JP2006298623A - 画像形成装置,制御方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents

画像形成装置,制御方法,プログラム,および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【目的】 ユーザが意図しないインデックス紙の印刷物への混入を防ぐ。
【構成】 デジタル複合機のメインコントローラ20のCPU201は、それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙段(給紙部)のうち、予め選択された給紙段からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、その給紙段がペーパエンド(紙なし状態)になったとき、別の給紙段の選択に切り替え、その別の給紙段からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせた後、その切り替え前に選択していた給紙段にインデックス紙がセットされた場合に、所定のタイミングで上記切り替え前に選択していた給紙段の選択に戻す。つまり、所定のタイミングになるまで上記切り替え前に選択していた給紙段の選択に戻すことを禁止する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入可能な複写機,プリンタ,ファクシミリ装置,又はそれらの機能を有するデジタル複合機等の画像形成装置、その画像形成装置における制御方法、その画像形成装置を制御するコンピュータ(CPU)に必要な機能(この発明に係わる機能)を実現させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、あるまとまった単位で区分け、区切りを施した印刷物を作成可能にするために、印刷物の所定箇所に何らかの用紙を挿入できる画像形成装置が知られている。これらの画像形成装置では、区切りや区分けのために利用する挿入用紙として、ある所定の枚数(以下「サイクル数」という)を組み合わせて1つの単位(束)になるインデックス紙(「タブ紙」ともいう)を利用することがある。
しかし、このインデックス紙を利用する場合、次のような問題がある。つまり、このインデックス紙は、ある所定の枚数をもって1組となるために、印刷部数や印刷物を区切る箇所の総数により、余ってしまう(不要になる)ものがあるため、繰り返しコピー(リピートコピー)や印刷(画像形成)を行なうと、余ってしまったインデックス紙のお陰で印刷物の仕上がりがきちんと揃わないという問題がある。
例えば、サイクル数「6」のインデックス紙を使用して、印刷物の区切り箇所を3箇所にすると、3枚のインデックス紙が余る。よって、このまま次のコピーや印刷を行なうと、4枚目からのインデックス紙が挿入されるために、ユーザの想定通りの仕上がりを提供できない。
そこで、このような問題(課題)を解消するため、ユーザにあらかじめ余剰なインデックス紙を取り除いた上で給紙トレイ(給紙部)にセットさせるようなものや、1部出力するごとに余剰のインデックス紙を自動排出する画像形成装置が提案されている。
なかでも、特許文献1に記載された画像形成装置では、ユーザによる余剰インデックス紙の除去の手間を軽減するために、インデックス紙(タブ紙)の枚数とインデックス紙の挿入箇所数に関するユーザ設定から、余剰になるインデックス紙を判別し、これを自動的に排出する方法を利用している。また、余剰なインデックス紙を自動排出する際にステープルなどの後処理を行なうことによって印刷物と同じ場所に排出された場合もユーザによる余剰インデックス紙の除去を軽減できるようにしている。
特開平2002−3063号公報
このような画像形成装置では、予め選択された給紙トレイからインデックス紙を給紙する給紙動作中に、その給紙トレイで紙なし状態(ペーパエンド)が発生した場合、ペーパエンドになった給紙トレイにセットされていたインデックス紙と同一種類,同一用紙サイズ,同一サイクル数のインデックス紙が別の給紙トレイにセットさせていた場合に、リミットレス給紙機能により上記他の給紙トレイの選択に切り替え、その給紙トレイからインデックス紙を給紙させることにより、給紙動作を継続させることが考えられる。
このような画像形成装置では、リミットレス給紙機能により上記他の給紙トレイからインデックス紙を給紙させる給紙動作を開始した後、ペーパーエンドになった給紙トレイにインデックス紙がセットされた場合、その給紙トレイの選択に戻し、その給紙トレイからインデックス紙を再び給紙させることも考えられる。
しかしながら、ペーパーエンドになった給紙トレイから再びインデックス紙を給紙させる給紙動作を行っても、ユーザが意図しないインデックス紙が印刷物に混入されてしまい、ユーザが期待する出力結果を得ることができない場合がある。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、上述の不具合を解消し、ユーザが意図しないインデックス紙の印刷物への混入を防ぐことを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、画像形成装置,制御方法,プログラム,および記録媒体を提供する。
請求項1の発明による画像形成装置は、印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入するするインデックス紙挿入手段を有する画像形成装置であって、それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙部の状態を検知する状態検知手段と、上記複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、該給紙部が紙なし状態になったことが上記状態検知手段によって検知されたとき、別の給紙部の選択に切り替え、該別の給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせる給紙部切替手段とを設け、上記給紙部切替手段が、上記別の給紙部の選択に切り替えた後、その切り替え前に選択していた給紙部にインデックス紙がセットされたことが上記状態検知手段によって検知された場合に、所定のタイミングで上記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻すようにしたものである。
請求項2の発明による画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記所定のタイミングを、給紙動作中の上記別の給紙部が紙なし状態になったことが上記状態検知手段によって検知された時としたものである。
請求項3の発明による画像形成装置は、請求項1又は2の画像形成装置において、現在選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、不要なインデックス紙を判別する不要インデックス紙判別手段と、該不要インデックス紙判別手段によって判別された不要なインデックス紙が給紙された場合には、その不要なインデックス紙を他のインデックス紙と区別できるように排紙処理する排紙動作を行わせる排紙処理手段とを設けたものである。
請求項4の発明による画像形成装置は、請求項3の画像形成装置において、上記排紙動作中に、上記現在選択されている給紙部が紙なし状態になったことが上記状態検知手段によって検知されたとき、該排紙動作を終了させる手段を設けたものである。
請求項5の発明による制御方法は、印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入可能な画像形成装置における制御方法であって、それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、その給紙部が紙なし状態になったとき、別の給紙部の選択に切り替え、その別の給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせた後、その切り替え前に選択していた給紙部にインデックス紙がセットされた場合に、所定のタイミングで上記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻すものである。
請求項6の発明による制御方法は、請求項5の制御方法において、上記所定のタイミングを、給紙動作中の上記別の給紙部が紙なし状態になった時としたものである。
