JP2001285597A - 画像情報記憶装置、該画像情報記憶装置を備えた画像処理装置及び画像情報の転送制御方法 - Google Patents

画像情報記憶装置、該画像情報記憶装置を備えた画像処理装置及び画像情報の転送制御方法

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JP2001285597A
JP2001285597A JP2000084844A JP2000084844A JP2001285597A JP 2001285597 A JP2001285597 A JP 2001285597A JP 2000084844 A JP2000084844 A JP 2000084844A JP 2000084844 A JP2000084844 A JP 2000084844A JP 2001285597 A JP2001285597 A JP 2001285597A
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Osamu Kizaki
修 木崎
Hiroshi Masuyama
洋 増山
Ryonosuke Miyazaki
亮乃輔 宮崎
Takeshi Endo
剛 遠藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内の記憶手段とCD-Rを持つ外部記憶装置
間の画像情報のメモリフルによる転送失敗を未然に防止
し、記憶手段に無駄な動作をさせず、有効活用を可能と
する。 【解決手段】 指定した転送ファイルに必要な容量と転
送先のメモリの残容量の大小関係を調べ(S11〜1
3)、転送の可否を指示する(S14,15)限界チェ
ックをファイル転送前と、転送中に実行する。CD-R等の
書き込み制限型記憶媒体よりなる外部記憶装置への転送
時に転送失敗を防ぐために転送前チェックをする(この
場合転送中のチェックは要しない)。装置内のワークメ
モリへの転送時には、転送前に転送可であっても、転送
中にもチェックを行い転送不可となった場合に警告す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報の処理や
蓄積を行う画像処理装置に関し、より詳細には、画像処
理装置に装備される異なる性能を持つ画像記憶手段、例
えば装置に内蔵され画像処理等に用いられる半導体メモ
リ、HD等の記憶手段と、CD等の記憶媒体を用いる記憶
手段、間で行われる画像情報の転送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子ファイリング装置、デジタル
複合機等の画像入出力機器における外部記憶装置(外部
から記憶媒体を着脱し得る記憶装置)の記憶媒体として
は主に光磁気ディスクや光ディスクが利用されている。
これらの記憶媒体を用いた外部記憶装置に対して、スキ
ャナ等で読み取った原稿画像情報を蓄積する装置内部の
記憶装置から画像情報を転送する場合、転送先の外部記
憶装置で扱えるファイル総数に制限があったり、また外
部記憶装置としてCD-RやCD-RW等を用いる場合には書き
込み回数に制限が存在し、こうした制約を考慮した転送
の仕組みを考える必要がある。これらを考慮しないと、
記憶媒体への書き込み処理が無秩序に行われ、書き込み
回数制限により記憶媒体が使えなくなるケースが頻発す
る問題がある。一方、装置の内部記憶装置に対して外部
記憶装置から画像情報を転送することもある。転送先の
内部記憶装置は画像情報を大量に蓄積する容量を普通は
持っていないし、読み取った原稿画像情報の蓄積や画像
処理に用い、同時に複数の書き込みアクセスが発生し得
るメモリとして存在するために、そこに外部記憶装置か
ら大量の画像情報を送ろうとすると転送に失敗するとい
う不具合が起きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術の問題点に鑑みてなされたものであって、画像情報
の処理、蓄積用に装備される異なる性能を持つ画像記憶
装置、例えばスキャナ等で読み取った原稿画像情報を蓄
積する装置内部にあり同時に複数の書き込みアクセスが
発生し得る記憶装置と、同時に複数の書き込みアクセス
が発生し得ないCD等の記憶媒体を用いる記憶手段との間
で行われる画像情報の転送において、転送対象として指
定した画像情報の転送途中でメモリフルとなり転送が失
敗する不具合を未然に防止し、記憶手段に無駄な動作を
させず、記憶手段の有効活用を可能とした画像情報記憶
装置および該画像情報記憶装置における画像情報の転送
制御方法を提供することをその目的とする。さらに、特
にファイル或いはページ指定の転送に応じた制限(利用
可能な未使用ファイル数、或いはメモリ容量)に対処
し、転送失敗を未然に防止しうる手段を備えた画像情報
記憶装置および該画像情報記憶装置における画像情報の
転送制御方法を提供することを目的とする。さらに、メ
モリ間転送が行われる一方のメモリが着脱可能な記憶媒
体、特にそれが書き込み制限型記憶媒体(制限された回
数の書き込みが保証された記憶媒体を指し、CD-R,CD-RW
等が含まれる)、を有するものであり、該記憶媒体への
書き込み、或いは読み出し、それぞれの場合に適した動
作モードで、転送可否をチェックし、転送失敗を未然に
防止し、記憶媒体に対する書き込み制限が存在する場合
にも無意味な書き込みは行わなわずにその有効利用を図
るような手段を備えた画像情報記憶装置および該画像情
報記憶装置における画像情報の転送制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】さらに、当初転送対象として指定した画像
情報の転送が否定される場合、再指定により転送可能と
なるか否か、転送先の残メモリ容量、転送対象として指
定したファイル又はページの情報量、転送先の不足メモ
リ容量がどのような状況か、どのファイル又はページを
削除すれば転送が実行可能となるか、どのファイル又は
ページが選定され、削除されるか、また、転送終了後に
削除されたファイル又はページを通知することで、より
操作性の向上したファイル又はページ転送を実現する画
像情報記憶装置および該画像情報記憶装置における画像
情報の転送制御方法を提供することを目的とする。さら
に、転送可能とするために削除するファイル又はページ
を記憶手段の有効利用、ユーザの意向及び利便性を考慮
して決定する手段を備えることにより、より性能の高い
ファイル又はページ転送を実現する画像情報記憶装置お
よび該画像情報記憶装置における画像情報の転送制御方
法を提供することを目的とする。また、上記した画像情
報記憶装置における画像情報の入力手段として画像読み
取り手段及び/又は外部で生成された画像情報を取り入
れるインタフェースを備え、さらに内部記憶装置から出
力される画像情報に基づき作像を行う画像形成手段を備
えることにより構成される画像処理装置(例えば、複写
機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、電子ファイリ
ング機能等の複数の機能を装備したデジタル複合機)を
提供することを目的とする。また、上記画像情報記憶装
置における画像情報の転送制御方法を実行するためのプ
ログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
手段を通して取り入れた画像情報を記憶する複数の記憶
手段、記憶手段間で行う画像情報の転送を制御する転送
制御手段を有する画像情報記憶装置において、前記転送
制御手段は、転送先の記憶手段が転送すべき画像情報の
量を受け入れることが可能かを判断する転送可否チェッ
ク手段を備えたことを特徴とする画像情報記憶装置であ
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像情報記憶装置において、前記転送可否チェック手段
は、転送対象として画像情報ファイル又はページが指定
される場合に、転送先の使用可能な記憶容量と転送対象
として指定されたファイル又はページ中の未転送ファイ
ル又はページに保持された画像情報の総量を比較しその
大小関係により転送可否を判断することを特徴とするも
のである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載された
画像情報記憶装置において、前記転送可否チェック手段
は、転送対象として画像情報ファイル又はページが指定
される場合に、転送先の利用可能な記憶ファイル又はペ
ージ数と転送対象として指定された画像情報中の未転送
ファイル又はページ数を比較しその大小関係により転送
可否を判断することを特徴とするものである。
【0008】請求項4発明は、請求項2又は3のいずれ
かに記載された画像情報記憶装置において、前記記憶手
段間の転送が同時に複数の書き込みアクセスが発生し得
ない記憶手段への書き込み転送である場合に、転送可否
の判断を転送開始前のみに行うことを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載された
画像情報記憶装置において、前記同時に複数の書き込み
アクセスが発生し得ない記憶手段が書き込み制限型記憶
媒体を用いた記憶手段であることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかに記載された画像情報記憶装置において、前記転送
可否チェック手段は、転送先記憶手段の使用可能な記憶
容量0の検知により転送可否を判断することを特徴とす
るものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項6に記載された
画像情報記憶装置において、転送先が同時に複数の書き
込みアクセスが発生し得る記憶手段である場合に、転送
先記憶手段の使用可能な記憶容量0の検知により転送開
始後に行う転送可否を判断することを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項8の発明は、請求項2乃至7のいず
れかに記載された画像情報記憶装置において、前記転送
可否チェック手段により転送対象として指定したファイ
ル又はページの転送画像情報の転送が転送先記憶手段の
使用可能な記憶容量をオーバーするために否定された場
合、オーバーするメモリ容量或いは指定した転送ファイ
ル又はページの転送画像情報量と転送先記憶手段の使用
可能な記憶容量を表示する表示手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0013】請求項9の発明は、請求項2乃至8のいず
れかに記載された画像情報記憶装置において、前記転送
可否チェック手段は、当初転送対象として指定したファ
イル又はページの転送画像情報の転送が否定される場
合、当初指定した転送対象ファイル又はページ数を減ら
すことにより転送可能となるか否かを判断することを特
徴とするものである。
【0014】請求項10の発明は、請求項2乃至9のい
ずれかに記載された画像情報記憶装置において、前記転
送可否チェック手段は、当初転送対象として指定したフ
ァイル又はページの転送画像情報の転送が否定される場
合、当初指定した転送対象ファイル又はページ数を減ら
すことにより転送可能となるか否かを判断する際、転送
可能とするために指定を解除するファイル又はページを
決定する処理を行うことを特徴とするものである。
【0015】請求項11の発明は、請求項10に記載さ
れた画像情報記憶装置において、前記指定を解除するフ
ァイル又はページを解除数が最小となるように決定する
ことを特徴とするものでる。
【0016】請求項12の発明は、請求項11に記載さ
れた画像情報記憶装置において、前記解除数を最小とす
るファイル又はページの組み合わせが複数存在する場
合、転送先記憶手段の使用可能な記憶容量が最小となる
ように指定を解除するファイル又はページを決定するこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項13の発明は、請求項10に記載さ
れた画像情報記憶装置において、前記指定を解除するフ
ァイル又はページを、転送後に転送先記憶手段の使用可
能な記憶容量が最小となるように決定することを特徴と
するものである。
【0018】請求項14の発明は、請求項13に記載さ
れた画像情報記憶装置において、前記転送後に転送先記
憶手段の使用可能な記憶容量を最小とするファイル又は
ページの組み合わせが複数存在する場合、転送するファ
イル又はページ数が最大となるように指定解除ファイル
又はページを決定することを特徴とするものである。
【0019】請求項15の発明は、請求項11乃至14
のいずれかに記載された画像情報記憶装置において、指
定解除するファイル又はページの組み合わせがさらに複
数存在する場合、前記転送制御手段により記憶し管理さ
れている転送対象として指定されたファイル又はページ
の転送指定順が若いファイル数が最大となるように指定
解除ファイル又はページを決定することを特徴とするも
のである。
【0020】請求項16の発明は、請求項10乃至15
のいずれかに記載された画像情報記憶装置において、指
定解除を行うべきファイル又はページを表示する表示手
段を備えたことを特徴とするものである。
【0021】請求項17の発明は、請求項16に記載さ
れた画像情報記憶装置において、前記表示手段は、指定
解除を行うべきファイル又はページを、転送するために
選択されたファイル又はページと一緒に、両者が識別可
能な状態に表示することを特徴とするものである。
【0022】請求項18の発明は、請求項10乃至17
のいずれかに記載された画像情報記憶装置において、選
択されたファイル又はページの転送処理終了後、指定を
解除された前記ファイル又はページを表示する表示手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0023】請求項19の発明は、入力手段として画像
読み取り手段及び/又は外部で生成された画像情報を取
り入れるインタフェースを備えた請求項1乃至18のい
ずれかに記載された画像情報記憶装置と、該画像情報記
憶装置から出力される画像情報に基づき作像を行う画像
形成手段を備えたことを特徴とする画像処理装置であ
る。
【0024】請求項20の発明は、入力手段を通して取
り入れた画像情報を記憶する複数の記憶手段間で行う画
像情報の転送制御方法であって、転送すべき画像情報の
量を転送先の記憶手段が受け入れることが可能かをチェ
ックすることにより転送可否を判断し、可能ではない場
合に転送を中断させることを特徴とする画像情報の転送
