JP2006087058A - 画像処理装置およびその状態情報通知方法と画像処理システム並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【目的】 デジタル複合機等の画像処理装置を多数のクライアント端末(ユーザ)が共用する際に、各クライアント端末が画像処理装置の状態変化に関する必要な情報が確実に得られ、しかも応答速度が低下しないようにする。
【構成】 画像処理装置で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類して、その各グループ毎にそれぞれ個別のサービス識別子(グループ識別子)を対応させたテーブルを作成し、その複数の各サービス識別子毎に、各クライアント端末からの指定を端末識別子で登録し、各種の状態変化のいずれかが発生したときに、上記テーブルを参照して上記サービス識別子を特定し、その特定したサービス識別子に対して端末識別子が登録されているクライアントのみに、発生した状態変化に応じた通知内容を通知するように、通知範囲を制限する。
【選択図】 図13

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ装置など複数の機能を持ち、ネットワークに接続可能なデジタル複合機等の画像形成装置を含む画像処理装置およびその状態情報通知方法、その画像処理装置と複数のクライアント端末とをネットワークを介して接続した画像処理システム、並びにその画像処理装置に設けたコンピュータに、状態情報通知に係わる機能を実現させるためのプログラムに関する。
近年、複写機はデジタル化され、さらに複数の機能をもつように複合化されてきている。例えば、複写画像を形成する際に、画像データで変調したレーザ光で帯電した感光体ドラムの表面を走査して画像を書き込む(静電潜像を形成する)方式は、レーザプリンタの書き込み方式と全く同じ仕組みである。そのため、両用のコントローラを搭載すれば、複写機とプリンタの機能を一体化すなわち複合化することができる。同様に、ファクシミリ装置とスキャナ装置の機能も複合化することができる。
このような複合機の登場によって、これまでそれぞれ単機能の事務機だった複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ装置などが1台の複合機(MFPと略称される)にまとまり、オフィスのトータルコストの低減につながっている。
また、近年においては、複写機は複合化だけでなく、ネットワーク化も行われている。例えばデジタル化によってデジタル複合機がオフィスのネットワークに接続可能になり、パーソナルコンピュータやサーバと一緒に使用されるようになった。
そのため、デジタル複合機に搭載されているオペレーションパネル(操作部)だけでなく、その複合機とネットワークを介して接続されているパーソナルコンピュータ等のリモート装置からもその複合機に対してアクセスすることが可能になった。例えば、パーソナルコンピュータ上から複合機によるFAX送信が可能になったり、Webブラウザから複合機の状態を参照したり、その複合機内に保存されている文書を閲覧することなども可能になった。
ここで、デジタル複合機における読取ジャムや印刷ジャム、あるいは用紙残量など、複合機で発生する多数の状態変化を、自身のオペレーションパネルやリモート装置(クライアント)のユーザインターフェイスに表示させる場合、デジタル複合機の複雑化によって、その状態変化でユーザインターフェイスに通知する情報は多数存在するようになってきている。また、デジタル複合機に対して指示を行うユーザインターフェイスも多種化しており、デジタル複合機で発生する状態変化全てをすべてのクライアント端末のユーザインターフェイスに通知すると、デジタル複合機とクライアント端末のユーザインターフェイスとの間の通信量が多くなり、応答速度が低下してしまうという問題がある。
そこで、図18に示すようなデジタル複合機MFPに複数のクライアント端末(パーソナルコンピュータ等)C1,C2,…が接続されている画像処理システムにおいて、デジタル複合機MFPで発生する事象によって、どのクライアント端末のユーザインターフェイスにそれを通知するかを判断して、ユーザ(クライアント)に必要な情報のみを通知することが行われている。しかし、それを実行するためにはデジタル複合機MFP側に、各種の通知の要否をクライアント端末毎に判断するための特別なプログラムが必要であり、汎用性がなく、クライアント端末に変更があるとデジタル複合機MFP側のプログラムも変更しなければならないという問題があった。
また、特許文献1には、障害監視通知機能を有する画像形成装置および障害監視方法として、デジタル複合機のようなマルチファンクション画像形成装置で障害が発生した場合に、障害の発生内容を、適切なタイミングで適切な通知先に通知できるようにすることが提案されている。
特開2004−130790号公報
そのために、画像形成装置において発生し得る障害の各々に対して、その障害を通知すべき通知先を予め対応付けて格納しておき、画像形成装置に障害が発生した場合にそれを検出し、その検出した障害に対応付けられている通知先を読み出して、その通知先へその障害の情報を通知する。そのために、障害内容データベースを構成し、障害内容に対応する通知先として、利用者あるいは管理者の電子メールアドレスあるいはそれに加えて端末装置のIPアドレスや電話番号などを格納しておくことが開示されている。
しかしながら、この特許文献1に開示されている画像形成装置およびその障害通知方法は、画像形成装置で発生する障害に関する情報しか通知せず、障害に対する早急な対応やメンテナンスの迅速化を図るためのものであり、多数のクライアント端末によってデジタル複合機のような画像処理装置を共用する場合の利便性を向上させながら、情報伝達の応答速度が低下するのを防ぐようなことを意図していない。
そのため、障害の種類に対する各通知先は予め画像形成装置側で決められており、クライアント端末側の要求によって決まるものではない。すなわち、クライアント端末側でその画像形成装置を利用するために必要な情報を選択して得るようにするようなことはできないため、ユーザがパーソナルコンピュータなどで使用する種々のアプリケーションに適した情報が得られるものではなかった。
この発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、デジタル複合機等の画像処理装置を多数のクライアント端末(ユーザ)が共用する際に、各クライアント端末がその機能(アプリケーション)に応じて必要な画像処理装置の状態変化に関する情報のみが、その情報が発生する都度通知されるようにし、且つ全体の通信量を減らして応答速度の低下を防ぐようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、2つ以上のクライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置において、該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類してその各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを記憶する第1の記憶手段と、上記各グループ識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを記憶する第2の記憶手段と、上記クライアント端末のいずれかから上記グループブ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を上記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子と対応させて登録する登録手段と、上記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、上記第1の記憶手段に記憶されている上記第1のテーブルを参照して上記グループ識別子を特定し、上記第2の記憶手段に記憶されている上記第2のテーブルを参照して該特定したグループ識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、発生した状態変化に応じた通知内容を通知する制限通知手段とを設けたものである。
上記登録手段は、一つのクライアント端末の端末識別子を上記第2のテーブルの複数のサービス識別子に対して登録できるようにするとよい。
また、上記登録手段は、一つのクライアント端末の端末識別子は上記第2のテーブルの同じグループ識別子に対しては一度だけ登録するのが望ましい。
そのため、上記登録手段は、一つのクライアント端末から同じグループ識別子が複数回指定されたときには、そのうちの1回の指定のみを有効にして該クライアント端末の端末識別子を上記第2のテーブルに登録し、それ以外の指定は無視する機能を有するとよい。
上記グループ識別子の種類は、読取情報、印刷情報、送信情報、受信情報、蓄積情報、アドレス帳情報、管理情報、および環境情報のうちの2つ以上の種類であるとよい。
また、上記制限通知手段は、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルを参照した際に、上記特定したグループ識別子に対して複数のクライアント端末の端末識別子が登録されているときには、上記発生した状態変化に応じた通知内容を、該複数の端末識別子の各クライアント端末にまとめて送信する手段を有するとよい。
これらの画像処理装置において、上記クライアント端末のいずれかから登録解除要求があったときには、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルの該クライアント端末の端末識別子の登録を削除する登録解除手段を設けるのが望ましい。
