JP4520262B2 - 画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システムに関し、特に入力した画像データから仕上がり予想状態および設定入力画面を表示して、操作者からの設定入力を受け付ける画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システムに関するものである。
従来、原稿画像を読み取るスキャナ、スキャナで読み取った原稿画像を印刷する複写機、外部から入力された画像データを印刷するプリンタやファクシミリ装置、あるいは、これらの機能を兼ね備えた複合機などの画像形成装置が用いられていた。
この種の画像形成装置にあっては、原稿の種類や濃度といった原稿の状態に関する設定、拡大率・縮小率、片面・両面、あるいは余白サイズなどの各種画像処理に関する設定、ソート、ステープル処理、あるいはパンチ穴あけといった仕上げ処理に関する設定など、様々な機能に関する設定をユーザは行う必要がある。このため、ユーザは、印刷設定に関する非常に膨大なメニュー項目の中から所望の機能を探し出し、正確な設定入力を行わなければならなかった。
これは、機器側で原稿内容に関する情報を把握していないため、原稿によっては設定する必要のない機能に関する選択肢までメニュー項目中に存在させる必要があり、メニューが非常に複雑となり、ユーザの印刷設定に関する操作の利便性が損なわれる結果となっていた。
そこで、コンタクトガラス上に原稿が載置され、原稿押えカバーが閉じると同時にプレスキャンが実行され、読み取った画像に基づいてカラー画像と白黒画像との判別、あるいは、文字部と写真部との判別を行うことにより、原稿画像に応じた画像処理を自動的に分離処理して、操作性等の向上を図った画像形成装置があった(特許文献1参照)。
また、ユーザが原稿の読み取り条件の設定を任意に行った場合、その内容を1つのグループとし、画像形成装置に表示される読み込み条件ボタンに対応させて記憶し、事前に登録された内容は、この読み込み条件ボタンを指定することで呼び出して、複数の設定項目が登録済みの設定値に自動更新することにより、原稿読み取り条件の設定を容易に行うことのできる画像形成装置があった(特許文献2参照)。
特開平8−279884号公報 特開2001−285534号公報
しかしながら、このような従来技術にあっては、ユーザが印刷設定を行う際に、膨大なメニュー項目の中から所望の機能を探し出して、正確な設定入力を行わなければならないため、煩雑な上に、作業効率が悪くなるという問題があった。
この傾向は、特に最近の高機能な画像形成装置のように、使用頻度の高いものから使用頻度の低いものまで非常に豊富な機能を有しているもの、あるいは、それらを組み合わせた複合機などでは、印刷設定を行う際により重大な問題となってきている。
上記特許文献1では、原稿をプレスキャンして読み取った画像に基づいて画像の種類を判別し、判別した画像に基づいて画像が自動的に分離処理されるが、スキャン結果が印刷設定画面に表示される設定項目に直接反映されないため、印刷設定作業の効率化が図れないという問題があった。
また、上記特許文献2では、ユーザが原稿の読み取り条件の設定を任意に行い、その内容を1つのグループとして読み込み条件ボタンに対応させて記憶しておく。そして、読み込み条件ボタンを指定すると、それに対応した登録内容を呼び出して、複数の設定項目を登録済みの設定値に自動更新されるのであるが、読み込み条件ボタンの指定をユーザ自身が行う点で通常の設定作業と変わりはなく、読み込み条件の設定が容易になったとしても、設定作業自体の効率化が図られた訳ではないという問題があった。
このように、従来の画像形成装置では、原稿を読み取って画像形成を行う際にユーザは設定を実行する前に自分の設定によってどのような仕上がりになるのかを確認することはできなかったという問題、近年の画像形成装置の機能は多機能なものとなって来て設定操作自体も複雑になっているという問題、および、所望のように設定したつもりであっても印刷結果は所望の設定と異なることがあるという問題は解決されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って原稿データを読み込んで予想仕上がり状態を表示し、表示された画像への接触、および操作者の発する発話を用いて画像処理項目を設定でき、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、ユーザが画像形成のための設定項目値を入力した場合、設定入力を反映した仕上がり予想画像、および新たな設定メニューを表示して画像処理項目を設定できる操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、画像データを入力した場合、その原稿の特性値を検出して予想仕上がり状態および必要な設定項目を表示してユーザによる設定入力を受け付けることにより、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像形成装置であって、前記予想画像の予想画像情報を生成する予想画像情報生成手段と、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示する表示手段と、前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別する空間項目識別手段と、音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別する言語項目識別手段と、前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶する設定項目記憶手段と、前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定する設定手段と、を備え、前記空間項目識別手段は、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、前記言語項目識別手段は、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、前記設定手段は、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記予想画像情報生成手段は、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成するものであり、前記表示手段は、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するものであること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記空間項目識別手段は、前記接触物が前記表示手段の画像に接触する位置、方向、および領域の少なくとも一つを含む空間情報を取得して空間指示項目を識別するものであり、前記言語項目識別手段は、前記操作者の発話による音声を受け付けて言語指示項目を識別するものであること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記表示手段は、前記予想画像を表示するタッチパネルを有し、前記空間項目識別手段は、前記タッチパネル上で前記接触物が接触することにより前記空間情報を取得し、前記空間指示項目を識別するものであること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記空間項目識別手段は、前記タッチパネル上の前記接触物が接触する軌跡から前記空間情報を識別するものであること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記入力した画像データを解析して原稿特性値を抽出する画像解析手段をさらに備え、前記予想画像情報生成手段は、前記画像解析手段によって抽出された原稿特性値に基づいて前記予想画像情報を生成するものであること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像形成装置において実行される方法であって、前記画像形成装置の予想画像情報生成手段により、前記予想画像の予想画像情報を生成するステップと、前記画像形成装置の表示手段により、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するステップと、前記画像形成装置の空間項目識別手段により、前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別するステップと、前記画像形成装置の言語項目識別手段により、音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別するステップと、画像形成装置の設定項目記憶手段により前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶するステップと、前記画像形成装置の設定手段により、前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の候補の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段によって識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定するステップと、を含み、前記空間項目識別手段により空間指示項目を識別するステップでは、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、前記言語項目識別手段により言語指示項目を識別するステップでは、