制御方法である。
【0025】請求項21の発明は、請求項20に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記転送可否
を、転送対象として画像情報ファイル又はページが指定
される場合に、転送先の使用可能な記憶容量と転送対象
として指定されたファイル又はページ中の未転送ファイ
ル又はページに保持された画像情報の総量を比較しその
大小関係により判断することを特徴とするものである。
【0026】請求項22の発明は、請求項20に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記転送可否
を、転送対象として画像情報ファイル又はページが指定
される場合に、転送先の利用可能な記憶ファイル又はペ
ージ数と転送対象として指定された画像情報中の未転送
ファイル又はページ数を比較しその大小関係により判断
することを特徴とするものである。
【0027】請求項23の発明は、請求項21又は22
に記載された画像情報の転送制御方法において、前記記
憶手段間の転送が同時に複数の書き込みアクセスが発生
し得ない記憶手段への書き込み転送である場合に、転送
可否の判断を転送開始前のみに行うことを特徴とするも
のである。
【0028】請求項24の発明は、請求項23に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記同時に複数
の書き込みアクセスが発生し得ない記憶手段が書き込み
制限型記憶媒体を用いた記憶手段であることを特徴とす
るものである。
【0029】請求項25の発明は、請求項20乃至24
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法におい
て、前記転送可否を、転送先記憶手段の使用可能な記憶
容量0の検知により判断することを特徴とするものであ
る。
【0030】請求項26の発明は、請求項25に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、転送先が同時に
複数の書き込みアクセスが発生し得る記憶手段である場
合に、転送先記憶手段の使用可能な記憶容量0の検知に
より転送開始後に行う転送可否を判断することを特徴と
するものである。
【0031】請求項27の発明は、請求項21乃至26
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法におい
て、転送対象として指定したファイル又はページの転送
画像情報の転送が転送先記憶手段の使用可能な記憶容量
をオーバーするために否定された場合、オーバーするメ
モリ容量或いは指定した転送ファイル又はページの転送
画像情報量と転送先記憶手段の使用可能な記憶容量の表
示を行うことを特徴とするものである。
【0032】請求項28の発明は、請求項21乃至27
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法におい
て、当初転送対象として指定したファイル又はページの
転送画像情報の転送が否定される場合、当初指定した転
送対象ファイル又はページ数を減らすことにより転送可
能となるか否かを判断することを特徴とするものであ
る。
【0033】請求項29の発明は、請求項21乃至28
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法におい
て、当初転送対象として指定したファイル又はページの
転送画像情報の転送が否定される場合、当初指定した転
送対象ファイル又はページ数を減らすことにより転送可
能となるか否かを判断する際、転送可能とするために指
定を解除するファイル又はページを決定することを特徴
とするものである。
【0034】請求項30の発明は、請求項29に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記指定を解除
するファイル又はページを解除数が最小となるように決
定することを特徴とするものである。
【0035】請求項31の発明は、請求項30に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記解除数を最
小とするファイル又はページの組み合わせが複数存在す
る場合、転送先記憶手段の使用可能な記憶容量が最小と
なるように指定を解除するファイル又はページを決定す
ることを特徴とするものである。
【0036】請求項32の発明は、請求項29に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記指定を解除
するファイル又はページを、転送後に転送先記憶手段の
使用可能な記憶容量が最小となるように決定することを
特徴とするものである。
【0037】請求項33の発明は、請求項32に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記転送後に転
送先記憶手段の使用可能な記憶容量を最小とするファイ
ル又はページの組み合わせが複数存在する場合、転送す
るファイル又はページ数が最大となるように指定解除フ
ァイル又はページを決定することを特徴とするものであ
る。
【0038】請求項34の発明は、請求項30乃至33
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法におい
て、指定解除するファイル又はページの組み合わせがさ
らに複数存在する場合、転送対象として指定されたファ
イル又はページの転送指定順を管理しておき、指定順が
若いファイル数が最大となるように指定解除ファイル又
はページを決定することを特徴とするものである。
【0039】請求項35の発明は、請求項29乃至34
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法におい
て、指定解除を行うべきファイル又はページを表示する
ことを特徴とするものである。
【0040】請求項36の発明は、請求項35に記載さ
れた画像情報の転送制御方法において、前記表示を、指
定解除を行うべきファイル又はページを、転送するため
に選択されたファイル又はページと一緒に、両者が識別
可能な状態で行うことを特徴とするものである。
【0041】請求項37の発明は、請求項29乃至36
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法におい
て、選択されたファイル又はページの転送処理終了後、
指定を解除された前記ファイル又はページを表示するこ
とを特徴とするものである。
【0042】請求項38の発明は、請求項20乃至37
のいずれかに記載された画像情報の転送制御方法を実行
するためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。ここで示す実施例
は、画像処理装置としてデジタル複合機(複写機能の外
に、ファクシミリ機能、プリンタ機能、電子ファイリン
グ機能等の複数の機能を装備したデジタル複写機)に適
用したものである。図1は、本発明の実施例に係わるデ
ジタル複合機の全体構成を概略図として示す。図1を参
照し、本機の装置構成、機能及び動作を、原稿の読み取
り、読み取った画像データの処理、処理後のデータによ
る画像書き込み、という原稿のコピー動作の流れに沿っ
て、以下に説明する。自動原稿送り装置(以下「AD
F」と記す)1に設けた原稿台2に原稿の画像面を上に
して置かれた原稿束は、ユーザにより操作部30(図2
参照)のスタートキー34が押下されると、一番下の原
稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクト
ガラス6上の所定の位置に給送される。この時、一枚の
原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウ
ント機能により読みとり原稿の枚数が管理される。給送
されたコンタクトガラス6上の原稿は読み取りユニット
50によって画像データが読み取られ、読み取りが終了
した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排
出される。さらに、原稿セット検知器7にて原稿台2に
次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコ
ンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送
ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26(図3参照)
によって駆動される。
【0044】書き込みユニット57では、読み取りユニ
ット50にて読み取られた画像データに基づいて生成さ
れた作像データにより書き込みユニット57におけるレ
ーザ出力ユニット58のレーザの発光を制御し、感光体
15にレーザ書き込みにより潜像を作る。潜像を担う感
光体15は現像ユニット27を通過することによって潜
像にトナーを付着させ、トナー像が形成される。トナー
像を保持する感光体15の回転と等速で搬送ベルト16
によって転写紙を搬送しながら、転写紙に感光体15上
のトナー像を転写する。第1トレイ8、第2トレイ9、
第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装
置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって
給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当
接する位置まで搬送される。転写後のトナー像を担った
転写紙は、その後、定着ユニット17にて画像を定着さ
せ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニッシ
ャ100に排出される。
【0045】後処理装置のフィニッシャ100は、本体
の排紙ユニット18によって搬送された転写紙を、排紙
トレイ104方向と、ステープル台108方向へ導く事
ができる。切り替え板101を下に切り替える事によ
り、搬送ローラ103を経由して排紙トレイ104側に
排紙する事ができる。また、切り替え板101を上に切
り替える事で、搬送ローラ105、107を経由して、
ステープル台108に搬送する事ができる。ステープル
台108に積載された転写紙は、一枚排紙されるごとに
紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えら
れ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって
綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は
自重によって、ステープル完了排紙トレイ110に収納
される。一方、排紙トレイ104は転写紙搬送方向に対
し直角に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能
な排紙トレイ104は、原稿毎、あるいは、画像メモリ
によってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動
し、排出されてくるコピー紙を簡易に仕分けるものであ
る。
【0046】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分
岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニ
ット111にストックする。その後、両面給紙ユニット
111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像
されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット
111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪11
2を今度は下側にセットし、排紙トレイ104に導く。
この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙
ユニット111は使用される。感光体15、搬送ベルト
16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニ
ット27はメインモータ25(図3参照)によって駆動
され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動
力を各々給紙クラッチ22〜24(図3参照)によって
伝達し駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ
25の駆動力を中間クラッチ21(図3参照)によって
伝達し駆動される。
【0047】図2は、図1の装置においてユーザが指令
入力を行うために設けられた操作部30を示す。操作部
30には、液晶タッチパネル31、テンキー32、クリ
ア/ストップキー33、プリントキー(スタートキー)
34、予熱キー35、リセットキー36、初期設定キー
37、コピーキー38、コピーサーバーキー39、文書
管理キー40、プリンタキー41があり、液晶タッチパ
ネル31には、各種機能キー、部数、機械の状態を示す
メッセージなどが表示される。初期設定キー37を押す
事で、機械の初期状態を任意にカスタマイズする事が可
能である。例えば、機械が収納している用紙サイズや、
コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定され
る状態を任意に設定可能である。また、一定時間操作が
無いときに優先して選択されるアプリケーション等を選
択すること、国際エネルギースター計画に従った低電力
状態への移行時間の設定や、スリープモードへの移行す
る時間を設定することが可能である。コピーキー38の
押下により、コピー機能の使用が可能である。コピーサ
ーバーキー39は、スキャナにより読み取った原稿画像
やプリンタ機能によりホストコンピュータから出力を指
示された画像の蓄積や、蓄積した画像の印刷を行なうと
きに使用する。文書管理キー40は、上記コピーサーバ
ー機能により蓄積された画像データ及び画像情報を編集
するときに使用する。文書管理機能の詳細は後述する。
【0048】図8は、操作部30(図2)中の液晶タッ
チパネル31の表示の一例を示す。本例は、文書管理キ
ー40を押下した時の表示画面を示す。この画面で、液
