JP2002019198A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002019198A
JP2002019198A JP2000207131A JP2000207131A JP2002019198A JP 2002019198 A JP2002019198 A JP 2002019198A JP 2000207131 A JP2000207131 A JP 2000207131A JP 2000207131 A JP2000207131 A JP 2000207131A JP 2002019198 A JP2002019198 A JP 2002019198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
setting
file
mode
image information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000207131A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Endo
藤 剛 遠
Hiroshi Masuyama
山 洋 増
Ryonosuke Miyazaki
崎 亮 乃 輔 宮
Osamu Kizaki
崎 修 木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000207131A priority Critical patent/JP2002019198A/ja
Publication of JP2002019198A publication Critical patent/JP2002019198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の蓄積画像ファイルを一括する結合ファ
イルの、印刷手段に対する設定モードのばらつきを解消
する。モード設定を容易にする。画像ファイル個々の設
定モードと結合ファイルの設定モードとの整合。 【解決手段】 記録媒体に対する画像形成または後処置
を複数のモードで実行できる印刷手段100,200と、モー
ド設定手段20,30と、画像情報を設定モードとともに蓄
積する蓄積メモリ65,66と、蓄積された画像情報の印刷
指示手段20,30と、指示された画像情報をそれに宛てら
れた設定モードを印刷手段100,200に設定して印刷する
制御手段20,49と、を備える画像形成装置において、蓄
積メモリ65,66の画像情報の複数の、少なくともファイ
ル識別情報を、結合ファイルとして一群にまとめる「結
合」を指示する手段30,40,92;前記複数の画像情報の中
の1つを指定する手段31;および、指定された画像情報
の設定モードを結合ファイルに設定する(図6の4〜15)結
合処理手段(68);を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報及び画像
形成動作設定を蓄積可能な記憶手段および印刷手段を有
する画像形成装置,これに原稿の画像情報を読取るスキ
ャナを組合せた複写装置、ならびに、該複写装置に、パ
ソコン,可搬メモリ,サーバなどの外部機器から与えら
れる画像情報およびプリント指示に対応して該印刷手段
を使用して画像情報を印刷するプリンタコントローラを
組合せた複合複写装置、に関し、特に、蓄積記憶手段に
蓄積した画像情報ファイルの集約に関する。
【0002】
【従来技術】特開平09―298658号公報には、画
像情報の受信蓄積時に、受信したデータからジョブ識別
番号を判断し、ジョブ識別番号により蓄積記憶装置上で
文書結合や削除などの文書管理を行う画像形成装置が開
示されている。
【0003】特開平10−308868号公報には、画
像情報を記憶装置に蓄積する時に文書IDを発生してそ
れを表すマークを画像情報に加えてから記憶装置に蓄積
するデジタル複合機が開示されている。特開平11−1
68818号公報には、記憶装置に蓄積した画像情報の
プリントアウトの設定モードを、頁毎に変更することが
できる画像形成装置及び画像形成方法が開示されてい
る。
【0004】特開平11−45031号公報には、記憶
装置に蓄積した画像情報のリストを液晶ディスプレイに
表示し、ユーザがリスト上の1または2以上の画像情報
ファイルを指定し、印刷モードをキーインで設定し、そ
してスタートを指示すると、指定された画像情報ファイ
ルのすべてを該設定したモードでプリントアウトする画
像形成装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来では、蓄積された
複数の画像情報ファイルを選択して、任意の設定モード
で印刷していたが、記憶媒体の大容量化に伴うファイル
数の増加や、可搬記憶媒体(CD―R,CD−R/W)
への書き込みなどを考慮し、ファイルの集約化が必要に
なっている。そのため、蓄積された複数のファイルを、
新たなファイルとして蓄積する機能(マージ)が必要と
なっている。
【0006】蓄積画像情報の管理に関して、画像データ
蓄積時に画像情報に管理情報を付け、文書管理するもの
(例えば前記特開平09-298658号公報および特開平10-30
8868号公報)や、蓄積データの印刷条件を出力ごと(例
えば頁毎)に指定できるもの(例えば前記特開平11-168
818号公報)がある。
【0007】しかしながら、マージを行う際には、選択
された個々の画像ファイルの設定モードを継続させる
と、蓄積ファイル印刷時の仕上がりとして不整合が発生
することがある。例えば、ステープル,パンチ,ページ
印字等の設定が個々の画像ファイル毎に異なることがあ
る。
【0008】マージした個々の画像ファイルに対して、
同一の設定モードを任意に指定することにより、上記不
整合を抑止することができる。しかしながら、マージの
際に、複数の画像ファイルを1群に結合した結合ファイ
ルの全体に設定した印刷モードでは、個別の画像ファイ
ルが印刷不可となることが発生する可能性がある。例え
ば、マージによりA4,B4といった異なる画像サイズ
の画像ファイルが混載する時に、ステープルモードが設
定されていると、印刷不可になってしまう。
【0009】本発明は、マージした画像ファイル群を含
む結合ファイルの、印刷手段に対する設定モードのばら
つきを解消することを第1の目的とし、そのための結合
ファイルに対するモード設定を容易にすることを第2の
目的とする。結合ファイルに設定したモードでの結合フ
ァイル内個別画像ファイルの印刷不可を回避することを
第3の目的とし、これを容易に実現することを第4の目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)画像情報が表す画
像を記録媒体上に形成し該記録媒体に対する画像形成ま
たは後処置を複数のモードで実行できる印刷手段(100,2
00)と、実行するモードを設定するモード設定手段(20,3
0)と、画像情報を設定モードとともに蓄積する手段(65,
66)と、蓄積された画像情報の印刷を指示する入力手段
(20,30)と、指示された画像情報をそれに宛てられた設
定モードを印刷手段(100,200)に設定して印刷する制御
手段(20,49)と、を備える画像形成装置において、前記
蓄積手段(49)の画像情報の複数の、少なくともファイル
識別情報(文書ファイル)を、結合ファイルとして一群
にまとめる「結合」を指示する入力手段(30,40,92);前
記一群にまとめられる複数の画像情報の中の1つを指定
する手段(31);および、指定された画像情報(文書ファ
イル)に宛てられた設定モードを、前記結合ファイルの
設定モードに設定する(図6の4〜15)結合処理手段(68);
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0011】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号または
対応事項を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0012】これによれば、結合ファイルで括られた画
像ファイル群に対してその中の1つの画像ファイル(文
書ファイル)の設定モードが定まるので、印刷手段(10
0,200)に対する結合ファイルの設定モードのばらつきが
なくなる。画像ファイル群の中の1つの画像ファイル
(文書ファイル)を指定すればよいので、結合ファイル
に対するモード設定が容易である。
【0013】(2)画像情報が表す画像を記録媒体上に
形成し該記録媒体に対する画像形成または後処置を複数
のモードで実行できる印刷手段(100,200)と、実行する
モードを設定するモード設定手段(20,30)と、画像情報
を設定モードとともに蓄積する手段(65,66)と、蓄積さ
れた画像情報の印刷を指示する入力手段(20,30)と、指
示された画像情報をそれに宛てられた設定モードを印刷
手段(100,200)に設定して印刷する制御手段(20,49)と、
を備える画像形成装置において、設定モードを登録する
メモリ(74);前記蓄積手段(65,66)の画像情報の複数
の、少なくともファイル識別情報を、結合ファイルとし
て一群にまとめる「結合」を指示する入力手段(30,40,9
2);および、前記メモリ(74)の設定モードを、前記結合
ファイルの設定モードに設定する(図15の4〜15)結合処
理手段(68);を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0014】印刷手段(100,200)に設定可能なモードを
メモリ(74)に登録しておくことにより、結合ファイルで
括られた画像ファイル群に対して印刷モードが定まるの
で、印刷手段(100,200)に対する結合ファイルの設定モ
ードのばらつきがなくなる。複数のモードをメモリ(74)
に登録しておく場合でも、1つのモードを指定すればよ
いので、結合ファイルに対するモード設定が容易であ
る。この態様の実施例(図15)では、画像形成装置を使
用可のユーザIDに対応付けてモードをNV−RAM(7
4)に登録しており、結合ファイルにモードを設定するス
テージで、ユーザIDを指定することにより、それに対
応付けてNV−RAM(74)に登録されているモードが、
結合ファイルに設定される(図15の4〜15)。
【0015】(3)画像情報が表す画像を記録媒体上に
形成し該記録媒体に対する画像形成または後処置を複数
のモードで実行できる印刷手段(100,200)と、実行する
モードを設定するモード設定手段(20,30)と、画像情報
を設定モードとともに蓄積する手段(65,66)と、蓄積さ
れた画像情報の印刷を指示する入力手段(20,30)と、指
示された画像情報をそれに宛てられた設定モードを印刷
手段(100,200)に設定して印刷する制御手段(20,49)と、
を備える画像形成装置において、前記蓄積手段(65,66)
の画像情報の複数の、少なくともファイル識別情報を、
結合ファイルとして一群にまとめる「結合」を指示する
入力手段(30,40,92);前記モード設定手段(20,30)によ
るモード設定を、該結合ファイルのモード設定に指定す
る手段(68);および、この指定がある時に前記モード設
定手段(20,30)により設定されたモードを、前記結合フ
ァイルの設定モードに設定する(図17の4〜15)結合処理
手段(68);を備えることを特徴とする画像形成装置。
