JP2002207643A - 画像情報処理装置 - Google Patents

画像情報処理装置

Info

Publication number
JP2002207643A
JP2002207643A JP2001002906A JP2001002906A JP2002207643A JP 2002207643 A JP2002207643 A JP 2002207643A JP 2001002906 A JP2001002906 A JP 2001002906A JP 2001002906 A JP2001002906 A JP 2001002906A JP 2002207643 A JP2002207643 A JP 2002207643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
storage device
data
information
external storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001002906A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Doke
教夫 道家
Yasuhiro Hattori
康広 服部
Yasumitsu Shimizu
泰光 清水
Takao Okamura
隆生 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001002906A priority Critical patent/JP2002207643A/ja
Publication of JP2002207643A publication Critical patent/JP2002207643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部記憶装置への書き込み情報の元になる情
報がなくても、外部記憶装置の着脱可能な記憶媒体の画
像データの破損、経時劣化、記憶媒体からの読み出しエ
ラー等の発生をチェックする。 【解決手段】 本体内のHD75から外部CDドライブ
のメディア76Cへの画像データの書き込み時に、管理
情報として画像データのチェックサムをCD(メディ
ア)76Cに記憶しておき、CD76Cのデータを逆に
読み出しHD75に書き込む際にCDのデータにエラー
がないかを、HDに書き込んだ後に画像メモリ66に展
開した画像データのサムとCDに記憶させておいた管理
情報としてのチェックサムとの整合によりチェックす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力手段を通して
取り入れた画像情報を記憶する内部記憶手段と、内部記
憶手段との間で相互に記憶されている画像情報の読み出
し・書き込みが可能な記憶媒体を着脱可能に備えた外部
記憶装置とを有し、画像情報の蓄積や画像情報の処理を
行う画像情報処理装置(例えばデジタル複写機、プリン
タ装置、ファクシミリ装置、スキャナ、電子ファイリン
グ装置、及びこれらを複合させた装置等)に関し、より
詳細には、外部記憶装置の着脱可能な記憶媒体に書き込
んだデータにエラーがなく正常であり、そこから読み出
し使用するデータにエラーがないかをチェックするよう
にし、又エラーがある場合にそのデータの回復を図るこ
とを可能とした画像情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像のデジタル処理を行う装置、
例えばデジタル複写機では、画像データを記憶しておく
半導体メモリや大容量ハードディスクを内蔵し、そこに
スキャナから読み込んだ画像データ或いは外部から通信
路を通して入力されたビットマップ化した画像データ等
を保存し、複数枚のコピーを作成する際に1回の原稿ス
キャンでコピーを可能にしたり、入力の順番とは異なる
順序で複数組みの出力を行うソート動作を行う機能、複
数の入力データを1回の画像出力で集約して出力するよ
うな機能、大容量ハードディスクに保存された画像デー
タを出力するコピーサーバー機能を実現している。こう
した画像情報処理装置においては、画像データの保存を
行うための記憶手段に要求される記憶容量は、処理を行
う画像データの量に応じて増大している。また、必要に
応じて入力した画像データ(群)を画像信号の出力制御
に必要な管理(属性)データと共に長期保存し、後日再
度出力するという機能も実現されており、こうしたこと
を背景にして、画像情報処理装置に外部記憶装置を装備
し、画像情報処理装置に内蔵された記憶手段(以下「内
部記憶手段」と記す)とは別に、内部記憶手段に保存さ
れた画像データを外部記憶装置に転送し、保存するよう
な構成を採用した装置が開発されている。この場合、外
部記憶装置が取り外し可能な記憶媒体を持つものであれ
ば、内部記憶手段の画像情報のバックアップ(移動)や
長期保管などが可能になり、内部記憶手段に保存したま
まにする必要がなくなるため、画像形成装置全体の利用
効率が高くなる。なお、取り外し可能な記憶媒体として
は、書き込み可能なCD−Rや、書き込み・書き換え可
能なCD−RW、さらに大容量のDVD、データテープ
など大容量記憶媒体が採用されることが多い。
【0003】着脱可能な記憶媒体に入出力が可能な外部
記憶装置を用いた従来技術として、例えば、特許262
2376号公報に示された装置は、前記のような画像情
報処理装置の一つであり、着脱可能な記憶媒体に画像デ
ータの他にコピーに必要な情報や操作手順プログラムを
記憶し、操作性の向上を図っている。また、特許276
0396号公報に示されたデジタル複写機では、着脱可
能な記憶媒体に画像データを書き込む際、その記憶媒体
の残容量に応じた縮小処理を行い、連続した画像データ
が複数枚の記憶媒体にまたがらないようにしたものであ
る。また、特開平4−205270号公報に示された複
写装置では、画像データや複写処理モード情報を記憶す
る着脱可能な記憶媒体が装着されると、センサが装着さ
れたことを検出することにより、前記各情報を効率良く
記憶媒体に書き込むことができるようにしたものであ
る。また、特開平6−311375号公報に示された複
写機では、画像データを暗号化して着脱可能な記憶媒体
に記憶するものである。これらの例は、各種の機能を用
いて出力処理を行う画像情報処理装置においては、処理
されるべく入力された複数の画像データを内部記憶手段
に蓄積し、その画像データの入出力の管理を行うことが
必須となり、また、大容量の着脱可能な記憶媒体(たと
えば、光磁気ディスク、CD−R、CD−RW等の記録
メディア)を有する外部記憶装置により内部記憶手段を
バックアップし、外部記憶装置に保存された画像信号を
再出力したり、遠隔地に送付して出力を行うといった要
求に対応することも必要となることを示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、着脱可能な
記憶媒体に入出力が可能な外部記憶装置を使用する場合
には、記憶媒体の不良、もしくは記憶媒体の誤検知が発
生することが懸念される。例えば、書き込み可能なCD
(CD−R)や書き込み・書き換え可能なCD(CD−
RW)の場合、データの書込み時には自動的にベリファ
イ(元のデータとの比較をしてデータにエラーがないか
をチェックする)が実行されないため、書込みの動作が
正常終了した(外部記憶装置においてデータ書込み時に
エラーが発生しない)にもかかわらず、読み出しデータ
にエラーが発生し、保存したデータが使用できなくなる
といった不具合が起きることが報告されている。このよ
うな不具合に対しては、外部記憶装置の記憶媒体にデー
タを書き込む際に、書込みが完了した記憶媒体のデータ
を再度読み出して、元のデータである画像形成装置の内
部記憶手段に記憶されているデータとの比較を行うこと
(ベリファイ)で、初期的な不具合は解消可能である。
しかしながら、外部記憶装置の記憶媒体にデータを保存
して保管した後、画像形成装置の内部記憶手段にある元
のデータを削除してしまった場合には、ベリファイが不
可能であるから、外部記憶装置の記憶媒体の経時変化に
よってデータが変動しても、修復ができなくなり、正常
なデータの読み出しができなくなってしまう。また、外
部記憶装置の記憶媒体を取り出して、該媒体へ書き込み
を行った画像形成装置とは別の装置よりデータの読み出
しを行った場合には、比較対象となる元のデータが存在
しない場合もあるため、記憶媒体に保存されたデータの
ベリファイチェックができなくなってしまう。本発明
は、装置の内部記憶手段との間で画像情報の転送が行わ
れる、着脱可能な記憶媒体へのデータの入出力が可能な
外部記憶装置を装備した画像情報処理装置における上記
した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、外部記憶装置に記憶された画像データの元のデー
