JPH02105677A - 画像入出力システム及び信号処理条件の設定方法 - Google Patents
画像入出力システム及び信号処理条件の設定方法Info
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- JPH02105677A JPH02105677A JP63258228A JP25822888A JPH02105677A JP H02105677 A JPH02105677 A JP H02105677A JP 63258228 A JP63258228 A JP 63258228A JP 25822888 A JP25822888 A JP 25822888A JP H02105677 A JPH02105677 A JP H02105677A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
方法に関し、特にカラー原画を線走査して指定の倍率に
色分解入力し、色分解信号を適当な色修正、鮮鋭度強調
9階調変換等の処理後に、綱掛けしてCMY及び墨色分
解版を平面走査で作成するようにした平面走査型の画像
入出力システムにおける信号処理条件を設定するための
方法及びその機能を有する画像入出力システムに関する
。
トするために、各原画を画像入出力システムを用いて所
定の倍率で網掛は色分解フィルムを作成し、別工程で作
成したマスク版と上記網掛は色分解フィルムとをレイア
ウトシート上に割付けて貼込み、これを密着露光するこ
とによりレイアウトされた各色分解版を作成する方法が
ある。
かつレイアウトシートに色分解版を所定位置に見当台せ
て貼込むなと高度な熟練と、多くの時間、労力、材料を
必要とするといった欠点がある。
ープリントし、作成された複製原画を予め決められた版
下図形の形に切取り、版下台紙の所定の位置に貼込んで
レイアウトされたカラー画像を複製する方法がある。し
かしながら、かかる方法では写真的な手法を使用してい
るので、色修正処理、鮮鋭度強調1階調変換処理等を自
由に変更することかで籾ないなど、画質の点で問題があ
る。さらに、複数の入力装置により矩形の画像を同時に
レイアウト出力する装置がある(たとえば特公昭52−
31762号)が、任意の図形に対応しにくく、マスク
版作成等に労力を必要とし、カラー原稿の入力に複数の
入力走査部を必要とするといった欠点がある。
ムと称されるレイアウトレタッチシステムが提案されて
いるが、このシステムでは図形入力がディジタイザで入
力され、カラーCRTに図形及びイメージ(絵柄)が表
示されるようになっている。カラー原画は指定の倍率で
カラースキャナによって走査され、A/D変換後に記憶
装置に格納される。そして、格納されたカラー原画情報
を入力図形情報に従ってカラーCRTに表示し、対話入
力によフてコンピュータの主記憶装置内で編集し、出力
画面に対応したフォーマットで再度磁気ディスク等に格
納する。次いで、編集後の出力画面に対応したカラー画
像情報をD/^変換後、カラースキャナの出力制御回路
に入力し、所望のレイアウト画像を得るようにしたもの
である。しかしながら、かかるレイアウトレタッチシス
テムは、カラー原画の情報格納のために大容量の記憶媒
体を必要とし、WA集処理のために高速コンピュータを
必要とするなど、システム構成の価格が高価であるとい
った欠点があり、編集処理等に多大の時間が必要である
といった欠点もある。
11図に示すものが提案されており(特開昭59−11
062号)、回転される入力ドラム1上に貼られたカラ
ー原稿2を、図形入力装置としてのディジタイザ14で
図形入力された情報に従って、回転する出カドラムlO
上に貼られた記録材としての例えばカラーペーパー11
に画像出力するようにしている。カラー原稿2は読取ヘ
ッド21で走査されて色分解され、得られた色分解信号
CSは対数変換回路3に入力される。この対数変換回路
3で濃度信号DNに変換された後、^/D変換器4にお
いてディジタル信号DSに変換される。このディジタル
濃度信号DSは信号処理部5及びマイクロプロセッサ1
2に入力され、信号処理部5で色修正、鮮鋭度強調1階
調変換処理などの色処理が行なわれ、この色処理された
画像情報DSAはD/A変換器6でアナログ信号に変換
された後、レーザビームプリンタ内の変調器8に入力さ
れ、レーザ発振器7からのレーザ光を変調して出力ヘッ
ド(図示せず)を介して出力ドラム10上に貼られたカ
ラーペーパー11を露光するようになっている。
たコンソール16が用意されており、コンソール16か
