JP2003233491A - プリント処理システム、及びプログラム - Google Patents
プリント処理システム、及びプログラムInfo
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- JP2003233491A JP2003233491A JP2002032468A JP2002032468A JP2003233491A JP 2003233491 A JP2003233491 A JP 2003233491A JP 2002032468 A JP2002032468 A JP 2002032468A JP 2002032468 A JP2002032468 A JP 2002032468A JP 2003233491 A JP2003233491 A JP 2003233491A
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- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、プリント処理システムにお
いて、画像のプリント領域を容易に設定できるようにす
ることである。 【解決手段】 本発明に係るプリント処理システム1に
よれば、制御部11は、表示部12に、ネガフィルムの
1コマの撮影画像が全てプレビュー画面121上に表示
されるように、フィルムのコマ間も含めて表示させ、さ
らにプリント領域と撮影領域を区別して表示させる。ま
た、制御部11は、操作者がマウスによりプレビュー画
面121上でエッジ指定、被写体指定、領域指定、ドラ
ッグ、画角指定等を行うと、マウスの操作信号に対応す
る各種のプリント領域指定処理を行って、処理結果をプ
レビュー画面121上に表示させる。そして、決定キー
が操作されると、制御部11は、表示されたプリント領
域を、実際にプリントする領域として設定する。
いて、画像のプリント領域を容易に設定できるようにす
ることである。 【解決手段】 本発明に係るプリント処理システム1に
よれば、制御部11は、表示部12に、ネガフィルムの
1コマの撮影画像が全てプレビュー画面121上に表示
されるように、フィルムのコマ間も含めて表示させ、さ
らにプリント領域と撮影領域を区別して表示させる。ま
た、制御部11は、操作者がマウスによりプレビュー画
面121上でエッジ指定、被写体指定、領域指定、ドラ
ッグ、画角指定等を行うと、マウスの操作信号に対応す
る各種のプリント領域指定処理を行って、処理結果をプ
レビュー画面121上に表示させる。そして、決定キー
が操作されると、制御部11は、表示されたプリント領
域を、実際にプリントする領域として設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント処理シス
テム、及びプログラムに関する。
テム、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真画像のデジタル化に伴い、デ
ジタル画像データを用いた種々のフォトサービスが実現
されている。例えば、フィルムに撮影した写真画像をデ
ジタル画像データに変換し、デジタル画像データによる
焼き増しや、デジタル画像データの提供等が行われてい
る。
ジタル画像データを用いた種々のフォトサービスが実現
されている。例えば、フィルムに撮影した写真画像をデ
ジタル画像データに変換し、デジタル画像データによる
焼き増しや、デジタル画像データの提供等が行われてい
る。
【0003】写真画像をデジタル画像データに変換して
プリントするプリント処理システムにおいては、プレビ
ュー画面に、フィルム画像を読み取って入力した撮影画
像を表示することで、おおよそのプリント領域をプレビ
ュー画面上で把握できるようになっている。また、コマ
位置のずれが発生した場合等、プレビュー画面上でプリ
ント領域を調整する場合には、矢印キー等を押下するこ
とにより表示されたプリント領域を左右にずらしてプリ
ント領域を調整することが可能である。
プリントするプリント処理システムにおいては、プレビ
ュー画面に、フィルム画像を読み取って入力した撮影画
像を表示することで、おおよそのプリント領域をプレビ
ュー画面上で把握できるようになっている。また、コマ
位置のずれが発生した場合等、プレビュー画面上でプリ
ント領域を調整する場合には、矢印キー等を押下するこ
とにより表示されたプリント領域を左右にずらしてプリ
ント領域を調整することが可能である。
【0004】図10(a)は、従来のプレビュー画面1
201の一例を示す図である。図10(a)の枠120
1aは撮影領域枠、枠1201bは画面領域枠である。
従来のプレビュー画面1201上では、コマ間が表示さ
れないように、撮影領域の方が画面領域よりも大きくな
っている。例えば、図10(a)において、撮影領域の
うち画面領域枠1201b内の領域がプレビュー画面上
に表示され、画面領域枠1201b外の領域は、画面上
に表示されないようになっている。そして、画面領域枠
1201b内に表示された領域は、たいていの場合、プ
リント領域と一致している。表示画面上に、複数の画像
のプレビュー画面を表示する場合もある。
201の一例を示す図である。図10(a)の枠120
1aは撮影領域枠、枠1201bは画面領域枠である。
従来のプレビュー画面1201上では、コマ間が表示さ
れないように、撮影領域の方が画面領域よりも大きくな
っている。例えば、図10(a)において、撮影領域の
うち画面領域枠1201b内の領域がプレビュー画面上
に表示され、画面領域枠1201b外の領域は、画面上
に表示されないようになっている。そして、画面領域枠
1201b内に表示された領域は、たいていの場合、プ
リント領域と一致している。表示画面上に、複数の画像
のプレビュー画面を表示する場合もある。
【0005】このようなプレビュー画面1201におい
て、コマ位置のずれが発生した等により、プリント領域
を変更したい場合には、図10(b)に示す様に、ユー
ザが矢印キーを複数回押下して、撮影コマ領域を左右方
向の所望の位置に調整し、プリント領域を変更すること
ができる。
て、コマ位置のずれが発生した等により、プリント領域
を変更したい場合には、図10(b)に示す様に、ユー
ザが矢印キーを複数回押下して、撮影コマ領域を左右方
向の所望の位置に調整し、プリント領域を変更すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリント領域設定方法では、矢印キー等を押下して画面
上に表示された撮影コマ領域を微量ずつ左右方向に移動
させてプリント領域を指定していたため、プリント領域
にずれが生じた場合等の調整が煩雑であった。また、プ
レビュー画面上に表示されない撮影領域があるため、撮
影領域ぎりぎりの位置でのプリント領域指定が容易にで
きず、撮影領域ぎりぎりの位置に写っている被写体をプ
リント領域指定してプリントしたい場合であっても、プ
リント領域として指定できないこともあった。
プリント領域設定方法では、矢印キー等を押下して画面
上に表示された撮影コマ領域を微量ずつ左右方向に移動
させてプリント領域を指定していたため、プリント領域
にずれが生じた場合等の調整が煩雑であった。また、プ
レビュー画面上に表示されない撮影領域があるため、撮
影領域ぎりぎりの位置でのプリント領域指定が容易にで
きず、撮影領域ぎりぎりの位置に写っている被写体をプ
リント領域指定してプリントしたい場合であっても、プ
リント領域として指定できないこともあった。
【0007】本発明の課題は、プリント処理システムに
おいて、画像のプリント領域を容易に設定できるように
することである。
おいて、画像のプリント領域を容易に設定できるように
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、入力された画像に画像処理
を施し、前記画像をプリント処理して出力するプリント
処理システムにおいて、表示画面枠の内側に1つ以上の
画像の有効領域を表示させ、且つ前記画像の有効領域と
プリント領域とを区別して表示画面上に表示させる表示
手段と、前記表示手段により表示された画像の有効領域
枠上の1つのエッジを指定するエッジ指定手段と、前記
エッジ指定手段により指定されたエッジが該エッジに対
応する前記プリント領域枠のエッジに一致するように前
記画像の有効領域を移動させてプリント領域内の表示画
像を変更させるプリント領域変更手段と、前記表示画面
上に表示されたプリント領域内の画像をプリント処理す
る領域として設定するプリント領域設定手段と、を備え
たことを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、入力された画像に画像処理
を施し、前記画像をプリント処理して出力するプリント
処理システムにおいて、表示画面枠の内側に1つ以上の
画像の有効領域を表示させ、且つ前記画像の有効領域と
プリント領域とを区別して表示画面上に表示させる表示
手段と、前記表示手段により表示された画像の有効領域
枠上の1つのエッジを指定するエッジ指定手段と、前記
エッジ指定手段により指定されたエッジが該エッジに対
応する前記プリント領域枠のエッジに一致するように前
記画像の有効領域を移動させてプリント領域内の表示画
像を変更させるプリント領域変更手段と、前記表示画面
上に表示されたプリント領域内の画像をプリント処理す
