JP5120425B2 - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラムに関し、特に、画像データを基に画像形成処理を行なう画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラムに関する。
画像処理装置としてのプリンタや複写機やその複合装置であるMFP(Multi Function Peripheral)などを用いて画像形成処理を行なわせる場合に、すでに画像処理装置で画像形成されて出力された原稿が手元にあり、その原稿と同じ処理条件で画像形成処理を行なわせたい場合がある。
ここで、画像形成処理を行なわせるための操作として、いわゆるPCプリントと言われる、LAN(Local Area Network)等で接続された制御装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PCとも称する)から画像形成処理の指令を送信する場合には、PCのキーボードなどを用いてプリンタドライバに対して処理条件を入力して設定する操作が挙げられる。
しかしながら、上述の従来の操作方法では、ユーザは手元にある原稿から処理条件を判別してプリンタドライバに設定しなければならず、処理条件の判別に不慣れなユーザである場合には原稿から処理条件を判別することが難しく、所望する処理条件を設定することができない場合がある、という問題がある。また、その設定操作が煩雑であるという問題もあった。その問題を解消するものとして、たとえば、以下の発明が開示されている。
すなわち、特開2008−147954号公報(特許文献1)は、スキャン動作に先立って画像形成装置の備えるスキャナに原稿に付加されたバーコードなどで表わされたスキャン条件を読み込ませ(プレスキャン)、その処理によって得られたスキャン条件に基づいて当該原稿をスキャンする技術を開示している。また、特開2002−354212号公報(特許文献2)や特開2008−028706号公報(特許文献3)は、原稿に替えて専用シートを読み込むことで処理条件を入力する操作を開示している。
特開2008−147954号公報 特開2002−354212号公報 特開2008−028706号公報
しかしながら、文献1の操作方法では、前提として予め原稿にバーコードなどによって処理条件が付加されている必要があるため、そのような加工がされていない通常の原稿に基づいては文献1の操作方法では当該原稿と同じ処理条件を設定することができない、という問題がある。
また、文献2、3も同様で、予め専用シートが用意されていることが前提であり、そのようなものがない場合には当該原稿と同じ処理条件を設定することができない、という問題がある。
さらに、処理条件の判別に不慣れなユーザである場合には、手元にある原稿からその処理条件に対応した専用シートを判別することが難しく、所望する処理条件を設定することができない場合がある、という問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、画像形成処理の条件設定を容易に行なうことのできる画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラムを提供することを目的の一つとする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像処理装置は、第1の画像を取得するための取得手段と、実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶手段と、第1の画像上の、実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、第1の画像に実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するための判別手段と、判別手段により第1の画像に施されていると判断された出力処理を、第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するための決定手段とを備える。
好ましくは、画像処理装置は、当該画像処理装置に第2の画像に対する出力処理の設定を行なう制御装置に接続可能であり、決定手段により決定された出力処理の設定を、第2の画像に対する出力処理の設定として利用可能とするために、制御装置に送信するための送信手段をさらに備える。
より好ましくは、制御装置は、プリンタドライバを用いて第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、送信手段は、プリンタドライバの設定として利用可能とするために、決定手段により決定された出力処理の設定を制御装置に送信する。
好ましくは、実行可能な出力処理には画像形成された記録紙に対する後処理が含まれ、記憶手段は後処理が可能な画像上の領域を記憶する。
より好ましくは、記録紙に対する後処理にはステープル処理が含まれ、記憶手段はステープル処理が可能な画像上の領域を記憶する。
好ましくは、記録紙に対する後処理にはパンチ処理が含まれ、記憶手段はパンチ処理が可能な画像上の領域を記憶する。
好ましくは、実行可能な出力処理には所定の画像を合成する画像合成処理が含まれ、記憶手段は上記所定の画像を合成可能な画像上の領域を記憶する。
好ましくは、実行可能な出力処理には複数ページの画像を1ページに集約する集約処理が含まれ、記憶手段は集約処理時に生ずる画像上の空白領域を記憶する。
好ましくは、取得手段は、原稿をスキャンすることで第1の画像データを取得する。
好ましくは、取得手段は、他の装置から第1の画像データを取得する。
本発明の他の局面に従うと、画像処理システムは画像処理装置と制御装置とが接続された画像処理システムであって、画像処理装置は、第1の画像を取得するための取得手段と、実行可能な出力処理を画像上の領域と関連付けて記憶するための記憶手段と、記第1の画像上の、実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、第1の画像に実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するための判別手段と、記判別手段により第1の画像に施されていると判断された出力処理の設定を制御装置に送信するための送信手段とを備え、制御装置は、送信手段により送信された出力処理の設定を受信するための受信手段と、受信された出力処理の設定を、第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するための決定手段とを備える。
好ましくは、制御装置は、プリンタドライバを用いて第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、決定手段は、受信された出力処理の設定をプリンタドライバにおける出力処理の設定として決定する。
本発明のさらに他の局面に従うと、画像処理方法は画像処理装置における処理方法であって、画像処理装置は、実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶装置を含み、第1の画像を取得するステップと、第1の画像上の、実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、第1の画像に実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するステップと、判別するステップにより第1の画像に施されていると判断された出力処理を、第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するステップとを備える。
好ましくは、画像処理装置は、当該画像処理装置に第2の画像に対する出力処理の設定を行なう制御装置に接続可能であり、決定するステップにより決定された出力処理の設定を、第2の画像に対する出力処理の設定として利用可能とするために、制御装置に送信するステップをさらに備える。
より好ましくは、制御装置は、プリンタドライバを用いて第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、送信するステップでは、プリンタドライバの設定として利用可能とするために、決定するステップにおいて決定された出力処理の設定を制御装置に送信する。
本発明のさらに他の局面に従うと、画像処理プログラムは画像処理装置のプロセッサに画像処理を実行させるためのプログラムであって、画像処理装置は、実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶装置を含み、プロセッサに、第1の画像を取得するステップと、第1の画像上の、実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、第1の画像に実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するステップと、判別するステップにより第1の画像に施されていると判断された出力処理を、第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するステップとを実行させる。
好ましくは、画像処理装置は、当該画像処理装置に第2の画像に対する出力処理の設定を行なう制御装置に接続可能であり、決定するステップにより決定された出力処理の設定を、第2の画像に対する出力処理の設定として利用可能とするために、制御装置に送信するステップをさらに実行させる。