タがなくても、外部記憶装置の着脱可能な記憶媒体に記
憶された画像データに生じる、データの破損、経時劣
化、記憶媒体からの読み出しエラー、伝送路におけるデ
ータ化けなどのエラー、をチェックし、生じたエラーの
修復を図り得るようにして、記憶される画像データの保
守、管理を可能とする手段を備えた画像情報処理装置
(例えばデジタル複写機、プリンタ装置、ファクシミリ
装置、スキャナ、電子ファイリング装置、及びこれらを
複合させた装置等)を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
手段を通して取り入れた画像情報を記憶する内部記憶手
段と、着脱可能な記憶媒体を備え、内部記憶手段との間
で相互に記憶されている画像情報の読み出し・書き込み
が可能な外部記憶装置と、内部記憶手段及び外部記憶装
置に記憶された画像情報を装置外に出力する手段とを有
する画像情報処理装置において、前記内部記憶手段から
前記外部記憶装置へ書き込む画像の情報内容を表す管理
情報を生成する手段と、生成された前記管理情報と前記
内部記憶手段から前記外部記憶装置に書き込まれた当該
画像の情報内容とを比較し、両者間の整合性をチェック
する手段とを備えたことを特徴とする画像情報処理装置
画像情報処理装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像情報処理装置において、前記外部記憶装置への書き
込み情報として前記内部記憶手段に保持された画像の情
報内容と前記外部記憶装置に書き込まれた当該画像の情
報内容とを比較し、両者間の整合性をチェックする手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された画像情報処理装置において、生成された前記管理
情報を画像情報とともに外部記憶装置へ書き込む手段を
備え、管理情報と内部記憶手段から外部記憶装置に書き
込まれた画像の情報内容の整合性をチェックする前記手
段が管理情報として外部記憶装置へ書き込んだ情報を用
いるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4の発明は、入力手段を通して取り
入れた画像情報を記憶する内部記憶手段と、着脱可能な
記憶媒体を備え、内部記憶手段との間で相互に記憶され
ている画像情報の読み出し・書き込みを可能とした外部
記憶装置と、内部記憶手段及び外部記憶装置に記憶され
た画像情報を装置外に出力する手段とを有する画像情報
処理装置において、前記内部記憶手段から前記外部記憶
装置へ書き込む画像情報をもとにその情報内容を表す管
理情報を生成する手段と、生成された前記管理情報を画
像情報とともに外部記憶装置へ書き込む手段と、前記外
部記憶装置から読み出して前記内部記憶手段に書き込ま
れた画像の情報内容と外部記憶装置から読み出された当
該画像の前記管理情報とを比較し、両者間の整合性をチ
ェックする手段とを備えたことを特徴とする画像情報処
理装置である。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載された
画像情報処理装置において、前記外部記憶装置から読み
出して前記内部記憶手段に書き込まれた画像の情報内容
と外部記憶装置への書き込み情報の元になる当該画像の
情報として内部記憶手段に保持された画像の情報内容と
を比較し、両者間の整合性をチェックする手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかに記載された画像情報処理装置において、整合性
をチェックする前記手段の起動を指示する入力操作手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれかに記載された画像情報処理装置において、前記管
理情報として画像データのチェックサムを用いることを
特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。ここで示す実施例
は、画像情報処理装置としてデジタル複合機(複写機能
の外に、プリンタ機能等の複数の機能を装備したデジタ
ル複写機)に適用したものである。図1は、本発明の実
施例に係わるデジタル複合機の全体構成を概略図として
示す。図1を参照し、本機の装置構成、機能及び動作
を、原稿の読み取り、読み取った画像データの処理、処
理後のデータによる画像書き込み、という原稿のコピー
動作の流れに沿って、以下に説明する。自動原稿送り装
置(以下「ADF」と記す)1に設けた原稿台2に原稿
の画像面を上にして置かれた原稿束は、ユーザにより操
作部30(図2参照)のスタートキー34が押下される
と、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によ
ってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
この時、一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウント
アップするカウント機能により読みとり原稿の枚数が管
理される。給送されたコンタクトガラス6上の原稿は読
み取りユニット50によって画像データが読み取られ、
読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ロー
ラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知器7
にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前
原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送
ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ2
6(図4参照)によって駆動される。
【0013】書き込みユニット57では、読み取りユニ
ット50にて読み取られた画像データに基づいて生成さ
れた作像データにより書き込みユニット57におけるレ
ーザ出力ユニット58のレーザの発光を制御し、感光体
15にレーザ書き込みにより潜像を作る。潜像を担う感
光体15は現像ユニット27を通過することによって潜
像にトナーを付着させ、トナー像が形成される。トナー
像を保持する感光体15の回転と等速で搬送ベルト16
によって転写紙を搬送しながら、転写紙に感光体15上
のトナー像を転写する。第1トレイ8、第2トレイ9、
第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装
置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって
給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当
接する位置まで搬送される。転写後のトナー像を担った
転写紙は、その後、定着ユニット17にて画像を定着さ
せ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニッシ
ャ100に排出される。
【0014】後処理装置のフィニッシャ100は、本体
の排紙ユニット18によって搬送された転写紙を、排紙
トレイ104方向と、ステープル台108方向へ導くこ
とができる。切り替え板101を下に切り替える事によ
り、搬送ローラ103を経由して排紙トレイ104側に
排紙する事ができる。また、切り替え板101を上に切
り替える事で、搬送ローラ105、107を経由して、
ステープル台108に搬送する事ができる。ステープル
台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに
紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えら
れ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって
綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は
自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納
される。一方、排紙トレイ104は前後に移動可能な排
紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ104
は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティン
グされたコピー部毎に、前後に移動し、排出されてくる
コピー紙を簡易に仕分けるものである。
【0015】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替え用の分岐
爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニッ
ト111にストックする。その後、両面給紙ユニット1
11にストックされた転写紙は再び感光体15に形成さ
れたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット1
11から再給紙され、経路切り替え用の分岐爪112を
今度は下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この
様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニ
ット111は使用される。感光体15、搬送ベルト1
6、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニッ
ト27はメインモータ25(図4参照)によって駆動さ
れ、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動力
を各々給紙クラッチ22〜24(図4参照)によって伝
達し駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ2
5の駆動力を中間クラッチ21(図4参照)によって伝
達し駆動される。
【0016】図2は、図1の装置においてユーザが指令
入力を行うために設けられた操作部30を示す。操作部
30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリ
ア/ストップキー33、プリントキー(スタートキー)
34、予熱キー35、リセットキー36、初期設定キー
37、コピーキー38、コピーサーバーキー39、文書
管理キー40、プリンタキー41があり、液晶タッチパ
ネル31には、各種機能キー、部数、機械の状態を示す
メッセージなどが表示される。初期設定キー37を押す
事で、機械の初期状態を任意にカスタマイズする事が可
能である。例えば、機械が収納している用紙サイズや、
コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定され
る状態を任意に設定可能である。また、一定時間操作が
無いときに優先して選択されるアプリケーション等を選
択すること、国際エネルギースター計画に従った低電力
への移行時間の設定や、スリープモードへの移行する時
間を設定することが可能である。また、予熱キー35を
押すと、本機は待機状態から電力低減状態(省電力状
態,低電力状態)に移行し、定着温度を低下させたり、
操作部30の表示を消灯させたりする。なお、予熱状態
とは、国際エネルギースター計画で言う、低電力状態を
意味している。予熱状態、オフ状態/スリープ状態を解
除し、待機状態に移行させるには、この予熱キー35を
再度押下する。コピーキー38の押下により、コピー機
能の使用が可能である。コピーサーバーキー39は、読
み取りユニット50で読み取った原稿画像の蓄積や該蓄
積画像及びプリンタ機能による蓄積画像の印刷(その他
コピーモード設定、削除)を行なうときに使用する。な
お、コピーサーバー動作の詳細は、後述する。
【0017】図3は、操作部30(図2)中の液晶タッ
チパネル31の表示画面40の1例を示す。本例は、コ
ピーサーバーキー39を押下した時の表示画面を示す。
この画面で、液晶タッチパネル31に表示されたキーに
ユーザがタッチすることにより、選択された機能を示す
キーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなけれ
ばならない場合(例えば印刷条件を指定するような場
合)はキーにタッチする事で詳細機能の設定画面が表示
される。このように、液晶タッチパネルは、ドット表示
器を使用している為、その時の最適な表示をグラフィカ
ルに行う事が可能である。図3に示す表示画面40は、
図2に示したコピーサーバーキー39を押下したときに
液晶タッチパネル31に表示された表示例であり、表示
領域には、既に内部記憶手段(例えば、図5、HDD7
5)に蓄積されている画像データを特定するための画像
管理情報としてユーザID(ユーザ識別符号)、文書
名、ページ数、蓄積時刻、印刷順、サイズ(データ量)
が表示される。ユーザIDは本装置に接続されたパーソ
ナルコンピュータのプリンタドライバにおいて付与され
るため、プリンタ機能を用いて処理された画像を蓄積す
る場合にのみ表示される。文書名は画像蓄積を行う毎に
付けられる。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数であ
る。蓄積時刻は画像データが蓄積されたときの時刻であ
り、印刷順は蓄積されている複数の画像データを印刷す
るときに付けられる印刷の順番である。なお、表示され
ている画像管理情報は、不揮発メモリNV−RAM74
に保持されており、電源断時でもその画像管理情報は保
持され続ける。また、図3に示したように、操作部表示
画面には、外部記憶装置(図5、外部記憶装置76)へ
画像情報(画像データおよび画像管理情報)をコピーす
るためのキーである[文書を外部メディアへコピー]キ
ーが表示されている。
【0018】図4はメインコントローラを中心に、この
デジタル複合機の制御装置を示すブロック図である。メ
インコントローラ20はデジタル複合機全体を制御す
る。メインコントローラ20には、ユーザに対する液晶
表示装置31による表示、ユーザからのキー32〜35
による機能設定入力制御を行う操作部30、読み取りユ
ニット50の制御、原稿画像を画像メモリ66に書き込
む制御、画像メモリ66からの作像を行う制御等を行う
画像処理ユニット(IPU)49、搬送モータ26,原
稿セット検知器7を有する原稿自動送り装置(ADF)
1、等の分散制御装置が接続されている。各分散制御装
置とメインコントローラ20は必要に応じて機械の状
態、動作指令のやりとりを行っている。また、紙搬送等
に必要なメインモータ25、縦搬送ユニット14、第1
〜3の各給紙装置11〜13それぞれの伝達に必要な各
種クラッチ21〜24も接続されている。
【0019】図1に戻り、原稿読み取りから、画像の書
き込みまでの本実施例のデジタル複合機の動作をより詳
細に説明する。この動作は、読み取りユニット50と書
き込みユニット57での動作が中心である。読み取りユ
ニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と走
査光学系で構成されており、走査光学系は、露光ランプ
51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセ
ンサ54等で構成されている。露光ランプ51及び第1
ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、
第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キ
ャリッジ上に固定されている。この走査光学系は、図示
しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原稿画像
は、CCDイメージセンサ54によって読み取られ、電
気信号に変換されて処理される。
【0020】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60により構成され、
レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源である
レーザダイオード及びモータによって高速で定速回転す
る多角形ミラー(ポリゴンミラー)が装備されている。
書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像
作像系の感光体15を主走査を伴い照射すると同時に、
感光体15の一端近傍の受光位置に設けたビームセンサ
(図示せず)を照射することにより、主走査同期信号を
発生する。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画
像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号
の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0021】次に、読み取りユニット50で読み取った
画像信号から、書き込みユニット57に入力する画像デ
ータを生成するまでの本実施例における画像処理ユニッ
ト(IPU)を中心にした画像データの処理について、
詳細に説明する。図5は画像処理ユニット(IPU)4
9の回路構成のブロック図を示す。露光ランプ51によ
り照射される原稿からの反射光を、CCDイメージセン
サ54にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジ
タル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信
