JP2002044311A - 画像情報処理装置、処理条件チェック方法及び該方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像情報処理装置、処理条件チェック方法及び該方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002044311A
JP2002044311A JP2000228756A JP2000228756A JP2002044311A JP 2002044311 A JP2002044311 A JP 2002044311A JP 2000228756 A JP2000228756 A JP 2000228756A JP 2000228756 A JP2000228756 A JP 2000228756A JP 2002044311 A JP2002044311 A JP 2002044311A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理マシンに対する転送ファイルの設定処理
条件の整合性を事前にチェックし、処理の失敗を未然に
防止し、装置に無駄な動作をさせず、処理条件を解除す
る場合、ユーザの意向に沿った適切な処理を行う。 【解決手段】 ファイル印刷において、ファイルが外部
メモリから転送されたものである場合(S14)、マシ
ン機能に対するファイル情報に設定された印刷モード
(印刷条件)の整合性をチェックする(S15)。チェ
ックのタイミングは、外部メモリからのファイル転送の
際の、CD挿入時、転送ファイル選択時、転送開始指示
時、又、印刷の際の、印刷ファイル選択時、印刷転送指
示時を選び、転送指示不整合の場合、モードを解除し、
警告表示を行うようにし、印刷時においては、印刷中止
を選択できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報の処理
(例えば、印刷処理)を行う画像情報処理装置に関し、
より詳細には、装置に入力されてくる画像データを該画
像データに設定された処理条件に従い処理する場合、処
理するマシンに処理条件が整合するかを事前にチェック
できるようにした画像情報処理装置、処理条件チェック
方法及び該処理条件チェック方法を実行するためのプロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複合機(複写機能の外
に、プリンタ機能、電子ファイリング機能、ファクシミ
リ機能、等を組み合わせた複数の機能を装備したデジタ
ル複写機)の一部の機種に、スキャナ等で読み取った原
稿画像情報を内部の記憶装置に蓄積する機能を持つもの
がある。内部の記憶装置に蓄積された画像情報は、その
後、取り出してその装置が持つ機能を用いることにより
処理・出力される(例えば、コピー機能の場合、蓄積画
像データを基に設定条件に従って印刷、後処理等がなさ
れ、紙出力される)か、又は、外部記憶装置として装備
された、CD−R、CD−RW、DVD等の着脱可能な
記憶媒体を持つ外部記憶装置に転送され、記憶媒体に画
像情報が蓄積される。また、外部記憶装置に蓄積された
画像情報は、記憶媒体の着脱により他の装置へ物理的に
移動される。内部、外部記憶装置間で転送を行う場合、
転送対象の画像を選択する時等において処理の煩雑さを
避けることができるので、1ジョブとして読みこまれた
画像画像群をファイルとして扱うようにし、ファイル単
位で画像情報の蓄積、転送処理を行うようにしている。
ファイルには、コピー機能使用時に原稿をコピーするの
と同時に内部記憶装置にそのときのコピー出力条件(例
えば、装置が備えた両面やステープル等の処理モード)
を画像データとともに記憶しておく、という形でファイ
ル蓄積をすることができ、ファイル単位でコピー機能使
用時に指定したコピー出力条件による処理を再度、行う
ことが可能である。また、こうしたファイルを内部記憶
装置から外部記憶装置に転送した後、外部記憶装置の着
脱可能な記憶媒体を介して他のマシンに物理的に移動
し、移動先の他のマシンで画像データに付加された処理
モードに基づいて処理することも可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、画像データに付加して装置が保有するユーザー
スタンプ印字機能等の処理モードを指定するデータも付
加されているので、ファイル作成したマシン以外でファ
イル印刷をしようとした場合、印刷処理に不整合が起き
る可能性がある。例えば、マシンにユーザースタンプ印
字等としてオリジナルデータが存在するようなモード条
件が設定されているファイルを扱う場合、転送されたフ
ァイルを扱う他の印刷マシンには指定されたスタンプデ
ータが存在しないということも発生し得る。その結果、
設定された印刷条件と印刷マシンが保有する機能との間
に不整合が起きてしまう。こうした場合、従来、マシン
機能を無視して設定印刷条件に従い印刷処理を実行し動
作に不定状態が発生したときに印刷を中断したり、不整
合を生じる処理を実行しないで(設定を解除して)処理
を進めてしまうといった方法を採っており、事前に印刷
条件の整合性チェックを行って、無駄に装置を動作させ
ることを回避したり、出力ミスを行わないようにすると
いったことが考慮されていなかった。本発明は、他の処
理装置で設定された処理条件を付加した画像データが入
力され得る画像情報処理装置における上述の従来技術の
問題点に鑑みてなされたものであって、入力されてくる
画像データに対して設定された処理条件が処理装置が備
えた機能に整合するか否か、その整合性を事前にチェッ
クすることにより、従来生じていた処理の失敗を未然に
防止し、処理装置に無駄な動作をさせず、処理条件を解
除する場合にもユーザーの意向に沿った適切な処理が行
える画像情報処理装置を提供すること、また、他の処理
装置で設定された処理条件を付加した画像データが入力
され得る画像情報処理装置において、入力画像データに
設定された処理条件が処理装置が備えた機能に整合する
か否かをチェックする方法及び該方法を実行するための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
データを該画像データに対して設定された処理条件と共
に入力する入力手段と、該入力手段により入力された画
像データを記憶する内部記憶手段と、入力された画像デ
ータに該画像データに対して設定された処理条件に応じ
た処理を施す処理手段とを有する画像情報処理装置にお
いて、前記入力手段の入力元の少なくとも一つとして着
脱可能な記憶媒体を持つ外部記憶装置を備えるととも
に、入力された画像データに対して設定された処理条件
と前記処理手段が備える機能との整合性をチェックする
処理条件チェック手段を備えたことを特徴とする画像情
報処理装置である。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像情報処理装置において、外部記憶装置に記憶媒体が
装着された時に、該記憶媒体に記憶された画像データに
対して設定された処理条件を前記処理条件チェック手段
によりチェックすることを特徴とするものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1に記載された
画像情報処理装置において、外部記憶装置の記憶媒体に
記憶された画像データを一覧表示する手段と、一覧表示
された画像データに対してユーザが指示する画像データ
を内部記憶手段への転送対象として選択する手段とを備
え、転送対象として画像データが選択された時に、選択
された画像データに設定された処理条件を前記処理条件
チェック手段によりチェックすることを特徴とするもの
である。
【0007】請求項4発明は、請求項1に記載された画
像情報処理装置において、外部記憶装置の記憶媒体に記
憶された画像データを一覧表示する手段と、一覧表示さ
れた画像データに対してユーザが指示する画像データを
内部記憶手段への転送対象として選択する手段と、選択
された画像データの転送を指示する手段を備え、選択さ
れた画像データの転送が指示された時に、転送される画
像データに設定された処理条件を前記処理条件チェック
手段によりチェックすることを特徴とするものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項1に記載された
画像情報処理装置において、前記入力手段を通して入力
された画像データを一覧表示する手段と、一覧表示され
た画像データに対してユーザが指示する画像データを前
記処理手段の処理対象として選択する手段とを備え、処
理対象として画像データが選択された時に、選択された
画像データに設定された処理条件を前記処理条件チェッ
ク手段によりチェックすることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項6の発明は、請求項1に記載された
画像情報処理装置において、前記入力手段を通して入力
された画像データを一覧表示する手段と、一覧表示され
た画像データに対してユーザが指示する画像データを前
記処理手段の処理対象として選択する手段と、選択され
た画像データの処理を指示する手段を備え、選択された
画像データの処理が指示された時に、選択された画像デ
ータに設定された処理条件を前記処理条件チェック手段
によりチェックすることを特徴とするものである。
【0010】請求項7の発明は、請求項5又は6に記載
された画像情報処理装置において、外部記憶手段から転
送されてきたことを示す転送履歴情報を該当する画像デ
ータに付与する手段を備え、該転送履歴情報が付与され
た画像データに対してのみ前記処理条件チェック手段に
よるチェックを行うことを特徴とするものである。
【0011】請求項8の発明は、請求項1乃至7のいず
れかに記載された画像情報処理装置において、処理条件
チェック手段によるチェック結果を表示する手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0012】請求項9の発明は、請求項3乃至8のいず
れかに記載された画像情報処理装置において、処理条件
チェック手段によるチェック結果が不整合となった処理
条件を解除する手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項10の発明は、請求項9に記載され
た画像情報処理装置において、処理条件を解除する場
合、その旨の警告を行うとともに、ユーザーにより指示
される実行の指示又は処理中止の操作手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0014】請求項11の発明は、請求項9又は10に
記載された画像情報処理装置において、処理条件を解除
する場合、解除前のデータを保持したまま、不整合とな
った処理条件を無効にする操作を施すことにより処理条
件の解除を行う手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項12の発明は、請求項6に記載され
た画像情報処理装置において、処理条件チェック手段に
よるチェック結果が不整合となった場合、不整合の生じ
た画像データに対する処理の実行を禁止する手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0016】請求項13の発明は、画像データを該画像
データに対して設定された処理条件と共に入力する入力
手段と、該入力手段により入力された画像データを記憶
する内部記憶手段と、入力された画像データに該画像デ
ータに対して設定された処理条件に応じた処理を施す処
理手段とを有する画像情報処理装置における処理条件チ
ェック方法であって、入力元の少なくとも一つとして着
脱可能な記憶媒体を持つ外部記憶装置を備えた入力手段
により画像データを入力する工程と、入力された画像デ
ータに対して設定された処理条件と前記処理手段が備え
る処理機能との整合性をチェックする処理条件チェック
工程の各工程を備えたことを特徴とする処理条件チェッ
ク方法である。
【0017】請求項14の発明は、請求項13に記載さ
れた処理条件チェック方法において、外部記憶装置へ記
憶媒体が装着された時に、該記憶媒体に記憶された画像
データに対して設定された処理条件に対し前記処理条件
チェック工程を実行することを特徴とする方法である。
