JP2003087522A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003087522A
JP2003087522A JP2001280464A JP2001280464A JP2003087522A JP 2003087522 A JP2003087522 A JP 2003087522A JP 2001280464 A JP2001280464 A JP 2001280464A JP 2001280464 A JP2001280464 A JP 2001280464A JP 2003087522 A JP2003087522 A JP 2003087522A
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English (en)
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Moriyuki Koike
守幸 小池
Hiroomi Motohashi
弘臣 本橋
Masami Higuchi
正己 樋口
Shunsuke Watanabe
俊介 渡辺
Tomoshi Harada
知史 原田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の画像データ読み取り後の最終画像形成
倍率変更の有無に関係なく、画像かけのないコピー画像
を得られるようにする。 【解決手段】 デジタル複合機の制御部は、読み取り動
作の指示により、予め設定された変倍処理モードに対応
する画像読み取り倍率および最終画像印刷倍率(最終画
像形成倍率)を設定した後、予め設定された読み取り範
囲設定モードをチェックし、そのモードが原稿サイズモ
ード又は原稿サイズ+誤差モードであれば、原稿サイズ
を検出する。その後、原稿サイズモードであれば原稿サ
イズを、原稿サイズ+誤差モードであれば原稿サイズよ
り少し大きなエリア(原稿サイズ+誤差)をそれぞれ読
み取り範囲として設定する。また、読み取り範囲設定モ
ードが最大エリアモードであれば、コンタクトガラス全
面(最大サイズ)を読み取り範囲として設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル複写
機,デジタル複合機,ファクシミリ装置等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような画像形成装置は、原
稿の画像データを読み取る画像読取手段と、画像読取手
段によって読み取った画像データを記憶する画像記憶手
段と、その画像記憶手段に記憶された画像データを読み
出し、その画像データに基づいて用紙上に画像を画像形
成(印刷)する画像形成手段とを備えている。このよう
な画像形成装置では、原稿の画像に対する画像形成手段
によって最終的に画像形成される画像の変倍率を最終画
像形成倍率(コピー倍率)として任意に設定することが
でき、読み取り動作の指示により、画像読取手段によっ
て原稿の画像を読み取ってその画像データを画像メモリ
に記憶し、その後画像形成動作の指示により、画像メモ
リに記憶された画像データを画像形成手段によって予め
設定された最終画像形成倍率で変倍して読み出し、その
画像データに基づいて用紙上に画像を形成することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置では、原稿の全エリアのう
ち、画像形成に使用する用紙のサイズを越えるエリア
は、基本的に読み取り対象外としている。例えば、A3
の原稿の画像を変倍率100%でA4の用紙にコピーす
る場合、つまり用紙サイズをA4に設定し且つ最終画像
形成倍率を100%に設定した状態でA3原稿に対する
読み取り動作が指示されると、実際の原稿の読み取りエ
リア(読み取り範囲)はA3の半分のエリア(A4)と
なる。
【0004】A4を越えるエリアの画像データを読み取
っても用紙がA4のために作像することができないこと
と、キャリッジ移動によって原稿の画像データの読み取
りを行っていることにより、なるべく狭い範囲(A4)
を読み取り範囲とした方が1枚の原稿に対する読み取り
時間を短縮でき、画像形成のスループットを向上させる
のに有利であるが、縮小方向の後変倍処理(読み取って
画像メモリに記憶しておいた画像データを画像形成動作
時に読み出して変倍する処理)を想定すると、最終的に
得られるコピー画像に画像かけが発生することになる。
【0005】すなわち、上述のような設定を行ってA3
原稿に対する読み取り動作が指示されると、実際の原稿
の読み取りエリアはA3の半分のエリア(A4)とな
り、読み取り動作によってA3原稿の半分の画像データ
を読み取り倍率100%で読み取って画像メモリに記憶
するため、その画像データに対応する最終画像形成倍率
を100%から50%に設定変更できるものと仮定し、
その設定変更がなされた状態で画像形成動作が指示され
ると、画像メモリに記憶したA3原稿の半分の画像デー
タを50%に変倍して読み出し、その画像データに基づ
いてA4用紙上に画像を形成することになり、A4用紙
の半分のエリアにA3原稿の半分のエリアの画像しかコ
ピーされず、A4用紙の残り半分のエリアは余白エリア
となってしまう。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置において、原稿の画像データ読み
取り後の最終画像形成倍率変更の有無に関係なく、画像
かけのないコピー画像を得られるようにすることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、原稿の画像
を読み取る画像読取手段と、該手段によって読み取った
画像データを記憶する画像記憶手段と、その画像記憶手
段に記憶された画像データを読み出し、その画像データ
に基づいて用紙上に画像を形成する画像形成手段と、上
記画像読取手段によって読み取った画像データもしくは
上記画像記憶手段に記憶されている画像データを変倍す
る変倍手段とを有する画像形成装置において、上記の目
的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明による画像形成装置は、原
稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段と、該手段に
よって検出した原稿サイズを上記画像読取手段による読
み取り範囲として設定する読み取り範囲設定手段とを設
けたものである。請求項2の発明による画像形成装置
は、上記画像読取手段によって読み取り可能な全領域を
読み取り範囲として設定する読み取り範囲設定手段を設
けたものである。請求項3の発明による画像形成装置
は、原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段と、該
手段によって検出した原稿サイズより少し大きなエリア
を上記画像読取手段による読み取り範囲として設定する
読み取り範囲設定手段とを設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明を実施
するデジタル複合機を含むネットワークシステムの構成
例を示す図である。このネットワークシステムは、LA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワー
ク200に接続されたデジタル複合機(デジタル複写
