JPH11146186A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11146186A
JPH11146186A JP9304332A JP30433297A JPH11146186A JP H11146186 A JPH11146186 A JP H11146186A JP 9304332 A JP9304332 A JP 9304332A JP 30433297 A JP30433297 A JP 30433297A JP H11146186 A JPH11146186 A JP H11146186A
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JP
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image processing
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Application number
JP9304332A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Yamazaki
博彦 山崎
Akihiko Oda
昭彦 小田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH11146186A publication Critical patent/JPH11146186A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動原稿給紙手段から原稿を読み取る場合
と、プラテンガラス上に載置された原稿を読み取る場合
において、画像の読み取り方向が逆になる場合において
も、転写材に形成される画像の配置は同方向とすること
で、小型化、低コスト、低重量化及びオペレータの操作
性と使い勝手を向上できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 原稿を移動させながら画像を読み取り画
像データを記憶する流し読みモードと、静止読みモード
を有し、流し読みモードにおいては、第1画像処理モー
ドにて画像データの画像処理を行なう画像処理制御を行
ない、静止読みモードでは第2画像処理モードにて画像
データの画像処理を行なう画像処理制御を行ない、第1
画像処理モードと第2画像処理モードにおける画像処理
手段70からの一方の出力は、他方の出力に対して18
0゜回転させた画像データの出力となるように画像処理
制御部81にて制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、更に詳しくは自動原稿給紙手段(ADFとも称す)
から読み取った原稿画像とプラテン上に載置した原稿か
ら読み取った原稿画像の整合性をとることができる画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動原稿給紙手段を備えた画像形
成装置においては、自動原稿給紙手段から給紙された原
稿をプラテン上に搬送して載置し、読み取り手段を走査
することで原稿の画像を読み取ることが一般的であっ
た。このような方式においては、自動原稿給紙手段を使
用せず直接プラテン上に原稿を載置して原稿を読み取る
場合と、自動原稿給紙手段を使用して画像を読み取る場
合において、同一のプラテン上に載置していたため、原
稿の読み取り方向は同一であり、転写材に形成された画
像の方向も同一であった。
【0003】しかしながら、このような自動原稿給紙手
段においては、プラテン上に原稿を搬送するための搬送
ベルト等からなる搬送手段を設けねばならず、搬送手段
の大型化、コストアップ、及び重量アップとなり、オペ
レータが原稿をプラテン上に載置する場合は重い自動原
稿給紙手段を持ち上げねばならず、操作する上で使い勝
手が悪いという問題を有していた。
【0004】このような問題を解消するために、画像形
成装置の一端部に読み取り部を有する自動原稿給紙手段
を設け、原稿を搬送しながら読み取り手段を静止の状態
で読み取る「流し読み方式」が提案されている。この提