【0016】これによれば、結合ファイルで括られた画
像ファイル群に対してその中の1つの画像ファイルの設
定モードが定まるので、印刷手段(100,200)に対する結
合ファイルの設定モードのばらつきがなくなる。結合フ
ァイル生成過程でモード設定手段(20,30)によるモード
設定を、該結合ファイルのモード設定に指定するので、
印刷時と同様にモード指定をすればよく、結合ファイル
に対するモード設定が容易である。
【0017】
【発明の実施の形態】(4)画像形成装置(100,200)は
更に、設定モードの変更を指示する変更指示手段(30,9
1);を備え、前記結合処理手段(68)は、該変更指示手段
(30,91)の指示に従い前記蓄積手段(65,66)に蓄積したフ
ァイルの設定モードを変更する(図7の27〜33)。この態
様の実施例においては、結合ファイルが指定されると該
結合ファイルと共にそれに含まれる画像ファイルがリス
ト表示され、結合ファイルおよびそれに含まれる画像フ
ァイルを個別に指定してそれぞれの設定モードを変更す
ることができる(図7の27〜33)。結合ファイルおよび画
像ファイルの設定モードの変更が容易である。
【0018】(5)前記結合処理手段(68)は、前記結合
ファイルの設定モードが、前記印刷手段(100,200)によ
っては実行不可になる場合はその旨を警報する。これに
よれば、結合ファイルの生成時にその設定モードの当否
がチェックされて不可の時には警報が発生する。実行不
可が分かるので、実行不可のモードを結合ファイルに設
定してしまうことがなくなる。この態様の実施例では、
前記結合処理手段(68)は、結合ファイルに設定するモー
ドでの結合ファイル内個別画像ファイルの画像の印刷可
否をもチエックし、不可であると該当画像ファイルの削
除を促し(図7の19〜22)、また、結合ファイル内
個別画像ファイルの設定モードが、結合ファイルに設定
するモードでも実現可かをチェックして不可であると該
当画像ファイルの設定モードの変更を促す(図7の23
〜25)。これにより、結合ファイル内の個別画像ファ
イルの印刷不可を未然に回避することができ、これを容
易に実現することができる。
【0019】(6)画像形成装置は更に、原稿の画像情
報を読取る手段(50);を備え、前記制御手段(20,49)は
該画像読取手段(50)が読取った画像情報を前記蓄積手段
(65,66)に蓄積する。これによれば、画像読取手段(50)
が出力する画像情報を、蓄積手段(65,66)に蓄積して電
子ソートにより印刷することができる。また、長期間に
度々コピーする原稿の、画像読取りは1回限りにして、
後に何回も印刷出力することができる。
【0020】(7)画像形成装置は更に、外部機器(200
a〜200c,76)から画像情報を入力する手段(36〜38);を
備え、前記制御手段(20,49)は該入力手段(36〜38)から
入力した画像情報を前記蓄積手段(65,66)に蓄積する。
これによれば、外部機器(300a〜300c,76)が出力する画
像情報を、蓄積手段(65,66)に蓄積して電子ソートによ
り印刷することができる。また、長期間に度々コピーす
るドキュメントの、画像形成装置への入力は1回限りに
して、後に何回も印刷出力することができる。
【0021】(8)画像形成装置は更に、蓄積手段(65,
66)と可搬記憶媒体(CD―R,CD−R/W)との間
の結合ファイルの移動を指示する手段(30,31,97);を備
え、前記制御手段(20,49)は結合ファイルをその設定モ
ードとともに移動(図8)する。これによれば、移動元
(from)にて一括して送る画像ファイルを結合ファイル
にして、全体としてのモードを設定して一気に移動先(t
o)に送ることができ、蓄積手段(65,66)と可搬記憶媒体
(CD―R,CD−R/W)との間の複数画像ファイル
のやり取りが容易になる。
【0022】(9)移動指示手段(30,31,97)は、移動の
とき結合ファイルに含まれる各画像ファイルの各設定モ
ードを保存するか、結合ファイルの設定モードに変更す
るかを選択する。移動先でのモード設定または変更が省
略または簡易になる。
【0023】(10)原稿の画像情報を読み取る手段(5
0)と、読み取られた画像データを印刷する印刷手段(10
0,200)と、画像印刷手段の動作設定を入力する操作手段
(30)と、入力された設定モードおよび読取り手段によっ
て読取られた原稿画像データを画像ファイル(文書ファ
イル)として蓄積する蓄積記憶手段(65,66)と、蓄積され
た複数の画像ファイルを選択する手段(31)と、選択され
た画像ファイルを結合し、新たな結合ファイルを生成す
る手段(68)と、生成された結合ファイルをそれに任意の
設定モードを指定して蓄積記憶手段(65,66)に蓄積する
手段(68)と、を備える画像形成装置(前提構成の画像形
成装置)において、前記新たな結合ファイルに含まれる
画像ファイル群の中の任意の画像ファイルの設定モード
を該結合ファイルの設定モードに設定することを特徴と
する。
【0024】新たな結合ファイルに対して1つの画像フ
ァイルの設定モードを定めるので、印刷手段(100,200)
に対する結合ファイル(画像ファイル群)の設定モード
の不整合を、該設定モードの選択により、抑止すること
ができる。
【0025】(11)上記(10)の前提構成の画像形
成装置において、予めメモリ(74)に登録された設定モー
ドを結合ファイルの設定モードに設定することを特徴と
する。これによれば、結合ファイルにモードを設定する
とき、ユーザが適切なモードを検索する必要がなくな
る。
【0026】(12)上記(10)の前提構成の画像形
成装置において、予めユーザがユーザID宛てに登録し
た設定モードを結合ファイルの設定モードに設定(図1
5の10〜15)することを特徴とする。これによれ
ば、結合ファイルにモードを設定するとき、ユーザが適
切なモードを検索する必要がなくなる。
【0027】(13)上記(10)の前提構成の画像形
成装置において、結合ファイルに設定した設定モードを
変更可能とし、変更された設定モードに、蓄積記憶手段
(65,66)の結合ファイル宛ての設定モードを更新(図7の
27〜33)することを特徴とする。
【0028】(14)上記(10)の前提構成の画像形
成装置において、複数の画像ファイルを結合ファイルに
マージする際に、マージした画像ファイルに設定された
モードが印刷不可になる場合は、その旨を警告(図6の
14,16)することを特徴とする。これにより、ファ
イルマージを行った際に印刷不可モードが設定されてい
た場合に印刷不可の旨をユーザに知らせることにより、
呼び出し時の再設定の手間を省き操作性の向上が図れ
る。
【0029】(15)印刷不可となる設定モードを報知
する上記(14)。これにより、マージしたファイルに
対して印刷不可になる対象モードを通知することによ
り、印刷時にモード再設定の手間を省き、設定不可対象
モードを明示することで操作性効率の向上を図ることが
可能になる。
【0030】(16)印刷不可となる画像ファイルを報
知(図7の20)する上記(14)。マージしたファイ
ルが設定モードに対して印刷不可になる対象ファイルを
通知することにより、印刷時にモード再設定の手間を省
き、設定不可対象ファイルを明示することで操作性効率
の向上を図ることが可能になる。
【0031】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0032】
【実施例】−第1実施例− 図1の(a)に、本発明の一実施例の画像形成装置20
0の外観を示す。画像形成装置200は、パ−ソナルコ
ンピュ−タ(以下PCと表現)等のホスト300a〜3
00cから、LAN又はパラレルI/Fを通じてプリン
トデ−タが与えられるとそれをプリントアウト(画像出
力)できるシステム構成である。図1の(a)に示す画
像形成装置200はデジタル複写機であり、それ自身
で、原稿のコピ−を生成することもできる。
【0033】図1の(b)に、画像形成装置200の内
部機構の概要を示す。自動原稿送り装置(以下ADFと
表現)1にある原稿台2に、原稿の画像面を上にして置
かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押
下されると、一番下の原稿から給送ローラ3および給送
ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に
給送される。読み取りユニット50によってコンタクト
ガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取り
が終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によ
って排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台
2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様
にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3,
給送ベルト4および排送ローラ5はモータによって駆動
される。
【0034】第1トレイ8,第2トレイ9あるいは第3
トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置1
1,第2給紙装置12あるいは第3給紙装置13によっ
て給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に
当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50に
て読み込まれた画像データは、書き込みユニット57か
らのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユ
ニット27を通過することによってトナー像が形成され
る。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベ
ルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナ
ー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像
を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフ
ィニシャ100に排出される。
【0035】後処理装置のフィニシャ100は、本体の
排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙
ローラ102方向と、ステープル処理部方向に導く事が
できる。切り替え板101を上に切り替える事により、
搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に
排紙する事ができる。また、切り替え板101を下方向
に切り替える事で、搬送ローラ105,107を経由し
て、ステープル台108に搬送する事ができる。
【0036】ステープル台108に積載された転写紙
は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109に
よって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にス
テープラ106によって綴じられる。ステープラ106
