JP2000236431A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000236431A
JP2000236431A JP11038457A JP3845799A JP2000236431A JP 2000236431 A JP2000236431 A JP 2000236431A JP 11038457 A JP11038457 A JP 11038457A JP 3845799 A JP3845799 A JP 3845799A JP 2000236431 A JP2000236431 A JP 2000236431A
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JP11038457A
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English (en)
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Teruo Takanashi
照生 高梨
Tetsuo Kanefusa
徹郎 金房
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、現像済写真フィルムから画像を入力
してその画像に画像処理を施す画像処理装置に関し、撮
影時にコマ画像内部に光学的にコメント情報が記録され
ていた場合に、そのコマ画像の周辺部分の画像を犠牲に
することなく、コメント情報のない画像を得る。 【解決手段】写真フィルムから入力されたコマ画像内部
にコメント情報が存在するか否かを判定し、コメント情
報の存在が確認された場合にそのコメント情報の画素値
を別の画素値に置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像済写真フィル
ムから画像を入力してその画像に画像処理を施す画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラに写真フィルムを装填
して写真撮影を行ない、その撮影後の写真フィルムを現
像してその写真フィルム上に画像(最も一般的にはネガ
画像)を得、その写真フィルム上の画像を印画紙に焼付
けてその印画紙を現像することによりプリント写真を得
るシステムが広く普及している。このようなシステムを
構成する装置の1つである、現像後の写真フィルム上の
画像を印画紙に焼付けてその印画紙を現像する装置は、
一般に写真プリンタと呼ばれる。
【0003】近年では、この写真プリンタに関し、現像
後の写真フィルム上に記録されている画像をCCD光セ
ンサ等を用いて光電的に読み取り、この読取りによって
得られた画像(表現の煩雑さを避けるためデータ上の画
像も単に画像と称する)に対し各種画像処理を施し、処
理後の画像に基づいてレーザ光を変調し、その変調レー
ザ光で印画紙に画像を焼き付け、その画像焼付後の印画
紙を現像することによりプリント写真を形成する、いわ
ゆるディジタルプリンタが登場してきている。
【0004】このディジタルプリンタでは、濃度や色味
の正しい良好なプリント写真を得るために、現像済写真
フィルムから光電的に読み取って得た画像を画面上に表
示して濃度や色味等の検定を行ない、さらにはプリント
枚数やプリント倍率を指定することが行なわれている。
濃度や色味等の検定結果は、例えば、画像処理における
画像処理条件に反映され、その検定結果が反映された画
像処理条件を用いて画像処理を行ない、その画像処理後
の画像に基づいて印画紙への焼付け用のレーザ光を変調
することにより、濃度や色味等の正しい、きれいなプリ
ント写真を形成することができる。
【0005】また、このディジタルプリンタでは、検定
にあたり、現像済写真フィルムから各コマの画像を予備
的に粗く高速に読み取って(これをプレスキャンと称す
る)そのプレスキャンにより得られた画像を検定に供
し、その検定結果を画像読取条件に反映させ照射光の色
味を補正したり読取り時間を調整して再度精細に読み取
る(これをファインスキャンと称する)ことにより濃度
や色味の正しい画像を得ることも知られている。
【0006】さらには、検定結果を画像読取条件に反映
させてファインスキャンを行ない、検定結果をさらに画
像処理条件にも反映させてそのファインスキャンにより
得られた画像に画像処理を施すことにより、更なる画質
の向上を図る技術も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、APS(Adv
anced Photo System)と呼ばれるシ
ステムが運用されてきている。このシステムは、写真フ
ィルム上に、磁気的あるいは光学的に情報が記録される
情報記録部を備え、その写真フィルムを装填したカメラ
で撮影時にその情報記録部に情報を記録し、プリント時
にそこに記録された情報を読み取ってプリントに反映さ
せるという機能を有するシステムである。このシステム
に準拠した写真フィルムやカメラを使用すれば、撮影年
月日やその他のコメント情報をその情報記録部に記録し
ておいて、プリント写真上に撮影年月日等のコメント情
報を一緒に記録したり、あるいは撮影時には撮影年月日
等のコメント情報を記録はしたもののそのようなコメン
ト情報の記録のないプリント写真を得ることも自由に行
なうことができる。
