JP2003244369A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003244369A JP2002044176A JP2002044176A JP2003244369A JP 2003244369 A JP2003244369 A JP 2003244369A JP 2002044176 A JP2002044176 A JP 2002044176A JP 2002044176 A JP2002044176 A JP 2002044176A JP 2003244369 A JP2003244369 A JP 2003244369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ソートモードでの読み取りが終了
する前に、正常に読み取られた画像に対して原稿の再読
み取りを行なうのを不要にして、読み取り作業の作業性
を向上させることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ソートモードが設定されたときに、原稿
を1枚ずつ読み取って1枚の記録紙に印刷し、印刷画像
(すなわち、読み取り画像)に不備(オペレータが設定
した画像濃度、倍率等の印刷条件が間違っていたり、ペ
ージ順、画像の方向や裏表等の原稿セットミス等)があ
れば、読み直しキー316を押下して原稿の読み直しを
行ない、画像メモリ66に最後に蓄積された画像データ
をページ単位で消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合機、複写機、
ファクシミリ装置、プリンタ装置等の画像形成装置に関
し、詳しくは、原稿を一部ずつページ順に揃えて複数部
の印刷を行なうソート機能を有する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複合機、複写機、ファクシミリ装置、プ
リンタ装置等の画像形成装置にあっては、原稿の読み取
りを行なって画像データをメモリに蓄積し、この蓄積画
像に基づいてコピーを一部ずつページ順に揃えて複数部
の印刷を行なう、所謂、ソート機能を備えたものがあ
る。
【0003】ところで、このようなソート機能を備えた
画像形成装置にあっては、1部目の印刷中、すなわち、
原稿の読み取り中に印刷画像を確認した結果、印刷画像
に不備(オペレータが設定した画像濃度、倍率等の印刷
条件が間違っていたり、ページ順、画像の方向や裏表等
の原稿セットミス等)があった場合に、一旦読み込んだ
画像を全て破棄し、そのジョブを最初からやり直さなけ
ればならなかった。すなわち、複数の原稿の一部の印刷
画像に不備があった場合に、他の原稿の印刷結果が良好
であった場合でも、全ての原稿の読み込みを行なわなけ
ればならないという不具合があった。
【0004】このような不具合を解消するものとして
は、1部の原稿の印刷完了時に完成具合の確認を行な
い、その仕上がりが良好であった場合にのみ2部目以降
の印刷を行うことができる試し印刷機能が知られてい
る。また、この試し印刷機能と組み合せて原稿の読み取
りをし直す技術として、例えば、特開平6−26618
8号公報や特開平11−127324公報に記載された
ものが知られている。
【0005】前者の従来技術にあっては、画像データを
記憶するための画像メモリと、印刷の開始を指示する第
1のキーと、複数枚の原稿を複数部印刷する場合にサン
プル印刷を行なうモードを設定する第2のキーと、各種
印刷条件を設定する第3のキーと、第2のキーによりサ
ンプル印刷モードが設定されるとともに、第1のキーが
操作された場合に複数枚の原稿を順次読み取り、画像メ
モリに記憶して1部だけ記録紙にサンプル印刷して印刷
を中断し、中断時に第3のキーを介して印刷条件が変更
された場合に再度複数枚の原稿を順次読み取り、画像メ
モリに記憶して1部だけ記録紙にサンプル印刷して印刷
を再中断し、中断時に第1のキーが操作された場合にセ
ット部数から1部減じた部数だけ印刷するように制御す
る制御手段とを備えている。
【0006】また、後者の従来技術にあっては、読み取
られたページ単位の画像データをメモリに蓄積した後、
メモリに蓄積された全ページの画像データをテスト印刷
して印刷結果を確認し、不良データがあれば、不良ペー
ジのデータをメモリから消去し、読み取り不良が発生し
た原稿の再度読み取り動作を行なって消去したメモリ上
のページ位置に当該ページを挿入するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者お
よび後者の画像形成装置にあっては、全ての原稿を一旦
読み取った後に記録紙に記録し、印刷画像を確認した後
でなければ、原稿の読み直しができないため、印刷が良
好な画像も再度読み直さなければならず、余計な読み取
り作業が発生してしまうという問題があった。
【0008】そこで本発明は、ソートモードでの読み取
りが終了する前に、正常に読み取られた画像に対して原
稿の再読み取りを行なうのを不要にして、読み取り作業
の作業性を向上させることができる画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、原稿をページ単位に読み取る読み取り手
段と、前記原稿を前記読み取り手段によって読み取るよ
うに読み取り開始を指示する読み取り開始指示手段と、
前記読み取り手段によって読み取られた原稿の画像デー
タをページ単位で蓄積する蓄積手段と、前記読み取り手
段によって読み取られた画像または蓄積手段に蓄積され
た画像をページ単位で記録紙に印刷する印刷手段と、前
記蓄積手段に蓄積された画像データに対して一部ずつペ
ージ順に揃える印刷処理をするように前記印刷手段を制
御するソート手段と、前記ソート手段を動作させるソー
トモードを設定するモード設定手段とを備えた画像形成
