JP3842940B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル複写機など画像処理装置に係わり、特に、画像記憶手段内に記憶されている複数の画像情報を着脱可能な記憶媒体に書き込むことができる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル複写機では、コピーする原稿画像データを記憶しておく半導体メモリや大容量ハードディスクを内蔵して、複数枚のコピーを実行する際に1回の原稿スキャンでコピーを可能にしたり、ページ順に出力する電子ソートを可能にしたりしている。また、スキャナから読み込んだ画像データや、文字コードを展開した(ビットマップ化した)画像データを大容量ハードディスクに保存しておき、後日、保存された画像データを出力したりするもできる。
さらに、ハードディスク内の画像データをデジタル複写機に着脱可能な記憶媒体へ転送して、複写機内部のハードディスクの画像情報のバックアップや長期保管などを可能にしている。つまり、画像情報を着脱可能な記憶媒体から読み出したり、その記憶媒体に書き込んだりする外部画像記憶装置、および原稿から読み取った画像データや外部画像記憶装置から転送される画像データなどを蓄積しておく内部画像記憶装置を備えておくのである。なお、着脱可能な記憶媒体としては、書き込み可能なCD−Rや、書き込み書き換え可能なCD−RW、さらに大容量のDVD、データテープなど大容量記憶媒体が使用されている。
例えば、特開昭63-146555号公報に示された画像処理装置は前記のような画像処理装置の一つであり、着脱可能な記憶媒体に画像データの他にコピーに必要な情報や操作手順プログラムを記憶し、操作性の向上を図っている。
また、特開平1-256269号公報に示された画像処理装置では着脱可能な記憶媒体に画像データだけでなくその画像データを記憶した年月日情報を記憶しておき、その画像データを再び紙上に出力する際の画像データ取り出しの高速化を図っている。
また、従来技術では、内部画像記憶装置や着脱可能な記憶媒体など前記のような画像記憶手段を備えた画像処理装置において、1ページまたは複数ページからなる画像データ(例えば一つの文書)を一つの画像ファイルとして画像記憶手段に記憶する。そして、それぞれの画像ファイルにはファイル名など属性情報を付け、登録されている複数の画像ファイルに対応した属性情報から成る画像データ一覧情報を作成し、画像ファイルを取り出す際にはその画像データ一覧情報を表示し、そのなかから所望の画像ファイルを選択させたりして、画像ファイルを画像記憶手段からファイル単位で読み出し、読み出した画像ファイルの画像データを表示させたり、紙上に出力したりする。なお、管理情報の一つとして、それぞれの画像ファイル名(あるいはファイル番号)とその画像ファイルの画像記憶手段における記憶位置とを対応付けた情報を備えている。前記のように、文書名を指定した取り出し要求があったとき、その文書名と同じである画像ファイル名に対応付けられた記憶位置にアクセスしてその画像ファイル名の画像ファイルを読み出すのである。
また、従来技術においては、内部画像記憶装置や着脱可能な記憶媒体など画像記憶手段に画像データを書き込む際に行なわれる画像データ一覧情報の更新や更新した一覧情報を前記記憶媒体に書き込む書き換え処理を一つの画像ファイルをその記憶媒体に書き込む度毎に行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように、従来技術においては、画像データ一覧情報の更新や更新した一覧情報を着脱可能な記憶媒体に書き込む書き換え処理を一つの画像ファイルをその記憶媒体に書き込む度毎に行なっている。しかしながら、着脱可能な記憶媒体として例えばCD-RWなどを用いた場合、記憶媒体内の画像データ一覧情報を一つの画像ファイルを書き込む度毎に行うのは、前記記憶媒体の寿命を短くするということと、処理時間が長くなるということから問題である。
本発明の目的は、このような従来技術の課題を解決し、画像データ一覧情報の更新に伴う着脱可能な記憶媒体の書き換え処理を少なくさせ、それによって、その記憶媒体の寿命を延ばしたり処理時間を短くしたりすることができる画像処理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明では、一つまたは複数の単位画像からなる画像情報を蓄積する画像記憶手段と、着脱可能な記憶媒体に画像情報を書き込む書き込み手段と、前記画像記憶手段または記憶媒体に記憶されている画像情報の一覧情報を記憶する一覧情報記憶手段とを備えた画像処理装置において、前記画像記憶手段に記憶された画像情報のうち前記記憶媒体へ書き込むべき画像情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像情報の前記記憶媒体への書き込み処理実行時、前記書き込み手段による1画像情報の書き込み毎に前記一覧情報記憶手段内の一覧情報を更新し、選択された全ての画像情報の書き込み完了後に前記一覧情報記憶手段内の一覧情報を前記記憶媒体に書き込ませる制御手段とを設け、前記制御手段は、前記画像記憶手段及び前記記憶媒体に記憶される各画像ファイルの一覧情報である画像ファイルリストデータ、画像データを1単位画像毎に管理するアロケーションデータ、前記単位画像を一つまたは複数まとめて画像ファイルとして管理するためのファイル構成情報、及びその単位画像を構成するブロックの使用状態などを管理するクラスタ情報を作成し、前記画像記憶手段及び前記記憶媒体に記憶される画像データに対応付けて記憶し、前記画像記憶手段に記憶された画像情報の一覧情報と、前記記憶媒体から読み出した一覧情報の何れか一方又は両方を使用して、前記一覧情報記憶手段内の一覧情報を更新することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記書き込み処理の進行状況を表示する表示手段を設けた。
また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記表示手段による進行状況の表示は、前記選択手段により選択された全画像情報の量に対する実際に書き込まれた量によるものである構成にした。
また、請求項4記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記表示手段による進行状況の表示は、現在書き込み中の画像情報に含まれる単位画像数に対する書き込み済みの単位画像数によるものである構成にした。
また、請求項5記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記表示手段による進行状況の表示は、現在書き込み中の画像情報名によるものである構成にした。
また、請求項6記載の発明では、請求項1乃至請求項5記載のいずれかの発明において、前記書き込み手段による書き込み処理実行中に当該書き込み処理の中断を指示する中断指示手段と、前記中断指示手段により中断が指示されたときに書き込み処理中であった単位画像の書き込み完了後に前記書き込み手段による書き込み処理を中断させる書き込み中断手段とを備えた。
また、請求項7記載の発明では、請求項6記載の発明において、前記書き込み中断手段により画像情報に含まれる全ての単位画像の書き込みが完了する前に書き込みが中断された場合、前記記憶媒体上の当該画像情報を無効化する無効化手段を備えた。