機,ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい)
201と、ネットワーク200に接続されたパーソナル
コンピュータ(PC)等のホスト202,203と、デ
ジタル複合機201にパラレルインタフェース(以下
「インタフェース」を「I/F」という)を介して接続
されたホスト204とによって構成されている。
【0010】デジタル複合機201は、スキャナ機能お
よびプリンタ機能を有しており、後述するコピー動作
(読み取り動作および印刷動作)の他に、ホスト202
〜204のいずれかから送られてくる文字コードデータ
等の印刷データ(プリントデータ)に基づいてビットマ
ップ状の画像データを作成し、その画像データに基づい
て用紙上に画像を印刷する印刷動作(プリント動作)を
行うことができる。
【0011】図3は、図2に示したデジタル複合機20
1の機構部の一例を示す概略構成図である。このデジタ
ル複合機201において、自動原稿給送装置(以下「A
DF」という)1に設けられている原稿台2に画像面を
上にして置かれた原稿束は、図4に示す操作部30上の
スタートキー34が押下されると、一番下の原稿から1
枚ずつ順次給送ローラ3,給送ベルト4によってコンタ
クトガラス6上に給送され、所定の位置にセットされ
る。そのセットされた原稿は、画像読取手段を構成する
スキャナ(読み取りユニット)50によって画像データ
(画像情報)が読み取られ、その読み取りが終了した
後、給送ベルト4および排送ローラ5によって排出され
る。
【0012】なお、1枚の原稿の画像データの読み取り
が終了する毎に、原稿セット検知センサ7にて原稿台2
上に次の原稿があるかないかを検知し、あればその原稿
を前の原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送し、以
後上述と同様の動作を行なう。また、給送ローラ3,給
送ベルト4,排送ローラ5は図10の搬送モータ26に
よって駆動される。
【0013】第1給紙トレイ8,第2給紙トレイ9,第
3給紙トレイ10に積載された転写紙(用紙)は、それ
ぞれ第1給紙装置11,第2給紙装置12,第3給紙装
置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって
感光体ドラム15に当接する位置まで搬送される。但
し、実際には各給紙トレイ8〜10のうちのいずれか1
つが選択され、そこから転写紙が給紙される。スキャナ
50によって読み込まれた画像データはそのまま、ある
いは画像記憶手段を構成する図14の画像メモリ66に
一旦記憶させた後、画像形成手段を構成するプリンタ8
0内の書き込みユニット57に送られ、その書き込みユ
ニット57によりレーザビームとして感光体ドラム15
の予め帯電された面(図示しない帯電器によって帯電さ
れる)上に書き込まれ、その部分が現像ユニット27を
通過することにより、そこにトナー画像が形成される。
【0014】そして、選択された給紙トレイから給紙さ
れた転写紙は感光体ドラム15の回転と等速で搬送ベル
ト(転写ベルト)16によって搬送されながら、一方の
面に感光体ドラム15上のトナー画像が転写され、その
トナー画像が定着ユニット17によって熱定着される。
その後、その転写紙は片面コピーモード時には排紙ユニ
ット18によって後処理装置であるフィニシャ100に
搬送される。このとき、例えばフェースダウン(転写紙
をページ順に揃えるため画像面を下向きにする)排紙の
ために、一方の面にトナー画像が形成された転写紙を反
転したい場合、その転写紙は排紙ユニット18により両
面入紙搬送路113に搬送され、反転ユニット112で
スイッチバック反転された後、反転排紙搬送路114を
通ってフィニシャ100に搬送される。
【0015】フィニシャ100では、複合機本体から送
られてくる一方の面にトナー画像が形成された転写紙、
つまり片面コピー済みの転写紙は、分岐偏向板101に
よりスタッカ搬送ローラ(通常排紙ローラ)102側又
はステープラ搬送ローラ105側へ選択的に導かれる。
すなわち、分岐偏向板101が上向きに切り替えられて
いる場合には、複合機本体からの転写紙をスタッカ搬送
ローラ102およびスタッカ排紙ローラ103を経由し
てスタッカトレイ(通常排紙トレイ)104に排出する
ことができる。スタッカトレイ104は前後に移動可能
な排紙トレイであり、原稿毎あるいは画像メモリ66を
用いてソーティングされたコピー部毎に前後に移動し、
排出される転写紙(コピー紙)を簡易的に仕分けするも
のである。
【0016】分岐偏向板101が下向きに切り替えられ
ている場合には、複合機本体から送られてくる片面コピ
ー済みの転写紙をステープラ搬送ローラ105およびス
テープラ排紙ローラ107を経由してステープルトレイ
108に排出することができる。ステープルトレイ10
8上では、転写紙が1枚排出される毎に、その端部が揃
え用のジョガー(落下ストッパ)109によって揃えら
れ、1部のコピー完了によりステープラ106によって
綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群
は、自重によってステープル完了排紙トレイ(落下トレ
イ)110に収納される。
【0017】一方、両面コピーモード時には、一方の面
にトナー画像が形成された転写紙(片面コピー済みの転
写紙)は排紙ユニット18により両面入紙搬送路113
に搬送され、反転ユニット112でスイッチバック反転
された後、両面搬送ユニット111に送られる。両面搬
送ユニット111に送られた転写紙は、再び感光体ドラ
ム15に作像されたトナー画像を転写するために、両面
搬送ユニット111から再給紙され、再度縦搬送ユニッ
ト14によって感光体ドラム15に当接する位置まで搬
送されて、他方の面にトナー画像が転写された後、定着
ユニット17によってトナー画像が定着され、排紙ユニ
ット18によってフィニシャ100に搬送され、以後上
述と同様の動作が行なわれる。
【0018】なお、感光体ドラム15,搬送ベルト1
6,定着ユニット17,排紙ユニット18,現像ユニッ
ト27は図13のメインモータ25によって駆動され、
各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動が各々
図13の給紙クラッチ22〜24により伝達されて駆動
される。縦搬送ユニット14は、メインモータ25の駆
動が図13の中間クラッチ21によって伝達されて駆動
される。また、上述した書き込みユニット57を含む画
像形成処理用の各部が図14のプリンタ80を構成して
いる。
【0019】図4は、このデジタル複合機201の操作
部の構成例を示すレイアウト図である。この操作部30
は、液晶タッチパネル31,テンキー32,クリア/ス
トップキー33,スタートキー34,モードクリアキー
35,テスト印刷キー36,初期設定キー37,および
機能切替キー38を備えている。液晶タッチパネル31
は、液晶ディスプレイの表面にタッチパネルを備えてお
り、機能キーや部数、機械の状態を示すメッセージ等を
表示することができる。テンキー32は、印刷部数(コ
ピー枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーであ
る。クリア/ストップキー33は、置数(印刷部数)を
クリアしたり、実行中の動作(読み取り動作又は印刷動
作)をストップさせたりするためのキーである。
【0020】スタートキー34は、読み取り動作および
