JPH10143026A - 画像処理システム - Google Patents

画像処理システム

Info

Publication number
JPH10143026A
JPH10143026A JP8314253A JP31425396A JPH10143026A JP H10143026 A JPH10143026 A JP H10143026A JP 8314253 A JP8314253 A JP 8314253A JP 31425396 A JP31425396 A JP 31425396A JP H10143026 A JPH10143026 A JP H10143026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
forming apparatus
processing
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8314253A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Ishiguro
久 石黒
Hiroshi Mori
弘 森
Moriyuki Koike
守幸 小池
Tomoshi Harada
知史 原田
Yasuhiro Hattori
康広 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8314253A priority Critical patent/JPH10143026A/ja
Publication of JPH10143026A publication Critical patent/JPH10143026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像形成装置を相互に接続し、各画像
形成装置間で画像データを相互に転送して画像を出力さ
せるようになした画像処理システムにおいて、ダウンタ
イムを少なくし作業性を向上させる。 【解決手段】 少なくとも1台の画像形成装置1を使用
して原稿画像を読み取り、そのコピー処理を少なくとも
2台以上の画像形成装置1に分担させる際、コピー動作
開始指示キーが押下された時点でシステム内の全ての画
像形成装置1がリロード中であった場合、原稿画像の読
み取りを行う画像形成装置1による原稿読み取り動作を
先行して行うようにした。また、コピー処理を分担する
画像形成装置のいづれかがリロード状態になっていない
場合は、リロード状態になっている画像形成装置から順
次プリント動作を開始させ、あるいはリロード状態にな
っている画像形成装置に対する画像データ転送を先行し
て行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像信号
を取り扱う装置、例えばデジタル複写機、スキャナ装
置、プリンタ装置、ファクシミリ装置などを連結した画
像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像信号を取り扱う装置、例え
ばデジタル複写機、スキャナ装置、プリンタ装置、ファ
クシミリ装置などを連結した画像処理システムとして、
従来、特開平7−297967号公報の「画像形成シス
テム」、特開平8−83023号公報の「複写機システ
ム」、特開平5−304575号公報の「デジタル複写
装置」などが提案されている。特開平7−297967
号公報の「画像形成システム」では、図25に示す如
く、分配コピーモードが設定されている状態で複写枚数
が複数部指定されたとき、発信元となる複写装置201
により、通信線202を介して他の複写装置の状態から
ステータス情報データを送信させてこれらの各複写装置
の動作状態を確認し、この確認結果に基づきアイドル状
態となっている複写装置に対し、複写枚数指定データ、
画像データを送信して指定された部数のコピー動作を分
担させることにより、コピーの生産性および利用効率を
向上させる。また、特開平8−83023号公報の「複
写機システム」では、図26に示す如く複数の複写機2
11をネットワーク的に接続し、これらの各複写機21
1間で画像データの送受信を行なうとき、管理装置21
2によって各複写機211に設けられた排紙量検知手段
の検知内容を処理して排紙枚数が制限量に達したかどう
かを判定し、排紙枚数が制限量に達した時点でこの複写
機211のコピー処理を中断させて他の各複写機211
に同一の複写処理を肩代りさせることにより、ネットワ
ーク的に接続されている各複写機211の処理能力を最
大限に活用させながらその操作性を向上させ、総合的な
作業効率を向上させる。また、特開平5−304575
号公報の「デジタル複写装置」では、図27に示す如く
複数のデジタル複写装置221が接続されている伝送ケ
ーブル222に複写制御信号およびデジタル画像信号を
出力して、他のデジタル複写装置221に同じ複写動作
を実行させる処理、または他のデジタル複写装置221
から複写制御信号およびデジタル画像信号を取り込ん
で、他のデジタル複写装置211と同じ複写動作を行な
うことにより、簡単なハードウェアの追加だけで1つの
原稿を複数のデジタル複写装211置で複写させ、複写
時間を増大させることなく大量複写を可能にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像処理システムでは、いずれの方式でも通信
線などを使用して、画像読取機能や画像データ出力機能
を持つ各画像処理装置などを接続して機能を分散させる
ことができるものの、個々の画像処理装置により定着ヒ
ータの立ち上がり時間にはばらつきがあり、また電源を
入れるタイミングによってもリロード状態、すなわち定
着ヒータの温度が定着可能温度に達しコピーが可能であ
る状態になるまでに装置間で時間差が生じるため、シス
テム内の全ての画像処理装置がリロード状態になるのを
持っていたのでは、トータルとして装置の利用効率が低
下し作業性が低下するという問題があった。本発明は上
記事情に鑑みてなされたものであり、請求項1では、コ
ピー動作開始指示キーが押下された時点でシステム内の
全ての画像形成装置がリロード中であった場合に、操作
機すなわち原稿画像の読み取りを行う画像形成装置によ
る原稿読み取り動作を先行して行うことにより、ダウン
タイムを少なくし、トータルとしての作業性を向上でき
る画像処理システムを提供することを目的とする。ま
た、請求項2では、請求項1の目的に加え、コピー動作
開始指示キーが押下された時点でシステム内の全ての画
像形成装置がリロード中であった場合、その後リロード
状態になった画像形成装置から順次プリント動作を先行
して行わせることにより、ダウンタイムを少なくし、ト
ータルとしての作業性をより向上させることを目的とす
る。また、請求項3では、請求項1の目的に加え、コピ
ー動作開始指示キーが押下された時点でシステム内の全
ての画像形成装置がリロード中であった場合、操作機か
らの画像データ転送を先行して行うことにより、ダウン
タイムを少なくし、トータルとしての作業性をより向上
させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、原稿画像を読み取りその
画像データを他の装置に転送する機能を備えた複数の画
像形成装置を通信媒体を介して相互に接続し、各画像形
成装置間で画像データを相互に転送して画像を出力させ
るようになした画像処理システムにおいて、少なくとも
1台の画像形成装置を使用して原稿画像を読み取り、そ
のコピー処理を少なくとも2台以上の画像形成装置に分
担させる際、原稿画像の読み取りを行う画像形成装置の
コピー動作開始指示キーが押下された時点で、コピー処
理を分担する画像形成装置が全てリロード状態になって
いない場合は、原稿画像の読み取り動作を先行するよう
になしたことを特徴とする。また、請求項2記載の発明
では、請求項1記載のシステム構成を前提にして、原稿
画像の読み取りを行う画像形成装置のコピー動作開始指
示キーが押下された時点で、コピー処理を分担する画像
形成装置のいづれかがリロード状態になっていない場合
は、リロード状態になっている画像形成装置から順次プ
リント動作を開始させるようになしたことを特徴とす
る。また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のシス
テム構成を前提にして、原稿画像の読み取りを行う画像
形成装置のコピー操作開始指示キーが押下された時点
で、コピー処理を分担する画像形成装置のいずれかがリ
ロード状態になっていない場合は、リロード状態になっ
ている画像形成装置に対する画像データ転送を先行する
ようになしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 《基本構成例》図1は本発明による画像処理システムの
一形態例で使用される画像形成装置の一例を示す構成図
である。この図に示す画像形成装置1は、縦長の矩形状
に形成される装置匡体2と、この装置匡体2の上部に設
けられる自動原稿送り装置3と、装置匡体2の上側に設
けられる画像読取装置4と、装置匡体2の下側に設けら
れる画像作成装置5と、装置匡体2の側部に設けられる
後処理装置6と、装置匡体2の上部に設けられる操作装
置7と、装置匡体2内の下側に設けられる給紙装置8と
を備えている。操作装置7によって他の画像形成装置1
と連結指示が指定されている状態でプリントキー33
(図2参照)が押下されたとき、セットされている原稿
を1枚ずつ読み取りながら連結されている各画像形成装
置1に原稿画像データを送信してこれらの各画像形成装
置1にプリント処理を分担させ、指定された部数だけプ
リントアウトさせる。以下、前記画像形成装置1を構成
する自動原稿送り装置3、画像読取装置4、操作装置
7、画像作成装置5、給紙装置8、後処理装置6につい
て順次詳細に説明する。
【0006】自動原稿送り装置3は、装置匡体2の上部
に開閉自在に設けられる送り装置匡体9と、この送り装
置匡体9上部に設けられる原稿台10と、この原稿台1
0に原稿がセットされているときこれを検知する原稿セ
ット検知センサ11と、前記原稿台10上にセットされ
ている原稿を1枚ずつ取り込む給送ローラ12と、複数
のローラ13および給送ベルト14などによって構成さ
れ、給送ローラ12によって取り込まれた原稿を装置匡
体2側のコンタクトガラス18上に送る給送機構15
と、コンタクトガラス18上でその画像が読み取られた
後給送機構15によって搬送された原稿を取り込んで、
送り装置匡体9の上部に形成された排紙部16上に排出
する排送ローラ17と、これら原稿セット検知センサ1
1〜排送ローラ17を制御する処理、送った原稿の枚数
をカウントする処理などを行なう制御部(図示は省略す
る)と、この制御部の制御の下に給送ローラ12〜排送
ローラ17を駆動する搬送モータ(図示は省略する)と
を備えている。
【0007】画像作成装置5から原稿送り指示が出力さ
れたとき、原稿台10上に載置されている原稿を1枚ず
つ取り込んで、これを画像読取装置4に設けられたコン
タクトガラス18上に導いて画像を読み取らせた後、こ
の原稿を再度搬送して排紙部16上に排紙する処理を繰
り返す。また、画像読取装置4は、装置匡体2の上部に
形成された開口部に填込まれ、自動原稿送り装置3によ
って開閉自在に閉じられるコンタクトガラス18と、装
置匡体2内に配置されたガイドレール(図示は省略す
る)により、副走査方向に対し移動自在に構成され、変
倍率に応じた第1速度で走行駆動される第1キャリッジ
19と、この第1キャリッジ19上に配置されコンタク
トガラス18上に載置されている原稿を照明する光源2
0と、第1キャリッジ19上に配置され、前記原稿から
光(光学画像)を反射する第1ミラー21とを備えてい
る。さらに、画像読取装置4は、装置匡体2内に配置さ
れたガイドレール(図示は省略する)により副走査方向
に対し移動自在に構成され、第1キャリッジ19が移動
しても原稿を読み取る際の光路長が一定となるように、
第1速度の半分の速度(第2速度)で走行駆動される第
2キャリッジ22と、この第2キャリッジ22上に配置
され第1ミラー21から反射された光学像を反射する第
2、第3ミラー23、24と、装置匡体2内に移動自在
に配置されピント、倍率などに応じた位置に位置調整さ
れて、第3ミラー24から出射された光学像を集光する
レンズ25と、装置匡体2内に移動自在に配置され、ピ
ント、倍率などに応じた位置に位置調整されて、前記レ
ンズ25で集光された光学像を受光し、電気信号(画像
信号)に変換するCCDイメージセンサ26とを備えて
いる。
【0008】画像作成装置5側から画像読取指令が出力
されたとき、読取倍率、読取範囲などに応じて、レンズ
25と、CCDイメージセンサ26の位置を左右方向
(副走査方向)に移動させてその位置を調整した後、第
1キャリッジ19の光源20を点灯させた状態で第1キ
ャリッジ19と、第2キャリッジ22とを各々第1、第
2速度で副走査方向に走行させながらコンタクトガラス
18上に載置された原稿の画像を取り込むとともに、レ
ンズ25によってCCDイメージセンサ26上に集光し
て画像信号を生成し、これを画像作成装置5に供給す
る。また、操作装置7は、図2に示す如く装置匡体2の
上部に左右方向に長くなるように配置されるLCDディ
スプレイ(液晶ディスプレイ)27と、このLCDディ
スプレイ27の上面部に配置され、オペレータによって
LCDディスプレイ27がタッチされたとき、これを検
出してタッチ位置情報を生成するタッチパネル28と、
LCDディスプレイ27の右側に配置されたテンキー2
9、初期設定キー30、モードクリアキー31、クリア
/ストップキー32、コピー動作開始指示キーであるプ
リントキー33などによって構成されるキーボード13
5と、マイクロプロセッサを持ち、装置匡体2内の上部
側に配置され、I/Oポートを介して画像作成装置5側
のシステムコントローラ119(図7参照)と通信を行
ないながら前記システムコントローラ119から出力さ
れる表示指示指令、状態情報などを取り込んでこれをL
CDディスプレイ27に表示させる処理、前記タッチパ
ネル28のタッチ位置情報を処理して操作されたキーを
検知する処理、前記キーボード135の操作内容を検知
する処理、これらの処理結果を前記システムコントロー
ラ119に送信する処理などを行なう操作部(図示は省
略する)とを備えている。
【0009】前記システムコントローラ119からコピ
ー表示画面指示が出力されたとき、操作部によってこれ
を取り込んでLCDディスプレイ27上に、コピー表示
画面指示で指定された画面、例えば図3に示す如く現在
コピーができることを示す状態メッセージ34と、現在
のセット枚数を示すコピー枚数表示メッセージ35と、
自動濃度指示を指定する際に操作される自動濃度キー3
6と、転写紙46を自動的に選択する際に操作される自
動用紙選択キー37と、倍率を等倍にセットする際に操
作される等倍キー38と、コピーを一部ずつページ順に
揃える処理を指定する際に操作されるソートキー39
と、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定する際に
操作されるスタックキー40と、ソート処理されたもの
を一部ずつ綴じる処理を指定する際に操作されるステー
プルキー41と、拡大/縮小倍率をセットする際に操作
される変倍キー42と、両面モードを設定する際などに
操作される両面/分割キー43と、複数の原稿画像を1
枚のコピーに集約させる際などに操作される集約キー4
4と、SCSIケーブルなどを使用したネットワークを
介して、各画像形成装置1に多量のコピーをプリントア
ウトさせる際に操作される連結モードキー45などを表
示させる。
【0010】また、給紙装置8は、図1に示す如く装置
匡体2内に出没自在に収納され、各々指定されたサイズ
の転写紙46が収納される第1〜第3給紙トレイ47〜
49と、これら第1〜第3給紙トレイ47〜49毎に設
けられた第1〜第3給紙クラッチ(図示は省略する)の
断続動作によって、第1〜第3給紙トレイ47〜49に
収納されている各転写紙46を取り出す第1〜第3給紙
ユニット50〜52と、断続動作する中間クラッチ(図
示は省略する)および複数の搬送ローラ53などを有
し、前記中間クラッチの断続動作によって、第1〜第3
給紙ユニット50〜52によって取り出された転写紙4
6を上方に搬送する縦搬送ユニット54と、この縦搬送
ユニット54によって搬送された転写紙46を取込み、
タイミングをとって画像作成装置5に供給するレジスト
ローラ55とを備えており、プリント動作を行なうとき
第1〜第3給紙トレイ47〜49に格納されている各サ
イズの転写紙46のうち指定されたサイズの転写紙46
を取り出し、これを上方に搬送するとともに感光体66
上に形成されているトナー画像の先端部が紙転写位置に
到達するタイミングに合わせて転写紙46を画像作成装
置5に供給する。
【0011】画像作成装置5は、図1に示す如く画像読
取装置4から出力される画像信号に基づき光画像の書込
みを行なう書込み光学ユニット56と、一度、画像が形
成された転写紙46の表裏を反転させて前記縦搬送ユニ
ット54に再給紙する両面給紙ユニット57と、前記書
込み光学ユニット56で生成された光画像をトナー画像
として顕像化させる顕像化ユニット58と、給紙装置8
により取り出された転写紙46に対し、前記顕像化ユニ
ット58で顕像化されたトナー画像を転写させる紙転写
ユニット59と、この紙転写ユニット59で画像が転写
