JP2004112517A - 画像処理装置ネットワークシステム - Google Patents

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宮崎 亮乃輔
Hirohisa Saito
斉藤 浩久
Shunsuke Watanabe
渡辺 俊介
Koji Ishikura
石倉 浩二
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Abstract

【課題】機密情報を有する蓄積文書を、特定の画像形成装置(複写機等)で出力することにより、オフィス内での機密文書の氾濫を防ぐとともに、機密文書の出力に関する管理を容易にする。
【解決手段】複数の画像処理装置(画像形成装置)を相互にネットワーク接続してなる画像処理装置ネットワークシステムにおいて、画像形成装置Aの蓄積手段に蓄積された画像を印刷出力する際に、上記蓄積画像に関する画像情報をチェックし、この蓄積画像に機密情報が設定されている場合には、該蓄積画像をこのネットワーク内の特定の画像形成装置Bにより印刷出力するように構成する。
【選択図】    図14

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像処理装置たとえば複写機を相互に接続してなる画像処理装置ネットワークシステムに関し、とくに、ネットワーク内のある画像処理装置に、機密情報が付加された画像が蓄積されている場合に、この蓄積画像をこのネットワーク内の別の画像処理装置で印刷出力するようにした画像処理装置ネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像処理装置(画像形成装置の場合を含む)に係る発明として、以下のものが知られている。
(1)特開2000−187419号公報に開示された「生体情報を用いた複写装置」に係る発明では、スタートキーに指紋読取器を取りつけ、読み取った指紋から、外部記憶装置に記憶された個人惰報を検索し、出力日時とともに、透かし印刷する。これによって、所定の文書がどの複写機で誰により複写されたかが確認でき、不正複写や機密文書の漏洩を防止することができる。
(2)特開2001−160117号公報に記載の「装置セキュリティ管理システム」に係る発明は、ユーザのIDと、原稿に付加されたIDとでセキュリティレベルを評価し、この原稿のコピーが可能か否かを判断する複写機に関するものである。
(3)特開2001−223889号公報の「画像出力制御装置及び記録媒体」に係る発明では、類似画像データを記憶する記憶手段に必要な記憶容量の削減、機密文書のセキュリティ向上および、システム構成の簡略化を実現するため、再現禁止画像の一部のみを内部に記憶しておき、残りを外部記憶装置に記憶させる。これにより外部との通信量を削減できることから、セキュリティの向上につながる。
【0003】
(4)特開2001−22239号公報に記載の「画像処理装置」では、原稿に電子透かしがあるかどうかを判断し、あれば機密文書とみなして指紋照合を行うようにしている。
(5)特開2001−265183号公報の「印刷複写管理システム」では、印刷する際に用紙に識別番号を付加し、この識別番号に対する複写可不可情報を対応させたデータベースを用意する。また、この文書が印刷される際には、上記識別番号を読み取り、これを認証装置でデータベース検索し、複写可不可の判断を行う(管理者の操作)。
(6)特開平5−336357号公報の「デジタル複写機」では、読み取った原稿に赤画像が含まれている場合は、この赤画像の大きさ/外郭等をもとに、コピーを禁止するか否かを判定する。
(7)特開平7−125391号公報の「画像出力装置のセキュリティ装置」では、特定の内容(機密情報)を画像データから検出しておき、用紙ジャム発生時のジャムリカバリ処理においては、特定の内容が検出された場合に、この内容の再印刷を自動的に禁止する。
(8)特開平−125909号公報の「画像形成装置」では、メールボックスビンを本体内部に配置することにより、外部から出力紙が見えないようにしている。
(9)特開平7−184069号公報の「機密文書管理装置」では、印刷出力した用紙に人・日時の情報を埋めこむことにより、複写した人・日時を特定する。また、読み込んだ原稿画像の空間周波数を用いたパスワードの入力を要求することにより、無断複写を防ぐ。
(10)特開平7−230370号公報の「メールボックスビンからの印刷ジョブの取り忘れを合図する印刷装置メールボックスシステム」では、各ビンが鍵付きであるメールボックスにおいて、出力紙が24時間以内に取り除かれていない場合に、注意メッセージを発行する。
【0004】
(11)特開平7−273975号公報の「デジタル複写機」では、原稿画像データにマル秘ナンバリングがあれば、パスワード要求を行う。特開平−188471号公報の「複合画像形成システム」では、機密文書モード指定時に、出力紙を折り曲げる後処理を施す。また、特開平9−216159号公報の「用紙排出装置」では、各排出ビンにフタを設け、文書データのヘッダ情報または、ファクシミリ通信情報により、この文書が機密文書であるか否かを判定し、機密文書である場合には、排紙トレイにフタをする。さらに、特開平11−215351号公報の「画像処理装置および画像処理システム」では、複写物に暗号鍵を埋めこむ。また、公開鍵暗号方式によリ複写原稿のコピーのセキュリティを行う。