印刷動作を指示するためのキーである。モードクリアキ
ー35は、設定した全てのモードの内容を取り消すため
のキーである。テスト印刷キー36は、設定されている
印刷部数に関わらずに1部だけを印刷し、その印刷結果
を確認するためのキーである。初期設定キー37は、機
械の初期状態を任意にカスタマイズする際に使用するキ
ーであり、この実施形態ではそのキーの押下によって液
晶タッチパネル31に後述する初期設定メニュー画面を
表示することができる。機能切替キー38は、コピー機
能,プリンタ機能,蓄積コピー機能のいずれかの選択に
切り替えるためのキーである。
【0021】コピー機能は、原稿画像を転写紙上にコピ
ーする(実際にはスキャナ50で原稿の画像データを読
み取り、その画像データに基づいて転写紙上に画像を印
刷する)機能である。プリンタ機能は、外部(ホスト
等)からLAN等のネットワークあるいはパラレルI/
Fを介して印刷データおよび印刷動作の指示を受けるこ
とにより、その印刷データに基づいてビットマップ状の
画像データを作成し、その画像データに基づいて転写紙
上に画像を印刷(プリント)する機能である。蓄積コピ
ー機能とは、スキャナ50で読み取った画像データや、
外部から受け取った画像データを画像メモリ66に蓄積
(記憶)しておき、その後のスタートキー34の押下に
より、画像メモリ66内の画像データを読み出し、その
画像データに基づいて転写紙上に画像を印刷する機能で
ある。
【0022】図5は、液晶タッチパネル31に表示され
るコピーモード設定画面の一例を示す図である。オペレ
ータ(ユーザ)が、液晶タッチパネル31に表示されて
いるコピーモード設定画面中のいずれかの機能キーにタ
ッチすることにより、その機能キーの枠内に表示されて
いる機能が選択され、その白黒表示が反転する。また、
機能の詳細を指定しなければならない場合(例えば変倍
であれば変倍値等)は、その機能キーにタッチすること
により、詳細な機能の設定画面が表示される。液晶タッ
チパネル31は、ドット表示器を使用しているため、そ
の時の最適な表示をグラフィカルに行なうことが可能で
ある。
【0023】図5のコピーモード設定画面において、略
中央の上部には「コピーできます」「お待ちください」
等のメッセージを表示するメッセージエリア301が設
けられており、その右側に、セットされたコピー枚数
(印刷部数)を表示するコピー枚数表示部302が、メ
ッセージエリア301の下側に、画像濃度を自動的に調
整する自動濃度キー303、転写紙を自動的に選択する
ための自動用紙選択キー304、コピーを一部ずつペー
ジ順にそろえる処理を指定(指示)するためのソートキ
ー305、コピーをページ毎に仕分けする処理を指定す
るためのスタックキー306、ソート処理されたものを
一部ずつ綴じる処理を指定するためのステープルキー3
07、コピー倍率(原稿の画像に対するプリンタ80に
よって最終的に印刷される画像の変倍率であり、最終画
像印刷倍率ともいう)を等倍にセットするための等倍キ
ー308、コピー倍率として拡大/縮小倍率をセットす
るための変倍キー309、転写紙の表裏両面に印刷する
両面モードの設定を指示するための両面キー310、と
じ代モード等を設定を指示するための消去/移動キー3
11、スタンプや日付やページ等の印字の設定を指示す
るための印字キー312がそれぞれ設けられている。
【0024】図6は、液晶タッチパネル31に表示され
る変倍モード設定画面の一例を示す図である。このデジ
タル複合機の制御部(後述する)は、オペレータによっ
て図5の変倍キー309がタッチ(押下)されると、液
晶タッチパネル31の表示画面を図6に示すような変倍
モード設定画面に切り替える。続いて、変倍モード設定
画面上の各変倍率設定キー313が選択的にタッチされ
ると、そのタッチされた変倍率設定キーの枠内に表示さ
れているコピー倍率の設定が指示されるため、そのコピ
ー倍率を設定して内部メモリ(RAM)に記憶する。よ
って、読み取り動作が指示されたとき、予め設定された
コピー倍率を最終画像印刷倍率(最終画像形成倍率)と
して設定して内部メモリに記憶することができる。
【0025】なお、図示しない独立変倍キーの操作によ
り、コピー倍率を1%単位又は1mm単位で任意に指定
し、内部メモリに記憶することもできる。また、タッチ
(選択)される機能キーは、その枠内の白黒表示が反転
される(図5および図6では斜線を施して示す)。な
お、上述したオペレータによるキー操作およびこのデジ
タル複合機の制御部による処理は、ADF1の原稿台2
にセットすべき複数枚の各原稿毎に行うことができ、そ
れによってその各原稿にそれぞれ対応するコピー倍率を
設定して内部メモリに記憶することができる。
【0026】図7は、液晶タッチパネル31に表示され
る初期設定メニュー画面の一例を示す図である。このデ
ジタル複合機の制御部は、図4の初期設定キー37が押
下されると、液晶タッチパネル31の表示画面を図7に
示すような読み取り倍率設定キー314および読み取り
範囲設定キー315を含む初期設定メニュー画面に切り
替える。読み取り倍率設定キー314は、読み取り動作
時の変倍率を画像読み取り倍率として任意に設定する際
に使用するキーである。読み取り範囲設定キー315
は、読み取り動作時の読み取り範囲を設定する際に使用
するキーである。
【0027】図8は、液晶タッチパネル31に表示され
る読み取り倍率設定画面の一例を示す図である。このデ
ジタル複合機の制御部は、図7の読み取り倍率設定キー
314がタッチされると、液晶タッチパネル31の表示
画面を図8に示すような読み取り倍率設定画面に切り替
える。続いて、読み取り倍率設定画面上のキー操作がな
されると、それに応じて標準モード(読み取り倍率10
0%),画質優先モード(読み取り倍率400%),倍
率指定モードの3種類の変倍処理モードを選択的に設定
する。
【0028】すなわち、標準モード設定キー316がタ
ッチされると、標準モード(低画質モード)を設定し、
それを内部メモリに記憶する。よって、読み取り動作が
指示されたとき、予め設定された変倍処理モードが標準
モードの場合、読み取り動作時の変倍率(読み取り倍
率)を100%として決定し、それを画像読み取り倍率
として設定して内部メモリに記憶することができる。画
質優先モード設定キー317がタッチされると、画質優
先モード(高画質モード)を設定し、それを内部メモリ
に記憶する。よって、読み取り動作が指示されたとき、
予め設定された変倍処理モードが画質優先モードの場
合、読み取り動作時の変倍率を最大倍率(ここでは40
0%とする)として決定し、それを画像読み取り倍率と
して設定して内部メモリに記憶することができる。
【0029】ここで、画質優先モードは、読み取り動作
時の変倍率を拡大倍率とし、細かな解像度で原稿の画像
データを読み取るためのモードであり、低い倍率で拡大
コピーした場合の画像の劣化を防ぐことができる。但
し、読み取った画像データが大きくなるため、メモリ負
担が大きくなり、読み取り可能な画像データのページ数
の制限枚数が少なくなる。
【0030】倍率指定モード設定キー318がタッチさ
れると、倍率指定モードを設定し、それを内部メモリに
記憶する。続いて、倍率表示キー319の操作によって
読み取り動作時の変倍率を任意に指定し、内部メモリに
記憶する。このとき、倍率表示キー319のタッチ回数
に対応する変倍率を倍率表示キー319の枠内に表示す
ることができる。よって、読み取り動作が指示されたと