で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了
排紙トレイ110に収納される。
【0037】一方、通常の排紙トレイ104は前後に移
動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレ
イ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによって
ソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易
的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0038】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニ
ット111にストックする。
【0039】その後、両面給紙ユニット111にストッ
クされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画
像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給
紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセッ
トし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面
に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用
される。
【0040】感光体15,搬送ベルト16,定着ユニッ
ト17,排紙ユニット18および現像ユニット27は、
メインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜
13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22
〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14は
メインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝
達駆動される。
【0041】再度図1の(b)を参照する。読み取りユ
ニット(原稿スキャナ)50は、原稿を載置するコンタ
クトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査
系は、露光ランプ51,第1ミラー52,レンズ53,
CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光
ランプ51及び第1ミラー52は、図示しない第1キャ
リッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー5
6は、図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないよう
に、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対
速度で機械的に走査される。この光学走査系は、図示し
ないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、
CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信
号(アナログ画像信号)に変換され、そしてデジタルデ
−タ(画像デ−タ)に変換される。画像デ−タには更に
数種の画像処理が施される。レンズ53及びCCDイメ
ージセンサ54を図1の(b)において左右方向に移動
させることにより、画像倍率が変わる。すなわち、指定
された倍率に対応してレンズ53及びCCDイメージセ
ンサ54の左右方向に位置が設定される。
【0042】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58,結像レンズ59およびミラー60で構成さ
れ、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源で
あるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回
転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わっている。
レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は、定
速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59
を通り、ミラー60で折り返され、感光体面上に集光結
像する。
【0043】偏光されたレーザ光は、感光体が回転する
方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査され、後
述する画像処理部のセレクタ64より出力された画像信
号のライン単位の記録を行う。感光体の回転速度と記録
密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによ
って、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0044】上述のように、書き込みユニット57から
出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射
される。図示しないが感光体15の一端近傍の、レーザ
ビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生する
ビームセンサが配置されている。この主走査同期信号を
もとに主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、お
よび、後述する画像信号の入出力を行うための制御信号
の生成を行う。
【0045】図2に、画像形成装置200の電気システ
ムの概要を、図3に電気システムの一部をやや詳細を示
す。図2はメインコントローラ20を中心に、画像形成
装置200の制御装置を図示したものである。まず図2
を参照すると、メインコントローラ20には、ユーザに
対する表示と、ユーザからの機能設定入力制御を行う操
作部30、スキャナの制御,原稿画像を画像メモリに書
き込む制御、および、画像メモリからの作像を行う制御
等を行う画像処理ユニット(IPU)49、ならびに、
原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置が接
続されている。各分散制御装置とメインコントローラ2
0は、必要に応じて機械の状態,動作指令のやりとりを
行っている。また、紙搬送等に必要なメインモータ2
5,各種クラッチ21〜24も、メインコントロ−ラ2
0内の図示しないドライバに接続されている。
【0046】プリンタコントローラ136は、画像形成
装置の機能設定とシステム制御を行うシステムコントロ
ーラを含み、外部からコマンドがあつたときはコマンド
を解析し、ドキュメントのプリントアウト指示であると
きには、画像データを印刷できる状態にビットマップ展
開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定して
いる。その画像及びコマンドをLAN及びパラレルI/
Fを通じて受信し動作するために、LANコントロール
137とパラレルI/Fコントロール138がある。
【0047】図1の(b)および図3を参照する。露光
ランプ51から照射された光は原稿面で反射し、結像レ
ンズ(図示せず)を通してCCD(イメージセンサ)5
4に結像する。CCD5が発生するアナログ画像信号
は、A/Dコンバータ61にてデジタル信号すなわち画
像デ−タに変換される。画像デ−タには、シェーディン
グ補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補
正,γ補正等がなされ、そして変倍処理72で、変倍率
に合せて拡大/縮小される。セレクタ64が、画像デ−
タの送り先を、書込みγ補正71または、画像メモリコ
ントローラ65とする。書込みγ補正71を経由した画
像デ−タは書き込みユニット57に送られる。画像メモ
リコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像
デ−タを入出力可能な構成となっている。図3には特に
明示していないが、画像処理装置(IPU)49は、画
像スキャナ50から入力される画像データ以外にも外部
画像入出力77を介して外部から供給される画像データ
(例えばパーソナルコンピュータ300a〜300c等
のデータ処理装置から出力されるデータ)も処理できる
よう、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有して
いる。
【0048】IPU49は、画像メモリコントローラ6
5の設定や、画像スキャナ部50,書き込み部57の制
御を行うCPU68、及び、そのプログラムやデータを
格納するROM69,RAM70を備えている。更にC
PU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メ
モリ66のデータの書き込み,読み出しを行なう。
【0049】ここで、図4を用いて、セレクタ64にお
ける1ページ分の画像デ−タの転送について説明する。
/FGATE(スラッシュ/はFGATEのオ−バライ
ンを意味する)は、1ページの画像データの副走査方向
の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎
の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の
所定クロックで、画像デ−タが有効となる。主走査方向
の画像デ−タが有効であることを示す信号が、/LGA
TEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに
同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット
(256階調)のデータが送られてくる。本実施例で
は、転写紙への書込み密度400dpi、最大画素数
は、主走査4800画素、副走査6800画素である。
なお、本実施例では、画像データは、255に近いほど
白画像になる。IPU49は、画像入力,出力それぞれ
に対して別個の/FGATE,/LSYNC,/LGA
TE,VCLKの発生機構を有しており、様々な画像入
出力の組み合わせが実現可能である。
【0050】図3に示すメモリーコントローラ65は、
入力データセレクタ,画像合成,1次圧縮/伸長,出力
データセレクタ、および、2次圧縮/伸長のブロックを
有している。各ブロックへの制御データの設定は、CP
U68が行なう。
【0051】図3に示す画像メモリ66は、1次および
2次記憶装置からなる。1次記憶装置は、入力画像デー
タの転送速度に略同期してメモリーへのデータ書き込
み、または画像出力時のメモリーからのデータ読み出し
が高速に行えるように、例えばDRAM等の高速アクセ
スが可能なメモリーを使用している。また、1次記憶装
置は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリ
アに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構
成(メモリーコントローラーとのインターフェース部)
をとっている。各分割したエリアに画像データの入力,
出力をそれぞれ並列に実行可能にするために、メモリコ
ントローラ65とのインターフェースで、リード用とラ
イト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。
これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエ
リア2より画像を出力(リード)するという動作が可能
である。
【0052】画像メモリ66の内部の2次記憶装置は、
入力された画像の合成,ソーティングを行うためにデー
タを保存しておく大容量のメモリーである。1次,2次
記憶装置とも、高速アクセス可能な素子を使用すれば、
1次,2次の区別なくデータの処理が行え、制御も比較
的簡単になるが、DRAM等の素子は高価なため、2次
記憶装置107にはアクセス速度はそれほど速くない
が、安価で、大容量の記録媒体を使用し、入出力データ
の処理を一次記憶装置を介して行う構成になっている。
【0053】次にメモリーコントローラ65の動作の概
略を説明する: <1>画像入力(画像メモリ66への書込み)メモリー
コントローラ65の内部の入力データセレクタは複数の
データの内から、画像メモリ66(1次記憶装置)への
書き込みを行う画像データの選択を行う。選択された画
像データは、メモリーコントローラ65の内部の画像合
成がで、既に画像メモリに保存されているデータと合成
される。画像合成によって処理された画像データは、メ
モリーコントローラ65の内部の1次圧縮/伸長により
データ圧縮されて1次記憶装置に書き込まれる。
【0054】画像メモリ66の内部の1次記憶装置に書
き込まれたデータは、必要に応じてメモリーコントロー
ラ65の内部の2次圧縮/伸長で更に圧縮を行った後
に、画像メモリ66の内部の2次記憶装置に保存され
る。 <2>画像出力(画像メモリ66からの読み出し)画像
出力時は、画像メモリ66の内部の1次記憶装置に記憶
されている画像データの読み出しを行う。出力対象とな
る画像が1次記憶装置に格納されている場合には、1次
圧縮/伸長で1次記憶装置の画像データの伸長を行い、
伸長後のデータ、もしくは伸長後のデータと入力データ
との画像合成を行った後のデータをメモリーコントロー
ラ65の内部の出力データセレクタで選択し、出力す
る。メモリーコントローラ65の内部の画像合成は、1
次記憶装置のデータと、入力データとの合成(画像デー
タの位相調整機能を有する),合成後のデータの出力先
の選択(画像出力,1次記憶装置へのライトバック,両
方の出力先への同時出力も可)等の処理を行う。
【0055】出力対象となる画像が画像メモリ66の内
部の1次記憶装置に格納されていない場合には、2次記
憶装置に格納されている出力対象画像データをメモリー
コントローラ65の内部の2次圧縮/伸長で伸長を行
い、伸長後のデータを1次記憶装置に書き込んでから、
以下、上述の画像出力動作を行う。
【0056】ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイ
ズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に
書き込む事も可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモ
リを大変多く使用する。画像圧縮を行う事で、画像限ら
れた画像メモリを有効に利用できる。また、一度に多く
の原稿画像データを記憶することが出来るため、ソート
機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをペー
ジ順に出力する事ができる。この場合画像を出力する際
に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内
の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような
機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0057】またコントローラ65および画像メモリ6
6の機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリ
の転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込
む事も可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモ
リの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込む
事で、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集
約されたコピー出力を得ることが可能となる。このよう
な機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
【0058】画像メモリ66の画像はCPU68からア
クセス可能な構成となっている。このため画像メモリの
内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き
処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモ
リコントローラ65のレジスタにデータを書き込む事で
画像メモリの処理を行う事ができる。加工された画像は
再度画像メモリに保持される。
【0059】画像メモリ66は、処理を行う画像データ
の大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入
出力を同時に実行可能な構成をとっている。各分割した
エリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行
可能にするためにメモリコントローラとのインターフェ
ースにリード用とライト用の二組のアドレス・データ線
で接続されている。これによりエリア1に画像を入力
(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)
するという動作が可能になる。また、画像メモリ66の
内容をCPU68が読みだし、I/Oポート67を経
て、画像データ73として操作部30に転送することが
可能な構成となっている。一般に、操作部30の画面表
示解像度は低い為、画像メモリ66の原画像は画像間引
きが行われ操作部30に送られる。
【0060】画像メモリ66は、多くの画像データを収
納するためハードディスクが用いられる事もある。ハー
ドディスクを用いる事により、外部電源が不用で永久的
に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フ
ォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するために
は、このハードディスクが用いられのが一般的である。
【0061】また、外部記憶装置76としてCD−R、
CD−RW、そしてより容量の大きいDVDが接続可能
な構成になっている。外部記憶装置76はSCSIコン
トローラによってバスを制御され、画像の書き込み、読
み出しを実行する。書き込み、読み出しには本体の作像
やスキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸
収する為に、画像メモリに一旦記憶され処理される。つ
まり、外部記憶装置75へスキャナ画像を書き込む場合
必ず画像メモリ66を経由して書き込む事になる。また
画像記憶装置からのデータを書き込みユニット57に送
る際は、画像メモリ66に一旦記憶し、書き込みユニッ
ト57に送ることになる。このように画像を記憶する装
置の画像メモリ66、HD75、外部記憶装置76の画
像、スキャナ画像、書き込みユニットに送る画像の入出
力は全てメモリコントローラ65によって画像パスを決
められる。このようにCPU68が画像データの入力、
出力を決めることでCPU68に接続されたメモリコン
トローラ65が画像の流れを切り替えることが可能とな
る。
【0062】図5の(a)に、画像形成装置200の操
作部30の上面を示す。操作部30には、液晶タッチパ
ネル31,テンキー32,ストップキー33,スタート
キー34,余熱キー35,リセットキー36,初期設定
キー37,コピーキー38,コピーサーバキー39,文
書管理キー40およびプリンタキー41があり、液晶タ
ッチパネル31には、例えば図9に示すような、表示お
よび入力のための画面が表示される。
【0063】初期設定キー37を押す事で、機械の初期
状態を任意にカスタマイズする事が可能である。機械が
収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のモ
ードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に
設定可能である。また、一定時間操作が無いときに優先
して選択されるアプリケーション等も選択するとか、国
際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の
設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時間
を設定する事が可能である。予熱キー35を押すと、機
械は待機状態から、電力低減状態に移行し、定着温度を
低下させたり、操作部の表示を消灯する。予熱状態は、
国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を意味し
ている。また、予熱状態,オフ状態/スリープ状態を解
除し、待機状態に移行させるには、この予熱キーを再度
押下する。
【0064】操作部30のコピーキー38を押すと、原
稿スキャナ50で読みとった画像を、書き込みユニット
57および感光体作像系(両者を含めてプリンタ)で転
写紙に指定された動作で複写する「コピー機能」が指定
される。このコピー機能の最初に操作パネル31に表示
されるコピー操作入力画面にモード設定キーがあり、ユ
ーザがそれにタッチすると、例えば図16の(b)の、
「両面」,「とじ代」,「ページ印字」,「スタンプ印
字」,「ソート」,「ステープル」,「パンチ」,「AP
S」,「終了」および「キャンセル」の各キーを表示した
モード設定ブロックが表示される。なお、図16の
(b)上のモード設定ブロックの背景は、「文書管理」
の操作画面であり、「コピー機能」の時には該背景は、
コピー操作入力画面である。モード設定ブロックに表示
されたキーの中の、点点塗り潰しのキーは、それに表記
されたモードが選択され設定されていることを意味し、
塗り潰しのないキーは未選択であることを意味する。ユ
ーザが点点塗り潰しのキーにタッチするとそれが塗り潰
し解除に変わり、それに表記されたモードが選択から非
選択に変わる。塗り潰しのないキーにタッチすると、そ
れが点点塗り潰しに変わり、それに表記されたモードが
非選択から選択に変わる。「終了」キーにタッチする
と、選択中の各モードが、これから実行しようとするコ
ピーの印刷モードに設定され、モード設定ブロックの画
