この時、サブ画像処理ボード500において2値化処理
は行わない。ハードディスク503に格納された画像デ
ータは、所定のページ順となるように読み出されてメイ
ン画像処理ボード400に出力され、γ補正等の処理の
後にレーザコントロール部404を介してレーザ書込ユ
ニット46に供給される。
像データを送信する処理と受信する処理とがある。原稿
の画像データを送信する際には、RADF36にセット
された送信原稿が1枚ずつ原稿台35に給送され、スキ
ャナユニット40による読取処理を受ける。スキャナユ
ニット40によって読み取られた送信原稿の画像データ
は、8ビットの画像データとしてメイン画像処理ボード
400の多値画像処理部402において所定の画像処理
が施された後にサブ画像処理ボード500に転送され、
2値画像処理部501において誤差拡散処理を含む2値
化処理、及び、所定の形式による圧縮処理を施された後
にメモリ502に格納される。次いで、公衆電話回線網
に対して送信先のファクシミリ番号を発呼し、送信可能
な状態が確保されると、メモリ502に格納されている
画像データを読み出してファクシミリボード603にお
いて圧縮形式の変更等の必要な処理を施した後、送信先
のファクシミリ装置に送信する。
ータを受信する際には、ファクシミリボード603にお
いて受信した画像データをファクシミリインタフェース
を介して2値画像処理部501に転送し、2値画像処理
部501において伸長処理を施してページ画像に再現す
る。ページ単位の画像として再現された画像データは、
メイン画像処理ボード400に転送され、γ補正等の画
像処理後にレーザコントロール部404を介してレーザ
書込ユニット46に供給される。
データを処理するメイン画像処理ボード400と2値画
像データを処理するサブ画像処理ボード500とに分割
して画像処理部を構成しており、スキャナ部31におい
て読み取られた原稿の画像は、メイン画像処理ボード4
00において多値画像データとして画像処理してレーザ
書込ユニット46に供給することにより、原稿の画像の
特徴を損なうことなく記録用紙上に複写画像を形成する
ことができるとともに、大量の原稿の画像を多量部数出
力する場合には、サブ画像処理ボード500において2
値画像データとして画像処理することにより、処理の高
速化を図ることができる。また、画像処理部を分散させ
ることによって複写機の機能の多様化に対応することが
できる。さらに、メイン画像処理ボード400に搭載さ
れたCPU401によってサブ画像処理ボード500に
搭載されている各部を制御するようにしているため、メ
イン画像処理ボード400及びサブ画像処理ボード50
0において連続して画像データを処理する際に画像デー
タ及び処理の流れを円滑に行うことができ、画像データ
の損失を生じることがない。
ルの平面図である。操作パネル75の中央部には、タッ
チパネルを備えた表示装置6が配置されており、表示装
置6における基本スタート画面には、複写機30の概略
図とともに、コピー濃度を設定するための濃度設定キー
7、用紙サイズを設定する用紙サイズ設定キー8、及
び、複写倍率を設定する倍率設定キー9が設けられてい
る。表示装置6の左右側面の近傍には、液晶表示装置6
の表示画面に、画像編集機能の設定のための編集モード
設定画面を表示させる特別機能モードキー10、両面複
写機能の設定のための両面複写モード設定画面を表示さ
せる両面複写モードキー11、ソータ処理やステープル
処理等の後処理機能の設定のための後処理設定画面を表
示させるソータ/ステープルキー12、現在設定されて
いるモードの内容を確認するための設定確認キー13、
操作方法等のガイダンスを表示させる操作ガイドキー1
4、ガイダンスの表示内容をスクロールさせるスクロー
ルキー141及び142、並びに、外部装置との通信状
況を確認するための通信状況確認キー23が設置されて
いる。
の右側には、複写枚数等の数値情報を入力するためのテ
ンキー15、複写動作の実行中に別の複写モードに係る
複写動作を割込処理させるための割込キー16、テンキ
ー15等による設定内容を消去するクリアキー17、複
写機30に対する全ての設定内容を標準状態に復帰させ
る全解除キー18、及び、複写動作の開始を指示するた
めのスタートキー19が配置されている。さらに、操作
パネル75における表示装置6の左側には、複写機30
の動作モードをファクシミリモード、プリンタモード及
びコピーモードのそれぞれに切り換えるためのモード切
換キー20〜22が配置されている。
示装置やキーの配置状態は一例を示すものであり、複写
機30が有する機能に応じて配置されるキーや表示装置
6における表示内容も変化する。
れた表示装置の表示画面の詳細を示す図である。複写機
30の表示装置6は、上面に透明のタッチパネル101
を積層配置して備えている。なお、タッチパネル101
は、表示装置6の上面のみならず表示装置6の近傍のパ
ネル面に表記されたキーの上面をも被覆しており、表示
装置6に表示されたキーの操作状態とともにパネル面に
表記されたキーの操作状態をもタッチパネル101によ
って検出する。標準状態における複写機30の表示装置
6に表示される基本画面の中央部には、複写機30の外
観図102が表示される。この概略図102には、複写
機30の本体103やソータ104とともに用紙給紙装
置105が含まれ、用紙給紙装置105に準備されてい
る記録用紙のサイズ等が表示される。
面複写機能の設定画面の表示状態を示す図である。図4
に示す表示画面において外観図102における本体10
3の表示位置、又は、両面コピーキー11の表記位置を
押圧操作すると、表示装置6の表示画面は、図5(A)
に示す両面複写機能の設定画面に移行する。この両面複
写機能の設定画面では、表示装置6に図4の基本画面に
表示されていた外観図102における本体103が表示
されるとともに、両面複写機能における処理内容を設定
するための設定キーが表示される。
左側には片面原稿から片面コピーを作成する標準状態の
モードを指示するためのキー106が表示される。ま
た、本体103の下側には、偶数枚の片面原稿から両面
コピーを作成するモードを指示するためのキー107、
奇数枚の片面原稿から両面コピーを作成するモードを指
示するためのキー108、両面原稿から両面コピーを作
成するモードを指示するためのキー109、及び、両面
原稿から片面コピーを作成するモードを指示するための
キー110が、それぞれのモードの内容を示すアイコン
とともに表示される。さらに、本体103の右側には、
処理すべき片面原稿が偶数枚であるか奇数枚であるかが
不明である場合に原稿の枚数を計数する処理を行わせる
際に操作するキー111、及び、両面複写モードの表示
画面の表示を終了させる際に操作するキー113が表示
される。
106〜キー110のいずれかが押圧操作されると、表
示画面中の本体103内に指示された処理内容を示すア
イコンが表示される。例えば、図5(A)に示す表示画
面において偶数枚の片面原稿から両面コピーを作成する
モードを指示するキー107が押圧操作されると、図5
(B)に示すように、キー107内に表示されているも
のと同じアイコン112が本体103内に表示される。
この状態からキー113が押圧操作されると、偶数枚の
片面原稿から両面コピーを作成するモードの設定が確定
し、図5(C)に示すように、本体103内にアイコン
112を表示した状態で、標準状態の表示画面に戻る。
ウトプット機能の設定画面の表示状態を示す図である。
図4に示す基本画面において外観図102における後処
理装置104の表示位置、又は、ソータ/ステープルキ