る領域として設定するプリント領域設定手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0009】請求項13記載の発明は、入力された画像
に画像処理を施し、前記画像をプリント処理して出力す
るプリント処理システムを制御するためのコンピュータ
に、表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領域を表
示させ、且つ前記画像の有効領域とプリント領域とを区
別して表示画面上に表示させる機能と、前記表示画面上
に表示された画像の有効領域枠上の1つのエッジを指定
させる機能と、前記指定されたエッジが該エッジに対応
する前記プリント領域枠のエッジに一致するように前記
画像の有効領域を移動させてプリント領域内の表示画像
を変更させる機能と、前記表示画面上に表示されたプリ
ント領域内の画像をプリント処理する領域として設定す
る機能と、を実現させるためのプログラムであることを
特徴としている。
に画像処理を施し、前記画像をプリント処理して出力す
るプリント処理システムを制御するためのコンピュータ
に、表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領域を表
示させ、且つ前記画像の有効領域とプリント領域とを区
別して表示画面上に表示させる機能と、前記表示画面上
に表示された画像の有効領域枠上の1つのエッジを指定
させる機能と、前記指定されたエッジが該エッジに対応
する前記プリント領域枠のエッジに一致するように前記
画像の有効領域を移動させてプリント領域内の表示画像
を変更させる機能と、前記表示画面上に表示されたプリ
ント領域内の画像をプリント処理する領域として設定す
る機能と、を実現させるためのプログラムであることを
特徴としている。
【0010】請求項1記載及び請求項13記載の発明に
よれば、表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領域
全体が表示され、且つ画像の有効領域とプリント領域と
が区別して表示される。そして、画像の有効領域上の1
つのエッジを指定すると、該エッジを、対応するプリン
ト領域枠のエッジに一致するように画像の有効領域を移
動させ、プリント領域として設定する。従って、簡単な
操作でプリント領域のずれの調整を行うことができる。
よれば、表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領域
全体が表示され、且つ画像の有効領域とプリント領域と
が区別して表示される。そして、画像の有効領域上の1
つのエッジを指定すると、該エッジを、対応するプリン
ト領域枠のエッジに一致するように画像の有効領域を移
動させ、プリント領域として設定する。従って、簡単な
操作でプリント領域のずれの調整を行うことができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記表示手段は、表示画面枠の内側に1つ
以上の画像の有効領域及びその周囲に非有効領域を表示
させ、且つ前記画像の有効領域とプリント領域とを区別
して表示画面上に表示させることを特徴としている。
明において、前記表示手段は、表示画面枠の内側に1つ
以上の画像の有効領域及びその周囲に非有効領域を表示
させ、且つ前記画像の有効領域とプリント領域とを区別
して表示画面上に表示させることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、表示画面上に画像の有効領域の周囲
に非有効領域を併せて表示するので、画像の有効領域が
明確に表示されると共に、画像の有効領域ぎりぎりの位
置であってもプリント領域として指定することが容易に
できる。
載の発明において、表示画面上に画像の有効領域の周囲
に非有効領域を併せて表示するので、画像の有効領域が
明確に表示されると共に、画像の有効領域ぎりぎりの位
置であってもプリント領域として指定することが容易に
できる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記表示手段により表示された画像
の有効領域内の被写体を指定する被写体指定手段を更に
備え、前記プリント領域変更手段は、前記被写体指定手
段により指定された被写体が前記プリント領域の中心に
位置するように前記プリント領域内の表示画像を変更さ
せることを特徴としている。
載の発明において、前記表示手段により表示された画像
の有効領域内の被写体を指定する被写体指定手段を更に
備え、前記プリント領域変更手段は、前記被写体指定手
段により指定された被写体が前記プリント領域の中心に
位置するように前記プリント領域内の表示画像を変更さ
せることを特徴としている。
【0014】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明において、画像の有効領域内に表示され
た被写体が指定されると、該被写体がプリント領域の中
心に位置するようにプリント領域を設定する。従って、
操作者の所望の被写体を中心にしたプリント領域を容易
に設定することができる。
は2記載の発明において、画像の有効領域内に表示され
た被写体が指定されると、該被写体がプリント領域の中
心に位置するようにプリント領域を設定する。従って、
操作者の所望の被写体を中心にしたプリント領域を容易
に設定することができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記プリント領域変更手段は、前記プリン
ト領域が前記画像の有効領域内となるように前記プリン
ト領域内の表示画像を変更させることを特徴としてい
る。
明において、前記プリント領域変更手段は、前記プリン
ト領域が前記画像の有効領域内となるように前記プリン
ト領域内の表示画像を変更させることを特徴としてい
る。
【0016】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明において、プリント領域が画像の有効領域内に
なるようにプリント領域を設定する。従って、画像の有
効領域の端部にある被写体であってもプリント領域の中
心に位置するように指定することができる。
載の発明において、プリント領域が画像の有効領域内に
なるようにプリント領域を設定する。従って、画像の有
効領域の端部にある被写体であってもプリント領域の中
心に位置するように指定することができる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の発明において、前記エッジ指定手段は、前
記表示手段により表示された画像の有効領域枠上の1つ
のエッジが、対応する前記プリント領域枠上のエッジよ
りも画面内側に位置している場合に、前記エッジを指定
し、前記エッジ指定手段に指定されたエッジと前記指定
されたエッジに対応するプリント領域枠上のエッジの間
に形成された領域に、前記指定されたエッジを対称軸と
して前記画像の有効領域上の画像を鏡像した画像を表示
する鏡像画像表示手段を更に備えたことを特徴としてい
る。
れかに記載の発明において、前記エッジ指定手段は、前
記表示手段により表示された画像の有効領域枠上の1つ
のエッジが、対応する前記プリント領域枠上のエッジよ
りも画面内側に位置している場合に、前記エッジを指定
し、前記エッジ指定手段に指定されたエッジと前記指定
されたエッジに対応するプリント領域枠上のエッジの間
に形成された領域に、前記指定されたエッジを対称軸と
して前記画像の有効領域上の画像を鏡像した画像を表示
する鏡像画像表示手段を更に備えたことを特徴としてい
る。
【0018】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明において、画面の有効領域上の
1つのエッジが、対応するプリント領域上の1つのエッ
ジよりも画面内側に位置していて有効領域が不足してい
る場合に、有効領域上の前記エッジを指定すると、不足
領域に、前記指定されたエッジを対称軸として前記有効
領域上の画像を鏡像した画像を表示する。従って、プリ
ント領域に対して有効領域に少々不足があっても違和感
のないプリント画像を作成することができる。
4の何れかに記載の発明において、画面の有効領域上の
1つのエッジが、対応するプリント領域上の1つのエッ
ジよりも画面内側に位置していて有効領域が不足してい
る場合に、有効領域上の前記エッジを指定すると、不足
領域に、前記指定されたエッジを対称軸として前記有効
領域上の画像を鏡像した画像を表示する。従って、プリ
ント領域に対して有効領域に少々不足があっても違和感
のないプリント画像を作成することができる。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の発明において、前記表示手段により表示さ
れた画像の有効領域内の矩形領域を指定する矩形領域指
定手段を更に備え、前記プリント領域設定手段は、前記
矩形領域指定手段により指定された領域内の画像をプリ
ント処理する領域として設定することを特徴としてい
る。
れかに記載の発明において、前記表示手段により表示さ
れた画像の有効領域内の矩形領域を指定する矩形領域指
定手段を更に備え、前記プリント領域設定手段は、前記
矩形領域指定手段により指定された領域内の画像をプリ
ント処理する領域として設定することを特徴としてい
る。
【0020】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5の何れかに記載の発明において、画像の有効領域内の
