JP2007049250A - 画像処理装置,画像出力方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 デジタル複合機のメインコントローラ20は、操作画面上のキー操作によって指定された入力画像と出力形式の組み合わせに応じて、画像入力手段又は画像出力手段であるスキャナ,画像メモリ66,I/Oポート(ネットワークIF)67,プロッタ550のうち、必要な画像入力手段および画像出力手段を選択すると共に画像転送経路を決定し、その選択した画像入力手段および画像出力手段を決定した画像転送経路に基づいて使用することにより所要の処理画像を出力させる。また、原稿画像が入力画像として指定された場合には、原稿読取手段を画像入力手段として選択し、その原稿読取手段に原稿画像を読み取らせて画像蓄積手段に蓄積させる。
【選択図】 図6
Description
すなわち、従来の操作部は、例えば図33に示すように、液晶タッチパネル901,テンキー902,スタートキー903の他に、画像出力機能であるコピー機能,ドキュメントボックス機能,プリンタ機能,FAX機能,スキャナ機能にそれぞれ対応するコピーキー904,ドキュメントボックスキー905,プリンタキー906,FAXキー907,スキャナキー908を備えているため、複数の画像出力機能にそれぞれ対応する各アプリケーションを実行することにより対応する各画像処理部を使用して所要の処理画像を出力させる場合には、煩わしい操作を行う必要がある。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で所要の処理画像(複数の処理画像)を出力できるようにすることを目的とする。
請求項4の発明による画像処理装置は、請求項2又は3の画像処理装置において、上記プレビュー画像作成手段を、上記入力画像指定手段によって指定され、上記選択決定手段によって選択された画像入力手段から入力された入力画像を間引いてプレビュー画像を作成する手段としたものである。
請求項6の発明による画像処理装置は、請求項2〜4のいずれかの画像処理装置において、上記プレビュー画像作成手段が、上記入力画像指定手段によって指定された入力画像が上記選択決定手段によって選択された画像入力手段から入力され、上記画像蓄積手段に蓄積された後、プレビュー画像を作成するものである。
請求項8の発明による画像処理装置は、請求項5又は6の画像処理装置において、プレビュー画像のページを指定するページ指定手段を設け、上記プレビュー画像表示手段が、上記ページ指定手段によって指定されたページのプレビュー画像のみを表示するものである。
請求項10の発明による画像処理装置は、請求項2〜9のいずれかの画像処理装置において、編集内容を設定する編集内容設定手段と、該編集内容設定手段によって設定された内容の編集を入力画像に対して行う複数の編集手段とを備え、上記選択決定手段を、上記入力画像指定手段によって指定された入力画像と上記出力形式指定手段によって指定された出力形式と上記編集処理指定手段によって指定された編集内容の組み合わせに応じて、必要な画像入力手段,画像出力手段,および編集手段を選択すると共に画像転送経路を決定する手段とし、上記プレビュー画像作成手段に、作成したプレビュー画像を上記選択決定手段による選択決定結果に合わせて補正する手段を備えたものである。
請求項12の発明による画像出力方法は、請求項11の画像出力方法において、上記原稿読取手段によって読み取った原稿の画像を上記画像蓄積手段に蓄積させる際に、その画像に基づいてプレビュー画像を作成し、その作成したプレビュー画像を表示した後、該プレビュー画像に対応する上記画像蓄積手段内の画像を選択した画像出力手段によって出力するのを許可するものである。
請求項16の発明によるプログラムは、請求項14又は15のプログラムにおいて、上記プレビュー画像作成機能を、上記入力画像指定機能によって指定され、上記選択決定機能によって選択された画像入力手段から入力された入力画像を間引いてプレビュー画像を作成する機能としたものである。
請求項18の発明によるプログラムは、請求項14〜16のいずれかのプログラムにおいて、上記プレビュー画像作成機能が、上記入力画像指定機能によって指定された入力画像が上記選択決定機能によって選択された画像入力手段から入力され、上記画像蓄積手段に蓄積された後、プレビュー画像を作成するものである。
請求項20の発明によるプログラムは、請求項17又は18のプログラムにおいて、上記コンピュータに、プレビュー画像のページを指定するページ指定機能をも実現させるためのプログラムであり、上記プレビュー画像表示機能が、上記ページ指定機能によって指定されたページのプレビュー画像のみを表示するものである。
請求項22の発明による記録媒体は、請求項13〜21のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
例えば、原稿画像が入力画像として指定された場合には、原稿読取手段を画像入力手段として選択し、その原稿読取手段に原稿の画像を読み取らせ、その画像を画像蓄積手段に蓄積させる。
また、原稿画像が入力画像として指定された場合に、原稿読取手段に原稿画像を読み取らせて画像蓄積手段に蓄積させるため、その原稿画像の蓄積後に、ユーザがその原稿画像の出力形式を決めれば良く、意図しない画像出力を誤って行わせてしまう可能性が少なくなる。しかも、一度出力させた原稿画像を同じ出力形式又は他の出力形式で出力させたい場合に、その原稿画像を原稿読取手段によって再度読み取らせる必要がなくなるため、業務効率の向上にもつながる。
まず、この発明による画像処理装置であるデジタル複合機を使用するネットワーク環境について、図1を参照して説明する。
図1は、そのネットワーク環境の一例を示す図である。
