JP3800837B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリ、電子ファイル装置等に内蔵される画像処理装置に係り、詳細には、印字出力された複数枚の用紙をまとめて用紙中央部で綴じて折った場合に、小冊子が作成可能な画像レイアウト処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、高機能なデジタル複写機やプリンタにおいては、例えば以下に示すように、入力された複数ページからなる原稿画像を、所定の順序で、用紙の片面に2ページ分印字するとともに用紙両面に対して印字し、印字出力された複数枚の用紙をまとめて用紙中央部で綴じて折った場合に、週刊誌のような形態の小冊子が作成可能な小冊子モードを備えたものが知られている。
【0003】
例えば、特開平5−112086号公報(以下、第1の従来技術という)では、印字制御手段によって、印刷データに対する製本印字指定状態に基づいて、印字手段が印字する任意ページの印刷データに対し、用紙上への反転印字を制御することで、上綴じ、つまり上開き形態の小冊子を作成するモードが指示された場合に、小冊子を構成する一部の画像の天地(上下)が逆になることを防止する印刷機が開示されている。
【0004】
また、例えば、特開平6−316363号公報(以下、第2の従来技術という)では、複数枚分の原稿画像を記憶できる記憶手段を有し、複数枚の原稿を画像入力手段から読み込み、その画像を出力する時に用紙1枚につき2枚分の画像情報を所定の順序で出力し、一度出力された転写紙の裏面に再度2枚分の画像情報を所定の順序で出力し、出力された複数の用紙を束ねて半分に折り、折った部分をステープラ等で止めた時に正しい画像情報の順序となるように制御して、左綴じ、つまり左開き形態の小冊子の作成を可能とするデジタル複写機が開示されている。
【0005】
また、特開平7−50738号公報(以下、第3の従来技術という)では、画像読み取り手段により読み取られた複数ページの原稿の画像信号のそれぞれを、原稿の各ページに対応する複数の記憶領域を有する画像信号記憶手段における対応する記憶領域に格納し、この画像信号記憶手段から画像信号を読み出して、記録紙上に画像を形成する際、製本モード選択手段により選択された製本モードと読み取られた原稿の総ページ数とに応じて、所定の順序に従って読み出すべき画像信号を順次指定するデジタル画像形成装置が開示されている。
【0006】
上記製本モードには、通常綴じ、袋綴じ、および週刊誌綴じがある。通常綴じとは、両面複写物の右あるいは左を単に綴じるものであり、従来の複写機でも実現されている機能である。次に、袋綴じとは、片面のみに画像形成された個々の記録紙を画像形成面が外側になるように半分に折り、これを複数枚束ねて折った部分の反対端を綴じることで、結果的には左綴じ、つまり左開き形態の小冊子を実現するものである。また、週刊誌綴じとは、週刊誌のように見開きページの中央で綴じるもので、これも結果的には左綴じ、つまり左開き形態の小冊子を実現するものである。このデジタル画像形成装置では、従来の複写機では対応できなかった袋綴じと週刊誌綴じに対応可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、小冊子の形態には、「上綴じ、つまりページを上方向にめくる上開き形態の小冊子」、「左綴じ、つまりページを左方向にめくる左開き形態の小冊子」、および「右綴じ、つまりページを右方向にめくる右開き形態の小冊子」の3種類が存在する。これら小冊子の形態は、入力される画像の種類と密接なかかわり合いを持つ。これを以下に説明する。
【0008】
定型サイズ原稿をスキャナで読み取って得られる画像の種類には、その画像の天地方向が画像の長辺方向と一致している「ポートレート画像」と、その画像の天地方向が画像の短辺方向と一致している「ランドスケープ画像」の2種類がある。また、入力画像中に記載されている文章の方向に着目すると、「横書き画像」と「縦書き画像」に区別される。したがって、入力される画像の種類は、「横書きのポートレート画像」、「縦書きポートレート画像」、「横書きのランドスケープ画像」、および「縦書きのランドスケープ画像」の4種類が存在することになる。
【0009】
横書きのポートレート画像を小冊子形態にして出力する場合、望ましい小冊子形態は、左綴じ形態である。また、縦書きのポートレート画像を小冊子形態にして出力する場合、望ましい小冊子形態は、右綴じ形態である。さらに、横書きおよび縦書きのランドスケープ画像を小冊子形態にして出力する場合、望ましい小冊子形態は、上綴じ形態である。このように、作成される小冊子の形態は、入力される画像の種類と密接なかかわり合いを持つにもかかわらず、前述した従来技術では、このような点が考慮されておらず、以下に述べるような不都合を生じる。
【0010】
前述した第1の従来技術では、上綴じ形態の小冊子を出力することが可能であるが、左綴じや右綴じ形態の小冊子を出力することができない。これは換言すれば、横書きおよび縦書きのランドスケープ画像しか入力することができないということである。
【0011】
また、前述した第2および第3の従来技術では、左緩じ形態の小冊子を出力することが可能であるが、右綴じや上綴じ形態の小冊子を出力することができない。これは換言すれば、横書きのポートレート画像しか入力することができないということである。仮に、縦書きのポートレート画像を入力した場合には、第2および第3の従来技術による制御では、原稿画像の正常なレイアウトができず、入力画像の配置が間違ったものとなってしまう。これを避けるためには、後述するような統一的でない、分かりにくい操作をユーザに強いることになる。また、第2および第3の従来技術では、基本的には横書きおよび縦書きのランドスケープ画像を入力することができない。無理にでも入力しようとする場合には、こちらも後述するような統一的でない、分かりにくい操作をユーザに強いることになる。
【0012】
また、第2および第3の従来技術では、横書きのポートレート画像を入力する際に画像の長辺方向がスキャナの主走査方向と一致していることを前提としている。つまり、原稿を横送りで読み取る。この最も望ましい形態としては、複写機の前面側からユーザが原稿束を自動原稿送り装置に載置する場合に、複写機の背面側を原稿の天側とするように装置を構成すれば良い。つまり、ユーザから見て原稿が正立して見えるように原稿束を自動原稿送り装置に載置すれば良く、ユーザに原稿の載置方向が分かりやすい。
【0013】
このように載置された原稿をスキャナで読み取り、各画像の配置を行って、用紙の片面に2ページ分印字するとともに、両面に対して順次印字していくことで、左綴じ形態の小冊子を出力することが可能となっている。この時、用紙は、縦送りである。第2および第3の従来技術では、この「原稿=横送り、用紙=縦送り」の関係が成立しないと、小冊子を作成できない。つまり、スキャナで読み取った原稿画像を副走査方向に連結して出力することで、用紙の片面に2ページ分の画像印字を実現している。