また、この発明による画像処理装置の状態情報通知方法は、2つ以上のクライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置の状態情報通知方法であって、該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類して、その各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを作成して第1の記憶手段に記憶させておき、上記各グループ識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを第2の記憶手段に記憶させ、上記クライアント端末のいずれかから前記グループ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子と対応させて登録し、上記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、上記第1の記憶手段に記憶されている第1のテーブルを参照して上記グループ識別子を特定し、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルを参照して、該特定したグループ識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、上記発生した状態変化応じた通知内容を通知することを特徴とする。
上記第2のテーブルに上記クライアント端末の端末識別子を登録する際に、一つのクライアント端末のIDを複数のサービス識別子に対しても登録することができる。
また、上記第2のテーブルに上記クライアント端末の端末識別子を登録する際に、一つのクライアント端末からの端末識別子は前記第2のテーブルの同じグループ識別子に対しては一度だけ登録するのが望ましい。
そのため、上記第2のテーブルに上記クライアント端末の端末識別子を登録する際に、一つのクライアント端末から同じサービス識別子が複数回指定されたときには、そのうちの1回の指定のみを有効にして該クライアント端末の端末識別子を上記第2のテーブルに登録し、それ以外の指定は無視するとよい。
上記グループ識別子の種類は、読取情報、印刷情報、送信情報、受信情報、蓄積情報、アドレス帳情報、管理情報、および環境情報のうちの2つ以上種類であるとよい。
さらに、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルを参照した際に、上記特定したグループ識別子に対して複数のクライアント端末の端末識別子が登録されているときには、上記発生した状態変化に応じた通知内容を、該複数の端末識別子の各クライアント端末にまとめて送信するのが望ましい。
これらの画像処理装置の状態情報通知方法において、上記クライアント端末のいずれかから登録解除要求があったときには、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルの該クライアント端末の端末識別子の登録を削除するのが望ましい。
また、この発明による画像処理システムは、2つ以上のクライアント端末と、その各クライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置とをネットワークを介して接続した画像処理システムである。
そして、上記画像処理装置に、該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類してその各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを記憶する第1の記憶手段と、上記各サービス識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを記憶する第2の記憶手段と、上記クライアント端末のいずれかから上記グループ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を上記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子と対応させて登録する登録手段と、上記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、上記第1の記憶手段に記憶されている第1のテーブルを参照して上記グループ識別子を特定し、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルを参照して該特定したグループ識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、上記発生した状態変化応じた通知内容を通知する制限通知手段とを設けたことを特徴とする。
この画像処理システムにおいても、上記グループ識別子の種類は、読取情報、印刷情報、送信情報、受信情報、蓄積情報、アドレス帳情報、管理情報、および環境情報のうちの2つ以上の種類であるとよい。
上記画像処理装置の制限通知手段は、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルを参照した際に、上記特定したグループ識別子に対して複数のクライアント端末の端末識別子が登録されているときには、上記発生した状態変化に応じた通知内容を、該複数の端末識別子の各クライアント端末にまとめて送信する手段を有することができる。
また、上記画像処理装置に、上記クライアント端末のいずれかから登録解除要求があったときには、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルの該クライアント端末の端末識別子の登録を削除する登録解除手段を設けるのが望ましい。
この発明によるプログラムは、2つ以上のクライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置に設けられたコンピュータに、該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類してその各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを格納する機能と、上記各グループ識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを格納する機能と、上記クライアント端末のいずれかから上記グループ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を上記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子とを対応させて登録する機能と、上記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、上記第1の記憶手段に記憶されている上記第1のテーブルを参照して上記グループ識別子を特定し、上記第2の記憶手段に記憶されている第2のテーブルを参照して該特定したサービス識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、前記発生した状態変化応じた通知内容を通知する機能とを実現させるためのプログラムである。
この発明は、MFP等の画像処理装置に接続される複数のクライアント端末(リモート装置)にとって、画像処理装置側で発生した状態変化の中に必要な情報と不必要な情報が混在していることに着目した。たとえば、パソコン上のソフトから画像処理装置のファクシミリ機能を利用してFAX送信を行うクライアント端末は、スキャナのジャムや用紙残量などの情報は必要ないし、Webブラウザから画像処理装置内に保存されている文書の閲覧するクライアント端末には、FAXの送信状態や受信状態などの情報は必要ない。
そこで、この発明による画像処理装置およびその状態情報通知方法は、画像処理装置に動作指示して利用する各クライアントのユーザインターフェイス(アプリケーションによる)から画像処理装置に対して、そこで発生する各種の状態変化に対して通知が必要な範囲をグループ識別子で指定してもらい、それを登録しておく。そして、その各グループ識別子毎に登録されたクライアント端末にのみに、状態変化の通知範囲を制限することによって、画像処理装置とクライアント端末との間の通信量を削減して応答速度の低下を防ぐことができる。しかも、各クライアント端末が利用する機能に応じて必要とする情報を確実に得ることができる。さらに、各クライアント端末が画像処理装置における状態変化の通知内容を機能ごとに分類したグループ識別子で指定するようにしたため、必要な情報をクライアント端末が個別に指定する必要がなく、指定後に新たな状態変化が増えるたびにクライアント端末からそれを追加指定する必要もなく、利用性を高めることができる。
この発明による画像処理システムは、この発明によるMFP等の画像処理装置と複数のパーソナルコンピュータ等のクライアント端末とをネットワークを介して接続して、利用性が高く、応答速度が速い画像処理システムを構成したものである。
この発明によるプログラムを用いれば、画像処理装置内のメモリに読み込ませるか、予め格納しておけば、内蔵のコンピュータ(マイクロコンピュータ)にこの発明による上記の状態情報通知に関する各機能を容易に実現させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、この実施形態では画像処理装置として画像形成装置、特に複写機、スキャナ装置、プリンタおよびファクシミリ装置等の機能を備えたデジタル複合機(MFP)を用いた例について説明する。
〔ネットワーク環境の例〕
まず、この発明による画像処理装置であるデジタル複合機を使用するネットワーク環境の一例を図1に示す。
