JP4275290B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピーによる記録紙への両面複写や、FAX、又は例えば、LAN上のコンピュータの出力を記録紙の両面に印刷するプリンタとして動作する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コピー、FAX、プリンタとして動作し、かつ、両面に複写や印刷を行うデジタル画像形成装置が用いられている。
【0003】
図17はこの従来の画像形成装置において、原稿が12ページでかつ両面印刷ソートによる2部を作成する場合のタイミングチャートであり、図18は従来のデジタル画像形成装置において、原稿が12ページでかつ両面印刷における1枚目の印刷中に記録紙が無しに対する記録紙の補給状態を示すタイミングチャートである。
【0004】
この図17及び図18は、書込み、読出し等の高速アクセスが可能なDRAM等を用いた1次記憶手段を記憶エリアM1、記憶エリアM2、記憶エリアM3に分割している。2次記憶手段として、アクセス速度はそれほど速くないが、廉価かつ大記憶容量の記録媒体である、例えば、ハードディスクHDを用いた場合の生産性を表すタイミングチャートであり、「SCAN」は画像データの読出を表し、「印刷」は画像データの書込タイミングを表している。
【0005】
この画像形成装置は、図17に示すように、スキャナで原稿内容を読取りながら、1枚目に対する両面印刷を行う場合に、この表面は画像データを入力しながら2次記憶手段に画像データを転送して印刷を行っている。次に第2面印刷用の画像データ入力を行う。この画像データを2次記憶手段に転送し、かつ1次記憶手段にも記憶する。そして、以降で印刷が行われるまで1次記憶手段の記憶エリアに対する上書きを禁止する。
【0006】
第2面が印刷されると1次記憶手段における画像データの記憶エリアを開放して、他の画像データを記憶する。これによって、これまで第2面印刷時に2次記憶手段から画像データを読出して印刷するために発生した待ち時間が無くなり、両面印刷の作業性を向上して、生産性を最速にすることが出来る。さらに1次記憶手段が最も効率よく使用されるようになり、そのコストを最小限に抑えることができる。
【0007】
ところが、このような動作において、図18に示すように印刷中に記録紙のストックが無くなったり、ジャムによって印刷が中断すると1次記憶手段の記憶エリアがすべて上書き禁止になって原稿の読取りが中断し、その作業性が悪化する。
【0008】
このような問題に対する改善例として、例えば(1)特開平8−154159号公報に開示されている「画像記録装置」があり、この従来例は原稿画像データのメモリへの記録動作と画像形成動作を並行して実施して、その両面印刷の生産性を向上させている。
【0009】
また(2)特開平8−52907号公報に開示されている「画像形成装置」では、画像データが記憶容量を越えたら印刷の順番を変更することで、小さな記憶容量でも両面印刷動作を行えるようにしており、両面印刷が小記憶容量で処理できるようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記の従来例では、印刷中に記録紙が無くなったり、ジャムによって印刷が中断すると、1次記憶手段の記憶エリアがすべて上書き禁止になって、原稿の読取りも中断してしまうという不都合がある。
【0011】
このような不都合を改善するための、前記の従来例(1)では、両面印刷の生産性は向上するものの、適正な記憶容量の採用や、その高効率の使用ができないという欠点がある。また他の従来例(2)では、両面印刷を小さな記憶容量で処理できるものの、適正な記憶容量による生産性の向上が期待できないという欠点がある。
【0012】
本発明の画像形成装置は、このような従来の画像形成装置のもつ問題を解消して、(a)印刷中断時も原稿の読取りを継続して、早く原稿返却をできるようにし、かつ、(b)印刷中断が短い時間で終了した場合には、両面印刷の生産性を最速に戻すようにして、その両面印刷における利便性及び両面印刷の処理を迅速にして、生産性を向上する画像形成装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、請求項1に係る画像形成装置の発明は、原稿から画像データを読み取る読取手段と、複数の記憶エリアに分割され、各記憶エリアで画像データの入出力をそれぞれ並列に実行可能に構成され、前記読取手段又は他の画像データ入力手段から画像データの書込み、読出しを転送速度に略同期して高速に行う1次記憶手段と、該1次記憶手段より画像データの書込み、読出しのアクセス速度が遅く、かつ大記憶容量であり、画像データの合成、ソーティングを行うため前記1次記憶手段に記憶された画像データを前記1次記憶手段を通じて記憶する2次記憶手段と、前記1次記憶手段の別々の記憶エリアに記憶された原稿2ページ分の画像データから