より好ましくは、制御装置は、プリンタドライバを用いて第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、送信するステップでは、プリンタドライバの設定として利用可能とするために、決定するステップにおいて決定された出力処理の設定を制御装置に送信する。
この発明によると、画像形成処理の条件設定を容易に行なうことのできる。また、見本として予め原稿で処理状態を確認した上で容易にその条件と同じ条件を設定することができる。
本実施の形態にかかる画像形成システムの構成の具体例を示す図である。 本実施の形態にかかる画像形成システムに含まれる画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置の操作パネルの具体例を示す図である。 画像形成装置内の制御部のハードウェア構成を示す模式図である。 制御装置のハードウェア構成を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかる画像形成装置の制御部における制御構造を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる画像形成装置における判別処理の手順を示すフローチャートである。 ステープル処理の処理条件を判別する処理の手順の具体例を示す図である。 スタンプ処理の処理条件を判別する処理の手順の具体例を示す図である。 変形例1にかかる画像形成装置における判別処理の手順を示すフローチャートである。 変形例2にかかる画像形成装置における判別処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる制御装置の制御構造を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる制御装置における判別処理の手順を示すフローチャートである。 ステープル処理における処理条件を判定するためのテンプレートの具体例を示す図である。 パンチ処理における処理条件を判定するためのテンプレートの具体例を示す図である。 Nin1(集約)処理における処理条件を判定するためのテンプレートの具体例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<画像形成システムの構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像形成システムの構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかる画像形成システムは、LAN(Local Area Network)等の通信回線300で接続された画像形成装置100と画像形成装置を制御するための制御装置200とを含む。
図1では複数の制御装置200A,200B,…,が含まれる例が示されている。これら複数の制御装置200A,200B,…,を代表させて制御装置200と称する。なお、制御装置200は必ずしも複数必要なわけではなく、1つだけ画像形成システムに含まれていてもよい。
制御装置200としては、画像形成装置100と通信回線300を介して通信可能であって、画像形成装置100に対する制御信号を生成するための情報である制御情報を入力するためのキーボード等の入力手段を有するものであればどのような装置であってもよい。具体的に制御装置200としては、一般的なパーソナルコンピュータが挙げられる。
<画像形成装置の構成>
画像形成装置100としては、スキャン機能およびプリント機能を有する画像形成装置であればどのような装置あってもよい。具体的に画像形成装置100としては、コピー機、複合機(Multi Function Peripheral)などが挙げられる。以下の説明では、画像形成装置が、複写機能、プリント機能、ファクシミリ機能、およびスキャナ機能といった複数の機能を搭載した複合機であって、フルカラープリントが可能なプリントエンジンを搭載した例について説明する。
図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置100の概略構成図である。図2を参照して、画像形成装置100は、自動原稿搬送部2と、スキャナ3と、プリントエンジン4と、給紙部5と、操作パネル6と、後処理部7とを含む。
自動原稿搬送部2は、原稿の連続的なスキャンを行なうためのものであり、原稿給紙台21と、送出ローラ22と、レジストローラ23と、搬送ドラム24と、排紙台25とを含む。スキャン対象の原稿は、原稿給紙台21上に載置され、送出ローラ22の作動により一枚ずつ送り出される。そして、この送り出された原稿は、レジストローラ23により一旦停止されて先端が整えられた後に、搬送ドラム24へ搬送される。さらに、この原稿は、搬送ドラム24のドラム面と一体に回転し、その過程において後述するスキャナ3により画像面がスキャンされる。その後、原稿は、搬送ドラム24のドラム面を略半周した位置においてドラム面から分離されて排紙台25へ排出される。
スキャナ3は、第1ミラーユニット31と、第2ミラーユニット32と、結像レンズ33と、撮像素子34と、プラテンガラス35とを含む。第1ミラーユニット31は、光源311とミラー312とを含み、搬送ドラム24の直下の位置において、通過する原稿に向けて光源311から光を照射する。この光源311から照射された光のうち、原稿によって反射した光はミラー312により反射され、第2ミラーユニット32へ入射する。第2ミラーユニット32は、原稿の移動方向に直交する向きに沿って配置されたミラー321および322を含み、第1ミラーユニット31からの反射光は、ミラー321および322で順次反射されて結像レンズ33へ導かれる。結像レンズ33は、この反射光をライン状の撮像素子34に結像する。
画像形成装置100では、プラテンガラス35に載置された原稿から画像データを取得することも可能である。この場合には、可動式の光源351およびミラー352が原稿の画像面をスキャンする。このスキャンに伴って、光源351から与えられた光は、原稿の移動方向に直交する向きに沿って配置されたミラー353および354で順次反射されて結像レンズ33へ導かれる。
撮像素子34は、受光した反射光を電気信号に変換して、後述する制御部10へ出力する。スキャナ3によって取得された原稿の画像データ、すなわち撮像素子34から出力される電気信号は、制御部10にて各種の画像処理が行なわれる。
プリントエンジン4は、電子写真方式の画像形成プロセスの一例として、フルカラーのプリント出力が可能である。すなわち、プリントエンジン4は、画像形成処理を実行する作像部に相当する。具体的には、プリントエンジン4は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を生成するイメージング(作像)ユニット44Y,44M,44C,44Kを含む。イメージングユニット44Y,44M,44C,44Kは、プリントエンジン4内に張架されて駆動される転写ベルト27に沿って、その順序に配置される。
イメージングユニット44Y,44M,44C,44Kは、それぞれ画像書込部43Y,43M,43C,43Kと、感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kとを含む。画像書込部43Y,43M,43C,43Kの各々は、対象の画像データに含まれる各色イメージに応じたレーザ光を発するレーザダイオードと、このレーザ光を偏向して対応の感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kの表面を主走査方向に露光させるポリゴンミラーとを含んでいる。
感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kの表面には、上述ような画像書込部43Y,43M,43C,43Kによる露光によって静電潜像が形成され、この静電潜像がそれぞれ対応するトナーユニット441Y,441M,441C,441Kから供給されるトナー粒子によってトナー像として現像される。
感光体ドラム41Y,41M,41C,41Kの表面に現像された各色のトナー像は、転写ベルト27に順次転送される。これを一次転写という。さらに、この転写ベルト27上に重ねられたトナー像は、給紙部5からタイミングを合わせて供給される記録紙にさらに転写される。これを二次転写という。転写ベルト27を懸架するローラ対の一つが二次転写ローラとして機能し、該ローラ対によって、その間のニップ部に供給される記録紙に転写ベルト27上のトナー像が二次転写される。
この記録紙上に転写されたトナー像は、下流部に配置された定着部において定着された後、トレイ57に排出される。
なお、本発明は、上述のようなフルカラー(4色)のトナー像を重ね合わせるプリントエンジンに限られず、たとえば「黒」および「赤」の2色のトナー像を形成可能な画像形成装置にも適用可能である。
上述のイメージングユニット44Y,44M,44C,44Kにおける動作と並行して、記録紙を収容する給紙部5の給紙カセットにそれぞれ対応する送出ローラ52,53,54および手差給紙部26のうち、画像形成に用いられるべき記録紙に対応する部位が作動して記録紙を供給する。この供給された記録紙は、搬送ローラ55およびタイミングローラによって搬送され、転写ベルト27上に形成されたトナー像に同期するように、二次転写ローラのニップ部(二次転写部)に給紙される。