【0005】
機密情報を有する文書を印刷出力する際のセキュリティ機能を有する画像処理装置に係る発明として、上記特開2000−187419号公報に開示された「生体情報を用いた複写装置」が知られている。この複写装置では、コピースタートボタンに指紋読取器を設置し、読み取った指紋から個人情報を引き出し、印刷出力の際に転写紙に、この個人情報を透かし印刷するものである。
【0006】
しかし、この複写装置では、機密文書を印刷出力することが可能である以上、機密文書の氾濫は避けられない。従来技術にあっては、複写機等の画像処理装置にセキュリティシステムを直接設けるとともに、この画像処理装置において、画像認識等を用いて機密文書の出力を制限しているものが殆どである。しかしながら、これらOA機器はオフィス内に複数設置されているため、その各々がセキュィシステムを有する場合、それぞれのセキュリティシステムの管理が煩雑になるという不具合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みなされたもので、その目的は、機密情報を有する蓄積文書を、特定の画像処理装置(複写機等)で出力することにより、オフィス内での機密文書の氾濫を防ぐとともに、機密文書の出力に関する管理を容易にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項1に係る発明は、画像データ(画像および該画像に係る画像情報)を印刷出力する画像印刷手段と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像形成の動作設定を入力する操作手段と、前記動作設定を表示する表示手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像データを蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段に蓄積された画像情報を前記操作手段により変更する画像情報変更手段と、前記蓄積手段に蓄積された画像を印刷出力する蓄積画像印刷手段とを有する、複数の画像処理装置を相互にネットワーク接続してなる画像処理装置ネットワークシステムにおいて、前記蓄積手段に蓄積された画像を前記蓄積画像印刷手段で印刷出力する際に、前記蓄積画像の画像情報をチェックし、前記蓄積画像に機密情報が設定されている場合には、該蓄積画像を、当該ネットワーク内の特定の画像処理装置により印刷出力することを特徴とする画像処理装置ネットワークシステムである。
【0009】
請求項1の発明では、複数の画像処理装置を相互に接続してなる画像処理装置ネットワークシステムにおいて、機密情報を有する蓄積文書を特定の画像出力装置、たとえば複写機で印刷出力することにより、オフィス内での機密文書の氾濫が防止されるとともに、機密文書の出力に関する管理が容易となる。
【0010】
請求項2に係る発明は、オペレータが画像の印刷出力開始を指示したときに、印刷出力が特定の画像出力装置により実行される旨を前記表示手段に表示させるとともに、該印刷出力を実行するか否かをオペレータが指定できることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置ネットワークシステムである。
【0011】
請求項2の発明では、画像情報に機密情報が含まれている文書の印刷出力先に対して、オペレータが出力可否の判断を下すことにより、この印刷出力先が使用中である場合などに印刷出力を差し控えるように指示することができる。
【0012】
請求項3に係る発明は、任意の画像処理装置A内に保持された、機密情報を有する蓄積画像の印刷出力を特定の画像処理装置Bで実行している場合において、該画像処理装置Bにおいて何らかの原因(用紙ジャム、装置故障等)により、印刷後の用紙が装置外に排出不可となったときには、該画像処理装置Bが用紙排出可能状態となったところで、その旨を前記画像処理装置Aの表示手段に表示させるとともに、前記画像処理装置Bでの印刷出力を継続して実行するか否かを、オペレータが指定できるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置ネットワークシステムである。
【0013】
請求項3の発明では、画像情報が機密情報を有する文書の印刷出力先が用紙ジャム等により印刷出力を中断した場合に、用紙ジャム後の印刷の自動リカバリ処理を行わず、再度オペレータに、用紙排出が可能である旨を通知し、オペレータは印刷処理継続の可否判断を下すことができるので、オペレータの意図しないタイミングで印刷出力がなされるのを防止することができる。
【0014】
請求項4に係る発明は、前記機密情報が、印刷出力される用紙に「社外秘」または「マル秘」の印字を行うべき旨の情報であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置ネットワークシステムである。
【0015】
請求項4の発明において「社外秘」や「マル秘」の印字機能は、その印字が行われる文書が機密文書であることを示している。したがって、本発明では印字機能が適用される文書をオペレータの意思を問わず特定の装置で印刷出力することにより、機密文書の氾濫を防ぐことができる。
