JP3933402B2 - 画像形成装置のネットワークシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像形成装置を有するネットワークシステムに関し、より詳細には、内外に画像データ及び画像情報を蓄積可能な記憶装置を有する複数の画像形成装置を有するネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数の画像形成装置と複数のコンピュータがネットワークを介して接続されてきている。従来、単独で行なわれてきた印刷処理も、ネットワークに接続された画像形成装置で共同すればより生産性が高めることが可能である。
【0003】
特開平10−278385号公報には、画像形成動作が続行できないエラー状態が発生した場合、ネットワークに接続された他の画像形成装置に画像データを転送し印刷を完了することが可能な画像形成装置が記載されている。この画像形成装置の例では予約ジョブが確実にジョブ完了することだけが第1の課題となっている。
【0004】
また、特開平7−261955号公報には、自前のマシンの稼動状態と、そのマシンに待ちが発生する場合に他のマシンに移動する為の時間を考慮して他のマシンを選択する画像形成ネットワーク装置が記載されている。この画像形成ネットワーク装置は動作予約を行なう手段を設けている。しかしながら、即印刷可能な状態の監視及び印刷マシンの決定に留まった例となっている。
【0005】
特開平7−334333号公報には、複数のユーザが同一の印刷装置を選択することによる出力待ちを解消することができるネットワーク出力装置が記載されている。この発明においては、特にホストコンピュータからプリンタへ印刷する場合のプリンタ決定方法に関する提案がなされている。
【0006】
しかしながら、いずれの発明もネットワーク上のリソースの観点からは論じられておらず、ネットワークに接続されて利用可能なマシンリソースを有効に活用していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置が協調してより生産性を高めることが可能な、複数の画像形成装置を有するネットワークシステムを提供することをその目的とする。特にネットワークに接続され利用可能なマシンリソースを有効活用する。具体的には、ネットワークに接続されたマシンの内で、読取動作に最適なマシンで読取り、印刷動作に最適なマシンで印刷可能なシステムを構築することを目的とする。
【0008】
本発明は、複数の画像形成装置と複数のコンピュータがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、ネットワーク上のリソースの有効活度の高いシステムを構築する上での基本構成を規定することを目的とする。
【0009】
本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置のリソース管理において、不整合が発生する場合のモード制御方法を規定することを目的とする。
【0010】
本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置のリソース管理において、印刷可能な画像形成装置が複数存在する場合、又は読み込みマシンと異なる場合の扱いを規定することを目的とする。
【0011】
本発明は、ネットワークに接続された画像形成装置のリソース管理において、印刷可能な画像形成装置が原稿画像読み込みマシンと同一である場合の扱いを規定することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原稿画像を読み込む原稿読込手段と、該原稿読込手段により読み込んだ画像を印刷する印刷手段とを有する画像形成装置がネットワークを介して複数接続されたネットワークシステムであり、ネットワークに接続されている画像形成装置間で画像データ及び印刷する為の印刷情報を転送ことが可能な、複数の画像形成装置を有するネットワークシステムであって、
ネットワークを介してネットワークに接続されている画像形成装置の使用可能な印刷モードを検出するマシン実行可能モード検出手段と、
該マシン実行可能モード検出手段にて検出されるネットワークに接続されたマシンが実行可能なモードを表示するモード表示手段と、
該モード表示手段に表示されたモードを選択するモード選択手段と、
該モード選択手段によるモード選択時、モード間のモード組合せ又はモード排他制御を行なうモード制御手段と、
前記マシン実行可能モード検出手段により検出された各マシンの実行可能なモード情報に基づき、ネットワークに接続された前記画像形成装置のうち適合する画像形成装置を検索する検索手段と、
該検索手段により検索された印刷モードを実行可能なネットワークに接続された画像形成装置を表示する実行可能画像形成装置一覧表示手段と、
印刷実行を行なう画像形成装置を選択する印刷画像形成装置選択手段とを有し、
該印刷画像形成装置選択手段により印刷画像形成装置が指定されると、該指定された画像形成装置に画像データ及び印刷する為の印刷情報を転送し印刷を実行する様に制御することを特徴としたものである。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記検索手段により検索された印刷モードを実行可能なネットワークに接続された画像形成装置が、読み取りを行なった画像形成装置である場合、前記実行可能画像形成装置一覧表示手段により実行可能画像形成装置一覧表示を抑制するように制御することを特徴としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係るシステム(ネットワークシステム)における画像形成装置を示す図、図2は図1の画像形成装置における操作部の一例を示す図である。図3は、メインコントローラを中心とした制御装置の一例を示すブロック図である。
