JP2002271605A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002271605A
JP2002271605A JP2001067916A JP2001067916A JP2002271605A JP 2002271605 A JP2002271605 A JP 2002271605A JP 2001067916 A JP2001067916 A JP 2001067916A JP 2001067916 A JP2001067916 A JP 2001067916A JP 2002271605 A JP2002271605 A JP 2002271605A
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Ryonosuke Miyazaki
亮乃輔 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが希望する情報のみを抽出して集約し、
転写紙に余分な空白が生じないようにして印刷枚数をよ
り削減する。 【解決手段】複数の原稿の画像情報を読み取り、読み取
った画像データをそれぞれHD75に一時記憶させる。
HD75に記憶した複数原稿の画像データを転写紙に印
刷して出力するときに、HD75に記憶した各画像デー
タの全黒画素を内包する有効画像領域の位置情報を検出
し、検出した有効画像領域の位置情報によりHD75に
記憶した画像データを1枚の転写紙サイズに収まるよう
集約して集約画像データを作成し画像メモリ66に再配
置する。この再配置した集約画像データを転写に印刷し
て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タ装置等で画像データと画像情報を蓄積できる記憶装置
を有する画像形成装置、特に入力した画像データを集約
して印刷枚数の低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機等で印刷する転写紙の枚数を低減
するために、例えば特開平5−328096号公報や特
開平7−23211号公報,特開平7−74921号公
報に示すように、複数枚の原稿の画像データを1枚の転
写紙サイズに収まるよう集約して印刷するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら画像デー
タを集約するときに、読み取った原稿の全面を表す画像
データを集約しているため、集約した画像データには原
稿の余分な空白部も含まれ、集約した画像データを形成
した転写紙には多くの空白部が生じてしまい、転写紙を
有効に利用することはできなかった。
【0004】この発明は係る短所を改善し、ユーザが希
望する情報のみを抽出して集約し、転写紙に余分な空白
が生じないようにして、印刷枚数を寄り削減するととも
に、ユーザにとって見やすい印刷結果を得ることができ
る画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、原稿の画像情報を読み取り、読み取った画像デ
ータをメモリに記憶し、メモリに記憶された画像データ
を印刷する画像形成装置において、複数の原稿の画像を
読み取り、読み取った画像データをメモリに記憶し、メ
モリに記憶した各画像データの全黒画素を内包する外接
長方形(以下、有効画像領域という)のメモリ上の位置
を検出し、複数の読み込んだ画像データの有効画像領域
内の画像データを1枚の転写紙サイズに収まるよう集約
し、集約した集約画像データをメモリ上で再配置するこ
とを特徴とする。
【0006】上記集約した集約画像データをメモリ上に
再配置するときに、各画像データの有効画像領域間に間
隔ができるよう集約画像データを再配置すると良い。
【0007】また、集約画像データを印刷出力する前に
集約画像データ内の各画像データの有効画像領域の配置
状態と各有効画像領域のページ番号を表示し、表示され
た有効画像領域の一部を指定して削除が指示されたとき
に、指定された有効画像領域の画像データを集約画像デ
ータから削除して再配置することが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、複数
の原稿の画像情報を読み取り、読み取った画像データを
それぞれメモリに記憶し、メモリに記憶された画像デー
タを印刷する。メモリに記憶した複数原稿の画像データ
を転写紙に印刷して出力するときに、メモリに記憶した
各画像データの全黒画素を内包する有効画像領域のメモ
リ上の位置情報を検出し、検出した有効画像領域の位置
情報によりメモリに記憶した画像データを1枚の転写紙
サイズに収まるよう集約して集約画像データを作成しメ
モリに再配置する。この再配置した集約画像データを転
写紙に印刷して出力する。
【0009】
【実施例】図1,図2,図3はこの発明の一実施例の画
像形成装置の構成を示し、図1はエンジン部の構成図、
図2は操作部の配置図、図3は駆動部の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように、画像形成装置は、自動
原稿送り装置(以下、ADFという)1の原稿台2に原
稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30の
プリントキー34が押下されると、一番下の原稿から給
送ローラ3と給送ベルト4によって読取ユニット50の
コンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。この
1枚の原稿を給送完了により原稿枚数をカウントアップ
