JP4959435B2 - 画像処理装置、画像形成装置、出力様式設定方法および出力様式設定プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、出力様式設定方法および出力様式設定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置、出力様式設定方法および出力様式設定プログラムに関する。
従来、画像情報を処理する装置として、スキャナや複写機、ファクシミリ装置、複合機等が一般に知られている。これらの装置は、様々な機能を備えているが、それらの機能を設定するためには膨大なメニュー項目から設定したい機能を選び出して設定する必要があるため、操作が煩雑であるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、原稿の特性から選択できるメニュー項目を絞り込んで表示する画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。かかる画像形成装置では、スキャナ等から原稿を読込み、読込んだ画像情報の特性を判別する。さらに、判別された特性によって表示する項目を絞り込むことにより、読込んだ画像情報に対して選択可能な項目のみが表示され、利用者はすべての項目が表示される場合に比べ、より容易に項目を選択することができる。
特開2006−3568号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、すべてのメニュー項目が表示される場合に比べれば容易に設定したい項目を選択できるものの、読込んだ画像情報から選択することができる項目のすべてが表示されるため、依然として利用者にとっての選択肢が多く、画像データに対する処理条件の設定をより容易にすることができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データに対する処理条件を容易に設定できる画像処理装置、画像形成装置、出力様式設定方法および出力様式設定プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の発明は、画像情報からなる文書を識別する文書識別情報と、前記画像情報を印刷した媒体をページめくりする際の軸である閲覧軸の位置とを対応付けて記憶する文書情報記憶手段と、前記画像情報と、前記画像情報に埋め込まれた前記文書識別情報を取得する画像情報取得手段と、前記文書情報記憶手段から、前記画像情報取得手段によって取得された前記文書識別情報に対応する前記閲覧軸の位置を取得する閲覧軸取得手段と、前記画像情報に対して設定する処理条件である様式情報のうち、前記閲覧軸取得手段によって取得された前記閲覧軸の位置によって設定できる前記様式情報を限定する様式限定手段と、前記様式限定手段によって限定された前記様式情報の入力を受付ける様式受付手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、画像情報と、前記画像情報に埋め込まれた前記文書識別情報を取得する画像情報取得ステップと、前記画像情報からなる文書を識別する文書識別情報と、前記画像情報を印刷した媒体をページめくりする際の軸である閲覧軸の位置とを対応付けて記憶する文書情報記憶手段から、前記画像情報取得ステップによって取得された前記文書識別情報に対応する前記閲覧軸の位置を取得する閲覧軸取得ステップと、前記画像情報に対して設定する処理条件である様式情報のうち、前記閲覧軸取得ステップによって取得された前記閲覧軸の位置によって設定できる前記様式情報を限定する様式限定ステップと、前記様式限定ステップによって限定された前記様式情報の入力を受付ける様式受付ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像情報に対する出力様式を閲覧軸の位置によって絞り込まれた様式情報から選択することができるため、画像情報に対して容易に出力様式を設定することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる画像処理装置、画像形成装置、出力様式設定方法および出力様式設定プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態は、画像処理装置として、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能により読取られた原稿画像や、プリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆる複合機を適用した例である。
図1は、第1の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる複合機100は、スキャナ110と、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)111と、スキャナコントローラ112と、画像記憶部120と、画像処理部130と、プリンタ140と、プリンタコントローラ142と、仕上げ処理部141と、操作表示部150と、操作表示制御部151と、システム制御部160と、通信制御部170と、閲覧軸判定データベース180と、出力様式データベース190とを備えている。また、複合機100は、通信制御部170を介してネットワーク20と接続されている。そして、複合機100は、原稿1の画像を読み取って画像処理を施した後、印刷物2として出力する。
システム制御部160は、各構成部と接続されていて、複合機100全体の制御を行うものである。例えば、選択されている用紙サイズに対して適切な走査領域情報をスキャナ110に提供するなどの制御である。このシステム制御部160は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されており、CPUがROMに格納されたプログラムに基づいてRAMのワーク領域を利用しながら動作することにより、各種処理が実行される。
なお、複合機100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。この場合、システム制御部160のCPUが上記記憶媒体からプログラムを読み出して主記憶装置(図示せず)上にロードすることで、複合機100に各種の機能を実現させる。また、プログラムを、インターネット等のネットワーク20に接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。または、プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供若しくは配布するようにしてもよい。
通信制御部170は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネットなどのネットワーク20と接続され、通信プロトコルに従ってネットワークに接続された他の機器との間で画像データや制御データ等のやり取りを行うものである。
