JPH1145031A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1145031A
JPH1145031A JP9202725A JP20272597A JPH1145031A JP H1145031 A JPH1145031 A JP H1145031A JP 9202725 A JP9202725 A JP 9202725A JP 20272597 A JP20272597 A JP 20272597A JP H1145031 A JPH1145031 A JP H1145031A
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Application number
JP9202725A
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English (en)
Inventor
Moriyuki Koike
池 守 幸 小
Hiroomi Motohashi
橋 弘 臣 本
Tomoshi Harada
田 知 史 原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントアウトによる記憶装置上の画像情報
の消失の防止。保存セキュリティ管理の容易化。誤廃棄
の抑止。誤廃棄の場合の修復を容易化。修復のための記
憶容量の増大を抑制。 【解決手段】 ホスト300aとスキャナ50からの画
像情報を蓄積する画像メモリ66およびコントロ−ラ2
0,プリンタ57,15、および、入力手段30を備
え、蓄積画像を印刷することなく消去できるようにし
た。消去するときに確認操作をさせる。消去操作の後、
消去操作前の状態に復帰できるようにした。消去操作
は、他の操作をおこなう前のみ可能。操作に関係なく一
定時間経過後、復帰不可。画像消去処理の時に画像デー
タそのものは消去せず、消去情報を付加することによ
り、消去データを復活できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナおよびプ
リンタを有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像情報を出力するホストコンピ
ュータ(以下単にホストと表現する)とネットワークを
介して接続することのできる画像形成装置がある。例え
ば、特許番号第2545217号(特開昭63−187
766号公報)にこのような端末装置が提案されてい
る。これらはホストから送信された画像情報をハードデ
ィスクドライブなどの記憶装置に記憶させた後に、オペ
レ−タのマニュアル指示に応じて印刷する。また、記憶
装置のメモリ残量が少くなると自動的に、書込んだ順に
プリントアウトし、これを終了した画像情報は自動的に
記憶装置から消去する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記憶装
置には画像情報を保存しておいて、所要時に幾度もプリ
ントアウトできるのが好ましい用途もある。例えばコピ
−の生成においては、時間をおいて度々同一原稿又は同
一文書の画像を複製することがある。この場合、プリン
トアウトと共に画像情報が消去されてしまうと、記憶装
置へのプリントデ−タの書込みを毎回行なう必要があ
り、プリントアウトに時間を要し、また、ホストとプリ
ンタ間のデ−タ転送回数が増えてしまう。
【0004】本発明は、プリントアウトによる記憶装置
上の画像情報の消失を防止し所要の間は保存を確実にし
かつ画像情報の保存に対するセキュリティ管理を容易に
することを第1の目的とし、画像情報の誤廃棄を抑止す
ることを第2の目的とし、誤廃棄の場合修復を容易にす
ることを第3の目的とし、この修復のための記憶容量の
増大を抑制することを第4の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の画像形成装置は、外部機器(300a〜300c)
から画像情報を入力する外部入力手段(75:パラレルIF,L
ANコントロ-ル)と、原稿画像を読み取る読み取り手段(5
0)と、外部入力手段から入力された画像情報及び読み取
り手段により読みとられた画像情報を蓄積する蓄積手段
(66)と、蓄積手段に蓄積された画像情報を記録媒体に印
刷する印刷手段(57,15)と、印刷の開始を指示する印刷
開始指示手段(30)と、を有し、蓄積された画像情報を印
刷することなく消去できるようにしたことを特徴とす
る。なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面
に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対応事項
を、参考までに付記した。
【0006】これによれば、間違った又は結果的にプリ
ントアウトの必要性が無い画像情報を蓄積した場合プリ
ントアウトなしに消去できるので、消去の操作性が高
く、無駄なプリントアウト(無駄コピ−)を生じない。
一方、蓄積手段(66)に蓄積した画像情報は、消去操作を
しなければ、何回プリントアウトしても消去されず、プ
リントアウトの操作性と速度が高く、蓄積効果が高い。
【0007】
【発明の実施の形態】
(2)画像情報を消去するときに確認操作をさせるよう
にしたことを特徴とする。これによれば、間違った画像
情報に対して消去操作が行なわれたとき、確認操作段階
でオペレ−タが注意を喚起されて消去を中止する可能性
が高く、蓄積価値が高い画像情報の保存セキュリティが
高い。
【0008】(3)画像情報の消去処理の後、消去前の
状態に復帰できるようにしたことを特徴とする。これに
よれば、間違って消去操作を完了したときも、画像情報
を復帰できるので、蓄積価値が高い画像情報の保存セキ
ュリティが高い。蓄積手段にプリントアウトしうる状態
に画像情報を復活させる操作性が向上する。ユ−ザに安
心感を与える。
【0009】(4)消去前の状態への復帰条件として、
他の操作をおこなう前の復帰のみ可能としたことを特徴
とする。何時でも復帰しうる状態を維持するためには、
消去操作前の画像情報を保存する蓄積手段の容量を大き