指定された領域をプリント領域として設定する。従っ
て、操作者の所望の領域を簡単にプリント領域として設
定することができる。
5の何れかに記載の発明において、画像の有効領域内の
指定された領域をプリント領域として設定する。従っ
て、操作者の所望の領域を簡単にプリント領域として設
定することができる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れかに記載の発明において、前記エッジ指定手段により
指定されたエッジの位置から前記画像の有効領域の中心
を決定する中心決定手段を更に備え、前記プリント領域
変更手段は、前記中心決定手段により決定された前記画
像の有効領域の中心と前記プリント領域の中心が一致す
るように前記プリント領域内の表示画像を変更させるこ
とを特徴としている。
れかに記載の発明において、前記エッジ指定手段により
指定されたエッジの位置から前記画像の有効領域の中心
を決定する中心決定手段を更に備え、前記プリント領域
変更手段は、前記中心決定手段により決定された前記画
像の有効領域の中心と前記プリント領域の中心が一致す
るように前記プリント領域内の表示画像を変更させるこ
とを特徴としている。
【0022】請求項7記載の発明によれば、請求項1〜
6の何れかに記載の発明において、画像の有効領域枠上
のエッジを指定すると、有効領域の中心とプリント領域
の中心が一致するようにプリント領域を設定する。従っ
て、プリント領域の位置の調整を更に容易に行うことが
できる。
6の何れかに記載の発明において、画像の有効領域枠上
のエッジを指定すると、有効領域の中心とプリント領域
の中心が一致するようにプリント領域を設定する。従っ
て、プリント領域の位置の調整を更に容易に行うことが
できる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何
れかに記載の発明において、前記表示手段により表示さ
れた画像の有効領域枠全体を移動指定する移動指定手段
を更に備え、前記プリント領域変更手段は、前記移動位
置指定手段により指定された移動後の位置に前記画像の
有効領域枠上の一点が一致するように前記画像の有効領
域を移動させてプリント領域内の表示画像を変更させる
ことを特徴としている。
れかに記載の発明において、前記表示手段により表示さ
れた画像の有効領域枠全体を移動指定する移動指定手段
を更に備え、前記プリント領域変更手段は、前記移動位
置指定手段により指定された移動後の位置に前記画像の
有効領域枠上の一点が一致するように前記画像の有効領
域を移動させてプリント領域内の表示画像を変更させる
ことを特徴としている。
【0024】請求項8記載の発明によれば、請求項1〜
7の何れかに記載の発明において、画像の有効領域全体
を移動指定することができる。従って、画像の有効領域
全体の移動を簡単に行うことができるので、プリント領
域の設定が更に容易になる。
7の何れかに記載の発明において、画像の有効領域全体
を移動指定することができる。従って、画像の有効領域
全体の移動を簡単に行うことができるので、プリント領
域の設定が更に容易になる。
【0025】請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何
れかに記載の発明において、前記プリント領域におい
て、所定の範囲内の画角変更を行う画角変更範囲制限手
段を更に備えたことを特徴としている。
れかに記載の発明において、前記プリント領域におい
て、所定の範囲内の画角変更を行う画角変更範囲制限手
段を更に備えたことを特徴としている。
【0026】請求項9記載の発明によれば、請求項1〜
8の何れかに記載の発明において、所定の範囲内におい
て画角変更を行うように画角変更の範囲を制限する。従
って、例えば、極端な画角変更を行って低画質の画像を
プリントすることを未然に防ぐことができる。
8の何れかに記載の発明において、所定の範囲内におい
て画角変更を行うように画角変更の範囲を制限する。従
って、例えば、極端な画角変更を行って低画質の画像を
プリントすることを未然に防ぐことができる。
【0027】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、前記表示手段により表示されたプリント
領域において前記所定の範囲を前記表示画面上に表示さ
せる画角変更可能範囲表示手段を更に備えたことを特徴
としている。
発明において、前記表示手段により表示されたプリント
領域において前記所定の範囲を前記表示画面上に表示さ
せる画角変更可能範囲表示手段を更に備えたことを特徴
としている。
【0028】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の発明において、画角変更可能範囲を表示画面上に
表示する。従って、操作者は、画角変更可能範囲を画面
上で把握することができ、利便性が向上する。
記載の発明において、画角変更可能範囲を表示画面上に
表示する。従って、操作者は、画角変更可能範囲を画面
上で把握することができ、利便性が向上する。
【0029】請求項11記載の発明は、請求項1〜10
の何れかに記載の発明において、入力された数値に基づ
いて画角を変更し、前記表示画面上に画角を変更した前
記画像を表示する画角変更手段を更に備えたことを特徴
としている。
の何れかに記載の発明において、入力された数値に基づ
いて画角を変更し、前記表示画面上に画角を変更した前
記画像を表示する画角変更手段を更に備えたことを特徴
としている。
【0030】請求項11記載の発明によれば、請求項1
〜10の何れかに記載の発明において、入力された値に
画角を変更してプリント領域を設定する。従って、画角
を変更したプリント画像を簡単に作成することができ
る。
〜10の何れかに記載の発明において、入力された値に
画角を変更してプリント領域を設定する。従って、画角
を変更したプリント画像を簡単に作成することができ
る。
【0031】請求項12記載の発明は、請求項1〜11
の何れかに記載の発明において、音声を入力する音声入
力手段と、前記入力された音声を認識する音声認識手段
を更に備え、前記プリント領域変更手段は、前記音声認
識手段により認識された音声の指示によりプリント領域
内の表示画像を変更させ、前記プリント領域設定手段
は、前記音声認識手段により認識された音声により指示
された表示画像をプリント処理する領域として設定する
ことを特徴としている。
の何れかに記載の発明において、音声を入力する音声入
力手段と、前記入力された音声を認識する音声認識手段
を更に備え、前記プリント領域変更手段は、前記音声認
識手段により認識された音声の指示によりプリント領域
内の表示画像を変更させ、前記プリント領域設定手段
は、前記音声認識手段により認識された音声により指示
された表示画像をプリント処理する領域として設定する
ことを特徴としている。
【0032】請求項12記載の発明によれば、請求項1
〜11の何れかに記載の発明において、音声入力による
指示によりプリント領域を設定することができる。従っ
て、プリント領域設定の操作性を向上させることができ
る。
〜11の何れかに記載の発明において、音声入力による
指示によりプリント領域を設定することができる。従っ
て、プリント領域設定の操作性を向上させることができ
る。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本実施の形態
を詳細に説明する。なお、本実施の形態において、後述
する制御部11は、本発明の請求項で記載した表示手
段、プリント領域変更手段、プリント領域設定手段、鏡
像画像表示手段、中心決定手段、画角変更範囲制限手
段、画角変更可能範囲表示手段及び画角変更手段とし
て、入力部13は、エッジ指定手段、被写体指定手段、
矩形領域指定手段、及び移動指定手段としての機能を有
する。また、マイクは、本発明の請求項で記載した音声
入力手段として、音声処理部は、音声認識手段としての
機能を有する。
を詳細に説明する。なお、本実施の形態において、後述
する制御部11は、本発明の請求項で記載した表示手
段、プリント領域変更手段、プリント領域設定手段、鏡
像画像表示手段、中心決定手段、画角変更範囲制限手
段、画角変更可能範囲表示手段及び画角変更手段とし
て、入力部13は、エッジ指定手段、被写体指定手段、
矩形領域指定手段、及び移動指定手段としての機能を有
する。また、マイクは、本発明の請求項で記載した音声
入力手段として、音声処理部は、音声認識手段としての
機能を有する。
【0034】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態におけるプリント処理システム1の内部構成を示す
ブロック図である。図1に示すように、プリント処理シ
ステム1は、制御部11、表示部12、入力部13、記
録媒体14aを有する記憶部14、画像読取部15、画
像処理部16、プリント部17等により構成されてい
る。
形態におけるプリント処理システム1の内部構成を示す
ブロック図である。図1に示すように、プリント処理シ
ステム1は、制御部11、表示部12、入力部13、記
録媒体14aを有する記憶部14、画像読取部15、画
像処理部16、プリント部17等により構成されてい
る。
【0035】制御部11は、CPU(Central Processi
ng Unit)等により構成され、記憶部14に記憶されて
