JP2001320528A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001320528A
JP2001320528A JP2000135193A JP2000135193A JP2001320528A JP 2001320528 A JP2001320528 A JP 2001320528A JP 2000135193 A JP2000135193 A JP 2000135193A JP 2000135193 A JP2000135193 A JP 2000135193A JP 2001320528 A JP2001320528 A JP 2001320528A
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JP2000135193A
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Junji Ukegawa
順治 受川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の印刷ジョブ実行中に他の印刷を行いた
い場合に、総印刷部数と割り込み印刷部数とを入力でき
るようにし、前記割り込み印刷部数を割り込み印刷ジョ
ブとして実行し、前記総印刷部数から前記割り込み印刷
部数を引いた残りの部数は、予約印刷ジョブとして予約
し、現印刷ジョブ実行後に実行する機能を有する画像形
成装置を提供すること。 【解決手段】通常印刷ジョブ実行中に(ステップ3
1)、割り込みモードが選択されかつ複数部数印刷が選
択されると、印刷総部数と割り込み印刷部数を入力し、
割り込み部数で指定された部数の印刷は、割り込み処理
し(ステップ32)、総部数から割り込み部数を引いた
部数の印刷は、割り込み前の印刷ジョブ終了後に実行す
る(ステップ34)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特に割り込み印刷機能及び予約印刷機能を有する画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に印刷ジョブを実行中に、他の印
刷ジョブを行いたい場合には割り込み印刷するか、もし
くは現印刷ジョブ実行中に原稿を読み取って記憶し、印
刷ジョブを予約登録することが行われている。またこの
ような場合、特開平3−323938号公報に示されて
いるように、印刷ジョブ実行中に次のジョブが予約登録
されたときに、設定条件によって所要時間を割り出し
て、割り込み印刷させるかもしくは予約ジョブとして現
印刷ジョブの後に印刷させるかを自動的に判断する画像
形成装置が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの画像
処理装置では通常の印刷ジョブ実行中に、一旦割り込み
印刷モードのジョブがスタートすると、部数の大小にか
かわらず通常の現印刷ジョブは一旦停止して、割り込み
印刷ジョブが終了するまで割り込み印刷が実行されるた
め、割り込みモード選択中に現印刷ジョブが停止してし
まい、現印刷ジョブの終了時間がその分延長されること
になる。
【0004】一方、前記他の印刷ジョブが予約登録され
た場合、前記他の印刷ジョブの実行は現印刷ジョブが終
了した後に行われるため、現印刷ジョブ終了前に、前記
他の印刷総部数のうち必要な部数だけ先に割り込み印刷
して確保したり、原稿束読み取り時に印刷仕上がりを見
ることができない。このような場合に、割り込み印刷ジ
ョブのうち必要な部数のみ割り込み印刷を行い、残りの
部数は現印刷ジョブ終了後に印刷する機能があると、現
印刷ジョブの実行の遅れを小さくできるとともに、割り
込み印刷も最小限にすることができるため、全体として
ユーザの作業時間の短縮ができる。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、通常の印
刷ジョブ実行中に他の印刷を行いたい場合に、総印刷部
数と割り込み印刷部数とを入力できるようにし、前記割
り込み印刷部数を割り込み印刷ジョブとして実行し、前
記総印刷部数から前記割り込み印刷部数を引いた残りの
部数は、予約印刷ジョブとして予約し、現印刷ジョブ実
行後に実行する機能を有する画像形成装置を提供するこ
とである。また、本発明の第2の目的は、前記他の印刷
を割り込み割り込み印刷ジョブと予約印刷ジョブに分割
することによる、作業時間の効率化が有効に機能するた
めには、上記割り込み印刷部数入力時において入力され
た総部数がある程度多いことが必要であるため、総印刷
部数にある基準を設けてその基準より印刷部数が少ない
場合は、上記割り込み総部数入力を不可とする画像形成
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、画像データを読み取る画像データ読取手段と、前記
画像データ読取手段にて読み込んだ画像データを記憶す
る画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段にて
記憶した画像データを画像形成する画像形成手段と、前
記画像データ記憶手段にて記憶した画像データを画像形
成する処理を予約する画像形成処理予約機能と、前記画
像データ記憶手段にて記憶した画像データを画像形成す
る処理を割り込み実行する画像形成処理割り込み機能
と、通常の画像形成処理実行中に、他の画像形成処理を
行うとき、当該他の画像形成処理の処理部数と、当該他
の画像形成処理の割り込み画像形成処理部数を入力する
入力手段と、を備え、割り込み画像形成処理部数で指定
された部数の画像形成は、通常の画像形成処理を一時停
止して、割り込み実行し、前記処理部数から割り込み画
像形成処理部数を引いた残りの部数の画像形成処理は、
前記割り込み前の画像形成処理が終了した後に前記予約
機能により、予約実行することにより、前記第1の目的
を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記他の総画像形成処理の処理部数が所
定の部数以上でないと、前記割り込み画像形成処理部数
の入力を不可とすることにより、前記第2の目的を達成
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1から図20までを参照して詳細に説明する。図1
から図6までは、本発明実施例の画像形成装置の概略
図、操作部の概略図、及びブロック図である。図1に本
実施の形態に係る画像形成装置を示してある。自動原稿