【0018】請求項15の発明は、請求項13に記載さ
れた処理条件チェック方法において、外部記憶装置の記
憶媒体に記憶された画像データを一覧表示する工程と、
一覧表示された画像データに対してユーザが指示する画
像データを内部記憶手段への転送対象として選択する工
程とを備え、転送対象として画像データが選択された時
に、選択された画像データに設定された処理条件に対し
前記処理条件チェック工程を実行することを特徴とする
方法である。
【0019】請求項16の発明は、請求項13に記載さ
れた処理条件チェック方法において、外部記憶装置の記
憶媒体に記憶された画像データを一覧表示する工程と、
一覧表示された画像データに対してユーザが指示する画
像データを内部記憶手段への転送対象として選択する工
程と、選択された画像データの転送を指示する工程を備
え、選択された画像データの転送が指示された時に、転
送される画像データに設定された処理条件に対し前記処
理条件チェック工程を実行することを特徴とする方法で
ある。
【0020】請求項17の発明は、請求項13に記載さ
れた処理条件チェック方法において、前記入力手段を通
して入力された画像データを一覧表示する工程と、一覧
表示された画像データに対してユーザが指示する画像デ
ータを前記処理手段の処理対象として選択する工程とを
備え、処理対象として画像データが選択された時に、選
択された画像データに設定された処理条件に対し前記処
理条件チェック工程を実行することを特徴とする方法で
ある。
【0021】請求項18の発明は、請求項13に記載さ
れた処理条件チェック方法において、前記入力手段を通
して入力された画像データを一覧表示する工程と、一覧
表示された画像データに対してユーザが指示する画像デ
ータを前記処理手段の処理対象として選択する工程と、
選択された画像データの処理を指示する工程を備え、選
択された画像データの処理が指示された時に、選択され
た画像データに設定された処理条件に対し前記処理条件
チェック工程を実行することを特徴とする方法である。
【0022】請求項19の発明は、請求項17又は18
に記載された処理条件チェック方法において、外部記憶
手段から転送されてきたことを示す転送履歴情報を該当
する画像データに付与する工程を備え、該転送履歴情報
が付与された画像データに対してのみ前記処理条件チェ
ック工程を実行することを特徴とする方法である。
【0023】請求項20の発明は、請求項13乃至19
のいずれかに記載された処理条件チェック方法におい
て、前記処理条件チェック工程によるチェック結果を表
示する工程を備えたことを特徴とする方法である。
【0024】請求項21の発明は、請求項15乃至20
のいずれかに記載された処理条件チェック方法におい
て、前記処理条件チェック工程によるチェック結果が不
整合となった処理条件を解除する工程を備えたことを特
徴とする方法である。
【0025】請求項22の発明は、請求項21に記載さ
れた処理条件チェック方法において、処理条件を解除す
る前記工程を行う場合、その旨の警告を行うとともに、
ユーザーによる実行の指示又は処理中止の指示操作を受
け付ける工程を備えたことを特徴とする方法である。
【0026】請求項23の発明は、請求項21又は22
に記載された処理条件チェック方法において、処理条件
を解除する前記工程を行う場合、不整合となった処理条
件を無効にする操作を施すことにより解除前のデータを
保持し得るようにする工程を実行することを特徴とする
方法である。
【0027】請求項24の発明は、請求項18に記載さ
れた処理条件チェック方法において、前記処理条件チェ
ック工程によるチェック結果が不整合となった場合、不
整合の生じた画像データに対する処理の実行を禁止する
工程を備えたことを特徴とする方法である。
【0028】請求項25の発明は、請求項13乃至24
のいずれかに記載された処理条件チェック方法を実行す
るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。ここで示す実施例
は、画像情報処理装置としてデジタル複合機(複写機能
の外に、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピーサー
バー機能等の複数の機能を装備したデジタル複写機)に
適用したものである。図1は、本発明の実施例に係わる
デジタル複合機の全体構成を概略図として示す。図1を
参照し、本機の装置構成、機能及び動作を、原稿の読み
取り、読み取った画像データの処理、処理後のデータに
よる画像書き込み、という原稿のコピー動作の流れに沿
って、以下に説明する。自動原稿送り装置(以下「AD
F」と記す)1に設けた原稿台2に原稿の画像面を上に
して置かれた原稿束は、ユーザにより操作部30(図2
参照)のスタートキー34が押下されると、一番下の原
稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクト
ガラス6上の所定の位置に給送される。この時、一枚の
原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウ
ント機能により読みとり原稿の枚数が管理される。給送
されたコンタクトガラス6上の原稿は読み取りユニット
50によって画像データが読み取られ、読み取りが終了
した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排
出される。さらに、原稿セット検知器7にて原稿台2に
次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコ
ンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送
ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26(図3参照)
によって駆動される。
【0030】書き込みユニット57では、読み取りユニ
ット50にて読み取られた画像データに基づいて生成さ
れた作像データによりレーザ出力ユニット58のレーザ
の発光を制御し、感光体15にレーザ書き込みにより潜
像を作る。潜像を担う感光体15は現像ユニット27を
通過することによって潜像にトナーを付着させ、トナー
像が形成される。トナー像を保持する感光体15の回転
と等速で搬送ベルト16によって転写紙を搬送しなが
ら、転写紙に感光体15上のトナー像を転写する。第1
トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された
転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、
第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット1
4によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
転写後のトナー像を担った転写紙は、その後、定着ユニ
ット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によっ
て後処理装置のフィニッシャ100に排出される。
【0031】後処理装置のフィニッシャ100は、本体
の排紙ユニット18によって搬送された転写紙を、排紙
トレイ104方向と、ステープル台108方向へ導く事
ができる。切り替え板101を下に切り替える事によ
り、搬送ローラ103を経由して排紙トレイ104側に
排紙する事ができる。また、切り替え板101を上に切
り替える事で、搬送ローラ105、107を経由して、
ステープル台108に搬送する事ができる。ステープル
台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに
紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えら
れ、1部のコピー完了と共にステープラ106によって
綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は
自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納
される。一方、排紙トレイ104は転写紙搬送方向に対
し直角に移動可能な排紙トレイである。この排紙トレイ
104は、原稿毎、あるいは、ソーティングされたコピ
ー部毎に、転写紙搬送方向に対し直角に移動し、排出さ
れてくるコピー紙を簡易に仕分けるものである。
【0032】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニ
ット111にストックする。その後、両面給紙ユニット
111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像
されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット
111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪11
2を今度は下側にセットし、排紙トレイ104に導く。
この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙
ユニット111は使用される。感光体15、搬送ベルト
16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニ
ット27はメインモータ25(図3参照)によって駆動
され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動
力を各々給紙クラッチ22〜24(図3参照)によって
伝達し駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ
25の駆動力を中間クラッチ21(図3参照)によって
伝達し駆動される。
【0033】図2は、図1の装置においてユーザが指令
入力を行うために設けられた操作部30を示す。操作部
30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリ
ア/ストップキー33、スタートキー34、予熱キー3
5、リセットキー36、初期設定キー37、コピーキー
38、コピーサーバーキー39、文書管理キー40、プ
リンタキー41があり、液晶タッチパネル31には、各
種機能キー、部数、機械の状態を示すメッセージなどが
表示される。初期設定キー37を押す事で、機械の初期
状態を任意にカスタマイズする事が可能である。例え
ば、機械が収納している用紙サイズや、コピー機能のモ
ードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に
設定可能である。また、一定時間操作が無いときに優先
して選択されるアプリケーション等を選択すること、国
際エネルギースター計画に従った低電力状態への移行時
間の設定や、スリープモードへの移行する時間を設定す
ることが可能である。コピーキー38の押下により、コ
ピー機能の使用が可能である。コピーサーバーキー39
は、スキャナにより読み取った原稿画像やプリンタ機能
によりホストコンピュータから出力を指示された画像の
蓄積や、蓄積した画像の印刷を行なうときに使用する。
文書管理キー40は、上記コピーサーバー機能により蓄
積された画像データ及び画像情報を編集するときに使用
する。文書管理機能の詳細は後述する。
【0034】図7は、操作部30(図2)中の液晶タッ
チパネル31の表示の一例を示す。本例は、文書管理キ
ー40を押下した時の表示画面を示す。この画面で、液
晶タッチパネル31に表示されたキーにユーザがタッチ
することにより、選択された機能を示すキーが黒く反転
する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合
(例えば文書名変更)はキーにタッチする事で詳細機能
の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネ
ル31は、ドット表示器を使用している為、その時の最
適な表示をグラフィカルに行う事が可能である。
【0035】図3はメインコントローラを中心に、この
デジタル複合機の制御装置を示すブロック図である。メ
インコントローラ20はデジタル複合機全体を制御す