【0008】しかしながら、現在でも最も広く流通して
いるのは135フィルムと呼ばれるカラーネガフィルム
であり、この写真フィルムを装填して撮影するカメラも
広く普及しており、APSシステムが登場したとは言っ
てもこの広く普及している従来からのシステムも今後も
並行して運用されることになる。ところがこの従来から
のシステムは撮影年月日等のコメント情報は写真撮影時
に写真露光領域内に光学的に直接記録されており、現像
済写真フィルム上ではコマ画像の一部分となる。したが
って撮影年月日等のコメント情報をプリント写真上に記
録するかしないかは撮影時に決定することになり、撮影
時に撮影年月日等のコメント情報を記録するとそのコメ
ント情報がそのままプリント写真上にあらわれることに
なる。
【0009】この従来からのシステムにおいて、撮影時
に撮影年月日等のコメント情報が記録された写真フィル
ムからそのようなコメント情報が除かれたプリント写真
を得る技術として、そのようなコメント情報はコマ画像
の縁に沿った位置に記録されていることから、そのコメ
ント情報の部分が入らない中央部分のみを拡大してプリ
ントするという技術が知られている。
【0010】しかしながらこの場合、例えば集合写真な
どそのコマ画像の周辺部分にも重要な被写体が存在する
場合は、その被写体が写っていないプリント写真となっ
てしまうおそれがある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑み、撮影時にコマ
画像内部に光学的にコメント情報が記録されたものであ
っても、周辺部分の画像を犠牲にすることなく、そのよ
うなコメント情報を取り除くことのできる画像処理装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像処理装置は、現像済写真フィルムから画像を入
力する入力部と、上記入力部から入力された画像の内部
に、撮影時にカメラにより記録されたコメント情報が存
在するか否かを判定する判定部と、判定部でコメント情
報の存在が確認された画像内部のコメント情報の画素値
を別の画素値に置換することによりその画像内部のコメ
ント情報を消去あるいは難視認化する消去部とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】本発明の画像処理装置は、写真フィルムか
ら入力された画像の内部にコメント情報が存在するか否
かを判定しコメント情報の存在が確認された場合にその
コメント情報の画素値を別の画素値に置き換えるもので
あり、周辺部分の画像を犠牲にすることなく、画像内部
のコメント情報を消去しあるいは目立たなくすることが
できる。
【0014】ここで、上記本発明の画像処理装置におい
て、画像内部の、コメント情報が存在する可能性のある
位置とコメント情報の色濃度とを特定する情報が格納さ
れた格納部を備え、上記判定部は、その格納部に格納さ
れた情報に基づいて、コメント情報の存在の有無を判定
するものであることが好ましい。
【0015】写真フィルム上に記録されるコメント情報
はカメラによって差異はあるものの、その記録位置をほ
ぼ特定することができ、かつそのコメント情報の色味も
ほぼ定まっている。そこで、そのようなコメント情報が
存在する場合の、そのコメント情報の位置と色濃度の情
報をあらかじめ登録しておき、その位置にその色濃度の
ものが存在するか否かによりコメント情報の存在を判定
することができる。
【0016】また、上記本発明の画像処理装置におい
て、上記消去部が、コメント情報の画素値を、そのコメ
ント情報に近接した領域の画素値に基づいて作成された
画素値に置き換えるものであることが好ましい。
【0017】こうすることにより、例えば一律に黒色あ
るいは灰色で塗りつぶすという手法と比べ、コメント情
報が一層きれいに消去されあるいはさらに目立たなくす
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。ここでは、本発明の画像処理装置の一形態が
組み込まれたディジタルプリンタについて説明する。
【0019】図1は、ディジタルプリンタの一例の外観
を示す斜視図である。
【0020】このディジタルプリンタ10は、画像入力
機100と画像出力機200から構成されており、ここ
に示す例では、さらに、その画像入力機100に外部の
パーソナルコンピュータ300が接続されている。
【0021】画像入力機100は、現像済写真フィルム
からその写真フィルムに記録された複数のコマ画像を光
電的に順次に読み取るスキャナ部110と、読み取って
得た画像に対し検定操作を行ないさらに画像処理を行な
う画像検定処理部120を備えている。画像検定処理部
120は、CRT表示部130、専用キーボード14
0、マウス150、および回路部160から構成されて
いる。回路部160は、大きくは、CRT表示部13
0、専用キーボード140やマウス150とともにコン
ピュータシステムを構成するコンピュータ回路部と、画
像処理専用のハードウェアである画像処理基板とから構
成されている。詳細は後述する。
【0022】また画像出力機200は、画像入力機10
0で得られた画像に基いて変調されたレーザ光を走査す
ることにより印画紙上に画像を露光するレーザプリンタ
部210と、レーザプリンタ部210により露光された
印画紙を現像してプリント写真を得るプロセッサ部22