スキャナ110は、スキャナコントローラ112に制御され、原稿1のイメージをデジタル画像データに変換する。なお、ADF111は、セットされた複数ページの原稿をスキャナ110の読取位置に1枚ずつ順に繰り出すことができる。ADF111を用いることにより、スキャナ110は複数ページの原稿を連続して自動的に読み込みを行うことができる。また、ADF111は、用紙の片面に印刷された片面原稿だけでなく、両面に印刷された両面原稿を反転させてスキャナ110に送り出すことができるので、スキャナ110に両面原稿を読み込ませることが可能である。スキャナコントローラ112は、システム制御部160の命令を受け、スキャナ110を制御する。
画像記憶部120は、システム制御部160の命令を受け、スキャナ110で読み取った画像データや、ネットワーク20を介して外部から入力された画像データ等を一時的に保存しておくバッファメモリである。本実施の形態の複合機100は、自身の備えるスキャナ110から読み取った画像データ及び、ネットワーク20を介するなどして外部から入力された画像データのいずれをも処理して画像形成することができる。
画像処理部130は、スキャナ110から送られて画像記憶部120に一時的に保存された多値データに対して、システム制御部160の命令を受け、γ補正やMTF補正処理等を施した後、スライス処理やディザ処理のような階調処理を施して2値(または多値)化処理を施す。また、画像処理部130は、利用者が設定した機能に対応した各種の画像処理(拡大/縮小、濃度/色の調整など)、画像領域編集処理(領域削除、領域移動、領域反転など)やレイアウト加工処理(両面印刷/片面印刷、集約印刷、余白サイズの調整など)、仕上がり状態を示すプレビュー画像の生成処理などを行う。
プリンタ140は、プリンタコントローラ142に制御され、画像処理部130で処理された画像データに基づいて光ビームを偏向走査させ、感光体上に形成した静電潜像にトナーを使って現像し、生成されたトナー画像を転写紙に転写して、定着処理を行う電子写真技術を用いたプリンタである。なお、プリンタ140の印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。プリンタコントローラ142は、システム制御部160の命令を受けてプリンタ140を制御する。
プリンタ140は、仕上げ処理部141を搭載している。仕上げ処理部141は、自動設定あるいは利用者による設定を受け付けて、印刷処理が施された印刷物2を部数やページ単位で仕分けするソート処理、印刷媒体に対して所定のスタンプを押印するスタンプ処理、複数枚の印刷媒体を揃えてステープルで綴じるステープル処理、あるいは複数枚の印刷媒体をバインダやファイルに綴じるためのパンチ穴をあけるパンチ処理等の仕上げ処理を行う。
操作表示制御部151は、システム制御部160の命令を受けて操作表示部150の入出力を制御する。例えば、操作表示制御部151は、画像処理部130によって処理されたプレビュー画像、プレビュー画像上に閲覧軸および閲覧軸の位置によって限定された出力様式メニューを操作表示部150が備えているタッチパネル150aおよび表示パネル150bに出力制御する。また、操作表示制御部151は、タッチパネル150aの入力制御を行う。なお、表示パネル150bとタッチパネル150aは図面上別々に記載されているが、ここでは一体的に構成する。
操作表示制御部151は、さらに書式判定部152と、閲覧軸判定部153と、出力様式メニュー生成部154とを備える。書式判定部152は、画像記憶部120に記憶された画像データを取得し、取得した画像データから書式情報を判定する。ここで、書式情報とは、画像データを印刷した媒体のページめくりの軸である閲覧軸の位置を限定する特性を示す情報であり、後述する閲覧軸判定部153において閲覧軸の位置を判定するに用いられる情報である。具体的に、書式情報とは、画像データに含まれる文字が縦書きまたは横書きのいずれか一方である旨を示す行情報、画像データの奇数頁と偶数頁で天地が同一か逆かを示す天地情報である。なお、本実施の形態において、行情報は縦書きフラグ(F3)であり、縦書きフラグの値は、文字が縦書きの場合が1、文字が横書きの場合が0である。また、本実施の形態において、天地情報は天地フラグ(F2)であり、天地フラグの値は、奇数頁と偶数頁と天地が逆の場合は1、奇数頁と偶数頁と天地が同一の場合は0である。
閲覧軸判定データベース180は、画像データの書式情報、または画像データの書式情報と操作表示制御部151によって取得された画像データに対する設定値から、閲覧軸の位置を判定するための判定ルールを格納する。図2は、閲覧軸判定データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。図2に示すように、閲覧軸判定データベース180は、各フラグの値と、その値によって判定される閲覧軸の位置を対応付けて記憶する。天地フラグと縦書きフラグは、上述したように書式判定部152によって画像データから判定される。両面フラグと左パンチフラグ、上パンチフラグ、右パンチフラグは、操作表示制御部151によって取得される設定値から判定される。
なお、両面フラグは、画像データを媒体に出力する際に画像データを両面印刷するか片面印刷するかを示すものであり、両面フラグの値は、両面印刷の場合が1で、片面印刷の場合が0である。また、左パンチフラグ、上パンチフラグ、右パンチフラグは、出力媒体に対してパンチを施す位置を示し、3つのフラグは複数同時に1を採らない。また、天地フラグの値が1を取り得るのは、両面フラグが1の場合のみである。すなわち、片面原稿でかつ両面印刷が設定される場合は、天地フラグは0が設定される。閲覧軸の位置が左斜めまたは右斜めと判定されるのは、両面フラグが0、すなわち片面印刷の場合のみであり、斜め閲覧軸は他の閲覧軸に優先する。図2で閲覧軸を判定できない場合は、閲覧軸不定(エラー)とする。また、両面フラグは、本発明にかかる印刷情報であり、左パンチフラグ、上パンチフラグ、右パンチフラグは、本発明にかかる綴じ方向情報である。なお、綴じ方向情報とは、出力された媒体を綴じる方向を示すものである。
閲覧軸判定部153は、閲覧軸判定データベース180に記憶された、書式判定部152によって判定された書式情報に対応する判定ルールに従って画像データの閲覧軸の位置を判定する。また、閲覧軸判定部153は、閲覧軸判定データベース180に記憶された、書式判定部152によって判定された書式情報および操作表示制御部151によって取得された様式情報に対応する判定ルールに従って画像データの閲覧軸の位置を判定する。ここで、閲覧軸は、画像データを印刷した媒体をページめくりする際の軸であり、閲覧軸の位置は、画像データが正立するように印刷した媒体に対して、左上部、右上部、左端部、右端部または上端部のいずれかである。画像データが正立するとは、画像データに含まれる文字の傾きが横向きや逆向きでなく、ほぼ0度である状態をいう。なお、本実施の形態では、閲覧軸の位置の左上部を左斜め、右上部を右斜め、左端部を左、右端部を右、上端部を上と示している。また、様式情報とは、画像データに対して設定された出力様式、すなわち画像データや印刷物に対して施される処理内容である。
図3〜図8は、操作表示部に表示されたプレビュー画像と閲覧軸の一例を示す説明図である。図3では、横書きの画像データのプレビュー画像32に対して左に閲覧軸31が設定されている場合を示す。出力様式メニュー33は、画像データに対して設定可能な処理項目を表示する。ページスクローラ34は、操作表示部に表示するプレビュー画像のページを指定する。印刷指示メニュー35は、印刷部数と印刷の開始を指示する。