記録紙の第1面と第2面とに両面印刷が可能な印刷手段と、前記1次記憶手段に記憶されている画像データに基づいて印刷する画像データを発生させて印刷手段を制御する制御手段と、前記記録紙を前記印刷手段に給送する給紙手段と、両面印刷時に、第1面のみが印刷された記録紙を反転させると共に、その記録紙を次に第2面を印刷するまで複数枚待機させることが可能な両面印刷搬送路を有し、第1面のみが印刷された記録紙を再び印刷手段へ給送する再給紙手段と、を備え、前記1次記憶手段の複数の記憶エリアの合計容量は、両面印刷時に第1面のみが印刷されて前記両面印刷搬送路に待機させることができる複数の記録紙第2面に印刷する分の画像データの合計容量程度であり、前記制御手段は、前記読取手段で原稿から画像データを読み取りながら両面印刷を行う場合、前記印刷手段により最初に第1面に印刷された記録紙が前記再給紙手段により再び前記印刷手段へ到達するまで、前記給紙手段により給送される別の新しい記録紙の第1面を前記両面印刷搬送路内に待機可能な枚数分続けて印刷その後、最初に第1面に印字された記録紙の第2面印刷を行い、続いて、前記給紙手段により給送される別の新しい記録紙の第1面への印刷と、第1面への印刷が既に行われ前記再給紙手段により給送される記録紙の第2面への印刷と、を交互に行うよう制御すると共に、前記読取手段で読み取った画像データを前記1次記憶手段に記憶させる時に、未印刷の画像データが記憶されている前記記憶エリアへの上書きを禁止し、その未印刷の画像データから印刷する画像データを発生させた後は上書き禁止を解除するように制御する画像形成装置において、前記読取手段で原稿から画像データを読み取りながら両面印刷を行っている最中に印刷中断状態が発生した場合、前記制御手段は、前記上書きが禁止された記憶エリアの一部又は全部の上書き禁止を解除して、前記読取手段から送られてくる画像データを当該記憶エリアに次々上書きして記憶させると共に、前記2次記憶手段にも前記1次記憶手段の当該記憶エリアに記憶された画像データを順次記憶させ、中断状態が解除されると、前記2次記憶手段に記憶されたこれらの画像データを1次記憶手段に読み込んで印刷する画像データを発生させることを特徴としている。
【0014】
請求項2に係る画像形成装置の発明は、印刷中断状態が解除された場合には、制御手段は、1次記憶手段の未印刷の画像データが記憶されている各記憶エリアに印刷が中断するまでに入力した画像データの数と設定値とを比較し、設定値を超えていたら当該記憶エリアの上書きを禁止することを特徴としている。
【0015】
請求項3に係る画像形成装置の発明は、印刷中断状態が解除された場合には、制御手段は、1次記憶手段の未印刷の画像データが記憶されている各記憶エリアに印刷中断中に入力した画像データの数と設定値とを比較し、設定値を超えていたら当該記憶エリアの上書きを禁止することを特徴としている。
【0018】
このような本発明は、両面印刷の生産性が向上するものであり、その印刷が中断した場合に、原稿の読取りが中断しないため、原稿を早く返却できるようになり、早い原稿の返却による以後の例えば、原稿のファイルへの戻しや、借用した原稿の返却等の処理が迅速に行えるようになる。
【0019】
また、本発明では印刷中断が解除したときに、両面印刷を含めた生産性を最適化することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の画像形成装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。この実施形態は、図1において原稿を自動的に送りだす自動原稿送り装置(以後ADFという)1と、記録紙に複写や印刷を行う印刷手段27と、原稿内容を読取る読取手段50と、原稿を読取った画像データを印刷手段27に対して書込むための書込手段57とを具えている。
【0021】
ADF1は、原稿を載置する原稿台2と、原稿を送りだす給送ローラ3及び給送ベルト4と、読取った原稿を排出するための排送ローラ5と、原稿を載置して光学的に読取るためのコンタクトガラス6と、原稿台2に原稿を載置したことを検知する原稿セット検知部7とを有している。
【0022】
印刷手段27は、異なるサイズの記録紙をそれぞれに収納した給紙トレイ部8,9,10と、異なるサイズの記録紙をそれぞれに搬送する第1,2,3給紙手段11,12,13と、記録紙を縦方向に搬送するための縦搬送手段14と、レーザ光による読み取り画像データの潜像を生成し、現像によるトナー像を形成する感光体15と、記録紙を搬送する搬送ベルト16と、記録紙に転写されたトナー像を熱溶解及び圧力をかけて定着させるための定着手段17と、記録紙を排出するための排出手段18と、両面印刷時に表印刷された記録紙の裏面印刷のために再度搬送するための分岐爪111a,111bとを具えている。なお図中の点線は両面印刷搬送路112を示している。
【0023】
