JP2540585B2 - カラ―スキャナのデ―タ管理方法 - Google Patents

カラ―スキャナのデ―タ管理方法

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JP2540585B2
JP2540585B2 JP63064415A JP6441588A JP2540585B2 JP 2540585 B2 JP2540585 B2 JP 2540585B2 JP 63064415 A JP63064415 A JP 63064415A JP 6441588 A JP6441588 A JP 6441588A JP 2540585 B2 JP2540585 B2 JP 2540585B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的; (産業上の利用分野) この発明はカラースキャナのデータ管理方法に関し、
特にカラー原画の入力に際して予め記録されているデー
タ管理情報を読取って画像の入力条件との対応を自動的
に行ない、画像入力信号を適当な色修正,鮮鋭度強調,
階調変換等の処理後に、網掛けしてCMY及び墨色の印刷
用色分解版を作成するようにした平面走査型のカラース
キャナのデータ管理方法に関する。
(従来の技術) 近年、印刷の製版工程におけるいわゆるトータルシス
テムと称されるレイアウトレタッチシステムが提案され
ているが、このシステムでは図形入力がディジタイザで
入力され、カラーCRTに図形及びイメージ(絵柄)が表
示されるようになっており、カラー原画は指定の倍率で
カラースキャナによって走査され、A/D変換後に記憶装
置に格納される。そして、格納されたカラー原画情報を
入力図形情報に従ってカラーCRTに表示し、対話入力に
よってコンピュータの主記憶装置内で編集し、出力画面
に対応したフォーマットで再度記憶装置に格納する。次
いで、編集後の出力原画に対応したカラー画像情報をD/
A変換後、カラースキャナの出力制御回路に入力し、所
望のレイアウト画像を得るようにしたものである。しか
しながら、かかるレイアウトレタッチシステムは、カラ
ー原画の情報格納のために大容量の記憶媒体を必要と
し、編集処理のために高速コンピュータを必要とするな
ど、システム構成の価格が高価であるといった欠点があ
り、編集処理等に多大の時間が必要であるといった欠点
もある。
このような欠点を解消した画像入出力システムとして
第9図に示すものが提案されており(特開昭59−11062
号)、回転される入力ドラム1上に貼られたカラー原稿
2を、ディジタイザ14で図形入力された情報に従って、
回転する出力ドラム10上に貼られたカラーペーパー11に
点状に画像出力するようにしている。カラー原稿2は読
取ヘッド21で点状に走査されて色分解され、その色分解
信号CSは対数変換回路3に入力される。この対数変換回
路3で濃度信号DNに変換された後、A/D変換器4におい
てディジタル信号DSに変換される。このディジタル濃度
信号DSは信号処理部5及びマイクロプロセッサ12に入力
され、信号処理部5で色修正,鮮鋭度強調(シャープネ
ス),階調変換などの処理が行なわれ、この処理された
画像情報DSAはD/A変換器6でアナログ信号に変換された
後、レーザビームプリンタ内の変調器8に入力され、レ
ーザ発振器7からのレーザ光を変調して出力ヘッド(図
示せず)を介して出力ドラム10上のカラーペーパー11を
点状に露光するようになっている。
一方、データ及び指令入力装置としてのコンソール16
が用意されており、コンソール16から入力されたデータ
等はコピュータ13に入力され、このコンピュータ13で処
理された情報が対話型のグラフィックディスプレイ15に
表示されるようになっている。また、コンピュータ13は
更に下位システムのマイクロプロセッサ12に接続され、
マイクロプロセッサ12はA/D変換器4からのディジタル
信号DSを入力し、更に信号処理部5に接続されて演算処
理を行なっている。なお、入力ドラム1及び出力ドラム
10の位置は図示しない検出器によって検出され、その位
置情報が動作制御部9に入力されるようになっており、
同時にこの動作制御部9によりこれら入出力ドラム1及
び10の位置関係を相対的に駆動制御するように、マイク
ロプロセッサ12に接続されている。また、ディジタイザ
14は装置固有の原点座標及びX−Y軸を有するが、信号
処理によって任意の点へ原点を移動したり、座標の回転
も容易に行なうことができる。これらディジタイザ14と
入力ドラム1上の画像位置は、共通する複数の位置にピ
ン等のガイドを設けることにより対応関係がつくように
なっている。そして、ディジタイザ14はコンピュータ13
に接続され、画像の形状や所望の位置座標を入力できる
ようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の画像入出力システムでは、第10図に示すように
原稿読取時にカラー原稿2を直接ガラス等で作られた透
明で表面の滑らかな円筒状の入力ドラム1に貼付け、入
力ドラム1の内側の光源20からカラー原稿2に光を照射
し、カラー原稿2からの透過光LTを読取ヘッド21で受光
することによってカラー原稿2の画像を入力する。この
場合、カラー原稿2と入力ドラム1との間に光源20の光
の波長程度の間隙があると、カラー原稿2の裏面と入力
ドラム1の表面との間での光の干渉作用によってニュー
トンリング(干渉縞)が生じ、このニュートンリングは
カラー原稿2上に縞状の濃度ムラとして現われて原稿の
質を著しく損ねることになる。そこで、カラー原稿2と
入力ドラム1との間に超微粒子の粉を散布したり、充填
剤を塗布したりしていたが、粉には画像の倍率を高くす
ると粒子が見えてしまったり、取扱いが困難であったり
する欠点があり、充填剤には塗布,拭取り等の作業が面
倒であるといった欠点がある。
また、従来のカラースキャナでは分解条件等の決定
に、熟練オペレータが装置に予めセッティング条件を入
力する必要があり、原稿との条件の対応に人手を要して
いた。しかも分解条件決定に要する時間は、実際にスキ
ャナが作動する時間よりもかかっていた。更に従来のカ
ラースキャナはオペレーションが複雑で、スキャナオペ
レータの心理的負担が大きかった。
この発明は上述のような事情よりなされたものであ
り、この発明の目的は、面倒な原稿貼りのない操作性の
良いオペレーションで、原稿と装置とのセッティッング
条件の自動化並びに原稿データの自動解析による画像処
理条件の自動設定又は手動設定の可能な平面走査型のカ
ラースキャナのデータ管理方法を提供することにある。
発明の構成; (課題を解決するための手段) この発明は、カラー原稿を収納した原稿カセットを受
収する原稿台と、この原稿台に受収された原稿カセット
を線状に照明する光源と、前記カラー原稿の線状領域の
透過光又は反射光をR,G,Bに色分解して検出するイメー
ジセンサと、前記カラー原稿の線走査によって前記イメ
ージセンサから出力されるRGB画像信号を処理してC,M,Y
及び墨色の4色画像データを出力する信号処理部と、前
記4色画像データに網掛けをして印刷用色分解版を作成
する出力手段とを具備したカラースキャナのデータ管理
方法において、この発明の上記目的は、前記カラースキ
ャナには、前記カラー原稿の感材種に応じて前記信号処
理部で処理すべき複数の処理条件を記憶する処理条件記
憶部を備え、前記原稿カセットの余白部に予め前記カラ
ー原稿の感材種に対応するデータ管理情報を記録してお
き、前記カラー原稿の読取時に前記データ管理情報を読
取って、前記処理条件記憶部に記憶された処理条件の中
から前記データ管理情報に基づいて処理条件を選択し
て、前記信号処理部の条件データを設定することによっ
て達成される。
(作用) この発明ではカラーリバーサルフイルム等のカラー原
稿を原稿カセットに収納し、この原稿カセットを原稿台
に受収して原稿カセットの余白部に記録されている前記
カラー原稿の感材種に対応するデータ管理情報を画像情
報入力手段又はデータ読取手段で読取り、この読取デー
タから自動的にパラメータ等のデータを設定してから、
カラー原稿を平面走査して得られた画像データを処理
し、その後にCMY及び墨色の色分解版を出力するように
しているので、操作性が良く非熟練者でも容易に印刷用
色分解版を得ることができる。
(実施例) 第1図はこの発明の対象となるカラースキャナの外観
構成を示しており、中央部に原稿画像を入力するスキャ
ナ100を有し、スキャナ100の上部には出力画像をカラー
表示するためのモニタ200が設置され、スキャナ100は本
体デスク101の上に載置されている。スキャナ100の前方
には後述する原稿カセットを受収し、装置内に摺動して
納められカラー原稿を平面走査するようになっている原
稿台110が設けられている。本体デスク101の上には、更
にオペレータが操作して必要なデータ,指令等を入力す
るデータ入力装置300が置かれており、本体デスク101の
下方には、読取った原稿の画像データを処理してCMY及
び墨(K)の色信号を出力する信号処理部400が設置さ
れている。データ入力装置300には、オペレータがデー
タを入力するためのキーボード301と必要な情報を表示
するためのCRT302が設けられている。また、信号処理部
400で処理されたデータに基づいて、網がけフイルムを
出力して色分解版を作成する出力機500が設置され、出
力機500から出力された色分解フイルムを現像する自動
現像機600が設けられている。なお、各装置の配置は第
1図に限定されるものではない。
第2図はスキャナ100の原稿台110の構造を示してお
り、筺体状の原稿台110の全体は、これに連結された移
