JP2007124045A - 画像形成装置 - Google Patents

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彬 呂
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淳一 鷹見
Tetsuya Sakayori
哲也 酒寄
Iwao Saeki
巌 佐伯
Yoshibumi Sakuramata
義文 櫻又
Toshio Miyazawa
利夫 宮澤
Masaru Sekiguchi
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Abstract

【課題】画像形成装置内部の状態によりユーザの設定した機能が実行できない場合において、設定操作に詳しくないユーザでも、簡単に代替機能を選択でき、所望の処理結果を得ることができるようにする。
【解決手段】機能実行可否判定手段102は、機器内部状態保持部103に保持されている内部状態情報を参照し、ユーザの設定した機能が実行不可能であると判定した場合に、入力検知部101にて入力された設定情報を代替機能選定手段104へ送出する。代替機能選定手段104は、代替機能定義テーブル保持部105に格納されたテーブルから代替機能を選定し、代替機能提示部107へ送り、代替機能提示部107は代替機能をユーザに提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル複写機等の画像形成装置に関し、特に、ユーザが設定した機能が実行不可能な場合に代替機能を選定してユーザに提示する設定補助機能を備えた画像形成装置に関するものである。
近年、画質調整、倍率調整、後処理といった各種処理機能を備える多機能な画像形成装置が増えている。ユーザは、それらの機能を利用するべく、出力用紙サイズの選択、枚数の設定、拡大/縮小、カラー/モノクロ、片面出力/両面出力、ステープル機能、ソータ機能等の各種設定の入力を行う。例えば、タッチパネル等の設定指示入力装置が配設され、ユーザは該入力装置から所望の設定入力を行う。
しかし、画像形成装置の内部状態によっては、ユーザによる設定が実行できない場合がある。上記の例でいえば、A4用紙での出力を設定入力したものの、A4用紙が用紙切れであるためコピーができない場合や、赤色の丸秘印字をコピーしようとしたものの、イエローのトナーがトナー切れであるため赤色を出力できない場合等である。
このような状態が発生した場合、通常、ユーザは自身でその代替機能を考慮したうえで再度設定し、所望の結果に近いコピーを出力させることは可能である。しかし、ユーザが複写機の各種機能をかなり熟知する必要があり、初心者や操作に不慣れでそれほど詳しくない者にとっては、かなりの負担を強いることになり、結局は所望のコピーを諦めざるをえないという問題が生じていた。
この問題に対して、例えば特許文献1では、設定した後処理の処理条件にマシンの処理機能が整合しない場合に、ユーザが求める処理条件が他にあればその代替条件による印刷処理を実行する画像形成装置が提案されている。また、特許文献2では、コピー機能の系統別に複雑な機能を組み合わせて出力される結果を仕上がりイメージで表示し、ユーザがその中から所望の仕上がりイメージを選択することで、その選択結果に基づいて複写モードを自動的に設定する画像形成装置が開示されている。
特開2002−29119号公報 特開2004−248057号公報
特許文献1の発明では、画像形成装置の提示する代替処理条件が後処理についてのみとなっており、さらにはステープル機能及びパンチ機能に限定されている。したがって、最近の画像形成装置の多機能化を考慮すると、ユーザの操作性向上に十分寄与しているとはいえない。
また、特許文献2の発明は、ユーザの行った設定に対する複数のイメージの中から選択させるものであり、画像形成装置がユーザの設定した機能を実行できない状態である場合には、ユーザの所望する仕上がりイメージと異なるものが出力される可能性があり、このようなときに、所望の結果を得たい初心者等が抱える操作上の負担を軽減することは困難となる。
ユーザの利便性及び操作性の向上の観点からは、画像形成装置の内部状態から判断して設定した機能を実行できないときに、処理結果がユーザの所望のものに最も近い代替機能を割り出してユーザに提示することが望ましい。また、後処理機能のみならず、より多くの機能に対応することが必要である。さらに、代替機能を含めた各種設定による処理結果をユーザにわかりやすく提示することで、より高度なユーザフレンドリーが実現される。
そこで、本発明は、画像形成装置内部の状態によりユーザの設定した機能が実行できない場合において、設定操作に詳しくないユーザでも、簡単に代替機能を選択でき、所望の処理結果を得ることができるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像形成装置において、画像形成装置内部の状態を検知して検知結果を内部状態情報として保持する機器内部状態保持手段と、前記機器内部状態保持手段により保持された内部状態情報を参照して、ユーザが設定したユーザ設定機能が実行可能であるか否かを判定する機能実行可否判定手段と、前記機能実行可否判定手段により実行不可能と判定された場合に、前記ユーザ設定機能以外の代替機能を選定する代替機能選定手段と、前記代替機能選定手段により選定された代替機能をユーザに提示する代替機能提示手段とを有することを特徴とする。
