JP2003177854A - 習熟度別画面表示プログラム、習熟度別画面表示装置 - Google Patents

習熟度別画面表示プログラム、習熟度別画面表示装置

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JP2003177854A
JP2003177854A JP2002368732A JP2002368732A JP2003177854A JP 2003177854 A JP2003177854 A JP 2003177854A JP 2002368732 A JP2002368732 A JP 2002368732A JP 2002368732 A JP2002368732 A JP 2002368732A JP 2003177854 A JP2003177854 A JP 2003177854A
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Hideki Nishimoto
秀樹 西本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザがいかなる習熟度を有していても、コン
ピュータを常に快適に操作可能な操作環境をユーザに提
供する。 【課題を解決するための手段】コンピュータを、特定の
作業のために使用する応用ソフトウエア又は前記応用ソ
フトウエアの実行を制御する基本ソフトウエアに対する
操作指示を与えるための入力手段を利用した操作履歴を
取得する操作履歴取得手段11と、前記操作履歴取得手
段11で取得した操作履歴に基づき、前記ソフトウエア
に対するユーザの習熟度を判定する習熟度判定手段14
と、前記習熟度判定手段14で判定したユーザの習熟度
に基づき、その習熟度に応じた習熟度別画面を生成する
習熟度別画面生成手段16と、前記習熟度別画面生成手
段16で生成した習熟度別画面をディスプレイ105に
表示する習熟度別画面表示手段17として機能させるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの多種多様
な習熟度に応じた画面を提供可能な習熟度別画面表示プ
ログラム及び習熟度別画面表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的安価で高性能なパソコンが
提供され、また、学校やオフィス等でもパソコンを用い
て行う作業が必要不可欠のものと成りつつあるなど、高
齢者から子供に至るまで幅広いユーザがコンピュータを
利用するようになってきている。ところが、このような
ユーザには操作スキルの高いユーザも存在すれば低いユ
ーザも存在するのが実状であり、一般的なコンピュータ
が、全てのユーザに対して好適に使用可能な操作環境を
提供するものとなっているとは言えない。
【0003】そうしたユーザの操作環境に対するニーズ
に対応すべく、例えば、ユーザの習熟度に応じてハード
ウエアキーボードあるいはソフトウエアキーボードを選
択切り替えできるようにしたものが提供されている(例
えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】特開平10−11190号公報(第2
頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
の習熟度に応じてハードウエアキーボードとソフトウエ
アキーボードとの2つを選択切り替え可能であるとは言
え、多種多様な習熟度を有するユーザに対して応分に適
合するものではないといった問題点を有している。
【0006】そこで本発明は、操作履歴を自動的に収集
し、収集したその操作履歴に基づきユーザの多種多様な
習熟度に応じた画面を提供可能な習熟度別画面表示プロ
グラムや習熟度別画面表示装置を提供するように図った
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の習熟
度別画面表示プログラムは、コンピュータを、特定の作
業のために使用する応用ソフトウエアたるアプリケーシ
ョンソフト又は前記応用ソフトウエアの実行を制御する
基本ソフトウエアたるオペレーティングシステム(以
下、「OS」とする。)に対する操作指示を与えるため
の入力手段を利用した操作履歴を取得する操作履歴取得
手段と、前記操作履歴取得手段で取得した操作履歴に基
づき、前記ソフトウエアに対するユーザの習熟度を判定
する習熟度判定手段と、前記習熟度判定手段で判定した
ユーザの習熟度に基づき、その習熟度に応じた習熟度別
画面を生成する習熟度別画面生成手段と、前記習熟度別
画面生成手段で生成した習熟度別画面をディスプレイに
表示する習熟度別画面表示手段として機能させることを
特徴とする。
【0008】このようなものであれば、取得した操作履
歴に基づき、多種多様な習熟度を有するユーザに応じた
習熟度別画面が生成表示されるため、ユーザがいかなる
習熟度を有していても、コンピュータを常に快適に操作
可能な操作環境をユーザに提供することができる。
【0009】なお、ユーザの習熟度に応じた習熟度別画
面を生成するためには、前記習熟度別画面生成手段が、
前記習熟度に応じて、作業スペースの異なる習熟度別画
面を生成するようにすることが好ましい。
【0010】また、前記習熟度別画面生成手段が、前記
習熟度に応じて、前記入力手段による操作指示を受け付
けるメニューの表示態様が異なるように習熟度別画面を
生成するものも挙げられる。このとき、前記表示態様
が、前記メニューの利用頻度と対応するものであるか、
又は、その表示態様が、前記入力手段の操作指示を行う