するカウント機能を有している。コンタクトガラス6上
に給送された原稿は読取ユニット50によって画像デー
タを読み取り、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト
4と排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セ
ット検知センサ7で原稿台2に次の原稿が有ることを検
知した場合、前の原稿と同様にコンタクトガラス6上に
給送される。この原稿を給送する給送ローラ3と給送ベ
ルト4及び排送ローラ5は搬送モータ26によって駆動
される。
【0010】読取りユニット50の光学走査系には露光
ランプ51と第1ミラー52とレンズ53及びCCDイ
メージセンサ54等々を有する。露光ランプ51と第1
ミラー52は第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー
55と第3ミラー56は第2キャリッジ上に固定されて
いる。原稿の画像を読み取るときには、光路長が変わら
ないように第1キャリッジ第2キャリッジとが2対1の
相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、ス
キャナ駆動モータにて駆動される。原稿の画像はCCD
イメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変
換されて処理される。
【0011】書込みユニット57はレーザ出力ユニット
58と結像レンズ59とミラー60を有する。レーザ出
力ユニット58の内部にはレーザ光源であるレーザダイ
オード及びモータによって高速で定速回転するポリゴン
ミラーを有する。この書込みユニット57から出力され
るレーザ光が画像作像系の感光体15に照射される。感
光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に
は、主走査同期信号(LSYNC)を発生するビームセ
ンサが配置されている。
【0012】第1トレイ8や第2トレイ9又は第3トレ
イ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11や
第2給紙装置12又は第3給紙装置13によって給紙さ
れ、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する
位置まで搬送される。読取ユニット50にて読み込まれ
た画像データは書込ユニット57からのレーザーによっ
て感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過す
ることによってトナー像が形成される。転写紙は感光体
15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されな
がら感光体15上のトナー像が転写される。その後、定
着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18
によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
【0013】後処理装置のフィニシャ100は本体の排
紙ローラ19によって搬送された転写紙を通常排紙ロー
ラ102方向とステープル処理部方向へ導く。すなわ
ち、切替え板101を上に切り替えることにより、搬送
ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙
し、切替え板101を下方向に切り替えることにより、
搬送ローラ105、107を経由してステープル台10
8に搬送する。ステープル台108に積載された転写紙
は、1枚排紙されるたびに紙揃え用のジョガー109に
よって紙端面が揃えられ、1部のコピー完了と共にステ
ープラ106によって綴じられる。ステープラ106で
綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排
紙トレイ110に収納される。一方、通常の排紙トレイ
104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移
動可能な排紙トレイ部104は原稿毎あるいは画像メモ
リによってソーティングされたコピー部毎に前後に移動
し、簡易的に排出されてくる転写紙を仕分ける。
【0014】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えのための
分岐爪112を上側にセットすることにより、一旦、両
面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給
紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体
15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給
紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の
分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導
く。このように転写紙の両面に画像を作成する場合に両
面給紙ユニット111は使用される。
【0015】操作部30には、図2に示すように、液晶
タッチパネル31とテンキー32とクリア/ストップキ
ー33とプリントキー34と予熱キー35とリセットキ
ー36及び初期設定キー37があり、液晶タッチパネル