ー12の表記位置を押圧操作すると、表示装置6の表示
画面は、図6(A)に示すアウトプット機能の設定画面
に移行する。このアウトプット機能の設定画面では、表
示装置6の表示画面に図4の基本画面に表示されていた
外観図102における後処理装置104が表示されると
ともに、アウトプット機能における処理内容を設定する
ための設定キーが表示される。
体103の右側には、コピー済みの用紙を丁合した状態
で複数の部数に仕分けるソート機能を指示するためのキ
ー114、コピー済みの用紙に対するステープル処理を
施すステープル機能を指示するためのキー115、及
び、コピー済みの用紙を丁合した状態で各部毎に異なる
位置に排出するオフセット機能を指示するキー116
が、それぞれの機能の内容を示すアイコンとともに表示
される。また、本体103の右側の上部には、アウトプ
ット機能の表示画面の表示を終了させる際に操作するキ
ー113が表示される。
114〜キー116のいずれかが押圧操作されると、表
示画面中の後処理装置104内に指示された処理内容を
示すアイコンが表示される。例えば、図6(A)に示す
表示画面においてソート機能を指示するキー114が押
圧操作されると、図6(B)に示すように、キー114
内に表示されているものと同じアイコン118が後処理
装置104内に表示される。また、図6(A)に示す表
示画面において、キー114〜キー116のうち、重複
して設定することができる複数の機能に係る複数のキー
が押圧操作された場合には、重複して設定された複数の
機能を示すアイコンを後処理装置104内に表示するよ
うにしてもよい。例えば、ソート機能とステープル機能
とが重複して設定された場合には、図6(C)に示すよ
うに、キー114及び115のアイコンを組み合わせた
アイコン119を後処理装置104内に表示する。図6
(B)又は(C)に示す状態からキー113が押圧操作
されると、ソート機能又はソート機能とステープル機能
の設定が確定し、図6(D)に示すように、後処理装置
104内にアイコン118又は119を表示した状態で
基本画面に戻る。
紙選択機能の設定画面の表示状態を示す図である。図4
に示す基本画面において外観図102における給紙装置
105の表示位置、又は、用紙サイズ設定キー8の表示
位置を押圧操作すると、表示装置6の表示画面は、図7
(A)に示す用紙選択機能の設定画面に移行する。この
用紙選択機能の設定画面では、表示装置6の表示画面に
実際の給紙装置における用紙の装着位置を一致させた状
態で給紙位置を選択するためのキー120a〜120h
が表示される。
120a〜120hのいずれかが押圧操作されると、操
作されたキーが反転表示される。キー120a〜120
hの押圧操作による用紙の選択が確定すると、図7
(B)に示すように、外観図102の給紙装置105に
おいて給紙すべき用紙として選択された用紙の位置を反
転表示した状態で、基本画面に戻る。
別機能の選択画面の表示状態を示す図である。操作パネ
ル75上に配置された特別機能キー10が押圧操作され
ると、表示装置6には、複写機30において設定可能な
各種の特別機能の選択画面が表示される。この選択画面
において表示装置6に表示される特別機能としては、例
えば、記録用紙に綴じ代を形成する綴じ代機能や原稿の
周囲の画像を消去する枠消去機能等があり、表示装置6
には、各機能の実行を選択するためのキー121a〜1
21g等が表示される。これらキー121a〜121g
のうちで押圧操作されたキーが反転表示される。
必要になるものもあり、詳細な条件の設定が必要な機能
が選択された場合には、表示装置6にはその機能に係る
条件の設定入力を受け付ける条件設定画面が表示され
る。例えば、図8に示す機能選択画面において綴じ代キ
ー121aが押圧操作されると、図9(A)又は(B)
に示す条件設定画面が表示され、記録用紙において綴じ
代を形成すべき位置、及び、綴じ代量の設定入力を受け
付ける。図9(A)は記録用紙の左側に綴じ代を形成す
る場合であり、図9(B)は記録用紙の上側に綴じ代を
形成する場合である。また、図8に示す機能選択画面に
おいて枠消去キー121bが押圧操作されると、図10
(A)〜(C)に示す条件設定画面が表示され、原稿の
画像において消去すべき枠の位置、及び、消去幅の設定
入力を受け付ける。図10(A)は原稿画像の周囲を消
去する場合、図10(B)は原稿画像の中央部を消去す
る場合、図10(C)は原稿画像の周囲及び中央部を消
去する場合である。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項1及
び2に記載の発明に対応している。図11に示す処理
は、複写機30の状態に基づいてオペレータの所望する
使用状況を推定し、推定した使用状況に応じた機能を表
示装置6における表示によってオペレータに認識させる
ものである。複写機30のメイン画像処理ボード400
に搭載されたCPU401は、スタートキー19の押圧
操作による複写動作の開始の指示を待機している間にお
いて他のキーが操作されたか否か、及び、原稿台35の
上面が開放されたか否かの判別を行い(s1〜s3)、
RADF36の揺動による原稿台35の開放状態を検出
すると、原稿台35上に原稿がセットされているか否か
の判別を行う(s4)。
原稿台35の上面が開放されている場合には、CPU4
01は、オペレータが原稿の背面を覆うことなく原稿の
画像を読み取ろうとしているか、又は、RADF36に
よって原稿の背面を覆うことができない本等の厚みの大
きい原稿の画像を読み取ろうとしていると判断し、これ
らの読取処理に適した枠消去機能及び1セット2コピー
機能が存在することをオペレータに表示するヒント表示
を行う(s5,s6)。
うに、表示装置6における表示画面の余白部分に、複写
機30の状態に基づいて判断したオペレータによる使用
状況に適した機能名131,132を「ヒント」の文字
130とともに表示する。オペレータが機能名131又
は132の表示位置を押圧操作すると、押圧操作した機
能の内容を説明するガイダンスを例えば図13(A),
(B)に示すように表示する(s7,s8)。このガイ
ダンスには、その機能を選択しない場合に操作する戻り
キー141及びその機能を選択する場合に操作する選択
キー142が含まれ、CPU401は、戻りキー141
が押圧操作された場合には表示装置6の表示内容を基本
画面にしてスタートキー19の押圧操作を待機する(s
9,s10)。
画面において選択キー142が押圧操作された場合に
は、CPU401は、その機能に設定すべき詳細情報が
あるか否かを判別し(s11,s12)、枠消去モード
のように詳細情報の設定が必要なモードが選択された場
合には、図10に示した条件設定画面を表示装置6に表
示して詳細な条件の設定入力を受け付ける(s13,s
14)。1セット2コピーモードのように詳細な条件の
設定が必要でないモードが選択された場合には、そのモ
ードを設定して表示装置6に基本画面を表示した状態で
スタートキー19の押圧操作を待機する(s15→s1
0→s1)。スタートキー19が押圧操作されると、C
PU401は、設定されているモードの内容にしたがっ
て複写動作を実行する(s1→s16)。また、スター
トキー19以外のキーが押圧操作された場合には(s
2)、操作されたキーに応じた処理を実行する。
て表示する機能は枠消去モード及び1セット2コピーモ
ードに限定するものではなく、複写機30の状態から推
定されるオペレータの使用状況に応じて、複写機30が
有する他の機能を表示することもできる。
ならず、複写機30の状態に基づいてオペレータが所望