き、予め設定された変倍処理モードが倍率指定モードの
場合、内部メモリに記憶されている読み取り動作時の変
倍率を画像読み取り倍率として設定して内部メモリに記
憶することができる。
【0031】このデジタル複合機の制御部は、内部メモ
リに記憶されている最終画像印刷倍率および画像読み取
り倍率に基づいて印刷動作時の変倍率を算出し、印刷倍
率として設定して内部メモリに記憶することができる。
なお、上述したオペレータによるキー操作およびこのデ
ジタル複合機の制御部による処理は、ADF1の原稿台
2にセットすべき複数枚の各原稿毎に行うことができ、
それによってその各原稿にそれぞれ対応する画像読み取
り倍率および印刷倍率を設定して内部メモリに記憶する
ことができる。
【0032】図9は、液晶タッチパネル31に表示され
る読み取り範囲設定画面の一例を示す図である。このデ
ジタル複合機の制御部は、図7の読み取り範囲設定キー
315がタッチされると、液晶タッチパネル31の表示
画面を図9に示すような読み取り範囲設定画面に切り替
える。続いて、読み取り範囲設定画面上のキー操作がな
されると、それに応じて原稿サイズモード,最大エリア
モード,原稿サイズ+誤差モードの3種類の読み取り範
囲設定モードを選択的に設定する。
【0033】すなわち、原稿サイズモード設定キー32
0がタッチされると、原稿サイズモードを設定して内部
メモリに記憶する。よって、読み取り動作が指示された
とき、予め設定された読み取り範囲設定モードが原稿サ
イズモードの場合、原稿サイズを検出し、その原稿サイ
ズを読み取り範囲として設定して内部メモリに記憶する
ことができる。最大エリアモード設定キー321がタッ
チされると、最大エリアモードを設定して内部メモリに
記憶する。よって、読み取り動作が指示されたとき、予
め設定された読み取り範囲設定モードが最大エリアモー
ドの場合、図3のコンタクトガラス6全面を読み取り範
囲として設定して内部メモリに記憶することができる。
【0034】原稿サイズ+誤差モード設定キー322が
タッチされると、原稿サイズ+誤差モードを設定して内
部メモリに記憶する。よって、読み取り動作が指示され
たとき、予め設定された読み取り範囲設定モードが原稿
サイズ+誤差モードの場合、原稿サイズを検出し、その
原稿サイズより少し大きなエリア(原稿サイズ毎に予め
設定しておく)を読み取り範囲として設定して内部メモ
リに記憶することができる。ここで、原稿サイズを検出
するための各センサの配置により、原稿サイズを定型サ
イズとして検出する方式の場合、原稿が不定形サイズで
あると、そのサイズを正確に検出することができない。
つまり、実際の原稿サイズより小さい定型サイズとして
検出してしまう恐れがある。そのため、そのような場合
を考慮し、原稿サイズより少し大きなエリアを読み取り
範囲として設定する必要がある。
【0035】図10は、ADF1の原稿給送機構の構成
例を示す斜視図である。図11は、コンタクトガラス6
上にセットされる各原稿のサイズとコンタクトガラス6
の下方に位置する原稿サイズ用の各センサとの位置関係
を示す説明図である。図12は、コンタクトガラス6上
にセットされる各原稿のサイズとコンタクトガラス6の
下方に位置する原稿サイズ用の各センサのON,OFF
との関係を示す説明図である。このデジタル複合機で
は、原稿サイズを検出(判別)するために、ADF1
に、例えば図10に示すように、幅サイズセンサ351
〜353,レジストセンサ354,およびプルアウトセ
ンサ355を備えている。
【0036】このデジタル複合機の制御部は、3個の幅
サイズセンサ351〜353により、レジストセンサ3
54がONになったタイミング(原稿の先端がレジスト
センサ354を通過したタイミング)で原稿の幅方向
(給送方向と直交する方向)のサイズを検出する。ま
た、レジストセンサ354がONになってからプルアウ
トセンサ355がOFFの間(原稿の後端がプルアウト
センサ355を通過するまで間)の搬送モータ26の回
転パルス数をカウントし、そのパルス数に基づいて原稿
の給送方向(長さ方向)のサイズを決定する。よって、
以上の2つのサイズ情報により、原稿サイズを判別する
ことができる。なお、幅方向のサイズがB4より小さな
原稿のサイズは、その給送方向のサイズのみによって判
別するが、不定形サイズであれば正確なサイズを判別す
ることはできない。
【0037】一方、コンタクトガラス6の下方には、例
えば図11に示すように、3個の幅サイズセンサ354
〜356と、長さセンサ357が配設されている。AD
F1を使用しない場合、つまりオペレータが手でコンタ
クトガラス6上に原稿をセットした場合は、図12に示
すように、各幅サイズセンサ354(幅1),355
(幅2),356(幅3)および長さセンサ357(長
さ1)のON(原稿あり),OFF(原稿なし)の組み
合わせによって原稿サイズを判別することができる。な
お、A5タテの原稿(長手方向がコンタクトガラス6の
長さ方向と一致するA5の原稿)など、各幅サイズセン
サ354〜356および長さセンサ357が全てOFF
になるような原稿サイズは判別することができない。こ
のように、原稿サイズを定型サイズとして検出する方式
の場合には、原稿が不定形サイズの場合、そのサイズを
正確に判別することができない。
【0038】図13は、このデジタル複合機201の制
御系の構成例を示すブロック図である。メインコントロ
ーラ20は、このデジタル複合機201全体を統括的に
制御する。メインコントローラ20には、後述するプリ
ンタコントローラ41,オペレータに対する表示やオペ
レータによるキー入力の制御を行なう操作部30,スキ
ャナ50の駆動部の制御や画像メモリ66に対する画像
データの読み書き制御等を行なう画像処理ユニット(I
PU)49,原稿の給排送動作を行なうADF1等の分
散制御装置が接続されている。その各分散制御装置とメ
インコントローラ20は、必要に応じて機械の状態を示
す情報や動作指令のやりとりを行なっている。
【0039】プリンタコントローラ41には、ネットワ
ークコントローラ42およびパラレルI/Fコントロー
ラ43が接続されている。ネットワークコントローラ4
2は、ネットワーク200経由でホスト202,203
との通信を制御する。パラレルI/Fコントローラ43
は、パラレルI/F経由でホスト204との通信を制御
する プリンタコントローラ41は、ネットワークコントロー
ラ42又はパラレルI/Fコントローラ43からの印刷
データに基づいてビットマップ状の画像データを作成
し、その画像データをメインコントローラ20を介して
画像処理ユニット49へ送出する。メインコントローラ
20にはまた、紙搬送等に必要な各種クラッチ21〜2
4およびメインモータ25も接続されている。
【0040】次に、図3を用い、スキャナ50によって
原稿の画像データを読み取り、その画像データに対応す
る静電潜像を感光体ドラム15の表面に形成するまでの
動作を説明する。なお、静電潜像とは感光体ドラム15
の表面(帯電器によって帯電された面)に画像データを
レーザビームによって書き込むことにより生じる電位分
布のことである。
【0041】スキャナ50は、原稿を載置するコンタク
トガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系
は露光ランプ51,第1ミラー52,レンズ53,CC
Dイメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ
51および第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ
上に固定され、第2ミラー55および第3ミラー56は
図示しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿の
画像を読み取るときには、光路長が変わらないように、
第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度
で機械的に走査される。光学走査系は、図示しないスキ
ャナ駆動モータを含む駆動部によって駆動される。
【0042】スキャナ50は、原稿の画像を光学的に読
み取って電気信号に変換する(原稿の画像データを読み
取る)。すなわち、光学走査系の露光ランプ51によっ
て原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を
第1ミラー52,第2ミラー55,第3ミラー56,レ
ンズ53を介してCCDイメージセンサ54の受光面に
結像させ、そのCCDイメージセンサ54によって電気
信号に変換する。このとき、レンズ53およびCCDイ
メージセンサ54を図3の左右方向に移動させることに
より、原稿の給送方向の画像読み取り倍率が変わる。つ
まり、予め設定された画像読み取り倍率に対応してレン
ズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向の位
置が設定される。
【0043】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58,結像レンズ59,ミラー60等で構成され、
レーザ出力ユニット58の内部にはレーザ光源であるレ
ーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転す
るポリゴンミラー(回転多面鏡)が備わっている。レー
ザ出力ユニット58より照射されるレーザビームは、定
速回転するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ59
を通り、ミラー60で折り返され、感光体ドラム15の
帯電面に集光されて結像される。
【0044】すなわち、ポリゴンミラーで偏向されたレ
ーザビームは感光体ドラム15が回転する方向と直交す
る方向(主走査方向)に露光走査され、図13の画像処
理ユニット49より出力される画像データのライン単位
の書き込みを行なう。感光体ドラム15の回転速度と走
査密度(記録密度)に対応する所定の周期で主走査を繰
り返すことにより、感光体ドラム15の帯電面に静電潜
像が形成される。なお、感光体ドラム15上を走査する
直前のレーザビームは図示しない同期検知センサによっ
て検知される。そして、図示しないレーザ書込制御部が
同期検知センサから出力される主走査同期信号を用い、
1走査毎にレーザダイオードの点灯開始タイミングおよ
び画像データの入出力を行なうための制御信号の生成を
行なう。
【0045】図14は、図13の画像処理ユニット(I
PU)49の構成例を示すブロック図である。この画像
処理ユニット49は、スキャナ50およびプリンタ80
とにより、画像読取手段,画像記憶手段,画像形成手段
としての機能を果たす。原稿面からの反射光像(画像)
はCCDイメージセンサ54によって電気信号としての
画像データに変換され、さらにA/Dコンバータ61に
よってアナログ値からデジタル値に変換される。デジタ
ル値に変換された画像データは、シェーディング補正部
62によってシェーディング補正がなされた後、画像処
理部63によってMTF補正およびγ補正等の画像処理
がなされ、印字合成部72を介してセレクタ64へ送ら
れる。
【0046】メモリコントローラ65とセレクタ64と
の間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となっ
ている。セレクタ64は、画像データの送り先を切り替
えるものであり、画像処理部63からの画像データをメ
モリコントローラ65,外部画像入出力コントローラ7
5,又は変倍処理部71へ、メモリコントローラ65か
らの画像データを外部画像入出力コントローラ75又は
変倍処理部71へ、外部画像入出力コントローラ75か
らの画像データをメモリコントローラ65又は変倍処理
部71へ選択的に送出する。外部画像入出力コントロー
ラ75は、図示しないプリンタ,デジタル複写機,デジ
タル複合機等の外部の画像形成装置との通信を制御する
ものであり、セレクタ64から送られてくる画像データ
を外部の画像形成装置へ送出したり、外部の画像形成装
置から送られてくる画像データをセレクタ64へ送出し
たりする。
【0047】変倍処理部71は、セレクタ64からの画
像データを予め設定された変倍率(画像読み取り倍率又
は印刷倍率)で変倍処理(拡大処理又は縮小処理)し、
セレクタ76へ送出する。なお、ここでの画像読み取り
倍率は原稿の幅方向(原稿の給送方向と直交する方向)
の変倍率となる。この変倍処理部71は、スキャナ80
とにより、変倍手段としての機能を果たすことができ
る。メモリコントローラ65とセレクタ76との間も、
双方向に画像データを入出力可能な構成となっている。
セレクタ76も、画像データの送り先を切り替えるもの
であり、変倍処理部71からの画像データをメモリコン
トローラ65又はプリンタ80の書き込みユニット57
へ選択的に出力したり、メモリコントローラ65からの
画像データを書き込みユニット57へ送出する。
【0048】CPU68は中央処理装置であり、メモリ
コントローラ65を介して画像メモリ66に対する画像
データの書き込みおよび読み出しを行なったり、スキャ
ナ50および書き込みユニット57の制御を行なう。R
OM69は読み出し専用のメモリであり、CPU68を
動作させるための制御プログラムを含む各種固定データ
を記憶している。RAM70は読み書き可能なメモリで
あり、各種データを一時的に記憶する。I/Oポート6
7は、メインコントローラ20とのデータの入出力を制
御するものである。
【0049】印字ユニット74は、CPUバスに接続さ
れ、ページ印字用のキャラクタ(文字)イメージデー
タ,任意のスタンプ用イメージデータ等の印字イメージ
データを発生する。この印字ユニット74で発生された
印字イメージデータは、印字合成部72,73に入力さ
れ、画像処理部63からの画像データ,メモリコントロ
ーラ65からの画像データ,又は変倍処理部71からの
画像データに任意の印字イメージデータを合成すること
ができる。
【0050】このように構成された画像処理ユニット4
9によれば、原稿の予め設定された読み取り範囲内の画
像データをそのまま読み取って(100%の画像読み取
り倍率で変倍して読み取って)画像メモリ66へ記憶し
たり、原稿の予め設定された読み取り範囲内の画像デー
タを予め設定された画像読み取り倍率(例えば400
%)で読み取って画像メモリ66へ記憶したり、画像メ
モリ66内の画像データを読み出してそのまま書き込み
ユニット57へ送ったり、画像メモリ66内の画像デー
タを読み出して予め設定された印刷倍率で変倍して書き
込みユニット57へ送ったり、画像メモリ66内の画像
データを読み出して予め設定された印刷倍率で変倍して
画像メモリ66へ戻したりすることが可能になる。この
デジタル複合機の制御部を構成するメインコントローラ
20および画像処理ユニット49のCPU68,ROM
69,RAM70(内部メモリ)、更に操作部30上の