ら入力されたデータ等はコンピュータ13&:入力され
、このコンピュータ13で処理された情報が対話型のグ
ラフィックデイスプレィ15に表示されるようになって
いる。また、コンピュータl3は更に下位システムのマ
イクロプロセッサ12に接続され、マイクロプロセッサ
12はA/D変換器4からの濃度信号OSを入力し、更
に信号処理部5に接続されて演算処理を行なっている。
コンピュータシステムを構成し、内蔵したプログラムに
従ってオペレータ等に対する指示をグラフィックデイス
プレィ】5に表示するようになっている。
7ない検出器によって検出され、その位置情報が動作制
御部9に入力されるようになっており。
の位置関係を相対的に駆動制御するように、マイクロプ
ロセッサ12に接続されている。さらに、ディジタイザ
14は装置固有の原点座標及びX−Y l111を有す
るが、信号処理によって任意の点へ原点を移動したり、
座標の回転も容易に行なうことができる。これらディジ
タイザ14と入力ドラム1上の画像位置は、共通する複
数の位置にピン等のガイドを設けることにより対応関係
がつくようになっている。そして、ディジタイザ14は
コンピュータ13に接続され、画像の形状や所望の位置
座標を入力できるようになっている。
12図に示すように原稿読取時にカラー原稿2を直接ア
クリル樹脂、ガラス等で作られた透明で表面の滑らかな
円筒状の入力ドラム1に貼付け、入力ドラム1の内側の
光源20からカラー原稿2に光を照射し、カラー原稿2
からの透過光LTを読取ヘッド21て受けることによっ
てカラー原稿2の画像を入力する。この場合、カラー原
稿2と入力ドラム1との間に光源20の光の波長程度の
間隙があると、カラー原稿2の裏面と入力ドラムlの表
面との間での光の干渉作用によってニュートンリング(
干渉縞)が生じ、このニュートンリングはカラー原稿2
上に縞状の濃度ムラとして現われて原稿の質を著しく損
ねることになる。この干渉縞を防止するために、従来は
カラー原稿2と入力ドラムlとの間に超微粒子の粉を散
布したり、充填剤を塗布したりしていたが、粉には画像
の倍率を高くすると粒子が見えてしまったり、取扱いが
困難であったりする欠点があり、充填剤には塗布、拭取
り等の作業が面倒であるといった欠点がある。
は原稿フィルム等の画像情報を入力し、拡大/縮小等の
操作を加えた後、任意のレイアウトに画像情報を出力す
るための装置であり、原稿の読取は第12図と同様に行
なわれるが、画像入出力システムの場合にはレイアウト
のために原稿読取時の入力ドラム1上でのカラー原8%
2の座標を知る必要がある。そのため、従来は第13図
に示すように、透明な方形シート状の原稿貼付ベース2
2上にカラー原稿2を貼付テープ23で貼付し、位置決
め孔24はディジタイザの対応するピンに嵌合させてカ
ラー原稿2の必要部分の座標を画像入出力システムに入
力している。その後、第14図に示すように原稿貼付ベ
ース22の位置決め孔24を入力ドラム1の対応するピ
ン25に嵌合させて取付け、第12図の場合と同様に入
力ドラム1の内側の光源2゜からカラー原稿2に光を照
射し、カラー原稿275)らの透過光LTを読取ヘッド
21で受光することによってカラー原稿2の画像を入力
して、ディジタイザで入力した座標と対応させてレイア
ウト処理を行なっていた。
処理条件の決定や設定に熟練オペレータを必要とし、し
かも条件決定に要する時間は実際にシステムが作動する
時間よりも多くかかっていた。従来の画像入出力システ
ムはパラメータの設定オペレーションが複雑で、オペレ
ータの心理的負担が大きかった。ここに、画像入出力シ
ステムの階調変換テーブルの自動設定方式として特開昭
60−37878号公報で示されるものがあるが、入力
特性値から設定条件を直接一意的に求めている。このた
め、原稿のマクロ的な情報はルール化されておらず、パ
ラメータの推定精度に限界がある。また、信号処理条件
を自動的に設定する方式として特開昭62−11157
0号公報に示されるものがあるが、条件設定の動作がオ
ペレータの主観的判断に基づく選択指定に依存している
ため、効率的で正確なものではないといった欠点がある
。
この発明の目的は、面倒な原稿貼りをなくし、操作を要
することなく原稿データを自動解析して画像処理条件を
効率良く設定するようにした平面走査型の画像入出力シ
ステム及びその処理条件の設定方法を提供することにあ
る。
の発明の上記目的は、原稿カセットに収納された原稿を
ラフスキャン又は本スキャンして読取る画像読取手段と
5この画像読取手段から得られる前記原稿の本スキャン
データを信号処理する信号処理手段と、前記ラフスキャ