送り装置(以後ADF)1にある、原稿台2に原稿の画
像面を上にして置かれた原稿束は、図2の操作部30上
のプリントキー34が押下されると、一番下の原稿から
給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス
6上の所定の位置に給送される。一枚の原稿を給送完了
により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有
している。給送された原稿は読み取りユニット50によ
ってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取
った後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び
排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット
検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場
合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送され
る。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は図4
の搬送モータ26によって駆動される。
【0009】第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ
10に積載された転写紙は、各々第1給紙ユニット1
1、第2給紙ユニット12、第3給紙ユニット13によ
って給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15
に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50
にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57
からのレーザによって感光体15に書き込まれ、現像ユ
ニット27を通過することによってトナー像が形成され
る。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベ
ルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナ
ー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像
を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフ
ィニッシャ100に排出される。
【0010】後処理装置のフィニッシャ100は、本体
の排紙ローラによって搬送された転写紙を、通常の排紙
搬送ローラ102方向と、ステープルジョブ部方向へ導
くことができる。分岐偏向板101を上に切り替えるこ
とにより、搬送ローラ103を経由して通常の排紙トレ
イ104側に排紙することができる。また、分岐偏向板
101を下方向に切り替えることで、ステープラ搬送ロ
ーラ105、107を経由して、ステープル・トレイ1
08に搬送することができる。ステープル・トレイ10
8に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え
用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部
のコピー完了とともにステープラ106によって綴じら
れる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重に
よって、ステープル完了排紙トレイ110に収納され
る。一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な
排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ104
は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティン
グされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出さ
れてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0011】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪を上側にセットすることで、一旦両面搬送ユニット
111にストックする。その後、両面搬送ユニット11
1にストックされた転写紙は再び感光体15に作像され
たトナー画像を転写するために、両面搬送ユニット11
1から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪を下側に
セットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の
両面に画像を作成する場合に両面搬送ユニット111は
使用される。感光体15、搬送ベルト16、定着ユニッ
ト17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメイン
モータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13は
メインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24
によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメイン
モータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動
される。ここで、メインモータ25、給紙クラッチ22
〜24及び中間クラッチ21は図4に記載してある。
【0012】図2は、操作部30を示した図である。操
作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、
クリア/ストップキー33、プリントキー34、予熱キ
ー35、リセットキー36、割り込みキー37があり、
液晶タッチパネル31には、機能キー41、部数、及び
画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示され
る。割り込みキー37の押下により割り込み押下モード