晶タッチパネル31に表示されたキーにユーザがタッチ
することにより、選択された機能を示すキーが黒く反転
する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合
(例えば文書名変更)はキーにタッチする事で詳細機能
の設定画面が表示される。このように、液晶タッチパネ
ル31は、ドット表示器を使用している為、その時の最
適な表示をグラフィカルに行う事が可能である。
【0049】図3はメインコントローラを中心に、この
デジタル複合機の制御装置を示すブロック図である。メ
インコントローラ20はデジタル複合機全体を制御す
る。メインコントローラ20には、ユーザに対する液晶
タッチパネル31による表示、ユーザからのキー32〜
41による機能設定入力制御を行う操作部30、スキャ
ナの制御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像
メモリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット
(IPU)49、搬送モータ26,原稿セット検知器7
を有する原稿自動送り装置(ADF)1、等の分散制御
装置が接続されている。各分散制御装置とメインコント
ローラ20は必要に応じて機械の状態、動作指令のやり
とりを行っている。また、紙搬送等に必要なメインモー
タ25、縦搬送ユニット14、第1〜3の各給紙装置1
1〜13それぞれの伝達に必要な各種クラッチ21〜2
4も接続されている。
【0050】図1に戻り、原稿読み取りから、画像の書
き込みまでの本実施例のデジタル複合機の動作をより詳
細に説明する。この動作は、読み取りユニット50と書
き込みユニット57での動作が中心である。読み取りユ
ニット50は、原稿を載置するコンタクトガラス6と走
査光学系で構成されており、走査光学系は、露光ランプ
51、第1ミラー52、レンズ53、CCDイメージセ
ンサ54等で構成されている。露光ランプ51及び第1
ミラー52は図示しない第1キャリッジ上に固定され、
第2ミラー55及び第3ミラー56は図示しない第2キ
ャリッジ上に固定されている。原稿像を読み取るときに
は、光路長が変わらないように、第1キャリッジと第2
キャリッジとが2対1の相対速度で走行するように機械
的に操作される。この走査光学系は、図示しないスキャ
ナ駆動モータにて駆動される。原稿画像は、CCDイメ
ージセンサ54によって読み取られ、電気信号に変換さ
れて処理される。
【0051】書き込みユニット57はレーザ出力ユニッ
ト58、結像レンズ59、ミラー60により構成され、
レーザ出力ユニット58の内部には、レーザ光源である
レーザダイオード及びモータによって高速で定速回転す
る多角形ミラー(ポリゴンミラー)が装備されている。
書き込みユニット57から出力されるレーザ光が、画像
作像系の感光体15を主走査を伴い照射すると同時に、
感光体15の一端近傍の受光位置に設けたビームセンサ
(図示せず)を照射することにより、主走査同期信号を
発生する。この主走査同期信号をもとに主走査方向の画
像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号
の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0052】次に、読み取りユニット50で読み取った
画像信号から、書き込みユニット57に入力する画像デ
ータを生成するまでの本実施例における画像処理ユニッ
ト(IPU)を中心にした画像データの処理について、
詳細に説明する。図4は画像処理ユニット(IPU)4
9の回路構成のブロック図を示す。露光ランプ51によ
り照射される原稿からの反射光を、CCDイメージセン
サ54にて光電変換し、A/Dコンバータ61にてデジ
タル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信
号は、シェーディング補正62がなされた後、MTF補
正、γ補正等の画像処理部63にて処理が施される。次
いで、変倍処理部72を経由することにより変倍率に合
せて拡大縮小された後、画像信号は、セレクタ64に入
力される。セレクタ64では、画像信号の送り先を、書
き込みγ補正ユニット71又は画像メモリコントローラ
65のいずれかへとする切り替えが行われる。書き込み
γ補正ユニット71を経由した画像信号は作像条件に合
わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット57に
送られる。
【0053】画像メモリコントローラ65とセレクタ6
4間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成となって
いる。また、画像メモリコントローラ65等への各種設
定、及び読み取りユニット50や書き込みユニット57
の制御を行うCPU68、及びそれらを実行するための
プログラムやデータを格納するROM69、RAM7
0、NV−RAM74を備えている。更にCPU68
は、画像メモリコントローラ65を介して、画像メモリ
66のデータの書き込み、読み出しを行い、原稿画像を
画像メモリ66やHD75或いは外部記憶装置76に蓄
積し、蓄積した画像を取り出し、画像メモリ66とHD
75或いは外部記憶装置76との間の転送或いは書き込
みユニット57への出力動作を行う。ここでは、画像メ
モリコントローラ65へ送られた原稿画像は、画像メモ
リコントローラ65内にある画像圧縮装置によって画像
データを圧縮した後、画像メモリ66に送られる。画像
圧縮を行う理由は、最大画像サイズ分の256階調のデ
ータをそのまま画像メモリ66に書き込む事も可能であ
るが、そのままでは1枚の原稿画像で画像メモリの極め
て大きな容量を必要とするので、画像圧縮を行う事で、
限られた画像メモリを有効に利用するためである。
【0054】画像圧縮を行うと一度に多くの原稿画像デ
ータを記憶することが出来るため、ソート機能として、
貯えられた原稿画像イメージデータをページ順に出力す
る事ができる。この場合、画像を出力する際に、画像メ
モリ66の圧縮されたデータを画像メモリコントローラ
65内の伸長装置で順次伸長しながら出力させる必要が
ある。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれ
ている。また、画像メモリ66の機能を利用して、複数
枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙1枚分の領域
を4等分したエリアに順次書き込む事も可能となる。例
えば4枚の原稿画像を、画像メモリ66の転写紙一枚分
の4等分されたエリアに順次書き込む事で、4枚の原稿
が一枚の転写紙イメージに合成され、集約されたコピー
出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に
「集約コピー」と呼ばれている。
【0055】画像メモリ66の画像はCPU68からア
クセス可能な構成となっている。この構成により画像メ
モリ66に保持された画像データの内容を加工すること
が可能であり、例えば画像の間引き処理、画像の切り出
し処理等が行える。加工には、画像メモリコントローラ
65のレジスタにデータを書き込む事で画像メモリ66
に保持された画像データの処理を行う事ができる。加工
された画像は再度画像メモリ66に保持される。画像メ
モリ66は、処理を行う画像データの大きさにより複数
のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可
能な構成をとっている。各分割したエリアに画像データ
の入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするために、
画像メモリコントローラ65とのインターフェースにリ
ード用とライト用の二組のアドレス・データ線を接続し
得るようになされている。これによりエリア1に画像を
入力(ライト)する間にエリア2より画像を出力(リー
ド)するという動作が可能になる。また、画像メモリ6
6の内容をCPU68が読みだし、I/Oポート67を
経て、画像データ73として操作部30に転送すること
が可能な構成となっている。一般に、操作部30の画面
表示解像度は低い為、画像メモリ66の原画像は画像間
引きが行われ操作部30に送られる。
【0056】画像メモリ66は、多くの画像データを収
納するためハードディスク(HD)75を別に設けるこ
ともある。HD75を用いることにより、外部電源が不
要で永久的に画像を保持できる特徴もある。複数の定型
の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持
するためには、このHD75が用いられるのが一般的で
ある。また、外部の記憶媒体CD-R、CD-RW、そしてより
容量の大きいDVDを着脱可能とされた外部記憶装置76
が接続可能な構成になっている。外部記憶装置76はS
CSIコントローラによってバスを制御され、画像の書
き込み、読み出しを実行する。外部記憶装置76へスキ
ャナ画像を書き込む場合、或いは外部記憶装置76から
のデータを書き込みユニット57に送る場合にも、出力
側と入力側の処理速度の差を吸収する為に画像メモリ6
6に一旦記憶される。このように、画像を記憶する装置
の画像メモリ66、HD75、外部記憶装置76の画
像、スキャナ画像、書き込みユニット57に送る画像の
入出力は全て画像メモリコントローラ65によって画像
パスを決められる。このようにCPU68が画像データ
の入力、出力を決め、CPU68に接続された画像メモ
リコントローラ65により画像データの流れを切り替え
ることが可能となる。
【0057】ここで、図5を用いて、セレクタ64にお
いて操作される1ページ分の画像信号のタイミングにつ
いて説明する。図5において、/FGATEはフレーム
ゲート信号であり、1ページの画像データの副走査方向
の有効期間を表している。/LSYNCは1ライン毎の
主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所
定クロックで、画像信号が有効となる。/LGATEは
ラインゲート信号であり、主走査方向の画像信号が有効
であることを示す信号である。これらの信号は、画素ク
ロック(画素同期信号)VCLKに同期しており、VC
LKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデ
ータが送られてくる。本実施例では、転写紙への書込密
度400dpi、最大画素数は、主走査4800画素、
副走査6800画素である。また本実施例では、画像デ
ータは255に近いほど白画像になるとする。
【0058】次に、本装置内の画像メモリ66或いはH
D75に蓄積された画像を外部記憶装置76へコピーす
る際の動作例を説明する。なおコピーアプリケーション
に関しては既知のものであるので、詳細な説明は省略す
る。図6はデジタル複合機のソフトウェアシステムの構
成を示す。既存の蓄積画像を操作する機能は、図6に示
すように、文書管理アプリ214として存在し、コピー
アプリ211、コピーサーバアプリ212、プリンタア
プリ213と同列で起動させそれぞれが独立した動作を
するものとする。共有資源である操作部、周辺機、画像
形成装置、画像読み取り装置、メモリユニットの各コン
トローラ221〜225はシステムコントローラ200
により調停される。各アプリは独自に操作画面の描画を
行うが、その画面は操作部に表示されずメモリ内部で仮
想的に作成される。実際に操作部に表示されるのは一つ
のアプリであるから、操作部コントローラ221はシス
テムコントローラ200からの指示によりアプリがそれ
ぞれ作成した仮想画面の一つを操作部オーナーアプリと
して実画面に展開する。また、外部記憶装置76を設け
る場合、図6内のSCSIコントローラ232の接続ポ
ートに該外部記憶装置76を接続し、該外部記憶装置7
6の制御を該SCSIコントローラ232にて行なう。
【0059】本実施例では、文書管理アプリ214が、
本装置内の画像メモリ66或いはHD75に蓄積された
画像を外部記憶装置76へコピーする動作を実行する。
ここで、文書管理アプリ214が備える文書管理機能に
ついて説明する。図7は文書管理アプリ214を動作さ
せるための操作画面である。この画面は、図2の文書管
理キー40を押下すると、操作部30の液晶タッチパネ
ル31に表示されるものである。本例では、内部記憶手
段(本実施例では画像メモリ66或いはHD75等の機
器に内蔵された記憶手段を指す、又、内部メモリーも同
義である)、外部記憶装置76に蓄積された画像データ
に関する各種機能が利用できる。内部蓄積文書キー17
1が黒色に反転しているのは内部記憶手段内の蓄積画像
データについて各種編集操作が可能であることを示して
いる。また、外部蓄積文書キー172を押下すると液晶
タッチパネル31には図8に示す操作画面が表示され
る。図8が表示されている時は、外部記憶装置76内の
蓄積画像データについて各種編集操作が可能である。
【0060】図7に戻ると、表示領域177には内部記
憶手段に蓄積された画像データの各画像関連情報が表示
されている。画像データを特定するための画像関連情報
として文書名、ユーザID、蓄積時刻、ページ数、画像デ
ータサイズが表示される。ユーザIDは本デジタル複合機
に接続されたパーソナルコンピュータのプリンタドライ
バにて付けられるため、プリンタ機能による蓄積画像に
のみ存在する。文書名は画像蓄積をする毎に付けられ
る。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時
刻は画像蓄積された時の時間を表す。なおこの時の画像
関連情報は不揮発メモリNV−RAM74に保持されて
おり、電源断時でもその画像情報は保持され続ける。表
示領域177では8個の画像関連情報のみ表示されてい
るが、前へキー/後へキー178を押下することによ
り、表示されていない画像情報が表示可能である。表示
領域180のページ数とは、現在表示中の8個の画像関
連情報に対する全画像関連情報リスト中の位置を表す。
図7の例では全画像関連情報リストは12ページ分あり
現在表示中の8個の画像関連情報は3ページ目に位置す
る。表示領域175の各項目を押下すると表示領域17
7の画像関連情報リストが該項目に従ってソートされ
る。図7の例では蓄積時刻降順ソートになっている。リ
スト内の検索機能は、検索キー173を押下することに
より利用可能である。
【0061】表示領域177に表示されている各画像関