定着装置47は、加熱ローラ471と加圧ローラ472とを含む。加熱ローラ471は、記録紙を加熱することで、その上に転写されたトナーを溶融する。さらに、加熱ローラ471と加圧ローラ472とで圧縮力を加えることにより、溶融したトナーが記録紙上に定着される。そして、定着後の記録紙は後処理部7を経てトレイ57に排出される。なお、定着装置47としては、図2に示すような定着ローラを用いた定着方式に代えて、定着ベルトなど用いた定着方式、もしくは非接触の定着方式を採用してもよい。
後処理部7は、トナー画像が形成された記録紙に対して後処理を施す。後処理としては、たとえば、所定の箇所に穴(パンチ穴)をあけるパンチ機能と、所定枚数を針(ステープル針)で束ねるステープル機能と、製本機能とが挙げられる。
画像形成装置100の上面には操作パネル6が設けられる。図3は、操作パネル6の具体例を示す図である。図3を参照して、操作パネル6は、表示部61と、テンキー62などの入力部とに加えて、後述する、原稿の処理条件を判別させる該原稿の読取の開始を指示するための開始キー63をさらに含む。
ここで、「処理条件」とは、画像形成装置100で画像データに対する処理を施す際の処理の条件を指し、詳細は後述する。ここでの「処理」は、スキャン処理やプリント処理やファクシミリ送信処理のための処理や、いわゆる後処理と言われるトナー画像が形成された記録紙に対する処理、などを含む。
<画像形成装置の制御部の構成>
図4は、本実施の形態にかかる画像形成装置100内の制御部10のハードウェア構成を示す模式図である。
図4を参照して、制御部10は、処理部であるCPU(Central Processing Unit)102と、記憶部であるRAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)106、EEPROM(Electrical Erasable and Programmable Read Only Memory)108、およびHDD(Hard Disk Drive)110と、通信部である外部通信I/F(インターフェイス:Interface)112および内部通信I/F114とを含む。なお、これらの部位は、内部バス116を介して互いに接続される。
制御部10では、CPU102が、ROM106などに予め格納されている各種処理を実行するためのプログラムをRAM104などに展開して実行することで、画像形成装置100が制御される。
RAM104は、揮発性メモリであり、CPU102のワークメモリとして使用される。より具体的には、RAM104には、実行されるプログラム自体に加えて、処理対象の画像データや各種変数データが一時的に格納される。EEPROM108は、典型的には不揮発性の半導体メモリであり、画像形成装置100のIPアドレスやネットワークドメインなどを各種設定値を記憶する。HDD110は、典型的には不揮発性の磁気メモリであり、制御装置200から受信した印刷ジョブやスキャナ3によって取得した画像データなどを蓄積する。
外部通信I/F112は、典型的にはイーサネット(登録商標)といった汎用的な通信プロトコルをサポートし、通信回線300を介して制御装置200や他の画像形成装置との間でデータ通信を提供する。
内部通信I/F114は、操作パネル6などと接続され、操作パネル6に対するユーザ操作に応じた信号を受信して、CPU102へ伝送するとともに、CPU102からの命令に従って、操作パネル6にメッセージなどを表示するために必要な信号を送信する。
<制御装置の制御部の構成>
図5は、本実施の形態にかかる制御装置200のハードウェア構成を示す模式図である。
図5を参照して、制御装置200は、処理部であるCPU101と、記憶部であるRAM103、ROM105、EEPROM105、およびHDD109と、通信部である外部通信I/F112および内部通信I/F114とを含む。なお、これらの部位は、内部バス115を介して互いに接続される。
CPU101は、ROM105などに予め格納されている各種処理を実行するためのプログラムをRAM103などに展開して実行することで、制御装置200を制御する。
RAM103は、揮発性メモリであり、CPU101のワークメモリとして使用される。より具体的には、RAM103には、実行されるプログラム自体に加えて、画像形成装置100に画像形成処理を実行させるためのプログラムであるプリンタドライバなどが格納される。EEPROM107は、典型的には不揮発性の半導体メモリであり、当該制御装置200のIPアドレスやネットワークドメインなどを各種設定値を記憶する。HDD109は、典型的には不揮発性の磁気メモリであり、画像形成装置100に対して送信する印刷ジョブや画像形成装置100から取得した画像データや画像形成装置100から送信された処理条件などを蓄積する。
外部通信I/F111は、典型的にはイーサネット(登録商標)といった汎用的な通信プロトコルをサポートし、通信回線300を介して画像形成装置100や他の制御装置との間でデータ通信を提供する。
内部通信I/F113は、図示しないキーボードやディスプレイなどと接続され、キーボード等に対するユーザ操作に応じた信号を受信して、CPU101へ伝送するとともに、CPU101からの命令に従って、ディスプレイにメッセージなどを表示するために必要な信号を送信する。
[第1の実施の形態]
<操作手順>
第1の実施の形態におけるユーザの操作手順として、以下の手順が想定される:
STEP1…処理条件を判定するための原稿を画像形成装置100で読み込ませる、
STEP2…上記原稿とは異なる原稿を画像処理対象として画像形成装置100で読み込ませ、またはいわゆるBOXなどと称されるHDD110の所定領域から上記原稿とは異なる原稿を指定して、先の原稿から判定された処理条件で画像処理を実行させる。
上記STEP1で読み込ませる原稿を、以下、「条件設定用原稿」とも称し、STEP2で読み込ませる原稿を、以下、「処理対象原稿」とも称する。
上記STEP1では、ユーザは具体的に、条件設定用原稿を原稿給紙台21に載置して、開始キー63を押下する。これにより、画像形成装置100において、条件設定用原稿から、当該原稿の元の画像データに対して施された画像形成処理の条件が判定され、処理条件として設定される。
上記STEP2では、条件設定用原稿とは異なる原稿が処理対象原稿として読み込みまたは指定されるものとしているが、もちろん、同じ原稿が読み込まれ、または指定されてもよい。また、条件設定用原稿に基づいて判定された処理条件を、自動的に(再度、処理原稿として条件設定用原稿を読み込ませることなく)条件設定用原稿の読取り画像に適用して画像処理を実行させるようにしてもよい。
<画像形成装置の制御構造>
画像形成装置100では、開始キー63を押下する操作を受け付けることにより原稿給紙台21に載置された原稿を条件設定用原稿として読み込み、当該原稿の元の画像データに対して施された画像形成処理の条件を判定して処理条件として設定する。
スキャン処理やプリント処理やファクシミリ送信処理のための処理については、処理条件として、たとえば、カラーかモノクロかを示すカラー条件、原稿サイズ、両面印刷か片面印刷かを示す印刷面条件、綴じ代等のレイアウト条件、1枚の記録紙に複数(N)ページ分の画像データをプリントする際のページ数である集約枚数(N)条件、パンチ処理におけるパンチ穴の位置や数の条件、ステープル処理におけるステープルの位置や数の条件、製本処理の条件、などが該当する。画像データに対して、ヘッダやフッダなどの情報を付加して画像形成したり、いわゆるウォーターマークなどと言われる所定のスタンプ画像を付加(合成)したりする場合、その位置や内容の条件、などが該当する。以降の説明において、これらの処理を一括して「画像形成処理」と称し、上述のような条件を「処理条件」と称する。
条件設定用原稿を読み込んで得られた画像データに基づいて処理条件を判別して設定する処理を実行するための画像形成装置100の制御構造について説明する。
図6は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100の制御部10における制御構造を示すブロック図である。
図6を参照して、制御部10は、後処理部7での後処理を制御するための後処理制御部11と、スキャナ3を制御するためのスキャナ制御部13と、プリントエンジン4を制御するためのプリンタ制御部14と、操作パネル6からのユーザ操作に応じた信号の入力を受け付けるための操作入力部15と、画像データの処理を行なうための画像処理部16と、後述する判別処理を行なって画像データから処理条件を判別するための画像情報判別部17と、ファクシミリ機能を制御することによってファクシミリ通信を制御するためのFAX制御部18と、外部通信I/F112でのネットワーク通信を制御するためのネットワーク制御部19と、画像データを記憶するための画像記憶部20と、後述する判別処理で用いられるテンプレートを格納するための格納部12とを含む。
格納部12および画像記憶部20は、RAM104、EEPROM108、HDD110(図4)に含まれる所定の領域として提供される。その他の部位は、典型的に、CPU102(図4)がプログラムをRAM104(図4)に展開し、各コマンドを実行することで提供される。
画像処理部16は、画像記憶部20に記憶された画像データに対して処理を行なう。画像処理部16の行なう画像データの処理には、1枚の記録紙に複数(N)ページ分の画像データを集約するNin1処理や、記録紙上の所定の位置にたとえば「社外秘」などの予め規定された画像や文字列をスタンプ画像として合成するスタンプ処理が含まれる。そして、Nin1処理における1枚の記録紙に展開させるページ数(N)や、スタンプ処理で表示させるスタンプ画像の内容やその位置などは、画像形成処理における処理条件に含まれる。