請求項7の発明による制御方法は、請求項5又は6の制御方法において、現在選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、不要なインデックス紙を判別し、その不要なインデックス紙が給紙された場合には、その不要なインデックス紙を他のインデックス紙と区別できるように排紙処理する排紙動作を行わせるものである。
請求項8の発明による制御方法は、請求項7の画像形成装置において、上記排紙動作中に、上記現在選択されている給紙部が紙なし状態になったとき、その排紙動作を終了させるものである。
請求項9の発明によるプログラムは、印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入可能な画像形成装置を制御するコンピュータに、それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙部の状態を検知する状態検知機能と、上記複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、該給紙部が紙なし状態になったことが上記状態検知機能によって検知されたとき、別の給紙部の選択に切り替え、該別の給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせる給紙切替機能とを実現させるためのプログラムであり、上記給紙切替機能が、上記別の給紙部の選択に切り替えた後、その切り替え前に選択していた給紙部にインデックス紙がセットされたことが上記状態検知機能によって検知された場合に、所定のタイミングで上記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻すようにしたものである。
請求項10の発明によるプログラムは、請求項9のプログラムにおいて、上記所定のタイミングを、給紙動作中の上記別の給紙部が紙なし状態になったことが上記状態検知機能によって検知された時としたものである。
請求項11の発明によるプログラムは、請求項9又は10のプログラムにおいて、上記コンピュータに、現在選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、不要なインデックス紙を判別する不要インデックス紙判別機能と、該不要インデックス紙判別機能によって判別された不要なインデックス紙が給紙された場合には、その不要なインデックス紙を他のインデックス紙と区別できるように排紙処理する排紙動作を行わせる排紙処理機能をも実現するためのプログラムである。
請求項12の発明によるプログラムは、請求項11のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記排紙動作中に、上記現在選択されている給紙部が紙なし状態になったことが上記状態検知機能によって検知されたとき、該排紙動作を終了させる機能をも実現するためのプログラムである。
請求項13の発明による記録媒体は、請求項9〜12のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、画像形成装置が、それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、その給紙部が紙なし状態(ペーパエンド)になったとき、別の給紙部の選択に切り替え、その別の給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせた後、その切り替え前に選択していた給紙部にインデックス紙がセットされた場合に、所定のタイミングで(例えば給紙動作中の上記別の給紙部がペーパエンドになった時に)上記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻す(所定のタイミングになるまで上記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻すことを禁止する)ので、ユーザが意図しないインデックス紙の印刷物への混入を防ぐことが可能になる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、この実施形態では画像形成装置として複写機,スキャナ装置,プリンタ,およびファクシミリ装置等の機能を備えたデジタル複合機(MFP)を用いた例について説明する。
〔ネットワーク環境の例〕
まず、この発明による画像形成装置であるデジタル複合機を使用するネットワーク環境について、図1を参照して説明する。
図1は、そのネットワーク環境の一例を示す図である。
このデジタル複合機1は、画像記憶装置としてハードディスクHDを内蔵しており、ローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットークNを介して、複数のクライアント端末であるパーソナルコンピュータ(PC)A,B、サーバSおよびファックスFと通信するためのモデムMからなる配信サーバC、簡易メール転送(SMP)サーバD、ファイル転送(FTP)サーバE等の様々な機器と接続されている。
〔デジタル複合機の機構部の構成例〕
図2は、この発明に使用する画像形成装置であるデジタル複合機の機構部の構成例を示す図である。
このデジタル複合機1は、装置本体1Aとその上部に搭載された自動原稿送り装置(以下「ADF」と略称する)1Bと、排紙口のある側面に取り付けられたフィニッシャ1Cとによって構成されている。
ここで、このデジタル複合機1の構成を、その主たる機能である複写機能(コピー機能)時の動作によって説明する。ADF1Bの原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のプリントキーが押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定位置に給送される。こうして、1枚の原稿の給送を完了すると、原稿枚数をカウントアップするカウント機能も有している。
コンタクトガラス6上の所定位置に給送された原稿は、スキャナ(読み取りユニット)50によって、コンタクトガラス6側の面の画像が読み取られた後、その読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。なお、給送ローラ3、給送ベルト4、および排送ローラ5は、図2には示していない搬送モータによって駆動される。1枚の原稿の画像読み取りが終了する毎に、原稿セット検知センサ7によって原稿台2上に次の原稿が有るか無いかを検知し、あれば次の原稿を前の原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送し、以後上述した動作を繰り返す。
スキャナ50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、第2ミラー55、第3ミラー56、レンズ53、およびCCDイメージセンサ54等々で構成されている。露光ランプ51と第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55と第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。
この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータによって駆動される。コンタクトガラス6上にセットされた原稿の画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。すなわち、光学走査系の露光ランプ51によって原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を第1ミラー52,第2ミラー55,第3ミラー56,およびレンズ53を介してCCDイメージセンサ54の受光面に結像させ、そのCCDイメージセンサ54によって電気信号に変換する。
このとき、レンズ53とCCDイメージセンサ54を図2の左右方向に移動させることにより、原稿の給送方向の画像読み取り倍率が変わる。つまり、予め設定された画像読み取り倍率に対応してレンズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向の位置が設定される。
このスキャナ50によって読み取られた原稿の画像データ(画像情報)は、書き込みユニット57により変調されたレーザ光によって感光体15上に書き込まれる。その書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、およびミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が設けられている。この書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、図示していない帯電ユニットによって表面が一様に帯電され、矢示方向に回転するドラム状の感光体15の表面に照射され、そこに静電潜像を形成する。