このデジタル複合機1は、ハードディスクHDを内蔵しており、ローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットークNを介して、複数のクライアント端末であるパーソナルコンピュータ(PC)A,B、サーバSおよびファックスFと通信するためのモデムMからなる配信サーバC、簡易メール転送(SMP)サーバD、ファイル転送(FTP)サーバE等の様々な外部機器と接続されている。
図2は、この発明に使用する画像処理装置であるデジタル複合機の機構部の構成例を示す図である。
このデジタル複合機1は、装置本体1Aとその上部に搭載された自動原稿送り装置(以下「ADF」と略称する)1Bと、排紙口のある側面に取り付けられたフィニッシャ1Cとによって構成されている。
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。
このとき、レンズ53とCCDイメージセンサ54を図2の左右方向に移動させることにより、原稿の給送方向の画像読み取り倍率が変わる。つまり、予め設定された画像読み取り倍率に対応してレンズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向の位置が設定される。
フィニッシャ1Cは、装置本体1Aの排紙ユニット18によって搬送されてきたコピー済み転写紙を、通常排紙部方向とステープル処理部方向へ選択的に導くために切換板101を設けている。その切換板101を上向きに切り換えることにより、コピー済み転写紙を排紙搬送ローラ102,103を経由して通常の排紙トレイ104上に排紙することができる。また、切換板101を下向きに切り換えると、コピー済み転写紙をステープラ搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台108上に搬送することができる。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎あるいは、後述する画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、排出されてくるコピー済み転写紙を簡易的に仕分けることができる。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は、図2には示していないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はそのメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。これらについては図4によって後述する。
図3は、このデジタル複合機1の操作部の構成例を示すレイアウト図である。
この操作部30には、液晶タッチパネル31,テンキー32,およびスタートキー33が設けられている。
液晶タッチパネル31には、後述する各種の機能キーや、セットされた部数、およびデジタル複合機の状態を示すメッセージなどが表示される。各機能キーは、それぞれ押下されると、白黒表示が反転する。
テンキー32は、印刷部数(コピー枚数)やコピー倍率等の数値を入力するためのキーである。
液晶タッチパネル31には、このデジタル複合機1の電源投入時等の所定タイミング時に入力画像指定部310と出力形式指定部320からなる操作画面が表示される。
入力画像指定部310は、入力画像である原稿画像,蓄積画像,受信画像をそれぞれ指定するための原稿画像キー311,蓄積画像キー312,受信画像キー313からなる。
出力形式指定部320は、入力画像の出力形式である印刷,蓄積,送信をそれぞれ指定するための印刷キー321,蓄積キー322,送信キー323からなる。
蓄積画像キー312は、画像メモリ66内の文書又は図面等の画像データである蓄積画像を指定するためのものである。
受信画像キー313は、図1のパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」と略称する)A,Bや配信サーバC等の外部機器から受信する画像である受信画像を指定するためのものである。
印刷キー321は、印刷出力を指定するためのものである。
蓄積キー322は、蓄積を指定するためのものである。
送信キー323は、送信(配信)を指定するためのものである。
次に、このデジタル複合機1の制御系の構成について、図4および図5によって説明する。
図4は、その制御系の概略構成を示すブロック図である。
メインコントローラ20は、このデジタル複合機1全体を制御する制御部であり、中央処理装置であるCPU(コンピュータ)201、プログラムメモリであるROM202、データメモリであるRAM203、外部と接続するための各種インターフェイス回路(IF)204〜207と、それらを接続するCPUバス208等から構成されている。なお、IF207にはモータやクラッチを駆動するためのドライブ回路も含まれている。
操作部30には、前述した液晶タッチパネル31,テンキー32,およびスタートキー33等が設けられており、ADF1Bには、原稿を搬送する部分を駆動する搬送モータ26と原稿のセット状態を検知する原稿セット検知センサ7が設けられている。
ROM202内のプログラムは、プラットフォーム(基本プログラム)501上に、コピー機能,プリンタ機能,FAX機能,メール配信機能,スキャナ機能を実現するためのアプリケーション502を含む各種のプログラムを備えている。
このIPU40内には、画像処理を行なうためのA/Dコンバータ61、シェーディング補正部62、およびMTF・γ補正部63と、画像データを格納するための画像蓄積手段である画像メモリ66とハードディスク(HD)75、およびそれらを制御する画像メモリコントローラ65が設けられている。また、画像データを印刷するために、印字合成部71、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)76、および変倍回路77が設けられている。そして、MTF・γ補正部63と印字合成部71と画像メモリコントローラ65との間に、画像データの送出先を切り換えるセレクタ64が設けられている。
