JP4518763B2 - 情報処理装置および蓄積文書管理方法 - Google Patents

情報処理装置および蓄積文書管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置および蓄積文書管理方法に関し、特に、利用者からの蓄積文書に対する操作を制限する情報処理装置および蓄積文書管理方法に関するものである。
従来の蓄積文書を管理する情報処理装置においては、情報処理装置本体で蓄積文書あるいはそれと関連する情報の操作を実行中に、ネットワークに接続された遠隔装置からの同じ蓄積文書あるいはそれと関連する情報への操作要求があった場合に、遠隔装置からの操作要求実行によって情報処理装置本体で操作中の蓄積文書、あるいはそれと関連する情報が変更されてしまうという問題があった。
特許文献1に記載の複合オフィス機器およびそのユーザ情報管理方法においては、ネットワークに接続された複数の複合オフィス機器において、ユーザ管理における時間的ロスを防ぎ、効率の良い運用をはかる、としている。
特開2000−15898号公報
この特許文献1に記載の技術においては、特定の機器(サーバ)のみにユーザ情報を集中管理させ、ユーザが自機を使用したい場合に、ユーザは自身のユーザ情報を特定の機器に送り、特定の機器の許可の基で、自機を使用するものである。従って、文書の管理をするものではない。
また、従来の蓄積文書を管理する情報処理装置においては、遠隔装置から情報処理装置に格納されている蓄積文書あるいはそれと関連する情報への操作を行う場合に、情報処理装置本体でそれら蓄積文書への操作が既に行われ進行中である時に、同じ蓄積文書へ遠隔装置から操作の要求があった場合、その動作については述べられていない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の第1は、蓄積文書を管理・処理する能力を有する情報処理装置において、遠隔装置から利用者によって蓄積文書を管理する管理者の情報に対する操作の要求がなされたときに、情報処理装置本体でその管理者の情報を操作中である場合には、利用者からの管理者の情報に対する操作の要求を制限する情報処理装置および蓄積文書管理方法を提供することを目的とする。
また、本発明の第2は、蓄積文書を管理・処理する能力を有する情報処理装置において、遠隔装置から利用者によって蓄積文書に対する操作の要求がなされたときに、情報処理装置本体で蓄積文書を操作中である場合には、利用者からの蓄積文書に対する操作の要求を制限する情報処理装置および蓄積文書管理方法を提供することを目的とする。
また、本発明の第3は、蓄積文書を管理・処理する能力を有する情報処理装置において、遠隔装置から利用者によって蓄積文書に対する操作の要求がなされたときに、情報処理装置本体で蓄積文書を操作中である場合には、情報処理装置本体での蓄積文書に対する操作が終了してから、利用者からの蓄積文書に対する操作を実行する情報処理装置および蓄積文書管理方法を提供することを目的とする。
また、本発明の第4は、蓄積文書を管理・処理する能力を有する情報処理装置において、遠隔装置から利用者によって蓄積文書に対する操作の要求がなされたときに、情報処理装置本体で蓄積文書を操作中である場合には、情報処理装置本体での蓄積文書に対する操作が終了するまで利用者からの蓄積文書に対する操作実行を延期し、その間に情報処理装置本体で蓄積文書が削除された場合には、利用者へ、利用者が操作しようとしていた蓄積文書が削除されたことを通知する情報処理装置および蓄積文書管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、ネットワークを介して少なくとも1つ以上の遠隔装置と接続した、1つ以上の蓄積文書を管理する少なくとも1つ以上の情報処理装置であって、蓄積文書に対する操作が可能な上位の第1ユーザを表した第1グループ情報と、第1グループ情報に対する操作が可能な下位の第2ユーザを表した第2グループ情報とを、蓄積文書と関連付けて格納するグループ情報格納手段と、第2ユーザが、第1グループ情報を操作する場合に、その操作を制限する第1グループ情報操作制限手段と、を有し、第1グループ情報操作制限手段が、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、第1グループ情報を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し第1グループ情報を操作中の場合は、第2ユーザの第1グループ情報の操作要求を受け付けて、第1ユーザの操作終了後に第2ユーザに、第1グループ情報の操作を実行させることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1グループ情報には、蓄積文書が蓄積される時に設定される、蓄積文書のオーナの氏名と、蓄積文書のオーナグループ名と、蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含み、オーナおよびオーナグループは、文書の編集権限と、削除権限と、読者権限とを有することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、第2グループ情報には、蓄積文書が蓄積される時に設定される、蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含むことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、蓄積文書を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し蓄積文書を操作中の場合は、第2ユーザの蓄積文書の操作を制限する蓄積文書操作制限手段をさらに有することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、蓄積文書を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し蓄積文書を操作中の場合は、第2ユーザの蓄積文書の操作要求を受け付けて、第1ユーザの蓄積文書の操作終了後に第2ユーザに、蓄積文書の操作をさせる蓄積文書