JPH06152970A - 画像圧縮方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像圧縮方法及び画像処理装置

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JPH06152970A
JPH06152970A JP4294657A JP29465792A JPH06152970A JP H06152970 A JPH06152970 A JP H06152970A JP 4294657 A JP4294657 A JP 4294657A JP 29465792 A JP29465792 A JP 29465792A JP H06152970 A JPH06152970 A JP H06152970A
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JP4294657A
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Satoshi Sonohara
聡 苑原
Mototoshi Morita
元亨 森田
Shigeki Furuta
茂樹 古田
Hitoshi Matsumoto
均 松本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Image Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然な画像復元を可能にする。 【構成】 画像を複数の画素として読み込むステップ
(101)と、隣接する画素間の色変化の度合を検出す
る色変化検出ステップ(103)と、他の領域に比較し
て画素の色変化が急峻でない領域を抽出する抽出ステッ
プ(104)と、この抽出ステップで得られた領域の画
素の内いくつかを削除する削除ステップ(107)とに
より、画像におけ微妙な変化を再生可能とする画像圧縮
方法・装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像圧縮法及びその画
像圧縮法を用いた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理システムは、一般に、対象物の
画像を入力する画像入力装置、入力した画像を認識、解
析、加工等の処理を行う情報処理装置、処理後の画像を
出力する画像出力装置を備えている。
【0003】このような装置では、サンプリングした画
像を効率よく処理するために、画像を圧縮することが行
われる。圧縮とは、元の画像データに比較して少ない画
像データにすることをいうが、この場合、この少ない画
像データで元の画像を再生できることを条件とする。
【0004】このような圧縮方法としては、画像入力装
置で取り込んだ画像につき、その画像を構成する画素
を、一定の規則、例えば、1つ置き、あるいは2つ置き
という規則に従って画素を間引く方法がある。この場
合、画像復元時には、間引いた画素に隣接する画素を間
引いた部分に複写して、元の画素数に戻す方法が取られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
方法では、画像の色変化の激しい部分でも、色変化の激
しくない部分でも均等に間引くため、画像復元時におい
て、色変化の激しかった部分の復元度が、色変化の激し
くない部分の復元度に比較して、かなり悪い結果とな
る。
【0006】本発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、復元度の高い画像圧縮方法及びこの画像圧縮方法を
採用した画像処理装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。図1のように、本
発明の画像圧縮装置のシステム構成は、 (1) 画像を複数の画素として読み込む入力手段 (2) 隣接する画素間の色変化の度合を検出する色変化検
出手段 (3) 他の領域に比較して画素の色変化が急峻でない領域
を抽出する抽出手段 (4) 抽出手段で得られた領域の画素の内いくつかを削除
する削除手段 (5) 削除手段による画素の削除後に残った画素を記憶す
る記憶手段 (6) 記憶手段に記憶された画素情報を読みだして復元す
る復元手段 を有する。
【0008】このような装置で実現される本発明の画像
圧縮法は、 (1) 画像を複数の画素として読み込むステップ (2) 隣接する画素間の色変化の度合を検出する色変化検