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、前記設定手段により前記画像形成の処理項目を設定するステップでは、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項7に記載の画像形成方法において、前記予想画像情報生成手段により予想画像情報を生成するステップでは、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成し、前記表示手段により前記予想画像を表示するステップでは、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示すること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項7または8に記載の画像形成方法において、前記空間項目識別手段により空間指示項目を識別するステップでは、前記接触物が前記表示手段の画像に接触する位置、方向、および領域の少なくとも一つを含む空間情報を取得して空間指示項目を識別し、前記言語項目識別手段により言語指示項目を識別するステップでは、前記操作者の発話による音声を受け付けて言語指示項目を識別すること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項7〜9のいずれか1つに記載の画像形成方法において、前記画像形成装置の画像解析手段により、前記入力した画像データを解析して原稿特性値を抽出するステップをさらに含み、前記予想画像情報生成手段により予想画像情報を生成するステップでは、前記画像解析手段によって抽出された原稿特性値に基づいて前記予想画像情報を生成すること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、プログラムであって、請求項7〜10のいずれか1つに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像形成装置における画像処理装置であって、前記予想画像の予想画像情報を生成する予想画像情報生成手段と、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示する表示手段と、前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別する空間項目識別手段と、音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別する言語項目識別手段と、前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶する設定項目記憶手段と、前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定する設定手段と、を備え、前記空間項目識別手段は、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、前記言語項目識別手段は、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、前記設定手段は、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項12に記載の画像処理装置において、前記予想画像情報生成手段は、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成するものであり、前記表示手段は、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するものであること、を特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、ネットワーク接続され、画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像処理システムであって、それぞれのうち2つ以上が前記ネットワーク接続され、前記予想画像の予想画像情報を生成する予想画像情報生成手段と、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示する表示手段と、前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別する空間項目識別手段と、音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別する言語項目識別手段と、前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶する設定項目記憶手段と、前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定する設定手段と、を備え、前記空間項目識別手段は、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、前記言語項目識別手段は、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、前記設定手段は、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項14に記載の画像処理システムにおいて、前記予想画像情報生成手段は、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成するものであり、前記表示手段は、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するものであること、を特徴とする。
請求項1にかかる画像形成装置によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態を表示し、表示された画像への接触および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定でき、しかも、まず発話音声により言語指示項目を識別し、次に、識別した言語指示項目に基づいて空間指示項目の候補を絞り込んで、絞り込んだ中から、表示された画像への接触によって空間指示項目を識別し、さらにそれぞれの項目の確実度と関連性を表す関連度を加味して画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる画像形成装置によれば、処理項目を設定した後の予想仕上がり状態を表示して、さらに表示された画像への接触および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる画像形成装置によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態を表示し、表示された画像へ接触物により軌跡を描くことおよび発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる画像形成装置によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態をタッチパネルに表示し、表示されたタッチパネル上の画像への接触および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる画像形成装置によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態をタッチパネルに表示し、表示されたタッチパネル上の画像に接触して描く軌跡および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる画像形成装置によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して原稿特性値を読み取って予想仕上がり状態を表示し、原稿特性を反映して表示された画像への接触および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる画像形成方法によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態を表示し、表示された画像への接触および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定でき、しかも、まず発話音声により言語指示項目を識別し、次に、識別した言語指示項目に基づいて空間指示項目の候補を絞り込んで、絞り込んだ中から、表示された画像への接触によって空間指示項目を識別し、さらにそれぞれの項目の確実度と関連性を表す関連度を加味して画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成方法を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる画像形成方法によれば、処理項目を設定した後の予想仕上がり状態を表示して、さらに表示された画像への接触および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成方法を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる画像形成方法によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態を表示し、表示された画像へ接触物により軌跡を描くことおよび発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成方法を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる画像形成方法によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して原稿特性値を読み取って予想仕上がり状態を表示し、原稿特性を反映して表示された画像への接触および発話によって直感的に画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像形成方法を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかるプログラムは、請求項7〜10のいずれか1つに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させることができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる画像処理装置によれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態を表示し、表示された画像への接触および発話によって直感的に画像処理の処理項目を設定でき、しかも、まず発話音声により言語指示項目を識別し、次に、識別した言語指示項目に基づいて空間指示項目の候補を絞り込んで、絞り込んだ中から、表示された画像への接触によって空間指示項目を識別し、さらにそれぞれの項目の確実度と関連性を表す関連度を加味して画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像処理装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる画像処理装置によれば、処理項目を設定した後の予想仕上がり状態を表示して、さらに表示された画像への接触および発話によって直感的に画像処理の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像処理装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる画像処理システムによれば、ユーザによる各種機能の設定作業に先立って画像データを入力して予想仕上がり状態を表示し、表示された画像への接触および発話によって直感的に画像処理の処理項目を設定でき、しかも、まず発話音声により言語指示項目を識別し、次に、識別した言語指示項目に基づいて空間指示項目の候補を絞り込んで、絞り込んだ中から、表示された画像への接触によって空間指示項目を識別し、さらにそれぞれの項目の確実度と関連性を表す関連度を加味して画像形成の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高い画像処理システムを提供することができるという効果を奏する。
また、請求項15にかかる画像処理システムによれば、処理項目を設定した後の予想仕上がり状態を表示して、さらに表示された画像への接触および発話によって直感的に画像処理の処理項目を設定できるので、操作者にとっては利便性が高くシステムにとっては確実性が高いネットワーク接続された画像処理システムを提供することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システムの最良な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態1による画像形成装置の機能的ブロック図である。図1に示す画像形成装置10は、スキャナ11、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)111、スキャナコントローラ112、画像記憶部12、画像処理部13、プリンタ14、プリンタコントローラ142、仕上げ処理部141、操作表示部15、操作表示制御部151、システム制御部16、および通信制御部17を備える。また、画像形成装置10は、通信制御部17を介してネットワーク18と接続されている。そして、画像形成装置10は、原稿19の画像を読み取って画像処理を施した後、印刷物20として出力する。
スキャナ11は、スキャナによって原稿19のイメージをディジタル画像データに変換する。なお、このスキャナ11は、複数ページの原稿をセットすると、読取位置に1枚ずつ順に繰り出しながら連続して自動的に読み込みを行うことができるADF111を搭載している。また、このADF111は、用紙の片面に印刷された片面原稿だけでなく、両面に印刷された両面原稿を反転させて自動的に読み込むことが可能である。スキャナコントローラ112は、システム制御部16の命令を受け、スキャナ11を制御する。
画像記憶部12は、スキャナ11で読み取った画像データや外部から入力された画像データ等を一時的に保存しておくバッファメモリである。
画像処理部13は、スキャナから送られ画像記憶部12に一時的に保存された多値データに対してγ補正やMTF補正処理等を施した後、スライス処理やディザ処理のような階調処理を施して2値(または多値)化処理を施す。また、画像処理部13は、ユーザが設定した機能に対応した各種の画像処理(拡大/縮小、濃度/色の調整など)やレイアウト加工処理(両面印刷/片面印刷、集約印刷、余白サイズの調整など)を行う。
画像処理部13は、また空間項目識別部131,言語項目識別部132、処理項目設定部133、画面情報生成部134、および設定項目記憶部135を備える。画像情報生成部134は、入力した画像データに従って、表示パネル15cで表示する予想仕上がり画像を生成する予想仕上がり画像情報を生成する。画像処理部13は本発明の特徴的な部分であり、画像処理部13が備える各部についてはさらに詳しく後述する。
プリンタ14は、ここでは画像処理部13で処理された画像データに基づいて光ビームを偏向走査させ、感光体上に形成した静電潜像にトナーを使って現像し、生成されたトナー画像を転写紙に転写して、定着処理を行う電子写真技術を用いたプリンタである。プリンタコントローラ142は、システム制御部16の命令を受けてプリンタを制御する。
プリンタ14は、仕上げ処理部141を搭載している。仕上げ処理部141は、ユーザの設定に基づいて、印刷処理が施された印刷物20を部数やページ単位で仕分けを行うソート処理、複数枚の印刷媒体を揃えてステープルで綴じるステープル処理、あるいは、複数枚の印刷媒体をバインダーやファイルに綴じるためのパンチ穴を空けるパンチ穴処理といった仕上げ処理を行う。
操作表示部15は、マイク15a、タッチパネル15b、および表示パネル15cを備え、マイク15aから音声で設定内容を入力したり、キーボードやタッチパネル15bを使って設定内容を入力したり、予想仕上がり画面や画面の仕上げを設定する設定内容のメニュー項目をタッチパネル15bに表示することができる。タッチパネル15bは、また、視覚的表示の他、スピーカ(不図示)による音声出力を行うこととしてもよい。
操作表示部15は、画像形成装置で実行したい機能を設定画面のメニュー項目として表示し、表示されたメニュー項目の中からユーザによる設定入力を受け付けるためのものであり、例えば、原稿の状態に応じたスキャナ11における読み取り条件の設定、読み取った画像データを加工する画像処理部13における設定、プリンタ14における印刷条件の設定、あるいは、印刷後の印刷物に対してソート、ステープル、パンチ穴などの仕上げ処理を行う仕上げ処理部141などの設定を受け付けるものである。
ここで、操作表示部15は、例えば画像形成装置で操作入力を行うタッチパネル15bとして構成できる。タッチパネル15bは、設定のためのメニュー項目を表示するほか、空間項目識別部131により生成した仕上がり予想情報を表示することとしても良い。仕上がり予想情報が画像やテキストの場合、タッチパネル15bに表示され、仕上がり予想情報が音声の場合、スピーカ(不図示)から音声出力してもよい。
表示パネル15cは、タッチパネル15bと一体に構成しても良く、また、画像形成装置が備える専有の表示装置を用いても良い。
操作表示制御部151は、操作表示部15との入出力を制御、例えば、画像処理部13によって処理されたデータを操作表示部15のタッチパネル15bおよびスピーカ(不図示)に出力制御する。あるいは、操作表示制御部151は、操作表示部15のマイク15aおよびタッチパネル15bからの入力制御を行う。
システム制御部16は、各構成部と接続されていて、画像形成装置10全体の制御を行うものである。このシステム制御部16は、不図示のCPU、ROM、RAMなどから構成されており、CPUがROMに格納された基本プログラムに基づいて、RAMのワーク領域を利用しながら各種の処理を行っている。
通信制御部17は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネットなどのネットワーク18と接続され、通信プロトコルに従ってネットワークに接続された他の機器との間で画像データや制御データ等のやり取りを行うものである。
ここで、本発明に特徴的な画像処理部13についてさらに説明する。画面情報生成部134は、入力した画像データに従って、表示パネル15cに仕上がり予想画面を表示する仕上がり予想画面情報を生成する。操作表示制御部151は、生成された仕上がり予想画面情報に従って、表示パネル15cに仕上がり予想画面を表示させる。
ここで、表示パネル15cとタッチパネル15bは図面上別々に記載されているが、一体的に構成する。表示パネル15cに操作者の指などが接触することは、同時にタッチパネル15bが接触入力を受け付ける。
操作者が、表示部パネル15cに表示された仕上がり予想画面を見ながら指やスタイラスペンなど(以下ポインターと記す)で接触することによって、タッチパネル15bは、表示された予想仕上がり画面上の印刷物の仕上がり状態における空間的位置情報の入力を受け付ける。空間項目識別部131は、タッチパネル15bによって受け付けられた空間的位置情報を解析し、例えば余白の幅の値などのような空間的な設定項目を識別する。