さらに、このIPU40内には、上述した各部を統括制御する中央処理装置であるCPU68、プログラムメモリであるROM69、データメモリであるRAM73、および不揮発性メモリであるNV−RAM74(制限情報記憶手段としての機能を果たす)と、外部と接続してデータの授受を行うためのI/Oポート67が設けられ、それらと画像メモリコントローラ65とが、それぞれアドレスバス及びデータバスと図示していないコントロールバスとからなるCPUバス72によって相互に接続されている。
さらに、このCPU68は、画像メモリコントローラ65への設定や、図2に示したスキャナ50および書き込みユニット57の制御も行なう機能も有している。
その後、セレクタ64により、その画像データを印字合成部71又は画像メモリコントローラ65へ切り換えて供給する。
この印字イメージデータ発生装置76で発生された印字イメージデータが印字合成部71へ入力され、セレクタ64から印字合成部71に送られる画像データに任意の印字イメージデータを合成することができる。
その合成された画像データが、変倍回路77を経て指定された変倍率に合せて拡大又は縮小され、書き込みユニット57に送られる。それによって、転写紙毎に印字イメージを付加することが可能になる。なお、印字イメージデータ発生装置76で発生された印字イメージデータのみを印字合成部71および変倍回路77を介してプロッタ550の書き込みユニット57に送ることもできる。
図6には特に明示していないが、このIPU40にはスキャナ50から入力される画像データ以外にも、画像送信手段と画像受信手段としての機能を果たすI/Oポート67(ネットワークIF)を介して外部機器から供給される画像データ、例えばパソコン等の外部のデータ処理装置から入力するデータも処理できるように、複数データの入出力の選択を行なう機能を有している。
この実施形態においては、I/Oポート67を介してこのデジタル複合機1を図1に示したようにネットワークNに接続しており、その通信手段には、例えばインターネットの標準プロトコルとして普及されているTCP/IP通信プロトコルなどを用いる。
CPU68は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66に対して画像データの書き込みおよび読み出しを行っている。
画像メモリコントローラ65へ送られた画像データは、その内部にある画像圧縮装置によって画像圧縮した後、画像メモリ66に送られて、そこに記憶される。
また、一度に多くの原稿の画像データを記憶することができるようになるため、ソート機能として、貯えられた原稿の画像イメージデータをページ順に出力することもできる。この場合、画像を出力する際に画像メモリ66から読み出したデータを画像メモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながらセレクタ64に出力し、そこから印字合成部71へ送る。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
画像メモリ66に記憶された画像データはCPU68からアクセス可能な構成になっている。そのため、画像メモリ66に記憶された画像データの内容を加工することが可能であり、例えば、画像の間引き処理、画像の切り出し処理等を行なえる。その加工には、画像メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことによって、画像メモリ66の処理を行なう。加工された画像は再度画像メモリ66に保持される。
また、スキャナ50によって読み取った画像データを電子メールなどを利用して外部に配信する際のデータのエンコード処理や、配信の宛先データを持つアドレス帳などの保管や編集あるいは削除といった一連の動作を行なう際にも、ハードディスク75が利用される。
このように、CPU68が画像データの入力および出力を決めることにより、CPU68に接続された画像メモリコントローラ65による画像の流れを切り換えることが可能になる。
図7は、セレクタ64における1ページ分の画像データおよび制御信号の一例を示すタイミングチャートである。
図7において、/FGATE(「/」はローアクティブを示す)はフレームゲート信号であり、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表わしている。
/LSYNCは1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで画像データが有効となる。
これらの信号は、画素クロック信号VCLK(画素同期信号)に同期しており、その1周期に対して1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。
このデジタル複合機1では、転写紙への書込密度が400dpi、最大画素数が主走査4800画素、副走査6800画素である。画像データは、階調が「255」に近いほど白画像になるものとする。
〔第1実施例〕
図8は、このデジタル複合機1のメインコントローラ20によるこの発明に関わる制御(画像出力制御)の第1例を示すフローチャートである。
図9〜図15は、ユーザの操作によってデジタル複合機1から所要の処理画像を出力させる際の操作手順を説明するための液晶タッチパネル31の操作画面の異なる例を示す図である。なお、斜線を施している機能キーは、白黒表示の反転を示している。
図17は、このデジタル複合機1の制御系のシステム視点で見た場合のこの発明に関わる要部構成例を示す機能ブロック図である。
このデジタル複合機1は、図16,図17に示すように、入力部600,編集部610,および出力部620を備えている。
なお、第1実施例では、編集部610による編集処理(編集モードに係わる処理)を省略するものとする。
その後、操作画面上のいずれかの機能キー、つまり入力画像指定部310の原稿画像キー311,蓄積画像キー312,受信画像キー313、および出力形式指定部320の印刷キー321,蓄積キー322,送信キー323のいずれかが押下された時に、図8の処理ルーチンをスタートする。