案では、プラテン上の全面に搬送手段を設ける必要がな
いため、小型化、低コスト、及び低重量化となり、その
上オペレータが原稿をプラテン上に載置する場合は、軽
い自動原稿給紙手段を持ち上げればよく、操作する上で
使い勝手が改善されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような流し読みを行なうと、プラテン上に載置して読み
取る場合に比べて読み取り方向が逆となってしまうた
め、転写材に形成される画像も逆の配置となって排紙ト
レイに積載されることになる。即ち、図4に示したよう
に、自動原稿給紙手段にて原稿を搬送しながら読み取る
流し読みモードの場合は、図4(a)に示すような読み
取り方向となる。
【0006】一方、原稿をプラテンガラス上に載置して
画像を読み取る静止読みモードの場合は、原稿の表面を
プラテンガラスに当接せしめるように載置するため、図
4(b)に示すような読み取り方向となる。従って、自
動原稿給紙手段から読み取る場合と、プラテン上から読
み取る場合とでは、読み取り方向が左右に逆となるた
め、転写材に画像形成する時の出力も逆となり、転写材
に形成される画像も逆の配置となる。言い換えると、転
写材に形成された画像は、自動原稿給紙手段から読み取
る場合に正立画像とすると、プラテン上から読み取る場
合では倒立画像となる。
【0007】このような改善された画像形成装置にて、
一部分の原稿は自動原稿給紙手段から読み込み、他の部
分の原稿はプラテン上に載置して読み込みを行なう場
合、即ち、1束の数頁に亘る原稿があり、大半の原稿は
自動原稿給紙手段での給紙が可能であるが、一部分の原
稿は薄い原稿の頁や厚い原稿の頁があり、自動原稿給紙
手段で給紙を行なうと紙詰まりを発生し、使用が不可能
であり、このような原稿の一部をプラテン上に載置して
読み込まねばならない場合、排紙トレイ上に排出される
転写材の画像には上下が逆になった画像が混入すること
になり、オペレータが画像が逆になっている頁の転写材
を手作業で修正する必要がある。
【0008】更に、例えばステープルといった後処理等
がなされて排紙トレイに排出される場合においては、ス
テープルにより一括にまとめられた中に画像が逆になっ
た頁が混在することとなり、オペレータはステープルを
除去して逆になっている画像を修正し、ステープルし直
すといった手作業を必要としてしまう。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、本発明の目的は、原稿を自動原稿給紙手
段にて読み取る場合と、プラテンガラス上に載置された
原稿を読み取る場合において、画像の読み取り方向が逆
になる場合においても、転写材に形成される画像の配置
は同方向とすることで、小型化、低コスト、低重量化及
びオペレータの操作性と使い勝手を向上できる画像形成
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、原稿載置トレイ、原稿読み取り部及び原稿排
紙トレイを備えてなり、原稿を移動せしめながら原稿画
像を読み取る自動原稿給紙手段と、原稿の画像を静止し
た状態で読み取るための原稿載置用プラテンと、前記自
動原稿給紙手段又はプラテン上に載置した原稿からの画
像を読み取る読み取り手段と、画像を形成した転写材を
積載する排紙トレイと、読み取られた画像データを記憶
する記憶部と画像データの画像処理を行なう画像処理部
を有する画像処理手段と、該画像処理手段を制御する画
像処理制御部と画像形成を制御する画像形成制御部を有
する全体制御手段を備えてなる画像形成装置において、
前記自動原稿給紙手段にて原稿を移動せしめながら画像
を読み取り前記記憶部に画像データを記憶する流し読み
モードと、プラテン上に原稿を載置し静止した状態で画
像を読み取り前記記憶部に画像データを記憶する静止読
みモードを有し、前記流し読みモードにおいては、第1
画像処理モードにて画像データの画像処理を行なう画像
処理制御を行ない、前記静止読みモードでは第2画像処
理モードにて画像データの画像処理を行なう画像処理制
御を行ない、前記第1画像処理モードと第2画像処理モ
ードにおける画像処理手段からの一方の出力は、他方の
出力に対して180゜回転させた画像データの出力とな