装置において、前記モードモードが設定されたときに、
前記読み取り開始手段が操作される度に1枚の原稿の読
み取りを行なって前記蓄積手段に画像データを蓄積し、
前記蓄積手段に蓄積された1ページの画像データを前記
印刷手段によって1枚の記録紙に印刷する試し印刷手段
と、 前記モードモードが設定されたときに、原稿の読
み直しを指示する読み直し指示手段と、前記読み直し指
示手段が操作されたときに、前記蓄積手段に最後に蓄積
された画像データから遡って画像データをページ単位で
消去する消去手段とを備えることを特徴としている。
【0010】その場合、ソートモードが設定されたとき
に、原稿を1枚ずつ読み取って1枚の記録紙に印刷し、
印刷画像(すなわち、読み取り画像)に不備(オペレー
タが設定した画像濃度、倍率等の印刷条件が間違ってい
たり、ページ順、画像の方向や裏表等の原稿セットミス
等)があれば、読み直し手段を操作して原稿の読み直し
を行ない、蓄積手段に最後に蓄積された画像データから
遡って画像データをページ単位で消去することができ
る。このため、ソートモードの終了前に、正常に読み取
られた画像に対して原稿の再読み取りを行なうのを不要
にして、読み取り作業の作業性を向上させることができ
る。
【0011】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記消去手段は、読み直し指示手段が操作されたと
き、前記読み取り開始指示手段が最後に操作されたとき
に前記蓄積手段に蓄積された画像データを消去すること
を特徴としている。
【0012】その場合、印刷された原稿を確認して印刷
画像に不備があれば、読み直し指示手段を操作すると、
読み取り開始指示手段が最後に操作されたときに蓄積手
段に蓄積された画像データをページ単位で消去するの
で、読み直し指示手段を操作したときに、蓄積手段に最
後に蓄積された画像データを自動的に消去することがで
きる。
【0013】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記蓄積手段に蓄積された画像データの消去ページ
数を指示する消去数入力手段を有し、前記消去手段は、
前記消去数入力手段によって入力されたページ数の画像
データを前記蓄積手段から消去することを特徴としてい
る。
【0014】その場合、任意の範囲の画像データを蓄積
手段から消去することができるため、複数枚の原稿の読
み取りを行なった場合でも、不備があった原稿まで遡っ
て画像データを消去することができる。
【0015】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記読み取り手段によって読み取られる原稿の枚数
を表示する原稿枚数表示手段を有し、前記消去手段は、
前記読み直し指示手段によって原稿の読み直しが指示さ
れたときに、前記原稿枚数表示手段に表示される原稿枚
数を前記読み直しが指示された時点の原稿枚数に補正す
ることを特徴としている。
【0016】その場合、読み取った原稿枚数を示す表示
を読み取り前の状態に戻すことができるので、原稿の読
み取りをどのページまでやり直すことになるのかを確実
に確認することができる。
【0017】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記読み取り手段によって原稿が読み込まれないと
きには、前記読み直し指示手段の操作を無効にする無効
手段を有すること特徴としている。
【0018】その場合、原稿の読み取りを行えない場合
は原稿の読み直し操作を行なうことができないため、誤
った操作が行なわれるのを防止することができ、操作性
を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜8は本発明に係る画像形成装
置の第1実施形態を示す図であり、画像形成装置とし
て、複合機、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ装置
等に適用することができる。
【0020】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、画像形成装置500の本体500aの上部には自動
原稿搬送装置(以下、単にADFという)1が搭載され
ている。
【0021】このADF1は原稿台2に原稿の画像面を
上にして原稿束を載置可能になっており、この原稿台2
に載置された原稿束は、操作部30上のスタートキー
(プリントキー)34が押下されると、一番下の原稿か
ら分離手段3によって分離されるようになっている。
【0022】具体的には、分離手段3は反時計方向に回
転する給紙ローラ3aおよび反時計方向に回転する分離
阻止ローラ3bを備えており、分離阻止ローラ3bによ
って上位の原稿の分離が阻止されるとともに、分離ロー
ラ3aによって最下位の原稿が給紙されるようになって
いる。
【0023】この分離原稿は給送ベルト4によってコン
タクトガラス6上の所定の位置に給送され、読み取りユ
ニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像
データが読み取られた後、読み取りが終了した原稿は、
給送ベルト4および排送ローラ対5によって排出される
ようになっている。
【0024】また、原稿台2の原稿搬送方向下流側には
原稿セット検知センサ7が設けられており、この原稿セ
ット検知センサ7によって原稿台2に後続する原稿が有
ることが検知された場合には、前原稿と同様に原稿束か
ら原稿が分離されてコンタクトガラス6上に給送され
る。なお、給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5
は図示しないモータによって駆動される。
【0025】また、原稿検知セットセンサ7の検知情報
は後述するCPUに信号を送信されるようになってお
り、CPUは原稿セット検知センサ7の検知信号に基づ