号は、シェーディング補正62がなされた後、MTF補
正、γ補正等の画像処理部63にて処理が施される。次
いで、変倍処理部72を経由することにより変倍率に合
せて拡大縮小された後、画像信号は、セレクタ64に入
力される。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書
き込みγ補正ユニット71又は画像メモリコントローラ
65のいずれかへとする切り替えが行われる。書き込み
γ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合
わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に
送られる。
【0022】画像メモリコントローラ65とセレクタ6
4間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となって
いる。また、画像メモリコントローラ65等への設定、
及び読み取りユニット50や書き込みユニット57の制
御を行うCPU68、及びそれらを実行するためのプロ
グラムやデータを格納するROM69、RAM70、N
V−RAM74を備えている。更にCPU68は、画像
メモリコントローラ65を介して、画像メモリ66のデ
ータの書き込み、読み出しを行う。ここでは、画像メモ
リコントローラ65へ送られた原稿画像は、画像メモリ
コントローラ65内にある画像圧縮装置によって画像デ
ータを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。画像圧
縮を行う理由は、最大画像サイズ分の256階調のデー
タをそのまま画像メモリ66に書き込む事も可能である
が、そのままでは1枚の原稿画像で画像メモリ66の極
めて大きな容量を必要とするので、画像圧縮を行う事
で、限られた画像メモリ66を有効に利用するためであ
る。
【0023】また、画像圧縮を行うと一度に多くの原稿
画像データを記憶することができるため、例えばソート
機能を用いる際、この画像メモリ66を用いて原稿画像
データをページ順に出力することができる。なお、この
場合、画像メモリ66内の画像データを画像メモリコン
トローラ65内の伸長装置で順次伸長しながら出力す
る。また、画像メモリ66の機能を利用して、複数枚の
原稿画像を、画像メモリ66の転写紙1枚分の領域を4
等分したエリアに順次書き込む事も可能となる。例えば
4枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分の4
等分されたエリアに順次書き込む事で、4枚の原稿が一
枚の転写紙イメージに合成され、集約されたコピー出力
を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集
約コピー」と呼ばれている。
【0024】画像メモリ66内の画像データはCPU6
8からアクセス可能な構成となっている。この構成によ
り画像メモリ66に保持された画像データの内容を加工
することが可能であり、例えば画像の間引き処理、画像
の切り出し処理等が行える。加工には、画像メモリコン
トローラ65のレジスタにデータを書き込む事で画像メ
モリ66に保持された画像データの処理を行う事ができ
る。加工された画像は再度画像メモリ66に保持され
る。画像メモリ66は、処理を行う画像データの大きさ
により複数のエリアに分割して画像データの入出力を同
時に実行可能な構成をとっている。分割した各エリアに
画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にす
るために、画像メモリコントローラ65とのインターフ
ェースにリード用とライト用の二組のアドレス・データ
線を接続し得るようになされている。これによりエリア
1に画像を入力(ライト)する間にエリア2より画像を
出力(リード)するという動作が可能になる。また、画
像メモリ66の内容をCPU68が読みだし、I/Oポ
ート67を経て、画像データ73として操作部30に転
送することが可能な構成となっている。一般に、操作部
30の画面表示解像度は低い為、画像メモリ66の原画
像は画像間引きが行われ操作部30に送られる。
【0025】画像メモリ66には大量の画像データが記
憶されるので、記憶容量上の理由から多くの画像データ
を収納するためハードディスク(HD)75を別に設け
ることもある。HD75を用いることにより、外部電源
が不要で永久的に画像を保持できる特徴もある。なお、
HD75を備えた構成では、画像メモリ66とHD75
が画像を記憶するための内部記憶手段を構成し、HD7
5を備えない構成では画像メモリ66が内部記憶手段と
なる。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャ
ナで読み込み保持するためには、このHD75を用いる
のが一般的である。また、外部記憶装置として、CD−
R、CD−RW、そしてより記憶容量の大きいDVDな
ど着脱可能な記憶媒体を有した外部記憶装置76を備え
ている。外部記憶装置76はSCSIコントローラ77
によってバスを制御され、画像データの書き込み、読み
出しを実行する。その書き込み、読み出しに際しては、
作像や読み取りユニット50からの画像読み出しの処理
速度との差を吸収するために、画像メモリ66に一旦記
憶される。つまり、外部記憶装置76にスキャナからの
画像データを書き込む場合、必ず画像メモリ66を経由
して書き込むことになる。また、外部記憶装置76から
の画像データを書き込みユニット57に送る際は、画像
メモリ66に一旦記憶してから書き込みユニット57に
送ることになる。画像データを記憶する画像メモリ6
6、HD75、外部記憶装置76に対しての画像データ
の読み書き、スキャナ(読み取りユニット50など)か
らの画像データの入力、書き込みユニット57に送る画
像データの出力は全て画像メモリコントローラ65によ
って画像パスが決められる。CPU68が画像データの
入力源、出力先を決めることで、CPU68に接続され
た画像メモリコントローラ65が画像データの流れを切
り替えることが可能となる。
【0026】ここで、図6を用いて、セレクタ64にお
ける1ページ分の画像信号の転送タイミングについて説
明する。図6において、/FGATEはフレームゲート
信号であり、1ページの画像データの副走査方向の有効
期間を表している。/LSYNCは1ライン毎の主走査
同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロ
ックで、画像信号が有効となる。/LGATEはライン
ゲート信号であり、主走査方向の画像信号が有効である
ことを示す信号である。これらの信号は、画素クロック
(画素同期信号)VCLKに同期しており、VCLKの
1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが
送られてくる。本実施例では、転写紙への書込密度40
0dpi、最大画素数は、主走査4800画素、副走査
6800画素である。また本実施例では、画像データは
255に近いほど白画像になるとする。
【0027】次に、内部記憶手段(画像メモリ66或い
はHD75等)に蓄積された画像を外部記憶装置76へ
コピーする際の動作例を説明する。図7は本デジタル複
合機のソフトウェアシステムの構成を示す。図7に示す
ように、内部記憶装置に蓄積された画像データを操作す
る機能はコピーサーバーアプリケーション処理部212
として存在し、コピーアプリケーション処理部211、
プリンタアプリケーション処理部213と同列で起動さ
せ、それぞれが独立した動作をするものとする。共有資
源である操作部221、周辺機222、画像形成(書き
込み)ユニット223、画像読み取りユニット224、
メモリユニット225はシステム制御(システムコント
ローラ)200により調停される。各アプリケーション
処理部は、操作部221が提供する仮想画面領域(実画
面に対応したメモリ領域)にそれぞれの操作画面情報を
書き込むことが可能である。操作部221はシステムコ
ントローラ200から指示された仮想画面領域の操作画
面情報を実画面に展開、表示する。また、外部記憶装置
76を外部に設ける場合、図5に示したSCSIコント
ローラ77(図7では232)の接続ポートに該外部記
憶装置76を接続し、該外部記憶装置76の制御を該S
CSIコントローラ77にて行なう。
【0028】次に、上記のように構成されるデジタル複
合機における外部記憶装置76に保存される画像データ
のエラーチェック及びエラー発生時のデータ回復に係わ
る本発明の実施例を説明する。図8は、外部記憶装置7
6の入出力動作に係わる本実施例を説明するために簡略
化したシステムの構成例を示す。なお、同図中の各構成
要素に付した符号は、上記したデジタル複合機と同一の