一方、装置本体1A内の下部には第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10が多段に配設されており、そこにそれぞれ収納された転写紙が、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によってドラム状の感光体15に当接する位置まで搬送される。但し、実際には各給紙トレイ8〜10のうちのいずれかが選択され、その選択された給紙トレイからのみ転写紙が給紙される。
ここで、第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10はいずれも通常の転写紙(用紙)以外にインデックス紙をセット(収納)可能な給紙トレイであり、これらの近傍にはそれぞれ、通常の転写紙又はインデックス紙等の用紙がセットされた場合に、それを検知する図示しない紙セット検知センサが配設されている。なお、給紙トレイそのもの、又は給紙トレイと給紙装置との組み合わせを給紙段(給紙部)という。
前述のようにして感光体15上に形成された静電潜像は、現像ユニット27を通過することによって現像され、感光体15上にトナー画像が形成される。そして、縦搬送ユニット14によって給紙された転写紙は、感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー画像が転写される。その後、定着ユニット17を通ってそのトナー画像が定着され、コピー済み転写紙として排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ1Cに排出される。
このとき、例えばフェースダウン(転写紙をページ順に揃えるため画像面を下向きにする)排紙のために、一方の面にトナー画像が形成された転写紙を反転したい場合は、排紙ユニット18における図示しない分岐爪の切り換えにより、その転写紙を両面入紙搬送路113を通して反転ユニット112へ搬送して表裏を反転させ、その後スイッチバック搬送して反転排紙搬送路114を通してフィニシャ1Cへ排出する。
フィニシャ1Cは、装置本体1Aの排紙ユニット18によって搬送されてきたコピー済み転写紙を、通常排紙部方向とステープル処理部方向へ選択的に導くために切換板101を設けている。その切換板101を上向きに切り換えることにより、コピー済み転写紙を排紙搬送ローラ102,103を経由して通常の排紙トレイ104上に排紙することができる。また、切換板101を下向きに切り換えると、コピー済み転写紙をステープラ搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台108上に搬送することができる。
ステープル台108上に積載されたコピー済み転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109(落下ストッパを兼ねている)によって紙端面が揃えられ、一部のコピー(一連の複数枚のコピー)が完了するとステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられたコピー済み転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ110上に落下し、そこに収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎あるいは、後述する画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、排出されてくるコピー済み転写紙を簡易的に仕分けることができる。
転写紙の両面に画像を作像する両面コピーモードの場合には、装置本体1Aにおいて給紙トレイ8〜10のいずれかから給紙され、一方の面に作像された転写紙(片面コピー済みの転写紙)を、排紙ユニット18内の図示しない分岐爪の切り換えによって、両面入紙搬送路113を通して反転ユニット112に搬送して表裏を反転し、その後スイッチバック搬送して両面搬送ユニット111に送り込んで再び表裏を反転する。
両面搬送ユニット111に送られた転写紙は、再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面搬送ユニット111から再給紙され、再度縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送されて、他方の面にトナー画像が転写される。その後、定着ユニット17によってそのトナー画像が定着され、排紙ユニット18によってフィニシャ1Cに排出される。以後、フィニッシャ1Cによって上述と同様の動作が行われ、1枚ごとに通常排紙されるか、あるいは一部ごとにステープルで綴じられる。このように、転写紙の両面に画像を作成する場合に両面搬送ユニット111が使用される。
なお、トナー画像が形成された転写紙の裏面に後述する印字を行う際にも、両面搬送ユニット111を用いて転写紙の表裏を変更する。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は、図2には示していないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はそのメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。これらについては図5によって後述する。
〔操作部の構成および表示例〕
図3は、このデジタル複合機1の操作部の構成例を示すレイアウト図である。
この操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー(スタートキー)34、予熱キー35、リセットキー36、初期設定キー37、コピーキー38、コピーサーバキー39、スキャナキー41、プリンタキー42、およびFAXキー43が設けられている。
液晶タッチパネル31には、各種の機能キーや、セットされた部数、およびデジタル複合機の状態を示すメッセージなどが表示される。
そして、初期設定キー37を押すことによって、このデジタル複合機1の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。例えば、機内に収納する用紙(転写紙)のサイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定したりすることが可能である。また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等を選択することや、国際エネルギースター計画に従った低電力状態へ移行する時間の設定、オートオフ/スリープモードに移行する時間の設定も可能である。
予熱キー35を押すと、このデジタル複合機1は待機状態から電力低減状態(予熱状態)に移行し、定着温度を低下させたり、操作部の表示を消灯したりする。この予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除して待機状態に移行させるには、この予熱キーを再度押下すればよい。
テンキー32は、印刷部数(コピー枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。クリア/ストップキー33は、置数(印刷部数)をクリアしたり、実行中の動作を中止させるためのキーである。
コピーキー38の押下によりコピー機能の使用(原稿画像のコピー)が可能になる。コピーサーバキー39は、既存の蓄積画像データの編集(コピーモード設定、印刷、削除)を行なうときに使用する。
スキャナキー41は、前述したスキャナ50(図2)によって読み取った原稿の画像データを機内の記憶装置に蓄積するときや、スキャナ50より読み取った画像データや記憶装置に蓄積されている画像データを外部に送信するとき等に使用する。
プリンタキー42の押下により、ネットワークを介して転送される印刷データを印刷するプリンタ機能が使用可能になり、FAXキー43の押下により、スキャナ50で読み込んだ画像データを、指定された電話番号のファクシミリ装置へ送信するファクシミリ機能が使用可能になる。
図4は、この操作部30のコピー機能時における液晶タッチパネル31の表示画面の一例を示す図である。
