JP4373940B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、原稿を読み取る読み取り手段と画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置に関する。
デジタル複写機等の画像形成装置では出力する画像データに、所定の画像データを合成して(以下、合成される画像データを合成データという)出力することが可能である。
図13(a)は、種々の合成データが合成可能な画像形成装置及び合成データが合成された画像データが印刷結果を示す。画像形成装置400は、予めフォントデータ401、固定スランプ402及びユーザスタンプ403を格納している。フォントデータ401によりページ数や日付等を形成でき、図13(b)に示すように、画像形成装置の読み取り手段を用いて入力された画像データに、ページや日付等の合成データを合成して出力することができる。
また、固定スタンプ402には定型スタンプデータ(丸秘/極秘/複製禁止等)が格納されている。図13(c)に示すように、固定スタンプ402を選択すれば、画像形成装置の読み取り手段を用いて入力された画像データに、定型のスタンプデータを合成して出力することができる。
また、ユーザスタンプ403にはユーザ固有のスタンプデータ(所属部署/社名/所望のアイコン)が格納されている。図13(d)に示すように、ユーザスタンプ403を選択すれば、画像形成装置の読み取り手段を用いて入力された画像データに、ユーザ固有のスタンプデータを合成して出力することができる。
ところで、画像形成装置により複写される画像は、複写を繰り返す度に多少劣化する。また、例えば、オリジナルの原稿を複写して出力した印刷物に、破損、汚れ、修正が生じた場合、オリジナルの原稿がなければ破損等のない元の印刷物を再生することができない。
そこで、オリジナルの原稿を複写すると共に、原稿の画像データを圧縮して、複写により出力された用紙に圧縮された画像データを印刷する複写装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。当該複写装置によれば、印刷物に破損、汚れ、修正が生じても、オリジナルの原稿を圧縮して印刷した圧縮印刷部が破損等しなければ、当該圧縮印刷部を光学的に読み取ることで、オリジナルの原稿を再度印刷できる。
特開平8−298577号公報
しかしながら、特許文献1記載の複写装置は、オリジナルの原稿を印刷(複写)した後に圧縮印刷部を印刷するため、印刷工程を2回行うこととなり印刷に時間がかかるという問題がある。圧縮部を印刷している間は、次の印刷も待機状態となるため、複写装置のスループットが低下してしまう。
また、図13のように複写等の禁止の旨が印刷されていても、ユーザが過失により複写してしまう場合があるという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑み、印刷物に破損等が生じても元の印刷物を効率よく印刷でき、また、印刷物の取り扱いを制限できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、原稿を光学的に読み取り該原稿の画像データを取得する画像読み取り手段と、前記画像データを管理するための関連情報の選択を、複数の候補の中から受け付ける関連情報受け付け手段と、前記画像データ読み取り手段により読み取られた前記画像データを圧縮するデータ圧縮手段と、前記データ圧縮手段により圧縮された前記圧縮画像データの印刷位置、及び、前記圧縮画像データに隣接して印刷される前記関連情報の印刷位置を、前記圧縮画像データの印刷位置を受け付けることで受け付ける手段と、前記手段が受け付けた、前記画像データにおける、前記圧縮画像データの前記印刷位置に、前記圧縮画像データ及び前記関連情報を付加する画像データ編集手段と、前記画像データ編集手段により編集された前記画像データを印刷する画像データ印刷手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷物に破損等が生じても、元の印刷物を効率よく印刷可能な画像形成装置を提供することができる。圧縮画像データから元の原稿の画像データを再生できるので、複写された用紙が破損等しても元の原稿と同じ品質の画像データを再生できる。
また、本発明の画像形成装置の一形態において、前記画像データの前記印刷位置に付加された圧縮画像データ及び前記関連情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段が抽出した圧縮画像データを伸長するデータ伸長手段と、を有し、前記画像データ編集手段は、前記データ伸長手段により伸長された画像データの前記印刷位置に、前記情報抽出手段が抽出した前記圧縮画像データ及び前記関連情報とを付加し、前記画像データ印刷手段は、前記データ伸長手段により伸長され、前記画像データ編集手段により前記圧縮画像データ及び前記関連情報付加された前記画像データを出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、複写された画像データにも圧縮画像データが印刷されるので、複製を繰り返しても画像が劣化することが防止できる。
また、本発明の画像形成装置の一形態において、前記画像データの前記印刷位置に付加された前記関連情報の内容を検出する関連情報検出手段と、前記関連情報検出により検出された前記関連情報の内容に基づき、ユーザの操作を制限する操作制限手段と、を有することを特徴とする。