読取手段50は、コンタクトガラス6上の原稿に光照射を行うための露光手段51と、読取光を所定の光路に導くための第1,2,3ミラー52,55,56と、読取光を集光するための集光レンズ53と、読取光を画像データに光電変換するためのCCDイメージセンサ54とを有している。
【0024】
書込手段57は、CCDイメージセンサ54からの画像データで変調したレーザ光を出力するLD出力手段58と、変調されたレーザ光を感光体15に照射するための結合レンズ59及びミラー60とを有している。
【0025】
図2において、操作・表示部30は、表示画面37が表示されているタッチパネル31と、印刷枚数やFAX電話番号、短縮番号などの各種の数字(1〜0)による入力設定のためのテンキー32と、動作や入力操作をクリヤするためのストップキー33と、印刷開始を指示するための印刷指示キー34と、コピー、FAX、プリンタなどの設定モードをクリアするためのモードクリアキー35と、コピー、FAX、プリンタのそれぞれの機能の初期設定値を変更し、又は設定するための初期設定キー38とを有している。
【0026】
図3は図2に示すタッチパネル31での表示画面37であり、「コピーできます」「セット1枚」「自動濃度」「自動用紙選択」「等倍」「スタック」「ソート」「集約」「両面/分解」、及び「変倍」等が画面表示されている。
【0027】
図4に示されたハードウェア構成を表すブロック図において、このハードウェアには、図1に示す印刷手段27及びCCDイメージセンサ54並びに書込手段57が設けられている。さらにCCDイメージセンサ54からの画像データをデジタル信号に変換するA/Dコンバータ161と、画像データに対するシェーディングの補正を行うためのシェーディング補正部162とが設けられている。
【0028】
また、このハードウェア構成には、画像データに対するMF補正及びγ補正を行うためのM・γ補正部163と、画像データの合成を行うための印刷合成部(1)172と、画像データの選択を行うためのセレクタ164と、印刷の合成画像データの合成を行うための印刷合成部(2)173と、画像データの変倍を行う変倍部171とを有している。
【0029】
さらに、このハードウェア構成には、各動作を制御するためのCPU168と、プログラムを格納したROM169と、ワーキング用のRAM170と、メモリの各記憶エリアに対する書込み、読出しを制御するためのメモリコントローラ165と、メモリコントローラ165で書込み、読出しが制御される画像メモリ166と、各種のデータの入出力を処理するI/Oポート167と、外部装置を駆動するためのSCSIドライバ180とが設けられている。
【0030】
図5に示すメモリコントローラ165は、入力データセレクタ201、画像合成202、1次圧縮/伸長203、出力データセレクタ204、及び2次圧縮/伸長205のそれぞれの処理機能を有している。また、画像メモリ166が、1次記憶手段206、及び2次記憶手段207を有している。
【0031】
次に、この実施形態の動作について説明する。図6を参照すると、この実施形態において、点線の両面印刷搬送路112は、両面印刷時における記録紙の搬送経路を表している。まずADF1の原稿台2に載置された原稿が原稿セット検知部7で検知され、給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6に載置される。この後読取手段50で原稿内容を読取る。この読取りが終了すると原稿が給送ベルト4の搬送移動及び排送ローラ5によって、原稿台2の下面に排出される。
【0032】
読取手段50では、原稿セット検知部7で原稿が検知されると、露光手段51が発光し、原稿面の読み取り画像光が第1、第2、及び第3ミラー52,55,56を通じて、集光レンズ53に導かれ、CCDイメージセンサ54に入射する。このCCDイメージセンサ54が画像データを書込手段57に出力する。
【0033】
書込手段57では、LD出力ユニット58が、CCDイメージセンサ54からの光電変換信号に応じたレーザを発光し、結合レンズ59、ミラー60を通じて感光体15上に照射する。
【0034】
ADF1の読取り開始とともに、記録紙が、図示しないCPUで指定された給紙トレイ部8又は、給紙トレイ部9,10から第1給紙手段11、又は第1,2給紙手段12,13を通じて給紙を開始する。この記録紙は、縦搬送手段14を通じて画像先端を印刷のタイミングに配合させて感光体15に搬送する。
【0035】
一方LD出力ユニット58が生成したレーザ光が、結合レンズ59、ミラー60を通じて感光体15上に潜像を形成する。この潜像部分にトナーを付着させて現像したトナー像を形成し、このトナー画像を記録紙に感光体15から転写する。次に、記録紙が搬送ベルト16で搬送されて定着手段17に導かれる。定着手段17では、熱及び圧力によってトナーなどを印刷用紙に定着させる。ここで表の印刷のみの場合は、装置の外の排出手段18に送出す。
【0036】