本請求項記載の発明は、機器内部状態保持手段、機能実行可否判定手段、代替機能選定手段及び代替機能提示手段を構成として有する画像形成装置である。機能実行可否判定手段は、該画像形成装置の内部状態情報を参照し、ユーザの設定した機能が実行不可能であると判定した場合に、代替機能選定手段へユーザの設定情報を送出する。代替機能選定手段は、ユーザ所望の処理結果が得られる代替機能を該内部状態情報と該設定情報に基づいて選定し、ユーザに提示する。画像形成装置の状態により設定した機能が実行できないときであっても、装置の内部状態とユーザの設定内容に応じて代替機能が選定されるため、操作に詳しくない者や不慣れな者でも簡単に対応できる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を機能実行手段に送り、前記機能実行手段は、前記ユーザ設定機能を実行することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行不可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を前記代替機能選定手段に送り、前記代替機能選定手段は、代替機能定義テーブル保持手段が保持する定義情報の中から、処理結果が前記ユーザ設定機能に最も近似する機能を代替機能として選定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記代替機能提示手段は、各種設定の入力を行うユーザインタフェースを介して前記代替機能をユーザに提示することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、原稿の読み取りを行う読取手段と、前記読取手段により読み取られた原稿画像を画像データとして一時的に保持する画像記憶部と、前記画像記憶部により保持された画像データを解析することで原稿特性情報を抽出する画像解析部とを備えた画像形成装置であって、画像形成装置内部の状態を検知して検知結果を内部状態情報として保持する機器内部状態保持手段と、前記機器内部状態保持手段により保持された内部状態情報及び前記画像解析部により抽出された原稿特性情報を参照して、ユーザが設定したユーザ設定機能が実行可能であるか否かを判定する機能実行可否判定手段と、前記機能実行可否判定手段により実行不可能と判定された場合に、前記ユーザ設定機能以外の代替機能を選定する代替機能選定手段と、前記代替機能選定手段により選定された代替機能をユーザに提示する代替機能提示手段とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を機能実行手段に送り、前記機能実行手段は、前記ユーザ設定機能を実行することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置において、前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行不可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を前記代替機能選定手段に送り、前記代替機能選定手段は、代替機能定義テーブル保持手段が保持する定義情報の中から、処理結果が前記ユーザ設定機能に最も近似する機能を代替機能として選定することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5から7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記代替機能提示手段は、各種設定の入力を行うユーザインタフェースを介して前記代替機能をユーザに提示することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、各機能による処理結果を表す仕上がり予想図を生成する予想図生成手段と、前記予想図生成部により生成された仕上がり予想図の表示を、各種設定の入力を行うユーザインタフェースを介して行う予想図表示手段とを有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、前記予想図生成手段は、初期の設定機能に関する情報、前記ユーザ設定機能に関する情報又は前記代替機能に関する情報に基づいて前記仕上がり予想図を生成することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置内部の状態によりユーザの設定した機能が実行できない場合に、設定操作に詳しくないユーザであっても、簡単に代替機能を選択でき、所望の処理結果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態における画像形成装置について、図面を参照して説明する。実施形態1から実施形態3までの3つの実施形態について、最初に画像形成装置の構成について説明し、次に動作の流れについて述べる。
<実施形態1>
図1には、本実施形態のデジタル複写機の全体構成図が示されている。本実施形態のデジタル複写機は、主に、入力検知部101、機能実行可否判定部102、機器内部状態保持部103、代替機能選定部104、代替機能定義テーブル保持部105、機能実行部106及び代替機能提示部107から構成される。