ンによる前記原稿のラフスキャンデータに基づいて前記
原稿の特性値を求めると共に、前記信号処理手段に対し
て信号処理条件の設定を行なう演算設定手段と、前記信
号処理条件の設定に画像の仕上り情報を入力して修正す
る補助入力手段と、必要な指示情報を入力する入力手段
と、前記信号処理手段の出力に基づいて画像を記録する
記録手段とを設けることによって達成される。また、こ
の発明は、原稿カセットに収納された原稿を読取り、そ
の読取信号に対して信号処理を施して後に画像を記録す
るようになっている画像入出力システムにおけるイ8号
処理条件の設定方法に関し、この発明の上記目的は、前
記原稿のラフスキャンデータから前記原稿の累積ヒスト
グラムの任意%におけるm度(レベル)等の特性値を求
め、前記特性値に基づいてアンダー/オーバー露光等の
原稿分類情報を演算し、前記原稿分類情報に画像の仕上
り情報を加えて前記信号処理のパラメータを設定するこ
とによって達成される。
を原稿カセットに収納し、この原稿カセットを原稿台に
装填してから平面走査して画像データを得ることができ
、プレスキャンデータから原稿の特性値を求めることに
よって原稿分類情報を演算し、この原稿分類情報及び仕
上り情報に従って条件パラメータを設定するようにして
いるので、効率的で正確な画像人出力を行なうことがで
きる。また、原稿分類情報の演算及びパラメータ設定に
ファジー推論のルールを適用することによって、より効
率的な設定動作を実現している。
ているので、操作性が良く非熟練者でも容易に印刷用製
版を得ることができる。
しており、中央部に原稿画像を読取るスキャナ100を
有し、スキャナ100の上部には読取画像及び出力画像
をカラー表示するためのモニタ200が設置され、スキ
ャナ100は本体デスク101の上に載置されている。
し、装置内に摺動して納められカラー原稿を線走査する
ようになっている原稿台110が設けられている。本体
デスク101の上には、更にオペレータが操作して必要
な指令等を入力する入力装置300が置かれており、本
体デスク101の下方には、読取った原I^の画像デー
タを処理して必要な演算を行なうと共に、C,M、Y及
び墨(に)の製版用信号を出力する信号処理部400が
設置されている。入力装置300には、オペレータがデ
ータや指示を入力するためのキーボード301と必要な
情報を表示するためのCr1T302とが設けられてい
る。また、信号処理部400で処理されたデータに基づ
いて網掛フィルムを出力する出力機500が設置され、
出力機500から出力された製版用フィルムを現像する
自動現像機600が設けられている。なお、各装置の形
状や配置は第1図に限定されるものではない。
おり、筐体状の原稿台110の全体は、これに連結され
た移動部材111とこの移動部材111に接続されたワ
イヤ112.モータ113とによって副走査方向に走査
されるようになっている。また、原稿台+10内には、
モータ114によって図示方向に回転される回転台受1
25が設けられており、回転台受115の中央部には原
稿カセット102を受容するカセット受103が設けら
れており、回転台受115の全体は、これに連結された
移動部材+16とこの移動部材116に接続されたワイ
ヤ117.モータ118とによってトリミング方向に走
査されるようになっている。なお、移動部材111及び
116はスクリュー棒とナツトの関係で走査されても良
い。また、原稿台110の副走査方向の始端部上面には
、画像の読取開始時に倍率調整用チャートを読取って光
学系を調整するための補正用領域104が設けられてい
る。
おり、カセット受103に受容された原稿カセット10
2は、下方に配設されたライン状の7パーチヤ型蛍光灯
121によって照射される。原稿カセット102内には
例えばカラーリバーサルフィルム等のカラー原稿120
が収納されており、反射防止型の1対の透明な原稿保持
用ガラス122及び123で挟持されている。原稿カセ
ット102を透過した画像光は入力装置300で設定さ
れた倍率の結像レンズ124に入力され、その上部に連
結されている色分解プリズム】25に入力されてR,G
、Bの3原色に色分解される。色分解されたRG83色
の光はそれぞれCCD等で成るイメージセンサI 26
8 。
sに変換される。なお、結像レンズ124は複数個用意
されており、ターレット等によって指定倍率のレンズ系
に交換できるようになっている。第4図は蛍光灯121
とカラー原稿120との走査関係を示し、線状の主走
査ライン12Q八が同時に読取られ、副走査方向に移動
されることによって全体の画像が読取られる。なお、上