るように前記画像処理制御部にて制御することを特徴と
している。
【0011】この発明の構成によれば、流し読みモード
と静止読みモードの何れかの場合に、一方(例えば静止
読みモード)の画像読み取り時に、読み取った画像デー
タを180゜回転させて記憶部に記憶することにより、
自動原稿給紙手段から原稿を読み取る場合と、プラテン
ガラス上に載置された原稿を読み取る場合の何れにおい
ても、同一配列の画像を形成することができ、画像形成
装置の小型化、低コスト、低重量化及びオペレータの操
作性と使い勝手を向上することができる。
【0012】この場合において、前記画像形成制御部は
前記読み取り手段にて原稿画像を読み取る方向を、前記
自動原稿給紙手段にて読み取る場合を原稿の搬送方向に
対して先端側からとすると、プラテン上に載置して読み
取る方向は原稿の後端側から読み取ることを特徴として
いる。
【0013】この発明の構成によれば、転写材に画像を
形成する場合に、流し読みの場合と静止読みの場合とで
同一方向のスキャンとなり、画像の配列を同一にするこ
とができる。
【0014】また、前記全体制御手段は、前記流し読み
モードでの読み取り手段の読み取り位置と、静止読みモ
ードでの読み取り手段の走査開始位置を、画像形成装置
の一方の側端に位置せしめ、同一の読み取り手段にて画
像を読み取る制御を行なうことを特徴としている。
【0015】この発明の構成によれば、一方の側端に流
し読みモードでの読み取り位置と静止読みモードでの走
査開始位置を近接することができ、ホームポジションか
らそれぞわずかに画像読み取り手段の位置を変えること
により、同一の読み取り手段にて画像読み取りが可能と
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態例の機械的構成例を示す図である。自動原稿給紙手
段(ADF)10には原稿dが複数枚載置されている。
11は原稿dを載置する原稿載置トレイである。ローラ
12a、ローラ12bを介して繰り出された原稿の1枚
目はローラ13を介して搬送される。この時、原稿読み
取り部22を介して原稿dの原稿面が読み取り手段20
により照射され、その反射光がミラー24、25、26
を介して結像光学系27に入る。そして、該結合光学系
27は光電変換素子であるCCD28面に像を結ぶ。こ
こで、ミラー、24、25、26、結像光学系27及び
CCD28とで読み取り手段20を構成している。
【0017】この状態では、原稿dはローラ13で搬送
され移動しながら開口面を有する原稿読み取り部22か
ら読み取り手段20により読み取られる(流し読み)。
21はプラテンガラスで、このプラテンガラス21は、
ADF10を使用しないで、原稿をプラテンガラス21
の上に載置して画像を読みとる際に使用されるものであ
る。読み取られた原稿画像データは、CCD28を介し
て図示しない画像処理手段に送られる。原稿dは反転部
15に搬送される。
【0018】原稿dの1ページ目が読み取られると、今
度は反転ローラ14を介して再度ローラ13を用いた巻
き取り操作が行われ、原稿裏面の画像が画像読み取り部
22にて読み取られ、画像処理手段に送られる。
【0019】このようにして、表裏両面の画像が読み取
られた原稿dは、反転ローラ14を介して原稿排紙トレ
イ16に積載されていく。読み取り手段20で読み取ら
れた画像データは、画像処理手段で所定の画像処理が行
なわれた後、記憶部に記憶される。
【0020】一方、転写紙(転写材)pが積載されてい
る給紙カセット30a又は30bから転写紙pが繰り出
され、構成要素51〜58とで構成される画像形成手段
50に給送される。画像形成手段50に給送される転写
紙pはレジストローラでタイミングがとられた後、感光
体ドラム51により近接する。
【0021】画像処理手段からレーザを用いた書き込み
手段40へ出力された画像データは、原稿1枚目の表面
から読み出され、ミラー41により感光体ドラム51上
に照射し、静電潜像を形成する。この潜像に現像部53
からトナーが供給されて感光体ドラム51上には画像が
顕在化される。
【0022】この画像は、感光体ドラム51の下部の転
写部54により転写紙pの一方の面に転写される。そし
て感光体ドラム51に圧着されている転写紙pは分離部
