JP4796272B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、特に初期設定項目の多い画像形成装置に関するものである。
近年、複写機の有する機能は単に原稿台に置かれた原稿を複写するのみならず、原稿よりも濃度を濃くしたり、文字画像部分をシャープにするような画像処理機能、原稿画像データに「丸秘」などの文字画像を貼り付け印刷出力するスタンプ機能、複数枚の原稿を1枚の転写紙に作像し出力する集約コピー機能など、多彩な機能を有するようになった。しかしながら、複写機の動作設定を行う操作パネルは、低価格、操作性、各種機能に対する使用頻度を考慮に入れ、上記機能の全てを表示できないようなサイズのものになっている。この場合、例えば、集約コピー時に原稿画像間に点線、実線のいずれを挿入するかなどといった指定手段は、通常の機能設定画面には表示されず、集約機能選択時に自動的に設定されるように初期設定画面にて操作開始前に予め指定しておくようにしている。
しかしながら、この初期設定が変更されてしまうと、次に複写機を使用するユーザが集約を選択したときにも前ユーザが指定した集約仕切り線が印刷出力に付加されてしまい、場合によっては意図しない出力となり、無駄な紙を増やすことになる。これは特に、複写機の使用頻度が低い、もしくは複雑なコピー出力は期待されていないような使用環境で起こる現象である。だが、逆に主に受け取った原稿に対する大量コピーを行うような印刷業者等では、初期設定の詳細設定を熟知している場合が多いため、初期設定の変更は誰にでも使用できるようにしておくことが望ましい。
機器内の各種機能の使用可・不可情報をユーザごとに機器内で記憶しておくことにより、その機器でユーザが行える操作を詳細に限定することができる(例えば、特許文献1参照)。
この場合は、初期設定時にその複写機の個々の機能を使用可・不可にする設定することにより、使用環境に応じて、操作パネル上の機能キーの表示/非表示、もしくは、他機能との入れ替えを行うようなことができる。例えば、複写機にシフトユニットを装備している場合は、ソート機能を通常画面に表示するが、シフトユニットを備えていない場合は、ソート機能を通常画面からなくし、転写紙の向きが部ごとに切り替わる「回転ソート」機能を通常画面に表示するようにしておくと良い。しかしながら、「回転ソート」機能は、同サイズの用紙を異なる向きで給紙トレイにセットしておくことが前提となるため、2段の給紙段に同サイズの用紙をセットするようにしておかなければならない。給紙段数には限りがあるため、同サイズの用紙を異なる段にセットすると、給紙できる用紙サイズの種類が限られてくる。この制約が使用環境上、好ましくない場合は「回転ソート」ではなく「ソート」機能を通常画面上操作できるようにしなければならない。
特開2000−357064号公報
本発明は、初期設定項目を変更する場合に、設定変更した項目で装置を使用した後における装置の使い勝手に支障が生じないようにすることを課題とする。
本発明による画像形成装置は、管理者を含むユーザを認証し、装置の使用を許可する認証手段と、認証されたユーザが管理者であるか否かを特定する管理者識別手段と、装置の初期状態での全ての初期設定項目を複数種類に分類し、各種類について管理者による設定操作の変更の可・不可と管理者以外のユーザによる設定操作の変更の可・不可を定めた情報を管理する管理テーブル手段と、前記認証手段で認証され前記管理者識別手段で識別されたユーザが前記分類された初期設定項目変更操作を行ったとき、前記管理テーブル手段で管理されている情報を参照して前記分類された初期設定項目を変更する初期設定変更手段と、前記認証手段で認証され前記管理者識別手段で識別されたユーザが、前記管理テーブルにおいて前記分類された初期設定項目群のうち、前記初期設定変更手段によって管理者以外のユーザによる変更ができない、前記装置の設定操作で操作できる機能の詳細設定である初期設定項目群を、所定の期間前記初期設定変更手段で変更できるようにアクセスレベルを設定する設定手段と、を備え、前記設定手段は、前記管理者が管理者以外のユーザに前記初期設定項目群の設定変更を可能にしているときに、前記初期設定項目群内の任意の初期設定値をユーザが変更した場合、該ユーザの前記認証手段による認証が無効になった時点で当該設定変更内容を元に戻すことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記設定手段は、前記管理者が管理者以外のユーザに前記初期設定項目群の設定変更を可能にさせるか否かを指定することができることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、前記設定手段は、前記管理者が管理者以外のユーザに前記初期設定項目群の設定変更を可能にしている場合に、前記初期設定項目群内の任意の初期設定値をユーザが変更した場合、装置の動作完了後に当該設定変更内容を元に戻すように警告表示する設定ができることを特徴とする。
ユーザは定められた設定項目についてのみ設定変更することができ、その他の項目がみだりに変更されてその後の装置の使い勝手に支障が生じることを無くすことができる。
本発明は、初期設定項目を変更して装置を使用した場合、その後における装置の使い勝手に支障が生じないようにするために、全初期設定項目について、管理者及び管理者以外のユーザによりそれぞれ設定変更可・不可を定めた管理テーブルを備えたものである。
図10は本発明を適用した電子装置としての画像形成装置の実施例を示す構成図である。