操作延期手段をさらに有することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、蓄積文書を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し蓄積文書を操作中の場合は、第2ユーザの蓄積文書の操作要求を受け付けて、第2ユーザが蓄積文書の操作をする前に、第1ユーザが蓄積文書を削除した場合に、蓄積文書削除されたことを通知する蓄積文書削除通知手段をさらに有することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、ネットワークを介して少なくとも1つ以上の遠隔装置と接続した、1つ以上の蓄積文書を管理する少なくとも1つ以上の情報処理装置における蓄積文書管理方法であって、蓄積文書に対する操作が可能な上位の第1ユーザを表した第1グループ情報を蓄積文書と関連付けて登録する第1登録工程と、第1グループ情報に対する操作が可能な下位の第2ユーザを表した第2グループ情報を蓄積文書と関連付けて登録する第2登録工程と、第2ユーザが、第1グループ情報を操作する場合に、その操作を制限する操作制限工程とを有し、操作制限工程が、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、第1グループ情報を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し第1グループ情報を操作中の場合は、第2ユーザの第1グループ情報の操作要求を受け付けて、第1ユーザの操作終了後に第2ユーザに、第1グループ情報の操作を実行させることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の発明において、第1グループ情報には、蓄積文書が蓄積される時に設定される、蓄積文書のオーナの氏名と、蓄積文書のオーナグループ名と、蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含み、オーナおよびオーナグループは、文書の編集権限と、削除権限と、読者権限とを有することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項7または8に記載の発明において、第2グループ情報には、蓄積文書が蓄積される時に設定される、蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含むことを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項7に記載の発明において、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、蓄積文書を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し蓄積文書を操作中の場合は、第2ユーザの蓄積文書の操作を制限する蓄積文書操作制限工程をさらに有することを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項7に記載の発明において、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、蓄積文書を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し蓄積文書を操作中の場合は、第2ユーザの蓄積文書の操作要求を受け付けて、第1ユーザの蓄積文書の操作終了後に第2ユーザに、蓄積文書の操作をさせる蓄積文書操作延期工程をさらに有することを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項7に記載の発明において、第2ユーザが、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から、蓄積文書を操作しようとした時に、第1ユーザが、情報処理装置を使用し蓄積文書を操作中の場合は、第2ユーザの蓄積文書の操作要求を受け付けて、第2ユーザが蓄積文書の操作をする前に、第1ユーザが蓄積文書を削除した場合に、蓄積文書削除されたことを通知する蓄積文書削除通知工程をさらに有することを特徴としている。
蓄積文書を管理し、蓄積文書に対する操作が可能なユーザを上位の第1ユーザとし、その第1ユーザの情報を第1グループ情報とし、蓄積文書に対する操作が可能で、第1グループ情報に対する操作が可能な別のユーザを下位の第2ユーザとし、その第2ユーザを第2グループ情報で表し、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から第2ユーザによって第1グループ情報に対する操作の要求がなされたときに情報処理装置本体で第1ユーザが同じ第1グループ情報を操作中である場合には、第2ユーザからの第1グループ情報に対する操作の要求は受け付けるが操作の実行は制限する。これにより、情報処理装置本体で第1グループ情報を操作している間に遠隔装置から同じ第1グループ情報へ操作が行われて第1グループ情報が変更されてしまうことを防ぐことができる。
また、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から第2ユーザによって蓄積文書に対する操作の要求がなされたときに情報処理装置本体で第1ユーザが同じ蓄積文書を操作中である場合には、第2ユーザからの蓄積文書に対する操作の要求を制限する。これにより、情報処理装置本体で蓄積文書を操作している間に遠隔装置から同じ蓄積文書へ操作が行われて蓄積文書が変更されてしまうことを防ぐことができる。
また、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から第2ユーザによって蓄積文書に対する操作の要求がなされたときに情報処理装置本体で同じ蓄積文書を第1ユーザが操作中である場合には、操作要求は受け付けるが情報処理装置本体で蓄積文書に対する操作が終了するまで待って、その後に第2ユーザからの蓄積文書に対する操作を実行する。これにより、情報処理装置本体で蓄積文書を操作している間に遠隔装置から同じ蓄積文書へ操作が行われて蓄積文書が変更されてしまうことを防ぐことができる。