【0014】
このように構成された複写機に、縦書きのポートレート画像の原稿を入力する場合を考えてみる。上述したように、ユーザが複写機の背面側に原稿の天側がくるように原稿束を自動原稿送り装置に載置すると、左綴じ形態の小冊子のページ順に入力画像の配置が行われてしまい、所望する右綴じ形態の小冊子を作成することができない。これを避けるためには、複写機の前面側に原稿の天側がくるように原稿束を自動原稿送り装置に載置しなければならない。このようにすれば縦書きのポートレート画像を入力して、入力画像の配置やその天地が正常なレイアウトの右綴じ小冊子を作成することが可能である。
【0015】
次に、横書きおよび縦書きのランドスケープ画像の原稿を入力する場合を考えてみる。上述したように、ユーザは、複写機の背面側に原稿の天側がくるように原稿束を自動原稿送り装置に載置する。しかし、この状態では「原稿=横送り、用紙=縦送り」の関係が成立せず、「原稿=縦送り、用紙=横送り」となってしまい、このジョブを実行できない。この場合には、「原稿=横送り」とするために複写機の左側に原稿の天側がくるように原稿束を自動原稿送り装置に載置する必要がある。このようにすれば横書きおよび縦書きのランドスケープ画像を入力して、入力画像の配置やその天地が正常なレイアウトの上綴じ小冊子を作成することは可能である。
【0016】
しかしながら、縦書きのポートレート画像を入力する場合も、横書きおよび縦書きのランドスケープ画像を入力する場合も、原稿の載置方向が複写機の背面側に統一されておらず、しかもユーザ自身が原稿の種類を考慮して原稿の載置方向を背面側と前面側、そして左側と使い分けなければならず、ユーザにとっては操作が非常に煩雑かつ分かりにくいものとなってしまう。
【0017】
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、横書きのポートレート画像、縦書きポートレート画像、そして横書きのランドスケープ画像、縦書きのランドスケープ画像といった原稿画像の種類や、左綴じ、右綴じ、上綴じといった作成される小冊子の形態を、ユーザ自身が考慮しなくても、簡単な操作で、入力される画像の種類に応じて適切な形態の小冊子を自動的に作成することができる画橡処理装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、入力画像を記録媒体の所定の位置に出力して小冊子を作成する画像処理装置において、前記入力画像の長手方向または短手方向を判別する入力画像方向判別手段と、前記入力画像に含まれる文章の1つの文字が配置されている矩形領域を認識する矩形領域認識手段と、前記矩形領域認識手段により認識された矩形領域間の距離を測定する矩形領域間測定手段と、前記矩形領域間測定手段により測定された矩形領域間の距離に基づいて、文章が縦書きか横書きかを認識する文書方向認識手段と、前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記文書方向認識手段により認識された文章の方向、および前記入力画像の少なくとも1ページ目の天地方向に基づいて、小冊子として出力する際の入力画像の配置と、綴じ位置とを決定し、該決定内容に従って前記入力画像を出力する制御手段とを具備することを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、入力画像方向判別手段により、入力画像の長手方向または短手方向を判別し、文書方向認識手段により、前記入力画像に含まれる文章が縦書きか横書きかを認識する。そして、制御手段により、前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記文書方向認識手段により認識された文章の方向、および前記入力画像の少なくとも1ページ目の天地方向に基づいて、小冊子として出力する際の入力画像の配置と、綴じ位置とを決定し、該決定内容に従って前記入力画像を出力する。したがって、横書きのポートレート画像、縦書きポートレート画像、そして横書きのランドスケープ画像、縦書きのランドスケープ画像といった原稿画像の種類や、左綴じ、右綴じ、上綴じといった作成される小冊子の形態を、ユーザ自身が考慮しなくても、簡単な操作で、入力される画像の種類に応じて適切な形態の小冊子を自動的に作成することが可能となる。
【0020】
また、前記入力画像の天地を予め定められた方向となるように、入力画像を入力し、前記制御手段は、前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記入力画像の予め定められた天地の方向、および前記文書方向認識手段により認識された文章の方向に基づいて、前記入力画像がランドスケープ画像であるか、前記入力画像が縦書きではないポートレート画像であるか、あるいは前記入力画像が縦書きのポートレート画像であるかを判断し、それぞれの形態に基づいて、入力画像の綴じ位置を決定し、該決定内容に従って入力画像を出力するようにしてもよい。
【0021】
また、前記入力画像の少なくとも1ページ目の天地方向を操作者により天地方向入力手段から入力するようにし、前記制御手段は、前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記天地方向入力手段に入力された天地方向、および前記文書方向認識手段により認識された文章の方向に基づいて、前記入力画像がランドスケープ画像であるか、前記入力画像が縦書きではないポートレート画像であるか、あるいは前記入力画像が縦書きのポートレート画像であるかを判断し、それぞれの形態に基づいて、入力画像の綴じ位置を決定し、該決定内容に従って入力画像を出力するようにしてもよい。
【0022】
また、前記入力画像の少なくとも1ページ目の天地方向を天地認識手段により自動認識するようにし、前記制御手段は、前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記文書方向認識手段により認識された文章の方向、および前記天地認識手段により認識された入力画像の天地方向に基づいて、前記入力画像がランドスケープ画像であるか、前記入力画像が縦書きではないポートレート画像であるか、あるいは前記入力画像が縦書きのポートレート画像であるかを判断し、それぞれの形態に基づいて、入力画像の綴じ位置を決定し、該決定内容に従って入力画像を出力するようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるデジタル複写機の構成を示すブロック図である。図1において、デジタル複写機は、自動原稿搬送部1、画像読み取り部2、原稿検知部3、記憶制御部4、記憶部5、画像出力部6、制御部7、および文章方向判別部8から構成されている。
【0024】