に移行する。割り込みモードは、コピー動作実行中およ
び操作中において一時的にコピー作業を割り込んでコピ
ーをするときのモードである。このモードを設定するこ
とによりその前のコピーモード、およびコピー途中であ
ればその途中経過情報を不揮発RAMに記憶し、割り込
みモードに移行し、モードを初期化する。コピー動作実
行後、割り込みモード解除すると、不揮発RAMに記憶
したモードおよび情報を戻して割り込みモード設定前の
状態を復帰させ、再スタートにて、割り込み前のモード
を継続することができる。
【0013】初期設定キー38を押すことで、機械の初
期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。機
械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能
のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任
意に設定可能である。また、一定時間操作が無いときに
優先して選択されるアプリケーション等を選択したり、
国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間
の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時
間を設定することが可能である。予熱キー35を押す
と、機械は待機状態から、電力低減状態に移行し、定着
温度を低下させたり、操作部の表示を消灯する。予熱状
態は、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を
意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状
態を解除し、待機状態に移行させるには、この予熱キー
を再度押下する。新規予約キー39は、予約コピーを行
なうときに使用する。ジョブ一覧キー40の押下によ
り、動作中のコピージョブの一覧を表示する。新規予約
およびジョブ一覧の詳細は、後述する。
【0014】図3は操作部30の液晶タッチパネル31
の表示一例を示した図である。オペレータが液晶タッチ
パネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択
された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳
細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれは
変倍値等)は、キーにタッチすることで、詳細機能の設
定画面が表示される。このように、液晶タッチパネル
は、ドット表示器を使用している為、その時の最適な表
示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0015】図4はメインコントローラを中心に、制御
装置を図示したものである。メインコントローラ20は
画像形成装置全体を制御する。メインコントローラ20
には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能
設定入力制御を行う操作部30、スキャナの制御、原稿
画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作
像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)4
9、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置
が接続されている。分散制御装置とメインコントローラ
20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを
行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、
各種クラッチ21〜24、装置の前面に操作者がいるか
否かを検知する人体検知センサ29も接続されている。
【0016】図1に戻り、画像形成装置の原稿読み取り
から、画像の書き込みまでを説明する。読み取りユニッ
ト50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走
査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ5
1、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセン
サ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1
ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、
第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第1キ
ャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るとき
は、光路長が変わらないように、第1キャリッジ第2キ
ャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作される。
この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて
駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54に
よって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像
レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニッ
ト58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード
及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー
(ポリゴンミラー)が備わっている。書き込みユニット
57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体1
5に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍の
レーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発
生するビームセンサが配置されている。