する複写機30の使用状況を推定し、推定した使用状況
に適した機能をオペレータに認識させることができ、複
写機30が有する機能を有効に活用することができる。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項3に
記載の発明に対応している。図14に示す処理は、オペ
レータが設定した機能の内容に基づいてオペレータの所
望する使用状況を推定し、推定した使用状況に応じた機
能を表示装置6における表示によってオペレータに認識
させるものである。複写機30のメイン画像処理ボード
400に搭載されたCPU401は、スタートキー19
の押圧操作による複写動作の開始の指示を待機している
間において、オペレータがソータ/ステープル機能及び
綴じ代機能を選択したことを検出すると(s21〜s2
3)、オペレータが複数枚の記録用紙を綴じる処理を所
望しているものと判断し、より適切な機能として製本機
能が選択可能であることをヒント表示する(s24)。
に、表示装置6に表示されている基本画面における余白
部分に、製本機能を表す文字151を「ヒント」の文字
130とともに表示する。図15に示す表示画面におい
て製本機能の文字151の表示位置が押圧操作される
と、図16(A)に示すように、製本機能のうち、ステ
ープル機能及び綴じ代機能が現在設定されている旨とと
もに、表紙挿入機能が選択可能である旨を示す第1のガ
イダンス画面を表示する(s25,s26)。図16
(A)に示す第1のガイダンス画面において確認キー1
52が押圧操作されると、図16(B)に示すように、
表紙挿入機能の内容を示す第2のガイダンス画面を表示
装置6に表示する(s27,s28)。さらに、図16
(B)に示す第2のガイダンス画面において選択キー1
53が押圧操作されると、図16(C)に示す表紙挿入
機能における設定画面を表示装置6に表示する(s2
9,s30)。
が完了した後、又は、第1のガイダンス画面若しくは第
2のガイダンス画面において、戻りキー154,155
が押圧操作された場合には、表示装置6の表示内容を図
4に示した基本画面に戻してスタートキー19の押圧操
作を待機し(s30〜s33→s21)、スタートキー
19が押圧操作されると、CPU401は、設定されて
いる機能の内容にしたがって複写動作を実行する(s2
1→s34)。
いて表示する機能は製本機能に限定するものではなく、
複写機30の状態から推定されるオペレータの使用状況
に応じて、複写機30が有する他の機能、例えば穿孔機
能を表示することもできる。以上の処理により、オペレ
ータが選択した処理内容からオペレータが所望する複写
機30の使用状況を推定し、推定した使用状況により適
した機能の存在をオペレータに認識させることができ、
複写機30が有する機能を有効に活用することができ
る。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項4及
び5に記載の発明に対応している。図17に示す処理
は、複写機30において実行した複写動作、即ち、オペ
レータによる複写機30の使用状態に基づいてオペレー
タの所望する最終的な出力結果を推定し、推定した最終
的な出力結果に応じた機能を表示装置6における表示に
よってオペレータに認識させるものである。このため、
複写機30のメイン画像処理ボード400に搭載された
CPU401は、今回の複写動作における複写枚数を前
回の複写枚数と比較し(s41)、両者が一致する場合
にはさらに今回の複写動作が手差し給紙トレイから給紙
された記録用紙に対して行われたか否かを判別する(s
42)。CPU401は、給紙部に装着された給紙カセ
ットから記録用紙を給紙して所定枚数の複写動作を行っ
た後、手差し給紙トレイから記録用紙を給紙して同一枚
数の複写動作が行われた場合、オペレータが記録用紙の
両面に画像を形成する両面複写処理を行っているのでは
ないかと判断し、表示装置6に表示している基本画面の
余白部分に図18に示すように両面コピー機能を表す文
字161をヒントの文字162とともに表示する(s4
3)。
在を知らないオペレータが複数枚の両面原稿の画像を複
数部両面コピーする場合、オペレータは複数の原稿の表
面についての複写動作を給紙カセットから給紙された記
録用紙について行った後に片面に画像を形成した記録用
紙を表裏面を反転して手差し給紙トレイから給紙して原
稿の裏面についての複写動作を行う作業を必要な部数回
繰り返して行うことが考えられる。そこで、複数の給紙
トレイのいずれかが選択され、複写倍率や複写濃度等の
他の条件が設定された後にスタートキー19が押圧操作
され、設定された条件にしたがって選択された給紙トレ
イから記録用紙を給紙して所定回数の複写動作を実行し
た後、所定時間内に、手差し給紙トレイが選択され、同
一の複写条件が設定された後にスタートキー19が押圧
操作され、設定された条件にしたがって手差し給紙トレ
イから記録用紙を給紙して同一回数の複写動作を実行し
た場合には、CPU401は、オペレータが記録用紙の
両面に複写画像を形成する両面複写作業を実行している
ものと判断し、片面に画像を形成した記録用紙の表裏面
を反転して手差し給紙トレイ上に載置する等の取扱が不
要な両面コピー機能の存在をオペレータが認識できるよ
うに表示装置6に表示する。
内容において両面コピー機能の文字161の表示部分が
押圧操作されると(s44)、表示装置6に図19に示
す両面コピー機能の処理内容を示すガイダンス画面を表
示する(s45)。このガイダンス画面において選択キ
ー163が押圧操作されると表示装置6に図5(A),
(B)に示した両面コピー機能の設定画面を表示し(s
46,s47)、両面コピー機能に係る条件の設定入力
を受け付ける(s48)。この後、図5(C)に示した
ように、両面コピー機能が設定されている旨を表示する
基本画面を表示し(s49)、スタートキー19が押圧
操作されると、設定された条件による両面コピー機能の
複写動作を実行する(s50,s51)。また、ガイダ
ンス画面において戻りキー164が押圧操作された場合
には、図4に示した基本画面を表示してスタートキー1
9の押圧操作を待機する(s52→被49)。
複写機30において両面コピー機能が実行可能であるこ
とを確認した後に行うようにしてもよい。これによっ
て、例えば、両面ユニットが装着されていない場合や両
面ユニットに故障を生じている場合に、誤って両面コピ
ー機能の複写動作が指示されることを未然に防止するこ
とができる。
は両面コピー機能に限るものではなく、複写機30の使
用状態から判断した最終的な出力結果を得るために最適
な他の機能を表示することができる。この場合に、複写
機30の複数回の使用状態において、同一内容の使用状
態が繰り返し実行されている場合に、その使用状態に適
した機能の存在をオペレータに表示するようにしてもよ
く、複写動作の実行中または待機中のいずれにおいても
表示することができる。
して記録用紙の両面に対する画像の形成処理を所望して
いることを判断する際に、給紙トレイから給紙した記録
用紙のサイズと手差し給紙トレイから給紙した記録用紙
のサイズとが一致するか否か等の他の条件を付加するこ
とにより、判断の精度を向上することができる。
に、複写処理毎に複写条件等を記憶した管理テーブルを
作成する場合には、この管理テーブルの内容に基づい
て、同一内容の使用状態の繰り返しを検出することがで
きる。例えば、図20に示す管理テーブルからは、管理
ナンバ33及び34、並びに、管理ナンバ35及び36
の関係から、記録用紙の両面にコピーを行っていること