操作表示部15のマイク15aは、操作者の発話による音声情報の入力を受け付ける。言語項目識別部132は、マイク15aを介して入力された音声情報を音声認識して言語解析を行い、言語情報を介した設定である言語指示項目を認識する。
処理項目設定部133は、空間項目識別部131によって認識された空間的な設定項目、および言語項目識別部132によって認識された言語的な設定項目の組合せの中から選択して、画像形成時に施す処理項目を設定する。
ここで、選択される空間的な設定項目は、設定項目記憶部135に記憶されており、空間項目識別部131が設定項目記憶部135の中から空間指示項目を候補として取得する。処理項目設定部133は、空間項目識別部131によって候補として選択された空間指示項目の中から特定する。空間項目識別部131は、例えば、実際に取得した位置情報と、設定項目記憶部135に記憶された空間指示項目における位置情報との誤差を算出し、算出された誤差の小さな順に並べて特定する。
また、言語的な設定項目は、設定項目記憶部135に記憶されており、言語項目識別部132が設定項目記憶部135の中から言語指示項目を候補として取得する。処理項目設定部133は、言語項目識別部132によって候補として選択された言語指示項目の中から特定する。言語項目識別部132は、例えば、実際に取得した音声情報と、設定項目記憶部135に記憶された言語指示項目における音声情報との誤差を算出し、算出された誤差の小さな順に並べて特定する。
処理項目設定部133は、特定した空間指示項目および言語指示項目を組み合わせて画像形成のための処理項目を設定する。
画面情報生成部134は、処理項目設定部133によって設定された処理項目に従って、再び仕上がり予想画面情報を生成し、表示パネル15cに表示する。
さらに具体的な設定入力について説明する。ユーザは、タッチパネル15b上で、ポインター(ユーザーの指先や専用ペンなど)によって、例えば、仕上がり予想図上の特定の位置、方向、領域、形状に関して入力する。空間項目識別部131は、例えば、接触位置については、スタンプ印字やパンチ穴の位置をいくつかの候補のうちから、ポインターの接触位置に最も近い位置を識別する。方向については、空間項目識別部131は、例えば、両面コピー時の開き方向、ステープルを止める方向など、いくつかの候補の中からポインターが接触後、離れるまでの移動方向に最も近い方向を識別する。領域については、空間項目識別部131は、例えば、余白領域や消去領域として指定される領域を、ポインターが接触後、離れるまでの軌跡を矩形として識別し、識別した矩形領域を指定する数値に最も近い数値を選択する。
ユーザが日付印字の書式として「2004/2/23」を指示する場合、空間項目識別部131はポインターが接触してから離れるまでの軌跡として斜線の組である「//」のような接触形状から識別し、また、「2004.2.23」を指示する場合、空間項目識別部131はポインターの接触により生成されるピリオドの組みである「..」のような接触形状を識別する。
言語項目識別部132は、取得した音声を音声認識によって認識し、設定項目記憶部135に記憶されている設定項目情報の中から取得した言語指示項目を候補として識別する。ここでいう言語指示項目とは例えば、「スタンプ印字」「パンチ」「原稿セット方向」「ステープル」「余白」「消去」「日付印字」など、ユーザの発話する言葉で表現される複写機の処理の種類である。
処理項目設定部133は、空間項目識別部131および言語項目識別部132が識別した指示項目を相補的に組み合わせることにより、ユーザの指示した設定項目を相補的に特定して、画像形成装置へ設定する。
設定項目記憶部135は、処理項目、位置項目、方向項目、領域項目、形状項目などの組み合わせ可能な設定変更項目を記憶している。処理項目設定部133は、表示パネル15cに表示されたメニュー画面からの変更入力を受け付けた場合、設定項目記憶部135に記憶されているこれらの項目からの組合せを選択することによって、設定変更を行うことができる。
図2は、実施の形態1による画像形成装置において、操作者によるタッチパネルへの接触と発話によって画像処理項目が設定されることを説明する図である。図3は、タッチパネルへの接触と発話によって画像処理項目が設定された仕上がり予想画面と、さらに画面上から設定を受け付けることを説明する図である。図4は、タッチパネルへの接触と発話によって画像処理項目が設定された仕上がり予想画面上から、両面コピーであることの設定入力を受け付けることを説明する図である。
ここでは、印刷すべきページの右上に、2004/2/25のような書式で、日付印字を指定しようとする。ユーザによる設定の操作に先立って、最初、原稿読み取り装置によって読み取られた画像データから、デフォルトの設定項目を反映した予想仕上がり画像が仕上がり予想図2bとして表示されている(図2)。ユーザはポインターで接触軌跡2cのように接触する。接触によって、タッチパネル15bは位置情報を取得する。次に、ユーザは、「日付印字」と発話する(ユーザの発声2d)。発話によってマイク15aは、音声情報を取得する。
空間項目識別部131は、斜線の位置情報から日付のための斜線であると識別して空間指示項目を選択し、言語項目識別部132は「日付印字」と発話された音声から日付であることを識別し言語指示項目を選択する。処理項目設定部133は、指示項目を組み合わせて「2004/2/25」のような書式で仕上がり予想情報図2b(図2)の右上に日付印字を設定し、設定された日付印字が付された仕上がり予想情報図3b(図3)が表示パネル15cに表示される。図3に表示された仕上がり予想情報図3bは、この操作の時点までに設定された項目を反映した仕上がり予想画像である。
表1は、言語指示項目と空間指示項目とから画像形成の処理項目を特定するテーブルの一例である。
Figure 0004520262
ポインターの接触によって日付印字のための斜線が識別され、発声によって言語指示項目のうち「日付印字」が識別され、画像処理部13が備える日付機能によって具体的な日付情報であるYYYY/MM/DD(年月日情報)が形状項目として対応付けられる。
次に、ユーザは表示された画面上で、ユーザの接触軌跡3c(図3)のように指で接触しながら軌跡を描いて、ユーザの発声3dである「余白」と、発話を行う。これにより、空間項目識別部131は接触軌跡を矩形情報であると解析し、言語項目識別部132は発話を言語指示項目として余白の設定であると識別し、処理項目設定部133は、識別された矩形情報と余白設定である情報から接触軌跡3cの水平方向の幅を余白幅として設定し、画面情報生成部134は、図4に示された仕上がり予想情報図4bのように画像が全体的に右にシフトされて余白の幅が確保された形の仕上がり予想図を表示するための仕上がり予想画面情報を生成し、表示パネル15cは、新たな仕上がり予想画面を表示する(図4)。
次にユーザは、表示パネル15cに表示された仕上がり予想情報図4b(図4)上で、両面コピーの場合の開き方向を指定する。ユーザは指先の接触により接触軌跡4c(図4)のような軌跡をタッチパネル15b上で描く。そして、「両面コピー」発声する(ユーザの発声4d)。この指先の接触および発声による2つの入力によって、空間項目識別部131および言語項目識別部132によって接触軌跡の方向4cがページをめくる方向として識別され、処理項目設定部133は開き方向左右の両面コピーとして設定を受け付ける。受け付けられた設定によって、画目情報生成部134は、表示画面のための画面情報を生成する。この時、3次元的に表示できる画面情報を生成することが望ましい。
図5は、両面コピーであることが設定された仕上がり予想画面の表示の一例を示す模式図である。図5に示されたように、仕上がりが予想された印刷物が、表裏で天地が同じ両面コピーの仕上がり予想図として3次元的に表示される。
図6は、実施の形態1による画像形成手順を示すフローチャートである。画像情報生成部134は、画像データの入力を検知する状態にあり(ステップS101)、検知した場合(ステップS101のYes)、仕上がり予想画像情報を生成する(ステップS102)。操作表示部15は、仕上がり予想画像情報に基づいて仕上がり予想画像を表示する(ステップS103)。
ここで、タッチパネル15bは、接触による入力を検知する状態にあって(ステップS104)、検知した場合(ステップS104のYes)、空間項目識別部131は、接触による入力から空間情報を取得し、空間指示項目を識別する(ステップS105)。
マイク15aは、音声を検知する状態にあって(ステップS106)、検知した場合(ステップS106のYes)、言語項目識別部132は、音声情報を取得して言語指示項目を識別する(ステップS107)。
処理項目設定部133は、空間指示項目および言語指示項目の組合せから、画像形成の処理項目を設定する(ステップS108)。ここで、印刷実行しない場合(ステップS109のNo)、さらにステップS108において設定された設定項目によって画像情報生成部134は、再び仕上がり予想画像情報を生成し(ステップS102)、表示パネル15cが仕上がり予想画面を表示して(ステップS103)、必要な場合は、ポインターによる接触入力を受け付けるなどのルーティンを繰り返す。また、印刷実行などの画像形成処理命令が受け付けられた場合(ステップS109のYes)、画像形成処理が施される(ステップS110)。