連情報を押下すると、図9の表示領域195に示すよう
に、画像関連情報表示部分が黒色に反転し、これを選択
状態と呼ぶ。複数の画像関連情報が選択状態として指定
可能であり、選択文書表示キー174を押下すると表示
領域177には選択状態の画像関連情報のみ表示され
る。表示領域179は内部記憶手段の総容量及び残容量
を、表示領域186は外部記憶装置76の総容量及び残
容量をMB(メガバイト)を単位として表している。内
部記憶手段の蓄積画像に対する編集機能として、文書名
変更機能、文書結合機能、文書挿入機能、ページ削除機
能、文書消去機能がある。これらの諸機能は、文書編集
キー181〜185を押下することにより使用可能であ
る。任意の画像関連情報を選択状態にして文書移動キー
187を押下すると、選択状態の画像データ及び画像情
報は外部記憶装置76に蓄積される。このとき外部記憶
装置76内の蓄積画像関連情報のリストが更新され外部
記憶装置76に記憶される。外部蓄積文書キー172を
押下すると液晶タッチパネル31には図10が表示され
るが、該記憶操作により更新された蓄積画像関連情報の
リストは図10の表示領域198に表示される。
【0062】以下に、内部記憶手段と外部記憶装置間で
文書を転送させるファイル転送処理の手順をフロー図に
従って詳細に説明する。メモリ間のファイル転送は、図
7の“内部蓄積文書”画面により内部記憶手段から外部
記憶装置へ転送する操作、図8の“外部蓄積文書”画面
により外部記憶装置から内部記憶手段へ転送する操作が
行われることにより双方向に実行される。本発明におい
ては、着脱可能な記憶媒体(特に書き込み制限型記憶媒
体)を有する外部記憶装置への書き込みであるか、或い
は内部記憶手段(図4に示される画像メモリ66やHD
75に当たり、外部記憶装置からの転送中にも、例え
ば、スキャナからの画像読み込みによる蓄積処理や、外
部から送られてくる画像情報の受信による蓄積処理とい
った他の機能からの蓄積処理を行うメモリ)への書き込
みであるかにより、それぞれの場合に適した限界チェッ
ク処理を選択し、転送が可能であるか否かが判断され、
その結果に従い転送処理が実行又は中断される。
【0063】図11はファイル転送処理の概要を示すフ
ロー図である。このフローは内部記憶手段と外部記憶装
置の間で双方向に行われる転送に共通の手順として示さ
れるが、このフローにおける限界チェック処理(S6)
は、内部記憶手段と外部記憶装置の間の転送方向により
それぞれに適した動作モードが選択される。本フロー
は、例えば図7の操作画面の領域177に示したファイ
ルエリアがユーザにより押下され、先ずファイルの選択
または選択解除のための操作が行われたか否かを調べる
ことにより開始される(S1,S2)。なお、外部記憶
装置から内部記憶手段への転送の場合には、図8の操作
画面を用い、以下の操作が同様に行われる。S1で、フ
ァイル選択が検知されると、図9の操作画面に示される
ように選択されたファイルが反転表示される(S3)。
また、S2で、反転ファイルエリアが押下されると、反
転解除のための押下と判断され、ファイル選択解除処理
を行う(S4)。解除処理では、選択時とは逆に図9の
操作画面で反転表示されていたファイルは、反転状態が
解かれ、図7に示す状態となる。
【0064】ファイル選択が行われた状態で、次に、図
7の操作画面に示す文書移動キー187が押下されたか
否かをチェックする(S5)。ここで、文書移動キー1
87の押下が検知されなければ、S1,S2,S5をポ
ーリングすることになる。S5で選択ファイルが存在
し、かつ文書移動キー187が押下され、転送開始の指
示があった場合、転送が可能か否かの限界チェック処理
(この内容については、後記、図12、13、15、1
6、19のフローで詳述する)を行い(S6)、チェッ
クの結果としてチェックNGフラグ(fCheckNg)がSET/R
ESETされる。この後、限界チェックによる結果を示すチ
ェックNGフラグ(fCheckNg)のSET/RESETを調べ(S
7)、fCheckNg=SET即ちNGであれば、ファイル転送
処理自体を中断し(S8)、S1からの手順に戻る。他
方、fCheckNg=RESET即ち限界チェックをパスしたなら
ば、ファイル転送処理を実行する(S9)。ファイル転
送の実行後、全ファイルの転送が終了したか否かを確認
し(S10)、全ファイルを終了してしない場合には、
次のファイルについて、S6以降のフローを行う。限界
チェックでNGがなく、全ファイルの転送が実行され、
転送が完了すれば、S1へ移行する。
【0065】上記のフローでは、限界チェックはファイ
ル転送前(文書移動キー押下時)と、転送中(この実施
例においてはファイル毎に転送に先立って行われる)に
行う構成となっている。転送開始前に行うチェックによ
り、転送不可能状態を検知することで無駄な転送を事前
に防止できる。特にCD-R、CD-RW等の書き込み制限型記
憶媒体を記憶装置として使用する(外部記憶装置として
用いることになる)場合、書き込みの制限がある、即
ち、CD-Rについては一度書き込みを行った領域は再書き
込みできないし、CD-RWは保証された書き込み回数の制
限がある。その為、書き込み制限型記憶媒体を用いた外
部記憶装置への転送時、転送が中断するような要因が存
在する場合、事前に転送の可否のチェックを行うことは
無駄な動作を防止するだけではなく、これにより記憶媒
体の利用効率を向上させることができるのでその意味は
大きい。さらに、CD-R、CD-RWを用いた外部記憶装置へ
の転送の場合、CD-R、CD-RWは一度書き込みを始めた
ら、書き込みが終わるまで他の書き込みや読み出しが出
来ないことから、当初の限界チェック結果が転送中に変
わるということはない。また、CD-R、CD-RWを用いた外
部記憶装置に限らず、同時に複数の書き込みアクセスが
発生し得ない制御条件でアクセスを行わせる記憶手段に
おいても同様である。このような場合には、転送前にチ
ェックを行うだけで、図11のS10でNOの場合、S
6ではなくS9に変えるようにし、転送中のチェックを
行わないようにするフローを用いるようにすると良い。
他方、繰り返されるファイルの転送中においても能力チ
ェックによる転送不可能状態を検知するのは、転送中に
他の機能(スキャナからの画像読み込みによる蓄積処理
の実行、プリンタ等からの新たなファイル蓄積)による
処理のためにファイル蓄積処理が行われる場合があり、
このような場合に対応するためであり、本実施例では画
像メモリ66或いはHD75への転送がこれに相当す
る。従ってこの時には、例えばファイル転送処理毎に能
力限界に関するチェックを確実に行い、これらの要因に
起因した不具合を未然に防止できるようにする。
【0066】次に、ファイル転送処理に係わる他の実施
例を説明する。図11のフローにおいては、S10にお
いてファイル転送が終了した場合の手順としてS1に戻
すようにしたが、この実施例においては、S1に戻す前
に、以下に示す選択解除ファイルのリストを表示する処
理を行うようにしたものである。この処理は、S6の限
界チェックの内容に関わるが、限界チェックをした結
果、選択ファイル数を減らすことでファイル転送が可能
な場合、ファイル選択指定を減らしファイル転送を実施
する処理がS6にて行われる(詳細は後述)。この場
合、ファイル転送をしなかったファイルについてユーザ
は別のメディアに分けてファイル転送を継続実行を行う
可能性があり、このケースに対応する為に実行する手順
を用意するものである。図24は、本実施例のファイル
転送処理の概要を示すフロー図である。このフローにお
いて、図11に示したフローのS1〜S10までの手順
は同じである。従って、図11と同一のステップ番号を
付し、S1〜S10までの手順については、説明が重複
するので省略する。本実施例では、図24に示すよう
に、S10で全ファイルの転送が終了したことを確認し
た場合に、S11,S12のステップを行うようにす
る。具体的にはS6にて限界を越えないようにファイル
選択解除が行われた結果、ファイル転送処理を実行した
場合、選択解除され未転送となったファイルが存在する
か否かを調べて(S11)、存在する場合にそのファイ
ル一覧を表示させる(S12)。図18は、その一覧表
示画面の一例を示すものである。この画面により再度フ
ァイル選択を行わなくても引き続きファイル転送処理を
継続実行できるように構成することができる。
【0067】次に、上記した図11又は図24のフロー
における限界チェック処理(S6)の内容をより詳細に
説明する。ここでは、異なる実施形態の限界チェック処
理について示す。大きく分けると、1つの実施形態は転
送先に残された蓄積可能な容量、即ち「転送先残メモリ
容量」により、もう1つは、転送先に残された蓄積可能
なファイル数、即ち「転送先蓄積残ファイル数」により
限界をチェックするものである。図12は、「転送先残
メモリ容量」による限界チェック処理のフローを示す。
図12を参照すると、この限界チェック処理は、先ず、
転送先のメモリにどれだけの容量の蓄積が可能かを示す
転送先残メモリ容量を取得する(S14)。さらに、転
送しようとする「転送ファイル容量」を取得し(S1
5)、S14で取得した転送先残メモリ容量との大小の
関係を調べる。ここでは、(転送先残メモリ容量)≧
(転送するファイルの総容量)であるか否かを判断する
(S16)。この条件が否定される場合、転送先残メモ
リ容量が不足しており、全ファイルの転送が不可能であ
ることを意味する。そこで、チェックNGフラグ(fChec
kNg)をセットする(S17)。fCheckNg=SETとするこ
とで、図11又は図24のフローにおけるS7,S8に
て転送中断処理が行われる。なお、転送中断処理時に、
ユーザに示している操作画面に図14(A)に示すよう
なメッセージを表示し、転送失敗を警告する。
【0068】転送先のファイル容量を転送前に検知すれ
ば、ファイルの転送前にファイル転送を抑制することが
可能となる。これにより無駄となるであろう転送を未然
に防止でき、例えばCD-Rの場合、無駄な記憶媒体書き込
みが防止でき記憶媒体の有効活用を行うことが可能とな
る。S16で、(転送先残メモリ容量)≧(転送するフ
ァイルの総容量)の条件が肯定される場合、転送先残メ
モリ容量が足り、全ファイルの転送が可能であることを
意味する。そこで、チェックNGフラグ(fCheckNg)をリ
セットする(S18)。fCheckNg=RESETとすること
で、図11又は図24のフローにおけるS9にてファイ
ル転送処理を実行する。
【0069】外部記憶装置から内部記憶手段への転送の
場合には、転送中にもこの処理が実行される。ファイル
転送前に転送先の残メモリ容量が転送予定ファイル容量
に対し余裕があっても、並行して実行されていた他アプ
リ(例えばプリンタの印刷画像やスキャナ読み取り画像
の蓄積処理)等が内部記憶手段を使用することがあり、
転送対象ファイルとして複数のファイルが選択された場
合に、一部のファイル転送が実行された途中における転
送先残メモリ容量は、(ファイル転送で使用された容量
+他アプリからの蓄積により使用される容量)分づつ減
少していく。その結果、ファイル転送途中で転送不可に
なる場合があるので、それを検知することにより、対応
する動作を行うようにするものである。
【0070】図13は、「転送先残メモリ容量」による
もう1つの限界チェック処理のフローを示す。図13を
参照し、この限界チェック処理のフローについて説明す
る。この限界チェック処理は、先ず、転送先残メモリ容
量を取得する(S21)。この後、本フローでは、ファ
イル転送開始前と後でチェック内容を異にするために、
転送開始前であるか否かが判断される(S22)。
【0071】転送開始前の場合、転送しようとする各フ
ァイルを調べてそこから総容量を求め(S23)、S2
1で取得した転送先残メモリ容量との大小の関係を調べ
る。ここでは、(転送先残メモリ容量)≧(転送するフ
ァイルの総容量)であるか否かを判断する(S24)。
この条件が否定された場合、転送先残メモリ容量が不足
しており、全ファイルの転送が不可能であることを意味
する。そこで、チェックNGフラグ(fCheckNg)をセット
する(S26)。fCheckNg=SETとすることで、図11
又は図24のフローにおけるS7,S8にて転送中断処
理が行われる。なお、転送中断処理時に、ユーザに示し
ている操作画面に図14(A)に示すようなメッセージ
を表示し、転送失敗を警告する。S24で、(転送先残
メモリ容量)≧(転送するファイルの総容量)の条件が
肯定された場合、転送先残メモリ容量が足り、全ファイ
ルの転送が可能であることを意味する。そこで、チェッ
クNGフラグ(fCheckNg)をリセットする(S27)。fC
heckNg=RESETとすることで、図11又は図24のフロ
ーにおけるS9にてファイル転送処理を実行する。
【0072】転送開始後(S22−NO)、例えばファ
イル転送毎にチェックを行う場合、メモリの管理部(本
実施例では画像メモリコントローラ65)で発生するメ
モリフル信号の存否を調べる(S25)。メモリフル状
態であれば、チェックNGフラグ(fCheckNg)をセットす
る(S27)。fCheckNg=SETとすることで、図11又
は図24のフローにおけるS7,S8にて転送中断処理
が行われる。転送開始後の処理は、外部記憶装置から内
部記憶手段のファイル転送に対応したものである。ファ
イル転送前に転送先の残メモリ容量が転送ファイルに対
し余裕があっても、並行して実行されていた他アプリ
(例えばプリンタの印刷画像やスキャナ読み取り画像の
蓄積処理)等が内部記憶手段を使用することがあり、転
送対象ファイルとして複数のファイルが選択された場合
に、一部のファイル転送が実行された途中における転送
先残容量は、(ファイル転送で使用された容量+他アプ
リからの蓄積により使用される容量)分づつ減少してい
く。その結果、ファイル転送途中でメモリフル状態にな
ることがあるので、それを簡単な方法で検知することが
でき、対応する動作を行うことを可能とする。
【0073】次に、「転送先蓄積残ファイル数」による
限界チェック処理に関して説明する。図15は、「転送
先蓄積残ファイル数」による限界チェック処理のフロー
を示す。図15を参照し、この限界チェック処理のフロ
ーについて説明する。この限界チェック処理は、先ず、
転送先のメモリに何ファイル分の蓄積が可能かを示す転
送先蓄積残ファイル数を取得する(S31)。さらに、
転送しようとする「転送ファイル数」を取得し(S3
2)、S31で取得した転送先蓄積残ファイル数との大