0とから構成されている。画像出力機200の内部構成
についても後述する。
【0023】図2は、画像入力機100のスキャナ部1
10の構成を示す模式図である。
【0024】ここでは、現像済の写真フィルム20が、
給送用ローラ31や給送駆動部32等を備えたフィルム
キャリア(フィルムキャリアの外形は図示せず)にセッ
トされ、給送用ローラ31が給送駆動部32により駆動
され、写真フィルム20が矢印A方向に給送されてプレ
スキャンが行なわれ、後述する検定操作を待って矢印B
方向に給送されてファインスキャンが行なわれる。この
写真フィルム20には、複数のコマ画像21が記録さ
れ、また両縁に沿ってパーフォレーション23が形成さ
れる。
【0025】このスキャナ部110には、例えばハロゲ
ンランプ、あるいはメタルハライドランプ等からなる光
源111が備えられており、その光源111から発せら
れた光は、それぞれC(シアン)、M(マゼンタ)、お
よびY(イエロー)の光を透過する3枚のフィルタ11
2C,112M,112Yを経由し、さらに拡散ボック
ス113を経由して、写真フィルム20を図の下側から
照射する。写真フィルム20を透過した光は、ズームレ
ンズ114を経由してCCD光センサ115に達する。
このCCD光センサ115のセンサ面を含む平面上に
は、ズームレンズ114の作用により、写真フィルム2
0に記録された画像が結像される。CCD光センサ11
5で得られた画像信号は、A/D変換器116でディジ
タルの画像データ(ここでは簡単のためデータ上での画
像も単に画像と称することがある)に変換され、後述す
る回路部160(図1参照)に伝達される。
【0026】3枚のフィルタ112C,112M,11
2Yは、それぞれの中央に、光がそのフィルタの作用を
受けずに通過する開口部を有し、その開口部の周囲はそ
のフィルタにより作用を受けた光が透過する。フィルタ
制御部117は各フィルタの開口部の大きさを調整し、
それにより各フィルタの作用の程度を調整する。3枚の
フィルタ112C,112M,112Yを通った光は拡
散ボックス113内で拡散され、均一な光となって写真
フィルム20を照射する。
【0027】写真フィルム20上の画像はズームレンズ
114によってCCD光センサ115の表面に結像され
るが、このズームレンズ114は、ズームレンズ駆動部
118によって駆動されてズームレンズ114の焦点距
離が調整され、そのズームレンズ114の焦点距離に応
じた倍率の画像がCCD光センサ115のセンサ面に結
像される。CCD光センサ115は、写真フィルム20
の幅方向に多数の受光素子が配列されたラインセンサで
あって、そのラインセンサが写真フィルム20の給送方
向に3列並び、それらのラインセンサの表面にはそれぞ
れR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の色分
解フィルタが配置され、各ラインセンサでは、写真フィ
ルム20に記録されたコマ画像のR,G,Bの各成分が
読み取られる。この3本のラインセンサによる画像読取
りは、写真フィルム20がA方向あるいはB方向に給送
される間繰り返し行なわれ、その結果、写真フィルム2
0上に2次元的に広がるコマ画像が読み取られる。
【0028】ここで、写真フィルム20が矢印A方向に
給送されてCCD光センサ115により画像読取りが行
なわれるプレスキャンのときは、写真フィルム20の給
送速度が速く、かつCCD光センサ115を構成する各
ラインセンサでは飛び飛びに間引かれた受光素子でのみ
画像読取りが行なわれ、その結果粗い画像が得られる。
【0029】このプレスキャンのときは、3枚のフィル
タ112C,112M,112Yはあらかじめ定められ
た寸法の開口となるように制御される。そのプレスキャ
ンの後、後述する検定操作が行なわれるが、その検定操
作後に行なわれるファインスキャンでは、3枚のフィル
タ112C,112M,112Yは、各コマ画像ごとの
検定結果に応じて調整され、さらに必要に応じてズーム
レンズ114はその検定操作時に指定されたプリント倍
率に応じた焦点距離に調整され、さらに写真フィルム2
0は矢印B方向に、その検定結果に応じた速度で給送さ
れて、CCD光センサ115では、指定されたプリント
サイズに応じた間引き方で(あるいは間引かずに)画像
が読み取られる。CCD光センサ115で得られた画像
信号は、前述したとおり、A/D変換器116でディジ
タルデータであらわされる画像に変換されて回路部に伝
達される。
【0030】図3は画像入力機を構成する回路部の構成
を示すブロック図である。
【0031】この回路部160は、大別して、コンピュ
ータ回路部170と画像処理基板190とからなる。
【0032】コンピュータ回路部170は、各種のプロ
グラムが実行されるCPU171、CPU171で各種
プログラムが実行される際の作業領域として使用される
RAM172、固定的な定数等が格納されたROM17
3、この画像入力機100内の各部の制御を行なうため
の制御信号を入出力する制御インターフェース174、
スキャナ部110で得られた画像を入力したり画像処理
基板190に向けて画像を出力するための画像インター
フェース175、図1に外観を示すCRT表示部13
0、キーボード140、マウス150、さらにハードデ
ィスク176、この画像入力機100とは異なる装置、
図1に示す例では、画像出力機200およびパーソナル