このようにして、実施の形態1による画像形成装置は、予想仕上がり画面を表示パネル15cに表示し、ポインターによる入力によって空間指示項目を選択し、音声入力によって言語指示項目を選択し、処理項目設定部が空間指示項目と言語指示項目とを組み合わせて処理項目を設定するので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高いものとなる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2による画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。実施の形態2による画像形成装置は、画像処理部23の処理項目設定部233が設定処理を施す機能が、実施の形態1の場合と異なる。以下、異なった部分について主に説明する。
実施の形態2による処理項目設定部233は、空間項目識別部131または言語項目識別部132のいずれか一方の指示項目を識別した場合、識別した指示項目の中から候補を選択し、続いて他の空間項目識別部131または言語項目識別部132に出力し、該他の識別部は入力を受け付けた候補に基づいて指示項目の候補を選択することによって指示項目の候補を制限し、処理項目設定部233は該選択された一方の指示項目および制限された該他の指示項目の組合せによって、画像形成の処理項目を設定する。この構成によって、画像形成の処理項目を絞り込むことができる。
まず、空間項目識別部131による指示項目が、最初に選択される場合を説明する。処理項目設定部233は、空間項目識別部131が識別した空間指示項目情報に従って、設定項目記憶部135に記憶されている設定項目のうち、空間指示項目を抽出し、抽出された空間指示項目を処理項目候補として言語項目識別部132へ出力する。言語項目識別部132は、入力した空間指示項目情報に基づいて、対応する言語指示項目を選択する。
ここで、言語項目識別部132は、処理項目設定部133から受け取った空間指示項目の候補に対応する言語指示項目を、ユーザ発話から言語解析した言語指示項目から識別してその候補を選択する。言語項目識別部132は、処理項目設定部233に対して、選択された言語指示項目を送信する。処理項目設定部233は、受信した言語指示項目情報と、すでに得ている空間指示項目情報を合わせることによって、ユーザから受け付けた設定入力による処理項目を特定し、特定された処理項目を画像形成装置へ設定する。
図8は、実施の形態2による画像形成手順を示すフローチャートである。ここで、ステップS105までは実施の形態1の場合と同様である。表示パネル15cが予想仕上がり画面を表示して(実施の形態1におけるステップS103)、タッチパネル15bが接触による空間情報の入力を検知すると(ステップS104のYes)、空間項目識別部131は空間情報を取得して空間指示項目を識別する(ステップS105)。処理項目設定部233は言語指示項目の候補を選択して言語項目識別部132に出力する(ステップS201)。
マイク15aは、音声を検知する状態にあり(ステップS202)、検知した場合(ステップS202のYes)、言語項目識別部132は、マイク15aによって検知された音声情報を取得し、既に入力した空間指示項目の候補に対応付けられる言語指示項目の候補を識別し、選択して処理項目設定部233に出力する(ステップS203)。処理項目設定部233は、既に入力している空間指示項目と、言語項目識別部132から入力する言語指示項目に従って、画像形成の処理項目を設定する(ステップS204)。
このように、実施の形態2による処理項目設定部233は、空間項目識別部131が空間指示項目を識別してその中から候補を選択し、選択した空間指示項目の候補を言語項目識別部132に出力し、続いて言語項目識別部132は選択された空間処理項目に対応する言語指示項目の候補を選択する。そして、処理項目設定部133は、選択された空間指示項目および言語指示項目の組合せによって画像形成の処理項目を設定する。このようにして、互いに対応付けられる空間指示項目および言語指示項目を、順序に従って候補を選択することによって、効率的かつ確実に設定項目を選択することができる。
(実施の形態2の変形例)
図9は、実施の形態2による他の画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。ここで画像処理部33の処理項目設定部333が、実施の形態2による画像処理部23と異なる点は、最初に言語項目識別部132が識別した言語指示項目を、処理項目設定部333が選択して空間項目識別部131に出力し、空間項目識別部131は入力した言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択し、処理項目設定部333は、選択された言語指示項目および空間指示項目によって、画像形成の処理項目を設定する。この構成によって、画像形成の処理項目を絞り込むことができる。
処理項目設定部333は、最初、設定項目記憶部235に記憶されている設定項目のうち、言語項目識別部132によって識別された言語指示項目を抽出し、抽出された言語指示項目を空間項目識別部131へ出力する。空間項目識別部131は、入力した言語指示項目に対応して空間指示項目の候補を選択し、処理項目設定部333に出力する。処理項目設定部333は、受信した空間指示項目および言語指示項目とを対応付けて、ユーザの指示した設定項目を特定し、画像形成装置へ設定する。
図10は、実施の形態2による他の画像形成手順を示すフローチャートである。ここでは、実施の形態1による画像形成手順におけるS103、即ち、入力した画像データを基に、表示パネル15cには仕上がり予想画面が表示された状態からスタートする。マイク15aは音声を検知する状態にあり(ステップS301)、操作者の発話を検知した場合(ステップS301のYes)、言語項目識別部132は言語指示項目を識別する(ステップS302)。そして、処理項目設定部333は、空間指示項目の候補を選択して、空間項目識別部131に出力する(ステップS303)。
タッチパネル15bは、ポインターの接触を検知する状態にあり(ステップS304)、検知した場合(ステップS304のYes)、空間項目識別部131は空間情報を取得して入力した言語情報項目に対応する空間指示項目を識別し、処理項目設定部333に出力する(ステップS305)。処理項目設定部333は、既に入力した言語指示項目と、ここで入力した空間指示項目とを対応付けて、画像形成の処理項目を設定する(ステップS306)。
ここで実施の形態2による他の処理項目設定部333は、最初に言語項目識別部132が言語指示項目を識別して候補を選択し、続いて空間項目識別部131が選択された言語指示項目の候補に対応する空間指示項目を識別し、処理項目設定部333が、言語指示項目と空間指示項目との候補を対応付けて画像処理の処理項目を設定する。これによって、順序に従って言語および空間指示項目の候補を選択して対応づけることによって、効率的かつ確実に設定項目を選択し、効率的に設定作業を行うことができる。
(実施の形態3)
図11は、実施の形態3による画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。実施の形態3による画像処理部43が、実施の形態1と異なる点は、画像処理部43の設定項目記憶部335が確実度データベース(DB)335aを備え、空間項目識別部431および言語項目識別部432が確実度情報を付加した指示項目を識別し、処理項目設定部433が確実度情報を付加された指示項目から選択して画像形成の処理設定を行う点である。以下、異なる点について主に説明する。
空間項目識別部431は、設定項目記憶部335に記憶された指示項目情報に対して、確実度データベース335aから取得するそれぞれの空間確実度情報を付加して識別し、処理項目設定部433に出力する。
言語項目識別部432は、設定項目記憶部335に記憶された指示項目情報に対して、確実度データベース(DB)335aから取得するそれぞれの言語確実度情報を付加して識別し、処理項目設定部433に出力する。
処理項目設定部433は、入力した空間確実度情報が付加された空間指示項目情報および言語確実度情報が付加された言語指示項目情報を対応させて、画像処理の項目を設定する。
ここで、空間指示項目に対する確実度は、例えば読み取った空間情報と予め設定項目記憶部335に記憶されている空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定めることができる。
また、言語指示項目に対する確実度は、例えば入力した音声情報と予め設定項目記憶部335に記憶されている言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定めることができる。
確実度データベース335aは、例えば、空間情報との誤差と確実度、および音声情報との誤差と確実度のテーブルとして構成できる。空間項目識別部431および言語項目識別部432は、それぞれの指示項目に対してテーブルを用いて確実度情報を取得して付加する。
処理項目設定部433は、付加された確実度に従って、空間指示項目および言語指示項目を選択して画像形成の処理を設定する。
図12は、実施の形態3による画像形成手順を説明するフローチャートである。ここで、実施の形態1におけるステップS104までは同じであるので、省略し、異なる手順について主に説明する。タッチパネル15bがユーザの指などによって接触入力を検知した場合(ステップS104のYes)、空間項目識別部432は、空間情報から空間指示項目を識別して関連する空間確実度情報を取得する(ステップS401)。
マイク15aは、音声を検知する状態にあり(ステップS402)、検知した場合(ステップS402のYes)、言語項目識別部432は、音声情報から言語指示項目を識別して関連する言語確実度情報を取得する(ステップS403)。処理項目設定部433は、空間確実度および言語確実度を用いて空間指示項目および言語指示項目を対応付けて、画像形成の処理項目を設定する(ステップS404)。