このデジタル複合機1は、画像記憶装置としてハードディスクHDを内蔵しており、ローカルエリアネットワーク(LAN)等のネットークNを介して、複数のクライアント端末であるパーソナルコンピュータ(PC)A,B、サーバSおよびファックスFと通信するためのモデムMからなる配信サーバC、簡易メール転送(SMP)サーバD、ファイル転送(FTP)サーバE等の様々な機器と接続されている。
〔デジタル複合機の機構部の構成例〕
図2に、この発明に使用するデジタル複合機の機構部の構成例を示す。
このデジタル複合機1は、装置本体1Aとその上部に搭載された自動原稿送り装置(以下「ADF」と略称する)1Bと、排紙口のある側面に取り付けられたフィニッシャ1Cとによって構成されている。
ここで、このデジタル複合機の構成を、その主たる機能である複写機能時の動作によって説明する。ADF1Bの原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のプリントキーが押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定位置に給送される。こうして、一枚の原稿の給送を完了すると原稿枚数をカウントアップするカウント機能も有している。
コンタクトガラス6上の所定位置に給送された原稿は、スキャナ(読み取りユニット)50によって、コンタクトガラス6側の面の画像が読み取られた後、その読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。なお、給送ローラ3、給送ベルト4、および排送ローラ5は、図2には示していない搬送モータによって駆動される。1枚の原稿の画像読み取りが終了する毎に、原稿セット検知センサ7によって原稿台2上に次の原稿が有るか無いかを検知し、あれば次の原稿を前の原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送し、以後上述した動作を繰り返す。
スキャナ50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系には、露光ランプ51、第1ミラー52、第2ミラー55及び第3ミラー56、レンズ53、およびCCDイメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ51と第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー55と第3ミラー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されている。
原稿像を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査される。
この光学走査系は、図示しないスキャナ駆動モータによって駆動される。コンタクトガラス6上にセットされた原稿の画像は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。すなわち、光学走査系の露光ランプ51によって原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を第1ミラー52,第2ミラー55,第3ミラー56,およびレンズ53を介してCCDイメージセンサ54の受光面に結像させ、そのCCDイメージセンサ54によって電気信号に変換する。
このとき、レンズ53とCCDイメージセンサ54を図2の左右方向に移動させることにより、原稿の給送方向の画像読み取り倍率が変わる。つまり、予め設定された画像読み取り倍率に対応してレンズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向の位置が設定される。
このスキャナ50によって読み取られた原稿の画像データ(画像情報)は、書き込みユニット57により変調されたレーザ光によって感光体15上に書き込まれる。その書き込みユニット57は、レーザ出力ユニット58、結像レンズ59、およびミラー60で構成され、レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が設けられている。この書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、図示していない帯電ユニットによって表面が一様に帯電され、矢示方向に回転するドラム状の感光体15の表面に照射され、そこに静電潜像を形成する。
一方、装置本体1A内の下部には第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10が多段に配設されており、そこにそれぞれ収納された転写紙が、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によってドラム状の感光体15に当接する位置まで搬送される。但し、実際には各給紙トレイ8〜10のうちのいずれかが選択され、その選択された給紙トレイからのみ転写紙が給紙される。
前述のようにして感光体15上に形成された静電潜像は、現像ユニット27を通過することによって現像され、感光体15上にトナー像が形成される。そして、縦搬送ユニット14によって給紙された転写紙は、感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17を通ってそのトナー像が定着され、コピー済み転写紙として排紙ユニット18によって後処理装置のフィニッシャ1Cに排出される。
このとき、例えばフェースダウン(転写紙をページ順に揃えるため画像面を下向きにする)排紙のために、一方の面にトナー画像が形成された転写紙を反転したい場合は、排紙ユニット18における図示しない分岐爪の切り換えにより、その転写紙を両面入紙搬送路113を通して反転ユニット112へ搬送して表裏を反転させ、その後スイッチバック搬送して反転排紙搬送路114を通してフィニッシャ1Cへ排出する。
フィニッシャ1Cは、装置本体1Aの排紙ユニット18によって搬送されてきたコピー済み転写紙を、通常排紙部方向とステープル処理部方向へ選択的に導くために切換板101を設けている。その切換板101を上向きに切り換えることにより、コピー済み転写紙を排紙搬送ローラ102,103を経由して通常の排紙トレイ104上に排紙することができる。また、切換板101を下向きに切り換えると、コピー済み転写紙をステープラ搬送ローラ105,107を経由して、ステープル台108上に搬送することができる。
ステープル台108上に積載されたコピー済み転写紙は、一枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー109(落下ストッパを兼ねている)によって紙端面が揃えられ、一部のコピー(一連の複数枚のコピー)が完了するとステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられたコピー済み転写紙群は、自重によってステープル完了排紙トレイ110上に落下し、そこに収納される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイであり、原稿毎あるいは、後述する画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、排出されてくるコピー済み転写紙を簡易的に仕分けることができる。
転写紙の両面に画像を作像する両面コピーモードの場合には、装置本体1Aにおいて給紙トレイ8〜10のいずれかから給紙され、一方の面に作像された転写紙(片面コピー済みの転写紙)を、排紙ユニット18内の図示しない分岐爪の切り換えによって、両面入紙搬送路113を通して反転ユニット112に搬送して表裏を反転し、その後スイッチバック搬送して両面搬送ユニット111に送り込んで再び表裏を反転する。
両面搬送ユニット111に送られた転写紙は、再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面搬送ユニット111から再給紙され、再度縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送されて、他方の面にトナー像が転写される。その後、定着ユニット17によってそのトナー像が定着され、排紙ユニット18によってフィニッシャ1Cに排出される。以後、フィニッシャ1Cによって上述と同様の動作が行われ、1枚ごとに通常排紙されるか、あるいは一部ごとにステープルで綴じられる。このように、転写紙の両面に画像を作成する場合に両面搬送ユニット111が使用される。
感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は、図2には示していないメインモータによって駆動され、各給紙装置11〜13はそのメインモータの駆動を各々給紙クラッチによって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータの駆動を中間クラッチによって伝達駆動される。これらについては図5によって後述する。
〔操作部の構成および表示例〕
図3は、このデジタル複合機1の操作部の構成例を示すレイアウト図である。
この操作部30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストップキー33、プリントキー(スタートキー)34、予熱キー35、リセットキー36、初期設定キー37、コピーキー38、コピーサーバキー39、スキャナキー41、プリンタキー42、およびFAXキー43が設けられている。
液晶タッチパネル31には、各種の機能キーや、セットされた部数、およびデジタル複合機の状態を示すメッセージなどが表示される。