くしなければならず、また、復帰操作が複雑になって行
く。他の操作があることによる、消去操作が完了してい
る画像情報の廃棄は、このような問題を少くし、しか
も、他人に画像情報をプリントアウトされる可能性が低
減し、画像情報の廃棄セキュリティが高く、ユ−ザに安
心感を与える。
【0010】(5)操作に関係なく一定時間経過後、復
帰不可とすることを特徴とする。上記(4)の効果と同
様な効果に加えて、消去操作完了後に放置(操作なし)
の場合でも、画像情報の廃棄セキュリティが高いという
効果がある。
【0011】(6)画像消去処理の時に画像データその
ものを消去せず、消去したことを示す情報を付加するこ
とにより、消去データを復活できるようにし、新たな蓄
積動作による消去データに対する上書き処理がされるま
で復活できるようにしたことにより、復活用の画像デー
タ領域を別途用意する必要がないようにしたことを特徴
とする。これによれば、消去操作前の画像情報を保存す
るための蓄積手段を実質上要しない。画像情報の復帰処
理は消去したことを示す情報のキャンセルにより実現
し、画像情報のセ−ブのための転送を要しないので、復
帰処理が簡易である。 本発明の他の目的および特徴
は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかにな
ろう。
【0012】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の画像形成装置2
00の外観を示す。画像形成装置200は、パ−ソナル
コンピュ−タ(以下PCと表現)等のホスト300a〜
300cから、LAN又はパラレルI/Fを通じてプリ
ントデ−タが与えられるとそれをプリントアウト(画像
出力)できるシステム構成である。図1に示す画像形成
装置200はデジタル複写機であり、それ自身で、原稿
のコピ−を生成することもできる。
【0013】図2に、画像形成装置200の内部機構の
概要を示す。自動原稿送り装置(以下ADFと表現)1
にある原稿台2に、原稿の画像面を上にして置かれた原
稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下される
と、一番下の原稿から給送ローラ3および給送ベルト4
によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送され
る。読み取りユニット50によってコンタクトガラス6
上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了し
た原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出
される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の
原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタ
クトガラス6上に給送される。給送ローラ3,給送ベル
ト4および排送ローラ5はモータによって駆動される。
【0014】第1トレイ8,第2トレイ9あるいは第3
トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置1
1,第2給紙装置12あるいは第3給紙装置13によっ
て給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に
当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50に
て読み込まれた画像データは、書き込みユニット57か
らのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユ
ニット27を通過することによってトナー像が形成され
る。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベ
ルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナ
ー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像
を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフ
ィニシャ100に排出される。
【0015】後処理装置のフィニシャ100は、本体の
排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙
ローラ102方向と、ステープル処理部方向に導く事が
できる。切り替え板101を上に切り替える事により、
搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に
排紙する事ができる。また、切り替え板101を下方向
に切り替える事で、搬送ローラ105,107を経由し
て、ステープル台108に搬送する事ができる。
【0016】ステープル台108に積載された転写紙
は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109に
よって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にス
テープラ106によって綴じられる。ステープラ106
で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了
排紙トレイ110に収納される。
【0017】一方、通常の排紙トレイ104は前後に移
動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレ
イ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによって
ソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易
的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0018】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニ
ット111にストックする。その後、両面給紙ユニット
111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像
されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット
111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪11
2を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様
に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニッ
ト111は使用される。
【0019】感光体15,搬送ベルト16,定着ユニッ
ト17,排紙ユニット18および現像ユニット27は、
メインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜
13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22
〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14は
メインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝
達駆動される。
【0020】図3に、画像形成装置200の操作部30
の上面を示す。操作部30には、液晶タッチパネル3
1,テンキー32,クリア/ストップキー33,スター
トキー34,モードクリアキー35およびテスト印刷キ
ー40があり、液晶タッチパネル31には、機能キー3
7ならびに部数及び画像形成装置の状態を示すメッセー
ジが表示される。テスト印刷キー40は、設定されてい
る印刷部数に関わらずに1部だけを印刷し、印刷結果を
確認するためのキーである。また、「コピー機能」,
「プリンタ機能」および「蓄積コピー機能」を切り替え
るキー39がある。「コピー機能」は、原稿読み取りユ
ニット(スキャナ)50で読みとった画像を、書き込み
ユニット57および感光体作像系(両者を含めてプリン
タ)で転写紙に指定された動作で複写する機能である。
【0021】「プリンタ機能」は、LAN及びパラレル
I/F等で接続されたホスト300a〜300cが与え
るデ−タを、ホストの指示に対応して、書き込みユニッ
ト57および感光体作像系で画像出力(プリント出力)
する機能である。
【0022】「蓄積コピー機能」は、スキャナで読みと
った画像や、ホスト300a〜300cからの画像デー
タを画像形成装置200に蓄積して、操作部30の操作
に応じてプリント出力する機能である。
【0023】図4の(a)から図6の(a)に、操作部
30の液晶タッチパネル31の表示の数例を示す。オペ
レータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッ
チする事で、キ−ブロックの表示が網掛け表示に変わ
る。また、機能の詳細を指定しなければならない場合
(例えば変倍であれば変倍値等)は、キーにタッチする
事で、詳細機能の設定画面(サブメニュ−)が表示され
る。
【0024】図4の(a)は、「コピー機能」を選択設
定する画面で、該画面上の左上位置は、「コピーできま
す」,「お待ください」等のメッセージを表示するメッ
セージエリア、その右は、セットした枚数を表示するコ
ピー枚数表示部、その下は、画像濃度を自動的に調整す
ることを指定するための自動濃度キー,転写紙を自動的
に選択することを指定するための自動用紙選択キー,コ
ピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定するため
のソートキー,コピーをページ毎に仕分けする処理を指
定するためのスタックキー,ソート処理されたものを一
部づつ綴じる処理を指定するためのステープルキー,等
倍の倍率を指定するための等倍キー、拡大/縮小倍率を
指定するための変倍キー,両面モードを指定するための
両面キー,とじ代モード等を指定するための消去/移動
キー、および、スタンプや日付やページ等の印字を指定
するための印字キーである。選択されているモードはキ
ーブロックの網掛け表示で示される。
【0025】図4の(b)は、「プリンタ機能」用の操
作画面である。印刷要求の許可を設定するためのオンラ
イン/オフラインキー,データイン状態で排出されてい
ない画像を強制排出することを指定するための強制排出
キー,画像データのデータ入力状態を示すデータイン表
示、および、転写紙のセット状況を知らせる表示があ
る。
【0026】図5の(a),(b)および図6の(a)
は、「蓄積コピー機能」用の操作画面である。図5の
(a)は、蓄積された画像データの各ファイルリスト画
面である。転送された画像のユーザー名,ファイル名,
ページ数および登録時刻が表示される。網掛け表示部
は、出力指定されたファイルを示し、順の項目は、その
印刷順を示している。個々での出力指定は複数設定可能
で設定順に出力をおこなう。印刷キーは、設定したファ
イルを印刷する画面〔図5の(b)〕へ移行させるため
のキーである。読み取りキーは、スキャナからの画像を
蓄積するための画面に移行するためのキーである。取消
キーは、画像出力のために設定したファイル選択を解除
するためのキーである。矢印キーは、ファイル数が一度
に表示できるファイル数を越えた場合に、画面をスクロ
ールするためのキーである。削除キーは選択ファイルを
削除するためのキーである。
【0027】図5の(b)は、蓄積コピーの出力設定画
面である。出力条件を設定し、コピー動作をスタートキ
ー34(図3)にて開始できる。複数のファイルを設定
した場合は、それらが、設定順につながったひとかたま
りの画像群として処理される。よってステープルモード
を設定するとファイル毎ではなく、画像群全体が1グル
−プとしてステープルされる。
【0028】図6の(a)は、スキャナからの画像デ−
タを蓄積するためのオペレ−タ入力画面である。オペレ
−タが各モードを設定し、スタートキー34にて読み込