55により分離される。感光体ドラム51から分離され
た転写紙pは、搬送機構57を介して定着部58に入
り、加熱定着される。
【0023】定着された転写紙pは、ガイド61を介し
て下方に搬送され、反転部63に入る。次に、反転部6
3に入っている転写紙pは、反転ローラ62により再度
繰り出され、反転搬送路64を介して再度画像形成手段
50に送られる。前記原稿表面の画像形成が終了した画
像形成手段50では、感光体ドラム51に付着したトナ
ーがトナー除去部56で除去され、続く帯電部52によ
り帯電させられ、次の画像形成に備えている。
【0024】この状態で転写紙pの未だ画像が形成され
ていない面が画像形成手段50に搬入され、前述と同様
の操作により原稿裏面の画像が形成される。転写部54
で画像が転写され、分離部55で感光体ドラム51から
分離された転写紙pは搬送機構57を介して再度定着部
58に入って加熱定着され、排紙トレイ66に排紙され
る。この時、排紙トレイ66には、原稿の表面に対応す
る面が下になり排紙される。
【0025】このような動作を順次行なっていくと、排
紙トレイ66には、原稿の表面に対応する面が下になっ
た転写紙pが積載されていく。従って、排紙トレイに積
載された転写紙pを取り出すと、1ページ目から順次ペ
ージ順に並んだ転写紙が取り出されることになる。
【0026】以上、ADFからの原稿読み取りの場合
(流し読みモード)について説明したが、オペレータが
プラテンガラス21上に原稿を載置した状態での原稿読
み取り(静止読みモード)で動作させることもできる。
この場合には、前述したように、原稿dから読み取った
画像を180゜回転させて記憶部に記憶させるようにす
る。この結果、画像形成手段で画像を形成する場合に、
流し読みモードの場合と、静止読みモードの場合とで同
一配列の画像を得ることができる。
【0027】或いは、前記画像形成制御部は前記画像読
み取り手段20にて原稿画像を読み取る方向を、前記自
動原稿給紙手段にて読み取る場合を原稿の搬送方向に対
して先端側からとすると、プラテン上に載置して読み取
る方向は原稿の後端側から読み取るようにさせることも
できる。この場合も、流し読みモードの場合と、静止読
みモードの場合とで同一配列の画像を得ることができ
る。
【0028】或いは、前記流し読みモードでの読み取り
手段20の読み取り位置と、静止読みモードでの読み取
り手段20の走査開始位置は、画像形成装置の一方の側
端に位置せしめ、読み取り手段20の位置をそれぞれホ
ームポジション(HP)からわずかに変更することによ
り、同一の読み取り手段20にて画像を読み取る制御を
行なうことができる。
【0029】この場合も、静止読みモードの場合に画像
を180゜回転させて記憶部に記憶させることにより、
流し読みモードの場合と、静止読みモードの場合とで、
同一の読み取り手段を用いて同一配列の画像を得ること
ができる。
【0030】図2は本発明の一実施の形態例の電気的構
成例を示すブロック図である。図2において、実線は画
像データの流れを、破線は制御信号の流れを示してい
る。20は原稿dからの画像情報を読み取る読み取り手
段、70は、読み取った画像データに所定の画像処理を
加える画像処理部71と原稿画像データを記憶する記憶
部72とからなる画像処理手段、40は感光体ドラム5
1に原稿画像を書き込む書き込み手段である。
【0031】73はコピー枚数、拡大・縮小率、転写紙
サイズ(A4、B5)、ADFモード、メモリコピーモ
ード、両面モード等の表示と選択を設定する操作部、8
3は操作部73にて選択されたモードを解析するモード
解析部、84はモード解析部83の出力を受けて読み取
った画像データの画像処理の制御を行なう読み取り制御
部、86は該読み取り制御部84の出力を受けて書き込
み制御を行なう書き込み制御部である。これら読み取り
制御部84及び書き込み制御部86は、画像処理部71
に対してそれぞれ読み取り、書き込み制御信号を与え
る。
【0032】85は読み取り制御や書き込み制御に必要
になるデータを管理する画像データ管理部、81は画像
処理制御部、82は画像形成を制御する画像形成制御部
である。該画像形成制御部82は、読み取り手段20、
書き込み手段40及び画像形成手段50に制御信号を与