31には各種機能キーを有し、画像形成装置の状態を示
すメッセージなどが表示される。すなわち、オペレータ
が液晶タッチパネル31に表示されたキーをタッチする
ことにより選択された機能を示すキーが黒く反転する。
また、機能の詳細を指定しなければならない場合、例え
ばページ印字の種類等はキーにタッチすることで詳細機
能の設定画面が表示される。このように液晶タッチパネ
ル31はドット表示器を使用しているため、そのときの
最適な表示をグラフィカルに行うことができる。また、
初期設定キー37を押すことにより、エンジン部の初期
状態を任意にカスタマイズすることができる。すなわち
収納している転写紙サイズを設定したり、コピー機能の
リセットキーを押したときに設定される状態を任意に設
定可能である。また、一定時間操作が無いときに優先し
て選択されるアプリケーション等も選択することや、国
際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の
設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時間
を設定することができる。予熱キー35を押すと、待機
状態から電力低減状態に移行し、定着温度を低下させた
り、操作部30の表示を消灯する。予熱状態は国際エネ
ルギースター計画でいう低電力状態を意味している。ま
た、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除して待機
状態に移行させるには、この予熱キー35を再度押下す
る。
【0016】感光体15と搬送ベルト16と定着ユニッ
ト17と排紙ユニット18及び現像ユニット27は、図
3に示すようにメインコントローラ20により制御され
るメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11
〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ2
2〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14
はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって
伝達駆動される。メインコントローラ20には、オペレ
ータに対する表示やオペレータからの機能設定入力制御
を行う操作部30と、スキャナの制御や原稿画像を画像
メモリに書き込む制御や、画像メモリからの作像を行う
制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49とADF
1等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置
とメインコントローラ20は必要に応じてエンジン部の
状態や動作指令のやりとりを行っている。また、転写紙
の搬送等に必要なメインモータ25や各種クラッチ21
〜24も接続されている。
【0017】IPU49は図4のブロック図に示すよう
に、露光ランプ51から照射された光の反射をCCDイ
メージセンサ54にて光電変換し、A/Dコンバータ6
1でデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換され
た画像信号はシェーディング補正部62でシェーディン
グ補正がされた後、画像処理部63にてMTF補正とγ
補正等がされ、各種処理がされた画像データをセレクタ
64に出力する。セレクタ64は入力した画像データを
印字合成部71を介して変倍回路76へ送るかメモリコ
ントローラ65へ送るかを切り替える。変倍回路77を
経由した画像データは変倍率に合せて拡大縮小され書込
みユニット57に送られる。
【0018】メモリコントローラ65とセレクタ64間
は双方向に画像データを入出力可能な構成となってい
る。また、IPU49には読取りユニット50から入力
される画像データ以外にもI/Oポート67を介して外
部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピ
ュータ等のデータ処理装置から入力したデータも処理で
きるように、複数のデータの入出力の選択を行なう機能
を有している。また、メモリコントローラ65等への設
定や読取りユニット50や書込みユニット57の制御を
行うCPU68と、そのプログラムやデータを格納する
ROM69と、RAM70及びNV−RAM74を有す
る。さらに、CPU68はメモリコントローラ65を介
して画像メモリ66のデータの書き込みや読み出しを行
う。
【0019】原稿の画像でメモリコントローラ65へ送
られた画像データは、メモリコントローラ65内にある
画像圧縮装置によって圧縮したのち画像メモリ66に送
られる。ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分
の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き
込むことも可能であるが、このような場合は1枚の原稿
の画像で画像メモリ66を大変多く使用する。これを回
避するために画像圧縮を行い、限られた画像メモリ66
を有効に利用する。また、一度に多くの原稿の画像デー
タを記憶することができるため、ソート機能として貯え
られた原稿の画像イメージデータをページ順に出力する
ことができる。この場合、画像を出力する際に画像メモ
リ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置
で順次伸長しながら出力する。このような機能は一般に