小の関係を調べる。ここでは、(転送先蓄積残ファイル
数)≧(転送ファイル数)であるか否かを判断する(S
33)。この条件が否定される場合、転送先蓄積残ファ
イル数が不足しており、全ファイルの転送が不可能であ
ることを意味する。そこで、チェックNGフラグ(fChec
kNg)をセットする(S34)。fCheckNg=SETとするこ
とで、図11又は図24のフローにおけるS7,S8に
て転送中断処理が行われる。なお、転送中断処理時に、
ユーザに示している操作画面に図14(B)に示すよう
なメッセージを表示し、転送失敗を警告する。
【0074】転送先のファイル数が転送前に事前に検知
できれば、ファイルの転送前にファイル転送を抑制する
ことが可能となる。これにより無駄となるであろう転送
を未然に防止でき、またCD-Rの場合無駄な記憶媒体書き
込みが防止でき記憶媒体の有効活用を行うことが可能と
なる。S33で、(転送先蓄積残ファイル数)≧(転送
ファイル数)の条件が肯定される場合、転送先蓄積残フ
ァイル数が足り、全ファイルの転送が可能であることを
意味する。そこで、チェックNGフラグ(fCheckNg)をリ
セットする(S35)。fCheckNg=RESETとすること
で、図11又は図24のフローにおけるS9にてファイ
ル転送処理を実行する。
【0075】外部記憶装置から内部記憶手段への転送の
場合には、転送中にもこの処理が実行される。ファイル
転送前に転送先の蓄積残可能ファイル数が転送予定ファ
イル数に対し余裕があっても、並行して実行されていた
他アプリ(例えばプリンタの印刷画像やスキャナ読み取
り画像の蓄積処理)等が内部記憶手段を使用することが
あり、転送対象ファイルとして複数のファイルが選択さ
れた場合に、一部のファイル転送が実行された途中にお
ける転送先蓄積残ファイル数は、(ファイル転送で使用
されたファイル数+他アプリからの蓄積により使用され
るファイル数)分づつ減少していく。その結果、ファイ
ル転送途中で転送不可になる場合があるので、それを検
知することにより、対応する動作を行うようにするもの
である。
【0076】なお、「転送先蓄積残ファイル数」による
もう1つの限界チェック処理法として、転送開始前と後
でチェック方法を変えるようにしても良い。図15で
は、転送開始前、転送中を通して同じ限界チェック処理
を行っているが、これに変え、転送開始前は図15の処
理を行うが、その後の転送中においては、先の図13に
示したS25の処理により転送の可否を判断をする。つ
まり、メモリの管理部で発生するメモリフル信号の存否
を調べ、メモリフル状態であれば、チェックNGフラグ
(fCheckNg)をセットし、そうでなければ、チェックNG
フラグ(fCheckNg)をリセットするという処理を行うよう
にする。
【0077】次に、転送開始前に転送先のメモリの残容
量が足りない場合に操作画面において表示する警告内容
の改善を図った限界チェック処理に係わる発明の実施例
を説明する。転送先のメモリの残容量が足りずに転送に
失敗する場合には、例えば選択ファイル数が1で転送先
の残容量が足りないといった絶対的に転送が不可能な場
合と、複数ファイルが選択されていて、ファイル選択数
を少なくすれば転送可能な場合が存在する。後者の場
合、ファイル数を減らすことにより、転送処理を実行す
ることが出来るようになる。ここでは、この判断を行い
ユーザに転送ファイルの選択操作をやり直すことを促す
ための表示を行うようにする。図16は、この限界チェ
ック処理のフロー図を示す。なお、図16におけるS4
1〜S46,S54の処理は、図13のS21〜S2
4,S26,27,25の処理と相違しない従って、こ
の手順に関しては、上記した図13の説明を参照するこ
ととし、ここでは重複する説明をせず省略する。
【0078】図16のフローのS45において、転送先
のメモリの残容量が足りず、チェックNGフラグ(fChec
kNg)をセットした後、操作画面に“転送不可警告メッセ
ージ”を表示する(S47)が、このメッセージの表示
画面には、以下に示す判断の結果により、さらに付加メ
ッセージが表示される。そのために、先ず、不足メモリ
サイズの算出を行う(S48)。これは、(転送しよう
とするファイルサイズ)−(転送先残メモリ容量)をメ
モリの不足容量として求めることによる。選択した複数
のファイルのサイズをファイル毎に判断するために、フ
ァイル番号:i=1とし(S49)、1から順に(転送
先残メモリ容量)≧(i番目選択ファイルのファイルサ
イズ)の条件を満たすか否かを判断する(S50)。S
50で選択したファイルが条件を満たす場合、選択ファ
イルを減らせば転送可能な場合に当たるので、図17に
示すような警告メッセージを表示する。ここには、S4
8で算出したメモリの不足容量(オーバーメモリ数)と
選択数を減らすことで転送が可能となる旨を示した警告
メッセージを表示させる(S53)。
【0079】S50で選択したファイルが条件を満たさ
ない場合、ファイル番号:i=i+1として次のファイ
ル番号を設定し(S51)、設定したファイルで選択し
た全ファイルの検索を終了するかを確認し(S52)、
終了しない場合、S50の判断を行う。このように、S
50で条件を満たすファイルが検出されるまで順次選択
したファイルについてこの手順を繰り返し、S50の条
件を満たすファイルが1つでも存在すれば、S53の警
告メッセージを表示し、その後、図11又は図24のフ
ローに従いファイル転送処理を中断する(S8)。な
お、図17に示す警告メッセージを表示することで、メ
モリ不足数表示と文書管理アプリの画面に表示される選
択済みファイルサイズデータを比較することで選択解除
ファイルの選択が容易となる。
【0080】次に、転送開始前に行う限界チェック処理
に係わるさらなる実施例で、転送先のメモリの残容量が
足りない場合に、「ファイル選択解除を行うことでファ
イル転送可能となる場合の処理」を実行しうるようにし
た実施例を説明する。ここでは、ファイル数を減らすこ
とにより転送処理が可能かの判断を行い、ユーザが転送
ファイルの選択操作をやり直し、ファイル転送可能とす
る処理を行い、不可能な場合に警告表示を行うようにす
る。図19は、この限界チェック処理のフロー図を示
す。図19を参照すると、この限界チェック処理は、先
ず、転送先のメモリにどれだけの容量の蓄積が可能かを
示す転送先残メモリ容量を取得する(S141)。さら
に、転送しようとする「転送ファイル容量」を取得し
(S142)、S141で取得した転送先残メモリ容量
との大小の関係を調べる。ここでは、(転送先残メモリ
容量)≧(転送するファイルの総容量)であるか否かを
判断する(S143)。この条件が肯定される場合、転
送先残メモリ容量が足り、全ファイルの転送が可能であ
ることを意味する。そこで、チェックNGフラグ(fChec
kNg)をリセットする(S151)。fCheckNg=RESETと
することで、図11又は図24のフローにおけるS9に
てファイル転送処理を実行する。
【0081】上記の条件が否定される場合、転送先残メ
モリ容量が不足しており、全ファイルの転送が不可能で
あることを意味する。そこで、先ず、不足メモリサイズ
の算出を行う(S144)。これは、(転送しようとす
るファイルサイズ)−(転送先残メモリ容量)をメモリ
の不足容量として求めることによる。選択した複数のフ
ァイルのサイズをファイル毎に判断するために、ファイ
ル番号:i=1とし(S145)、1から順に(転送先
残メモリ容量)≧(i番目選択ファイルのファイルサイ
ズ)の条件を満たすか否かを判断する(S146)。選
択したファイルがこの条件を満たす場合、選択ファイル
を減らせば転送可能な場合に当たるので、「ファイル選
択解除を行うことでファイル転送可能となる場合の処
理」(詳しくは後述)を実行する(S152)。上記処
理で選択ファイルの変更をしない場合もあるので、変更
の有無を確認し(S153)、変更した場合、限界チェ
ックを行うために本フローの最初のステップに戻す。変
更しない場合、転送不可警告メッセージを表示し(S1
49)、チェックNGフラグ(fCheckNg)をセットし(S
150)た後、図11又は図24のフローに従いファイ
ル転送処理を中断する(S8)。
【0082】S146で選択したファイルが条件を満た
さない場合、ファイル番号:i=i+1として次のファ
イル番号を設定し(S147)、設定したファイルで選
択した全ファイルの検索を終了するかを確認し(S14
8)、終了しない場合、又S146の判断を行う。この
ように、S146で条件を満たすファイルが検出される
まで順次選択したファイルについてこの手順を繰り返
し、ファイルが存在する場合には、ファイル毎に「ファ
イル選択解除を行うことでファイル転送可能となる場合
の処理」(S152)を実行する。S146の条件を満
たすファイルが見つからないまま全ファイルの検索が終
了した場合に、転送不可の警告メッセージを表示する
(S149)。警告メッセージは、図20(A)に示す
ようなメモリの不足容量を示した内容のメッセージとす
る。この警告メッセージを表示することで、メモリ不足
メモリ容量に見合ったファイルを削除して残った未転送
のファイルを記憶しようとするような場合の判断材料を
提供することができる。その後、チェックNGフラグ(f
CheckNg)をセットし(S150)、図11又は図24の
フローに従いファイル転送処理を中断する(S8)。
【0083】次に、上記した図19のフローにおける
「ファイル選択解除を行うことでファイル転送可能とな
る場合の処理」(S152)の内容をより詳細に説明す
る。図21は、この処理フローを示す。図21を参照す
ると、この処理は、先ず、ユーザに対し、転送先のメモ
リ容量が足りないので、“転送不可警告メッセージ”を
表示するとともに、不足メモリサイズと、選択数を減ら
すことで転送が可能となる旨を示した選択ファイル再選
択要求メッセージを表示させる(S61)。この表示画
面の一例を図20(B)に示す。この画面には、図20
(B)に示すように、この後で実施し得る選択解除候補
リストを表示させるかを指示する「選択解除リストへ」
キーも表示させる。図20(B)の「選択解除リスト
へ」キーが押下されたことを確認し(S62)、確認で
きない場合には「中止」キーが押下されたかを確認し
(S72)、これも確認できない場合にS62に戻る。
またS72で「中止」キーの押下があった場合、フラグ
fReCheckをRESETとしてリターンする(S70)。一
方、S62で、「選択解除リストへ」キーの押下を確認
した場合、「指定解除ファイル決定処理」が実施される
(S63)。なお、この詳細は後述する。
【0084】S63にて作成される選択解除候補リスト
は、図23または図25に示される様に、図22で転送
指定(反転表示)された5ファイルが表示される。その
中からさらに転送可能なファイルを反転表示し、反転さ
れずに表示されたファイルを選択解除候補ファイルとし
て識別できるようにしている(S64)。この状態で、
図23、25の入力画面の右下に有る「転送を実行す
る」キーを押下すると、この画面におけるファイルリス
トで選択された全ファイルは、図19のS152以降の
フローを実行し、転送先メディアに転送することが出来
る。また、このフローでは、図23、25に示されるよ
うに、現在選択中のファイルの容量および転送先の残容
量を画面の右上に表示する(S65)。これは、この表
示をユーザが見ることにより、マニュアルによる操作で
再度選択ファイルを変更したい場合に対応するものであ
る。ユーザは、この表示を参照しながら転送可能なファ
イルの組み合わせを調べることが可能構成となってい
る。
【0085】これらの画面で「転送を実行する」キーが
押下される場合(S66)、選択ファイルが転送可能か
を再チェック指示するためのフラグfReCheckをSETする
(S71)。このフラグにより図19のフローにおける
S153で、変更した選択ファイルの転送が可能かを再
度チェックする手順が実行される。S66で「転送を実
行する」キーが押下されないで、「ファイルリストへ戻
る」キーが押下されると(S67)、転送モードのため
のファイル選択画面(図23、25)から抜け、通常の
ファイル選択画面(図22)へ移行する。そのとき、フ
ラグfReCheckをRESETし(S70)、選択ファイルのチ
ェックを再度実行しないようにし、ファイルリストの画
面表示を行う(S73)。また、上記の再選択手順中に
ユーザの操作による再選択又は解除処理があった場合
に、その結果をS65の表示に反映させるために、再選
択又は解除処理が有ったかを確認し(S68)、有った
場合、新しく選択されたファイルの情報により転送ファ
イルの容量を再計算し(S69)、再選択後の状況を表
示する。この表示をユーザが見ることにより実行を確認
し、再選択を可能にする。なお、S65において、現在
選択中のファイル容量及び転送先残容量を表示するよう
にしているが、これに代えて、現在選択中のファイル容
量に対する転送先の不足容量を表示するようにしても良
い。
【0086】次に、上記した図21のフローにおける
「指定解除ファイル決定処理」(S63)の内容をより
詳細に説明する。まず、この処理の概要を入力操作画面
の遷移により示す。図22は、現在のファイル選択状態
を示している。図22の画面が表示される以前に初期画
面が表示され、その画面で転送したいファイルを選択指
定すると、指定したファイルが反転し、図示の選択状態
を示す画面が表示される。図22にて「文書移動」キー
を押下したとき、転送先のメモリの残量が不足している
場合、図20(B)に示す警告が表示される。図20
(B)の画面上の「選択解除リストへ」キーを押下する
ことにより、図23又は図25に示す“選択解除候補リ
スト”が表示される。ここでは、選択解除候補を決定す
る基準に従い解除候補となるファイルが決定され、その
結果に従い解除候補とそれ以外が識別できるような表示
がなされる。
【0087】図26は、この指定解除ファイルを決定す
る処理フローを示す。このフローでは、選択解除候補リ
スト作成にあたり転送可能なファイルの組み合わせを選
ぶ基準として“指定解除するファイル数が最小(転送可
能なファイル数が最大)”になるようにするものであ
る。これにより、転送先のメモリ残量が少ない場合で
も、ユーザが行いたい転送処理要求に応えることができ
るファイル選択にて転送処理が実行できる。図26を参
照すると、この処理は、先ず、オペレータ指示の転送要
求選択ファイル(図22の反転ファイル)をファイルサ
イズが小さい順に並べ替える処理を行うために、初期条
件をj=1、総ファイルサイズ=0とし(S81)、並