また、後処理部7でのパンチ処理におけるパンチ穴の位置および/または数、ステープル処理においてのステープル位置および/または数なども、画像形成処理における処理条件に含まれる。
格納部12には、予め、条件設定用原稿から処理条件を判定するためのテンプレートとして、当該画像形成装置100で可能な処理条件が画像情報として格納されている。図14はステープル処理における処理条件を判定するためのテンプレートの具体例、図15はパンチ処理における処理条件を判定するためのテンプレートの具体例、および図16はNin1(集約)処理における処理条件を判定するためのテンプレートの具体例を示す図である。
図14を参照して、ステープル処理における処理条件の具体例として、原稿の左上の1か所をステープル針でとめる「左上1か所」、左辺近傍の上下2か所をステープル針でとめる「左2か所」、上辺近傍の左右2か所をステープル針でとめる「上2か所」、左辺近傍の中央1か所をステープル針でとめる「左中央1か所」、右上の1か所をステープル針でとめる「右上1か所」、右辺近傍の上下2か所をステープル針でとめる「右2か所」、下辺近傍の左右2か所をステープル針でとめる「下2か所」、右辺近傍の中央1か所をステープル針でとめる「右中央1か所」、および上辺近傍の中央1か所をステープル針でとめる「上中央1か所」、の9通りの処理条件が挙げられる。格納部12には、それぞれの処理条件のステープル処理がなされているか否か(条件設定用原稿を読み込んで得られる画像データ上のステープル針の有無)を確認する領域(以下、条件確認領域という)を規定するテンプレートが格納されている。すなわち、「左上1か所」の処理条件に対しては条件設定用原稿を読み込んで得られる画像データの左上の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「左2か所」の処理条件に対しては左辺近傍の上下2か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「上2か所」の処理条件に対しては上辺近傍の左右2か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「左中央1か所」の処理条件に対しては左辺近傍の中央1か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「右上1か所」の処理条件に対しては右上の1か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「右2か所」の処理条件に対しては右辺近傍の上下2か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「下2か所」の処理条件に対しては下辺近傍の左右2か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「右中央1か所」の処理条件に対しては右辺近傍の中央1か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、および「上中央1か所」の処理条件に対しては上辺近傍の中央1か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレートが格納されている。
同様に、図15を参照して、パンチ処理における処理条件の具体例として、原稿の左辺近傍の中央から対象に上下2か所にパンチ穴をあける「左2穴」、右辺近傍の中央から対象に上下2か所にパンチ穴をあける「右2穴」、上辺近傍の中央から対象に左右2か所にパンチ穴をあける「上2穴」、原稿の左辺近傍の中央および中央から対象に上下2か所の計3か所にパンチ穴をあける「左3穴」、原稿の右辺近傍の中央および中央から対象に上下2か所の計3か所にパンチ穴をあける「右3穴」、および原稿の上辺近傍の中央および中央から対象に左右2か所の計3か所にパンチ穴をあける「上3穴」、の6通りの処理条件が挙げられる。格納部12には、それぞれの処理条件のパンチ処理がなされているか否か(条件設定用原稿を読み込んで得られる画像データ上のパンチ穴の有無)を確認する領域を条件確認領域として規定するテンプレートが格納されている。すなわち、「左2穴」の処理条件に対しては条件設定用原稿を読み込んで得られる画像データの左辺近傍の中央から対象に上下2か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「右2穴」の処理条件に対しては右辺近傍の中央から対象に上下2か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「上2穴」の処理条件に対しては上辺近傍の中央から対象に左右2か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「左3穴」の処理条件に対しては原稿の左辺近傍の中央および中央から対象に上下2か所の計3か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「右3穴」の処理条件に対しては原稿の右辺近傍の中央および中央から対象に上下2か所の計3か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、および「上3穴」の処理条件に対しては原稿の上辺近傍の中央および中央から対象に左右2か所の計3か所の所定範囲の領域を条件確認領域として規定するテンプレートが格納されている。
同様に、図16を参照して、Nin1(集約)処理における処理条件の具体例として、1枚の記録紙に1ページ分の画像データを集約する「1in1」、2ページ分の画像データを集約する「2in1」、4ページ分の画像データを集約する「4in1」、9ページ分の画像データを集約する「9in1」、および16ページ分の画像データを集約する「16in1」、の5通りの処理条件が挙げられる。格納部12には、それぞれの処理条件のNin1(集約)処理がなされているか否か(条件設定用原稿を読み込んで得られる画像データ上の集約されたページ間のブランク(余白)の有無)を確認する領域を条件確認領域として規定するテンプレートが格納されている。すなわち、「1in1」の処理条件に対しては条件設定用原稿を読み込んで得られる画像データに集約されたページ間のブランク(余白)がないためにその領域を規定しないテンプレート、「2in1」の処理条件に対しては原稿の長手方向を二分するライン状の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「4in1」の処理条件に対しては原稿の長手方向と短手方向とのそれぞれを二分割する十字状の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、「9in1」の処理条件に対しては原稿の長手方向と短手方向とのそれぞれを三分割する格子状の領域を条件確認領域として規定するテンプレート、および「16in1」の処理条件に対しては原稿の長手方向と短手方向とのそれぞれを四分割する格子状の領域を条件確認領域として規定するテンプレートが格納されている。
また、処理条件としてスタンプ処理の条件を読取るためのテンプレートとして、当該画像形成装置100の画像処理部16でスタンプ画像を表示させる位置を画像情報として規定するテンプレートや、当該画像形成装置100の画像処理部16で表示可能なスタンプ画像の内容を画像情報として規定するテンプレートが格納されている。
操作入力部15は、開始キー63が押下されたことによる操作信号を受け付けると、スキャナ制御部13および画像情報判別部17に対してその旨を示す信号を出力する。スキャナ制御部13はその信号を受信すると原稿(条件設定用原稿)の読取動作を開始させる。
画像情報判別部17はスキャナ3で条件設定用原稿がスキャンされて得られた画像データを取得し、その画像データを二値化処理した上で格納部12に格納されているテンプレートと比較し、当該画像データから処理条件を判別する。
具体例として、画像情報判別部17は、条件設定用原稿がスキャンされて得られた画像データを図14に表わされた9通りのテンプレートのそれぞれにおける条件確認領域にステープルに対応する画像が存在するか否かをパターンマッチングにより判定することによって、パターンがマッチしたテンプレートに対応したステープル処理の条件を判別する。同様にして、画像情報判別部17は、該画像データを図15に表わされた6通りのテンプレートのそれぞれにおける条件確認領域にパンチ穴に対応する画像が存在するか否かをパターンマッチングにより判定することによって、パターンがマッチしたテンプレートに対応したパンチ処理の条件を判別する。同様にして、画像情報判別部17は、該画像データの図16に表わされた5通りの規定された条件確認領域に規定数以上の黒画素が存在する場合にNin1処理がなされていないと判別し、いずれかのイレース箇所に規定数以上の黒画素が存在していない場合には該当するNin1処理がなされていると判別する。