【0016】
請求項5に係る発明は、前記機密情報が、画像データを前記蓄積手段に蓄積する際に画像に付加される蓄積画像名称であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置ネットワークシステムである。
【0017】
請求項5の発明においてオペレータは、蓄積画像の内容がどのようなものであるかを判断する材料として蓄積画像名称を用いる。この名称には「人事情報」など、この蓄積画像が機密情報であることを示す名称が用いられるが、該名称が機密情報を示すような文書を、オペレータの意思を問わず特定の画像処理装置で印刷出力することにより、機密文書の氾濫を防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
第1の実施の形態
本実施の形態は、画像処理装置として画像形成装置(複写装置)を設けたものである。まず図面について説明すると、図1は画像形成装置の構成を示す概略図、図2はこの画像形成装置の操作部を示す概略説明図、図3はこの画像形成装置の操作部を構成する液晶パネルによる表示例を示す説明図である。図4はこの画像形成装置における制御系の構成を示すブロック図であって、メインコントローラを中心に示したものである。図5はこの画像形成装置における画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。図6はこの画像形成装置が備える、既存の蓄積画像の操作機能を示す説明図である。図7は複数の画像形成装置を有するネットワークシステムの構成説明図である。図8は図4に示されるセレクタにおける1ページ分の画像信号についての説明図である。
【0019】
図1において、原稿束は、自動原稿送り装置(以後ADF)1に設けられた原稿台2に、原稿の画像面を上にして載置される。操作部30のプリントキー34(図2)が押下されると、原稿束のうち一番下の原稿から順次、給送ローラ3および給送ベルト4によって、コンタクトガラス6上の所定位置に給送される。この画像形成装置は、一枚の原稿について給送が完了すると原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。コンタクトガラス6上の原稿の画像データが、読み取りユニット50によって読み取られる。読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿台2上に次の原稿があることを原稿セット検知センサ7が検知した場合、この原稿は前の原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。
【0020】
給送ローラ3、給送ベルト4および排送ローラ5は、搬送モータ26によって駆動される。第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10にそれぞれ積載された用紙(転写紙)は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50で読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザ光によって感光体15上に書き込まれ、この感光体15上の潜像が現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙が感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送され、この間にこの転写紙に上記トナー像が転写される。その後、転写紙上のトナー像が定着ユニット17により定着され、この転写紙は排紙ユニット18によって、後処理装置のフィニシャ100に排出される。
【0021】
後処理装置のフィニシャ100は、本体の排紙ローラによって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向とに別けて導くことができる。すなわち、切り替え板101を上側に切り替えることで、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り替え板101を下側に切り替えることで、搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
【0022】
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。この排紙トレイ104は原稿毎に、あるいは画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、排出されてくるコピー紙を簡易的に仕分けるものである。
【0023】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪(反転ユニット)112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は、感光体15上に形成されたトナー像を再びこの転写紙に転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替え用の分岐爪112が下側にセットされることにより、排紙トレイ104に導かれる。このように、両面給紙ユニット111は、転写紙の両面に画像を作成する場合に使用される。図1において符号113は両面入紙搬送路、符号114は反転排紙搬送路である。