る。メインコントローラ20には、ユーザに対する液晶
タッチパネル31による表示、ユーザからのキー32〜
41による機能設定入力制御を行う操作部30、スキャ
ナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像
メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット
(IPU)49、搬送モータ26,原稿セット検知器7
を有する原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御
装置が接続されている。各分散制御装置とメインコント
ローラ20は必要に応じて機械の状態、動作指令のやり
とりを行っている。また、紙搬送等に必要なメインモー
タ25、縦搬送ユニット14、第1〜3の各給紙装置1
1〜13それぞれの伝達に必要な各種クラッチ21〜2
4も接続されている。
【0036】図1に戻り、原稿読み取りから、画像の書
き込みまでの本実施例のデジタル複合機の動作をより詳
細に説明する。この動作は、読み取りユニット50と書
き込みユニット57での動作が中心である。読み取りユ
ニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と走
査光学系で構成されており、走査光学系は、露光ランプ
51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセ
ンサ54等で構成されている。露光ランプ51及び第1
ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、
第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キ
ャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときに
は、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2
キャリッジとが2対1の相対速度で走行するように機械
的に操作される。この走査光学系は、図示しないスキャ
ナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメ
ージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換さ
れて処理される。
【0037】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60により構成され、
レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源である
レーザダイオード及びモータによって高速で定速回転す
る多角形ミラー(ポリゴンミラー)が装備されている。
書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像
作像系の感光体15を主走査を伴い照射すると同時に、
感光体15の一端近傍の受光位置に設けたビームセンサ
(図示せず)を照射することにより、主走査同期信号を
発生する。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画
像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号
の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0038】次に、読み取りユニット50で読み取った
画像信号から、書き込みユニット57に入力する画像デ
ータを生成するまでの本実施例における画像処理ユニッ
ト(IPU)を中心にした画像データの処理について、
詳細に説明する。図4は画像処理ユニット(IPU)4
9の回路構成のブロック図を示す。露光ランプ51によ
り照射される原稿からの反射光を、CCDイメージセン
サ54にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジ
タル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信
号は、シェーディング補正部62にてシェーディング補
正が施された後、MTF補正、γ補正部63にてMTF
補正、γ補正が施される。次いで、変倍処理部72を経
由することにより変倍率に合せて拡大縮小された後、画
像信号は、セレクタ64に入力される。セレクタ64で
は、画像信号の送り先を、書き込みγ補正ユニット71
又は画像メモリコントローラ65のいずれかへとする切
り替えが行われる。書き込みγ補正ユニット71を経由
した画像信号は作像条件に合わせて書き込みγが補正さ
れ、書き込みユニット57に送られる。
【0039】画像メモリコントローラ65とセレクタ6
4間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となって
いる。また、画像メモリコントローラ65等への各種設
定、及び読み取りユニット50や書き込みユニット57
の制御を行うCPU68、及びそれらを実行するための
プログラムやデータを格納するROM69、RAM7
0、NV−RAM74を備えている。更にCPU68
は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ
66のデータの書き込み、読み出しを行い、原稿画像を
画像メモリ66やHD(ハードディスク)75或いは外
部記憶装置76に蓄積し、蓄積した画像を取り出し、画
像メモリ66とHD75或いは外部記憶装置76との間
の転送或いは書き込みユニット57への出力動作を行
う。ここでは、画像メモリコントローラ65へ送られた
原稿画像は、画像メモリコントローラ65内にある画像
圧縮装置によって画像データを圧縮した後、画像メモリ
66に送られる。画像圧縮を行う理由は、最大画像サイ
ズ分の256階調のデータをそのまま画像メモリ66に
書き込む事も可能であるが、そのままでは1枚の原稿画
像で画像メモリの極めて大きな容量を必要とするので、
画像圧縮を行う事で、限られた画像メモリを有効に利用
するためである。
【0040】画像圧縮を行うと一度に多くの原稿画像デ
ータを記憶することが出来るため、ソート機能として、
貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力す
る事ができる。この場合、画像を出力する際に、画像メ
モリ66の圧縮されたデータを画像メモリコントローラ
65内の伸長装置で順次伸長しながら出力させる必要が
ある。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれ
ている。また、画像メモリ66の機能を利用して、複数
枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙1枚分の領域
を4等分したエリアに順次書き込む事も可能となる。例
えば4枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分
の4等分されたエリアに順次書き込む事で、4枚の原稿
が一枚の転写紙イメージに合成され、集約されたコピー
出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に
「集約コピー」と呼ばれている。
【0041】画像メモリ66の画像はCPU68からア
クセス可能な構成となっている。この構成により画像メ
モリ66に保持された画像データの内容を加工すること
が可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出
し処理等が行える。加工には、画像メモリコントローラ
65のレジスタにデータを書き込む事で画像メモリ66
に保持された画像データの処理を行う事ができる。加工
された画像は再度画像メモリ66に保持される。画像メ
モリ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数
のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可
能な構成をとっている。各分割したエリアに画像データ
の入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするために、
画像メモリコントローラ65とのインターフェースにリ
ード用とライト用の二組のアドレス・データ線を接続し
得るようになされている。これによりエリア1に画像を
入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リー
ド)するという動作が可能になる。また、画像メモリ6
6の内容をCPU68が読みだし、I/Oポート67を
経て、画像データ73として操作部30に転送すること
が可能な構成となっている。一般に、操作部30の画面
表示解像度は低い為、画像メモリ66の原画像は画像間
引きが行われ操作部30に送られる。
【0042】画像メモリ66は、多くの画像データを収
納するためHD75を別に設けることもある。HD75
を用いることにより、外部電源が不要で永久的に画像を
保持できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマッ
ト原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、この
HD75が用いられるのが一般的である。また、外部の
記憶媒体CD−R、CD−RW、そしてより容量の大き
いDVDを着脱可能とされた外部記憶装置76が接続可能
な構成になっている。外部記憶装置76はSCSIコン
トローラによってバスを制御され、画像の書き込み、読
み出しを実行する。外部記憶装置76へスキャナ画像を
書き込む場合、或いは外部記憶装置76からのデータを
書き込みユニット57に送る場合にも、出力側と入力側
の処理速度の差を吸収する為に画像メモリ66に一旦記
憶される。このように、画像を記憶する装置として備え
た画像メモリ66、HD75、外部記憶装置76に対す
る画像の入出力は、全て画像メモリコントローラ65に
よって画像パスが決められる。これは、画像データの入
力、出力を決めるCPU68が画像メモリコントローラ
65を制御することによって可能となる。
【0043】ここで、図5を用いて、セレクタ64にお
いて操作される1ページ分の画像信号のタイミングにつ
いて説明する。図5において、/FGATEはフレーム
ゲート信号であり、1ページの画像データの副走査方向
の有効期間を表している。/LSYNCは1ライン毎の
主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所
定クロックで、画像信号が有効となる。/LGATEは
ラインゲート信号であり、主走査方向の画像信号が有効
であることを示す信号である。これらの信号は、画素ク
ロック(画素同期信号)VCLKに同期しており、VC
LKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデ
ータが送られてくる。本実施例では、転写紙への書込密
度400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、
副走査6800画素である。また本実施例では、画像デ
ータは255に近いほど白画像になるとする。
【0044】次に、本装置内の画像メモリ66或いはH
D75に蓄積された画像を外部記憶装置76へ転送する
機能及びHD75に蓄積された画像を用いた印刷機能に
ついて説明する。なお、この転送機能のために用意され
るアプリケーションに関しては既知のものであるので、
詳細な説明は省略する。図6はデジタル複合機のソフト
ウェアシステムの構成を示す。既存の蓄積画像を操作す
る機能は、図6に示すように、文書管理アプリ214と
して存在し、コピーアプリ211、コピーサーバーアプ
リ212、プリンタアプリ213と同列で起動させそれ
ぞれが独立した動作をするものとする。共有資源である
操作部、周辺機、画像形成装置、画像読み取り装置、メ
モリユニットの各コントローラ221〜225はシステ
ムコントローラ200により調停される。各アプリは独
自に操作画面の描画を行うが、その画面は操作部に表示
