JP2006301812A - 印刷システムおよび印刷処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クライアントが印刷要求を画像形成装置に対して行なった際に、印刷ジョブの処理を実行していない画像形成装置に印刷ジョブ要求を行なうために印刷ジョブの処理時間を短縮する印刷システムおよび印刷処理方法を提供する。
【解決手段】 画像形成の動作設定を入力しかつその動作設定を表示する操作表示手段、原稿の画像情報を読み取る画像情報読み取り手段等を含んでいる複数の画像形成装置73、74、75、複数のクライアント71、72、プリントサーバ70およびこれらの機器を接続するネットワークから構成される印刷システムにおいて、前記複数の画像形成装置73、74、75がネットワークで接続されている場合に、印刷ジョブを処理していない状態にあるかまたはユーザが一定時間の間にその操作表示部30上で操作を行なっていない画像形成装置に対して印刷ジョブの実行要求を送信する機能を有する。
【選択図】 図5
【解決手段】 画像形成の動作設定を入力しかつその動作設定を表示する操作表示手段、原稿の画像情報を読み取る画像情報読み取り手段等を含んでいる複数の画像形成装置73、74、75、複数のクライアント71、72、プリントサーバ70およびこれらの機器を接続するネットワークから構成される印刷システムにおいて、前記複数の画像形成装置73、74、75がネットワークで接続されている場合に、印刷ジョブを処理していない状態にあるかまたはユーザが一定時間の間にその操作表示部30上で操作を行なっていない画像形成装置に対して印刷ジョブの実行要求を送信する機能を有する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、ネットワークで画像形成装置、プリントサーバ、クライアントが接続される印刷システムおよび印刷処理方法に関するものである。
従来では、複数のプリントサーバを有するネットワークシステムにおいて、分散印刷処理の効率を向上させることができる分散印刷システムが提供されている。例えば、特許文献1には、複数のプリントサーバが接続されている状態で、複数のプリントサーバを検索し、印刷ジョブのないプリントサーバに対して印刷要求を転送する印刷要求転送手段を備え、より早く印刷ジョブの処理を行なうことを目的としている技術が開示されている。
特開平6−332642号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、実際に印刷を行なっている装置が故障しかつユーザが操作中等の場合を考慮しておらず、必ずしも印刷待ちを短くすることにはならない。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、クライアントが印刷要求を画像形成装置に対して行なった際に、印刷ジョブの処理を実行していない画像形成装置に印刷ジョブ要求を行なうために印刷ジョブの処理時間を短縮する印刷システムおよび印刷処理方法を提供することにある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、クライアントが印刷要求を画像形成装置に対して行なった際に、印刷ジョブの処理を実行していない画像形成装置に印刷ジョブ要求を行なうために印刷ジョブの処理時間を短縮する印刷システムおよび印刷処理方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成の動作設定を入力しかつその動作設定を表示する操作表示手段と、原稿の画像情報を読み取る画像情報読み取り手段を含む複数の画像形成装置と、複数のクライアント、プリントサーバおよびこれらの機器を接続するネットワークと、を備えた印刷システムにおいて、前記複数の画像形成装置がネットワークにより接続されている場合に、前記プリントサーバは印刷ジョブを処理していない状態にあるかまたはユーザが一定時間の間にその操作表示部上で操作を行なっていない画像形成装置に対して印刷ジョブの実行要求を送信することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記複数の画像形成装は、置前記プリントサーバが前記複数の画像形成装置に対して送信した印刷開始要求を受信した場合、前記複数の画像形成装置内で現在実行中の印刷ジョブの処理完了までに要する時間および待機している印刷ジョブの処理時間を算出した値を前記複数の画像形成装置から前記プリントサーバに送信することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記プリントサーバは印刷要求を行なう前記印刷ジョブの実行までにかかる待機時間が短い画像形成装置に印刷ジョブを振り分けることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記プリントサーバは前記複数の画像形成装置から同じ処理時間が送信された場合には、画像形成装置にキューイングされている印刷ジョブを検索し、印刷ジョブ要求を次印刷ジョブより優先される印刷ジョブ数が少ない画像形成装置に対して行なうことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記複数の画像形成装は、前記印刷ジョブを振り分けた画像形成装置に複数のジョブがキューイングされている場合、要求した印刷ジョブとキューイングされている印刷ジョブとの優先度の比較を行ない、要求した印刷ジョブの優先度が高い場合には、優先的に印刷を行なえるように印刷順序を変更することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記複数の画像形成装は、置前記プリントサーバが前記複数の画像形成装置に対して送信した印刷開始要求を受信した場合、前記複数の画像形成装置内で現在実行中の印刷ジョブの処理完了までに要する時間および待機している印刷ジョブの処理時間を算出した値を前記複数の画像形成装置から前記プリントサーバに送信することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記プリントサーバは印刷要求を行なう前記印刷ジョブの実行までにかかる待機時間が短い画像形成装置に印刷ジョブを振り分けることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記プリントサーバは前記複数の画像形成装置から同じ処理時間が送信された場合には、画像形成装置にキューイングされている印刷ジョブを検索し、印刷ジョブ要求を次印刷ジョブより優先される印刷ジョブ数が少ない画像形成装置に対して行なうことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記複数の画像形成装は、前記印刷ジョブを振り