オペレータが、この液晶タッチパネル31に表示された各キーにタッチすることによって、選択された機能を示すキーの表示が黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えばページ印字の種類や変倍モード時の変倍値等)は、そのキーにタッチすると詳細機能の設定画面が表示される。そのため、この液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しており、その時の最適な表示をグラフィカルに行なうことができる。
図4に示す表示画面の中央上部には、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア31aがある。その右側の領域には、読み取った原稿枚数、セットされた部数、完了したコピー枚数をそれぞれ表示する枚数表示部、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理モードであるソートモードを設定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理モードであるスタックモードを設定するスタックキー、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理モードであるステープルモードを設定するステープルキー、コピー(印刷物)の所定箇所にインデックス紙である区切り用の仕切り紙を挿入する処理モードであるコピー仕切りモードを設定するコピー仕切りキー31bなどが表示される。
中央部のメッセージエリア31aの下側の領域には、転写紙を自動的にあるいは指定して選択するための紙選択キー群、倍率を等倍にセットする等倍キー、用紙を指定して変倍する用紙指定変倍キー群、拡大/縮小倍率をセットする変倍率キー、片面原稿を両面コピーする処理モードである両面・両面モードを設定する片面・両面キー、両面原稿を両面コピーする処理モードである両面・片面モードを設定する両面・両面キー、片面原稿を片面集約コピーする処理モードである集約モードを設定する集約キー、少し小さめにコピーをする処理モードである少し小さめモードを設定する少し小さめキー、コピーの所定箇所にインデックス紙である表紙や合紙を挿入するための表紙/合紙モード等を設定する表紙/合紙キー31c、とじ代モード等を設定する編集キー、両面/集約/分割コピーのいずれかの処理モードを設定するための両面/集約/分割キー、変倍コピーモードを設定するための変倍キーなどが表示される。
左側の領域には、文字原稿、写真原稿などの原稿の種類を指定するための原稿種類キー、印刷濃度を自動的に設定することを指定するための自動濃度キー、手動で濃度を変化させるための濃度調整キーである「うすく」および「こく」、特殊な原稿の使用を指定するための特殊原稿送りキーなどが表示される。
メッセージエリア31a内には、このデジタル複合機が接続されたネットワークを介して多量のプリント動作(印刷動作)を複数の画像形成装置に分けてプリントアウトすることを設定するための連結キーや、システムの状態を知るためのシステムステータスキーも表示される。
〔制御系の構成例〕
次に、このデジタル複合機1の制御系の構成について、図5および図6によって説明する。
図5は、その制御系の概略構成を示すブロック図である。
メインコントローラ20は、このデジタル複合機1全体を制御する制御部であり、中央処理装置であるCPU201、プログラムメモリであるROM202、データメモリであるRAM203、外部と接続するための各種インターフェイス回路(IF)204〜207と、それらを接続するCPUバス208等から構成されている。なお、IF207にはモータやクラッチを駆動するためのドライブ回路も含まれている。
このメインコントローラ20には、オペレータに対する表示やオペレータによるキー入力(機能設定入力等)を行なう前述した操作部30、スキャナ50の駆動部の制御や画像メモリ等の画像記憶装置に対する画像データの読み書き制御等を行なう画像処理ユニット(IPU)40、および原稿の給排送動作を行なうADF1B等の分散制御装置が接続されている。なお、前述したフィニッシャ1Cも接続されるが、図示を省略している。その各分散制御装置とメインコントローラ20は、必要に応じて機械の状態を示す情報や動作指令のやりとりを行なっている。また、メインコントローラ20には紙搬送等に必要なメインモータ25と中間クラッチ21および第1〜第3給紙クラッチ22〜24も接続され、それらはメインコントローラ20によって直接駆動制御される。
前述したように、図2に示した感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は、メインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13は、メインモータ25の駆動力が各々給紙クラッチ22〜24によって伝達されて駆動される。縦搬送ユニット14は、メインモータ25の駆動力が中間クラッチ21によって伝達されて駆動される。
操作部30には、前述した液晶タッチパネル31およびキー群32〜43等が設けられており、ADF1Bには、原稿を搬送する部分を駆動する搬送モータ26と原稿のセット状態を検知する原稿セット検知センサ7が設けられている。
ここで、メインコントローラ20内のCPU68が、ROM202内のこの発明によるプログラムを実行し、その際に前述した紙セット検知センサや画像処理ユニット40等を使用することにより、この発明による機能(インデックス紙挿入手段,状態検知手段,給紙部切替手段,不要インデックス紙判別手段,排紙処理手段等としての機能)を果たすことができる。
図6は、画像処理ユニット(IPU)40の内部構成を示すブロック図である。
このIPU40内には、画像処理を行なうためのA/Dコンバータ61、シェーディング補正部62、およびMTF・γ補正部63と、画像データを格納するための画像メモリ66とハードディスク(HD)75、およびそれらを制御する画像メモリコントローラ65が設けられている。また、画像データを印刷するために、印字合成部71、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)76、および変倍回路77が設けられている。そして、MTF・γ補正部63と印字合成部71と画像メモリコントローラ65との間に、画像データの送出先を切り換えるセレクタ64が設けられている。
CCDイメージセンサ54は、図2に示したスキャナ50内に設けられており、書き込みユニット57も図2に示したレーザ光によって感光体15に画像を書き込むためのユニットであり、IPU40内に設けられてはいないが、説明の便宜上、図10に一緒に示している。
さらに、このIPU40内には、上述した各部を統括制御する中央処理装置であるCPU68、プログラムメモリであるROM69、データメモリであるRAM73、および不揮発性メモリであるNV−RAM74と、外部と接続してデータの授受を行うためのI/Oポート67が設けられ、それらと画像メモリコントローラ65とが、それぞれアドレスバス及びデータバスと図示していないコントロールバスとからなるCPUバス72によって相互に接続されている。
CPU68は、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)76および図5に示したメインコントローラ20のIF回路(I/Oポート)204とも、アドレスバスおよびデータバスと図示を省略しているコントロールバスを含むバスによって接続されている。
さらに、このCPU68は、画像メモリコントローラ65への設定や、図2に示したスキャナ50および書き込みユニット57の制御も行なう機能も有している。
図2に示したスキャナ50の露光ランプ51から原稿面に照射された光の反射による結像光を、CCDイメージセンサ54によって光電変換して画像信号とする。それをA/Dコンバータ61でデジタル信号に変換して画像データとする。その画像データにシェーディング補正部62によってシェーディング補正がなされた後、MTF・γ補正部63によってMTF補正およびγ補正等がなされる。
その後、セレクタ64により、その画像データを印字合成部71又は画像メモリコントローラ65へ切り換えて供給する。
印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)76は、CPUバス72に接続され、ページ印刷用のキャラクタ(文字)イメージデータ、任意のスタンプ用イメージデータ等の印字イメージデータを発生する。
この印字イメージデータ発生装置76で発生された印字イメージデータが印字合成部71へ入力され、セレクタ64から印字合成部71に送られる画像データに任意の印字イメージデータを合成することができる。