自動原稿搬送部1は、画像読み取り部2に対して原稿を供給するものであり、いわゆるオートマチック・ドキュメント・フイーダ(ADF)と呼ばれるものである。両面原稿を読み取るために、原稿を反転して搬送する機構を備える両面自動原稿搬送手段(DADF)であっても構わない。自動原稿搬送部1には、どのようなジョブを処理する場合でも、操作者から見て原稿を正立像で置くようになっている。このため、自動原稿搬送部1の上には、「複写機の背面側が原稿の天側となるように原稿を置いてください」というような原稿戴置方向指示メッセージ、または略図などが表示されている。これは、どのようなジョブを処理する場合でも、操作者から見て原稿を正立像で置くようにすることによって複写機の操作性を統一するためである。自動原稿搬送部1は、制御部7との間で制御情報のやり取りを行いながら、システムとして協調動作を行う。
【0025】
画像読み取り部2は、複写対象の原稿を1ページ毎に光学的走査により読み取ってデジタル信号に変換するスキャナであり、読み取り画像100を記憶制御部4に供給する。ここでは、通常のFAXのように、自動原稿搬送部1によって搬送される原稿を、固定されたCCDラインセンサにより読み取るタイプのスキャナを想定している。但し、このタイプに限定するものではない。原稿検知部3は、自動原稿搬送部1の原稿戴置台や画像読み取り部2のプラテンガラス上に原稿が有るか無いか、そして原稿が有る場合には原稿のサイズと送り方向(図2参照)を検知し、検知結果を制御部7に通知する。なお、本実施形態では、原稿検知部3により原稿の有無、原稿のサイズと送り方向を検知するが、本発明は、これに限定されることなく、図示しない操作パネルからユーザが、原稿のサイズと送り方向とを指示するようにしてもよい。
【0026】
記憶制御部4は、記憶部5を制御するためにアドレスなどの制御信号を供給するメモリコントローラである。記憶部5がディスク装置や磁気テープ装置である場合には、それらの装置に対応したコントローラとなる。記憶制御部4は、制御部7によって記憶部5への書き込み開始アドレスが設定された後に、読み取り画像100が入力されると、上記書き込み開始アドレスを順次更新しながら読み取り画像100を記憶部5に書き込んでいく。また、記憶制御部4は、制御部7によって記憶部5からの読み出し開始アドレスが設定されると、画像出力部6と同期を合わせながら、設定された読み出し開始アドレスを順次更新しつつプリント画像101を記憶部5から読み出し、画像出力部6に出力する。書き込みアドレスおよび読み出しアドレスは、画像を0度、90度、180度、270度回転して書き込み/読み出しできるようなアドレス順で更新することができる。この時の回転角度の設定は、制御部7によって行われる。
【0027】
また、記憶制御部4は、文章方向判別部8からの読み出し要求が入力された場合には、予め制御部7によって設定された読み出し開始アドレスを順次更新しつつ記憶部5に蓄積されている画像を読み出して、内部バス102を介して要求元に伝送する。同様に、記憶制御部4は、文章方向判別部8からの書き込み要求が入力された場合には、内部バス102を介して要求元から伝送される画像を受け取って、予め制御部7によって設定された書き込み開始アドレスを順次更新しながら画像を記憶部5に書き込んでいく。この場合も、書き込みアドレスおよび読み出しアドレスは、画像を0度、90度、180度、270度回転して書き込み/読み出しできるようなアドレス順で更新することができる。この時の回転角度の設定も制御部7によって行われる。
【0028】
また、記憶制御部4は、制御部7からの読み出し要求、または書き込み要求が入力された場合には、制御部7がアドレスバスに出力するアドレスを受け取って、記憶部5の当該アドレスに読み出し、または書き込みアクセスを行う。
【0029】
記憶部5は、画像読み取り部2から供給される読み取り画像100を蓄積するメモリである。ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)で構成されるのが一般的であるが、DRAMに限定されるものではなく、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)やフラッシュ・メモリ等の半導体記憶素子であっても、ハード・ディスクや光磁気ディスク等のディスク装置や、磁気テープ装置であっても、またこれらの組合せで構成されるものでも構わない。
【0030】
画像出力部6は、半導体レーザを使用したプリンタであり、プリンタ画像101を用紙上に印字して出力する。但し、半導体レーザを使用したプリンタに限定されるものではなく、発光ダイオードをアレイ状に配置した、いわゆるLEDヘッドや液晶を使用したものでも、インクジェット方式やドットインパクト方式、感熱方式などでも構わない。さらに、プリンタからなる画像出力部に代えて、画像ファイリング装置やLAN、FAX公衆回線等であってもよい。
【0031】
制御部7は、複写機全体の動作を制御するもので、通常はCPUとその周辺回路より構成される。高速の複写機ではマルチCPU構成である場合が多く、各CPUに制御を分担させている。
【0032】
文章方向判別部8は、例えば、記憶制御部4による読み取り画像100の記憶部5への書き込みと並行して、内部バス102を介して記憶部5から供給される画像を解析し、原稿に記載されている文章が縦書きか否かを判別する。判別の方法は、1つの文字が配置されている矩形領域を認識し、上下左右に隣り合った矩形領域間の距離を測定して、その距離の広い方を行間とみなして縦書きか否かを判別する。原稿が文字原稿でなく、写真などのイメージや図、表であった場合、その原稿は「綻書きではない原稿」に分類されるのが好ましい。なお、本実施形態では、文章方向判別部8により文章が縦書きか否かを判別するが、本発明は、これに限定されることなく、図示しない操作パネルからユーザが文章が縦書きか否かを指示するようにしてもよい。
【0033】
このような原稿の属性、つまりイメージであるか、図であるか、表であるかは、解析により判別しても良いが、例えば「行間とみなした矩形領域間の距離が一定の長さ、または一定の文字数分連続した場合にのみ、その部分を行間と判定し、そうでない場合は解析エラーとする」といったルールを文章方向判別アルゴリズムに定めて、解析エラーが発生した原稿は「縦書きではない原稿」とみなすといった方法でも良い。原稿によっては、縦書きのページと横書きのページが混在していたり、ポートレート画像とランドスケープ画像が混在していたりする場合がある。このような原稿に対応するために、文章方向判別部8による文章方向の判別は、入力される原稿の1ページ目に対してのみ実行されることが望ましい。
【0034】
なお、文章方向の判別方法は、上述した方法に限定するわけではなく、文章方向が判別できれば方法は問わない。例えば操作パネルからキー入力で縦書きか否かを入力するといった簡単な方法でも良い。
【0035】