分けた画像形成装置に複数のジョブがキューイングされている場合、要求した印刷ジョブとキューイングされている印刷ジョブとの優先度の比較を行ない、要求した印刷ジョブの優先度が高い場合には、優先的に印刷を行なえるように印刷順序を変更することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、原稿から読み取られた画像データを記憶し、画像形成の動作設定を表示しこれを操作手段で入力しそして印刷する画像形成装置、複数のクライアント、プリントサーバおよびこれらの機器を接続するネットワークによって原稿から読み取られた画像データの印刷処理を行う印刷処理方法において、複数の画像形成装置がネットワークで接続されている場合に、印刷ジョブを処理していない状態の画像形成装置および一定時間ユーザが操作部上で操作を行なっていない画像形成装置に対して印刷ジョブの実行要求を送信する印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記プリントサーバから複数の画像形成装置に対して印刷開始要求を送信し、前記画像形成装置内で現在実行中の印刷ジョブの処理完了までに要する時間および待機している印刷ジョブの処理時間を算出した値を前記複数の画像形成装置からプリントサーバに送信する請求項6記載の印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、印刷要求を行なう印刷ジョブの実行までに掛かる待機時間が短い画像形成装置に印刷ジョブを振り分ける請求項7記載の印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記複数の画像形成装置から同じ処理時間が送信された場合には、前記画像形成装置にキューイングされている印刷ジョブを検索し、印刷ジョブ要求を次印刷ジョブより優先される印刷ジョブ数が少ない画像形成装置に対して行なう請求項8記載の印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、前記印刷ジョブを振り分けた前記画像形成装置に複数のジョブがキューイングされていた場合、要求した印刷ジョブとキューイングされている印刷ジョブとの間で優先度の比較を行ない、前記要求した印刷ジョブの優先度が高い場合は、優先的に印刷を行なえるように印刷順序を変更する請求項9記載の印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記プリントサーバから複数の画像形成装置に対して印刷開始要求を送信し、前記画像形成装置内で現在実行中の印刷ジョブの処理完了までに要する時間および待機している印刷ジョブの処理時間を算出した値を前記複数の画像形成装置からプリントサーバに送信する請求項6記載の印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、印刷要求を行なう印刷ジョブの実行までに掛かる待機時間が短い画像形成装置に印刷ジョブを振り分ける請求項7記載の印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記複数の画像形成装置から同じ処理時間が送信された場合には、前記画像形成装置にキューイングされている印刷ジョブを検索し、印刷ジョブ要求を次印刷ジョブより優先される印刷ジョブ数が少ない画像形成装置に対して行なう請求項8記載の印刷処理方法を特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、前記印刷ジョブを振り分けた前記画像形成装置に複数のジョブがキューイングされていた場合、要求した印刷ジョブとキューイングされている印刷ジョブとの間で優先度の比較を行ない、前記要求した印刷ジョブの優先度が高い場合は、優先的に印刷を行なえるように印刷順序を変更する請求項9記載の印刷処理方法を特徴とする。
本発明によれば、クライアントが印刷要求を画像形成装置に対して行なったさいに、印刷ジョブの処理を実行していない画像形成装置に、印刷ジョブ要求を行なうために印刷ジョブの処理時間を短縮することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の画像形成装置を示す概略図である。図2は図1の画像形成装置の操作表示部を説明する概略図である。図3はメインコントローラを中心に、制御装置を示すブロック回路図である。図4は画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。
図1〜図4を参照して本発明の実施の形態を説明する。自動原稿送り装置(以後ADF)1には原稿台2が設けられる。この原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束(図示せず)は、図2の操作表示部30上のプリントキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
この場合に、ADF1は1枚の原稿の給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。給送された原稿は読み取りユニット40によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取る。その後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
さらに、原稿セット検知センサ7にて原稿台2に次原稿が有ることを検知した場合、この次原稿は前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4および排送ローラ5は搬送モータ26(図3参照)によって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙Pは、要求に応じて、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙される。
搬送経路には図示してない転写紙Pが縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット40にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット47からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。
そして、転写紙Pは感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、これに感光体15上のトナー像が転写される。その後、転写された画像を定着ユニット17にて定着させ、画像定着後の転写紙Pは排紙ユニット18(図1)によって後処理装置のフィニシャ70に排出される。