ための入力回数を少なくするために設けてなるショート
カットキーの表示に関するものであれば、その効果は顕
著なものとなる。なおここで、「メニュー」とは、メニ
ューバー、プルダウンメニューに表示されるコマンドや
アイコンなど、コンピュータに指示できるコマンドの内
容を図や字列等で個別に、又は、まとめてディスプレイ
上に表示されるものとして定義する。また、「ショート
カットキー」とは、前記ソフトウエア上でコマンドを呼
び出す際に、数回のメニューやコマンドの選択が必要な
機能を呼び出すことの可能な複数キーの組み合わせした
ものと定義する。より具体的には、OSがWindow
s(登録商標)であれば、「Ctrl」キー「Shif
t」キー「Alt」キーの各キーを同時に押せば、「プ
ログラムの強制終了画面」が画面上にポップアップされ
るといったものが挙げられる。
【0011】さらに、ユーザの習熟度に応じた習熟度別
画面を生成するものとしては、前記習熟度別画面生成手
段が、前記習熟度に応じて、ポップアップメニューの表
示態様又は表示頻度の異なる習熟度別画面を生成するも
のが挙げられる。なおここで、「ポップアップメニュ
ー」とは、前記メニューに関する機能を説明する画面上
に表示される文字や文章と定義する。
【0012】一方、ユーザの習熟度を好適に判断するた
めには、前記習熟度判定手段が、前記ソフトウエアを動
作させるための操作指示の入力速度に基づき、ユーザの
習熟度を判定することが望ましい。また、前記習熟度判
定手段が、前記ソフトウエアを所定動作させるための所
定操作指示の入力頻度に基づき、ユーザの習熟度を判定
するといった態様も考えられる。
【0013】このとき、前記操作指示が、前記入力速度
又は入力頻度を判定するための習熟度判定課題の入力に
関する入力操作であり、さらに、前記コンピュータを、
前記習熟度判定課題を画面出力又は音声出力によりユー
ザに提示する習熟度判定課題出力手段として機能させれ
ば、その効果は顕著となる。
【0014】また、前記習熟度判定手段が、前記ソフト
ウエアによりディスプレイに複数表示されるウインドウ
に対してなされた前記ソフトウエアを動作させる操作指
示に基づき、ユーザの習熟度を判定するものや、前記習
熟度判定手段が、前記入力手段を利用した操作指示のな
い作業停止時間に基づき、ユーザの習熟度を判定するも
のや、あるいは、デリートキーやバックスペースキー等
文字を削除する削除機能キーの操作数に基づき、ユーザ
の習熟度を判定するものとしても、好適にユーザの習熟
度を判定することができる。
【0015】ところで、ユーザの習熟度を判定する際
に、前記コンピュータに負荷をかけることなく且つ精度
よくユーザの習熟度を判定させるためには、前記コンピ
ュータを、前記習熟度を判定するための習熟度合いを類
型化した習熟度パターンを記憶しておく習熟度判定デー
タ記憶手段として機能させるとともに、前記習熟度判定
手段を、前記習熟度の判定の際に、前記習熟度判定デー
タ記憶手段に記憶された習熟度パターンを用いて判定す
るように機能させればよい。
【0016】また、ユーザの習熟度別画面を、前記コン
ピュータに負荷をかけることなく且つ効率的に表示させ
るためには、前記コンピュータを、前記習熟度別画面あ
るいはその習熟度別画面を構成する習熟度別画面要素を
記憶しておく習熟度別画面記憶手段として機能させると
ともに、前記習熟度別画面生成手段を、前記習熟度別画
面記憶手段に記憶された習熟度別画面あるいは習熟度別
画面要素に基づき習熟度別画面を生成するように機能さ
せることが好ましい。
【0017】さらにまた、本発明の望ましい態様として
は、上述の習熟度別画面表示プログラムを習熟度別画面
表示装置に所定の方法でインストールすることにより、
その装置が、特定の作業のために使用する応用ソフトウ
エア又は前記応用ソフトウエアの実行を制御する基本ソ
フトウエアに対する指示を与えるための入力手段を利用
した操作履歴を取得する操作履歴取得手段と、前記操作
履歴取得手段で取得した操作履歴に基づき、前記ソフト
ウエアに対するユーザの習熟度を判定する習熟度判定手
段と、前記習熟度判定手段で判定したユーザの習熟度に
基づき、その習熟度に応じた習熟度別画面を生成する習
熟度別画面生成手段と、前記習熟度別画面生成手段で生
成した習熟度別画面をディスプレイに表示する習熟度別
画面表示手段とを備えるように構成したものが挙げられ
る。
【0018】ここで、「所定の方法でインストール」と
は、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク等
の記録媒体に記録した前記習熟度別画面表示プログラム
をインストールする方法や、インターネット等の通信回
線網を介してその習熟度別画面表示プログラムをダウン
ロードしてインストールする方法が挙げられる。無論、
予め工場出荷時に前記習熟度別画面表示装置に然るべき
方法でインストールされるものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0020】図1は、本実施形態における習熟度別画面
表示装置P1及びサーバ装置P2を示した機器構成図で
ある。この図において、P1は、ユーザにより使用され
る習熟度別画面表示装置であり、一方、P2は、サーバ
装置である。そして、これら習熟度別画面表示装置P1
とサーバ装置P2とは互いにインターネット等の通信ネ
ットワークINETを介して双方向通信可能に接続され
ている。
【0021】前記習熟度別画面表示装置P1は、例え
ば、パソコンやPDA等の一般的な情報処理機能を有し
たコンピュータであり、図2に示すように、CPU10
1、内部メモリ102、HDD等の外部記憶装置10