このように、実施の形態3による画像形成装置においては、空間項目識別部431が空間確実度情報を付加した空間指示項目を識別し、言語項目識別部432が言語確実度情報を付加した言語指示項目を識別し、処理項目設定部433はそれら確実度を用いて空間指示項目および言語指示項目を対応させて画像処理の項目を設定するので、効率的かつ確実度の高い設定項目を選択し、効率的に設定作業を行うことができる。
(実施の形態4)
図13は、実施の形態4による画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。実施の形態3による画像処理部53が、実施の形態1と異なる点は、画像処理部53の設定項目記憶部335が関連度データベース(DB)335bを備え、処理項目設定部533が、空間項目識別部531が識別する空間指示項目および言語項目識別部532が識別する言語指示項目の相互の関連性を示す関連度を取得し、取得した関連度に従って、画像形成の処理項目を設定することである。
ここで、関連度DB335bは、すべての空間指示項目と言語指示項目との組み合わせに対する関連度を記憶している。例えば、実施の形態1における図2で、ユーザの接触軌跡2cが検出された場合、日付印字処理である可能性が高くなるので、斜線2本の接触軌跡の空間指示項目および日付印字の言語指示項目との関連度は、0.9である、というように定めることができる。また、斜線2本とパンチ穴処理の関連度は低く、例えば0.1であると定めることができる。定めた関連度は、テーブルとして記憶する。
処理項目設定部533は、空間指示項目および言語指示項目に対応するそれぞれの関連度を取得し、最も関連度の高い組合せを選択して画像形成の処理設定とする。
図14は、実施の形態4による画像形成手順を説明するフローチャートである。ここで、実施の形態1におけるステップS107まで同じ手順であるので説明を省略し、異なる手順についてのみ説明する。言語項目識別部532が音声情報を取得し、言語解析を行って言語指示項目を識別すると(ステップS107)、処理項目設定部533は、空間項目識別部531が識別した空間指示項目および言語項目識別部532が識別した言語指示項目の関連度を取得し(ステップS501)、取得した関連度に従って、空間指示項目および言語指示項目を対応させ、画像処理の項目を設定する(ステップS502)。
このように、実施の形態4による画像形成装置においては、空間項目識別部53が空間指示項目を識別し、言語項目識別部532が言語指示項目を識別し、処理項目設定部533は空間指示項目および言語指示項目のそれぞれ関連度を取得し、取得した関連度に従って画像形成の処理項目を設定するので、効率的かつ関連度の高い設定項目を選択し、効率的に設定作業を行うことができる。
(実施の形態4の変形例)
図15は、実施の形態4による他の画像形成装置の画像処理部の機能的ブロック図である。ここで、処理項目設定部633は、取得した確実度情報を付加された空間指示項目、確実度を付加された言語指示項目、および空間指示項目および言語指示項目の関連度に基づいて、画像形成の処理項目を設定する。それぞれの空間指示項目および言語指示項目についての重要度および関連度に対して、例えば、重み付け加算を行って、加算された値が最大の組合せ候補を、設定項目として選択し、画像形成の処理項目に設定する。
複数候補が挙げられた空間指示項目および言語指示項目において、i番目の空間指示項目の候補に対する確実度をSi、j番目の言語指示項目の候補に対する確実度をLj、i番目の空間指示項目の候補とj番目の言語指示項目の候補の関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、そして関連度に対する重み係数をRcとする。
処理項目設定部633は、
Pij=ScSi+LcLj+RcRij
を算出し、Pij値を最大とするiとjの組を選択し、該当するi、jに対応する空間指示項目および言語指示項目を対応付けることによって、画像形成の処理項目を設定する。
図16は、実施の形態4による他の画像形成手順を説明するフローチャートである。スタートが実施の形態におけるステップS104のYesであるのは、実施の形態3の場合と同様である。空間項目識別部431は空間情報を取得して対応する確実度情報を取得する(ステップS601)。マイク15aは音声を検出状態にあり(ステップS602)、音声を検知した場合(ステップS602のYes)、言語項目識別部432は音声情報を取得して言語指示項目を識別しその確実度情報を取得する(ステップS603)。
処理項目設定部633は、空間指示項目および言語指示項目の関連度情報を取得する(ステップS604)。処理項目設定部633は、空間確実度、言語確実度、および関連度情報のそれぞれに対してそれぞれの重みを付けて加算し、加算値が最大の指示項目を対応付けて、画像形成の処理項目を設定する(ステップS605)。
このように、実施の形態4の変形例による画像形成装置においては、処理項目設定部533は空間指示項目の確実度、言語指示項目の確実度、および両指示項目の関連度をそれぞれ重み付けして加算し、最大の加算値を与える空間指示項目および言語指示項目を対応させて画像形成の処理項目を設定するので、関連性および確実性の高い設定項目を選択し、効率的に確実に設定作業を行うことができる。
(実施の形態5)
図17は、本発明の実施の形態5による画像形成装置の機能的ブロック図である。実施の形態5による画像形成装置40が、実施の形態1による画像形成装置10と異なる点は、画像解析部81、関連機能検索部82、および関連機能対応表821を備えた点であり、また、画像処理部730の機能が実施の形態1における画像処理部13と異なる点である。図17に示すように画像処理部730は、空間項目識別部731、言語項目識別部732、処理項目設定部733、および画面情報生成部734を備える。
実施の形態5による画像形成装置においては、画像解析部81、関連機能検索部82、および関連機能対応表821が原稿特性値を抽出し、画面情報生成部734が抽出された原稿特性値に基づいて、入力画像データから仕上がり予想画面情報を生成し、表示部パネル15cが仕上がり予想および入力画面を表示する。
画像解析部81は、画像記憶部12が保持している原稿画像データを解析して、原稿の特性を表す原稿特性値を抽出する。原稿特性値は、例えば、原稿のサイズ、向き、余白寸法である。
関連機能検索部82は、画像解析部81で算出された各種の原稿特性値についての情報を受信した場合、当該原稿を複写する際に設定が必要な関連機能を検索する。関連機能検索部82は、関連機能対応表821を有する。関連機能対応表821は、個々の原稿特性値に関連した機能の一覧情報を記述するファイルである。関連機能検索部82は、入力された原稿特性値に対応した関連機能を関連機能対応表821から検索し、より絞り込まれた関連機能情報を画像処理部730に送信する。画像処理部730が受信した関連機能情報は、画面情報生成部734によって、予想仕上がり画面情報の生成に使用される。
実施の形態5による画像処理部730の画面情報生成部734は、画像解析部81の画像解析に基づく原稿特性値、および、該原稿特性値を用いて関連機能検索部82が抽出して絞り込んだ関連機能情報を使用して、入力画像データから仕上がり情報および入力画面情報を生成する。ここで、入力画面情報によって表示パネル15cに表示された入力画面から設定入力を受け付けるのは実施の形態1と同様である。
ここで、画像解析部81,関連機能検索部82,および関連機能対応表821は本発明の画像解析手段を構成する。
ここで、画像解析部81が解析した原稿特性値、および原稿画像データに従って、例えば、処理項目設定部733は、
1.原稿サイズはA3
2.原稿方向は横
3.余白寸法は、上:20mm 下:15mm 左:20mm 右:20mm
という設定を行う。
ユーザは仕上がり予想を画面上で視認しながら、タッチパネル15bおよびマイク15aを介して設定入力を行う。設定入力を行った後の各部の処理は実施の形態1の場合と同様であるので説明を省略する。
図18は、実施の形態5による画像形成手順を示すフローチャートである。画像情報生成部が画像データを検知した場合(実施の形態1におけるステップS101のYes)、画像解析部81が入力した画像データの原稿特性値を解析し(ステップS701)、関連機能検索部82は解析された原稿特性値に基づいて関連機能を検索して検索結果を画像処理部730に送信する(ステップS702)。画像情報生成部734は、受信した検索結果を加味して仕上がり予想画像情報を生成し(ステップS703)、表示パネル15cは仕上がり予想画像を表示する(ステップS704)。以下のステップは実施の形態1におけるステップS104以下と同じであるので、説明を省略する。
このようにして、画像解析部81が解析した原稿画像の特性値をも含めて、予想される仕上がり、およびユーザからの設定入力を受け付ける入力画面を表示して、該入力画面の表示からユーザによる設定入力を受け付けるので、原稿特性を表す原稿特性値を用いて、仕上がり予想およびさらに設定入力すべき項目を的確に絞り込むので的確で確実度の高い設定項目を選択でき、効率的で確実な設定作業を行うことができる。
(実施の形態6)
実施の形態6による画像処理装置は、実施の形態1による画像形成装置における画像処理機能を実行する部分を画像処理装置として構成したものである。
図19は、実施の形態6による画像処理装置の機能的ブロック図である。実施の形態6による画像処理装置50は、画像形成装置60における画像処理機能を実行する。画像処理装置50が備える各処理部の構成と作用は、実施の形態1における各処理部と同じであるので、説明を省略する。