べ替える処理を実行する(S82)。そして、ファイル
サイズの小さいファイルから順に転送可能ファイルとし
てピックアップし、総ファイルサイズにピックアップし
たファイルサイズを足していき(S83)、転送先残メ
モリサイズとの大小比較をして転送可能かをチェックす
る(S84)。このステップを転送不可となるまで繰り
返す(S85,S86)ことにより、転送不可となった
時のjから、(j−1)番目までが転送可能ファイルで
あることを判断し、転送可能なファイル数が最大となる
様なファイルの組み合わせを決定し、この結果を基に、
図23に示すようなファイル選択リスト(反転)と選択
解除候補リスト(非反転)を作成し、これを表示する
(S87)。
【0088】図27は、図26に示した「指定解除ファ
イル決定処理」(S63)フローに更に改良を加えたも
のである。本例のフローは、選択解除候補リスト作成に
あたりファイル選択の基準として、図26のフローで採
用した、“指定解除するファイル数が最小(転送可能な
ファイル数が最大)”に加え、更にファイル数が同数で
転送可能なファイルの組み合わせが複数発生した場合
に、その選定条件を与えるものである。ここでは、それ
を転送可能なファイルサイズが最大となる様なファイル
の組み合わせを優先させて選択しようとするものであ
る。具体的には、図23のファイル組み合わせの場合、
転送可能な3ファイルとして、以下の2通りのファイル
組み合わせが考えられる。 “組み合わせ1”: 文書名>Ptr002、PEPORT、TEST ファイル総容量 :38 “組み合わせ2”: 文書名>Ptr002、PEPORT、PICS ファイル総容量 :43 図26のフローでのアルゴリズムでは、小サイズファイ
ルを小さい方からピックアップしていくので“組み合わ
せ1”が選ばれる。一方、この実施例のフローでは、転
送可能なファイルサイズが最大となるファイル組み合わ
せが選択されるので“組み合わせ2”が選ばれることに
なる。
【0089】図27を参照すると、同図に示すフローS
91〜S96は、図26に示したフローS81〜86ま
でと同じフローである。前記したと同一の手順を実行す
ることにより、S96まででサイズ順にソートされたフ
ァイルリストの(j−2)番目迄が転送ファイルとして
確定する。S97以降は、残りの1ファイルを決定する
ためのフローである。確定した(j−2)番目までの総
ファイルサイズ(容量)に(j−2)番目以降の各ファ
イルのサイズを足してその合計値によって、転送可能な
ファイルサイズが最大となるファイルを探し出し、求め
られたファイルの組み合わせを選定した後、画面にその
表示を行うという処理である。図示のフローで上記の手
順を追うと、まず、j>2であることを確認し(S9
7)、j>2では無い場合、転送可能なファイルサイズ
が最大となるファイルを探し出す処理をしないので、確
定した選択結果、即ち(j−1)番目までが転送可能フ
ァイルであり、j番目以降のファイルを非選択状態にし
て、図23に示すようなファイル選択リスト(反転)と
選択解除候補リスト(非反転)を作成し、これを表示し
リターンする(S107)。S97においてj>2が確
認できた場合に、サイズ昇順結果にて転送選択確定ファ
イルのソート順位、即ち、(転送選択確定ファイルソー
ト順位)=j−2、を記憶する(S98)。このフロー
の総ファイルサイズの初期値として、総ファイルサイズ
=総ファイルサイズ−j番目ファイルサイズ−(j−
1)番目ファイルサイズを算出し(S99)、又転送最
大ファイルサイズ=0として初期値を与える(S10
8)。その後、jの値として、j=j−1を設定する。
【0090】設定したjについて、転送先残メモリ容量
>(総ファイルサイズ+j番目ファイルサイズ)である
か(S101)、総ファイルサイズ+j番目ファイルサ
イズ>転送最大ファイルサイズであるか(S102)を
判断し、いずれも肯定される場合、転送可能な最大ファ
イルサイズの更新処理(即ち、転送最大ファイルサイズ
=総ファイルサイズ+j番目ファイルサイズに更新)
と、選択候補ファイルのソート順位(j)の記憶処理
(選択候補ソート順位=jを記憶)を行う(S10
3)。この後、j=j+1として、ファイルの順番を進
め、該当するファイルが有る場合(S105)、上記S
101からのステップを行う。このステップを全ての対
象ファイルが終了した後、S98で記憶したファイルサ
イズ順ソート結果に従う“転送選択確定ファイルのソー
ト順位”の順番までのファイル、およびS103で得た
“選択候補ファイルのソート順位”のファイルをファイ
ル選択状態とし、それ以外のファイルを非選択状態とし
て選択解除候補リストを画面表示する(S106)。具
体例を図25に示すことができる。同図において、上記
の“組み合わせ2”が選択され、Ptr002、PEPORTが“転
送選択確定ファイルのソート順位”のファイルであり、
PICS がS103で得た“選択候補ファイルのソート順
位”のファイルである。
【0091】次に、上記した図21のフローにおける
「指定解除ファイル決定処理」(S63)のさらに他の
実施例を説明する。まず、この処理の概要を入力操作画
面の遷移により示す。図28は、現在のファイル選択状
態を示している。この画面には、図22の画面が表示さ
れる以前に初期画面が表示され、その画面で転送したい
ファイルを選択し指定すると、指定したファイルが反転
し、図示の選択状態を示す画面が表示される。図28に
て「文書移動」キーを押下したとき、転送先のメモリの
残量が不足している場合に、図20(B)に示す警告が
表示される。図20(B)の画面上の「選択解除リスト
へ」キーを押下することにより、図29に示す“選択解
除候補リスト”が表示される。ここでは、選択解除候補
を決定する基準に従い解除候補となるファイルが決定さ
れ、その結果に従い解除候補とそれ以外が識別できるよ
うな表示がなされる。
【0092】図30は、この指定解除ファイルを決定す
る処理フローを示す。このフローでは、選択解除候補リ
スト作成にあたり転送可能なファイルの組み合わせを選
ぶ基準として“指定ファイル転送後、転送先の残メモリ
容量がが最小となる”ようにするものである。さらに、
指定ファイル転送後、転送先の残メモリ容量が最小とな
るように指定解除ファイルを決定する際、指定解除する
ファイルの組み合わせが複数存在する場合、“転送ファ
イル数が最大となる”ように指定解除ファイルを決定す
るようにしたものである。ここで、この実施例に用いる
変数の説明を行う。 N:転送希望ファイルの選択数(図28では4) i:ファイルの組み合わせを行うためのNファイルから
取り出すファイル数(のiに相当する) 残量以下の条件を満たすファイル組み合わせ中で最大フ
ァイルサイズとなったファイル組み合わせ k:で作成された個の組み合わせファイル
リスト上での順番
【0093】図30を参照すると、この処理は、先ず、
オペレータ指示の転送要求選択ファイル(図28の反転
ファイル)を取り出す処理を行うために、初期条件をi
=1、最大(MAX)ファイルサイズ=0とし(S11
1)、選択ファイルN個の中からi個のファイルを取り
出した場合の個の組み合わせファイルリストを作
成する(S112)。i=1で作成した組み合わせファ
イルリストの順番をk=1として開始する(S11
3)。組み合わせファイルリストk番目のファイルの合
計ファイルサイズをファイルリストサイズとして求める
(S114)。求めたファイルリストサイズが転送先の
残メモリ容量未満であり(S115)、最大ファイルサ
イズ以上である(S116)場合に、「最大ファイルサ
イズ=ファイルリストサイズ、最大組み合わせファイル
リスト=組み合わせファイルリストk番目のファイルリ
スト」としてそのデータを記憶する(S117)。な
お、i=1,k=1では常にそのデータが記憶される。
その後、組み合わせファイルリストをk=k+1として
リストの順番を進め(S118)、組み合わせファイル
リストの検索が終了したか、即ちk>Nを確認し
(S119)、終了していない場合には、次の順番の組
み合わせファイルリストについてS114からのステッ
プを繰り返し、k=Nでi=1の組み合わせファイルリ
ストの検索を終える。
【0094】組み合わせファイルリストの検索が
終了すると、(i−1〜N)個の検索が終了した
かがチェックされ(S120)、終了していない場合、
Nファイルの中から取り出すファイル数をi=i+1と
して増やし(S121)次の組み合わせファイルリスト
の検索をS112〜S119で行う。組み合わせ
ファイルリストの検索まで行い、即ちS120で
i>Nとなり全ての組み合わせファイルリストの終了を
確認した後、全ての組み合わせファイルリストの検索結
果としてS117において更新、記憶された最新のデー
タに基づく表示を行う。図29にその表示画面を示す。
転送しようとして選択されたファイル(図28の反転フ
ァイル)の中、最大組み合わせファイルリストのファイ
ルをファイル選択状態(反転)とし、それ以外のファイ
ルを非選択状態(非反転)としてファイルリスト(選択
解除候補リスト)を表示する。また、S116に示すよ
うに、ファイルリストサイズが最大ファイルサイズと同
じ場合は、後優先で更新しているので、ファイルリスト
サイズが同じファイル組み合わせが複数存在する場合、
転送ファイル数が多いファイル組み合わせが採用される
ことになる。
【0095】次に、上記した図30に示した「指定解除
ファイル決定処理(選択解除候補リスト作成)」(S6
3)フローに更に改良を加えたものである。ここで、本
実施例で新たに用いられる機能を説明する。これは、図
28,図29に示す入力操作画面に表示されている「選
択順」指定機能である。拡張機能として追加されている
「選択順」指定は、オペレータが液晶タッチパネル31
に表示されたファイルをタッチすることで、選択したフ
ァイルを反転すると同時に、“選択済ファイル数+1”
の番号が各ファイルの「選択順」項目に表示されるもの
である。これは、ファイルの印刷順を指定したり、また
ファイル削除の場合では、ファイル削除時の優先順位を
決定する場合ように利用が可能である。この実施例のフ
ローの改良点は、選択指定したファイルが転送後、転送
先の残メモリ容量が最小になるように、或いは、転送予
定ファイル数が最大となるように指定解除ファイルを決
定する際、指定解除するファイルの組み合わせが複数存
在する場合には、さらに上記した「選択順」指定機能に
よる転送指定順が若いファイル数が最大になるように指
定解除ファイルを決定するようにしたものである。
【0096】例えば、図28のような転送希望ファイル
選択状態にて、転送先ファイル残メモリ容量が“90”
である場合を考えると、転送先残メモリ容量90を満た
し、ファイル数も最大となる組み合わせが以下の2通り
発生する。 “組み合わせ1”: 文書名>Ptr002、Ptr003、TEST ファイル総容量 :90 “組み合わせ2”: 文書名>Ptr003、Ptr004、TEST ファイル総容量 :90 ここで、この実施例の「選択順」指定機能による選択基
準を適用する。「選択順」は、“組み合わせ1”におけ
るPtr002、Ptr003、TESTは、それぞれ“1”“3”
“2”であり、“組み合わせ2”におけるPtr003、Ptr0
04、TESTは、それぞれ“3”“4”“2”であるから、
若い番号ファイルが多くなる組み合わせは“組み合わせ
1”である。従って、この基準を適用すると、この例で
は、“組み合わせ1”が選定される。これは、ユーザの
指示を考慮したものとなる。
【0097】本実施例は、図31に参照されるように、
図30のフローに改良を施したものであり、図30のS
116とS117の間に図31のステップS137〜1
39が追加されている。最大ファイルサイズとなる組み
合わせファイルリストの検索を組み合わせファイルリス
について順次行っていくプロセス(S134〜
S142)の途中で、実行中の組み合わせファイルリス
のファイルサイズがこれまで検索してきた組み
合わせファイルリストの最大サイズ以上であるかをチェ
ックする(S136)。ここで、最大サイズ以上である
場合に、さらに両者のファイルサイズが等しいかをチェ
ックする(S137)。ファイルサイズが同じであると
きには、さらに組み合わせファイルリスト のファ
イル数と最大組み合わせリストのファイル数が同じであ
るかをチェックする(S138)。ファイル数も同じで
ある場合に、組み合わせファイルリストk番目のファイ
ルリストは、最大組み合わせリストより多くの選択順位
の高いファイルを含むかをチェックする(S139)。
【0098】選択順位の高いファイルを含む場合には、
この組み合わせリストを選択するので、組み合わせファ
イルリストの検索結果としてS140において記憶され
ていたデータを今回チェックする組み合わせリストのデ
ータに更新する。S139で選択順位の高いファイルを
含まない場合には、今回チェックする組み合わせファイ
ルリストk番目のファイルリストは選択順位の低いファ
イルを多く含むので、S140において記憶されていた
データを更新しない。この点が図30のフローとの違い
で、図30のフローでは、ファイル数が同じ場合、後優
先でデータ更新を行いファイルリストの選択順位を考慮
していない。以上の様に構成することで、指定ファイル
の転送に際し転送先残メモリ容量が足りない場合、転送
元対象からページを減らすことで転送可能となる事が可
能となる場合でも、よりユーザーの期待するファイル転
送処理を実現できることになる。
【0099】なお、ここまでの説明では、1頁或いは複
数ページをひとまとめにした「ファイル」を最小単位と
して扱い、選択や転送をページ単位で行うものとしてき
たが、最小単位をページで管理し、選択や転送をページ
単位で行うようにした場合でも、本発明を同様に適用す
ることが可能である。
【0100】さらに、本発明においては、画像情報記憶
装置や画像処理装置における画像情報を処理するコント
ローラに上記した画像情報の転送制御方法を実行するた
めの手順を記述した処理プログラムを装備し、装備した
プログラムを用いることにより目的とする機能を実現す
ることができる。このプログラムは、周知のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録され、適用されるコン
トローラにインストールされ、記憶媒体から読み出され
たプログラムにより画像情報の転送制御が実行される。
【0101】
【発明の効果】(1) 請求項1,20の発明に対応す
る効果 記憶手段間で画像情報を転送する場合に、転送先の記憶
手段が転送すべき画像情報の量を受け入れることができ