上述した各キーが、読み取り範囲設定手段としての機能
を果たすことができる。
【0051】次に、図15を用いて、セレクタ64にお
ける1ページ分の画像データおよび制御信号について説
明する。図15は、セレクタ64における1ページ分の
画像データおよび制御信号の一例を示すタイミング図で
ある。 /FGATE(「/」はローアクティブを示す)はフレ
ームゲート信号であり、1ページの画像データの副走査
方向の有効期間を表わしている。 /LSYNCは1ライン毎の主走査同期信号であり、こ
の信号が立ち上がった後の所定クロックで画像データが
有効となる。
【0052】/LGATEはラインゲート信号であり、
画像データの主走査方向の有効期間を示す。これらの信
号は、画素クロック信号VCLKに同期しており、その
1周期に対して1画素のデータが送られてくる。画像処
理ユニット(IPU)49は、画像データの入力および
出力に対してそれぞれ別個の/FGATE,/LSYN
C,/LGATE,VCLKの発生回路を有しており、
読み取った画像データの直接出力を行なう場合などの位
相調整等を行なうことより、様々な画像データの入出力
の組み合わせが実現可能になる。
【0053】図16は、メモリコントローラ65および
画像メモリ66の構成例を示すブロック図である。な
お、この図ではアドレスバスの図示を省略している。メ
モリコントローラ65は、入力データセレクタ81,画
像合成部82,1次圧縮/伸長部83,出力データセレ
クタ84,および2次圧縮/伸長部85を設けている。
それらへの制御データの設定はCPU68より行なわれ
る。画像メモリ66は、1次記憶装置86および2次記
憶装置87からなる。1次記憶装置86には、画像デー
タ入力時のメモリの指定した領域へのデータ書き込み、
または画像データ出力時のメモリの指定した領域からの
データ読み出しが、画像データ入力又は出力時に要求さ
れるデータ転送速度に略同期して行えるように、例えば
DRAM等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。
【0054】また、1次記憶装置86は、処理を行なう
画像データの大きさにより、複数のエリアに分割して画
像データの入出力を同時に実行可能な回路(メモリコン
トローラ65とのインタフェース部)を有している。す
なわち、各分割エリアに対する画像データの入力(書き
込み)及び出力(読み出し)をそれぞれ並行して行なえ
るように、メモリコントローラ65との間に書き込み用
と読み出し用の2組のアドレスバスおよびデータバスか
らなるインタフェース部を接続している。それによっ
て、一方の分割エリアに画像データを書き込む動作と他
方の分割エリア内の画像データを読み出す動作とを並行
して行なうことができる。
【0055】2次記憶装置87は、スキャナ50,メイ
ンコントローラ20,又は外部画像入出力コントローラ
75側から入力される画像データを順次蓄積して、これ
らの画像データの合成,ソーティング,並べ換え等の処
理を行なうための大容量メモリである。ここで、1次記
憶装置86,2次記憶装置87とも高速アクセス可能な
記憶媒体(メモリ)を使用すれば、その各記憶装置の区
別なくデータの処理を行なえ、制御も比較的簡単にな
る。
【0056】ところが、DRAM等のメモリは高価なた
め、この実施形態では2次記憶装置87にはアクセス速
度はそれほど速くないが、安価で大容量の記憶媒体(例
えばハードディスク装置や光磁気ディスク装置)を使用
し、入出力データの処理を1次記憶装置86を介して行
なうようにしている。このような構成により、大量の画
像データの入出力,保存,加工等の処理が可能なデジタ
ル複合機を安価で且つ比較的簡単な構成で実現すること
が可能になる。
【0057】次に、メモリコントローラ65の動作例を
説明する。 <1>画像データの入力(画像メモリ66への保存) 入力データセレクタ81は、スキャナ50から画像処理
ユニット49の各部を介して入力される画像データのう
ち、画像メモリ66(1次記憶装置86)への書き込み
を行なう画像データの選択を行なう。入力データセレク
タ81によって選択された画像データは画像合成部82
に供給され、そこで必要に応じて既に画像メモリ66に
記憶されている画像データと合成された後、1次圧縮/
伸長部83によって圧縮(可変長圧縮)処理が行なわ
れ、1次記憶装置86に書き込まれる。1次記憶装置8
6に書き込まれた画像データは、必要に応じて2次圧縮
/伸長部85によって更に圧縮処理が行なわれた後、2
次記憶装置87に書き込まれて保存される。
【0058】<2>画像データの出力(画像メモリ66
からの読み出し) 出力対象画像データとして指定された画像データが1次
記憶装置86に記憶されている場合は、その画像データ
が読み出された後、1次圧縮/伸長部83によって伸長
処理が行なわれ、伸長後の画像データ、もしくはその画
像データとスキャナ50,メインコントローラ20,又
は外部画像入出力コントローラ75側から入力される画
像データとの合成処理が行なわれた後の画像データが出
力データセレクタ84により選択され、出力される。
【0059】画像合成部82は、1次記憶装置86から
入力される画像データと、スキャナ50,メインコント
ローラ20,又は外部画像入出力コントローラ75側か
ら入力される画像データとの合成(画像データの位相調
整機能を有する)、合成後の画像データの出力先の選択
(画像データの出力,1次記憶装置86へのライトバッ
ク,両方の出力先への同時出力等)等の処理を行なう。
出力対象画像データとして指定された画像データが1次
記憶装置86にではなく2次記憶装置87に記憶されて
いる場合は、その画像データが読み出された後、2次圧
縮/伸長部85により伸長処理が行なわれ、その伸長後
の画像データが一旦1次記憶装置86に書き込まれ、以
後上述と同様の出力動作が行なわれる。
【0060】以下、このデジタル複合機201の制御部
(CPU68を含む)によるこの発明に直接係わる処理
について、図1および図17の各図面も参照して具体的
に説明する。図1は、このデジタル複合機201の制御
部による読み取り動作時の処理を示すフローチャートで
ある。このデジタル複合機201の制御部は、図4の機
能切替キー38によって蓄積コピー機能が選択される
と、定期的に図1の処理ルーチンを開始し、まず読み取
り動作の指示の有無をチェックし、読み取り動作が指示
されていなければ図示しないメインルーチンにリターン
する。
【0061】また、図4のスタートキー34の押下によ
って読み取り動作が指示された場合は、予め設定された
変倍処理モード(内部メモリであるRAM70に記憶さ
れている変倍処理モード)をチェックし、その変倍処理
モードが標準モードであれば、読み取り動作時の変倍率
(読み取り倍率)を100%として決定し、それを画像
読み取り倍率として設定してRAM70に記憶する。予
め設定された変倍処理モードが画質優先モードの場合に
は、読み取り動作時の変倍率を最大倍率である400%
として決定し、それを画像読み取り倍率として設定して
RAM70に記憶する。予め設定された変倍処理モード
が倍率指定モードの場合には、RAM70に記憶されて
いる読み取り動作時の変倍率(指定倍率)を画像読み取
り倍率として設定してRAM70に記憶する。
【0062】画像読み取り倍率の設定が終了し、画像読
み取り倍率が確定すると、予め設定されたコピー倍率、
つまりRAM70に記憶されているコピー倍率を最終画