コンピュータ300との間のデータの送受信を担う外部
インターフェース177を備えており、それらはバス1
78で相互に接続されている。
【0033】制御インターフェース174からは、ここ
に示す例では、図2に示す給送駆動部32、フィルタ制
御部117、ズームレンズ駆動部118に向けて各制御
信号が送出され、給送制御部32、フィルタ制御部11
7、ズームレンズ駆動部118では、各制御信号を受け
て、それぞれ写真フィルム20の給送、フィルタ112
C,112M,112Yの調整、ズームレンズ114の
焦点距離の調整(結像倍率の調整)が行なわれる。ま
た、その制御インターフェース174からは、CCD光
センサ115を制御するための制御信号、図3に示すセ
レクタ161を切り替えるための制御信号、その他この
画像入力機100の各部の制御を司る制御信号が出力さ
れ、またこの制御インターフェース174からは、画像
入力機の、図示しない各種センサからの信号が入力され
る。
【0034】さらにこの制御インターフェース174か
らは、後述する検定操作により得られた検定結果のう
ち、画像処理に必要な情報が画像処理基板190に伝達
される。
【0035】画像処理基板190は、写真フィルムから
読み取って得た画像の内部に撮影年月日等のコメント情
報が存在する場合に、コンピュータ回路部160からの
指示に従ってそのコメント情報を消去するコメント消去
部191、画像の色階調を補正する色階調処理部19
2、画像の超低周波成分の階調を圧縮するハイパートー
ン処理部193、および画像の粒状性を制御しながらシ
ャープネスを強めるハイパーシャープネス処理部194
を備えている。
【0036】ここで、スキャナ部110でプレスキャン
が行なわれると、そのプレスキャンにより得られた画像
はコンピュータ回路部170に入力されて検定に供され
る。検定が行なわれると、その検定結果に応じた画像読
取条件に対する各種制御信号がスキャナ部110に送信
されるとともにその検定結果に応じた画像処理条件をあ
らわす情報が画像処理基板190に伝達され、スキャナ
部110ではファインスキャンが行なわれ、それにより
得られた画像は今度は画像処理基板190に入力されて
各種の画像処理が行なわれる。その画像処理後の画像
は、画像出力部200(図1参照)に伝達され、レーザ
光による露光の際にレーザ光変調用の信号として用いら
れる。
【0037】ここで、本実施形態では、写真フィルム2
0から画像を読み取るスキャナ部110が、本発明にい
う、現像済写真フィルムから画像を入力する入力部に相
当する。また、本発明にいう、入力された画像中にコメ
ント情報が存在するか否かを判定する判定部は、本実施
形態では、コンピュータ回路部170のハードウェア
と、そのコンピュータ回路部170で実行される、コメ
ント情報が存在するか否かを判定する処理とからなる。
さらに、本発明にいう、画像中のコメント情報を消去あ
るいは難視認化する消去部は、本実施形態では、画像処
理基板190におけるコメント消去部191がこれに相
当する。
【0038】尚、ここに示す実施形態では、コメント情
報が消去あるいは難視認化された画像は画像出力機20
0に送信されるものとして説明しているが、その他、そ
の画像を外部(例えば図1に示すパーソナルコンピュー
タ300)に向けて出力するように構成したり、コンピ
ュータ回路部170に戻して、ここには図示しない可搬
型記憶媒体、例えばCD−R等に記録するように構成し
てもよい。
【0039】図4は、画像出力機200の内部構造を示
す模試図である。
【0040】この画像出力機200の内部には、巻回さ
れた長尺の未露光印画紙30が装填されており、この印
画紙30はその先端から引き出されて、レーザプリンタ
部210を経由し、さらにプロセッサ部220を経由
し、カッタ230により1コマずつに切断されてソータ
240にスタックされる。
【0041】画像入力機100の画像処理基板190か
ら出力されこの画像出力機200に送られてきた画像
は、レーザプリンタ部210を構成する画像バッファ2
11に一旦格納される。
【0042】またこのレーザプリンタ部210には、そ
れぞれR,G,Bの各色のレーザ光を出射する3つのレ
ーザ光源212R,212G,212Bが備えられてお
り、それらのレーザ光源212R,212G,212B
は画像バッファ211に格納されたR,G,Bの各色分
解画像に基づいて駆動され、これらのレーザ光源212
R,212G,212Bからは、その駆動に応じて変調
されたレーザ光が出射する。それらのレーザ光は、回転
多面鏡213により繰り返し反射偏向し、ミラー214
で反射し、さらに印画紙30上でのスポット径を調整す
るためのfθレンズ215を経由して、露光部Epにお
いて、印画紙30を、図4の紙面に垂直な方向に繰り返
し走査する。その間印画紙30は矢印C方向に搬送さ
れ、その印画紙30上に画像が露光される。
【0043】この露光後の印画紙は、プロセッサ部22
0に搬送され、先ずリザーバ部221で印画紙30の搬
送速度調整が行なわれた後、現像槽222で発色現像が
行なわれ、定着槽223で漂白定着が行なわれ、さらに
リンス槽224でリンス処理が行なわれ、乾燥部225
で乾燥された後、前述したようにカッタ230で写真1
枚ずつに切断されてソータ240にスタックされる。
【0044】次に再度画像入力機100に戻り、検定操