3、通信ネットワークINETに接続するためのモデム
等の通信インタフェース104、ディスプレイ105、
マウスやキーボードといった入力手段106等を具備し
ている。
【0022】一方、前記サーバ装置P2は、一般的なサ
ーバ機能を有したコンピュータであり、図3に示すよう
に、CPU201、内部メモリ202、HDD等の外部
記憶装置203、通信ネットワークINETに接続する
ためのモデム等の通信インタフェース204、ディスプ
レイ205、マウスやキーボードといった入力手段20
6等を具備している。
【0023】そして、本実施形態では、図4に示すよう
に、習熟度別画面表示装置P1に、前記サーバ装置P2
からダウンロードした習熟度別画面表示プログラム又は
図示しないCD−ROMに記録してなる習熟度別画面表
示プログラムをインストールし、そのプログラムに基づ
いて前記CPU101や周辺機器を協働させることによ
り、この習熟度別画面表示装置P1が、操作履歴取得手
段11、操作履歴記憶手段12、習熟度判定データ記憶
手段13、習熟度判定手段14、習熟度別画面記憶手段
15、習熟度別画面生成手段16、習熟度別画面表示手
段17、習熟度判定課題出力手段18等としての機能を
具備するように構成している。
【0024】また、前記サーバ装置P2にも所定のプロ
グラムをインストールし、そのプログラムに基づいて前
記CPU201や周辺機器を協働させることにより、こ
のサーバ装置P2が、図5に示すように、プログラム記
憶手段21、ユーザ情報受信手段22、プログラム送信
手段23等としての機能を具備するように構成してい
る。
【0025】以下、各部を詳述する。
【0026】前記習熟度別画面表示装置P1において、
前記操作履歴取得手段11は、入力手段106たるマウ
スP1MやキーボードP1Kを利用した操作履歴を取得
するものである。この操作履歴は、図6に示すように、
入力手段の種類により、マウス操作により取得されるマ
ウス操作履歴(ディスプレイ105に表示されるマウス
ポインタの示す座標、クリック情報(右、左)、クリッ
ク回数)、ウインドウ操作履歴(ウインドウ位置、ウイ
ンドウサイズ、状態、クラス名、タイトルバー、メニュ
ーバー操作情報)、キーボード操作履歴(入力キー内
容、総入力数、“BackSpace”数、“Dele
te”数)、その他操作履歴(操作日時、ユーザ判別情
報(ユーザ名、コンピュータ名)に分類することができ
る。前記マウス操作履歴は、マウスの操作により取得さ
れるものであり、前記ウインドウ操作履歴は、マウスあ
るいはキーボードの操作により取得されるものであり、
前記キーボード操作履歴は、キーボード操作により取得
されるものである。また、その他操作履歴は、前記マウ
ス操作履歴、ウインドウ操作履歴及びキーボード操作履
歴の操作時刻及び操作者を特定するためのものであっ
て、操作日時は、通常OSが管理しているシステムクロ
ックから取得し、ユーザ判別情報は、通常パソコンの初
期設定時にマウスあるいはキーボード操作により入力さ
れ、前記内部メモリ102や外部記憶装置103の所定
領域に格納されているものから取得するようにしてい
る。
【0027】なお、本実施形態では、入力手段106を
マウスP1M及びキーボードP1Kとして説明をしてい
るが、ポインティングデバイス、トラックボール、タブ
レット、ジョイスティック等の人間が直接コンピュータ
を操作するものや音声により間接的に操作するものな
ど、人間がコンピュータを操作し得るものであればこれ
に限られるものではない。
【0028】前記操作履歴記憶手段12は、前記操作履
歴取得手段11で取得した操作履歴を格納するものであ
って、前記内部メモリ102や前記外部記憶装置103
等の所定領域に形成している。なお、本実施形態におい
てこの操作履歴は、図7(a)〜(c)に示すように、
該操作履歴記憶手段12に格納される際に、ウインドウ
操作ファイルWC、マウス座標ファイルMC、キー入力
内容ファイルKCに分類して格納されるようにしてい
る。より具体的に、前記ウインドウ操作ファイルWC
は、該装置を起動した時間を示す開始時間ファイル要素
WSと終了した時間を示す終了時間ファイル要素WE
と、ウインドウの操作内容を示す操作内容ファイル要素
WCとからなる。そして、この開始時間ファイル要素W
Sは、操作があった時刻を示すタイムスタンプ、操作概
要、操作のあったコンピュータ名、ユーザ名及びシステ
ム起動時間が属性として設定されており、図7(a)中
の最上列に示すように、“502786”、“OPE
N”、“OEMCOMPUTER”“takesh
i”、“20001128233836”といった値が
属性値として格納される。なお、この開始時間ファイル
要素WSの示す属性値において、操作概要以外の属性値
は、取得する状態において異なる値を示すものであるこ
とは言うまでもない。終了時間ファイル要素WEは、タ
イムスタンプと操作概要とが属性として設定されてお
り、それぞれに、“576941”、“CLOSE”が
属性値として設定されている。ところで、これら開始時
間ファイル要素WS及び終了時間ファイル要素WEにお
ける“,”は、操作内容ファイル要素WCの属性の数と
一致させるために用いたダミー用のデータを示すもので
ある。操作内容ファイル要素WCは、タイムスタンプ
と、操作概要、対象ウインドウのクラス、ウインドウ
名、ウインドウの座標及びウインドウの状態とが関連付
けされた状態で属性として設定されており、操作内容に
応じた各属性値は“ ”で囲まれるとともにタイムスタ
ンプと対応付けられた状態で時系列に順次並べられなが
ら格納される。
【0029】マウス座標ファイルMCは、マウス位置を