また、請求項8記載の発明では、請求項6記載の発明において、前記制御手段は、前記書き込み中断手段による書き込み中断前に前記記憶媒体への書き込みが完了した画像情報のみによって前記一覧情報を更新し、該一覧情報を前記記憶媒体へ書き込ませる構成にした。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明に係る画像処理装置の実施の形態を例示する概略図である。図示したような構成で、この実施の形態の画像処理装置では、自動原稿送り装置(ADF)1の上方にある原稿台2に画像面を上にして原稿束を置き、後述する操作部上のスタートキーを押下すると、給送ローラ3および給送ベルト4により、原稿束の最も下の原稿から順に、原稿がコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。なお、1枚の原稿の給送が完了したときに原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
コンタクトガラス6上の原稿の画像が読み取りユニット20によって読み取られ、読み取りが終了した原稿は給送ベルト4および排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知センサ7により原稿台2に次の原稿があることが検知されると、前の原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。
また、第1トレイ8、第2トレイ9、および第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。そして、読み取りユニット20により読み込まれた画像データが書き込みユニット27からのレーザ光によって感光体15に書き込まれ、現像ユニット31を通過することによってトナー像が形成される。さらに、搬送ベルト16により感光体15の回転と等速で搬送される転写紙に感光体15上のトナー像が転写され、その後、定着ユニット17により画像を定着させ、排紙ユニット18により後処理装置であるフィニシャ40に排出される。
フィニッシャ40は、排出された転写紙を排紙搬送ローラ42の方向かまたはステープル処理部方向へ導くことができる。切り替え板41を上方向に切り替えることにより、排紙搬送ローラ42、43を経由して排紙トレイ44側に排紙したり、切り替え板41を下方向に切り替えることで、搬送ローラ45,46を経由して、ステープル台47に搬送したりするのである。
ステープル台47に積載された転写紙は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガー48によって、紙端が揃えられ、コピーが1部完了したときにステープラ49によって綴じられる。そして、ステープラ49により綴じられた転写紙群が自重によって、ステープル完了排紙トレイ50に収納される。
なお、通常の排紙トレイ44は転写紙の搬送方向と直交する方向に移動可能な排紙トレイである。このような排紙トレイ44が、原稿毎、あるいは自動的にソーティングされたコピー部数毎に直交する方向に移動し、排出されてくる転写紙を仕分ける。
【0006】
転写紙の両面に作像する場合は、各給紙トレイ8、9、10から給紙され、作像された転写紙をフィニッシャ40側に導かないで、経路切り替えのための分岐爪52を上側にセットすることで、一旦両面給紙ユニット51にストックする。その後、両面給紙ユニット51にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット51から再給紙され、その後は、下側にセットされた経路切り替えのための分岐爪52により、切り替え板41の方へ導かれる。
なお、感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット31はメインモータによって駆動され、各給紙装置11、12、13はメインモータの駆動力が給紙クラッチにより伝達されて駆動される。また、縦搬送ユニット14はメインモータの駆動力が中間クラッチにより伝達されて駆動される。
また、読み取りユニット20は、原稿を載置するコンタクトガラス6と走査光学系で構成されており、走査光学系は、露光ランプ21、第1ミラー22、レンズ23、CCDイメージセンサ24などから構成されている。露光ランプ21、第1ミラー22、第2ミラー25および第3ミラー26は図示しないキャリッジ上に固定されている。この走査光学系は、図示しないスキャナ駆動モータにより駆動される。原稿画像は、CCDイメージセンサ24によって読み取られ、電気信号に変換されて処理される。
書き込みユニット27はレーザ出力ユニット28、結像レンズ29、ミラー30から構成され、レーザ出力ユニット28の内部には、レーザ光源であるレーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。
書き込みユニット27からはレーザ光が出力され、そのレーザ光は画像作像系の感光体15に照射される。図示しないが感光体15の一端近傍のレーザビームを照射される位置には、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置されている。
【0007】
図2に、操作部60の構成を示す。図示したように、操作部60には、液晶タッチパネル61、テンキー62、クリア/ストップキー63、スタートキー64、予熱キー65、リセットキー66、初期設定キー67、コピーキー68、コピーサーバーキー69、文書管理キー76、プリンタキー77があり、液晶タッチパネル61には、機能キー、部数、および画像処理装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
このように構成された操作部60内のコピーキー68を押すことでコピー処理の内容を設定し、スタートキー64を押すことで原稿画像のコピーを行うことができる。また、コピーサーバーキー69は原稿画像を読み取って内部画像記憶装置に画像データを蓄積したり、蓄積されている画像データを印刷したりする際に用いる。また、文書管理キー76は例えば内部画像記憶装置に蓄積されている画像データなどを編集したりするときに用いる。また、初期設定キー67を押すことで、画像処理装置の初期状態を任意にカスタマイズすることができる。また、画像処理装置内に収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定したり、一定時間操作がないときに優先して選択されるアプリケーションなどを設定したり、国際エネルギースター計画に従った低電力状態への移行時間を設定したり、オートオフ/スリープモードへ移行する時間を設定したりすることもできる。
また、予熱キー65を押すと、画像処理装置は待機状態から低電力状態に移行し、定着温度を低下させたり、操作部60の表示を消灯させたりする。
図3に、操作部60の液晶タッチパネル61の表示例を示す。これは文書管理キー76を押下したときに表示される表示例である。このような表示状態のときに利用者が液晶タッチパネル61に表示されたキーにタッチすると、そのキーの示す機能が選択され、そのキーが黒く反転する。また、機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば文書名を変更するような場合)は、所定のキーにタッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。液晶タッチパネル61は、ドット表示器を使用しているため、前記のように、そのときの状況に合った適切な表示をグラフィカルに行うことができるのである。
【0008】
