JP3537108B2 - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

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JP3537108B2
JP3537108B2 JP29453896A JP29453896A JP3537108B2 JP 3537108 B2 JP3537108 B2 JP 3537108B2 JP 29453896 A JP29453896 A JP 29453896A JP 29453896 A JP29453896 A JP 29453896A JP 3537108 B2 JP3537108 B2 JP 3537108B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像信号
を取り扱う装置、例えばデジタル複写機、スキャナ装
置、プリンタ装置、ファクシミリ装置などを連結した画
像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像信号を取り扱う装置、例え
ばデジタル複写機、スキャナ装置、プリンタ装置、ファ
クシミリ装置などを連結した画像処理システムとして、
従来、特開平5−37681号公報に示す「画像処理シ
ステム」、特開平5−225327号公報に示す「画像
処理装置及び画像処理システム」、特開平7−1604
49号公報に示す「分散複写システム」などが提案され
ている。この場合、特開平5−37681号公報に示す
「画像処理システム」では、図24のイメージ図に示す
如く第1操作パネル201を有する第1画像処理装置2
02と、この第1画像処理装置202に起動をかけ得る
第2画像処理装置203とによって画像処理システム2
00を構成し、図25に示す如く第1操作パネル201
により第1画像形成装置202を起動可能な第1制御状
態と、第2画像処理装置203だけで第1画像処理装置
202を起動可能な第2制御状態と、第1操作パネル2
01または第2画像処理装置203のいずれかからでも
第1画像処理装置202を起動可能な第3制御状態とを
持たせ、これら第1〜第3制御状態をマニュアル操作で
切り換え可能にして操作性を向上させている。また、特
開平5−225327号公報に示す「画像処理装置及び
画像処理システム」では、図26に示す如く画像読取/
形成装置としての複写機205に対し、3台の画像処理
装置、すなわちVTR等のビデオ機器206に接続され
るビデオアダプタ206Aと、操作部207を持つ編集
装置208と、インタフェース209を介してホストコ
ンピュータ210と画像情報の転送を行なう画像メモリ
装置211とを、各インタフェース212、213、2
14を介し、直列に接続して画像処理システム204を
構成し、画像メモリから読み出された画像も合成回路に
入力し、合成切替を制御する信号に応じて各画像信号を
切替、合成して、出力画像データを生成し、この出力画
像データを複写機205のプリンタ部に送ってプリント
アウトすることにより、複数の画像処理装置を画像読取
/形成装置に接続可能にして、システムの拡張性を高
め、各画像処理装置の出力データ、読取データを合成を
可能にしている。また、特開平7−160449号公報
に示す「分散複写システム」では、図27に示す如くジ
ョブ制御部216によって、各ジョブ受付部217a〜
217mから渡されたジョブがフォームオーバレイジョ
ブであるかどうかを判断し、これがフォームオーバレイ
ジョブであるとき、ジョブ分割部218に対し、ジョブ
分割依頼を出して前記ジョブをAに相当するデータと、
Bに相当するデータとに分割させ、これによって得られ
た各データを各々各ジョブ処理部219、220のうち
適切なジョブ処理部で処理させた後、フォーム合成部2
21に合成依頼を出して前記各ジョブ処理部219、2
20で得られたAに相当するデータと、Bに相当するデ
ータとを合成させ、各ジョブ出力部222a〜222n
から合成データを出力させることによりフォームオーバ
レイが指定されているとき、フォームオーバレイジョブ
を複数のジョブに分割してこれらの各ジョブに最適な処
理を施した後、処理結果を合成して出力結果の信頼性を
高くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像処理システムでは、いずれの方式でも、通
信線などを使用して画像読取機能や画像データ出力機能
を持つ各画像処理装置などを接続して機能を分散させた
り、1つの画像処理装置で他の画像処理装置の起動を制
御することができるものの、フォーマット原稿画像デー
タや印字データなどを一括して登録したり、特定の画像
処理装置から他の画像処理装置に対する削除処理や転送
処理を行なうことができないことから、1つのフォーマ
ット原稿画像データなどを登録する際、各画像処理装置
毎にフォーマット登録対象となる原稿の登録処理を行な
わなければならず、操作性が悪いという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、請求
項1では、画像形成装置の1つより得たフォーマットデ
ータを連結された全ての画像形成装置の少なくとも一部
に登録コマンドにより登録自在にし、フォーマット原稿
データを他の画像形成装置より得て登録した画像形成装
置は、自ら得た画像データをこのフォーマット原稿デー
タに合成し、各画像形成装置の1つで連結された全ての
画像形成装置の少なくとも一部に既に登録されているフ
ォーマット原稿データを削除コマンドにより削除自在に
することができ、これによって共通のフォーマット原稿
データの登録/削除作業を大幅に省力化することができ
る画像処理システムを提供することを目的としている。
また、請求項2では、フォーマット原稿データの登録及
び削除は一括して行うことができ、これによって共通の
フォーマット原稿データの登録/削除作業を大幅に省力
化することができる画像処理システムを提供することを
目的としている。また、請求項3では、画像形成装置の
1つより得たフォーマット原稿データ、画像データを連
結された全ての画像形成装置の少なくとも一部に登録コ
マンドにより登録自在にし、フォーマット原稿データ、
画像データを他の画像形成装置より得て登録した画像形
成装置は、自ら得た画像データをこのフォーマット原稿
データに合成し、各画像形成装置の1つで連結された全
ての画像形成装置の少なくとも一部に既に登録されてい
るフォーマット原稿データ、画像データを削除コマンド
により削除自在にすることができ、これによって共通の
フォーマット原稿データ、画像データなどの登録/削除
作業を大幅に省力化することができる画像処理システム
を提供することを目的としている。また、請求項4で
は、データを登録する際に登録対象となっている画像形
成装置の空き容量を確認し、空き容量が不足している場
合、その旨を警告してデータの登録を中止又は中断する
ことにより、空き容量不足による登録途中での中断事故
が発生しないようにすることができる画像処理システム
を提供することを目的としている。また、請求項5で
は、データを登録する際に登録対象になっている画像形
成装置の空き容量を確認し、空き容量が不足している場
合、その旨を警告し、操作者の操作内容に基づいて既に
登録されているデータを削除し、データの登録を行う
とにより、操作者に行なわせる削除対象候補の選択を容
易にして、空き容量不足による登録不能を回避すること
ができる画像処理システムを提供することを目的として
いる。また、請求項6では、データの削除は、データの
内容、データの使用頻度に基づいて行われることによ
り、データの重要性に優先度を設けることができ、不必
要なデータを即座に消去することができる画像処理シス
テムを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、複数の画像形成装置を連
結し、これらの各画像形成装置間でフォーマット原稿デ
ータ、画像データを相互に転送して指定された画像形成
装置から出力させる画像処理システムにおいて、前記各
画像形成装置の1つより得たフォーマット原稿データを
メモリに記憶し、該メモリに記憶されたフォーマット原
稿データを連結された全ての画像形成装置の少なくとも
一部に登録コマンドにより登録自在とし、前記フォーマ
ット原稿データを他の画像形成装置より得て登録した画
像形成装置は、自ら得た画像データをこのフォーマット
原稿データに合成し、前記各画像形成装置の1つで連結
された全ての画像形成装置の少なくとも一部に既に登録
されているフォーマット原稿データを削除コマンドによ
削除自在にすることを特徴としている。また、請求項
2では、前記フォーマット原稿データの登録及び削除は
一括して行われることを特徴としている。また、請求項
3では、複数の画像形成装置を連結し、これらの各画像
形成装置間でフォーマット原稿データ、画像データを相
互に転送して指定された画像形成装置から出力させる画
像処理システムにおいて、前記各画像形成装置の1つよ
り得たフォーマット原稿データ、画像データをメモリに
記憶し、該メモリに記憶されたフォーマット原稿デー
タ、画像データを連結された全ての画像形成装置の少な
くとも一部に登録コマンドにより一括して登録自在と