自動原稿送り装置(以後ADF)1にある原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下されると、一番上の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知器7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5はモータによって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
後処理装置のフィニシャ100は、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向に導くことができる。切り替え板101を上に切り替えることにより、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り替え板101を下方向に切り替える事で、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット111にストックする。
その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
図2は操作部30を示す構成図である。
操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、リセットキー36、初期設定キー37があり、液晶タッチパネル31には、各種機能キー及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。このように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
初期設定キー37を押すことで、機械の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のリセットキーを押したときに設定される状態を任意に設定可能である。また、液晶タッチパネル31にて表示されている各種機能に対する詳細設定が可能である。例えば、液晶タッチパネル31上の「集約コピー」キーを押下して、コピーを実行した場合の、集約仕切り線の種類の設定もここで行う。
図3は初期設定キー押下時の液晶タッチパネル31の表示例を示す。
優先給紙段設定キー35では、装置起動時もしくはリセットキー36押下時に通常画面で自動的に選択される給紙段を指定する。集約仕切り線設定36では、液晶タッチパネル31内の集約コピーキー押下後、コピーを実行した場合に付加される集約仕切り線の種類(破線または実線)を設定できる。両面印刷優先設定38では、装置起動時もしくはリセットキー36押下時に液晶タッチパネル31上の片面→両面を選択状態にするか否かを指定できる。ソート/回転ソート切替37では、液晶タッチパネル31上のソートキーを回転ソートキーに変更できる。
管理者設定キー39を押下するとタッチパネル31には図6の管理者設定画面が表示される。ここでユーザ登録設定40を押下すると、新規にユーザを登録したり登録ユーザを削除できる。1ユーザ毎にユーザ名、パスワードを登録することが可能である。管理者登録設定42では登録ユーザの中から一人だけ管理者として指定できる。
認証機能設定キー41では認証機能のON/OFFを指定することができ、特に認証機能ONの設定にすると、装置起動時に図9のような認証画面がタッチパネル31に表示される。ここでユーザ名入力キー47を押下するとユーザ名入力可能な状態となり、テンキー32押下によりユーザ名が入力できる。確定キー49を押下すると入力が終了したことを示し、それ以降入力キー47を押下するまではテンキー32を押下してもユーザ名を入力はできない。入力したユーザ名は表示領域45に表示される。パスワードも同様に入力できるが表示領域46にはパスワード文字列分の”*”(アスタリスク)文字が表示されるのみになる。ユーザ名、パスワードを入力し認証実行キー51を押下すると、入力ユーザ名と入力パスワードが装置にて登録済みであれば、図9の画面は閉じタッチパネルの表示は図2になる。この認証状態を解除するにはC/Sキー33とリセットキー36を同時押下する。この同時押下の操作により液晶タッチパネル31は図9の状態に戻る。図6のアクセスレベル43については後述する。
図11はメインコントローラを中心に制御装置を図示したものである。
メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作指令のやりとりを行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
図10に戻り、画像形成装置の原稿読み取りから、画像の書き込みまでを説明する。
読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジは2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。
原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
図12は画像処理ユニット(IPU)49内部構成のブロック図である。
露光ランプ51から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ54にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正部6、MTF・γ補正部63でシェーディング補正、MTF補正、γ補正等がなされる。その後、印字合成部71を介して入力した画像データは、セレクタ64により変倍回路76へ、あるいは画像メモリコントローラ65へ切り替えて供給するされる。変倍回路77を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に送られる。