された転写紙46上のトナーを溶融定着させる定着ユニ
ット60と、この定着ユニット60でトナー画像が定着
された転写紙46を装置匡体2の左側に取り付けられた
後処理装置6、前記両面給紙ユニット57のいずれか一
方に導く搬送路切替ユニット61と、この画像形成装置
1全体の動作を制御する制御基板62とを備えており、
画像読取装置4から出力される画像信号で示される画像
をトナー画像として顕像化させて指定されたサイズの転
写紙46上にトナー画像を転写させた後、トナー画像を
定着させ、機外の後処理装置6に供給する。
【0012】この場合、前記書込み光学ユニット56
は、制御基板62から出力される画像データに基づきレ
ーザー光を発生するレーザーダイオード、このレーザー
ダイオードから出射されるレーザー光をスキャンさせる
ポリゴンミラー、このポリゴンミラーを回転させる駆動
モータなどによって構成されるレーザー出力ユニット6
3と、このレーザー出力ユニット63から出力されるレ
ーザー光をfθ変換するf−θレンズなどのレンズ群6
4と、このレンズ群64からのレーザー光を反射して前
記顕像化ユニット58に供給するミラー65とを備えて
おり、制御基板62から出力される画像データを光信号
に変換して前記顕像化ユニット58を構成する感光体6
6上に画像データに対応した光画像を書込んで静電潜像
を形成する。
【0013】顕像化ユニット58は、メインモータ(図
示は省略する)によって回転駆動されながら前記書込み
光学ユニット56から出射されるレーザー光により潜像
が形成される感光体66と、この感光体66の一端近傍
に配置され、前記書込み光学ユニット56から出射され
るレーザー光を検出したとき、主走査同期信号(LSY
NC)を生成してシステムコントローラ119に供給す
るビームセンサ(図示は省略する)と、前記感光体66
の周りに配置されて、感光体66をクリーニングする感
光体クリーニングユニット(図示は省略する)と、感光
体66の周りに配置されて、感光体66を均一に帯電さ
せる帯電ユニット(図示は省略する)と、感光体66の
周りに配置されて、感光体66上に形成されている静電
潜像を現像する現像ユニット67とを備えている。
【0014】プリント処理を行なうとき、メインモータ
の駆動力によって感光体66を回転駆動しながらこの感
光体66の表面に対し、クリーニングユニットによるク
リーニング処理、帯電ユニットによる帯電処理を行ない
ながら前記書込み光学ユニット56から出射されるレー
ザー光によって光画像を書き込んで静電潜像を形成した
後、現像ユニット67によって感光体66上に形成され
ている静電潜像を現像してトナー画像を形成する。ま
た、紙転写ユニット59は、感光体66と対向するよう
に配置され、感光体66上に形成されたトナー画像を転
写紙46に転写させるとき、バイアス電圧が印加される
紙転写バイアスローラ68と、前記メインモータによっ
て回転駆動される駆動ローラ69と、これら駆動ローラ
69、紙転写バイアスローラ68に張設され、紙転写バ
イアスローラ68によって感光体66上のトナー画像が
転写された転写紙46を搬送する搬送ベルト70とを備
えており、プリント動作を行なうとき、レジストローラ
55から供給された転写紙46を介在させた状態で搬送
ベルト70を感光体66に押圧しながら紙転写バイアス
ローラ68に所定のバイアス電圧を印加して、感光体6
6上に形成されているトナー画像を転写紙46にして転
写させた後、これを定着ユニット60に搬送する。定着
ユニット60は、所定温度となるようにコントロールさ
れた定着ローラ71と、紙転写ユニット59によって搬
送されてきた転写紙46を前記定着ローラ71に押し付
ける加圧ローラ72とを備えており、紙転写ユニット5
9から搬送されてきた転写紙46を加圧しながら加熱し
て、この転写紙46上に形成されているトナー画像を溶
融定着させ、搬送路切替ユニット61に搬出する。
【0015】搬送路切替ユニット61は、前記定着ユニ
ット60から供給された転写紙46を取り込む取込みロ
ーラ73と、この取込みローラ73によって取り込まれ
た転写紙46の搬送路を切り替える切替爪74と、この
切替爪74によって転写紙46が左側(図1において左
側)に導かれたとき、転写紙46を左側に搬送して機外
の後処理装置6に導く複数の排紙ローラ75と、前記切
替爪74によって転写紙46が下側(図1において下
側)に導かれたとき、これを前記両面給紙ユニット57
に導く複数の両面入紙ローラ76とを備えており、前記
定着ユニット60から搬送されてきた転写紙46を取り
込むとともに、システムコントローラ119の指示に基
づき切替爪74によって搬送方向を切り替えて、そのま
ま後処理装置6に供給したり、両面給紙ユニット57に
導く。両面給紙ユニット57は、搬送路切替ユニット6
1から供給された転写紙46を取り込んだ後で逆方向に
搬送して転写紙46の表裏を反転させる反転ローラ77
と、この反転ローラ77によって反転された転写紙46
を取り込んでストックする両面給紙カセット78と、こ
の両面給紙カセット78にストックされている反転済み
の転写紙46を給紙装置8の縦搬送ユニット54に供給
する再給紙ローラ79とを備えており、システムコント
ローラ119から両面入紙指示が出力されているとき、
搬送路切替ユニット61から供給された転写紙46を取
り込んだ後で反転ローラ77によって転写紙46の搬送
方向を反転させて一時的にストックした後再給紙ローラ
79によって反転済み転写紙46を給紙装置8の縦搬送
ユニット54に供給する。
【0016】また、後処理装置6は、画像作成装置5の
転写紙排出側に設けられる矩形状の匡体80と、この匡
体80側部の上部側に設けられる排紙トレイ81と、匡
体80側部の中段部分に設けられるステープルトレイ8
2と、匡体80側部の下部側に設けられる落下トレイ8
3と、匡体80内に配置され画像作成装置5から排出さ
れる転写紙46を上側(通常の排紙処理側)または下側
(ステープル処理側)に導く分岐偏向板84と、この分
岐偏向板84によって上側に導かれた転写紙46を上方
に搬送する複数のスタッカ搬送ローラ85と、これらの
各スタッカ搬送ローラ85によって搬送された転写紙4
6を取り込んで排紙トレイ81上に排紙するスタッカ排
紙ローラ86と、分岐偏向板84によって下側に導かれ
た転写紙46を下方に搬送するステープラ搬送ローラ8
7と、このステープラ搬送ローラ87によって搬送され
た転写紙46を取り込んでステープルトレイ82上に排
紙するステープラ排紙ローラ88と、ステープルトレイ
82上に排紙された複数の転写紙46の端を整え、ステ
ープル指示信号が入力されたとき、転写紙46を落下さ
せる落下ストッパ89と、この落下ストッパ89によっ
て落下させられた複数の転写紙46の一端を綴じて、前
記落下トレイ83上に落とすステープラ90とを備えて
いる。
【0017】画像作成装置5から通常の排紙指示が出さ
れているときには、画像作成装置5から排出されるコピ
ー済みの転写紙46を取り込んでこれを排紙トレイ81
上に排紙し、また画像作成装置5からステープル処理指
示が出されているときには、前記画像作成装置5から排
出されるコピー済みの転写紙46を取り込んでこれをス
テープルトレイ82上に排紙して、重ね合わせた後部単
位でその一端を綴じて落下トレイ83上に落下させる。
また、前記制御基板62はこの画像形成装置1全体の動
作を制御するシステムコントローラ119と、このシス
テムコントローラ119の制御の下に、画像データを処
理する画像信号処理部91(図4参照)とを備えてお
り、予め設定されているプログラムに基づき装置各部の
動作を制御して、原稿画像の読取処理、プリント処理、
連結処理などを行なわせる。
【0018】画像信号処理部91は、図4に示す如くC
CDイメージセンサ26から出力される画像信号を処理
して画像データを生成し、これを前記書込み光学ユニッ
ト56に供給する画像処理回路92と、印字イメージデ
ータを発生して画像処理回路92に供給する印字イメー
ジデータ発生回路93と、予め設定されているプログラ
ムに基づきシステムコントローラ119と通信を行な
い、この通信結果に応じて画像処理回路92を制御する
制御回路94とを備えており、システムコントローラ1
19から画像処理指令などが供給されたとき、この画像
処理指令とともに供給される画像処理情報を取り込みこ
れを記憶するとともに、この画像処理情報に基づきCC
Dイメージセンサ26から出力される画像信号を処理し
て画像データを生成し、これを前記書込み光学ユニット
56に供給して潜像の書込みなどを行なわせる。この場
合、前記印字イメージデータ発生回路93は、前記制御
回路94のCPU回路102に接続されたCPUバスを
介してイメージ登録指令が入力されたとき、このイメー