なお、画像形成装置によって、後処理部7に搭載される機能が異なる場合が想定される。たとえば、図14の「条件1」は、ステープル処理を行なう機能として図14に表わされた9通りの処理条件のうちの「左上1か所」および「左2か所」でステープル処理を行なう機能が搭載され、他の処理条件でステープル処理を行なう機能が搭載されていない場合を表わしている。また、「条件2」は、図14に表わされた9通りの処理条件のすべてでステープル処理を行なう機能が搭載されている場合を表わしている。同様に、図15の「条件1」は、パンチ処理を行なう機能として図15に表わされた6通りの処理条件のうちの「左二穴」、「右二穴」、および「上二穴」でパンチ処理を行なう機能が搭載され、他の処理条件でパンチ処理を行なう機能が搭載されていない場合を表わしている。また、「条件2」は、「左三穴」、「右三穴」、および「上三穴」でパンチ処理を行なう機能が搭載され、他の処理条件でパンチ処理を行なう機能が搭載されていない場合を表わしている。同様に、図16の「条件1」は、Nin1(集約)処理を行なう機能として図16に表わされた6通りの処理条件のうちの「1in1」、「2in1」、および「4in1」でNin1(集約)処理を行なう機能が搭載され、他の処理条件でNin1(集約)処理を行なう機能が搭載されていない場合を表わしている。また「条件2」は、図16に表わされた5通りの処理条件のすべてでNin1(集約)処理を行なう機能が搭載されている場合を表わしている。
格納部12には、当該画像形成装置100に搭載されている機能に対応した、テンプレートのみが格納されている。この結果、画像情報判別部17は格納部12に格納されているテンプレートを用いてパターンマッチングすることによって、条件設定用原稿がスキャンされて得られた画像データから判別される処理条件であって、当該画像形成装置100の搭載する機能によって処理可能な処理条件を判別することになる。
または、図14〜図16に示される、すべての処理条件に対応するテンプレートを格納部12に格納するとともに、それぞれ処理条件に対応する機能の搭載の有無を表わす情報が対応付けられて格納されていてもよい。この場合、画像情報判別部17は、当該画像形成装置100の搭載する機能によって処理可能な処理条件に対応するテンプレートのみを用いて判別する。なお、以下においては、格納部12に画像形成装置100に搭載されている機能に対応したテンプレートのみが記憶されている例(前者の例)について説明する。
なお、上述の画像情報判別部17での判別方法は一例である。たとえば画像データの下地色が黒色である場合には白画素が存在しているか否かによって処理条件を判別する。また、処理条件として原稿サイズを判別する場合には、原稿上の印字可能な領域がテンプレートで規定されており、二値化処理後の画像データの当該領域を走査してその領域よりも外に下地色と反対の色の画素(たとえば黒画素)が所定数以上存在するか否かによって原稿サイズを判別することができる。綴じ代等も同様にして判別することができる。また、カラーか否かを判別する場合には、原稿上の印字領域がテンプレートで規定されており、画像データの当該領域を走査してその領域中に白・黒以外の色の画素が所定数以上存在するか否かによってカラーか否かを判別することができる。また、両面か否かを判別する場合には、予め対象の原稿の両面の画像データを取得し、その両画像データに対して印字領域に下地色と反対の色の画素(たとえば黒画素)が所定数以上存在するか否かによって両面か否かを判別することができる。
画像情報判別部17は判別結果を処理条件として画像処理部16および後処理制御部11に渡す。画像処理部16は、入力された判別結果を当該画像処理部16での処理条件として設定する。また、後処理制御部11は、後処理部7での処理条件として設定する。
<処理手順>
図7は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置100における判別処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、開始キー63が押下されることによって開始される。図7のフローチャートは、制御部10のCPU102(図4)が予め格納されたプログラムを読込んで実行することで提供される。
図7を参照して、CPU102は、スキャナ3に、条件設定用原稿の読取りを実行させ、それにより、当該原稿の画像データを取得する(ステップS101)。
次に、CPU102は、画像形成装置100がステープル処理を実行する機能を搭載している場合には取得した画像データからステープル処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS102でYES、ステップS103)、パンチ処理を実行する機能を搭載している場合にはパンチ処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS104でYES、ステップS105)、スタンプ処理を実行する機能を搭載している場合にはスタンプ処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS106でYES、ステップS107)、およびNin1(集約)処理を実行する機能を搭載している場合にはNin1処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS108でYES、ステップS109)を実行する。これらの処理順は図7の順に限定されない。
CPU102は、これら処理によって得られた処理条件を、画像形成処理の処理条件として設定する(ステップS110)。そして、処理は終了する。なお、ステップS110での設定は、自動的になされるものであってもよいし、操作パネル6に可否を確認するメッセージを表示させ、それに応じたユーザ操作に基づいてなされてもよい。すなわちCPU102は、上記ステップS103、105、107、109のいずれかの処理によって条件設定用原稿から得られた画像データより処理条件が判別された場合に、たとえばその条件を指定された画像データの画像形成処理のための処理条件として設定してよいか否かを確認するメッセージを、YES,NOを選択するボタンと共に操作パネル6に表示させ、ユーザからの操作入力を待機する。そして、YESを指示する操作入力がなされた場合に、判別された条件を画像形成処理のための処理条件として設定するようにしてもよい。また、NOを指示する操作入力がなされた場合には、判別された条件を破棄してもよいし、HDD110などに記憶するようにしてもよい。
具体的な処理条件を判別するための処理として、上記ステップS103のステープル処理の処理条件を判別する処理について説明する。図8は、ステープル処理の処理条件を判別する処理の手順の具体例を示す図である。
図8を参照して、CPU102は、格納部12に格納されているステープル処理の処理条件を判別するための図14のテンプレートを読み出して、それぞれのテンプレートを用いて上記ステップS101で得られた画像データにおける条件確認領域にステープルに対応する画像があるか否かをパターンマッチングにより判定する。
その結果、画像データの、図14のテンプレートのうちの処理対象のテンプレートに含まれる条件確認領域内の部分がステープルに対応する画像とマッチした場合(ステップS201でYES)、CPU102は当該テンプレートに対応した処理条件でステープル処理がなされていると判定する(ステップS203)。一方、画像データのその条件確認領域のいずれの部分もステープルに対応する画像とマッチしない場合には、当該原稿は当該テンプレートに対応した処理条件でステープル処理がなされていないと判定する(ステップS205)。
CPU102は、格納されているすべてのテンプレートについて上記ステップS201〜S205の処理を繰り返し、テンプレートに含まれる条件確認領域ごとにステープルの有無を特定する。そして、格納されているすべてのテンプレートについてパターンマッチングが完了すると(ステップS207でNO)、CPU102は、確認結果として、ステープル処理の有無と、さらに、されている場合にはその位置および数を特定し得る処理条件とを返し(ステップS209)、処理を図7のメインフローに戻す。
図8は、一例としてステープル処理の処理条件の判別処理を示しているが、パンチ処理やスタンプ処理等、他の処理での処理条件の判別処理も同様である。
このような判別処理が行なわれることで、CPU102は読取られた原稿(条件設定用原稿)から画像形成処理での処理条件を判別することができる。そして、判別された処理条件が当該画像形成装置100での画像形成処理のための処理条件として設定される。
この後、または判別処理の開始と同時に画像処理対象の画像データの指定を受け付けることで、CPU102は、判別された処理条件を指定された画像データの処理条件として、当該画像データの画像形成処理を実行する。
これにより、ユーザは、手元にある原稿と同じ処理条件で、当該原稿から自身で処理条件を判別することなく、また、煩雑な設定操作を行なうことなく、容易な操作で指定する画像データの画像形成処理を行なわせることができる。
なお、図9に示したように、読取られた原稿から判別された処理条件を更新して新たな処理条件としてもよい。図9は、スタンプ処理の処理条件を判別する処理の手順の具体例を示す図である。
図9を参照して、CPU102は、格納されているスタンプ処理の処理条件を判別するためのテンプレートを読み出して、該テンプレートに基づいて上記ステップS101で得られた画像データにスタンプが含まれるか否かを判定する。具体的には、CPU102は、テンプレートに含まれる条件確認領域ごとに、所定数の黒画素があるか否かを確認する。
条件確認領域に所定数の黒画素が存在する場合(ステップS301でYES)、CPU102はその条件確認領域にスタンプ処理がなされていると判定する(ステップS303)。一方、所定数の黒画素が存在しない場合には、その条件確認領域にはスタンプ処理がなされていないと判定する(ステップS305)。