いて原稿台2上の原稿が無くなることが検知されるまで
の原稿搬送回数により原稿の枚数を計数するようになっ
ている。
【0026】また、本体500a内には記録紙を収納す
る第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10が設け
られており、この第1〜3トレイ8〜10に収納された
記録紙は、各々搬送ローラを備えた第1給紙装置11、
第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙さ
れ、上下方向に搬送ローラが配置された縦搬送ユニット
14によって感光体ドラム15に当接する位置まで搬送
される。
【0027】また、読み取りユニット50で読み込まれ
た画像データは、書き込みユニット57からのレーザに
よって感光体ドラム15に書き込まれるようになってお
り、この感光体ドラム15上には現像ユニット27によ
ってトナー像が形成される。
【0028】そして、この記録紙は感光体ドラム15の
回転と等速で回転する搬送ベルト16によって搬送され
ながら、感光体ドラム15上のトナー像が転写される。
その後、定着ユニット17に記録紙が搬送されると、定
着ユニット17によって画像が定着され、排紙ユニット
18によって排紙トレイ120に排出される。排紙トレ
イ120には、トレイ上の用紙の有無を検知するための
排紙検知センサ121が備えられている。
【0029】また、記録紙の両面に画像を作像する場合
には、各給紙トレイ8〜10から給紙されて作像が終了
した記録紙を排紙トレイ120側に導かないで、経路切
り替えの為の分岐爪112を上側にセットすることによ
り、一旦両面給紙ユニット111に記録紙をストックす
る。
【0030】その後、両面給紙ユニット111にストッ
クされた記録紙に再び感光体ドラム15に作像されたト
ナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111か
ら記録紙が再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪11
2を下側にセットして排紙トレイ104に導く。このよ
うに記録紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニ
ット111を使用する。
【0031】なお、感光体ドラム15、搬送ベルト1
6、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニッ
ト27は図示しないメインモータによって駆動されるよ
うになっており、各給紙装置11〜13はメインモータ
の駆動を各々給紙クラッチによって伝達駆動されるよう
になっている。また、縦搬送ユニット14はメインモー
タの駆動が中間クラッチによって伝達駆動されるように
なっている。
【0032】また、図2に示すように、操作部30は、
液晶タッチパネル31、テンキー32、クリア/ストッ
プキー33、プリントキー34、モードクリアキー3
5、初期設定キー38を備えており、液晶タッチパネル
31には、機能キー37、部数、および画像形成装置5
00の状態を示すメッセージなどが表示されるようにな
っている。
【0033】図3は操作部30の液晶タッチパネル31
の表示を示すものであり、図3の左上には、「コピーで
きます」、「お待ちください」等のメッセージを表示す
るメッセージエリア301が設けられており、その右側
には、セットした枚数を表示するコピー枚数表示部30
2と、原稿台2にセットされた原稿枚数を表示する原稿
枚数表示部302aとが設けられている。
【0034】また、メッセージエリア301およびコピ
ー枚数表示部302の下方には画像濃度を自動的に調整
する自動濃度キー303、記録紙サイズを選択する用紙
選択キー313、314、315、記録紙を自動的に選
択する自動用紙選択キー304、コピーを一部ずつペー
ジ順に揃える処理を指定するソートキー305、コピー
をページ毎に仕分けする処理を指定するスタックキー3
06、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる処理を指
定するステープルキー307、倍率を等倍にセットする
等倍キー308、拡大/縮小倍率をセットする変倍キー
309、両面モードを設定する両面キー310、綴じ代
モード等を設定する消去/移動キー(図示略)等が設け
られている。
【0035】また、オペレータが液晶タッチパネル31
に表示された各種キーにタッチすることにより、選択さ
れた機能を示すキーが黒く反転されるようになっている
(斜線が反転を示す)。
【0036】また、機能の詳細を指定しなければならな
い場合(例えば変倍であれは変倍値等)には、キーにタ
ッチすることで、詳細機能の設定画面が表示される。こ
のように、液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使
用しているため、そのときの最適な表示をグラフィカル
に行うことができる。
【0037】また、図4に示すように本実施形態では、
ソートモード時に読み直しを指定する原稿読み直しキー
316が設けられている。
【0038】また、図1において、書き込みユニット5
7は読み取りユニット50によって読み取られた画像デ
ータを感光体ドラム15に潜像として形成するものであ
る。ここで、潜像とは感光体ドラム15面上に画像を光
情報に変換して照射することにより生じる電位分布であ
る。
【0039】図1において、書き込みユニット57はレ
ーザ出力ユニット58、結像レンズ59、ミラー60で
構成され、レーザ出力ユニット58には、レーザ光源で
あるレーザダイオード及びモータによって高速で定速回
転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)から構成されてお