関連情報とは、例えば、当該原稿の取り扱い上の注意、作成者、作成日、管理部署等であり、関連情報に取り扱い上の制限があれば、ユーザにより制限されている取り扱いを防止できる。
また、本発明の画像形成装置の一形態において、関連情報の内容が前記画像データの複製の禁止であった場合、操作制限手段は、画像データの複製を制限する、ことを特徴とする。
関連情報により、当該原稿の複製が禁止等されていた場合、複製が禁止できるので、文書のセキュリティを向上できる。
また、本発明の画像形成装置の一形態において、ネットワークを介して接続されたデータ処理装置から画像データを受信する外部データ受信手段をする、ことを特徴とする。
本発明によれば、コンピュータ等から出力される画像データに対しても圧縮画像データや関連情報を付加して印刷することができる。
印刷物に破損等が生じても元の印刷物を効率よく印刷でき、また、印刷物の取り扱いを制限できる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。まず、本実施の形態の画像形成装置の構造について簡単に説明する。図1は、本実施の形態の画像形成装置の概略断面図を示す。
画像形成装置は、原稿を光学的に走査して該原稿の画像データを取得し、該原稿と同じ内容を別の印刷用の用紙に形成して出力する。原稿は、自動原稿送り装置(以下、ADFという)1に設けられた原稿台2にセットされる。原稿は1枚であっても複数枚であってもよいが以下では複数枚として原稿束という。
原稿の画像面を上にして原稿台2にセットされた原稿束は、ユーザの複写開始の操作により、給送ローラ3が回転して輸送ベルト4が回動するので、一番上の原稿から給送ベルト4によって、読み取りユニット50と給紙ベルト4の間に介在するコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
読み取りユニット50では、露光ランプ51が原稿を照らしながら原稿を走査するので、露光ランプ51と共にコンタクトガラスに沿って移動する第1ミラー52が原稿面に反射した光を、第2ミラー55及び第3ミラー56を介してレンズ53に集光する。レンズ53は、原稿面からの光をCCDイメージセンサ54に結像する。CCDイメージセンサ54は、結蔵した原稿の画像を画像データとして所定の記憶装置に保持する。
読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によってADF1の上に排出される。原稿セット検知センサ7により原稿台2に次の原稿がセットされていることが検出された場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。なお、給送ローラ3、給送ベルト4及び排送ローラ5等はモータによって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9及び第3トレイ10には、画像データを転写する転写紙が積載されている。それぞれに異なるサイズの転写紙が積載される場合が多い。第1トレイ8、第2トレイ9及び第3トレイ10の転写紙は、それぞれ第1給紙装置11、第2給紙装置12及び第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57のレーザ出力ユニット58によって回転する感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙が感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送され、転写紙に感光体15上のトナー像が転写される。
転写紙に転写されたトナー像は、定着ユニット17により定着され、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
フィニシャ100は、転写紙を、通常排紙ローラ102方向又はステープル処理部方向に導く事ができる。切り替え板101を上に切り替えた場合、転写紙は、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙される。切り替え板101を下方向に切り替えた場合、転写紙は、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送される。
ステープル台108に搬送された転写紙は随時積載され、一枚排紙される度に紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
通常排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。排紙トレイ部104は、ソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けることができる。
転写紙の両面に画像を形成する場合、各給紙トレイ8〜10から給紙され一方の面に画像形成された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットする事で、当該転写紙を、いったん、両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び、両面給紙ユニット111から再給紙され、搬送ベルト16を逆方向に搬送され、感光体15に書き込まれた画像データを他方の面に転写する。
感光体15に作像されたトナー画像が転写されたら、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセットし、転写紙を排紙トレイ104に導く。両面給紙ユニット111は、この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に使用される。なお、感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。