し、前記フォーマット原稿データ、画像データを他の画
像形成装置より得て登録した画像形成装置は、この画像
データをこのフォーマット原稿に合成し、前記各画像形
成装置の1つで連結された全ての画像形成装置の少なく
とも一部に既に登録されているフォーマット原稿デー
タ、画像データを削除コマンドにより一括して削除自在
にすることを特徴としている。また、請求項4では、
ータを登録する際に登録対象となっている画像形成装置
の空き容量を確認し、空き容量が不足している場合、そ
の旨を警告してデータの登録を中止又は中断することを
特徴としている。また、請求項5では、データを登録す
る際に登録対象になっている画像形成装置の空き容量を
確認し、空き容量が不足している場合、その旨を警告
し、操作者の操作内容に基づいて既に登録されているデ
ータを削除し、データの登録を行うことを特徴としてい
る。また、請求項6では、データの削除は、データの内
容、データの使用頻度に基づいて行われることを特徴
している。
【0005】上記の構成により、請求項1では、各画像
形成装置の1つで連結された全ての画像形成装置の少な
くとも一部に既に登録されているフォーマット原稿デー
タを削除コマンドにより削除自在にすることにより、共
通のフォーマット原稿データの登録/削除作業を大幅に
省力化する。また、請求項2では、フォーマット原稿デ
ータの登録及び削除は一括して行うことにより、共通の
フォーマット原稿データの登録/削除作業を大幅に省力
化する。また、請求項3では、各画像形成装置の1つで
連結された全ての画像形成装置の少なくとも一部に既に
登録されているフォーマット原稿データ、画像データを
削除コマンドにより削除自在にすることにより、共通の
フォーマット原稿データ、画像データなどの登録/削除
作業を大幅に省力化する。また、請求項4では、データ
を登録する際に登録対象となっている画像形成装置の空
き容量を確認し、空き容量が不足している場合、その旨
を警告してデータの登録を中止又は中断することによ
り、空き容量不足による登録途中での中断事故が発生し
ないようにする。また、請求項5では、データを登録す
る際に登録対象になっている画像形成装置の空き容量を
確認し、空き容量が不足している場合、その旨を警告
し、操作者の操作内容に基づいて既に登録されているデ
ータを削除し、データの登録を行うことにより、操作者
に行なわせる削除対象候補の選択を容易にして、空き容
量不足による登録不能を回避する。また、請求項6で
は、データの削除は、データの内容、データの使用頻度
に基づいて行われることにより、データの重要性に優先
度を設けることができ、不必要なデータを即座に消去す
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による画像
処理システムの一形態例で使用される画像形成装置の一
例を示す構成図である。この図に示す画像形成装置1
は、縦長の矩形状に形成される装置匡体2と、この装置
匡体2の上部に設けられる自動原稿送り装置3と、前記
装置匡体2の上側に設けられる画像読取装置4と、装置
匡体2の下側に設けられる画像作成装置5と、装置匡体
2の上部に設けられる操作装置6と、装置匡体2内の下
側に設けられる給紙装置7とを備えている。操作装置6
によって他の画像形成装置1と連結指示が指定されてい
る状態でフォーマット設定指示などが入力されたとき、
連結されている全ての画像形成装置1にフォーマット原
稿データや印字合成用データを一括して登録したり、削
除したりして、共通のフォーム画像などの登録/削除作
業を大幅に省力化する。以下、前記画像形成装置1を構
成する自動原稿送り装置3、画像読取装置4、操作装置
6、画像作成装置5、給紙装置7について順次詳細に説
明する。自動原稿送り装置3は、装置匡体2の上部に開
閉自在に設けられる送り装置匡体8と、この送り装置匡
体8上部に設けられる原稿台9と、この原稿台9に原稿
がセットされているときこれを検知する原稿セット検知
センサ10と、前記原稿台9上にセットされている原稿
を1枚ずつ取り込む給送ローラ11と、複数のローラ1
2および給送ベルト13などによって構成され給送ロー
ラ10によって取り込まれた原稿を装置匡体2側のコン
タクトガラス17上に送る給送機構14と、前記コンタ
クトガラス17上でその画像が読み取られた後で給送機
構14によって搬送された原稿を取り込んで、送り装置
匡体2の上部に形成された排紙部15上に排出する排送
ローラ16と、これら原稿セット検知センサ10〜排送
ローラ16を制御する処理、送った原稿の枚数をカウン
トする処理などを行なう制御部102(図5参照)と、
この制御部102の制御の下に給送ローラ10〜排送ロ
ーラ16を駆動する搬送モータ103(図5参照)とを
備えている。
【0007】画像作成装置5から原稿送り指示が出力さ
れたとき、原稿台9上に載置されている原稿を1枚ずつ
取り込んで、これを画像読取装置4に設けられたコンタ
クトガラス17上に導いて、画像を読み取らせた後、こ
の原稿を再度、搬送して排紙部15上に排紙する処理を
繰り返す。また、画像読取装置4は、装置匡体2の上部
に形成された開口部に填込まれ、自動原稿送り装置3に
よって開閉自在に閉じられるコンタクトガラス17と、
装置匡体2内に配置されたガイドレール(図示は省略す
る)により、副走査方向に対し、移動自在に構成され、
変倍率に応じた第1速度で、走行駆動される第1キャリ
ッジ18と、この第1キャリッジ18上に配置され、前
記コンタクトガラス17上に載置されている原稿を照明
する光源19と、前記第1キャリッジ18上に配置さ
れ、前記原稿から光(光学画像)を反射する第1ミラー
20とを備えている。さらに、画像読取装置4は、装置
匡体2内に配置されたガイドレール(図示は省略する)
により副走査方向に対し、移動自在に構成され、第1キ
ャリッジ18が移動しても原稿を読み取る際の光路長が
一定となるように、第1速度の半分の速度(第2速度)
で走行駆動される第2キャリッジ21と、この第2キャ
リッジ21上に配置され第1ミラー20から反射された
光学像を反射する第2、第3ミラー22、23と、装置
匡体2内に移動自在に配置され、ピント、倍率などに応
じた位置に位置調整されて、第3ミラー23から出射さ
れた光学像を集光するレンズ24と、装置匡体2内に移
動自在に配置されピント、倍率などに応じた位置に位置
調整されてレンズ24で集光された光学像を受光し、電
気信号(画像信号)に変換するCCDイメージセンサ2
5とを備えている。
【0008】画像作成装置5側から画像読取指令が出力
されたとき、読取倍率、読取範囲などに応じてレンズ2
4と、CCDイメージセンサ25の位置を左右方向(副
走査方向)に移動させてその位置を調整した後、第1キ
ャリッジ18の光源19を点灯させた状態で第1キャリ
ッジ18と、第2キャリッジ21とを各々第1、第2速
度で副走査方向に走行させながら、コンタクトガラス1
7上に載置された原稿の画像を取り込むとともに、レン
ズ24によってCCDイメージセンサ25上に集光し、
画像信号を生成し、これを画像作成装置5に供給する。
また、操作装置6は、図2に示す如く装置匡体2の上部
に、左右方向に長くなるように配置されるLCDディス
プレイ(液晶ディスプレイ)26と、このLCDディス
プレイ26の上部側に配置されオペレータによってLC
Dディスプレイ26がタッチされたときこれを検出して
タッチ位置情報を生成するタッチパネル27と、LCD
ディスプレイ26の右側に配置されたテンキー28、初
期設定キー29、モードクリアキー30、クリア/スト
ップキー31、プリントキー32などによって構成され
るキーボード33と、図5に示す如くマイクロプロセッ
サを持ち、装置匡体2内の上部側に配置され、I/Oポ
ートを介して画像作成装置5側のメインコントローラ9
4と通信を行ないながら、メインコントローラ94から
出力される表示指示指令、状態情報などを取り込んで、
これをLCDディスプレイ26に表示させる処理、タッ
チパネル27のタッチ位置情報を処理して操作されたキ
ーを検知する処理、キーボード33の操作内容を検知す
る処理、これらの処理結果をメインコントローラ94に
送信する処理などを行なう操作部34とを備えている。
【0009】メインコントローラ94から1台だけで動
作することを示す通常コピー表示画面指示が出力された
ときに操作部34によってこれを取り込んで、LCDデ
ィスプレイ26上に図3に示す如く自動濃度指示キー3
5、2つの濃度変更指示キー36、自動用紙選択キー3
8、3つの用紙サイズ指示キー39、変倍指示キー4
0、ソート指示キー41、ステープル指示キー42、フ
ォーマット原稿指示キー43、両面指示キー44、集約
指示キー45などを表示する。また、メインコントロー
ラ94から本画像形成装置1をマスタ機として他の画像
形成装置1をスレーブ機として動作させることを示す連
結表示画面指示が出力されたとき、操作部34によって
これを取り込んでLCDディスプレイ26上に、図4に
示す如く自動濃度指示キー46、濃度変更指示キー4
7、自動用紙選択キー48、用紙サイズ指示キー49、
変倍指示キー51、ソート指示キー52、ステープル指
示キー53、フォーマット原稿指示キー54、両面指示
キー55、集約指示キー56、連結指示キー57、印字