み動作が開始される。このファイルのユーザー名および
ファイル名は、自動的に図示例のように設定される。複
数ある場合はファイル名を区別できるようにネーミング
される。読み込み終了キーで読み込み動作が終了しファ
イルが閉じられる。
【0029】図6の(b)は、ファイル削除する場合の
削除ファイルを選択している画面を示している。削除の
入力画面は、印刷のための入力画面を兼用している。印
刷のための入力画面でファイル選択し、選択後、印刷キ
ーを押下するか、削除キーを押下するかで選択したファ
イルの印刷をするか、削除をするか処理を切り替えてい
る。削除キーを押下すると、図7の(a)の画面に移動
する。この画面は、選択したファイルにパスワ−ドが付
されていない場合に表示されるものである。この画面の
中で「YES」キーを押下すると指定されたファイルの
画像情報を削除する。このとき、図7の(b)に移行す
る。「NO」キーを押下すると指定されたファイルの削
除を中止し、図6の(b)のファイル選択されていない
画面に戻る。
【0030】削除キ−を押下したときに選択していたフ
ァイルにパスワ−ドが付されていた場合には、図8の
(b)に示す画面が表示される。該画面上のアナウンス
センテンス中の「印刷」を「削除」と置換して解釈され
たい。この画面の中で、パスワ−ドを入力し、「YE
S」キーを押下すると、入力したパスワ−ドが、選択し
ていたファイルに宛てられているパスワ−ドに合致する
と、選択していたファイルの画像情報が削除される。こ
れは、図8の(b)に示す画面表示に移行する前に「削
除」が指定されていたからである。画像情報を削除を行
なうと、表示は、図7の(b)に示すものに変わる。
「NO」キーを押下すると指定されたファイルの削除を
中止し、図6の(b)のファイル選択されていない画面
に戻る。なお、パスワ−ドが不一致のときには、前画面
(図6の(b))に戻る。
【0031】図7の(b)は、削除処理を実行した後の
画面である。削除されたファイルの情報はなくなり、削
除ファイル(画像)の削除をキャンセルするためのキー
として、削除キー(図6の(b))の代わりに復活キー
が表示される。この復活キーは、このキーが表示されて
いる期間中は、このキーを押下すると該表示に移動する
直前に削除されたファイルを復活させ、再度印刷できる
状態に戻すことができる。復活機能としては、削除時に
実際の画像情報を削除せず、削除したことを記憶するこ
とにより、復活を容易にしている。この場合、新たなフ
ァイル蓄積処理まで全体の画像記憶容量を増やすことな
く、復活処理が可能となる。新たな蓄積後も復活可能と
するためには、復活用のメモリを別途用意する必要があ
り、用意しない場合は、新たな蓄積時に画像データを上
書きしてしまう。
【0032】図8の(a)は、原稿読み取り動作時に、
読みとった画像のその後の印刷を制限するためのパスワ
ードを入力する画面である。スキャナで読取った画像を
いったん蓄積して、所要時に印刷することが可能である
が、画像情報漏洩に対するセキュリティ上の問題を解決
するために、パスワードを画像情報読み込み時に付け
て、印刷時にそのパスワードを入力しないと印刷できな
いようにしている。
【0033】読み込み時のパスワード入力を行なう画面
が図8の(a)で、原稿読取開始前にパスワードデータ
を入力しておくとそのパスワードデータが有効になる。
すなわちその直後に発生する画像情報(ADF1にセッ
トされた1束の原稿)に該パスワ−ドが付けられる。パ
スワードを入力しないで読み込み動作を実行すると、パ
スワード管理されない。すなわち、その後、パスワ−ド
入力をしなくてもプリントアウトできる。
【0034】図8の(b)は、画像読込み時にパスワー
ドが付されていたファイルに対する印刷のとき、又は該
ファイルの削除のときに、パスワードの入力を促す画面
である。選択したファイルに付いているパスワードを入
力すると、選択画面表示に戻りそのファイル(選択した
ファイル)が反転し選択される。入力されたパスワード
が、選択したファイルに付いているパスワードに一致し
ないときはファイル選択をせず、リスト画面に戻る。パ
スワードについては、外部からの画像蓄積時もパスワー
ド情報が付加されていれば、印刷時は同様な処理をおこ
なう。このときは、ホスト側のドライバ等で、パスワー
ド入力できるようにする必要がある。
【0035】再度図2を参照する。読み取りユニット
(スキャナ)50は、原稿を載置するコンタクトガラス
6と光学走査系で構成されており、光学走査系は、露光
ランプ51,第1ミラー52,レンズ53,CCDイメ
ージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51
及び第1ミラー52は、図示しない第1キャリッジ上に
固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は、図示
しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読
み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャ
リッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的
に走査される。この光学走査系は、図示しないスキャナ
駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメー
ジセンサ54によって読み取られ、電気信号(アナログ
画像信号)に変換され、そしてデジタルデ−タ(画像デ
−タ)に変換される。画像デ−タには更に数種の画像処
理が施される。レンズ53及びCCDイメージセンサ5
4を図1において左右方向に移動させることにより、画
像倍率が変わる。すなわち、指定された倍率に対応して
レンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向に
位置が設定される。
【0036】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58,結像レンズ59およびミラー60で構成さ