出ステップ (3) 他の領域に比較して画素の色変化が急峻でない領域
を抽出する抽出ステップ (4) 抽出ステップで得られた領域の画素の内いくつかを
削除する削除ステップ を有する。
【0009】ここで、画像入力手段は、カラーイメージ
スキャナ、カラーTVカメラ、その他のカラー撮像素子
を例示できる。前記色変化検出手段は、画素のR値、G
値、B値の内の少なくとも一つを検出するRGB値検出
部と、隣合う画素において、検出したR値、G値、B値
の内の少なくとも一つ同士を比較して両者の差を色変化
度として出力する色変化度出力部を有するように設計で
きる。
【0010】RGB値検出部では、色変化の度合とし
て、 画素のR2 +G2 +B2 の値を検出する、 画素のR2 +G2 の値を検出する、 画素のR2 +B2 の値を検出する、 画素のG2 +B2 の値を検出する、 その他、R値のみ、G値のみ、B値のみを単独で、あ
るいはn乗するなどの加工を施す。
【0011】前記の場合、色変化度出力部は、第1の
画素のR2 +G2 +B2 とそれと隣合う第2の画素のR
2 +G2 +B2 とを比較してその差を色変化度として出
力するようにする。
【0012】前記の場合、色変化度出力部は、第1の
画素のR2 +G2 とそれと隣合う第2の画素のR2 +G
2 とを比較してその差を色変化度として出力する。前記
の場合、色変化度出力部は、第1の画素のR2 +B2
とそれと隣合う第2の画素のR2 +B2 とを比較してそ
の差を色変化度として出力する。
【0013】前記の場合、色変化度出力部は、第1の
画素のG2 +B2 とそれと隣合う第2の画素のG2 +B
2 とを比較してその差を色変化度として出力する。ま
た、前記における他の例として、 例えば、 第1の画素:R1,G1,B1 第2の画素:R2,G2,B2 第3の画素:R3,G3,B3 としたとき、 {(R1+R3)/2}−R2=Rd {(G1+G3)/2}−G2=Gd {(B1+B3)/2}−B2=Bd という計算式より、第1画素から第3画素に至る色変化
の中間点と、第2画素との差分値Rd,Gd,Bd を色変
化度出力部が求めてもよい。
【0014】要は、色の変化度を何等かのパラメータで
表せればよいので、色変化検出手段は上記に限るもので
はない。例えば、各画素の色を明度としてとらえ、複
数、例えば256の階調に分類して比較してもよい。こ
のように画像を明度でとらえる場合、白黒のTVカメラ
など、画像を複数の階調の明度入力できる画像入力手段
を使用できる。この場合の色変化とは白黒の階調の変化
の度合が大きいか小さいかによる。すなわち、本発明で
いう色変化とは明度の変化、採度の変化を含む広い概念
である。
【0015】前記抽出手段は、前記色変化検出手段で得
られた色変化度と、任意に設定した基準値と比較する色
変化度比較部を有し、色変化度比較部において、前記色
変化度が前記基準値より小さいと判断されたときこれを
色変化非急峻領域として特定するように設計できる。
【0016】ここで基準値は予めプログラムで任意の値
で設定しておくことも、また、キーボード等の入力手段
から後設定により任意の値に設定できるようにしておく
ことが可能である。基準値を大きくすると、色変化が急
峻であるとされる領域が少なくなり、基準値が小さくな
ると、色変化が急峻であるとされる領域が多くなる。
【0017】色変化急峻領域が特定されるということ
は、色変化が急峻でない色変化非急峻領域が特定される
ことを意味する。前記で例示したRd,Gd,Bd の値
を求める場合、この差分値が予め設定した基準値より小
さい場合には、第2画素のデータは捨てる。差分値が予
め設定した基準値より大きい場合には、第2画素のデー
タはそのまま残す。
【0018】ここでは、Rd,Gd,Bd の値をそれぞれ
基準値と比較し、その内の少なくとも1つが基準値以内
(誤差の範囲)である場合、その内の少なくとも2つが
基準値以内である場合、あるいは、その内の少なくとも
3つが基準値以内である場合、あるいは、Rd+Gd+B
d=Kが基準値以内であるか否かを判断する。
【0019】色変化急峻領域、色変化非急峻領域を特定
した後、後処理の便宜のために、ID付与手段により、
特定された色変化急峻領域及び色変化非急峻領域の双
方、またはいずれか一方に、識別子を付与してもよい。
【0020】色変化非急峻領域が特定されると、削除手
段により、色変化非急峻領域内の画素が一部削除され
る。削除の方法としては、画素の1つ置き、2つ置き等
一定の規則に従った削除方法による。
【0021】色変化急峻領域では、画素はそのままで削