前記したように、図3に示す表示画面は、図2に示した文書管理キー76を押下したときに液晶タッチパネル61に表示された表示例であり、例えば、表示領域には、既に内部画像記憶部に蓄積されている画像ファイルを特定するための画像ファイル属性情報として、文書名、ユーザID(ユーザ識別符号)、蓄積時刻、ページ数、サイズ(データ量)が表示される。ユーザIDはこの画像処理装置に接続されたパーソナルコンピュータのプリンタドライバにおいて付けられるため、プリンタ機能によった画像蓄積の場合にのみ表示される。文書名は画像蓄積を行う毎に付けられる。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時刻は画像データが蓄積されたときの時刻である。なお、表示されている画像管理情報は、不揮発メモリNV−RAMに保持されており、電源断時でもその画像管理情報は保持され続ける。また、図3に示したように、この表示画面には、文書名変更、文書結合、文書の挿入、ページ削除、画像情報(文書)一覧情報を構成している個々の一覧情報の削除(つまり、個々の画像ファイルの削除)などのキーが表示されていて、これらを指示することによりこれらの機能を用いることができる。また、着脱可能な記憶媒体の残量も表示される。
図4に、メインコントローラ70などから成る制御装置の機能ブロック図を示す。図示されているメインコントローラ70は画像処理装置全体を制御する。このメインコントローラ70には、利用者に示す表示や利用者からの機能設定入力を制御する操作部60、スキャナの制御、原稿画像データを画像メモリに書き込む制御、画像メモリに記憶された画像データを用いて作像制御などを行う画像処理ユニット(IPU)80、原稿自動送り装置(ADF)1などが接続されている。また、紙搬送などに必要なメインモータ32、各種クラッチ34、35、36、37も接続されている。
図5はメインコントローラ70の要部の構成を示す機能ブロック図である。図示したように、このメインコントローラ70は、CPU71、そのCPU71の実行するプログラムを記憶しているROM72、各種データを記憶するRAM73などを備えている。プログラムは一部をROM72に記憶し、他はハードディスク装置からRAM73にロードするようにしてもよい。
【0009】
図6は画像処理ユニット(IPU)80などの構成ブロック図である。このような構成で、画像処理ユニット80は露光ランプ21から照射された光の反射光をCCDイメージセンサ24により光電変換し、A/Dコンバータ81によりデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像データは、シェーディング補正部82によりシェーディング補正された後、MTF・γ補正部83によりMTF補正、γ補正などを施される。そして、変倍処理部84を経由した画像データが変倍率に合わせて拡大または縮小され、セレクタ85に流れる。セレクタ85では、画像データの送り先を、書き込みγ補正ユニット89または画像メモリコントローラ86へ切り替える。書き込みγ補正ユニット89を経由した画像データは作像条件に合わせて書き込みγが補正され、書き込みユニット27に送られる。
画像メモリコントローラ86とセレクタ85との間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。また、画像メモリコントローラ86などへの設定や、読み取りユニット20および書き込みユニット27の制御を行うCPU88、およびそのプログラムやデータを格納するROM90、RAM91、NV−RAM92を備えている。CPU88は、画像メモリコントローラ86を介して、画像メモリ87のデータの書き込み、読み出しが行える。
画像メモリコントローラ86へ送られた画像データは、画像メモリコントローラ86内にある画像圧縮装置によって圧縮され、画像メモリ87へ送られる。最大画像サイズ分の256階調のデータを圧縮せずにそのまま画像メモリ87に書き込むことも可能であるが、この実施の形態で画像データを圧縮する理由は、画像圧縮を行うことで限られた画像メモリを有効に利用できるからである。また、一度に多くの原稿画像データを記憶することができるため、例えばソート機能を用いる際、この画像メモリ87を用いて原稿画像データをページ順に出力することができる。なお、この場合、画像メモリ87内の画像データを画像メモリコントローラ86内の伸長装置で順次伸長しながら出力する。
また、画像メモリ87を利用して、複数枚の原稿画像データを、画像メモリ87の転写紙1枚分のエリアを分割したエリアに順次読み込むことも可能となる。例えば4枚の原稿画像を、画像メモリ87の転写紙1枚分の4等分されたエリアに順次書き込むことで、4枚の原稿が1枚の転写紙イメージに合成され集約されたコピー出力を得ることが可能となる。このような機能は一般に「集約コピー」と呼ばれている。
画像メモリ87内の画像データはCPU88からアクセス可能な構成となっている。このため、画像メモリ87内の画像データの内容を加工することが可能であり、例えば画像データの間引き処理、画像の切り出し処理などを行える。加工の際は、画像メモリコントローラ86内のレジスタに制御データを書き込むことで画像データを処理する。また、加工された画像データは再度画像メモリ87に保持される。
【0010】
画像メモリ87は、処理される画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成をとっている。分割された各エリアに対して画像データの入力および出力をそれぞれ並列に実行可能にするため、画像メモリコントローラ86とのインタフェースにはリード用とライト用の2組のアドレス・データ線が接続されている。これにより、エリア1に画像データを入力(ライト)する間にエリア2より画像データを出力(リード)するという動作が可能になる。
また、画像メモリ87の画像データをCPU88が読み出し、I/Oポート93を経て、操作部60へ転送することが可能な構成となっている。なお、一般に操作部60の画面表示解像度は低いため、画像メモリ87の原画像データは画像間引きを施されて操作部60へ送られる。
画像メモリ87には大量の画像データが記憶されるので、記憶容量上の理由からハードディスク装置94を別に設けることもある。ハードディスク装置94を用いることにより、電源が切断されても永久的に画像データを保持できる特徴もある。なお、ハードディスク装置94を備えた構成では、画像メモリ87とハードディスク装置94が画像記憶手段である内部画像記憶装置を構成し、ハードディスク装置94を備えない構成では画像メモリ87が内部画像記憶装置となる。複数の定型の原稿(フォーマット原稿)をスキャナで読み込み保持するためには、このハードディスク装置94を用いるのが一般的である。
また、外部画像記憶手段として、CD−R、CD−RW、より記憶容量の大きいDVDなど着脱可能な記憶媒体を有した外部画像記憶装置95を備えている。外部画像記憶装置95はSCSIコントローラ96によってバスを制御され、画像データの書き込み、読み出しを実行する。その書き込み、読み出しに際しては、作像やスキャナからの画像読み出しの処理速度との差を吸収するために、画像メモリ87に一旦記憶される。つまり、外部画像記憶装置95にスキャナからの画像データを書き込む場合、必ず画像メモリ87を経由して書き込むことになる。また、外部画像記憶装置95からの画像データを書き込みユニット27に送る際は、画像メモリ87に一旦記憶してから書き込みユニット27に送ることになる。
画像データを記憶する画像メモリ87、ハードディスク装置94、外部画像記憶装置95対しての画像データの読み書き、スキャナ(読み取りユニット20など)からの画像データ入力、書き込みユニット27に送る画像データの出力は全て画像メモリコントローラ86によって画像パスを決められる。画像パスの入出力の組み合わせの一例を図8に示す。CPU88が画像データの入力源、出力先を決めることで、CPU88に接続された画像メモリコントローラ86が画像データの流れを切り替えることができるのである。