動部材111とこの移動部材111に接続されたワイヤ112,モ
ータ113とによって副走査方向に走査されるようになっ
ている。また、原稿台110内には、モータ114によって図
示方向に回転される回転台受115が設けられており、回
転台受115の中央部には原稿カセット102を受容するカセ
ット受103が設けられており、回転台受115の全体は、こ
れに連結された移動部材116とこの移動部材116に接続さ
れたワイヤ117,モータ118とによってトリミング方向に
走査されるようになっている。なお、移動部材111及び1
16はスクリュー棒とナットの関係で走査されても良い。
また、原稿台110の副走査方向の始端部上面には、画像
の読取開始時に倍率調整用チャートを読取って光学系を
調整するための補正用領域104が設けられている。
また、第3図はスキャナ100の入力部光学系を示して
おり、カセット受103に受容された原稿カセット102は、
下方に配設されたライン状のアパーチャ型蛍光灯121に
よって照射される。原稿カセット102内には例えばカラ
ーリバーサルフイルム等のカラー原稿120が収納されて
おり、反射防止型の1対の透明な原稿保持用ガラス122
及び123で挟持されている。更に、カラー原稿120の保持
用ガラス122の余白部表面には、第4図のように右上方
部にカラー原稿120毎に異なる画像処理パラメータを管
理するためのデータ管理情報が、例えばバーコード122A
で記録されている。データ管理情報としてはハイライト
及びシャドーのレンジ、階調曲線の形状,色修正係数,
線数,出力倍率,トリミング条件等がある。バーコード
122Aのコード例としては、例えば2進8桁“00000000〜
11111111"の如きコードが考えられる。又、この方法で
は 00XXXXXXXX……感材A 01XXXXXXXX……感材B 10XXXXXXXX……感材C 11XXXXXXXX……感材D のようにして原稿の感材種に応じて使い分けることがで
きる。この場合、それぞれの感材種に応じた階調曲線,
色修正係数等を求め、このデータを装置に予め登録して
おく。原稿カセット102を透過した画像光は所定倍率の
結像レンズ124に入力され、その上部に連結されている
色分解プリズム125に入力されてR,G,Bの3原色に色分解
される。色分解されたRGB3色の光はそれぞれCCD等で成
るイメージセンサ126R,126G,126Bに入力され、RGBの画
像信号PSに変換される。なお、結像レンズ124は複数個
用意されており、ターレット等によって指定倍率のレン
ズ系に交換できるようになっている。第5図は蛍光灯12
1とカラー原稿120との走査関係を示し、線状の主走査ラ
イン120Aが同時に読取られ、副走査方向に走査されるこ
とによって全体の画像が読取られる。
さらに、第6図は出力機500の概略構成を示してお
り、出力機500は信号処理部400のスレーブとして動作
し、RS−232Cによって転送されるコマンドに対して一定
の制御シーケンスを実行し、結果の状態を第7図に示す
ようにホストである信号処理部400のCPU401へ返信す
る。すなわち、CPU401から出力機500にステータスチェ
ック信号が送られると、出力機500は露光できる状態で
あれば“ready"信号を送信し、次にCPU401から送られて
来る露光準備の問合せ信号に対して“OK"信号を返信し
て露光を行なう。信号処理部400から送られて来る画像
信号は、後述する網掛回路531で網掛処理されることに
よってON/OFF信号に変換され、レーザダイオードで成る
レーザ整形光源501から発光されたレーザ光502によって
感光材料503に露光される。レーザ光502の主走査にはレ
ゾナントスキャナ504が用いられ、主走査されたレーザ
光はfθレンズ505及びミラー506を介して副走査ドラム
510上の感光材料503を露光する。副走査ドラム510はレ
ーザー光502に対する副走査を行ない、ドラム回転はPLL
制御のDCサーボモータによって行なわれる。また、感光
材料503は感材マガジン511内に収納されており、搬送ロ
ーラを介して副走査ドラム510上を経て搬送され、カッ
タ512で所定長さにカットされて搬出されるようになっ
ている。
網掛回路531の網掛処理は、画像信号と8ビットのし
きい値の集合(網データ)を順次比較することにより行
なうディジタル方式であり、網データは標準のものはRO
Mで有し、それ以外のものはオプションとして設けられ
ているプロッピディスクからロードするようになってい
る。出力機500は信号処理部400に対して常にスレーブで
あり、RS−232Cによって送られて来るコマンドに対して
一定のシーケンスを行ない、結果の状態を返信する機能
しか有しておらず、自分自信から通信を起動することは
ない。
このような構成となっていることから、露光時の一連