スタンプ指示キー37などを表示する。そして、この状
態で、オペレータにより、LCDディスプレイ26の表
示面がタッチされれば、タッチパネル27によってこれ
を検知し、操作部34によって、タッチされた位置のキ
ーを反転表示しながら、タッチ位置情報を生成するとと
もに、これを処理してタッチ位置に対応するキー信号
(操作情報)を生成し、これをメインコントローラ94
に供給する。
【0010】また、給紙装置7は、図1に示す如く装置
匡体2内に出没自在に収納され、各々指定されたサイズ
の転写紙61が収納される第1〜第3給紙トレイ58〜
60と、これら第1〜第3給紙トレイ58〜60毎に設
けられた第1〜第3給紙クラッチ99〜101(図5参
照)の断続動作によって、第1〜第3給紙トレイ58〜
60に収納されている各転写紙61を取り出す第1〜第
3給紙ユニット62〜64と、断続動作する中間クラッ
チ98(図5参照)および複数の搬送ローラ65などを
有し、前記中間クラッチ98の断続動作によって、第1
〜第3給紙ユニット58〜60によって取り出された転
写紙61を上方に搬送する縦搬送ユニット66と、この
縦搬送ユニット66によって搬送された転写紙61を取
込み、タイミングをとって画像作成装置5に供給するレ
ジストローラ67とを備えており、プリント動作を行な
うとき第1〜第3給紙トレイ58〜60に格納されてい
る各サイズの転写紙61のうち指定されたサイズの転写
紙61を取り出し、これを上方に搬送するとともに感光
体79上に形成されているトナー画像の先端部が紙転写
位置に到達するタイミングに合わせて転写紙61を画像
作成装置5に供給する。
【0011】画像作成装置5は、図1に示す如く画像読
取装置4から出力される画像信号に基づき、光画像の書
込みを行なう書込み光学ユニット68と、一度、画像が
形成された転写紙61の表裏を反転させる反転ユニット
69と、書込み光学ユニット68で生成された光画像を
トナー画像として顕像化させる顕像化ユニット70と、
給紙装置7により取り出された転写紙61に対し、顕像
化ユニット70で顕像化されたトナー画像を転写させる
紙転写ユニット71と、この紙転写ユニット71で画像
が転写された転写紙61上のトナーを溶融定着させる定
着ユニット72と、この定着ユニット72でトナー画像
が定着された転写紙61を装置匡体2の左側板に取り付
けられた排紙トレイ73上に排紙させたり反転ユニット
69に導いたりする搬送路切替ユニット74と、この画
像形成装置1全体の動作を制御する制御基板75とを備
えており、画像読取装置4から出力される画像信号で示
される画像をトナー画像として顕像化して、指定された
サイズの転写紙61上に、前記トナー画像を転写させた
後、前記トナー画像を定着させ、機外の排紙トレイ73
上に排紙する。この場合、書込み光学ユニット68は、
制御基板75から出力される画像データに基づき、レー
ザー光を発生するレーザーダイオード、このレーザーダ
イオードから出射されるレーザー光をスキャンさせるポ
リゴンミラー、このポリゴンミラーを回転させる駆動モ
ータなどによって構成されるレーザー出力ユニット76
と、このレーザー出力ユニット76から出力されるレー
ザー光をfθ変換するf−θレンズなどのレンズ群77
と、このレンズ群77からのレーザー光を反射して顕像
化ユニット70に供給するミラー78とを備えており、
制御基板75から出力される画像データを光信号に変換
して、顕像化ユニット70を構成する感光体79上に画
像データに対応した光画像を書込んで、静電潜像を形成
する。
【0012】顕像化ユニット70は、メインモータ97
(図5参照)によって回転駆動されながら書込み光学ユ
ニット68から出射されるレーザー光により潜像が形成
される感光体79と、この感光体79の一端近傍に配置
され書込み光学ユニット68から出射されるレーザー光
を検出したとき主走査同期信号(LSYNC)を生成し
てメインコントローラ94に供給するビームセンサ(図
示は省略する)と、感光体79の周りに配置されて、感
光体79をクリーニングする感光体クリーニングユニッ
ト(図示は省略する)と、感光体79の周りに配置され
て感光体79を均一に帯電させる帯電ユニット(図示は
省略する)と、感光体79の周りに配置されて、感光体
79上に形成されている静電潜像を現像する現像ユニッ
ト80とを備えている。プリント動作を行なうとき、メ
インモータ97の駆動力によって感光体79を回転駆動
しながら、クリーニングユニットによってクリーニング
した後、帯電ユニットによって均一に帯電させる。次い
で、書込み光学ユニット68から出射されるレーザー光
によって感光体79上に画像データに対応する光画像が
書込まれたとき、感光体79上に、静電潜像を形成す
る。この後、現像ユニット80によって感光体79上に
形成されている静電潜像を現像してトナー画像を形成す
る。
【0013】紙転写ユニット71は、感光体79と対向
するように配置され、感光体79上に形成されたトナー
画像を前記レジストローラ67から供給された転写紙6
1に転写させるとき、バイアス電圧が印加される紙転写
バイアスローラ81と、メインモータ97によって回転
駆動される駆動ローラ82と、これら駆動ローラ82、
前記紙転写バイアスローラ81に張設され、前記紙転写
バイアスローラ81によって感光体79上のトナー画像
が転写された転写紙61を搬送する搬送ベルト83とを
備えており、プリント動作を行なうとき、レジストロー
ラ67から供給された転写紙61を介在させた状態で搬
送ベルト83を感光体79に押圧しながら、紙転写バイ
アスローラ81に所定のバイアス電圧を印加して、感光
体79上に形成されているトナー画像を転写紙61にし
て転写させた後、これを定着ユニット72に搬送する。
定着ユニット72は、所定温度となるようにコントロー
ルされた定着ローラ84と、前記紙転写ユニット71に
よって搬送されてきた転写紙61を前記定着ローラ84
に押し付ける加圧ローラ85とを備えており、前記紙転
写ユニット71から搬送されてきた転写紙61を加圧し
ながら加熱してこの転写紙61上に形成されているトナ
ー画像を溶融定着させ、搬送路切替ユニット74に搬出
する。
【0014】搬送路切替ユニット74は、転写紙61の
搬送路を切り替える切替ローラ対86と、この切替ロー
ラ対86によって転写紙61が左側(図1において左
側)に導かれたとき転写紙61を左側に搬送して機外の
排紙トレイ73上に導く複数の排紙ローラ対87と、切
替ローラ対86によって転写紙61が下側(図1におい
て下側)に導かれたときこれを反転ユニット69に導く
両面入紙ローラ88と、反転ユニット69から反転済み
の転写紙61が排紙されたときこれを前記排紙ローラ対
87に導く反転排紙ローラ89とを備えており、前記定
着ユニット72から搬送されてきた前記転写紙61を取
り込むとともに、切替ローラ対86によって搬送方向を
切り替えてそのまま排紙トレイ73上に排紙したり、反
転ユニット69に導いてこれを反転させたり、反転済み
の転写紙61を取り込んでこれを排紙トレイ73上に排
紙させる。
【0015】反転ユニット69は、搬送路切替ユニット
74から供給された転写紙61を取り込んだ後で逆方向
に搬送して転写紙61の表裏を反転させる反転ローラ9
0と、この反転ローラ90によって反転された転写紙6
1を左側または下側のいずれかに導く切替ローラ91
と、この切替ローラ91によって転写紙61が下側に導
かれたときこれを取り込んで搬送する搬送ローラ92
と、この搬送ローラ92によって搬送された反転済み転
写紙61を給紙装置7の縦搬送ユニット66に供給する
再給紙ローラ93とを備えており、メインコントローラ
94から反転排紙指示が出力されているとき、搬送路切
替ユニット74から供給された転写紙61を取り込んだ
後、反転ローラ90によって前記転写紙61の搬送方向
を反転させるとともに、切替ローラ91によって前記転
写紙61を反転排紙ローラ89側に導いて排紙トレイ7
3上に排紙させ、またメインコントローラ94から両面
入紙指示が出力されているときには搬送路切替ユニット
74から供給された転写紙61を取り込んだ後、反転ロ
ーラ90によって前記転写紙61の搬送方向を反転させ
るとともに、切替ローラ91によって前記転写紙61を
搬送ローラ92側に導いた後で再給紙ローラ93によっ
て反転済み転写紙61を給紙装置7の縦搬送ユニット6
6に供給する。
【0016】また、制御基板75を構成するメインコン
トローラ94は、図5に示す如くマイクロプロセッサを
有し、I/Oポートを介して、前記操作装置6や画像信
号処理部(IPU)96と通信を行ないながら、この画
像形成装置1全体の動作を制御する処理、連結インタフ
ェース部(連結IF部)95を介して他の画像形成装置
1と情報の授受を行なって連結ソートなどを行なう処
理、自動原稿送り装置3を制御する処理、画像信号処理
部96の動作を制御する処理、各センサ(図示は省略す
る)から出力される信号を受ける処理、メインモータ9
7を駆動する処理、中間クラッチ98、第1〜第3給紙
クラッチ99〜101を制御する処理などを行なう回路
であり、予め設定されているプログラムの内容、前記操
作装置6から送信される操作情報などに基づき各センサ
から出力される信号を処理して、自動原稿送り装置3を
動作させて原稿を送らせる処理、メインモータ97、中