えている。そして、これらモード解析部83、読み取り
制御部84、書き込み制御部86及び画像データ管理部
85とで画像処理制御部81を構成し、該画像処理制御
部81と画像形成制御部82とで全体制御手段80を構
成している。このように構成された回路の動作を説明す
れば、以下の通りである。
【0033】先ず、操作部73からADFモードを選択
すると、ADFによる流し読みが実行され、読み取り手
段20で読み取った原稿の画像データは、画像処理部7
1で画像処理が行なわれた後、記憶部72に順次格納さ
れる。一方、操作部73からメモリモードを選択し、A
DFモードが選択されていない場合、プラテン上に載置
された原稿の画像を走査(静止読み)し、読み取り手段
20で読み取った原稿の画像データは、画像処理部71
で画像処理が行なわれた後、記憶部72に画像データを
180゜回転させて順次格納される。
【0034】このようにして、記憶部72に記憶された
画像データを転写紙pに画像形成する場合、書き込み手
段40は、ADFから読み取った場合とプラテン上から
読み取った場合のそれぞれについて、転写紙に同一配列
の画像を形成することができる。
【0035】図3は本発明の画像処理制御動作を示すフ
ローチャートである。先ず、操作部73より各種モード
が選択され、スタート釦が押下されると、モード解析部
83にてメモリコピーモードが選択されているかどうか
が判定される(S1)。メモリコピーモードとは、原稿
から読み取られた画像データを記憶部に記憶した後に出
力を行なうモードである。
【0036】ADFモードが選択されている場合には、
常にメモリコピーモードも自動的に選択されるように制
御されている。従って、メモリコピーモードの選択は、
プラテン上に載置した原稿の画像データを記憶部に記憶
するかどうかの選択となっている。ここで、メモリコピ
ーモードが選択されている場合は、次のプラテンモード
が選択されているかどうかが判定される(S2)。
【0037】ステップS1にてメモリコピーモードが選
択されていない場合には、記憶部72に記憶せずそのま
ま書き込み手段40へ出力する。ステップS2における
プラテンコピーモード(静止読みモード)とは、ADF
モードが選択されていない場合を意味しており、ここで
はADFモード(流し読みモード)の選択情報から判定
を行なっている。
【0038】このプラテンコピーモードの判定を行なう
ための他の態様としては、ADFの原稿載置トレイの原
稿の有無を検知する検知手段からの情報や、プラテン上
に載置した原稿の有無を検知する検知手段からの情報を
使用することもできる。ステップS2において、プラテ
ンコピーモードであると判定された場合は、画像を18
0゜回転せしめる画像処理(S3)を行ない(第1画像
処理モード)、記憶部72に画像データを蓄積(記憶)
する(S5)制御を行なう。引き続き、次の画像データ
がある場合は、ステップS2以降の処理が繰り返され
(S6)終了する。また、ステップS2にてプラテンコ
ピーモードでないと判定された場合(ADFモードが選
択されている場合)には、画像の回転を行なわずに(S
4)記憶部72に画像データを蓄積(記憶)する(S
5)制御を行なう(第2画像処理モード)。以降は前記
と同様の処理が行なわれ、全ての画像データの判定が完
了すると終了する。
【0039】従って、記憶部72に蓄積される画像デー
タは、ADFによる流し読みモードの場合も、プラテン
上からの静止読みモードの場合も、同じ配列で蓄積され
るので、このまま書き込み手段40へ出力すると転写紙
に同じ配列の画像を形成することができる。
【0040】また、配列画像の合わせ方は、流し読みモ
ードに合わせる場合に限るものではなく、静止読みモー
ドに合わせるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、原稿載置トレイ、原稿読み取り部及び原稿排紙
トレイを備えてなり、原稿を移動せしめながら原稿画像
を読み取る自動原稿給紙手段と、原稿の画像を静止した
状態で読み取るための原稿載置用プラテンと、前記自動
原稿給紙手段又はプラテン上に載置した原稿からの画像
を読み取る読み取り手段と、画像を形成した転写材を積
載する排紙トレイと、読み取られた画像データを記憶す