取得した時刻を示すタイムスタンプ、その時刻における
マウスポインタ位置たるx座標及びy座標とを記録した
操作履歴を格納するものである。例えば、図7(b)中
の最上列に示す「502806、389、315」は、
タイムスタンプが502806の時に、マウスポインタ
位置(x、y)が(389、315)にあったことを示
している。なお、本実施形態では、マウスを動かしてい
ない場合の操作履歴が膨大となり該習熟度別画面表示装
置P1に不具合が生じることが予測されるため、これを
好適に防止することを目的とし、マウスポインタの座標
が移動した際に該ファイルに操作履歴を記録する差分記
録方式を採用している。また、マウス移動時におけるマ
ウス位置を取得する間隔は、0.1秒毎とするなど実施
態様に応じて適宜設定することができる。
【0030】キー入力内容ファイルKCは、キーボード
が打鍵された際に、その打鍵時刻を示すタイムスタンプ
と、打鍵されたキーとを関連付けた状態で記録した操作
履歴を格納するものである。例えば、図7(c)中の最
上列に示す「508596、“{Alt}+{半角/全
角}”」は、タイムスタンプが508596の時に、
「Altキー」と「半角/全角キー」とを同時に打鍵す
る操作があったことを示している。なお、前記「+」
は、同時に複数のキーが打鍵されたことを示すものであ
る。また、「{ }」内の英字は、「{Alt}」であ
ればAltキーの打鍵をがあったこと意味し、「{Sh
ift}」であればShiftキーの打鍵があったこと
を意味している。
【0031】習熟度判定データ記憶手段13は、キーボ
ードの打鍵速度やマウスのクリック操作速度と、前記ソ
フトウエアを所定動作させるための所定操作指示の入力
頻度と、前記ソフトウエアによりディスプレイに複数表
示されるウインドウに対してなされた前記ソフトウエア
を動作させる操作指示(同時仕事率)と、前記入力手段
を利用した操作指示のない作業停止時間とに基づき、
「習熟者レベル」、「技術者レベル」、「初心者レベ
ル」、「入門者レベル」といった習熟度段階で分類され
るユーザの習熟度を、習熟度判定データとして記憶する
ものであって、前記内部メモリ102や前記外部記憶装
置103等の所定領域に形成している。
【0032】より具体的には、習熟者レベルは、1)キ
ーボードの打鍵速度やマウスのクリック操作速度が所定
値より速く、かつ、2)所定操作指示の入力頻度が高
く、かつ、3)同時仕事率が所定値より高く、かつ、
4)作業停止時間が所定値より短い、といった特徴を備
えるものとしている。
【0033】技術者レベルは、1)キーボードの打鍵速
度やマウスのクリック操作速度が所定値より速く、か
つ、2)所定操作指示の入力頻度が高く、かつ、3)同
時仕事率が所定値より低い、といった特徴を備えるもの
としている。
【0034】初心者レベルは、1)キーボードの打鍵速
度やマウスのクリック操作速度が所定値と略同一、か
つ、2)所定操作指示の入力頻度が低い、といったとい
った特徴を備えるものとしている。
【0035】入門者レベルは、1)キーボードの打鍵速
度やマウスのクリック操作速度が所定値より遅い、とい
った特徴を備えるものとしている。
【0036】なお、キーボードの打鍵速度やマウスのク
リック操作速度が所定値より速いものである否か、ま
た、前記ソフトウエアを所定動作させるための所定操作
指示の入力頻度が高いものであるか否かといったユーザ
の習熟度を判定するためのデータは、前記入力速度又は
入力頻度等のユーザの習熟度を判定するための習熟度判
定課題を、習熟度判定課題出力手段18が提示するよう
に構成し、その習熟度判定課題に対する入力結果を、そ
の習熟度判定課題の平均入力時間等と比較して求めるよ
うにすればよい。また、この習熟度判定課題は、文章と
してディスプレイ105に表示されるものあるいは表示
されないもの又は音声によりユーザに提示されるものが
上げられる。
【0037】前記習熟度判定手段14は、前記操作履歴
取得手段11で取得する操作履歴又は前記操作履歴記憶
手段12に記憶する操作履歴と、前記習熟度判定データ
記憶手段13に記憶する習熟度判定データとに基づき、
ユーザのソフトウエア等の操作に関する習熟度を、「習
熟者レベル」、「技術者レベル」、「初心者レベル」、
「入門者レベル」に分類するように判定するものであ
る。
【0038】習熟度別画面記憶手段15は、前記習熟度
別画面を構成し得るメニューに表示するコマンドやポッ
プアップアイコンといった習熟度別画面要素や、その習
熟度別画面要素を複数組み合わせてなる習熟度別画面を
記憶するものであって前記内部メモリ102や前記外部
記憶装置103等の所定領域に形成している。
【0039】習熟度別画面生成手段16は、前記習熟度
判定手段14で判定したユーザの習熟度に応じた習熟度
別画面を、前記習熟度別画面記憶手段15に記憶する習
熟度別画面要素等に基づき生成するものである。より具
体的には、ユーザの習熟度に応じて、作業スペースと、
前記入力手段による操作指示を受け付けるメニューの表
示態様と、ポップアップメニューの表示態様又は表示頻
度とがそれぞれ異なる習熟度別画面を生成するように構
成している。なお、前記メニューの表示態様としては、
前記表示態様が、前記メニューの利用頻度と対応するも
のや、前記入力手段の操作指示を行うための入力回数を
少なくするために設けてなるショートカットキーの表示
に関するものが挙げられる。
【0040】さらに詳述すると、習熟者レベル用の習熟
者レベル習熟度別画面は、図8に示すように、1)他の
レベルの習熟度別画面と比して大きな作業スペースSA
を有している。2)メニューMNのメニューバーMNB