入力検知部101は、コピー機能とFAX機能の選択キー、コピー枚数、コピーサイズ選択、拡大/縮小、テンキー、あるいはステープル機能やパンチ機能等の後処理を設定する設定指示キー等、ユーザにより所望の機能が選択、設定される。例えば、各キーが表示されるタッチパネル等からなる液晶操作パネルとなっている。また、入力検知部101は、設定指示データが入力されると、該データを機能実行可否判定部102に送出する。
機能実行可否判定部102は、入力検知部101から入力される設定指示データと、機器内部状態保持部103に保持されている機器内部状態の情報とを参照し、設定指示データの該当機能が実行可能か否かを判断する。設定指示データによる装置機能が実行可能な場合は、その設定情報を機能実行部106に送り、また、実行不可能な場合は、その設定情報を代替機能選定部104に送出する。
機器内部状態保持部103は、常にデジタル複写機の内部状態を検知して、その情報を保持する。また、保持された情報は、機能実行可否判定部102あるいは代替機能選定部104における動作の際に参照される。
代替機能選定部104は、ユーザによって選択され、入力検知部101から入力された設定指示データによる装置機能が実行できない場合、代替機能を割り出すものである。機能実行可否判定部102から設定情報を受け取り、代替機能選定部104は、代替機能定義テーブル保持部105に保持されている定義情報を参照し、機器内部状態保持部103に保持されている機器内部状態の情報と適合するように代替機能を選定して、その情報を代替機能提示部107に送出する。
代替機能定義テーブル保持部105は、ユーザによって選択され、入力検知部101から入力された設定指示データによる装置機能が実行できない場合、その機能の実行結果に最も近い代替機能を定義した代替機能定義テーブルが保持されている。表1は、代替機能定義テーブル保持部105に保持される代替機能定義テーブルの一例である。
Figure 2007124045
上の例における代替機能定義テーブルには、ユーザが入力した設定指示データによる機能、設定指示データが入力された時点での機器内部状態や原稿特徴情報、そして設定指示データによる機能が実行不可能な場合の代替機能データが保持されている。例えば、ユーザが、A4用紙を選んだときに、装置の用紙トレイにA4用紙がない場合、A3用紙に二面集約してコピーするのを代替機能とする。コピーしたものを二分割にすることで、結果的にA4用紙にコピーするのと同じ結果になるというものである。
機能実行部106は、機能実行可否判定部102から設定情報を受け取り、ユーザによって選択された機能通りに処理を実行する。
代替機能提示部107は、例えばタッチパネル等の液晶操作パネルが配設され、代替機能選定部104から情報を受け取り、代替機能をユーザに提示する。なお、この代替機能提示部107は、入力検知部101と別々の液晶パネルであっても、共通パネルであってもよい。
図2には、本実施形態のデジタル複写機のコピー操作による動作の流れを表したフローチャートが示されている。
まず、ユーザによるコピー操作が開始される。このとき、入力検知部101としての操作パネルには、例えば図7にあるように、用紙サイズ、拡大/縮小、ソート機能、ステープル機能、あるいはパンチ機能等各種選択キー、設定キーが表示されている。ユーザは、操作パネルに表示されている各種機能キーから所望のメニューを選択し、所望の機能に対応するキーを押下する(ステップS201)。例えば、本フローでは図9のようにA4の用紙が選択される。
次に、機能実行可否判定部102は、機器内部状態保持部103に保持されている情報を参照して、ユーザに設定された機能、つまり本フローの例ではA4用紙での実行が可能か否かを判断する(ステップS202)。ここでは、機器内部状態保持部103に保持されている情報である各種用紙の残量、トナーの残量やステープル針の残量等によるデータから、A4用紙での実行が可能か否かの判断がされる。
そして、ユーザに設定された機能が実行可能と判断された場合(ステップS202/YES)、設定された機能で実行され、ユーザによる設定操作が終了するか否かについて設定操作終了と判断された場合(ステップS205/YES)は設定操作が終了となる。設定操作が終了していないと判断された場合(ステップS205/NO)は、設定操作を続ける(ステップS201)。
一方、ユーザが設定した機能の実行が不可能と判断された場合は(ステップS202/NO)、機器内部状態保持部103に格納された機器の内部状態の情報と、代替機能定義テーブル保持部105に格納された代替機能定義テーブルとを参照して、代替機能を選定し代替機能提示部107により提示される(ステップS203)。本フローの例では、図9のように、ユーザによりA4用紙での出力を設定されたが、設定時点でA4用紙がないと判断された場合、代替機能定義テーブルを参照することによって、A3用紙に2面集約コピーを代替機能として選定し、例えば図8に示されているような表示をユーザに対して行う。
次に、提示された代替機能表示から、ユーザが代替機能を選択し、選択キーが押下される(ステップS204)。例えば、図10に示されているように、「A3」と「2面集約」のメニューの白/黒を反転させ、機能を選択する。
そして、ユーザによる設定操作が終了するか否かを判断し、終了と判断された場合(ステップS205/YES)は設定操作を終了し、設定操作が終了していないと判断された場合(ステップS205/NO)は、ユーザによる設定入力を受け付ける(ステップS201)。