図4は、縦書きの画像データのプレビュー画像32に対して右に閲覧軸31が設定されている場合を示す。図5は、横書きの画像データのプレビュー画像32に対して左斜めに閲覧軸31が設定されている場合を示す。図6は、縦書きの画像データのプレビュー画像32に対して右斜めに閲覧軸31が設定されている場合を示す。図7は、横書きの画像データのプレビュー画像32に対して上に閲覧軸31が設定されている場合を示す。図8は、縦書きの画像データのプレビュー画像32に対して上に閲覧軸31が設定されている場合を示す。
出力様式データベース190は、閲覧軸の位置に対応して設定可能な設定項目および設定値を格納する。図9は、出力様式データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。出力様式データベース190は、閲覧軸の位置と、設定可能な設定項目および項目値とを対応付けて記憶している。図9に示すように、閲覧軸の位置が“左斜め”の場合、ステープラは“左斜め”、パンチは“なし”が設定されている。
出力様式メニュー生成部154は、出力様式データベース190から、閲覧軸判定部153によって判定された閲覧軸の位置に対応する設定項目および設定値を取得し、出力様式メニューを生成する。例えば、閲覧軸の位置が“左斜め”の場合、出力様式データベース190から、ステープラは“左斜め”、パンチは“なし”が取得される。この場合は、操作表示制御部151によって図5に示すような画面が表示される。画面上からステープルを指示された場合には、さらにステープルの位置を画面上で指示することなく、出力様式データベース190に格納されているステープルの設定値である“左斜め”のステープルが選択され、画面上にプレビュー画像の左斜めの位置にステープルが表示される。また、パンチについては、選択自体が不可であるため、メニュー上に表示されない。このように、閲覧軸の位置が設定されることにより、利用者が選択可能な設定項目および設定値が限定されて表示されるため、膨大なメニュー項目が表示されることない。よって、利用者は、意図した設定項目および設定値を煩雑な操作なく容易に設定することができる。出力様式メニュー生成部154は、本発明にかかる様式限定手段を構成する。
タッチパネル150aは、パネル上に、電気的あるいは磁気的にポインタの接触する位置を検出する。タッチパネル150aに対する指定手段(図示せず)としては、人間の指先、スタイラスペン、その他の接触入力具(以下、ポインタという)が適用可能である。すなわち、利用者は、タッチパネル150aに対してこのようなポインタを介して接触することにより印刷条件を含む各種項目を入力する。
なお、本実施の形態においては、タッチパネル150aに対する接触入力を例に挙げて説明するが、必ずしも接触入力のみが本発明の実施の形態ではない。例えば、操作表示部150は、タッチパネル150aの他に利用者による物理的なキーの押下を受付けて入力を行うハードキーを備え、印刷実行などの指示を与えるようにしてもよい。また、表示パネル150bは、複合機100が備える専有の表示装置を用いてもよい。
操作表示部150は、操作表示制御部151に制御され、タッチパネル150aを介して設定内容の入力を受付け、プレビュー画像、画像データの処理条件を設定するためのメニュー項目等を表示手段である表示パネル150bに表示する。
また、操作表示部150は、複合機100で実行したい機能を設定画面のメニュー項目として表示し、表示されたメニュー項目の中から利用者による設定入力を受付け、項目値を取得する。すなわち、操作表示部150は、ポインタがタッチパネル150aに接触すると、押圧された部分の座標を検出する。選択可能領域における接触であることが検出されると、該当する項目が選択されたものとして、設定されている項目値を受付ける。
次に、以上のように構成されている複合機100による出力様式設定・出力処理について説明する。図10−1、図10−2は、スキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。
まず、スキャナ110は、原稿1を読取り、画像データを取得する(ステップS1001)。スキャナ110は、取得した画像データを画像記憶部120に格納する(ステップS1002)。書式判定部152は、画像記憶部120から画像データを取得し、取得した画像データから書式情報を判定する(ステップS1003)。閲覧軸判定部153は、判定された書式情報から閲覧軸の位置を判定する(ステップS1004)。閲覧軸判定処理の詳細は後述する。次に、出力様式メニュー生成部154は、出力様式メニュー生成処理を実行する(ステップS1005)。出力様式メニュー生成処理の詳細は後述する。
操作表示制御部151は、画面データを生成する(ステップS1006)。具体的には、図3に示すような画像データから生成されたプレビュー画像、閲覧軸、出力様式メニュー等からなる画面データを生成する。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1007)。操作表示制御部151は、閲覧軸の位置を変更するか否かを判断する(ステップS1008)。閲覧軸の位置を変更しないと判断した場合は(ステップS1008:No)、ステップS1013に進む。閲覧軸の位置を変更すると判断した場合は(ステップS1008:Yes)、操作表示制御部151はプレビュー画像上の指示による閲覧軸の位置の変更を受付ける(ステップS1009)。出力様式メニュー生成部154は、変更された閲覧軸の位置に対応する出力様式メニュー生成処理を実行する(ステップS1010)。操作表示制御部151は、画面データを生成し(ステップS1011)、生成された画像データを操作表示部150に表示する(ステップS1012)。
操作表示制御部151は、出力様式の入力があるか否かを判断する(ステップS1013)。出力様式の入力がないと判断した場合は(ステップS1013:No)、ステップS1017に進む。出力様式の入力があると判断した場合は(ステップS1013:Yes)、操作表示制御部151は出力様式を取得する(ステップS1014)。具体的には、操作表示部150に表示された出力様式メニューから設定項目を指示し、さらに設定項目に対応した設定値を指示することにより、出力様式(様式情報)を取得する。操作表示制御部151は、取得された出力様式に対応する画面データを生成する(ステップS1015)。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1016)。
操作表示制御部151は、画像データに対する設定が終了したか否かを判断する(ステップS1017)。具体的には、印刷指示メニューが指示されたか否かで判断する。画像データに対する設定が終了していないと判断した場合は(ステップS1017:No)、ステップS1008に戻る。画像データに対する設定が終了したと判断した場合は(ステップS1017:Yes)、画像処理部130は画像データを設定された出力様式に従って画像処理する(ステップS1018)。画像処理部130は、画像処理された画像データおよび閲覧軸の位置を画像記憶部120に格納する(ステップS1019)。プリンタコントローラ142は、画像処理された画像データをプリンタ140から出力する(ステップS1020)。仕上げ処理部141は、出力された印刷物2に対して仕上げ処理を行う(ステップS1021)。
次に、閲覧軸判定部153による閲覧軸判定処理について説明する。図11−1、図11−2は、閲覧軸判定部が行う閲覧軸判定処理手順を示すフローチャートである。