いる各種制御プログラムを読み出し、該制御プログラム
に従って各部の動作を集中制御する。また、制御部11
は、読み出した制御プログラムに従って、後述するコマ
エッジ指定処理、中心画像指定処理、不足領域鏡像表示
処理、領域指定処理、画像中心判定処理、上下移動処
理、画角変更処理をはじめとする各種処理を実行し、そ
の処理結果を記憶部14の所定の保存先に保存させり、
表示部12に表示させたりする。
ng Unit)等により構成され、記憶部14に記憶されて
いる各種制御プログラムを読み出し、該制御プログラム
に従って各部の動作を集中制御する。また、制御部11
は、読み出した制御プログラムに従って、後述するコマ
エッジ指定処理、中心画像指定処理、不足領域鏡像表示
処理、領域指定処理、画像中心判定処理、上下移動処
理、画角変更処理をはじめとする各種処理を実行し、そ
の処理結果を記憶部14の所定の保存先に保存させり、
表示部12に表示させたりする。
【0036】表示部12は、CRT(Cathode Ray Tub
e)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成
され、制御部11から入力される表示信号の指示に従っ
て、表示画面上に、プレビュー画面121をはじめとす
る画像の表示を行う。
e)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成
され、制御部11から入力される表示信号の指示に従っ
て、表示画面上に、プレビュー画面121をはじめとす
る画像の表示を行う。
【0037】入力部13は、文字/英数字キー、カーソ
ルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポ
インティングデバイスであるマウス等を備えて構成さ
れ、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウ
スによる操作信号とを入力信号として制御部11へ出力
する。
ルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポ
インティングデバイスであるマウス等を備えて構成さ
れ、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウ
スによる操作信号とを入力信号として制御部11へ出力
する。
【0038】記憶部14は、HD(Hard Disc)や不揮
発性の半導体メモリ等により構成され、プリント処理シ
ステム1に対応するシステムプログラム、及び該システ
ムプログラム上で実行可能なコマエッジ指定処理、中心
画像指定処理、不足領域鏡像表示処理、領域指定処理、
画像中心判定処理、上下移動処理、画角変更処理をはじ
めとする各種処理プログラム、及びこれらのプログラム
で処理されたデータ等を記憶する。プログラムは、コン
ピュータが読取り可能なプログラムコードの形態で格納
され、制御部11は当該プログラムコードに従った動作
を逐次実行する。
発性の半導体メモリ等により構成され、プリント処理シ
ステム1に対応するシステムプログラム、及び該システ
ムプログラム上で実行可能なコマエッジ指定処理、中心
画像指定処理、不足領域鏡像表示処理、領域指定処理、
画像中心判定処理、上下移動処理、画角変更処理をはじ
めとする各種処理プログラム、及びこれらのプログラム
で処理されたデータ等を記憶する。プログラムは、コン
ピュータが読取り可能なプログラムコードの形態で格納
され、制御部11は当該プログラムコードに従った動作
を逐次実行する。
【0039】また、記録媒体14aは、磁気的または光
学的記録媒体、若しくは半導体等の不揮発性メモリで構
成されており、プログラムデータ及び画像読取部15に
より読み取られた画像データ、プリント処理された画像
データをはじめとする各種データを記憶する。記録媒体
14aは、記憶部14に固定的に設けたもの、若しくは
着脱自在に装着するものである。
学的記録媒体、若しくは半導体等の不揮発性メモリで構
成されており、プログラムデータ及び画像読取部15に
より読み取られた画像データ、プリント処理された画像
データをはじめとする各種データを記憶する。記録媒体
14aは、記憶部14に固定的に設けたもの、若しくは
着脱自在に装着するものである。
【0040】画像読取部15は、光源、レンズ、CCD
(Charge Coupled Device)、キャリア、搬送ローラ等
により構成されている。画像読取部15は、キャリアに
よって所定の読取り位置に載置された画像が撮影された
ネガフィルムを光源により照射し、その反射光をCCD
に結像して光電変換することで一ライン分の画像を読み
取り、搬送ローラによりネガフィルムを副走査方向に搬
送してネガフィルムを二次元的に走査することで、ネガ
フィルム上の二次元画像を読み取る。そして、読み取っ
た画像を画像処理部16に出力する。
(Charge Coupled Device)、キャリア、搬送ローラ等
により構成されている。画像読取部15は、キャリアに
よって所定の読取り位置に載置された画像が撮影された
ネガフィルムを光源により照射し、その反射光をCCD
に結像して光電変換することで一ライン分の画像を読み
取り、搬送ローラによりネガフィルムを副走査方向に搬
送してネガフィルムを二次元的に走査することで、ネガ
フィルム上の二次元画像を読み取る。そして、読み取っ
た画像を画像処理部16に出力する。
【0041】画像処理部16は、画像読取部15により
入力された画像データ、図示しないI/F部を介して入
力された画像データ、及び記録媒体14aに記憶されて
いる画像データに対して、入力部13により入力された
出力条件、プリント領域設定、色/濃度補正等の指示に
従って画像処理を施して、その画像処理した画像をプリ
ント部17に出力する。
入力された画像データ、図示しないI/F部を介して入
力された画像データ、及び記録媒体14aに記憶されて
いる画像データに対して、入力部13により入力された
出力条件、プリント領域設定、色/濃度補正等の指示に
従って画像処理を施して、その画像処理した画像をプリ
ント部17に出力する。
【0042】プリント部17は、画像処理部16から出
力された画像データに応じて変調した光ビームで感光材
料(印画紙)を走査露光して潜像を記録し、露光済みの
感光材料に湿式の現像処理や乾燥処理を施して、仕上が
りプリントとして出力する。
力された画像データに応じて変調した光ビームで感光材
料(印画紙)を走査露光して潜像を記録し、露光済みの
感光材料に湿式の現像処理や乾燥処理を施して、仕上が
りプリントとして出力する。
【0043】次に、動作を説明する。図2は、プリント
処理システム1の入力部13の所定キーが押下され、画
像読取部15により読み取られたネガフィルムの画像の
プレビュー画面表示が指示された際に表示部12に表示
されるプレビュー画面121の一例を示す図である。図
2に示す枠121aは画面領域枠、枠121bは撮影領
域枠(画像の有効領域枠)、枠121cはプリント領域
枠である。画面領域枠121a内には、撮影領域枠12
1b内部の領域である撮影領域(画像の有効領域)とネ
ガフィルムの未露光部(コマ間;図2の画面領域枠12
1aと撮影領域枠121bの間に示す領域、画像の非有
効領域)が表示されおり、切りだしによりプリント領域
枠121cに入らない撮影領域が区別して表示されてい
る。即ち、撮影領域は、本発明の請求項の画像の有効領
域に相当し、コマ間(画像領域枠121aと撮影領域枠
121bとの間に形成された領域)は、画像の非有効領
域に相当する。
処理システム1の入力部13の所定キーが押下され、画
像読取部15により読み取られたネガフィルムの画像の
プレビュー画面表示が指示された際に表示部12に表示
されるプレビュー画面121の一例を示す図である。図
2に示す枠121aは画面領域枠、枠121bは撮影領
域枠(画像の有効領域枠)、枠121cはプリント領域
枠である。画面領域枠121a内には、撮影領域枠12
1b内部の領域である撮影領域(画像の有効領域)とネ
ガフィルムの未露光部(コマ間;図2の画面領域枠12
1aと撮影領域枠121bの間に示す領域、画像の非有
効領域)が表示されおり、切りだしによりプリント領域
枠121cに入らない撮影領域が区別して表示されてい
る。即ち、撮影領域は、本発明の請求項の画像の有効領
域に相当し、コマ間(画像領域枠121aと撮影領域枠
121bとの間に形成された領域)は、画像の非有効領
域に相当する。
【0044】図2に示すプレビュー画面121は、コマ
位置のずれが発生していない場合であるが、図3(a)
に示すように、コマ位置のずれが発生し、操作者がコマ
位置のずれを調整しなければならない場合がある。ま
た、図4に示すように、ある被写体を中央にしてプリン
トしたい場合や、図5に示すように、プリント領域に対
して、上下左右の端のうち、1つの端の撮影領域が足り
ない場合がある。その他、操作者が所望のプリント領域
を指定したい場合もある。以下、図3〜図9を参照し
て、プリント処理システム1のプレビュー画面121に
おいてプリント領域指定を行うための各種プリント領域
設定処理について説明する。
位置のずれが発生していない場合であるが、図3(a)
に示すように、コマ位置のずれが発生し、操作者がコマ
位置のずれを調整しなければならない場合がある。ま
た、図4に示すように、ある被写体を中央にしてプリン
トしたい場合や、図5に示すように、プリント領域に対
して、上下左右の端のうち、1つの端の撮影領域が足り