続いて、本実施の形態における画像読み取り手段、および画像を記録面上に潜像形成するまでの動作を詳細に説明する。潜像とは感光体15上に画像を光情報に変換して照射することにより生じる電位分布である。
読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ及び第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿の画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。レンズ53及びCCDイメージセンサ54を図1において左右方向に移動させることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応してレンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向に位置が設定される。
書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。
レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60で折り返され、感光体15上に集光結像する。偏光されたレーザ光は感光体15が回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信号のライン単位の記録を行う。感光体15の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
なお、感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置には、主走査同期信号を発生する図示しないビームセンサが配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
続いて、本実施の形態における画像処理部(画像読みとり部と画像書き込み部 )の機能構成について説明する。図2は、画像処理部の機能ブロック図を示す。露光ランプ51から照射された光は原稿面を照射し、原稿面からの反射光を、CCDイメージセンサ54にて結像レンズ(図示せず)により結像、受光して光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。
デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正部62がシェーディング補正を、MTF・γ補正部63がMTF補正、γ補正等を行う。次いで、変倍指定があれば、変倍処理72が変倍処理を行う。
セレクタ64は、画像信号の送り先を、書き込みγ補正部71または、画像メモリコントローラ65への切り替えを行う。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。書き込みγ補正部71を経由した画像信号は書き込みユニット57に送られる。
なお、本実施の形態の画像形成装置には、読み取り部50から入力される画像データ以外にも外部から供給される画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有している。
CPU68は、画像メモリコントローラ65等の制御や、読み取り部50、書き込み部57の制御を行う。また、画像処理部は、CPU68が実行するプログラムや使用する定数、データを格納するROM69及びRAM70を備えている。CPU68は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。また、画像メモリコントローラ65は、画像メモリ66の内容を退避させたり、保存するためのHDD71を備えている。
続いて、セレクタ64における1ページ分の画像信号について図3に基づき説明する。フレームゲート信号(/FGATE)は、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。主走査同期信号(/LSYNC)は、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。
これらの信号は、画素同期信号(VCLK)に同期しており、VCLKの1周期毎に1画素のデータが送られてくる。図3では、/LSYNCの1周期分を拡大して画素同期信号(VCLK)の上側に/LSYNCを表示している。ラインゲート信号(/LGATE)は、主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号である。本実施の形態では、/LSYNCが立ち上がってからVCLK8クロック後に/LGATEがオンとなり、以降のVCLKの1クロック毎に1画素のデータが読み取られている。
続いて、本実施の形態の画像形成装置の機能について説明する。本実施の形態の画像形成装置322は、図4に示すように、原稿321を光学的に走査して読み取り、転写紙323に原稿321の内容を印刷する。転写紙323には、原稿321の画像データを圧縮した圧縮データ324及び関連情報326が付加される。また、ページ番号325や日付等を付加して印刷してもよい。
図5は、本実施の形態の画像形成装置の機能ブロックを示す。画像読み取り手段301は、原稿の画像データを光学的に読み取る。上記のように画像データはデジタル信号に変換され、例えば原稿を複写する場合では該デジタルデータに基づき画像形成が行われる。また、画像形成装置はネットワークを介してコンピュータ等のデータ処理装置と接続されているため、外部データ受信手段309により、データ処理装置から画像データを受信する。