一方、画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図11には特に明示していないが、IPU49には読み取りユニット50から入力される画像データ以外にもI/Oポート67を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力したデータも処理できるように、複数のデータの入出力の選択を行う機能を有しているものとする。
また、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50書き込み部57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70、NV−RAM74を備えている。さらにCPU68は、メモリコントローラ65を介して画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。原稿画像で画像メモリコントローラ65へ送られた画像は、画像メモリコントローラ内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。
ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリを大変多く使用する。画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリを有効に利用できる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合画像を出力する際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
画像メモリ66の画像はCPU68からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことで画像メモリの処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリ66に保持される。画像メモリ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能に構成されている。分割した各エリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするために、メモリコントローラ65とのインターフェースにリード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
画像メモリ66は多くの画像データを収納するため、ハードディスク75を別に設けることもある。ハードディスク75を用いることにより、外部電源が不用で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このハードディスク75が用いられるのが一般的である。
書き込み、読み出しには本体の作像やスキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸収するために、画像メモリ66に一旦記憶され処理される。また画像記憶装置からのデータを書き込みユニット57に送る際は、画像メモリ66に一旦記憶し、書き込みユニット57に送ることになる。このように画像を記憶する装置の画像メモリ66、ハードディスク75、スキャナ画像、書き込みユニットに送る画像の入出力は全てメモリコントローラ65によって画像パスを決められる。
このようにCPU68が画像データの入力、出力を決めることでCPU68に接続されたメモリコントローラ65が画像の流れを切り替えることが可能となる。
次に、図13を用いて、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。本実施例では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は主走査4800画素、副走査6800画素である。また本実施例では、画像データは255に近いほど白画像になるとする。
登録ユーザ情報、管理者情報、その他初期設定情報は全てNV−RAM74に格納されており、装置の電源が切られたとしても設定情報は維持され続ける。
初期設定項目を
A・・・液晶タッチパネル31に機能キー表示を行うか否かを設定するもの
B・・・液晶タッチパネル31上の機能キー押下時に自動設定される、機能詳細設定
になるもの
C・・・装置起動時もしくはリセットキー32押下時に自動的に設定されるもの
のいづれかに分類し、分類A,B,Cに対して管理者と管理者を除くユーザのアクセス可・不可の情報が付加された図1に示すアクセス制御テーブル100を設ける。このアクセス制御テーブル100はNVーRAM74に格納されている。
このアクセス制御テーブル100の初期設定項目(初期状態での設定可能項目)は、図1のようになっており、分類B,Cに該当する項目は管理者以外のユーザによる変更ができない。
ここで、画像形成装置を含む一般の電子装置においては、
分類Aは,通常設定操作で操作可能な機能の使用可・不可を定める第1の初期設定項目群である。
分類Bは、通常設定操作の詳細設定だが通常操作では操作できない機能を有する第2の初期設定項目群である。