れ、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源で
あるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回
転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。
レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定
速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59
を通り、ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結
像する。
【0037】偏光されたレーザ光は、感光体が回転する
方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後
述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信
号のライン単位の記録を行う。感光体の回転速度と記録
密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによ
って、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。上
述のように、書き込みユニット57から出力されるレー
ザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示し
ないが感光体15の一端近傍の、レーザビームを照射さ
れる位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが
配置されている。この主走査同期信号をもとに主走査方
向の画像記録開始タイミングの制御、および、後述する
画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0038】図9に、画像形成装置200の電気システ
ムの概要を、図10に電気システムの一部のやや詳細を
示す。図9はメインコントローラ20を中心に、画像形
成装置200の制御装置を図示したものである。まず図
9を参照すると、メインコントローラ20は、画像形成
装置200全体を制御する。メインコントローラ20に
は、オペレータに対する表示と、オペレータからの機能
設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御,原稿
画像を画像メモリに書き込む制御、および、画像メモリ
からの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IP
U)49、ならびに、原稿自動送り装置(ADF)1、
等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置と
メインコントローラ20は、必要に応じて機械の状態,
動作指令のやりとりを行っている。また、紙搬送等に必
要なメインモータ25,各種クラッチ21〜24も、メ
インコントロ−ラ20内の図示しないドライバに接続さ
れている。
【0039】プリンタコントローラは、外部からの画像
及びプリント指示するコマンドを解析し、画像データと
して、印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モー
ドをコマンドから解析し動作を決定している。その画像
及びコマンドをLAN及びパラレルI/Fを通じて受信
し動作するために、LANコントロール部とパラレルI
/F部がある。
【0040】本実施例におけるスキャナおよびプリンタ
(画像読み取り部と画像書き込み部)の構成について、
図10を用いて説明する。露光ランプ51から照射され
た光は原稿面で反射し、結像レンズ(図示せず)を通し
てCCD(イメージセンサ)54に結像する。CCD5
が発生するアナログ画像信号は、A/Dコンバータ61
にてデジタル信号すなわち画像デ−タに変換される。画
像デ−タには、シェーディング補正62がなされた後、
画像処理部63にてMTF補正,γ補正等がなされる。
セレクタ64が、画像デ−タの送り先を、変倍部71ま
たは、画像メモリコントローラ65とする。変倍部71
を経由した画像デ−タは変倍率に合せて拡大/縮小さ
れ、書き込みユニット57に送られる。画像メモリコン
トローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像デ−タ
を入出力可能な構成となっている。図10には特に明示
していないが、画像処理部(IPU)には、読み取り部
50から入力される画像データ以外にも外部から供給さ
れる画像データ(例えばパーソナルコンピュータ等のデ
ータ処理装置から出力されるデータ)も処理できるよ
う、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有してい
る。
【0041】メインコントロ−ラ20は、画像メモリコ
ントローラ65の設定や、読み取り部50,書き込み部
57の制御を行うCPU68、及び、そのプログラムや
データを格納するROM69,RAM70を備えてい
る。更にCPU68は、メモリコントローラ65を介し
て、画像メモリ66のデータの書き込み,読み出しを行
なう。
【0042】ここで、図12を用いて、セレクタ64に
おける1ページ分の画像デ−タについて説明する。/F
GATE(スラッシュ/はFGATEのオ−バラインを
意味する)は、1ページの画像データの副走査方向の有
効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主
走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定
クロックで、画像デ−タが有効となる。主走査方向の画
像デ−タが有効であることを示す信号が、/LGATE
である。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期
しており、VCLKの1周期に対し1画素のデータが送