【0011】
ここで、図7を用いて、セレクタ85における1ページ分の画像データの転送タイミングを説明する。
図7において、/FGATEは、1ページの画像データの副走査方向の有効期間を表している。/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の所定クロックで画像データが有効となる。主走査方向の画像データが有効であることを示す信号が/LGATEである。これらの信号は画素クロックVCLKに同期しており、VCLKの1周期に対し1画素8ビット(256階調)のデータが送られてくる。この実施の形態では、転写紙への書込密度400dpi、最大画素数は、主走査方向が4800画素、副走査方向が6800画素である。また、この実施の形態では、画像データは255に近いほど白画像になるとする。図9は、この画像処理装置のアプリケーションの一つとして搭載されているコピーアプリケーション(原稿画像のコピー)の操作画面の一例を示したものである。コピーアプリケーションに関しては既知のものであるので詳細な説明は省略する。
図10はこの画像処理装置のシステム構成図である。図示したように、内部画像記憶装置に蓄積された画像データを処理する手段はハードウエアとソフトウエアから成るコピーサーバーアプリケーション処理部(図10には、省略してコピーサーバーアプリと記載)として存在し、同様にハードウエアとソフトウエアから成るコピーアプリケーション処理部(図10には、省略してコピーアプリと記載)、プリンタアプリケーション処理部(図10には、省略してプリンタアプリと記載)、文書管理アプリケーション処理部(図10には、省略して文書管理アプリと記載)と同レベルの起動対象として起動させることができ、それぞれが独立した動作をするものとする。共有資源である操作部60(図2参照)とそれを制御する操作部コントローラ、周辺機(例えばADF1など)とそれを制御する周辺機コントローラ、画像形成装置(例えば、書き込みユニット27など)とそれを制御する画像形成装置コントローラ、画像読取装置(例えば読み取りユニット20など)とそれを制御する画像読取装置コントローラ、メモリユニットはシステムコントローラにより調停される。なお、これらの各コントローラはメインコントローラ70およびIPU80により実現される。
各アプリケーション処理部は、操作部コントローラが提供する仮想画面領域(実画面に対応したメモリ領域)にそれぞれの操作画面情報を書き込むことが可能である。操作部コントローラはシステムコントローラから指示された仮想画面領域の操作画面情報を実画面に展開・表示するのである。また、外部画像記憶装置95を外部に設ける場合、図5に示したSCSIコントローラ96の接続ポートに外部画像記憶装置95を接続し、その外部画像記憶装置95の制御をSCSIコントローラ96により行う。
【0012】
ここで、図3に戻り、文書管理キー76を押したときに表示される液晶タッチパネル61の画面について詳述する。
前記においても少し触れたが、この画面上では内部画像記憶装置であるハードディスク装置94および外部画像記憶装置95に装着された記憶媒体に蓄積された画像データに係わる各種機能を利用することができる。内部蓄積文書キー101が黒色に反転しているのはハードディスク装置94内に蓄積されている画像データについて各種編集操作が可能であることを示している。また、外部蓄積文書キー102を押下すると液晶タッチパネル61には図11に示すような画面が表示される。この画面上では、装着された記憶媒体内に蓄積された画像データについて各種編集操作が可能である。
図3に示したように、内部蓄積文書キー101を押した場合の表示領域106には、ハードディスク装置94内に蓄積された各画像データなどから成る各画像ファイルの属性情報(画像ファイルリストデータ)が表示されている。画像ファイルを特定するための画像ファイルの属性情報の一覧情報として、文書名(内部では画像ファイル名として管理している)、ユーザID、蓄積時刻、ページ数、画像データサイズなどが表示されるのである。なお、文書名は画像ファイルを蓄積する毎に付けられる。ページ数は蓄積した原稿画像の枚数である。蓄積時刻は画像ファイルが蓄積された時の時刻(月日時分)を表す。なお、図示の例では8個の画像ファイルの属性情報(画像ファイルリストデータ)のみ表示されているが、「前へ」キーまたは「後へ」キー107を押下することにより他の画像ファイルの属性情報が表示可能である。
表示領域109のページ数とは、全画像ファイルの属性情報(画像ファイルリストデータ,一覧情報全体)が何ページ分あって、そのうち現在表示中の8個の画像ファイルの属性情報が何ページであるかを表す。図3の例では、全画像ファイルの画像ファイルリストデータは12ページ分あり現在表示中の8個の画像ファイルリストデータが3ページ目であることを表している。表示領域105の各項目を押下すると表示領域106の一覧情報が該項目に従ってソートされる。図3の例では蓄積時刻降順ソートになっている。なお、一覧情報を対象とした検索機能は、検索キー103を押下することにより利用可能である。
【0013】
表示領域106に表示されている画像ファイルリストから特定の画像ファイルの行を押下すると、その画像ファイルの行が黒色に反転する。これを選択状態と呼ぶ。複数の画像ファイルの画像ファイルリストデータを選択状態として指定可能であり、選択文書表示キー104を押下すると、表示領域106には選択状態の画像ファイルリストデータのみ表示される。また、表示領域108はハードディスク装置94の総容量および残容量を、表示領域116は外部画像記憶装置95内の記憶媒体の総容量および残容量をMB(メガバイト)を単位として表している。
蓄積されている画像データに対する編集機能としては、文書名変更機能、文書結合機能、文書挿入機能、ページ削除機能、文書消去機能がある。これらの諸機能は、文書編集キー111〜115を押下することにより使用可能である。
また、画像ファイルリスト中の任意の画像ファイルの行を選択状態にして文書移動キー117を押下すると、選択状態の画像ファイルの画像データおよび画像ファイルリストデータは外部画像記憶装置95内の記憶媒体に蓄積される。このとき、その記憶媒体内に蓄積されている画像ファイルの画像ファイルリストデータが更新され、その記憶媒体に記憶される。なお、これらの動作には数秒の処理時間が必要とされるため、液晶タッチパネル61には、図12に示すように書き込み処理の進行状況を示す画面が表示される。書き込み中の文書名121や表示領域122、表示領域123に示すような内容を表示するのである。なお、表示領域122は書き込む全画像ファイル(各文書名に対応している)数に対して何番目の画像ファイルを書き込んでいるかを示しており、表示領域123は書き込み中の画像ファイルの全ページ数に対する書き込み済みページ数を示している。また、このときに外部蓄積文書キー102を押下すると、液晶タッチパネル61には図13に示すようにこのときの処理により更新された画像ファイルの画像ファイルリストデータが追加される。
また、この実施の形態では、メインコントローラ70が、内部画像記憶装置や着脱可能な記憶媒体など画像記憶手段に記憶される各画像ファイルの一覧情報である画像ファイルリストデータ、画像データを1単位画像(例えば1ページ、以下同様)毎に管理するアロケーションデータ(FAT)、単位画像を一つまたは複数まとめて画像ファイルとして管理するためのファイル構成情報、およびその単位画像を構成するブロック(クラスタ)の使用状態などを管理するクラスタ情報を作成し、着脱可能な記憶媒体など画像記憶手段に記憶される画像データに対応付けて記憶する。