まず、閲覧軸判定部153は、閲覧軸判定に用いるフラグに0を設定する(ステップS1101)。閲覧軸判定部153は、両面印刷が設定されているか否かを判断する(ステップS1102)。両面印刷が設定されていると判断した場合は(ステップS1102:Yes)、閲覧軸判定部153は両面フラグ(F1)に1を設定する(ステップS1103)。両面印刷が設定されていないと判断した場合は(ステップS1102:No)、ステップS1106に進む。
閲覧軸判定部153は、読込まれた画像データの奇数ページと偶数ページの天地が逆であるか否かを判断する(ステップS1104)。画像データの奇数ページと偶数ページの天地が逆でないと判断した場合は(ステップS1104:No)、ステップS1106に進む。画像データの奇数ページと偶数ページの天地が逆であると判断した場合は(ステップS1104:Yes)、天地フラグ(F2)に1を設定する(ステップS1105)。
閲覧軸判定部153は、読込まれた画像データの文字が縦書きであるか否かを判断する(ステップS1106)。画像データの文字が縦書きでないと判断した場合は(ステップS1106:No)、ステップS1108に進む。画像データの文字が縦書きであると判断した場合は(ステップS1106:Yes)、閲覧軸判定部153は縦書きフラグ(F3)に1を設定する(ステップS1107)。閲覧軸判定部153は、プレビュー画像に対して左側にパンチ指示があるか否かを判断する(ステップS1108)。プレビュー画像に対して左側にパンチ指示がないと判断した場合は(ステップS1108:No)、ステップS1110に進む。プレビュー画像に対して左側にパンチ指示があると判断した場合は(ステップS1108:Yes)、左パンチフラグ(F4)に1を設定する(ステップS1109)。
閲覧軸判定部153は、プレビュー画像に対して上側にパンチ指示があるか否かを判断する(ステップS1110)。プレビュー画像に対して上側にパンチ指示がないと判断した場合は(ステップS1110:No)、ステップS1112に進む。プレビュー画像に対して上側にパンチ指示があると判断した場合は(ステップS1110:Yes)、閲覧軸判定部153は上パンチフラグ(F5)に1を設定する(ステップS1111)。閲覧軸判定部153は、プレビュー画像に対して右側にパンチ指示があるか否かを判断する(ステップS1112)。プレビュー画像に対して右側にパンチ指示がないと判断した場合は(ステップS1112:No)、ステップS1114に進む。プレビュー画像に対して右側にパンチ指示があると判断した場合は(ステップS1112:Yes)、閲覧軸判定部153は右パンチフラグ(F6)に1を設定する(ステップS1113)。
閲覧軸判定部153は、閲覧軸判定データベース180から、各フラグの値に対応する閲覧軸の位置を取得する(ステップS1114)。閲覧軸判定部153は、閲覧軸の位置が取得できたか否かを判断する(ステップS115)。閲覧軸の位置が取得できたと判断した場合は(ステップS115:Yes)、処理を終了する。閲覧軸の位置が取得できていないと判断した場合は(ステップS115:No)、閲覧軸判定部153は閲覧軸の位置は不定と判定し(ステップS1116)、処理を終了する。
このように、画像データの書式情報や利用者によって設定された出力様式によって閲覧軸の位置を判定することにより、利用者が出力しようとする印刷物に対応した閲覧軸の位置を判定することができるため、利用者が改めて閲覧軸の位置を指示する必要がなく、利用者は閲覧軸という新たな概念を違和感なく取り入れることができる。
なお、6つのフラグ(F1〜F6)に対応する書式情報や出力様式のうちの一部のみに判定や設定がなされている場合であっても、ステップS1101で各フラグに規定値(0)が設定されるため、判定や設定された書式情報や出力様式についての最適な閲覧軸の位置を判定することができる。よって、書式情報のみが判定されている場合であっても、書式情報と出力様式が設定されている場合であっても、上述した処理により閲覧軸の位置を判定することができる。
次に、出力様式メニュー生成部154による出力様式メニュー生成処理について説明する。図12は、出力様式メニュー生成部が行う出力様式メニュー生成処理手順を示すフローチャートである。
出力様式メニュー生成部154は、出力様式データベース190から、閲覧軸の位置に対応する出力様式、すなわち設定項目および設定値を取得する(ステップS1201)。例えば、閲覧軸の位置が“左斜め”の場合は、設定項目“ステープラ”に対応する設定値“左斜め”、設定項目“パンチ”に対応する設定値“なし”が取得される。出力様式メニュー生成部154は、取得された設定項目から出力様式メニューを生成する(ステップS1202)。例えば、閲覧軸の位置が“左斜め”の場合は、設定項目“ステープラ”には取り得る設定値があり、設定項目“パンチ”には取り得る設定値がないため、図5に示すように、“ステープラ”が表示され、“パンチ”が表示されない出力様式メニューが生成される。
このように、閲覧軸の位置によって、出力様式メニューの設定項目が限定され、さらに限定された設定項目から選択できる設定値も閲覧軸の位置に対応して限定されるため、利用者は、意図する設定を限られた設定項目や設定値から選択することができ、利用者の操作負担を軽減することができる。
次に、上述した図10−1〜図12を用いて、より具体的に処理を説明する。まず、スキャナ110は、原稿1を読取り、画像データを取得する(ステップS1001)。ここで、原稿1は横書きであるものとする。スキャナ110は、取得した画像データを画像記憶部120に格納する(ステップS1002)。書式判定部152は、画像記憶部120から画像データを取得し、取得した画像データから書式情報を判定する(ステップS1003)。本例の書式情報としては、行情報が“横書き”が判定される。閲覧軸判定部153は、判定された書式情報から閲覧軸の位置を判定する(ステップS1004)。
具体的には、図11−1、図11−2に示す処理で、閲覧軸の位置を判定する。閲覧軸判定部153は、閲覧軸判定に用いるフラグに0を設定する(ステップS1101)。閲覧軸判定部153は、両面印刷が設定されていないと判断し(ステップS1102:No)、ステップS1106に進む。次に、閲覧軸判定部153は、画像データの奇数ページと偶数ページの天地が逆でないと判断し(ステップS1104:No)、ステップS1106に進む。
閲覧軸判定部153は、画像データの文字が縦書きでないと判断し(ステップS1106:No)、ステップS1108に進む。閲覧軸判定部153は、プレビュー画像に対して左側にパンチ指示がないと判断し(ステップS1108:No)、ステップS1110に進む。閲覧軸判定部153は、プレビュー画像に対して上側にパンチ指示がないと判断し(ステップS1110:No)、ステップS1112に進む。閲覧軸判定部153は、プレビュー画像に対して右側にパンチ指示がないと判断した場合は(ステップS1112:No)、ステップS1114に進む。
閲覧軸判定部153は、閲覧軸判定データベース180から、各フラグの値に対応する閲覧軸の位置を取得する(ステップS1114)。この場合は、F1〜F6の値がすべて0であることから、閲覧軸の位置は“左斜め”と判定される。閲覧軸判定部153は、閲覧軸の位置が取得できたと判断し(ステップS1115:Yes)、処理を終了する。