ジ登録指令とともに出力されるページ印字用のキャラク
タ(文字)イメージや任意のスタンプ用イメージを取り
込むとともに、アドレスバスを介して入力されたアドレ
スデータで指定された番地に前記ページ印字用のキャラ
クタ(文字)イメージや任意のスタンプ用イメージなど
を記憶し、またCPUバスを介して表示位置登録指令が
入力されたとき、この表示位置登録指令とともに入力さ
れる印字位置パラメータ、印字イメージ指定データなど
を記憶しながら、記憶している印字位置パラメータ、印
字イメージ指定データなどで指定されたタイミングで、
指定されたページ印字用のキャラクタ(文字)イメージ
や任意のスタンプ用イメージを読出し、これを画像処理
回路92に供給する。
【0019】画像処理回路92は、CCDイメージセン
サ26から出力される画像信号をA/D変換して画像デ
ータを生成するA/Dコンバータ回路95と、このA/
Dコンバータ回路95から出力される画像データをシェ
ーディング補正するシェーディング補正回路96と、こ
のシェーディング補正回路96から出力されるシェーデ
ィング補正済みの画像データをMTF補正およびγ補正
するMTF/γ補正回路97と、このMTF/γ補正回
路97から出力されるMTF補正およびγ補正済みの画
像データと印字イメージデータ発生回路93から出力さ
れる印字イメージデータなどとを合成する第1印字合成
回路98と、制御回路94から出力される入出力指定情
報に基づき第1印字合成回路98または制御回路94か
ら出力される画像データのいずれか一方を選択して取り
込み、指定された出力先に転送するセレクタ回路99
と、このセレクタ回路99によって出力先に指定された
とき、前記セレクタ回路99から出力される画像データ
を取込むとともに、この画像データと印字イメージデー
タ発生回路93から出力される印字イメージデータなど
とを合成する第2印字合成回路100と、指定された倍
率に応じて前記第2印字合成回路100から出力される
画像データを変倍処理して前記書込み光学ユニット56
に供給する変倍回路101とを備えている。
【0020】CCDイメージセンサ26から出力される
画像信号を取り込んで画像データを生成し、この画像デ
ータに対してシェーディング補正、MTF補正およびγ
補正、第1合成処理を施した後制御回路94から出力さ
れている入出力指定情報に基づきシェーディング補正、
MTF補正およびγ補正、第1合成処理済みの画像デー
タ、または制御回路94から出力される画像データのい
ずれか一方を選択し、この画像データに対して印字イメ
ージデータ発生回路93から出力されるページ印字用の
キャラクタ(文字)イメージや任意のスタンプ用イメー
ジを合成して書込み光学ユニット56に供給する。この
際、セレクタ回路99は、図5の(b)に示す如く1ペ
ージ分の範囲を示すフレームゲート信号(FGATE)
が出力されている状態で、図5の(a)に示す如く主走
査同期信号(LSYNC)が出力される毎に、前記主走
査同期信号(LSYNC)の立ち上がり時点から図5の
(c)に示す如く画素同期信号(VCLK)が所定クロ
ック数だけ出力され、図5の(e)に示す如くラインゲ
ート信号(LGATE)が出力されたとき、画素同期信
号に同期して図5の(d)に示す如く画像データを構成
する各画素データ(例えば、8ビットで示される256
階調の画素データ)を取り込み、指定された出力先に転
送する。
【0021】また、制御回路94は、各種のデータ処理
を行なうCPU回路102と、このCPU回路102の
動作を規定するプログラムや各種の定数データが格納さ
れるROM回路103と、CPU回路102の作業エリ
アなどとして使用されるRAM回路104と、図6に示
す如く半導体メモリにより構成される1次記憶装置10
5やハードディスクによって構成される2次記憶装置1
06などを有し、画像データの格納エリアなどとして使
用される画像メモリ回路107と、他の画像形成装置1
とデータ通信を行なうSCSIドライバ108と、CP
U回路102からの指示に基づき前記セレクタ回路99
を制御する処理、このセレクタ回路99から出力される
画像データを取り込み、画像メモリ回路107に格納す
る処理、CPU回路102から出力される画像加工指令
に基づき画像メモリ回路107に格納されている画像デ
ータを加工する処理、この画像メモリ回路107に格納
されている画像データを読み出して指定された加工など
を施した後でセレクタ回路99に供給する処理、前記S
CSIドライバ108を介して他の画像形成装置1など
と制御指令、画像データなどの授受などを行なうメモリ
コントローラ回路109と、CPU回路102と前記操
作装置7との間の通信をサポートするI/Oポート回路
110とを備えている。
【0022】システムコントローラ119と通信を行な
って画像処理手順を決定し、この決定内容に基づきI/
Oポート回路110を介して操作装置7と通信を行ない
ながら、画像処理回路92を制御してCCDイメージセ
ンサ26から出力される画像信号の処理を行なわせ、こ
れによって得られた画像データを取り込んで画像の間引
き処理、画像の切出し処理、圧縮加工などの指定された
加工処理を行なったり、画像データまたは加工済みの画
像データを書込み光学ユニット56に供給させたり、S
CSIドライバ108を介して他の画像形成装置1と画
像データなどの授受を行なったりする。この際、メモリ
コントローラ回路109は、図6に示す如く入力された
複数の画像データの中から指定された画像データを選択
する入力データセレクタ回路111と、この入力データ
セレクタ回路111によって選択された画像データに対
する合成処理、ソート処理、画像の回転処理などを行な
う画像合成回路112と、この画像合成回路112によ
って加工された画像データを取り込んで圧縮した後画像
メモリ回路107を構成する1次記憶装置105に記憶
させる処理や前記1次記憶装置105に記憶されている
圧縮済みの画像データを読み込んで、伸長する処理を行
なう1次圧縮/伸長回路113と、この1次圧縮/伸長
回路113によって伸長された画像データや画像合成回
路112で画像合成された画像データなどを取り込んで
CPU回路102やセレクタ回路99などのうち、指定
された回路に出力する出力データセレクタ回路114
と、前記1次記憶装置105に記憶されている圧縮済み
の画像データを取り込み、これをさらに圧縮して画像メ
モリ回路107の2次記憶装置106に記憶させる処理
や前記2次記憶装置106に記憶されている圧縮済みの
画像データを読み込んで、伸長した後前記1次記憶装置
105に記憶させる処理などを行なう2次圧縮/伸長回
路115とを備えている。そして、システムコントロー
ラ119から画像圧縮指示や画像合成指示などがあった
とき、指定された画像データを取り込んで指定された画
像と合成し、これを指定された回路に出力する処理、指
定された画像データを取り込んで1次圧縮して画像メモ
リ回路107の1次記憶装置105に格納する処理、こ
の1次記憶装置105に格納されている圧縮済みの画像
データを伸長する処理、前記1次記憶装置105に格納
されている圧縮済みの画像データを2次圧縮して画像メ
モリ回路107の2次記憶装置106に格納する処理、
この2次記憶装置106に格納されている圧縮済みの画
像データを伸長する処理などを行なう。
【0023】《ハードウェア構成例》上述した基本構成
に対し、図7に示す如く利用者を制限するのに必要な利
用者制限機器116、操作者が画像形成装置1に近づい
たとき、これを検知して予熱モードからコピー可能状態
に移行させる人体検知センサ117、ある時刻になった
とき機械をブートしたり、シャットダウンしたりするウ
ィークリータイマ機能を持たせる時計118、機械のエ
ラーが発生したとき、サービスセンタに自動的にこれを
通知したり、機械の実行状態/使用状態を遠隔地からモ
ニタする遠隔診断回路(CSS)120を付加して画像
形成装置1を構成し、システムコントローラ119の制
御の下に画像信号処理部91を制御してMH方式、MR
方式、MMR方式などで画像データを圧縮して1次記憶
装置105を構成するDRAMブロックに記憶させる処
理、DMAブロックによって前記DRAMブロックに記
憶されている画像データを連続して読出し、画像作成装
置5に転送する処理などを行なう。あるいは、図8に示
す如くシステムコントローラ119に設けられているC
PUと、画像作成装置5に設けられているCPUと、画
像読取装置4に設けられているCPUと、画像信号処理
部91に設けられているCPUとを相互に接続して画像
形成装置1を構成し、システムコントローラ119の制
御の下に画像読取装置4と、画像作成装置5と、画像信
号処理部91とを制御してMH方式、MR方式、MMR
方式などで画像データを圧縮して1次記憶装置105を