【0024】
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18および現像ユニット27はメインモータ25によって駆動される。また、各給紙装置11〜13は、これらにメインモータ25の駆動が給紙クラッチ22〜24によって伝達されることで駆動される。縦搬送ユニット14は、メインモータ25の駆動が中間クラッチ21によって伝達されて駆動される。
【0025】
図2は操作部30の説明図である。この操作部30は液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、予熱キー35、リセットキー36、初期設定キー37、コピーキー38、コピーサーバーキー39を備えており、液晶タッチパネル31には機能キー、部数、画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0026】
上記初期設定キー37を押すことで、装置の初期状態を任意にカスタマイズすることができる。たとえば、装置に収納されている用紙サイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定したりすることができる。また、一定時間操作がないときに優先して選択されるアプリケーション等を選択することや、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードに移行する時間を設定することも可能である。
【0027】
予熱キー35を押下すると、装置は待機状態から電力低減状態に移行し、定着温度を低下させたり、操作部の表示を消灯したりする。この予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるには、この予熱キー35を再度押下する。コピーキー38の押下により、コピー機能の使用が可能である。コピーサーバーキー39は、既存の蓄積画像データの編集(コピーモード設定、印刷、削除)を行うときに使用する。なお,コピーサーバーの詳細については、後述する。
【0028】
図3は上記液晶タッチパネル31の表示例を示す説明図であって、コピーサーバーキー39を押下したときに表示されるものである。オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒色に反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば印刷条件)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0029】
図4は制御装置を、メインコントローラ20を中心に図示したものである。メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示および、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30と、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御および、画像メモリからの作像を行うための制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49と、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置とが接続されている。各分散制御装置とメインコントローラ20は、必要に応じて装置の状態、動作司令のやりとりを行う。また、用紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
【0030】
図1に戻り、画像形成装置における原稿読み取りから、画像の書き込みまでの工程について説明する。読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系とで構成されている。光学走査系は、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53,CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51および第1ミラー52は、図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55および第3ミラー56は、図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に移動操作される、この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータで駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよび、モータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が配備されている。また、書き込みユニット57から出射されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端部近傍の、レーザビーム照射部位に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