次に、ステップS3で読取モード設定処理を行う。
押下された機能キーが入力画像指定部310上の受信画像キー313の場合には、ステップS8で受信画像が入力画像として指定されたと判断し、ステップS9で図6のI/Oポート67を選択する。
押下された機能キーが出力形式指定部320上の印刷キー321の場合には、ステップS10で印刷出力が出力形式と指定されたと判断し、ステップS11で図6のプロッタ550を選択する。なお、印刷キー321が押下された場合には、図12に示すように印刷キー321の白黒表示を反転させる。
すなわち、例えば印刷キー321が再度押下された場合に、操作画面に図13に示すような片面キー3211aと両面キー3211bとからなる印刷モード設定部3211を表示する。そして、そのいずれかの機能キーが押下されると、その機能キーに対応する印刷モードを設定する。つまり、片面キー3211aが押下された場合には転写紙の片面のみに画像を印刷する片面印刷モードを、両面キー3211bが押下された場合には転写紙の両面に画像を印刷する両面印刷モードをそれぞれ設定する。
すなわち、原稿画像が入力画像として指定されていた場合に、スキャナ50およびプロッタ550を選択するため、スキャナ50で読み取った原稿画像(画像メモリ66内の原稿画像)をプロッタ550で印刷出力できるように画像転送経路を決定する。
押下された機能キーが出力形式指定部320上の蓄積キー322の場合には、ステップS14で蓄積が出力形式として指定されたと判断し、ステップS15で画像メモリ66を選択した後、ステップS16でロジック判定処理を行う(ステップS13で既にロジック判定処理を行っていた場合には更新する)。
押下された機能キーが出力形式指定部320上の送信キー323の場合には、ステップS17で送信が出力形式として指定されたと判断し、ステップS18でI/Oポート67を選択する。なお、送信キー323が押下された場合には、図14に示すように送信キー323の白黒表示を反転させる。
すなわち、例えば送信キー323が再度押下された場合に、操作画面に図15に示すような予め登録された複数の送信先(宛先)からなる送信先指定部3231を表示する。そして、そのいずれかの送信先が押下されると、その送信先を設定する。なお、新たな送信先を入力して設定することもできる。また、図15の例では、送信先指定部3231を構成する複数の送信先としてEメールアドレス(電子メールアドレス)を表示しているが、FAX番号等の他の送信先を表示してもよい。あるいは、EメールアドレスやFAX番号等の各種送信先をまとめて表示してもよい。
すなわち、原稿画像が入力画像として指定されていた場合には、スキャナ50およびI/Oポート67を選択するため、スキャナ50で読み取った原稿画像(画像メモリ66内の原稿画像)をI/Oポート67に入力できるように画像転送経路を決定する。蓄積画像が入力画像として指定されていた場合には、画像メモリ66およびI/Oポート67を選択するため、画像メモリ66内の画像をI/Oポート67に入力できるように画像転送経路を決定する。
すなわち、ロジック判定処理で図16に示すようにスキャナ50で読み取った原稿画像をプロッタ550(印刷出力)とI/Oポート67(送信)の両方に入力できるように画像転送経路を決定した場合には、図17に示すようにスキャナ50で読み取った原稿画像を画像メモリ66から読み出し、それをプロッタ550に転送して印刷出力を行わせると共に、I/Oポート67によってネットワークN経由で先に設定した送信先、例えばパソコンA又はBへメール等によって送信(配信)させる。
画像メモリ66内の画像をプロッタ550とI/Oポート67の両方に入力できるように画像転送経路を決定した場合には、画像メモリ66内の画像を読み出してプロッタ550に転送して印刷出力を行わせると共に、I/Oポート67によってネットワークN経由で先に設定した送信先へ送信させる。
スキャナ50で読み取った画像を画像メモリ66に入力できるように画像転送経路を決定した場合には、スキャナ50で読み取った原稿画像は既に画像メモリ66に蓄積されているため、その原稿画像をそのまま蓄積しておく。
スキャナ50で読み取った画像をI/Oポート67に入力できるように画像転送経路を決定した場合には、スキャナ50で読み取った原稿画像を画像メモリ66から読み出し、それをI/Oポート67によってネットワークN経由で先に設定した送信先へ送信させる。
また、原稿画像が入力画像として指定された場合に、スキャナに原稿画像を読み取らせて画像メモリに蓄積させるため、その原稿画像の蓄積後に、ユーザがその原稿画像の出力形式を決めれば良く、意図しない画像出力を誤って行わせてしまう可能性が少なくなる。しかも、一度出力させた原稿画像を同じ出力形式又は他の出力形式で出力させたい場合に、その原稿画像をスキャナによって再度読み取らせる必要がなくなるため、業務効率の向上にもつながる。
図18は、このデジタル複合機1のメインコントローラ20によるこの発明に関わる制御(画像出力制御)の第2例を示すフローチャートである。
図19〜図21は、スキャナ50で1枚の原稿画像を読み取った時に液晶タッチパネル31に表示されるプレビュー画像の異なる例を示す図である。
図22は、このデジタル複合機1の制御系のユーザ視点で見た場合のこの発明に関わる他の要部構成例を画像転送経路の一例と共に示す機能ブロック図であり、図16と同じ部分には同一符号を付している。
この第2実施例において、液晶タッチパネル31に表示される操作画面は第1実施例と略同様なので、再び図9〜図15を参照する。
また、第2実施例は、図8等によって説明した第1実施例に編集部610による編集処理(編集モードに係わる処理)とプレビュー画像処理を追加したものであり、それらの処理を含む図18のステップS40以降の処理について説明する。