実施の形態6による画像処理装置においては、読み取った画像データまたはネットワークを介して入力した画像データに対して、印刷前に仕上がり予想画面および操作者が設定入力可能な入力画面を表示する。そして、予想仕上がり画面を表示パネル15cに表示して、ポインターによる入力によって空間指示項目を選択し、音声入力によって言語指示項目を選択し、空間指示項目と言語指示項目とを組み合わせて画像処理項目を設定するので、操作者にとっては利便性が高く装置にとっては確実性が高いものとなる。
(実施の形態7)
図20は、実施の形態7による画像処理システムの機能的ブロック図である。実施の形態7による画像処理システムは、実施の形態1による画像形成装置の画像処理機能部分と、他の機能を実行する部分とを、ネットワークを介して接続して構成したシステムである。ここで、画像処理部73は、1つの部分として記載されているが、各部がそれぞれ分かれてネットワークを介して接続される構成であっても良い。
実施の形態7による画像処理システム70、原稿読取装置71、および印刷装置76はネットワーク18を介して接続されて画像系システムを形成している。画像処理システム70は、画像処理装置73、操作表示装置75を備える。画像処理装置73の各部はそれぞれがネットワーク18を介して接続される構成とすることもできる。実施の形態7による画像処理システム70における各装置、あるいは各部は、ネットワークで接続されること以外は画像処理装置10のそれぞれ対応する各部と同様に構成できる。
また、図20において図示したように、画像データの原稿特性値を解析する画像解析装置74を加える構成とすることができる。
実施の形態7による画像処理システムにおいては、読み取った画像データまたはネットワークを介して入力した画像データに対して、印刷前に仕上がり予想画面および操作者が設定入力可能な入力画面をネットワークを介して表示する。そして、予想仕上がり画面を操作表示装置75の表示パネル715cに表示して、ポインターによる入力によって空間指示項目を選択し、音声入力によって言語指示項目を選択し、空間指示項目と言語指示項目とを組み合わせて画像形成の処理項目をネットワークを介して設定するので、操作者にとっては利便性が高くシステムにとっては確実性の高いものとなる。
(ハードウェア構成など)
図21は、実施の形態による画像形成装置のハードウェア構成図である。本実施の形態による画像形成装置1000は、CPU(Central Processing Unit)1010などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)1020やRAM1030などの記憶装置と、HDD1040、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、モニタ1110などの表示装置と、キーボード1120、マウス1130、入力インタフェース1060などの入力装置、スキャナなどの読取装置1140、およびレーザプリンタなどの印刷装置1150を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の画像形成プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムは、上述した各部(画像処理部13、操作表示制御部151、システム制御部16、および通信制御部17を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU1010が上記記憶媒体から画像形成プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、画像処理部13、操作表示制御部151、システム制御部16、通信制御部17、画像解析部81,および関連機能検索部82が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本実施形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本発明は、画像形成技術、および画像処理技術に有用であり、特に多機能を有する複合機における画像形成技術、および画像処理技術に有用である。
本発明の実施の形態1による画像形成装置の機能的ブロック図である。 実施の形態1による画像形成装置において、操作者によるタッチパネルへの接触と発話によって画像処理項目が設定されることを説明する図である。 タッチパネルへの接触と発話によって画像処理項目が設定された仕上がり予想画面と、さらに画面上から設定を受け付けることを説明する図である。 タッチパネルへの接触と発話によって画像処理項目が設定された仕上がり予想画面上から、両面コピーであることの設定入力を受け付けることを説明する図である。 両面コピーであることが設定された仕上がり予想画面の表示の一例を示す模式図である。 実施の形態1による画像形成手順を示すフローチャートである。 実施の形態2による画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。 実施の形態2による画像形成手順を示すフローチャートである。 実施の形態2による他の画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。 実施の形態2による他の画像形成手順を示すフローチャートである。 実施の形態3による画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。 実施の形態3による画像形成手順を説明するフローチャートである。 実施の形態4による画像形成装置の要部である画像処理部の機能的ブロック図である。 実施の形態4による画像形成手順を説明するフローチャートである。 実施の形態4による他の画像形成装置の画像処理部の機能的ブロック図である。 実施の形態4による他の画像形成手順を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態5による画像形成装置の機能的ブロック図である。 実施の形態5による画像形成手順を示すフローチャートである。 実施の形態6による画像処理装置の機能的ブロック図である。 実施の形態7による画像処理システムの機能的ブロック図である。 実施の形態による画像形成装置のハードウェア構成図である。
符号の説明
11 スキャナ
111 ADF
112 スキャナコントローラ
12 画像記憶部
13 画像処理部
131 空間項目識別部
132 言語項目識別部
133 処理項目設定部
134 画面情報生成部
14 プリンタ
141 仕上げ処理部
142 プリンタコントローラ
15 操作表示部
15a マイク
15b タッチパネル
15c 表示パネル
151 操作表示制御部
16 システム制御部
18 ネットワーク
81 画像解析部
82 関連機能検索部
821 関連機能対応表

Claims (15)

  1. 画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像形成装置であって、
    前記予想画像の予想画像情報を生成する予想画像情報生成手段と、
    前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示する表示手段と、
    前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別する空間項目識別手段と、
    音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別する言語項目識別手段と、
    前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶する設定項目記憶手段と、
    前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定する設定手段と、を備え、
    前記空間項目識別手段は、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、
    前記言語項目識別手段は、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、
    前記設定手段は、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記予想画像情報生成手段は、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成するものであり、
    前記表示手段は、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するものであること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記空間項目識別手段は、前記接触物が前記表示手段の画像に接触する位置、方向、および領域の少なくとも一つを含む空間情報を取得して空間指示項目を識別するものであり、
    前記言語項目識別手段は、前記操作者の発話による音声を受け付けて言語指示項目を識別するものであること、を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示手段は、前記予想画像を表示するタッチパネルを有し、
    前記空間項目識別手段は、前記タッチパネル上で前記接触物が接触することにより前記空間情報を取得し、前記空間指示項目を識別するものであること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記空間項目識別手段は、前記タッチパネル上の前記接触物が接触する軌跡から前記空間情報を識別するものであること、を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記入力した画像データを解析して原稿特性値を抽出する画像解析手段をさらに備え、