のシーケンスは信号処理部400が通信によって出力機500
を管理することによって行なわれる。出力機500は更
に、イニシャルロード,クリーニング,カット,感材残
量レジスタのセットなどの信号処理部400のパネルから
起動できる機能を持つ。ここでイニシャルロードは、感
材マガジン511を装着した場合あるいはジャム発生でカ
バーを開けた場合に、感光材料530を所定の位置まで送
って光があたった(かぶった)部分をカットし、初期状
態とする処理である。また、クリーニングは感光材料50
3を一定量引出しカット後に自現機600に送出すことによ
って自現機600を動作させ、現像液、定着液、水洗水な
どの補給を行なわせる処理であり、カットは露光の為に
引出された感光材料503をカットして排出する処理であ
る。さらに、感材残量レジスタのセットは、感材マガジ
ン511の装着時に感材残量をセットすればカット,排出
の度にこれが減算されて表示される機能である。
カラースキャナの内部構成は第7図に示すようになっ
ており、スキャナ100のイメージセンサ126R,126G,126B
から出力されるカラー原稿120のRGB画像信号PS及びバー
コード122AのデータCD信号は処理部400に入力される。
信号処理部400は全体の制御を行なうCPU401を有し、コ
ードデータCDを所定パラメータに変換して設定するパラ
メータ変換402、等価中性濃度(Equivalent Neutral De
nsity)変換403,色修正404,拡大又は縮小405,鮮鋭度強
調406,階調変換407,墨版生成408を必要に応じて行なう
ようになっており、必要なデータの読出や格納を行なう
ためのフロッピーディスク410及びハードディスク411が
接続されている。また、信号処理部400にはモニタ200及
びデータ入力装置300が接続されており、信号処理され
たC,M,Y,K(墨)の4色の色信号は出力機500に送られ、
網掛回路531及び駆動回路532を介してレーザー整形光源
501を発光する。網回路531及び駆動回路532はCPU530で
制御されるようになっている。
このような構成において、その動作を第8図のフロー
チャートを参照して説明する。
先ず、原稿カセット102をスキャナ100にセットするが
(ステップS1)、原稿カセット102はカセット受103に入
れられ、オペレータはデータ入力装置300のキーボード3
01によって条件セットアップのモード(自動,プレセッ
ト)を指定する(ステップS2)。自動モードが選択され
ると条件設定のためのプレスキャンがカラー原稿120に
対して行なわれ(ステップS3)、プレセットモードが選
択されると予め計測され記録されているバーコード122A
が読出され(ステップS4)、いずれの場合も設定データ
がメモリ又は補助記憶装置に格納される。条件データと
は色修正のための係数値、鮮鋭度強調のためのシャープ
ネス係数や階調変換の傾き等であり、プレスキャンによ
る自動設定は、たとえば本出願人による特開昭62−1115
69号公報や特開昭62−111570号公報に示される方法によ
って設定する。このようにして設定された条件はCRT302
に表示され、この条件に対して、修正が必要あれば、オ
ペレータは手動で設定条件を修正し(ステップS6)、そ
の後に条件データの蓄積を行なう(ステップS7)。
上述のような前処理の後、入力された原稿カセット10
2のカラー原稿120の画像を読取るが、この場合、原稿カ
セット102は回転台受115によって回転され、移動部材11
6によってトリミング方向に、移動部材111によって副走
査方向にそれぞれ移動され、第5図に示すようなライン
120Aの領域が主走査される。蛍光灯121から照射され透
過した光は結像レンズ124に入力され、色分解プリズム1
25でRGBが色分解されてからそれぞれイメージセンサ126
R,126G,126Bに結像される。イメージセンサ126R〜126B
からは検出された1ライン分の画像信号PSが出力され、
信号処理部400に入力されてEND変換402,色修正403,拡大
又は縮小404,鮮鋭度強調405,階調変換406,墨版生成407
の各処理が前記設定された条件で施される。色修正はた
とえば特開昭58−178355号公報で示されるような方法
で、鮮鋭度強調はたとえば特開昭60−54570号公報で示
されるような方法で行なう。また、END変換や階調変換
を含めて、特開昭59−11062号公報で示される方法を用
いても良い。又、スキャナ100の原稿カセット102の部分
に原稿カセット自動搬送装置を使用し、パラメータ自動
モードを選択すれば、カラースキャナの連続自動運転も
可能である。そして、生成された色信号の画像データC,
M,Y,Kによって形成される画像がモニタ200に表示される
ので、この表示画像を見ながら所望の画像となるように