されずメモリ内部で仮想的に作成される。実際に操作部
に表示されるのは一つのアプリであるから、操作部コン
トローラ221はシステムコントローラ200からの指
示によりアプリがそれぞれ作成した仮想画面の一つを操
作部オーナーアプリとして実画面に展開する。また、外
部記憶装置76を設ける場合、図6内のSCSIコント
ローラ232の接続ポートに該外部記憶装置76を接続
し、該外部記憶装置76の制御を該SCSIコントロー
ラ232にて行なう。
【0045】本実施例では、文書管理アプリ214が、
本装置内の画像メモリ66或いはHD75に蓄積された
画像を外部記憶装置76へ、又その逆の双方向に転送す
る動作を実行する。ここで、文書管理アプリ214が備
える文書管理機能について説明する。図7は文書管理ア
プリ214を動作させるための操作画面である。この画
面は、図2の文書管理キー40を押下すると、操作部3
0の液晶タッチパネル31に表示されるものである。本
例では、内部記憶手段(本実施例では画像メモリ66或
いはHD75等の機器に内蔵された記憶手段を指す、
又、内部メモリーも同義である)、外部記憶装置76に
蓄積された画像データに関する各種機能が利用できる。
内部蓄積文書キー171が黒色に反転しているのは内部
記憶手段内の蓄積画像データについて各種編集操作が可
能であることを示している。また、外部蓄積文書キー1
72を押下すると液晶タッチパネル31には図8に示す
操作画面が表示される。図8が表示されている時は、外
部記憶装置76内の蓄積画像データについて各種編集操
作が可能である。
【0046】図7に戻ると、表示領域177には内部記
憶手段に蓄積された画像データの各画像関連情報が表示
されている。画像データを特定するための画像関連情報
として文書名、ユーザID、蓄積時刻、ページ数、画像デ
ータサイズが表示される。ユーザIDは本デジタル複合
機に接続されたパーソナルコンピュータのプリンタドラ
イバにて付けられるため、プリンタ機能による蓄積画像
にのみ存在する。文書名は画像蓄積をする毎に付けられ
る。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時
刻は画像蓄積された時の時間を表す。なおこの時の画像
関連情報は不揮発メモリNV−RAM74に保持されて
おり、電源断時でもその画像情報は保持され続ける。表
示領域177では8個の画像関連情報のみ表示されてい
るが、前へキー/後へキー178を押下することによ
り、表示されていない画像情報が表示可能である。表示
領域180のページ数とは、現在表示中の8個の画像関
連情報に対する全画像関連情報リスト中の位置を表す。
図7の例では全画像関連情報リストは12ページ分あり
現在表示中の8個の画像関連情報は3ページ目に位置す
る。表示領域175の各項目を押下すると表示領域17
7の画像関連情報リストが該項目に従ってソートされ
る。図7の例では蓄積時刻降順ソートになっている。リ
スト内の検索機能は、検索キー173を押下することに
より利用可能である。
【0047】表示領域177に表示されている各画像関
連情報を押下すると、図9の表示領域195に示すよう
に、画像関連情報表示部分が黒色に反転し、これを選択
状態と呼ぶ。複数の画像関連情報が選択状態として指定
可能であり、選択文書表示キー174を押下すると表示
領域177には選択状態の画像関連情報のみ表示され
る。表示領域179は内部記憶手段の総容量及び残容量
を、表示領域186は外部記憶装置76の総容量及び残
容量をMB(メガバイト)を単位として表している。内
部記憶手段の蓄積画像に対する編集機能として、文書名
変更機能、文書結合機能、文書挿入機能、ページ削除機
能、文書消去機能がある。これらの諸機能は、文書編集
キー181〜185を押下することにより使用可能であ
る。任意の画像関連情報を選択状態にして転送を指示す
る文書移動キー187を押下すると、選択状態の画像デ
ータ及び画像情報は外部記憶装置76に蓄積される。こ
のとき外部記憶装置76内の蓄積画像関連情報のリスト
が更新され外部記憶装置76に記憶される。外部蓄積文
書キー172を押下すると液晶タッチパネル31には図
10が表示されるが、該記憶操作により更新された蓄積
画像関連情報のリストは図10の表示領域198に表示
される。
【0048】また、本実施例では、コピーサーバーアプ
リ212が、本装置内のHD75に蓄積されたファイル
からユーザーの操作により選択されたファイルを印刷出
力する動作を実行する。ここで、コピーサーバーアプリ
212が備えるファイル印刷機能について説明する。図
11乃至図13はコピーサーバーアプリ212を用いて
HD75に蓄積されたファイルを印刷するときにその操
作を行うための画面である。図11の画面は、図2のコ
ピーサーバーキー39を押下すると、操作部30の液晶
タッチパネル31に表示されるものである。HD75に
蓄積されたファイルには、コピーモード、プリンタモー
ドで保存を指示されたファイル、或いは、上記した文書
管理モードで外部記憶装置76から転送されてくるファ
イルが含まれる。本例では、HD75に蓄積された画像
データの中から印刷を行う対象ファイルが選択され、選
択されたファイルを用いて印刷動作を行う。このため
に、コピーサーバーアプリ212により操作されるHD
75に蓄積されたファイル中に画像データとともに印刷
動作に必要な印刷条件等の印刷関連情報が含まれ、管理
されており、このようにしたファイルを単位としてアク
セスがなされる。図11の画面においてファイル「Pr
t001」を選択した場合、画面は、選択したファイル
のエリアの表示を反転させた図12に示す画面に移行す
る。このファイル選択を行った状態で、印刷条件が設定
可能となり、又、この状態で、スタートキー34が押さ
れると、印刷動作が開始されるようになる。また、図1
2の画面において、「印刷条件」キーを押下すると、選
択したファイルに設定されている印刷条件を表示した図
13に示す画面に移行する。図13に示す例では、自動
用紙を選択しているが、画面には、ソート、スタック、
ステープル、パンチ、排紙、印字/スタンプ、表紙/合
紙、編集、両面といった各種処理モードを指示するため
のキーを設け、キーの選択操作により印刷条件の変更を
可能としている。
【0049】以下に、本発明の実施例に係わるデジタル
複写機における印刷条件の整合性チェックについて説明
する。上記したように、本例のデジタル複写機のコピー
サーバーモードにおいては、内蔵されたHD75に蓄積
されたファイルを用いて印刷を行うようにしている。H
D75には、本機によるコピーモードの動作により蓄積
されたファイルだけではなく、プリンタモードで保存を
指示されたファイル、或いは、上記した文書管理モード
で外部メモリ76から転送されてくるファイルが含まれ
る。後者の場合、外部メモリ76においてCD等の記憶
媒体を交換することにより本機以外の装置により作成さ
れたファイルが取り込まれ、こうしたファイルに対して
も処理が要求されることがある。この場合、従来技術に
示したように、設定されている印刷条件が装置の処理機
能と不整合を起こす可能性があり、出力ミスといった不
具合が起きる。そこで、本実施例においては外部メモリ
76より転送されてくるファイル(即ち他のマシンで作
成されたファイルが入力される可能性がある)に設定さ
れている印刷条件の整合性をチェックすることにより適
切な印刷処理が行われるようにしようとするものであ
る。ところで、外部メモリ76から転送されてくるファ
イルは、多くの場合、印刷処理を目的とするものと考え
られるので、文書管理モードにより外部メモリ76から
HD75にファイル転送が行われるときに整合性チェッ
クをかけ、その結果をその後の印刷モードを利用すると
きの設定操作に反映させることにより、操作を容易に
し、効率化させることができる。一方、文書管理モード
では整合性チェックをかけず、文書管理モードで外部メ
モリ76からファイルをHD75に転送した後、コピー
サーバーモードにより印刷処理を行うための操作の過程
で整合性チェックをかける方法を採ることもできる。そ
の結果は、印刷ファイルの設定操作や印刷処理の実行に
反映させることができるので、チェック処理の負担を少
なくし、効率化を図ることが可能となる。従って、印刷
条件の整合性チェックは、大きく分けて、 1 .外部メモリ76よりHD75へのファイル転送処
理の操作時(文書管理モード) 2 .HD75へのファイル転送後、印刷ファイル選
択、印刷実行指示をする印刷操作時(コピーサーバーモ
ード)のどちらかのタイミングで実施する。 印刷条件の整合性チェックは、ファイルを構成するファ
イル情報中に設定されている印刷条件を取り出し、印刷
条件をマシンの機能が充足するかを調べることにより行
うので、ユーザー操作とのインターフェースを考慮し、
ファイル操作を行う際のタイミングを選んで実行する。
以下の実施例において、上記1.及び2.の各々につい
て異なるタイミングを選定して整合性チェック処理を行
う場合を示す。
【0050】先ず、文書管理モードにおける、外部メモ
リ76よりHD75へのファイル転送処理の操作時に行
う場合について述べる。第1の実施例は、ファイル転送
モード処理の操作としてユーザーが転送ファイルを選択
した時に行うものである。文書管理機能を用いてファイ
ル転送をする場合、ファイルを外部メモリ76に蓄積さ
れているファイル一覧から選択するという操作が可能で
あるが、その場合を想定している。本実施例では、外部
メモリ76に蓄積されているファイルをHD75に転送
するファイルの選択時にファイル中に記憶されている印
刷条件の不整合をチェックする手順を行う。以下に示す
一連の手順を行った後、不整合チェックの結果が転送さ
れるファイルに反映されることになり、転送ファイルを
受け取るHD75では、そこに蓄積されたファイルを利
用して実行されるコピーサーバーモードにおいて、チェ
ック結果が反映されたファイル一覧を提示することがで
きる。図14は、この整合性チェック処理手順を含むフ
ァイル転送モード処理のフローを示す。図14のフロー
において、文書管理アプリを用い外部メモリ76からH
D75に文書移動が可能な操作画面(図10参照)で、
ファイル選択がなされたかを確認し(S51)、確認後
選択されたファイル中に記憶されている印刷条件を読み
出す(S52)。この後、ファイルから読み出した印刷
条件について「ファイル印刷条件整合性チェック処理」
を行う(S53)。本フローでは、この後ファイル転送
モードの開始指示があったか否かをチェックし(S5
4)、開始指示があったあった場合、選択、指示された
ファイルの転送を行う(S55)。転送ファイルは、画
像データとファイル情報として付加された印刷条件等を
保有する。転送処理後、全ファイルの転送が完了したか
を確認し(S56)、リターンする。S54で、ファイ
ル転送モードの開始指示がない場合、S53の整合チェ
ックの結果によって、ファイル不整合モードの解除の指
示、或いは、ファイル選択の変更操作を行う場合がある
ので、ファイル不整合モードの解除が指示されたか否か
をチェックし(S57)、解除時リターンし、解除指示
がないとき、ステップS51に戻り、ファイル選択の変
更操作を待ち、新たに選択されたファイルについてS5
2以降の処理を行う。
【0051】次に、図15の「ファイル印刷条件整合性
チェック処理(1)」のフローにより、図14のステッ
プS53における「ファイル印刷条件整合性チェック処
理」の例を詳細に説明する。例示する「ファイル印刷条
件整合性チェック処理」は、ファイル生成したマシンが
有していた機能を用いて設定された印刷条件がファイル
転送先のファイル印刷マシンによりサポートされない、
即ち、転送先のマシンに印刷条件に設定された機能が存
在しない場合に、それをチェックし、その結果に対応し
た手順を行うものである。例えば、ステープルユニット
が装着されたマシンによって、ステープルモードを印刷
条件の1つとして指定して印刷ファイルの生成が行われ
た後、このファイルを外部メモリを介してファイル生成
を行ったマシン以外のマシンへファイル転送を行い、転
送先のマシンで印刷をさせようとした場合、そのマシン
にステープルユニットが装着されていなかった場合に、
整合性がないとされる。図15に示すフローでは、マシ
ン機能として両面機能、ステープル機能を取り上げた例
を示している。図15を参照すると、このフローでは、
まず、今処理を行おうとしているマシンが所有している