自動原稿送り装置(以後ADF)1にある、原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。一枚の原稿を給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。給送された原稿は読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知部7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26によって駆動される。
【0017】
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙ユニット11、第2給紙ユニット12、第3給紙ユニット13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
【0018】
後処理装置のフィニシャ100は、本体の排紙ローラによって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へに導くことができる。切り替え板(分岐偏光板)101を上に切り替えることにより、搬送ローラ102,103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙することができる。また、切り替え板101を下方向に切り替えることで、ステープラ搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送することができる。ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
【0019】
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0020】
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪(反転ユニット)112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
【0021】
なお、感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙ユニット11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
【0022】
図2を参照して画像形成装置における操作部30の一例を説明する。
操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、予熱キー35、リセットキー36、初期設定キー37があり、液晶タッチパネル31には、各種機能キー及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0023】
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えばページ印字の種類等)はキーにタッチすることで詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用している為、その時の最適な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0024】
初期設定キー37を押すことで、機械の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のリセットキーを押したときに設定される状態を任意に設定可能である。また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等も選択すること、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時間を設定することが可能である。予熱キー35を押すと、機械は待機状態から、電力低減状態に移行し、定着温度を低下させたり、操作部の表示を消灯する。予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるには、この予熱キーを再度押下する。
【0025】
図3を参照して、メインコントローラを中心とした制御装置の一例を説明する。
メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ(中間クラッチ21,第1給紙クラッチ22,第2給紙クラッチ23,第3給紙クラッチ24)も接続されている。
【0026】
図1を再度参照して、画像形成装置の原稿読み取りから、画像の書き込みまでの処理を説明する。
読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
【0027】
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
【0028】
図4は、図3の制御装置における画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。