そして、初期設定キー37を押すことによって、このデジタル複合機の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能である。例えば、機内に収納する用紙のサイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定したりすることが可能である。また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等を選択することや、国際エネルギースター計画に従った低電力状態へ移行する時間の設定、オートオフ/スリープモードに移行する時間の設定も可能である。
予熱キー35を押すと、このデジタル複合機は待機状態から電力低減状態(予熱状態)に移行し、定着温度を低下させたり、操作部の表示を消灯したりする。この予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う低電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解除して待機状態に移行させるには、この予熱キーを再度押下すればよい。テンキー32は、印刷部数(コピー枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。
クリア/ストップキー33は、置数(印刷部数)をクリアしたり、実行中の動作を中止させるためのキーである。
コピーキー38の押下によりコピー機能の使用が可能になる。コピーサーバキー39は、既存の蓄積画像データの編集(コピーモード設定、印刷、削除)を行なうときに使用する。このコピーサーバの詳細は後述する。
スキャナキー41は、前述したスキャナ50(図2)によって読み取った原稿の画像データを機内の記憶装置に蓄積するときや、スキャナより読み取った画像データや画像メモリ等の記憶装置に蓄積されている画像データを外部に送信するとき等に使用する。その詳細は後述する。
プリンタキー42の押下により、ネットワークを介して転送される印刷データを転写紙に印刷するプリンタ機能が使用可能になり、FAXキー43の押下により、スキャナで読み込んだ画像データを、指定された電話番号のフアクシミリ装置へ送信するファクシミリ機能が使用可能になる。
図4は、この操作部30のコピー機能時における液晶タッチパネル31の表示画面の一例を示す図である。
オペレータが、この液晶タッチパネル31に表示された各キーにタッチすることによって、選択された機能を示すキーの表示が黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍であれは変倍値等)は、そのキーにタッチすると詳細機能の設定画面が表示される。そのため、この液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使用しており、その時の最適な表示をグラフィカルに行なうことができる。
図4に示す表示画面の中央上部には、「コピーできます」、「お待ちください」等のメッセージを表示するメッセージエリア31aがある。その右側の領域には、読み取った原稿枚数、セットされた部数、完了したコピー枚数をそれぞれ表示する枚数表示部、コピーを一部ずつページ順にそろえる処理を指定するソートキー、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指定するステープルキーなどが表示される。
中央部のメッセージエリア31aの下側の領域には、転写紙を自動的にあるいは指定して選択するための紙選択キー群、倍率を等倍にセットする等倍キー、用紙を指定して変倍する用紙指定変倍キー群、拡大/縮小倍率をセットする変倍率キー、片面原稿を両面コピーするモードを設定する片面・両面キー、両面原稿を両面コピーするモードを設定する両面・両面キー、片面原稿を片面集約コピーするモードを設定する集約キー、少し小さめにコピーをするモードを設定する少し小さめキー、表紙/合紙モードを設定する表紙/合紙キー、とじ代モード等を設定する編集キー、両面/集約/分割コピーのいずれかのモードを設定するための両面/集約/分割キー、変倍コピーモードを設定するための変倍キーなどが表示される。
左側の領域には、文字原稿、写真原稿などの原稿の種類を指定するための原稿種類キー、印刷濃度を自動的に設定することを指定するための自動濃度キー、手動で濃度を変化すせるための濃度調整キーである「うすく」および「こく」、特殊な原稿の使用を指定するための特殊原稿送りキーなどが表示される。
メッセージエリア31a内には、このデジタル複写機が接続されたネットワークを介して多量のプリント動作を複数の画像形成装置に分けてプリントアウトすることを設定するための連結キーや、システムの状態を知るためのシステムステータスキーも表示される。
コピーサーバ機能によって蓄積画像の編集を行なう場合には、図3に示した操作部30のコピーサーバキー39を押下する。このとき液晶タッチパネル31の表示は図5に示すようになる。
その表示領域70には、後述するハードディスク等の画像記憶装置に蓄積された画像データの各画像情報が表示される。画像データを特定するための画像情報としてユーザID、文書名、ページ数、蓄積時刻等が表示される。
ユーザIDはこのデジタル複合機に接続されたパーソナルコンピュータのプリンタドライバーによって付けられるため、プリンタ機能による蓄積画像にのみ存在する。文書名は画像蓄積をする毎に付けられる。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時刻は画像蓄積された時の時間を表す。なおこの時の画像情報は不揮発メモリ(NV−RAM)74に保持されており、電源が遮断された時でもその画像情報は保持され続ける。図7の表示領域70では3個の画像情報のみが表示されているが、その表示領域70の右下の領域にある「前へ」のキー又は「後へ」のキーを押下することにより、表示されていない画像情報を表示することが可能である。
表示領域70に表示されている各画像情報表示部分を押下すると、その画像情報表示部分が黒色に反転する。これを選択状態と呼ぶ。複数の画像情報を選択状態として指定することが可能である。蓄積画像に対する編集機能として、「リストから削除」、「印刷条件変更」、「文書印刷」の各機能がある。文書を選択して「リストから削除」のキーを押下すると、選択された文書が削除される。文書を選択して「印刷条件」のキーを押下し、その後に表示される印刷条件設定画面において印刷条件を設定し、図3に示した操作部30のプリントキー34を押下することにより、指定された印刷条件で選択した文書の蓄積画像を印刷して出力することができる。
図2で説明したスキャナ50で読み取った画像データや画像記憶装置に蓄積されている画像データを外部に送信する場合、図3に示した操作部30のスキャナキー41を押下すると、液晶タッチパネル31は図6に示すような表示になる。その読み取り条件キー86を押下すると、図7に示すような表示に切り換わり、スキャナ50からの原稿の読み取りに際して、この画面から原稿の種類、解像度、原稿サイズ、濃度を設定することができる。ここで設定した読み取り条件は、図6に示す表示画面の読み取り条件表示欄80に表示される。
送信相手先は、登録ユーザ表示欄81に表示されているユーザを指定することができる。あるいは、直接入力キーを押下し、ソフトウェアキーボードを利用することによって、文字通り直接宛先を入力することもできる。ここで、原稿を図2に示したADF1Bの原稿台2上あるいは直接スキャナ50のコンタクトガラス6上にセットして、図3に示したプリントキー34を押下すると、その原稿の画像をスキャナ50で読み取って電子画像として指定した宛先に送信することができる。
図6に示されている蓄積文書キー82を押下すると、液晶タッチパネル31は図8に示すような表示に切り換わる。ここでは、蓄積されている文書の一覧が表示される。ここで文書を1つ以上選択して「配信」キーを押下すると、図6に示したスキャナ機能の基本画面に戻り、そこで登録ユーザ表示欄81のユーザを指定するかまたは直接入力によって宛先を指定すると、選択した蓄積文書をその宛先に送信することができる。
また、図8に示されている文書を1つ以上選択して「削除」キーを押下することによって、蓄積文書を削除することもできる。
〔制御系の構成例〕
次に、このデジタル複合機の制御系の構成について図9および図10によって説明する。図9はその制御系の概略構成を示すブロック図である。メインコントローラ20はこのデジタル複合機全体を制御する制御部であり、中央処理装置であるCPU201、プログラムメモリであるROM202、データメモリであるRAM203、外部と接続するための各種インターフェイス回路(IF)204〜207と、それらを接続するCPUバス208等から構成されている。なお、IF207にはモータやクラッチを駆動するためのドライブ回路も含まれている。
このメインコントローラ20には、オペレータに対する表示およびオペレータからの機能設定入力等を行なう前述した操作部30、スキャナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリからの作像を行なう制御等を行なう画像処理ユニット(IPU)49、および前述した原稿自動送り装置(ADF)1B等の分散制御装置が接続されている。前述したフィニッシャ1Cも接続されるが、図示を省略している。その各分散制御装置とメインコントローラ20は、必要に応じて機械の状態や動作司令のやりとりを行っている。また、メインモータ25と中間クラッチ21および第1〜第3給紙クラッチ22〜24は、このメインコントローラ20によって直接駆動制御している。
前述したように、図2に示した感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27は、ぞれぞれメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13は、メインモータ25の駆動力を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達されて駆動される。縦搬送ユニット14は、メインモータ25の駆動力を中間クラッチ21によって伝達されて駆動される。