    前記予想画像情報生成手段は、前記画像解析手段によって抽出された原稿特性値に基づいて前記予想画像情報を生成するものであること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像形成装置において実行される方法であって、
    前記画像形成装置の予想画像情報生成手段により、前記予想画像の予想画像情報を生成するステップと、
    前記画像形成装置の表示手段により、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するステップと、
    前記画像形成装置の空間項目識別手段により、前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別するステップと、
    前記画像形成装置の言語項目識別手段により、音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別するステップと、
    画像形成装置の設定項目記憶手段により前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶するステップと、
    前記画像形成装置の設定手段により、前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の候補の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段によって識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定するステップと、を含み、
    前記空間項目識別手段により空間指示項目を識別するステップでは、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、
    前記言語項目識別手段により言語指示項目を識別するステップでは、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、
    前記設定手段により前記画像形成の処理項目を設定するステップでは、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする画像形成方法。
  8. 前記予想画像情報生成手段により予想画像情報を生成するステップでは、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成し、
    前記表示手段により前記予想画像を表示するステップでは、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示すること、を特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
  9. 前記空間項目識別手段により空間指示項目を識別するステップでは、前記接触物が前記表示手段の画像に接触する位置、方向、および領域の少なくとも一つを含む空間情報を取得して空間指示項目を識別し、
    前記言語項目識別手段により言語指示項目を識別するステップでは、前記操作者の発話による音声を受け付けて言語指示項目を識別すること、を特徴とする請求項7または8に記載の画像形成方法。
  10. 前記画像形成装置の画像解析手段により、前記入力した画像データを解析して原稿特性値を抽出するステップをさらに含み、
    前記予想画像情報生成手段により予想画像情報を生成するステップでは、前記画像解析手段によって抽出された原稿特性値に基づいて前記予想画像情報を生成すること、を特徴とする請求項7〜9のいずれか1つに記載の画像形成方法。
  11. 請求項7〜10のいずれか1つに記載の画像形成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像形成装置における画像処理装置であって、
    前記予想画像の予想画像情報を生成する予想画像情報生成手段と、
    前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示する表示手段と、
    前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別する空間項目識別手段と、
    音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別する言語項目識別手段と、
    前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶する設定項目記憶手段と、
    前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定する設定手段と、を備え、
    前記空間項目識別手段は、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、
    前記言語項目識別手段は、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、
    前記設定手段は、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする画像処理装置。
  13. 前記予想画像情報生成手段は、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成するものであり、
    前記表示手段は、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するものであること、を特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. ネットワーク接続され、画像データを入力して画像データ処理および印刷仕上げ処理後の予想画像を表示し、操作者からの画像形成の処理項目の設定を受け付ける画像処理システムであって、それぞれのうち2つ以上が前記ネットワーク接続され、
    前記予想画像の予想画像情報を生成する予想画像情報生成手段と、
    前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示する表示手段と、
    前記予想画像を表示する表示手段への、前記操作者の指先およびスタイラスの少なくともいずれかを含む接触物の接触により、前記予想画像に関する空間情報を取得して空間的な設定に関する指示項目である空間指示項目を識別する空間項目識別手段と、
    音声情報を受け付けて受け付けた前記音声情報から言語を介した設定に関する指示項目である言語指示項目を識別する言語項目識別手段と、
    前記空間指示項目および前記言語指示項目を関連させて記憶する設定項目記憶手段と、
    前記設定項目記憶手段に記憶された言語指示項目の中から前記言語項目識別手段により識別された言語指示項目に対応する空間指示項目の候補を選択して、選択した空間指示項目の候補を前記空間項目識別手段に出力するとともに、前記選択した空間指示項目の中から前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目を取得して、前記空間項目識別手段により識別された空間指示項目と前記言語項目識別手段によって識別された言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定する設定手段と、を備え、
    前記空間項目識別手段は、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に対応した空間指示項目として、前記予想画像を表示する表示手段への前記接触物の接触に基づいて把握される空間情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された空間指示項目に関連する空間情報との誤差に反比例して定められた空間確実度を付加した複数の空間指示項目を識別し、
    前記言語項目識別手段は、受け付けた前記音声情報に対応した言語指示項目として、受け付けた前記音声情報と前記設定項目記憶手段によって記憶された言語指示項目に関連する音声情報との誤差に反比例して定められた言語確実度を付加した複数の言語指示項目を識別し、
    前記設定手段は、前記空間指示項目と前記言語指示項目との相互の関連性を示す情報である項目関連度を取得し、前記空間項目識別手段により識別された複数の空間指示項目のうちi番目の空間指示項目の空間確実度をSi、前記言語項目識別手段により識別された複数の言語指示項目のうちj番目の言語指示項目の言語確実度をLj、i番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との項目関連度をRij、空間指示項目に対する重み係数をSc、言語指示項目に対する重み係数をLc、項目関連度に対する重み係数をRcとしたときに、Sc×Si+Lc×Lj+Rc×Rijにより算出される値が最大となるi番目の空間指示項目とj番目の言語指示項目との組み合わせにより、前記画像形成の処理項目を設定すること、を特徴とする画像処理システム。
  15. 前記予想画像情報生成手段は、前記設定手段によって設定された前記画像形成の処理項目に基づいて予想画像情報を生成するものであり、
    前記表示手段は、前記予想画像情報生成手段によって生成された予想画像情報に基づいて前記予想画像を表示するものであること、を特徴とする請求項14に記載の画像処理システム。
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