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態によるデジタル篠写機において、「A4サイズの4枚の原稿からなる原稿束を小冊子モードで複写するジョブ」を実行した場合の動作を図3および図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0036】
まず、操作者は、図示しない操作パネルに対し、次のようにジョブパラメータを入力する。
●小冊子モード
●自動倍率選択モード
●出力用紙はA4縦送りを選択
●複写部数1部
【0037】
次に、操作者は、原稿束を自動原稿搬送部1の原稿戴置台に載置し、図示しない操作パネル上のスタートボタンを押下する。制御部7は、スタートボタンが押下されたことを検知すると、原稿サイズ、原稿送り方向を検知するとともに、ランドスケープ/ポートレート原稿のどちらであるかを判断する(ステップSa1)。具体的には、まず、制御部7は、原稿検知部3に対して原稿サイズ情報、および原稿送り方向情報を要求する。原稿検知部3では、原稿サイズ、および原稿送り方向を検知し、制御情報として制御部7に通知する。ここで、原稿が、例えばA4サイズであり、図5(a)および(b)に示すようなランドスケープ原稿である場合には、原稿の搬送方向は、図2(a)に示す「縦送り」となるので、結果的に「原稿サイズ情報=A4サイズ」、「原稿送り方向情報=縦送り」であることが制御部7に通知される。
【0038】
制御部7は、原稿送り方向情報が縦送りであり、かつ複写機の背面側が原稿の天側である(自動原稿搬送部1上に表記されている)ことから、この原稿がランドスケープ原稿であると判断する。ちなみに、原稿が図5(c)および(d)に示すようなポートレート原稿である場合には、原稿の搬送方向は、図2(b)に示す「横送り」となるので、結果的に「原稿送り方向情報=横送り」であることが制御部7に通知され、この情報と複写機の背面側が原稿の天側であることから、この原稿がポートレート原稿であると判断する。
【0039】
次に、制御部7は、ステップSa1で取得した原稿サイズ情報と操作パネルに設定された出力用紙情報=A4から、小冊子の各ページを構成する画像を生成するために原稿画像の縮小率を計算し、決定した縮小率を制御情報として画像読み取り部2に指示する(ステップSa2)。なお、操作者により自動倍率が選択されているときには、拡大縮小率を画像読み取り部2に指示し、一方、自動用紙時には、適合する用紙を画像出力部6に指示する。この場合には、縮小率は70%となる。
【0040】
次に、制御部7は、以下の手順で、読み取り画像100を書き込むための書き込み開始アドレスを求め、記憶制御部4に設定する(ステップSa3)。まず、制御部7は、縮小率を考慮して原稿1ページ分の画像データ量を算出し、少なくとも1ページ分の画像データ量が蓄積できるだけの領域を記憶部5に確保する。例えば、画像読み取り部2の読み取り解像度が400画素/インチで1画素当たりの情報量が1ビット/画素である場合には、原稿1ページ当たりの画像データ量は次のように計算できる。
Figure 0003800837
【0041】
次に、制御部7は、確保した領域に読み取り画像100を書き込むための書き込み開始アドレスを求め、記憶制御部4に設定する。書き込み開始アドレスの設定が終了すると、制御部7は、自動原稿搬送部1および画像読み取り部2に対して読み取り開始を指示し、読み取りを実行する(ステップSa4)。自動原稿搬送部1は、制御部7から読み取り開始が指示されると、原稿束の原稿を1ページ目から順に1枚ずつ画像読み取り部2に供給する。画像読み取り部2は、原稿の1ページ目を光学的走査により読み取ってデジタル信号に変換し、70%縮小した後、読み取り画像100として記憶制御部4に供給する。記憶制御手段4は、書き込み開始アドレスに従い、1ページ目の読み取り画像100を記憶部5に蓄積していく。そして、縮小画像1枚当たりの画像データ量分の書き込みが終了すると、そのページの書き込み終了となる。
【0042】
次に、制御部7は、原稿検知部3から供給される制御情報に基づいて、次ページの原稿の有無を判断し(ステップSa5)、次のページの原稿があれば、ステップS3に戻り、原稿の2ページ目の画像読み取りが実行される(Sa3〜Sa5)。この後、まだ3ページ目以降の原稿があれば、全ての原稿の読み取りが終了するまで、上述した処理(ステップSa3〜Sa5)を繰り返し、書き込み開始アドレスを更新しながら、1ページ目から読み取り画像100を順に記憶部5に蓄積していく。
【0043】
そして、全ての原稿の読み取りが終了すると、制御部7は、文章方向判別部8に対して、入力画像1ページ目に記載されている文章が縦書きか否かの判別結果を要求し、文章方向判別部8から受け取ったこの判別結果と、ステップS1でのランドスケープ/ポ−トレート判断結果とから、原稿がランドスケープ原稿であるか、縦書きでないポートレート原稿であるか、縦書きのポートレート原稿であるかを判断する。(ステップSa6)。
【0044】
ここで、原稿が図5(a)または(b)に示すようなランドスケープ原稿である場合には、図5(e)または(f)に示すような仕上がり形態とするために、小冊子の奇数ページに配置される画像については天側を綴じ位置とし、小冊子の偶数ページに配置される画像については地側を綴じ位置として画像合成を行う(ステップSa7)。この画像合成の詳細を図6に示す。ランドスケープの原稿は、各原稿の左端を先頭として走査されるため、図6(a)に示すような状態で記憶部5に記憶される。制御部7は、この各画像を合成して図6(b)および(c)に示す合成画像を生成する。この場合、単なる合成だけでは、図6(a)に示す画像と図6(b)および(c)に示す画像との方向が一致しないため、制御部7は、図6(a)に示す画像を反時計回りに90度回転した状態で読み出して、図6(b)および(c)に示す合成画像を生成する。
【0045】
また、原稿が図5(c)に示すような縦書きでないポートレート原稿である場合には、図5(g)に示すような仕上がり形態とするために、小冊子の奇数ページに配置される画像については左側を綴じ位置とし、小冊子の偶数ページに配置される画像については右側を綴じ位置として画像合成を行う(ステップSa8)。この画像合成の詳細を図7に示す。ポートレートの原稿は、各原稿の左端を先頭として走査されるため、図7(a)に示すような状態で記憶部5に記憶される。制御部7は、この各画像を合成して図7(b)および(c)に示す合成画像を生成する。
【0046】
また、原稿が図5(d)に示すような縦書きポートレート原稿である場合には、図5(h)に示すような仕上がり形態とするために、小冊子の奇数ページに配置される画像については右側を綴じ位置とし、小冊子の偶数ページに配置される画像については左側を綴じ位置として画像合成を行う(ステップSa9)。この画像合成の詳細を図8に示す。ポートレートの原稿は、各原稿の左端を先頭として走査されるため、図8(a)に示すような状態で記憶部5に記憶される。制御部7は、この各画像を合成して図8(b)および(c)に示す合成画像を生成する。
【0047】