その合成された画像データが、変倍回路77を経て指定された変倍率に合せて拡大又は縮小され、書き込みユニット57に送られる。それによって、転写紙毎に印字イメージを付加することが可能になる。なお、印字イメージデータ発生装置76で発生された印字イメージデータのみを印字合成部71および変倍回路77を介して書き込みユニット57に送ることもできる。
一方、画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
図6には特に明示していないが、このIPU40にはスキャナ50から入力される画像データ以外にも、I/Oポート67を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等の外部のデータ処理装置から入力するデータも処理できるように、複数データの入出力の選択を行なう機能を有している。
この実施形態においては、I/Oポート67を介してこのデジタル複合機1を図1に示したようにネットワークNに接続しており、その通信手段には、例えばインターネットの標準プロトコルとして普及されているTCP/IP通信プロトコルなどを用いる。
また、図1に示したようなネットワーク構成を持ち、ネットワークNに接続された各装置(A〜E等)との間で、その装置構成情報や動作状況、もしくはリモート出力コマンド等の制御コマンド、設定コマンドなどを送受信し、または外部サーバと画像データや送信先アドレス帳データの送受信を行っている。
CPU68は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66に対して画像データの書き込みおよび読み出しを行っている。
画像メモリコントローラ65へ送られた画像データは、その内部にある画像圧縮装置によって画像圧縮した後、画像メモリ66に送られて、そこに記憶される。
ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調の画像データをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿の画像データの記憶に画像メモリ66の容量を多く使用することになり、多くの画像を記憶できなくなる。そこで、画像圧縮を行なうことによって、限られた画像メモリ66の記憶容量を有効に利用できる。
また、一度に多くの原稿の画像データを記憶することができるようになるため、ソート機能として、貯えられた原稿の画像イメージデータをページ順に出力することもできる。この場合、画像を出力する際に画像メモリ66から読み出したデータを画像メモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながらセレクタ64に出力し、そこから印字合成部71へ送る。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
また、画像メモリ66の機能を利用して、複数枚の原稿の画像を、画像メモリ66の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能である。例えば、4枚の原稿の画像を画像メモリ66の転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことによって、4枚の原稿の画像が1枚の転写紙のイメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能になる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
画像メモリ66に記憶された画像データはCPU68からアクセス可能な構成になっている。そのため、画像メモリ66に記憶された画像データの内容を加工することが可能であり、例えば、画像の間引き処理、画像の切り出し処理等を行なえる。その加工には、画像メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことによって、画像メモリ66の処理を行なう。加工された画像は再度画像メモリ66に保持される。
画像メモリ66は、処理を行なう画像データの大きさにより複数のエリアに分割して、画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。その各分割したエリアに画像データの入力と出力をそれぞれ並列に実行可能にするために、画像メモリコントローラ65とのインタフェースに、リード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。それにより、一方のエリアに画像データを入力(ライト)する間に他方のエリアから画像データを出力(リード)するという動作が可能になる。
多くの画像データを収納するために、画像メモリとしてハードディスク(HD)75を別に設けている。ハードディスク75を用いることにより、外部電源が不要で永久的に画像を保持できる利点がある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)の画像をスキャナ50で読み込んで保持するためには、このハードディスク75が用いられる。
また、スキャナ50によって読み取った画像データを電子メールなどを利用して外部に配信する際のデータのエンコード処理や、配信の宛先データを持つアドレス帳などの保管や編集あるいは削除といった一連の動作を行なう際にも、ハードディスク75が利用される。
図2に示した装置本体1Aにおける書き込みユニット57を含む作像部による画像形成速度と、スキャナ50による原稿の画像読み取りの処理速度の差を吸収するために、読み取った画像のデータを画像メモリ66に一旦記憶させる。また、外部の画像記憶装置からの画像データを書き込みユニット57に送る際にも、その画像データを画像メモリ66に一旦記憶させた後、それを読み出して書き込みユニット57に送ることになる。このように画像メモリ66およびハードディスク75に記憶する画像、スキャナ50による読み取り画像、書き込みユニット57に送る画像等の入出力は、全て画像メモリコントローラ65によって画像パスを決められる。
このように、CPU68が画像データの入力および出力を決めることにより、CPU68に接続された画像メモリコントローラ65による画像の流れを切り換えることが可能になる。
次に、図7を用いて、セレクタ64における1ページ分の画像データおよび制御信号について説明する。
図7は、セレクタ64における1ページ分の画像データおよび制御信号の一例を示すタイミングチャートである。
図7において、/FGATE(「/」はローアクティブを示す)はフレームゲート信号であり、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表わしている。
/LSYNCは1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで画像データが有効となる。
/LGATEはラインゲート信号であり、画像データの主走査方向の有効期間を示す。
これらの信号は、画素クロック信号VCLK(画素同期信号)に同期しており、その1周期に対して1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。
このデジタル複合機1では、転写紙への書込密度が400dpi、最大画素数が主走査4800画素、副走査6800画素である。画像データは、階調が「255」に近いほど白画像になるものとする。
〔この発明の特徴部分〕
以下、上述したデジタル複合機1におけるこの発明の特徴とする部分の構成および機能について説明する。なお、このデジタル複合機1には、給紙トレイ(給紙部)として、第1トレイ8,第2トレイ9,第3トレイ10の他に、第4トレイおよび手差しトレイを備えているものとする。
まず、このデジタル複合機1において、印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入することが可能なモードについて説明する。
図8は、図4の表紙/合紙キー31cを押下した時に液晶タッチパネル31に表示されるモード設定の表示画面の一例を示す図である。
図9は、図3に示した操作部30上のキー操作によって液晶タッチパネル31に表示されるトレイの用紙種類設定の表示画面の一例を示す図である。
図10は、図3に示した操作部30上のキー操作によって液晶タッチパネル31に表示される表紙トレイ設定の表示画面の一例を示す図である。
図11は、図3に示した操作部30上のキー操作によって液晶タッチパネル31に表示される合紙トレイ設定の表示画面の一例を示す図である。