構成するDRAMブロックに記憶させる処理、DMAブ
ロックによって前記DRAMブロックに記憶されている
画像データを連続して読出し、画像作成装置5に転送す
る処理などを行なう。
【0024】《ネットワーク構成》図9に示す如くSC
SIケーブル121を使用して図7または図8に示すよ
うに構成した複数台の画像形成装置1を相互に接続し
て、これらの各画像形成装置1の1つをマスタ機(操作
機)として動作させ、他の各画像形成装置1をスレーブ
機(リモート機)として動作させることにより、マスタ
機となる画像形成装置1で読み取った原稿の画像データ
をこの画像形成装置1および他の各画像形成装置1で指
定された部数のプリント処理を分担させることにより、
コピーの生産性を向上させる。この場合、これらの各画
像形成装置1を相互に接続するネットワークとして、S
CSIケーブル121を使用しているので、最大で8台
の画像形成装置1を相互に接続することができる。
【0025】《ソフトウェア構成》この際、図10に示
す如くSCSIケーブル121によってマスタ機となる
画像形成装置1と、スレーブ機となる画像形成装置1と
を接続し、図11に示すソフトウェア構成でマスタ機と
なる画像形成装置1によってスレーブ機となる画像形成
装置1を制御する。この場合、マスタ機となる画像形成
装置1およびスレーブ機となる画像形成装置1には、複
写動作を行なうコピーシーケンスを実行するコピーアプ
リケーション(コピーアプリ)122、スレーブ機とな
る各画像形成装置1からの依頼に基づきSCSIケーブ
ル121上に画像データなどを送出して、各画像形成装
置1に転送させるデーモンプロセス123を持つアプリ
ケーション層124と、操作装置7を制御する操作部コ
ントローラ125、周辺機器を制御する周辺機器コント
ローラ126、画像作成装置5を制御する画像形成装置
コントローラ127、画像読取装置4を制御する画像読
取装置コントローラ128、画像信号処理部91を制御
するメモリユニット129、前記コピーアプリ122お
よびデーモンプロセス123の指示に基づき操作部コン
トローラ125〜メモリユニット129を制御するシス
テム制御部(システムコントローラ)130を持つシス
テム制御層131と、操作部コントローラ125〜メモ
リユニット129の共通入出力デバイスとして使用され
る入出力制御部(論理/物理変換を行なうデバイスドラ
イバなどのレイヤ)132、前記メモリユニット129
によって制御されるSCSIコントローラ133を持つ
デバイス制御層134とに階層化されたソフトウェアや
デバイスなどが格納される。連結動作が指示されている
とき、アプリケーション層124、システム制御層13
1、デバイス制御層134とに含まれる各ソフトウェ
ア、各デバイスによって、原稿台10上にセットされて
いる原稿を読み取りってプリント処理しながら、図12
に示す如くこれら各原稿の画像データをスレーブ機とな
る各画像形成装置1に伝送して、指定された部数、枚数
だけプリント処理を分担させる。スレーブ機となる各画
像形成装置1のうち、定着加熱、LCTトレイ上昇時
間、ポリゴンモータ回転安定時間、トナー補給動作な
ど、コピー処理で実行される処理を行なっている画像形
成装置1(現在、コピーを行なっている画像形成装置
1)については、モード設定、原稿のセット終了を予約
させて、定着加熱処理などが終了して、コピー動作可能
になった時点で、自動的にコピーを開始させる、動作予
約などを行なって、コピー処理の依頼を行なう。
【0026】《形態例の動作》次に、図13〜図28に
示す各フローチャート、各模式図などを参照しながら、
この形態例の動作について説明する。 <連結時の動作>まず、図13のフローチャートに示す
如く各画像形成装置1において、連結動作指定されてい
なければ、各画像形成装置1毎に、原稿台10に原稿が
セットされ、プリントキー33が押下されたとき(ステ
ップST1、ST2)、原稿台10にセットされている
原稿が1枚ずつ読み取られて、通常のプリント処理が行
われる(ステップST3)。また、各画像形成装置1の
うちの1つが操作されて、これがマスタ機に指定され、
他の画像形成装置1がスレーブ機に指定されたた状態で
原稿台10に原稿がセットされ、プリントキー33が押
下されれば(ステップST1、ST2)、マスタ機とな
っている画像形成装置1によってスレーブ機となってい
る各画像形成装置1にプリント実行指示が出された後
(ステップST4)、原稿台10にセットされている原
稿が1枚ずつ読み取られ、これによって得られた画像デ
ータが画像メモリ回路107に記憶されながら、スレー
ブ機となっている各画像形成装置1に伝送されて、これ
らマスタ機となっている画像形成装置1およびスレーブ
機となっている各画像形成装置1のプリント処理が開始
され、原稿の画像が転写紙46上に転写されて、後処理
装置6の排紙トレイ81上または落下トレイ83に排紙
されるとともに(ステップST5)、連結動作中である
ことを示す連結動作中フラグがセットされる(ステップ
ST6)。
【0027】また、スレーブ機となっている各画像形成
装置1側では、図14のフローチャートに示す如くマス
タ機となっている画像形成装置1からプリント処理依頼
が出力されているかどうかがチェックされ、これが出力
されていたとき(ステップST7)、現在、このプリン
ト処理依頼を実行可能な状態であるかどうかがチェック
され(ステップST8)、プリント処理依頼を処理可能
な状態であれば、依頼されたプリント処理が開始され
(ステップST9)、またプリント処理依頼を処理不可
能な状態であれば(ステップST8)、マスタ機となっ
ている画像形成装置1に対し、プリント処理を続行不可
能なことを示す信号と、その理由とが伝送される(ステ
ップST10、ST11)。この場合、図15のフロー
チャートに示す如くマスタ機となっている画像形成装置
1またはスレーブ機となっている各画像形成装置1のい
ずれかで、何らかのプリント動作中断理由が発生したと
き、例えばジャムが発生したとき、プリント動作が中断
され(ステップST15、ST16、ST17)、また
ペーパーエンドが発生したとき、同様にプリント動作が
中断され(ステップST18、ST19)、また何らか
の異常(サービスマンコールなど)が発生したときも、
プリント動作が中断される(ステップST20、ST2
1)。
【0028】さらに、これらマスタ機となっている画像
形成装置1またはスレーブ機となっている各画像形成装
置1のいずれかで、トナーエンドが発生したときや中断
依頼を受信したときも、同様にプリント動作が中断され
る(ステップST22〜ST25)。この後図14のフ
ローチャートに示す如くマスタ機となっている画像形成
装置1からプリント処理の続行依頼が出力されれば(ス
テップST7、ST12)、現在プリント処理が実行可
能かどうかがチェックされ(ステップST13)、一度
プリント処理を中断したもののその後中断理由が解除さ
れてプリント処理が可能であれば、続行依頼されたプリ
ント処理を再開する(ステップST14)。また、この
時点で、中断理由が解除させておらず、プリント処理が
続行不可能であれば(ステップST13)、マスタ機と
なっている画像形成装置1に対し、プリント処理を続行
不可能なことを示す信号と、その理由と、既にプリント
した部数、枚数などの情報とが伝送される(ステップS
T10、ST11)。
【0029】具体的には、図16のフローチャートに示
す如くプリント動作中断理由が発生した画像形成装置1
がスレーブ機となっている各画像形成装置1のいずれか
であれば(ステップST30、ST31)、この画像形
成装置1からマスタ機となっている画像形成装置1に続
行不能を示す信号と、その理由を示す情報と、プリント
済みの部数、枚数情報とがマスタ機となっている画像形
成装置1に伝送される(ステップST32、ST3
3)。この後プリント動作中断理由が無くなったとき
(ステップST34)、この画像形成装置1からマスタ
機となっている画像形成装置1に続行不能をリセットさ
せる信号が伝送される(ステップST35)。これによ
り、図17のフローチャートに示す如くスレーブ機とな
っている画像形成装置1から続行不能を示す信号が伝送
されたとき(ステップST36〜ST38)、マスタ機
となっている画像形成装置1によって、この信号とその
理由を示す情報と、プリント済みの部数、枚数情報とが
取り込まれて、操作装置7のLCDディスプレイ27上
に、続行不能となっている画像形成装置1の番号と、続
行不能となっている理由などとが表示された後(ステッ
プST39)、現在、続行不能となっている画像形成装
置1から続行不能をリセットさせる信号が伝送されたと
き(ステップST36〜ST38、ST40)、操作装
置7のLCDディスプレイ27上に表示されていた続行