また第1、第2面の両面印刷の場合は、定着ユニット17からの表に印刷した記録紙が分岐爪111a,111bが傾斜することによって、両面印刷搬送路112を通じて、再度縦搬送ユニット14、感光体15、定着手段17を通過する。ここで前記したトナー像の定着を行い、その第2面印刷を行った印刷用紙を排出ユニット18に排出する。
【0037】
この実施形態は、図6に示すように第1面を3枚印刷後、第2面、第1面の順に交互に印刷することで、紙搬送上最速の両面生産性が得られるものである。
【0038】
このように動作する実施形態は、図7のタイミングチャートに示すように、主走査同期信号/LSYNC(例えば、Y方向)、フレームゲート信号/FGATE、画素同期信号/VCLK及びラインゲート信号/LGATEによって、画像データにおける主走査有効画像データを処理している。
【0039】
図2に示す操作・表示部30は、表示画面37に示す表示が行われ、また、各種の押下操作をタッチパネル31で行う。テンキー32に対して印刷枚数やFAX電話番号、短縮番号などの各種の数字(1〜0)による入力設定を行う。さらに、動作や入力操作のクリヤをストップキー33を押下して実行し、また、印刷開始を指示するために印刷指示キー34が押下操作される。さらに、コピー、FAX、プリンタなどの設定モードを、クリアするためのモードクリアキー35を押下操作し、かつ、コピー、FAX、プリンタのそれぞれの機能の初期設定値を変更し、又は設定するための初期設定キー38が押下操作される。
【0040】
図4に示すハードウェアでは、図1に示す印刷手段27及びCCDイメージセンサ54並びに書込手段57が、図6に基づいた説明の動作を行う。
【0041】
さらに、このハードウェアでは、CCDイメージセンサ54からの画像データをデジタル信号にA/Dコンバータ161が変換し、シェーディング補正部162が、画像データに対するシェーディングを補正する。次に、画像データに対するMIF補正をMIF補正部163が処理し、印刷合成部(1)172が画像データの合成を行う。次にセレクタ164で画像データを選択し、さらに、印刷合成部(2)173で画像データの合成を行い、画像データの変倍を変倍部171で処理する。
【0042】
さらに、このハードウェア構成では、ROM169から読出したプログラムによってCPU168が各動作をRAM170とのワーキィング動作を通じて制御する。メモリコントローラ165が、メモリの各記憶エリアに対する書込み、読出しを画像メモリ166に対して制御し、また、I/Oポート167がデータの入出力を処理し、SCSIドライバ180が外部装置を駆動する。
【0043】
図5において、メモリコントローラ165は、入力データセレクタ201、画像合成202、1次圧縮/伸長203、出力データセレクタ204、及び2次圧縮/伸長205を処理している。また、画像メモリ166では、メモリコントローラ165による以下に詳細に説明する1次記憶手段206、及び2次記憶手段207への読出し、書込みが実行される。
【0044】
図5を参照すると、画像メモリ166は、1次、2次記憶手段206,207を有しており、1次記憶手段206は、入力画像データの転送速度に略同期して画像データの書込み、又は画像データの読出時の画像データ読出しが高速に行えるように、例えばDRAM等の高速アクセスが可能なものを使用している。
【0045】
2次記憶手段207は、入力された画像データの合成、ソーティングを行うためにデータを保存する大記憶容量のものである。1次、2次記憶手段206,207ともに高速アクセス可能なものを使用すれば、1次、2次記憶手段206,207の区別なく画像データの処理が行え、その制御も比較的簡単になるが、DRAMは高価であり、この例の2次記憶手段207にはアクセス速度はそれほど速くないが、廉価かつ大記憶容量のものを用いている。この場合の入出力の画像データの処理を1次記憶手段206を通じて処理している。
【0046】
1次記憶手段206は、処理を行う画像データの大きさによって複数の記憶エリアに分割して画像データの入出力を同時に実行可能な構成(メモリコントローラ165とのインターフェース処理)となっている。各分割した記憶エリアに、画像データの入力及び出力をそれぞれ並列に実行可能にするため、メモリコントローラ165とのインターフェースに読出用及び書込用の2組のアドレス・データ線が接続されており、必要に応じてリード用、ライト用ともに複数を配置する場合がある。これによって記憶エリア1に画像データを書込む間に記憶エリア2より画像データを読出す動作が可能になる。
【0047】
従来例をもって説明したように、画像データの入力と出力とが並行動作できるように、1次記憶手段の記憶容量が原稿2ページ分だと画像データを入力中に両面印刷を行う場合、画像データの入力順番と印刷順序が異なるため、2次記憶手段へ入力動作と出力動作とが衝突して、動作待ち状態が発生する。このために両面印刷の生産性が低下する。入力動作と出力動作との処理が衝突する場合、第2面印刷時に2次記憶手段から画像データを読出す必要があり、第2面の2次記憶手段からの読出しが無いように1次記憶手段の記憶容量を、この印刷待機中の第2面分(本実施例では3ページ分)とすることによって生産性を最速に行うことができる。