上述したステップSa7,Sa8またはSa9での合成画像は、記憶部5の別領域に、少なくとも用紙1面分の画像データ量が蓄積できるだけの領域に生成される。
【0048】
次に、ステップSa10以降は、合成画像を印字出力する処理である。制御部7は、用紙第1面に印字する合成画像が蓄積されている領域の先頭アドレスを読み出し開始アドレスとして記憶制御部4に設定する(ステップSa10)。次に、画像出力部6に印字出力開始を指示する。そして、記憶制御部4は、記憶部5からプリント画像101を読み出して画像出力部6に出力する。画像出力部6では、プリント画像101を受け取り、用紙上に印字出力する。こうして用紙第1面に印字する合成画像の印字出力が終了する(ステップSa11)。
【0049】
次に、制御部7は、S12では、全合成ページの印字出力が終了したか否かを判断する(ステップSa12)。これまで説明してきた例では、原稿が4枚であるため、合成画像は2面分生成される。このような場合において、1面分の合成画像の印字出力が終了した時点では、まだ合成ページがあるので、ステップSa10へ戻り、再度、ステップSa10,Sa11の処理を実行し、用紙の第2面に対する印字出力を行う。そして、全合成ページの印字出力が終了すると、指定部数の印字出力が終了したか否かを判断する(ステップSa13)。ここで、指定部数の印字出力が終了していなければ、ステップSa10へ戻り、同様の処理を繰り返し実行することで、2部目以降の印字出力を行う。そして、指定部数の印字出力が終了すると、制御手段7は、当該ジョブを終了する。
【0050】
このように第1実施形態では、上述した処理により、横書きのポートレート画像、縦書きポートレート画像、そして横書きのランドスケープ画像、縦書きのランドスケープ画像といった原稿画像の種類や、左綴じ、右綴じ、上綴じといった作成される小冊子の形態を、ユーザ自身が考慮しなくても、簡単な操作で、入力される画像の種類に応じて、図5(e)〜(h)に示すような適切な形態の小冊子を自動的に作成することが可能となる。
【0051】
B.第2実施形態
B−1.第2実施形態の構成
図9は、本発明の第2実施形態によるデジタル複写機の構成を示すブロック図である。なお、図において、図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略するが、自動原稿搬送部1は、その機能が異なるため、また、画像方向入力部9は、新たに加えた構成であるため以下に説明する。
【0052】
前述した第1実施形態では、自動原稿搬送部1には、「複写機の背面側が原稿の天側となるように原稿を置いてください」というような原稿戴置方向指示メッセージ、または略図などが表記されていたが、本第2実施形態では、そのような表記がない。また、画像方向入力部9は、自動原稿搬送部1の原稿戴置台や画像読み取り部2のプラテンガラス上に戴置された原稿の天地方向を入力する手段である。具体的には、自動原稿搬送部1の原稿戴置台の上下左右に各1つずつ計4つ設けられたスイッチで構成され、操作者が、スタートボタンを押す前に、これらのスイッチの1つを押下することによって原稿の天方向を入力する。画像方向入力部9に入力された画像方向情報は、制御部7に通知される。
【0053】
すなわち、第1実施形態では、自動原稿搬送部1上に上述したような原稿戴置方向指示メッセージ、または略図などが表記されており、原稿の戴置方向は固定されていた。これに対して、本第2実施形態では、画像方向入力部9によって、原稿の天地方向を入力するようにしたので、原稿戴置方向の表記が不要になるとともに、原稿の戴置方向は限定されなくなる。
【0054】
なお、画像方向の入力方法は、上記方法に限定するわけではなく、どうような入力方法を採用するかは問わない。例えば、原稿と共にマークシートなどを画像読み取り部2で読み取って、マークシートにマークされた天の位置を認識するようなものでも良い。マーク認識のためには、認識対象のマークシート画像を画像方向入力部9に入力する必要があるため、一旦、記憶部5にマークシート画像を蓄積し、その後、記憶部5に蓄積されているマークシート画像を読み出し、内部バス102を介して画像方向入力部9に入力するようにすればよい。
【0055】
別の方法としては、記憶制御部4による読み取り画像100の記憶部5への書き込みと並行して、読み取り画像100を内部バス経由で画像方向入力部9に供給するようにしてもよい。この方法を採用する場合、マークシートは、原稿の1ページ目の前に添付されるのが望ましく、さらにマーク認識処理は、最初の読み取り画像100に対してのみ実行されることが望ましい。
【0056】
また、原稿によっては、ポートレート画像とランドスケープ画像が混在していたりする場合がある。このような原稿に対応するために、画像方向入力部9から入力される画像方向は、入力される原稿の1ページ目の画像方向であることが望ましい。
【0057】
B−2.第2実施形態の動作
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。上述したデジタル複写機において、第1実施形態と同様、「A4サイズの4枚の原稿からなる原稿束を小冊子モードで複写するジョブ」を実行した場合の動作は、第1実施形態において、図3および図4に示すフローチャートで説明したものとほぼ同じであるが、ステップSb1において行われるランドスケープ原稿であるかポートレート原稿であるかの判断処理のみが異なる。そこで、以下では、図10および図11に示すフローチャートを参照して、ステップSb1の処理部分を詳細に説明し、他のステップについては簡単に説明する。
【0058】
まず、操作者は、図示しない操作パネルに対し次のようにジョブパラメータを入力する。
●小冊子モード
●自動倍率選択モード
●出力用紙はA4縦送りを選択
●複写部数1部
【0059】
次に、操作者は、原稿束を自動原稿搬送部1の原稿戴置台に載置し、その原稿束の天方向を画像方向入力部9から入力する。その後、図示しない操作パネル上のスタートボタンを押下する。制御部7は、スタートボタンが押下されたことを検知すると、原稿サイズ、原稿送り方向を検知するとともに、ランドスケープ/ポートレート原稿のどちらであるかを判断する(ステップSb1)。具体的には、制御部7は、原稿検知部3に対して原稿サイズ情報、および原稿送り方向情報を要求する。原稿検知部3では、原稿サイズ、および原稿送り方向を検知し、制御情報として制御部7に通知する。
【0060】
原稿が、例えばA4サイズである場合には、「原稿サイズ情報=A4サイズ」、「原稿送り方向情報=縦送り(または横送り)」であることが制御部7に通知される。さらに、制御部7は、画像方向入力部9に対して画像方向情報を要求する。画像方向入力部9では、操作者によって入力された、原稿束の天方向を示す画像方向情報を制御情報として制御部7に通知する。制御部7は、原稿送り方向情報と画像方向情報とに従って、この原稿がランドスケープ原稿であるかポートレート原稿であるかを判断する。
【0061】