られてくる。画像処理部(IPU)49は、画像入力,
出力それぞれに対して別個の/FGATE,/LSYN
C,/LGATE,VCLKの発生機構を有しており、
様々な画像入出力の組み合わせが実現可能である。
【0043】図11に、図10に示すメモリーコントロ
ーラ65と、画像メモリ66の構成を示す。メモリーコ
ントローラ65は、入力データセレクタ101,画像合
成102,1次圧縮/伸長103,出力データセレクタ
104、および、2次圧縮/伸長105のブロックを有
している。各ブロックへの制御データの設定は、CPU
68が行なう。図11におけるデータとは画像データ
(バス)を示しており、CPU68に接続されるアドレ
スデ−タ(バス)は図示していない。
【0044】画像メモリー66は、1次および2次記憶
装置106および107からなる。1次記憶装置106
は、入力画像データの転送速度に略同期してメモリーへ
のデータ書き込み、または画像出力時のメモリーからの
データ読み出しが高速に行えるように、例えばDRAM
等の高速アクセスが可能なメモリーを使用する。また、
1次記憶装置106は、処理を行う画像データの大きさ
により複数のエリアに分割して画像データの入出力を同
時に実行可能な構成(メモリーコントローラーとのイン
ターフェース部)をとっている。各分割したエリアに画
像データの入力,出力をそれぞれ並列に実行可能にする
ために、メモリコントローラ65とのインターフェース
で、リード用とライト用の二組のアドレス・データ線で
接続されている。これによりエリア1に画像を入力(ラ
イト)する間にエリア2より画像を出力(リード)する
という動作が可能になる。
【0045】2次記憶装置107は、入力された画像の
合成,ソーティングを行うためにデータを保存しておく
大容量のメモリーである。1次,2次記憶装置とも、高
速アクセス可能な素子を使用すれば、1次,2次の区別
なくデータの処理が行え、制御も比較的簡単になるが、
DRAM等の素子は高価なため、2次記憶装置107に
はアクセス速度はそれほど速くないが、安価で、大容量
の記録媒体を使用し、入出力データの処理を一次記憶装
置106を介して行う構成になっている。
【0046】上述のような画像メモリー66により、大
量の画像データの入出力,保存,加工等の処理が可能で
ある。また、画像メモリ−66は、安価、かつ比較的簡
単な構成で実現することが可能である。
【0047】次にメモリーコントローラ65の動作の概
略を説明する: <1>画像入力(画像メモリー66への書込み) 入力データセレクタ101は複数のデータの内から、画
像メモリー66(1次記憶装置106)への書き込みを
行う画像データの選択を行う。入力データセレクタ10
1によって選択された画像データは、画像合成102に
供給され、画像合成102が既に画像メモリに保存され
ているデータとの合成を行う。画像合成102によって
処理された画像データは、1次圧縮/伸長103により
データ圧縮されて1次記憶装置106に書き込まれる。
【0048】1次記憶装置106に書き込まれたデータ
は、必要に応じて2次圧縮/伸長105で更に圧縮を行
った後に、2次記憶装置107に保存される。
【0049】<2>画像出力(画像メモリー66からの
読み出し) 画像出力時は、1次記憶装置106に記憶されている画
像データの読み出しを行う。出力対象となる画像が1次
記憶装置106に格納されている場合には、1次圧縮/
伸長103で1次記憶装置106の画像データの伸長を
行い、伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータと入力
データとの画像合成を行った後のデータを出力データセ
レクタ104で選択し、出力する。画像合成102は、
1次記憶装置106のデータと、入力データとの合成
(画像データの位相調整機能を有する),合成後のデー
タの出力先の選択(画像出力,1次記憶装置106への
ライトバック,両方の出力先への同時出力も可)等の処
理を行う。
【0050】出力対象となる画像が1次記憶装置106
に格納されていない場合には、2次記憶装置107に格
納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸長10
5で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装置106
に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行う。
【0051】次にCPU68の処理機能のいくつかを具
体的に説明する。図13は、CPU68の、ホストから
のプリント要求等のコマンドに応答する処理(コマンド
処理)を示す。CPU68は、コマンドを受信し、それ
がプリンタファイル登録コマンドであると、蓄積コピー
用のファイルをファイル管理データに確保(設定)す
る。ファイル管理データは、ファイルブロック毎に順番
に登録される。登録する管理ファイルの番号をプリンタ
登録管理番号として記憶する。このとき、プリンタファ
イル登録状態に移行する。プリンタファイル登録状態と
は、プリンタI/Fからの画像を蓄積するための状態で
ある。対応するファイル管理データのページ数を初期化
する(Oでクリアする)。ユーザー登録コマンドが受信
すると、現在、プリンタファイル登録状態かを確認し、
状態であれば、ファイル管理データの対応するユーザー
名データとして記憶する。プリンタファイル登録状態で
ないときは無効コマンドとして無視する。ファイル名登
録コマンドを受信すると、ファイル名を記憶し、時刻登
録コマンドを受信すると時刻を記憶する。プリンタファ
イル登録終了コマンドを受信するとプリンタファイル登
録状態を解除する。この解除コマンドでこのファイルに
ついての登録が終了する。
【0052】図14は、プリンタファイル登録状態の時
の画像データの蓄積処理である。画像データを受信する
と画像を印刷及びメモリ記憶できる状態に画像展開が終
了すると、プリンタファイル登録状態かを判断し、登録
状態の時メモリ蓄積をおこなう。このとき、ページ数情
報をインクリメントする。登録状態でないときは通常の
プリント動作を実行する。この実施例では、蓄積する場