色味等をキーボード301で調整する。このようにして信
号処理部400で得られたC,M,Y,Kの色信号は出力機500に
送られ、網掛回路531で網掛処理されてレーザー整形光
源501の駆動回路532に送られて、網点出力の2値信号で
発光される。光源501で発光されたレーザー光502はレゾ
ナントスキャナ504及びfθレンズ505に入力され、ミラ
ー506で反射されて副走査ドラム510位置で感光材料503
を露光する。露光された感光材料503はカッタ512で所定
長さにカットされ、自現機600に送られ現像されC,M,Y,K
の4色分解版が作成される。
(変形例) 上述では、原稿カセット102に記録されたデータ管理
情報の読取にスキャナ100の入力部光学系を兼用した
が、この光学系とは別にデータ管理情報の読取専用手段
を設けても良い。また、上述ではデータ管理情報として
直接色信号処理のためパラメータ等を記録するようにし
ているが、データ管理情報はカセット番号とし、カセッ
ト番号に対応して予め記憶手段にパラメータ等を格納し
ておき、入力されたカセット番号に対応して記憶手段か
ら読出して用いるようにしても良い。
発明の効果; この発明のカラースキャナのデータ管理方法によれ
ば、原稿貼りのないカセット方式であるため操作が簡単
であり、平面走査による入力方式であるため高速入力が
可能である。更に、原稿カセットをセットするだけで自
動的にセッティングパラメータの設定が行なわれ、連続
自動運転も可能であり、スキャナの稼動率の向上を図る
ことができる。
プレスキャン時に感材種,原稿サイズ等に対応したデ
ータ管理情報を記録したカセットを用いることで、セッ
トアップの初期条件の選択を自動的に行なうことがで
き、条件入力時間の短縮を図ることができる。たとえば
感材種を検出したならばEND変換係数を、原稿サイズを
検出したならばプレスキャン時の読取範囲をそれぞれ自
動設定する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明対象となるカラースキャナの一例を示
す外観構成図、第2図はこの発明の原稿台の一例を示す
構造図、第3図は画像入力部の光学系を示す図、第4図
は原稿カセットの正面図、第5図は光源と原稿との関係
を示す図、第6図は出力機の一例を示す構造図、第7図
はこの発明の回路系を示すブロック図、第8図はこの発
明の動作例を示すフローチャート、第9図は従来の画像
入出力システムの一例を示すブロック図、第10図は入力
ドラムに対するカラー原稿の貼付を説明するための図で
ある。 100……スキャナ、102……原稿カセット、110……原稿
台、200……モニタ、300……データ入力装置、301……
キーボード、302……CRT、400……信号処理部、410……
フロッピーディスク、411……ハードディスク、500……
出力機、600……自動現像機。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー原稿を収納した原稿カセットを受収
    する原稿台と、この原稿台に受収された原稿カセットを
    線状に照明する光源と、前記カラー原稿の線状領域の透
    過光又は反射光をR,G,Bに色分解して検出するイメージ
    センサと、前記カラー原稿の線走査によって前記イメー
    ジセンサから出力されるRGB画像信号を処理してC,M,Y及
    び墨色の4色画像データを出力する信号処理部と、前記
    4色画像データに網掛けをして印刷用色分解版を作成す
    る出力手段とを具備したカラースキャナのデータ管理方
    法において、前記カラースキャナには、前記カラー原稿
    の感材種に応じて前記信号処理部で処理すべき複数の処
    理条件を記憶する処理条件記憶部を備え、前記原稿カセ
    ットの余白部に予め前記カラー原稿の感材種に対応する
    データ管理情報を記録しておき、前記カラー原稿の読取
    時に前記データ管理情報を読取って、前記処理条件記憶
    部に記憶された処理条件の中から前記データ管理情報に
    基づいて処理条件を選択して、前記信号処理部の条件デ
    ータを設定するようにしたことを特徴とするカラースキ
    ャナのデータ管理方法。
  2. 【請求項2】前記カラー原稿の感材種に対応するデータ
    管理情報がバーコードである請求項1に記載のカラース
    キャナのデータ管理方法。
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JPH0612438B2 (ja) * 1987-09-28 1994-02-16 大日本スクリーン製造株式会社 走査データ記憶装置を備える原画保持装置

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