操作部30には前述した液晶タッチパネル31、及びキー群32〜43等が設けられており、ADF1Bには原稿を搬送する部分を駆動する搬送モータ26と原稿のセット状態を検知する原稿セット検知センサ7が設けられている。
図10は画像処理ユニット(IPU)49の内部構成を示すブロック図である。
このIPU49内には、画像処理を行なうためのA/Dコンバータ61、シェーディング補正部62、およびMTF補正・γ補正部63と、画像データを格納するための画像メモリ66とハードディスク(HD)75、およびそれらを制御する画像メモリコントローラ65が設けられている。また、画像データを印刷するために、印字合成部71、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)76、および変倍回路77が設けられている。そして、MTF・γ補正部63と印字合成部71と画像メモリコントローラ65との間に、画像データの送出先を切り換えるセレクタ64が設けられている。
CCDイメージセンサ54は、図2に示したスキャナ50内に設けられており、書き込みユニット57も図2に示したレーザ光によって感光体に画像を書き込むためのユニットであり、IPU49内に設けられてはいないが、説明の便宜上図10に一緒に示している。
さらに、このIPU40内には、上述した各部を統括制御する中央処理装置であるCPU68、プログラムメモリであるROM69、データメモリであるRAM73、及び不揮発性メモリであるNV−RAM74と、外部と接続してデータの授受を行うためのI/Oポート67が設けられ、それらと画像メモリコントローラ65とが、それぞれアドレスバス及びデータバスと図示していないコントロールバスとからなるCPUバス72によって相互に接続されている。
CPU68は、印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)76及び図9に示したメインコントローラ20のIF回路(I/Oポート)204とも、アドレスバス及びデータバスと図示を省略しているコントロールバスを含むバスによって接続されている。
さらに、このCPU68は、画像メモリコントローラ65への設定や、図2に示したスキャナ50および書き込みユニット57の制御も行なうとともに、この発明による状態情報通知に関する機能も有している。
図2に示したスキャナ50の露光ランプ51から原稿面に照射された光の反射による結像光を、CCDイメージセンサ54によって光電変換して画像信号とする。それをA/Dコンバータ61でデジタル信号に変換して画像データとする。その画像データにシェーディング補正部62によってシェーディング補正がなされた後、MTF・γ補正部63によってMTF補正およびγ補正等がなされる。
その後、セレクタ64によってその画像データを印字合成部71あるいは画像メモリコントローラ65へ切り換えて供給する。
印字イメージデータ発生装置(印字ユニット)76は、CPUバスに接続され、ページ印刷用のキャラクタ(文字)イメージデータ、任意のスタンプ用イメージデータ等の印字イメージデータを発生する。
この印字イメージデータ発生装置で発生された印字イメージデータが印字合成部71へ入力され、セレクタ64から印字合成部71に送られる画像データに任意の印字イメージデータを合成することができる。
その合成された画像データが、変倍回路77を経て変倍率に合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に送られる。
一方、画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
図10には特に明示していないが、このIPU49にはスキャナ50から入力される画像データ以外にも、I/Oポート67を介して外部から供給される画像データ、例えばパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から入力するデータも処理できるように、複数データの入出力の選択を行なう機能を有している。
この発明においては、I/Oポート67を介してこのデジタル複合機1を図1に示したようにネットワークNに接続しており、その通信手段には、例えばインターネットの標準プロトコルとして普及されているTCP/IP通信プロトコルなどを用いる。
また、図1に示したようなネットワーク構成を持ち、ネットワークNに接続された各装置(A〜E等)との間で、その装置構成情報や動作状況、もしくはリモート出力コマンド等の制御コマンド、設定コマンドなどを送受信し、または外部サーバと画像データや送信先アドレス帳データの送受信を行っている。
CPU68は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66に対してデータの書き込み及び読み出しを行なうことができる。
画像メモリコントローラ65へ送られた画像データは、その内部にある画像圧縮装置によって画像圧縮した後、画像メモリ66に送られて、そこに記憶される。
ここで画像圧縮する理由は、最大画像サイズ分の256階調の画像データをそのまま画像メモリ66に書き込むことも可能であるが、1枚の原稿の画像データの記憶に画像メモリ66の容量を多く使用することになり、多くの画像を記憶できなくなる。そこで、画像圧縮を行なうことによって、限られた画像メモリ66の記憶容量を有効に利用できる。
また、一度に多くの原稿の画像データを記憶することが出来るようになるため、ソート機能として、貯えられた原稿の画像イメージデータをページ順に出力することもできる。この場合、画像を出力する際に画像メモリ66から読み出したデータを画像メモリコントローラ65内の伸長装置で順次伸長しながらセレクタ64に出力し、そこから印字合成部71へ送る。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれている。
また、画像メモリ66の機能を利用して、複数枚の原稿の画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能である。例えば、4枚の原稿の画像を画像メモリ66の転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことによって、4枚の原稿の画像が一枚の転写紙のイメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能になる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
画像メモリ66に記憶された画像データはCPU68からアクセス可能な構成になっている。そのため、画像メモリ66に記憶された画像データの内容を加工することが可能であり、例えば、画像の間引き処理、画像の切り出し処理等を行なえる。その加工には、画像メモリコントローラ65のレジスタにデータを書き込むことによって、画像メモリ66の処理を行なう。加工された画像は再度画像メモリ66に保持される。
画像メモリ66は、処理を行なう画像データの大きさにより複数のエリアに分割して、画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。その各分割したエリアに画像データの入力と出力をそれぞれ並列に実行可能にするために、画像メモリコントローラ65とのインタフェースに、リード用とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されている。それにより、一方のエリアに画像データを入力(ライト)する間に他方のエリアから画像データを出力(リード)するという動作が可能になる。
多くの画像データを収納するために、画像メモリとしてハードディスク(HD)75を別に設けている。ハードディスクを用いることにより、外部電源が不要で永久的に画像を保持できる利点がある。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)の画像をスキャナ50で読み込んで保持するためには、このハードディスク75が用いられる。
また、スキャナよって読み取った画像データを電子メールなどを利用して外部に配信する際のデータのエンコード処理や、配信の宛先データを持つアドレス帳などの保管や編集あるいは削除といった一連の動作を行なう際にも、ハードディスク75が利用される。
図2に示した装置本体1Aにおける書込みユニット57を含む作像部による画像形成速度と、スキャナ50による原稿の画像読み取りの処理速度の差を吸収するために、読み取った画像のデータを画像メモリ66に一旦記憶させる。また、外部の画像記憶装置からの画像データを書き込みユニット57に送る際にも、その画像データを画像メモリ66に一旦記憶させた後、それを読み出して書き込みユニット57に送ることになる。このように画像メモリ66およびハードディスク75に記憶する画像、スキャナ50による読み取り画像、書き込みユニット57に送る画像等の入出力は、全て画像メモリコントローラ65によって画像パスを決められる。
このように、CPU68が画像データの入力および出力を決めることにより、CPU68に接続された画像メモリコントローラ65による画像の流れを切り換えることが可能になる。
〔この発明の特徴部分〕
以下、上述したデジタル複合機におけるこの発明の特徴とする部分の構成および機能について説明する。