図1〜図4を参照して本発明の実施の形態を説明する。自動原稿送り装置(以後ADF)1には原稿台2が設けられる。この原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束(図示せず)は、図2の操作表示部30上のプリントキー34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
この場合に、ADF1は1枚の原稿の給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。給送された原稿は読み取りユニット40によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取る。その後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
さらに、原稿セット検知センサ7にて原稿台2に次原稿が有ることを検知した場合、この次原稿は前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4および排送ローラ5は搬送モータ26(図3参照)によって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙Pは、要求に応じて、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙される。
搬送経路には図示してない転写紙Pが縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット40にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット47からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。
そして、転写紙Pは感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、これに感光体15上のトナー像が転写される。その後、転写された画像を定着ユニット17にて定着させ、画像定着後の転写紙Pは排紙ユニット18(図1)によって後処理装置のフィニシャ70に排出される。
後処理装置のフィニシャ70は、本体の排紙ユニット18によって搬送された転写紙Pを、通常排紙搬送ローラ72方向と、ステープル処理部方向へ導くことができる。分岐偏向板である切り換え板71を上方向に切り換えることにより、搬送ローラ73を経由して通常の排紙トレイ74側に排紙することができる。
また、切り換え板71を下方向に切り換えることにより、ステープラ搬送ローラ75、77を経由して、ステープルトレイ78に搬送することができる。ステープルトレイ78に積載された転写紙(図示せず)は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー79によって紙端面が揃えられ、一部のコピー完了とともにステープラ76によって綴じられる。ステープラ76で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ80に収納される。
一方、通常の排紙トレイ74は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部74は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくる複写済み転写紙(図示せず)を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され、作像された転写紙(図示せず)を排紙トレイ74側に導かないで、搬送経路切り換えのための分岐爪82を上側にセットすることで、いったん両面給紙搬送ユニット81にストックする。
その後、両面給紙搬送ユニット81にストックされた転写紙(図示せず)は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙搬送ユニット81から再給紙され、経路切り換えのための分岐爪82を下側にセットし、排紙トレイ74に導く。両面給紙搬送ユニット81はこのように転写紙の両面に画像を作成する場合に使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25(図3参照)によって駆動される。各給紙装置11〜13にはメインモータ25の駆動力が各々給紙クラッチ22〜24(図3参照)によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14にはメインモータ25の駆動力が中間クラッチ21によって伝達駆動される。
また、切り換え板71を下方向に切り換えることにより、ステープラ搬送ローラ75、77を経由して、ステープルトレイ78に搬送することができる。ステープルトレイ78に積載された転写紙(図示せず)は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー79によって紙端面が揃えられ、一部のコピー完了とともにステープラ76によって綴じられる。ステープラ76で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ80に収納される。
一方、通常の排紙トレイ74は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部74は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくる複写済み転写紙(図示せず)を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され、作像された転写紙(図示せず)を排紙トレイ74側に導かないで、搬送経路切り換えのための分岐爪82を上側にセットすることで、いったん両面給紙搬送ユニット81にストックする。
その後、両面給紙搬送ユニット81にストックされた転写紙(図示せず)は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙搬送ユニット81から再給紙され、経路切り換えのための分岐爪82を下側にセットし、排紙トレイ74に導く。両面給紙搬送ユニット81はこのように転写紙の両面に画像を作成する場合に使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25(図3参照)によって駆動される。各給紙装置11〜13にはメインモータ25の駆動力が各々給紙クラッチ22〜24(図3参照)によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14にはメインモータ25の駆動力が中間クラッチ21によって伝達駆動される。