【0048】
ところが従来例では前記したように、印刷中に記録紙が無くなったり、ジャムによって印刷が中断すると、1次記憶手段の記憶エリアがすべて上書き禁止になって原稿の読取りも中断してしまう。そこで、本発明の実施形態では、このような場合でも原稿の読取り待時間が発生しないようにしている。
【0049】
図8、図9、図10は、1次記憶装置を記憶エリアM1、記憶エリアM2、記憶エリアM3に分割し、かつ2次記憶装置にハードディスクHDを用いた場合の生産性を表すタイミングチャートである。図中「SCAN」は画像読取りを表し、印刷は画像書込みタイミングを表している。
【0050】
次に請求項1,2に記載の発明の動作について説明する。図8は、請求項1,2に記載の発明に対応し、原稿12ページ、両面印刷中に4枚目で記録紙無し状態になった場合のタイミングチャートであって、ページ6,7,4の上書き禁止を解除することで、次の原稿8の読取りが可能になる(請求項1)。さらに、その後の読取りにおいても上書を禁止にしないために、続けて原稿9,10,11,12の最後まで印刷を中断すること無く読取りが終了するようになる(請求項2)。
【0051】
その後、記録紙が補給されると印刷も最速の生産性で終了することができる。ところが図9のように、まだ原稿読取中に印刷中断から復帰したとき(特に読取初期で印刷中断時間の短い時)は、原稿の読取りを優先すると印刷が待たされて、印刷も含めた生産性が低下する。このような場合、元の上書き禁止モードに戻したほうが印刷を含めた生産性が向上することになる。元の上書き禁止モードに戻すのが請求項3、印刷初期の判断が請求項4、印刷中断時間の判断が請求項5に記載の発明である。
【0052】
図10は請求項3,4,5に記載の発明の動作のタイミングを示しており、ここでは原稿の読取りが一時的に中断するが、印刷を含めたトータルの生産性は図9よりも早く終了することが判明する。
【0053】
さらに、図11から図17までを参照して、本発明の実施形態の動作について説明する。図11は画像データ入力時の上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。まずこのメモリ上書き禁止モード制御では、上書き禁止をするか否かを決めるためのフラグのセット・リセットを行う(図12〜図16の詳細なフローチャート参照)。
【0054】
Midは記憶エリアの番号であり、Mmaxは最大の記憶エリア数である。Midが、最大記憶エリア数Mmaxを超えるまで上書き禁止状態をチェックする(ステップS1,S2,S3)。すべての記憶エリアが上書き禁止の場合、その画像データ入力は保留となる(ステップS4)。Mid番目の記憶エリアが上書き可能だと判断できたら(ステップS5)、その記憶エリアに画像データを転送する(ステップS6) 。Mid番目の記憶エリアが上書き可能だと判断できない場合(ステップS5:No)は、ステップS3に戻る(ステップS7)。さらに、上書き禁止モードであれば、Midの記憶エリアを上書き禁止にする(ステップS8,S9)。
【0055】
図12は請求項1に記載の発明におけるメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。この図12において、印刷が中断したら(ステップS10:Yes)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステップS11)。
【0056】
図13は請求項2に記載の発明におけるメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。図13において、印刷が中断したら(ステップS20)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップS21)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステップS22)。
【0057】
図14は請求項3に記載の発明におけるメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。図14において、上書き禁止モードフラグがすでにセット状態で印刷が中断したら(ステップS30,S31)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップS32)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステップS33)。上書き禁止モードフラグがリセットされて印刷中断が解除したら(ステップS34)、上書き禁止モードフラグをセットする(ステップS35)。