除されない。以上の削除により、画像圧縮が完了する。
圧縮後の画像情報は記憶手段に記憶される。復元手段
は、この記憶手段から画像情報を読みだして再生する。
【0022】再生に当たっては、識別子が有用である。
すなわち、識別子により、読みだした情報が色変化急峻
領域の場合は、そのまま復元すればよい。色変化非急峻
領域の情報である場合、画素を複写して削除した部分に
補うことで画像を復元する。
【0023】
【作用】本発明では、画像を複数の画素として読み込
み、隣接する画素間の色変化の度合を検出し、他の領域
に比較して画素の色変化が急峻でない領域を抽出し、こ
の色変化が急峻でない領域の画素の内いくつかを間引
き、色変化が急峻である部分では画素の間引きを行わな
い。
【0024】このため、画像の復元に当たって、色変化
が急峻である部分の復元に何等の影響を与えないため、
より自然な画像復元となる。本発明の画像処理装置は、
静止画の圧縮・再生のみならず、動画の圧縮・再生に好
適である。
【0025】
【実施例】
<実施例1>以下、図面に従って本発明の一実施例を説
明する。
【0026】図2に本実施例の画像処理装置の一例を示
す。図2において、11は、画像を複数の画素として読
み込む入力部11としてのカラーイメージスキャナであ
る。この入力部11には、色変化検出部13を構成する
カラーイメージアナライザ15が接続されている。この
カラーイメージアナライザ15は、前記カラーイメージ
スキャナから取り込んだカラー画像信号を、RGBの3
原色信号に分解し、画素毎にRGB信号のそれぞれの濃
度値を256段階で表す。
【0027】カラーイメージアナライザ15に、色変化
検出部を構成する色変化度出力部17が接続されてい
る。なお、色変化度出力部は、情報処理装置の演算部で
構成される。この色変化度出力部17は、前記カラーイ
メージアナライザ15で取り込まれた画像において、そ
の画像を構成する画素の内、隣接する画素間の色変化の
度合を検出する。この色変化度出力部17は、カラーイ
メージアナライザ15で解析されたRGB値を隣接する
画素同士で比較し、両者の差を色変化度として出力す
る。
【0028】ここでは、比較にあたり、ある画素のR2
+G2 +B2 の値を演算すると同時に、その画素に隣接
する画素のR’2 +G’2 +B’2 の値を演算する。そ
して、両者の差Kを以下の式により演算する。
【0029】 K=(R2 +G2 +B2 )−(R’2 +G’2
B’2) このKが、本発明でいう色変化度である。この色変化度
出力部17に続いて、画像上で画素の色変化が急峻でな
い領域と、色変化が急峻である領域とを抽出する領域抽
出部19が設けられている。
【0030】この抽出部19は、色変化検出部13で得
られた色変化度と、基準値とを比較する色変化度比較部
21を有する。基準値は、図示しないキーボードからの
入力で任意に設定できる。抽出部19には、色変化度比
較部21において、前記色変化度が前記基準値より小さ
いと判断されたときこれを色変化非急峻領域として特定
する領域設定部23が設けられている。色変化非急峻領
域が特定されるということは、色変化が急峻である領域
が特定されることを意味する。基準値を大きくすると、
色変化が急峻であるとされる領域が少なくなり、基準値
が小さくなると、色変化が急峻であるとされる領域が多
くなる。
【0031】次に、領域設定部23の出力を受ける画素
削除部27が設けられている。この画素削除部27は入
力された画素の内、色変化が急峻でないとされた領域の
画素を一定の割合で削除する。なお、削除する割合は、
領域内で、削除:非削除=1:2などに設定することが
可能である。なお、画素削除部27では、換言すると、
色変化非急峻領域の一部の画素をデータとして採用せ
ず、急峻とされた部分はデータとしてそのまま採用する
と言ってもよい。
【0032】画素削除部27で画素が削除された画像デ
ータは圧縮データとしてそのまま出力され、記憶部29
に記憶される。この記憶部29への記憶に際して、ID
付与部25により、非削除画素、削除画素にインデック
ス(識別子)を付与するようにしてもよい。すなわち、
色変化急峻領域とされた画素領域に第1の識別子を付与
しておく。同時に色変化が急峻でないとされた画素領域
に第2の識別子を付与してもよい。識別子の付与の方法
としては、例えば、図3のように、イメージスキャナで
読み取った画像の各画素に対応して、画素の奇数列の画
素にインデックスとしてあらかじめ「1」を付与してお
き、偶数列の画素にインデックスとしてあらかじめ