【0014】
図14に、メインコントローラ70が作成した画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ(FAT)、クラスタ情報、およびファイル構成情報を含む情報群のデータ構成を示す。このような情報群がハードディスク装置94や外部画像記憶装置95内の記憶媒体に記憶されるのである。
図14に示したように、最初の領域には画像ファイルリストデータが記憶され、ここには、図15に示すように、各画像ファイルに対応する各レコード(各行)の情報として、文書名(ファイル名)、ユーザ識別符号(ユーザID)、蓄積時刻など図3に示した表示領域106に表示させる各情報および各画像ファイルに付与したファイル番号を記憶する。
また、図16に、アロケーションデータの構成を示す。図示したように、一つのレコード(図示の1行)は画像ファイルを構成している各単位画像に付与される画像番号、その単位画像の画像データが記憶されている最初のブロック(クラスタ)の画像スタートアドレス(アドレスとは全体の記憶領域を等サイズに細分化した各記憶領域に配列順に付与した一連番号である)、各画像単位のブロック数である画像サイズ情報から成る。
【0015】
アロケーションデータに続く領域には図17に示すようなクラスタ情報が記憶される。図示したように、各レコードは使用中/空きを示す情報とその画像番号の単位画像用に付与された次のブロックのアドレスからなる。なお、単位画像用に付与された次のブロックがなければ例えば「END」と書き込む。なお、図17に示した例では連続したブロックが付与されているが、空きブロックは連続しているとは限らないので、付与されるブロックが飛ぶ場合もある。また、図17に示した左側の番号はブロック番号である。また、「使用中」とはそのブロックに有効な画像データが記憶されているということで、例えば「使用中」であれば「1」、「空き」状態であれば「0」と設定する。なお、最終ブロックに「END」と書き込む代わりに、実際には存在しないアドレス値(例えば99999のような)を記録しておき、それを最終ブロックとみなすようにしてもよい。また、使用中か空きかを示すデータ領域を設ける代わりに、次ブロックアドレスを示す領域に実際には存在しないアドレス値(例えば88888のような)を記録しておき、そのような値が記録されているブロックは「空き」状態であるとみなすようにしてもよい。
次の領域には、図18に示すようなファイル構成情報が記憶される。図示したように、各画像ファイルに対応した各レコードには、画像ファイルを構成する単位画像が1ページの画像である場合には、各ページに付与された画像番号がページ順に記憶される。なお、この領域には例えば印刷時に用いる情報など図3に示した画面に表示されないファイル属性情報なども記憶される。
次は画像ファイル領域で、ここには複数の画像ファイルの画像データが記憶される。画像ファイルを構成する単位画像が1ページの画像である場合は、最初が1ページ目の画像データ、次が2ページ目の画像データというように記憶する。但し、これらが記憶される領域は必ずしも連続しているわけではない。画像データ格納時、クラスタ情報を参照して空いている複数のブロックを取得し、取得したブロックの配列順に順次記憶するのである。したがって、取得したブロックが飛んでいれば1ファイルの画像データの記憶領域は不連続になる。1ページの画像データが1ブロックに収まらなければ1ページの画像データが不連続になる場合もある。
【0016】
次に、図19に示した動作フローに従って、外部画像記憶装置95に着脱可能な記憶媒体を装着し、その記憶媒体にハードディスク装置94内の複数の画像ファイルの画像データなどを書き込む第1の実施の形態の動作を説明する。なお、記憶媒体には既にいくつかの画像ファイルが記憶されているものとする。
まず、利用者が操作部60内の文書管理キー76を押す。そうすると、メインコントローラ70がそれを認識し、ハードディスク装置94内に記憶されている画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、ファイル構成情報などを読み出し、図3に示したような画面を表示させる。そして、この状態で液晶タッチパネル61のキー111、117などが押下されると、図19のフローチャートに示した処理が呼び出され実行される。なお、画像ファイルが一つも選択されていない状態では、選択文書表示キー104,文書名変更キー111,文書結合キー112,文書を挿入キー113,ページ削除キー114,リストから削除キー115,文書移動キー117は半輝度で表示され、押下できないようになっている。したがって、この状態でこれらのキーが押されても図19の処理が呼び出されることはない。
表示領域106に表示されている画像ファイルリストから画像ファイルが選択されると(S1でYes)、メインコントローラ70はそれを認識して選択された画像ファイルに対応する行を白黒反転表示させた選択状態にする(S2)。
画像ファイルの選択ではなく(S1でNo)文書移動キー87の押下であった場合は(S3でYes)、IPU80を介して外部画像記憶装置95に装着された記憶媒体から画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、ファイル構成情報などを読み出させ、それらを取得する。
続いて、メインコントローラ70はハードディスク装置94から取得した画像ファイルリストデータから最初に記憶媒体に書き込む画像ファイルのファイル番号を取得し、そのファイル番号に対応付けられた画像番号を読み出されているハードディスク装置94のファイル構成情報から取得し、各画像番号に対応付けられた画像サイズを読み出されているハードディスク装置94のアロケーションデータ中から取得して必要な総ブロック数を求める。そして、記憶媒体から読み出されているクラスタ情報を参照して最初にその記憶媒体に書き込む画像ファイルの画像データ用の空き領域を総ブロック数分だけ取得し、取得した各ブロックのアドレスをブロック番号から求める(各ブロックのサイズは等しいので算出が可能)。さらに、メインコントローラ70は読み出されている記憶媒体のアロケーションデータを参照して、用いられていない画像番号(画像スタートアドレスや画像サイズが空白の画像番号)を処理中の画像ファイルのページ数分だけ取得し(単位画像が1ページの場合)、ブロックの配列順に最初のブロックのアドレスをその画像ファイルの1ページ目の画像番号に対応付けて書き込む。
【0017】
また、ハードディスク装置94のアロケーションデータから取得した画像サイズを画像番号に対応付けて書き込む。また、最初のブロックを使用中に更新し、そのブロックの次のブロックアドレスとして取得した2番目のブロックのアドレスを書き込む。同様にして、処理中の画像ファイルの後続ページについても記憶媒体用のアロケーションデータおよびクラスタ情報の更新を行う。そして、最初の画像ファイルの画像データをIPU80に渡し、記憶媒体内の取得したブロックに画像データを書き込ませる(S4)。
さらに、メインコントローラ70は取得した画像番号を記憶媒体用のファイル構成情報中に書き込み、読み出されている記憶媒体用の画像ファイルリストデータに最初の画像ファイル分を追加して画像ファイルリストデータを更新する(S5)。最初の画像ファイル分を読み出されているハードディスク装置94の画像ファイルリストデータから記憶媒体用の画像ファイルリストデータ中に移すのである。また、メインコントローラ70はハードディスク装置94用のクラスタ情報中の移した画像ファイルに対応したブロックを「空き」状態にする。