電子ソートと言われている。また、画像メモリ66の機
能を利用して複数枚の原稿画像を画像メモリ66の転写
紙1枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むこと
もできる。例えば4枚の原稿の画像を画像メモリ66の
転写紙1枚分の4分割されたエリアに順次書き込むこと
により、4枚の原稿が1枚の転写紙イメージに合成され
集約されたコピー出力を得ることができる。このような
機能は一般に集約コピーと言う。画像メモリ66の画像
データはCPU68からアクセス可能な構成となってい
る。このため画像メモリ66の内容を加工することがで
き、例えば画像の間引き処理や画像の切り出し処理等が
行える。この加工にはメモリコントローラー65のレジ
スタに画像データを書き込むことにより画像メモリ66
の処理を行うことができる。加工された画像データは画
像メモリ66に再度保持される。この画像メモリ66は
処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分
割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成をと
っている。各分割したエリアに画像データの入力と出力
をそれぞれ並列に実行可能にするために、メモリコント
ローラ20とのインタフェースにリード用とライト用の
2組のアドレス・データ線で接続されている。これによ
り第1のエリアに画像を入力(ライト)する間に第2の
エリアより画像を出力(リード)するという動作を行う
ことができる。
【0020】画像メモリ66は多くの画像データを収納
するためハードディスク75を別に設ける。このハード
ディスク75を用いることにより、外部電源が不用で永
久的に画像を保持できる。また、複数の定型の原稿(フ
ォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するために
は、ハードディスク(HD)75が用いられるのが一般
的である。
【0021】書き込みと読み出しにはエンジン部の作像
やスキャナからの画像書き込みに対して処理速度の差を
吸収するために、画像メモリ66に一旦記憶して処理さ
れる。この画像メモリ66に記憶された画像データが書
込みユニット57に送られる。このように画像データを
記憶する画像メモリ66とHD75とスキャナ画像及び
書込みユニット57に送る画像データの入出力は全てメ
モリコントローラ65によって画像パスが決められる。
【0022】このようにCPU68が画像データの入
力,出力を決めることにより、CPU68に接続された
メモリコントローラ65が画像の流れを切り替えること
ができる。
【0023】次に、図5のタイムチャートを参照して、
1ページ分の画像データを出力するときの処理を説明す
る。1ライン毎の主走査同期信号(LSYNC)が立ち
上がった後の所定クロックで画像信号が有効となる。フ
レームゲート信号(FGATE)は1ページの画像デー
タの副走査方向の有効期間を示す信号であり、ラインゲ
ート信号(LGATE)は主走査方向の画像信号が有効
であることを示す信号である。これらの信号は画素同期
信号(VCLK)に同期しており、画素同期信号(VC
LK)の1周期に対し1画素8ビット(256階調)の
画像データが送られてくる。例えば転写紙への書込密度
400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、副
走査6800画素である。また、画像データは255階
調に近いほど白画像になる。
【0024】上記のように構成した画像形成装置で複数
の原稿を読み取り、読み取った複数の原稿の画像を1枚
の転写紙に集約して出力するときの動作を図6のフロー
チャートを参照して説明する。
【0025】原稿の画像を読み取ると、読み取った画像
データをHD75に一時記憶する(ステップS1)。C
PU66は画像メモリ66に記憶した画像データの空白
領域以外の画像部分を内包する外接長方形である有効画
像領域を抽出する(ステップS2)。この有効画像領域
を抽出するとき、画像メモリ66上の位置は画像データ
の主走査方向において両端よりそれぞれ黒画素が見つか
るまで走査し、その後、副走査方向において両端よりそ
れぞれ黒画素が見つかるまで走査することにより検知す
る。例えば図7に示すように、A4サイズの画像データ
200の黒画素がある範囲を有効画像領域201として
検知する。この有効画像領域201を求めるときには孤
立点を考慮して地汚れによる誤認識がないようにする。
この処理をADF1にセットされた全ての原稿の画像デ
ータに対して行い(ステップS3)、各画像データの有
効画像領域201の位置情報は有効画像領域リストとと
してRAM70に保持する(ステップS4)。次に、1
枚の転写紙サイズに収まる分だけ、有効画像領域リスト
の先頭より有効画像領域201の位置情報を抽出し、有
効画像領域201の画像データを読み込む画像メモリ6
6上の位置を確定する(ステップS5)。この処理を抽出
した有効画像領域201が転写紙サイズに達するまで繰
り返して、複数の有効画像領域201を抽出する(ステ
ップS6)。このとき2つの隣接する有効画像領域間2
01の間隔は、有効画像領域201をあらかじめ定めた
閾値で定めるドット程度に大きく取ることによって得
る。その後、画像メモリ66の転写紙1枚分のエリア内
に抽出した有効画像領域201に応じた画像データをH
D75より読み出して集約画像データを作成する(ステ
ップS7)。この集約画像データにより画像を形成して
1枚の転写紙に印刷して出力する(ステップS8)。こ