露光ランプ51から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ54にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正部62にてシェーディング補正がなされた後、画像処理部(MTF・γ補正部)63にてMTF補正、γ補正等がなされる。その後、入力した画像データを、印字合成部71を介して変倍回路77へ、或いは、画像メモリコントローラ65へ切り替えて供給するものであり、変倍回路77を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に送られる。
【0029】
一方、画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図4には特に明示していないが、IPU49には読み取りユニット50から入力される画像データ以外にもI/Oポート67を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力したデータも処理できるよう、複数のデータの入出力の選択を行なう機能を有しているものとする。本発明においてはI/Oポート67を介して画像形成装置をネットワーク接続しており、その通信手段には、インターネットの標準プロトコルとして普及されているTCP/IP通信プロトコルを用いるなどが考えられる。
【0030】
また、本発明では図5のようなネットワーク構成を持ち、ネットワーク接続された各画像形成装置の機械構成情報や動作状況、若しくはリモート出力コマンド等の制御コマンド、設定コマンドの送受信を行なっている。図5は、本発明を実施した場合のネットワークコピーのシステムの一例を示しており、3台の画像形成装置C1,C2,C3をネットワーク化しているが、当然、接続されるコピー台数は限定する必要はない。ネットワーク通信手段には例えば、イーサネットを物理手段として用い、データ通信にOSI(Open System Interface)参照モデルのTCP/IP通信を用いるなどの手段が考えられる。またこれらの画像形成装置との通信及びコントロールを行うコンピュータ端末P1,P2,P3が設置されており、ネットワークNを通じてコンピュータ端末Pから画像形成装置Cに対する各種コントロールを可能にする。また画像形成装置Cからコンピュータ端末Pに対し、コピー動作状態等の信号や各種情報をコンピュータ端末Pに送ることも可能である。従って、コンピュータ端末Pでは、ネットワークN内の画像形成措置Cの電源ON状況、動作状況等のネットワークN内の画像形成装置Cの状態の把握が可能である。
【0031】
ネットワーク接続されたコンピュータ端末より転送される印字データを記憶する場合は、受信する印字画像データをI/Oポート67を経由して一度は画像メモリ66に蓄え、受信完了後は画像メモリ66に記憶された印字画像データをHD75に記憶する。
【0032】
また、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50、書き込み部57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70、NV−RAM74を備えている。更にCPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。
【0033】
原稿画像で画像メモリコントローラ65へ送られた画像は、画像メモリコントローラ内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画像メモリを大変多く使用する。画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリを有効に利用できる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することが出来るため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合画像を出力する際に画像メモリ66のデータをメモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
【0034】
また画像メモリの機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
【0035】
画像メモリ66の画像はCPU68からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことで画像メモリの処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリに保持される。画像メモリ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリコントローラ65とのインターフェースにリード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
【0036】
画像メモリ66は、多くの画像データを収納するためハードディスク75を別に設けることもある。ハードディスク75を用いることにより、外部電源が不用で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このハードディスク75が用いられるのが一般的である。