続いて、メインコントローラ70は利用者により選択されたすべての画像ファイルについて記憶媒体への画像データなどの書き込みが終了したか否かを判定し(S6)、終了していなければ(S6でNo)次の画像ファイルについてステップS4から繰り返す。そして、すべての画像ファイルについて書き込みが終了したと判定されたならば(S6でYes)、更新された記憶媒体用の画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、およびファイル構成情報をIPU80に渡し、記憶媒体中の対応する領域のデータを書き替えさせる(S7)。同様に、更新されたハードディスク用の画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、およびファイル構成情報をIPU80に渡し、ハードディスク装置94中の対応する領域のデータを書き替えさせる。
なお、ステップS3において文書移動キー117が選択されなかった場合には、この動作フローを抜け、押下された各キーに対応した処理が行われる。
こうして、この実施の形態によれば、画像ファイル一覧情報(画像ファイルリストデータ)などの更新に伴う着脱可能な記憶媒体の書き換え処理を少なくさせ、それによって、着脱可能な記憶媒体の寿命を延ばしたり処理時間を短くしたりすることができる。
【0018】
本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態で示した記憶媒体への書き込み処理中、メインコントローラ70は書き込み処理の進行状況を示す情報を表示させる。以下、図20に示した動作フローに従って、第2の実施の形態の動作を説明する。なお、記憶媒体には既にいくつかの画像ファイルが記憶されているものとする。
まず、利用者が操作部60内の文書管理キー76を押す。そうすると、メインコントローラ70がそれを認識し、第1の実施の形態と同様にして図3に示したような画面を表示させる。そして、この状態で液晶タッチパネル61のキー111、117などが押下されると、図20のフローチャートに示した処理が呼び出され実行される。なお、画像ファイルが一つも選択されていない状態では、選択文書表示キー104,文書名変更キー111,文書結合キー112,文書を挿入キー113,ページ削除キー114,リストから削除キー115,文書移動キー117は半輝度で表示され、押下できないようになっている。したがって、この状態でこれらのキーが押されても図20の処理が呼び出されることはない。
表示領域106に表示されている画像ファイルリストから画像ファイルが選択されると(S11でYes)、メインコントローラ70はそれを認識して選択された画像ファイルに対応する行を白黒反転表示させた選択状態にする(S12)。画像ファイルの選択ではなく(S11でNo)文書移動キー87の押下であった場合は(S13でYes)、IPU80を介して外部画像記憶装置95に装着された記憶媒体から画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、ファイル構成情報などを読み出させ、それらを取得する。
続いて、メインコントローラ70は書き込み処理進行状況を例えば図12に示したように表示させると共に(S14)、第1の実施の形態と同様にして最初の画像ファイルの画像データをIPU80に渡し、記憶媒体内の取得したブロックに画像データを書き込ませる(S15)。また、第1の実施の形態と同様にして、記憶媒体およびハードディスク装置94用の画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、およびファイル構成情報を更新する(S15)。なお、進行状況表示では、例えば図12に示したように、全文書n個中のm番目の画像ファイルを書き込み中とか、書き込み中の文書名を表示させたりする。
【0019】
続いて、メインコントローラ70は利用者により選択されたすべての画像ファイルについて記憶媒体への画像データなどの書き込みが終了したか否かを判定し(S16)、終了していなければ(S16でNo)次の画像ファイルについてステップS14から繰り返す。そして、すべての画像ファイルについて書き込みが終了したと判定されたならば(S16でYes)、更新された記憶媒体用の画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、およびファイル構成情報をIPU80に渡し、憶媒体中の対応する領域のデータを書き替えさせる(S17)。同様に、更新されたハードディスク用の画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、およびファイル構成情報をIPU80に渡し、ハードディスク装置94中の対応する領域のデータを書き替えさせる。そして、書き込み処理進行状況の表示を閉じ、他の画面を表示させ(S18)、この動作フローを終わりにする。
なお、ステップS13において文書移動キー117が選択されなかった場合には、この動作フローを抜け、押下された各キーに対応した処理が行われる。
また、書き込み処理進行状況表示の表示内容としては、前記表示内容の代わりに、そのジョブで利用者により指示された書き込み処理の全書き込み量(データ量,例えばメガバイトを単位とする)に対する書き込み済み量にしてもよいし、着脱可能な記憶媒体の用いることができる全記憶容量に対する書き込み済み量にしてもよいし、現在書き込み中の画像ファイルに含まれる単位画像数(例えばページ数)に対する書き込み済みの単位画像数にしてもよいし、全ページ数n中のm番目のページを書き込み中というようにしてもよい。また、書き込み中の画像データがm番目の文書とかm番目のページとか表示する代わりに、書き込み済み文書数とか書き込み済みページ数を表示してもよい。なお、全書き込み量は図3に示した画像ファイルリストデータ中のサイズ情報を合計して求める。
また、書き込み済み量は例えば一つの画像ファイルの書き込みが終了する度毎に終了した画像ファイルのサイズ情報をそれまでに書き込みを終了している画像ファイルのサイズ情報の合計に加えることにより求める。また、書き込み済みの単位画像数(例えばページ数)については、書きこみを制御しているIPU80が1単位画像書きこみ終了毎にその旨をメインコントローラ70に通知し、メインコントローラ70がそれに従って書き込み済みの単位画像数を計数するようにすればよい。
こうして、この実施の形態によれば、画像ファイル一覧情報(画像ファイルリストデータ)の更新に伴う着脱可能な記憶媒体の書き換え処理を少なくさせ、それによって、着脱可能な記憶媒体の寿命を延ばしたり処理時間を短くしたりすることができるだけでなく、利用者は書き込み処理の進行状況がわかるので複数の画像ファイルの書き込みのために長い時間を要しても、待たされ感を少なくすることができるし、終了時刻を予測することもできる。
【0020】
本発明の第3の実施の形態では、第1または第2の実施の形態で示した記憶媒体への書き込み処理中、書き込み処理を中断させることができる。以下、図21に示した動作フローに従って、第3の実施の形態の動作を説明する。
まず、利用者が操作部60内の文書管理キー76を押す。そうすると、メインコントローラ70がそれを認識し、第1の実施の形態と同様にして図3に示したような画面を表示させる。そして、この状態で液晶タッチパネル61のキー111、117などが押下されると、図21のフローチャートに示した処理が呼び出され実行される。なお、画像ファイルが一つも選択されていない状態では、選択文書表示キー104,文書名変更キー111,文書結合キー112,文書を挿入キー113,ページ削除キー114,リストから削除キー115,文書移動キー117は半輝度で表示され、押下できないようになっている。したがって、この状態でこれらのキーが押されても図19の処理が呼び出されることはない。