マシン情報を取得する処理を行う(S71)。マシン情
報の取得は、例えば、装置が有している機能を装置内の
NVRAMに記憶させておき(NVRAMへのデータの
記憶は工場出荷時やメンテナンス時にサービスマンの操
作により行うようにすることが可能である)、NVRA
Mから記憶しておいた情報を読み出すことにより取得す
るという方法が採用できる。このように、装置が装備す
る機能についての取得した情報を基にファイル中に記憶
されている印刷条件をチェック(マシン機能整合性チェ
ック)する。「ファイル印刷条件整合性チェック処理
(1)」のフローにおいては、ファイル情報に印刷条件
として両面モードが設定されているか否かをチェックし
(S72)、両面モードが設定されている場合、マシン
機能として両面印刷機能を装備しているか否かをチェッ
クする(S73)。ここで、両面印刷機能を装備してい
る場合、さらに次の印刷条件であるステープル印刷モー
ドのチェックを行う。なお、両面モードが設定されてい
ない場合にも、次の印刷条件をチェックするステップに
移行する。一方、両面印刷機能を装備していない場合、
印刷条件として設定された両面モードを解除するととも
に、両面モードが解除された旨のメッセージをユーザー
に知らせるようにして、モード解除に伴う警告表示処理
を行う(S74)。
【0052】この後、次の印刷条件であるステープル印
刷モードについて、ファイル情報に印刷条件としてステ
ープル印刷モードが設定されているか否かをチェックし
(S75)、ステープル印刷モードが設定されている場
合、マシン機能としてステープル処理機能を装備してい
るか否かをチェックする(S76)。ここで、ステープ
ル処理機能を装備している場合、リターンする。なお、
ステープル印刷モードが設定されていない場合も同様に
リターンする。一方、ステープル処理機能を装備してい
ない場合、印刷条件として設定されたステープル処理モ
ードを解除解除するとともに、ステープル処理モードが
解除された旨のメッセージをユーザーに知らせるように
して、モード解除に伴う警告表示処理を行う(S2
7)。上記の処理により、印刷条件に設定された印刷モ
ードが実行可能かをチェックでき、その結果整合してい
れば、そのままの印刷条件で印刷することができ、ファ
イル作成したマシンで印刷するのと同等の仕上がりが保
証できる。なお、印刷条件に設定した不整合を起こすモ
ードを解除するが、この時に外部メモリ76に蓄積され
ているファイル自体の印刷条件は解除されないようにす
る。本ジョブ実行の為にテンポラリで作成される印刷条
件上でのみ該当モードが解除されるようにする。こうし
た解除の方法としては、不整合を起こす印刷条件のデー
タを削除しないで、無効なデータとして扱うような処理
をしてデータ自体は保持するようにしておくといった方
法を採る。このように、外部メモリ76に蓄積されてい
るファイル自体のファイル情報に含まれる印刷条件を削
除、変更しないで、維持しておくのは、外部メモリ76
を介して、対応可能なマシン或いは元のマシンにファイ
ルを再転送した場合、同一の仕上がりで再現できるよう
にするためである。
【0053】ここで、上記図15のフローのステップS
24及びS28における「モード解除に伴う警告表示処
理」の詳細を図16により説明する。図15のステップ
S73及びS76にて不整合になった印刷処理モードの
設定を解除してファイル転送を行う場合、S74及びS
77にて「モード解除に伴う警告表示処理」が行われ
る。これは不整合が発生したことをユーザーに知らせる
とともに、転送先でこのファイルを用いた印刷処理を行
った場合、同じ仕上がりが期待できないことをユーザに
通知することで、処理の失敗の発生を防止することを目
的として行う。図16の処理フローにおいて、まず、警
告表示を行う(S30)。このモード解除警告表示の例
を図17に示す。図17に示す表示画面では、不整合が
発生した旨のメッセージと、モードの設定を解除する旨
の警告と、設定モード種別を表示すると共に、ユーザー
操作による「確認」キーを表示する。ユーザーが「確
認」キー押下することにより、ユーザーがファイル不整
合モードの設定の解除を了解したとみなし、処理を進め
るようにしている。フローにおいては、S30で警告表
示を行った後、ユーザーによる「確認」キーの押下を待
って(S31)、リターンする。上記のフローにおい
て、「確認」キーの押下をして転送を行った場合、転送
先のHD75に蓄積された後、利用されるときに設定が
解除されており、不整合が発生したファイルであること
をユーザーが認識し得るように、識別データを該当する
ファイルに付与する。図18は、その識別データの利用
例を示すものである。図18において、転送先のHD7
5に蓄積された後、コピーサーバーモードによって、フ
ァイル印刷が実行される場合の操作画面を示している。
画面には、ファイル一覧が表示されており、転送された
ファイルの中で、不整合が起きたファイル(不整合印刷
条件が解除されているファイル)については、付与した
識別データを用いて、例えば、表示されたファイルの文
書名の先頭に星印を付加する。このマークを付加するこ
とによりユーザーに不整合を知らせることができ、ユー
ザーがこれを参照して指示操作を行うことができる。
【0054】外部メモリ76よりHD75へのファイル
転送処理の操作時に行う整合性チェックの第2の実施例
ついて述べる。上記実施例では、文書管理モードを呼び
出した後、ファイルを選択し、選択したファイルに対し
て不整合チェックを行い、その後ファイル転送の開始指
示を行うようにしたが、第2の実施例は、文書管理モー
ドを呼び出し、ファイル選択を行った後、ファイル転送
の開始指示を待って、不整合チェックを行うようにする
ものである。第1の実施例では、ファイル選択時に不整
合チェックを行っていたので、ファイル転送以外の処
理、例えば図7の文書管理モードの操作画面において、
蓄積ファイルについて「文書名変更」キー181や「リ
ストから削除」キー185を押して文書移動以外の処理
モードをする場合にも、必要のない不整合チェックを行
っていた。この実施例は、ファイル転送の開始指示を待
って、不整合チェックを行うことにより、必要のない不
整合チェックを行わずに、チェックが必要な転送ファイ
ルに対してだけチェックをかけようとするものである。
例えば、外部メモリ76に蓄積されたファイルから1フ
ァイルだけを印刷出力するといった場合、1ファイルに
ついて転送時に整合性チェックの処理を行うだけです
み、処理負担を少なくすることができる。本実施例の不
整合チェックを含むファイル転送モード処理のフロー
は、「ファイル印刷条件整合性チェック処理」を行うタ
イミングをファイル転送の開始指示の後に行うようにす
るという変更が必要であるが、「ファイル印刷条件整合
性チェック処理」とこれに伴って行われる「モード解除
に伴う警告表示処理」の処理内容は上記第1の実施例の
処理を応用することができる。なお、ファイル転送指示
時に行うチェック処理において、不整合が生じた場合に
第1の実施例のようにファイル選択をやり直すというこ
とはないので、不整合モードが解除されたファイルの転
送については、その中止を選択できるようにする。「モ
ード解除に伴う警告表示処理」において、不整合が生じ
た場合に転送の中止ができるようにしたフローチャート
の例を図19に示す。
【0055】図19の処理フローにおいて、まず、警告
表示を行う(S60)。このモード解除警告表示の例を
図20に示す。図20に示す表示画面では、不整合が発
生した旨のメッセージ、設定モード種別を表示する(図
20の例では、ステープルモードが解除された旨の警告
表示が行われている)と共に、ユーザー操作によりキー
として、動作する設定を解除して転送するための「設定
解除して転送」キーおよび「転送中止」キーを表示す
る。ユーザーが「設定解除して転送」キー、「転送中
止」キーのいずれかを押下することにより、ユーザーが
その旨を了解し、処理を進めるようにしている。図19
の処理フローにおいては、S60で警告表示を行った
後、ユーザーによる「設定解除して転送」キーの押下を
待って(S61)、ファイル印刷条件から該当するファ
イル不整合モードの設定を解除し(S63)、リターン
する。また、「転送中止」キーについても、その押下を
待って(S62)、リターンする。なお、いずれも、リ
ターンする前に、モード解除警告画面を消す(S6
4)。上記のフローにおいて、「設定解除して転送」キ
ーの押下をして転送を行った場合、転送先のHD75に
蓄積された後、利用されるときに設定が解除されてお
り、不整合が発生したファイルであることをユーザーに
認識させるように、識別データを該当するファイルに付
与する。識別データの利用法についても、上記した第1
の実施例と同様に、転送先のHD75に蓄積された後、
コピーサーバーモードによって、ファイル印刷が実行さ
れる場合の操作画面に表示されたファイル一覧の文書名
の先頭に星印を付加する(図18参照)という方法で実
施しうる。
【0056】外部メモリ76よりHD75へのファイル
転送処理の操作に伴って行う整合性チェックの第3の実
施例ついて述べる。上記各実施例では、文書管理モード
の処理の過程で不整合チェックを行う例を示したが、第
3の実施例は、整合性チェックを行うタイミングを文書
管理モードを呼び出す以前に行われる記憶媒体装着時と
する例である。これは、記憶媒体を入れ替え、新たに装
着した記憶媒体に記憶されているファイルを利用する場
合で、例えば、ユーザーが所有する記憶媒体を利用して
ファイル印刷を行う場合を想定している。本実施例で
は、装着された記憶媒体に入っている全てのファイルに
対してチェック処理を行う。チェックの方法は、上記実
施例と基本的に同じで、ファイルに付加されている印刷
条件を取り出し、印刷条件をマシンの機能が充足するか
を調べることにより行うようにする。ただし、上記各実
施例で不整合時に行った印刷条件として設定したモード
の削除処理は、ここでは行わない。それは、文書管理モ
ードの処理は必ずしも転送、印刷という過程で処理され
るファイルだけが入力されるわけではないから、記憶媒
体に入っているオリジナルデータを変更せずに保持して
おく必要があるためである。整合性チェックの結果は、
不整合が発生したファイルに識別データを付与し、付与
したデータにより、ファイルを使用する時に不整合をユ
ーザーが認識できるようにする。図21は、その識別デ
ータの利用例を示すものである。図21に示すように、
文書管理モードにおいて外部蓄積文書(外部メモリ76
に蓄積されたファイル)を指示した時に表示されるファ
イル一覧画面において、不整合を起こすファイルである
ことを表わす*印をファイルの文書名の先頭に付け、ユ
ーザーにチェック結果を知らせることができる。外部メ
モリ76に蓄積されたファイルの印刷を行う場合、文書
管理モードで外部メモリ76のファイル一覧画面(図2
1)を呼んで印刷しようとするファイルをHD75に転
送する操作を行うが、その時に希望する仕上がりで印刷
されない場合があることを*印により知ることができる
ので、印刷の失敗を回避することができる
【0057】次に、コピーサーバーモードにおける、H
D75に蓄積されたファイルの印刷操作時に行うファイ
ル印刷条件整合性チェック処理について述べる。この整
合性チェック処理は、文書管理機能を用いて外部メモリ
76から転送されてきたファイルに不整合を起こす可能
性のあるファイルがあることを想定し、そのファイルに
ついて、コピーサーバーモードの操作としてユーザーが
印刷ファイルを選択した時に整合性チェックを行うもの
である。本実施例では、この手順の最初に、転送されて
くるファイル中に他のマシンで生成されたファイルが含
まれ、マシン機能との不整合が起きる可能性がある外部
メモリ76からHD75に転送されるファイルについ
て、印刷条件整合性チェックを必ず行うことができるよ
うにする。このために、外部メモリ76からHD75に
転送されるファイルにかかる転送履歴をファイルの付加
情報として記録する手順を行う。図22は、この手順を
含む転送時の処理フローを示す。図22のフローにおい
て、文書管理アプリによるファイル転送モード処理によ
り、外部メモリ76からHD75に文書移動が行われる
が、その操作画面(図10参照)でファイル転送指示が
行われると(S1)、指示したファイルの画像データと
共に印刷条件等のファイルへの付加情報の転送処理が行
われる(S2)。上記の転送が終了すると、次にファイ