作について説明する。
【0045】図5は、図1および図3に示すキーボード
140を構成する各種操作キーを示す図である。
【0046】この図5に示す操作キーは、以下のとおり
である。
【0047】−3D:画像濃度を3ステップ下げる。
【0048】−D :画像濃度を1ステップ下げる。
【0049】N :画像濃度を未調整の状態に戻す。
【0050】+D :画像濃度を1ステップ上げる。
【0051】+3D:画像濃度を3ステップ上げる。
【0052】+C :シアンのカラー濃度を1ステップ
上げる。
【0053】+M :マゼンタのカラー濃度を1ステッ
プ上げる。
【0054】+Y :イエローのカラー濃度を1ステッ
プ上げる。
【0055】−C :シアンのカラー濃度を1ステップ
下げる。
【0056】−M :マゼンタのカラー濃度を1ステッ
プ下げる。
【0057】−Y :イエローのカラー濃度を1ステッ
プ下げる。
【0058】ここで上記の‘1ステップ’の程度は概ね
20%程度の変化をいうが、任意に設定可能である。
【0059】また、上記の各キーのうち、+3Dのキー
を除くキーは0〜9の各数字キーと兼用されており、+
3Dのキーは、小数点をあらわすピリオドのキーと兼用
されている。
【0060】枚数:数字キーと組み合わせた順次押下に
より、プリント枚数を指定する。
【0061】倍率:ピリオドキーを含む数字キーと組み
合わせた順次押下により、プリント倍率を指定する。
【0062】コメント消去:コメント消去画面を表示す
る。コメント消去画面についてはこのキーボードの説明
のあと説明する。
【0063】4つの矢印キー:複数コマ表示画面でのコ
マ選択枠(後述する)の移動や、画面上にメニューバー
やプルダウンメニューを表示したときの、そのメニュー
バーやプルダウンメニュー内の項目の選択等に用いる。
【0064】スタート/Enter:ファインスキャン
動作の開始の指示、中断したファインスキャン動作の再
開の指示、入力操作の確定等を行なう。
【0065】キーボード上には、以上挙げた各キー以外
にも複数のキーが配列されているが説明は省略する。
【0066】図6は、コメント消去画面を示す図であ
る。
【0067】図5に示すキーボード中のコメント消去キ
ーを押すと、このコメント消去画面があらわれる。コメ
ント消去キーを再度押すか、コメント消去画面上のキャ
ンセルボタンをマウス操作でクリックするとこのコメン
ト消去画面が消去される。
【0068】このコメント消去画面中の「コメント付プ
リント」は、写真フィルムから読み取った画像中にコメ
ント情報が記録されていた場合にはそのままそのコメン
ト情報を含むプリント写真を形成することを指示するア
イコンであり、「コメント消去1」、「コメント消去
2」、「コメント消去3」は、いずれも、写真フィルム
から読み取った画像中にコメント情報が記録されていた
場合にそのコメント情報を消去してコメント情報が消去
されたプリント写真を形成することを指示するアイコン
である。
【0069】コメント情報の消去は、前述したように画
像処理基板190上のコメント消去部191で画像処理
により行なわれるが、「コメント情報1」と「コメント
情報2」と「コメント情報3」とではその画像処理方式
が異なる。詳細は後述する。
【0070】このコメント消去画面が表示された状態に
おいて、矢印キーを押してカーソル(図示せず)をいず
れかのアイコンに移動させてスタート/Enterキー
を押すか、あるいはマウス操作によりいずれかのアイコ
ンをクリックしてさらにOKボタンを押すと、そのアイ
コンに対応した処理が選択されてそのコメント消去画面
が消える。「コメント付プリント」を選択すると画像処
理基板190上のコメント消去部191ではコメント情
報消去のための画像処理は行なわれず、「コメント消去
1」、「コメント消去2」、「コメント消去3」のいず
れかのアイコンが選択されると画像処理基板190上の
コメント消去部191ではその選択されたアイコンに応
じた画像処理によりコメント情報の消去が行なわれる。
【0071】このコメント消去画面上で一度行なった選
択は、本実施形態ではこのコメント消去画面をもう一度
表示させて再度操作するまで有効である。ただし、コメ
ント情報を消去するかしないかはユーザからの要求によ
り写真フィルム一本ごとに異なることが多く、したがっ
て、写真フィルム一本分の検定操作が終了するたびにコ
メント情報を消去しないモードに戻るように構成しても
よい。
【0072】図7〜図10は、検定時にCRT表示部1
30に表示される表示画面を示す図である。
【0073】図7〜図10に示すように、CRT表示部
130には、同時に複数(ここに示す例では6つ)の画
像が表示される。
【0074】図7〜図10の各図に示す6つの画像は、
左上が〈No.18〉、以下順に〈No.17〉,〈N
o.16〉,…,〈No.13〉となっている。これ
は、ここでは現像済の24枚撮り写真フィルムについ
て、No.1,No.2,…,No.24のコマ画像の
順に24枚のコマ画像全てについてプレスキャンを行な
い、今度はNo.24,No.23,…,No.1の順
に検定を行なってファインスキャンを行なうことを想定
しており、しかも、ここではNo.24〜No.19の
6つのコマ画像については既に検定作業を終了し、その
次の検定作業用の6つのコマ画像であるNo.18〜N
o.13が表示されている状態をあらわしている。