ない場合がある。その他、操作者が所望のプリント領域
を指定したい場合もある。以下、図3〜図9を参照し
て、プリント処理システム1のプレビュー画面121に
おいてプリント領域指定を行うための各種プリント領域
設定処理について説明する。
【0045】まず、図3を参照してコマエッジ指定処理
について説明する。図3(a)に示すプレビュー画面1
21において、操作者が撮影領域枠121bの左エッジ
上に入力部12のマウスの矢印を合わせてダブルクリッ
クすると、制御部11は、入力された操作信号から、マ
ウスにより指定された位置がプリント領域の左端に指定
されたと判断する。そして、制御部11は、図3(b)
に示すように、撮影領域枠121bの左エッジとプリン
ト領域枠121cの左エッジとが一致するように、撮影
領域を移動させてプレビュー画面121を表示させる。
について説明する。図3(a)に示すプレビュー画面1
21において、操作者が撮影領域枠121bの左エッジ
上に入力部12のマウスの矢印を合わせてダブルクリッ
クすると、制御部11は、入力された操作信号から、マ
ウスにより指定された位置がプリント領域の左端に指定
されたと判断する。そして、制御部11は、図3(b)
に示すように、撮影領域枠121bの左エッジとプリン
ト領域枠121cの左エッジとが一致するように、撮影
領域を移動させてプレビュー画面121を表示させる。
【0046】次に、図4を参照して中心画像指定処理に
ついて説明する。図4(a)に示すプレビュー画面12
1において、操作者が撮影領域内の被写体上をダブルク
リックすると、制御部11は、入力された操作信号か
ら、マウスにより指定された位置がプリント領域の中心
に位置するように指定されたと判断する。そして、制御
部11は、図4(b)に示すように、撮影領域内の指定
された被写体をプリント領域の中心部に位置するように
撮影領域を移動させてプレビュー画面121を表示させ
る。
ついて説明する。図4(a)に示すプレビュー画面12
1において、操作者が撮影領域内の被写体上をダブルク
リックすると、制御部11は、入力された操作信号か
ら、マウスにより指定された位置がプリント領域の中心
に位置するように指定されたと判断する。そして、制御
部11は、図4(b)に示すように、撮影領域内の指定
された被写体をプリント領域の中心部に位置するように
撮影領域を移動させてプレビュー画面121を表示させ
る。
【0047】なお、指定された被写体をプリント領域の
中心部に位置するように撮影領域を移動させることによ
って、撮影領域がプリント領域に対して不足する領域が
発生する場合は、制御部11は、撮影画像の倍率を変更
して表示するか、或いは後述する不足領域鏡像表示処理
を行うことにより不足領域ができないように補正して表
示する。不足領域の補正方法は、操作者が指定できるよ
うにしてもよい。
中心部に位置するように撮影領域を移動させることによ
って、撮影領域がプリント領域に対して不足する領域が
発生する場合は、制御部11は、撮影画像の倍率を変更
して表示するか、或いは後述する不足領域鏡像表示処理
を行うことにより不足領域ができないように補正して表
示する。不足領域の補正方法は、操作者が指定できるよ
うにしてもよい。
【0048】次に、図5を参照して、不足領域鏡像表示
処理について説明する。図5(a)に示すプレビュー画
面121のように、撮影領域がプリント領域に対して不
足している場合、操作者が撮影領域枠121bの領域が
不足している側のエッジをクリックすると、制御部11
は、入力された操作信号から、指定された撮影領域枠1
21b上のエッジと、これに対応するプリント領域枠1
21cのエッジ間の領域を鏡像により表示するものと判
断し、指定された撮影領域枠121b上のエッジと、こ
れに対応するプリント領域枠121cのエッジ間の領域
を、指定されたエッジを軸として撮影領域の画像を鏡像
した画像により表示する。
処理について説明する。図5(a)に示すプレビュー画
面121のように、撮影領域がプリント領域に対して不
足している場合、操作者が撮影領域枠121bの領域が
不足している側のエッジをクリックすると、制御部11
は、入力された操作信号から、指定された撮影領域枠1
21b上のエッジと、これに対応するプリント領域枠1
21cのエッジ間の領域を鏡像により表示するものと判
断し、指定された撮影領域枠121b上のエッジと、こ
れに対応するプリント領域枠121cのエッジ間の領域
を、指定されたエッジを軸として撮影領域の画像を鏡像
した画像により表示する。
【0049】なお、不足領域鏡像表示処理においては、
操作者が鏡像画像の間隔を予め設定しておき、設定され
た間隔以上の不足領域が生じた場合には、鏡像画像を更
に鏡像にした画像を繰り返し表示することにより不足領
域を埋めるようにすれば、違和感のない画像をプリント
することができる。
操作者が鏡像画像の間隔を予め設定しておき、設定され
た間隔以上の不足領域が生じた場合には、鏡像画像を更
に鏡像にした画像を繰り返し表示することにより不足領
域を埋めるようにすれば、違和感のない画像をプリント
することができる。
【0050】次に、図6を参照して、領域指定処理につ
いて説明する。図6(a)に示すプレビュー画面121
において、操作者が、撮影領域枠121b内の領域の矩
形を形成する2点をクリックすると、制御部11は、入
力された操作信号から、左側の点の位置を左端上(又は
下)、右側の点の位置を右端下(又は上)とした領域
が、プリント領域として指定されたと判断する。そし
て、制御部11は、当該指定された領域が、画角変更可
能な範囲(例えば、画質保証が可能な画角の変更範囲)
であるか否かを判断し、画角変更が可能な範囲でないと
判断すると、画角変更が可能な領域枠を、プリント領域
内に表示させる。そして、画角変更が可能な領域内で矩
形を形成する2点がクリックされると、制御部11は、
図6(b)に示すように、指定された2点を対角線とす
る四角形内の撮影領域を、画角を変更してプリント領域
と一致させてプレビュー画面121を表示させる。
いて説明する。図6(a)に示すプレビュー画面121
において、操作者が、撮影領域枠121b内の領域の矩
形を形成する2点をクリックすると、制御部11は、入
力された操作信号から、左側の点の位置を左端上(又は
下)、右側の点の位置を右端下(又は上)とした領域
が、プリント領域として指定されたと判断する。そし
て、制御部11は、当該指定された領域が、画角変更可
能な範囲(例えば、画質保証が可能な画角の変更範囲)
であるか否かを判断し、画角変更が可能な範囲でないと
判断すると、画角変更が可能な領域枠を、プリント領域
内に表示させる。そして、画角変更が可能な領域内で矩
形を形成する2点がクリックされると、制御部11は、
図6(b)に示すように、指定された2点を対角線とす
る四角形内の撮影領域を、画角を変更してプリント領域
と一致させてプレビュー画面121を表示させる。
【0051】次に、図7を参照して、画像中心判定処理
について説明する。図7(a)に示すプレビュー画面1
21において、操作者が、撮影領域枠121bのエッジ
をクリックすると、制御部11は、マウスにより指定さ
れたエッジの位置から撮影領域の中心を算出して決定す
る。そして、制御部11は、図7(b)に示すように、
決定した撮影領域の中心がプリント領域の中心に一致す
るように撮影領域を移動させてプレビュー画面121を
表示させる。
について説明する。図7(a)に示すプレビュー画面1
21において、操作者が、撮影領域枠121bのエッジ
をクリックすると、制御部11は、マウスにより指定さ
れたエッジの位置から撮影領域の中心を算出して決定す
る。そして、制御部11は、図7(b)に示すように、
決定した撮影領域の中心がプリント領域の中心に一致す
るように撮影領域を移動させてプレビュー画面121を
表示させる。
【0052】次に、図8を参照して、上下移動処理につ
いて説明する。図8(a)に示すプレビュー画面121
において、操作者が、撮影領域枠121bの下部(又は
上部)の1点にマウスの矢印を合わせて、ある位置まで
ドラッグすると、制御部11は、図8(b)に示すよう
に、ドラッグした位置に撮影領域枠121bを移動させ
てプレビュー画面121を表示させる。なお、ドラッグ
により撮影領域を左右に移動させるようにしてもよい。
いて説明する。図8(a)に示すプレビュー画面121
において、操作者が、撮影領域枠121bの下部(又は
上部)の1点にマウスの矢印を合わせて、ある位置まで
ドラッグすると、制御部11は、図8(b)に示すよう
に、ドラッグした位置に撮影領域枠121bを移動させ
てプレビュー画面121を表示させる。なお、ドラッグ
により撮影領域を左右に移動させるようにしてもよい。
【0053】次に、図9を参照して、画角変更処理につ
いて説明する。プレビュー画面121を表示部12に表
示させた状態において、操作者が、所定キー(例えば、
F1キー)を押下すると、制御部11は、図9(a)に
示すように、プレビュー画面121の下部に、画質保証
が可能な画角変更可能範囲(例えば、0.5〜2倍)を
表示する。そして、操作者が、画角変更可能範囲の横に
表示された指定スペースに、変更画角を入力すると、制
御部11は、図9(b)に示すように、入力された倍率
で拡大あるいは縮小した撮影画像をプリント領域枠12
1c内に表示させる。
いて説明する。プレビュー画面121を表示部12に表
示させた状態において、操作者が、所定キー(例えば、