り、レーザ出力ユニット58より照射されるレーザ光は
定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ5
9を通り、ミラー60で折り返され、感光体ドラム15
面上に集光結像されるようになっている。
【0040】偏光されたレーザ光は感光体ドラム15が
回転する方向と直行する方向(主走査方向)に露光走査
され、後述する画像処理部のセレクタ64より出力され
た画像信号のライン単位の記録を行なう。
【0041】感光体ドラム15の回転速度と記録密度に
対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、
感光体ドラム面上に画像(静電潜像)が形成される。
【0042】上述のように、書き込みユニット57から
出力されるレーザ光が、画像作像系の感光体ドラム15
に照射される。また、図示しないが感光体ドラム15の
一端近傍のレーザビームを照射される位置に主走査同期
信号を発生するビームセンサが配置されている。この主
走査同期信号に基づいて主走査方向の画像記録開始タイ
ミングの制御、および後述する画像信号の入出力を行う
ための制御信号の生成を行う。
【0043】次に、画像処理部(読み取りユニット50
と書き込みユニット57)の構成を図5に基づいて説明
する。図1、図5において、露光ランプ51から照射さ
れた光は原稿面を照射されるようになっており、原稿面
からの反射光はCCDイメージセンサ5によって結像レ
ンズ(図示せず)結像、受光されて光電変換された後、
A/Dコンバータ61によってデジタル信号に変換され
るようになっている。
【0044】このデジタル信号に変換された画像信号
は、シェーディング補正62がなされた後、画像処理部
63によりMTF補正、γ補正等が行なわれる。セレク
タ64では、画像信号の送り先を、変倍部71または、
画像メモリコントローラ65への切り替えが行われる。
【0045】変倍部71を経由した画像信号は変倍率に
合せて拡大縮小され、書き込みユニット57に送られ
る。画像メモリコントローラ65とセレクタ64間は、
双方向に画像信号を入出力可能な構成となっている。
なお、図5には特に明示していないが、画像処理部
(IPU)には、読み取り部50から入力される画像デ
ータ以外にも外部から供給される画像データ(例えばパ
ーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力され
るデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力の
選択を行う機能を有している。
【0046】また、画像メモリコントローラ65等への
設定や、読み取り部50および書き込み部57の制御を
行うCPU68、及びそのプログラムやデータを格納す
るROM69、RAM70を備えている。さらに、CP
U68は、メモリコントローラ65を介して、画像メモ
リ66のデータの書き込み、読み出しが行なわれるよう
になっている。また、このCPU68に上述したように
原稿セット検知センサ7からの出力信号が入力される。
【0047】次に、図6を用いて、セレクタ64におけ
る1ページ分の画像信号について説明する。/FGAT
E801は、1ページの画像データの副走査方向の有効
期間を表している。/LSYNC802は、1ライン毎
の主走査同期信号であり、この信号が立ち上がった後の
所定クロックで画像信号が有効となる。
【0048】主走査方向の画像信号が有効であることを
示す信号が、/LGATE803である。これらの信号
は、画素クロックVCLK804に同期しており、VC
LK804の1周期に対し1画素のデータが送られてく
る。画像処理部(IPU)は、画像入力、出力それぞれ
に対して別個の/FGATE801、/LSYNC80
2、/LGATE803、VCLK804の発生機構を
有しており、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能
になる。
【0049】次に、図7に基づいて図5に示すメモリコ
ントローラ65と画像メモリ66の構成を説明する。メ
モリコントローラ65は、入力データセレクタ101、
画像合成102、1次圧縮/伸長103、出力データセ
レクタ104、2次圧縮/伸長105のブロックを有し
ており、各ブロックへの制御データの設定はCPU68
より行われる。図7におけるアドレス、データは画像デ
ータを示しており、CPU68に接続されるデータ、ア
ドレスは図示していない。
【0050】画像メモリ66は、1次および2次記憶装
置106、107から構成されている。1次記憶装置1
06は、入力画像データの転送速度に略同期してメモリ
へのデータ書き込み、または画像出力時のメモリからの
データ読み出しが高速に行えるように、例えばDRAM
等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。また、1
次記憶装置106は、処理を行う画像データの大きさに
より複数のエリアに分割して画像データの入出力を同時
に実行可能な構成(メモリコントローラとのインターフ
ェース部)をとっている。各分割したエリアに画像デー
タの入力、出力をそれぞれ並列に実行可能にするために
メモリコントローラとのインターフェース部にリード用
とライト用の二組のアドレス・データ線で接続されてい
る。これによりエリア1に画像を入力(ライト)する間
にエリア2より画像を出力(リード)するという動作が
可能になる。
【0051】2次記憶装置107は、入力された画像の
合成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく
大容量のメモリである。1次、2次記憶装置106、1
07共に、高速アクセス可能な素子を使用すれば、1
次、2次の区別なくデータの処理を行なうことができ、
制御も比較的簡単になるが、DRAM等の素子は高価な