間クラッチ98、第1〜第3給紙クラッチ99〜101
などを制御する処理、画像読取指令を生成して、これを
前記画像読取装置4に送信する処理、表示指示指令、状
態情報、表示情報などを生成して、前記操作装置6に送
信する処理、画像処理指令を生成して、これを前記画像
信号処理部96に送信する処理、連結インタフェース部
95を介して他の画像形成装置1と情報の授受を行なう
処理などを行なう。
【0017】制御基板75を構成する画像信号処理部9
6は、図6に示す如く前記CCDイメージセンサ25か
ら出力される画像信号を処理して画像データを生成し、
これを書込み光学ユニット68に供給する画像処理回路
104と、印字イメージデータを発生して前記画像処理
回路104に供給する印字イメージデータ発生回路11
8と、予め設定されているプログラムに基づきメインコ
ントローラ94と通信を行ない、この通信結果に応じて
前記画像処理回路104を制御する制御回路105とを
備えており、メインコントローラ94から画像処理指令
などが供給されたときこの画像処理指令とともに供給さ
れる画像処理情報を取り込み、これを記憶するととも
に、この画像処理情報に基づき前記CCDイメージセン
サ25から出力される画像信号を処理して画像データを
生成し、この画像データを書込み光学ユニット68に供
給して、潜像の書込みなどを行なわせる。
【0018】この場合、前記印字イメージデータ発生回
路118は、制御回路105のCPU回路112に接続
されたCPUバスを介してイメージ登録指令が入力され
たとき、この登録指令とともに出力されるページ印字用
のキャラクタ(文字)イメージや任意のスタンプ用イメ
ージを取り込むとともに、アドレスバスを介して入力さ
れたアドレスデータで指定された番地に前記ページ印字
用のキャラクタ(文字)イメージや任意のスタンプ用イ
メージなどを記憶し、またCPUバスを介して表示位置
登録指令が入力されたとき、この表示位置登録指令とと
もに入力される印字位置パラメータ、印字イメージ指定
データなどを記憶し、画像信号同期信号(画像タイミン
グ信号)が入力される毎に、記憶している印字位置パラ
メータ、印字イメージ指定データなどで指定されたタイ
ミングで、指定されたページ印字用のキャラクタ(文
字)イメージや任意のスタンプ用イメージを読出し、こ
れを前記画像処理回路104に供給する。
【0019】画像処理回路104は、CCDイメージセ
ンサ25から出力される画像信号をA/D変換して画像
データを生成するA/Dコンバータ回路106と、この
A/Dコンバータ回路106から出力される画像データ
をシェーディング補正するシェーディング補正回路10
7と、このシェーディング補正回路107から出力され
るシェーディング補正済みの画像データをMTF補正お
よびγ補正するMTF/γ補正回路108と、このMT
F/γ補正回路108から出力されるMTF補正および
γ補正済みの画像データを指定された倍率に変倍処理す
る変倍処理回路109と、制御回路105から出力され
る入出力指定情報に基づき、変倍処理回路109または
制御回路105から出力される画像データのいずれか一
方を選択して取り込み、指定された出力先に転送する機
能および前記印字イメージデータ発生回路118から出
力されるページ印字用のキャラクタ(文字)イメージや
任意のスタンプ用イメージを取り込んで、画像データに
合成する機能などを有するセレクタ回路110と、この
セレクタ回路110によって出力先に指定されたとき、
セレクタ回路110から出力される画像データを取込
み、作像条件に応じて、これを書込みγ補正して書込み
光学ユニット68に供給する書込みγ補正回路111と
を備えている。
【0020】CCDイメージセンサ25から出力される
画像信号を取り込んで、画像データを生成し、この画像
データに対してシェーディング補正、MTF補正および
γ補正、変倍処理を施した後、制御回路105から出力
されている入出力指定情報に基づきこれを制御回路10
5に供給する。また、シェーディング補正、MTF補正
およびγ補正、変倍処理済みの画像データ、または制御
回路105から出力される画像データを取り込むととも
に、この画像データに対して、前記印字イメージデータ
発生回路118から出力されるページ印字用のキャラク
タ(文字)イメージや任意のスタンプ用イメージを合成
した後、これを書込みγ補正して、書込み光学ユニット
68に供給する。
【0021】この際、セレクタ回路110は、図7の
(b)に示す如く1ページ分の範囲を示すフレームゲー
ト信号(FGATE)が出力されている状態で、図7の
(a)に示す如く主走査同期信号(LSYNC)が出力
される毎に、前記主走査同期信号(LSYNC)の立ち
上がり時点から、図7の(c)に示す如く画素同期信号
(VCLK)が所定クロック数だけ出力され、図7の
(e)に示す如くラインゲート信号(LGATE)が出
力されたとき、前記画素同期信号が出力される毎に、図
7の(d)に示す如く画像データを構成する各画素デー
タ(例えば、8ビットで示される256階調の画素デー
タ)を取り込んで、指定された出力先に転送する。な
お、本形態例では、転写紙61への書込み密度を400
dpi、最大画素数が主走査方向に4800画素、副走
査方向に6800画素にしている。
【0022】また、制御回路105は、各種のデータ処
理を行なうCPU回路112と、このCPU回路112
の動作を規定するプログラムや各種の定数データが格納
されるROM回路113と、CPU回路112の作業エ
リアなどとして使用されるRAM回路114と、ハード
ディスクなどによって構成され、画像データの格納エリ
アなどとして使用される画像メモリ回路115と、CP
U回路112からの指示に基づきセレクタ回路110を
制御する処理、このセレクタ回路110から出力される
画像データを取り込み、画像メモリ回路115に格納す
る処理、CPU回路112から出力される画像加工指令
に基づき、画像メモリ回路115に格納されている画像
データを加工する処理、この画像メモリ回路115に格
納されている画像データを読み出して指定された加工な
どを施した後、セレクタ回路110に供給する処理、前
記連結インタフェース部95を介して他の画像形成装置
1などと制御指令、画像データなどの授受などを行なう
メモリコントローラ回路116と、CPU回路112と
前記操作装置6との間の通信をサポートするI/Oポー
ト回路117とを備えている。
【0023】メインコントローラ94と通信を行なって
画像処理手順を決定し、この決定内容に基づき、I/O
ポート回路117を介して、前記操作装置6と通信を行
ないながら、画像処理回路104を制御して、CCDイ
メージセンサ25から出力される画像信号の処理を行な
わせ、これによって得られた画像データを取り込んで、
画像の間引き処理、画像の切出し処理、圧縮加工などの
指定された加工処理を行なったり、画像データまたは加
工済みの画像データを書込み光学ユニット68に供給し
たり、連結インタフェース部95を介して他の画像形成
装置1と画像データ、フォーマット原稿画像データ、ペ
ージ印字用のキャラクタ(文字)イメージ、任意のスタ
ンプ用イメージなどの授受を行なったりする。この際、
メモリコントローラ回路116によって画像データを圧
縮して画像メモリ回路115に記憶させることにより、
最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像
メモリ回路115に書き込むときより、画像メモリ回路
115の限られたメモリ容量を有効に利用して数多くの
原稿画像を記憶可能にするとともに記憶している原稿画
像の各ページ画像を読み出して伸張するときこれをソー
ト(並べ替え)可能にしている。また、画像メモリ回路
115に原稿画像を書き込む際、複数枚の原稿画像を画
像メモリ回路115の転写紙1枚分のエリアを分割した
エリアに順次、書き込むことにより、4枚の原稿画像を
4枚の原稿を1枚の転写紙イメージに合成させ、集約さ
れたコピー出力を得ることができる。
【0024】次に、図8〜図23に示す各フローチャー
ト、各模式図などを参照しながら、この形態例の動作に
ついて説明する。 <初期化動作>まず、図8のフローチャートに示す如く
画像形成装置1の側部などに設けられた電源スイッチ
(図示は省略する)がオン状態にされれば、各種フラグ
のリセット処理、各種カウンタのクリア処理、画像メモ
リ回路115などに格納されている画像データのうち、
フォーマット原稿画像データ、ページ印字用のキャラク
タ(文字)イメージ、任意のスタンプ用イメージなどの
印字画像データの登録データを除く画像データのクリア
処理、画像形成モード(変倍、分割など)のリセット処
理などの初期化処理が行われた後(ステップST1)、
キー入力待ち状態または画像形成エンジンからのイベン
ト待ち状態(何らかの変化要因が発生するまで待ち状
態)となる(ステップST2〜ST5)。ここで、ユー
ザが何らかのキー操作を行なうと、操作装置6によって
これが検知されてメインコントローラ94にこれが通知
される(ステップST2)。また、画像形成エンジンに
何らかの変化、例えば自動原稿送り装置3に原稿がセッ
トされたりすると、原稿セット検知センサ10によって
これが検知されて、自動原稿送り装置3の制御部102