F1キー)を押下すると、制御部11は、図9(a)に
示すように、プレビュー画面121の下部に、画質保証
が可能な画角変更可能範囲(例えば、0.5〜2倍)を
表示する。そして、操作者が、画角変更可能範囲の横に
表示された指定スペースに、変更画角を入力すると、制
御部11は、図9(b)に示すように、入力された倍率
で拡大あるいは縮小した撮影画像をプリント領域枠12
1c内に表示させる。
【0054】プレビュー画面121において、上記処理
を行うことにより、操作者がプリント領域として所望の
領域を表示させた後、決定キー(例えば、リターンキ
ー)を押下すると、制御部11は、表示されたプリント
領域を、実際にプリントする領域として設定する。そし
て、各種の出力条件が入力され、プリント処理の実行キ
ーが押下されると、制御部11は、画像処理部16に、
プレビュー画面121に表示されたプリント領域内の画
像に対して画像処理を行わせ、画像処理したプリント画
像を記録媒体14aに記憶させるとともに、プリント部
17へ出力させる。そして、制御部11は、プリント部
17にプリント画像をプリント処理させる。
を行うことにより、操作者がプリント領域として所望の
領域を表示させた後、決定キー(例えば、リターンキ
ー)を押下すると、制御部11は、表示されたプリント
領域を、実際にプリントする領域として設定する。そし
て、各種の出力条件が入力され、プリント処理の実行キ
ーが押下されると、制御部11は、画像処理部16に、
プレビュー画面121に表示されたプリント領域内の画
像に対して画像処理を行わせ、画像処理したプリント画
像を記録媒体14aに記憶させるとともに、プリント部
17へ出力させる。そして、制御部11は、プリント部
17にプリント画像をプリント処理させる。
【0055】以上説明した様に、プリント処理システム
1によれば、制御部11は、表示部12に、ネガフィル
ムの1コマの撮影画像が全てプレビュー画面121上に
表示されるように、フィルムのコマ間も含めて表示さ
せ、さらにプリント領域と撮影領域を区別して表示させ
る。また、制御部11は、操作者がマウスによりプレビ
ュー画面121上でエッジ指定、被写体指定、領域指
定、ドラッグ、画角指定等を行うと、マウスの操作信号
に対応する各種のプリント領域指定処理を行って、処理
結果をプレビュー画面121上に表示させる。そして、
決定キーが操作されると、制御部11は、表示されたプ
リント領域を、実際にプリントする領域として設定す
る。
1によれば、制御部11は、表示部12に、ネガフィル
ムの1コマの撮影画像が全てプレビュー画面121上に
表示されるように、フィルムのコマ間も含めて表示さ
せ、さらにプリント領域と撮影領域を区別して表示させ
る。また、制御部11は、操作者がマウスによりプレビ
ュー画面121上でエッジ指定、被写体指定、領域指
定、ドラッグ、画角指定等を行うと、マウスの操作信号
に対応する各種のプリント領域指定処理を行って、処理
結果をプレビュー画面121上に表示させる。そして、
決定キーが操作されると、制御部11は、表示されたプ
リント領域を、実際にプリントする領域として設定す
る。
【0056】従って、プレビュー画面121上に撮影領
域全体が表示されるため、撮影領域ぎりぎりの位置であ
ってもプリント領域の指定が容易にできる。また、マウ
スによる簡単な操作で、コマずれ等によりプリント領域
にずれが生じた場合の調整も容易にすることができる。
更に、簡単なマウスの操作と様々なプリント領域設定処
理とが対応付けられているので、簡単な操作でユーザ
(操作者)の所望の領域をプリント領域として設定する
ことができる。
域全体が表示されるため、撮影領域ぎりぎりの位置であ
ってもプリント領域の指定が容易にできる。また、マウ
スによる簡単な操作で、コマずれ等によりプリント領域
にずれが生じた場合の調整も容易にすることができる。
更に、簡単なマウスの操作と様々なプリント領域設定処
理とが対応付けられているので、簡単な操作でユーザ
(操作者)の所望の領域をプリント領域として設定する
ことができる。
【0057】なお、本実施の形態における記載内容は、
本発明に係るプリント処理システム1の好適な一例であ
り、これに限定されるものではない。例えば、上記実施
の形態においては、マウスの操作によりプリント領域を
指定(設定)していたが、これに限定されず、例えば、
プリント処理システム1をマイクおよび音声処理部を備
えた構成とし、マイクから入力される音声によりプリン
ト領域を指定するようにしてもよい。
本発明に係るプリント処理システム1の好適な一例であ
り、これに限定されるものではない。例えば、上記実施
の形態においては、マウスの操作によりプリント領域を
指定(設定)していたが、これに限定されず、例えば、
プリント処理システム1をマイクおよび音声処理部を備
えた構成とし、マイクから入力される音声によりプリン
ト領域を指定するようにしてもよい。
【0058】また、マウスに限らず、キーボート等によ
り指定するようにしてもよい。マウスによる操作方法
も、上述した方法に限定されない。
り指定するようにしてもよい。マウスによる操作方法
も、上述した方法に限定されない。
【0059】また、上記実施の形態においては、プレビ
ュー画面上に、ネガフィルム1コマ分の画像を表示する
例を示しているが、表示する画像の件数は、特に限定さ
れない。プリント処理対象となる複数の画像を一緒にプ
レビュー画面上に表示する場合には、上記実施の形態に
おける画像領域枠121aは1コマ分の表示領域枠を示
す。
ュー画面上に、ネガフィルム1コマ分の画像を表示する
例を示しているが、表示する画像の件数は、特に限定さ
れない。プリント処理対象となる複数の画像を一緒にプ
レビュー画面上に表示する場合には、上記実施の形態に
おける画像領域枠121aは1コマ分の表示領域枠を示
す。
【0060】また、上記実施の形態は、画像読取部15
で読取ったネガフィルムの画像をプリントする際のプリ
ント領域指定処理について説明しているが、例えば、記
録媒体14aに記憶されている、あるいは図示しないI
/F部を介して入力された、デジタルカメラにより撮影
されたデジタル写真画像やイラスト等のデジタル画像デ
ータをプリントする際のプレビュー画面においても適用
できることは勿論である。その他、プリント処理システ
ム1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨
を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
で読取ったネガフィルムの画像をプリントする際のプリ
ント領域指定処理について説明しているが、例えば、記
録媒体14aに記憶されている、あるいは図示しないI
/F部を介して入力された、デジタルカメラにより撮影
されたデジタル写真画像やイラスト等のデジタル画像デ
ータをプリントする際のプレビュー画面においても適用
できることは勿論である。その他、プリント処理システ
ム1の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨
を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載及び請求項13記載の発明
によれば、表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領
域全体が表示され、且つ画像の有効領域とプリント領域
とが区別して表示される。そして、画像の有効領域上の
1つのエッジを指定すると、該エッジを、対応するプリ
ント領域枠のエッジに一致するように画像の有効領域を
移動させ、プリント領域として設定する。従って、簡単
な操作でプリント領域のずれの調整を行うことができ
る。
によれば、表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領
域全体が表示され、且つ画像の有効領域とプリント領域
とが区別して表示される。そして、画像の有効領域上の
1つのエッジを指定すると、該エッジを、対応するプリ
ント領域枠のエッジに一致するように画像の有効領域を
移動させ、プリント領域として設定する。従って、簡単
な操作でプリント領域のずれの調整を行うことができ
る。
【0062】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、表示画面上に画像の有効領域の周囲
に非有効領域を併せて表示するので、画像の有効領域が
明確に表示されると共に、画像の有効領域ぎりぎりの位
置であってもプリント領域として指定することが容易に
できる。
載の発明において、表示画面上に画像の有効領域の周囲
に非有効領域を併せて表示するので、画像の有効領域が
明確に表示されると共に、画像の有効領域ぎりぎりの位
置であってもプリント領域として指定することが容易に
できる。
【0063】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明において、画像の有効領域内に表示され
た被写体が指定されると、該被写体をプリント領域の中
心に位置するようにプリント領域を設定する。従って、
操作者の所望の被写体を中心にしたプリント領域を容易
に設定することができる。
は2記載の発明において、画像の有効領域内に表示され
た被写体が指定されると、該被写体をプリント領域の中
心に位置するようにプリント領域を設定する。従って、
操作者の所望の被写体を中心にしたプリント領域を容易