データ圧縮手段303は、原稿を読み取って取得した画像データ又は受信した画像データを圧縮する。データ圧縮形式はどのようなものであってもよいが、好ましくは圧縮性がよく可逆に伸長できる形式がよい。例えば、画像データをそのまま圧縮してもよいし、画像そのものをJPEG形式に変換することで圧縮してもよい。圧縮された画像データは例えばビットデータのような圧縮データ324として画像データ編集手段308に送出される。
関連情報入力手段302は、ユーザの指示があった関連情報を画像形成装置322に入力する。関連情報とは、原稿の内容と共に転写紙に印刷できる情報であり、ユーザの指示により関連情報の印刷の有無、印刷する関連情報の選択、が可能である。関連情報としては、例えば、当該原稿が複製、加工、削除が禁止されている旨等がある。ユーザが、これら関連情報の一又は複数を画像データと共に出力する操作を行った場合、関連情報入力手段302は指定された関連情報を所定の記憶装置から取得し、当該関連情報を示すビットデータを画像データ編集手段308に送出する。
図6は、図4の圧縮データ324及び関連情報326を拡大した図の一例を示す。図6では、関連情報326に続いて圧縮データ324がビット列として印刷されている。なお、関連情報が入力されていなければ、関連情報326を印刷しなくてもよいし、関連情報がない旨のビットデータを印刷してもよい。
ユーザが転写紙323に複写しようとした場合、情報抽出手段304は、画像読み取り手段301が読み取った転写紙323の画像データから、画像データの所定部に付加された圧縮画像データ324及び関連情報326を抽出する。情報抽出手段304は、転写紙の向きや抽出マーク327のような記号に基づき、圧縮画像データ324及び関連情報326を抽出する。抽出された圧縮画像データ324及び関連情報326は、画像データ編集手段308に送出されると共に、抽出された圧縮データ324はデータ伸長手段306に、関連情報326は関連情報検出手段305に、それぞれ送出される。
データ伸長手段306は、圧縮データ324を原稿321の画像データに伸長して画像データ編集手段308に送出する。
関連情報検出手段305は、関連情報326のビットデータを検出して、関連情報の内容に基づき複製、加工、削除などのユーザの操作が制限されている場合、当該関連情報の内容を操作制限手段307に送出する。
操作制限手段307は、関連情報の内容に基づき、複製、加工、削除などのユーザの操作があってもこれらの操作を制限する。例えば、関連情報の内容が複製の禁止であった場合、操作制限手段307は、転写紙323の複写を禁止する信号を画像データ印刷手段310に送出し、複写が禁止されている旨をユーザに知らせる。
画像データ編集手段308は、画像データの所定部に、圧縮画像データ324と関連情報が入力されていれば関連情報326とを付加する。原稿321を複写した場合には、データ圧縮手段303により圧縮された圧縮画像データが、転写紙323を複写した場合には、情報集出手段304が抽出した圧縮画像データ324が、画像データの所定部に付加される。画像データ印刷手段310は、画像データ編集手段308が編集した画像データを転写紙に印刷する。
上述した構成に基づき、圧縮画像データ及び関連情報を付加して原稿を印刷する手順について説明する。図7は、画像形成装置の操作部30を示す。操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、予熱キー35、リセットキー36が配設されている。液晶タッチパネル31には、後述するモード設定のためのキーや画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。ユーザは、複写枚数をテンキーで入力したり、転写紙の大きさや拡大・縮小の倍率、濃度等を液晶タッチパネル31から入力できる。プリントキー34を操作すると転写が開始される。
図8は、操作部30の液晶タッチパネル31に表示される表示内容の一例を示す。ユーザが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすると、タッチされたキーが選択されたことを示すように黒く反転する。図8では、転写紙を自動的に選択する自動用紙選択キーが黒く反転している。
機能の詳細を設定しなければならない場合(例えば変倍であれは変倍値等)は、用紙指定変倍のキーにタッチする事で、詳細機能の設定画面が表示される。 このように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用している為、ユーザの操作に応答して適切な表示をグラフィカルに行う事が可能である。
例えば、液晶タッチパネル31の略中央上部には、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア201が配置されている。メッセージエリア201の下には、転写する用紙を選択する用紙選択キー202が配列されている。図8の用紙選択キー202は、自動用紙選択キー、A4Y、A4T、B4T、A3T、A4Y及び手差しの各キーから成る。
用紙選択キー202の下には、倍率を指定する倍率指定キー203が配列されている。等倍キーは、原稿と同じ大きさに画像データを転写する。用紙指定変倍キーは、用紙選択キー202で選択された用紙に収まるように倍率が自動的に設定される。「A3→A4、B4→B5」キー、「A4→A3、A5→A4」キーは、表記された用紙間に適切な倍率を自動的に設定する。「93%」キーでは、とじしろ等を考慮して少し小さめに転写するための倍率として予め設定されている93%に倍率が設定される。倍率指定キー203の右端には現在設定されている倍率(図では100%)が表示される。