すなわち、例えば印刷キー321が再度押下された場合に、操作画面に図13に示したような片面キー3211aと両面キー3211bとからなる印刷モード設定部3211の他に図示しない編集モード設定部を表示するので、印刷モード設定部3211上のいずれかの機能キーが押下された場合には、その機能キーに対応する印刷モードを設定する。
すなわち、原稿画像が入力画像として指定され、且つ編集モードが設定されていた場合には、スキャナ50,編集部610内の設定編集モードに対応する処理部(編集部),およびプロッタ550を選択するため、スキャナ50で読み取った原稿画像(画像メモリ66内の原稿画像)を編集部610内の設定編集モードに対応する処理部で編集処理してプロッタ550で印刷出力できるように画像転送経路を決定する。
すなわち、ロジック判定処理で図22に示すようにスキャナ50で読み取った原稿画像を編集部610内の設定編集モードに対応する処理部で編集処理(例えば変倍処理)してプロッタ550(印刷出力)に入力できるように画像転送経路を決定した場合には、図23に示すようにスキャナ50で読み取った原稿画像を画像メモリ66から読み出し、それを編集部610内の設定編集モードに対応する処理部に編集処理を行わせた後、プロッタ550に転送して印刷出力を行わせる。
スキャナ50で読み取った原稿画像を編集部610内の設定編集モードに対応する処理部で編集処理してプロッタ550とI/Oポート67の両方に入力できるように画像転送経路を決定した場合には、スキャナ50で読み取った原稿画像を画像メモリ66から読み出し、それを編集部610内の設定編集モードに対応する処理部に編集処理を行わせた後、プロッタ550に転送して印刷出力を行わせると共に、I/Oポート67によってネットワークN経由で先に設定した送信先へ送信させる。
画像メモリ66内の画像を編集部610内の設定編集モードに対応する処理部で編集してプロッタ550とI/Oポート67の両方に入力できるように画像転送経路を決定した場合には、画像メモリ66内の画像を読み出して編集部610内の設定編集モードに対応する処理部に編集処理を行わせた後、プロッタ550に転送して印刷出力を行わせると共に、I/Oポート67によってネットワークN経由で先に設定した送信先へ送信させる。
また、原稿画像が入力画像として指定された場合に、スキャナに原稿画像を読み取らせて画像メモリに蓄積させるため、その原稿画像の蓄積後に、ユーザがその原稿画像の出力形式や編集モードを決めれば良く、また読み取った原稿画像(他の入力画像でもよい)又はその編集画像に基づいてプレビュー画像を作成して表示し、その後原稿画像又はその編集画像の出力を許可するので、意図しない画像出力を誤って行わせてしまう可能性が少なくなる。しかも、一度出力させた原稿画像を同じ出力形式や編集モード又は他の出力形式や編集モードで出力させたい場合に、その原稿画像をスキャナによって再度読み取らせる必要がなくなるため、業務効率の向上にもつながる。
図24は、図18のステップS52のプレビュー画像処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
図25〜図28は、スキャナ50で複数枚の原稿画像を読み取った時に液晶タッチパネル31に表示されるプレビュー画像の異なる例を示す図である。
第3実施例は、図18等によって説明した第2実施例とは、プレビュー画像処理が異なるだけなので、再び図18を参照する。
すなわち、まずステップS61でキー操作によるページ指定の有無を判断し、ページ指定がなかった場合にはステップS65で操作画面上に既にプレビュー画像を表示しているか否かを判断して、表示していれば図24の処理ルーチンを終了して図18の処理ルーチンにリターンするが、操作画面上にまだプレビュー画像を表示していなければステップS66で読み取った1ページ目の原稿画像に基づいて(その原稿画像を間引いて)プレビュー画像を作成し、それをステップS64で操作画面上に表示する。
指定ページのプレビュー画像の作成が可能でない場合、つまりスキャナ50で指定ページの原稿画像をまだ読み取っていない場合には、ステップS67でダミーのプレビュー画像を作成し、それをステップS64で操作画面上に表示する。
その後、ユーザによって操作画面上のページ指定用の「Next」キーが押下される毎に図26,図27に示すように2ページ目,3ページ目の原稿画像に基づいて作成したプレビュー画像を順次操作画面上に表示していき、例えば4ページ目の原稿画像をまだ読み取っていない場合には、4ページ目のプレビュー画像としてダミーのプレビュー画像を作成し、それを図28に示すように操作画面上に表示する。
また、原稿画像が入力画像として指定された場合に、スキャナに複数ページ(複数枚)の原稿画像を順次読み取らせて画像メモリに蓄積させることができるため、その蓄積したページの原稿画像の出力形式や編集モードをユーザが決めれば良く、また読み取ったページの原稿画像(他の入力画像でもよい)又はその編集画像に基づいてプレビュー画像を作成して表示し、その後原稿画像又はその編集画像の出力を許可するので、次のような効果も得られる。
さらに、一度出力させた各ページの原稿画像を同じ出力形式や編集モード又は他の出力形式や編集モードで出力させたい場合に、その各ページの原稿画像をスキャナによって再度読み取らせる必要がなくなるため、業務効率の向上にもつながる。
図29は、このデジタル複合機1のメインコントローラ20によるこの発明に関わる制御の第3例を示すフローチャートである。
図30は、設定NG(集約モードが使用できない旨)のメッセージを含む操作画面の一例を示す図である。
図31は、このデジタル複合機1の制御系のユーザ視点で見た場合のこの発明に関わる他の要部構成例を画像転送経路の他の例と共に示す機能ブロック図であり、図22と同じ部分には同一符号を付している。
このデジタル複合機1のメインコントローラ20は、図3に示した操作部30のキー操作により、デジタル複合機1を使用可能な複数のユーザをそれぞれ識別するためのユーザID(ユーザ識別情報)や、各画像入力部,各画像出力部,各編集モード毎の使用可/不可を示す制限情報を入力したり、各ユーザIDと各画像入力部,各画像出力部,各編集モード毎に使用可/不可を示す制限情報とを対応付けて図6のNV−RAM74に記憶保持させることができる。