に設定することができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明において、プリント領域が画像の有効領域内に
なるようにプリント領域を設定する。従って、画像の有
効領域の端部にある被写体であってもプリント領域の中
心に位置するように指定することができる。
載の発明において、プリント領域が画像の有効領域内に
なるようにプリント領域を設定する。従って、画像の有
効領域の端部にある被写体であってもプリント領域の中
心に位置するように指定することができる。
【0065】請求項5記載の発明によれば、請求項1〜
4の何れかに記載の発明において、画面の有効領域上の
1つのエッジが、対応するプリント領域上の1つのエッ
ジよりも画面内側に位置していて有効領域が不足してい
る場合に、有効領域上の前記エッジを指定すると、不足
領域に、前記指定されたエッジを対称軸として前記有効
領域上の画像を鏡像した画像を表示する。従って、プリ
ント領域に対して有効領域に少々不足があっても違和感
のないプリント画像を作成することができる。
4の何れかに記載の発明において、画面の有効領域上の
1つのエッジが、対応するプリント領域上の1つのエッ
ジよりも画面内側に位置していて有効領域が不足してい
る場合に、有効領域上の前記エッジを指定すると、不足
領域に、前記指定されたエッジを対称軸として前記有効
領域上の画像を鏡像した画像を表示する。従って、プリ
ント領域に対して有効領域に少々不足があっても違和感
のないプリント画像を作成することができる。
【0066】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
5の何れかに記載の発明において、画像の有効領域内の
指定された領域をプリント領域として設定する。従っ
て、操作者の所望の領域を簡単にプリント領域として設
定することができる。
5の何れかに記載の発明において、画像の有効領域内の
指定された領域をプリント領域として設定する。従っ
て、操作者の所望の領域を簡単にプリント領域として設
定することができる。
【0067】請求項7記載の発明によれば、請求項1〜
6の何れかに記載の発明において、画像の有効領域枠上
のエッジを指定すると、有効領域の中心とプリント領域
の中心が一致するようにプリント領域を設定する。従っ
て、プリント領域の位置の調整を更に容易に行うことが
できる。
6の何れかに記載の発明において、画像の有効領域枠上
のエッジを指定すると、有効領域の中心とプリント領域
の中心が一致するようにプリント領域を設定する。従っ
て、プリント領域の位置の調整を更に容易に行うことが
できる。
【0068】請求項8記載の発明によれば、請求項1〜
7の何れかに記載の発明において、画像の有効領域全体
を移動指定することができる。従って、画像の有効領域
全体の移動を簡単に行うことができるので、プリント領
域の設定が更に容易になる。
7の何れかに記載の発明において、画像の有効領域全体
を移動指定することができる。従って、画像の有効領域
全体の移動を簡単に行うことができるので、プリント領
域の設定が更に容易になる。
【0069】請求項9記載の発明によれば、請求項1〜
8の何れかに記載の発明において、所定の範囲内におい
て画角変更を行うように画角変更の範囲を制限する。従
って、例えば、極端な画角変更を行って低画質の画像を
プリントすることを未然に防ぐことができる。
8の何れかに記載の発明において、所定の範囲内におい
て画角変更を行うように画角変更の範囲を制限する。従
って、例えば、極端な画角変更を行って低画質の画像を
プリントすることを未然に防ぐことができる。
【0070】請求項10記載の発明によれば、請求項9
記載の発明において、画角変更可能範囲を表示画面上に
表示する。従って、操作者は、画角変更可能範囲を画面
上で把握することができ、利便性が向上する。
記載の発明において、画角変更可能範囲を表示画面上に
表示する。従って、操作者は、画角変更可能範囲を画面
上で把握することができ、利便性が向上する。
【0071】請求項11記載の発明によれば、請求項1
〜10の何れかに記載の発明において、入力された値に
画角を変更してプリント領域を設定する。従って、画角
を変更したプリント画像を簡単に作成することができ
る。
〜10の何れかに記載の発明において、入力された値に
画角を変更してプリント領域を設定する。従って、画角
を変更したプリント画像を簡単に作成することができ
る。
【0072】請求項12記載の発明によれば、請求項1
〜11の何れかに記載の発明において、音声入力による
指示によりプリント領域を設定することができる。従っ
て、プリント領域設定の操作性を向上させることができ
る。
〜11の何れかに記載の発明において、音声入力による
指示によりプリント領域を設定することができる。従っ
て、プリント領域設定の操作性を向上させることができ
る。
【図1】本発明に係るプリント処理システム1の機能的
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示部12に表示されるプレビュー画面
121を示す図である。
121を示す図である。
【図3】図1の制御部11により実行されるコマエッジ
指定処理における操作方法及び処理実行後のプレビュー
画面121を示す図である。
指定処理における操作方法及び処理実行後のプレビュー
画面121を示す図である。
【図4】図1の制御部11により実行される中心画像指
定処理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画
面121を示す図である。
定処理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画
面121を示す図である。
【図5】図1の制御部11により実行される不足領域鏡
像表示処理における操作方法及び処理実行後のプレビュ
ー画面121を示す図である。
像表示処理における操作方法及び処理実行後のプレビュ
ー画面121を示す図である。
【図6】図1の制御部11により実行される領域指定処
理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画面1
21を示す図である。
理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画面1
21を示す図である。
【図7】図1の制御部11により実行される画像中心判
定処理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画
面121を示す図である。
定処理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画
面121を示す図である。
【図8】図1の制御部11により実行される上下移動処
理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画面1
21を示す図である。
理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画面1
21を示す図である。
【図9】図1の制御部11により実行される画角変更処
理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画面1
21を示す図である。
理における操作方法及び処理実行後のプレビュー画面1
21を示す図である。
【図10】従来のプリント処理システムにおけるプレビ
ュー画面1201を示す図である。
ュー画面1201を示す図である。
1 プリント処理システム
11 制御部
12 表示部
13 入力部
14 記憶部
14a 記録媒体
15 画像読取部
16 画像処理部
17 プリント部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 5/76 H04N 5/76 E 5C062
5/91 5/91 H 5C076
Fターム(参考) 2C087 AB01 AC08 BA03 BB02 BB06
CA04 CB20
5B021 AA01 AA02 AA25 LD09 LE00
PP08
5B050 AA09 BA06 BA15 CA07 EA03
EA06 EA12 EA19 FA02 FA09
5C052 AA12 CC01 DD02
5C053 FA04 FA07 KA01 KA24 LA02
LA03 LA06
5C062 AA05 AA13 AB03 AB20 AB22
AB23 AB26 AB41 AC05 AC07
AC24 BA00
5C076 AA14 AA16 AA17 AA21 AA22
AA24 CA02 CA10 CB02 CB05
Claims (13)
- 【請求項1】入力された画像に画像処理を施し、前記画
像をプリント処理して出力するプリント処理システムに
おいて、 表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領域を表示さ
せ、且つ前記画像の有効領域とプリント領域とを区別し
て表示画面上に表示させる表示手段と、 前記表示手段により表示された画像の有効領域枠上の1
つのエッジを指定するエッジ指定手段と、 前記エッジ指定手段により指定されたエッジが該エッジ
に対応する前記プリント領域枠のエッジに一致するよう
に前記画像の有効領域を移動させてプリント領域内の表
示画像を変更させるプリント領域変更手段と、 前記表示画面上に表示されたプリント領域内の画像をプ