【0058】
図15は請求項4に記載の発明におけるメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。図15において、上書き禁止モードフラグがすでにセット状態で印刷が中断したら(ステップS40,S41)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップS42)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステップS43)。ステップS41で印刷中断でない場合は終了となる(ステップS44)。
【0059】
上書き禁止モードフラグがすでにセット状態で印刷が継続していたら、その画像データ入力枚数をカウントする。上書き禁止モードフラグがリセットしていて(ステップS40:No)、印刷中断が解除したら、印刷が中断するまでに入力した画像数を予め設定値と比較し、設定値を越えていたら上書き禁止モードフラグをセットする。原稿がもうすぐ読終わると判断できたら、上書き禁止モードフラグをセットせず、原稿の読取り始めで、その読取りが中断したのであれば、上書き禁止モードフラグをセットする(ステップS45,S46,S47)。
【0060】
図16は請求項5に記載の発明におけるメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。図16において、上書き禁止モードフラグがすでにセット状態で印刷が中断したら(ステップS50,S51)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップS52)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステップS53)。
【0061】
ステップS51で印刷中断の場合は終了となる(ステップS51:No)。上書き禁止モードフラグがリセットされて印刷中断中の場合(ステップS50:No,ステップS54)、印刷中断中の入力画像数をカウントする(ステップS55)。上書き禁止モードフラグがリセットされて印刷中断が解除したら、印刷中断中の入力画像数を予め設定値と比較し、設定値を越えていたら上書き禁止モードフラグをセットする。すなわち、印刷中断が短時間で済んだ場合は上書き禁止モードフラグをセットする(ステップS56,S57)。
【0062】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、両面印刷の生産性が向上するものであり、その印刷が中断した場合に、原稿の読取りが中断しないため、原稿を早く返却できるようになり、早い原稿の返却による以後の処理が迅速に出来るという効果を奏する。
【0063】
また、請求項2,3に記載の発明によれば、印刷中断が解除したときに、両面印刷を含めた生産性を最適化できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態の内部構成を示す正面図である。
【図2】同実施形態の操作・表示部の詳細な配置構成を示す正面図である。
【図3】同操作・表示部の表示状態の説明図である。
【図4】同実施形態の電気的構成を表すブロック図である。
【図5】同実施形態のメモリコントローラ及び画像メモリの機能構成を表すブロック図である。
【図6】同実施形態の印刷状態の説明図である。
【図7】同実施形態の電気的動作のタイミングチャートである。
【図8】同実施形態にあって1次記憶手段を3分割し、2次記憶手段にハードディスクを用いた場合の生産性を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】同実施形態にあって1次記憶手段を3分割し、2次記憶手段にハードディスクを用いた場合の他の作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】同実施形態にあって1次記憶手段を3分割し、2次記憶手段にハードディスクを用いた際のさらに他の作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】同実施形態にあって画像データ入力時の上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。
【図12】同実施形態にあって請求項1に対応したメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。
【図13】同実施形態にあって請求項2に対応したメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。
【図14】同実施形態にあって請求項3に対応したメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。