図2に示すように、操作表示部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、原稿並べ替えキー35、原稿挿入キー36があり、液晶タッチパネル31には、各種機能キーおよび画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、ページ印字の種類等)はキーにタッチすることで詳細機能の設定画面が表示される。
このように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、そのときの最適な表示を図式的に行うことが可能である。図2には、さらに、リセットキー36および初期設定キー37を示している。
メインコントローラを中心に、制御装置を図示している図3を参照して、メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作表示部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、この画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)28、ADF1等の分散制御装置が接続されている。
各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば、ページ印字の種類等)はキーにタッチすることで詳細機能の設定画面が表示される。
このように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しているため、そのときの最適な表示を図式的に行うことが可能である。図2には、さらに、リセットキー36および初期設定キー37を示している。
メインコントローラを中心に、制御装置を図示している図3を参照して、メインコントローラ20は画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作表示部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、この画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)28、ADF1等の分散制御装置が接続されている。
各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
再び、図1を主に参照して、画像形成装置の原稿読み取りから、画像の書き込みまでを説明する。読み取りユニット40は原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されている。光学走査系には、露光ランプ41、第1ミラー42、レンズ43、CCDイメージセンサ44等々で構成されている。
露光ランプ41および第1ミラー42は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー45および第3ミラー46は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
原稿画像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジおよび第2キャリッジが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像はCCDイメージセンサ44によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット47はレーザ出力ユニット48、結像レンズ49、ミラー50で構成される。レーザ出力ユニット48の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書き込みユニット47から出力されるレーザ光は画像作像系の感光体15に照射される。感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置には、主走査同期信号を発生する図示しないビームセンサが配置されている。
露光ランプ41および第1ミラー42は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー45および第3ミラー46は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
原稿画像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジおよび第2キャリッジが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像はCCDイメージセンサ44によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット47はレーザ出力ユニット48、結像レンズ49、ミラー50で構成される。レーザ出力ユニット48の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書き込みユニット47から出力されるレーザ光は画像作像系の感光体15に照射される。感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置には、主走査同期信号を発生する図示しないビームセンサが配置されている。
画像処理ユニット(IPU)28の内部構成のブロック図である図4について説明する。図1に示した露光ランプ41から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ44にて光電変換し、A/Dコンバータ51にてデジタル信号に変換する。
デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正52がなされた後、画像処理部53にてMTF補正、γ補正等がなされる。その後、印字合成部61を介して入力した画像データを変倍回路66へ、或いは、画像メモリコントローラ55へ切り換えて供給する。変倍回路67を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大・縮小され、書き込みユニット47に送られる。
一方、画像メモリコントローラ55とセレクタ54間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図4にはとくに明示していないが、IPU28は複数のデータの入出力の選択を行なう機能を有している。
すなわち、IPU28は読み取りユニット40から入力される画像データ以外にも、I/Oポート57、電話回線通信制御ユニット62を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力したデータも処理できるようにしている。