その後、ステップS73で画像出力制御(図18参照)を行う。
但し、図18のステップS32では、スキャナ50が使用可と判定していた場合にスキャナ50を選択するが、スキャナ50が使用不可と判定していた場合にはスキャナ50の選択を禁止して、その旨を操作画面上に表示する。
ステップS39では、I/Oポート67が使用可と判定していた場合にI/Oポート67を選択するが、I/Oポート67が使用不可と判定していた場合にはI/Oポート67の選択を禁止して、その旨を操作画面上に表示する。
ステップS41では、プロッタ550が使用可と判定していた場合にプロッタ550を選択するが、プロッタ550が使用不可と判定していた場合にはプロッタ550の選択を禁止して、その旨を操作画面上に表示する。
移動モード(編集部610内の移動処理部)が使用可と判定していた場合に、移動モードが指定された場合に移動モードを設定して移動処理部を選択するが、移動モードが使用不可と判定していた場合には、移動モードが指定された場合に移動モードの設定(移動処理部の選択)を禁止して、移動モードの使用禁止を操作画面上に表示する。
ステップS49では、I/Oポート67が使用可と判定していた場合にI/Oポート67を選択するが、I/Oポート67が使用不可と判定していた場合にはI/Oポート67の選択を禁止して、その旨を操作画面上に表示する。
第4実施例によれば、第3実施例と同様の効果を得ることができる。また、ユーザ毎に画像入力部,画像出力部,編集モードの使用制限があるため、ユーザ毎に最適な処理画像を出力することができる。
この発明によるプログラムは、画像処理装置を制御するコンピュータ(CPU)に、この発明による各種機能、つまり入力画像指定手段,出力形式指定手段,選択決定手段,制御手段(読取処理手段,プレビュー画像作成手段,プレビュー画像表示手段,出力許可手段),プレビュー画像記憶手段,編集内容設定手段,編集手段としての機能を実現させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
1C:フィニッシャ 7:原稿セット検知センサ 8,9,10:第1〜第3トレイ14:縦搬送ユニット 15:感光体 16:搬送ベルト 17:定着ユニット
18:排紙ユニット 20:メインコントローラ 21:中間クラッチ
22〜24:第1〜第3給紙クラッチ 25:メインモータ 26:搬送モータ
27:現像ユニット 30:操作部 31:液晶タッチパネル 32:テンキー
33:スタートキー 40:画像処理ユニット(IPU) 50:スキャナ
62:シェーディング補正部 63:MTF・γ補正部 64:セレクタ
65:画像メモリコントローラ 66:画像メモリ 67:I/Oポート
68:CPU 69:ROM 71:印字合成部 72:CPUバス
73:RAM 74:NV−RAM 75:ハードディスク
76:印字イメージデータ発生装置 77:変倍回路 310:入力画像指定部
311:原稿画像キー 312:蓄積画像キー 313:受信画像キー
320:出力形式指定部 321:印刷キー 322:蓄積キー
323:送信キー 550:プロッタ 600:入力部 610:編集部
620:出力部
Claims (22)
- 原稿の画像を読み取る原稿読取手段と、外部機器から画像を受信する画像受信手段と、画像を蓄積する画像蓄積手段と、画像を用紙に印刷して出力する印刷出力手段と、画像を外部機器へ送信する画像送信手段とを備え、前記原稿読取手段,前記画像受信手段,前記画像蓄積手段を画像入力手段として、前記画像蓄積手段,前記印刷出力手段,前記画像送信手段を画像出力手段としてそれぞれ任意に組み合わせて使用することにより所要の処理画像を出力可能な画像処理装置であって、
入力画像を指定する入力画像指定手段と、入力画像の出力形式を指定する出力形式指定手段と、前記入力画像指定手段によって指定された入力画像と前記出力形式指定手段によって指定された出力形式の組み合わせに応じて、必要な画像入力手段および画像出力手段を選択すると共に画像転送経路を決定する選択決定手段と、該選択決定手段によって選択された画像入力手段および画像出力手段を決定された画像転送経路に基づいて使用することにより所要の処理画像を出力させる制御手段とを設け、
該制御手段は、前記入力画像指定手段によって原稿画像が入力画像として指定されることにより、前記選択決定手段によって前記原稿読取手段が画像入力手段として選択された場合に、該原稿読取手段に原稿の画像を読み取らせ、その画像を前記画像蓄積手段に蓄積させる読取処理手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取る原稿読取手段と、外部機器から画像を受信する画像受信手段と、画像を蓄積する画像蓄積手段と、画像を用紙に印刷して出力する印刷出力手段と、画像を外部機器へ送信する画像送信手段とを備え、前記原稿読取手段,前記画像受信手段,前記画像蓄積手段を画像入力手段として、前記画像蓄積手段,前記印刷出力手段,前記画像送信手段を画像出力手段としてそれぞれ任意に組み合わせて使用することにより所要の処理画像を出力可能な画像処理装置であって、
入力画像を指定する入力画像指定手段と、入力画像の出力形式を指定する出力形式指定手段と、前記入力画像指定手段によって指定された入力画像と前記出力形式指定手段によって指定された出力形式の組み合わせに応じて、必要な画像入力手段および画像出力手段を選択すると共に画像転送経路を決定する選択決定手段と、該選択決定手段によって選択された画像入力手段および画像出力手段を決定された画像転送経路に基づいて使用することにより所要の処理画像を出力させる制御手段とを設け、