【0017】図5は画像処理ユニット(IPU)49内
部構成をブロック図である。図1の露光ランプ51から
照射された光の反射を、CCDイメージセンサ54にて
光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に
変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェ
ーディング補正部62でシェーディング補正がなされた
後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされ
る。変倍部72を経由した画像信号は変倍率に合せて拡
大縮小され、セレクタ64に流れる。セレクタ64で
は、画像信号の送り先を、書き込みγ補正ユニット71
または、画像メモリコントローラ65への切り替えが行
われる。書き込みγ補正ユニット71を経由した画像信
号は作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込
みユニット57に送られる。
【0018】画像メモリコントローラ65とセレクタ6
4間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となって
いる。また、画像メモリコントローラ65等への設定
や、図1の読み取りユニット50や書き込みユニット5
7の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデー
タを格納するROM69、RAM70を備えている。更
にCPU68は、画像メモリコントローラ65を介し
て、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行
える。原稿画像で画像メモリコントローラー65へ送ら
れた画像は、画像メモリコントローラ65内にある画像
圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ
66に送られる。ここで画像圧縮する理由は、最大画像
サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ6
6に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿画像で画
像メモリを大変多く使用すので、画像圧縮を行うことに
より、限られた画像メモリを有効に利用できることであ
る。
【0019】また、一度に多くの原稿画像データを記憶
することができるため、ソート機能として、貯えられた
原稿画像イメージデータをページ順に出力することがで
きる。この場合画像を出力する際に画像メモリ66のデ
ータを画像メモリコントローラ65内の伸長装置で順次
伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電
子ソート」と呼ばれている。また画像メモリ66の機能
を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリ66の転
写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むこ
とも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリ
66の転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込
むことで、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成さ
れ集約されたコピー出力を得ることが可能となる。この
ような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
【0020】画像メモリ66の画像はCPU68からア
クセス可能な構成となっている。このため画像メモリの
内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き
処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、メモ
リコントローラー65のレジスタにデータを書き込むこ
とで画像メモリ66の処理を行うことができる。加工さ
れた画像は再度画像メモリ66に保持される。画像メモ
リ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数の
エリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能
な構成をとっている。各分割したエリアに画像データの
入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするためにメモ
リコントローラとのインターフェースにリード用とライ
ト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。
【0021】これによりエリア1に画像を入力(ライ
ト)する間にエリア2より画像を出力(リード)すると
いう動作が可能になる。また、画像メモリ66の内容を
CPU68が読み出し、I/Oポート67を経て、画像
データ73として操作部30に転送することが可能な構
成となっている。一般に、操作部30の画面表示解像度
は低い為、画像メモリ66の原画像は画像間引きが行わ
れ操作部30に送られる。画像メモリ66は、多くの画
像データを収納するためハードディスクが用いられるこ
ともある。ハードディスクを用いることにより、外部電
源が不用で永久的に画像を保持できる特徴がある。複数
の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込
み保持するためには、このハードディスクを用いるのが
一般的である。
【0022】ここで、図6を用いて、セレクタ64にお
ける1ページ分の画像信号について説明する。フレーム
ゲート信号/FGATEは、1ページの画像データの副
走査方向の有効期間を表している。主走査同期信号/L
SYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この
信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有
効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示
す信号が、ラインゲート信号/LGATEである。これ