像が消える。「キャンセル」キーにタッチすると、モー
ド設定キーにタッチした時に最初に表示されたモード設
定ブロック画像に、表示が初期化される。
【0065】操作部30のコピーサーバキー39を押す
と、原稿スキャナ50で読みとった画像を、画像メモリ
66に蓄積する画像読取りおよび蓄積機能すなわち「コ
ピーサーバ機能」が指定される。このときもモード設定
が可能であり、ユーザは、「コピー機能」を選択してい
る時の上述のモード設定と同様にしてモードを指定する
ことができる。
【0066】操作部30の文書管理キー40を押すと、
操作パネル31に図9の(a)または図9の(b)が表
示され、内外の記憶装置66,76に蓄積された画像デ
ータに関する、図9の(a)または(b)に示す画面上
の処理を行う「文書管理機能」が指定される。「文書管
理機能」の中の結合ファイルの生成は、後に詳細に説明
する。
【0067】操作部30のプリンタキー41を押すと、
内外の記憶装置66,76に蓄積された画像データ(フ
ァイル)を指定してプリンタで転写紙にファイル宛ての
設定モードで印刷する「プリンタ機能」が指定される。
この「プリンタ機能」の最初に操作パネル31に表示さ
れるプリント入力画面には、「内部蓄積文書」および
「外部蓄積文書」のキー表示があり、「内部蓄積文書」
キーにユーザがタッチすると、画像メモリ66に蓄積し
た画像ファイルおよび結合ファイルのリストが、たとえ
ば図9の(a)のリスト表示領域87のように表示され
る。図9の(a)のリスト表示領域87の背景は、「文
書管理」の操作画面であるが、「プリンタ機能」の時に
は該背景は、プリント操作入力画面であり、リスト表示
領域87のる外には、印刷操作用の複数のキーが表示さ
れる。「外部蓄積文書」にユーザがタッチした時には、
リスト表示領域87には外部メモリ76の画像ファイル
および結合ファイルのリストが表示される。
【0068】ユーザが、リスト表示領域87の画像ファ
イルまたは結合ファイルにタッチすると、すなわち指定
すると、それに宛てられている設定モードが、例えば図
13の(b)の文書管理画面上に示すモード設定ブロッ
クが表示される。この例では、点点塗り潰しの「両面」,
「ソート」および「ステープル」と、2重斜線塗り潰しの
「とじ代」,「ページ印字」および「スタンプ印字」と
が、指定されたファイルの設定モードであるが、「とじ
代」,「ページ印字」および「スタンプ印字」は現在実
行不可を意味している。ここで、必要に応じて、キータ
ッチによりモードの選択/非選択を切換えてから、終了
キーにタッチすると、そのとき選択しているモードが、
指定ファイルの印刷に設定される。2重斜線塗り潰しの
モードが残っていても、それは設定されない。結合ファ
イルが指定されていた時には、それに設定したモード
で、結合ファイル内の各画像ファイルがプリントアウト
される。
【0069】図5の(b)に、上述の「コピー機能」,
「コピーサーバ機能」,「文書管理機能」および「プリン
タ機能」を実現する、図1および図2に示す画像形成装
置の、機能構成を示す。コピーアプリケーション(プロ
グラム)38p,コピーサーバアプリケーション39
p,文書管理アプリケーション40pおよびプリンタア
プリケーション41pは、プリンタコントローラ136
の内部のシステムコントローラ136pを動かす機能
(プログラム)であり、それらに基づいて、システムコ
ントローラ136pがこれらアプリケーション機能を実
現する。
【0070】操作部コントローラ20p1,周辺機コン
トローラ20p2,画像形成装置コントローラ20p3
および画像読取り装置コントローラ20p4は、メイン
コントローラ20あるいはIPU49、もしくは、操作
部,周辺機,プリンタ,画像スキャナ、に含まれる。メ
モリユニットコントローラ65pは、メモリーコントロ
ーラ65の機能である。入出力制御20asは、メイン
コントローラ20あるいはIPU49、もしくは、操作
部,周辺機,プリンタ,画像スキャナ、に含まれる。
【0071】既存の蓄積画像を操作する機能は、文書管
理アプリケーション40pとして存在し、コピーアプリ
ケーション38p,コピーサーバーアプリケーション3
9pおよびプリンタアプリケーション41pと同列で選
択的に起動される。これらのアプリケーションは、それ
ぞれが独立した動作をするものとしている。共有資源で
ある操作部30,周辺機(ADF1,フィニシャ10
0),プリンタ,画像スキャナ50,メモリ66,76
は、システムコントローラ136pにより調停される。
各アプリケーションは、操作部30が提供する操作パネ
ル31上に表示する仮想画面にそれぞれの操作画面情報
を書き込む。操作部30はシステムコントローラ136
pから指示される操作部オーナーアプリケーションの仮
想画面の画面情報を、実画面に展開する。例えば、文書
管理キー40が押されると、文書管理アプリケーション
40pが起動されて、例えば図9の(a)に示す文書管
理の操作画面が、操作パネル31に表示される。また、
外部に画像メモリ76を設ける場合、図3内のSCSI
コントローラの接続ポートに該外部画像メモリ76を接
続し、該外部画像メモリ76の制御を該SCSIコント
ローラにて行なう。
【0072】図9の(a)に、文書管理キー40が押さ
れたときに操作部30の液晶タッチパネル31に表示さ
れる画面の一例を示す。ユーザが液晶タッチパネル31
に表示されたキーにタッチする事で、選択された機能を
示すキーが点点の塗りつぶしに反転する。また、機能の
詳細を指定しなければならない場合(例えば変更であれ
は変更キー91)は、キーにタッチする事で、詳細機能
の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネ
ル31は、ドット表示器を使用している為、その時の最
適な表示をグラフィカルに行う事が可能である。図9の
(a)に示す文書管理の画面で、内部の記憶装置66に
蓄積された画像データに関する各種機能が利用できる。
【0073】図9の(a)において、内部蓄積文書キー
81が点点塗り潰しに反転しているのは内部メモリ6
6,75内の蓄積画像データについて各種編集操作が可
能であることを示している。また外部蓄積文書キー82
を押下すると操作パネル31には図9の(b)に示す画
面が表示される。図9の(b)に示す画面が表示されて
いる時は、外部メモリ76内の蓄積画像データについて
各種編集操作が可能である。
【0074】図9の(a)に戻り文書管理機能について
説明する。表示領域87には内部メモリ66に蓄積され
た画像データの各画像情報が表示されている。画像デー
タを特定するための画像情報としてユーザID、文書
名、ページ数、蓄積時刻、画像データサイズが表示され
る。
【0075】ユーザIDは、画像形成装置に接続された
パソコンから与えられた画像情報の場合は、パソコンの
プリンタドライバにて付けられるものである。画像スキ
ャナ50から与えられた画像情報の場合は、画像形成装
置のNV−RAM74に登録された使用許可コード(暗
号コード)に、任意に与えられ該使用許可コードととも
にNV−RAM74に登録されたユーザIDであり、こ
のユーザIDを付けていない使用許可コードもある。ま
た、使用許可コード宛てに印刷モード(両面,とじ代,
ページ印字,スタンプ印字,ソート,ステープル,パン
チ,APS(自動用紙選択))を登録することもでき、
それを登録したユーザが、画像形成装置を使用するため
に使用許可コードを入力した時に、該コードに宛てて登
録された設定モードが読み出されて、操作パネル31に
設定(表示)される。
【0076】図9の(a)に示す操作パネル31に表示
された「表示領域」87の中の文書名は、画像蓄積をす
る毎に付けられる。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数
である。蓄積時刻は画像蓄積された時の時間を表す。な
おこの時の画面情報は不揮発メモリNV−RAM74に
保持(セーブ)されており、電源断時でもその画面情報
は保持され続ける。電源オンになり、画面表示をするタ
イミングになると、まずNV−RAM74に保持されて
いる画面情報が表示されるので、電源オフの直前の入力
状態から、画像形成装置を操作することができる。
【0077】表示領域87では8個の画像情報(画像フ
ァイル)のみ表示されているが、「前へ」キー,「後
へ」キー88を押下することにより、表示されていない
画像情報が表示可能である。すなわち画像ファイルリス
トのスクロールが可能である。表示領域90のページ数
とは、現在表示中の8個の画像情報に対する全画像情報
リスト中の位置を表す。図9の(a)に示す例では、全
画像情報リストは12ページ分あり現在表示中の8個の
画像情報は3ページ目に位置する。表示領域85の各項
目を押下すると、表示領域87の画像情報リストが該項
目に従ってソートされる。
【0078】図9の(a)の例では、蓄積時刻降順ソー
トになっている。リスト内の検索機能は、検索キー83
を押下することにより利用可能である。表示領域87に
表示されている各画像情報を押下すると、例えば図10
の(a)に示すように、画像情報表示部分が点点塗り潰
しに反転する。これを選択状態と呼ぶ。複数の画像情報
が選択状態として指定可能であり、選択文書表示キー8
4を押下すると、表示領域87には選択状態の画像情報
(画像ファイル)のみ表示される。表示領域89は内部
メモリ66の総容量及び残容量を、表示領域96は外部
メモリ76の総容量及び残容量をMB(メガバイト)を
単位として表している。
【0079】内部メモリ66の蓄積画像に対する編集機
能として、変更機能、文書結合機能、文書挿入機能、ペ
ージ削除機能、文書消去機能がある。これらの諸機能
は、文書編集キー91〜95を押下することにより使用
可能である。「変更」キー91を押すと、文書名変更/
設定モード変更、の一方の選択を促すポップアップ小ブ
ロック画面現われ、そこで「文書名変更」を指定する
と、選択状態の画像情報の名称変更をすることができ
る。「設定モード変更」を指定すると、ポップアップ画
面が例えば図16の(b)に示すものに変わり、印刷設
定モードの変更をすることができる。
【0080】図11の(b)に、複数の画像情報を選択
状態にし、文書結合キー92を押下した際の画面を示
す。ここで表示されている名称(例では、MARG001)
が、文書結合により新たに蓄積される結合ファイルの名
称となる。
【0081】例えば図10の(a)に示すように、任意
の画像情報を選択状態にして文書移動キー97を押下す
ると、選択状態の画像データ及び画像情報は外部メモリ
に蓄積される。このとき外部メモリ内の蓄積画像情報の
リストが更新され外部メモリに記憶される。外部蓄積文
書キー82を押下すると操作パネル31には図10の
(b)が表されるが、該記憶操作(97オン)により更
新された蓄積画像情報のリストは、図10の(b)の表
示領域87に表示される。
【0082】図6および図7に、「文書管理」アプリケ
ーション40pによる、「文書管理」処理の中の「文書
結合」処理の内容を示す。これらの処理の中での、入力
読取り,操作パネル31の表示制御および内外メモリ6
6,76の読み書き制御は、操作部30,メインコント
ローラ20およびIPU49(のCPU68)が行つ
て、ユーザ入力をプリンタコントローラ136のシステ
ムコントローラ136pに与え、システムコントローラ
136pのコマンドに応じて、情報操作(内外メモリ6
6,76に対するデータの読み書き,操作パネル31の