該制御手段は、前記入力画像指定手段によって指定された入力画像を前記選択決定手段によって選択された画像入力手段から前記画像蓄積手段に蓄積させる際に、その入力画像に基づいてプレビュー画像を作成するプレビュー画像作成手段と、該プレビュー画像作成手段によって作成されたプレビュー画像を表示するプレビュー画像表示手段と、該プレビュー画像表示手段による前記プレビュー画像の表示後、該プレビュー画像に対応する前記画像蓄積手段内の画像を前記選択決定手段によって選択された画像出力手段によって出力するのを許可する出力許可手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2記載の画像処理装置において、
前記制御手段は、前記入力画像指定手段によって原稿画像が入力画像として指定されることにより、前記選択決定手段によって前記原稿読取手段が画像入力手段として選択された場合に、該原稿読取手段に原稿の画像を読み取らせ、その画像を前記画像蓄積手段に蓄積させる読取処理手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2又は3記載の画像処理装置において、
前記プレビュー画像作成手段は、前記入力画像指定手段によって指定され、前記選択決定手段によって選択された画像入力手段から入力された入力画像を間引いてプレビュー画像を作成する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
プレビュー画像を記憶するプレビュー画像記憶手段を設け、
前記プレビュー画像作成手段は、前記入力画像指定手段によって指定された入力画像が前記選択決定手段によって選択された画像入力手段から入力され、前記画像蓄積手段に蓄積されるのと平行して、プレビュー画像を作成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記プレビュー画像作成手段は、前記入力画像指定手段によって指定された入力画像が前記選択決定手段によって選択された画像入力手段から入力され、前記画像蓄積手段に蓄積された後、プレビュー画像を作成することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項5又は6記載の画像処理装置において、
プレビュー画像のページを指定するページ指定手段を設け、
前記プレビュー画像表示手段は、前記プレビュー画像作成手段によって作成された1ページ目のプレビュー画像を表示した後、前記ページ指定手段によって指定されたページのプレビュー画像を表示することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項5又は6記載の画像処理装置において、
プレビュー画像のページを指定するページ指定手段を設け、
前記プレビュー画像表示手段は、前記ページ指定手段によって指定されたページのプレビュー画像のみを表示することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項7又は8記載の画像処理装置において、
前記プレビュー画像作成手段は、前記ページ指定手段によって指定されたページのプレビュー画像を作成可能か否かを判定し、作成可能でなかった場合にダミーのプレビュー画像を作成する手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項2乃至9のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
編集内容を設定する編集内容設定手段と、該編集内容設定手段によって設定された内容の編集を入力画像に対して行う複数の編集手段とを備え、
前記選択決定手段は、前記入力画像指定手段によって指定された入力画像と前記出力形式指定手段によって指定された出力形式と前記編集処理指定手段によって指定された編集内容の組み合わせに応じて、必要な画像入力手段,画像出力手段,および編集手段を選択すると共に画像転送経路を決定する手段であり、
前記プレビュー画像作成手段は、作成したプレビュー画像を前記選択決定手段による選択決定結果に合わせて補正する手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 原稿の画像を読み取る原稿読取手段と、外部機器から画像を受信する画像受信手段と、画像を蓄積する画像蓄積手段と、画像を用紙に印刷して出力する印刷出力手段と、画像を外部機器へ送信する画像送信手段とを備え、前記原稿読取手段,画像受信手段,前記画像蓄積手段を画像入力手段として、前記画像蓄積手段,前記印刷出力手段,画像送信手段を画像出力手段としてそれぞれ任意に組み合わせて使用することにより所要の処理画像を出力可能な画像処理装置における画像出力方法であって、
原稿画像が入力画像として指定された場合に、前記原稿読取手段を画像入力手段として選択し、所定タイミングで前記原稿読取手段に原稿の画像を読み取らせて、その画像を前記画像蓄積手段に蓄積させる処理を開始した後、印刷出力又は送信が出力形式として指定された場合に、前記印刷出力手段又は前記画像送信手段を画像出力手段として選択すると共に画像転送経路を決定し、前記画像蓄積手段内の画像を決定した画像転送経路を経て選択した画像出力手段によって出力させることを特徴とする画像出力方法。 - 請求項11記載の画像出力方法において、
前記原稿読取手段によって読み取った原稿の画像を前記画像蓄積手段に蓄積させる際に、その画像に基づいてプレビュー画像を作成し、その作成したプレビュー画像を表示した後、該プレビュー画像に対応する前記画像蓄積手段内の画像を選択した画像出力手段によって出力するのを許可することを特徴とする画像出力方法。 - 原稿の画像を読み取る原稿読取手段と、外部機器から画像を受信する画像受信手段と、画像を蓄積する画像蓄積手段と、画像を用紙に印刷して出力する印刷出力手段と、画像を外部機器へ送信する画像送信手段とを備え、前記原稿読取手段,前記画像受信手段,前記画像蓄積手段を画像入力手段として、前記画像蓄積手段,前記印刷出力手段,前記画像送信手段を画像出力手段としてそれぞれ任意に組み合わせて使用することにより所要の処理画像を出力可能な画像処理装置のコンピュータに、入力画像を指定する入力画像指定機能と、入力画像の出力形式を指定する出力形式指定機能と、前記入力画像指定機能によって指定された入力画像と前記出力形式指定機能によって指定された出力形式の組み合わせに応じて、必要な画像入力手段および画像出力手段を選択すると共に画像転送経路を決定する選択決定機能と、該選択決定機能によって選択された画像入力手段および画像出力手段を決定された画像転送経路に基づいて使用することにより所要の処理画像を出力させる制御機能とを実現させるためのプログラムであり、