「0」を付与しておく。そして、偶数列の画素が奇数列
の画素に対して色変化が急峻かいなか判定し、急峻であ
る場合そのインデックス「0」を「1」に反転させる方
法を例示できる。
【0033】この方法では、色変化判定後も、奇数列の
インデックスはすべて「1」であるため、そのインデッ
クスデータは残す必要がなく、偶数列のインデックスの
み残しておけばよいので、メモリ使用量を節約できる。
【0034】なお、インデックスの付与方法は、前記に
限らず、色変化が急峻である場合、連続する画素にそれ
ぞれ「1」「1」を付与し、色変化が急峻でないとされ
た画素領域では、削除された画素のアドレスに「0」を
付与し、削除されなかった画素に「1」を付与するよう
にしてもよい。
【0035】また、図4のように、ID付与部25は、
画素削除部27による画素削除前にインデックスを付与
するようにしてもよい。すなわち、領域設定部23で、
色変化急峻領域および/または色変化非急峻領域とされ
た画素領域に画素削除前に識別子を付与しておく。この
場合、例えば図3において、「0」の付与された画素を
削除する。
【0036】圧縮データは、必要に応じ、記憶部29か
ら読みだして、復元部31により復元する。復元部31
は、領域にインデックスが付与されているか否か、ある
いは、付与されているインデックスが色変換急峻領域を
示すインデックスか否かを判定するID参照部33を有
する。復元部31は、ID参照部33で、色変化急峻部
分と判断された部分はそのままにし、色変化非急峻部分
であるとされた領域で画素が削除された領域に隣接する
画素データを複写する複写部35を有する。
【0037】より具体的には、画像復元時には、図3に
おける奇数列に「1」を入れ、偶数列には記憶しておい
たインデックスデータを当てはめる。このようにして復
元されたインデックスを見ると、「1」のインデックス
と「0」のインデックスが残っている。インデックス
「1」が存在する画素はそのまま再生し、インデックス
「0」の部分には隣の画素を複写する。
【0038】さらに、復元部31は、複写部35で複写
することで復元化された画像データを再生する再生部3
7を有する。再生部37で再生された画像データは、例
えば、CRTディスプレイ39上などで再生される。
【0039】以上の構成による本実施例で、画像圧縮処
理を行う場合の例を図5のフローチャートに基づき説明
する。まず、イメージスキャナやTVカメラにより画像
データを読み取る(ステップ101)。得られた画像デ
ータは、カラーイメージアナライザで、RGB信号に分
解され、256階調の濃度値で表される(ステップ10
2)。
【0040】次いで、隣接する2つの画素のRGB値か
ら、前記した、(R2 +G2 +B2)及び(R’2
G’2 +B’2)を演算する。そして、この両者の差
を、K=(R2 +G2 +B2 )−(R’2 +G’2
B’2)に従って算出する(ステップ103)。そし
て、このKが基準値より大きいか否か比較判定する(ス
テップ104)。
【0041】ここで、Kが基準値より大きいとされた場
合は、第2の画素が第1の画素に比較して色変化が大き
いとされた場合である。この場合は、そのまま両方の画
素を残し(ステップ105)、両画素に対応するアドレ
ステーブルにインデックスとして「1」「1」を付与す
る(ステップ106)。
【0042】また、Kが基準値より小さいと判定された
場合は、第2の画素が第1の画素に比較して色変化が大
きくないとされた場合である。この場合は、第2の画素
を削除し、第1の画素にのみ残す(ステップ107)。
第1の画素に対応するアドレステーブルにインデックス
として「1」を付与し、第2の画素に対応するアドレス
テーブルにインデックスとして「0」を付与する(ステ
ップ108)。得られた圧縮データは、記憶部にインデ
ックスデータとともに格納される(ステップ109)。
【0043】以上の処理は、取り込んだ画素のすべてに
ついて行われ(ステップ110)、最後の画素について
の処理が終了した時点で、圧縮処理が終了する。復元に
際しては、図6のフローチャートのように、まず、格納
されている圧縮データとインデクスデータを記憶部29
から読みだす(ステップ121)。このインデックスデ
ータを参照して(ステップ121)、削除画素=インデ
ックス「0」に対応する部分については隣接する画素デ
ータを複写して再生し(ステップ123、125)、イ
ンデックス「1」に対応する部分はそのまま再生する
(ステップ124、125)。
【0044】図7に以上の方法で画像圧縮し、再生した