また、画像メモリコントローラ55への設定や、読み取り部40、書き込み部47の制御を行うCPU58、およびそのプログラムやデータを格納するROM59、RAM60、NV−RAM63を備えている。さらに、CPU58は、メモリコントローラ55を介して、画像メモリ56のデータの書き込みおよび読み出しを行なうことができる。
画像メモリコントローラ55へ送られた原稿画像は、画像メモリコントローラ55内にある画像圧縮装置(図示せず)によって画像データを圧縮しかつその原稿が読み取られた順番をページ情報として付加した後、画像メモリ56に送られる。
デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正52がなされた後、画像処理部53にてMTF補正、γ補正等がなされる。その後、印字合成部61を介して入力した画像データを変倍回路66へ、或いは、画像メモリコントローラ55へ切り換えて供給する。変倍回路67を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大・縮小され、書き込みユニット47に送られる。
一方、画像メモリコントローラ55とセレクタ54間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。図4にはとくに明示していないが、IPU28は複数のデータの入出力の選択を行なう機能を有している。
すなわち、IPU28は読み取りユニット40から入力される画像データ以外にも、I/Oポート57、電話回線通信制御ユニット62を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力したデータも処理できるようにしている。
また、画像メモリコントローラ55への設定や、読み取り部40、書き込み部47の制御を行うCPU58、およびそのプログラムやデータを格納するROM59、RAM60、NV−RAM63を備えている。さらに、CPU58は、メモリコントローラ55を介して、画像メモリ56のデータの書き込みおよび読み出しを行なうことができる。
画像メモリコントローラ55へ送られた原稿画像は、画像メモリコントローラ55内にある画像圧縮装置(図示せず)によって画像データを圧縮しかつその原稿が読み取られた順番をページ情報として付加した後、画像メモリ56に送られる。
ここで画像圧縮をする理由は以下のとおりである。最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ56に書き込むことも可能である。しかし、これは1枚の原稿画像で画像メモリ56を非常に多く使用する。そこで、画像圧縮を行うことで、限られた画像メモリ56を有効に利用できる。
また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、蓄えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合、画像を出力するさいに画像メモリ56のデータをメモリコントローラ55内の伸長装置(図示せず)で順次伸長しながら出力を行う。
このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。また、画像メモリ56の機能を利用すれば、複数枚の原稿画像を、画像メモリ56中で1枚の転写紙分として分割されたエリアに順次読み込むことも可能となる。
例えば、4枚の原稿画像を、画像メモリ56の1枚の転写紙分として4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が1枚の転写紙イメージに合成され、集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、ソート機能として、蓄えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力することができる。この場合、画像を出力するさいに画像メモリ56のデータをメモリコントローラ55内の伸長装置(図示せず)で順次伸長しながら出力を行う。
このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。また、画像メモリ56の機能を利用すれば、複数枚の原稿画像を、画像メモリ56中で1枚の転写紙分として分割されたエリアに順次読み込むことも可能となる。
例えば、4枚の原稿画像を、画像メモリ56の1枚の転写紙分として4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が1枚の転写紙イメージに合成され、集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
画像メモリ56の画像はCPU58からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリ56の内容を加工することが可能であり、例えば、画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモリコントローラ55のレジスタにデータを書き込むことで画像メモリ56の処理を行うことができる。加工された画像は再度画像メモリ56に保持される。
画像メモリ56は処理を行う画像データの大きさにより図示してない複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成を採っている。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリコントローラ55とのインターフェースに読み出し用と書き込み用の2組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(書き込み)する間にエリア2より画像を出力(読み出し)するという動作が可能になる。
画像メモリ56は、多くの画像データを収納するためにハードディスクを別に設けることもある。ハードディスクを用いることにより、外部電源が不要で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込みかつ保持するためには、このハードディスクが用いられるのが一般的である。
書き込み、読み出しには本体の作像やスキャナからの画像書き込みに対する処理速度の差を吸収するために、画像データは画像メモリ56にいったん記憶されかつ処理される。
また、画像記憶装置(画像メモリ)56からのデータを書き込みユニット47に送るさいは、画像メモリ56にいったん記憶し、書き込みユニット47に送ることになる。このように画像を記憶する画像記憶装置である画像メモリ56、HD64のスキャナ画像、書き込みユニットに送る画像の入出力は全てメモリコントローラ55によって画像パスを決められる。