表示の更新)を行う。入力に対応した情報処理と情報操
作コマンドの生成は、プリンタコントローラ136のシ
ステムコントローラ136pが行う。
【0083】まず図6を参照する。「文書管理」キー4
0が押されると、それを表す情報が操作部30およびメ
インコントローラ20からシステムコントローラ136
pに与えられ、システムコントローラ136pが、内部
メモリ66の蓄積画像情報のファイルリストの表示をメ
インコントローラ20を介してIPU49(のCPU6
8)に指示する。これに応じてCPU68が、メモリコ
ントローラ65を用いて、内部蓄積文書画面をHD75
から読み出し、蓄積画像情報のファイルリストを画像メ
モリ66から読み出して、該ファイルリストを内部蓄積
文書画面に合成して、I/Oポート67を介して操作部
30に転送する。これにより、操作パネル31に、たと
えば図9の(a)に示す、内部文書管理画面が表示され
る(図6のステップ1〜3)。なお、以下では、カッコ
内にはステップと言う語を省略して、ステップNo.数
字のみを記す。
【0084】ユーザが「外部蓄積文書」キー82を押す
と、操作部30およびメインコントローラ20がこれを
システムコントローラ136pに報知し、システムコン
トローラ136pは、外部メモリ76の蓄積画像情報の
ファイルリストの表示をメインコントローラ20を介し
てCPU68に指示する。これに応じてCPU68が、
メモリコントローラ65を用いて、外部蓄積文書画面を
HD75から読み出し、蓄積画像情報のファイルリスト
を画像メモリ76から読み出して、該ファイルリストを
外部蓄積文書画面に合成して、I/Oポート67を介し
て操作部30に転送する。これにより、操作パネル31
に、たとえば図9の(b)に示す、内部文書管理画面が
表示される(3)。
【0085】以下では、操作部30,メインコントロー
ラ20およびCPU68を利用して実現する、文書管理
アプリケーションプログラム40pに基づいたシステム
コントローラ136pの情報処理動作を説明する。
【0086】図9の(a)に示す内部蓄積文書の1つに
ユーザがタッチすると、タッチした画像ファイルを、図
10の(a)に示すように選択状態とし、そこで文書移
動キー97が押され、そして外部蓄積文書キー82が押
されると、操作パネル31の表示を、例えば図10の
(b)に示すものに変える。
【0087】ここで、ユーザが、図11の(a)に示す
ように複数の内部蓄積画像のファイルを指定し、「文書
結合」キーを押したとすると、システムコントローラ1
36pは、「文書結合」キーを選択状態の表示に変更
し、そして、システムコントローラ136pは、例えば
図11の(b)に示す結合ファイルの文書名を設定する
画面を表示する(図6の3〜7)。ここで、結合ファイ
ルが内部メモリ66にないときには、初期値として、結
合ファイル名称としてMARG001と表示するが、例
えばすでに1つの結合ファイルがあるときにはMARG
002と、2つの結合ファイルがあるときにはMARG
003と表示する。いずれにしても、文書名の次の「変
更」にユーザがタッチすると、文書名変更の入力画面を
表示する。変更せずに、或いは変更した後に、「OK」
にタッチがあると、そのとき表示中の文書名を、そのと
き選択している複数の文書フアイル(蓄積画像情報)を
一括りにする結合ファイルの名称に設定する(図6の
7,8)。
【0088】次にシステムコントローラ136pは、表
示領域87の表示を、結合ファイルを加えたファイルリ
ストに更新し(9)、「文書結合」キー92の網がけ表
示を解除し、「結合時の設定モード」キー98を密網が
け表示し、リスト上の結合ファイルおよびその内容とし
て選択している文書ファイル(蓄積画像情報)すなわち
選択済ファイルを密網がけ表示し、選択済ファイルの最
先頭のものを、粗網がけ表示に変更する(10)。この
ようにした表示の一例を、図12の(a)に示す。ここ
での、選択済ファイルの粗網がけ表示は、該ファイルに
宛てられている設定モードを指定していることを意味す
る。
【0089】ここで、選択済ファイルの中の、粗網がけ
表示とは別のものにユーザがタッチすると、例えば図1
2の(b)に示すように、粗網がけ表示の選択済ファイ
ルが密網がけ表示に変わり、タッチがあつた選択済ファ
イルが粗網がけ表示に切換えられる(11)。ユーザが
「結合時の設定モード」キー98にタッチすると、シス
テムコントローラ136pは、粗網がけ表示の選択済フ
ァイルに宛てられている設定モードの各項目(例えば両
面、とじ代,ページ印字,・・・)が、画像形成装置の
プロパティに登録されているモード(画像形成装置に設
定可のモード)であるかをチェックする。
【0090】すなわち、粗網がけ表示の選択済ファイル
の設定モードが、実施例の画像形成装置で実行可かをチ
ェックする(12〜14)。実行可であると該設定モー
ドを結合ファイルの設定モードとして、選択済ファイル
のファイル識別情報とともに結合ファイルに書きこむ
(15)が、実行不可であると、図13の(a)に示す
ような、設定モードが実行不可のモードであることを警
告し設定モードの変更およびまたは他の選択済ファィル
の選択(タッチ)を促す報知、を行う(16)。この報
知がある時に、報知ブロック内の「確認」キー99にユ
ーザがタッチすると、システムコントローラ136p
は、直前の画面、例えば図12の(b)に示すもの、に
操作パネル31の表示を戻す。
【0091】ユーザは、別の選択済ファイルにタッチし
て再度「結合時の設定モード」キー98にタッチする
か、或いは、「変更」キー91を押してそれによって現
われたポップアップ表示ブロック内の「文書名変更/設
定モード変更」のなかの「設定モード変更」を選択する
ことにより、設定モードの指定を変更する。「設定モー
ド変更」を選択した時には、例えば図13の(b)に示
す設定モード変更用の画面が表示される。この画面上
の、点点塗り潰しの「両面」,「ソート」および「ステ
ープル」は、設定モードに含まれ、しかも画像形成装置
が実行可のものであることを意味し、2重線斜線の塗り
潰しの「とじ代」,「ページ印字」および「スタンプ印
字」は、設定モードに含まれるが画像形成装置が実行不
可のものであることを意味し、それらの削除(非選択)
が必要であることを意味する。塗り潰しのない「パン
チ」および「APS」は、設定モードに含まれないこと
(未選択)を意味する。
【0092】ユーザが、「とじ代」,「ページ印字」お
よび「スタンプ印字」のそれぞれにタッチすることによ
り、「とじ代」,「ページ印字」および「スタンプ印
字」が塗り潰し(選択)なしに変わる。ユーザが、必要
に応じて「両面」,「ソート」および「ステープル」の
中の不要なものにタッチすると、それが選択(点点塗り
潰し)から塗り潰しなし(非選択)に変わる。必要に応
じて「パンチ」または「APS」にタッチすると、それ
が非選択(塗り潰しなし)から選択(点点塗り潰し)に
変わる。ユーザが「終了」キーにタッチすると、変更し
た設定モードを結合ファイルの設定モードとして、選択
済ファイルのファイル識別情報とともに結合ファイルに
書きこむ(18)。
【0093】図7を参照する。結合ファイルにモードを
設定するとシステムコントローラ136pは、結合ファ
イルの要素である各画像ファィル(前記選択済ファイ
ル)の各画像が、結合ファイルの設定モードで印刷可で
あるかをチェックして(19)、印刷不可であるとそれ
を、例えば図14の(a)に示すように表示する(2
0)。ここでの印刷不可とは、例えば、結合ファイル内
画像ファイルの画像がステープル不可サイズで、結合フ
ァイルの設定モードにステープル或いはAPSが含まれ
る場合である。印刷不可ファイルのすべてにユーザがタ
ッチすると、それらが非選択に変わる。印刷可の画像フ
ァイルは解除不可とし、誤操作を排除する。また、結合
ファイルの要素ではない画像ファィル(非選択済ファイ
ル)は、チェック対象ではないため操作不可としてい
る。なお、印刷不可との警告に対して、結合ファイルを
指定(選択)して「変更」キー91を押して、結合ファイ
ルの設定モードを変更する対応もある。
【0094】次にシステムコントローラ136pは、結
合ファイルの要素である各画像ファィルの各設定モード
に、結合ファイルの設定モードでは実行されないものが
あるかをチェックして(23)、それがあるとそれを、
例えば図14の(b)に示すように表示する(24)。
実行不可の態様には、例えば、結合ファイルの設定モー
ドがステープルを含まないのに、選択済画像ファイルに
ステープルが含まれる場合などがある。ユーザは、実行
不可の画像ファイルにタッチして「変更」キー91を押し
て、画像ファイルの設定モードを変更する。なお、実行
不可との警告に対して、結合ファイルの設定モードを変
更する対処ならびに実行不可と警告された画像ファイル
を結合ファイルから削除する対処もありうる。
【0095】選択済ファイルがすべて実行可になると、
結合ファイルを内部メモリ66に登録する(25,2
6)。なお、結合ファイルの格納情報は、選択した画像
ファイル識別情報と、選択順、この結合ファイルにマー
ジするために画像ファイルの設定モードを変更した時に
はその変更情報(各画像ファイル宛て)、ならびに、結
合ファイルの設定モードなどであり、画像ファイル個々
の画像情報(画像データ)は、結合ファイルの内部には
含まれない。結合ファイルの印刷の時には、各画像ファ
イルから画像データが読み出される。結合ファイルの移
動の時には、結合ファイルと、それに含まれる各画像フ
ァイルが、一群として転送される。
【0096】内部メモリ66に登録した蓄積画像ファイ
ルおよび結合ファイルの、名称および設定モードは、
「変更」キー91を押すことにより、変更することがで
きる。ファイルリスト上の、あるファイルを選択した状
態で「変更」キー91が押されるとシステムコントロー
ラ136pは、文書名変更/設定モード変更、の一方の
選択を促すポップアップ小ブロック画面を表示する(図
7の27〜29)。そこで「文書名変更」を指定する
と、選択状態の画像情報の名称変更をすることができ
る。
【0097】「設定モード変更」を指定すると、ポップ
アップ画面が例えば図16の(b)に示すものに変わ
り、印刷設定モードの変更をすることができる。ここ
で、結合ファイルが選択されているときには、結合ファ
イルとそれに含まれる蓄積画像ファイルのリストのみを
表示領域87に表示し、先ずは結合ファイルのみを選択
表示にする(図7の30〜32)。結合ファイルにふく
まれる蓄積画像ファイルに選択を切換える時には、ユー
ザがそれにタッチする。システムコントローラ136p
は、選択されたファイルの設定モードを、例えば図16
の(b)に示すように表示する(図7の33)。
【0098】この画面上の、点点塗り潰しの「両面」お
よび「ソート」は、選択しているファイルの設定モード
に選択されているものであり、塗り潰しのない「とじ
代」等が、選択されていないものである。選択している
モードにユーザがタッチするとそれが非選択に変わり、
非選択のものにタッチすると選択に変わる。ユーザが
「終了」キーにタッチすると、選択中のファイルの設定
モードを、表示中の選択モードのみを含むものに更新す
る(図7の33)。
【0099】内部メモリ66の画像ファイルおよび結合
ファイルは、外部メモリ76に移動(コピー)すること
ができ、またその逆に、外部メモリ76の画像ファイル
および結合ファイルを、内部メモリ66に移動すること
ができる。
【0100】図8に、この移動をおこなう、システムコ