らの信号は、画素クロックVCLKに同期しており、V
CLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)の
データが送られてくる。本実施例では、転写紙への書込
密度400dpi、最大画素数は、主走査4800画
素、副走査6800画素である。また本実施例では、画
像データは255に近いほど白画像になるものとする。
【0023】次に予約動作について説明する図7に示さ
れた、表示画面は、コピー動作条件設定画面であり、動
作条件の設定を行えるようになっている。図2のプリン
トキー34の押下で、図8のように示される表示画面に
切り替わる。図8に示された表示画面は、コピー動作中
画面と呼び、現在動作中のコピーの設定状態を表す画面
である。次に行いたいコピーの予約(以下、予約コピー
という)の登録が行われておらず、自動用紙選択、自動
濃度、等倍、トレイ1(給紙動作中)等設定された動作
モードが表示されている。
【0024】図9に示された表示画面は予約コピー操作
画面と呼び予約コピーの登録を行う画面である。図2の
新規予約キー39の押下により表示され、図2のプリン
トキー34の押下で予約が登録され、原稿の読み取り動
作が開始する。また図中に示された解除キー401の押
下により予約コピーを解除し、図8の現在動作中のコピ
ーの設定状態を表示する画面に戻すことができる。図
7、図8および図9における表示画面において、画面中
央上部のメッセージエリアにジョブ番号を表示してい
る。ジョブ番号はジョブを識別する為の番号で予約する
ごとに1加算されていく。尚、予約コピーモードとは、
コピー動作実行中に操作部を開放し、次ジョブの操作入
力を可能とする。コピー動作中のジョブの原稿読み込み
動作が終了していれば、スキャナ(ADFを含む)を開
放し、次ジョブの原稿先読み込み動作を可能とする動作
モードである。
【0025】図11に示された表示画面は、ジョブ一覧
画面で、現在印刷中のコピーおよび予約コピーの状態を
一覧表示する。ジョブ一覧画面は、図2の操作部30の
ジョブ一覧キー40の押下により表示される。ジョブ一
覧画面における表示やキーについて説明する。まず、各
ジョブについて、”動作状況”、”ジョブ番号”、”原
稿枚数”、”セット枚数”、”所要時間”を表示する。
所用時間は、原稿枚数、セット枚数、転写紙サイズを元
にコピー動作完了までの時間を計算し表示する。
【0026】図11においては、印刷中のジョブの他に
3つの予約ジョブが登録されていることを示している。
表示中の各ジョブはキーになっており、押下することで
選択状態となり、反転表示となる。反転された状態で再
押下すると、反転は解除され、非選択状態に戻る。図1
1においては、印刷中のジョブの他に3つの予約ジョブ
が登録されていることを示し、予約2が選択されている
ことを示している。各ジョブに対して選択後、次のキー
が有効となる。予約順を変更する前へキー202の押下
により予約順がひとつ繰り上がる。但し、印刷中のジョ
ブより前に行くことはしない。また、後ろへキー203
の押下により予約順がひとつ繰りさがる。図11におい
て、前へキー202の押下で図12のようになる。内容
変更キー204の押下により、選択ジョブのモード選択
画面に移行し、コピーモードを変更することができる。
【0027】図11において、内容表示キー204の押
下により、図10の画面に遷移する。図10において、
一覧へ戻るキー501の押下で、ジョブ一覧表示の画面
に戻ることができる。削除キー205の押下で、選択し
た予約ジョブの削除を行なう。図11において削除キー
205の押下で図13のようになる。また、戻るキー2
01の押下で、一覧表示移行前のジョブの画面に戻る。
ジョブの終了や削除等により移行前のジョブが存在しな
い場合は、印刷中のジョブの画面に戻る。以上に述べた
ような画像形成装置において、請求項1の発明は以下の
ように実施される。前記の通り、通常の印刷ジョブ実行
中に図2の割り込みキー37押下によって、割り込みコ
ピーモードへ移行する。この時の割り込みコピー画面は
図14に示す通り、通常のコピー画面と類似しており、
割り込みの表示により割り込みコピー中であることを示
している。
【0028】以下、図17のフローチャートを参照して
説明する。割り込みコピーモードで、原稿をコンタクト
ガラス上、又は原稿束を図1の原稿台2にセットし、テ
ンキー入力、もしくはソートキー入力があった場合(ス
テップ10:Y1,ステップ106:Y)図2のテンキ
ー32にてセット枚数が複数枚セットされ、かつソート
モードが選択された場合(ステップ102:Y、ステッ
プ107:Y)、割り込み前の通常の印刷ジョブがある
場合(ステップ103:Y)には、割り込み印刷部数、
予約印刷部数のデフォルト値をセットして(ステップ1
04)、印刷部数変更画面を表示するためのフラグをセ
ットし(ステップ105 )、割り込み前の通常の印刷
ジョブがない場合(ステップ103:N)には、セット
部数を印刷設定部数として印刷を開始する(ステップ1
14)。プリントキー入力があった場合(ステップ10
8:Y)には、印刷部数変更画面を表示するためのフラ
グがセットされていれば(ステップ109:Y)、印刷
部数変更画面を表示(ステップ110)するとともに、
印刷部数変更画面を表示するためのフラグをリセットし
ておく。図15は1例を示しており、この例の場合で
は、デフォルトの割り込み時の印刷部数は全部数(5
部)としている。フラグがセットされていなければ(ス
テップ109:N)、設定されている割り込み印刷部数
にてジョブを開始する(ステップ111)。その他のキ
ー入力時には、各キーに対応する処理が行われるが、こ
こでは省略する。
【0029】次に、印刷部数変更画面表示中の処理につ
いて、図18のフローチャートを参照して説明する。テ
ンキー入力があった場合(ステップ201:Y)、入力
された部数がセット部数より大きい場合は何も行わない
でジョブを終了する(ステップ202:N)。入力され
た部数がセット部数以下の場合には(ステップ202:
Y)、割り込み印刷部数を入力された部数で再セットす
る。予約印刷部数は、セット部数から、更新された割り
込み印刷部数を引いた部数で再セットする(ステップ2
03)。この時の画面表示例を図16に示しておく。こ
の例の場合では、変更部数2がセットされたことにな
る。プリントキー入力があった場合(ステップ204:
Y)は、設定されている割り込み印刷部数にてジョブを
開始する(ステップ205)。割り込み印刷部数の印刷