次に、出力様式メニュー生成部154は、出力様式メニュー生成処理を実行する(ステップS1005)。具体的には、図12に示す処理で出力様式メニューを生成する。出力様式メニュー生成部154は、出力様式データベース190から、閲覧軸の位置に対応する設定項目および設定値を取得する(ステップS1201)。この場合は、閲覧軸の位置が“左斜め”であることから、設定項目“ステープラ”に対応する設定値“左斜め”、設定項目“パンチ”に対応する設定値“なし”が取得される。出力様式メニュー生成部154は、取得された設定項目から出力様式メニューを生成する(ステップS1202)。例えば、閲覧軸の位置が“左斜め”の場合は、設定項目“ステープラ”には取り得る設定値があり、設定項目“パンチ”には取り得る設定値がないため、“ステープラ”が表示され、“パンチ”が表示されない出力様式メニューが生成される。
図10−1の処理に戻り、操作表示制御部151は、画面データを生成する(ステップS1006)。具体的には、画像データから生成されたプレビュー画像、閲覧軸、出力様式メニュー等からなる画面データを生成する。例えば、図5に示すような画面データを生成する。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1007)。操作表示制御部151は、閲覧軸の位置を変更するか否かを判断する(ステップS1008)。なお、閲覧軸の位置の変更を受付ける際には、書式情報や出力様式から候補となる閲覧軸の位置を点滅等させてもよい。閲覧軸の位置を変更しないと判断し(ステップS1008:No)、ステップS1013に進む。
操作表示制御部151は、出力様式の入力があると判断した場合は(ステップS1013:Yes)、操作表示制御部151は出力様式を取得する(ステップS1014)。図13は、操作表示部に表示された表示画面の一例を示す説明図である。例えば、図13に示すように、出力様式メニューから“両面A”、“集約2”を指示することにより、出力様式として“両面A”、“集約2”を取得する。操作表示制御部151は、取得された出力様式に対応する画面データを生成する(ステップS1015)。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1016)。図14は、操作表示部に表示された表示画面の一例を示す説明図である。例えば、図14に示すように、集約2に対応したプレビュー画像32として画像データ2ページを1ページに集約して表示する。また、閲覧軸の位置の変更候補(閲覧軸候補)36を表示してもよい。
操作表示制御部151は、画像データに対する設定が終了していないと判断し(ステップS1017:No)、ステップS1008に戻る。操作表示制御部151は、閲覧軸の位置を変更したと判断し(ステップS1008:Yes)、操作表示制御部151はプレビュー画像上の指示による閲覧軸の位置の変更を受付ける(ステップS1009)。図14に示すプレビュー画像の上部を、閲覧軸の位置として指示する。出力様式メニュー生成部154は、出力様式メニュー生成処理を実行する(ステップS1010)。図12で示す処理により、閲覧軸の位置が“上”である場合の設定項目および設定値を取得し、取得した設定項目に対応する出力様式メニューを生成する。操作表示制御部151は、画面データを生成し(ステップS1011)、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1012)。図15は、閲覧軸の位置を変更した場合の表示画面の一例を示す説明図である。なお、図15に示された表示画面のページスクローラ34を指示し、次ページを表示した場合は、図16に示すように表示される。図16は、次ページを指示した場合の表示画面の一例を示す説明図である。
操作表示制御部151は、出力様式の入力があると判断し(ステップS1013:Yes)、操作表示制御部151は出力様式を取得する(ステップS1014)。この場合は、パンチが指示され、設定項目“パンチ”が取得される。操作表示制御部151は、取得された出力様式に対応する画面データを生成する(ステップS1015)。この場合は、閲覧軸の位置は“上”であるため、パンチの位置は指示されなくても上部が選択される。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1016)。図17は、パンチを指示した場合の表示画面の一例を示す説明図である。図17に示すように、先頭ページではなく、途中のページが表示されている場合は、その表示に対応した位置にパンチ穴が表示される。
操作表示制御部151は、画像データに対する設定が終了したと判断し(ステップS1017:Yes)、すなわち印刷指示がされたと判断した場合に、画像処理部130は画像データを設定された設定値に従って画像処理する(ステップS1018)。画像処理部130は、画像処理された画像データおよび閲覧軸の位置を画像記憶部120に格納する(ステップS1019)。プリンタコントローラ142は、画像処理された画像データをプリンタ140から出力する(ステップS1020)。仕上げ処理部141は、出力された印刷物2に対して仕上げ処理を行う(ステップS1021)。すなわち、印刷物2は、画像データ2ページを1ページに集約して両面印刷され、パンチが施される。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、書式情報や出力様式から閲覧軸の位置を判定するのではなく、プレビュー画像に対する指示により、閲覧軸の位置の入力を受付け、入力された閲覧軸の位置に対応して出力様式メニューや設定値を限定する。
本実施の形態における複合機100による処理条件設定処理について説明する。図18は、第2の実施の形態にかかるスキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる出力様式設定・出力処理の手順は、図10−1、図10−2に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS1809〜ステップS1812は、図10−1の説明を参照し、ステップS1812以降の処理は、図10−2とその説明を参照し、ここでの説明を省略する。
まず、スキャナ110は、原稿1を読取り、画像データを取得する(ステップS1801)。スキャナ110は、取得した画像データを画像記憶部120に格納する(ステップS1802)。操作表示制御部151は、画像記憶部120から画像データを取得し、取得した画像データや出力様式メニュー等から画面データを生成する(ステップS1803)。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1804)。
操作表示制御部151は、操作表示部150での指示により、閲覧軸の位置の入力を受付ける(ステップS1805)。次に、出力様式メニュー生成部154は、入力された閲覧軸の位置に対応する出力様式メニュー生成処理を実行する(ステップS1806)。操作表示制御部151は、画像データから生成されたプレビュー画像、閲覧軸、出力様式メニュー等からなる画面データを生成する(ステップS1807)。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1808)。以下は、図10−1、図10−2での説明を参照する。