ため、2次記憶装置107にはアクセス速度はそれほど
速くないが、安価で、大容量の記録媒体を使用し、入出
力データの処理を1次記憶装置106を介して行う構成
になっている。
【0052】上述のような画像メモリの構成を採用する
ことにより、大量の画像データの入出力、保存、加工等
の処理が可能な画像形成装置を安価、かつ比較的簡単な
構成で実現することが可能になる。
【0053】次に、メモリコントローラ65の動作の概
略を説明する。 (1)画像入力(画像メモリ66への保存)
【0054】入力データセレクタ101は複数のデータ
の内から画像メモリ(1次記憶装置106)への書き込
みを行う画像データの選択を行う。
【0055】入力データセレクタ101によって選択さ
れた画像データは、画像合成102に供給され、既に画
像メモリに保存されているデータとの合成を行う。
【0056】画像合成102によって処理された画像デ
ータは、1次圧縮/伸長103によりデータを圧縮し、
圧縮後のデータを1次記憶装置106に書き込む。1次
記憶装置106に書き込まれたデータは、必要に応じて
2次圧縮/伸長105で更に圧縮を行った後に2次記憶
装置107に保存される。
【0057】(2)画像出力(画像メモリ66からの読
み出し)
【0058】画像出力時は、1次記憶装置106に記憶
されている画像データの読み出しを行う。出力対象とな
る画像が1次記憶装置106に格納されている場合に
は、1次圧縮/伸長103で1次記憶装置106の画像
データの伸長を行い、伸長後のデータ、もしくは伸長後
のデータと入力データとの画像合成を行った後のデータ
を出力データセレクタ104で選択し、出力する。
【0059】画像合成102は、1次記憶装置106の
データと、入力データとの合成(画像データの位相調整
機能を有する)、合成後のデータの出力先の選択(画像
出力、1次記憶装置106へのライトバック、両方の出
力先への同時出力も可能)等の処理を行う。
【0060】出力対象となる画像が1次記憶装置106
に格納されていない場合には、2次記憶装置107に格
納されている出力対象画像データを2次圧縮/伸長10
5で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装置106
に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作を行う。
【0061】また、作業分担するために他のデジタル複
写機とコマンドや画像データの送受信を行う必要がある
が、これは、この実施例では、SCSIインターフェー
ス部を使い実現している。図5に示すメモリコントロー
ラがSCSIドライバ80を介してそれを実現してい
る。
【0062】次に、本発明の特徴部分を説明する。
【0063】本実施形態では、読み取りユニット50が
原稿台2にセットされた原稿をページ単位に読み取る読
み取り手段を構成している。
【0064】また、プリントキー34が、読み取りユニ
ット50によって読み取るように読み取り開始を指示す
る読み取り開始指示手段を構成している。
【0065】また、画像メモリ66が読み取りユニット
50によって読み取られた原稿の画像データをページ単
位で蓄積する蓄積手段を構成している。
【0066】また、書き込みユニット60、感光体ドラ
ム15、現像ユニット27、搬送ベルト16および定着
ユニット17は、画像メモリ66に蓄積された画像をペ
ージ単位で記録紙に印刷する印刷手段を構成している。
【0067】また、印刷手段は、読み取りユニット50
によって読み取られた画像を画像メモリに記憶せずに記
録紙に直接コピーしても良い。
【0068】また、CPU68は、ソートキー305が
押下されると、画像メモリ66に蓄積された画像データ
を1部ずつ順に揃える印刷を行なって複数部のファイル
を印刷するように第1給紙装置11、第2給紙装置1
2、第3給紙装置13および縦搬送ユニット14を作動
させるようになっており、CPU68、ソートキー30
5、第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装
置13および縦搬送ユニット14はソート手段を構成し
ている。
【0069】また、ソートキー305はソート手段を動
作させるソートモードを設定するモード設定手段を構成
している。
【0070】本実施形態では、CPU68は、ソートキ
ー305を押下してソートモードが設定されたときに、
プリントキー34が操作されると、プリントキー34か
らの出力が入力される度に1枚の原稿を原稿台2から分
離手段3によって分離した後、読み取りユニット50に
よって読み取りを行なうことにより、画像メモリ66に
画像データを蓄積し、画像データ66に蓄積された1ペ
ージの画像データを印刷手段によって1枚の記録紙に印
刷する試しコピーを行なうようになっており、CPU6
8、プリントキー34、第1給紙装置11、第2給紙装
置12、第3給紙装置13および縦搬送ユニット14は
試し印刷手段を構成している。
【0071】また、ソートモードに設定されたときに原
稿読み直しキー316が押下されると、原稿の読み直し
が指示されるようになっており、原稿読み直しキー31
6は読み直し指示手段を構成している。
【0072】CPU68は、原稿読み直しキー316が
押下されたときに、画像メモリ66に最後に蓄積された
画像データから遡って画像データをページ単位で消去す
るようになっており、消去手段を構成している。特に、
CPU68は、原稿読み直しキー316が押下された時
点で画像メモリ66に蓄積された画像データを消去する
ようになっている。
【0073】また、CPU68は、読み取りユニット5
0によって原稿が読み込まれないときには、原稿読み直
しキー316の操作を無効にするようになっており、無
効手段も構成している。
【0074】そして、CPU68はテンキー32に設け