ル転送の方向が外部メモリ76からHD75に行われた
転送であるかを調べる(S3)。外部メモリ76からの
ファイル転送であれば、外部メモリ76からのファイル
転送であったことを示す転送履歴を該当ファイルのファ
イル情報のパラメータとして記録する(S4)。転送履
歴データは、後述するファイル印刷処理時に行うファイ
ル印刷チェック処理フロー(図23,26)において、
ファイル情報に付加された印刷条件の各種設定モードの
整合性チェックを実行するか否かの為に使用される。本
フローでは、外部メモリ76からのファイル転送以外
は、ステップS4をパスし、全ての指定ファイルの転送
が上記S2〜S5のステップを完了したことを確認して
(S5)、フローを終了する。
【0058】第4の実施例として、コピーサーバーモー
ドによるファイル印刷処理において、印刷ファイルの選
択時に行うファイル印刷チェック処理について説明す
る。本実施例では、ファイル印刷条件整合性チェック処
理を外部メモリ76から転送されてきたファイルに対し
て行うようにする。このため、上記した転送履歴(図2
2の処理フローのステップS4でファイル情報として記
録された)を持ったファイルであるかをチェックする。
図23は印刷ファイルの選択時に行うファイル印刷チェ
ック処理のフローを示す。本フローは、ファイル印刷モ
ードであることを確認することにより開始される(S1
1)。ファイル印刷モードの確認は、コピーサーバーキ
ー39(図2参照)の押下をチェックすることによる。
コピーサーバーキー39が押下されるとファイル印刷モ
ードが開始され、印刷の指示をするために、HD75に
蓄積されているファイルの一覧画面(図11)を表示す
る。ユーザーの操作によりファイル一覧画面からファイ
ル印刷を行うファイルが選択されたことを確認した(S
12)後、ファイルに付加されているファイル情報(印
刷条件等)を読み出す(S13)。読み出されたファイ
ル情報に外部メモリからの転送履歴情報が挿入されてい
るか否かをチェックすることにより、選択されたファイ
ルが外部メモリ76からの転送ファイルであることを確
認する(S14)。ここで、外部メモリ76からの転送
ファイルであることを確認した場合、S13で読み出さ
れたファイル情報中にあるファイル印刷条件に対して
「ファイル印刷条件整合性チェック処理」を行う(S1
5)。「ファイル印刷条件整合性チェック処理」は、印
刷ファイルが外部からの転送ファイルである場合、ファ
イル作成したマシンとファイル印刷するマシンが異なる
可能性があるので、ファイルに設定されている印刷モー
ドを印刷マシンがサポートできない等の不整合により、
予期しない印刷ミスが発生することを回避するためであ
る。一方、選択ファイルが外部メモリからの転送ファイ
ルではない、即ちファイルを作成したマシンと印刷処理
を行おうとしているマシンが同一であれば、マシンと印
刷条件との整合性が保たれるので、S15の処理をスキ
ップしてS13で読み出された印刷条件をそのまま使用
して処理を行うようにする。
【0059】図23のステップS15における「ファイ
ル印刷条件整合性チェック処理」を説明する。このファ
イル印刷条件整合性チェック処理は、ファイル生成した
マシンが有していた機能を用いて設定された印刷条件が
ファイル転送先のファイル印刷マシンによりサポートさ
れない、即ち、転送先のマシンに印刷条件に設定された
機能が存在しない場合に、それをチェックし、対応する
ものである。例えば、印刷ファイル生成マシンにステー
プルユニットが装着されていて、ステープルモードを印
刷条件の1つとして指定しファイル生成を行い、このフ
ァイルを外部メモリを介してファイル生成を行ったマシ
ン以外のマシンへファイル転送したとき、転送先のマシ
ンにステープルユニットが装着されていなかった場合な
どが考えられる。図24のステップS15における「フ
ァイル印刷条件整合性チェック処理」のフローは先に示
した第1の実施例において示した図15のフローにより
実施し得る。従って、上述の図15の説明を参照するこ
とにして、ここでは、重複した説明はしない。ただし、
この場合に、図15のフローにおける印刷条件に不整合
がある場合(S73−NO,S76−NO)に行う、ス
テップS74,77の「モード解除に伴う警告表示処
理」では、第1の実施例とは異なる処理を行う。図24
に、本実施例のファイル印刷条件不整合時の「モード解
除に伴う警告表示処理」のフローを示す。このフローで
は、不整合モードが解除されたファイルの転送について
は、ユーザーの指示によりジョブのキャンセルができる
ようにする。
【0060】図24のフローチャートにおいて、まず、
警告表示を行う(S80)。このモード解除警告表示の
例を図25に示す。図25に示す表示画面では、不整合
が発生した旨のメッセージ、設定モード種別を表示する
(この例では、ステープルモードが解除された旨の警告
表示が行われている)と共に、ユーザー操作により動作
するキーとして、設定を解除して印刷を選択するための
「設定解除して実行」キーおよび印刷ジョブをキャンセ
ルする「キャンセル」キーを表示する。ユーザーが「設
定解除して実行」キー、「キャンセル」キーのいずれか
を押下することにより、ユーザーがその旨を了解したこ
とを確認して、処理を進行させるようにしている。フロ
ーにおいては、S80で警告表示を行った後、ユーザー
による「設定解除して実行」キーの押下を待って(S8
1)、ファイル印刷条件から該当するファイル不整合モ
ードの設定を解除し(S83)、リターンする。また、
「キャンセル」キーについても、その押下を待って(S
82)、リターンする。なお、いずれも、リターンする
前に、モード解除警告画面を消す(S84)。なお、上
記で不整合モードの設定を解除するが、この時にHD7
5に蓄積されているファイル上では、付加されている該
当モードのデータ自体は解除されないようにする。つま
り、本ジョブを実行する為にテンポラリで作成される印
刷条件上でのみ該当モードが解除されるようにする。こ
うした解除の方法としては、不整合を起こすモードの設
定データを削除しないで、無効なデータとして扱うよう
な処理をしてデータ自体は保持するようにしておくとい
った方法を採るようにする。このように、HD75に蓄
積されているファイルに付加された印刷条件を削除、変
更しないで、維持しておくのは、外部メモリ76を介し
て、対応可能なマシン或いは元のマシンにファイルを再
転送し、印刷を行う場合、同一の仕上がりが再現できる
ようにするためである。
【0061】次に、第5の実施例として、コピーサーバ
ーモードによるファイル印刷処理において、印刷ファイ
ルの選択後、印刷指示時に行うファイル印刷チェック処
理の手順について説明する。本実施例においても、ファ
イル印刷条件整合性チェック処理は、外部メモリ76か
らファイル転送されたファイルに対して行うようにす
る。このため、転送履歴(図22の処理フローのステッ
プS4でファイル情報として記録された)を持つかをチ
ェックし、該当する転送ファイルを確認して整合性チェ
ックを行う。図26はファイル印刷指示時のファイル印
刷チェック処理のフローを示す。本フローは、ファイル
印刷モードであることを確認することにより開始される
(S111)。ファイル印刷モードの確認は、コピーサ
ーバーキー39(図2参照)の押下をチェックすること
による。コピーサーバーキー39が押下されるとファイ
ル印刷モードが開始され、印刷の指示をするために、H
D75に蓄積されているファイルの一覧画面(図11)
を表示する。ユーザーの操作によりファイル一覧画面に
表示されたファイルからファイル印刷を行うファイルが
選択されたことを確認した(S112)後、ファイル印
刷の為にファイルに記憶されているファイル情報(印刷
条件等)を読み出す(S113)。ここで、印刷開始指
示の有無をチェックし(S114)、印刷開始指示がな
い場合、S112のステップに戻す。また、S114で
印刷開始指示があった場合、S113で読み出されたフ
ァイル情報に外部メモリからの転送履歴情報が挿入され
ているか否かをチェックする(S115)。選択された
ファイルが外部メモリ76からの転送ファイルであるこ
とを確認した場合、S113で読み出されたファイル情
報中にあるファイル印刷条件に対して「ファイル印刷条
件整合性チェック処理」を行う(S116)。「ファイ
ル印刷条件整合性チェック処理」は、印刷ファイルが外
部からの転送ファイルである場合、ファイル作成したマ
シンとファイル印刷するマシンが異なるので、ファイル
に設定されている印刷条件も印刷モードを印刷マシンが
サポートしていない等の不整合が発生する可能性がある
ために行う。一方、選択ファイルが外部メモリからの転
送ファイルではない、即ちファイルを作成したマシンと
印刷処理を行おうとしているマシンが同一であれば、マ
シンと印刷条件との整合性が保たれるので、S116の
処理をスキップしてS113で読み出された印刷条件を
そのまま使用して処理を行うようにする。
【0062】図26のステップS116における「ファ
イル印刷条件整合性チェック処理」を説明する。このフ
ァイル印刷条件整合性チェック処理は、ファイル生成し
たマシンが有していた機能を用いて設定された印刷条件
がファイル転送先のファイル印刷マシンによりサポート
されない、即ち、転送先のマシンに印刷条件に設定され
た機能が存在しない場合に、それをチェックし、対応す
るものである。本実施例では、ファイル印刷指示時に整
合性チェック処理を行うようにしているので、チェック
結果に対して、ユーザーによる設定の変更操作が不可能
である場合に、ユーザーが印刷の実行/中止を選択する
手順を設けるようにしている。図27は、本実施例の
「ファイル印刷条件整合性チェック処理(2)」のフロ
ーを示す。図27を参照すると、この整合性チェック処
理のフローでは、まず、印刷中止フラグをリセットする
(S19)。印刷中止フラグ=RESETとするのは、この
フローの処理結果として行われる印刷中止フラグの操作
を初期化するためである。次いで、本機が所有している
マシン情報を取得する処理を行う(S20)。マシン情
報にはマシンが装備する機能についてのデータが含まれ
ており、ここで取得した情報を基にファイルに付加され
た設定印刷条件をチェックする。本実施例のフローにお
いては、ファイルに印刷条件として両面モードが設定さ
れているか否かをチェックし(S21)、両面モードが
設定されている場合、マシン機能として両面印刷機能を
装備しているか否かをチェックする(S22)。ここ
で、両面印刷機能を装備していない場合、「モード解除
に伴う警告表示処理」(後記で詳述)を行う(S2
3)。S24の処理で印刷中止のフラグ操作が行われる
場合があるので、この処理後に、印刷中止フラグのセッ
トをチェックする(S24)。印刷中止フラグがリセッ
トのままである場合(S21で両面モードが設定されて
いない場合、S22で整合性ありの場合を含め)、さら
に次の印刷条件であるステープル印刷モードのチェック
を行う。
【0063】ステープル印刷モードについて、ファイル
情報に印刷条件としてステープル印刷モードが設定され
ているか否かをチェックし(S25)、ステープル印刷
モードが設定されている場合、マシン機能としてステー
プル機能を装備しているか否かをチェックする(S2
6)。ここで、ステープル機能を装備していない場合、
「モード解除に伴う警告表示処理」(後記で詳述)を行
う(S27)。S27の処理で印刷中止のフラグ操作が
行われる場合があるので、この処理後に、印刷中止フラ
グのセットをチェックする(S28)。印刷中止フラグ
がリセットのままである場合(S25でステープル印刷
モードが設定されていない場合、S26で整合性ありの
場合を含め)、ファイル印刷を実行し(S29)、リタ
ーンする。一方、S23及びS28で印刷中止フラグが
セットされている場合、ファイル印刷を実行せず、印刷
を中止する。
【0064】ここで、上記図27のフローチャートにお
けるステップS23及びS27における「モード解除に
伴う警告表示処理」の詳細を図28により説明する。図
27のステップS22及びS26にて不整合になった印
刷処理モードの設定を解除してファイル印刷を行う場
合、ユーザにその旨の警告をするとともに印刷中止をユ
ーザが選択できるようにする。図28を参照すると、こ
のフローでは、先ず、警告画面表示を行う(S40)。
このモード解除警告画面表示の例を図29に示す。図2