【0031】
図5は、画像処理ユニット(IPU)49の内部構成を示すブロック図である。露光ランプ51から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ54で光電変換し、A/Dコンバータ61でデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等が施される。その後、印字合成部71を介して入力された画像データを変倍回路77へ、或いは画像メモリコントローラ65へ切り替えて供給するものであり、変倍回路77を経由した画像信号は、変倍率に合わせて拡大/縮小され、書き込みユニット57に送られる・
【0032】
一方、画像メモリコントローラ65とセレクタ64の間は、画像信号の入出力が双方向に可能な構成となっている、図4には特に明示していないが、IPU49には、読み取りユニット50から入力される画像データ以外にもI/Oポート67を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力されたデータも処理できるよう、複数データの入出力の選択を行う機能を有している。
【0033】
本発明においては、I/Oポート67を介して画像形成装置がネットワーク接続されており、その通信手段には、インターネットの標準プロトコルとして普及されている、TCP/IP通信プロトコルなどを用いることができる。また、本発明では、図7のようなネットワーク構成を持ち、ネットワーク接続された各両像形成装置の機械構成情報や動作状況、またはリモート出力コマンド等の制御コマンドや、設定コマンドの送受信を行う。図7において符号91〜93は画像形成装置、符号95〜97はパーソナルコンピュータである。
【0034】
また、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50および書き込み部57の制御を行うCPU68、ならびにそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70、NV−RAM74を備えている。さらにCPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み・読み出しが行えるように構成されている。原稿画像のうち画像メモリコントローラ65に送られたものは、画像メモリコントローラ内の画像圧縮装置によって画像データが圧縮された後、画像メモリ66に送られる。
【0035】
ここでは、最大画像サイズ分の256階調のデータを、そのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリを大変多く使用する。この際、画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリを有効に利用できる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをぺージ順に出力することができる。この場合、画像の出力は、画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0036】
また、画像メモリの機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
【0037】
画像メモリ66の画像は、CPU68からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。これらの加工では、メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことにより、画像メモリの処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリに保持される。画像メモリ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行することができる構成をとっている。各分割したエリアに対する画像データの入力/出力をそれぞれ並行して行うことができるようにするために、メモリコントローラ65とのインターフェースに、リード用とライト用の2組のアドレス・データ線で接続されている。これにより、第1のエリアに画像を入力(ライト)する間に第2のエリアから画像を出力(リード)するという動作が可能になる。画像メモリ66では、多くの画像データを収納するためハードディスクを別に設けることもある。ハードディスクを用いることにより、外部電源が不用になるうえ、画像を永久的に保持することができる。複数の定型原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込んで保持するためには、一般的にこのハードディスクが用いられる。
【0038】