るかを判断する転送可否チェックを行い、チェック結果
に従い転送を中断するようにしたことにより、転送途中
でメモリフルとなり転送が失敗する不具合を未然に防止
し、記憶手段に無駄な動作をさせず、記憶手段を有効に
活用することができる。特にCD-R、CD-RW等の書き込み
制限型記憶媒体を記憶媒体として使用する場合、CD-Rに
ついては一度書き込みを行った領域は再書き込みできな
いし、CD-RWは保証された書き込み回数の制限がある。
その為、書き込み制限型記憶媒体を用いた外部記憶装置
への転送時、転送が中断するような要因が存在する場
合、事前に転送の可否のチェックを行うことは無駄な動
作を防止するだけではなく、これにより記憶媒体の利用
効率を向上させることができるのでその意義は大きい。
また、転送中にても転送先の能力を調べ転送可否をチェ
ックすることにより、転送中に他の機能によるファイル
蓄積処理が行われる(例えば、画像情報の読み込みによ
る蓄積処理や、外部から送られてくる画像情報の受信に
よる蓄積処理の実行)場合に対応して転送可否のチェッ
クを確実に行い、これらの要因に起因にした不具合を未
然に防止でき、予測される中断に対応した動作を素早く
行うことを可能とする。
【0102】(2) 請求項2,3,21,22の発明
に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、転送可否チェックを、転送
先の利用可能な記憶容量と転送対象として指定されたフ
ァイル画像情報中の未転送ファイル又はページの総容
量、或いはファイル又はページ数を比較しその大小関係
により転送可否を判断するようにしたことにより、請求
項1の発明を簡単な構成で有効に実施することができ
る。 (3) 請求項4,23の発明に対応する効果 上記(2)の効果に加えて、記憶手段間で転送を行う記
憶手段の一方が同時に複数の書き込みアクセスが発生し
得ない例えばCD等の記憶媒体で、その記憶媒体への書き
込み転送を行う場合に(この場合、当初の限界チェック
結果が転送中に変わるということはない)、転送可否チ
ェックを転送開始前のみに動作させることにより、無駄
に動作させることが無くなるので、高パフォーマンスの
動作が可能となる。 (4) 請求項5,24の発明に対応する効果 上記(3)の効果に加えて、同時に複数の書き込みアク
セスが発生し得ない記憶媒体をCD-R、CD-RW等の書き込
み制限型記憶媒体(CD-Rについては一度書き込みを行っ
た領域は再書き込みできないし、CD-RWは保証された書
き込み回数の制限がある)とし、この書き込み制限型記
憶媒体を用いた外部記憶装置への転送時、転送が中断す
るような要因が存在する場合、事前に転送可否のチェッ
クを行うようにしたことにより、無駄な動作を防止する
だけではなく、CD-R、CD-RW等の書き込み制限型記憶媒
体の利用効率を向上させることができる。
【0103】(5) 請求項6,25の発明に対応する
効果 上記(1)〜(4)の効果に加えて、さらに転送先の蓄
積残量が0であることをチェックすることにより、ファ
イル転送途中でメモリフル状態になることがある場合
に、簡単な方法でチェック結果を得ることができ、メモ
リフルに対応する動作を行うことが可能となる。 (6) 請求項7,26の発明に対応する効果 上記(5)の効果に加えて、転送先が同時に書き込みア
クセスが発生し得る内部記憶手段である場合に、転送可
否をチェックする前記機能として、転送開始前には請求
項2又は3又は21又は22の手段(転送先の残メモリ
容量或いは残メモリファイル数と転送対象として指定さ
れたファイル画像情報中の未転送ファイル又はページの
総容量、或いはファイル又はページ数を比較しその大小
関係を調べる手段)を用い、転送開始後には転送先の利
用可能なメモリの容量が0であることを調べる手段を用
いることにより同時に書き込みアクセスが発生し得る内
部記憶手段への転送に適した転送可否のチェックができ
る。 (7) 請求項8,27の発明に対応する効果 上記(2)〜(6)の効果に加えて、転送否判断時にオ
ーバーするメモリ容量或いは指定した転送ファイル又は
ページの転送画像情報量と転送先記憶手段の使用可能な
記憶容量を表示することにより、どのファイルを解除す
べきかをマニュアルで行う場合、オペレータにその判断
材料を与えることで、より操作性を高めることができ
る。 (8) 請求項9,28の発明に対応する効果 上記(2)〜(7)の効果に加えて、当初転送対象とし
て指定したファイル又はページの転送画像情報の転送が
否定される場合、当初指定した転送対象ファイル又はペ
ージ数を減らすことで転送可能となるか否かを判断する
手段を備えることにより、再指定により当初に指定した
ファイルの一部の転送の可能性を示し、再指定を促すこ
とができ、高パフォーマンスの動作が可能となる。
【0104】(9) 請求項10,29の発明に対応す
る効果 上記(2)〜(8)の効果に加えて、転送可能とするた
めに指定を解除するファイル又はページを決定する処理
を行うことにより、どのファイルを解除すれば転送可能
となるかをユーザに通知でき、ユーザは指示に従えば転
送可能となるファイル又はページ群を容易に検索・決定
可能となり、高パフォーマンスの動作が可能となる。 (10) 請求項11,30の発明に対応する効果 上記(9)の効果に加えて、指定を解除するファイル又
はページを解除数が最小となるように決定することによ
り、転送先の残メモリ容量が少ない場合でもユーザが行
いたい転送処理の要求に応じたファイル選択にて転送処
理の実行が可能となる。 (11) 請求項12,31の発明に対応する効果 上記(10)の効果に加えて、解除数を最小とするファ
イル又はページの組み合わせが複数存在する場合、転送
先記憶手段の使用可能な記憶容量が最小となるように指
定を解除するファイル又はページを決定することによ
り、転送先の記憶手段を有効活用でき、また、1回の転
送操作で、ユーザが行いたい転送処理の要求を最大に活
かすようなファイル又はページ選択にて転送処理を実行
できる。
【0105】(12) 請求項13,32の発明に対応
する効果 上記(9)の効果に加えて、指定を解除するファイル又
はページを転送後に転送先記憶手段の使用可能な記憶容
量が最小となるように決定することにより、転送先の残
メモリ容量が少ない場合でもユーザが行いたい転送処理
の要求に応じたファイル選択にて転送処理の実行が可能
となる。 (13) 請求項14,33の発明に対応する効果 上記(9)の効果に加えて、転送後に転送先記憶手段の
使用可能な記憶容量を最小とするファイル又はページの
組み合わせが複数存在する場合、転送するファイル又は
ページ数が最大となるようにように指定を解除するファ
イル又はページを決定することにより、転送先の記憶手
段を有効活用でき、また、1回の転送操作で、ユーザが
行いたい転送処理の要求を最大に活かすようなファイル
又はページ選択にて転送処理を実行できる。 (14) 請求項15,34の発明に対応する効果 上記(10)〜(13)の効果に加えて、指定解除する
ファイル又はページの組み合わせがさらに複数存在する
場合、前記転送制御手段により記憶し管理されている転
送対象として指定されたファイル又はページの転送指定
順が若いファイル数が最大となるように指定解除ファイ
ル又はページを決定することにより、転送先の記憶手段
を有効活用でき、また、1回の転送操作で、ユーザ指示
を反映した的確な指定解除ファイル又はページ選択が行
える。
【0106】(15) 請求項16,35の発明に対応
する効果 上記(9)〜(14)の効果に加えて、ファイル選択を
解除することで転送可能なファイル又はページが存在す
ることをユーザに通知する表示手段を設けることによ
り、より操作性を高めることができる。 (16) 請求項17,36の発明に対応する効果 上記(15)の効果に加えて、ファイル選択を解除する
ファイル又はページを、選択されたファイル又はページ
と一緒に、両者が識別可能な状態に表示することによ
り、ユーザが転送したいファイルを再考し、マニュアル
で指定することを可能とする。これによりよりユーザの
転送要求にマッチしたファイル又はページ転送を実施で
きる。 (17) 請求項18,37の発明に対応する効果 上記(9)〜(16)の効果に加えて、選択されたファ
イル又はページの転送処理終了後、指定を解除された前
記ファイル又はページを表示することにより、記憶手段
のメディア交換等を行い引き続きファイル転送処理を行
い、メディアが分かれるがオペレータの要求した全ての
ファイルを外部メディアに転送することが可能な場合
に、操作性を向上させることができる。
【0107】(18) 請求項19の発明に対応する効
果 入力手段として画像読み取り手段及び/又は外部で生成
された画像情報を取り入れるインタフェースを備えた請
求項1乃至18のいずれかに記載された画像情報記憶装
置と、該画像情報記憶装置から出力される画像情報に基
づき作像を行う画像形成手段を備えた画像処理装置にお
いて、上記請求項1〜18の発明に対応する効果を実現
することにより、画像処理装置の性能を向上させること
ができる。 (19) 請求項38の発明に対応する効果 適用する画像情報記憶装置や画像処理装置における画像
情報を処理するコントローラに本発明の記録媒体に記録
されたプログラムをインストールすることにより、請求
項20〜37の発明に関わる動作を容易に実行すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係わるデジタル複合機の全
体構成を概略図として示す。
【図2】 図1のデジタル複合機の操作部の1例を示
す。
【図3】 本実施例のデジタル複合機の制御装置のブロ
ック図を示す。
【図4】 画像処理ユニット(IPU)の回路構成のブ
ロック図を示す。
【図5】 セレクタにおいて操作される1ページ分の画
像信号のタイミングを示す。
【図6】 本実施例のデジタル複合機のソフトウェアシ
ステムの構成を示す。
【図7】 文書管理アプリを動作させるための操作画面
の1例を示す。
【図8】 外部蓄積文書を操作する時の画面の1例を示
す。
【図9】 内部蓄積文書のファイル選択操作時の画面の
1例を示す。
【図10】 外部蓄積文書を操作する時の画面の1例を
示す。
【図11】 ファイル転送処理の概要を示すフロー図で
ある。
【図12】 「転送先残メモリ容量」による限界チェッ
ク処理のフローを示す。
【図13】 「転送先残メモリ容量」による限界チェッ
ク処理の他のフローを示す。
【図14】 転送中断処理時のメッセージを表示した
操作画面を示す。
【図15】 「転送先蓄積残ファイル数」による限界チ
ェック処理のフローを示す。
【図16】 「転送先蓄積残ファイル数」による限界チ
ェック処理の他のフローを示す。
【図17】 転送中断処理時のメッセージを表示した操
作画面を示す。
【図18】 蓄積文書の転送処理後の画面の1例を示
す。
【図19】 「ファイル選択解除を行うことでファイル
転送可能となる場合の処理」を含む限界チェック処理の
フローを示す。
【図20】 転送中断処理時のメッセージを表示した操
作画面を示す。
【図21】 図19に示す「ファイル選択解除を行うこ
とでファイル転送可能となる場合の処理」の詳細フロー
を示す。
【図22】 転送ファイル選択操作時の画面の1例を示
す。
【図23】 図22から遷移した転送可否チェック結果
を表示する画面の1例を示す。
【図24】 ファイル転送処理の概要を示すフロー図で
ある。
【図25】 図22から遷移した転送可否チェック結果
を表示する画面の1例を示す。
【図26】 図21の「指定解除ファイル決定処理」の
詳細フローの1例を示す。
【図27】 図26を改良した「指定解除ファイル決定
処理」のフローの1例を示す。
【図28】 「選択順」の項目を付加した転送ファイル
選択操作時の画面の1例を示す。
【図29】 図28から遷移した転送可否チェック結果
を表示する画面の1例を示す。
【図30】 図21の「指定解除ファイル決定処理」の
詳細フローの他の例を示す。
【図31】 図30を改良した「指定解除ファイル決定
処理」のフローの1例を示す。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、 2…原稿台、
6…コンタクトガラス、 15…感光体、1
7…定着ユニット、 27…現像ユニッ
ト、30…操作部、 31…液晶
タッチパネル40…文書管理キー、 5
0…読み取りユニット、51…露光ランプ、
54…CCDイメージセンサ、57…書き込み
ユニット、 58…レーザ出力ユニット、6
8… CPU、 65…画像メモリ
コントローラ、66…画像メモリ、
75…HD、76…外部画像記憶装置、 17
1…内部蓄積文書キー、172…外部蓄積文書キー、
187…文書移動キー、214…文書管理アプ
リ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 亮乃輔 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 (72)発明者 遠藤 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号株式会 社リコー内 Fターム(参考) 5B065 BA03 CE21 CE26 EA33 5B082 CA04 JA12 5C073 AA06 BA04 BB02 BC03 CD05

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段を通して取り入れた画像情報を
    記憶する複数の記憶手段、記憶手段間で行う画像情報の
    転送を制御する転送制御手段を有する画像情報記憶装置
    において、前記転送制御手段は、転送先の記憶手段が転
    送すべき画像情報の量を受け入れることが可能かを判断
    する転送可否チェック手段を備えたことを特徴とする画
    像情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像情報記憶装置
    において、前記転送可否チェック手段は、転送対象とし
    て画像情報ファイル又はページが指定される場合に、転
    送先の使用可能な記憶容量と転送対象として指定された
    ファイル又はページ中の未転送ファイル又はページに保
    持された画像情報の総量を比較しその大小関係により転
    送可否を判断することを特徴とする画像情報記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された画像情報記憶装置