また、情報処理装置の操作画面と同じ表示である遠隔装置の画面上から第2ユーザによって蓄積文書に対する操作の要求がなされたときに情報処理装置本体で同じ蓄積文書を第1ユーザが操作中である場合には、情報処理装置本体で蓄積文書に対する操作が終了するまで遠隔装置からの操作要求を受け付けて実行を待たせるが、その間に情報処理装置本体における操作によってその蓄積文書が削除された場合には、遠隔装置を操作する第2ユーザへその蓄積文書が削除されたことを通知する。これにより、情報処理装置本体で蓄積文書を削除する前に遠隔装置から同じ蓄積文書へ操作が行われて蓄積文書が変更されてしまうことを防ぐことができる。
情報処理装置本体で蓄積文書あるいはそれと関連する情報の操作を実行中に、ネットワークに接続された遠隔装置からの同じ蓄積文書あるいはそれと関連する情報への操作要求があった場合に、遠隔装置からの操作要求実行によって情報処理装置本体で操作中の蓄積文書、あるいはそれと関連する情報が変更されてしまうという問題を回避することができる。
図面を参照し、本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施例の情報処理装置の構成を示す断面図である。図2は、本発明の実施例の情報処理装置の操作部の構成を示す平面図である。
図1および図2において、自動原稿送り装置(以後ADFと言う)1にある、原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部30上のスタートキー(プリントキー)34が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。ADF1は、一枚の原稿を給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
給送された原稿は読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知センサ7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26(図示せず)によって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
後処理装置のフィニシャ100は、本体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向へに導く事ができる。切り替え板101を上に切り替える事により、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙する事ができる。また、切り替え板101を下方向に切り替える事で、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送する事ができる。
ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニット111にストックする。
その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
図2において、操作部30には、液晶タッチパネル(液晶ディスプレイ)31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー34、予熱キー35、リセットキー36、割り込みキー37、コピーキー43、コピーサーバキー44があり、液晶タッチパネル31には、機能キー、部数、及び情報処理装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
割り込みキー37の押下により割込み押下モードに移行する。割り込みモードは、コピー動作実行中および操作中において一時的にコピー作業を割り込んでコピーをするときのモードである。このモードを設定することによりその前のコピーモード、およびコピー途中であればその途中経過情報を不揮発RAMに記憶し、割り込みモードに移行し、モードを初期化する。コピー動作実行後、割り込みモード解除すると、不揮発RAMに記憶したモードおよび情報を戻して割り込みモード設定前の状態を復帰させ、再スタートにて、割り込み前のモードを継続する事ができる。
初期設定キー38を押す事で、機械の初期状態を任意にカスタマイズする事が可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定可能である。また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等も選択するとか、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時間を設定する事が可能である。
予熱キー35を押すと、機械は待機状態から、電力低減状態に移行し、定着温度を低下させたり、操作部30の表示を消灯する。予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるには、この予熱キー35を再度押下する。
コピーキー43を押すと、原稿画像のコピーが可能になる。コピーサーバキー44は、画像メモリーに蓄積されている画像データを印刷したりするコピーサーバ機能を実行させるときに使用する。なお、コピーサーバ動作の詳細は、後述する。
新規予約キー39は、予約コピーを行なうときに使用する。ジョブ一覧キー40の押下により、動作中のコピージョブの一覧を表示する。新規予約キー39およびジョブ一覧キー40の詳細は、後述する。
図3は、本発明の実施例の情報処理装置の操作部30のコピーキー43を押した場合の液晶タッチパネル31の表示例を示す平面図である。
オペレータが液晶タッチパネル31に表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を示すキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれは変倍値等)は、キーにタッチする事で、詳細機能の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示器を使用している為、その時の最適な表示をグラフィカルに行う事が可能である。