図10に示した画像処理ユニット(IPU)40内のCPU68がROM69に格納されたプログラムを実行することによって、RAM73の記憶領域の一部に、図11に示すユーザインターフェイス層300とアプリケーション層400とサービス層500の3つの層が構築される。なお、このCPU68は、図9に示したメインコントローラ20内のCPU201との間で常時情報の遣り取りを行っており、メインコントローラ20に接続されている各分散制御装置等の制御や各部の状態の監視は、直接はメインコントローラ20内のCPU201によってなされるが、IPU40で必要な情報は即時にそのCPU68に伝達される。
このうちアプリケーション層400の上位に位置するユーザインターフェイス層300はユーザに対して操作手段を提供する。サービス層500は、この実施例のデジタル複合機1が備えるスキャナ50、ADF1B、装置本体1A内の画像形成部(プロッタ)、フィニッシャ1C等のデバイスの動作制御をアプリケーション層400が共通で利用できるような単位で提供する。ユーザインターフェイス層300はアプリケーション層400に対して複数存在し、オペレーションパネル・ユーザインターフェイス層310と、リモートパネル・ユーザインターフェイス層320に分類される。
オペレーションパネル・ユーザインターフェイス層310は、操作部30を通じてユーザより要求をもらってアプリケーション層400へ指示を行い、アプリケーション層400から通知されるデジタル複合機1内の各部の状態変化等を操作部30に表示するための機能をもつ。リモートパネル・ユーザインターフェイス層320は、図10に示したI/Oポート67から図1に示したネットワークNを介してクライアント・パーソナルコンピュータ(PC)A,Bや各種サーバC〜E等のクライアント端末であるリモート装置と接続し、それらからの要求によってアプリケーション層400に対して指示を行い、またアプリケーション層400から通知されるデジタル複合機1内の各デバイスの状態変化等をI/Oポートから出力し、リモート装置のディスプレイやパネルに表示を行うための機能をもつ。
オペレーションパネル・ユーザインターフェイス層310は、このデジタル複合機1ができる全ての動作指示が可能である。また、リモートパネル・ユーザインターフェイス層320には更にバリエーションが存在し、画像形成装置内の蓄積文書を閲覧したり、情報の変更ができる蓄積操作リモートパネル・ユーザインターフェイス層321、パーソナルコンピュータ上で作成した文書の送信を指示できるPC文書送信リモートパネル、ユーザインターフェイス層322、システムの設定情報を閲覧および変更可能なシステム情報操作リモートパネル・ユーザインターフェイス層323などがある。
これらのユーザインターフェイスはアプリケーション層400から見て全てクライアントと見なされ、クライアント登録処理を行うことによって通信が可能になる。このクライアント登録の際に、各ユーザインターフェイス層は通知の種類をグループに分けて選択可能なグループを識別する「グループ識別子」を指定する。
しかし、以下に説明する実施例では、この「グループ識別子」を、各種の情報をクライアント端末に対して通知サービスする範囲を特定する識別子との意味から「サービス識別子」と称している。
そのクライアント登録処理も、図10に示したIPU49内のCPU68によって、図12に示すフローチャートに従って実行され、登録手段の機能を果たす。
この図12に示すクライアント登録処理を開始すると、まずステップS1でクライアント登録要求があるまでその有無の判断を繰り返し、クライアント登録要求があると、ステップ2へ進んで処理されていないサービス識別子(グループ識別子)の指定があるか否かを判断し、処理されていないサービス識別子の指定があると、ステップS3で指定されたサービス識別子を一つ取得する。
次いで、ステップS4で図13に示すようなサービス識別子−クライアントIDテーブルを検索し、ステップS5で指定された識別子に既に同じクライアントIDがあるか否かを判断する。そして、同じクライアントIDがなければ、ステップS6へ進んでサービス識別子−クライアントIDテーブルにそのクライアントIDを追加した後、ステップS7で次のサービス識別子を検索し、ステップS2へ戻ってそれ以降の処理を繰り返す。
ステップS5で指定された識別子に既に同じクライアントIDがあると判断した場合は、そのままステップS7へ進んで次のサービス識別子を検索し、ステップS2へ戻ってそれ以降の処理を繰り返す。
ステップS2に戻ったときに、処理されていないサービス識別子の指定がなければ、ステップS8へ進んでクライアント登録完了通知を発行し、処理を終了する。
ここで、クライアントIDとは、各クライアント端末を画像処理装置が識別するための端末識別子の一種である。
この実施例ではクライアントからの登録要求は、自己の操作部30からは、その機能(コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能、FAX機能などのアプリケーション)が選択されると自動的に要求され、必要なサービス識別子も指定される。ネットワークを介して接続されたリモート装置(クライアント端末)の場合も、操作パネルを備えた画像形成装置などの場合は、その機能選択によって上述と同様に登録要求と必要なサービス識別子の指定が自動的になされる。リモート装置がパーソナルコンピュータの場合には、そこで使用されるアプリケーションが立ち上がると、クライアント登録要求と必要なサービス識別子の指定が自動的になされる。
しかし、各装置のオペレーションパネルやディスプレイ上の操作画面でクライアント登録を要求し、サービス識別子も指定できるようにすることも可能である。
この実施例におけるサービス識別子(グループ識別子)の種類は、図13及び図14に示すように「読取情報」、「印刷情報」、「送信情報」、「受信情報」、「蓄積情報」、「アドレス帳情報」、「管理情報」、及び「環境情報」がある。これらの識別子は、実際には例えば「000,001,010,011,100,101,110,111」のように符号化しているが、判り易いように情報の種類を示す文字で示している。これらのサービス識別子は、全て必要なわけではなく、必要に応じてこれらのうちの2つ以上の種類のサービス識別子(グループ識別子)を使用すればよい。
そして、ユーザインターフェイス層300よりサービス識別子を指定されたアプリケーション層400は、サービス識別子ごとにそれを指定したクライアント端末の端末識別子であるクライアントIDを第2の記憶手段としてのRAM70あるいはNV−RAM74に図13に示すようなテーブル(第2のテーブル)として保存する。サービス識別子は複数指定可能であり、既に同じクライアントに対して登録されているときには、そのサービス識別子へのそのクライアントIDの追加は行わない。
図13に示す例におけるクライアントIDは、ID1はオペレーションパネル・ユーザインターフェイス層310のクライアント、ID2は蓄積操作リモートパネル・ユーザインターフェイス層321のクライアント、ID3はPC文書送信リモートパネル・ユーザインターフェイス層322のクライアント、ID4はシステム情報操作リモートパネル・ユーザインターフェイス層323のクライアントである。なお、この例では各インターフェイス層310,321〜323に一つずつのクライアントIDが対応しており、各サービス識別子に登録されているクライアントIDはID1〜ID4の4つだけになっている。
しかし、オペレーションパネル・ユーザインターフェイス層310以外の各リモートパネル・インタフェイス層321〜323には、それぞれ複数のクライアントが存在することが可能である。したがって、ネットワークに接続されて使用されるリモート装置の数に応じて、多数のクライアントID(ID5,ID6,ID7,…)を、各サービス識別子に対して登録することができる。
また、サービス識別子とデジタル複合機が持つ情報(通知内容)との対応関係は、予め図10に示した第1の記憶手段としてのROM69又はNV−RAM74に図14に示すようなテーブル(第1のテーブル)として保存されている。すなわち、各サービス識別子と通知内容のグループとの対応関係は、例えば次のようになっている。
「読取情報」:ADFジャム、原稿枚数等
「印刷情報」:プロッタジャム、印刷枚数等
「送信情報」:送信状態、送信待機文書数等
「受信情報」:ネットワーク状態、受信状態等
「蓄積情報」:文書名、パスワード、蓄積文書数等
「アドレス帳情報」:宛先情報、見出し情報等
「管理情報」:ROMバージョン、濃度2(濃い)レベルしきい値等
「環境情報」:ブザー音量設定等
この図14に示す対応関係を常に固定して変更しない場合は、このテーブルをROM69に格納しておけばよい。各サービス識別子と通知内容との対応関係を必要に応じて変更し得るようにしたい場合には、このテーブルをNV−RAM74に格納すればよい。これらのROM69又はNV−RAM74が第1の記憶手段である。
実際にデジタル複合機の状態に変化があった場合には、図10に示したCPU68によって、図15に示すフローチャートに従って状態通知処理が実行される。
この図15に示す状態通知処理では、ステップS11で状態変化の有無を判断する。デジタル複合機に状態変化が発生すると、アプリケーション層400内でそれを検知する。状態変化があると、次にステップS12でその検知した状態変化の情報に対応するサービス識別子を、図14に示した「サービス識別子−通知内容テーブル」を用いてを特定する。その後、ステップS13で図13に示した「サービス識別子−クライアントIDテーブル」を用いて通知するクライアントIDを特定する。そして、ステップS14でその特定したクライアントIDに対して図16に示すような「通知構造体」を作成する。この通知構造体は、通知する全てのクライアントID(端末識別子)とサービス識別子(グループ識別子)と通知情報とからなる。