その後の処理は、基本的に第1実施形態において、図3および図4に示すフローチャートで説明したものとほぼ同じである。すなわち、ステップSb2〜Sb5の処理で原稿の全ページの読み取りを行う。そして、ステップSb6で、制御部7は、文章方向判別部8から入力画像の1ページ目に記載されている文章が縦書きか否かの判別結果を受け取り、この判別結果とステップSb1でのランドスケープ/ポートレート判断結果から、原稿がランドスケープ原稿であるか、縦書きでないポートレート原稿であるか、縦書きのポートレート原稿であるかを判断する。
【0062】
第1実施形態で説明したように、ステップSb7、Sb8、Sb9では、記憶部5の別領域に少なくとも用紙1面分の画像データ量が蓄積できるだけの領域を確保し、その領域に合成画像を生成する。この時に必要であれば、記憶部5からの読み出しアクセス時、および、または書き込みアクセス時に、画像を0度、90度、180度、270度回転して読み出し/書き込みを行う。そして、ステップSb10以降の合成画像を印字出力する処理も第1実施形態のステップSa10以降の処理と同じである。
【0063】
このように第2実施形態では、上述した処理により、横書きのポートレート画像、縦書きポートレート画像、そして横書きのランドスケープ画像、縦書きのランドスケープ画像といった原稿画像の種類や、左綴じ、右綴じ、上綴じといった作成される小冊子の形態を、ユーザ自身が考慮しなくても、簡単な操作で、入力される画像の種類に応じて、適切な形態の小冊子を自動的に作成することが可能となる。また、画像方向入力部9による判断を、入力画像の1ページ目に対してのみ行って綴じ位置を決定することで、制御部7の処理負荷によって装置の生産性を極端に低下させたり、2ページ目以降は制御部7による上記判断自体を実行させないことによって無駄な電力の消費を防止することが可能となる。
【0064】
C.第3実施形態
C−1.第3実施形態の構成
図12は、本発明の第3実施形態によるデジタル複写機の構成を示すブロック図である。なお、図において、図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略するが、自動原稿搬送部1は、その機能が異なるため、また、画像天地判別部10は、新たに加えた構成であるため以下に説明する。
【0065】
前述した第1実施形態では、自動原稿搬送部1には、「複写機の背面側が原稿の天側となるように原稿を置いてください」というような原稿戴置方向指示メッセージ、または略図などが表記されていたが、本第3実施形態では、そのような表示がない。また、画像天地判別部10は、自動原稿搬送部1の原稿戴置台や画像読み取り部2のプラテンガラス上に戴置された原稿の天地方向を自動判別する手段である。
【0066】
具体的には、画像天地判別部10は、画像読み取り部2により読み取られた画像を解析し、1つの文字が配置されている矩形領域を認識し、該矩形領域を切り出して文字認識を行って画像の天地方向を判別する。原稿が文字原稿でなく、写真などのイメージや図、表であり天地方向の判別が困難な場合には、天地方向判別エラーとし、操作パネルより原稿の天地方向の入力を促すメッセージを表示し、操作者に入力させるか、あるいは「複写機の背面側が原稿の天側」と判断して処理する。画像天地判別部10で判別された画像天地方向情報は、制御部7に通知される。
【0067】
すなわち、第1実施形態では、自動原稿搬送部1上に上述したような原稿戴置方向指示メッセージ、または略図などが表記されており、原稿の戴置方向は固定されていた。また、第2実施形態では、画像方向入力部9により、自動原稿搬送部1の原稿戴置台や画像読み取り部2のプラテンガラス上に戴置された原稿の天地方向を操作者に入力させていた。これに対して、本第3実施形態では、画像天地判別部10によって、原稿の天地方向を自動的に検知するようにしたので、原稿の戴置方向が限定されなくなるとともに、操作者の操作を省くことができる。
【0068】
なお、画像天地方向判別方法は、上記方法に限定するわけではなく、どのような判別方法を採用するかは問わない。また、上記天地方向を判別するための画像解析のためには、解析対象の画像を画像天地判別部10に入力する必要があるため、一旦、記憶部5に原稿画像を蓄積し、その後、記憶部5に蓄積されている原稿画像を読み出し、内部バス102を介して画像天地判別部10に入力するようにすればよい。別の方法としては、記憶制御部4による読み取り画像100の記憶部5への書き込みと並行して、読み取り画像100を内部バス経由で画像天地判別部10に供給するようにしてもよい。
【0069】
また、原稿によっては、ポートレート画像とランドスケープ画像が混在していたりする場合がある。このような原稿に対応するために、画像天地判別部10による画像天地方向の判別は、入力される原稿の1ページ目に対してのみ実行されることが望ましい。
【0070】
C−2.第3実施形態の動作
次に、上述した第3実施形態の動作について図13および図14を参照して説明する。上述したデジタル複写機において、第1または第2実施形態と同様、「A4サイズの4枚の原稿からなる原稿束を小冊子モードで複写するジョブ」を実行した場合の動作は、第1実施形態において、図3および図4に示すフローチャートで説明したものとほぼ同じであるが、図13に示すステップSc1において行われるランドスケープ原稿であるかポートレート原稿であるかの判断処理のみが異なる。そこで、以下では、図13および図14に示すフローチャートを参照して、ステップSc1の処理部分を詳細に説明し、他のステップについては簡単に説明する。
【0071】
まず、操作者は、図示しない操作パネルに対し以下のようにジョブパラメータを入力する。
●小冊子モード
●自動倍率選択モード
●出力用紙はA4縦送りを選択
●複写部数1部
【0072】
次に、操作者は、原稿束を自動原稿搬送部1の原稿戴置台に載置し、図示しない操作パネル上のスタートボタンを押下する。制御部7は、スタートボタンが押下されたことを検知すると、原稿サイズ、原稿送り方向を検知するとともに、ランドスケープ/ポートレート原稿のどちらであるかを判断する(ステップSc1)。具体的には、制御部7は、原稿検知部3に対して原稿サイズ情報、および原稿送り方向情報を要求する。原稿検知部3では、原稿サイズ、および原稿送り方向を検知し、制御情報として制御部7に通知する。
【0073】
原稿が、例えばA4サイズである場合には、「原稿サイズ情報=A4サイズ」、「原稿送り方向情報=縦送り(または横送り)」であることが制御部7に通知される。さらに、制御部7は、画像天地判別部10に対して画像天地方向情報を要求する。画像天地判別部10では、画像読み取り部2により読み取られた画像を解析し、1つの文字が配置されている矩形領域を認識し、該矩形領域を切り出して文字認識を行って画像の天地方向を判別し、該天地方向を示す画像天地方向情報を制御情報として制御部7に通知する。制御部7は、原稿送り方向情報と画像天地方向情報とに従って、この原稿がランドスケープ原稿であるかポートレート原稿であるかを判断する。