によってこれがメインコントローラ94に通知される
(ステップST2)。そして、メインコントローラ94
によって、これらイベントの種類が判定され(ステップ
ST3)、発生したイベントがエンジンイベントであれ
ば、エンジン・イベント処理ルーチンが呼び出されて、
これが実行され(ステップST4)、また前記イベント
がキー入力であれば、キー入力イベント処理ルーチンが
呼び出されて、これが実行され(ステップST5)、こ
れらのイベント処理が終了した時点で、再びイベント待
ち状態になる(ステップST2)。
【0025】<キー入力イベント動作>この際、キー入
力イベント処理としては、例えば図9のフローチャート
に示す処理が実行される。まず、メインコントローラ9
4によって操作装置6からの通知内容が処理されてどの
キーが操作されたかが判定され、プリントキー32が操
作されていれば(ステップST6)、コピー処理が実行
され(ステップST7)、またテンキー28が操作され
ていれば(ステップST8)、テンキー処理が実行され
(ステップST9)、さらにクリア/ストップキー31
が操作されていれば(ステップST10)、クリア/ス
トップ処理が実行される(ステップST11)。また、
LCDディスプレィ26上に表示されている連結指示キ
ー57などが操作されていれば(ステップST12)、
他の画像形成装置1に対し、ジョブ要求、処理速度情
報、画像データなどの授受が行われて連結設定処理が実
行され(ステップST13)、また両面キー44、55
が操作されていれば(ステップST14)、両面機能が
選択されたときや選択状態が解除されたとき、両面設定
処理が実行され(ステップST15)、またフォーマッ
ト原稿キー43、54が操作されていれば(ステップS
T16)、フォーマット設定処理が実行される(ステッ
プST17)。同様に、他のキーが操作されていれば
(ステップST18)、操作されたキーに対応するイベ
ント処理が実行される(ステップST19)。
【0026】<請求項1、2、3の動作>この際、上述
したフォーマット設定キーの判定処理において(ステッ
プST16)、フォーマット原稿設定処理が指定されて
いれば、図10のフローチャートに示す処理が行われ
る。まず、フォーマット処理メニューの表示が実行され
て、画像形成装置1が画像読取装置4を持つ装置かどう
かが判定され、このような画像読取装置4を持つとき、
LCDディスプレィ26上に、図11に示す如く読み取
った原稿の画像データに予め登録されているフォーマッ
ト原稿画像データを合成する際に操作されるフォーマッ
トコピーキー120と、フォーマット原稿画像データを
登録する際に操作される登録指示キー121と、既に登
録されているフォーマット原稿画像データを削除する際
に操作される削除指示キー122と、既に登録されてい
るフォーマット原稿画像データを連結されている他の画
像形成装置1に転送させる際に操作される転送指示キー
123と、現在の状態から1つ前の状態に戻る際に操作
される戻り指示キー124と、現在の状態から最初の状
態に戻る際に操作されるキャンセル指示キー125とを
持つフォーマット処理メニュー画面126が表示され
る。また、画像形成装置1が画像読取装置4を持たない
ときには、図12に示す如く既に登録されているフォー
マット原稿画像データを削除する際に操作される削除指
示キー127と、既に登録されているフォーマット原稿
画像データを、連結されている他の画像形成装置1に転
送させる際に操作される転送指示キー128と、現在の
状態から1つ前の状態に戻る際に操作される戻り指示キ
ー129と、現在の状態から最初の状態に戻る際に操作
されるキャンセル指示キー130とを持つフォーマット
処理メニュー画面131が表示される(ステップST2
0)。
【0027】この状態で、自動原稿送り装置3上などに
原稿がセットされ、前記フォーマット処理メニュー12
6上に表示されているフォーマットコピーキー120が
操作されれば(ステップST21)、自動原稿送り装置
3、原稿読取装置4が動作して、前記原稿の画像が読み
取られるとともに、この画像データと、画像メモリ回路
115に登録されているフォーマット画像データとが合
成されて、登録処理、出力処理などの処理が行われる
(ステップST22)。また、フォーマット処理メニュ
ー126上に表示されている登録指示キー121が操作
されれば(ステップST21)、LCDディスプレィ2
6上に、図13に示す如く連結されている各画像形成装
置1のうち、登録先となる画像形成装置1を選択する際
に操作される複数の装置番号キー132と、登録先とな
る画像形成装置1として全ての画像形成装置1を選択す
る際に操作される全装置選択指示キー133と、現在の
状態から1つ前の状態に戻る際に操作される戻り指示キ
ー134と、現在の状態から最初の状態に戻る際に操作
されるキャンセル指示キー135と、現在の状態から次
の状態に移行させる際に操作される次の処理指示キー1
36とを持つ登録処理画面137が表示される(ステッ
プST23)。
【0028】この状態で、登録先として、各装置番号キ
ー132のいずれか、例えば第2の画像形成装置1を示
す装置番号キー132が選択されて、操作されれば、こ
の装置番号キー132の色が反転され、次いで次の処理
指示キー136が操作されれば、LCDディスプレィ2
6上に、図14に示す如く“原稿をセットし、登録実行
キーを押して下さい”というメッセージ138と、現在
の状態から1つ前の状態に戻る際に操作される戻り指示
キー139と、現在の状態から最初の状態に戻る際に操
作されるキャンセル指示キー140と、登録処理を実行
させる際に操作される登録実行指示キー141とを持つ
登録レディ画面142が表示される(ステップST2
4)。ここで、画像形成装置1の自動原稿送り装置3な
どに登録対象となるフォーマットを持つ原稿がセットさ
れて、登録実行指示キー141が操作されれば、自動原
稿送り装置3によってこの原稿が取り込まれてコンタク
トガラス17上に送られるとともに、画像読取装置4に
よって前記原稿の画像が読み取られ、これによって得ら
れたフォーマット原稿画像データが画像メモリ回路11
5に一時的に記憶される。
【0029】この後、マスタ機となっている画像形成装
置1の連結I/F部95によって、登録先として選択さ
れている各画像形成装置1に画像登録コマンドが送信さ
れるとともに、これらの各画像形成装置1からデータ受
信レディが送信される毎に、画像メモリ回路115内に
一時、記憶されていたフォーマット原稿画像データのう
ち、指定されたフォーマット原稿画像データが読み出さ
れて、このフォーマット原稿画像データと、このフォー
マット原稿画像データを識別するための識別情報とがデ
ータ受信レディを送信した画像形成装置1に送信され
て、この画像形成装置1の画像メモリ回路115などに
登録される(ステップST25)。また、LCDディス
プレィ26上に、フォーマット処理メニュー画面12
6、131が表示されている状態で、削除指示キー12
2、127が操作されれば(ステップST21)、LC
Dディスプレィ26上に、図15に示す如く連結されて
いる各画像形成装置1のうち、削除対象となるフォーマ
ット原稿画像データを持つ画像形成装置1を選択する際
に操作される複数の装置番号キー143と、削除対象と
なるフォーマット原稿画像データを持つ画像形成装置1
として全ての画像形成装置1を選択する際に操作される
全装置選択指示キー144と、現在の状態から1つ前の
状態に戻る際に操作される戻り指示キー145と、現在
の状態から最初の状態に戻る際に操作されるキャンセル
指示キー146と、現在の状態から次の状態に移行させ
る際に操作される次の処理指示キー147とを持つ削除
処理画面148が表示される。
【0030】この状態で、削除対象となるフォーマット
原稿画像データを持つ画像形成装置1として、各装置番
号キー143のいずれか、例えば第2の画像形成装置1
を示す装置番号キー143が選択されて、操作されれ
ば、この装置番号キー143の色が反転され、次いで次
の処理指示キー147が操作されれば、マスタ機となっ
ている画像形成装置1の連結I/F部95によって画像
形成装置1に画像送信要求が送信されるとともに、この
画像形成装置1から送信されるフォーマット原稿画像デ
ータ、識別情報が取り込まれて、フォーマット原稿画像
データが間引かれ、LCDディスプレィ26上に、図1
6に示す如くこの間引き処理で得られた各フォーマット
原稿画像データの内容を示す画像選択キーおよび各フォ
ーマット原稿画像データを識別する識別情報を示す一覧
内容149と、この一覧内容149で表示されている全
てのフォーマット原稿データを削除対象とする際に操作
される全選択指示キー150と、現在の状態から1つ前
の状態に戻る際に操作される戻り指示キー151と、現
在の状態から最初の状態に戻る際に操作されるキャンセ
ル指示キー152と、削除実行を開始させる際に操作さ
せる削除実行指示キー153とを持つ削除処理画面15
4が表示される(ステップST26)。
【0031】ここで、各フォーマット原稿画像データの
内容を示す各画像選択キーのうち、削除対象となる画像
選択キーが操作されれば、この画像選択キーの色が反転
され、この状態で、削除実行指示キー153が操作され
れば、マスタ機となっている画像形成装置1の連結I/