場合の例を示す図で、図7(A)に対し、再生時の図
(C)の再生度が高いことがわかる。これに対し、図8
に2つおきに画素を削除して圧縮し、再生した場合の比
較例を示す。この比較例では、再生時の(C)の画像
が、(A)に比較して、不明瞭となる。
【0045】なお、本発明による場合と比較例による場
合とを、観念的に表すと図9、図10のようになる。 <実施例2>次ぎに、本発明の第2の実施例を説明す
る。
【0046】この実施例では、前記色変化度出力部17
における処理が異なる。まず、カラーイメージアナライ
ザ15で認識したRGB値が以下の通りであるとする。
【0047】第1の画素:R1,G1,B1 第2の画素:R2,G2,B2 第3の画素:R3,G3,B3 この場合、 {(R1+R3)/2}−R2=Rd {(G1+G3)/2}−G2=Gd {(B1+B3)/2}−B2=Bd という計算式より、第1画素から第3画素に至る色変化
の中間点と、第2画素との差分値Rd,Gd,Bd を求め
る。この差分値が予め設定した基準値より小さい場合に
は、第2画素のデータは捨てる。差分値が予め設定した
基準値より大きい場合には、第2画素のデータはそのま
ま残す。
【0048】ここでは、Rd,Gd,Bd の値をそれぞれ
基準値と比較し、その内の少なくとも1つが基準値以内
(誤差の範囲)である場合、その内の少なくとも2つが
基準値以内である場合、あるいは、その内の少なくとも
3つが基準値以内である場合、あるいは、Rd+Gd+B
d=Kが基準値以内であるか否かを判断する。
【0049】基準値以内であった場合、その領域内の画
素を一定の割合に従って削除する。また基準値より大き
いときその領域のデータをそのまま残す。この処理は前
記実施例1と同一である。
【0050】図11に本実施例による場合のフローチャ
ート図を示す。基本的には実施例1と同様である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、前記構成としたことに
より、従来の圧縮法にない、自然は再現が可能な画像デ
ータの圧縮が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例1を示すブロック図
【図3】 インデックスの付与例を示す図
【図4】 実施例1の変形例を示すブロック図
【図5】 実施例1の画像圧縮過程を示すフローチャー
ト図
【図6】 実施例1の画像復元過程を示すフローチャー
ト図
【図7】 実施例1の画像圧縮・復元例を示す図
【図8】 比較例の画像圧縮・復元例を示す図
【図9】 実施例1の画像圧縮・復元例を示す概念図
【図10】 比較例の画像圧縮・復元例を示す概念図
【図11】 実施例2の画像圧縮過程を示すフローチャ
ート図
【符号の説明】
101・・画素読み込みステップ 103・・色変化検出ステップ 104・・領域抽出ステップ 107・・画素削除ステップ 108・・ID付与ステップ 11・・・入力手段 13・・・色変化検出手段 15・・・RGB値検出部としてのカラーイメージアナ
ライザ 17・・・色変化度出力部 19・・・抽出手段 25・・・ID付与手段 27・・・削除手段 29・・・記憶手段 31・・・復元手段 33・・・ID参照部 35・・・複写部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 茂樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 松本 均 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を複数の画素として読み込むステッ
    プ(101)と、隣接する画素間の色変化の度合を検出
    する色変化検出ステップ(103)と、他の領域に比較
    して画素の色変化が急峻でない領域を抽出する抽出ステ
    ップ(104)と、この抽出ステップで得られた領域の
    画素の内いくつかを削除する削除ステップ(107)と
    を有する画像圧縮方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記色変化検出ステ
    ップは、画素のR値、G値、B値の内の少なくとも一つ
    を検出し、隣合う画素において、検出したR値、G値、
    B値の内の少なくとも一つ同士を比較し、両者の差を色
    変化度として出力し、前記抽出ステップは、前記色変化
    検出ステップで得られた色変化度が、基準値より小さい
    ときこれを色変化非急峻領域として特定することを特徴