が判断できる。
経過する毎に一部又は全部をクリアしたり、古いものか
ら順にクリアして所定数の複写処理に係る情報のみを記
憶したり、同一内容の複写処理の繰り返しが現れない場
合に一部又は全部をクリアすることができる。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項6〜
8に記載の発明に対応している。図21に示す処理は、
複写機30における各機能の使用状況に基づいて、各機
能に係る条件の設定方法を変更するようにしたものであ
る。このため、複写機30のメイン画像処理ボード40
0に搭載されたCPU401は、オペレータがいずれか
の機能を選択すると(s61)、選択された機能につい
ての使用状況を判断し(s62)、使用頻度が低い場合
には通常の設定状態とする一方(s63,s65)、使
用頻度が高い場合には条件をより詳細に設定できるよう
にし(s63→s64)、オペレータによる条件の設定
入力を受け付ける(s66)。
れまでの複写処理において綴じ代機能の使用頻度が低い
場合には、図22に示すように、綴じ代の設定を0m
m、5mm又は10mmの3段階のいずれかから選択す
るようにし、綴じ代モードの使用頻度が高い場合には、
図9に示したように、0〜20mmの範囲で1mm間隔
で設定できるようにする。
ば、図23に示す管理テーブルにおいて各機能の使用状
況を管理し、この管理テーブルの内容を参照して行うこ
とができる。また、オペレータ毎に各機能の使用頻度を
管理し、各オペレータにおける使用頻度に応じて各機能
に係る条件の設定方法を変更することもできる。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項9及
び10に記載の発明に対応している。図24に示す処理
は、複写機30における各機能の使用状況に基づいて機
能選択画面における各機能の表示状態を変更するように
したものである。このため、複写機30のメイン画像処
理ボード400に搭載されたCPU401は、特別機能
キー10が操作されると、例えば図25に示す状態で各
機能の使用状態を記憶した管理テーブルを参照し(s7
1,s72)、管理テーブルの内容に基づいて機能選択
画面における各機能の表示状態を変更し(s73)、各
機能の表示状態を変更した後の機能選択画面を表示装置
6に表示する(s74)。
うに、機能選択画面において使用頻度の高い機能の選択
キーを大きく、使用頻度の低い機能の選択キーを小さく
表示する。また、図27に示すように機能選択画面にお
いて使用頻度の高い機能の選択キーを強調表示したり、
図28に示すように機能選択画面において使用頻度の高
い機能の選択キーをオペレータの目に付き易い中央部に
表示したり、図29に示すように機能選択画面において
使用頻度の高い機能の選択キーを操作パネル75におい
て他の操作頻度の高いキーにより近い位置に表示するこ
とができる。さらに、図30(A)及び(B)に示すよ
うに、各機能を使用頻度に応じてグループ化し、使用頻
度の高いグループから順に機能選択画面を階層表示する
ようにしてもよい。また、図31に示すように、機能選
択画面において使用頻度の低い機能の選択キーを見難い
状態で表示することもできる。
において各機能の使用回数を累積的に集計し、この集計
結果に基づいて機能選択画面における各機能の選択キー
の表示状態を決定するようにしもよい。また、複写処理
に欠かすことのできない複写倍率、複写濃度及び用紙サ
イズ等の重要な機能については、使用頻度の高低に拘ら
ず表示状態を固定し、これら以外の機能についてのみ使
用頻度に応じて表示状態を変更するようにしてもよい。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項11
及び12に記載の発明に対応している。図32に示す処
理は、複写機30における各機能の使用状況に基づいて
ガイダンス画面における表示形態を変更するようにした
ものである。このため、複写機30のメイン画像処理ボ
ード400に搭載されたCPU401は、特別機能キー
10の操作に基づいて機能選択画面を表示中にいずれか
の機能に係る選択キーが押圧操作されると(s81,s
82)、予め記憶しているガイダンス情報を読み出すと
ともに(s83)、例えば図25に示す状態で各機能の
使用状態を記憶した管理テーブルを参照し(s84)、
選択キーの押圧操作によって選択された機能の使用頻度
が高い場合には読み出したガイダンス情報のサイズを縮
小して表示装置6に表示する(s85〜s87)。一
方、選択された機能の使用頻度が低い場合には読み出し
たガイダンス情報をそのままのサイズで表示装置6に表
示する(s85→s87)。例えば、CPU401は、
選択された機能の使用頻度が高い場合には、オペレータ
がその機能の内容について熟知していると判断し、選択
された機能についてのガイダンス情報を図33(A)に
示すように小さく表示するとともに、選択された機能の
使用頻度が低い場合には、オペレータがその機能の内容
を正確に認識していないと判断し、選択された機能につ
いてのガイダンス情報を図33(B)に示すように大き
いサイズで見易く表示する。
のガイダンス情報と図34に示す詳細なガイダンス情報
とを準備しておき、使用頻度の高い機能が選択された場
合には通常のガイダンス情報を表示し、使用頻度の低い
機能が選択された場合には詳細なガイダンス情報を表示
するようにしてもよい。なお、詳細なガイダンス表示の
内容が表示装置6の表示面積を越える場合には、図35
に示すように、表示装置6の画面の一部にスクロールキ
ー171を設け、スクロールキー171の操作によって
ガイダンス情報の全体を表示装置6にスクロール表示す
るようにしてもよい。なお、詳細なガイダンス情報に
は、その機能の設定入力を受け付けるキーを含めること
ができる。
用頻度をオペレータ毎に記憶しておき、各オペレータの
使用頻度に応じて各機能のガイダンス情報の表示形態を
変更するようにしてもよい。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項13
〜16に記載の発明に対応している。図36に示す処理
は、オペレータの複写機30に対する習熟度に応じてガ
イダンス画面における表示形態を変更するようにしたも
のである。このため、複写機30のメイン画像処理ボー
ド400に搭載されたCPU401は、特別機能キー1
0の操作に基づいて機能選択画面を表示中にいずれかの
機能に係る選択キーが押圧操作されると(s91,s9
2)、予め記憶しているガイダンス情報を読み出すとと
もに(s93)、オペレータの複写機30に対する習熟
度の判定結果を参照し(s94)、オペレータの習熟度
が高い場合には読み出したガイダンス情報のサイズを縮
小して表示装置6に表示する(s95〜s97)。一
方、オペレータの習熟度が低い場合には読み出したガイ
ダンス情報をそのままのサイズで表示装置6に表示する
(s85→s87)。
作中のオペレータの習熟度が高い場合には、オペレータ
がその機能の内容についても熟知していると判断し、選
択された機能についてのガイダンス情報を図33(A)
に示したように小さく表示するとともに、オペレータの
習熟度が低い場合には、オペレータがその機能の内容を
正確に認識していないと判断し、選択された機能につい
てのガイダンス情報を図33(B)に示したように大き
いサイズで見易く表示する。
9の操作によってクリアされ操作パネル75におけるキ
ー操作回数を計数するカウンタC、及び、スタートキー
19の操作後の最初のキー操作によって起動するタイマ