F部95によって、削除対象として選択されているフォ
ーマット原稿画像データを持つ各画像形成装置1に、画
像削除コマンドと、削除対象となるフォーマット原稿画
像データを示す識別情報とが送信されてこれらの各画像
形成装置1の画像メモリ回路115などに登録されてい
るフォーマット原稿画像データが削除される(ステップ
ST27)。また、LCDディスプレィ26上に、フォ
ーマット処理メニュー画面126、131が表示されて
いる状態で、転送指示キー123、128が操作されれ
ば(ステップST21)、LCDディスプレィ26上に
図17に示す如く、連結されている各画像形成装置1の
うち、転送元となるフォーマット原稿画像データを持つ
画像形成装置1を選択する際に操作される複数の装置番
号キー155と、現在の状態から1つ前の状態に戻る際
に操作される戻り指示キー156と、現在の状態から最
初の状態に戻る際に操作されるキャンセル指示キー15
7と、現在の状態から次の状態に移行させる際に操作さ
れる次の処理指示キー158とを持つ転送処理画面15
9が表示される。この状態で、転送元となるフォーマッ
ト原稿画像データを持つ画像形成装置1として、各装置
番号キー155のいずれか、例えば第3の画像形成装置
1を示す装置番号キー155が選択されて操作されれ
ば、この装置番号キー155の色が反転される(ステッ
プST28)。
【0032】次いで、次の処理指示キー158が操作さ
れれば、図18に示す如く、連結されている各画像形成
装置1のうち、転送先となる画像形成装置1を選択する
際に操作される複数の装置番号キー160と、転送先と
して、全ての画像形成装置1を選択する際に操作される
全装置選択指示キー161と、現在の状態から1つ前の
状態に戻る際に操作される戻り指示キー162と、現在
の状態から最初の状態に戻る際に操作されるキャンセル
指示キー163と、転送を開始させる際に操作される転
送実行指示キー164とを持つ転送処理画面165が表
示される(ステップST29)。この状態で、転送先と
なる画像形成装置1として、各装置番号キー160のい
ずれか、例えば第1の画像形成装置1を示す装置番号キ
ー160と、第2の画像形成装置1を示す装置番号キー
160と、第4の画像形成装置1を示す装置番号キー1
60とが選択されて操作されれば、これらの各装置番号
キー160の色が反転され、この状態で転送実行指示キ
ー164が操作されれば、マスタ機となっている画像形
成装置1の連結I/F部95によって転送元となる画像
形成装置1の画像メモリ回路115などに登録されてい
るフォーマット原稿画像データのうち、転送対象に指定
されているフォーマット原稿画像データが読み出され
て、マスタ機となっている画像形成装置1に設けられて
いる画像メモリ回路115のテンポラリ領域に転送され
る。このとき、マスタ機となっている画像形成装置1が
転送先となる画像形成装置1の1つに指定されていれ
ば、マスタ機となっている画像形成装置1の画像メモリ
回路115内のフォーマット登録エリアにフォーマット
原稿画像データが登録される。次いで、マスタ機となっ
ている画像形成装置1の連結I/F部95によって転送
先に指定されている各画像形成装置1に画像登録コマン
ドが送信されるとともに、これらの各画像形成装置1か
らデータ受信レディが送信される毎に、画像メモリ回路
115内に一時、記憶されていたフォーマット原稿画像
データのうち、指定されたフォーマット原稿画像データ
が読み出されて、このフォーマット原稿画像データと、
このフォーマット原稿画像データを識別するための識別
情報とがデータ受信レディを送信した画像形成装置1に
送信されてこの画像形成装置1の画像メモリ回路115
などに登録される(ステップST30)。
【0033】また、フォーマット設定が指定されて、印
字イメージデータやキャラクタデータなどの設定が指定
されたときにも、上述したフォーマット原稿画像データ
の登録処理、削除処理、転送処理と同様な手順で、印字
イメージデータやキャラクタデータなどの登録処理、削
除処理、転送処理が行われて、各画像形成装置1に印字
イメージデータやキャラクタデータなどの登録、削除、
転送が行われる。このように、この形態例では、連結さ
れている全ての画像形成装置1または任意の画像形成装
置1に対して、フォーマット原稿画像データ、印字イメ
ージデータやキャラクタデータなどを一括して、登録/
削除などを行ない得るようにしたので、共通のフォーム
画像、イメージデータなどの登録/削除に要する作業を
大幅に省力化することができる。また、この形態例で
は、連結されている各画像形成装置1の1つに登録され
ているフォーマット原稿画像データ、印字イメージデー
タやキャラクタデータなどを他の画像形成装置1に転送
して登録し得るようにしているので、新規に増設された
各画像形成装置1に対する登録作業を省力化することが
できるとともに、故障した各画像形成装置1などを連結
システムから取り外すときでも、他の画像形成装置1に
対してデータを転送しておくことにより、データのバッ
クアップ作業を容易にすることができる。
【0034】<請求項4、5、6の動作>また、上述し
た形態例においては、LCDディスプレイ26上にフォ
ーマット処理メニュー画面126を表示させている状態
で登録指示キー121が操作されたとき、登録先となる
画像形成装置1にフォーマット原稿画像データを送信し
てこれを登録するようにしているが、この際登録先とな
る画像形成装置1の空き容量を確認して、フォーマット
原稿画像データなどの登録作業を行なうようにしても良
い。この場合、図19のフローチャートに示す如く、ま
ずLCDディスプレイ26上にフォーマット処理メニュ
ー画面126を表示させている状態で(ステップST2
0)、登録指示キー121が操作されたとき(ステップ
ST21)、LCDディスプレイ26上に、図20に示
す如く、連結されている各画像形成装置1のうち、登録
先となる画像形成装置1を選択する際に操作される複数
の装置番号キー166と、登録対象となる画像形成装置
1として全ての画像形成装置1を選択する際に操作され
る全装置選択指示キー167と、現在の状態から1つ前
の状態に戻る際に操作される戻り指示キー168と、現
在の状態から最初の状態に戻る際に操作されるキャンセ
ル指示キー169と、現在の状態から次の状態に移行さ
せる際に操作される次の処理指示キー170とを持つ登
録処理画面171が表示される(ステップST31)。
【0035】この状態で、登録先として、各装置番号キ
ー166のいずれか、例えば第2の画像形成装置1を示
す装置番号キー166が選択されて操作されれば、この
装置番号キー166の色が反転され、次いで次の処理指
示キー170が操作されれば、登録先となる画像形成装
置1に対してフォーマット登録エリアの空き容量を問う
空容量応答要求が送信され、これら各画像形成装置1か
ら応答内容が送信されて来る毎にこれが取り込まれて、
各画像形成装置1の空き容量が十分かどうかが確認され
る。そして、登録先となっている各画像形成装置1のう
ち、フォーマット原稿画像データを登録するのに必要な
空き容量が無い画像形成装置1があれば、LCDディス
プレイ26上に、図21に示す如く“登録先に空き容量
がありません”というメッセージ171と、現在の状態
から1つ前の状態に戻る際に操作される戻り指示キー1
72と、登録処理を中止してフォーマット処理メニュー
画面126に戻る際に操作されるキャンセル指示キー1
73と、登録先となる画像形成装置1から不要なデータ
の削除を開始させる際に操作される削除処理指示キー1
74とを持つ登録処理画面175が表示される(ステッ
プST32)。
【0036】ここで、削除処理指示キー174が操作さ
れれば、マスタ機となっている画像形成装置1から、空
き容量が無い画像形成装置1に画像送信要求が送信さ
れ、これに対応してこの画像形成装置1からフォーマッ
ト原稿画像データ、識別情報が送信されてきたときこれ
が取り込まれるとともに、フォーマット原稿画像データ
が間引かれて、LCDディスプレイ26上に図22に示
す如くこの間引き処理で得られた各フォーマット原稿画
像データの内容を示す画像選択キー、各フォーマット原
稿画像データを識別する識別情報および各フォーマット
原稿画像データの使用頻度を示す一覧内容176と、こ
れらの各一覧内容176で表示されている全てのフォー
マット原稿データを削除対象とする際に操作される全選
択指示キー177と、現在の状態から1つ前の状態に戻
る際に操作される戻り指示キー178と、現在の状態か
ら最初の状態に戻る際に操作されるキャンセル指示キー
179と、削除実行を開始させる際に操作させる削除実
行指示キー180とを持つ削除処理画面181が表示さ
れる。
【0037】そして、オペレータによって各フォーマッ
ト原稿画像データの使用頻度“aaa”、“bbb”、
“ccc”、“ddd”が比較され、“aaa≦bbb
≦ccc≦ddd”と認識されて、最も使用頻度が少な
いフォーマット原稿画像データとなっている第1番目の
フォーマット原稿画像データが削除対象に選択されて、
画像選択キーが操作されれば、この画像選択キーの色が
反転され、この状態で、削除実行指示キー180が操作
されれば、マスタ機となっている画像形成装置1の連結
I/F部95によって、削除対象として選択されている