【0075】プレスキャンは、現像済写真フィルム20
をスキャナ部110(図2参照)にセットしてスタート
/Enterキーを押すことにより開始され、全コマの
プレスキャンが終了すると、プレスキャンの最終コマか
ら6コマ分の画像がCRT表示部に画面表示される。
【0076】図7,図8は、いずれも、No.18〜N
o.13の6コマの画像の初期画面であり、No.24
〜No.19の6コマの画像に関する検定作業を終了し
スタート/Enterキーが押下されると、図7あるい
は図8に示すNo.18〜No.13の6コマの画像の
初期画面が表示される。
【0077】ここでは、図7は、図6に示すコメント消
去画面上で「コメント消去1」〜「コメント消去3」の
いずれかが選択されている場合の初期画面、図8はコメ
ント消去画面上で「コメント付プリント」が選択されて
いる場合の初期画面である。図8に示す初期画面上で
は、No.18のコマ画像に「1999.01.11」
のコメント情報があらわれており、また、No.15,
No.14の各コマ画像には「11.01.23」のコ
メント情報があらわれている。これに対し、図7に示す
初期画面上ではそれらのコメント情報は消去されてい
る。
【0078】ここでは、プレスキャンにより得られた画
像を検定のために表示しているのであって、このプレス
キャンによる画像は図2に示すスキャナ部110から図
3に示すコンピュータ回路部170に直接に入力された
ものであり、画像処理基板190を経由したものではな
い。したがって図7に示す初期画面でコメント情報が消
去されているのは、消去の程度を目視で確認するために
コンピュータ回路部170内でソフトウェア的に画像処
理が行なわれたことによる。消去の程度が不満足のとき
は、図6に示すコメント消去画面を表示させ、「コメン
ト消去1」〜「コメント消去3」の中から別のアイコン
を選択し直すことになる。
【0079】以下では、コメント情報の消去が指示され
ているものとして説明を続行する。
【0080】図7(あるいは図8)に示す初期画面上の
左上の画像(ここではNo.18の画像)にコマ選択枠
が表示されている。このコマ選択枠が表示された画像に
ついて検定を行なうことができる。ここではその検定操
作の概要について説明する。図1および図3に示すマウ
ス150を操作してコマ選択枠内の、C,M,Y,Dに
対応する欄の三角印のアイコンをクリックすると、対応
するカラー(C,M,Y)の濃度あるいは画像全体の濃
さ(画像濃度D)を補正することができる。このカラー
濃度/画像濃度の補正は、前述したとおりキー操作(図
5参照)によっても行なうことができる。また、コマ選
択枠内の枚数の欄のアイコンをクリックするとプリント
枚数を増減することができ、倍率の欄のアイコンをクリ
ックするとプリント倍率を変更することができる。これ
らプリント枚数、プリント倍率の設定に関しても、マウ
ス操作のみでなく、キーボードの操作によっても行なう
ことができる。
【0081】図9は、左上のNo.18の画像に関し検
定操作を行なった段階の6コマ画像を示す図であり、C
が1ステップ下げられ、Dが2ステップ上げられ、プリ
ント枚数が3枚に変更されている。プリント倍率3.9
6は、ここではこれが初期設定された倍率であり、特に
変更されていない。ここで、コマ選択枠を右へ移動させ
る操作(右向きの矢印キーの押下)が行なわれると、図
10に示すようにコマ選択枠がNo.17のコマ画像と
重ねられて表示される。
【0082】以上繰り返して現在表示されている6コマ
の画像全てについて検定操作を行ない、その後スタート
/Enterキーを押すと、現在表示されている6コマ
の画像についてプリント指示が発行される。このプリン
ト指示が発行されると、その6コマの画像について行な
った検定操作による検定結果が画像読取条件および画像
処理条件に反映され、画像読取条件は図3に示すコンピ
ュータ回路部170の制御インターフェース174を経
由して図2に示すスキャナ部110に送信される。する
と、写真フィルム20上のNo.18〜No.13のコ
マ画像について、それぞれのコマ画像に応じた画像読取
条件の下でファインスキャンが行なわれ、そのファイン
スキャンにより得られた画像は図3に示す画像処理基板
190に入力される。この画像処理基板190には、制
御インターフェース174から出力された画像処理条件
も入力され、この画像処理基板190に入力された画像
に対し、その画像に応じた画像処理条件の下で画像処理
が施される。
【0083】この画像処理条件には、コマ画像内部のコ
メント情報を消去するかしないかという情報、およびコ
メント情報を消去する場合のその消去処理アルゴリズム
を指定する情報が含まれており、画像処理基板190で
画像処理を行なうにあたっては、画像処理条件にコメン
ト情報を消去することを指示する情報が含まれている場
合は、コメント消去部191において、指定された消去
処理アルゴリズムに従ったコメント情報消去処理も行な
われる。
【0084】この画像処理が施された後の画像は、前述
したように画像出力機200(図1、図4参照)に送信
され、画像出力機200ではそれに基づいてプリント写
真が作成される。
【0085】また、スタート/Enterキーが押下さ
れたことに伴ってそれまで表示されていたNo.18〜
No.13の6コマの画像に代わりその次の6コマの画
像、すなわちNo.12〜No.7の画像が表示され、