それによって、ステップS15でその各クライアントIDのクライアン端末トへ状態変化の情報を通知して、処理を終了する。この通知は、同じサービス識別子に対応する情報ならば複数のクライアント端末に対して一度に送信できるようにする。例えば、同一スレッドに複数のクライアントが存在しており、アプリケーション層とスレッド間通信を行っているのであれば、通知時に通知構造体にある複数のクライアントIDを全て指定して状態変化を通知する。この通知はアプリケーション層400からユーザインターフェイス層300になされる。
ユーザインターフェイス層300がアプリケーション層400との通信を終了し、クライアント登録解除があった場合には、図17に示すクライアント登録解除処理を行う。アプリケーション層400ではユーザインターフェイス層300からクライアント登録解除要求を受け取ると、図13に示した「サービス識別子−クライアントIDテーブル」から該当クライアントIDを削除する。このクライアント登録解除処理も、図9に示したIPU49内のCPU68によって実行される。
図17に示すクライアント登録解除処理を開始すると、ステップS21でクライアント登録解除要求があるか否かを判断し、クライアント登録解除要求があるとステップS22へ進み、「サービス識別子−クライアントIDテーブル」を検索する。そして、ステップS23で該当クライアントIDがあるか否かを判断し、なければそのまま処理を終了するが、あればステップS24へ進んで、「サービス識別子−クライアントIDテーブル」から該当クライアントIDを削除する。
その後、ステップS25でクライアント登録解除完了通知を発行して、処理を終了する。
この実施例では、クライアント登録解除要求は、接続されているリモート装置の使用されていたアプリケーションが閉じられたり、電源がオフにされると自動的に送出される。
また、各装置のオペレーションパネルやディスプレイ上の操作画面でクライアント登録解除要求を指示して送出させるようにすることも可能である。
また、図13に示した「サービス識別子−クライアントIDテーブル」をRAM70に格納した場合は、このデジタル複合機1の電源をオフにすると、このテーブルのデータが消失されるので、再びこのデジタル複合機1の電源をオンにして動作を開始する際に、再度全てのクライアント端末に対してそのクライアント登録要求によりクライアント登録を行わなければならない。しかし、このデジタル複合機1の電源がオフになっていた間に、ネットワーク上で使用されているリモート装置の変動や、使用されているアプリケーションの変更などもあり得るので、このようにすれば最新のネットワークの使用状態に応じた「サービス識別子−クライアントIDテーブル」を作成して格納することができる。
また、「サービス識別子−クライアントIDテーブル」をNV−RAM74に格納した場合は、このデジタル複合機1の電源をオフにしてもそのテーブルのデータが保持されるので、次にこのデジタル複合機1の電源をオンにして動作を開始する際に、そのテーブルを利用できるので、直ちに状態変化通知処理を行うことが可能になる。しかし、このデジタル複合機の電源をオフにしていた間に、ネットワークの使用状態が変更されていた場合、それにすぐには対処できないことになる。しかし、必要に応じてクライアント登録と削除の処理を実行すればよい。
この発明をデジタル複合機に適用した例について説明したが、その他の複写装置、印刷装置(プリンタ)、ファクシミリ装置等の画像形成装置や、スキャナ装置(画像読取装置)、画像編集装置などを含む、モノクロあるいはカラーの各種画像処理装置にこの発明を適用することができる。
また、この発明による画像処理装置から状態情報の通知を受けるクライアントとしては、その画像処理装置自身の操作部の他に、この画像処理装置と有線あるいは無線で通信可能でそれを利用する他の画像処理装置、各種サーバを含むパーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯型情報端末(PDA)など、種々の情報処理装置がある。
この発明による画像処理装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ装置、文書蓄積装置など複数の機能を持ち、ネットワークに接続可能なデジタル複合機(MFP)に適用すると非常に有効であるが、それ以外のデジタル複写機や、スキャナ装置、プリンタ、ファクシミリ装置、画像編集装置、文書蓄積装置など、種々の画像処理装置に適用できる。
また、クライアントは、メール転送サーバ、ファイル転送サーバ、配信サーバ等の各種サーバを含むパーソナルコンピュータ、各種の画像処理装置、携帯電話や携帯型情報端末など、この発明による画像処理装置に動作指示を出して利用可能な各種の装置である。
さらに、この発明による画像処理装置と複数のクライアントとを接続するネットワークは、LANやイントラネットなどの有線あるいは無線によるローカルなネットワークはもとより、公衆電話回線網、光ファイバーなどによるデータ通信網、携帯電話網、インタネット網なども利用可能である。
この発明による画像処理装置の実施例であるデジタル複合機を使用するネットワーク環境の一例を示す図である。 この発明の一実施例であるデジタル複合機の機構部の構成例を示す図である。 図2に示したデジタル複合機の操作部の構成例を示すレイアウト図である。 図3に示した操作部のコピー機能時における液晶タッチパネル31の表示画面の一例を示す図である。
コピーサーバ機能によって蓄積画像の編集を行う場合の液晶タッチパネル31の表示画面の一例を示す図である。 図3に示されたスキャナキーを押下したときの液晶タッチパネル31の表示画面の一例を示す図である。 図6に示された読み取り条件キーを押下したときの液晶タッチパネル31の表示画面の一例を示す図である。 図6に示された蓄積文書キーを押下したときの液晶タッチパネル31の表示画面の一例を示す図である。
図2に示したデジタル複合機の制御系の概略構成を示すブロック図である。 図9に示した画像処理ユニット(IPU)の内部構成を示すブロック図である。 この発明の一実施例であるデジタル複合機のソフト構成を示す説明図である。 クライアント登録処理のフロー図である。
サービス識別子−クライアントIDテーブルの一例を示す図である。 サービス識別子−通知内容テーブルの一例を示す図である。 状態変化通知処理のフロー図である。 状態変化通知構造体の一例を示す図である。 クライアント登録解除処理のフロー図である。 従来の画像処理装置とクライアント端末との関係を示す概念図である。
符号の説明
A,B:クライアント端末(パーソナルコンピュータ:PC) C:配信サーバ
D:簡易メール転送サーバ E:ファイル転送サーバ N:ネットワーク
1:デジタル複合機(画像形成装置) 1A:装置本体 1B:自動原稿送り装置
(ADF) 1C:フィニッシャ
7:原稿セット検知センサ 8,9,10:第1〜第3トレイ
14:縦搬送ユニット 15:感光体 16:搬送ベルト 17:定着ユニット
18:排紙ユニット 20:メインコントローラ 21:中間クラッチ
22〜24:第1〜第3給紙クラッチ 25:メインモータ 26:搬送モータ
27:現像ユニット 30:操作部 31:液晶タッチパネル 32:テンキー
40:画像処理ユニット(IPU) 50:スキャナ 54:CCDイメージセンサ
57:書き込みユニット 61:A/Dコンバータ 62:シェーディング補正部
63:MTF・γ補正部 64:セレクタ 65:画像メモリコントローラ
66:画像メモリ 67:I/Oポート 68:CPU 69:ROM
71:印字合成非部 72:CPUバス 73:RAM 74:NV−RAM
75:ハードディスク 76:印字イメージデータ発生装置 77:変倍回路
300:ユーザインターフェイス層 310:オペレーションパネル・ユーザインターフェイス層 320:リモートパネル・ユーザインターフェイス層
400:アプリケーション層 500:サービス層

Claims (20)

  1. 2つ以上のクライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置において、
    該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類して、その各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを記憶する第1の記憶手段と、
    前記各グループ識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記クライアント端末のいずれかから前記グループ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子と対応させて登録する登録手段と、