図4の表紙/合紙キー31cを押下すると、液晶タッチパネル31に図8に示すようなモード設定の表示画面が表示される。この表示画面上のキー操作により、表紙モード,章区切りモード,又は合紙モードを設定することができる。つまり、その各モード別に「コピーする」キーおよび「コピーしない」キーが表示されているため、設定したいモードの「コピーする」キー又は「コピーしない」キーを押下することにより、そのモードを設定し、「OK」キーを押下すると、その設定が確定する。これによって、設定したモードで使用する用紙(例えばインデックス紙)自体にコピーを行ったり、コピーを行わないようにすることもできる。
ここで、表紙モードには、1ページ(1枚)目の原稿に対応する表紙用の用紙を挿入するおもて表紙モードと、最終ページの原稿に対応する表紙用の用紙を挿入するうら表紙モードと、1ページ目の原稿と最終ページの原稿にそれぞれ対応する表紙用の用紙を挿入する両表紙モード(おもて表紙モードとうら表示モードとを併せたモード)の3種類の処理モードがある。
章区切りモードは、各章の先頭ページをテンキー32等の操作によって入力することによって章の変わり目に用紙(仕切り紙)を挿入する処理モード、合紙モードは、原稿のページが変わる毎にコピーに合紙用紙を挿入する処理モードである。
図8の「OK」キーの押下により表紙モードの設定が確定すると、液晶タッチパネル31に図10に示すような表紙トレイ設定の表示画面が表示されるため、その表示画面のキー操作によっていずれかの給紙トレイを表紙トレイとして設定(指定)することができる。つまり、図10の「トレイ1」キーを押下することによって第1トレイ8を、「トレイ2」キーを押下することによって第2トレイ9を、「トレイ3」キーを押下することによって第3トレイ10を、「トレイ4」キーを押下することによって第4トレイを、「手差し」キーを押下することによって手差しトレイをそれぞれ表紙トレイとして設定することができる。指定したキーの表示は黒く反転する。図10の例では、「トレイ3」キーの押下によって第3トレイ10が表紙トレイとして設定され、「トレイ3」キーの表示が黒く反転している。
いずれかの給紙トレイが表紙トレイとして設定された後、「OK」キーを押下すると、その設定が確定し、液晶タッチパネル31に表紙トレイの用紙種類設定の表示画面(表紙トレイにセットする用紙の種類を設定するための表示画面)が表示される。
よって、その表示画面上のキー操作により、表紙トレイにセットする用紙の種類を設定することができる。
例えば、図10の「トレイ3」キーを押下することによって第3トレイ10が表紙トレイとして設定された後、「OK」キーを押下すると、液晶タッチパネル31に図9に示すような第3トレイ10(表紙トレイ)の用紙種類設定の表示画面が表示されるため、その表示画面上の「インデックス紙」キーを押下することにより、順番性のあるインデックス紙を第3トレイ10(表紙トレイ)にセットする用紙として設定することができる。このとき、テンキー32等の操作によってインデックス紙のサイクル数を入力する。その後、「OK」キーを押下すると、インデックス紙の設定とそのサイクル数が確定する。
図8の「OK」キーの押下により合紙モードの設定が確定すると、液晶タッチパネル31に図11に示すような合紙トレイ設定の表示画面が表示されるため、その表示画面のキー操作によっていずれかの給紙トレイを合紙トレイとして設定することができる。つまり、図11の「トレイ1」キーを押下することによって第1トレイ8を、「トレイ2」キーを押下することによって第2トレイ9を、「トレイ3」キーを押下することによって第3トレイ10を、「トレイ4」キーを押下することによって第4トレイを、「手差し」キーを押下することによって手差しトレイをそれぞれ合紙トレイとして設定することができる。指定したキーの表示は黒く反転する。図11の例では、「トレイ2」キーの押下によって第2トレイ9が合紙トレイとして設定され、「トレイ2」キーの表示が黒く反転している。
いずれかの給紙トレイが合紙トレイとして設定された後、「OK」キーを押下すると、その設定が確定し、液晶タッチパネル31に合紙トレイの用紙種類設定の表示画面(合紙トレイにセットする用紙の種類を設定するための表示画面)が表示される。この表示画面は、図9に示した表示画面と略同様である。
よって、合紙トレイの用紙種類設定の表示画面上のキー操作により、合紙トレイにセットする用紙の種類を設定することができる。
図8の「OK」キーの押下により章区切りモードの設定が確定すると、液晶タッチパネル31に図示しない章区切り紙トレイ設定の表示画面(図10,図11と同じような表示画面)が表示されるため、その表示画面のキー操作によっていずれかの給紙トレイを章区切り紙トレイとして設定することができる。
いずれかの給紙トレイが章区切り紙トレイとして設定された後、「OK」キーを押下すると、その設定が確定し、液晶タッチパネル31に章区切り紙トレイの用紙種類設定の表示画面(章区切り紙トレイにセットする用紙の種類を設定するための表示画面)が表示される。この表示画面も、図9に示した表示画面と略同様である。
よって、章区切り紙トレイの用紙種類設定の表示画面上のキー操作により、章区切り紙トレイにセットする用紙の種類を設定することができる。
一方、コピー仕切りキー31bを押下すると、液晶タッチパネル31に図示しないモード設定の表示画面が表示される。この表示画面上のキー操作により、コピー仕切りモードを設定することができる。
コピー仕切りモードとしては、指定した範囲のページを指定した用紙(インデックス紙)に印刷する指定用紙モードや指定した用紙を挿入する指定挿入モードのように、ユーザが用紙を指定して挿入する指定挿入モードがあり、これらの処理モードにもいくつか種類がある。
これらの処理モードでも、それぞれ表紙モードや合紙モードと同様に、図10,図11に示したような表示画面上のキー操作等により、それぞれのモードでいずれかの給紙トレイを挿入紙トレイとして設定したり、その挿入紙トレイにセットする用紙として、図9に示したような表示画面上のキー操作よる用紙種類設定により、順番性のあるインデックス紙を設定することが可能である。そのインデックス紙を設定した場合には、インデックス紙のサイクル数も入力する。
なお、コピー仕切りモードでも、インデックス紙自体にコピーを行なうように設定することは可能である。
また、上述した表紙トレイ設定や合紙トレイ設定を含む各種設定は、図示しない専用キー(新たに設ける)の操作によって行うようにしてもよい。あるいは、図3の初期設定キー37の押下によって液晶タッチパネル31上に初期設定画面を表示させ、その画面上のキー操作によって上述した表紙トレイ設定等の各種設定を行うこともできる。
さらに、表紙モード等の用紙を挿入するモード(以下「挿入紙モード」という)で複数の給紙トレイを合紙トレイ等の挿入紙トレイとして設定することもできる。その場合、その各挿入紙トレイに対して優先順位を設定しておく。よって、挿入紙モードでコピーを行う場合、挿入紙(インデックス紙等)がセットされている各挿入紙トレイのうち、最も優先順位が高い挿入紙トレイを選択することになる。更に、その挿入紙トレイでペーパエンド(紙なし状態)が発生した場合には、次に優先順位が高い挿入紙トレイの選択に切り替えることになる。
ソートモード(設定部数「2」以上)と、おもて表紙モード,うら表紙モード,両表紙モード,章区切りモードのいずれかのモードとを組み合わせ、表紙や章区切り紙等としてインデックス紙を使用する場合、選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、部の区切り目で端数になるインデックス紙を不要なインデックス紙として判別し、そのインデックス紙が給紙された場合には、そのインデックス紙を他のインデックス紙である必要なインデックス紙およびコピー(印刷物)と区別できるように排紙処理する排紙動作を行って、部単位のインデックス紙のタブ山位置が同じになるようにする。例えば、5サイクル単位でセットされたインデックス紙を章区切り紙トレイとして設定した給紙トレイにセットした場合で、表紙モード又は章区切りモードで1部あたり3枚のインデックス紙を使用した章区切りコピーの出力結果を図12に示す。
章区切りモード(n部ごと/ジョブごと)や合紙モードで、仕切り紙や合紙としてインデックス紙を使用する場合、選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、ジョブの終了時点で1サイクルに対する端数のインデックス紙を不要なインデックス紙として判別し、そのインデックス紙が給紙された場合には、そのインデックス紙を必要なインデックス紙およびコピーと区別できるように排紙処理する排紙動作を行う。ジョブ終了でインデックス紙のタブ山を先頭にする例として、ソートモード+章区切りモード(1部ごと)で原稿2枚を4部コピー出力した場合の出力結果を第13図に示す。