このように、閲覧軸の位置を利用者が自ら入力することにより、利用者の意図した閲覧軸の位置を設定でき、設定された閲覧軸の位置に限定された出力様式が表示され、指示することができるため、利用者が意図する出力様式を容易に設定することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、記憶部に格納された画像データと閲覧軸の位置を取得し、取得された閲覧軸の位置に対応して出力様式メニューや設定値を限定する。
本実施の形態における複合機100による出力様式設定・出力処理について説明する。図19は、第3の実施の形態にかかるスキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる処理条件設定処理の手順は、図10−1、図10−2に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS1905〜ステップS1908は、図10−1の説明を参照し、ステップS1908以降の処理は、図10−2とその説明を参照し、ここでの説明を省略する。
まず、操作表示制御部151は、画像記憶部120から画像データおよび閲覧軸の位置を取得する(ステップS1901)。図20、図21は、操作表示部に表示されているプレビュー画像と閲覧軸を画像データに埋め込んだ例を示す説明図である。図20や図21に示すように、画像データまたはプレビュー画像に閲覧軸の位置を画像として埋め込む。また、閲覧軸の位置は、画像データに文字情報として格納してもよい。次に、出力様式メニュー生成部154は、取得された閲覧軸の位置に対応する出力様式メニュー生成処理を実行する(ステップS1902)。操作表示制御部151は、画像データから生成されたプレビュー画像、閲覧軸の位置、出力様式メニュー等からなる画面データを生成する(ステップS1903)。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS1904)。以下は、図10−1、図10−2での説明を参照する。
このように、画像データまたはプレビュー画像に閲覧軸の位置が格納されている場合は、格納された閲覧軸の位置から出力様式メニューを生成することにより、画像データから閲覧軸の位置を判定する必要がないため、処理時間が短縮することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、記憶部に格納された画像データと文書IDを取得し、取得された文書IDに対応付けて記憶されている閲覧軸の位置に対応して出力様式メニューや設定値を限定する。
本実施の形態にかかる複合機は、第1の実施の形態の構成に加え、文書情報データベースを備えている。文書情報データベースは、文書IDに対応する閲覧軸の位置を格納する。図22は、第4の実施の形態にかかる文書情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。文書情報データベースは、文書IDと、閲覧軸の位置情報とを対応付けて記憶している。ここで、文書IDとは、1または複数ページの画像データからなる文書を識別する情報である。
本実施の形態における複合機による出力様式設定・出力処理について説明する。図23は、スキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる処理条件設定処理の手順は、図10−1、図10−2に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS2306〜ステップS2309は、図10−1での説明を参照し、ステップS2309以降の処理は、図10−2とその説明を参照し、ここでの説明を省略する。
まず、操作表示制御部151は、画像記憶部120から画像データおよび文書IDを取得する(ステップS2301)。操作表示制御部151は、文書情報データベースから、取得した文書IDに対応する閲覧軸の位置を取得する(ステップS2302)。次に、出力様式メニュー生成部154は、取得された閲覧軸の位置に対応する出力様式メニュー生成処理を実行する(ステップS2303)。操作表示制御部151は、画像データから生成されたプレビュー画像、閲覧軸の位置、出力様式メニュー等からなる画面データを生成する(ステップS2304)。操作表示制御部151は、生成された画面データを操作表示部150に表示する(ステップS2305)。以下は、図10−1、図10−2での説明を参照する。
このように、文書ごとに閲覧軸の位置を格納し、格納された閲覧軸の位置に対応して出力様式メニューを生成することにより、画像データから閲覧軸の位置を判定する必要がないため、処理時間を短縮することができる。
(第5の実施の形態)
第1〜第4の実施の形態においては、本発明の画像処理装置として、MFPと称される複合機100を適用したが、これに限るものではない。例えば、プリンタ装置などの画像形成装置をパーソナルコンピュータに接続するとともに、このパーソナルコンピュータのHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に所定のプログラムをインストールし、このプログラムに従ってパーソナルコンピュータのCPU(Central Processing Unit )を動作させることによっても、前述したような各種の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
図24は、第5の実施の形態にかかるプリントシステムの概略構成例を示すブロック図である。図24に示すプリントシステム300は、画像データ及び当該画像データを印刷するための出力様式を含む印刷ジョブを送出するパーソナルコンピュータ301と、画像データを印刷するプリンタ装置302とが、ケーブル303を介して接続されて構築されている。
パーソナルコンピュータ301は、作成した文書に対応した画像データ及びこの文書を印刷するために設定した出力様式データ(用紙方向、両面、集約、製本、ステープル、パンチ、拡大/縮小等)を印刷ジョブとしてプリンタ装置302に送出する。
プリンタ装置302は、パーソナルコンピュータ301から送出される印刷ジョブに従って画像データの印刷を行う。具体的には、プリンタ装置302は、印刷ジョブに含まれる出力様式データ(用紙方向、両面、集約、製本、ステープル、パンチ、拡大/縮小等)に従って、印刷ジョブに含まれる画像データを紙などのメディアに印刷する。
以下、パーソナルコンピュータ301およびプリンタ装置302の具体的な構成を順に説明する。
図25は、パーソナルコンピュータの概略構成を示すブロック図である。図25において、パーソナルコンピュータ301は、データを入力するための入力部311と、表示部312と、データ通信をおこなうための通信部313と、装置全体の制御を司るCPU314と、CPU314のワークエリアとして使用されるRAM315と、記憶媒体317のデータのリード/ライトを行う記憶媒体ドライブ装置316と、CPU314を動作させるための各種プログラム等を記憶した記憶媒体317とから構成されている。
入力部311は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、表示部312の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライスパット等からなり、利用者がCPU314に操作指示を与えたり、データを入力するためのユーザインタフェースである。