スタンプ処理の処理条件の判別処理では、条件確認領域にスタンプ処理がなされていると判別されると、さらに、CPU102は、当該画像形成装置100で合成可能なスタンプ画像を規定するテンプレートを読み出して比較する。格納されているいずれかのテンプレートのスタンプ画像と一致した場合(ステップS307でYES)、CPU102は、当該原稿にあるスタンプ画像を一致したスタンプ画像と特定する(ステップS309)。一方、いずれのテンプレートのスタンプ画像とも一致しない場合には(ステップS307でNO9、CPU102は当該画像形成装置100にて合成可能なスタンプ画像ではないと判別する(ステップS311)。なお、ここでは完全な一致でなくてよく、ある程度の相関性をもって「一致」と判断してもよい。
さらに、当該原稿のスタンプ画像が特定されると、CPU102は、そのスタンプ画像を、画像形成処理のタイミングに応じて更新するか否かを判断する。たとえばスタンプ画像の内容が日付である場合、画像形成処理を実行する日を取得し、読取られたスタンプ画像の内容を取得された画像形成処理を実行する日に更新することが考えられる。また、スタンプ画像の内容がユーザのログイン情報である場合、画像形成処理を指示したユーザのログイン情報とすることが考えられる。また、スタンプ画像の内容が条件設定用原稿の元の画像データの格納場所である場合、当該スタンプ画像の内容を処理対象原稿として指定される画像データのその時点での格納場所とすることが考えられる。さらには、操作パネル6からの操作信号に基づいて、指定された文字列や画像としてもよい。
スタンプ画像の更新の要否は、たとえば操作パネル6に要否を確認するメッセージを表示させ、それに応じたユーザ操作に基づいて行なわれてもよい。または、予めなされた設定に従って動的に更新後の内容が取得され、自動的に更新されてもよい。CPU102は更新すると判断した場合には(ステップS313でYES)、CPU102は、当該原稿から特定されたスタンプ画像を、指示された内容、または予め規定した内容などの更新後のスタンプ画像とする(ステップS315)。
CPU102は、テンプレートで規定されている条件確認領域ごとに上記ステップS301〜S315の処理を繰り返し、条件確認領域ごとにスタンプ処理の有無およびその内容を特定する。そして、テンプレートで規定されているすべての条件確認領域について特定されると(ステップS317でNO)、CPU102は、テンプレートで規定されているすべての領域についての確認結果として、スタンプ処理の有無と、さらに、スタンプ処理が施されている場合にはその位置および内容をスタンプ処理の処理条件として返す(ステップS319)。CPU102は、格納部12に格納されている複数のテンプレートのそれぞれについて上述の処理を繰り返した後、処理を図7のメインフローに戻す。
このような判別処理が行なわれることで、CPU102は読取られた原稿における処理条件に加えて、それに基づいた更新後の処理条件も判別することができる。これにより、ユーザは、たとえばプリントの日時やプリント実行者の情報など、画像形成処理の実行のタイミングに応じたスタンプ画像を用いてスタンプ処理された原稿と同じ処理条件で画像データの画像形成処理を行なわせたいと考える場合、当該原稿から処理条件を判別したり、新たなスタンプ画像を生成する操作等をしたりすることなく、単に所定の操作を行なって画像形成装置100に当該原稿の読取りを行なわせるのみで、指定する画像データの画像処理を容易にその処理条件で実行させることができる。
なお、条件設定用原稿と処理対象原稿とが同じものである場合であって、条件設定用原稿を読取って得られた画像データから当該画像データの(元の)格納場所が判別される場合、具体例としてスタンプ画像としてその画像データの格納場所が合成されている場合など、CPU102は処理条件を判別する処理と併せて当該画像データを判別された格納場所から読み出して、画像処理対象の画像データとして自動的に設定してもよい。
<変形例1>
以上の例は、画像形成装置100にて画像形成処理のための処理条件を設定する例を示している。しかしながら、図1の画像形成システムでは、制御装置200にインストールされている画像形成装置100の制御用のプログラム(ドライバ)を用いて、制御装置200から画像形成装置100での画像形成処理を制御することがある。
具体的には、ユーザは画像形成装置100で条件設定用原稿を読取らせて、画像形成装置100に処理条件を判別させる。画像形成装置100で判別された処理条件は制御装置200に送信される。その後、ユーザは制御装置200から、上記ドライバで処理条件として画像形成装置100から送信された処理条件を選択することで設定し、処理対象の画像データを指定して画像形成装置100に対して制御信号を出力する。これによって、指定された画像データが、画像形成装置100で条件設定用原稿で判別された処理条件で画像形成処理されることになる。
変形例1として、この場合について説明する。
変形例1で、画像形成装置100のネットワーク制御部19は、予め規定された制御装置200に対して、処理条件を出力する。
図10は、変形例1にかかる画像形成装置100における判別処理の手順を示すフローチャートである。図10のフローチャートでは、図7のフローチャートのステップS110の処理に替えてステップS110’の処理が行なわれる。すなわち、変形例1では、画像形成装置100のCPU102は条件設定用原稿を読取って得られた画像データから処理条件を判別すると(ステップS101〜S109)、その処理条件を、予めHDD110等に送信先として記憶されている制御装置200に対して送信する(ステップS110’)。そして、処理は終了する。なお、送信先である制御装置200は、予めユーザごとに制御装置200が対応付けてHDD110に記憶されており、当該画像形成装置100を操作したユーザのログイン情報に対応して特定されてもよい。または、画像形成装置100で条件設定用原稿を読取らせるための操作入力に併せて送信先の制御装置200を特定する情報が入力されてもよい。
制御装置200は画像形成装置100から受信した処理条件をドライバに設定し、画像形成装置100に対する画像処理の制御信号を生成する。
これにより、制御装置200を用いて画像形成装置100に画像形成処理を実行させる場合にも同様に、当該原稿から自身で処理条件を判別することなく、また、ドライバに対して煩雑な設定操作を行なうことなく、単に所定の操作を行なって画像形成装置100に当該原稿の読取りを行なわせるのみで、容易にその処理条件を制御装置200のドライバに設定することができる。それにより制御装置200でその条件で画像形成装置100に画像処理を実行させることができる。
なお、変形例1において、制御装置200はNin1(集約)処理や、スタンプ画像を合成する処理などの画像形成処理を行なう機能を有してもよい。その場合、制御装置200は、画像形成装置100から受信した処理条件のうち、自身に搭載している機能で実行することができる画像形成処理についての処理条件を用いて、処理対象の画像データの画像処理を行ない、処理後の画像データを画像形成装置100に送信して出力させてもよい。
さらに、変形例1の判別処理は、制御装置200を操作して画像形成装置100で読取った画像データを他の装置に送信する場合にも応用することができる。他の装置に送信する方法としては、ファクシミリ機構による画像データの送信、インターネット機構によるインターネットファクシミリでの画像データの送信、電子メールでの画像データの送信、FPT(File Transfer Protocol)などの通信プロトコルによる画像データの送信、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体や他の記憶装置への画像データの書込、などが挙げられる。
この場合、制御装置200は、画像形成装置100から受信した処理条件を送信条件設定に反映させた上で画像データを上記の方法で送信する。または、上述のように、画像形成装置100から受信した処理条件を用いて画像データの画像処理を行ない、処理後の画像データを上記の方法で送信してもよい。
このようにすることによって、画像データを送信する際にも、同様に、簡単な操作で送信条件を設定することができ、また、送信される画像データの状態を予め原稿を見本として確認することができるために意図した状態で画像データを送信することができる。
<変形例2>
以上の例は、画像形成装置100にて対象の原稿を読取って、その画像データから処理条件を判別する例を示している。しかしながら、画像形成装置100での画像データの取得は、原稿の読取りに限定されない。他の例として、画像形成装置100は、その他、ファクシミリ機構による画像データの受信、インターネット機構によるインターネットファクシミリでの画像データの受信、電子メールでの画像データの受信、FTPなどの通信プロトコルによる画像データの受信、USBメモリなどの記録媒体や他の記憶装置を読取ることによる画像データの取得、などによって、元は印刷物であった原稿画像データを取得してもよい。そして、画像形成装置100は、取得した画像データから処理条件を判別してもよい。変形例2として、この場合について説明する。