られた図示しない「#キー」を操作したときに、試しコ
ピーを終了してソート部数に設定されたコピー部数の印
刷を行なうように2部目移行のコピーを行なう。
【0075】次に、図8のフローチャートに基づいて試
しコピー処理を説明する。
【0076】最初に原稿枚数を表示するための原稿枚数
カウンタを初期化し、値を0にする(ステップS10
1)。この原稿枚数のカウント値は、RAM70に格納
されるものである。
【0077】次いで、最終原稿確定キーである#キーが
押下されたか否かを判別し(ステップS102)、押下
されていない場合には、プリントキー34が押下された
か否かを判別する(ステップS103)。プリントキー
34が押下された場合には、原稿台2にセットされた原
稿束から分離手段3によって最下位に位置する原稿を分
離した後、コンタクトガラス6に搬送して読み取りユニ
ット50によって原稿の画像を読み取る(ステップS1
09)。次いで、この画像データを画像メモリ66の1
次メモリ106に格納した後、原稿枚数をRAM70に
カウントアップする(ステップS110、S111)。
【0078】次いで、RAM70内の原稿枚数カウンタ
が0よりも大きいか否かを判別し(ステップS10
7)、大きい場合には原稿読み直しキー316を表示し
(ステップS112)、小さい場合には原稿読み直しキ
ー316を消去してボタン操作の無効処理を実施する
(ステップS112)。
【0079】なお、ステップS102、S103、S1
09、S110、S111の処理において記録紙に印刷
を行なう。
【0080】一方、ステップS103でスタートキーが
押下されない場合には、原稿読み直しキー316が押下
されたか否かを判別し(ステップS104)、原稿読み
直しキー316が押下されない場合には、ステップS1
02に移行する。
【0081】S104で原稿読み直しキー316が押下
された場合には、直前に読み取った画像データ、すなわ
ち、1次記憶装置106に最後に記憶された画像データ
を消去した後(ステップS105)、RAM70内の原
稿枚数カウンタをカウントダウンする(ステップS10
6)。ここで、原稿読み直しキー316を押下するの
は、印刷画像(すなわち、読み取り画像)に不備(オペ
レータが設定した画像濃度、倍率等の印刷条件が間違っ
ていたり、ページ順、画像の方向や裏表等の原稿セット
ミス等)があった場合に、オペレータが再度、原稿を読
み直す必要がある場合である。
【0082】次いで、RAM70内の原稿枚数カウンタ
が0よりも大きいか否かを判別し(ステップS10
7)、大きい場合には原稿読み直しキー316を表示し
(ステップS108)、小さい場合には原稿読み直しキ
ー316を消去してボタン操作の無効処理を実施する
(ステップS112)。
【0083】また、ステップS102で#キーが押下さ
れたものと判断された場合には、1次記憶装置106内
に記憶された画像データの先頭ページから最終ページま
で、すなわち、2部目の画像データの印刷を行ない(ス
テップS113)、設定部数の印刷が終了したか否かを
判別し(ステップS114)、設定部数の印刷が終了し
た場合には今回の処理を終了する。
【0084】このように本実施形態では、ソートモード
が設定されたときに、原稿を1枚ずつ読み取って1枚の
記録紙に印刷し、印刷画像に不備があれば、読み直しキ
ー316を押下して原稿の読み直しを行ない、画像メモ
リ66に最後に蓄積された画像データをページ単位で消
去することができる。このため、ソートモードの終了前
に、正常に読み取られた画像に対して原稿の再読み取り
を行なうのを不要にして、読み取り作業の作業性を向上
させることができる。
【0085】特に、原稿読み直しキー316が押下され
たとき、プリントキー34が最後に操作されたときに画
像メモリ66に蓄積された画像データを消去しているた
め、原稿読み直しキー316を操作したときに、画像メ
モリ66に最後に蓄積された画像データを自動的に消去
することができる。
【0086】また、読み取りユニット50によって原稿
が読み込まれないときには、原稿読み直しキー316の
操作を無効にしているため、原稿の読み取りを行えない
場合は原稿の読み直し操作を行なうことができないた
め、誤った操作が行なわれるのを防止することができ、
操作性を向上させることができる。
【0087】図9、10は本発明に係る画像形成装置の
第2実施形態を示す図であり、本実施形態では、試しコ
ピー処理が第1実施形態と異なるのみでその他の構成は
同一である。
【0088】本実施形態では、原稿読み直しキー316
を押下したときに、図9に示すように、読み直し原稿枚
数の画面317が表示されるようになっており、この画
面317が表示されたときに、テンキー32によって画
像メモリ66に蓄積された画像データの消去ページ数を
指示するようになっている。本実施形態では、テンキー
32が消去数入力手段を構成している。
【0089】また、CPU68は、テンキー32によっ
て入力されたページ数の画像データを画像メモリ66に
記憶された最終ページの画像データから遡って消去する
ようになっている。
【0090】また、原稿枚数表示部302aには読み取
りユニット50によって読み取られた原稿の枚数が表示
されるようになっており、本実施形態は原稿枚数表示部
302aが原稿枚数表示手段を構成している。
【0091】また、CPU68は原稿読み直しキー31
6によって原稿の読み直しが指示されたときに、原稿枚
数表示部302aに表示される原稿枚数を原稿読み直し
キー316が指示された時点の原稿枚数に補正するよう
になっている。
【0092】次に、図10のフローチャートに基づいて
試しコピー処理を説明する。
【0093】最初に原稿枚数を表示するためのRAM7
0内の原稿枚数カウンタを初期化し、値を0にする(ス
テップS201)。
【0094】次いで、最終原稿確定キーである#キーが
押下されたか否かを判別し(ステップS202)、押下