倍率指定キー203の下側には用紙面指定キー204が配列されている。「片面→両面」キーでは、原稿の片面を転写紙の両面に転写する。「両面→両面」キーでは、原稿の両面を転写紙の両面に転写する。「片面→片面集約」キーでは、原稿の片面を転写紙の1面に集約して(図では片面に2枚集約する)転写する。「少し小さめ」キーでは、予め設定されている100%よりも少し小さい倍率が設定される。
用紙面指定キー204の下側には、表紙/合紙モードを設定する表紙/合紙キー、とじ代モード等を設定する編集キー、両面/集約/分割キー、拡大/縮小倍率をセットする変倍キーが配列されている。
メッセージエリア201の左には、原稿の種類を選択する原稿種類キー、自動で濃度を設定する自動濃度キー、濃度を濃く又は薄くするキー、特殊な原稿送りを設定する原稿送りキーが配列されている。
メッセージエリア201の右には、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部205、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキー、が配置されている。
また、メッセージエリア201の右には、画像データを圧縮して用紙の所定の場所に合成して印刷させる圧縮印刷キー209、及び、関連情報を入力する関連情報キー210が配置されている。
図9(a)は、圧縮印刷キー209を選択した場合に表示される画面の一例を示す。図9(a)では用紙選択キー202で選択した用紙が表示され、圧縮画像データを印刷する場所214に触れることで、圧縮画像データを印刷する場所を指定できる。
図9(b)は、関連情報キー210を選択した場合に液晶タッチパネル31に表示される画面の一例を示す。関連情報キー210を選択すると関連情報として、複製禁止キー211、加工禁止キー212及び削除禁止キー213が表示される。
複写禁止キー211は複写する原稿の複写を禁止する旨の関連情報の入力を、加工禁止キー212は画像データの内容の変更を禁止する旨の関連情報の入力を、削除禁止キー213は当該原稿の破棄等を禁止する旨の関連情報の入力を、それぞれ行う。
図10は、圧縮画像データと関連情報を付加して印刷する処理の流れを示すフローチャート図である。ユーザはまず、圧縮画像データの印刷及び場所を指示すると共に、複写する原稿321の複写枚数と関連情報を入力する(S11)。本実施例では、一例として複写禁止キー211が選択された。なお、原稿321には圧縮画像データや関連情報は印刷されていない。
次いで、ユーザが原稿321をセットし、プリントキー34を操作すると、画像読み取り手段301が原稿321を読み取る(S12)。次いで、データ圧縮手段303は、原稿321の画像データを圧縮して圧縮画像データ324を生成する(S13)。また、関連情報入力手段302は、複写禁止に対応するビットデータを画像データ編集手段308に送出する。
圧縮画像データ324が生成されると、画像データ編集手段308は、読み取った画像データに圧縮画像データ324と関連情報326を付加し(S14)、画像データ印刷手段310に送出する。画像データ印刷手段310は、圧縮画像データ324と関連情報326が付加された画像データを転写紙323に印刷する(S15)。
圧縮画像データ324のビットデータには、原稿321の画像情報が圧縮されているので、圧縮画像データ324を光学的に読み取れば、元の原稿321の画像データを復元することができる。図11は、圧縮画像データ324と関連情報326が付加された転写紙の一例を示す。図11に示すように、転写紙323にメモや汚れ、破損等が生じて、元の画像を再現することが困難であっても、圧縮画像データ324が読み取り可能であれば、圧縮画像データ324を伸長することで原稿の内容を復元して転写紙325に形成できる。
復元に使用された圧縮画像データ324及び関連情報326は、複写により出力された転写紙325に印刷されるので、転写紙323が破損等しても再度、元の原稿321の画像データを復元することができる。
なお、関連情報326は肉眼では内容を判別することが困難であるので、関連情報326と共に、図13ように肉眼で複写禁止などの関連情報の内容を表示してもよい。
関連情報により複写が禁止されている場合の複写について図12のフローチャート図に基づき説明する。なお、液晶タッチパネル31については実施例1と同様であるので説明は省略する。なお、本実施例では、転写紙323には圧縮画像データ324と複写を禁止する旨の関連情報326が付加されている。
ユーザはまず、複写する転写紙323の複写枚数を入力する(S21)。ユーザは、目視により圧縮画像データが既に印刷されていることを認識できるので、本実施例では圧縮印刷キー209を操作しない。なお、圧縮画像データが既に印刷された状態で圧縮印刷キー209が仮に操作された場合、画像形成装置が圧縮画像データが既に印刷されている旨をユーザに知らせてもよいし、再度圧縮画像データを生成してもよい。また、関連情報を追加又は変更して入力する場合、関連情報キー210から関連情報を入力してもよい。
ユーザが転写紙323をセットし、プリントキー34を操作すると、画像読み取り手段301が転写紙323を読み取る(S22)。情報抽出手段304は、画像読み取り手段301が読み取った画像データに圧縮画像データ324又は関連情報326が付加されているのでそれを抽出する。