インデックス紙へのコピーを行う場合、ソートモード時には部毎に端数となるインデックス紙を不要なインデックス紙として判別し、そのインデックス紙が給紙された場合には、そのインデックス紙を必要なインデックス紙およびコピーと区別できるように排紙処理する排紙動作を行い、非ソートモード時にはジョブが終了した時点で1サイクルに対する端数のインデックス紙を不要なインデックス紙として判別し、そのインデックス紙が給紙された場合には、そのインデックス紙を必要なインデックス紙およびコピーと区別できるように排紙処理する排紙動作を行う。ソートモード時において、原稿2枚を2部コピーした場合の不要インデックス紙を含む出力結果を図14に示す。また、通常のコピーモード(非ソートモード)において、原稿6枚を設定部数(置数)「1」でコピーした場合の不要インデックス紙を含む出力結果を図15に示す。以上、それぞれの処理モードで不要インデックス紙を排紙処理する排紙動作タイミングの一例を図16に示す。
ここで、上記排紙処理の具体例を簡単に述べる。
必要なインデックス紙およびコピーをステープル台108上に排紙する場合、不要なインデックス紙は通常の排紙トレイ104上に排紙する。
なお、上記各排紙動作中にそれぞれ、上記選択されている給紙段のペーパエンドを検知した場合には、その排紙動作を終了させるとよい。
ところで、図5に示したメインコントローラ20のCPU201は、各給紙トレイ(給紙段)の状態を紙セット検知センサを用いて監視し、その各給紙トレイのいずれかでペーパエンド(紙なし状態)が発生すると、そのペーパエンドを検知することができる。
よって、例えば2つの給紙トレイがインデックス紙(挿入紙)をセットする挿入紙トレイとして予め設定(選択)されていた場合、優先順位の高い方の挿入紙トレイからインデックス紙を給紙する給紙動作中に、その給紙トレイでペーパエンドが発生し、そのペーパエンドを検知すると、他の給紙トレイの選択に切り替える。
図17は、メインコントローラ20のCPU201による給紙動作中にペーパエンドの給紙段に用紙がセットされた際の制御の一例を示すフローチャートである。
メインコントローラ20のCPU201は、給紙動作中にペーパエンドの給紙段(給紙トレイ)に用紙がセットされたことを検知すると、図17の処理動作を開始し、まずステップ1で今回用紙がセットされた給紙段がプリンタキー(スタートキー)42の押下時点に選択されていた給紙段であるか否かを判断する。
そして、今回用紙がセットされた給紙段がプリンタキー42の押下時点に選択されていた給紙トレイである場合には、ステップS2へ進み、プリンタキー42の押下時点に選択されていた給紙トレイではない場合には、ステップS5へ進む。
ステップS2では、今回用紙がセットされた給紙段と給紙動作中の給紙段にセットされている用紙について、種類とサイズが一致するか否かを判断する。
そして、用紙の種類とサイズが共に一致する場合には、ステップS3へ進み、用紙の種類とサイズのいずれか一方でも一致しない場合には、S5へ進む。
ステップS3では、今回用紙がセットされた給紙段の用紙の種類がインデックス紙であるか否かを判断する。
そして、その用紙の種類がインデックス紙である場合には、ステップS5へ進み、インデックス紙でない場合には、ステップS4へ進む。
ステップS4では、今回用紙がセットされた給紙段から用紙を給紙する給紙動作を行えることが判断できたため、給紙動作中の給紙段から用紙がセットされた給紙段の選択(給紙動作)に切り替え、その給紙段から用紙を給紙する給紙動作を行わせ、図17の制御を終了する。
ステップS5では、今回用紙がセットされた給紙トレイの選択に切り替えるのは不可能であると判断できたため、給紙動作中の給紙段による給紙動作を継続させ、図17の制御を終了する。
よって、インデックス紙を給紙する給紙動作中の給紙段から今回インデックス紙がセットされた給紙段(但しプリントキー押下時に選択された給紙段)の選択(給紙動作)への復帰を禁止することになる。その禁止は、所定のタイミングで解除する。例えば、インデックス紙を給紙する給紙動作中の給紙段のペーパエンドを検知した時に解除する。そして、その給紙段から今回インデックス紙がセットされた給紙段の選択に戻す。
このように、この実施形態のデジタル複合機によれば、それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙段(給紙部)のうち、予め選択された給紙段からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、その給紙段がペーパエンド(紙なし状態)になったとき、別の給紙段の選択に切り替え、その別の給紙段からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせた後、その切り替え前に選択していた給紙段にインデックス紙がセットされた場合に、所定のタイミングで上記切り替え前に選択していた給紙段の選択に戻す(所定のタイミングになるまで上記切り替え前に選択していた給紙段の選択に戻すことを禁止する)ことにより、ユーザが意図しないインデックス紙の印刷物への混入を防ぐことが可能になる。つまり、ユーザが希望する出力結果のみを得ることができる。
上記所定のタイミングを給紙動作中の上記別の給紙段がペーパエンドになった時とすることにより、運転停止時間を低減させ、ユーザが希望する出力結果のみを早く得ることができる。
選択されている給紙段から給紙されるインデックス紙のうち、不要なインデックス紙を判別し、その不要なインデックス紙が給紙された場合には、その不要なインデックス紙を他のインデックス紙と区別できるように排紙処理する排紙動作を行わせることにより、ユーザによる印刷物の整理が容易になる。
上記排紙動作中に、上記現在選択されている給紙段がペーパエンドになったとき、その排紙動作を終了させることにより、ユーザがこれから利用しようと思って新たにセットしたインデックス紙が排紙されてしまうのを防ぐことができる。
以上、この発明を印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入可能なデジタル複合機に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らず、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入可能な複写機,プリンタ,ファクシミリ装置等の他の画像形成装置にも適用可能である。
この発明によるプログラムは、画像形成装置を制御するコンピュータ(CPU)に、この発明による各種機能(インデックス紙挿入手段,状態検知手段,給紙部切替手段,不要インデックス紙判別手段,排紙処理手段等としての機能)を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからROMあるいはHDD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,SRAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータに実行させるか、コンピュータにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、ユーザが意図しないインデックス紙の印刷物への混入を防ぐことが可能になる。したがって、この発明を利用すれば、ユーザが希望する出力結果のみを取得可能な画像形成装置や、画像形成装置を制御するコンピュータを提供することができる。
この発明による画像形成装置であるデジタル複合機を使用するネットワーク環境の一例を示す図である。 この発明に使用する画像形成装置であるデジタル複合機の機構部の構成例を示す図である。 図2に示したデジタル複合機の操作部の構成例を示すレイアウト図である。 図3に示した操作部のコピー機能時における液晶タッチパネルの表示画面の一例を示す図である。 図2に示したデジタル複合機の制御系の概略構成を示すブロック図である。
図5の画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。 図6のセレクタにおける1ページ分の画像データおよび制御信号の一例を示すタイミング図である。 図4の表紙/合紙キーを押下した時に液晶タッチパネルに表示されるモード設定の表示画面の一例を示す図である。 図3に示した操作部上のキー操作によって液晶タッチパネルに表示されるトレイの用紙種類設定の表示画面の一例を示す図である。 図3に示した操作部上のキー操作によって液晶タッチパネルに表示される表紙トレイ設定の表示画面の一例を示す図である。