ントローラ136pの情報処理を示す。図10の(a)
或いは(b)に示す、内部蓄積文書あるいは外部蓄積文
書の文書管理画面を操作パネル31に表示し、ファイル
リスト上の1以上のファイルを選択している時に、「文
書移動」キー97が押されると、システムコントローラ
136pは、選択されているファイルが結合ファイルで
ないと、該ファイルの情報のすべてを、行先(内部蓄積
文書の画面の時には外部メモリ76/外部蓄積文書の画
面の時には内部メモリ66)にコピーする(図8の4
1,42)。
【0101】選択されているファイルが結合ファイルで
あると、結合ファイル内画像ファイルの設定モードの保
存/更新を選択する画面を表示する(図8の43)。ユ
ーザが「保存」を選択すると、システムコントローラ1
36pは、結合ファイルの全情報と、それに含まれる画
像ファイルの全情報を、行先にコピーする(図8の4
4,45)。ユーザが「更新」を選択すると、結合ファ
イルの格納情報の中の、結合ファイルにマージするため
に画像ファイルの設定モードを変更した時の変更情報
(ない場合もある)に基づいて、画像ファイルの設定モ
ードを変更してから、結合ファイルとそれに含まれる画
像ファイルを行先にコピーする(図8の44,46)。
【0102】−第2実施例− 第2実施例のハードウエアおよびシステムの構成は、上
述の第1実施例と同じであるが、文書管理アプリケーシ
ョン40pの内容が少し異なる。異なる部分を図15に
示す。この図15は、第2実施例において、第1実施例
の図6に示すフローチャートに置き換わるものである。
この第2実施例の、図15に示す「文書管理」のステッ
プ1〜12の処理内容は、第1実施例の、図6のステッ
プ1〜12の処理内容と同様である。
【0103】図15に示す第2実施例において、例えば
図16の(a)に示すように、結合ファイルに選択した
画像ファイルの中の最先頭の画像ファイルを指定(粗網
がけ)してから「結合時の設定モード」キー98にユー
ザがタッチすると、第2実施例のシステムコントローラ
136pは、粗網がけした指定ファイルのユーザIDを
チェックして、それが存在すると、該ユーザIDに宛て
に登録された設定モードをNV−RAM74から読み出
して、それを結合ファイルに設定する(図15の1
5)。ユーザIDがない場合、ならびに、ユーザIDが
あっても、それに宛てた設定モードがNV−RAM74
に登録されていないときには、NV−RAM74から標
準の設定モードを読み出して、結合ファイルに設定する
(図15の15)。それ以外の処理は、第1実施例と同
様である。
【0104】−第3実施例− 第3実施例のハードウエアおよびシステムの構成は、上
述の第1実施例と同じであるが、文書管理アプリケーシ
ョン40pの内容が少し異なる。異なる部分を図17に
示す。この図17は、第3実施例において、第1実施例
の図6に示すフローチャートに置き換わるものである。
この第3実施例の、図17に示す「文書管理」のステッ
プ1〜9の処理内容は、第1実施例の、図6のステップ
1〜9の処理内容と同様である。
【0105】図17に示す第3実施例においては、結合
ファイルの名称を設定し(図17の7,8)、表示領域
87の表示を、結合ファイルを加えたファイルリストに
更新し(9)、「文書結合」キー92の網がけ表示を解
除し、「結合時のモード設定」キー100を密網がけ表
示し、リスト上の結合ファイルおよびその内容として選
択している画像ファイル(蓄積画像情報)すなわち選択
済ファイルを密網がけ表示する(10)。ここでユーザ
が「結合時のモード設定」キーを押すと、システムコン
トローラ136pは、図18に示すモード設定画面を表
示する(図17の13)。
【0106】ここで、ユーザが所望のモード(「両
面」,「とじ代」,「ページ印字」、「スタンプ印
字」,「ソート」,「ステープル」,「パンチ」,「A
PS」)を選択する(図17の13,14)。選択があ
るごとにシステムコントローラ136pは、選択された
モードが本画像形成装置で実行可であるかをチェックし
て(15)、実行不可であると、例えば図13の(b)
に示す警告画面を表示する(16)。ユーザが、警告の
ない選択状態で「終了」キーを押すと、モード設定画面
上で選択しているモード群を、結合ファイルに設定する
(図17の15)。それ以外の処理は、第1実施例と同
様である。
【0107】
【発明の効果】「課題を解決するための手段」の項なら
びに「発明の実施の形態」の項に記述した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一実施例の画像形成装置2
00の外観を示す斜視図であり、(b)は画像形成装置
200の内部機構を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す画像形成装置200の電気システ
ムの概要を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す画像処理装置IPU49の構成を
示すブロック図である。
【図4】 図3に示すセレクタ64で摘出される画像デ
ータ(主走査有効画像)とタイミング信号との相関を示
すタイムチャートである。
【図5】 (a)は図2に示す操作部30の一部分の拡
大平面図、(b)は図2に示す電気システムの機能構成
を示すブロック図である。
【図6】 図2に示す、第1実施例のプリンタコントロ
ーラ136の中のシステムコントローラ136pが、メ
インコントローラ20,操作部30およびIPU49を
用いて実行する文書管理の情報処理の内容の一部を示す
フローチャートである。
【図7】 前記文書管理の情報処理の内容の他の一部を
示すフローチャートである。
【図8】 前記文書管理の情報処理の内容の他の一部を
示すフローチャートである。
【図9】 (a)は前記文書管理の情報処理の過程で操
作パネル31に表示される内部蓄積文書操作画面を示す
平面図、(b)は外部蓄積文書操作画面を示す平面図で
ある。
【図10】 (a)は前記文書管理の情報処理の過程で
操作パネル31に表示される内部蓄積文書操作画面を示
す平面図、(b)は外部蓄積文書操作画面を示す平面図
である。
【図11】 (a)は前記文書管理の情報処理の過程で
操作パネル31に表示される内部蓄積文書操作画面を示
す平面図、(b)は「文書結合」が指示された時に表示
される結合フアイル名設定用の画面を示す平面図であ
る。
【図12】 (a)および(b)は、前記文書管理の情
報処理の過程で操作パネル31に表示される内部蓄積文
書操作画面を示す平面図である。
【図13】 (a)は前記文書管理のなかの結合ファイ
ルの生成の過程で操作パネル31に表示される警告画面
を示す平面図、(b)は設定モードの変更を促す催告画
面の平面図である。
【図14】 (a)および(b)は前記文書管理のなか
の結合ファイルの生成の過程で操作パネル31に表示さ
れる警告画面を示す平面図である。
【図15】 第2実施例のプリンタコントローラ136
の中のシステムコントローラ136pが、メインコント
ローラ20,操作部30およびIPU49を用いて実行
する文書管理の情報処理の内容の一部を示すフローチャ
ートである。
【図16】 (a)は第2実施例の文書管理のなかの結
合ファイルの生成の過程で操作パネル31に表示される
内部蓄積文書操作画面を示す平面図、(b)は選択され
た画像ファイルの設定モードを示すモード入力画面の平
面図である。
【図17】 第3実施例のプリンタコントローラ136
の中のシステムコントローラ136pが、メインコント
ローラ20,操作部30およびIPU49を用いて実行
する文書管理の情報処理の内容の一部を示すフローチャ
ートである。
【図18】 第3実施例の文書管理のなかの結合ファイ
ルの生成の過程で操作パネル31に表示されるモード入
力画面を示す平面図である。
【符号の説明】
1:自動原稿送り装置(ADF) 2:原稿台 3:給送ローラ 4:給送ベルト 5:排送ローラ 6:コンタクトガラ
ス 7:原稿セット検知 8:第1トレイ 9:第2トレイ 10:第3トレイ 11:第1給紙ユニット 12:第2給紙ユニッ
ト 13:第3給紙ユニット 14:紙搬送ユニット 15:感光体 16:搬送ベルト 17:定着ユニット 18:排紙ユニット 50:原稿スキャナ 51:露光ランプ 52:第1ミラー 53:レンズ 54:CCDイメージセンサ 55:第2ミラー 56:第3ミラー 57:書込みユニット 58:レーザ出力ユニット 59:結像レンズ 60:ミラー 100:フィニッシャ 101:分岐偏向板 102:スタッカ搬送ロ
ーラ 103:スタッカ排紙ローラ 104:スタッカ・トレ
イ 105:ステープラ排紙ローラ 106:ステープラ 107:ステープラ排紙ローラ 108:ステープル・ト
レイ 109:落下ストッパ 110:落下トレイ 111:両面給紙ユニット 112:分岐爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮 崎 亮 乃 輔 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木 崎 修 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C087 AA09 AC08 BA03 BA06 BB10 BC07 BD42 BD52 CA12 CB12 DA01 DA02 2H027 FA21 FA30 FA40 FB02 FD08 ZA07 5C062 AA05 AB17 AB22 AB40 AC04 AC22 AC24 5C073 AA06 AB02 BA06 CE04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報が表す画像を記録媒体上に形成し
    該記録媒体に対する画像形成または後処置を複数のモー
    ドで実行できる印刷手段と、実行するモードを設定する
    モード設定手段と、画像情報を設定モードとともに蓄積
    する手段と、蓄積された画像情報の印刷を指示する入力
    手段と、指示された画像情報をそれに宛てられた設定モ
    ードを印刷手段に設定して印刷する制御手段と、を備え
    る画像形成装置において、 前記蓄積手段の画像情報の複数の、少なくともファイル
    識別情報を、結合ファイルとして一群にまとめる「結
    合」を指示する入力手段;前記一群にまとめられる複数
    の画像情報の中の1つを指定する手段;および、 指定された画像情報に宛てられた設定モードを、前記結
    合ファイルの設定モードに設定する結合処理手段;を備
    えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】画像情報が表す画像を記録媒体上に形成し
    該記録媒体に対する画像形成または後処置を複数のモー
    ドで実行できる印刷手段と、実行するモードを設定する
    モード設定手段と、画像情報を設定モードとともに蓄積
    する手段と、蓄積された画像情報の印刷を指示する入力
    手段と、指示された画像情報をそれに宛てられた設定モ
    ードを印刷手段に設定して印刷する制御手段と、を備え
    る画像形成装置において、 設定モードを登録するメモリ;前記蓄積手段の画像情報
    の複数の、少なくともファイル識別情報を、結合ファイ
    ルとして一群にまとめる「結合」を指示する入力手段;