合も印刷時の画像データと同じビットマップデータを圧
縮して記憶している。メモリから印刷動作を実行すると
きに画像展開時間がかからず印刷動作ができるようにし
ている。印刷時の生産性を向上できる。また、それらを
考慮しないのであれば、外部からの画像データをそのま
ま蓄積することも可能である。
【0053】図15は、スキャナからの画像デ−タを蓄
積する動作を示している。読み込み指示があって原稿が
セットされていて、スキャナファイル登録状態であれ
ば、読み込み動作を開始する。スキャナ動作し、読みと
った画像をメモリに蓄積する。このとき、蓄積終了した
ら、ページ数をインクリメントする。原稿が無くなるま
で実行する。
【0054】図16は、スキャナからの蓄積動作へ移行
する処理である。ファイルリスト画面(図7の(b))
で読み取りみキーを押下するとスキャナ画像を読み込む
ためのファイルを登録する。スキャナファイル登録状態
に移行し、その登録した管理番号をスキャナ登録管理フ
ァイル番号に記憶する。そして表示を読み込み画面(図
8の(a))に切換える。この画面で終了キーを押下す
るとスキャナファイル登録状態を解除する。その前に、
読み込み画面でパスワード設定キーを押下して入力する
とパスワードが設定される。パスワードを解除したいと
きはクリアキーで解除可能である。
【0055】図17は、蓄積プリントの動作処理であ
る。対応するメモリから画像を読み出し、プリントモー
ドで設定されている動作設定に従って、プリント動作を
開始する。プリント動作が終了すれば停止する。なお、
この前に、図22を参照して後述する、印刷のためのパ
スワ−ド照合が行なわれる。
【0056】図18は、ファイル削除の処理である。図
6の(b)の画面上の削除キーが押下されたときファイ
ルが選択されていなければ、処理をせず、選択されてい
ると、削除の確認画面を表示する。すなわち、選択され
ているファイルがパスワ−ドのないものであると図7の
(a)に示す画面を表示し、パスワ−ドが付いたもので
あると図8の(b)に示す画面を表示する。そして、確
認画面上のYESキーが押下されると、又は、入力され
たパスワ−ドが選択ファイルのパスワ−ドに合致する
と、選択ファイルのファイル状態を削除状態に移行させ
る。元のリスト画面に戻り、リスト表示をリフレッシュ
する。これで削除ファイル表示が消去される。ととも
に、復活処理を管理している復活可能状態をセットす
る。この状態は、復活可能状態を示すフラグである。N
Oキーが押下されたとき、又はパスワ−ドが合致しなか
ったときは、リスト画面に戻り、選択されたファイルを
反転前に戻し、非選択状態にし、表示する。削除処理と
して、削除した画像情報自身を消去しないために画像情
報は保持される。この処理により復活が可能となる。
【0057】図19は、ファイル復活の処理である。復
活キーが押下されると復活可能状態がセットされている
かを確認し、セットされていれば、ファイル状態が、削
除状態のファイルを削除状態から登録状態に移行させ
て、復活可能状態をリセットする。復活したファイルの
情報をリスト画面をリフレッシュすることにより反映す
る。
【0058】図20は、削除/復活キーの切り換えの処
理である。復活可能状態がセットであれば、復活キーを
表示し、リセットであれば、削除キーを表示する。2つ
のキーを兼用にしているための切り替え処理である。
【0059】図21は、復活可能状態を管理する処理で
ある。画像情報の保護のために復活可能状態を一定条件
でリセットしている。ここでは、キー操作により他の処
理を起動するか、一定時間放置されるとリセットしてい
る。他に、原稿セットなどの操作でもリセットを実行す
る。復活可能状態がリセットされると、図19に示すフ
ァイル復活の処理は行なわれない。
【0060】図22は、印刷のパスワ−ド入力の処理で
ある。図7の(b)に示すリスト選択画面上でリスト選
択キーを押下すると、選択されたファイルが網掛表示
(図6の(B))に変える。ここでそのファイルにパス
ワードが付いているかを確認し、それがあれば、パスワ
ード入力画面(図8の(b))を表示し、パスワード入
力を促す。入力されたパスワードが、ファイルのパスワ
−ドに一致すれば、選択されたファイルを選択状態に
し、そのファイルを反転表示する。一致しないときは、
選択しない。ファイルを選択したときには、前述の、図
17に示すプリント処理に進む。
【0061】図23は、ファイル蓄積登録及び管理のた
めの管理データである。ファイル管理データとして1フ
ァイル毎にファイル状態データ,ファイル名データ,ユ
ーザー名データ,時刻データ,ページ数のデータが管理
されている。これらのデータブロックが配列として並ん
でいる。新しいファイルはこれらのブロックのしたに登
録されて登録ファイル数をインクリメントする。削除さ
れたファイルのデータ部は、詰められ登録ファイル数が
ディクリメントされる。ファイル状態データは、状態と
して「未登録」,「登録」および「削除」の3つの状態
を示している。「未登録」は、登録されているファイル
がない状態を示し、「登録」は登録されている状態、
「削除」は登録されていたが削除され削除状態となり復
活可能な状態を示している。復活時のファイル操作とし
ては、削除状態ファイルをサーチし、そのファイルを登
録状態にし、通常の登録と同様の処理をおこなう。登録
ファイル数は、登録されているファイルの数を示してい
る。
【0062】プリンタ登録中のファイル番号としてプリ
ンタ登録管理ファイル番号がある。これは、登録中のフ
ァイルが管理ファイルのどのファイルかを示すデータで
ある。また、スキャナ登録管理ファイル番号は、スキャ
ナでのファイル登録時のものである。印刷順管理データ
として配列があるがここは印刷順に管理ファイル番号を
並べたものである。管理ファイル番号が書かれていない
ときは、−1(バイト幅データとしてFFH)が書き込
まれている。印刷するときは上から一1の管理番号とな
るまでが一連の印刷すべきファイルとなる。また、ここ
にはプリンタ画像としてもスキャナ画像としても設定が
可能である。
【0063】メモリ画像の指定の仕方としては、ファイ
ル番号を上位1バイト、ページ番号(Oページからペー