が終了して、割り込みコピーモードが解除されて、通常
の印刷ジョブ画面に戻ったら、通常の印刷ジョブを再開
する。通常の印刷ジョブが終了して、割り込みの予約ジ
ョブが存在する場合には、引き続き、割り込みの予約ジ
ョブを実行する。図19に一連の印刷されるジョブの順
番を示す。
【0030】次に、第2の実施の形態の処理手順を図2
0のフローチャートを参照して説明する。ここでは、第
1の実施の形態との相違点のみ説明する。割り込みコピ
ーモードで、テンキー入力があった場合(ステップ40
1:Y)、セット部数があらかじめ設定されている規定
枚数以上の場合、かつソートモードが選択されている場
合(ステップ402:Y、ステップ407:Y)に、割
り込み前の通常印刷ジョブがある場合(ステップ40
3:Y)には、割り込み印刷部数、予約印刷部数のデフ
ォルト値をセットして(ステップ404)、印刷部数変
更画面を表示するためのフラグをセットする(ステップ
405)。セット部数があらかじめ設定されている規定
枚数未満の場合は(ステップ402:Y)、何もしない
でジョブを終了する。以降のジョブは、請求項1と同一
処理のため、説明を省略する。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明では、通常の印刷ジョブ
実行中に、他の印刷ジョブを行いたい場合、全部数のう
ち、必要な部数のみ割り込み印刷を行い、残りの部数は
現印刷ジョブ終了後に印刷するので、必要な割り込み印
刷部数を確保しかつ現印刷ジョブの終了時間の遅れを小
さくすることができる。
【0032】請求項2の発明では、総印刷部数にある基
準をもうけ、その基準より印刷部数が少ない場合は、上
記割り込み総部数入力操作手段による入力を不可とする
ことができるので、請求項1の発明を有効に機能させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略
図である。
【図2】図1の画像形成装置の操作パネルを示した図で
ある。
【図3】図2の操作パネルの液晶タッチパネルを示した
図である。
【図4】図1の制御装置を画像形成装置のメインコント
ローラを中心に示した図である。
【図5】図4の画像処理ユニット(IPU)の内部構成
を示したブロック図である。
【図6】図5のセレクタにおける1ページ分の画像信号
を示した図である。
【図7】図2の液晶タッチパネルに表示されたコピー動
作条件設定画面を示した図である。
【図8】図2のプリントキーを押したときに表示される
コピー動作中画面を示した図である。
【図9】図2の新規予約キーを押したときに表示される
予約コピー動作画面を示した図である。
【図10】図11の内容表示キーを押したときに表示さ
れる内容表示画面を示した図である。
【図11】図2のジョブ一覧キーを押したときに表示さ
れるジョブ一覧画面を示した図である。
【図12】図11の前へキーを押したときに表示される
画面を示した図である。
【図13】図11の削除キーを押したときに表示される
画面を示した図である。
【図14】図2の割り込みキーを押したときに表示され
る割り込みコピー画面である。
【図15】図17のフローチャートのステップ110に
おいて表示されるデフォルトの印刷部数変更画面の一例
である。
【図16】図15のデフォルト値を変更した場合の印刷
部数変更画面の一例である。
【図17】割り込みコピーモードでの印刷処理の手順を
表したフローチャートである。
【図18】印刷部数変更画面表示中の処理について示し
たフローチャートである。
【図19】一連の印刷されるジョブの順番を示した図で
ある。
【図20】総印刷部数が規定の枚数以上及び以下のとき
の印刷処理の手順を表したフローチャートである。
【符号の説明】 30 操作部 31 液晶タッチパネル 32 テンキー 33 クリア/ストップキー 34 プリントキー 35 余熱キー 36 リセットキー 37 割り込みキー 38 初期設定キー 39 新規予約キー 40 ジョブ一覧キー 41 機能キー 49 IPU 64 セレクタ 65 画像メモリコントローラ 66 画像メモリ 100 フィニッシャ 202 前へキー 203 後へキー 204 削除キー 401 解除キー 501 一覧へ戻るキー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを読み取る画像データ読取手
    段と、 前記画像データ読取手段にて読み込んだ画像データを記
    憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段にて記憶した画像データを画像
    形成する画像形成手段と、 前記画像データ記憶手段にて記憶した画像データを画像
    形成する処理を予約する画像形成処理予約機能と、 前記画像データ記憶手段にて記憶した画像データを画像
    形成する処理を割り込み実行する画像形成処理割り込み
    機能と、 通常の画像形成処理実行中に、他の画像形成処理を行う
    とき、当該他の画像形成処理の処理部数と、当該他の画
    像形成処理の割り込み画像形成処理部数を入力する入力
    手段と、を備え、 割り込み画像形成処理部数で指定された部数の画像形成
    は、通常の画像形成処理を一時停止して、割り込み実行
    し、 前記処理部数から割り込み画像形成処理部数を引いた残
    りの部数の画像形成処理は、前記割り込み前の画像形成
    処理が終了した後に前記予約機能により、予約実行する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記他の総画像形成処理の処理部数が所
    定の部数以上であるか否かを判断し、 この判断の結果、所定部数未満の場合、前記割り込み画
    像形成処理部数の入力を不可とすることを特徴とする請
    求項1の画像形成装置。
JP2000135193A 2000-05-08 2000-05-08 画像形成装置 Pending JP2001320528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8643854B2 (en) 2007-02-14 2014-02-04 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and print control method used therein

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