要素には同一の符号を付している。図8に示すように、
外部記憶装置76をCD−RW(書き込み・書き換え可
能なCD)ドライブとし、その着脱可能な記憶媒体とし
てCD−RWメディア76Cを利用した場合のシステム
構成例を示している。外部記憶装置76はデジタル複合
機本体の制御部とはSCSIコントローラ77を介して
データが交信され、複合機本体内部の一次記憶装置とし
ての画像メモリ66、二次記憶装置としてのHDドライ
ブ75との間で画像データの転送がなされる。なお、外
部記憶装置76としてのCD−RWドライブは、図9に
例示するように、CD−RWをメディア143として用
い、それを装置内の動作位置に挿入するためのトレイ1
44、トレイ144に受け入れたメディア143(図8
では76C)の挿入/排出の操作を行うイジェクトボタ
ン142、ドライブ140(図8では76)の電源のOF
F/ONの操作を行う電源スイッチ143、を備える。な
お、このドライブ140には、アクセスランプ141を
設け、その点灯によりRead或いはWrite状態を知らせる
ようにしている。
【0029】ここで、CD−RWドライブ76において
CD−RWに保存される画像データの管理情報について
説明する。本実施例では、CDドライブ76のメディア
(CD−RW)76Cに記憶される全画像情報を単位画
像毎に付けた画像番号により管理する第1の画像情報テ
ーブルを作成、管理し、又CD−RWの記憶領域を等サ
イズの複数ブロックに分割し、そこに付したブロック番
号により各単位画像の記憶領域を管理する第2の画像情
報テーブルを作成し管理する。こうした管理方式に従っ
て記憶領域の使用状態を示すメディア管理データが作成
され、これらのメディア管理データはまとめてメディア
76C上で専用の領域に保持される。上記のように、各
単位画像の識別データ(画像番号)や各単位画像データ
の格納場所(ブロック番号)等のメディア管理データと
して、これまでも扱われていたデータ以外に、本実施例
では、メディアに書き込まれた画像データのエラーチェ
ック用のデータとして、後記で詳述する各単位画像デー
タのチェックサムを管理データに用いる。このために新
たにメディア管理データとしてのチェックサムの生成、
およびその保存が必要になる。
【0030】以下に、メディア管理データとしてのチェ
ックサムに係わる実施例を示す。図10は、メディア上
に保持された第1の画像情報テーブル80、第2の画像
情報テーブル90からなるメディア管理データの構造を
示す。新たなメディア管理データであるチェックサム
は、第1の画像情報テーブル80に付加される。なお、
上記メディアの管理を行うためのテーブルの作成、管理
は、図4に示したメインコントローラ20によって実行
される。図10を参照してより詳細に説明すると、管理
テーブルの最初の領域に記憶された第1の画像情報テー
ブル80には、画像番号情報800a、開始ブロック番
号情報800b、保存可否情報800c及び新たに管理
データとして加えられたチェックサム800dが1組と
なった所定組数(n組)のテーブル800が作られる。
画像番号情報800aには、格納された画像を識別する
ために、1画像単位毎に一意に採番された固有な番号
(即ちメディア上には同一の画像番号は存在しないよう
に付けられる)が用いられる。開始ブロック番号情報8
00bには、各単位画像データをブロック管理する第2
の画像情報テーブル90において該当する単位画像の先
頭データを格納する記憶ブロック領域の位置を示す情報
が用いられる。保存可否情報800cには、画像情報テ
ーブルの各領域にデータの書き込み(保存)が可能か否
かを示す情報が書き込まれる。記憶媒体がCD−R、C
D−RW等の書込み制限がある記憶媒体である場合に
は、この保存可否情報を用いることで、書込み制限を越
えて使用され不都合が生じることを防ぐことが可能とな
る。
【0031】また、チェックサム800dは、画像デー
タの総和を表すもので、メディアに画像データを記録す
る際に同時に画像データにより使用される記憶領域の総
和をチェックサムとして生成し、生成した情報を管理情
報として第1の画像情報テーブル80に書き込む。テー
ブルに書き込まれたチェックサム800dは画像データ
の転送時に、画像データと同時に受け渡すことにより、
送信先におけるデータの信頼性チェックを比較的簡易に
行うために用いられる。チェックサム800dを用いた
チェックにより検知されるエラーの原因としては、メデ
ィアに記録されている画像データの破損、経時変化によ
るデータの劣化、CDドライブ76のメディア読み出し
エラー、読み出したデータを本機に転送する伝送路にお
けるデータ化けなどが考えられ、こうした要因により生
じるエラーのチェックが可能である。上記した第1の画
像情報テーブル80のデータを作成する場合は、各テー
ブル800の保存可否情報800cを調べ、保存可能な
テーブルが見つかったらそのテーブルに画像番号情報8
00aを登録するようにし、第1の画像情報テーブル8
0のテーブル数分の単位画像を記憶媒体に保存し、その
時に管理データとして生成した開始ブロック番号情報8
00b、チェックサム800d及び保存可否情報800
cを書き込むことにより、保存した画像データの管理を
行うことが可能となる。
【0032】次に、本体のHD75に記憶されている画
像データをCDドライブ76側に転送し,転送されたデ
ータをメディア(CD−RW)76Cに書き込む際の動
作フローについて説明する。このフローには、メディア
76Cに書き込むチェックサムの生成、およびその保存
のシーケンスが含まれる。なお、HD75から外部記憶
装置(CDドライブ)76のメディア(CD−RW)7
6Cへの画像データの転送は、操作部30(図2参照)
でコピーサーバーキー39を押下してコピーサーバーア
プリ212を起動させ、図3の操作画面を呼び出す。図
3に示す操作画面で、例えば、内部記憶手段(HD7
5)からの文書を外部記憶装置76の記憶媒体へコピ
ー、或いは移動を指示することにより起動される。図1
1は、この動作のフローチャートを示す。ここでは,転
送する画像のデータサイズをDATA_SIZE、一回の書き込
みでドライブ側のバッファ(転送データバッファ76
B)に転送するデータ量をBUFF_SIZEとする。なお、転
送するデータ量の最大値は、転送データバッファ76B
(図8参照)の大きさに依存する。また、転送するHD
75(図8参照)の画像データを画像メモリ66に展開
するときの、メモリ上での画像データ先頭アドレスをDA
TA_START、転送開始アドレスをTRANS_STARTとする。図
11を参照すると、先ず、転送開始アドレスTRANS_STAR
Tに画像メモリ66上での画像データ先頭アドレスDATA_
STARTをセットし(S101)、同時に、チェックサム
値SUMを0とすることにより、転送動作を開始させる。
転送動作の始めに、転送する単位画像の画像データをH
D75から画像メモリ66に展開する(S102)。画
像メモリ66に展開した画像データのアドレスTRANS_ST
ARTから転送データバッファ76BのBUFF_SIZE分のデー
タをCDドライブ76側にSCSIコントローラ77を
介して転送し(S103)、転送データバッファ76B
では送信されてくるデータをバッファリングする(S1
04)。次いで、転送データバッファ76Bにバッファ
リングされたデータをメディア(CD−RW)76Cに
書き込む(S105)。
【0033】ここで、CD−RW76Cに書き込んだデ
ータと転送データバッファ76Bに残っているデータを
比較し、正しく書き込まれたかをチェックする処理を行
う(S106)。この処理は、まず、CompareFlagにTRU
Eを代入した後、メディア(CD−RW)76Cに書き
込んだデータを読み出しながら、転送データバッファ7
6Bに残っているデータと1byteごと順番に比較してゆ
き、1byteでも異なっていれば、その時点でCompareFlag
にFALSEを代入し、比較処理を終了するというシーケン
スにより実行する。なお、このシーケンスは、BUFF_SIZ
E分で繰り返して、転送する単位画像の画像データの転
送が完了するまで行われる。上記のチェックステップで
行った比較結果が代入されたCompareFlagを本体のメイ
ンコントローラ20(図4参照)に送信する(S10
7)。この後、次のBUFF_SIZE分のデータを転送させる
ために、転送開始アドレスTRANS_STARTに(TRANS_START
+BUFF_SIZE)をセットし(S108)、画像メモリ6
6に展開した画像データのアドレス(TRANS_START+BUF
F_SIZE)から転送データバッファ76BのBUFF_SIZE分
のデータをCDドライブ76側にSCSIコントローラ
77を介して再び転送させるが、その時に画像メモリ6
6に展開した画像データが残っていなければ、転送を行
う必要がないので、そのチェックを、DATA_SIZE<TRANS