不能状態が消去されるとともに(ステップST41)、
この画像形成装置1が続行不能になる前のジョブを他の
画像形成装置1に依頼していなければ(ステップST4
2)、この画像形成装置1に対し、続行動作依頼が出さ
れて、最初に依頼したプリント動作指示が中断箇所から
再開させられる(ステップST43)。
【0030】また、この動作と並行して、図18〜図2
1のフローチャートに示す如くマスタ機となる画像形成
装置1の操作装置7によって連結動作モードが設定され
いれば(ステップST45、ST46)、この画像形成
装置1によって、連結動作中フラグ(他の連結動作中で
あることを示すフラグ)がセットされているかどうかが
チェックされ、これがセットされていれば(ステップS
T47)、スレーブ機となっている各画像形成装置1の
動作状態をチェックするのに必要な中断停止機記憶バッ
ファがクリアされるとともに(ステップST48)、動
作中チェックフラグがリセットされる(ステップST4
9)。この後各画像形成装置1のうち、第1番目の画像
形成装置1がマスタ機またはスレーブ機として連結動作
に設定されているかどうかがチェックされ、これが連結
動作に設定されていれば(ステップST50、ST5
1)、この画像形成装置1が連結動作に組み込まれてい
ることを示す動作中チェックフラグがセットされるとと
もに(ステップST54)、この画像形成装置1が連結
動作に組み込まれているものの、現在、何らかの理由に
より、連結動作を中断していれば(ステップST51、
ST52)、中断停止機記憶バッファにこの画像形成装
置1が現在、連結動作を中断していることが書き込まれ
る(ステップST53)。
【0031】以下、第2〜第8番目の各画像形成装置1
について、上述した第1番目の画像形成装置1に対する
処理と同様な処理が行われて、これら第2〜第8番目の
各画像形成装置1が連結動作に組み込まれているかどう
か、連結動作に組み込まれていても、現在、連結動作を
中断しているかどうかが各々、チェックされ、このチェ
ック内容に基づき動作中チェックフラグのリセット処
理、中断停止機記憶バッファに対する書込み処理が行わ
れる(ステップST55〜ST89)。この後これら第
1〜第8の各画像形成装置1のうち、動作中チェックフ
ラグがセットされ、動作を中断している画像形成装置1
があれば(ステップST90、ST91)、中断停止機
記憶バッファ内に書き込まれている内容に基づきこの画
像形成装置1が機械自体の電源が遮断されて停止してい
るか、何らかの中断理由があってプリント処理の途中で
処理を中断したものかどうかがチェックされる。
【0032】各画像形成装置1のうち、プリント処理の
途中で処理を中断している画像形成装置1があれば、こ
の画像形成装置1に依頼していたプリント処理のうち、
残っている部数、残っている枚数が既にプリント処理を
終了している各画像形成装置1に振り分けて、プリント
処理を開始させるとともに(ステップST92)、プリ
ント処理を依頼した画像形成装置1の番号などが記憶さ
れた後(ステップST93)、プリント処理の途中で処
理を中断している画像形成装置1にプリント処理の中止
が指示され、他の画像形成装置1に対して残りのプリン
ト処理を依頼したことが各画像形成装置1のLCDディ
スプレイ27上に表示され(ステップST94)、さら
にマスタ機となる画像形成装置1のLCDディスプレイ
27上に表示されているプリント処理の分担先内容が変
更される(ステップST95)。また、プリント処理の
途中で処理を中断している画像形成装置1が無ければ
(ステップST90、ST91)、連結動作中フラグが
リセットされるとともに(ステップST96)、各画像
形成装置1に分担処理を依頼していれば(ステップST
97)、各画像形成装置1に対して依頼していたプリン
ト処理の内容(依頼部数、依頼枚数などの内容)がLC
Dディスプレイ上に表示され(ステップST98)、全
ての連結動作が終了したことを示すメッセージが表示さ
れる(ステップST99)。
【0033】<各請求項の動作>次に各請求項に対応す
る動作内容を図22〜図24に従って説明する。図27
は請求項1に対する動作フローである。この動作フロー
は、スレーブ機となる4台の画像形成装置1(ここでは
リモート機(1)〜(4)と記す)を連結動作させる場
合における動作例を示しており、マスター機となる画像
形成装置(ここでは操作機と記す)1は、プリントキー
33が押下されると、各機のリロード状態をチェックす
る。そして、操作機1、及びリモート機(1)〜(4)
が全てリロード中、すなわち定着ヒータの温度が定着可
能温度に達していないためコピーが不可能可能である状
態であれば(ST110〜114でYes)、操作機1
側で原稿の読み取り動作を先行して行っておく(ST1
15)。一方、いずれか1台でもリロード状態になって
いる装置があれば(ST110〜114でNo)、この
処理を終了し、プリント開始処理に移行する。上記のよ
うに、請求項1に対応する実施の形態では、少なくとも
1台の画像形成装置1を操作機として原稿画像を読み取
り、そのコピー処理を少なくとも2台以上のリモート機
(1)〜(4)に分担させる際、操作機1のプリントキ
ー33が押下された時点で、リモート機(1)〜(4)
が全てリロード状態になっていない場合は、原稿画像の
読み取り動作を先行するようになしたことにより、ダウ
ンタイムを少なくし、トータルとしての作業性を向上で
きる。
【0034】図28は請求項2に対する動作フローであ
る。このフローでは、操作機1は、プリントキー33が
押下されると、各リモート機(1)〜(4)の動作状態
及びリロード状態をチェックする。その際、先ず、リモ
ート機(1)がまだプリント動作実行中であるか否かを
チェックし(ST120)、プリント動作中でなければ
(ST120でNo)、リモート機(1)がリロード中
か否かをチェックし(ST121)、リロード中でなけ
れば、すなわちリロード状態になっていれば(ST12
1でNo)、リモート機(1)に対してコピー処理の分
担を依頼するコマンドを送信してプリント動作を開始さ
せる(ST122)。一方、リモート機(1)がまだプ
リント動作実行中である場合(ST120でYes)、
及びリモート機(1)がリロード中である場合(ST1
21でYes)には、リモート機(1)に対しコピー依
頼は行わず、次のリモート機(2)の状態チェックに移
行し、リモート機(2)がプリント動作中でなく(ST
123でNo)、且つリロード中でなければ(ST12
4でNo)、リモート機(2)に対してコピー処理の分
担を依頼し(ST125)、そうでなければ、更に次の
リモート機(3)の状態チェックに移行する。これらの
処理を残る2台のリモート機(3)及び(4)に対して
も実行する(ST127〜ST131)。そして、全て
のリモート機(1)〜(4)に対してコピー依頼のコマ
ンド送信がなされるまで監視処理を続行し、全てのリモ
ート機(1)〜(4)に対してコピー依頼を行った段階
で(ST132でYes)、処理を終了する。上記のよ
うに、請求項2に対応する実施の形態では、コピー処理
を分担するリモート機(1)〜(4)のいずれかがリロ
ード状態になっていない場合は、リロード状態になった
リモート機(1)〜(4)に対して順次コピー依頼を行
ってプリント動作を先行して行わせることにより、ダウ
ンタイムを少なくし、トータルとしての生産性をより向
上させることができる。
【0035】図29は請求項3に対する動作フローであ
る。このフローでは、操作機1は、プリントキー33が
押下されると、先ず原稿画像の読み取りが終了したかど
うかをチェックし(ST140)、終了していたならば
(ST140でYes)、各リモート機(1)〜(4)
に対し画像データ転送済みであるか否か、及び各リモー
ト機(1)〜(4)がリロード状態をチェックする。そ
の際、先ず、リモート機(1)に対し画像データ転送済
みであるか否かをチェックし(ST141)、転送済み
でなければ(ST141でNo)、リモート機(1)が
リロード中か否かをチェックし(ST142)、リロー
ド中でなければ(ST142でNo)、リモート機
(1)に対してコピーを分担させる画像データを転送す
る(ST143)。一方、リモート機(1)に対して画
像データ転送済みである場合(ST141でYes)、
及びリモート機(1)がリロード中である場合(ST1
42でYes)には、次のリモート機(2)のチェック
に移行し、リモート機(2)に対して画像データ転送済
みでなく(ST144でNo)、且つリモート機(2)
がリロード中でなければ(ST145でNo)、リモー
ト機(2)に対して画像データを転送し(ST14
6)、そうでなければ、更に次のリモート機(3)のチ
ェックに移行する。これらの処理を残る2台のリモート