<実施形態2>
本実施形態では、実施形態1の画像形成装置に、原稿を読み取って原稿特徴情報を抽出し保持する構成が加えられており、該情報を利用することにより、ユーザが設定した機能の実行可否判定をより正確になしうるものとしている。
図3は、本実施形態のデジタル複写機の全体構成図を示したものである。本実施形態のデジタル複写機は、主に、入力検知部301、機能実行可否判定部302、機器内部状態保持部303、代替機能選定部304、代替機能定義テーブル保持部305、機能実行部306、代替機能提示部307、原稿読取部308、画像記憶部309、画像解析部310及び原稿画像情報保持部311で構成される。
実施形態1の構成における、入力検知部101、機能実行可否判定部102、機器内部状態保持部103、代替機能選定部104、代替機能定義テーブル保持部105、機能実行部106及び代替機能提示部107に、原稿読取部308、画像記憶部309、画像解析部310及び原稿画像情報保持部311を加えた構成になっており、これらの加わった構成が実施形態1との相違点である。
なお、入力検知部301、機能実行可否判定部302、機器内部状態保持部303、代替機能選定部304、代替機能定義テーブル保持部305、機能実行部306及び代替機能提示部307は、実施形態1の各機能と同様な動作のため、その説明を省略する。
原稿読取部308は、図示しない露光ランプ、複数のミラー、CCDイメージセンサ等の光学走査系から構成されるスキャナーであり、原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像データを画像記憶部309に送出する。
画像記憶部309は、原稿記憶部308から送出された原稿画像データを一時的に記憶する。
画像解析部310は、画像記憶部308で保持されている原稿画像データを解析し、原稿の特徴情報を取得する。原稿の特徴情報は、例えば、白黒原稿/カラー原稿、片面原稿/両面原稿、原稿の大きさ、原稿の枚数等の情報である。
原稿画像情報保持部311は、画像解析部310で取得した各種原稿特徴情報を保持する。保持されたこれらの情報は、必要に応じて、機能実行可否判定部302によって参照される。
図4は、本実施形態のデジタル複写機のコピー操作による動作の流れを表したフローチャートである。
まず、ユーザのコピー操作で機能設定がなされる前に、ユーザは、原稿読取部308でコピー原稿をスキャンする(ステップS401)。原稿読取部308で読み取られた原稿画像データは、一時的に画像記憶部309に格納される。
画像解析部310は、画像記憶部309に格納された原稿画像データを解析し、原稿の特徴量である特徴情報を抽出する(ステップS402)。そして、抽出した特徴情報を原稿画像情報保持部311へ送る。
次に、ユーザにより、操作パネルに表示されている各種機能キーから所望のメニューが選択され、所望の機能に対応するキーが押下される(ステップS403)。
そして、機能実行可否判定部302は、機器内部状態保持部303内の内部状態情報及び原稿画像情報保持部311内の特徴情報を参照して、ユーザに設定された機能での出力が実行可能か否かを判断する(ステップS404)。
ユーザの設定した機能が実行可能と判断された場合(ステップS404/YES)、設定された機能で実行され、ユーザによる設定操作が終了するか否かについて設定操作終了と判断された場合(ステップS407/YES)は設定操作が終了となる。設定操作が終了していないと判断された場合(ステップS407/NO)は、設定操作を続ける(ステップS403)。
一方、ユーザが設定した機能の実行が不可能と判断された場合は(ステップS404/NO)、機器内部状態保持部303に格納された機器の内部状態の情報と、代替機能定義テーブル保持部305に格納された代替機能定義テーブルとを参照して、代替機能を選定して代替機能提示部307により提示される(ステップS405)。そして、ユーザにより提示された代替機能が選択される(ステップS406)。
続いて、ユーザによる設定操作が終了するか否かについて終了と判断された場合(ステップS406/YES)は設定操作を終了し、設定操作が終了していないと判断された場合(ステップS407/NO)は、ユーザによる設定入力を受け付ける。
<実施形態3>
本実施形態では、実施形態2の画像形成装置に、仕上がり予想図を生成し表示する構成が加えられており、実施形態2におけるユーザの設定に対する正確な機能実行可否判定の実現に加えて、該予想図の活用による設定機能の処理結果の確認を容易にするものとしている。
図5は、本実施形態のデジタル複写機の全体構成図を示したものである。本実施形態のデジタル複写機は、主に、入力検知部501、機能実行可否判定部502、機器内部状態保持部503、代替機能選定部504、代替機能定義テーブル保持部505、機能実行部506、原稿読取部507、画像記憶部508、画像解析部509、原稿画像情報保持部510、設定情報保持部511、予想図生成部512及び予想図表示部513から構成される。
実施形態2の構成における、入力検知部301、機能実行可否判定部302、機器内部状態保持部303、代替機能選定部304、代替機能定義テーブル保持部305、機能実行部306、原稿読取部308、画像記憶部309、画像解析部310及び原稿画像情報保持部311に、設定情報保持部511、予想図生成部512及び予想図表示部513を加えた構成となっており、これらの加わった構成が実施形態2との相違点である。