    前記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1のテーブルを参照して前記グループ識別子を特定し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルを参照して該特定したグループ識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、前記発生した状態変化応じた通知内容を通知する制限通知手段とを設けたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、前記登録手段は、一つのクライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルの複数のサービス識別子に対して登録できる手段であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像処理装置において、前記登録手段は、一つのクライアント端末の端末識別子は前記第2のテーブルの同じグループ識別子に対しては一度だけ登録する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3記載の画像処理装置において、前記登録手段は、一つのクライアント端末から同じグループ識別子が複数回指定されたときには、そのうちの1回の指定のみを有効にして該クライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルに登録し、それ以外の指定は無視する機能を有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4記載の画像処理装置において、前記グループ識別子の種類が、読取情報、印刷情報、送信情報、受信情報、蓄積情報、アドレス帳情報、管理情報、および環境情報のうちの2つ以上の種類であることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記制限通知手段は、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルを参照した際に、前記特定したグループ識別子に対して複数のクライアント端末の端末識別子が登録されているときには、前記発生した状態変化に応じた通知内容を、該複数の端末識別子の各クライアント端末にまとめて送信する手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記クライアント端末のいずれかから登録解除要求があったときには、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルの該クライアント端末の端末識別子の登録を削除する登録解除手段を設けたことを特徴とする画像処理装置。
  8. 2つ以上のクライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置の状態情報通知方法であって、
    該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類して、その各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを作成して第1の記憶手段に記憶させておき、
    前記各グループ識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを第2の記憶手段に記憶させ、
    前記クライアント端末のいずれかから前記グループ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子と対応させて登録し、
    前記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1のテーブルを参照して前記グループ識別子を特定し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルを参照して、該特定したグループ識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、前記発生した状態変化応じた通知内容を通知することを特徴とする画像処理装置の状態情報通知方法。
  9. 請求項8記載の画像処理装置の状態情報通知方法において、前記第2のテーブルに前記クライアント端末の端末識別子を登録する際に、一つのクライアント端末のIDを複数のサービス識別子に対しても登録することを特徴とする画像処理装置の状態情報通知方法。
  10. 請求項8又は9記載の画像処理装置の状態情報通知方法において、前記第2のテーブルに前記クライアント端末の端末識別子を登録する際に、一つのクライアント端末からの端末識別子は前記第2のテーブルの同じグループ識別子に対しては一度だけ登録することを特徴とする画像処理装置の状態情報通知方法。
  11. 請求項10記載の画像処理装置において、前記第2のテーブルに前記クライアント端末の端末識別子を登録する際に、一つのクライアント端末から同じサービス識別子が複数回指定されたときには、そのうちの1回の指定のみを有効にして該クライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルに登録し、それ以外の指定は無視することを特徴とする画像処理装置の状態情報通知方法。
  12. 請求項8乃至11記載の画像処理装置の状態情報通知方法において、前記グループ識別子の種類が、読取情報、印刷情報、送信情報、受信情報、蓄積情報、アドレス帳情報、管理情報、および環境情報のうちの2つ以上種類であることを特徴とする画像処理装置の状態情報通知方法。
  13. 請求項8乃至12のいずれか一項に記載の画像処理装置の状態情報通知方法において、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルを参照した際に、前記特定したグループ識別子に対して複数のクライアント端末の端末識別子が登録されているときには、前記発生した状態変化に応じた通知内容を、該複数の端末識別子の各クライアント端末にまとめて送信することを特徴とする画像処理装置の状態情報通知方法。
  14. 請求項8乃至13のいずれか一項に記載の画像処理装置の状態情報通知方法において、前記クライアント端末のいずれかから登録解除要求があったときには、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルの該クライアント端末の端末識別子の登録を削除することを特徴とする画像処理装置の状態情報通知方法。
  15. 2つ以上のクライアント端末と、その各クライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置とをネットワークを介して接続した画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置に、
    該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類してその各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを記憶する第1の記憶手段と、
    前記各サービス識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを記憶する第2の記憶手段と、
    前記クライアント端末のいずれかから前記グループ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子と対応させて登録する登録手段と、
    前記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1のテーブルを参照して前記グループ識別子を特定し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルを参照して該特定したグループ識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、前記発生した状態変化応じた通知内容を通知する制限通知手段とを設けたことを特徴とする画像処理システム。
  16. 請求項15記載の画像処理システムにおいて、前記グループ識別子の種類が、読取情報、印刷情報、送信情報、受信情報、蓄積情報、アドレス帳情報、管理情報、および環境情報のうちの2つ以上の種類であることを特徴とする画像処理システム。
  17. 請求項15又は16記載の画像処理システムにおいて、前記画像処理装置の制限通知手段は、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルを参照した際に、前記特定したグループ識別子に対して複数のクライアント端末の端末識別子が登録されているときには、前記発生した状態変化に応じた通知内容を、該複数の端末識別子の各クライアント端末にまとめて送信する手段を有することを特徴とする画像処理システム。
  18. 請求項15乃至17のいずれか一項に記載の画像処理装置において、前記画像処理装置に、前記クライアント端末のいずれかから登録解除要求があったときには、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルの該クライアント端末の端末識別子の登録を削除する登録解除手段を設けたことを特徴とする画像処理システム。
  19. 2つ以上のクライアント端末よりそれぞれ動作指示を受ける画像処理装置に設けられたコンピュータに、
    該画像処理装置側で発生し得る各種の状態変化に応じた通知内容を複数のグループに分類してその各グループ毎にそれぞれ個別のグループ識別子を対応させた第1のテーブルを格納する機能と、
    前記各グループ識別子毎に、それぞれ指定されたクライアント端末を識別するための端末識別子を対応させて登録する第2のテーブルを格納する手段と、
    前記クライアント端末のいずれかから前記グループ識別子のいずれかが指定されときに、該クライアント端末の端末識別子を前記第2のテーブルに該指定されたグループ識別子とを対応させて登録する機能と、
    前記各種の状態変化のいずれかが発生したときに、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1のテーブルを参照して前記グループ識別子を特定し、前記第2の記憶手段に記憶されている前記第2のテーブルを参照して該特定したサービス識別子に対して登録されている端末識別子のクライアント端末のみに、前記発生した状態変化応じた通知内容を通知する機能とを実現させるためのプログラム。
  20. 請求項19記載のプログラムにおいて、前記グループ識別子の種類が、読取情報、印刷情報、送信情報、受信情報、蓄積情報、アドレス帳情報、管理情報、および環境情報のうつの2つ以上の種類であることを特徴とするプログラム。
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