図4は、本発明の実施例の情報処理装置の操作部30のコピーサーバキー44を押した場合の液晶タッチパネル31の表示例を示す平面図である。図4に示す表示画面は、図2に示したコピーサーバキー44を押下したときに液晶タッチパネル31に表示された表示例であり、表示領域には、既に画像メモリーに蓄積されている画像データを特定するための画像管理情報としてユーザID(ユーザ識別符号)、文書名、ページ数、蓄積時刻等が表示される。
ユーザIDはこの情報処理装置に接続されたパーソナルコンピュータのプリンタドライバにおいて付けられるため、プリンタ機能によった画像蓄積の場合にのみ表示される。文書名は画像蓄積を行う毎に付けられる。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時刻は画像データが蓄積されたときの時刻である。なお、表示されている画像管理情報は、不揮発メモリNV−RAM(図示せず)に保持されており、電源断時でもその画像管理情報は保持され続ける。
連結キー42(図3参照)は、1台以上の情報処理装置と電気的に接続されている場合に有効なキーである。このキーを押下すると、押下した機械がマスター機となり、接続されている情報処理装置がスレーブ機となり、選択されている機能がコピーであればマスター機の操作部のスタート指示により、マスター機で読み取った原稿画像をスレーブ機でも出力可能となる。
図5は、本発明の実施例の情報処理装置の制御構成を示す制御構成図である。図5においては、メインコントローラを中心としての制御構成を示している。メインコントローラ20は情報処理装置全体を制御する。メインコントローラ20には、オペレータに対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行う操作部30(図3参照)、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット(IPU)49、原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御装置が接続されている。
また、メインコントローラ20には複数の情報処理装置に接続して装置の構成および機能情報、動作制御に関する情報の送受信を行うための連結I/F48が接続されている。メインコントローラ20は連結I/F48を介して接続された情報処理装置の情報を獲得し、動作を設定することにより連結動作の制御を行う、もしくは接続された他の情報処理装置からの要求を獲得し自機の動作の制御を行う。
できるだけ両機のジョブ終了が同時になるように、常時両機の状態(サプライエンドやジャムなど)を監視し、両機の分配率を見直すようにする。ソートモードの場合では、部数単位で分配する。
各分散制御装置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状態、動作司令のやりとりを行っている。また紙搬送等に必要なメインモータ25、各種クラッチ21〜24も接続されている。
図1を参照し、情報処理装置の原稿読み取りから、画像の書き込みまでの動作を説明する。読み取りユニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第1キャリッジ上に固定されている。
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に操作される。この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット57はレーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
図6は、図5に示す画像処理ユニット(IPU)49の内部構成を示すブロック図である。露光ランプ51から照射された光の反射を、CCDイメージセンサ54にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信号は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部63にてMTF補正、γ補正等がなされる。変倍部72を経由した画像信号は変倍率に合せて拡大縮小され、セレクタ64に流れる。
セレクタ64では、画像信号の送り先を、書き込みγ補正ユニット71または、(画像)メモリコントローラ65への切り替えが行われる。書き込みγ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に送られる。
画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。また、画像メモリコントローラ65等への設定や、読み取り部50および書き込み部57の制御を行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納するROM69、RAM70を備えている。更にCPU68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデータの書き込み、読み出しが行える。
連結I/F48は画像情報の送受信のため、メモリメモリコントローラのデータバスに接続され、データの入出力が可能な構成になっている。情報処理装置間のデータ転送速度に応じて、画像情報は画像メモリ66を介して転送される。すなわち、画像出力時にはメモリコントローラ65から画素メモリ66に画像データを格納した後、情報処理装置間のデータ転送速度に応じて順次画像メモリ66からデータを読み出して、連結I/F48にデータを転送する。
画像出力時には連結I/F48より転送される画像データを画像メモリ66に格納した後、画像メモリ66から画像メモリコントローラ65を介して装置内部で画像データの処理を行う。上述の構成により、情報処理装置の機能の制約を受けることなく連結動作の実現が可能となる。
原稿画像で画像メモリコントローラー65へ送られた画像は、画像メモリコントローラ65内にある画像圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。
ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に書き込む事も可能であるが、その場合、1枚の原稿画像で画像メモリを大変多く使用する。画像圧縮を行う事で、限られた画像メモリ66を有効に利用できる。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することが出来るため、ソート機能として、貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力する事ができる。この場合画像を出力する際に画像メモリ66のデータを画像メモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力を行う。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
また、画像メモリ66の機能を利用して、複数枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込む事も可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込む事で、4枚の原稿が一枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
画像メモリ66の画像はCPU68からアクセス可能な構成となっている。このため画像メモリの内容を加工することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出し処理等が行える。加工には、画像メモリコントローラー65のレジスタにデータを書き込む事で画像メモリの処理を行う事ができる。加工された画像は再度画像メモリに保持される。
画像メモリー66は、処理を行う画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。各分割したエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするために画像メモリコントローラ65とのインターフェースにリード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が可能になる。
また、画像メモリ66の内容をCPU68が読みだし、I/Oポート67を経て、画像データ73として操作部30に転送することが可能な構成となっている。
一般に、操作部30の画面表示解像度は低い為、画像メモリ66の原画像は画像間引きが行われ操作部30に送られる。
画像メモリ66は、多くの画像データを収納するためハードディスクが用いられる事もある。ハードディスクを用いる事により、外部電源が不用で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このハードディスクが用いられのが一般的である。
図7は、図6に示すセレクタ64における画像信号のタイミングチャートである。図7を参照し、セレクタ64における1ページ分の画像信号について説明する。
図7において、/FGATE(フレームゲート信号)は、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNC(主走査同期信号)は、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。主走査方向の画像信号が有効であることを示す信号が、/LGATE(ラインゲート信号)である。これらの信号は、画素クロックVCLK(画素同期信号)に同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。本実施例では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、副走査6800画素である。
転写紙に画像形成される画像データと、/FGATE、/LGATEの信号の関係が、図7に示されている。また本実施例では、画像データは255に近いほど白画像になるとする。
蓄積された印刷の方法は、図2の操作パネルのコピーサーバキー44にてコピーサーバ機能を選択すると、液晶タッチパネル31の画面に図4のコピーサーバの文書一覧画面が表示される。文書一覧から出力したい文書をタッチする。タッチされた文書表示は反転して文書の選択状態が分かる。この状態でスタートキー34を押下することであらかじめ登録されている印刷モードで印刷が開始できる。
一方、印刷モードを確認したり、設定する場合には図4の印刷条件キーをタッチすると、図8の印刷条件画面が表示される。ここで所望の印刷モードを選択してから34スタートキーで出力を開始することができる。ここで設定した印刷モードを文書の印刷モードとして更新するのは、スタートキーを押したときにしてもよいし、印刷条件保存ボタン(図示せず)を設けてもよい。ここで、図8は、図4に示すコピーサーバキー44を押した場合の液晶タッチパネル31上で、印刷条件キーを押した場合の表示例を示す平面図である。
次に、本発明の実施例の情報処理装置における動作を説明する。図9は、本発明の実施例の情報処理装置を用いた情報処理システムの構成を示す構成図である。図9において、情報処理装置601から603は、ネットワーク801を介して、遠隔装置701から703に接続されている。遠隔装置701から703としては、パーソナルコンピュータ等が使用できる。図9において、情報処理装置および遠隔装置は3台づつ示してあるが、3台に限るものではなく、複数台設置できる。
図10は、本発明の実施例の情報処理装置の構成を示すブロック図である。図10においては、本発明に関連する機能のみを示している。図10に示すように、本発明の情報処理装置601は、グループ情報データベース621、グループ情報格納手段622、第1グループ情報制限手段623、蓄積文書データベース611、蓄積文書操作制限手段612、蓄積文書操作延期手段613、蓄積文書削除通知手段614とを有し構成される。図9に示す情報処理装置602および603も同様の構成である。
ここで、グループ情報について説明する。ある文書を作成し、情報処理装置に蓄積する場合、その文書を作成し、蓄積したユーザのグループをグループ情報とし、このユーザは、この蓄積した文書を操作することができる。ここで、この作成・蓄積したユーザを第1ユーザとし、このユーザのグループの情報を第1グループ情報と定義する。すなわち、この第1ユーザは管理者となる。