_STARTであるか否かによって行う(S109)。ステッ
プS109のチェックで転送すべきデータが残っている
場合に、残っているデータに対してステップS103以
降のシーケンスを上記と同様に実行する。
【0034】他方、ステップS109のチェックで画像
メモリ66に転送すべきデータが残っていない場合に、
メディア(CD−RW)76Cへの書き込みが終了した
ので、CD−RW76Cに書き込んだデータのエラーチ
ェックを再び行う(S110)。ここで行うチェック
は、書き込まれたデータと転送データとして本体の画像
メモリ66に展開されたデータを比較するもので、先
ず、CompareFlagにTRUEを代入した後、CD−RW76
Cに書き込んだデータを読み出しながら、本体の画像メ
モリ66に残っているデータと1byteごと順番に比較し
てゆき、1byteでも異なっていれば、その時点でCompare
FlagにFALSEを代入し、比較処理を終了するというシー
ケンスにより実行する。この後に、チェックステップで
行った比較結果が代入されたCompareFlagを本体のメイ
ンコントローラ20に送信する(S111)。また、こ
こでは、本体の画像メモリ66上の画像データからチェ
ックサムデータを生成する。チェックサムデータは、単
位画像の画像データの総和をとったもので、転送すべき
画像データをメモリに展開する画像メモリ66上での画
像データからそのデータを生成し(S112)、生成し
たチェックサムデータを本体からCDドライブ76側に
SCSIコントローラ77を通して送信する(S11
3)。送信されてくるチェックサムデータ受け取ったC
Dドライブ76では、チェックサムデータを管理情報と
してCD−RW76Cの第1の画像情報テーブル80に
書き込む(S114)。本体のHD75に記憶されてい
る画像データがCDドライブ76のメディア(CD−R
W)76Cに書き込まれ、書き込まれたデータのエラー
チェックがなされたところで、この書き込み要求が「移
動」であるか否かを確認し(S115)、「移動」であ
る場合には、この書き込みの対象となった元の画像デー
タをHD75から削除する処理を行い(S116)、こ
のフローを終了させる。他方、「移動」しない場合に
は、書き込みの対象となった元の画像データをHD75
から削除せずに、このフローを終了させる。
【0035】次に、上記の図11に示したCDドライブ
76のメディア(CD−RW)76Cへの書き込みフロ
ーを実行することにより、メディア(CD−RW)76
Cに記憶されている画像データを読み出し本体側に転送
し、転送されたデータを本体のHD75に書き込む際の
動作フローについて説明する。このフローには、メディ
ア(CD−RW)76Cに書き込まれたチェックサムを
用いた画像データのエラーチェックシーケンスが含まれ
る。なお、外部記憶装置(CDドライブ)76のメディ
ア(CD−RW)76CからHD75への画像データの
転送は、操作部30(図2参照)でコピーサーバーキー
39を押下してコピーサーバーアプリ212を起動さ
せ、図13の操作画面を呼び出す。図13に示す操作画
面で、外部記憶装置(CDドライブ)76のメディア
(CD−RW)76Cからの文書をコピーサーバーのH
D75へコピーを指示することにより起動される。図1
2は、この動作のフローチャートを示す。ここでは,転
送する画像のデータサイズをDATA_SIZE、一回の読み出
しで転送データバッファ76Bから本体側に転送するデ
ータ量をBUFF_SIZEとする。なお、転送するデータ量の
最大値は、転送データバッファ76B(図8参照)の大
きさに依存する。また、転送するCDドライブ76のメ
ディア(CD−RW)76Cの画像データを画像メモリ
66に展開するときの、メモリ上での画像データ先頭ア
ドレスをDATA_START、転送開始アドレスをTRANS_START
とする。
【0036】図12を参照すると、先ず、転送開始アド
レスTRANS_STARTに画像メモリ66上での画像データ先
頭アドレスDATA_STARTをセットする(S121)。ここ
で、メディア(CD−RW)76Cから本体側へ転送し
ようとしている画像データの画像番号を読み出し、その
画像番号をキーとして、本体のHD75に保存されてい
る画像データの画像番号と比較し、同一の画像データを
検索する(S122)。このときに、同一画像データが
存在すれば、SameImageをSETとし、存在しなければSame
ImageをRESETとする。次に、CDドライブ76側で転送
すべき画像データをメディア(CD−RW)76Cから
読み出し転送データバッファ76Bに展開し、(S12
3)バッファに展開したデータを本体側にSCSIコン
トローラ77を介して転送する(S124)。本体側で
は、CDドライブ76側から送信されてくるデータを受
け取り、画像メモリ66上のアドレスTRANS_START から
受信画像データを展開する(S125)。この後、次の
データを転送、画像メモリ66上に展開させるために、
転送開始アドレスTRANS_STARTに(TRANS_START+BUFF_S
IZE)をセットし(S126)、転送データバッファ7
6Bに展開した次のBUFF_SIZE分の画像データをSCS
Iコントローラ77を介して本体側の画像メモリ66の
アドレス(TRANS_START+BUFF_SIZE)から書き込むにた
めに、再び転送させるが、その時に転送データバッファ
76Bに展開した画像データが残っていなければ、転送
を行う必要がないので、そのチェックを、DATA_SIZE<T
RANS_STARTであるか否かによって行う(S127)。ス
テップS127のチェックで転送すべきデータが転送デ
ータバッファ76Bに残っている場合に、残っているデ
ータに対してステップS124以降のシーケンスを上記
と同様に実行する。
【0037】また、ステップS127のチェックで転送
データバッファ76Bに転送すべきデータが残っていな
い場合に、CDドライブ76のメディア(CD−RW)
76Cからの読み出しが終了したので、本体側の画像メ
モリ66上の画像データをHD75へ格納する(S12
8)。次いで、ステップS122の検索結果を確認し、
即ち、SameImage=SETであるか否かをチェックし(S1
29)、本体側に同一画像が存在していた(SameImage=
SET)場合は、本体側の画像メモリ66に記憶されている
転送データとHD75に書き込まれたデータを比較し、
正しく書き込まれたかをチェックする処理を行う(S1
30)。この処理は、まず、CompareFlagにTRUEを代入
した後、HD75に書き込んだデータを読み出しなが
ら、画像メモリ66に残っているデータと1byteごと順
番に比較してゆき、1byteでも異なっていれば、その時
点でCompareFlagにFALSEを代入し、比較処理を終了する
というシーケンスにより実行する。他方、ステップS1
22において、同一画像が存在していない(SameImage=
RESET)という検索結果である場合は、CDドライブ76
のメディア(CD−RW)76Cの第1の画像情報テー
ブル80に管理情報として保存されている当該画像(画
像番号により示す)のチェックサムをCDドライブ76
側から受け取る(S131)。また、転送された画像デ
ータをHD75から読み出し、データの総和を算出する
ことによりチェックサムデータを得て(S132)、H
D75から得たチェックサムデータとCDドライブ76
側から受け取ったチェックサムデータを比較し、異なっ
ていれば、CompareFlagにFALSEを代入する処理を行う
(S133)。この後、上記のチェックステップ(S1
30,S133)で行った比較結果が代入されたCompar
eFlagを本体のメインコントローラ20(図4参照)に
送信すし(S134)、このフローを終了させる。
【0038】次に、図11に示したCDドライブ76の
メディア(CD−RW)76Cへの上記した書き込みフ
ローの後に、メディア(CD−RW)76Cに記憶され
ている画像データのエラーチェックをユーザの操作によ
り行うことようにする実施例について説明する。この実
施例の処理フローには、メディア(CD−RW)76C
に記憶されている画像データを本体側に転送し、転送さ
れたデータの元のデータが本体のHD75に残されてい
る場合に、そのデータとの整合性をチェックし、残され
ていない場合に、メディア(CD−RW)76Cに書き
込まれたチェックサムを用いた画像データのエラーチェ
ックを行うシーケンスが含まれる。なお、このエラーチ
ェックは、ユーザの操作によりその実行が指示される。
これは、操作部30のキー操作により呼び出された図1
3に示す、外部記憶装置(CDドライブ76)に蓄積さ
れた文書を選択する操作画面において、選択文書のデー
タの整合性を確認する機能を「データのチェック」キー
を操作することにより起動することができる。「データ
のチェック」キーの押下により実行されるチェック処理