書き込み、読み出しには本体の作像や、スキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸収するために、画像データは画像メモリに一旦記憶され処理される。また、画像記憶装置からのデータを書き込みユニット57に送る際は、画像メモリ66に一旦記憶し、書き込みユニット57に送ることになる。このように画像を記憶する装置の画像メモリ66、HD75、スキャナ画像、書き込みユニットに送る画像の入出力は全て画像メモリコントローラ65によって画像パスが決められる。このようにCPU68が画像データの入力、出力を決めることで、CPUに接続されたメモリコントローラ65により、画像の流れを切り替えることが可能となる。
【0039】
ここで、図8を参照してセレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。/FGATEは、1ぺージの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。本実施の形態では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は主走査4800画素、副走査6800画素である。また本実施の形態では、画像データは255に近いほど白画像になるようにしている。なお、印字機能は図5に示すように、画像メモリ66の後段で行い(印字合成部71)、転写紙毎に印字を付加する。
【0040】
さらに、既存の蓄積画像を操作する機能は、図6に示したように、コピーサーバーアプリとして存在し、コピーアプリ、プリンタアプリと同列で起動させ、それぞれが独立した動作をするように構成する。共有資源である操作部、周辺機、画像形成装置、画像読み取り装置、メモリはシステムコントローラにより調整される。各アプリは、操作部が提供する仮想画面にそれぞれの操作画面情報を書き込むことが可能である。操作部はシステムコントローラから指示される操作部オーナーアプリの仮想画面の画面情報を実画面に展開する。
【0041】
コピーサーバーにおいて蓄積画像の編集を行う場合は、図2においてコピーサーバーキー39を押下する。このときタッチパネル31は図9のようになる。表示領域70にはHDD75に蓄積された画像データの各画像情報が表示されている。画像データを特定するための画像情報としてユーザID、文書名、ぺージ数、蓄積時刻が表示される。ユーザIDは、この画像形成装置に接続されたパーソナルコンピュータのプリンタドライバーにより付けられるため、プリンタ機能による蓄積画像にのみ存在する。文書名は画像蓄積を行う毎に付けられる。ぺージ数は、蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時刻は画像蓄積がなされたときの時刻である。なお、この時の画像情報は不揮発メモリNV−RAM74に保持され、電源断時でもこの画像情報は保持され続ける。図9の表示領域40では画像情報が3個のみ表示されているが、同図の「前へ」キー、「後へ」キーを押下することにより、表示されていない画像情報が表示可能である。表示領域40に表示されている各画像情報を押下すると、画像情報表示部分が黒色に反転する。これを選択状態と呼ぶ。すなわち、複数の画像情報が選択状態として指定可能である。
【0042】
蓄積画像に対する編集機能として「リストから削除」、「印刷条件変更」、「文書印刷」機能がある。文書を選択し、「リストから削除」キーを押下すると、選択された文書が削除される。文書を選択し、「印刷条件」キーを押下すると、タッチパネル上の表示は図10に示すようになる。ここで印刷条件を設定し、プリントキー34を押下することにより、指定された印刷条件に従って選択文書に応じた蓄積画像を印刷出力する。例えば、図10において「機密印字」を押下する。このとき、図11に示す内容がタッチパネル上に表示される。ここで「社外秘」キーを押下し、プリントキー34を押下することにより、選択した文書に応じた全ぺージの蓄積画像に「社外秘」という文字を印字し出力する。
【0043】
つぎに、本実施の形態に係る画像形成装置の制御例について、図14〜図18に示す一連のフローチャート(フローチャート1〜フローチャート5)ならびに、これらのフローチャートに従う制御を行う際にタッチパネル上に表示される内容例を示す、図12および図13を参照して説明する。なお、図14〜図18は、「スタート」から、最終の「エンド」までの全工程を便宜上、複数の図面に分割して示すものである。
【0044】
図14のフローチャートにおいてオペレータが操作する画像形成装置を装置Aとし、機密文書を出力する特定の画像形成装置を装置Bとする。制御動作が「スタート」すると、画像形成装置Aにて蓄積された文書をオペレータが選択し(ステップS11)、該文書の印刷条件として機密印字を設定し、プリントキー34(図2、図4)を押下する。このとき該文書は機密印字設定がなされているため(ステップS12においてYes)、装置Aからネットワークを経由して、装置Bに画像データを出力する旨を通知する(ステップS13)。ステップS12でNoの場合は、装置Aにて印刷出力する(ステップS14)。なお、請求項5に係る実施の形態では、ここで選択文書の文書名が機密情報を有するか否かをチェックする。ただし、機密情報を有する文字列パターンはNV−RAM74に記憶されているものとする。
【0045】