この第1グループ情報には、蓄積された文書のオーナの氏名、オーナグループの氏名、この文書を削除することのできる削除権限者の氏名、この文書の変更・追加・編集等を行なえる編集権限者の氏名、この文書を読むことのできる読者権限を有する者の氏名が含まれる。この第1グループ情報が、文書の蓄積文書データベース611に格納する時点で同時に、蓄積文書と関連付けてグループ情報格納手段622によりグループ情報データベース621に格納される。
また、この蓄積された文書を操作できるユーザを第2ユーザとし、この第2ユーザの情報を第2グループ情報とする。第2グループ情報には、この文書を削除することのできる削除権限者の氏名、この文書の変更・追加・編集等を行なえる編集権限者の氏名、この文書を読むことのできる読者権限を有する者の氏名が含まれる。この第2グループ情報が、文書を蓄積文書データベース611に格納する時点で同時に、蓄積文書と関連付けてグループ情報格納手段622によりグループ情報データベース621に格納される。この第2グループ情報は、第1グループ情報のオーナにより、文書の蓄積時に決定され、グループ情報データベース621に格納される。
この第1ユーザには、情報処理装置を操作する者でも、遠隔装置を操作する者でもなれる。従って、文書を作成し、格納したユーザが、第1ユーザ(管理者)となり、その文書を操作できる者が、第2ユーザ(利用者)となる。すなわち、ある遠隔装置を操作し、文書を作成し、情報処理装置の蓄積文書データベース611に文書を格納したユーザは第1ユーザとなる。
以下、本実施例の説明では、情報処理装置を操作する者を第1ユーザとし、遠隔装置を操作する者を第2ユーザとして、説明する。
図10における、第1グループ情報制限手段623、蓄積文書操作制限手段612、蓄積文書操作延期手段613、蓄積文書削除通知手段614の説明は後述する。
利用者が情報処理装置本体を操作して情報処理装置へのログインを行う場合は、通常の手続で行なう。図11は、本発明の情報処理装置の起動時における、情報処理装置の液晶タッチパネル31に表示されるオペレーションパネル図である。
図11(a)において、情報処理装置が起動されると、ログオンを行うための画面200が表示される。画面200の表示にしたがって、利用者は、ユーザ名とパスワードを入力する。次に、ユーザ名とパスワードを入力すると図11(b)に示すように、画面210になり、実行キー211を押すと、図11(c)に示すように、画面220となり、利用者の認証を実行する。
また、利用者が遠隔装置701〜703から情報処理装置601〜603へログインする場合にも、情報処理装置本体へログインする場合と同じようにログオンを行うための表示を遠隔装置の画面上で行う。
図12は、図10に示す蓄積文書データベース611に蓄積された文書一覧の表示例を示す文書一覧図である。ユーザが、蓄積文書を検索することにより、図12に示すような文書一覧が表示される。
図13は、図10に示すグループ情報データベース621に格納された蓄積文書の操作が可能な第1グループ情報の表示例を示す第1グループ情報図である。図12において、ある文書が指定されると、図13において、その指定された文書に対する権限を有する者の氏名が、「オーナ」、「オーナグループ」、「削除権限」、「編集権限」、「読者権限」、の各々において表示される。
文書を作成し、この文書を情報処理装置に蓄積する段階で、「オーナ」により、「オーナグループ」、「削除権限」、「編集権限」、「読者権限」を有する者の氏名が登録され、さらに、蓄積後、オーナにより、各欄への氏名の追加および削除が行なわれる。ここで、読者権限欄における「なし」の表示は、オーナグループを除き他の者は、この文書を閲覧することができないことを意味する。また、オーナは、各欄に氏名がなくとも、すべての権限を有している。また、関係者全員が閲覧できる文書の場合は、「読者権限」欄に全員とする。
先に述べたように、第2グループ情報の場合は、「オーナ」および「オーナグループ」の表示はない。
図14は、図13に示す各権限を有する者の氏名を示す権限者図である。図14において、図13の中に表示された「オーナグループ」、「削除権限」、「編集権限」、「読者権限」のキーを押下すると、押下されたキーに該当する権限者の氏名が表示される。図14においては、その権限を持っているユーザに対応するキーが反転して表示される。
ここで、第2ユーザがある遠隔装置からある情報処理装置へログインして、その遠隔装置の画面上に表示された図13の画面から第1グループ情報を選択して操作しようとした時に、情報処理装置本体で同じ第1グループ情報を操作中の場合には、図10に示した第1グループ情報制限手段623により、図15に示されるように「その第1グループ情報は現在使用中です。」というメッセージを遠隔装置の画面上に表示して、第2ユーザが遠隔装置からその第1グループ情報を操作できないことを利用者に対して通知する。ここで、図15は、図10に示す第1グループ情報制限手段623による表示例を示す表示図である。ここで、第2ユーザが第1グループ情報を操作するという意味は、「削除権限」、「編集権限」、「読者権限」の各欄の氏名の変更・追記等である。
また、第2ユーザが遠隔装置から情報処理装置へログインして、図12に示されたような蓄積文書一覧画面から任意の蓄積文書を選択して削除しようとするなど蓄積文書に対して操作を実行しようとした時に、情報処理装置本体で同じ蓄積文書を操作中の場合には、図10に示した蓄積文書操作制限手段612により、図16に示されるように、「その蓄積文書は現在使用中です。」というメッセージを遠隔装置の画面上に表示して、第2ユーザが遠隔装置からその蓄積文書を操作できないことを通知する。ここで、図16は、図10に示す蓄積文書操作制限手段612による表示例を示す表示図である。
また、第2ユーザが遠隔装置から情報処理装置へログインして、図12に示されたような蓄積文書一覧画面から任意の蓄積文書を選択して削除しようとするなど蓄積文書に対して操作を実行しようとした時に、情報処理装置本体で同じ蓄積文書を操作中の場合には、図10に示した蓄積文書操作延期手段613により、一旦遠隔装置からの操作要求は受け付けるが、情報処理装置本体で実行中の蓄積文書操作が終わるまで待って、情報処理装置本体での蓄積文書操作が終わった後に遠隔装置からの同じ蓄積文書に対する操作実行を行うよう、第2ユーザの操作を延期する。