記入力部光学系はカラー原稿120の本スキャンに先立
って、ラフスキャンを行ない得るようになっている。
、出力機500は信号処理部400のスレーブとして動
作し、nS−232Cによって転送されるコマンドに対
して一定の制御シーケンスを実行し、結果の状態をホス
トである信号処理部400の(:Pt1401へ返信す
る。すなわち、CPII401から出力機500にステ
ータスチエツク信号が送られると、出力機500は露光
できる状態であれば“re、ady”信号を送信し、次
にC11U 401から送られて来る露光準備の間合せ
信号に対して“θK”信号を返信して露光を行なう。信
号処理部400から送られて来る画像信号は、後述する
網掛回路531で網掛処理されることによって0N10
FF信号に変換され、レーザダイオードで成るレーザ整
形光源501から発光されたレーザ光502によって感
光材料503に露光される。レーザ光502の主走査に
はレゾナントスキャナ504が用いられ、主走査された
レーザ光はfθレンズ505及びミラー506を介して
副走査ドラム510上の感光材料503を露光する。副
走査ドラム510はレーザ光502に対する副走査を行
ない、ドラム回転はPLL制御のDCサーボモータによ
って行なわれる。また、感光材料503は感光マガジン
511内に収納されており、搬送ローラを介して副走査
ドラム510上を経て搬送され、カッタ512で所定長
さにカットされて排出されるようになっている。
きい値の集合(網データ)を順次比較することにより行
なうディジタル方式であり、網データは標準のものはR
OMで有し、それ以外のものはオプションとして設けら
れているフロッピディスクからロードするようになフて
いる。出力機500は信号処理部400に対して常にス
レーブであり、R5−232Cによって送られて来るコ
マンドに対して一定のシーケンスを行ない、結果の状態
を返信する機能しか有しておらず、自分自身から通信を
起動することはない。
シーケンスは、信号処理部400が通信によって出力機
500を管理することによって行なわれる。出力機50
0は更に、イニシャルロード、クリーニング、カット、
感材残量レジスタのセットなどの信号処理部400のパ
ネルから起動できる機能を持つ。ここでイニシャルロー
ドは、感材マガジン511を装着した場合あるいはジャ
ム発生でカバーを開けた場合に、感光材料503を所定
の位置まで送って光があたった(かぶった)部分をカッ
トし、初期状態とする処理である。また、クリーニング
は感光材料503を一定量引出し、カット後に自現機6
00に送出すことによって自現機600を動作させ、現
像液、定着液、水洗水などの補給を行なわせる処理であ
り、カットは露光の為に引出された感光材料503をカ
ットして排出する処理である。さらに、感材残量レジス
タのセットは、感材マガジン511の装着時に感材残量
をセットすれば、カット、排出の度にこれが減算されて
表示される機能である。
っており、スキャナ100のイメージセンサ126R,
126G、126Bから出力されるRGB画像信号PS
は信号処理部400に入力される。画像信号psには、
ラフスキャンによって得られるラフスキャンデータと本
スキャンデータによフて得られる本スキャンデータとが
あり、各スキャンデータがディジタル化されて後に信号
処理部400に入力されるようになっている。信号処理
部400は全体の制御を行なうCPIJ(ホストコンピ
ュータ)401を有し、等僅少性濃度(Equival
ent Neutral Density)変換402
1色修正403.拡大又は縮小404.鮮鋭度強調40
59階調変換406.墨版生成407を必要に応じて行
なうようになっており、必要なデータの読出や格納を行
なうためのフロッピーディスク410及びハードディス
ク411が接続されていると共に、ラフスキャンデータ
を一時記憶する画像メそり420が接続され、必要な指
示情報を入力するマウス421が接続されている。また
、信号処理部400にはモニタ200及び入力装置30
0が接続されており、信号処理された(:、M、Y、に
(墨)の4色の製版(8号は出力機500に送られ、
網掛回路531及び駆動回路532を介してレーザ整形
光源501からレーザ光502を発光する。網掛回路5
31及び駆動回路532はCPU501で制御されるよ
うになっている。信号処理部400は画像メモリ420
からラフスキャンデータを読出して累積ヒストグラム等
の特性値を演算すると共に、上記特性値に基づいてオー
バー露光/アンダー露光等の原稿分類情報を演算し、更