Tを備え、オペレータによりキー操作がされる毎にタイ
マTの計時時間をカウンタCの計数値によって除算して
キー操作の時間間隔tを算出し、算出したキー操作の時
間間隔を閾値と比較することより、複写機30の操作に
対するオペレータの習熟度を判定する。
におけるオペレータの有無を検出するセンサを備え、こ
のセンサがオペレータを検出した後に最初にキー操作が
されるまでの経過時間を計時し、この経過時間を閾値と
比較することにより複写機30の操作に対するオペレー
タの習熟度を判定するようにしてもよい。
からの経過時間、又は、ガイダンス情報を表示した時か
らの経過時間に基づいて、複写機30の操作に対するオ
ペレータの習熟度を判定することもでき、ガイダンス情
報を表示した時からの経過時間に基づいてオペレータの
習熟度が低いと判断した場合に、ガイダンス情報の表示
形態を変更するようにしてもよい。
回数又は使用頻度を記憶しておき、この記憶内容に基づ
いて複写機30の操作に対する各オペレータの習熟度を
判定するようにしてもよい。この場合には、オペレータ
の最初のキー操作からスタートキー19の操作までに要
する時間に基づいて習熟度を判定し、この判定結果を記
憶しておくこともできる。
タの習熟度を判定することもできる。例えば、複写機3
0において選択できる複数の機能を、条件の設定が比較
的簡単な第1の機能群と条件の設定が複雑な第2の機能
群とに分類しておき、第2のの機能群に含まれる機能を
設定したか否かに応じてオペレータの習熟度を判断する
ようにしてもよい。
常のガイダンス情報と図34に示した詳細なガイダンス
情報とを準備しておき、オペレータの習熟度が高い場合
には通常のガイダンス情報を表示し、オペレータの習熟
度が低い場合には詳細なガイダンス情報を表示するよう
にしてもよい。この場合に、詳細なガイダンス表示の内
容が表示装置6の表示面積を越える場合には、図35に
示したように、表示装置6の画面の一部にスクロールキ
ー171を設け、スクロールキー171の操作によって
ガイダンス情報の全体を表示装置6にスクロール表示す
るようにしてもよい。また、詳細なガイダンス情報に
は、その機能の設定入力を受け付けるキーを含めること
ができる。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項17
及び18に記載の発明に対応している。図37に示す処
理は、処理対象の画像情報である原稿台35に載置され
た原稿の特徴に応じて機能選択画面における表示内容を
変更するようにしたものである。このため、複写機30
のメイン画像処理ボード400に搭載されたCPU40
1は、原稿台35に原稿がセットされると、原稿台35
にセットされた原稿のサイズを検出し(s101,s1
02)、原稿のサイズがB5又はA4等の比較的小さい
サイズである場合には、これらのサイズの原稿に対して
実行することができない機能を除いた機能選択画面を表
示装置6に表示する(s103〜s105)。
ピー機能については、B5又はA4サイズの原稿につい
て実行することはできないため、原稿台35にセットさ
れた原稿のサイズがB5又はA4である場合には図38
に示すように機能選択画面において1セット2コピー機
能及びA2コピー機能に係る選択キーを表示しないよう
にする。これに対して、原稿台35にセットされた原稿
のサイズがB4又はA3である場合には図8に示したよ
うに機能選択画面において1セット2コピー機能及びA
2コピー機能に係る選択キーを含めて表示する。これに
よって、複写動作を実行すべき原稿のサイズに適した機
能のみを機能選択画面に表示することができ、オペレー
タによる機能の選択を容易にすることができる。
徴に応じて各機能についての条件の設定内容を変更する
ようにしてもよい。例えば、枠消去機能において、B5
又はA4サイズの原稿については原稿の周囲に生じる影
の消去のみ行うことができ、B4又はA3サイズの原稿
については原稿の周囲に生じる影の消去のみならず原稿
の中央に生じる影の消去も行うことができる。そこで、
オペレータが枠消去機能を選択した際に、原稿台35に
セットされた原稿のサイズがB5又はA4である場合に
は図39に示すように原稿の周囲についてのみ枠消去の
条件の設定を受け付ける条件設定画面を表示装置6に表
示し、原稿台35にセットされた原稿のサイズがB4又
はA3である場合には図10に示したように原稿の周囲
だけでなく原稿の中央部についても枠消去の条件の設定
を受け付ける条件設定画面を表示装置6に表示する。
特徴として、原稿の画像が写真画像等の多値画像である
か文字原稿等の2値画像であるか、又は、原稿の画像が
カラー画像であるかモノクロ画像であるかを抽出し、こ
の抽出結果に基づいて条件設定画面の表示内容を変更す
ることもできる。例えば、図4に示した基本画面からコ
ピー濃度キーが操作された場合に、原稿台35にセット
された原稿の画像が写真画像であると判断した場合には
図40(A)に示すように写真モードの濃度設定画面を
表示装置6に表示し、原稿台35にセットされた原稿の
画像が文字画像であると判断した場合には図40(B)
に示すように文字モードの濃度設定画面を表示装置6に
表示する。これによって、コピー濃度の設定時にオペレ
ータが原稿の種類に応じて写真モード又は文字モードを
選択する必要がなく、濃度設定作業を簡略化できる。
度キーが操作された場合に、原稿台35にセットされた
原稿の画像がカラー画像であると判断した場合には図4
1(A)に示すように明度設定及び色度設定を受け付け
る設定画面を表示装置6に表示し、原稿台35にセット
された原稿の画像がモノクロ画像であると判断した場合
には図41(B)に示すように濃度設定のみを受け付け
る設定画面を表示装置6に表示する。
にオペレータが原稿の種類に応じて写真モード若しくは
文字モード、又は、カラーモード若しくはモノクロモー
ドを選択する必要がなく、濃度設定作業を簡略化でき
る。
画面の表示形態を変更するとともに、画像処理内容も原
稿の特徴に応じて変更される。
理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項19
及び20に記載の発明に対応している。図42に示す処
理は、処理結果の出力対象である記録用紙の特徴に応じ
て機能選択画面における表示内容を変更するようにした
ものである。このため、複写機30のメイン画像処理ボ
ード400に搭載されたCPU401は、オペレータが
給紙すべき記録用紙を選択すると、選択された記録用紙
のサイズを検出し(s111,s112)、記録用紙の
サイズがB5又はA4等の比較的小さいサイズである場
合には、これらのサイズの原稿に対して実行することが
できない機能を除いた機能選択画面を表示装置6に表示
する(s113〜s115)。
用紙の中央部に対するステープル機能については、B5
又はA4サイズの原稿について実行することはできない
ため、選択された記録用紙のサイズがB5又はA4であ
る場合には、図43(A)に示すように後処理機能の選
択画面において紙折り機能、袋綴じ機能及び記録用紙の
中央部に対するステープル機能に係る選択キーを表示し
ないようにする。これに対して、選択された記録用紙の
サイズがB4又はA3である場合には図43(B)に示
したように後処理機能の選択画面において紙折り機能、
袋綴じ機能及び記録用紙の中央部に対するステープル機
能に係る選択キーを含めて表示する。これによって、複
写動作に使用する記録用紙のサイズに適した機能のみを
機能選択画面に表示することができ、オペレータによる
機能の選択を容易にすることができる。