また、第2ユーザが遠隔装置から情報処理装置へログインして、図12に示されたような蓄積文書一覧画面から任意の蓄積文書を選択して操作を実行しようとした時に、情報処理装置本体で同じ蓄積文書を操作中の場合には、遠隔装置からの操作要求は一旦受け付けるが、情報処理装置本体で実行中の蓄積文書操作が終わるまで待つようにする。しかし、その間に情報処理装置本体での操作によってその蓄積文書が削除されてしまった場合、操作対象となる蓄積文書が削除されてしまったので、遠隔装置からのその該当する蓄積文書に対する操作要求はもう実行することができない。そのような場合には第2ユーザに対して、図10に示した蓄積文書削除通知手段614により、図17に示すように「その文書は削除されたので操作を行うことができません。」というメッセージを遠隔装置の画面上に表示して、第2ユーザが遠隔装置からその蓄積文書を操作できないことを通知する。ここで、図17は、図10に示す蓄積文書削除通知手段614による表示例を示す表示図である。
以上、述べたように、本発明の蓄積文書を管理する情報処理装置においては、情報処理装置本体で蓄積文書あるいはそれと関連する情報の操作を実行中に、ネットワークに接続された遠隔装置からの同じ蓄積文書あるいはそれと関連する情報への操作要求があった場合に、遠隔装置からの操作要求実行によって情報処理装置本体で操作中の蓄積文書、あるいはそれと関連する情報が変更されてしまうという問題を防止することができる。
本発明の実施例について、上記のように詳細に説明したが、上記の実施例は、本発明の好適な実施の例であり、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
ネットワークに接続された情報処理装置と遠隔装置との間で各種の情報の交換および相互での情報の処理において、文書毎に、その文書に対する編集、変更、追加、削除等の処理をする場合、その各々に対する権限者を決定し、また、その権限者がその文書を操作している場合は、他の権限者は、その文書を操作することができない。また、他の権限者が、操作できない場合は、その権限者に通知される。従って、情報処理装置と遠隔装置に限らず、ネットワークに接続された各種機器における文書の管理に本発明は、適用できる。
本発明の実施例の情報処理装置の構成を示す断面図である。(実施例1) 本発明の実施例の情報処理装置の操作部の構成を示す平面図である。 本発明の実施例の情報処理装置の操作部のコピーキーを押した場合の液晶タッチパネルの表示例を示す平面図である。 本発明の実施例の情報処理装置の操作部のコピーサーバキーを押した場合の液晶タッチパネルの表示例を示す平面図である。 本発明の実施例の情報処理装置の制御構成を示す制御構成図である。 図5に示す画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。 図6に示すセレクタにおける画像信号のタイミングチャートである。 図4に示すコピーサーバキーを押した場合の液晶タッチパネル上で、印刷条件キーを押した場合の表示例を示す平面図である。 本発明の実施例の情報処理装置を用いた情報処理システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施例の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の情報処理装置の起動時における、情報処理装置の液晶タッチパネルに表示されるオペレーションパネル図である。 図10に示す蓄積文書データベースに蓄積された文書一覧の表示例を示す文書一覧図である。 図10に示すグループ情報データベースに格納された蓄積文書の操作が可能な第1グループ情報の表示例を示す第1グループ情報図である。 図13に示す各権限を有する者の氏名を示す権限者図である。 図10に示す第1グループ情報制限手段による表示例を示す表示図である。 図10に示す蓄積文書操作制限手段による表示例を示す表示図である。 図10に示す蓄積文書削除通知手段による表示例を示す表示図である。
符号の説明
601、602、603 情報処理装置
611 蓄積文書データベース
612 蓄積文書操作制限手段
613 蓄積文書操作延期手段
614 蓄積文書削除通知手段
621 グループ情報データベース
622 グループ情報格納手段
623 第1グループ情報制限手段
701、702、703 遠隔装置
801 ネットワーク

Claims (12)

  1. ネットワークを介して少なくとも1つ以上の遠隔装置と接続した、1つ以上の蓄積文書を管理する少なくとも1つ以上の情報処理装置であって、
    前記蓄積文書に対する操作が可能な上位の第1ユーザを表した第1グループ情報と、前記第1グループ情報に対する操作が可能な下位の第2ユーザを表した第2グループ情報とを、前記蓄積文書と関連付けて格納するグループ情報格納手段と、
    前記第2ユーザが、前記第1グループ情報を操作する場合に、その操作を制限する第1グループ情報操作制限手段と、を有し、
    前記第1グループ情報操作制限手段が、