表示部312は、CRTやLCD等により構成され、CPU314から入力される表示データに応じた表示が行われる。通信部313は、外部とデータ通信するためのものであり、例えば、ケーブル303を介してプリンタ装置302等とデータ通信を行うためのものである。
CPU314は、記憶媒体317に格納されているプログラムに従って、装置全体を制御する中央制御ユニットであり、このCPU314には、入力部311、表示部312、通信部313、RAM315、記憶媒体ドライブ装置316が接続されており、データ通信、メモリへのアクセスによるアプリケーションプログラムの読み出しや各種データのリード/ライト、データ/コマンド入力、表示等を制御する。また、CPU314は、入力部311から入力された画像データ及び当該画像データの印刷条件データを印刷ジョブとして通信部313を介して、プリンタ装置302に送出する。
RAM315は、指定されたプログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格納するワークメモリと、表示部312の表示画面に表示する表示データを一時的に格納する表示メモリとを備えている。
上記記憶媒体317は、CPU314が実行可能なOSプログラム317a(例えば、WINDOWS(登録商標)等)、文書作成アプリケーションプログラム317b、プリンタ装置302に対応したプリンタドライバ317c等の各種プログラムやデータを格納する。記憶媒体317としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記憶媒体から成る。上記各種プログラムは、CPU314が読み取り可能なデータ形態で記憶媒体317に格納されている。また、上記各種プログラムは、予め記憶媒体に記録されている場合や通信回線を介してダウンロードされて記憶媒体に格納される場合等がある。また、上記各種プログラムは通信回線を介して配信可能である。
図26は、プリンタ装置の概略構成を示すブロック図である。図26に示すように、プリンタ装置302は、データ通信をおこなう通信部321と、プリンタ装置302の全体の制御を司るCPU322と、CPU322を動作させる各種制御プログラムを格納したROM323と、各種制御プログラムのワークエリアおよびパーソナルコンピュータ301等から入力される印刷ジョブの印字データおよび出力様式データを一時的格納するRAM324と、印字データを転写紙に印字するためのプリンタエンジン325と、印字データが印字された紙をステープルするためのステープル部326と、印字データが印字された転写紙にパンチ穴を空けるためのパンチ部327とから構成されている。つまり、プリンタ装置302は、両面機能、パンチ機能、ステープル機能等を備えている。
通信部321は、外部とデータ通信を行うためのものであり、例えば、パーソナルコンピュータ301とデータ通信を行うものである。
CPU322は、ROM323に格納されている各種制御プログラムに従って装置全体を制御する中央制御ユニットである。このCPU322には、通信部321と、ROM323と、RAM324と、プリンタエンジン325と、ステープル部326と、パンチ部327が接続されており、データ通信やプリンタ動作等を制御する。
ROM323は、CPU322を動作させるための各種制御プログラムやその処理に使用されるパラメータ等を記憶している。RAM324は、指定された制御プログラム、処理結果及び受信した画像データ等を格納するワークメモリを備えている。
プリンタエンジン325は、電子写真方式のプリンタエンジンで構成されており、印字データを転写紙に印字するユニットである。なお、プリンタ装置302の印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。
次に、パーソナルコンピュータ301のプリンタドライバ317cについて説明する。プリンタドライバ317cは、特定のプログラムに対して他のプログラムが、プリンタ装置302のハードウェアや内部“言語"に煩わされることなく操作できるように設計されたソフトウエアプログラムであり、プリンタ装置302を制御するためのもので、出力データの処理等をおこなうためのものである。
パーソナルコンピュータ301のCPU314は、プリンタドライバ317cに従って、入力部311から入力された画像データ及び当該画像データの出力様式データに基づく仕上がり予想図の生成・表示、文書作成アプリケーションプログラム317bで作成した画像データのプリンタ装置302への転送等を行う。
図27は、パーソナルコンピュータの要部を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ301は、プリンタドライバ317cに従ってCPU314が動作することにより、図27に示すように、画像記憶部120、画像処理部130、操作表示制御部151、書式判定部152、閲覧軸判定部153、出力様式メニュー生成部154、システム制御部160、閲覧軸判定データベース180および出力様式データベース190を備える。
このように、プリンタドライバ317cに従ってCPU314が動作することにより、パーソナルコンピュータ301は、図1に示した複合機100と同等なシステム構成を備えることになり、第1〜第4の実施の形態で説明したような各種の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
図28は、プリンタドライバによる表示画面の一例を示す説明図である。図28に示す画面は、文書作成アプリケーションプログラム317bの表示画面やOSプログラム317aの起動画面等で、プリンタドライバ317cの起動が選択された場合に表示される画面である。図28に示すように、入力部311から入力された画像データ及び当該画像データの出力様式データに基づくプレビュー画像の生成・表示を行なう表示画面が表示部312(複合機100の操作表示画面と同様のもの)が表示される。
なお、本実施の形態においては、プリンタドライバ317cに従ってパーソナルコンピュータ301のCPU314を動作させることによって、入力部311から入力された画像データ及び当該画像データの出力様式データに基づく仕上がり予想図の生成・表示を行なう操作表示画面を表示させるようにしたが、これに限るものではなく、文書作成アプリケーションプログラム317bやOSプログラム317aに従ってパーソナルコンピュータ301のCPU314を動作させることによって、操作表示画面を表示させるようにしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。また、上述した第1〜第5の実施の形態において説明した構成や機能は、自由に組み合わせることができる。