処理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項2
1及び22に記載の発明に対応している。図44に示す
処理は、複写機30の設置場所に応じて表示装置6にお
ける表示内容を変更するようにしたものである。このた
め、複写機30のメイン画像処理ボード400に搭載さ
れたCPU401は、複写動作の待機中において、予め
入力されている複写機30の設置場所を読み出し(s1
21)、複写機30が特定のオペレータによって操作さ
れるオフィス等に設置されている場合には図4に示した
通常の基本画面を表示装置6に表示し(s122→s1
23→s125)、不特定のオペレータによって操作さ
れる店舗等に設置されている場合には図45に示す簡易
表現状態の基本画面を表示装置6に表示する(s122
→s124,s125)。
0を操作するオペレータは特定人に限定される可能性が
高く、複写機30の表示内容に専門的な用語を含む場合
であってもオペレータがその内容を認識することができ
る。一方、コンビニエンスストア等の店舗等に設置され
た複写機30は、不特定の顧客によって操作されること
から、オペレータが表示装置6に表示された専門的な用
語を理解することができない場合を生じ得る。そこで、
複写機30の設置場所を予め記憶しておき、設置場所の
記憶内容に応じて表示装置6の表示内容を変更すること
により、常にオペレータが表示内容を容易に理解できる
ようにして、複写機30の機能が有効に活用されるよう
にすることができる。
じて基本画面の表示形態を変更するようにしているが、
複写機30の設置場所に応じて機能選択画面の表示形態
を変更するようにしてもよい。例えば、複写機30が不
特定人によって操作される可能性のある店舗等に設置さ
れている場合には、図8に示した通常の表示形態の機能
選択画面に代えて、図46に示すように、各機能の内容
の説明を付した機能選択画面を表示する。
ダンス画面の表示形態を変更することもできる。例え
ば、枠消去機能についてのガイダンス表示に関して、複
写機30が特定のオペレータによって操作される場所に
設置されている場合には図33(A)に示す状態でガイ
ダンス情報を表示するとともに、複写機30が不特定の
オペレータによって操作される場所に設置されている場
合には図33(B)に示した状態でガイダンス情報を表
示する。また、複写機30が特定のオペレータによって
操作される場所に設置されている場合には図33(B)
に示した状態でガイダンス情報を表示するとともに、複
写機30が不特定のオペレータによって操作される場所
に設置されている場合には図34に示した状態でガイダ
ンス情報を表示する。
エンスストア等の店舗の立地条件、季節、時間帯等に応
じて複写機30の操作者の傾向が変化することが考えら
れる。例えば、ビジネス街の店舗では主としてビジネス
マンが複写機30を操作し、学生街の店舗では主として
学生が複写機30を操作する。また、学生街の店舗で
は、長期休暇中においては学生が複写機30を操作する
可能性は低くなる。そこで、複写機30が設置されてい
る場所の立地条件、季節及び時間帯等に応じて表示装置
6における表示形態を変更するようにしてもよい。
て特定される操作者のタイプに応じて使用する機能が変
化することが明らか場合には、複写機30の設置場所等
に基づいて機能選択画面の構成を変更するようにしても
よい。
に際しては、表示に使用する文字を漢字とかな文字との
間での変更、記号や図形の追加又は削除、音声等による
メッセージの追加又は削除、及び、表示切換速度の変更
等が考えられる。
処理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項2
3及び24に記載の発明に対応している。図47に示す
処理は、複写機30が有する複数の機能のうち、使用す
る可能性の全くない機能を予め指定しておき、指定され
た機能に係る選択キーや条件設定キーが機能選択画面等
に表示されないようにし、表示装置6における表示形態
を複写機30毎の使用状態に応じた表示形態とするよう
にしたものである。このため、複写機30のメイン画像
処理ボード400に搭載されたCPU401は、特別機
能キー10が押圧操作された際に、使用する可能性のあ
る機能として予め設定された機能の記憶内容を参照し
(s131,s132)、この記憶内容に基づいて機能
選択画面を構成して表示装置6に表示する(s133,
s134)。
に表示される機能選択画面は、その複写機30において
使用される可能性のある機能に係る選択キーのみによっ
て構成され、使用される可能性のない機能に係る選択キ
ーは表示されないため、複写動作において使用する機能
の選択処理を簡略化することができる。
容に基づいて機能選択画面の表示内容を構成するように
したが、予め設定された内容に基づいて各機能に係る条
件設定画面の表示形態を変更するようにしてもよい。ま
た、使用する可能性のない機能についての設定内容をオ
ペレータ毎に記憶しておき、複写機30を操作するオペ
レータに応じて機能選択画面等の表示内容を変更するこ
ともできる。この場合に、複写動作の割込処理時に、通
常の表示状態に復元したり、割込処理を行うオペレータ
に応じて機能選択画面等の表示内容を変更することもで
きる。
め設定された内容や使用状況等に応じて変更する場合
に、各表示形態の使用履歴を記憶しておき、この使用履
歴に基づいて表示装置6における表示形態をさらに変更
するようにしてもよい。例えば、図48に示すように、
表示装置6における表示形態毎に、その表示形態の設定
日時、設定者及び利用回数等を記憶しておき、この記憶
内容に基づいて今回の表示装置6における表示形態を決
定する。
形態について単位期間当たりの利用回数を利用頻度とし
て求めることができ、最後に設定された表示形態の利用
頻度が他の表示形態の利用頻度に比較して少ない場合
に、表示装置6の表示形態を利用頻度の高い表示形態に
戻すことが考えられる。また、現在設定されている表示
形態の設定者が今回の複写動作に係るオペレータと異な
る場合であって、今回の複写動作に係るオペレータが過
去に設定した表示形態が記憶さている場合には、今回の
表示装置6における表示形態をそのオペレータが設定し
た表示形態に変更することが考えられる。
処理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項2
5〜29に記載の発明に対応している。図49に示す処
理は、複写機30が有する複数の機能の内容を複写機3
0が複写動作を実行している間にオペレータに案内する
表示を行うようにしたものである。このため、複写機3
0のメイン画像処理ボード400に搭載されたCPU4
01は、複写動作が開始されると予め記憶している各機
能の案内メッセージを読み出して、例えば、図50に示
すように表示装置6に表示する(s141〜s14
4)。CPU401は、上記s142,s143の処理
を複写動作が終了するまで継続して行い(s144,s
145)、複数の機能のそれぞれの案内メッセージを順
次表示する。この処理により、オペレータが複写機30
の近傍に存在する可能性が高い複写動作中において、複
写機30が有する複数の機能のそれぞれの内容をオペレ
ータに認識させることができ、後の複写作業において複
写機30が有する機能が有効に活用されるようにするこ
とができる。
タイミングは、オペレータが表示装置6の表示内容にし
たがって機能の選択や条件の設定のための操作を行って
いる時に、表示装置6の一部のエリアにおいて行うこと
ができ、今回の複写動作においてオペレータが選択した