9に示す表示画面では、不整合が発生し、設定印刷モー
ドを解除する旨のメッセージ、設定モード種別を表示す
る(図29の例では、ステープルモードが解除された旨
の警告表示が行われている)と共に、ユーザーが操作可
能な「印刷中止」キー、「設定解除して実行」キーを表
示する。ユーザーが「印刷中止」キーか「設定解除して
実行」キーのいずれかを押下することにより、ユーザー
により選択された中止或いは実行の処理を進めるように
する。本フローにおいては、S40で警告画面表示を行
った後、ユーザーによって「設定解除して実行」キーが
押下されたか否かをチェックし(S41)、キーが押下
された場合、ファイル印刷条件から該当する不整合設定
モードを解除する(S44)。一方、「設定解除して実
行」キーが押下されない場合、「印刷中止」キーが押下
されたか否かをチェックし(S42)キーの押下を確認
して、印刷を中止するために、印刷中止フラグをセット
する(S43)。この後、リターンする前にモード解除
警告画面を消去する(S45)。なお、この実施例で
は、印刷指示時に行う印刷条件整合性チェック処理にお
いて、不整合が生じた場合、設定解除して実行すること
ができるような方法を採ったが、不整合を起こす場合に
は、無条件に印刷の実行を禁止する方法を採ることがで
きる。不整合を起こす場合、無条件に印刷の実行を禁止
すれば、完全に印刷ミスを防止することができる。印刷
を禁止する方法は、例えば、図27の「ファイル印刷条
件整合性チェック処理(2)」におけるステップS2
2,26で、設定されたモードがマシンになく印刷条件
に不整合が起きると判断された場合(S22−NO,S
26−NO)に、直ちに印刷中止フラグをセットするス
テップを実行する(つまり、図27のステップS23,
S27に代えて印刷中止フラグをセットする)ことによ
り実施することができる。また、この時不整合により印
刷が実行できない旨の警告表示を行うと良い。
【0065】また、本発明においては、デジタル複合機
における画像情報を処理するコントローラに上記した印
刷条件の整合性をチェックし、その結果をユーザに知ら
せ、不整合が起きた印刷モードを解除或いは印刷中止の
処理を行うようにした印刷条件整合性チェック方法を実
行するための手順を記述した処理プログラムを装備し、
装備したプログラムを用いることにより目的とする機能
を実現することができる。このプログラムは、周知のコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、適用さ
れるコントローラにインストールされ、記憶媒体から読
み出されたプログラムにより画像情報の処理が実行され
る。
【0066】
【発明の効果】(1) 請求項1,13の発明に対応す
る効果 入力手段の入力元の少なくとも一つとして着脱可能な記
憶媒体を持つ外部記憶装置を備えた画像情報処理装置に
おいて、入力手段を通して入力された画像データを該画
像データに設定された処理条件に応じ処理するときに、
設定された処理条件と処理を実行する処理手段が備える
処理機能との整合性を調べる処理条件の整合性チェック
を行うことにより、入力されたファイルが他のマシンで
生成されたファイルであることが事前に認識可能となる
ので、従来起きた処理の失敗を未然に防止し、装置に無
駄な動作をさせず、正しい処理を行うことが可能とな
る。 (2) 請求項2,14の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、外部記憶装置へ記憶媒体が
装着された時に、入力された画像データに設定された処
理条件に対し整合性チェックを実行するようにしたこと
により、装着後にユーザーが画像データの選択を行うと
き、すでにチェックの結果を反映したデータを示すこと
ができるので、選択操作を効率よく行うことが可能とな
る。 (3) 請求項3,15の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、外部記憶装置から内部記憶
装置(例えばHD)への転送モードを指示し、転送対象
として画像データを選択した時に、選択した画像データ
に設定された処理条件に対し整合性チェックを実行する
ようにしたことにより、外部記憶装置に蓄積されている
全ての画像データをチェックする負担を負うことなく、
効率的にチェックを行い、また、外部記憶装置から転送
されてきた画像データを受け取る内部記憶装置では、転
送され蓄積されたファイルを利用して印刷モードが実行
される場合にも、チェック結果を反映したデータ付きの
ファイルを提示することができ、印刷ファイルの選択操
作を容易にし、効率よく処理を行うことが可能となる。 (4) 請求項4,16の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、外部記憶装置から内部記憶
装置(例えばHD)への転送モードを指示し、転送対象
として画像データを選択し、転送開始指示を行った時
に、選択した画像データに設定された処理条件に対し整
合性チェックを実行するようにしたことにより、転送さ
れる画像データに絞ってチェックをかけるので、チェッ
ク処理の負担が少なく効率的にチェックが行え、また、
外部記憶装置から転送されてきた画像データを受け取る
内部記憶装置では、そこに転送され、蓄積されたファイ
ルを利用して印刷モードが実行される場合にも、チェッ
ク結果を反映したデータ付きのファイルを提示すること
ができ、印刷ファイルの選択操作を容易にし、効率よく
処理を行うことが可能となる。
【0067】(5) 請求項5,17の発明に対応する
効果 上記(1)の効果に加えて、外部記憶装置から転送され
てきた画像データが含まれる内部記憶装置に蓄積された
画像データを利用する処理(印刷)モードにおいて、ユ
ーザーが処理を求める画像データを選択した時に、選択
した画像データに対し整合性チェックを実行するように
したことにより、チェックが必要な画像データに対し漏
れのないチェック処理を行うことが可能となる。 (6) 請求項6,18の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、外部記憶装置から転送され
てきた画像データが含まれる内部記憶装置に蓄積された
画像データを利用する処理(印刷)モードにおいて、ユ
ーザーが処理を求める画像データを選択した後、処理指
示を行った時に、選択された画像データに対し整合性チ
ェックを実行するようにしたことにより、処理指示を行
った画像データに絞ってチェックをかけるので、チェッ
ク処理の負担が少なく、効率的で、チェックが必要な画
像データに対し漏れのないチェック処理を行うことが可
能となる。 (7) 請求項7,19の発明に対応する効果 上記(5)、(6)の効果に加えて、外部記憶装置から
の転送履歴情報が付与された画像データに対してのみ前
記処理条件チェックを実行するようにしたことにより、
チェックが必要な画像データに絞ってチェックをかける
ので、チェック処理の負担が少なく、効率的なチェック
処理を行うことが可能となる。
【0068】(8) 請求項8,20の発明に対応する
効果 上記(1)〜(7)の効果に加えて、チェック結果が不
整合となったファイルを認識可能に表示するようにした
ことにより、ユーザーにファイル選択、或いは設定の見
直しを指示することが可能となる。 (9) 請求項9,21の発明に対応する効果 上記(3)〜(8)の効果に加えて、チェック結果が不
整合となった処理条件を解除して処理を実行するように
したことにより、処理条件を解除しても処理が実行され
ることを期待しているユーザー、或いは処理条件に拘ら
ないユーザーの要求に応えることが可能となる。 (10) 請求項10,22の発明に対応する効果 上記(9)の効果に加えて、処理条件を解除して処理を
実行する場合、その旨の警告を行い、ユーザーの指示に
より処理を実行又は中止させるようにしたことにより、
処理条件を解除して処理が実行される場合に、処理の実
行又は中止をユーザーが選択できるので、ユーザーの意
向が反映され、利便性を高めることが可能となる。 (11) 請求項11,23の発明に対応する効果 上記(9)の効果に加えて、解除前のデータを保持した
まま、不整合となった処理条件を無効にする操作を施す
ことにより処理条件の解除を行うことにより、この後フ
ァイルを再転送した場合にも解除前のデータを利用する
ことができるので、転送先が対応可能な外部メディア、
マシン等を備えているか、或いは元のマシンであれば、
同一の仕上がりの処理を行うことが可能となる。 (12) 請求項12,24の発明に対応する効果 上記(6)の効果に加えて、チェック結果が不整合とな
った場合、不整合の生じたファイル処理の実行を禁止す
るようにしたことにより、処理の失敗を完全に防止する
ことができる。 (13) 請求項25の発明に対応する効果 適用する画像情報処理装置における画像情報を処理する
コントローラに本発明の記録媒体に記録されたプログラ
ムをインストールすることにより、請求項13〜24の
発明に関わる動作を容易に実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係わるデジタル複合機の全
体構成を概略図として示す。
【図2】 図1のデジタル複合機の操作部の1例を示
す。
【図3】 本実施例のデジタル複合機の制御装置のブロ
ック図を示す。
【図4】 画像処理ユニット(IPU)の回路構成のブ
ロック図を示す。
【図5】 セレクタにおいて操作される1ページ分の画
像信号のタイミングを示す。
【図6】 本実施例のデジタル複合機のソフトウェアシ
ステムの構成を示す。
【図7】 文書管理アプリを動作させるための操作画面
の1例を示す。
【図8】 外部蓄積文書を操作する時の画面の1例を示
す。
【図9】 内部蓄積文書のファイル選択操作時の画面の
1例を示す。
【図10】 外部蓄積文書を操作する時の画面の1例を
示す。
【図11】 コピーサーバーアプリを動作させるための
操作画面の1例を示す。
【図12】 図11でファイル選択をしたときに移行す
る画面を示す。
【図13】 図12で印刷条件キーを押したときに移行
する画面を示す。
【図14】 「ファイル印刷条件整合性チェック処理」
ステップを含む「ファイル転送モード処理」のフローを
示す。
【図15】 図14,図23の「ファイル印刷条件整合
性チェック処理」の詳細フローの1例を示す。
【図16】 図15における「モード解除に伴う警告表
示処理」のフローを示す。
【図17】 不整合時にモード設定を解除するときの警
告表示の1例を示す。
【図18】 不整合発生ファイルに識別マークを付した
コピーサーバーアプリの操作画面の1例を示す。
【図19】 「モード解除に伴う警告表示処理」のフロ
ーを示す。
【図20】 不整合時にモード設定を解除して転送或い
は転送中止するときの警告表示の1例を示す。
【図21】 不整合発生ファイルに識別マークを付した
文書管理アプリの外部蓄積文書操作画面の1例を示す。
【図22】 ファイル情報に転送履歴を記録するステッ
プを含むファイル転送のフローを示す。
【図23】 「ファイル印刷条件整合性チェック処理」
ステップを含む「ファイル印刷チェック処理」のフロー
を示す。
【図24】 図23の「ファイル印刷条件整合性チェッ
ク処理」における「モード解除に伴う警告表示処理」の
フローを示す。
【図25】 不整合時にモード設定を解除して実行或い
は印刷中止するときの警告表示の1例を示す。
【図26】 「ファイル印刷条件整合性チェック処理」
ステップを含む「ファイル印刷チェック処理」の他のフ
ローを示す。
【図27】 図26の「ファイル印刷条件整合性チェッ
ク処理」の詳細フローの1例を示す。
【図28】 図27における「モード解除に伴う警告表
示処理」のフローを示す。
【図29】 不整合時にモード設定を解除して印刷或い
は印刷中止するときの警告表示の1例を示す。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、 2…原稿台、
6…コンタクトガラス、 15…感光体、1
7…定着ユニット、 27…現像ユニッ
ト、30…操作部、 31…液晶
タッチパネル39…コピーサーバーキー、 4
0…文書管理キー、50…読み取りユニット、
51…露光ランプ、54…CCDイメージセンサ、
57…書き込みユニット、58…レーザ出力ユ
ニット、 68… CPU、65…画像メモリ
コントローラ、 66…画像メモリ、75…HD、