分類Cは、起動時の装置の初期状態を設定する第3の初期設定項目群である。
例えば分類Cについて設定変更する場合は、管理者ユーザが図6、図9の画面により認証を実行した後、図2の初期設定キー37を押下すると、図3の初期設定画面となり、その設定優先給紙段設定キー35を押下すると、図4の優先給紙段設定画面が表示される。この状態で「トレイ2」キーを押下すると、「トレイ1」キーの反転表示(黒表示)が解除され、「トレイ2」キーが反転表示になる。「設定」キーを押下すると初期設定の変更が確定される。以降、そのままコピーを実行すると給紙段1から給紙される。また、リセットキー36(図2)を押下すると、給紙トレイ選択がトレイ1になり、そのままコピーを実行すると給紙段1から給紙される。
もし管理者以外のユーザが認証を実行し、初期設定キー37(図2)を押下し、優先給紙段設定35キー(図3)を押下すると、図13のアクセス制御テーブル100において、ユーザは優先給紙段設定を含む分類Cに対して”×”になっているため、図5のような警告が表示される。
6の管理者設定画面においてアクセスレベルキー43を押下すると、液晶タッチパネル31には図7のアクセスレベル設定画面が表示される。表示領域45の5つのキーはアクセスレベルであり、装置は各レベルに応じて以下の動作を行う。
「1」・・・分類Bをユーザにより設定変更可能とする。
「2」・・・分類Bをユーザに設定変更させるが、認証無効化前には使用後は設定値を元に戻すよう警告表示する(図8)。
「3」・・・分類Bをユーザに一時的に設定変更させる。認証が無効になった時点で設定値も元に戻す。
「4」・・・分類Bをユーザに設定変更させない。
従って、各レベルのキーの1つを押下して反転表示させた後、「設定」キーを押下すれば選択したアクセスレベルが確定する。
本実施例によれば、全初期設定項目を、全てのユーザが設定変更できる項目と、管理者のみ設定変更できる項目に分類したので、管理者以外のユーザは定められた設定項目についてのみ通常の設定操作により変更することができ、その他の項目が管理者以外のユーザによってみだりに変更されてその後の装置の使い勝手に支障が生じることを無くすことができる。
また、特に分類Bについては、全てのユーザに設定変更可能にするが、変更された所定の項目については設定値を元に戻せるようにしたので、その後の装置の使い勝手に支障が生じることを無くすことができる。
以上に説明した実施例は本発明を画像形成装置に適用した場合であるが、本発明は一般的に電子装置、特に初期設定項目が多い電子装置に適用することができる。
アクセス制御テーブルの構成図である。 操作部の構成図である。 初期設定画面の構成図である。 優先給紙段設定画面の構成図である。 優先給紙段設定画面の構成図である。 管理者設定画面の構成図である。 アクセスレベル設定画面の構成図である。 集約仕切り線設定画面の構成図である。 認証画面の構成図である。 画像形成装置の実施例を示す構成図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。 1ページ分の画像信号及び関連する信号のタイミングチャートである。
符号の説明
100 アクセス制御テーブル
30 操作部
31 液晶タッチパネル
32 リセットキー
35 設定優先給紙段設定キー
37 初期設定キー
43 アクセスレベルキー
68 CPU

Claims (3)

  1. 管理者を含むユーザを認証し、装置の使用を許可する認証手段と、
    認証されたユーザが管理者であるか否かを特定する管理者識別手段と、
    装置の初期状態での全ての初期設定項目を複数種類に分類し、各種類について管理者による設定操作の変更の可・不可と管理者以外のユーザによる設定操作の変更の可・不可を定めた情報を管理する管理テーブル手段と、
    前記認証手段で認証され前記管理者識別手段で識別されたユーザが前記分類された初期設定項目変更操作を行ったとき、前記管理テーブル手段で管理されている情報を参照して前記分類された初期設定項目を変更する初期設定変更手段と、
    前記認証手段で認証され前記管理者識別手段で識別されたユーザが、前記管理テーブルにおいて前記分類された初期設定項目群のうち、前記初期設定変更手段によって管理者以外のユーザによる変更ができない、前記装置の設定操作で操作できる機能の詳細設定である初期設定項目群を、所定の期間前記初期設定変更手段で変更できるようにアクセスレベルを設定する設定手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記管理者が管理者以外のユーザに前記初期設定項目群の設定変更を可能にしているときに、前記初期設定項目群内の任意の初期設定値をユーザが変更した場合、該ユーザの前記認証手段による認証が無効になった時点で当該設定変更内容を元に戻すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記設定手段は、前記管理者が管理者以外のユーザに前記初期設定項目群の設定変更を可能にさせるか否かを指定することができることを特徴とす請求項1記載の画像形成装置。
  3. 記設定手段は、前記管理者が管理者以外のユーザに前記初期設定項目群の設定変更を可能にしている場合に、前記初期設定項目群内の任意の初期設定値をユーザが変更した場合、装置の動作完了後に当該設定変更内容を元に戻すように警告表示する設定ができることを特徴とする請求1または2記載の画像形成装置。
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