次いで、関連情報検出手段305は、関連情報326のビットデータを検出して、当該関連情報により操作が制限されているか否かを判定する(S23)。関連情報326により、転写紙323の複製が制限されている場合、当該関連情報の内容を操作制限手段307に送出する。操作制限手段307は、転写紙323の複製を制限し、その旨を液晶タッチパネル31等に表示してユーザに通知する(S24)。なお、関連情報326の内容が加工禁止又は削除禁止であった場合、その旨を液晶タッチパネル31等に表示してユーザに通知する。
関連情報326により、転写紙323の複製等が制限されていない場合、データ伸長手段306は、圧縮画像データ324を伸長する(S25)。これにより原稿321の画像データが得られる。
次いで、画像データ編集手段308は、圧縮画像データを伸長して得られた画像データに、情報抽出手段304が抽出した圧縮画像データ324と関連情報326を付加し(S26)、画像データ印刷手段310に送出する。画像データ印刷手段310が、圧縮画像データ324と関連情報326とが付加された該画像データを転写紙325に印刷する(S27)。
本実施例によれば、関連情報に印刷物の取り扱いの制限や禁止を設けることで、それを読み取った画像形成装置はその印刷物の複製を行なわない等、文書の機密性を容易に保つことができる。また、複製等が禁止されていなければ、圧縮画像データ324から画像データを伸長して印刷するので、複写を繰り返しても画像の劣化を防止できる。
画像形成装置の概略断面図である。 画像処理部の機能ブロック図である。 セレクタにおける1ページ分の画像信号の一例を示す図である。 画像形成装置に印刷された転写紙の一例を示す図である。 画像形成装置の機能ブロック図である。 圧縮データ及び関連情報を拡大した図の一例である。 画像形成装置の操作部を示す図である。 液晶タッチパネルに表示される表示内容の一例である。 関連情報キーを選択した場合に液晶タッチパネルに表示される画面の一例である。 圧縮画像データと関連情報を付加して印刷する処理の流れを示すフローチャート図である。 転写紙にメモや汚れ、破損等が生じていた場合の一例を示す図である。 関連情報により複写が禁止されている場合の複写処理の流れを示すフローチャート図である。 種々の合成データが合成可能な従来の画像形成装置及び合成データが合成された画像データが印刷結果の一例を示す図である。
符号の説明
1 ADF
8〜10 給紙ユニット
14 縦搬送ユニット
50 読み取りユニット
57 書き込みユニット
100 フィニシャ
111 両面給紙ユニット
301 画像読み取り手段
302 関連情報入力手段
303 データ圧縮手段
304 情報抽出手段
305 関連情報検出手段
306 データ伸長手段
307 操作制限手段
308 画像データ編集手段
309 外部データ受信手段
310 画像データ印刷手段
324 圧縮画像データ
326 関連情報

Claims (5)

  1. 原稿を光学的に読み取り該原稿の画像データを取得する画像読み取り手段と、
    前記画像データを管理するための関連情報の選択を、複数の候補の中から受け付ける関連情報受け付け手段と、
    前記画像データ読み取り手段により読み取られた前記画像データを圧縮するデータ圧縮手段と、
    前記データ圧縮手段により圧縮された前記圧縮画像データの印刷位置、及び、前記圧縮画像データに隣接して印刷される前記関連情報の印刷位置を、前記圧縮画像データの印刷位置を受け付けることで受け付ける手段と、
    前記手段が受け付けた、前記画像データにおける、前記圧縮画像データの前記印刷位置に、前記圧縮画像データ及び前記関連情報を付加する画像データ編集手段と、
    前記画像データ編集手段により編集された前記画像データを印刷する画像データ印刷手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像データの前記印刷位置に付加された圧縮画像データ及び前記関連情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段が抽出した圧縮画像データを伸長するデータ伸長手段と、を有し、
    前記画像データ編集手段は、前記データ伸長手段により伸長された画像データの前記印刷位置に、前記情報抽出手段が抽出した前記圧縮画像データ及び前記関連情報とを付加し、
    前記画像データ印刷手段は、前記データ伸長手段により伸長され、前記画像データ編集手段により前記圧縮画像データ及び前記関連情報付加された前記画像データを出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像データの前記印刷位置に付加された前記関連情報の内容を検出する関連情報検出手段と、
    前記関連情報検出により検出された前記関連情報の内容に基づき、ユーザの操作を制限する操作制限手段と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記関連情報の内容が前記画像データの複製の禁止であった場合、
    前記操作制限手段は、前記画像データの複製を制限する、
    ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. ネットワークを介して接続されたデータ処理装置から画像データを受信する外部データ受信手段をする、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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