該制御機能は、前記入力画像指定手段によって原稿画像が入力画像として指定されることにより、前記選択決定手段によって前記原稿読取手段が画像入力手段として選択された場合に、該原稿読取手段に原稿の画像を読み取らせ、その画像を前記画像蓄積手段に蓄積させる読取処理機能を有することを特徴とするプログラム。 - 原稿の画像を読み取る原稿読取手段と、外部機器から画像を受信する画像受信手段と、画像を蓄積する画像蓄積手段と、画像を用紙に印刷して出力する印刷出力手段と、画像を外部機器へ送信する画像送信手段とを備え、前記原稿読取手段,前記画像受信手段,前記画像蓄積手段を画像入力手段として、前記画像蓄積手段,前記印刷出力手段,前記画像送信手段を画像出力手段としてそれぞれ任意に組み合わせて使用することにより所要の処理画像を出力可能な画像処理装置のコンピュータに、入力画像を指定する入力画像指定機能と、入力画像の出力形式を指定する出力形式指定機能と、前記入力画像指定機能によって指定された入力画像と前記出力形式指定機能によって指定された出力形式の組み合わせに応じて、必要な画像入力手段および画像出力手段を選択すると共に画像転送経路を決定する選択決定機能と、該選択決定機能によって選択された画像入力手段および画像出力手段を決定された画像転送経路に基づいて使用することにより所要の処理画像を出力させる制御機能とを実現させるためのプログラムであり、
該制御機能は、前記入力画像指定機能によって指定された入力画像を前記選択決定機能によって選択された画像入力手段から前記画像蓄積手段に蓄積させる際に、その入力画像に基づいてプレビュー画像を作成するプレビュー画像作成機能と、該プレビュー画像作成機能によって作成されたプレビュー画像を表示するプレビュー画像表示機能と、該プレビュー画像表示機能による前記プレビュー画像の表示後、該プレビュー画像に対応する前記画像蓄積手段内の画像を前記選択決定機能によって選択された画像出力手段によって出力するのを許可する出力許可機能とを有することを特徴とするプログラム。 - 請求項14記載のプログラムにおいて、
前記制御機能は、前記入力画像指定機能によって原稿画像が入力画像として指定されることにより、前記選択決定機能によって前記原稿読取手段が画像入力手段として選択された場合に、該原稿読取手段に原稿の画像を読み取らせ、その画像を前記画像蓄積手段に蓄積させる読取処理機能を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項14又は15記載のプログラムにおいて、
前記プレビュー画像作成機能は、前記入力画像指定機能によって指定され、前記選択決定機能によって選択された画像入力手段から入力された入力画像を間引いてプレビュー画像を作成する機能であることを特徴とするプログラム。 - 請求項14乃至16のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、プレビュー画像を記憶するプレビュー画像記憶機能をも実現させるためのプログラムであり、
前記プレビュー画像作成機能は、前記入力画像指定機能によって指定された入力画像が前記選択決定機能によって選択された画像入力手段から入力され、前記画像蓄積手段に蓄積されるのと平行して、プレビュー画像を作成することを特徴とするプログラム。 - 請求項14乃至16のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記プレビュー画像作成機能は、前記入力画像指定機能によって指定された入力画像が前記選択決定機能によって選択された画像入力手段から入力され、前記画像蓄積手段に蓄積された後、プレビュー画像を作成することを特徴とするプログラム。 - 請求項17又は18記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、プレビュー画像のページを指定するページ指定機能をも実現させるためのプログラムであり、
前記プレビュー画像表示機能は、前記プレビュー画像作成機能によって作成された1ページ目のプレビュー画像を表示した後、前記ページ指定機能によって指定されたページのプレビュー画像を表示することを特徴とするプログラム。 - 請求項17又は18記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、プレビュー画像のページを指定するページ指定機能をも実現させるためのプログラムであり、
前記プレビュー画像表示機能は、前記ページ指定機能によって指定されたページのプレビュー画像のみを表示することを特徴とするプログラム。 - 請求項19又は20記載のプログラムにおいて、
前記プレビュー画像作成機能は、前記ページ指定機能によって指定されたページのプレビュー画像を作成可能か否かを判定し、作成可能でなかった場合にダミーのプレビュー画像を作成する機能を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項13乃至21のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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-
2005
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