なお、入力検知部501、機能実行可否判定部502、機器内部状態保持部503、代替機能選定部504、代替機能定義テーブル保持部505、機能実行部506、現行読取部507、画像記憶部508、画像解析部509及び原稿画像情報保持部510は、実施形態2の各機能と同様な動作のため、その説明を省略する。
設定情報保持部511は、機能実行部506に接続され、機能実行部506で実行した各種設定情報を保持する。また、ユーザに選択された代替機能に関する設定情報も格納する。
予想図生成部512は、設定情報保持部511に保持されている設定情報に基づき、機能実行結果を表す仕上がり予想図を生成し、作成データを予想図表示部513に送出する。
予想図表示部513、例えばタッチパネル等の液晶パネルが配設され、予想図生成部512で生成され、入力された作成データを表示する。また、代替機能選定部504により代替機能が選定され表示する必要のある場合は、例えば図11のように、仕上がり予想図と同時に代替機能メニューを表示する。なお、この仕上がり予想図表示部513は、入力検知部501と別々の液晶パネルであっても、共通パネルであっても差し支えない。
図6は、本実施形態のデジタル複写機のコピー操作による動作の流れを表したフローチャートである。
まず、ユーザにより機能設定がなされる前に、原稿読取部507でコピー原稿がスキャンされ(ステップS601)、読み取られた原稿画像データは画像記憶部309に一時的に格納されたうえで、画像解析部509により画像データを解析され、原稿特徴情報が抽出される(ステップS602)。
次に、読み取られた画像データに基づき、仕上がり予想生成部512は、仕上がり予想図を生成し、仕上がり予想図表示部513に表示させる(ステップS603)。ここでは初期設定の状態、すなわちユーザが機能設定する前の状態で仕上がり予想図が生成される。なお、仕上がり予想図は設定内容に応じて画面が更新されるため、ユーザが機能設定した場合は、その機能を反映させた仕上がり予想図が生成され、表示される。
そして、ユーザによって所望のメニューが選択、入力される(ステップS604)。例えば、本フローでは片面コピー、A4用紙、原稿枚数5、コピー部数5部での出力が設定される。機能実行可否判定部502は、機器内部状態保持部503に保持されている情報を参照して、ユーザに設定された機能が実行可能か否かを判断する(ステップS605)。ここでは、機器内部状態保持部503に保持されている情報である各種用紙の残量、トナーの残量やステープル針の残量等によるデータにより判断し、本フローの例では、片面コピー、A4用紙、原稿枚数5枚、コピー部数5部での出力が実行可能か否かの判断がなされる。
ユーザの設定した機能が実行可能と判断された場合(ステップS605/YES)、設定された機能で実行され、ユーザによる設定操作が終了するか否かについて設定操作終了と判断された場合(ステップS609/YES)は設定操作が終了となる。設定操作が終了していないと判断された場合(ステップS609/NO)は、設定操作を続ける(ステップS604)。
一方、ユーザが設定した機能の実行が不可能と判断された場合は(ステップS605/NO)、機器内部状態保持部503に格納された機器の内部状態の情報と、代替機能定義テーブル保持部505に格納された代替機能定義テーブルとを参照して、代替機能が選定され提示される(ステップS606)。本フローの例でA4用紙の不足により実行不可能となる場合には、図11のような2つの代替機能が当初の設定の仕上がり予想図と同じ画面上に表示される。そして、ユーザにより提示された代替機能が選択される(ステップS607)。
次に、仕上がり予想図生成部512は、設定情報保持部511に保持されている選択された代替機能に関する設定情報に基づき、機能実行結果を表す仕上がり予想図を生成し、作成データを仕上がり予想図表示部513に表示する(ステップS608)。例えば、図11で選択1を入力した結果として、図12のようにA3用紙にA4用紙を2面集約したものが仕上がり予想図として表示される。
続いて、ユーザによる設定操作が終了するか否かについて終了と判断された場合(ステップS609/YES)は設定操作を終了し、設定操作が終了していないと判断された場合(ステップS609/NO)は、ユーザによる設定入力を受け付ける(ステップS604)。
上記の実施形態によれば、常に機器内部の情報を検知して保持し、ユーザによる設定の機能が実行可能かどうかを判断するため、実行不可能と判断された場合には、画像形成装置側で該設定に最も近い処理結果になる代替機能をユーザに提示することにより、ユーザは、画像形成装置の各種機能に詳しくなくても、簡単に対処することができる。
また、上記の実施形態によれば、ユーザが設定を行う前に原稿のスキャンを行い、これにより取得した原稿特徴情報を利用することで、ユーザの設定した機能が実行可能かどうかについてより正確に判断できる。