【0037】
書き込み、読み出しには本体の作像やスキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸収する為に、画像メモリに一旦記憶され処理される。また画像記憶装置からのデータを書き込みユニット57に送る際は、画像メモリ66に一旦記憶し、書き込みユニット57に送ることになる。このように画像を記憶する装置の画像メモリ66、HD75、スキャナ画像、書き込みユニットに送る画像の入出力は全てメモリコントローラ65によって画像パスを決められる。このようにCPU68が画像データの入力、出力を決めることでCPU68に接続されたメモリコントローラ65が画像の流れを切り替えることが可能となる。
【0038】
図6は、図4の画像処理ユニット内のセレクタ64における1ページ分の画像信号について説明するための図である。
/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATEである。これらの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。本実施例では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、副走査6800画素である。また本実施例では、画像データは255に近いほど白画像になるとする。
なお、印字機能は図4に示すように、画像メモリ66の後段で行ない(印字合成部71)転写紙毎に印字を付加する。
【0039】
実際の処理の流れを図7乃至図13を参照して説明する。
図7及び図8は、本発明の一実施形態に係るシステムの動作を説明するためのフロー図、図9は、図7のネットワーク接続マシン使用可能モード検索処理を詳細に説明するためのフロー図、図10は、図9の処理で作成されるネットワーク接続全マシンの実行可能モードテーブルの一例を示す図、図11は、図7の印刷モード設定処理を詳細に説明するためのフロー図、図12は、図7の印刷マシン決定処理を詳細に説明するためのフロー図である。また、図13は、本発明の一実施形態に係るシステムにおける印刷指定された側のマシンの動作を説明するためのフロー図である。
【0040】
まず、図7のステップS1において、自マシンの電源投入時或いはネットワーク上に接続されているマシンがネットワーク上に接続された場合又は接続が断たれた場合、ステップS2,S3にあるように各マシンの実行可能なモードの取得を行なう。ステップS2においてはネットワーク接続マシン使用可能モード検索処理を行い、ステップS3においてはネットワーク接続マシンの実行可能なモード表示処理を行う。
【0041】
ステップS2の処理を図9及び図10を参照して詳細に説明する。
ネットワークに接続されているマシン(画像形成装置)の台数Nを検知し(ステップS21)、カウントiを1に初期化し(ステップS22)、ネットワークに接続された全てのマシンの検索が完了するまで(ステップS23でYES)、i番目のマシンの実行可能モードを検知し(ステップS24)、実行可能モードテーブル編集処理(各マシンの実行可能モードを追記する)を行う(ステップS25)。ここでマシン毎にiをインクリメントする(ステップS26)。各マシンの実行可能なモードの取得を行ない、全マシンの検索が完了したときには、図10で示すネットワーク接続全マシンの実行可能モードテーブルの作成が完了する(ステップS27)。
以降、ここで作成した“各マシンの実行可能モードテーブル“を基にモード制御が行なわれることになる。
【0042】
ステップS2で“各マシンの実行可能モードテーブル“が作成されると次に、ネットワークの各マシンを使用した場合に実行可能なモード情報を操作表示部に表示する(ステップS3)。この場合自マシンで実行可能なモード情報ばかりではなく、他のマシンで実行可能なモード情報も表示する。例えば図10に示す“各マシンの実行可能モードテーブル“のように、各マシンに対して「片面」,「両面」,「印字」,...,「ソート」,「ステープル」,「パンチ」が実行可能かどうかを示したテーブルが作成されている場合、各マシンで実行可能なモードの論理和をとり、どれかのマシンで実行可能なモードならば、実行可能なモード情報として図2に示す操作表示部30の液晶タッチパネル31上に表示される。
【0043】
次に、ステップS4にてネットワークに繋がれたマシンに対するモード制御(印刷条件モード設定処理)が行なわれる。具体的には、図2に示す操作表示部30の液晶タッチパネル31上に表示されたモードキーの押下チェックを行なう。
【0044】
ステップS4の処理を図11を参照して詳細に説明する。
ステップS41にてモードキー入力を検知すると、ステップS42にてモード選択処理か、選択解除処理がキー押下前のモード状態から判定される。モード選択ならばステップS45〜S48の処理を実行する。まず、ステップS45にて“設定されるモードと既に設定済みのモードが組合せ可能か?”をチェックする。すなわち、セットされたモードと既に設定済みのモードが全て実行可能なマシンが存在するかを判定する。そのようなマシンが存在しなければステップS48にて選択禁止や組合せ無効警告等のモード設定無効処理を行う。逆に存在すればステップS46にてモードキー選択状態表示等のモード設定有効処理を行い、ステップS47へ進む。ステップS47ではモード選択で図10のテーブルの組合せ上組合せが成立しなくなったモードを選択禁止状態とし、無駄なモード選択を禁止させる。例えば、各マシンの実行可能モードが図10のテーブルの様であった場合で、既に選択済みのモードが「印字」モードであれば印刷対象マシンはマシン1に限定され実行するモードも限定され「ステープル」モードは組合せ禁止となる。そこで図2に示す操作表示部30の液晶タッチパネル31上で「ステープル」キーを半輝度表示される等して選択禁止状態にあることをユーザに通知する。