図3に示した操作部上のキー操作によって液晶タッチパネルに表示される合紙トレイ設定の表示画面の一例を示す図である。 図2に示したデジタル複合機による表紙モード又は章区切りモードで1部あたり3枚のインデックス紙を使用した章区切りコピーの出力結果の一例を示す説明図である。 図2に示したデジタル複合機によるソートモード+章区切りモード(1部ごと)で原稿2枚を4部コピー出力した場合の出力結果の一例を示す説明図である。 図2に示したデジタル複合機によるソートモードで原稿2枚を2部コピーした場合の不要インデックス紙を含む出力結果の一例を示す説明図である。 図2に示したデジタル複合機による通常のコピーモードで原稿6枚を設定部数(置数)「1」でコピーした場合の不要インデックス紙を含む出力結果の一例を示す説明図である。
図2に示したデジタル複合機による各処理モードで不要インデックス紙を排紙処理する排紙動作タイミングの一例を示す説明図である。 図5に示したメインコントローラのCPUによる給紙動作中にペーパエンドの給紙トレイに用紙がセットされた際の制御の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1:デジタル複合機(画像形成装置) 1A:装置本体 1B:自動原稿送り装置
1C:フィニッシャ 7:原稿セット検知センサ 8,9,10:第1〜第3トレイ 14:縦搬送ユニット 15:感光体 16:搬送ベルト
17:定着ユニット 18:排紙ユニット 20:メインコントローラ
21:中間クラッチ 22〜24:第1〜第3給紙クラッチ 25:メインモータ
26:搬送モータ 27:現像ユニット 30:操作部 31:液晶タッチパネル
31b:コピー仕切りキー 31c:表紙/合紙キー 32:テンキー
40:画像処理ユニット(IPU) 50:スキャナ
54:CCDイメージセンサ 57:書き込みユニット 61:A/Dコンバータ
62:シェーディング補正部 63:MTF・γ補正部 64:セレクタ
65:画像メモリコントローラ 66:画像メモリ 67:I/Oポート
68:CPU 69:ROM 71:印字合成部 72:CPUバス
73:RAM 74:NV−RAM 75:ハードディスク
76:印字イメージデータ発生装置 77:変倍回路

Claims (13)

  1. 印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入するするインデックス紙挿入手段を有する画像形成装置であって、
    それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙部の状態を検知する状態検知手段と、前記複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、該給紙部が紙なし状態になったことが前記状態検知手段によって検知されたとき、別の給紙部の選択に切り替え、該別の給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせる給紙部切替手段とを設け、
    前記給紙部切替手段は、前記別の給紙部の選択に切り替えた後、その切り替え前に選択していた給紙部にインデックス紙がセットされたことが前記状態検知手段によって検知された場合に、所定のタイミングで前記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記所定のタイミングは、給紙動作中の前記別の給紙部が紙なし状態になったことが前記状態検知手段によって検知された時であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    現在選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、不要なインデックス紙を判別する不要インデックス紙判別手段と、該不要インデックス紙判別手段によって判別された不要なインデックス紙が給紙された場合には、その不要なインデックス紙を他のインデックス紙と区別できるように排紙処理する排紙動作を行わせる排紙処理手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記排紙動作中に、前記現在選択されている給紙部が紙なし状態になったことが前記状態検知手段によって検知されたとき、該排紙動作を終了させる手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入可能な画像形成装置における制御方法であって、
    それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、その給紙部が紙なし状態になったとき、別の給紙部の選択に切り替え、その別の給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせた後、その切り替え前に選択していた給紙部にインデックス紙がセットされた場合に、所定のタイミングで前記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻すことを特徴とする制御方法。
  6. 請求項5記載の制御方法において、
    前記所定のタイミングは、給紙動作中の前記別の給紙部が紙なし状態になった時であることを特徴とする制御方法。
  7. 請求項5又は6記載の制御方法において、
    現在選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、不要なインデックス紙を判別し、その不要なインデックス紙が給紙された場合には、その不要なインデックス紙を他のインデックス紙と区別できるように排紙処理する排紙動作を行わせることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項7記載の画像形成装置において、
    前記排紙動作中に、前記現在選択されている給紙部が紙なし状態になったとき、その排紙動作を終了させることを特徴とする制御方法。
  9. 印刷物をあるまとまりに区切るために、印刷物の所定箇所にインデックス紙を挿入可能な画像形成装置を制御するコンピュータに、
    それぞれインデックス紙をセット可能な複数の給紙部の状態を検知する状態検知機能と、前記複数の給紙部のうち、予め選択された給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作中に、該給紙部が紙なし状態になったことが前記状態検知機能によって検知されたとき、別の給紙部の選択に切り替え、該別の給紙部からインデックス紙を給紙する給紙動作を行わせる給紙切替機能とを実現させるためのプログラムであり、
    前記給紙切替機能は、前記別の給紙部の選択に切り替えた後、その切り替え前に選択していた給紙部にインデックス紙がセットされたことが前記状態検知機能によって検知された場合に、所定のタイミングで前記切り替え前に選択していた給紙部の選択に戻すことを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムにおいて、
    前記所定のタイミングは、給紙動作中の前記別の給紙部が紙なし状態になったことが前記状態検知機能によって検知された時であることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9又は10記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    現在選択されている給紙部から給紙されるインデックス紙のうち、不要なインデックス紙を判別する不要インデックス紙判別機能と、該不要インデックス紙判別機能によって判別された不要なインデックス紙が給紙された場合には、その不要なインデックス紙を他のインデックス紙と区別できるように排紙処理する排紙動作を行わせる排紙処理機能をも実現するためのプログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記排紙動作中に、前記現在選択されている給紙部が紙なし状態になったことが前記状態検知機能によって検知されたとき、該排紙動作を終了させる機能をも実現するためのプログラム。
  13. 請求項9乃至12のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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