ジ数まで)を下位1バイトとした2バイトのデータで画
像番号を管理する。この画像番号でメモリユニットへの
アクセスをコントロールする。よって、管理ファイル番
号2,ページ数5の時の画像番号としては、前から51
2(20H),513(21H),514(22H),
515(23H),516(26H)となる。
【0064】また、複数のファイルを同時にコピーする
様な場合は、印刷順管理データ順にその管理ファイル番
号とページ数からメモリ番号を決定して、印刷順管理デ
ータで管理されているページ数分を1画像群としてコピ
ー動作をする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の画像形成装置200の外
観を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す画像形成装置200の内部機構を
示すブロック図である。
【図3】 図1に示す画像形成装置200の操作部30
の上面を示す平面図である。
【図4】 (a)は、図3に示す液晶パネル31の、
「コピ−機能」が選択されているときの表示画面を示す
平面図、(b)は「プリンタ機能」が選択されていると
きの表示画面を示す平面図である。
【図5】 (a)は、図3に示す液晶パネル31の、
「蓄積コピ−機能」が選択されている場合の、ファイル
リスト表示画面を示す平面図、(b)は出力設定画面を
示す平面図である。
【図6】(a)は、図3に示す液晶パネル31の、「蓄
積コピ−機能」が選択されている場合の、スキャナ画像
デ−タ蓄積のための表示画面を示す平面図、(b)は、
ファイル削除のための表示画面を示す平面図である。
【図7】 (a)は、ファイル削除のための表示画面上
の削除が指定されたときの、図3に示す液晶パネル31
の削除確認用表示画面を示す平面図、(b)は削除実行
後の表示画面を示す平面図である。
【図8】 (a)は、図3に示す液晶パネル31の、パ
スワ−ド入力用の表示画面を示す平面図、(b)は、印
刷指示又はファイル削除のときの表示画面を示す平面図
である。
【図9】 図2に示す画像形成装置200の電気システ
ムの概要を示すブロック図である。
【図10】 図9に示す電気システムの一部のやや詳細
を示すブロック図である。
【図11】 図10に示すメモリコントロ−ラ65の構
成を示すブロック図である。
【図12】 図10に示すセレクタ64で摘出される画
像デ−タ(主走査有効画像)とタイミング信号との相関
を示すタイムチャ−トである。
【図13】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図14】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図15】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図16】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図17】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図18】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図19】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図20】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図21】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図22】 図10に示すCPU68の処理機能の1つ
を示すフロ−チャ−トである。
【図23】 図10に示すCPU68のデ−タ処理によ
って生成される管理デ−タの項目をブロック区分で示す
ブロック図である。
【符号の説明】
30:操作部 31:液晶タッチパネル 32〜40:キ−

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器から画像情報を入力する外部入力
    手段と、 原稿画像を読み取る読み取り手段と、 外部入力手段から入力された画像情報及び読み取り手段
    により読みとられた画像情報を蓄積する蓄積手段と、 蓄積手段に蓄積された画像情報を記録媒体に印刷する印
    刷手段と、 印刷の開始を指示する印刷開始指示手段と、を有し、蓄
    積された画像情報を印刷することなく消去できるように
    したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像情報を消去するときに確認操作をさせ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】画像情報の消去処理の後、消去前の状態に
    復帰できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】消去前の状態への復帰条件として、他の操
    作をおこなう前の復帰のみ可能としたことを特徴とする
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】操作に関係なく一定時間経過後、復帰不可
    とすることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】画像消去処理の時に画像データそのものを
    消去せず、消去したことを示す情報を付加することによ
    り、消去データを復活できるようにし、新たな蓄積動作
    による消去データに対する上書き処理がされるまで復活
    できるようにしたことにより、復活用の画像データ領域
    を別途用意する必要がないようにしたことを特徴とする
    請求項3記載の画像形成装置。
JP9202725A 1997-07-29 1997-07-29 画像形成装置 Pending JPH1145031A (ja)

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