にはグレー点、明るめ/暗め、好み。
よって処理条件のパラメータを設定する。
の仕上り情報の他に、トリミング範囲9倍率、出力線数
1w4角度等のスキャニング情報、シーケンス制御のス
タート、ストップを入力するようになっている。
ャートを参照して説明する。
るが(ステップSl) 、原稿カセット102はカセッ
ト受103に入れられ、オペレータは少入力装置300
のキーボード301によって条件セットアツプのモード
(自動、プレセット、手動)を指定する(ステップS2
)。自動モードが選択されると条件設定のためのプレス
キャンがラフスキャンによって行なわれ(ステップS3
)、プレセットモードが選択されると予め格納されてい
る条件データが出力され(ステップS4)、手動モード
が選択されるとキーボード301より手動で条件データ
を入力する(ステップ55)。条件データとは色修正の
ための係数値、鮮鋭度強調のためのシャープネス係数や
階調変換の傾き等であり、ラフスキャンによる処理条件
の設定については後述する。このようにして設定された
信号処理条件はCRT302に表示され、この条件に対
して修正が必要であればオペレータは手動で設定パラメ
ータを修正しくステップS8)、その後に条件データの
蓄積を行なう(ステップS7)。
て、第8図及び第9図を参照して説明する。プレスキャ
ンによるプレスキャンデータPDは画像メモリ420に
格納され(ステップ531)、当該原稿の画像がモニタ
200に表示されると共に(ステップ532)、特性値
CRの計算が行なわれる(ステップ534)。特性値C
Rとしては累積ヒストグラムの任意%にお叶る濃度(レ
ベル)9画面分割(たとえば1/4.1/8 ) した
領域毎の累積ヒストグラムの上記値、濃度平均値、最大
ピーク濃度。
は累積ヒストグラムの例を示しており、この累積ヒスト
グラムの任意%における濃度は同図(A)の如くして得
られる。この特性値CRと原稿特性との関係を記述した
ルールによフて原稿分類情報OCを演算する。たとえば
次のようなルールによって原稿分類情報OC(■〜■)
を得る。
オーバ ■U?a度平均値が低いthen露光はオーバ■■tV
Q度平均値が少し低い tllen露先は少しオーバ ■IffA度平均値が中くらいthen露先はノーマル ■If 4度平均値が少し高いthen露先は少しアン
ダー ■If濃度平均値が高いthen露光はアンダー■If
濃度平均値が非常に高いthen露先は非常にアンダー 上述のように濃度平均値範囲を7つに分類し、各々の領
域を■〜■で区別する。任意の入力データは上記の7つ
ルールのどれかにあてはまり、アンダー又はオーバーの
露光が判断される。原稿分類情報OCとしては他にハイ
キー/ローキー、ハイライト点の有無、絵柄、肌色の有
無1色かぶり等があり、上述と同様なファジー推論のル
ールを適用することができる。次に、この原稿分類情報
OCと仕上り情報GSとから次のルールに従ってパラメ
ータ設定psを行なう。
0.05 If露光がオーバーthenハイライト点濃度は0.1
Off露光が少しオーバーthenハイライト点濃度は
0.15 If露光がノーマルthenハイライト点濃度は0.2
0If露光が少しアンダーthenハイライト点濃度は
0.30 If露光がアンダーthenハイライト点濃度は0.4
01f露光がかなりアンダーthenハイライト点濃度
は0.50 こつルールも同様であり、ハイライト点濃度が設定され
る。他の特徴量からも同じようにハイライト点濃度が出
力され全体結果としては平均値をとる。他の項目に対し
ても同様なIFxthen〜のファジーt(i論を通用
できる。グレー点、明るめ/暗め、好み、調子、絵柄の
種類といった仕上り情報GSは、キーボード301又は
マウス421から任意にいずれを入力しても良くなって
おり、入力しなくても構わない。
装置300によってトリミング範囲等を入力しくステッ
プS3:l ) 、その後に上述の如くして特性値CR
を計算しくステップ534)、この特性値CRに対して
仕上り情報GSを入力しくステップ535)、上述のフ
ァジー推論によって条件パラメータを決定する(ステッ
プ536)。その後に信号処理条件の設定を行なってか
ら(ステップ537 ) 、本スキャンを行なうことに
なる(ステップ538)。条件パラメータとしては階調
変換カーブのハイライト/シャドー点濃度及びカーブの
形状、鮮鋭度強調係数9色修正係数等がある。
セット102のカラー原稿120の画像をスキャナ10
0で読取るが、この場合、原稿カセット102は回転台
受115によって回転され、わ動部材116によってト
リミング方向に、移動部材111によって副走査方向に