【0045】
一方、ステップS42にてモードの選択解除が行なわれた場合、今までの場合とは逆でステップS43にてモード選択状態を解除し、ステップS44にて、ステップS47にて選択禁止状態にあったモードを図10のテーブルのモード組合せから判断し、選択可能となったモードを選択可能状態に移行させる。
【0046】
図7の印刷条件モード設定処理(ステップS4)が行なわれると、次に読取、印刷の実行開始指示を待つ(ステップS5)。実行開始指示があると印刷マシンの決定処理が行なわれる(図8のステップS6)。
【0047】
ステップS6の処理を図12を参照して詳細に説明する。
ステップS51にて、現状の設定済みの印刷条件を基に図10のテーブルに示された実行可能モードから実行可能なマシンをネットワーク上の全てのマシンに対して検索する。次に、ステップS51の処理の結果、実行可能なマシンが複数存在する場合の処理が行なわれる(ステップS52〜S54)。実行可能なマシンが複数存在する場合(ステップS52でYES)、ステップS53にて印刷候補マシン一覧を図2に示す操作表示部30の液晶タッチパネル31上に表示させる。そしてユーザ指示により印刷マシンを決定、指示させる(ステップS54)。この場合どのマシンを選択しても良いが、例えば印刷画質の良いマシン、紙つまりの少ないマシン、近場のマシン等ユーザの好みに応じて印刷マシンを決定できる。
【0048】
図8の印刷マシン決定処理(ステップS6)が完了すると、実際に原稿画像の読み込み処理(ステップS7)、印刷処理(ステップS9)が行なわれる。以下の概要を説明すると、ステップS6にて決定された印刷マシンが原稿読み込みを行なったマシンか否かで制御が異なる(ステップS8)。同一マシンであればステップS7で原稿を読み込み、以降ステップS9〜S11に示す従来から実現されているような、原稿読み込み終了の時点で印刷処理を実行する。一方、原稿読取りと印刷が異なる場合、ネットワークを介して印刷指定マシンへ原稿読み込みした画像データ及び印刷条件の転送処理を行なう(ステップS12,S13)。
【0049】
一方印刷マシンである転送先では、図13に示す様な画像データ及び印刷条件受信処理が行なわれる。
まず、印刷条件を受信したら(ステップS61でYES)、これを保存し(ステップS62)、画像データを受信したら(ステップS63でYES)、この画像データを保存する(ステップS64)と同時に、先に受信した印刷条件を基に受信した画像データを使用して印刷動作を開始することになる(ステップS65)。
【0050】
以上の様に制御することで、ネットワークに接続されたマシンの内で、読取動作に最適なマシンで読取り、印刷動作に最適なマシンで印刷可能なシステムを構築することが可能となる。
【0051】
例えば、マシン構成が以下の場合を仮定してモード制御の一例を示す。
マシンA,マシンB,マシンCに対し、それぞれ(両面モード、ステープル,パンチ)が(有り,無し,無し)、(無し,有り,有り)、(有り,有り,無し)という条件で、マシンAにおいて印刷モードを設定する場合を考える。この時マシンAにおけるモード設定画面ではネットワーク上に存在する全ての実行可能モードが表示される。そこで「両面モード」(マシンAでのみ実行可)、「ステープルモード」(マシンBでのみ実行可)、「パンチモード」(マシンB,Cで実行可)が全て表示されることになる。次にオペレータがこの画面で両面モードを選択した場合、両面モードで印刷実行可能なマシンはA,Cに限定される。そこで「両面モード」、「ステープルモード」、「パンチモード」の各キーは「両面モード」キーは選択状態となり、「ステープルモード」キーはマシンCでなら実効可能なので選択可能状態、「パンチモード」キーについては「両面モード」を選択することで使用可能マシンがA,Cに限定されたので、選択禁止状態となる。これによりモードを選択しながらネットワークに接続されたマシンで実行可能なモード排他制御が行なわれる。これにより全てのモードを設定後、例えば印刷開始指示をした場合に組合せ禁止指示を出さないで済み、ネットワーク上にある画像形成装置で利用可能なモードが的確に把握でき、また無駄なモード設定動作をしなくて済む。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワークに接続され利用可能なマシンリソースを有効活用し、生産性の高い画像形成ネットワークシステムが構築できる。
【0053】
ユーザが印刷モードを設定して印刷を行なう場合、あるマシンでは他のマシンに対して読み込み手段の性能が勝るが(読取スピード、読み込み時ジャムが少ない、原稿ハンドリングが良い等)、印刷性能が劣る(画質が悪い、ジャムが多い等)場合があり、そのような場合、従来は読取マシンが印刷マシンであったが、本発明によれば、ネットワーク上に印刷モードを実現可能なマシンが複数存在すれば該当マシン一覧を表示し、印刷マシンを選択できるようにしたので、ネットワークに接続されたマシンの中で読取性能の高くかつ印刷性能の高いマシンで読取印刷が可能となる。
【0054】