機能以外の機能についてのみ案内メッセージを表示する
ようにしてもよい。また、図51に示すように、複写機
30が有する各機能についての使用回数を記憶してお
き、使用回数の多い機能、又は、使用回数が少ない機能
から順に案内メッセージを表示するようにしもよい。
いて機能の選択を行っている間に、オペレータが選択し
た機能についての案内メッセージを表示するようにして
もよい。さらに、オペレータが選択していない機能につ
いての案内メッセージを表示する際に、図52に示すよ
うに、案内メッセージの表示エリア181内に、より詳
細な案内情報の表示の指示を受け付ける詳細確認キー1
82、及び、その機能の選択を受け付ける採用キー18
3を表示し、それぞれのキーの押圧操作により、より詳
細な案内情報を表示したり、その機能に係る条件設定画
面を表示するようにしもよい。
無に拘らず、複写機30が有する全ての機能について案
内メッセージを表示する場合には、その案内メッセージ
が既に選択されている機能に関するものであるか、又
は、選択されていない機能に関するものであるかをオペ
レータが識別できるようにし、案内メッセージの内容に
基づいて必要な機能のみを正確に選択したか否かを確認
できるようにしてもよい。
メッセージを表示する場合には、図53に示すように、
現在実行中の複写動作に対して割込処理が可能な機能に
ついての案内メッセージを表示するようにしてもよい。
また、図54に示すように、複写動作中に操作パネル7
5上に設けられている割込キー16が操作された際に、
実行中の複写動作に対して割込処理が可能な機能を一覧
表示するようにしてもよい。この場合に、案内メッセー
ジを表示中の表示装置6において何れかの機能を選択で
きるようにすることが考えられ、何れかの機能が選択さ
れた時に、実行中の複写動作を中止するようにしてもよ
い。
実行できる場合に、何れかの処理に係る動作の実行中
に、自動的に、又は、オペレータの指示に基づいて、並
行して実行可能な他の処理を図55に表示することもで
きる。例えば、複写機30は、原稿から読み取った画像
を複写する処理だけでなく、ファクシミリ装置又はプリ
ンタ装置としても機能する。したがって、原稿の画像の
読取処理を含む複写動作を実行中においては、外部装置
からのファクシミリ画像やプリントデータの受信処理等
の画像読取処理及び画像形成処理を含まない処理を並行
して行うことができる。また、例えば、読取処理が終了
した原稿の画像についてのマルチコピー時には、次の複
写動作に係る原稿の画像の読取処理や外部装置に送信す
べき画像の読取処理等の画像読取処理を含む処理を並行
して行うことができる。そこで、何れかの処理に係る動
作を実行中の複写機30において並行して実行可能な他
の処理を案内表示するようにし、複数の処理を素早く完
了することができる。
な処理の案内表示の指示は、例えば、操作パネル75に
設置されている割込キー16の押圧操作によるものとす
ることができる。このように、オペレータの指示に基づ
いて変更して実行可能な処理を案内表示することによ
り、並行処理を所望するオペレータに対して並行して実
行可能な処理を確実に認識させることができ、実行中の
動作が不要に中断することがない。
処理手順の一部を示すフローチャートであり、請求項3
0に記載の発明に対応している。図56に示す処理は、
複写機30が有する何れかの機能において、その機能を
実行するために複数の条件が設定される必要がある場合
に、条件設定画面において表示した複数の条件のうち、
設定すべき条件を順次視覚的にオペレータに認識させる
誘導表示を行うようにしたものである。このため、複写
機30のメイン画像処理ボード400に搭載されたCP
U401は、表示装置6に表示している機能選択画面に
おいて何れかの機能に係る選択キーが押圧操作される
と、選択キーが操作された機能に係る条件設定画面を表
示し(s151,s152)、予め決定されている操作
順序にしたがって、最初に設定すべき条件から順に条件
設定画面における各条件の表示位置を点滅表示し、点滅
表示している表示位置に表示している条件の設定入力を
受け付ける(s153〜157)。
おける送信時刻設定機能を実行させるためには、送信曜
日及び送信時刻の2つの条件を設定する必要がある。こ
のため、CPU401は、操作パネル75においてファ
クシミリモードキー20が押圧操作されて表示装置6に
図57に示すファクシミリモードの基本画面を表示して
いる間に特別機能キー10が押圧操作されると、図58
に示すファクシミリモードの機能選択画面を表示装置6
に表示する。CPU401は、この機能選択画面におい
て時刻設定機能の選択キーが押圧操作されると、図59
に示す条件設定画面を表示して送信曜日及び送信時刻の
2つの条件の設定入力を受け付ける。このとき、時刻設
定機能の条件設定画面における操作順序として、送信曜
日→送信時刻→OKキーの順に操作すべきことが予め決
定されているとすると、CPU401は、先ず、図59
に示す表示エリア1を点滅表示し、送信曜日の設定操作
を待機する。次いで、オペレータが送信曜日の設定操作
を完了すると、CPU401は図59に示す表示エリア
2を点滅表示し、送信時刻の設定操作を待機する。さら
に、オペレータが送信時刻の設定操作を完了すると、C
PU401は図59に示す表示エリア3を点滅表示し、
OKキーの操作を待機する。
ペレータが設定操作すべき複数の条件を同時に表示する
場合に、予め決定されている操作順序にしたがってオペ
レータが次に設定操作すべき表示位置をその他の部分の
表示状態と異なる表示状態で表示することにより、次に
操作すべき条件をオペレータに視覚的に誘導することが
でき、オペレータが条件の設定操作に習熟していない場
合でも、複数の条件についての設定操作を所定の順序で
正確かつ迅速に行わせることができる。
画面を表示した後にオペレータが何れかの表示位置を押
圧操作することなく所定時間が経過したか否か等によっ
てオペレータの習熟度を判別し、オペレータがその機能
についての設定操作に習熟していないと判断した場合に
のみ、s153〜s157の処理による誘導表示を行う
ようにしてもよい。
表示位置を他の部分と異なる表示状態で表示する誘導表
示方法は、少なくとも1回の点滅表示に限るものではな
く、次に操作すべき表示位置のみを反転表示等するよう
にしてもよい。
順序が必ずしも一義的でない場合に、オペレータが表示
操作6において誘導表示をしている表示エリア以外の部
分を押圧操作して他の条件を設定した際には、オペレー
タが条件の設定操作について認識していると判断して後
の誘導表示を行わないようにしてもよい。
情報に対して実行可能な複数の処理機能のそれぞれにつ
いての案内、選択入力、及び、処理条件の設定入力に関
する表示形態を、装置に対する操作状態、又は、装置の
動作状態に応じて変更することにより、装置に対する操
作状態や装置の動作状態に応じて表示部における各処理
機能に関する表示状態を適宜変更し、表示部における表
示内容を参照して操作者が所望する処理結果を得るため
に装置が実行すべき処理機能に関する入力操作を容易か
つ正確に行うことができ、装置が有する多数の処理機能
を有効に活用することができる。
構成を示す図である。
ある。
の表示画面の詳細を示す図である。
の表示状態を示す図である。
画面の表示状態を示す図である。
の表示状態を示す図である。
示状態を示す図である。
件の設定画面の表示状態を示す図である。
条件の設定画面の表示状態を示す図である。
を示すフローチャートである。
示状態を示す図である。
の表示状態を示す図である。
を示すフローチャートである。