機(3)及び(4)に対しても実行する(ST147〜
ST152)。そして、全てのリモート機(1)〜
(4)に対して画像データ送信がなされるまで監視処理
を続行し、全てのリモート機(1)〜(4)に対してコ
ピー依頼を行った段階で(ST153でYes)、処理
を終了する。上記のように、請求項3に対応する実施の
形態では、コピー処理を分担するリモート機(1)〜
(4)のいずれかがリロード状態になっていない場合
は、リロード状態になっているリモート機(1)〜
(4)に対する画像データ転送を先行するようになした
ことにより、ダウンタイムを少なくし、トータルとして
の作業性をより向上させることができる。
【0036】<他の形態例>また、上述した各形態例に
おいては、各画像形成装置1を相互に接続するケーブル
として、SCSIケーブル121を使用するようにして
いるが、他のケーブル、例えばイーサネットケーブルな
どを使用したLAN形式の接続方式で、各画像形成装置
1を接続しても、またTCP/IPプロトコルなどを使
用したインターネットなどのOSI(Open System Inter
face) 参照モデルを使用した接続方式で、各画像形成装
置1を接続するようにしても良い。このようにしても、
上述した各形態例と同様な効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、原稿画像を読み取りその画像データを他の
装置に転送する機能を備えた複数の画像形成装置を通信
媒体を介して相互に接続し、各画像形成装置間で画像デ
ータを相互に転送して画像を出力させるようになした画
像処理システムにおいて、少なくとも1台の画像形成装
置を使用して原稿画像を読み取り、そのコピー処理を少
なくとも2台以上の画像形成装置に分担させる際、原稿
画像の読み取りを行う画像形成装置のコピー動作開始指
示キーが押下された時点で、コピー処理を分担する画像
形成装置が全てリロード状態になっていない場合は、原
稿画像の読み取り動作を先行するようになしたことによ
り、ダウンタイムを少なくし、トータルとしての作業性
を向上させ、大量の原稿を大量に複写することができ
る。また、請求項2では、請求項1の効果に加え、コピ
ー処理を分担する画像形成装置のいずれかがリロード状
態になっていない場合は、リロード状態になった画像形
成装置のプリント動作を先行して行わせることにより、
装置の使用効率を上げ、リロードによるダウンタイムを
最小限に押さえることができる。また、請求項3では、
請求項1の効果に加え、コピー処理を分担する画像形成
装置のいずれかがリロード状態になっていない場合は、
リロード状態になっている画像形成装置に対する画像デ
ータ転送を先行して行うようになしたことにより、装置
の使用効率を上げ、リロードによるダウンタイムを最小
限に押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理システムの一形態例で使
用される画像形成装置の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示す操作装置の詳細な構成例を示す平面
図である。
【図3】図2に示すLCDディスプレィの表示内容例を
示す平面図である。
【図4】図5に示す画像信号処理部の詳細な回路構成例
を示すブロック図である。
【図5】(a)乃至(e)は図5に示す画像信号処理部の動作
タイミング例を示すタイムチャートである。
【図6】図5に示すメモリコントローラ回路および画像
メモリ回路の詳細な回路構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】図1に示す画像形成装置に周辺機器を付加した
通常のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図8】図1に示す画像形成装置に周辺機器を付加した
通常の他の一例を示すハードウェア構成例を示すブロッ
ク図である。
【図9】図1に示す画像形成装置を複数台、使用した画
像処理システムの一例を示す構成図である。
【図10】図9に示す画像処理システムを構成する各画
像形成装置の1つをマスタ機とし、他の1つをスレーブ
機としたときの回路構成例を示すブロック図である。
【図11】図10に示すマスタ機となっている画像形成
装置と、スレーブ機となっている画像形成装置のソフト
ウェア構成例を示す模式図である。
【図12】図11に示す回路構成例でのプリント処理例
を示す模式図である。
【図13】図9に示す画像処理システムの動作開始処理
例を示すフローチャートである。
【図14】図9に示す画像処理システムのリモート動作
依頼受付処理例を示すフローチャートである。
【図15】図9に示す画像処理システムの続行不能時中
断処理例を示すフローチャートである。
【図16】図9に示す画像処理システムのスレーブ続行
不能情報通知処理例を示すフローチャートである。
【図17】図9に示す画像処理システムのスレーブ続行
不能表示処理例を示すフローチャートである。
【図18】図9に示す画像処理システムの連結動作終了
チェック処理例を示すフローチャートである。
【図19】図9に示す画像処理システムの連結動作終了
チェック処理例を示すフローチャートである。
【図20】図9に示す画像処理システムの連結動作終了
チェック処理例を示すフローチャートである。
【図21】図9に示す画像処理システムの連結動作終了
チェック処理例を示すフローチャートである。
【図22】図9に示す画像処理システムの各動作のう
ち、請求項1に対応するマスタ機の動作例を示すフロー
チャートである。
【図23】図9に示す画像処理システムの各動作のう
ち、請求項2に対応するスレーブ機の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図24】図9に示す画像処理システムの各動作のう
ち、請求項3に対応するマスタ機の動作例を示すフロー
チャートである。
【図25】従来から知られている画像処理システムの第
1例を示すブロック図である。
【図26】従来から知られている画像処理システムの第
2例を示すブロック図である。
【図27】従来から知られている画像処理システムの第
3例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…装置匡体、3…自動原稿送り装
置、4…画像読取装置、5…画像作成装置、6…後処理
装置、7…操作装置、8…給紙装置、9…送り装置匡
体、10…原稿台、11…原稿セット検知センサ、12
…給送ローラ、13…ローラ、14…給送ベルト、15
…給送機構、16…排紙部、17…排送ローラ、18…
コンタクトガラス、19…第1キャリッジ、20…光
源、21…第1ミラー、22…第2キャリッジ、23…
第2ミラー、24…第3ミラー、25…レンズ、26…
CCDイメージセンサ、27…LCDディスプレィ、2
8…タッチパネル、29…テンキー、30…初期設定キ
ー、31…モードクリアキー、32…クリア/ストップ
キー、33…プリントキー(コピー動作開始指示キ
ー)、34…状態メッセージ、35…コピー枚数表示メ
ッセージ、36…自動濃度キー、37…自動用紙選択キ
ー、38…等倍キー、39…ソートキー、40…スタッ
クキー、41…ステープルキー、42…変倍キー、43
…両面/分割キー、44…集約キー、45…連結モード
キー、46…転写紙、47…第1給紙トレイ、48…第
2給紙トレイ、49…第3給紙トレイ、50…第1給紙
ユニット、51…第2給紙ユニット、52…第3給紙ユ
ニット、53…搬送ローラ、54…縦搬送ユニット、5
5…レジストローラ、56…書込み光学ユニット、57
…両面給紙ユニット、58…顕像化ユニット、59…紙
転写ユニット、60…定着ユニット、61…搬送路切替
ユニット、62…制御基板、63…レーザー出力ユニッ
ト、64…レンズ群、65…ミラー、66…感光体、6
7…現像ユニット、68…紙転写バイアスローラ、69
…駆動ローラ、70…搬送ベルト、71…定着ローラ、
72…加圧ローラ、73…取込みローラ、74…切替
爪、75…排紙ローラ、76…両面入紙ローラ、77…
反転ローラ、78…両面給紙カセット、79…再給紙ロ
ーラ、80…匡体、81…排紙トレイ、82…ステープ
ルトレイ、83…落下トレイ、84…分岐偏向板、85
…スタッカ搬送ローラ、86…スタッカ排紙ローラ、8
7…ステープラ搬送ローラ、88…ステープラ排紙ロー
ラ、89…落下ストッパ、90…ステープラ、91…画
像信号処理部、92…画像処理回路、93…印字イメー
ジデータ発生回路、94…制御回路、95…A/Dコン
バータ回路、96…シェーディング補正回路、97…M
TF/γ補正回路、98…第1印字合成回路、99…セ
レクタ回路、100…第2印字合成回路、101…変倍