    前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記第1グループ情報を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記第1グループ情報を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記第1グループ情報の操作要求を受け付けて、前記第1ユーザの操作終了後に前記第2ユーザに、前記第1グループ情報の操作を実行させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1グループ情報には、前記蓄積文書が蓄積される時に設定される、前記蓄積文書のオーナの氏名と、前記蓄積文書のオーナグループ名と、前記蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含み、前記オーナおよび前記オーナグループは、前記文書の前記編集権限と、前記削除権限と、前記読者権限とを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2グループ情報には、前記蓄積文書が蓄積される時に設定される、前記蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記蓄積文書を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記蓄積文書を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記蓄積文書の操作を制限する蓄積文書操作制限手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記蓄積文書を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記蓄積文書を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記蓄積文書の操作要求を受け付けて、前記第1ユーザの前記蓄積文書の操作終了後に前記第2ユーザに、前記蓄積文書の操作をさせる蓄積文書操作延期手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記蓄積文書を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記蓄積文書を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記蓄積文書の操作要求を受け付けて、前記第2ユーザが前記蓄積文書の操作をする前に、前記第1ユーザが前記蓄積文書を削除した場合に、前記蓄積文書削除されたことを通知する蓄積文書削除通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. ネットワークを介して少なくとも1つ以上の遠隔装置と接続した、1つ以上の蓄積文書を管理する少なくとも1つ以上の情報処理装置における蓄積文書管理方法であって、
    前記蓄積文書に対する操作が可能な上位の第1ユーザを表した第1グループ情報を前記蓄積文書と関連付けて登録する第1登録工程と、
    前記第1グループ情報に対する操作が可能な下位の第2ユーザを表した第2グループ情報を前記蓄積文書と関連付けて登録する第2登録工程と、
    前記第2ユーザが、前記第1グループ情報を操作する場合に、その操作を制限する操作制限工程とを有し、
    前記操作制限工程が、
    前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記第1グループ情報を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記第1グループ情報を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記第1グループ情報の操作要求を受け付けて、前記第1ユーザの操作終了後に前記第2ユーザに、前記第1グループ情報の操作を実行させることを特徴とする蓄積文書管理方法。
  8. 前記第1グループ情報には、前記蓄積文書が蓄積される時に設定される、前記蓄積文書のオーナの氏名と、前記蓄積文書のオーナグループ名と、前記蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含み、前記オーナおよび前記オーナグループは、前記文書の前記編集権限と、前記削除権限と、前記読者権限とを有することを特徴とする請求項7に記載の蓄積文書管理方法。
  9. 前記第2グループ情報には、前記蓄積文書が蓄積される時に設定される、前記蓄積文書の変更、追記を含む編集権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を削除する削除権限を有する者の氏名と、前記蓄積文書を読むことのできる読者権限を有す者の氏名とを含むことを特徴とする請求項7または8に記載の蓄積文書管理方法。
  10. 前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記蓄積文書を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記蓄積文書を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記蓄積文書の操作を制限する蓄積文書操作制限工程をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の蓄積文書管理方法。
  11. 前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記蓄積文書を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記蓄積文書を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記蓄積文書の操作要求を受け付けて、前記第1ユーザの前記蓄積文書の操作終了後に前記第2ユーザに、前記蓄積文書の操作をさせる蓄積文書操作延期工程をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の蓄積文書管理方法。
  12. 前記第2ユーザが、前記情報処理装置の操作画面と同じ表示である前記遠隔装置の画面上から、前記蓄積文書を操作しようとした時に、前記第1ユーザが、前記情報処理装置を使用し前記蓄積文書を操作中の場合は、前記第2ユーザの前記蓄積文書の操作要求を受け付けて、前記第2ユーザが前記蓄積文書の操作をする前に、前記第1ユーザが前記蓄積文書を削除した場合に、前記蓄積文書削除されたことを通知する蓄積文書削除通知工程をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の蓄積文書管理方法。
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