76…外部画像記憶装置、1
71…内部蓄積文書キー、 172…外部蓄積
文書キー、187…文書移動キー、 21
2…コピーサーバーアプリ、214…文書管理アプリ。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを該画像データに対して設定
    された処理条件と共に入力する入力手段と、該入力手段
    により入力された画像データを記憶する内部記憶手段
    と、入力された画像データに該画像データに対して設定
    された処理条件に応じた処理を施す処理手段とを有する
    画像情報処理装置において、前記入力手段の入力元の少
    なくとも一つとして着脱可能な記憶媒体を持つ外部記憶
    装置を備えるとともに、入力された画像データに対して
    設定された処理条件と前記処理手段が備える機能との整
    合性をチェックする処理条件チェック手段を備えたこと
    を特徴とする画像情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像情報処理装置
    において、外部記憶装置に記憶媒体が装着された時に、
    該記憶媒体に記憶された画像データに対して設定された
    処理条件を前記処理条件チェック手段によりチェックす
    ることを特徴とする画像情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された画像情報処理装置
    において、外部記憶装置の記憶媒体に記憶された画像デ
    ータを一覧表示する手段と、一覧表示された画像データ
    に対してユーザが指示する画像データを内部記憶手段へ
    の転送対象として選択する手段とを備え、転送対象とし
    て画像データが選択された時に、選択された画像データ
    に設定された処理条件を前記処理条件チェック手段によ
    りチェックすることを特徴とする画像情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された画像情報処理装置
    において、外部記憶装置の記憶媒体に記憶された画像デ
    ータを一覧表示する手段と、一覧表示された画像データ
    に対してユーザが指示する画像データを内部記憶手段へ
    の転送対象として選択する手段と、選択された画像デー
    タの転送を指示する手段を備え、選択された画像データ
    の転送が指示された時に、転送される画像データに設定
    された処理条件を前記処理条件チェック手段によりチェ
    ックすることを特徴とする画像情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された画像情報処理装置
    において、前記入力手段を通して入力された画像データ
    を一覧表示する手段と、一覧表示された画像データに対
    してユーザが指示する画像データを前記処理手段の処理
    対象として選択する手段とを備え、処理対象として画像
    データが選択された時に、選択された画像データに設定
    された処理条件を前記処理条件チェック手段によりチェ
    ックすることを特徴とする画像情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載された画像情報処理装置
    において、前記入力手段を通して入力された画像データ
    を一覧表示する手段と、一覧表示された画像データに対
    してユーザが指示する画像データを前記処理手段の処理
    対象として選択する手段と、選択された画像データの処
    理を指示する手段を備え、選択された画像データの処理
    が指示された時に、選択された画像データに設定された
    処理条件を前記処理条件チェック手段によりチェックす
    ることを特徴とする画像情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載された画像情報処
    理装置において、外部記憶手段から転送されてきたこと
    を示す転送履歴情報を該当する画像データに付与する手
    段を備え、該転送履歴情報が付与された画像データに対
    してのみ前記処理条件チェック手段によるチェックを行
    うことを特徴とする画像情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載された
    画像情報処理装置において、処理条件チェック手段によ
    るチェック結果を表示する手段を備えたことを特徴とす
    る画像情報処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項3乃至8のいずれかに記載された
    画像情報処理装置において、処理条件チェック手段によ
    るチェック結果が不整合となった処理条件を解除する手
    段を備えたことを特徴とする画像情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載された画像情報処理装
    置において、処理条件を解除する場合、その旨の警告を
    行うとともに、ユーザーにより指示される実行の指示又
    は処理中止の操作手段を備えたことを特徴とする画像情
    報処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載された画像情
    報処理装置において、処理条件を解除する場合、解除前
    のデータを保持したまま、不整合となった処理条件を無
    効にする操作を施すことにより処理条件の解除を行う手
    段を備えたことを特徴とする画像情報処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項6に記載された画像情報処理装
    置において、処理条件チェック手段によるチェック結果
    が不整合となった場合、不整合の生じた画像データに対
    する処理の実行を禁止する手段を備えたことを特徴とす
    る画像情報処理装置。
  13. 【請求項13】 画像データを該画像データに対して設
    定された処理条件と共に入力する入力手段と、該入力手
    段により入力された画像データを記憶する内部記憶手段
    と、入力された画像データに該画像データに対して設定
    された処理条件に応じた処理を施す処理手段とを有する
    画像情報処理装置における処理条件チェック方法であっ
    て、入力元の少なくとも一つとして着脱可能な記憶媒体
    を持つ外部記憶装置を備えた入力手段により画像データ
    を入力する工程と、入力された画像データに対して設定
    された処理条件と前記処理手段が備える処理機能との整
    合性をチェックする処理条件チェック工程の各工程を備
    えたことを特徴とする処理条件チェック方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された処理条件チェ
    ック方法において、外部記憶装置へ記憶媒体が装着され
    た時に、該記憶媒体に記憶された画像データに対して設
    定された処理条件に対し前記処理条件チェック工程を実
    行することを特徴とする処理条件チェック方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載された処理条件チェ
    ック方法において、外部記憶装置の記憶媒体に記憶され
    た画像データを一覧表示する工程と、一覧表示された画
    像データに対してユーザが指示する画像データを内部記
    憶手段への転送対象として選択する工程とを備え、転送
    対象として画像データが選択された時に、選択された画
    像データに設定された処理条件に対し前記処理条件チェ
    ック工程を実行することを特徴とする処理条件チェック
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載された処理条件チェ
    ック方法において、外部記憶装置の記憶媒体に記憶され
    た画像データを一覧表示する工程と、一覧表示された画
    像データに対してユーザが指示する画像データを内部記
    憶手段への転送対象として選択する工程と、選択された
    画像データの転送を指示する工程を備え、選択された画
    像データの転送が指示された時に、転送される画像デー
    タに設定された処理条件に対し前記処理条件チェック工
    程を実行することを特徴とする処理条件チェック方法。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載された処理条件チェ
    ック方法において、前記入力手段を通して入力された画
    像データを一覧表示する工程と、一覧表示された画像デ
    ータに対してユーザが指示する画像データを前記処理手
    段の処理対象として選択する工程とを備え、処理対象と
    して画像データが選択された時に、選択された画像デー
    タに設定された処理条件に対し前記処理条件チェック工
    程を実行することを特徴とする処理条件チェック方法。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載された処理条件チェ
    ック方法において、前記入力手段を通して入力された画
    像データを一覧表示する工程と、一覧表示された画像デ
    ータに対してユーザが指示する画像データを前記処理手
    段の処理対象として選択する工程と、選択された画像デ
    ータの処理を指示する工程を備え、選択された画像デー
    タの処理が指示された時に、選択された画像データに設
    定された処理条件に対し前記処理条件チェック工程を実
    行することを特徴とする処理条件チェック方法。
  19. 【請求項19】 請求項17又は18に記載された処理
    条件チェック方法において、外部記憶手段から転送され
    てきたことを示す転送履歴情報を該当する画像データに
    付与する工程を備え、該転送履歴情報が付与された画像
    データに対してのみ前記処理条件チェック工程を実行す
    ることを特徴とする処理条件チェック方法。
  20. 【請求項20】 請求項13乃至19のいずれかに記載
    された処理条件チェック方法において、前記処理条件チ
    ェック工程によるチェック結果を表示する工程を備えた
    ことを特徴とする処理条件チェック方法。
  21. 【請求項21】 請求項15乃至20のいずれかに記載
    された処理条件チェック方法において、前記処理条件チ
    ェック工程によるチェック結果が不整合となった処理条
    件を解除する工程を備えたことを特徴とする処理条件チ
    ェック方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載された処理条件チェ
    ック方法において、処理条件を解除する前記工程を行う
    場合、その旨の警告を行うとともに、ユーザーによる実
    行の指示又は処理中止の指示操作を受け付ける工程を備
    えたことを特徴とする処理条件チェック方法。
  23. 【請求項23】 請求項21又は22に記載された処理
    条件チェック方法において、処理条件を解除する前記工
    程を行う場合、不整合となった処理条件を無効にする操
    作を施すことにより解除前のデータを保持し得るように
    する工程を実行することを特徴とする処理条件チェック
    方法。
  24. 【請求項24】 請求項18に記載された処理条件チェ
    ック方法において、前記処理条件チェック工程によるチ
    ェック結果が不整合となった場合、不整合の生じた画像
    データに対する処理の実行を禁止する工程を備えたこと
    を特徴とする処理条件チェック方法。
  25. 【請求項25】 請求項13乃至24のいずれかに記載
    された処理条件チェック方法を実行するためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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