フローについて、以下に説明する。図14は、この動作
のフローチャートを示す。ここに示すフローは、上記実
施例に示したメディア(CD−RW)76Cに記憶され
ている画像データを本体側に転送し、転送されたデータ
を本体のHD75に書き込む際に行われる図12に示し
たステップS121〜134までのエラーチェック処理
のフローと基本的に変わるところがない。従って、図1
4のステップS154までのフローは先の図12に関す
る説明を参照することとして、ここでは、図14のステ
ップS154以降のステップについて説明する。
【0039】図14のステップS154では、ステップ
S150及びS153のエラーチェックで行った比較結
果が代入されたCompareFlagを本体のメインコントロー
ラ20(図4参照)に送信する。CompareFlagを受け取
った本体のメインコントローラ20は、CompareFlagに
より表されたエラーの発生をユーザに報知する処理を行
う。そのために、CompareFlagがTRUEであるか否かを確
認し(S155)、TRUEであるとき、ユーザに外部メデ
ィア(CD−RW76)の画像データが正常であること
を報知する(S156)。図15は、その操作画面を示
すもので、図示のように「外部メディアの画像データは
正常です」といったメッセージを表示する。他方、Comp
areFlagがFALSEであるとき、外部メディア(CD−RW
76)の画像データに異常があることを報知する(S1
57)。図16は、その操作画面を示すもので、図示の
ように「外部メディアの画像データが破損しています」
といったメッセージを表示する。
【0040】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 内部記憶手段から前記外部記憶装置へ書き込む画像の情
報内容を表す管理情報を生成し、作成された管理情報を
用いて内部記憶手段から外部記憶装置に書き込まれた当
該画像の情報内容との整合性をチェックするようにした
ことにより、書き込まれた画像の元になる画像データが
なくても、前記管理情報により外部記憶装置の記憶媒体
に記憶したデータのエラーのチェックを行うことがで
き、記憶される画像データの保守、管理を可能とする。 (2) 請求項2の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、内部記憶手段から外部記憶
装置に書き込まれた画像の情報内容と外部記憶装置に書
き込まれた当該画像の元になる画像の情報内容の整合性
により両者のチェックを行うこともできるようにしたこ
とにより、元になる画像データが存在する場合には、こ
のデータを用いることによって、より正確なチェックが
可能となり、例えば、管理情報による比較結果が異常な
場合に、情報内容の整合性のチェックにより外部記憶装
置と内部記憶手段に記憶されたデータに生じた異常の内
容を解析することが可能となり、異常の内容に応じて、
データ修復作業も比較的簡単に実行できる。 (3) 請求項3の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、管理情報を画像情
報とともに外部記憶装置へ書き込み、整合性のチェック
に外部記憶装置へ書き込んだ管理情報を用いるようにし
たことにより、内部記憶手段からの画像情報が書き込ま
れた記憶媒体を転送・書き込みを実施した画像形成装置
以外の画像形成装置に装着して読み出しを行う場合に
も、データのエラーのチェックを行うことを可能とす
る。
【0041】(4) 請求項4の発明に対応する効果 内部記憶手段から外部記憶装置へ書き込む画像情報をも
とにその情報内容を表す管理情報を生成し、生成された
管理情報を画像情報とともに外部記憶装置の記憶媒体へ
書き込むようにし、この画像情報を外部記憶装置から読
み出して内部記憶手段に書き込む時に、内部記憶手段に
書き込まれた画像の情報内容と外部記憶装置から読み出
された当該画像の管理情報とを比較し、両者間の整合性
をチェックするようにしたことにより、書き込まれた画
像の元になる画像データがなくても、内部記憶手段に書
き込まれた画像データのエラーのチェックを行うことが
でき、記憶される画像データの保守が可能となる。 (5) 請求項5の発明に対応する効果 上記(4)の効果に加えて、外部記憶装置から内部記憶
手段に読み出された画像の情報内容と外部記憶装置への
書き込み情報の元になる当該画像の情報として内部記憶
手段に保持された画像の情報内容の整合性により両者の
チェックを行うこともできるようにしたことにより、元
になる画像データが存在する場合には、このデータを用
いることによって、より正確なチェックが可能となり、
例えば、管理情報による比較結果が異常な場合に、情報
内容の整合性のチェックにより外部記憶装置と内部記憶
手段に記憶されたデータに生じた異常の内容を解析する
ことが可能となり、異常の内容に応じて、データ修復作
業も比較的簡単に実行できる。
【0042】(6) 請求項6の発明に対応する効果 整合性をチェックする手段の起動を指示する入力操作手
段を備え、利用者がデータの比較を意識的に実行可能と
したことにより、データの損失を未然に防止するため
に、たとえば、利用者が複数の記憶媒体に同一のデータ
を保存して管理しておき、データの正常を確認する場
合、こうしたデータ管理に付随する作業を効率的に行う
ことを可能とする。 (7) 請求項7の発明に対応する効果 管理情報として画像データのチェックサムを用いること
により、請求項1〜6の発明をより簡単で有効な方式に
より実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係わるデジタル複合機の全
体構成を概略図として示す。
【図2】 図1のデジタル複合機の操作部の1例を示
す。
【図3】 図2の操作部におけるコピーサーバーモード
の設定入力表示画面の1例を示す。
【図4】 本発明の実施例に係わるデジタル複合機の制
御装置のブロック図を示す。
【図5】 図4に示す画像処理ユニット(IPU)の回
路構成をより詳細に示すブロック図である。
【図6】 セレクタにおいて操作される1ページ分の画
像信号のタイミングを示す。
【図7】 本発明の実施例に係わるデジタル複合機のソ
フトウェアシステムの構成を示す。
【図8】 外部記憶装置の入出力動作に係わる実施例の
動作を説明するために簡略化したシステムの構成例を示
す。
【図9】 本実施例のデジタル複合機に装備された外部
記憶装置のCDドライブを示す。
【図10】 本実施例のデジタル複合機に装備された外
部記憶装置のCDドライブのメディア管理データの構造
を示す。
【図11】 本体のHDの記憶画像データをCDドライ
ブのメディア(CD−RW)に書き込む際の動作のフロ
チャートを示す。
【図12】 図11のフローの実行後に、メディア(C
D−RW)に記憶された画像データを本体のHDに読み
出す際の動作のフロチャートを示す。
【図13】 操作部における外部蓄積文書の設定入力表
示画面の1例を示す。
【図14】 図11のフローの実行後に、メディア(C
D−RW)に記憶された画像データをチェックする際の
動作のフロチャートを示す。
【図15】 図11のフローによるチェック結果とし
て、外部メディアの画像データが正常であることを報知
するメッセージ表示画面を示す。
【図16】 図11のフローによるチェック結果とし
て、外部メディアの画像データに異常があることを報知
するメッセージ表示画面を示す。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、 2…原稿台、
6…コンタクトガラス、 15…感光体、1
7…定着ユニット、 20…メインコン
トローラ、27…現像ユニット、 30
…操作部、31…液晶タッチパネル、 37
…初期設定キー、39…コピーサーバーキー、
50…読み取りユニット、51…露光ランプ、
54…CCDイメージセンサ、57…書き
込みユニット、 58…レーザ出力ユニッ
ト、68… CPU、 65…画像
メモリコントローラ、66…画像メモリ、
75…HD(ハードディスク)、76…外部記憶
装置(CDドライブ)、76C…メディア(CD−R
W)、76B…転送データバッファ、77,232…S
CSIコントローラ、140…CDドライブ、
143…記憶媒体(メディア)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 泰光 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 (72)発明者 岡村 隆生 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 Fターム(参考) 5B001 AA14 AB02 AD04 5B018 GA02 HA13 KA11 MA11 NA10 QA01 5C073 AA00 BB07 BD05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段を通して取り入れた画像情報を