図11は、変形例2にかかる画像形成装置100における判別処理の手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートでは、図7のフローチャートのステップS101の処理に替えてステップS101’の処理が行なわれる。すなわち、変形例2では、画像形成装置100においてファクシミリやインターネットファクシミリなどによって画像データを取得すると、CPU102はその画像データを記憶する。そして、CPU102は、以降、ステープル処理を実行する機能を搭載している場合には受信した画像データからステープル処理についての処理条件(ステップS102でYES、ステップS103)、パンチ処理を実行する機能を搭載している場合にはパンチ処理についての処理条件(ステップS104でYES、ステップS105)、スタンプ処理を実行する機能を搭載している場合にはスタンプ処理についての処理条件(ステップS106でYES、ステップS107)、およびNin1(集約)処理を実行する機能を搭載している場合にはNin1処理についての処理条件(ステップS108でYES、ステップS109)を判別し、判別された処理条件を設定する(ステップS110)。そして、処理は終了する。ステップS110では変形例1と同様に、予め設定されている制御装置200に対して処理条件を送信してもよい。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、画像形成装置100において画像形成処理の処理条件が判別される例が説明されている。しかしながら、処理条件の判別処理は画像形成装置100で実行されるのみでなく、画像形成装置100と通信する制御装置200において行なわれてもよい。その例について第2の実施の形態において説明する。
<制御装置の制御構造>
図12は、第2の実施の形態にかかる制御装置200の制御構造を示すブロック図である。
図12を参照して、制御装置200は、画像データを取得するための画像取得部211と、判別処理で用いられるテンプレートを格納するための格納部212と、画像形成装置100を制御するための制御部213と、図示しないキーボードなどからユーザ操作に応じた信号の入力を受け付けるための操作入力部215と、判別処理を行なって画像データから処理条件を判別するための画像情報判別部217と、外部通信I/F111でのネットワーク通信を制御するためのネットワーク制御部219とを含む。
格納部212は、RAM103、EEPROM107、HDD109(図5)に含まれる所定の領域として提供される。その他の部位は、典型的に、CPU101(図5)がプログラムをRAM103(図5)に展開し、各コマンドを実行することで提供される。
第2の実施の形態では、制御装置200の格納部212に、画像形成装置100での処理条件を判定するためのテンプレートが格納されている。なお、画像形成システムに複数の画像形成装置が含まれる場合、格納部212には画像形成装置ごとにテンプレートが格納されている。この場合、画像形成処理を行なわせる画像形成装置に対応したテンプレートが用いられる。
画像取得部211は操作入力部215からの操作信号に基づいた信号に応じて画像形成装置100等にアクセスして指定された画像データを取得する。画像データの取得先は、画像形成装置100等によって変更されてもよい。
画像情報判別部217は、画像取得部211で取得した画像データを二値化処理した上で格納部212に格納されているテンプレートを用いて、当該画像データから処理条件を判別する。画像情報判別部217は第1の実施の形態にかかる画像形成装置100に含まれる画像情報判別部17と同様である。
<処理手順>
図13は、第2の実施の形態にかかる制御装置200における判別処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、図示しないキーボード等の入力装置によって対象となる画像データが指定されて処理の開始の指示が入力されることによって開始される。図13のフローチャートは、代表的に、CPU101(図5)が予め格納された画像形成装置100を制御するためのプログラム(ドライバ)を読込んで実行することで提供される。
図13を参照して、CPU101は、たとえば画像形成装置100などの所定の装置にアクセスし、条件設定用原稿を読取って得られた画像データであって、指定された画像データを取得する(ステップS401)。
次に、CPU101は、画像データの処理を実行させる画像形成装置100がステープル処理を実行する機能を搭載している場合には取得した画像データからステープル処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS402でYES、ステップS403)、パンチ処理を実行する機能を搭載している場合にはパンチ処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS404でYES、ステップS405)、スタンプ処理を実行する機能を搭載している場合にはスタンプ処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS406でYES、ステップS407)、およびNin1(集約)処理を実行する機能を搭載している場合にはNin1処理についての処理条件を判別するための処理(ステップS408でYES、ステップS409)を実行する。これらの処理は、図7のステップS103〜S109で説明された第1の実施の形態にかかる画像形成装置100で実行される処理と同様である。また、これら処理順は図13の順に限定されない。
さらに、CPU101は、これら処理によって得られた処理条件を、画像形成処理の処理条件としてドライバに設定する(ステップS413)。そして、処理は終了する。
この後、または上記判別処理の開始と同時に制御装置200は画像処理対象の画像データの指定を受け付け、指定された画像データ、または当該画像データを特定する情報を画像形成処理の対象の画像データとして、上記処理条件に基づいた出力処理と共に画像形成装置100に送信する。これにより、制御装置200は画像形成装置100に対して判別された処理条件で指定された画像データの画像形成処理を実行させることができる。
このような判別処理が行なわれることで、制御装置200のCPU101は画像形成装置100等に記憶されている、条件設定用原稿を読取って得られた画像データから当該画像形成装置100にて処理可能な画像形成処理での処理条件を判別することができる。そして、CPU101は、判別した処理条件をドライバに自動的に設定する。これにより、ユーザは、制御装置200で画像形成装置100の画像形成処理を制御する場合であっても、容易に、記憶されている画像データの処理条件で画像処理を実行させることができる。
さらに、上述の判別処理を画像形成装置100や制御装置200に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 自動原稿搬送部、3 スキャナ、4 プリントエンジン、5 給紙部、6 操作パネル、7 後処理部、10,213 制御部、11 後処理制御部、12,212 格納部、13 スキャナ制御部、14 プリンタ制御部、15,215 操作入力部、16 画像処理部、17,217 画像情報判別部、19,219 ネットワーク制御部、20 画像記憶部、21 原稿給紙台、22,52,53,54 送出ローラ、23 レジストローラ、24 搬送ドラム、25 排紙台、26 手差給紙部、31 第1ミラーユニット、32 第2ミラーユニット、33 結像レンズ、34 撮像素子、35 プラテンガラス、41,41Y,41M,41C,41K 感光体ドラム、43Y,43M,43C,43K 画像書込部、44Y,44M,44C,44K イメージングユニット、47 定着装置、51 タイミングローラ、55 搬送ローラ、57 トレイ、61 表示部、62 テンキー、63 開始キー、100 画像形成装置、103,104 RAM、105,106 ROM、107,108 EEPROM、115,116 内部バス、200,200A,200B 制御装置、211 画像取得部、300 通信回線、311,351 光源、312,321,352,353 ミラー、441Y,441M,441C,441K トナーユニット、471 加熱ローラ、472 加圧ローラ、112,111 外部通信I/F、113,114 内部通信I/F。

Claims (19)

  1. 第1の画像を取得するための取得手段と、
    実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶手段と、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するための判別手段と、
    前記判別手段により前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するための決定手段とを備え
    前記実行可能な出力処理には所定の画像を合成する画像合成処理が含まれ、前記記憶手段は前記所定の画像を合成可能な画像上の領域を記憶する、画像処理装置。
  2. 第1の画像を取得するための取得手段と、
    実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶手段と、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するための判別手段と、
    前記判別手段により前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するための決定手段とを備え
    前記実行可能な出力処理には複数ページの画像を1ページに集約する集約処理が含まれ、前記記憶手段は集約処理時に生ずる画像上の空白領域を記憶する、画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置は、当該画像処理装置に前記第2の画像に対する出力処理の設定を行なう制御装置に接続可能であり、