【0074】
その後の処理は、基本的に第1実施形態において、図3および図4に示すフローチャートで説明したものとほぼ同じである。すなわち、ステップSc2〜Sc5の処理で原稿の全ページの読み取りを行う。そして、ステップSc6で、制御部7は、文章方向判別部8から入力画像の1ページ目に記載されている文章が縦書きか否かの判別結果を受け取り、この判別結果とステップSc1でのランドスケープ/ポートレート判断結果から、原稿がランドスケープ原稿であるか、綻書きでないポートレート原稿であるか、縦書きのポートレート原稿であるかを判断する。
【0075】
第1実施形態で説明したように、ステップSc7、Sc8、Sc9では、記憶部5の別領域に少なくとも用紙1面分の画像データ量が蓄積できるだけの領域を確保し、その領域に合成画像を生成する。この時に必要であれば、記憶部5からの読み出しアクセス時、および、または書き込みアクセス時に、画像を0度、90度、180度、270度回転して読み出し/書き込みを行う。そして、ステップSc10以降の合成画像を印字出力する処理も第1実施形態のステップSa10以降の処理と同じである。
【0076】
このように第3実施形態では、上述した処理により、横書きのポートレート画像、縦書きポートレート画像、そして横書きのランドスケープ画像、縦書きのランドスケープ画像といった原稿画像の種類や、左綴じ、右綴じ、上綴じといった作成される小冊子の形態を、ユーザ自身が考慮しなくても、より簡単な操作で、入力される画像の種頸に応じて、適切な形態の小冊子を自動的に作成することが可能となる。また、画像天地判別部10による判断を、入力画像の1ページ目に対してのみ行って綴じ位置を決定することで、制御部7の処理負荷によって装置の生産性を極端に低下させたり、2ページ目以降は制御部7による上記判断自体を実行させないことによって無駄な電力の消費を防止することが可能となる。
【0077】
上述した第1および第2、第3実施形態では、本発明をデジタル複写機に適用して説明したが、これに限定されず、通常のプリンタ、ファクシミリ、電子ファイル装置、印刷機、さらにこれらの複合機に適用してもよい。また、画像データを取扱うコンピュータ装置、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションに適用してディスプレイ装置への画像表示に用いることも可能である。
【0078】
また、上述した第1および第2、第3実施形態では、2ページの原稿画像を1ページに合成する処理を記憶部5上で行っていたが、これ以外の方法で実現しても構わない。例えば、電子写真方式を用いた複写機やプリンタでは現像ドラムを備えているが、この現像ドラム上で原稿画像の潜像を合成することで画像合成を行うものであっても適用可能である。また、電子写真方式を用いたカラー複写機やカラープリンタは、転写ドラムを備えているが、この転写ドラム上で原稿画像の転写像を合成することで画像合成を行うようにしてもよい。さらには、記録用紙上で原稿画像の定着像を合成することで画像合成を行うものであっても、これら以外の方法で画像合成を行うものであっても適用可能である。
【0079】
【発明の効果】
以上、説明したように、この発明によれば、入力画像方向判別手段により、入力画像の長手方向または短手方向を判別し、文書方向認識手段により、前記入力画像に含まれる文章が縦書きか横書きかを認識し、制御手段により、前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記文書方向認識手段により認識された文章の方向、および前記入力画像の少なくとも1ページ目の天地方向に基づいて、小冊子として出力する際の入力画像の配置と、綴じ位置とを決定し、該決定内容に従って前記入力画像を出力するするようにしたので、横書きのポートレート画像、縦書きポートレート画像、そして横書きのランドスケープ画像、縦書きのランドスケープ画像といった原稿画像の種類や、左綴じ、右綴じ、上綴じといった作成される小冊子の形態を、ユーザ自身が考慮しなくても、簡単な操作で、入力される画像の種類に応じて適切な形態の小冊子を自動的に作成することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図2】 原稿や用紙の縦送り、横送りを説明するための概念図である。
【図3】 第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 原稿の種別に対して望ましい仕上がり形態を説明するための概念図である。
【図6】 記憶部5に記憶されたランドスケープ原稿画像と、原稿画像を組み合わせて生成される合成画像の形態を説明するための概念図である。
【図7】 記憶部5に記憶された縦書きではないポートレート原稿画像と、原稿画像を組み合わせて生成される合成画像の形態を説明するための概念図である。
【図8】 記憶部5に記憶された縦書きのポートレート原稿画像と、原稿画像を組み合わせて生成される合成画像の形態を説明するための概念図である。
【図9】 本発明の第2実施形態によるデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図10】 第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】 第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】 本発明の第3実施形態によるデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図13】 第3実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】 第3実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送部
2 画像読み取り部
3 原稿検知部(入力画像方向判別手段)
4 記憶制御部(制御手段)
5 記憶部
6 画像出力部
7 制御部(制御手段)
8 文章方向判別部(文書方向認識手段)
9 画像方向入力部(天地方向入力手段)
10 画像天地判別部(天地認識手段)
100 読み取り画像
101 プリント画像
102 内部バス

Claims (12)

  1. 入力画像を記録媒体の所定の位置に出力して小冊子を作成する画像処理装置において、
    前記入力画像の長手方向または短手方向を判別する入力画像方向判別手段と、
    前記入力画像に含まれる文章の1つの文字が配置されている矩形領域を認識する矩形領域認識手段と、
    前記矩形領域認識手段により認識された矩形領域間の距離を測定する矩形領域間測定手段と、
    前記矩形領域間測定手段により測定された矩形領域間の距離に基づいて、文章が縦書きか横書きかを認識する文書方向認識手段と、