フォーマット原稿画像データを持つ各画像形成装置1に
画像削除コマンドと、削除対象となるフォーマット原稿
画像データを示す識別情報とが送信されて、これらの各
画像形成装置1の画像メモリ回路115などに登録され
ているフォーマット原稿画像データが削除される(ステ
ップST33)。この後、この削除処理が終了した時点
でLCDディスプレイ26上に図23に示す如く“原稿
をセットし、登録実行キーを押して下さい”というメッ
セージ182と、現在の状態から1つ前の状態に戻る際
に操作される戻り指示キー183と、現在の状態から最
初の状態に戻る際に操作されるキャンセル指示キー18
4と、登録処理を実行させる際に操作される登録実行指
示キー185とを持つ登録レディ画面186が表示され
る(ステップST34)。
【0038】ここで、画像形成装置1の自動原稿送り装
置3などに登録対象となるフォーマットを持つ原稿がセ
ットされて、登録実行指示キー185が操作されれば、
自動原稿送り装置3によってこの原稿が取り込まれてコ
ンタクトガラス17上に送られるとともに、画像読取装
置4によって前記原稿の画像が読み取られ、これによっ
て得られたフォーマット原稿画像データが画像メモリ回
路115に一時的に記憶される。この後、マスタ機とな
っている画像形成装置1の連結I/F部95によって、
登録先として選択されている各画像形成装置1に画像登
録コマンドが送信されるとともに、これらの各画像形成
装置1からデータ受信レディが送信される毎に画像メモ
リ回路115内に一時記憶されていたフォーマット原稿
画像データのうち、指定されたフォーマット原稿画像デ
ータが読み出されてこのフォーマット原稿画像データ
と、このフォーマット原稿画像データを識別するための
識別情報とがデータ受信レディを送信した画像形成装置
1に送信されて、この画像形成装置1の画像メモリ回路
115などに登録される(ステップST35)。また、
フォーマット設定が指定されて印字イメージデータやキ
ャラクタデータなどの設定が指定されたときにも、上述
したフォーマット原稿画像データの登録処理、削除処
理、転送処理と同様な手順で印字イメージデータやキャ
ラクタデータなどの登録処理、削除処理、転送処理が行
われて、各画像形成装置1に印字イメージデータやキャ
ラクタデータなどの登録、削除、転送が行われる。
【0039】このように、この形態例では、連結されて
いる全てまたは任意の画像形成装置1にフォーマット原
稿画像データや印字データなどを登録する際に登録対象
となっている画像形成装置1側の空き容量を確認し、空
き容量が不足しているときには警告を発して登録処理を
中断または中止させるようにしているので、空き容量不
足による登録途中での中断事故が発生しないようにする
ことができる。また、この形態例では連結されている全
てまたは任意の画像形成装置1にフォーマット原稿画像
データや印字データなどを登録する際に登録対象となっ
ている画像形成装置1側の空き容量を確認し、空き容量
が不足しているときには警告を発し、この警告内容を認
識した操作者の操作内容に基づき既に登録されているフ
ォーマット原稿画像データや印字データなどを削除した
後で登録処理を開始させるようにしているので、空き容
量不足による登録不能を回避することができる。さら
に、この形態例では、連結されている全てまたは任意の
画像形成装置1にフォーマット原稿画像データや印字デ
ータなどを登録する際に登録対象となっている画像形成
装置1側の空き容量を確認し、空き容量が不足している
ときには既に登録されているフォーマット原稿画像デー
タや印字データなど使用頻度を表示して警告を発し、こ
の警告内容、表示内容を認識した操作者の操作内容に基
づき既に登録されているフォーマット原稿画像データや
印字データなどを削除した後、登録処理を開始させるよ
うにしているので操作者に行なわせる削除対象候補の選
択を容易にして空き容量不足による登録不能を回避する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、画像形成装置の1つより得たフォーマット
データを連結された全ての画像形成装置の少なくとも一
部に登録コマンドにより登録自在にし、フォーマット原
稿データを他の画像形成装置より得て登録した画像形成
装置は、自ら得た画像データをこのフォーマット原稿デ
ータに合成し、各画像形成装置の1つで連結された全て
の画像形成装置の少なくとも一部に既に登録されている
フォーマット原稿データを削除コマンドにより削除自在
にすることができ、これによって共通のフォーマット原
稿データの登録/削除作業を大幅に省力化することがで
きる。また、請求項2では、フォーマット原稿データの
登録及び削除は一括して行うことができ、これによって
共通のフォーマット原稿データの登録/削除作業を大幅
に省力化することができる。また、請求項3では、画像
形成装置の1つより得たフォーマット原稿データ、画像
データを連結された全ての画像形成装置の少なくとも一
部に登録コマンドにより登録自在にし、フォーマット原
稿データ、画像データを他の画像形成装置より得て登録
した画像形成装置は、自ら得た画像データをこのフォー
マット原稿データに合成し、各画像形成装置の1つで連
結された全ての画像形成装置の少なくとも一部に既に登
録されているフォーマット原稿データ、画像データを削
除コマンドにより削除自在にすることができ、これによ
って共通のフォーマット原稿データ、画像データなどの
登録/削除作業を大幅に省力化することができる。ま
た、請求項4では、データを登録する際に登録対象とな
っている画像形成装置の空き容量を確認し、空き容量が
不足している場合、その旨を警告してデータの登録を中
止又は中断することにより、空き容量不足による登録途
中での中断事故が発生しないようにすることができる。
また、請求項5では、データを登録する際に登録対象に
なっている画像形成装置の空き容量を確認し、空き容量
が不足している場合、その旨を警告し、操作者の操作内
容に基づいて既に登録されているデータを削除し、デー
タの登録を行うことにより、操作者に行なわせる削除対
象候補の選択を容易にして、空き容量不足による登録不
能を回避することができる。また、請求項6では、デー
タの削除は、データの内容、データの使用頻度に基づい
て行われることにより、データの重要性に優先度を設け
ることができ、不必要なデータを即座に消去することが
できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理システムの一形態例で使
用される画像形成装置の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示す操作装置の詳細な構成例を示す平面
図である。
【図3】図2に示すLCDディスプレイの表示内容例を
示す平面図である。
【図4】図2に示すLCDディスプレイの表示内容例を
示す平面図である。
【図5】図1に示す画像形成装置の主回路構成例を示す
ブロック図である。
【図6】図5に示すIPUの詳細な回路構成例を示すブ
ロック図である。
【図7】(a)乃至(e)は図6に示すIPUの動作タ
イミング例を示すタイムチャートである。
【図8】図1に示す画像形成装置の主動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図9に示すキー入力イベント処理の具体的な動
作例を示すフローチャートである。
【図10】図1に示す画像形成装置の動作のうち、請求
項1、2、3に対応する動作の詳細な手順例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】図10に示すフローチャートのフォーマット
処理で使用されるフォーマット処理メニュー画面例を示
す模式図である。
【図12】図10に示すフローチャートのフォーマット
処理で使用されるフォーマット処理メニュー画面例を示
す模式図である。
【図13】図10に示すフローチャートの登録処理で使
用される登録処理画面例を示す模式図である。
【図14】図10に示すフローチャートの登録処理で使
用される登録レディ画面例を示す模式図である。
【図15】図10に示すフローチャートの削除処理で使
用される削除処理画面例を示す模式図である。
【図16】図10に示すフローチャートの削除処理で使
用される削除処理画面例を示す模式図である。
【図17】図10に示すフローチャートの転送処理で使
用される転送処理画面例を示す模式図である。
【図18】図10に示すフローチャートの転送処理で使
用される転送処理画面例を示す模式図である。
【図19】図1に示す画像形成装置の動作のうち、請求
項4、5、6に対応する動作の詳細な手順例を示すフロ
ーチャートである。
【図20】図19に示すフローチャートの登録処理で使
用される登録処理画面例を示す模式図である。
【図21】図19に示すフローチャートの登録処理で使
用される登録処理画面例を示す模式図である。
【図22】図19に示すフローチャートの登録処理で使
用される削除処理画面例を示す模式図である。
【図23】図19に示すフローチャートの登録処理で使
用される登録レディ処理画面例を示す模式図である。
【図24】従来から知られている画像処理システムの第
1例を示すイメージ図である。