    前記決定手段により決定された前記出力処理の設定を、前記第2の画像に対する出力処理の設定として利用可能とするために、前記制御装置に送信するための送信手段をさらに備える、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御装置は、プリンタドライバを用いて前記第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、
    前記送信手段は、前記プリンタドライバの設定として利用可能とするために、前記決定手段により決定された前記出力処理の設定を前記制御装置に送信する、請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記実行可能な出力処理には画像形成された記録紙に対するステープル処理が含まれ、前記記憶手段は前記ステープル処理が可能な画像上の領域を記憶する、請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記実行可能な出力処理には画像形成された記録紙に対するパンチ処理が含まれ、前記記憶手段は前記パンチ処理が可能な画像上の領域を記憶する、請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記取得手段は、原稿をスキャンすることで前記第1の画像データを取得する、請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記取得手段は、他の装置から前記第1の画像データを取得する、請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置と制御装置とが接続された画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    第1の画像を取得するための取得手段と、
    実行可能な出力処理を画像上の領域と関連付けて記憶するための記憶手段と、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するための判別手段と、
    前記判別手段により前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理の設定を前記制御装置に送信するための送信手段とを備え、
    前記制御装置は、
    前記送信手段により送信された出力処理の設定を受信するための受信手段と、
    受信された前記出力処理の設定を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するための決定手段とを備え
    前記実行可能な出力処理には所定の画像を合成する画像合成処理が含まれ、前記記憶手段は前記所定の画像を合成可能な画像上の領域を記憶する、画像処理システム。
  10. 画像処理装置と制御装置とが接続された画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    第1の画像を取得するための取得手段と、
    実行可能な出力処理を画像上の領域と関連付けて記憶するための記憶手段と、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するための判別手段と、
    前記判別手段により前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理の設定を前記制御装置に送信するための送信手段とを備え、
    前記制御装置は、
    前記送信手段により送信された出力処理の設定を受信するための受信手段と、
    受信された前記出力処理の設定を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するための決定手段とを備え
    前記実行可能な出力処理には複数ページの画像を1ページに集約する集約処理が含まれ、前記記憶手段は集約処理時に生ずる画像上の空白領域を記憶する、画像処理システム。
  11. 前記制御装置は、プリンタドライバを用いて前記第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、
    前記決定手段は、前記受信された出力処理の設定を前記プリンタドライバにおける出力処理の設定として決定する、請求項9または10に記載の画像処理システム。
  12. 画像処理装置における処理方法であって、
    前記画像処理装置は、実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶装置を含み、
    第1の画像を取得するステップと、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するステップと、
    前記判別するステップにより前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するステップとを備え
    前記実行可能な出力処理には所定の画像を合成する画像合成処理が含まれ、前記記憶装置は前記所定の画像を合成可能な画像上の領域を記憶する、画像処理方法。
  13. 画像処理装置における処理方法であって、
    前記画像処理装置は、実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶装置を含み、
    第1の画像を取得するステップと、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するステップと、
    前記判別するステップにより前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するステップとを備え
    前記実行可能な出力処理には複数ページの画像を1ページに集約する集約処理が含まれ、前記記憶装置は集約処理時に生ずる画像上の空白領域を記憶する、画像処理方法。
  14. 前記画像処理装置は、当該画像処理装置に前記第2の画像に対する出力処理の設定を行なう制御装置に接続可能であり、
    前記決定するステップにより決定された前記出力処理の設定を、前記第2の画像に対する出力処理の設定として利用可能とするために、前記制御装置に送信するステップをさらに備える、請求項12または13に記載の画像処理方法。
  15. 前記制御装置は、プリンタドライバを用いて前記第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、
    前記送信するステップでは、前記プリンタドライバの設定として利用可能とするために、前記決定するステップにおいて決定された前記出力処理の設定を前記制御装置に送信する、請求項14に記載の画像処理方法。
  16. 画像処理装置のプロセッサに画像処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記画像処理装置は、実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶装置を含み、
    前記プロセッサに、
    第1の画像を取得するステップと、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するステップと、
    前記判別するステップにより前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するステップとを実行させ
    前記実行可能な出力処理には所定の画像を合成する画像合成処理が含まれ、前記記憶装置は前記所定の画像を合成可能な画像上の領域を記憶する、画像処理プログラム。
  17. 画像処理装置のプロセッサに画像処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記画像処理装置は、実行可能な出力処理を画像上の領域と対応付けて記憶するための記憶装置を含み、
    前記プロセッサに、
    第1の画像を取得するステップと、
    前記第1の画像上の、前記実行可能な出力処理に関連付けられた領域を判定することにより、前記第1の画像に前記実行可能な出力処理が施されているか否かを判別するステップと、
    前記判別するステップにより前記第1の画像に施されていると判断された前記出力処理を、前記第1の画像とは異なる第2の画像についての出力処理の設定として決定するステップとを実行させ
    前記実行可能な出力処理には複数ページの画像を1ページに集約する集約処理が含まれ、前記記憶装置は集約処理時に生ずる画像上の空白領域を記憶する、画像処理プログラム。
  18. 前記画像処理装置は、当該画像処理装置に前記第2の画像に対する出力処理の設定を行なう制御装置に接続可能であり、
    前記決定するステップにより決定された前記出力処理の設定を、前記第2の画像に対する出力処理の設定として利用可能とするために、前記制御装置に送信するステップをさらに実行させる、請求項16または17に記載の画像処理プログラム。
  19. 前記制御装置は、プリンタドライバを用いて前記第2の画像に対する出力処理の設定を行ない、
    前記送信するステップでは、前記プリンタドライバの設定として利用可能とするために、前記決定するステップにおいて決定された前記出力処理の設定を前記制御装置に送信する、請求項18に記載の画像処理プログラム。
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