像印刷倍率として設定してRAM70に記憶した後、予
め設定された読み取り範囲設定モードをチェックする。
そして、予め設定された読み取り範囲設定モードが原稿
サイズモード又は原稿サイズ+誤差モードの場合には、
ADF1の原稿台2に原稿がセットされているか否かを
チェックし、原稿台2に原稿がセットされていれば原稿
台2上の原稿を1枚給送してその原稿サイズを検出す
る。原稿台2に原稿がセットされていなかった場合(圧
板モードの場合)には、オペレータによってコンタクト
ガラス6上に原稿がセットされているので、その原稿サ
イズを検出する。
【0063】次いで、原稿サイズの検出に成功したか否
かを判断し、成功した場合には、次の処理を行う。すな
わち、予め設定された読み取り範囲設定モードが原稿サ
イズモードの場合は、先に検出した原稿サイズを読み取
り範囲として設定してRAM70に記憶する。予め設定
された読み取り範囲設定モードが原稿サイズ+誤差モー
ドの場合は、先に検出した原稿サイズより少し大きなエ
リア(原稿サイズ+誤差)を読み取り範囲として設定し
てRAM70に記憶する。
【0064】一方、予め設定された読み取り範囲設定モ
ードが最大エリアモードの場合、図3のコンタクトガラ
ス6全面(最大サイズ)を読み取り範囲として設定して
RAM70に記憶する。読み取り範囲の設定が終了し、
読み取り範囲が確定すると、スキャナ50を用いてコン
タクトガラス6上の原稿の予め設定された読み取り範囲
内の画像データを読み取る読み取り動作を開始する。こ
のとき、その原稿の画像データを予め設定された画像読
み取り倍率で変倍する。
【0065】読み取り動作が終了すると、次の原稿の有
無をチェックし、次の原稿がある場合、つまりADF1
の原稿台2に次の原稿がセットされている場合には変倍
処理モードのチェックに戻って次の原稿に対して上述と
同様の処理を行うが、次の原稿がない場合、つまりAD
F1の原稿台2に次の原稿がセットされていなかった場
合には、メインルーチンへリターンする。
【0066】このデジタル複合機201の制御部は、図
示は省略するが、図4の機能切替キー38による蓄積コ
ピー機能の選択により、上述した読み取り動作時の処理
を行った場合は、その読み取り動作が終了した後、最終
画像印刷倍率(コピー倍率)の設定変更を許可する。し
たがって、オペレータによる図6の変倍モード設定画面
上のキー操作により、最終画像印刷倍率の設定を変更し
てRAM70にその変更後の最終画像印刷倍率を記憶す
ることができる。
【0067】なお、オペレータによる変倍モード設定画
面上のキー操作およびこのデジタル複合機の制御部によ
る処理は、ADF1の原稿台2にセットすべき複数枚の
各原稿毎に行うことができ、それによってその各原稿に
それぞれ対応する最終画像印刷倍率の設定を変更してR
AM70にその変更後の各最終画像印刷倍率を記憶する
ことができる。
【0068】図17は、このデジタル複合機201の制
御部による印刷動作時の処理を示すフローチャートであ
る。このデジタル複合機201の制御部は、図4の機能
切替キー38によって蓄積コピー機能が選択されると、
定期的に図17の処理ルーチンを開始する。そして、ま
ず印刷動作の指示の有無をチェックし、印刷動作が指示
されていなければメインルーチンにリターンする。
【0069】また、図4のスタートキーの押下によって
印刷動作が指示された場合には、画像メモリ66に印刷
すべき画像データが記憶されているか否かをチェック
し、その画像データが記憶されていなければメインルー
チンにリターンする。また、画像メモリ66に印刷すべ
き画像データが記憶されている場合には、予め設定され
た(RAM70に記憶されている)画像読み取り倍率お
よび最終画像印刷倍率に基づいて印刷動作時の変倍率を
算出し(画像読み取り倍率と最終画像印刷倍率との差分
を求め)、印刷倍率として設定してRAM70に記憶す
る。
【0070】例えば、画像読み取り倍率が100%で最
終画像印刷倍率が71%の場合は、印刷倍率が71%と
なる。また、画像読み取り倍率が200%で最終画像印
刷倍率が71%で有れば、印刷倍率が35.5%とな
る。印刷倍率の設定が終了し、印刷倍率が確定すると、
画像メモリ66に記憶された画像データを1ページ分だ
け読み出してその設定された印刷倍率で変倍し、プリン
タ80によって用紙上に画像を印刷させる印刷動作を開
始する。印刷動作が終了すると、再び画像メモリ66に
印刷すべき画像データが記憶されているか否かをチェッ
クし、以後上述と同様の処理を行う。
【0071】このように、この実施形態のデジタル複合
機によれば、原稿のサイズを検出し、その原稿サイズを
読み取り範囲として設定することにより、原稿の画像デ
ータ読み取り後の最終画像印刷倍率変更の有無に関係な
く、画像かけのないコピー画像を得ることができる。例
えば、用紙サイズをA4に設定し且つ最終画像印刷倍率
を100%に設定した状態でA3原稿に対する読み取り
動作が指示された場合でも、原稿の読み取り範囲を原稿
サイズであるA3にでき、画像読取手段による読み取り
動作によってA3原稿の画像データを読み取り倍率10
0%で読み取って画像メモリに記憶するため、その画像
データに対応する最終画像印刷倍率が100%から50
%に設定変更された状態で印刷動作が指示された場合
に、画像メモリ66に記憶したA3原稿の画像データを
50%に変倍して読み出し、その画像データに基づいて
A4転写紙上に画像を印刷することになり、A4転写紙
の全エリアにA3原稿の全エリアの画像をコピーでき、
画像かけのないコピー画像を得ることができる。
【0072】また、図3のコンタクトガラス6全面(読
み取り可能な最大エリア)を読み取り範囲として設定す
ることにより、原稿の画像データ読み取り後の最終画像
印刷倍率変更の有無,原稿サイズ検出精度,および原稿
サイズ検出の可否に関係なく、画像かけのないコピー画
像を得ることができる。さらに、原稿のサイズを検出
し、その原稿サイズより少し大きなエリアを読み取り範
囲として設定することにより、原稿の画像データ読み取
り後の最終画像印刷倍率変更の有無および原稿サイズ検
出精度に関係なく、画像かけのないコピー画像を得るこ
とができる。また、読み取った画像データを記憶するた
めに使用する画像メモリ66の記憶容量を必要最小限の
容量に抑えることもできる。
【0073】ここで、コンタクトガラス6全面を読み取
り範囲とすると、読み取り画像データを記憶するのに必
要なメモリ容量(画像メモリ66の記憶容量)が大きく
なる。また、原稿サイズを読み取り範囲とすると、読み
取り画像データを記憶するのに必要なメモリ容量が小さ
くなるが、原稿サイズ検出精度によっては、つまり定型
化して原稿サイズを検出しているような場合は、原稿の
画像データが定型サイズより少し大きいエリアの画像デ
ータでも、それを全て読み取ることができないため、コ
ピー画像に画像かけが発生する可能性がある。そこで、
原稿サイズより少し大きなエリア(原稿サイズ+誤差)
の画像データを読み取ることにより、画像かけの発生を
防止でき、メモリ容量も必要最小限の容量に抑えること
ができる。
【0074】なお、画像読み取り倍率を固定値(例えば
100%又は400%等の最大倍率)にしてもよい。ま
た、読み取り動作が終了した後、その時の変倍率を画像
読み取り倍率として設定・記憶してもよい。以上、この
発明をデジタル複合機に適用した実施形態について説明
したが、この発明はこれに限らず、デジタル複写機やフ
ァクシミリ装置等の各種画像形成装置に適用し得るもの