の処理をHD75に一時記憶した画像データがなくなる
まで繰り返し(ステップS9,S5〜S8)、全ての画
像データによる印刷が終了したら処理を終了する(ステ
ップS9)。
【0026】このようにして余分な余白を除去した集約
画像を転写紙に印刷することができ、印刷する転写紙の
枚数を低減することができる。
【0027】上記実施例は1枚の転写紙サイズに収まる
分だけ有効画像領域201の位置情報により有効画像領
域201の画像データを読み込む画像メモリ66上の位
置を確定した後に直ちに集約画像データを作成した場合
について説明したが、1枚の転写紙サイズに収まる分だ
け有効画像領域201の画像データを読み込む画像メモ
リ66上の位置を確定した後、図8に示すように、転写
サイズ42と確定した有効画像領域201の位置情報4
1と、各有効画像領域201の位置情報21に対応する
画像データのページ情報P1〜P8を操作部30の液晶
タッチパネル31に表示すると良い。この表示された有
効画像領域201の位置情報41のいずれか例えば8ペ
ージ目を押下すると、CPU68は8ページ目の有効画
像領域201の位置情報41を削除して次の集約画像に
再配置する。このようにしてユーザが望む集約画像を得
ることができる。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、複数の
原稿の画像を読み取り、読み取った画像データをメモリ
に記憶し、メモリに記憶した各画像データの全黒画素を
内包する有効画像領域を使用して複数の原稿の画像デー
タを集約して1枚の転写紙に印刷して出力するから、余
分な空白を除いて転写紙に印刷することができ、転写紙
の使用枚数を削減することができる。
【0029】また、集約した集約画像データをメモリ上
に再配置するときに、各画像データの有効画像領域間に
間隔ができるよう集約画像データを再配置することによ
り、各原稿の画像を明確にすることができ、良質な画像
を形成することができる。
【0030】さらに、集約画像データを印刷出力する前
に集約画像データ内の各画像データの有効画像領域の配
置状態と各有効画像領域のページ番号を表示し、表示さ
れた有効画像領域の一部を指定して削除が指示されたと
きに、指定された有効画像領域の画像データを集約画像
データから削除して再配置することにより、ユーザが望
む印刷結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の画像形成装置のエンジン部
の構成図である。
【図2】操作部の配置図である。
【図3】駆動部の構成を示すブロック図である。
【図4】画像処理ユニット(IPU)の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】画像データを出力するときの処理を示すタイム
チャートである。
【図6】集約印刷をするときの処理を示すフローチャー
トである。
【図7】画像データの有効画像領域を示す模式図であ
る。
【図8】有効画像領域の位置情報の表示図である。
【符号の説明】
1;ADF、15;感光体、27;現像ユニット、3
0;操作部、50;読取ユニット、57;書込みユニッ
ト、49;画像処理ユニット(IPU)、65;メモリ
コントローラ、66;画像メモリ、68;CPU、6
9;ROM、70;RAM、75;HD。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA09 AB01 AC08 BA03 BB03 BB10 BC05 BC07 CA04 CA05 CB12 CB20 2C187 AC07 AE01 AF01 CD17 DC01 5B057 AA11 BA02 BA24 BA30 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CC02 CE08 CE09 CH12 CH18 DA07 DA08 DA16 DA17 DC07 5C076 AA02 AA16 AA19 BA03 CA02 CA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読み取り、読み取った
    画像データをメモリに記憶し、メモリに記憶された画像
    データを印刷する画像形成装置において、 複数の原稿の画像を読み取り、読み取った画像データを
    メモリに記憶し、メモリに記憶した各画像データの全黒
    画素を内包する外接長方形(以下、有効画像領域とい
    う)のメモリ上の位置を検出し、複数の読み込んだ画像
    データの有効画像領域内の画像データを1枚の転写紙サ
    イズに収まるよう集約し、集約した集約画像データをメ
    モリ上で再配置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記集約した集約画像データをメモリ上
    に再配置するときに、各画像データの有効画像領域間に
    間隔ができるよう集約画像データを再配置する請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記集約画像データを印刷出力する前に
    集約画像データ内の各画像データの有効画像領域の配置
    状態と各有効画像領域のページ番号を表示し、表示され
    た有効画像領域の一部を指定して削除が指示されたとき
    に、指定された有効画像領域の画像データを集約画像デ
    ータから削除して再配置する請求項1又は2記載の画像
    形成装置。
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