    前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記文書方向認識手段により認識された文章の方向、および前記入力画像の少なくとも1ページ目の天地方向に基づいて、小冊子として出力する際の入力画像の配置と、綴じ位置とを決定し、該決定内容に従って前記入力画像を出力する制御手段と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記文書方向認識手段は、前記矩形領域間測定手段によって測定された上下左右隣り合った矩形領域間の距離が広い方を行間とみなして縦書きか横書きかを判別することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 上下左右隣り合った矩形領域間の広い方の距離が一定の長さまたは一定の文字数分連続している場合にはその矩形領域間を行間とみなして縦書きか横書きかを判別し、そうでない場合には横書きの原稿と判別することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記文書方向認識手段は、入力される原稿の1ページ目に対して文章方向の判別を行い、次ページ以降は文章方向の判別を行わないことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記入力画像は、少なくとも1ページ目の天地が予め定められた方向で入力されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、および前記入力画像の予め定められた天地の方向から、前記入力画像がランドスケープ画像であると判断される場合には、前記小冊子の奇数ページに出力される入力画像については入力画像の天側を小冊子の綴じ位置として決定し、前記小冊子の偶数ページに出力される入力画像については入力画像の地側を小冊子の綴じ位置として決定し、
    前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記入力画像の予め定められた天地の方向、および前記文書方向認識手段により認識された文章の方向から、前記入力画像が縦書きではないポートレート画像であると判断された場合に、前記小冊子の奇数ページに出力される入力画像については入力画像の左側を小冊子の綴じ位置として決定し、前記小冊子の偶数ページに出力される入力画像については入力画像の右側を小冊子の綴じ位置として決定し、
    前記入力画像方向判別手段により認識された入力画像の方向、前記入力画像の予め定められた天地の方向、および前記文書方向認識手段により認識された文章の方向から、前記入力画像が縦書きのポートレート画像であると判断された場合に、前記小冊子の奇数ページに出力される入力画像については入力画像の右側を小冊子の綴じ位置として決定し、前記小冊子の偶数ページに出力される入力画像については入力画像の左側を小冊子の綴じ位置として決定し、
    該決定内容に基づいて入力画像を出力することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置が、入力画像の長手方向または短手方向を判別する入力画像方向判別ステップと、
    画像処理装置が、前記入力画像に含まれる文章の1つの文字が配置されている矩形領域を認識し、認識した矩形領域間の距離を測定し、測定した矩形領域間の距離に基づいて、文章が縦書きか横書きかを認識する文章方向認識ステップと、
    画像処理装置が、前記入力画像方向判別ステップにおいて認識した入力画像の方向、前記文章方向認識ステップにおいて認識した文章の方向、および前記入力画像の少なくとも1ページ目の天地方向に基づいて、小冊子として出力する際の入力画像の配置と、綴じ位置とを決定し、該決定内容に従って前記入力画像を出力する制御ステップと
    を具備することを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記画像処理装置は、前記文書方向認識ステップにおいて、上下左右隣り合った矩形領域間の距離が広い方を行間とみなして縦書きか横書きかを判別することを特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
  9. 前記画像処理装置は、前記文書方向認識ステップにおいて、上下左右隣り合った矩形領域間の広い方の距離が一定の長さまたは一定の文字数分連続している場合にはその矩形領域間を行間とみなして縦書きか横書きかを判別し、そうでない場合には横書きの原稿と判別することを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  10. 前記画像処理装置は、前記文書方向認識ステップにおいて、入力される原稿の1ページ目に対して文章方向の判別を行い、次ページ以降は文章方向の判別を行わないことを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  11. 前記入力画像は、少なくとも1ページ目の天地が予め定められた方向で入力されることを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  12. 前記制御ステップにおいて、
    前記画像処理装置は、前記入力画像方向判別ステップにおいて認識した入力画像の方向、および前記入力画像の予め定められた天地の方向から、前記入力画像がランドスケープ画像であると判断される場合には、前記小冊子の奇数ページに出力される入力画像については入力画像の天側を小冊子の綴じ位置として決定し、前記小冊子の偶数ページに出力される入力画像については入力画像の地側を小冊子の綴じ位置として決定し、
    前記画像処理装置は、前記入力画像方向判別ステップにおいて認識した入力画像の方向、前記入力画像の予め定められた天地の方向、および前記文書方向認識ステップにおいて認識した文章の方向から、前記入力画像が縦書きではないポートレート画像であると判断された場合に、前記小冊子の奇数ページに出力される入力画像については入力画像の左側を小冊子の綴じ位置として決定し、前記小冊子の偶数ページに出力される入力画像については入力画像の右側を小冊子の綴じ位置として決定し、
    前記画像処理装置は、前記入力画像方向判別ステップにおいて認識された入力画像の方向、前記入力画像の予め定められた天地の方向、および前記文書方向認識ステップにおいて認識した文章の方向から、前記入力画像が縦書きのポートレート画像であると判断された場合に、前記小冊子の奇数ページに出力される入力画像については入力画像の右側を小冊子の綴じ位置として決定し、前記小冊子の偶数ページに出力される入力画像については入力画像の左側を小冊子の綴じ位置として決定し、
    該決定内容に基づいて入力画像を出力することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
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