示状態を示す図である。
の表示状態を示す図である。
を示すフローチャートである。
状態を示す図である。
のガイダンス画面の表示状態を示す図である。
する管理テーブルの内容を示す図である。
を示すフローチャートである。
理条件の設定画面を示す図である。
管理テーブルの内容を示す図である。
を示すフローチャートである。
管理テーブルの内容を示す図である。
第1の表示状態を示す図である。
第2の表示状態を示す図である。
第3の表示状態を示す図である。
第4の表示状態を示す図である。
第5の表示状態を示す図である。
第6の表示状態を示す図である。
を示すフローチャートである。
の第1の表示状態を示す図である。
の第2の表示状態を示す図である。
の第3の表示状態を示す図である。
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
表示状態を示す図である。
る条件設定画面の表示状態を示す図である。
係る条件設定画面の第1の表示状態を示す図である。
係る条件設定画面の第2の表示状態を示す図である。
を示すフローチャートである。
能選択画面の表示状態を示す図である。
部を示すフローチャートである。
の基本画面を示す図である。
の表示状態を示す図である。
部を示すフローチャートである。
の内容を示す図である。
部を示すフローチャートである。
内メッセージの第1の表示状態を示す図である。
管理テーブルの内容を示す図である。
内メッセージの第2の表示状態を示す図である。
内メッセージの第3の表示状態を示す図である。
内メッセージの第4の表示状態を示す図である。
内メッセージの第5の表示状態を示す図である。
部を示すフローチャートである。
モードの基本画面を示す図である。
す図である。
す図である。
Claims (30)
- 【請求項1】入出力される情報に対して実行される複数
の処理機能を備え、各処理機能についての案内、選択入
力、及び、処理条件の設定入力に関する表示画面を表示
する表示部を備えた情報処理装置において、 装置に対する操作状態、又は、装置の動作状態に応じて
表示部の表示形態を変更する制御部を設けたことを特徴
とする情報処理装置。 - 【請求項2】前記制御部が、処理機能の選択操作の内容
に基づいて選択すべき別の処理機能の案内画面を表示部
に表示する請求項1に記載の情報処理装置。 - 【請求項3】前記制御部が、選択操作された単一又は複
数の処理機能の処理内容を含む別の処理機能の案内画面
を表示部に表示する請求項2に記載の情報処理装置。 - 【請求項4】前記制御部が、装置における処理動作の内
容に基づいて選択すべき処理機能の案内画面を表示部に
表示する請求項1に記載の情報処理装置。 - 【請求項5】前記制御部が、装置において実行した複数
の処理動作の内容を含む処理機能の案内画面を表示部に
表示する請求項4に記載の情報処理装置。 - 【請求項6】前記制御部が、各処理機能の使用状況に応
じて表示部の表示形態を変更する請求項1に記載の情報
処理装置。 - 【請求項7】前記制御部が、各処理機能の使用状況に応
じてその処理機能に関する処理条件の設定画面の表示形
態を変更する請求項6に記載の情報処理装置。 - 【請求項8】前記制御部が、使用頻度が高くなるにした
がって各処理機能に関する処理条件の設定画面における
設定内容を詳細にする請求項7に記載の情報処理装置。 - 【請求項9】前記制御部が、各処理機能の使用状況に応
じて処理機能の選択画面の表示形態を変更する請求項6
に記載の情報処理装置。 - 【請求項10】前記制御部が、使用頻度が高くなるにし
たがって処理機能の選択画面における各処理機能の表示
部分の視認性を高くする請求項9に記載の情報処理装
置。 - 【請求項11】前記制御部が、各処理機能の使用状況に
応じてその処理機能の案内画面の表示形態を変更する請
求項6に記載の情報処理装置。 - 【請求項12】前記制御部が、使用頻度が高くなるにし
たがって処理機能の案内画面の内容を簡潔にする請求項
11に記載の情報処理装置。 - 【請求項13】前記制御部が、装置に対するオペレータ
の操作の習熟度に応じて表示部における表示形態を変更
する請求項1に記載の情報処理装置。 - 【請求項14】前記制御部が、装置に対する操作状態に
基づいてオペレータの操作の習熟度を判断し、この判断
結果に基づいて表示部における表示形態を変更する請求
項13に記載の情報処理装置。 - 【請求項15】前記制御部が、複数の操作の時間間隔に
基づいてオペレータの操作の習熟度を判断する請求項1
4に記載の情報処理装置。 - 【請求項16】前記制御部が、操作に対するオペレータ
の操作の習熟度に応じて表示部における案内画面の表示
形態を変更する請求項13に記載の情報処理装置。 - 【請求項17】前記制御部が、処理の対象の情報から抽
出した特徴に応じて表示部における表示形態を変更する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 【請求項18】前記制御部が、処理の対象の情報から抽
出した特徴に応じて処理機能の選択画面における選択可
能な処理機能、又は、処理条件の設定画面における設定
可能な処理条件を変更する請求項17に記載の情報処理
装置。 - 【請求項19】前記制御部が、処理結果の出力対象の特
徴に応じて表示部における表示形態を変更する請求項1
に記載の情報処理装置。 - 【請求項20】前記制御部が、処理結果の出力対象の特
徴に応じて処理機能の選択画面における選択可能な処理
機能、又は、処理条件の設定画面における選定可能な処
理条件を変更する請求項19に記載の情報処理装置。 - 【請求項21】前記制御部が、装置の設置環境に応じて
表示部における表示形態を変更する請求項1に記載の情
報処理装置。 - 【請求項22】前記制御部が、装置の設置環境に応じて
各処理機能の案内画面における表現の難易度を変更する
請求項21に記載の情報処理装置。 - 【請求項23】前記制御部が、各処理機能の使用状況に
応じて各処理機能の選択画面における表示形態を変更す
る請求項11に記載の情報処理装置。 - 【請求項24】前記制御部が、オペレータ毎の各処理機
能の使用状況に応じて各処理機能の選択画面における表
示内容を変更する請求項11に記載の情報処理装置。 - 【請求項25】前記制御部が、処理機能についての選択
入力中、処理条件の設定入力中、又は、処理動作の実行
中に、各処理機能に係る案内画面を表示部の一部に順次
表示する請求項1に記載の情報処理装置。 - 【請求項26】前記制御部が、各処理機能の使用状況に
応じて各処理機能に係る案内画面の表示順序を変更する
請求項25に記載の情報処理装置。 - 【請求項27】前記制御部が、選択された処理機能、又
は、選択されていない処理機能に係る案内画面を表示す
る請求項25に記載の情報処理装置。 - 【請求項28】前記制御部が、実行中の処理動作に対し
て割込処理が可能な処理機能に係る案内画面を表示する
請求項25に記載の情報処理装置。 - 【請求項29】前記制御部が、実行中の処理動作ととも
に並行処理が可能な処理機能に係る案内画面を表示する
請求項25に記載の情報処理装置。 - 【請求項30】前記制御部が、複数の処理条件の設定入
力を受け付ける単一の設定画面を表示部に表示している
間において、操作状態に応じて各処理条件の表示部分の
表示形態を変更する請求項1に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
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