    において、前記転送可否チェック手段は、転送対象とし
    て画像情報ファイル又はページが指定される場合に、転
    送先の利用可能な記憶ファイル又はページ数と転送対象
    として指定された画像情報中の未転送ファイル又はペー
    ジ数を比較しその大小関係により転送可否を判断するこ
    とを特徴とする画像情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3のいずれかに記載された
    画像情報記憶装置において、前記記憶手段間の転送が同
    時に複数の書き込みアクセスが発生し得ない記憶手段へ
    の書き込み転送である場合に、転送可否の判断を転送開
    始前のみに行うことを特徴とする画像情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された画像情報記憶装置
    において、前記同時に複数の書き込みアクセスが発生し
    得ない記憶手段が書き込み制限型記憶媒体を用いた記憶
    手段であることを特徴とする画像情報記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載された
    画像情報記憶装置において、前記転送可否チェック手段
    は、転送先記憶手段の使用可能な記憶容量0の検知によ
    り転送可否を判断することを特徴とする画像情報記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された画像情報記憶装置
    において、転送先が同時に複数の書き込みアクセスが発
    生し得る記憶手段である場合に、転送先記憶手段の使用
    可能な記憶容量0の検知により転送開始後に行う転送可
    否を判断することを特徴とする画像情報記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至7のいずれかに記載された
    画像情報記憶装置において、前記転送可否チェック手段
    により転送対象として指定したファイル又はページの転
    送画像情報の転送が転送先記憶手段の使用可能な記憶容
    量をオーバーするために否定された場合、オーバーする
    メモリ容量或いは指定した転送ファイル又はページの転
    送画像情報量と転送先記憶手段の使用可能な記憶容量を
    表示する表示手段を備えたことを特徴とする画像情報記
    憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至8のいずれかに記載された
    画像情報記憶装置において、前記転送可否チェック手段
    は、当初転送対象として指定したファイル又はページの
    転送画像情報の転送が否定される場合、当初指定した転
    送対象ファイル又はページ数を減らすことにより転送可
    能となるか否かを判断することを特徴とする画像情報記
    憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至9のいずれかに記載され
    た画像情報記憶装置において、前記転送可否チェック手
    段は、当初転送対象として指定したファイル又はページ
    の転送画像情報の転送が否定される場合、当初指定した
    転送対象ファイル又はページ数を減らすことにより転送
    可能となるか否かを判断する際、転送可能とするために
    指定を解除するファイル又はページを決定する処理を行
    うことを特徴とする画像情報記憶装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載された画像情報記憶
    装置において、前記指定を解除するファイル又はページ
    を解除数が最小となるように決定することを特徴とする
    画像情報記憶装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載された画像情報記憶
    装置において、前記解除数を最小とするファイル又はペ
    ージの組み合わせが複数存在する場合、転送先記憶手段
    の使用可能な記憶容量が最小となるように指定を解除す
    るファイル又はページを決定することを特徴とする画像
    情報記憶装置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載された画像情報記憶
    装置において、前記指定を解除するファイル又はページ
    を、転送後に転送先記憶手段の使用可能な記憶容量が最
    小となるように決定することを特徴とする画像情報記憶
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された画像情報記憶
    装置において、前記転送後に転送先記憶手段の使用可能
    な記憶容量を最小とするファイル又はページの組み合わ
    せが複数存在する場合、転送するファイル又はページ数
    が最大となるように指定解除ファイル又はページを決定
    することを特徴とする画像情報記憶装置。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至14のいずれかに記載
    された画像情報記憶装置において、指定解除するファイ
    ル又はページの組み合わせがさらに複数存在する場合、
    前記転送制御手段により記憶し管理されている転送対象
    として指定されたファイル又はページの転送指定順が若
    いファイル数が最大となるように指定解除ファイル又は
    ページを決定することを特徴とする画像情報記憶装置。
  16. 【請求項16】 請求項10乃至15のいずれかに記載
    された画像情報記憶装置において、指定解除を行うべき
    ファイル又はページを表示する表示手段を備えたことを
    特徴とする画像情報記憶装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載された画像情報記憶
    装置において、前記表示手段は、指定解除を行うべきフ
    ァイル又はページを、転送するために選択されたファイ
    ル又はページと一緒に、両者が識別可能な状態に表示す
    ることを特徴とする画像情報記憶装置。
  18. 【請求項18】 請求項10乃至17のいずれかに記載
    された画像情報記憶装置において、選択されたファイル
    又はページの転送処理終了後、指定を解除された前記フ
    ァイル又はページを表示する表示手段を備えたことを特
    徴とする画像情報記憶装置。
  19. 【請求項19】 入力手段として画像読み取り手段及び
    /又は外部で生成された画像情報を取り入れるインタフ
    ェースを備えた請求項1乃至18のいずれかに記載され
    た画像情報記憶装置と、該画像情報記憶装置から出力さ
    れる画像情報に基づき作像を行う画像形成手段を備えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
  20. 【請求項20】 入力手段を通して取り入れた画像情報
    を記憶する複数の記憶手段間で行う画像情報の転送制御
    方法であって、転送すべき画像情報の量を転送先の記憶
    手段が受け入れることが可能かをチェックすることによ
    り転送可否を判断し、可能ではない場合に転送を中断さ
    せることを特徴とする画像情報の転送制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記転送可否を、転送対象として
    画像情報ファイル又はページが指定される場合に、転送
    先の使用可能な記憶容量と転送対象として指定されたフ
    ァイル又はページ中の未転送ファイル又はページに保持
    された画像情報の総量を比較しその大小関係により判断
    することを特徴とする画像情報の転送制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記転送可否を、転送対象として
    画像情報ファイル又はページが指定される場合に、転送
    先の利用可能な記憶ファイル又はページ数と転送対象と
    して指定された画像情報中の未転送ファイル又はページ
    数を比較しその大小関係により判断することを特徴とす
    る画像情報の転送制御方法。
  23. 【請求項23】 請求項21又は22に記載された画像
    情報の転送制御方法において、前記記憶手段間の転送が
    同時に複数の書き込みアクセスが発生し得ない記憶手段
    への書き込み転送である場合に、転送可否の判断を転送
    開始前のみに行うことを特徴とする画像情報の転送制御
    方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記同時に複数の書き込みアクセ
    スが発生し得ない記憶手段が書き込み制限型記憶媒体を
    用いた記憶手段であることを特徴とする画像情報の転送
    制御方法。
  25. 【請求項25】 請求項20乃至24のいずれかにに記
    載された画像情報の転送制御方法において、前記転送可
    否を、転送先記憶手段の使用可能な記憶容量0の検知に
    より判断することを特徴とする画像情報の転送制御方
    法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載された画像情報の転
    送制御方法において、転送先が同時に複数の書き込みア
    クセスが発生し得る記憶手段である場合に、転送先記憶
    手段の使用可能な記憶容量0の検知により転送開始後に
    行う転送可否を判断することを特徴とする画像情報の転
    送制御方法。
  27. 【請求項27】 請求項21乃至26のいずれかに記載
    された画像情報の転送制御方法において、転送対象とし
    て指定したファイル又はページの転送画像情報の転送が
    転送先記憶手段の使用可能な記憶容量をオーバーするた
    めに否定された場合、オーバーするメモリ容量或いは指
    定した転送ファイル又はページの転送画像情報量と転送
    先記憶手段の使用可能な記憶容量の表示を行うことを特
    徴とする画像情報の転送制御方法。
  28. 【請求項28】 請求項21乃至27のいずれかに記載
    された画像情報の転送制御方法において、当初転送対象
    として指定したファイル又はページの転送画像情報の転
    送が否定される場合、当初指定した転送対象ファイル又
    はページ数を減らすことにより転送可能となるか否かを
    判断することを特徴とする画像情報の転送制御方法。
  29. 【請求項29】 請求項21乃至28のいずれかに記載
    された画像情報の転送制御方法において、当初転送対象
    として指定したファイル又はページの転送画像情報の転
    送が否定される場合、当初指定した転送対象ファイル又
    はページ数を減らすことにより転送可能となるか否かを
    判断する際、転送可能とするために指定を解除するファ
    イル又はページを決定することを特徴とする画像情報の
    転送制御方法。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記指定を解除するファイル又は
    ページを解除数が最小となるように決定することを特徴
    とする画像情報の転送制御方法。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記解除数を最小とするファイル
    又はページの組み合わせが複数存在する場合、転送先記
    憶手段の使用可能な記憶容量が最小となるように指定を
    解除するファイル又はページを決定することを特徴とす
    る画像情報の転送制御方法。
  32. 【請求項32】 請求項29に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記指定を解除するファイル又は
    ページを、転送後に転送先記憶手段の使用可能な記憶容
    量が最小となるように決定することを特徴とする画像情
    報の転送制御方法。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記転送後に転送先記憶手段の使
    用可能な記憶容量を最小とするファイル又はページの組
    み合わせが複数存在する場合、転送するファイル又はペ
    ージ数が最大となるように指定解除ファイル又はページ
    を決定することを特徴とする画像情報の転送制御方法。
  34. 【請求項34】 請求項30乃至33のいずれかに記載
    された画像情報の転送制御方法において、指定解除する
    ファイル又はページの組み合わせがさらに複数存在する
    場合、転送対象として指定されたファイル又はページの
    転送指定順を管理しておき、指定順が若いファイル数が
    最大となるように指定解除ファイル又はページを決定す
    ることを特徴とする画像情報の転送制御方法。
  35. 【請求項35】 請求項29乃至34のいずれかに記載
    された画像情報の転送制御方法において、指定解除を行
    うべきファイル又はページを表示することを特徴とする
    画像情報の転送制御方法。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載された画像情報の転
    送制御方法において、前記表示を、指定解除を行うべき
    ファイル又はページを、転送するために選択されたファ
    イル又はページと一緒に、両者が識別可能な状態で行う
    ことを特徴とする画像情報の転送制御方法。
  37. 【請求項37】 請求項29乃至36のいずれかに記載
    された画像情報の転送制御方法において、選択されたフ
    ァイル又はページの転送処理終了後、指定を解除された
    前記ファイル又はページを表示することを特徴とする画
    像情報の転送制御方法。
  38. 【請求項38】 請求項20乃至37のいずれかに記載
    された画像情報の転送制御方法を実行するためのプログ
    ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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