    および、 前記メモリの設定モードを、前記結合ファイルの設定モ
    ードに設定する結合処理手段;を備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】画像情報が表す画像を記録媒体上に形成し
    該記録媒体に対する画像形成または後処置を複数のモー
    ドで実行できる印刷手段と、実行するモードを設定する
    モード設定手段と、画像情報を設定モードとともに蓄積
    する手段と、蓄積された画像情報の印刷を指示する入力
    手段と、指示された画像情報をそれに宛てられた設定モ
    ードを印刷手段に設定して印刷する制御手段と、を備え
    る画像形成装置において、 前記蓄積手段の画像情報の複数の、少なくともファイル
    識別情報を、結合ファイルとして一群にまとめる「結
    合」を指示する入力手段;前記モード設定手段によるモ
    ード設定を、該結合ファイルのモード設定に指定する手
    段;および、 この指定がある時に前記モード設定手段により設定され
    たモードを、前記結合ファイルの設定モードに設定する
    結合処理手段;を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】画像形成装置は更に、設定モードの変更を
    指示する変更指示手段;を備え、前記結合処理手段は、
    該変更指示手段の指示に従い前記蓄積手段に蓄積したフ
    ァイルの設定モードを変更する、請求項1,請求項2ま
    たは請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記結合処理手段は、前記結合ファイルの
    設定モードが、前記印刷手段によっては実行不可になる
    場合はその旨を警報する、請求項1,請求項2,請求項
    3または請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】画像形成装置は更に、原稿の画像情報を読
    取る手段;を備え、前記制御手段は該読取手段が読取っ
    た画像情報を前記蓄積手段に蓄積する、請求項1,請求
    項2または請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】画像形成装置は更に、外部機器から画像情
    報を入力する手段;を備え、前記制御手段は該入力手段
    から入力した画像情報を前記蓄積手段に蓄積する、請求
    項1,請求項2,請求項3または請求項6記載の画像形
    成装置。
JP2000207131A 2000-07-07 2000-07-07 画像形成装置 Pending JP2002019198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207131A JP2002019198A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000207131A JP2002019198A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002019198A true JP2002019198A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18703945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000207131A Pending JP2002019198A (ja) 2000-07-07 2000-07-07 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002019198A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005153346A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Canon Inc 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成システムの制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2005208690A (ja) * 2004-01-19 2005-08-04 Canon Inc 印刷制御装置、制御方法、及びプログラム
JP2005297488A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Canon Inc 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成システムの制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2006237877A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
JP2006338627A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラム
JP2010036581A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Sharp Corp 画像処理装置及びバッチジョブ処理方法
JP2011019076A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像出力用ファイル管理方法及びプログラム
US8245305B2 (en) 2005-08-30 2012-08-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. File processor, method of processing files, and program for processing files

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005153346A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Canon Inc 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成システムの制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP4510431B2 (ja) * 2003-11-26 2010-07-21 キヤノン株式会社 ジョブ処理システム及びジョブ処理システムの制御方法及びプログラム及び記憶媒体及びジョブ処理装置
JP2005208690A (ja) * 2004-01-19 2005-08-04 Canon Inc 印刷制御装置、制御方法、及びプログラム
JP2005297488A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Canon Inc 画像形成装置および画像形成システムおよび画像形成装置の制御方法および画像形成システムの制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP4510499B2 (ja) * 2004-04-15 2010-07-21 キヤノン株式会社 ジョブ処理システム、ジョブ処理方法、記憶媒体、プログラム、ジョブ処理装置
JP2006237877A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
JP2006338627A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書管理装置、文書管理方法、および文書管理プログラム
US8245305B2 (en) 2005-08-30 2012-08-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. File processor, method of processing files, and program for processing files
JP2010036581A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Sharp Corp 画像処理装置及びバッチジョブ処理方法
US8159707B2 (en) 2008-08-01 2012-04-17 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method and system for unified batch job processing
JP2011019076A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像出力用ファイル管理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4035232B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2001169067A (ja) 画像処理装置、画像情報管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JPH09321921A (ja) デジタル複写機
US6661527B1 (en) Image input/output apparatus, image input/output method and image processing system
JP2006253973A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体
JP2002019198A (ja) 画像形成装置
US6766118B2 (en) Image forming system
JP2000137798A (ja) 画像入出力装置、画像入出力方法および画像処理システム
JPH1145034A (ja) 画像形成装置
JPH1145031A (ja) 画像形成装置
JP4796272B2 (ja) 画像形成装置
JP2002044311A (ja) 画像情報処理装置、処理条件チェック方法及び該方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
JPH1142817A (ja) 画像形成装置
JP4548257B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム
JP2005051796A (ja) 画像形成装置
JPH1127492A (ja) 画像形成装置
JPH11289436A (ja) 画像形成装置
JP2003231322A (ja) 画像形成装置
JPH10304110A (ja) 画像形成装置
JPH10322483A (ja) 画像形成装置
JP2004112517A (ja) 画像処理装置ネットワークシステム
JP2003173111A (ja) 画像形成装置
JP4597850B2 (ja) 画像読取装置およびその制御方法
JP4393536B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2004101572A (ja) 画像形成装置