それぞれ移動され、第4図に示すようなライン120A
の領域が主走査される。蛍光灯121から照射され透過
した光は結像レンズ124に入力され1色分解プリズム
125でRGllに色分解されてからそれぞれイメージ
センサ12611゜126G、126Bに結像される。
ライン分の画像信号Psが出力され、信号処理部40口
に入力されてEND変換402、色修正403.拡大又
は縮小404.鮮鋭度強調4059階調変換406.墨
版生成407の各処理が前記設定された条件で施される
。色修正はたとえば特開昭58−178355号公報で
示されるような方法で、鮮鋭度強調はたとえば特開昭6
0−54570号公報で示されるような方法で行なう。
062’7公報で示される方法を用いても良い。そして
、生成された製版用信号の画像データC,M、Y、にに
よって形成される画像がモニタ200に表示されるので
、この表示画像を見ながら所望の画像となるように色味
等をキーボード301で調整しても良い。
118531で網掛処理されてレーザ整形光源501の
駆動回路532に送られ、網点出力の2値化号で発光さ
れる。光源502で発光されたレーザ光502はレゾナ
ントスキャナ504及びfθレンズ505に入力され、
ミラー506で反射されて副走査ドラム510位置で感
光材料503を露光する。露光された感光材料503は
力・ツタ512で所定長さにカットされ自現機[100
に送られて現像されC,Mバ、にの4色製版が作成され
る6 発明の効果: この発明の画像人出力システム及び信号処理条件の設定
方法ににれば、原f!貼りのないカセット方式であるた
め操作が簡単であり、平面走査にJ−る入力方式である
ため高速入力か可能であると共に、信号処理に必要なパ
ラメータの設定を効率良くかつ原稿の特性に忠実に対応
して、什上り条件も加味して設定するようにしているの
で、画像入出力システムの稼動率及び作業f1の向上を
図ると共に、J:り完全な画像出力特性を得ることがで
きる。
はこの発明の原稿台の一例を示す構造図、第3図は画像
入力部の光学系を示す図、第4図は光源と原稿との関係
を示す図、第5図は出力機の一例を示す構造図、第6図
はこの発明の回路系を示すブロック図、第7図はこの発
明の動作例を示すフローチャート、第8図はこの発明の
信号処理条件の設定方法を示すフローチャート、第9図
はその一部を示すフローチャート、第1O図(^)及び
(B)は累積ヒストグラムに対する特性値の一例を示す
図、第11図は従来の画像入出力システムの一例を示す
ブロック図、第12図〜第14図は入力ドラムに対する
カラー原稿の貼付を説明するための図である。 100・・・スキャナ、102・・・原稿カセット、1
10・・・原稿台、200・・・そニタ、300・・・
入力装置、301・・・キーボード、302・・・CR
T 、400・・・信号処理部、410・・・フロピー
ディスク、411・・・ハードディス石1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、原稿カセットに収納された原稿をラフスキャン又は
本スキャンして読取る画像読取手段と、この画像読取手
段から得られる前記原稿の本スキャンデータを信号処理
する信号処理手段と、前記ラフスキャンによる前記原稿
のラフスキャンデータに基づいて前記原稿の特性値を求
めると共に、前記信号処理手段に対して信号処理条件の
設定を行なう演算設定手段と、前記信号処理条件の設定
に画像の仕上り情報を入力して修正する補助入力手段と
、必要な指示情報を入力する入力手段と、前記信号処理
手段の出力に基づいて画像を記録する記録手段とを具備
したことを特徴とする画像入出力システム。 2、前記オートセットアップにファジー推論を用いた請
求項1に記載の画像入出力システム。 3、原稿カセットに収納された原稿を読取り、その読取
信号に対して信号処理を施して後に画像を記録するよう
になつている画像入出力システムにおいて、前記原稿の
ラフスキャンデータから前記原稿の特性値を求め、前記
特性値に基づいて原稿分類情報を演算し、前記原稿分類
情報に画像の仕上り情報を加えて前記信号処理のパラメ
ータを設定するようにしたことを特徴とする信号処理条
件の設定方法。
Priority Applications (4)
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JP2585754B2 (ja) | 1997-02-26 |
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