表示領域106に表示されている画像ファイルリストから画像ファイルが選択されると(S21でYes)、メインコントローラ70はそれを認識して選択された画像ファイルに対応する行を白黒反転表示させた選択状態にする(S22)。画像ファイルの選択ではなく(S21でNo)文書移動キー87の押下であった場合は(S23でYes)、IPU80を介して外部画像記憶装置95に装着された記憶媒体から画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、ファイル構成情報などを読み出させ、それらを取得する。
続いて、メインコントローラ70は書き込み処理進行状況を例えば図12に示したように表示させると共に(S24)、第1の実施の形態と同様にして最初の画像ファイルの画像データをIPU80に渡し、記憶媒体内の取得したブロックに画像データを書き込ませる(S25)。
【0021】
さらに、メインコントローラ70はこの書き込み処理中に転送中止キー124(図12参照)が指示されたか否かを監視し(S26)、指示されたと判定されたならば(S26でYes)、書き込み中のページを最後まで書き込ませた後(S27)、途中のページまで記憶媒体に書き込んだ画像ファイルの画像データなどを無効化する処理を行う(S28)。例えば、記憶媒体のクラスタ情報中に設定される画像ファイル用に確保した記憶媒体中のブロックに既に「使用中」を示す情報を設定していれば、「空き」状態に戻す。あるいは、まだ設定していないならば設定しないままにする。また、処理中の画像ファイル用に付与した画像番号も未使用状態にする(つまり、アロケーションデータ中の付与した画像番号に対応した画像スタートアドレスや画像サイズ情報をクリアする)。また、この画像ファイル分については画像ファイルリストデータに追加しないままにする。これにより、記憶媒体に途中のページまで書き込まれた画像ファイルの画像データなどは確保したブロック(記憶領域)に書き込まれていないものとして扱われる。
続いて、メインコントローラ70は前記のような更新された記憶媒体用の画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、およびファイル構成情報をIPU80に渡し、記憶媒体中の対応する領域のデータを書き替えさせる(S29)。同様に、更新されたハードディスク用の画像ファイルリストデータ、アロケーションデータ、クラスタ情報、およびファイル構成情報をIPU80に渡し、ハードディスク装置94中の対応する領域のデータを書き替えさせる。そして、書き込み処理進行状況の表示を閉じ、他の画面を表示させ(S30)、この動作フローを終わりにする。
それに対して、ステップS26において転送中止キー124の指示がないまま処理中の画像ファイルの画像データの書き込みが終了すると(S26でNo)、メインコントローラ70は読み出されている記憶媒体の画像ファイルリストデータにその画像ファイルの画像ファイルリストデータ(属性情報)を追加して画像ファイルリストデータを更新する(S31)。また、アロケーションデータ、クラスタ情報、ファイル構成情報なども更新する。
続いて、メインコントローラ70は利用者により選択されたすべての画像ファイルについて記憶媒体への画像データなどの書き込みが終了したか否かを判定し(S32)、終了していなければ(S32でNo)次の画像ファイルについてステップS25から繰り返す。また、すべての画像ファイルについて書き込みが終了したと判定されたならば(S32でYes)、更新された記憶媒体用の画像ファイルリストデータなどをIPU80に渡し、記憶媒体中の対応する領域のデータを書き替えさせる(S29)。同様に、更新されたハードディスク用の画像ファイルリストデータなどをIPU80に渡し、ハードディスク装置94内の対応する領域のデータを書き替えさせる。そして、書き込み処理進行状況の表示を閉じ、他の画面を表示させ(S30)、この動作フローを終わりにする。
【0022】
なお、ステップS23において文書移動キー117が選択されなかった場合には、この動作フローを抜け、押下された各キーに対応した処理が行われる。
こうして、この実施の形態によれば、画像ファイル一覧情報(画像ファイルリストデータ)の更新に伴う着脱可能な記憶媒体の書き換え処理を少なくさせ、それによって、記憶媒体の寿命を延ばしたり処理時間を短くしたりすることができるだけでなく、原稿画像のコピーなど優先ジョブなどが発生したとき、複数の画像ファイルの書き込みが終了するまで長い時間待たされることなく直ちに優先ジョブを実行することができる。また、中断時、書き込み中の単位画像は最後まで書き込むので、書き込み制御や装置内部におけるデータ管理が容易になる。また、途中のページまで書き込まれた画像ファイルは無効化されるので、記憶媒体に途中まで書き込まれた画像データなどは書かれなかったものとして扱われるので記憶媒体を有効に用いることができる。なお、途中で中断された画像ファイルの前までに書き込まれた画像ファイル分については無効化されないし、画像ファイルリストデータにも追加されるので、その分の画像ファイルについては再度書き込み(移動処理)を行う必要がない。
以上、ハードディスク装置94内の画像情報(画像データおよび画像ファイルリストデータなど管理情報)を着脱可能な記憶媒体へ移動する場合を例に説明したが、ハードディスク装置94内の画像情報を着脱可能な記憶媒体にコピーする場合にも同様にして本発明を実施することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、請求項1記載の発明では、画像記憶手段に記憶された画像情報のなかから着脱可能な記憶媒体へ書き込むべき画像情報が選択され、選択された画像情報の着脱可能な記憶媒体への書き込み処理実行時、1画像情報の書き込み毎に一覧情報記憶手段内の一覧情報が更新され、選択された全ての画像情報の書き込み完了後に一覧情報記憶手段内の一覧情報が記憶媒体に書き込まれるので、一覧情報の更新に伴う着脱可能な記憶媒体の書き換え処理が少なくなり、それによって、記憶媒体の寿命を延ばしたり処理時間を短くしたりすることができる。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明において、書き込み処理の進行状況が表示されるので、記憶媒体の寿命を延ばしたり処理時間を短くしたりすることができるだけでなく、書き込み処理の進行状況がわかるので、複数の画像ファイルの書き込みのために長い時間を要しても、待たされ感を少なくすることができるし、終了時刻を予測することもできる。
また、請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、進行状況の表示が、選択された全画像情報の量に対する実際に書き込まれた量で表されるので、請求項2記載の効果を容易に実現することができる。
また、請求項4記載の発明では、請求項2記載の発明において、進行状況の表示が、現在書き込み中の画像情報に含まれる単位画像数に対する書き込み済みの単位画像数で表されるので、進行状況が細かなレベルでわかる。
また、請求項5記載の発明では、請求項2記載の発明において、進行状況の表示が、現在書き込み中の画像情報名で示されるので、画像情報名の画像情報の送られる順番を知っている利用者には進行状況が容易にわかるし、実現が容易である。