【図15】同実施形態にあって請求項4に対応したメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。
【図16】実同施形態にあって請求項5に対応したメモリ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。
【図17】本発明と同種の従来の画像形成装置による両面印刷作動例を示すタイミングチャートである。
【図18】本発明と同種の従来の画像形成装置による印刷中に記録紙無し後の補給状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ADF 27 印刷手段
30 操作・表示部 50 読取手段
57 書込手段 165 メモリコントローラ
166 画像メモリ 168 CPU
169 ROM 170 RAM
201 入力データセレクタ 202 画像合成
203 1次圧縮/伸長 204 出力データセレクタ
205 2次圧縮/伸長 206 1次記憶手段
207 2次記憶手段 M1〜M3 記憶エリア

Claims (3)

  1. 原稿から画像データを読み取る読取手段と、
    複数の記憶エリアに分割され、各記憶エリアで画像データの入出力をそれぞれ並列に実行可能に構成され、前記読取手段又は他の画像データ入力手段から画像データの書込み、読出しを転送速度に略同期して高速に行う1次記憶手段と、
    該1次記憶手段より画像データの書込み、読出しのアクセス速度が遅く、かつ大記憶容量であり、画像データの合成、ソーティングを行うため前記1次記憶手段に記憶された画像データを前記1次記憶手段を通じて記憶する2次記憶手段と、
    前記1次記憶手段の別々の記憶エリアに記憶された原稿2ページ分の画像データから記録紙の第1面と第2面とに両面印刷が可能な印刷手段と、
    前記1次記憶手段に記憶されている画像データに基づいて印刷する画像データを発生させて印刷手段を制御する制御手段と、
    前記記録紙を前記印刷手段に給送する給紙手段と、
    両面印刷時に、第1面のみが印刷された記録紙を反転させると共に、その記録紙を次に第2面を印刷するまで複数枚待機させることが可能な両面印刷搬送路を有し、第1面のみが印刷された記録紙を再び印刷手段へ給送する再給紙手段と、を備え、
    前記1次記憶手段の複数の記憶エリアの合計容量は、両面印刷時に第1面のみが印刷されて前記両面印刷搬送路に待機させることができる複数の記録紙第2面に印刷する分の画像データの合計容量程度であり、
    前記制御手段は、前記読取手段で原稿から画像データを読み取りながら両面印刷を行う場合、前記印刷手段により最初に第1面に印刷された記録紙が前記再給紙手段により再び前記印刷手段へ到達するまで、前記給紙手段により給送される別の新しい記録紙の第1面を前記両面印刷搬送路内に待機可能な枚数分続けて印刷その後、最初に第1面に印字された記録紙の第2面印刷を行い、続いて、前記給紙手段により給送される別の新しい記録紙の第1面への印刷と、第1面への印刷が既に行われ前記再給紙手段により給送される記録紙の第2面への印刷と、を交互に行うよう制御すると共に、前記読取手段で読み取った画像データを前記1次記憶手段に記憶させる時に、未印刷の画像データが記憶されている前記記憶エリアへの上書きを禁止し、その未印刷の画像データから印刷する画像データを発生させた後は上書き禁止を解除するように制御する画像形成装置において、
    前記読取手段で原稿から画像データを読み取りながら両面印刷を行っている最中に印刷中断状態が発生した場合、前記制御手段は、前記上書きが禁止された記憶エリアの一部又は全部の上書き禁止を解除して、前記読取手段から送られてくる画像データを当該記憶エリアに次々上書きして記憶させると共に、前記2次記憶手段にも前記1次記憶手段の当該記憶エリアに記憶された画像データを順次記憶させ、中断状態が解除されると、前記2次記憶手段に記憶されたこれらの画像データを1次記憶手段に読み込んで印刷する画像データを発生させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷中断状態が解除された場合には、前記制御手段は、1次記憶手段の未印刷の画像データが記憶されている各記憶エリアに印刷が中断するまでに入力した画像データの数と設定値とを比較し、設定値を超えていたら当該記憶エリアの上書きを禁止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 印刷中断状態が解除された場合には、前記制御手段は、1次記憶手段の未印刷の画像データが記憶されている各記憶エリアに印刷中断中に入力した画像データの数と設定値とを比較し、設定値を超えていたら当該記憶エリアの上書きを禁止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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