【図25】図24に示す画像処理システムの動作モード
例を示す模式図である。
【図26】従来から知られている画像処理システムの第
2例を示すブロック図である。
【図27】従来から知られている画像処理システムの第
3例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…装置匡体、3…自動原稿送り装
置、4…画像読取装置、5…画像作成装置、6…操作装
置、7…給紙装置、8…送り装置匡体、9…原稿台、1
0…原稿セット検知センサ、11…給送ローラ、12…
ローラ、13…給送ベルト、14…給送機構、15…排
紙部、16…排送ローラ、17…コンタクトガラス、1
8…第1キャリッジ、19…光源、20…第1ミラー、
21…第2キャリッジ、22…第2ミラー、23…第3
ミラー、24…レンズ、25…CCDイメージセンサ、
26…LCDディスプレイ(液晶ディスプレイ)、27
…タッチパネル、28…テンキー、29…初期設定キ
ー、30…モードクリアキー、31…クリア/ストップ
キー、32…プリントキー、33…キーボード、34…
操作部、35…自動濃度指示キー、36…濃度変更指示
キー、38…自動用紙選択キー、39…用紙サイズ指示
キー、40…変倍指示キー、41…ソート指示キー、4
2…ステープル指示キー、43…フォーマット原稿指示
キー、44…両面指示キー、45…集約指示キー、46
…自動濃度指示キー、47…濃度変更指示キー、48…
自動用紙選択キー、49…用紙サイズ指示キー、51…
変倍指示キー、52…ソート指示キー、53…ステープ
ル指示キー、54…フォーマット原稿指示キー、55…
両面指示キー、56…集約指示キー、57…連結指示キ
ー、58…第1給紙トレイ、59…第2給紙トレイ、6
0…第3給紙トレイ、61…転写紙、62…第1給紙ユ
ニット、63…第2給紙ユニット、64…第3給紙ユニ
ット、65…搬送ローラ、66…縦搬送ユニット、67
…レジストローラ、68…書込み光学ユニット、69…
反転ユニット、70…顕像化ユニット、71…紙転写ユ
ニット、72…定着ユニット、73…排紙トレイ、74
…搬送路切替ユニット、75…制御基板、76…レーザ
ー出力ユニット、77…レンズ群、78…ミラー、79
…感光体、80…現像ユニット、81…紙転写バイアス
ローラ、82…駆動ローラ、83…搬送ベルト、84…
定着ローラ、85…加圧ローラ、86…切替ローラ対、
87…排紙ローラ対、88…両面入紙ローラ、89…反
転排紙ローラ、90…反転ローラ、91…切替ローラ、
92…搬送ローラ、93…再給紙ローラ、94…メイン
コントローラ、95…連結インタフェース部(連結IF
部)、96…画像信号処理部(IPU)、97…メイン
モータ、98…中間クラッチ、99…第1給紙クラッ
チ、100…第2給紙クラッチ、101…第3給紙クラ
ッチ、102…制御部、103…搬送モータ、104…
画像処理回路、105…制御回路、106…A/Dコン
バータ回路、107…シェーディング補正回路、108
…MTF/γ補正回路、109…変倍処理回路、110
…セレクタ回路、111…書込みγ補正回路、112…
CPU回路、113…ROM回路、114…RAM回
路、115…画像メモリ回路、116…メモリコントロ
ーラ回路、117…I/Oポート回路、118…印字イ
メージデータ発生回路、120…フォーマットコピーキ
ー、121…登録指示キー、122…削除指示キー、1
23…転送指示キー、124…戻り指示キー、125…
キャンセル指示キー、126…フォーマット処理メニュ
ー画面、127…削除指示キー、128…転送指示キ
ー、129…戻り指示キー、130…キャンセル指示キ
ー、131…フォーマット処理メニュー画面、132…
装置番号キー、133…全装置選択指示キー、134…
戻り指示キー、135…キャンセル指示キー、136…
次の処理指示キー、137…登録処理画面、138…メ
ッセージ、139…戻り指示キー、140…キャンセル
指示キー、141…登録実行指示キー、142…登録レ
ディ画面、142…装置番号キー、144…全装置選択
指示キー、145…戻り指示キー、146…キャンセル
指示キー、147…次の処理指示キー、148…削除処
理画面、149…一覧内容、150…全選択指示キー、
151…戻り指示キー、152…キャンセル指示キー、
153…削除実行指示キー、154…削除処理画面、1
55…装置番号キー、156…戻り指示キー、157…
キャンセル指示キー、158…次の処理指示キー、15
9…転送処理画面、160…装置番号キー、161…全
装置選択指示キー、162…戻り指示キー、163…キ
ャンセル指示キー、164…転送実行指示キー、165
…転送処理画面、166…装置番号キー、167…全装
置選択指示キー、168…戻り指示キー、169…キャ
ンセル指示キー、170…次の処理指示キー、171…
登録処理画面、172…戻り指示キー、173…キャン
セル指示キー、174…削除処理指示キー、175…登
録処理画面、176…一覧内容、177…全選択指示キ
ー、178…戻り指示キー、179…キャンセル指示キ
ー、180…削除実行指示キー、181…削除処理画
面、182…メッセージ、183…戻り指示キー、18
4…キャンセル指示キー、185…登録実行指示キー、
186…登録レディ画面
フロントページの続き (72)発明者 金谷 浩一 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 佐々木 勝彦 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (56)参考文献 特開 平8−186670(JP,A) 特開 平5−308450(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 B41J 5/30 B41J 29/38 - 29/393 G03G 21/00 G06F 3/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像形成装置を連結し、これらの
    各画像形成装置間でフォーマット原稿データ、画像デー
    タを相互に転送して指定された画像形成装置から出力さ
    せる画像処理システムにおいて、前記各画像形成装置の
    1つより得たフォーマット原稿データをメモリに記憶
    し、該メモリに記憶されたフォーマット原稿データを連
    結された全ての画像形成装置の少なくとも一部に登録コ
    マンドにより登録自在とし、前記フォーマット原稿デー
    タを他の画像形成装置より得て登録した画像形成装置
    は、自ら得た画像データをこのフォーマット原稿データ
    に合成し、前記各画像形成装置の1つで連結された全て
    の画像形成装置の少なくとも一部に既に登録されている
    フォーマット原稿データを削除コマンドにより削除自在
    にすることを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記フォーマット原稿データの登録及び
    削除は一括して行われることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 複数の画像形成装置を連結し、これらの
    各画像形成装置間でフォーマット原稿データ、画像デー
    タを相互に転送して指定された画像形成装置から出力さ
    せる画像処理システムにおいて、前記各画像形成装置の
    1つより得たフォーマット原稿データ、画像データをメ
    モリに記憶し、 該メモリに記憶されたフォーマット原稿データ、画像デ
    ータを連結された全ての画像形成装置の少なくとも一部
    に登録コマンドにより一括して登録自在とし、前記フォ
    ーマット原稿データ、画像データを他の画像形成装置よ
    り得て登録した画像形成装置は、この画像データをこの
    フォーマット原稿に合成し、前記各画像形成装置の1つ
    で連結された全ての画像形成装置の少なくとも一部に既
    に登録されているフォーマット原稿データ、画像データ
    を削除コマンドにより一括して削除自在にする ことを特
    徴とする画像処理システム。
  4. 【請求項4】 データを登録する際に登録対象となって
    いる画像形成装置の空き容量を確認し、空き容量が不足
    している場合、その旨を警告してデータの登録を中止又
    は中断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の画像処理システム。
  5. 【請求項5】 データを登録する際に登録対象になって
    いる画像形成装置の空き容量を確認し、空き容量が不足
    している場合、その旨を警告し、操作者の操作内容に基
    づいて既に登録されているデータを削除し、データの登
    録を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像処理システム。
  6. 【請求項6】 データの削除は、データの内容、データ
    の使用頻度に基づいて行われることを特徴とする請求項
    5に記載の画像処理システム。
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