されていない場合には、プリントキー34が押下された
か否かを判別する(ステップS203)。プリントキー
34が押下された場合には、原稿台2にセットされた原
稿束から分離手段3によって最下位に位置する原稿を分
離した後、コンタクトガラス6に搬送して読み取りユニ
ット50によって原稿の画像を読み取る(ステップS2
10)。次いで、この画像データを画像メモリ66の1
次メモリ106に格納した後、原稿枚数をRAM70に
カウントアップする(ステップS211、S212)。
【0095】次いで、RAM70内の原稿枚数カウンタ
が0よりも大きいか否かを判別し(ステップS20
7)、大きい場合には原稿読み直しキー316を表示し
(ステップS209)、小さい場合には原稿読み直しキ
ー316を消去してボタン操作の無効処理を実施する
(ステップS213)。
【0096】なお、ステップS202、S203、S2
10、S211、S212の処理において記録紙に印刷
を行なう。
【0097】一方、ステップS203でスタートキーが
押下されない場合には、原稿読み直しキー316が押下
されたか否かを判別し(ステップS204)、原稿読み
直しキー316が押下されない場合には、ステップS2
02に移行する。
【0098】S204で原稿読み直しキー316が押下
された場合には、テンキー32によって消去画像数を入
力し、読み直し原稿枚数の画面317のOKボタンを押
下する(ステップS205)。
【0099】次いで、1次記憶メモリ106から直前に
読み取った画像データから遡って入力された画像データ
を消去した後(ステップS206)、RAM70内の減
個巧い数カウンタから消去画像数を減算する(ステップ
S207)。このため、原稿枚数表示部302aに表示
される原稿枚数が減算された値に表示される。例えば、
原稿枚数が15枚、15枚目の画像を読み取って原稿読
み直しキー316が操作されて画像消去数が2に設定さ
れた場合には、原稿枚数表示部302aに表示される原
稿枚数は13である。
【0100】次いで、RAM70内の原稿枚数カウンタ
が0よりも大きいか否かを判別し(ステップS20
8)、大きい場合には原稿読み直しキー316を表示し
(ステップS209)、小さい場合には原稿読み直しキ
ー316を消去してボタン操作の無効処理を実施する
(ステップS213)。
【0101】また、ステップS202で#キーが押下さ
れたものと判断された場合には、1次記憶装置106内
に記憶された画像データの先頭ページから最終ページま
で、すなわち、2部目の画像データの印刷を行ない(ス
テップS214)、設定部数の印刷が終了したか否かを
判別し(ステップS215)、設定部数の印刷が終了し
た場合には今回の処理を終了する。
【0102】このように本実施形態では、画像メモリ6
6に蓄積された画像データの消去ページ数を指示し、指
定されたページ数の画像データを画像メモリ66から消
去するようにしたため、任意の範囲の画像データを画像
メモリ66から消去することができる。このため、複数
枚の原稿の読み取りを行なった場合でも、不備があった
原稿まで遡って画像データを消去することができる。
【0103】また、本実施形態では、読み取りユニット
50によって読み取られる原稿の枚数を表示し、原稿読
み直しキー316によって原稿の読み直しが指示された
ときに、原稿枚数表示部302aに表示される原稿枚数
を読み直しが指示された時点の原稿枚数に補正するよう
にしたため、読み取った原稿枚数を示す表示を読み取り
前の状態に戻すことができる、原稿の読み取りをどのペ
ージまでやり直すことになるのかを確実に確認すること
ができる。
【0104】
【発明の効果】本発明によれば、ソートモードが設定さ
れたときに、原稿を1枚ずつ読み取って1枚の記録紙に
印刷し、印刷画像(すなわち、読み取り画像)に不備
(オペレータが設定した画像濃度、倍率等の印刷条件が
間違っていたり、ページ順、画像の方向や裏表等の原稿
セットミス等)があれば、読み直し手段を操作して原稿
の読み直しを行ない、蓄積手段に最後に蓄積された画像
データから遡って画像データをページ単位で消去するこ
とができる。このため、ソートモードの終了前に、正常
に読み取られた画像に対して原稿の再読み取りを行なう
のを不要にして、読み取り作業の作業性を向上させるこ
とができる。
【0105】また、本発明によれば、読み直し指示手段
を操作すると、読み取り開始指示手段が最後に操作され
たときに蓄積手段に蓄積された画像データをページ単位
で消去するようにしたので、読み直し指示手段を操作し
たときに、蓄積手段に最後に蓄積された画像データを自
動的に消去することができる。
【0106】また、本発明によれば、蓄積手段に蓄積さ
れた画像データの消去ページ数を指示する消去数入力手
段を設け、消去数入力手段によって入力されたページ数
の画像データを蓄積手段から消去するようにしたので、
任意の範囲の画像データを蓄積手段から消去することが
できる。このため、複数枚の原稿の読み取りを行なった
場合でも、不備があった原稿まで遡って画像データを消
去することができる。
【0107】また、本発明によれば、読み取り手段によ
って読み取られる原稿の枚数を表示する原稿枚数表示手
段を設け、読み直し指示手段によって原稿の読み直しが
指示されたときに、原稿枚数表示手段に表示される原稿
枚数を読み直しが指示された時点の原稿枚数に補正する
ようにしたので、読み取った原稿枚数を示す表示を読み
取り前の状態に戻すことができ、原稿の読み取りをどの
ページまでやり直すことになるのかを確実に確認するこ
とができる。
【0108】また、本発明によれば、読み取り手段によ
って原稿が読み込まれないときには、読み直し指示手段
の操作を無効にする無効手段を設けたので、原稿の読み
取りを行えない場合は原稿の読み直し操作を行なうこと
ができないようにすることができ、誤った操作が行なわ