    とする画像圧縮方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記色変化検出ステ
    ップは、色変化の度合として、画素のR2+G2+B2
    値を検出し、第1の画素のR2+G2+B2とそれと隣合
    う第2の画素のR2+G2+B2とを比較してその差を色
    変化度として出力することを特徴とする画像圧縮方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記色変化検出ステ
    ップは、色変化の度合として、画素のR2+G2の値を検
    出し、第1の画素のR2+G2とそれと隣合う第2の画素
    のR2+G2とを比較してその差を色変化度として出力す
    ることを特徴とする画像圧縮方法。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記色変化検出ステ
    ップは、色変化の度合として、画素のR2+B2の値を検
    出し、第1の画素のR2+B2とそれと隣合う第2の画素
    のR2+B2とを比較してその差を色変化度として出力す
    ることを特徴とする画像圧縮方法。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記色変化検出ステ
    ップは、色変化の度合として、画素のG2+B2の値を検
    出し、第1の画素のG2+B2とそれと隣合う第2の画素
    のG2+B2とを比較してその差を色変化度として出力す
    ることを特徴とする画像圧縮方法。
  7. 【請求項7】 請求項2において、前記色変化検出ステ
    ップは、 第1の画素のRGB値がそれぞれ:R1,G1,B1 第2の画素のRGB値がそれぞれ:R2,G2,B2 第3の画素のRGB値がそれぞれ:R3,G3,B3 であるとき、色変化の度合として、 {(R1+R3)/2}−R2=Rd {(G1+G3)/2}−G2=Gd {(B1+B3)/2}−B2=Bd という計算式より、第1画素から第3画素に至る色変化
    の中間点と、第2画素との差分値Rd,Gd,Bd を求め
    て出力することを特徴とする画像圧縮方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、抽出ステップは、色
    変化検出ステップで得たRd,Gd,Bd の値をそれぞれ
    基準値と比較し、(1)その内の少なくとも1つが基準
    値以内である場合、(2)その内の少なくとも2つが基
    準値以内である場合、(3)その内の少なくとも3つが
    基準値以内である場合、(4)あるいは、Rd+Gd+B
    d=Kが基準値以内である場合のいずれかの場合に色変
    化が急峻でないと判断することを特徴とする画像圧縮方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記抽出ステップに
    より特定された色変化非急峻領域に、識別子を付与する
    ID付与ステップ(108)を有することを特徴とする
    画像圧縮方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記抽出ステップ
    は、前記色変化検出ステップで得られた色変化度が、基
    準値より大きいときこれを色変化急峻領域として特定
    し、前記ID付与ステップは、抽出ステップで得られ
    た、色変化非急峻領域と、色変化急峻領域とにそれぞれ
    識別子を付与することを特徴とする画像圧縮方法。
  11. 【請求項11】 画像を複数の画素として読み込む入力
    手段(11)と、隣接する画素間の色変化の度合を検出
    する色変化検出手段(13)と、他の領域に比較して画
    素の色変化が急峻でない領域を抽出する抽出手段(1
    9)と、この抽出手段で得られた領域の画素の内いくつ
    かを削除する削除手段(27)と、を備えた画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項11に、さらに、削除手段によ
    る画素の削除後に残った画素を記憶する記憶手段(2
    9)と、記憶手段に記憶された画素情報を読みだして復
    元する復元手段(31)と、を備えた画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記色変化検出
    手段は、画素のR値、G値、B値の内の少なくとも一つ