が「ショートカットキー一覧」SCを具備する。3)必
要最小限の機能のみを表示する。といった特徴を備えて
いる。なお、前記「必要最小限の機能を表示する」と
は、例えば、MicrosoftWord(登録商標)
であれば、標準ツールバーMNAと書式設定ツールバー
MNC等といったデフォルト設定で表示される複数の機
能よりも少ない機能のみを表示することを意味する。
【0041】技術者レベル用の技術者レベル習熟度別画
面は、図9に示すように、1)比較的認知度の低いアイ
コン及びコマンドの機能を文字L(L1、L2、・・
・)で表示する。2)メニューバーMNBが「ショート
カットキー一覧」SCを具備する。といった特徴を備え
ている。なお、前記「比較的認知度の低い」とは、前記
操作履歴記憶手段12に記憶しているユーザの操作履歴
より求めてもよいし、あるいは、一般的に比較的認知度
の低いとされるものであってもよい。
【0042】初心者レベル用の初心者レベル習熟度別画
面は、図10に示すように、1)メニューバーMNBが
「ポップヒント」PHを具備する。2)全てのアイコン
及びコマンドの機能を文字で表示する。3)比較的利用
頻度の高いツールバーMNZを常に表示する。といった
特徴を備えている。なお、前記「比較的利用頻度の高い
ツールバー」とは、前記操作履歴記憶手段12に記憶し
ているユーザの操作履歴より求めてもよいし、あるい
は、一般的に利用頻度が高いとされるものであってもよ
い。本実施形態では、この比較的利用頻度の高いツール
バーMNZを「図形描画」バーとしている。
【0043】入門者レベル用の入門者レベル習熟度別画
面は、図11に示すように、1)標準ツールバーMNA
や前記比較的利用頻度の高いツールバーMNZの拡大表
示。2)メニューバーMNBが「ポップヒント」PHを
具備する。といった特徴を備えている。
【0044】前記習熟度別画面表示手段17は、前記習
熟度判定手段14で判定した習熟度に応じて、所定の習
熟度別画面を前記ディスプレイ105に画面表示するも
のである。より具体的には、前記習熟度判定手段14で
判定した習熟度が、「習熟者レベル」であれば、前記習
熟度別画面生成手段16で生成した習熟者レベル習熟度
別画面X1を、ディスプレイ105に表示する。また、
前記習熟度判定手段14で判定した習熟度が、「技術者
レベル」であれば、前記習熟度別画面生成手段16で生
成した技術者レベル習熟度別画面X2を、ディスプレイ
105に表示する。前記習熟度判定手段14で判定した
習熟度が、「初心者レベル」であれば、前記習熟度別画
面生成手段16で生成した初心者レベル習熟度別画面X
3を、ディスプレイ105に表示する。前記習熟度判定
手段14で判定した習熟度が、「入門者レベル」であれ
ば、前記習熟度別画面生成手段16で生成した入門者レ
ベル習熟度別画面X4を、ディスプレイ105に表示す
る。
【0045】一方、サーバ装置P2において、前記プロ
グラム記憶手段21は、前記習熟度別画面表示装置P1
P2へインストールすることによりその装置P2に前記
各手段11〜17等としての機能させるための習熟度別
画面表示プログラムを記憶するものであって、前記内部
メモリ202や前記外部記憶装置203等の所定領域に
形成している。
【0046】前記ユーザ情報受信手段22は、前記習熟
度別画面表示装置P1から送信されるユーザのプログラ
ムダウンロードコマンドを受信するものであって、前記
通信インタフェース204等を利用して構成されてい
る。
【0047】前記プログラム送信手段23は、前記ユー
ザ情報受信手段22が前記習熟度別画面表示装置P1か
らプログラムダウンロードコマンドを受信した際に、前
記プログラム記憶手段21に記憶している習熟度別画面
表示プログラムを前記習熟度別画面表示装置P1P2に
送信するものである。
【0048】次に、本発明の習熟度別画面表示装置P1
の動作例を、図12〜図13を参照しながら詳述する。
【0049】まず、ユーザが、習熟度別画面表示装置P
1の電源を入れると同時に習熟度別画面表示プログラム
が動作する。
【0050】この習熟度別画面表示プログラムは、例え
ば、OSやワープロソフトや表計算ソフト等のアプリケ
ーションソフトにおける前記入力手段106を用いた各
種操作の操作履歴を取得し、その操作履歴に基づくユー
ザの習熟度に応じた習熟度画面をディスプレイに表示す
る機能を習熟度別画面表示装置P1が有するようにバッ
クグラウンドで動作するものであって、OSがUNIX
(登録商標)であれば「デーモン」、WINDOWS
NT(登録商標)であれば「サービス」といったものに
類するものである。
【0051】なお、本実施形態では、この習熟度別画面
表示装置P1が、サーバ装置P2に対して前記習熟度別
画面表示プログラムをダウンロードする旨のコマンドを
送信し、サーバ装置P2から受信した習熟度別画面表示
プログラムがバックグラウンドで動作するように予めイ
ンストールされるものとして説明する。さらに、本実施
形態では、OSをWINDOWS98(登録商標)と
し、このOS上で作動するアプリケーションソフトをM
icrosoftWord(登録商標)として作動させ
た場合について説明を進めるが、使用するOS及びアプ
リケーションソフトはこれに限られるものではない。
【0052】しかして、図12に示すように、マウスに
よりディスプレイ上に画面表示されているメニューアイ
コンがクリックされたり、キーボードにより駆動中のア
プリケーションソフト上での文字入力がなされるといっ
た入力手段106による入力操作が行われると(ステッ
プS101)、操作履歴取得手段11がその入力操作を