その新たに表示された6コマの画像中の左上隅の画像
(No.12の画像)にコマ選択枠が表示される。
【0086】以上を繰り返し、今回検定作業の対象とし
た一本の写真フィルムの全てのコマ画像に関する検定が
終了すると、スキャナ部110(図1,図2参照)から
その写真フィルムが取り外され、次の現像済フィルムが
セットされてその新たにセットされた写真フィルムのプ
レスキャンが行なわれる。
【0087】図11は、コンピュータ回路部170中の
ハードディスク176に格納された、コマ画像内部のコ
メント情報の存在位置情報を示す図、図12は、同じく
コンピュータ回路部170中のハードディスク176に
格納された、コメント情報の色濃度をあらわす情報を示
す図である。本実施形態では、ハードディスク176内
の、これら図11,図12を参照して説明する情報の格
納領域が、本発明にいう格納部に相当する。
【0088】図11に示すように、ここではコマ画像の
外枠50に対し、コメント情報が存在するとしたらこの
領域に存在するという領域が2つ(領域51,52)が
指定されており、コメント情報が存在するか否かを検出
するにあたっては、これら2つの領域51,52が調べ
られる。ここで、コマ画像は180°回転している(上
下が逆になっている)場合もあり、したがってコメント
情報が存在するか否かを判定しコメント情報が存在しな
い旨一旦判定されたときは、コマ画像を180°回転し
て、もう一度、その180°回転したコマ画像上の領域
51,52にコメント情報が存在しないかどうか調べら
れる。あるいは、コマ画像が180°回転している場合
を見越してコメント情報が存在するか否かを判定する領
域の数を増やしておき、コマ画像を回転させることなく
コメント情報の存在の有無を判定してもよい。
【0089】また、図12に示すように、C,M,Yの
各色濃度範囲を示す情報が2つ(色濃度範囲情報53,
54)指定されており、これらは、コメント情報が図1
1に示す領域51に存在するとしたらそのコメント情報
の色濃度は色濃度範囲情報53に示すものであり、コメ
ント情報が図11に示す領域52に存在するとしたらそ
のコメント情報の色濃度は色濃度範囲情報54に示すも
のであることをあらわしている。
【0090】コンピュータ回路部170内では、コメン
ト情報の消去が指示されている場合、これら図11,図
12に示す情報を基にプレスキャンにより得られた各コ
マ画像についてコメント情報の有無が判定され、さらに
コメント情報が存在する場合、その詳細な位置情報が生
成される。本実施形態では、このコンピュータ回路部1
70における、各コマ画像内部にコメント情報が存在す
るか否かを判定する機能が本発明にいう判定部に相当す
る。
【0091】コンピュータ回路部170ではさらに、上
記のようにして検出したコメント情報を、コメント消去
画面上であらかじめ指定されているコメント消去アルゴ
リズムに従って消去し、例えば図8に示すように、その
ようにしてコメント情報が消去されたコマ画像が検定用
に表示される。そのアルゴリズムではコメント情報がう
まく消去されていないと判断されるときは、再度、図6
に示すコメント消去画面を開き、別のアルゴリズムが指
定される。するとコンピュータ回路部170内ではその
新たに指定されたアルゴリズムに従ってコメント消去処
理が行なわれ、それまで検定用に表示されていた画像に
代えて、その新たなアルゴリズムに従ってコメント消去
処理の行なわれた画像が表示される。
【0092】表示された6コマの画像の検定が終了し、
スタート/Enterキーが押されると、前述したよう
に、その検定結果が反映された画像処理条件(指定され
たコメント消去アルゴリズムを特定する情報および検出
されたコメント情報の詳細位置をあらわす情報を含む)
が生成されて画像処理基板190に伝達される。
【0093】図13,図14は、コメント消去処理アル
ゴリズムの各例を示す図である。
【0094】図13は、コメント情報の両側の画素値が
比較的安定している場合に適用することが好ましいアル
ゴリズムを示しており、コメント情報の両側のいくつか
の画素値の平均値が求められ、コメント情報の画素値6
0がその平均値61で置き換えられる。
【0095】図14は、コメント情報の両側の画素値が
大きくばらついている場合に適用することが好ましいア
ルゴリズムを示しており、コメント情報の両側のいくつ
かの画素値の平均値と分散との両方が求められ、平均値
と分散との双方がその求められた平均値と分散と同一と
なる画素値がランダムに生成され、コメント情報の画素
値60’がそのランダムに生成された画素値61’に置
き換えられる。
【0096】ここでは、コメント消去処理として二例示
したが、その他にも、例えば、そのコメント情報の画素
値を、そのコマ画像全域の画素値の平均値、あるいは、
図11に示す2つの領域51,52のうちのコメント情
報が記録されていた側の領域内の画素値の平均値に置き
換えるアルゴリズムや、あるいは一律に例えばあるグレ
ー濃度の画素値に置き換えるアルゴリズム等をコメント
消去アルゴリズムのバリエーションとして加えてもよ
い。
【0097】尚、本実施形態は、図6に示すコメント消
去画面を表示して、コメント情報を消去するかしないか
という指定だけでなくコメント消去アルゴリズムも指定
するように構成されているが、オペレータによる指定は
コメント情報を消去するかしないかという指定だけにと