    を検出するRGB値検出部(15)と、隣合う画素にお
    いて、検出したR値、G値、B値の内の少なくとも一つ
    同士を比較して両者の差を色変化度として出力する色変
    化度出力部(17)とを有し、前記抽出手段は、前記色
    変化検出手段で得られた色変化度と、任意に設定した基
    準値と比較する色変化度比較部を有し、色変化度比較部
    において、前記色変化度が前記基準値より小さいと判断
    されたときこれを色変化非急峻領域として特定すること
    を特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項11において、前記色変化検出
    手段のRGB値検出部は、色変化の度合として、画素の
    2+G2+B2の値を検出し、色変化度出力部は、第1
    の画素のR2+G2+B2とそれと隣合う第2の画素のR2
    +G2+B2とを比較してその差を色変化度として出力す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項11において、前記色変化検出
    手段は、RGB値検出部色変化の度合として、画素のR
    2+G2の値を検出し、色変化度出力部は、第1の画素の
    2+G2とそれと隣合う第2の画素のR2+G2とを比較
    してその差を色変化度として出力することを特徴とする
    画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項11において、前記色変化検出
    手段のRGB値検出部は、色変化の度合として、画素の
    2+B2の値を検出し、色変化度出力部は、第1の画素
    のR2+B2とそれと隣合う第2の画素のR2+B2とを比
    較してその差を色変化度として出力することを特徴とす
    る画像処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項11において、前記色変化検出
    手段のRGB値検出部は、色変化の度合として、画素の
    2+B2の値を検出し、色変化度出力部は、第1の画素
    のG2+B2とそれと隣合う第2の画素のG2+B2とを比
    較してその差を色変化度として出力することを特徴とす
    る画像処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項11において、前記色変化検出
    手段のRGB値検出部は、色変化の度合として、検出し
    た連続する第1から第3の画素のRGB値がそれぞれ、 第1の画素:R1,G1,B1 第2の画素:R2,G2,B2 第3の画素:R3,G3,B3 を検出し、色変化度出力部は、色変化の度合として、 {(R1+R3)/2}−R2=Rd {(G1+G3)/2}−G2=Gd {(B1+B3)/2}−B2=Bd という計算式より、第1画素から第3画素に至る色変化
    の中間点と、第2画素との差分値Rd,Gd,Bd を求め
    て出力することを特徴とする画像処理装置。
  19. 【請求項19】 請求項11において、前記抽出手段に
    より特定された色変化非急峻領域に、識別子を付与する
    ID付与手段(25)を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記抽出手段
    は、前記色変化検出手段で得られた色変化度が、基準値
    より大きいときこれを色変化急峻領域として特定し、前
    記ID付与手段は、抽出手段で得られた、色変化非急峻
    領域と、色変化急峻領域とにそれぞれ識別子を付与する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項19において、さらに、削除手
    段による画素の削除後に残った画素を記憶する記憶手段
    (29)と、記憶手段に記憶された画素情報を読みだし
    て復元する復元手段(31)と、を備え、前記復元手段
    は、ID付与手段で付与されたインデックスを参照する
    ID参照部(33)と、このID参照部で参照したイン
    デックスに基づき画素が削除された部分に隣接する画素
    データを複写する複写部35を有し、複写により復元し
    た画像データを再生することを特徴とする画像処理装
    置。
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