また、請求項6記載の発明では、請求項1乃至請求項5記載のいずれかの発明において、書き込み処理実行中に書き込み処理の中断を指示することができ、中断が指示されると、そのときに書き込み処理中であった単位画像の書き込み完了後に書き込み処理が中断されるので、書き込み制御や装置内部におけるデータ管理が容易になる。
また、請求項7記載の発明では、請求項6記載の発明において、画像情報に含まれる全ての単位画像の書き込みが完了する前に書き込みが中断された場合、記憶媒体上の書き込み中だった画像ファイルの画像情報が無効化されるので、記憶媒体に途中まで書き込まれた画像データなどが書かれなかったものとして扱われ、したがって、記憶媒体を有効に用いることができる。
また、請求項8記載の発明では、請求項6記載の発明において、書き込み中断前に記憶媒体への書き込みが完了した画像情報については一覧情報が更新され、その一覧情報が記憶媒体へ書き込まれるので、その分の画像ファイルについては再度書き込みを行う必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態の画像処理装置の概略図である。
【図2】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の構成図である。
【図3】本発明の各実施の形態の画像処理装置の画面図である。
【図4】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部のブロック図である。
【図5】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の他のブロック図である。
【図6】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の他のブロック図である。
【図7】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部のタイミングチャートである。
【図8】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の説明図である。
【図9】本発明の各実施の形態の画像処理装置の他の画面図である。
【図10】本発明の各実施の形態の画像処理装置のブロック図である。
【図11】本発明の各実施の形態の画像処理装置の他の画面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示す画像処理装置の画面図である。
【図13】本発明の各実施の形態の画像処理装置の他の画面図である。
【図14】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部のデータ構成図である。
【図15】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の他のデータ構成図である。
【図16】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の他のデータ構成図である。
【図17】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の他のデータ構成図である。
【図18】本発明の各実施の形態の画像処理装置要部の他のデータ構成図である。
【図19】本発明の第1の実施の形態を示す画像処理装置の動作フロー図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態を示す画像処理装置の動作フロー図である。
【図21】本発明の第3の実施の形態を示す画像処理装置の動作フロー図である。
【符号の説明】
27:書き込みユニット
60:操作部
61:液晶タッチパネル
62:テンキー
68:コピーキー
69:コピーサーバーキー
70:メインコントローラ
71:CPU
76:文書管理キー
80:画像処理ユニット
85:画像メモリコントローラ
86:画像メモリ
87:CPU
94:ハードディスク装置
95:外部画像記憶装置
117:文書移動キー
124:転送中止キー

Claims (8)

  1. 一つまたは複数の単位画像からなる画像情報を蓄積する画像記憶手段と、着脱可能な記憶媒体に画像情報を書き込む書き込み手段と、前記画像記憶手段または記憶媒体に記憶されている画像情報の一覧情報を記憶する一覧情報記憶手段とを備えた画像処理装置において、
    前記画像記憶手段に記憶された画像情報のうち前記記憶媒体へ書き込むべき画像情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像情報の前記記憶媒体への書き込み処理実行時、前記書き込み手段による1画像情報の書き込み毎に前記一覧情報記憶手段内の一覧情報を更新し、選択された全ての画像情報の書き込み完了後に前記一覧情報記憶手段内の一覧情報を前記記憶媒体に書き込ませる制御手段とを設け、
    前記制御手段は、前記画像記憶手段及び前記記憶媒体に記憶される各画像ファイルの一覧情報である画像ファイルリストデータ、画像データを1単位画像毎に管理するアロケーションデータ、前記単位画像を一つまたは複数まとめて画像ファイルとして管理するためのファイル構成情報、及びその単位画像を構成するブロックの使用状態などを管理するクラスタ情報を作成し、前記画像記憶手段及び前記記憶媒体に記憶される画像データに対応付けて記憶し、前記画像記憶手段に記憶された画像情報の一覧情報と、前記記憶媒体から読み出した一覧情報の何れか一方又は両方を使用して、前記一覧情報記憶手段内の一覧情報を更新することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記書き込み処理の進行状況を表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記表示手段による進行状況の表示は、前記選択手段により選択された全画像情報の量に対する実際に書き込まれた量によるものであることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段による進行状況の表示は、現在書き込み中の画像情報に含まれる単位画像数に対する書き込み済みの単位画像数によるものであることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 前記表示手段による進行状況の表示は、現在書き込み中の画像情報名によることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  6. 前記書き込み手段による書き込み処理実行中に当該書き込み処理の中断を指示する中断指示手段と、前記中断指示手段により中断が指示されたときに書き込み処理中であった単位画像の書き込み完了後に前記書き込み手段による書き込み処理を中断させる書き込み中断手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記書き込み中断手段により画像情報に含まれる全ての単位画像の書き込みが完了する前に書き込みが中断された場合、前記記憶媒体上の当該画像情報を無効化する無効化手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記書き込み中断手段による書き込み中断前に前記記憶媒体への書き込みが完了した画像情報のみによって前記一覧情報を更新し、該一覧情報を前記記憶媒体へ書き込ませることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
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