どめ、一方、コメント情報がきれいに消去されたか否か
を判定するアルゴリズムを定めておき、複数のコメント
消去アルゴリズムの中からコメント情報が最もきれいに
消去されるアルゴリズムを自動選択するようにしてもよ
い。あるいはコメント消去アルゴリズムを複数持つので
はなく、精巧なアルゴリズムを1つだけ用意し、コメン
ト情報を消去するときは常にそのアルゴリズムに従って
コメント情報を消去してもよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影時にコマ画像内に光学的にコメント情報が記録され
たものであっても、周辺部分の画像を犠牲にすることな
く、そのようなコメント情報を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタルプリンタの一例の外観を示す斜視図
である。
【図2】画像入力機のスキャナ部の構成を示す模式図で
ある。
【図3】画像入力機を構成する回路部の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】画像出力機の内部構造を示す模試図である。
【図5】キーボードを構成する各種操作キーを示す図で
ある。
【図6】コメント消去画面を示す図である。
【図7】検定時にCRT表示部に表示される表示画面を
示す図である。
【図8】検定時にCRT表示部に表示される表示画面を
示す図である。
【図9】検定時にCRT表示部に表示される表示画面を
示す図である。
【図10】検定時にCRT表示部に表示される表示画面
を示す図である。
【図11】コンピュータ回路部中のハードディスクに格
納された、コマ画像内部のコメント情報の存在位置情報
を示す図である。
【図12】コンピュータ回路部中のハードディスクに格
納された、コメント情報の色濃度をあらわす情報を示す
図である。
【図13】コメント消去処理アルゴリズムの一例を示す
図である。
【図14】コメント消去処理アルゴリズムの別の例を示
す図である。
【符号の説明】
10 ディジタルプリンタ 20 写真フィルム 21 コマ画像 22 情報記録部 23 パーフォレーション 30 未露光印画紙 31 給送用ロール 32 給送駆動部 33 磁気ヘッド 100 画像入力機 110 スキャナ部 111 光源 112C,112M,112Y フィルタ 113 拡散ボックス 114 ズームレンズ 115 CCD光センサ 116 A/D変換器 117 フィルタ制御部 118 ズームレンズ駆動部 120 画像検定処理部 130 CRT表示部 140 専用キーボード 150 マウス 160 回路部 170 コンピュータ回路部 171 CPU 172 RAM 173 ROM 174 制御インターフェース 175 画像インターフェース 176 ハードディスク 177 外部インターフェース 190 画像処理基板 191 コメント消去部 192 色階調処理部 193 ハイパートーン処理部 194 ハイパーシャープネス処理部 200 画像出力機 210 レーザプリンタ部 211 画像バッファ 212R,212G,212B レーザ光源 213 回転多面鏡 214 ミラー 215 fθレンズ 220 プロセッサ部 221 リザーバ部 222 現像槽 223 定着槽 224 リンス槽 225 乾燥部 230 カッタ 240 ソータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C023 AA01 AA11 AA36 AA37 AA38 BA01 BA02 BA11 CA01 CA05 DA04 DA08 5C052 AA12 CC06 DD10 EE06 GA02 GA03 GA04 GB01 GD01 GD09 GE04 GF04 5C076 AA02 AA19 AA21 AA22 AA24 BA06 CA02 CA10 CB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像済写真フィルムから画像を入力する
    入力部と、 前記入力部から入力された画像の内部に、撮影時にカメ
    ラにより記録されたコメント情報が存在するか否かを判
    定する判定部と、 前記判定部でコメント情報の存在が確認された画像内部
    のコメント情報の画素値を別の画素値に置換することに
    より該画像内部のコメント情報を消去あるいは難視認化
    する消去部とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像内部の、コメント情報が存在する可
    能性のある位置とコメント情報の色濃度とを特定する情
    報が格納された格納部を備え、 前記判定部は、前記格納部に格納された情報に基づい
    て、コメント情報の存在の有無を判定するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記消去部が、コメント情報の画素値
    を、該コメント情報に近接した領域の画素値に基づいて
    作成された画素値に置き換えるものであることを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像処理装置。
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