第1の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。 閲覧軸判定データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 操作表示部に表示されたプレビュー画像と閲覧軸の一例を示す説明図である。 操作表示部に表示されたプレビュー画像と閲覧軸の一例を示す説明図である。 操作表示部に表示されたプレビュー画像と閲覧軸の一例を示す説明図である。 操作表示部に表示されたプレビュー画像と閲覧軸の一例を示す説明図である。 操作表示部に表示されたプレビュー画像と閲覧軸の一例を示す説明図である。 操作表示部に表示されたプレビュー画像と閲覧軸の一例を示す説明図である。 出力様式データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 スキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。 スキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。 閲覧軸判定部が行う閲覧軸判定処理手順を示すフローチャートである。 閲覧軸判定部が行う閲覧軸判定処理手順を示すフローチャートである。 出力様式メニュー生成部が行う出力様式メニュー生成処理手順を示すフローチャートである。 操作表示部に表示された表示画面の一例を示す説明図である。 操作表示部に表示された表示画面の一例を示す説明図である。 閲覧軸の位置を変更した場合の表示画面の一例を示す説明図である。 次ページを指示した場合の表示画面の一例を示す説明図である。 パンチを指示した場合の表示画面の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかるスキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかるスキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。 操作表示部に表示されているプレビュー画像と閲覧軸を画像データに埋め込んだ例を示す説明図である。 操作表示部に表示されているプレビュー画像と閲覧軸を画像データに埋め込んだ例を示す説明図である。 第4の実施の形態にかかる文書情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 スキャナ、書式判定部、閲覧軸判定部、出力様式メニュー生成部、操作表示制御部、プリンタコントローラ、仕上げ処理部が行う出力様式設定・出力処理手順を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかるプリントシステムの概略構成例を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 プリンタ装置の概略構成を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータの要部を示すブロック図である。 プリンタドライバによる表示画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 複合機
110 スキャナ
111 ADF
112 スキャナコントローラ
120 画像記憶部
130 画像処理部
140 プリンタ
141 仕上げ処理部
142 プリンタコントローラ
150 操作表示部
150a タッチパネル
150b 表示パネル
151 操作表示制御部
152 書式判定部
153 閲覧軸判定部
154 出力様式メニュー生成部
160 システム制御部
170 通信制御部
180 閲覧軸判定データベース
190 出力様式データベース
300 プリントシステム
301 パーソナルコンピュータ
302 プリンタ装置
303 ケーブル
1 原稿
2 印刷物
20 ネットワーク

Claims (10)

  1. 画像情報からなる文書を識別する文書識別情報と、前記画像情報を印刷した媒体をページめくりする際の軸である閲覧軸の位置とを対応付けて記憶する文書情報記憶手段と、
    前記画像情報と、前記画像情報に埋め込まれた前記文書識別情報を取得する画像情報取得手段と、
    前記文書情報記憶手段から、前記画像情報取得手段によって取得された前記文書識別情報に対応する前記閲覧軸の位置を取得する閲覧軸取得手段と、
    前記画像情報に対して設定する処理条件である様式情報のうち、前記閲覧軸取得手段によって取得された前記閲覧軸の位置によって設定できる前記様式情報を限定する様式限定手段と、
    前記様式限定手段によって限定された前記様式情報の入力を受付ける様式受付手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記閲覧軸を、前記画像情報取得手段によって取得された前記画像情報上に表示する閲覧軸表示手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記閲覧軸表示手段によって表示されている前記閲覧軸の位置を、新たな位置を指示することにより変更する閲覧軸変更手段、をさらに備え、
    前記様式限定手段は、前記様式情報のうち、前記閲覧軸変更手段によって変更された前記閲覧軸の位置によって設定できる前記様式情報を限定すること、を特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記文情報記憶手段に記憶される前記閲覧軸の位置は、前記画像情報を正立するように印刷した前記媒体に対して、左上部、右上部、左端部、右端部または上端部のいずれか一つであること、を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載された画像処理装置によって設定された前記様式情報に基づいて前記画像情報を前記媒体に印刷することを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像情報と、前記画像情報に埋め込まれた前記文書識別情報を取得する画像情報取得ステップと、
    前記画像情報からなる文書を識別する文書識別情報と、前記画像情報を印刷した媒体をページめくりする際の軸である閲覧軸の位置とを対応付けて記憶する文書情報記憶手段から、前記画像情報取得ステップによって取得された前記文書識別情報に対応する前記閲覧軸の位置を取得する閲覧軸取得ステップと、
    前記画像情報に対して設定する処理条件である様式情報のうち、前記閲覧軸取得ステップによって取得された前記閲覧軸の位置によって設定できる前記様式情報を限定する様式限定ステップと、
    前記様式限定ステップによって限定された前記様式情報の入力を受付ける様式受付ステップと、
    を有することを特徴とする出力様式設定方法。
  7. 前記閲覧軸を、前記画像情報取得手段によって取得された前記画像情報上に表示する閲覧軸表示ステップ、をさらに有することを特徴とする請求項に記載の出力様式設定方法。
  8. 前記閲覧軸表示ステップによって表示されている前記閲覧軸の位置を、新たな位置を指示することにより変更する閲覧軸変更ステップ、をさらに有し、
    前記様式限定ステップは、前記様式情報のうち、前記閲覧軸変更ステップによって変更された前記閲覧軸の位置によって設定できる前記様式情報を限定すること、を特徴とする請求項に記載の出力様式設定方法。
  9. 前記文書情報記憶手段に記憶される前記閲覧軸の位置は、前記画像情報を正立するように印刷した前記媒体に対して、左上部、右上部、左端部、右端部または上端部のいずれか一つであること、を特徴とする請求項6乃至請求項8の何れか1項に記載の出力様式設定方法。
  10. 請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載された出力様式設定方法をコンピュータに実行させるための出力様式設定プログラム。
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