画像メモリ56は処理を行う画像データの大きさにより図示してない複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成を採っている。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモリコントローラ55とのインターフェースに読み出し用と書き込み用の2組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(書き込み)する間にエリア2より画像を出力(読み出し)するという動作が可能になる。
画像メモリ56は、多くの画像データを収納するためにハードディスクを別に設けることもある。ハードディスクを用いることにより、外部電源が不要で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込みかつ保持するためには、このハードディスクが用いられるのが一般的である。
書き込み、読み出しには本体の作像やスキャナからの画像書き込みに対する処理速度の差を吸収するために、画像データは画像メモリ56にいったん記憶されかつ処理される。
また、画像記憶装置(画像メモリ)56からのデータを書き込みユニット47に送るさいは、画像メモリ56にいったん記憶し、書き込みユニット47に送ることになる。このように画像を記憶する画像記憶装置である画像メモリ56、HD64のスキャナ画像、書き込みユニットに送る画像の入出力は全てメモリコントローラ55によって画像パスを決められる。
図5はネットワークで画像形成装置、プリントサーバ、クライアントが接続された印刷システムを示す概略図である。図5では、プリントサーバ70は、ネットワークを介して、第1のクライアント71、第2のクライアント72、第1の画像形成装置73、第2の画像形成装置74および第3の画像形成装置75に接続されている。
画像形成装置73、74、75は、図示してないが、原稿の画像情報を読み取る画像情報読み取り手段40と、読み取られた画像データを印刷する画像印刷手段(書き込みユニット47、現像ユニット27、定着ユニット17等を含んでいる)と、画像形成の動作設定を入力しかつその動作設定を表示する操作表示手段30と、読み取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段56とを、図1ないし図4に関連して説明されたと同様に有している。
印刷システムは、上述した構成の画像形成装置73、74、75、複数のクライアント7および72、プリントサーバ70およびこれらの機器を接続するネットワークとで構成されている。
印刷システムは、複数の画像形成装置(73、74、75)がネットワークで接続されている場合に、印刷ジョブを処理していない状態にあるかまたはユーザが一定時間の間に画像形成装置73、74、75の操作表示部30(図3参照)上で操作を行なっていないこれらの画像形成装置73、74、75に対して印刷ジョブの実行要求を送信する機能を有している。
画像形成装置73、74、75は、図示してないが、原稿の画像情報を読み取る画像情報読み取り手段40と、読み取られた画像データを印刷する画像印刷手段(書き込みユニット47、現像ユニット27、定着ユニット17等を含んでいる)と、画像形成の動作設定を入力しかつその動作設定を表示する操作表示手段30と、読み取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段56とを、図1ないし図4に関連して説明されたと同様に有している。
印刷システムは、上述した構成の画像形成装置73、74、75、複数のクライアント7および72、プリントサーバ70およびこれらの機器を接続するネットワークとで構成されている。
印刷システムは、複数の画像形成装置(73、74、75)がネットワークで接続されている場合に、印刷ジョブを処理していない状態にあるかまたはユーザが一定時間の間に画像形成装置73、74、75の操作表示部30(図3参照)上で操作を行なっていないこれらの画像形成装置73、74、75に対して印刷ジョブの実行要求を送信する機能を有している。
図6は本発明の印刷システムの第1の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図5および図6を参照して、プリントサーバ70は、各画像形成装置73、74、75に対して、現在の印刷ジョブ状況を把握するために印刷ジョブ状況要求を送信する(S1)。
各画像形成装置73、74、75側で、印刷ジョブ状況要求を受信後(S2)、処理待ちの印刷ジョブをキュー内から検索する(S3)。検索した結果を印刷ジョブ状況応答として送信する(S4)。プリントサーバ70で印刷ジョブ状況応答を受信し(S5)、各画像形成装置73、74、75の印刷ジョブの状態を保存する。
操作表示部使用要求をネットワーク上で接続されている全ての画像形成装置73、74、75に対して送信する(S6)。プリントサーバ70から操作表示部使用要求を受信後(S7)、現在一定時間操作表示部から要求を受け付けていない情報を取得する(S8)。現在、一定時間操作表示部から要求を受け付けていない情報を操作部使用応答で送信する(S9)。
操作表示部使用応答を受信し、現在一定時間操作表示部より操作が行なわれていない情報を保存する(S10)。印刷ジョブ状況および操作表示部使用要求から印刷ジョブの処理要求を送信する画像形成装置(73、74、75のいずれか)を決定する(S11)。決定した画像形成装置に対して印刷要求を送信する(S12)。この決定した画像形成装置は印刷要求を受信し、印刷処理を行なう(S13)。
図7は本発明の印刷システムの第2の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図5および図7を参照して、プリントサーバ70は、次の印刷処理実行までどのくらい時間を要するかを把握するために、印刷処理時間算出要求を送信する(S14)。
画像形成装置(73、74、75)は印刷処理時間算出要求を受信し(S15)、現在印刷しているジョブがあれば印刷しているジョブの終了時間と印刷の処理を待機している印刷ジョブの処理時間を算出する(S16)。算出した処理時間の印刷処理時間算出応答を設定し、プリントサーバ70に送信する(S17)。プリントサーバ70は印刷処理時間算出応答を受信し、印刷処理時間を得る(S18)。
したがって、プリントサーバ70とネットワークで接続されている複数の画像形成装置(73、74、75)の次の印刷ジョブを処理するまでの待ち時間を計ることが可能となる。
各画像形成装置73、74、75側で、印刷ジョブ状況要求を受信後(S2)、処理待ちの印刷ジョブをキュー内から検索する(S3)。検索した結果を印刷ジョブ状況応答として送信する(S4)。プリントサーバ70で印刷ジョブ状況応答を受信し(S5)、各画像形成装置73、74、75の印刷ジョブの状態を保存する。