回路、102…CPU回路、103…ROM回路、10
4…RAM回路、105…1次記憶装置、106…2次
記憶装置、107…画像メモリ回路、108…SCSI
ドライバ、109…メモリコントローラ回路、110…
I/Oポート回路、111…入力データセレクタ回路、
112…画像合成回路、113…1次圧縮/伸長回路、
114…出力データセレクタ回路、115…2次圧縮/
伸長回路、116…利用者制限機器、117…人体検知
センサ、118…時計、119…システムコントロー
ラ、120…遠隔診断回路(CSS)、121…SCS
Iケーブル、122…コピーアプリケーション(コピー
アプリ)、123…デーモンプロセス、124…アプリ
ケーション層、125…操作部コントローラ、126…
周辺機器コントローラ、127…画像形成装置コントロ
ーラ、128…画像読取装置コントローラ、129…メ
モリユニット、130…システム制御部、131…シス
テム制御層、132…入出力制御部、133…SCSI
コントローラ、134…デバイス制御層、135…キー
ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 知史 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 服部 康広 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取りその画像データを他
    の装置に転送する機能を備えた複数の画像形成装置を通
    信媒体を介して相互に接続し、各画像形成装置間で画像
    データを相互に転送して画像を出力させるようになした
    画像処理システムにおいて、 少なくとも1台の画像形成装置を使用して原稿画像を読
    み取り、そのコピー処理を少なくとも2台以上の画像形
    成装置に分担させる際、原稿画像の読み取りを行う画像
    形成装置のコピー動作開始指示キーが押下された時点
    で、コピー処理を分担する画像形成装置が全てリロード
    状態になっていない場合は、原稿画像の読み取り動作を
    先行するようになしたことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理システムにおい
    て、原稿画像の読み取りを行う画像形成装置のコピー操
    作開始指示キーが押下された時点で、コピー処理を分担
    する画像形成装置のいづれかがリロード状態になってい
    ない場合は、リロード状態になっている画像形成装置か
    ら順次プリント動作を開始させるようになしたことを特
    徴とする画像処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理システムにおい
    て、原稿画像の読み取りを行う画像形成装置のコピー操
    作開始指示キーが押下された時点で、コピー処理を分担
    する画像形成装置のいずれかがリロード状態になってい
    ない場合は、リロード状態になっている画像形成装置に
    対する画像データ転送を先行するようになしたことを特
    徴とする画像処理システム。
JP8314253A 1996-11-11 1996-11-11 画像処理システム Pending JPH10143026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314253A JPH10143026A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 画像処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314253A JPH10143026A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 画像処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10143026A true JPH10143026A (ja) 1998-05-29

Family

ID=18051132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8314253A Pending JPH10143026A (ja) 1996-11-11 1996-11-11 画像処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10143026A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7420695B2 (en) 2001-03-28 2008-09-02 Minolta Co., Ltd. Image processing system and apparatus for allocation reading
US7728997B2 (en) 1999-09-30 2010-06-01 Ricoh Company, Ltd. Digital copying machine, image formation system, and digital copying machine as slave machine

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7551307B2 (en) 1998-12-17 2009-06-23 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7728997B2 (en) 1999-09-30 2010-06-01 Ricoh Company, Ltd. Digital copying machine, image formation system, and digital copying machine as slave machine
US7800771B2 (en) * 1999-09-30 2010-09-21 Ricoh Company, Ltd. Digital copying machine, image formation system, and digital copying machine as slave machine
US7420695B2 (en) 2001-03-28 2008-09-02 Minolta Co., Ltd. Image processing system and apparatus for allocation reading

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3599695B2 (ja) 画像形成システム
JPH0375861A (ja) 多モード装置のための待ち行列管理方法
JPH09163067A (ja) 画像処理装置
JPH09321921A (ja) デジタル複写機
US6449064B1 (en) Method and apparatus for image formation that can handle simultaneously input data without causing a delay
JPH10136143A (ja) 画像処理システム
JP3279160B2 (ja) 複写機およびページプリンタ
JP3668601B2 (ja) 画像形成装置
JPH10143026A (ja) 画像処理システム
JPH10124266A (ja) 画像処理システム
JPH1095152A (ja) 画像形成装置
JP2000047536A (ja) 複写機ネットワークシステムの連結複写方法
JP3537108B2 (ja) 画像処理システム
JP2008283515A (ja) 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法
JP2000347826A (ja) 画像形成装置ネットワークシステムおよびその連結動作方法
JP3791522B2 (ja) 画像処理装置
JP2001136328A (ja) 画像処理装置
JPH09205506A (ja) デジタル複写装置
JP3589547B2 (ja) 複写システム
JPH11289436A (ja) 画像形成装置
JP4056380B2 (ja) 画像形成システム、画像形成装置および画像印刷方法
JPH10126547A (ja) 画像形成装置
JPH10304110A (ja) 画像形成装置
JPH1188570A (ja) 画像形成装置
JPH10153928A (ja) 複写機ネットワークシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050613