リント処理する領域として設定するプリント領域設定手
段と、 を備えたことを特徴とするプリント処理システム。 - 【請求項2】前記表示手段は、表示画面枠の内側に1つ
以上の画像の有効領域及びその周囲に非有効領域を表示
させ、且つ前記画像の有効領域とプリント領域とを区別
して表示画面上に表示させることを特徴とする請求項1
記載のプリント処理システム。 - 【請求項3】前記表示手段により表示された画像の有効
領域内の被写体を指定する被写体指定手段を更に備え、 前記プリント領域変更手段は、前記被写体指定手段によ
り指定された被写体が前記プリント領域の中心に位置す
るように前記プリント領域内の表示画像を変更させるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のプリント処理シス
テム。 - 【請求項4】前記プリント領域変更手段は、前記プリン
ト領域が前記画像の有効領域内となるように前記プリン
ト領域内の表示画像を変更させることを特徴とする請求
項3記載のプリント処理システム。 - 【請求項5】前記エッジ指定手段は、前記表示手段によ
り表示された画像の有効領域枠上の1つのエッジが、対
応する前記プリント領域枠上のエッジよりも画面内側に
位置している場合に、前記エッジを指定し、 前記エッジ指定手段に指定されたエッジと前記指定され
たエッジに対応するプリント領域枠上のエッジの間に形
成された領域に、前記指定されたエッジを対称軸として
前記画像の有効領域上の画像を鏡像した画像を表示する
鏡像画像表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項
1〜4の何れかに記載のプリント処理システム。 - 【請求項6】前記表示手段により表示された画像の有効
領域内の矩形領域を指定する矩形領域指定手段を更に備
え、 前記プリント領域設定手段は、前記矩形領域指定手段に
より指定された領域内の画像をプリント処理する領域と
して設定することを特徴とする請求項1〜5の何れかに
記載のプリント処理システム。 - 【請求項7】前記エッジ指定手段により指定されたエッ
ジの位置から前記画像の有効領域の中心を決定する中心
決定手段を更に備え、 前記プリント領域変更手段は、前記中心決定手段により
決定された前記画像の有効領域の中心と前記プリント領
域の中心が一致するように前記プリント領域内の表示画
像を変更させることを特徴とする請求項1〜6の何れか
に記載のプリント処理システム。 - 【請求項8】前記表示手段により表示された画像の有効
領域枠全体を移動指定する移動指定手段を更に備え、 前記プリント領域変更手段は、前記移動位置指定手段に
より指定された移動後の位置に前記画像の有効領域枠上
の一点が一致するように前記画像の有効領域を移動させ
てプリント領域内の表示画像を変更させることを特徴と
する請求項1〜7の何れかに記載のプリント処理システ
ム。 - 【請求項9】前記プリント領域において、所定の範囲内
の画角変更を行う画角変更範囲制限手段を更に備えたこ
とを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のプリント
処理システム。 - 【請求項10】前記表示手段により表示されたプリント
領域において前記所定の範囲を前記表示画面上に表示さ
せる画角変更可能範囲表示手段を更に備えたことを特徴
とする請求項9記載のプリント処理システム。 - 【請求項11】入力された数値に基づいて画角を変更
し、前記表示画面上に画角を変更した前記画像を表示す
る画角変更手段を更に備えたことを特徴とする請求項1
〜10の何れかに記載のプリント処理システム。 - 【請求項12】音声を入力する音声入力手段と、 前記入力された音声を認識する音声認識手段を更に備
え、 前記プリント領域変更手段は、前記音声認識手段により
認識された音声の指示によりプリント領域内の表示画像
を変更させ、 前記プリント領域設定手段は、前記音声認識手段により
認識された音声により指示された表示画像をプリント処
理する領域として設定することを特徴とする請求項1〜
11の何れかに記載のプリント処理システム。 - 【請求項13】入力された画像に画像処理を施し、前記
画像をプリント処理して出力するプリント処理システム
を制御するためのコンピュータに、 表示画面枠の内側に1つ以上の画像の有効領域を表示さ
せ、且つ前記画像の有効領域とプリント領域とを区別し
て表示画面上に表示させる機能と、 前記表示画面上に表示された画像の有効領域枠上の1つ
のエッジを指定させる機能と、 前記指定されたエッジが該エッジに対応する前記プリン
ト領域枠のエッジに一致するように前記画像の有効領域
を移動させてプリント領域内の表示画像を変更させる機
能と、 前記表示画面上に表示されたプリント領域内の画像をプ
リント処理する領域として設定する機能と、 を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002032468A JP2003233491A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | プリント処理システム、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002032468A JP2003233491A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | プリント処理システム、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003233491A true JP2003233491A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27775581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002032468A Pending JP2003233491A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | プリント処理システム、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003233491A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006086755A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システム |
US7990568B2 (en) | 2005-09-16 | 2011-08-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for setting printing options using preview image |
US8139262B2 (en) | 2003-09-25 | 2012-03-20 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Image output apparatus and image output method for printing out the photographed image which is captured by a digital camera |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002032468A patent/JP2003233491A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8139262B2 (en) | 2003-09-25 | 2012-03-20 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Image output apparatus and image output method for printing out the photographed image which is captured by a digital camera |
JP2006086755A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システム |
JP4520262B2 (ja) * | 2004-09-15 | 2010-08-04 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理装置、および画像処理システム |
US7990568B2 (en) | 2005-09-16 | 2011-08-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for setting printing options using preview image |
US8164784B2 (en) | 2005-09-16 | 2012-04-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for setting printing options using preview image |
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