示す操作履歴を取得し(ステップS102)、取得した
その操作履歴は前記操作履歴記憶手段12に格納される
(ステップS103)。
【0053】そして、前記習熟度判定課題を入力すると
いった所定の入力操作が終われば(ステップS10
4)、前記習熟度判定手段14が、前記操作履歴記憶手
段12に記憶する操作履歴と、前記習熟度判定データ記
憶手段13に記憶する習熟度判定データとに基づき、ユ
ーザのソフトウエア等の操作に関する習熟度を判定する
(ステップS104)。そして、前記習熟度判定手段1
4で判定されたユーザの習熟度が「習熟者レベル」であ
れば(ステップS106)、習熟度別画面生成手段16
が、習熟度別画面記憶手段15に格納している習熟度別
画面要素等に基づき、習熟者レベル習熟度別画面X1を
生成し(ステップS107)、この生成された習熟者レ
ベル習熟度別画面X1を、前記習熟度別画面表示手段1
7がディスプレイ105に表示する(ステップS10
8)。同様に、ユーザの習熟度が「技術者レベル」であ
れば(ステップS109)、技術者レベル習熟度別画面
X2を生成し(ステップS110)、ディスプレイ10
5に表示する(ステップS111)。ユーザの習熟度が
「初心者レベル」であれば(ステップS112)、初心
者レベル習熟度別画面X3を生成し(ステップS11
3)、ディスプレイ105に表示する(ステップS11
4)。ユーザの習熟度が「入門者レベル」であれば(ス
テップS115)、入門者レベル習熟度別画面X4を生
成し(ステップS116)、ディスプレイ105に表示
する(ステップS117)。
【0054】しかして、ユーザは、自分の習熟度に応じ
た画面上で作業を行うこととなるが、このとき例えば、
ユーザの習熟度が入門者レベルであれば、ユーザがマウ
スクリック操作をした際に、そのマウスポインタの示す
メニューの機能説明の文章がディスプレイ105に表示
されるといったその習熟度画面に応じた機能が実行され
るため、ユーザは、コンピュータを常に快適に操作する
ことができる。
【0055】したがってこのように構成した本実施形態
によれば、取得した操作履歴に基づき、多種多様な習熟
度を有するユーザに応じた習熟度別画面が生成表示され
るため、ユーザがいかなる習熟度を有していても、コン
ピュータを常に快適に操作可能な操作環境をユーザに提
供することができる。
【0056】また、予め、ユーザの習熟度を判定するた
めの習熟度合いを類型化した習熟度パターンを習熟度判
定データ記憶手段13に記憶しているため、ユーザの習
熟度を判定する際にかかる該習熟度別画面表示装置P1
への負荷も軽減できる。そして、精度よくユーザの習熟
度を判定することも可能となる。
【0057】さらに、習熟度別画面生成手段16が、前
記習熟度別画面記憶手段15に記憶された習熟度別画面
あるいは習熟度別画面要素に基づき習熟度別画面を生成
するため、ユーザの習熟度に応じた習熟度別画面を、該
習熟度別画面表示装置P1に負荷をかけることなく且つ
効率的に表示させることもできる。
【0058】なお、本実施形態では、習熟度別画面表示
装置P1を1台として説明したが、複数の習熟度別画面
表示装置P1がサーバ装置P2から習熟度別画面表示プ
ログラムをダウンロード可能に接続され得るシステムを
構築しても構わない。
【0059】また、予め習熟度別画面表示プログラムを
インストールした習熟度別画面表示装置P1をスタンド
アローンで使用するといった実施態様も考えられる。
【0060】また、習熟度別画面表示装置P1の操作履
歴取得手段11で取得する操作履歴、及び、習熟度別画
面生成手段16で生成する習熟度別画面の種類は、本実
施形態で説明したものに限られるものではない。無論、
ユーザの習熟度も本実施形態に限られず、各種操作履歴
に基づく多種多様な習熟度レベルに分類することもでき
る。
【0061】その他、本発明は上記記載例に限られず、
その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0062】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
取得した操作履歴に基づき、多種多様な習熟度を有する
ユーザに応じた習熟度別画面が生成表示されるため、ユ
ーザがいかなる習熟度を有していても、コンピュータを
常に快適に操作可能な操作環境をユーザに提供すること
の可能な習熟度別画面表示プログラムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における全体機器構成図。
【図2】同実施形態における習熟度別画面表示装置の内
部機器構成図。
【図3】同実施形態におけるサーバ装置の内部機器構成
図。
【図4】同実施形態における習熟度別画面表示装置の機
能構成を示す機能ブロック図。
【図5】同実施形態におけるサーバ装置の機能構成を示
す機能ブロック図。
【図6】同実施形態における取得する操作履歴の種類を
示す図。
【図7】同実施形態における操作履歴の格納態様を示す
図。
【図8】同実施形態における習熟度画面の表示態様を示
す図。
【図9】同実施形態における習熟度画面の表示態様を示
す図。
【図10】同実施形態における習熟度画面の表示態様を
示す図。
【図11】同実施形態における習熟度画面の表示態様を
示す図。
【図12】同実施形態における習熟度別画面表示装置の
動作を示すフローチャート。
【図13】同実施形態におけるサーバ装置の動作を示す
フローチャート。
【符号の説明】