印刷可能なマシンが1台しか存在しなくかつそのマシンが原稿読み込みを行なったマシンである場合、原稿読み込みと印刷を同一のマシンで行なうことを意味する。本発明によれば、このような場合、印刷候補のマシン表示を行なうまでも無く、また無意味な表示及び選択動作を抑制することにより印刷設定手順の増加を防止でき操作性の高いシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るシステム(ネットワークシステム)における画像形成装置を示す図である。
【図2】 図1の画像形成装置における操作部の一例を示す図である。
【図3】 メインコントローラを中心とした制御装置の一例を示すブロック図である。
【図4】 図3の制御装置における画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明を実施した場合のネットワークコピーのシステムの一例を示す図である。
【図6】 図4の画像処理ユニット内のセレクタにおける1ページ分の画像信号について説明するための図である。
【図7】 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を説明するためのフロー図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係るシステムの動作を説明するためのフロー図である。
【図9】 図7のネットワーク接続マシン使用可能モード検索処理を詳細に説明するためのフロー図である。
【図10】 図9の処理で作成されるネットワーク接続全マシンの実行可能モードテーブルの一例を示す図である。
【図11】 図7の印刷モード設定処理を詳細に説明するためのフロー図である。
【図12】 図7の印刷マシン決定処理を詳細に説明するためのフロー図である。
【図13】 本発明の一実施形態に係るシステムにおける印刷指定された側のマシンの動作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、2…原稿台、3…給送ローラ、4…給送ベルト、5…排送ローラ、6…コンタクトガラス、7…原稿セット検知部、8…第1トレイ、9…第2トレイ、10…第3トレイ、11…第1給紙ユニット、12…第2給紙ユニット、13…第2給紙ユニット、14…第3給紙ユニット、15…感光体、16…搬送ベルト、17…定着ユニット、18…排紙ユニット、20…メインコントローラ、25…メインモータ、26…搬送モータ、30…操作部、50…読み取りユニット、51…露光ランプ、52…第1ミラー、53…レンズ、54…CCDイメージセンサ、55…第2ミラー、56…第3ミラー、57…書き込みユニット、58…レーザ出力ユニット、59…結像レンズ、60…ミラー、61…A/Dコンバータ、62…シェーディング補正部、63…MTF・γ補正部、64…セレクタ、65…メモリコントローラ、66…画像メモリ、67…I/Oポート、68…CPU、69…ROM、70…RAM、71…印字合成部、74…NV−RAM、75…HD、76…印字ユニット、77…変倍回路、100…フィニッシャ、101…分岐偏向板、102,103…排紙搬送ローラ、104…排紙トレイ、105,107…ステープラ搬送ローラ、106…ステープラ、108…ステープル台、109…ジョガー、110…ステープル完了排紙トレイ、111…両面搬送ユニット、112…反転ユニット、113…両面入紙搬送路、114…反転排紙搬送路。
Claims (2)
- 原稿画像を読み込む原稿読込手段と、該原稿読込手段により読み込んだ画像を印刷する印刷手段とを有する画像形成装置がネットワークを介して複数接続されたネットワークシステムであり、ネットワークに接続されている画像形成装置間で画像データ及び印刷する為の印刷情報を転送ことが可能な、複数の画像形成装置を有するネットワークシステムであって、
ネットワークを介してネットワークに接続されている画像形成装置の使用可能な印刷モードを検出するマシン実行可能モード検出手段と、
該マシン実行可能モード検出手段にて検出されるネットワークに接続されたマシンが実行可能なモードを表示するモード表示手段と、
該モード表示手段に表示されたモードを選択するモード選択手段と、
該モード選択手段によるモード選択時、モード間のモード組合せ又はモード排他制御を行なうモード制御手段と、
前記マシン実行可能モード検出手段により検出された各マシンの実行可能なモード情報に基づき、ネットワークに接続された前記画像形成装置のうち適合する画像形成装置を検索する検索手段と、
該検索手段により検索された印刷モードを実行可能なネットワークに接続された画像形成装置を表示する実行可能画像形成装置一覧表示手段と、
印刷実行を行なう画像形成装置を選択する印刷画像形成装置選択手段とを有し、
該印刷画像形成装置選択手段により印刷画像形成装置が指定されると、該指定された画像形成装置に画像データ及び印刷する為の印刷情報を転送し印刷を実行する様に制御することを特徴とする複数の画像形成装置を有するネットワークシステム。 - 前記検索手段により検索された印刷モードを実行可能なネットワークに接続された画像形成装置が、読み取りを行なった画像形成装置である場合、前記実行可能画像形成装置一覧表示手段により実行可能画像形成装置一覧表示を抑制するように制御することを特徴とする請求項1記載の複数の画像形成装置を有するネットワークシステム。
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