操作表示部使用要求をネットワーク上で接続されている全ての画像形成装置73、74、75に対して送信する(S6)。プリントサーバ70から操作表示部使用要求を受信後(S7)、現在一定時間操作表示部から要求を受け付けていない情報を取得する(S8)。現在、一定時間操作表示部から要求を受け付けていない情報を操作部使用応答で送信する(S9)。
操作表示部使用応答を受信し、現在一定時間操作表示部より操作が行なわれていない情報を保存する(S10)。印刷ジョブ状況および操作表示部使用要求から印刷ジョブの処理要求を送信する画像形成装置(73、74、75のいずれか)を決定する(S11)。決定した画像形成装置に対して印刷要求を送信する(S12)。この決定した画像形成装置は印刷要求を受信し、印刷処理を行なう(S13)。
図7は本発明の印刷システムの第2の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図5および図7を参照して、プリントサーバ70は、次の印刷処理実行までどのくらい時間を要するかを把握するために、印刷処理時間算出要求を送信する(S14)。
画像形成装置(73、74、75)は印刷処理時間算出要求を受信し(S15)、現在印刷しているジョブがあれば印刷しているジョブの終了時間と印刷の処理を待機している印刷ジョブの処理時間を算出する(S16)。算出した処理時間の印刷処理時間算出応答を設定し、プリントサーバ70に送信する(S17)。プリントサーバ70は印刷処理時間算出応答を受信し、印刷処理時間を得る(S18)。
したがって、プリントサーバ70とネットワークで接続されている複数の画像形成装置(73、74、75)の次の印刷ジョブを処理するまでの待ち時間を計ることが可能となる。
図8は本発明の印刷システムの第3の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図5および図8を参照して、プリントサーバ70は複数存在する画像形成装置(図5では、73、74、75)の印刷処理時間が最も短い画像形成装置を選択する(S19)。
処理時間が短い画像形成装置に対して印刷ジョブ開始要求を送信する(S20)。画像形成装置(図5では、73、74、75)側で、印刷ジョブ開始要求を受信し(S21)、印刷ジョブの処理を行なう(S22)。
したがって、前記で得られた処理時間を基に最も早く印刷ジョブを処理する画像形成装置(73、74、75のいずれか)に印刷ジョブを振り分けることが可能となる。
図9は本発明の印刷システムの第4の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図5および図9を参照して、プリントサーバ70は各画像形成装置(図5では、73、74、75)の処理時間の比較を行ない(S23)、複数の画像形成装置で同じ処理があった場合(S24)、同じ処理時間になった画像形成装置の各々に対して印刷ジョブ算出要求の送信を行なう(S25)。
各画像形成装置73、74、75は印刷ジョブ算出要求を受信し(S26)、次印刷ジョブから優先度の高い印刷ジョブ数を算出し(S27)、印刷ジョブ算出応答をプリントサーバ70に送信する(S28)。
プリントサーバ70は印刷ジョブ算出応答を受信し(S29)、次に印刷しようとしている印刷ジョブより優先度の高い印刷ジョブが少ない画像形成装置(73、74、75)に対して印刷ジョブ要求を送信する(S30)。画像形成装置(73、74、75)側では、印刷ジョブ開始要求を受信し(S31)、印刷ジョブの処理を開始する(S32)。
したがって、複数の画像形成装置(73、74、75)から同じ処理時間が応答された場合には、印刷ジョブを振り分けることによって印刷ジョブの処理時間を短縮することが可能となる。
この印刷ジョブの振り分けは、処理しようとする印刷ジョブより優先度の高い印刷ジョブを多く印刷している画像形成装置(73、74、75)から優先度の低いジョブを多く処理している画像形成装置(73、74、75)に行なわれることによって印刷ジョブの処理時間を短縮することが可能となる。
処理時間が短い画像形成装置に対して印刷ジョブ開始要求を送信する(S20)。画像形成装置(図5では、73、74、75)側で、印刷ジョブ開始要求を受信し(S21)、印刷ジョブの処理を行なう(S22)。
したがって、前記で得られた処理時間を基に最も早く印刷ジョブを処理する画像形成装置(73、74、75のいずれか)に印刷ジョブを振り分けることが可能となる。
図9は本発明の印刷システムの第4の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図5および図9を参照して、プリントサーバ70は各画像形成装置(図5では、73、74、75)の処理時間の比較を行ない(S23)、複数の画像形成装置で同じ処理があった場合(S24)、同じ処理時間になった画像形成装置の各々に対して印刷ジョブ算出要求の送信を行なう(S25)。
各画像形成装置73、74、75は印刷ジョブ算出要求を受信し(S26)、次印刷ジョブから優先度の高い印刷ジョブ数を算出し(S27)、印刷ジョブ算出応答をプリントサーバ70に送信する(S28)。
プリントサーバ70は印刷ジョブ算出応答を受信し(S29)、次に印刷しようとしている印刷ジョブより優先度の高い印刷ジョブが少ない画像形成装置(73、74、75)に対して印刷ジョブ要求を送信する(S30)。画像形成装置(73、74、75)側では、印刷ジョブ開始要求を受信し(S31)、印刷ジョブの処理を開始する(S32)。
したがって、複数の画像形成装置(73、74、75)から同じ処理時間が応答された場合には、印刷ジョブを振り分けることによって印刷ジョブの処理時間を短縮することが可能となる。
この印刷ジョブの振り分けは、処理しようとする印刷ジョブより優先度の高い印刷ジョブを多く印刷している画像形成装置(73、74、75)から優先度の低いジョブを多く処理している画像形成装置(73、74、75)に行なわれることによって印刷ジョブの処理時間を短縮することが可能となる。
図10は本発明の印刷システムの第5の実施の形態の動作を説明するフローチャートである。図5および図10を参照して、プリントサーバ70は印刷ジョブの開始要求を画像形成装置(図5では、73、74、75)に送信する(S33)。
画像形成装置(73、74、75)側で印刷ジョブ要求を受信し(S34)、処理待ちキューを検索し、印刷ジョブがキューイングされている場合に(S35)そしてキュー内印刷ジョブの優先度より、今受信した印刷ジョブの優先度が高い場合(S36)に、キューの最後尾に繋がっている印刷ジョブと今受信した印刷ジョブとを入れ換える(S37)。入れ換えを行なった結果さらに前方に印刷ジョブがキューイングされている場合(S38)、再度入れ換えの判定処理を行なう。
画像形成装置(73、74、75)内で、キューに繋がった印刷ジョブの優先度を比較し、処理する順番を入れ換えることによって優先度の高いジョブを優先的に処理することが可能となる。