11・・・操作履歴取得手段 13・・・習熟度判定データ記憶手段 14・・・習熟度判定手段 15・・・習熟度別画面記憶手段 16・・・習熟度別画面生成手段 17・・・習熟度別画面表示手段 18・・・習熟度判定課題出力手段 105・・・ディスプレイ 106・・・入力手段 P1・・・習熟度別画面表示装置(コンピュータ) P1M・・・マウス P1K・・・キーボード PH・・・ポップアップメニュー(ポップヒント) MN・・・メニュー SA・・・作業スペース W・・・ウインドウ X1・・・習熟度別画面(習熟者レベル習熟度別画面) X2・・・習熟度別画面(技術者レベル習熟度別画面) X3・・・習熟度別画面(初心者レベル習熟度別画面) X4・・・習熟度別画面(入門者レベル習熟度別画面)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月31日(2003.3.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項16
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の習熟
度別画面表示プログラムは、コンピュータを、特定の作
業のために使用する応用ソフトウエアたるアプリケーシ
ョンソフト又は前記応用ソフトウエアの実行を制御する
基本ソフトウエアたるオペレーティングシステム(以
下、「OS」とする。)に対する操作指示を与えるため
の入力手段を利用した操作履歴を取得する操作履歴取得
手段と、前記ソフトウエアを動作させるための操作指示
の入力速度と、この入力速度以外の操作履歴に係る少な
くとも1以上のデータとを、前記習熟度を判定するため
の習熟度判定データとして記憶しておく習熟度判定デー
タ記憶手段と、前記操作履歴取得手段で取得した操作履
と前記習熟度判定データ記憶手段に記憶している習熟
度判定データとに基づき、前記ソフトウエアに対するユ
ーザの習熟度を判定する習熟度判定手段と、前記習熟度
判定手段で判定したユーザの習熟度に基づき、その習熟
度に応じた習熟度別画面を生成する習熟度別画面生成手
段と、前記習熟度別画面生成手段で生成した習熟度別画
面をディスプレイに表示する習熟度別画面表示手段とし
て機能させることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】なお、ユーザの習熟度に応じた習熟度別画
面を生成するためには、前記習熟度別画面生成手段が、
前記習熟度に応じて、作業結果を表示するための作業ス
ペースの異なる習熟度別画面を生成するようにすること
が好ましい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】ところで、ユーザの習熟度を判定する際
に、前記コンピュータに負荷をかけることなく且つ精度
よくユーザの習熟度を判定させるためには、前記コンピ
ュータを、前記習熟度を判定するための習熟度合いを類
型化した習熟度判定データを記憶しておく習熟度判定デ
ータ記憶手段として機能させるとともに、前記習熟度判
定手段を、前記習熟度の判定の際に、前記習熟度判定デ
ータ記憶手段に記憶された習熟度判定データを用いて判
定するように機能させればよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】一方、サーバ装置P2において、前記プロ
グラム記憶手段21は、前記習熟度別画面表示装置P1
へインストールすることによりその装置P2に前記各手
段11〜17等としての機能させるための習熟度別画面
表示プログラムを記憶するものであって、前記内部メモ
リ202や前記外部記憶装置203等の所定領域に形成
している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】前記プログラム送信手段23は、前記ユー
ザ情報受信手段22が前記習熟度別画面表示装置P1か
らプログラムダウンロードコマンドを受信した際に、前
記プログラム記憶手段21に記憶している習熟度別画面
表示プログラムを前記習熟度別画面表示装置P1に送信
するものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】したがってこのように構成した本実施形態
によれば、取得した操作履歴と習熟度判定データ記憶手
段に記憶している習熟度判定データとに基づき、多種多
様な習熟度を有するユーザに応じた習熟度別画面が生成
表示されるため、ユーザがいかなる習熟度を有していて
も、コンピュータを常に快適に操作可能な操作環境をユ
ーザに提供することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】また、予め、ユーザの習熟度を判定するた
めの習熟度合いを類型化した習熟度判定データを習熟度
判定データ記憶手段13に記憶しているため、ユーザの
習熟度を判定する際にかかる該習熟度別画面表示装置P
1への負荷も軽減できる。そして、精度よくユーザの習
熟度を判定することも可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B019 HE19 5E501 AA02 AA04 BA13 CA02 CB02 CB04 CB06 CB08 CB09 CB10 CB15 DA02 DA14 DA17 FA04 FA05 FA25

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータを、 特定の作業のために使用する応用ソフトウエア又は前記
    応用ソフトウエアの実行を制御する基本ソフトウエアに
    対する操作指示を与えるための入力手段を利用した操作
    履歴を取得する操作履歴取得手段と、 前記操作履歴取得手段で取得した操作履歴に基づき、前