図14に続く図15のフローチャートにおいて、装置Bは装置Aから画像データを出力する旨の通知を受け取ったあと、画像データ受信待ち状態となり、装置Aに対してネットワーク経由で出力許可の通知を行う(ステップS21)。装置Aでは該通知を受信後、操作パネル上に装置Bにて排出する旨を表示するとともに、実際に印刷出力を行うかどうかをオペレータに間い合わせる(ステップS22)。以下、図16のフローチャート(ステップS31〜ステップS33)に続く。
【0046】
図15のフローチャートにおける上記問い合わせを行うとき、タッチパネルには図12に示す内容が表示される。この図12において「はい」キー81を押下すると(図16のステップS31でYes)、装置Aは画像データを装置Bに送信し(ステップS32)、該装置Bでは該画像データを印刷出力する。図12において「いいえ」キー82を押下すると(ステップS33でYes)、印刷を行わず終了する(ステップS33)。
【0047】
ここで、装置Bにて用紙ジャム等が発生することにより装置Aからの画像データが印刷出力できない状態になった場合は、ジャム解除後に装置Aに印刷を継続するか否かを間い合わせ(図17のステップS41)、装置Aではそれを受けて図13の内容をタッチパネル上に表示する(図17のステップS42、ステップS43)。
【0048】
この図13においてオペレータが「はい」キー81を押下すると(図18のステップS51でYes)、装置Aは装置Bに対して印刷の継続通知を発行し(図18のステップS52)、装置Bはこの通知を受けて印刷を継続する。なお、オペレータが「いいえ」キー82を押下した場合(図18のステップS53でYes)には、装置Aは装置Bに対して印刷中断通知を発行し(図18のステップS54)、装置Bではそれを受けて印刷処理を中断しキャンセルする。以上により一連の制御動作が終わる。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1の発明によれば、画像処理装置をネットワーク接続してなる画像処理装置ネットワークシステムにおいて、機密情報を有する蓄積文書を特定の画像出力装置、たとえば複写機で出力することにより、オフィス内での機密文書の氾濫が防止されるとともに、機密文書の出力に関する管理が容易となる。
【0050】
請求項2の発明によれば、画像情報に機密情報を有する文書の印刷の出力先に対してオペレータが出力可否の判断を行うことにより、出力先が使用中である場合などには印刷出力を差し控えることができる。
【0051】
請求項3の発明では、画像情報に機密情報を有する文書の印刷出力先がジャム等により出力を中断した場合は、ジャム後の印刷の自動リカバリ処理を行わず、オペレータに排出可能である旨を再度通知し、オペレータが印刷処理継続の可否判断を下すことができるため、オペレータの意図しないタイミングで印刷出力されるのを防止することができる。
【0052】
請求項4の発明において「社外秘」や「マル秘」の印字機能は、その印字が行われる文書が機密文書であることを示している。したがって、本発明では印字機能が適用される文書をオペレータの意思を問わず特定の装置に出力することにより、機密文書の氾濫を防ぐことができる。
【0053】
請求項5の発明においてオペレータは、蓄積画像の内容がどのようなものであるかを判断する材料として蓄積画像名称を用いる。この名称には「人事情報」など、この蓄積画像が機密情報であることを示す名称が用いられるが、該名称が機密情報を示すような文書を、オペレータの意思を問わず特定の画像処理装置で印刷出力することにより、機密文書の氾濫を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一例としての画像形成装置の構成を示す概略図である。
【図2】同画像形成装置の操作部を示す概略説明図である。
【図3】同画像形成装置の操作部を構成する液晶パネルによる表示例を示す説明図である。
【図4】図1の画像形成装置における制御系の構成を示すブロック図であって、メインコントローラを中心に示したものである。
【図5】図1の画像形成装置における画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図1の画像形成装置が備える、既存の蓄積画像の操作機能を示す説明図である。
【図7】複数の画像形成装置を有するネットワークシステムの構成説明図である。
【図8】図5に示されるセレクタにおける1ページ分の画像信号についての説明図である。
【図9】コピーサーバーにおいて蓄積画像の編集を行う場合のタッチパネル上の表示内容を示す説明図である。
【図10】蓄積画像に対する編集機能に係るもので、図9において文書を選択し「印刷条件」キーを押下したときの、タッチパネル上の表示内容を示す説明図である。
【図11】図10において「機密印字」を押下したときの、タッチパネル上の表示内容を示す説明図である。
【図12】下記図14〜図18のフローチャートに従う画像形成装置の制御例に係る、タッチパネル上の表示内容の一例を示す説明図である。
【図13】下記図14〜図18のフローチャートに従う画像形成装置の制御例に係る、タッチパネル上の表示内容の別例を示す説明図である。
【図14】本発明の画像形成装置における制御例を示す第1のフローチャートである。
【図15】本発明の画像形成装置における制御例を示す第2のフローチャートである。
【図16】本発明の画像形成装置における制御例を示す第3のフローチャートである。