また、上記の実施形態によれば、ユーザによる各種の設定による処理結果を表す仕上がり予想図を表示することで、ユーザが機能の実行結果を簡単に確認することができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における設定入力画面の例である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における代替機能提示画面の例である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における設定入力画面の例である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における設定入力画面の例である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における予想図表示画面の例である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における予想図表示画面の例である。
符号の説明
101,301,501 入力検知部
102,302,502 機能実行可否判定部
103,303,503 機器内部状態保持部
104,304,504 代替機能選定部
105,305,505 代替機能定義テーブル保持部
106,306,506 機能実行部
107,307 代替機能提示部
308,507 原稿読取部
309,508 画像記憶部
310,509 画像解析部
311,510 原稿画像情報保持部
508,511 設定情報保持部
509,512 予想図生成部
510,513 予想図表示部

Claims (10)

  1. 画像形成装置内部の状態を検知して検知結果を内部状態情報として保持する機器内部状態保持手段と、
    前記機器内部状態保持手段により保持された内部状態情報を参照して、ユーザが設定したユーザ設定機能が実行可能であるか否かを判定する機能実行可否判定手段と、
    前記機能実行可否判定手段により実行不可能と判定された場合に、前記ユーザ設定機能以外の代替機能を選定する代替機能選定手段と、
    前記代替機能選定手段により選定された代替機能をユーザに提示する代替機能提示手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を機能実行手段に送り、
    前記機能実行手段は、前記ユーザ設定機能を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行不可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を前記代替機能選定手段に送り、
    前記代替機能選定手段は、代替機能定義テーブル保持手段が保持する定義情報の中から、処理結果が前記ユーザ設定機能に最も近似する機能を代替機能として選定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記代替機能提示手段は、各種設定の入力を行うユーザインタフェースを介して前記代替機能をユーザに提示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 原稿の読み取りを行う読取手段と、前記読取手段により読み取られた原稿画像を画像データとして一時的に保持する画像記憶部と、前記画像記憶部により保持された画像データを解析することで原稿特性情報を抽出する画像解析部とを備えた画像形成装置であって、
    画像形成装置内部の状態を検知して検知結果を内部状態情報として保持する機器内部状態保持手段と、
    前記機器内部状態保持手段により保持された内部状態情報及び前記画像解析部により抽出された原稿特性情報を参照して、ユーザが設定したユーザ設定機能が実行可能であるか否かを判定する機能実行可否判定手段と、
    前記機能実行可否判定手段により実行不可能と判定された場合に、前記ユーザ設定機能以外の代替機能を選定する代替機能選定手段と、
    前記代替機能選定手段により選定された代替機能をユーザに提示する代替機能提示手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を機能実行手段に送り、
    前記機能実行手段は、前記ユーザ設定機能を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記機能実行可否判定手段は、前記ユーザ設定機能が実行不可能であると判定した場合は、前記ユーザ設定機能に関する情報を前記代替機能選定手段に送り、
    前記代替機能選定手段は、代替機能定義テーブル保持手段が保持する定義情報の中から、処理結果が前記ユーザ設定機能に最も近似する機能を代替機能として選定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記代替機能提示手段は、各種設定の入力を行うユーザインタフェースを介して前記代替機能をユーザに提示することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 各機能による処理結果を表す仕上がり予想図を生成する予想図生成手段と、
    前記予想図生成部により生成された仕上がり予想図の表示を、各種設定の入力を行うユーザインタフェースを介して行う予想図表示手段とを有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記予想図生成手段は、初期の設定機能に関する情報、前記ユーザ設定機能に関する情報又は前記代替機能に関する情報に基づいて前記仕上がり予想図を生成することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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