    記ソフトウエアに対するユーザの習熟度を判定する習熟
    度判定手段と、 前記習熟度判定手段で判定したユーザの習熟度に基づ
    き、その習熟度に応じた習熟度別画面を生成する習熟度
    別画面生成手段と、 前記習熟度別画面生成手段で生成した習熟度別画面をデ
    ィスプレイに表示する習熟度別画面表示手段として機能
    させるための習熟度別画面表示プログラム。
  2. 【請求項2】前記習熟度別画面生成手段が、前記習熟度
    に応じて、作業スペースの異なる習熟度別画面を生成す
    ることを特徴とする請求項1記載の習熟度別画面表示プ
    ログラム。
  3. 【請求項3】前記習熟度別画面生成手段が、前記習熟度
    に応じて、前記入力手段による操作指示を受け付けるメ
    ニューの表示態様が異なるように習熟度別画面を生成す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の習熟度別画面
    表示プログラム。
  4. 【請求項4】前記表示態様が、前記メニューの利用頻度
    と対応するものであることを特徴とする請求項3記載の
    習熟度別画面表示プログラム。
  5. 【請求項5】前記表示態様が、前記入力手段の操作指示
    を行うための入力回数を少なくするために設けてなるシ
    ョートカットキーの表示に関するものであることを特徴
    とする請求項3記載の習熟度別画面表示プログラム。
  6. 【請求項6】前記習熟度別画面生成手段が、前記習熟度
    に応じて、ポップアップメニューの表示態様又は表示頻
    度の異なる習熟度別画面を生成することを特徴とする請
    求項1乃至5いずれか記載の習熟度別画面表示プログラ
    ム。
  7. 【請求項7】前記習熟度判定手段が、前記ソフトウエア
    を動作させるための操作指示の入力速度に基づき、ユー
    ザの習熟度を判定することを特徴とする請求項1乃至6
    いずれか記載の習熟度別画面表示プログラム。
  8. 【請求項8】前記習熟度判定手段が、前記ソフトウエア
    を所定動作させるための所定操作指示の入力頻度に基づ
    き、ユーザの習熟度を判定することを特徴とする請求項
    1乃至7いずれか記載の習熟度別画面表示プログラム。
  9. 【請求項9】前記操作指示が、前記入力速度又は入力頻
    度を判定するための習熟度判定課題の入力に関する入力
    操作であることを特徴とする請求項7又は8記載の習熟
    度別画面表示プログラム。
  10. 【請求項10】前記コンピュータを、前記習熟度判定課
    題を画面出力又は音声出力によりユーザに提示する習熟
    度判定課題出力手段として機能させるための請求項9記
    載の習熟度別画面表示プログラム。
  11. 【請求項11】前記習熟度判定手段が、前記ソフトウエ
    アによりディスプレイに複数表示されるウインドウに対
    してなされた前記ソフトウエアを動作させる操作指示に
    基づき、ユーザの習熟度を判定することを特徴とする請
    求項1乃至10いずれか記載の習熟度別画面表示プログ
    ラム。
  12. 【請求項12】前記習熟度判定手段が、前記入力手段を
    利用した操作指示のない作業停止時間に基づき、ユーザ
    の習熟度を判定することを特徴とする請求項1乃至11
    いずれか記載の習熟度別画面表示プログラム。
  13. 【請求項13】前記習熟度判定手段が、デリートキーや
    バックスペースキー等文字を削除する削除機能キーの操
    作数に基づき、ユーザの習熟度を判定することを特徴と
    する請求項1乃至12いずれか記載の習熟度別画面表示
    プログラム。
  14. 【請求項14】前記コンピュータを、 前記習熟度を判定するための習熟度合いを類型化した習
    熟度パターンを記憶しておく習熟度判定データ記憶手段
    として機能させるとともに、 前記習熟度判定手段を、前記習熟度の判定する際に、前
    記習熟度判定データ記憶手段に記憶された習熟度パター
    ンを用いて判定するように機能させるための請求項1乃
    至13いずれか記載の習熟度別画面表示プログラム。
  15. 【請求項15】前記コンピュータを、 前記習熟度別画面あるいはその習熟度別画面を構成する
    習熟度別画面要素を記憶しておく習熟度別画面記憶手段
    として機能させるとともに、 前記習熟度別画面生成手段を、前記習熟度別画面記憶手
    段に記憶された習熟度別画面あるいは習熟度別画面要素
    に基づき習熟度別画面を生成するように機能させるため
    の請求項1乃至14いずれか記載の習熟度別画面表示プ
    ログラム。
  16. 【請求項16】特定の作業のために使用する応用ソフト
    ウエア又は前記応用ソフトウエアの実行を制御する基本
    ソフトウエアに対する指示を与えるための入力手段を利
    用した操作履歴を取得する操作履歴取得手段と、 前記操作履歴取得手段で取得した操作履歴に基づき、前
    記ソフトウエアに対するユーザの習熟度を判定する習熟
    度判定手段と、 前記習熟度判定手段で判定したユーザの習熟度に基づ
    き、その習熟度に応じた習熟度別画面を生成する習熟度
    別画面生成手段と、 前記習熟度別画面生成手段で生成した習熟度別画面をデ
    ィスプレイに表示する習熟度別画面表示手段とを備える
    ことを特徴とする習熟度別画面表示装置。
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