    記憶する内部記憶手段と、着脱可能な記憶媒体を備え、
    内部記憶手段との間で相互に記憶されている画像情報の
    読み出し・書き込みが可能な外部記憶装置と、内部記憶
    手段及び外部記憶装置に記憶された画像情報を装置外に
    出力する手段とを有する画像情報処理装置において、前
    記内部記憶手段から前記外部記憶装置へ書き込む画像の
    情報内容を表す管理情報を生成する手段と、生成された
    前記管理情報と前記内部記憶手段から前記外部記憶装置
    に書き込まれた当該画像の情報内容とを比較し、両者間
    の整合性をチェックする手段とを備えたことを特徴とす
    る画像情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像情報処理装置
    において、前記外部記憶装置への書き込み情報として前
    記内部記憶手段に保持された画像の情報内容と前記外部
    記憶装置に書き込まれた当該画像の情報内容とを比較
    し、両者間の整合性をチェックする手段を備えたことを
    特徴とする画像情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された画像情報処
    理装置において、生成された前記管理情報を画像情報と
    ともに外部記憶装置へ書き込む手段を備え、管理情報と
    内部記憶手段から外部記憶装置に書き込まれた画像の情
    報内容の整合性をチェックする前記手段が管理情報とし
    て外部記憶装置へ書き込んだ情報を用いるようにしたこ
    とを特徴とする画像情報処理装置。
  4. 【請求項4】 入力手段を通して取り入れた画像情報を
    記憶する内部記憶手段と、着脱可能な記憶媒体を備え、
    内部記憶手段との間で相互に記憶されている画像情報の
    読み出し・書き込みを可能とした外部記憶装置と、内部
    記憶手段及び外部記憶装置に記憶された画像情報を装置
    外に出力する手段とを有する画像情報処理装置におい
    て、前記内部記憶手段から前記外部記憶装置へ書き込む
    画像情報をもとにその情報内容を表す管理情報を生成す
    る手段と、生成された前記管理情報を画像情報とともに
    外部記憶装置へ書き込む手段と、前記外部記憶装置から
    読み出して前記内部記憶手段に書き込まれた画像の情報
    内容と外部記憶装置から読み出された当該画像の前記管
    理情報とを比較し、両者間の整合性をチェックする手段
    とを備えたことを特徴とする画像情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された画像情報処理装置
    において、前記外部記憶装置から読み出して前記内部記
    憶手段に書き込まれた画像の情報内容と外部記憶装置へ
    の書き込み情報の元になる当該画像の情報として内部記
    憶手段に保持された画像の情報内容とを比較し、両者間
    の整合性をチェックする手段を備えたことを特徴とする
    画像情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載された
    画像情報処理装置において、整合性をチェックする前記
    手段の起動を指示する入力操作手段を備えたことを特徴
    とする画像情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載され
    た画像情報処理装置において、前記管理情報として画像
    データのチェックサムを用いることを特徴とする画像情
    報処理装置。
JP2001002906A 2001-01-10 2001-01-10 画像情報処理装置 Pending JP2002207643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001002906A JP2002207643A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 画像情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001002906A JP2002207643A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 画像情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002207643A true JP2002207643A (ja) 2002-07-26

Family

ID=18871334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001002906A Pending JP2002207643A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 画像情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002207643A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065888A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
JP2014054744A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成装置の制御プログラム及び画像形成装置の制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065888A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
JP2014054744A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成装置の制御プログラム及び画像形成装置の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001169067A (ja) 画像処理装置、画像情報管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2002337430A (ja) 画像形成装置及びその制御方法ならびに制御プログラム及びプログラム記憶媒体
JP2001285597A (ja) 画像情報記憶装置、該画像情報記憶装置を備えた画像処理装置及び画像情報の転送制御方法
JP3938844B2 (ja) 画像形成システム
JP3941907B2 (ja) 画像情報処理装置、処理条件チェック方法及び該方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
JP2002019198A (ja) 画像形成装置
JP2002207643A (ja) 画像情報処理装置
JP2002199152A (ja) 複数の画像形成装置を有するネットワークシステム
JP2001210003A (ja) 画像情報記憶装置及び該画像情報記憶装置を備えた画像処理装置
JP2002041337A (ja) 画像情報記憶装置、該画像情報記憶装置を備えた画像処理装置、転送可否チェック方法及び該方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
JP4084521B2 (ja) 画像処理装置
JPH09200413A (ja) ディジタル複写機
JP3538325B2 (ja) 画像形成装置のネットワークシステム
JP2003131852A (ja) 画像形成装置
JP3537108B2 (ja) 画像処理システム
JP2001136328A (ja) 画像処理装置
JP3898069B2 (ja) 画像形成装置
JP4279859B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH11349207A (ja) 印刷装置および印刷装置のプリント処理方法
JP2001209566A (ja) 画像情報記憶装置及び該画像情報記憶装置を備えた画像処理装置
JP2002036685A (ja) 画像情報処理装置、処理機能チェック方法及び該方法を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
JP3842939B2 (ja) 画像処理装置
JP3618167B2 (ja) ディジタル画像形成装置
JP2002108512A (ja) 画像情報処理装置
JPH07285729A (ja) 印刷装置および印刷装置のプリント群処理方法並びに印刷装置の故障詳細出力方法