である。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、原稿の画像データ読み取り後の最
終画像形成倍率変更の有無に関係なく、画像かけのない
コピー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図14のCPU68を含む制御部による読み取
り動作時の処理を示すフロー図である。
【図2】この発明を実施するデジタル複合機を含むネッ
トワークシステムの構成例を示す図である。
【図3】図2に示したデジタル複合機201の機構部の
一例を示す概略構成図である。
【図4】図3に示したデジタル複合機201の操作部の
構成例を示すレイアウト図である。
【図5】図4の液晶タッチパネル31に表示されるコピ
ーモード設定画面の一例を示す図である。
【図6】図4の液晶タッチパネル31に表示される変倍
モード設定画面の一例を示す図である。
【図7】図4の液晶タッチパネル31に表示される初期
設定メニュー画面の一例を示す図である。
【図8】図4の液晶タッチパネル31に表示される読み
取り倍率設定画面の一例を示す図である。
【図9】図4の液晶タッチパネル31に表示される読み
取り範囲設定画面の一例を示す図である。
【図10】図3のADF1の原稿給送機構の構成例を示
す斜視図である。
【図11】図3のコンタクトガラス6上にセットされる
各原稿のサイズとコンタクトガラス6の下方に位置する
原稿サイズ用の各センサとの位置関係を示す説明図であ
る。
【図12】図3のコンタクトガラス6上にセットされる
各原稿のサイズとコンタクトガラス6の下方に位置する
原稿サイズ用の各センサのON,OFFとの関係を示す
説明図である。
【図13】図3に示したデジタル複合機201の制御系
の構成例を示すブロック図である。
【図14】図13の画像処理ユニット(IPU)49の
構成例を示すブロック図である。
【図15】図14のセレクタ64における1ページ分の
画像データおよび制御信号の一例を示すタイミング図で
ある。
【図16】図14のメモリコントローラ65および画像
メモリ66の構成例を示すブロック図である。
【図17】図14のCPU68を含む制御部による印刷
動作時の処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
20:メインコントローラ 30:操作部 31:液晶タッチパネル 34:スタートキー 37:初期設定キー 38:機能切替キー 49:画像処理ユニット 50:スキャナ 65:メモリコントローラ 66:画像メモリ 68:CPU 69:ROM 70:RAM 80:プリンタ 201:デジタル複合機 309:変倍キー 314:読み取り倍率設定キー 315:読み取り範囲設定キー 316:標準モード設定キー 317:画質優先モード設定キー 318:倍率指定モード設定キー 319:倍率表示キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 正己 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 渡辺 俊介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 原田 知史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DB09 DE07 DE10 ED04 EE07 FA06 FD02 FD08 ZA07 5B047 AA01 BA02 BB02 BC15 CB10 CB12 CB22 DC09 5C062 AA05 AB17 AB20 AB42 AC02 AC07 AC22 AC67 AE01 AF11 5C072 AA01 BA20 EA05 RA01 RA06 XA01 5C076 AA21 AA22 BA01 CA10 CB01 CB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像データを読み取る画像読取手
    段と、該手段によって読み取った画像データを記憶する
    画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶された画像デー
    タを読み出し、該画像データに基づいて用紙上に画像を
    形成する画像形成手段と、前記画像読取手段によって読
    み取った画像データもしくは前記画像記憶手段に記憶さ
    れている画像データを変倍する変倍手段とを有する画像
    形成装置において、 原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段と、該手段
    によって検出した原稿サイズを前記画像読取手段による
    読み取り範囲として設定する読み取り範囲設定手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像データを読み取る画像読取手
    段と、該手段によって読み取った画像データを記憶する
    画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶された画像デー
    タを読み出し、該画像データに基づいて用紙上に画像を
    形成する画像形成手段と、前記画像読取手段によって読
    み取った画像データもしくは前記画像記憶手段に記憶さ
    れている画像データを変倍する変倍手段とを有する画像
    形成装置において、 前記画像読取手段によって読み取り可能な全領域を読み
    取り範囲として設定する読み取り範囲設定手段を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像データを読み取る画像読取手
    段と、該手段によって読み取った画像データを記憶する
    画像記憶手段と、該画像記憶手段に記憶された画像デー
    タを読み出し、該画像データに基づいて用紙上に画像を
    形成する画像形成手段と、前記画像読取手段によって読
    み取った画像データもしくは前記画像記憶手段に記憶さ
    れている画像データを変倍する変倍手段とを有する画像
    形成装置において、 原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段と、該手段
    によって検出した原稿サイズより少し大きなエリアを前
    記画像読取手段による読み取り範囲として設定する読み
    取り範囲設定手段とを設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006262166A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の画像読取り方法及び画像形成装置
US7639408B2 (en) 2004-12-03 2009-12-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming device

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JP4571528B2 (ja) * 2005-03-17 2010-10-27 株式会社リコー 画像形成装置の画像読取り方法及び画像形成装置

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