画像形成装置(73、74、75)側で印刷ジョブ要求を受信し(S34)、処理待ちキューを検索し、印刷ジョブがキューイングされている場合に(S35)そしてキュー内印刷ジョブの優先度より、今受信した印刷ジョブの優先度が高い場合(S36)に、キューの最後尾に繋がっている印刷ジョブと今受信した印刷ジョブとを入れ換える(S37)。入れ換えを行なった結果さらに前方に印刷ジョブがキューイングされている場合(S38)、再度入れ換えの判定処理を行なう。
画像形成装置(73、74、75)内で、キューに繋がった印刷ジョブの優先度を比較し、処理する順番を入れ換えることによって優先度の高いジョブを優先的に処理することが可能となる。
17 定着ユニット、27 現像ユニット、28 画像処理ユニット(IPU)、30 操作表示手段(操作表示部)、40 画像情報読み取り手段(画像情報読み取りユニット)、47 書き込みユニット、56 画像データ記憶手段、70 プリントサーバ、71 第1クライアント、72 第2クライアント、73 画像形成装置、74 画像形成装置、75 画像形成装置
Claims (10)
- 画像形成の動作設定を入力しかつその動作設定を表示する操作表示手段と、原稿の画像情報を読み取る画像情報読み取り手段を含む複数の画像形成装置と、複数のクライアント、プリントサーバおよびこれらの機器を接続するネットワークと、を備えた印刷システムにおいて、前記複数の画像形成装置がネットワークにより接続されている場合に、前記プリントサーバは印刷ジョブを処理していない状態にあるかまたはユーザが一定時間の間にその操作表示部上で操作を行なっていない画像形成装置に対して印刷ジョブの実行要求を送信することを特徴とする印刷システム。
- 前記複数の画像形成装は、置前記プリントサーバが前記複数の画像形成装置に対して送信した印刷開始要求を受信した場合、前記複数の画像形成装置内で現在実行中の印刷ジョブの処理完了までに要する時間および待機している印刷ジョブの処理時間を算出した値を前記複数の画像形成装置から前記プリントサーバに送信することを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
- 前記プリントサーバは印刷要求を行なう前記印刷ジョブの実行までにかかる待機時間が短い画像形成装置に印刷ジョブを振り分けることを特徴とする請求項2記載の印刷システム。
- 前記プリントサーバは前記複数の画像形成装置から同じ処理時間が送信された場合には、画像形成装置にキューイングされている印刷ジョブを検索し、印刷ジョブ要求を次印刷ジョブより優先される印刷ジョブ数が少ない画像形成装置に対して行なうことを特徴とする請求項3記載の印刷システム。
- 前記複数の画像形成装は、前記印刷ジョブを振り分けた画像形成装置に複数のジョブがキューイングされている場合、要求した印刷ジョブとキューイングされている印刷ジョブとの優先度の比較を行ない、要求した印刷ジョブの優先度が高い場合には、優先的に印刷を行なえるように印刷順序を変更することを特徴とする請求項4記載の印刷システム。
- 原稿から読み取られた画像データを記憶し、画像形成の動作設定を表示しこれを操作手段で入力しそして印刷する画像形成装置と、複数のクライアント、プリントサーバおよびこれらの機器を接続するネットワークによって原稿から読み取られた画像データの印刷処理を行う印刷処理方法において、複数の画像形成装置がネットワークで接続されている場合に、印刷ジョブを処理していない状態の画像形成装置および一定時間ユーザが操作表示部上で操作を行なっていない画像形成装置に対して印刷ジョブの実行要求を送信することを特徴とする印刷処理方法。
- 前記プリントサーバから複数の画像形成装置に対して印刷開始要求を送信し、前記画像形成装置内で現在実行中の印刷ジョブの処理完了までに要する時間および待機している印刷ジョブの処理時間を算出した値を前記複数の画像形成装置からプリントサーバに送信することを特徴とする請求項6記載の印刷処理方法。
- 印刷要求を行なう印刷ジョブの実行までに掛かる待機時間が短い画像形成装置に印刷ジョブを振り分けることを特徴とする請求項7記載の印刷処理方法。
- 前記複数の画像形成装置から同じ処理時間が送信された場合には、前記画像形成装置にキューイングされている印刷ジョブを検索し、印刷ジョブ要求を次印刷ジョブより優先される印刷ジョブ数が少ない画像形成装置に対して行なうことを特徴とする請求項8記載の印刷処理方法。
- 前記印刷ジョブを振り分けた前記画像形成装置に複数のジョブがキューイングされていた場合、要求した印刷ジョブとキューイングされている印刷ジョブとの間で優先度の比較を行ない、前記要求した印刷ジョブの優先度が高い場合は、優先的に印刷を行なえるように印刷順序を変更することを特徴とする請求項9記載の印刷処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120363A JP2006301812A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 印刷システムおよび印刷処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005120363A JP2006301812A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 印刷システムおよび印刷処理方法 |
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Family Applications (1)
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JP2005120363A Pending JP2006301812A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 印刷システムおよび印刷処理方法 |
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JP (1) | JP2006301812A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010186856A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Sony Chemical & Information Device Corp | 熱伝導性シート |
-
2005
- 2005-04-18 JP JP2005120363A patent/JP2006301812A/ja active Pending
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