れるのを防止して、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1実施形態を示
す図であり、画像形成装置の概略構成図である。
【図2】第1実施形態の操作部を示す図である。
【図3】第1実施形態の液晶タッチパネルの一般的な表
示例を示す図である。
【図4】第1実施形態の液晶タッチパネルに原稿読み直
しキーが表示された状態を示す図である。
【図5】第1実施形態の画像処理部の構成を示す図であ
る。
【図6】第1実施形態のセレクタにおける1ページ分の
画像信号を示す図である。
【図7】第1実施形態の画像メモリコントローラと画像
メモリの構成図である。
【図8】第1実施形態の試しコピー処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置の第2実施形態を示
す図であり、その液晶タッチパネルの表示例を示す図で
ある。
【図10】第2実施形態の試しコピー処理の手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
11 第1給紙装置(ソート手段、試し印刷手段) 12 第2給紙装置(ソート手段、試し印刷手段) 13 第3給紙装置(ソート手段、試し印刷手段) 14 縦搬送ユニット(ソート手段、試し印刷手段) 15 感光体ドラム(印刷手段 16 搬送ベルト(印刷手段) 17 定着ユニット(印刷手段) 27 現像ユニット(印刷手段) 32 テンキー(消去数入力手段) 34 プリントキー(読み取り開始指示手段、試し印
刷手段) 50 読み取りユニット(読み取り手段) 60 書き込みユニット(印刷手段) 66 画像メモリ(蓄積手段) 68 CPU(ソート手段、試し印刷手段、消去手
段、無効手段) 302a 原稿枚数表示部(原稿枚数表示手段) 305 ソートキー(ソート手段、モード設定手段) 316 原稿読み直しキー(読み直し指示手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿をページ単位に読み取る読み取り手段
    と、 前記原稿を前記読み取り手段によって読み取るように読
    み取り開始を指示する読み取り開始指示手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた原稿の画像デー
    タをページ単位で蓄積する蓄積手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた画像または蓄積
    手段に蓄積された画像をページ単位で記録紙に印刷する
    印刷手段と、 前記蓄積手段に蓄積された画像データに対して一部ずつ
    ページ順に揃える印刷処理をするように前記印刷手段を
    制御するソート手段と、 前記ソート手段を動作させるソートモードを設定するモ
    ード設定手段とを備えた画像形成装置において、 前記モードモードが設定されたときに、前記読み取り開
    始手段が操作される度に1枚の原稿の読み取りを行なっ
    て前記蓄積手段に画像データを蓄積し、前記蓄積手段に
    蓄積された1ページの画像データを前記印刷手段によっ
    て1枚の記録紙に印刷する試し印刷手段と、 前記モードモードが設定されたときに、原稿の読み直し
    を指示する読み直し指示手段と、 前記読み直し指示手段が操作されたときに、前記蓄積手
    段に最後に蓄積された画像データから遡って画像データ
    をページ単位で消去する消去手段とを備えることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記消去手段は、読み直し指示手段が操作
    されたとき、前記読み取り開始指示手段が最後に操作さ
    れたときに前記蓄積手段に蓄積された画像データを消去
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記蓄積手段に蓄積された画像データの消
    去ページ数を指示する消去数入力手段を有し、 前記消去手段は、前記消去数入力手段によって入力され
    たページ数の画像データを前記蓄積手段から消去するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記読み取り手段によって読み取られた原
    稿の枚数を表示する原稿枚数表示手段を有し、 前記消去手段は、前記読み直し指示手段によって原稿の
    読み直しが指示されたときに、前記原稿枚数表示手段に
    表示される原稿枚数を前記読み直しが指示された時点の
    原稿枚数に補正することを特徴とする請求項1〜3何れ
    かに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記読み取り手段によって原稿が読み込ま
    れないときには、前記読み直し指示手段の操作を無効に
    する無効手段を有することを特徴とする請求項1〜4何
    れかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005260934A (ja) * 2004-02-24 2005-09-22 Sharp Corp スキャンジョブ校正方法およびスキャンジョブ校正装置
JP2009290904A (ja) * 2009-09-08 2009-12-10 Brother Ind Ltd 画像読込装置
US8508806B2 (en) 2006-03-30 2013-08-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device capable of displaying preview of transmission data

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