【図17】本発明の画像形成装置における制御例を示す第4のフローチャートである。
【図18】本発明の画像形成装置における制御例を示す第5のフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF)
2 原稿台
3 給送ローラ
4 給送ベルト
5 排送ローラ
6 コンタクトガラス
7 原稿セット検知センサ
8 第1トレイ(給紙トレイ)
9 第2トレイ(給紙トレイ)
10 第3トレイ(給紙トレイ)
11 第1給紙装置(第1給紙ユニット)
12 第2給紙装置(第2給紙ユニット)
13 第3給紙装置(第3給紙ユニット)
14 縦搬送ユニット
15 感光体
16 搬送ベルト
17 定着ユニット
18 排紙ユニット
20 メインコントローラ
21 中間クラッチ
22 第1給紙クラッチ
23 第2給紙クラッチ
24 第3給紙クラッチ
25 メインモータ
26 搬送モータ
27 現像ユニット
30 操作部
31 液晶タッチパネル
32 テンキー
33 クリア/ストップキー
34 プリントキー
35 予熱キー
36 リセットキー
37 初期設定キー
38 コピーキー
39 コピーサーバーキー
40 表示領域
49 画像処理ユニット(IPU)
50 読み取りユニット(読み取り部)
51 露光ランプ
52 第1ミラー
53 レンズ
54 CCDイメージセンサ
55 第2ミラー
56 第3ミラー
57 書き込みユニット(書き込み部)
58 レーザ出力ユニット
59 結像レンズ
60 ミラー
61 A/Dコンバータ
62 シェーディング補正
63 画像処理部(MTF・γ補正)
64 セレクタ
65 画像メモリコントローラ
66 画像メモリ
67 I/Oポート
68 CPU
69 ROM
70 RAM
71 印字合成部
74 不揮発メモリ(NV−RAM)
75 HD
76 印字ユニット
77 変倍回路
81 「はい」キー
82 「いいえ」キー
91〜93 画像形成装置
95〜97 パーソナルコンピュータ
100 フィニッシャ
101 切り替え板(分岐偏向板)
102 排紙搬送ローラ(通常排紙ローラ)
103 排紙搬送ローラ
104 排紙トレイ(通常排紙トレイ)
105 搬送ローラ
106 ステープラ
107 搬送ローラ
108 ステープル台(ステープル・トレイ)
109 ジョガー
110 ステープル完了排紙トレイ
111 両面給紙ユニット(両面搬送ユニット)
112 分岐爪(反転ユニット)
113 両面入紙搬送路
114 反転排紙搬送路

Claims (5)

  1. 画像データ(画像および該画像に係る画像情報。以下同じ)を印刷出力する画像印刷手段と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像形成の動作設定を入力する操作手段と、前記動作設定を表示する表示手段と、前記画像記憶手段に記憶された画像データを蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段に蓄積された画像情報を前記操作手段により変更する画像情報変更手段と、前記蓄積手段に蓄積された画像を印刷出力する蓄積画像印刷手段とを有する、複数の画像処理装置を相互にネットワーク接続してなる画像処理装置ネットワークシステムにおいて、
    前記蓄積手段に蓄積された画像を前記蓄積画像印刷手段で印刷出力する際に、前記蓄積画像の画像情報をチェックし、前記蓄積画像に機密情報が設定されている場合には、該蓄積画像を、当該ネットワーク内の特定の画像処理装置により印刷出力することを特徴とする画像処理装置ネットワークシステム。
  2. オペレータが画像の印刷出力開始を指示したときに、印刷出力が特定の画像出力装置により実行される旨を前記表示手段に表示させるとともに、該印刷出力を実行するか否かをオペレータが指定できることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置ネットワークシステム。
  3. 任意の画像処理装置A内に保持された、機密情報を有する蓄積画像の印刷出力を特定の画像処理装置Bで実行している場合において、該画像処理装置Bにおいて何らかの原因により、印刷後の用紙が装置外に排出不可となったときには、該画像処理装置Bが用紙排出可能状態となったところで、その旨を前記画像処理装置Aの表示手段に表示させるとともに、前記画像処理装置Bでの印刷出力を継続して実行するか否かを、オペレータが指定できるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置ネットワークシステム。
  4. 前記機密情報は、印刷出力される用紙に「社外秘」または「マル秘」の印字を行うべき旨の情報であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置ネットワークシステム。
  5. 前記機密情報は、画像データを前記蓄積手段に蓄積する際に画像に付加される蓄積画像名称であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置ネットワークシステム。
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