る記憶部と画像データの画像処理を行なう画像処理部を
有する画像処理手段と、該画像処理手段を制御する画像
処理制御部と画像形成を制御する画像形成制御部を有す
る全体制御手段を備えてなる画像形成装置において、前
記自動原稿給紙手段にて原稿を移動せしめながら画像を
読み取り前記記憶部に画像データを記憶する流し読みモ
ードと、プラテン上に原稿を載置し静止した状態で画像
を読み取り前記記憶部に画像データを記憶する静止読み
モードを有し、前記流し読みモードにおいては、第1画
像処理モードにて画像データの画像処理を行なう画像処
理制御を行ない、前記静止読みモードでは第2画像処理
モードにて画像データの画像処理を行なう画像処理制御
を行ない、前記第1画像処理モードと第2画像処理モー
ドにおける画像処理手段からの一方の出力は、他方の出
力に対して180゜回転させた画像データの出力となる
ように前記画像処理制御部にて制御することにより、流
し読みモードと静止読みモードの何れかの場合に、一方
(例えば静止読みモード)の画像読み取り時に、読み取
った画像データを180゜回転させて記憶部に記憶し、
自動原稿給紙手段から原稿を読み取る場合と、プラテン
ガラス上に載置された原稿を読み取る場合の何れにおい
ても、同一配列の画像を形成することができ、画像形成
装置の小型化、低コスト、低重量化及びオペレータの操
作性と使い勝手を向上することができる。
【0042】この場合において、前記画像形成制御部は
前記読み取り手段にて原稿画像を読み取る方向を、前記
自動原稿給紙手段にて読み取る場合を原稿の搬送方向に
対して先端側からとすると、プラテン上に載置して読み
取る方向は原稿の後端側から読み取ることにより、転写
材に画像を形成する場合に、流し読みの場合と静止読み
の場合とで同一方向のスキャンとなり、画像の配列を同
一にすることができる。
【0043】また、前記全体制御手段は、前記流し読み
モードでの読み取り手段の読み取り位置と、静止読みモ
ードでの読み取り手段の走査開始位置を、画像形成装置
の一方の側端に位置せしめ、同一の読み取り手段にて画
像を読み取る制御を行なうことにより、一方の側端に流
し読みモードでの読み取り位置と静止読みモードでの走
査開始位置を近接することができ、ホームポジションか
らそれぞわずかに画像読み取り手段の位置を変えて、同
一の画像読み取り手段にて画像読み取りが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の機械的構成例を示す
図である。
【図2】本発明の一実施の形態例の電気的構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の画像処理制御動作を示すフローチャー
トである。
【図4】原稿の読み取り方向を示す図である。
【符号の説明】
20 読み取り手段 40 書き込み手段 50 画像形成手段 70 画像処理手段 71 画像処理部 72 記憶部 73 操作部 80 全体制御手段 81 画像処理制御部 82 画像形成制御部 83 モード解析部 84 読み取り制御部 85 画像データ管理部 86 書き込み制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置トレイ、原稿読み取り部及び原
    稿排紙トレイを備えてなり、原稿を移動せしめながら原
    稿画像を読み取る自動原稿給紙手段と、原稿の画像を静
    止した状態で読み取るための原稿載置用プラテンと、前
    記自動原稿給紙手段又はプラテン上に載置した原稿から
    の画像を読み取る読み取り手段と、画像を形成した転写
    材を積載する排紙トレイと、読み取られた画像データを
    記憶する記憶部と画像データの画像処理を行なう画像処
    理部を有する画像処理手段と、該画像処理手段を制御す
    る画像処理制御部と画像形成を制御する画像形成制御部
    を有する全体制御手段を備えてなる画像形成装置におい
    て、 前記自動原稿給紙手段にて原稿を移動せしめながら画像
    を読み取り前記記憶部に画像データを記憶する流し読み
    モードと、プラテン上に原稿を載置し静止した状態で画
    像を読み取り前記記憶部に画像データを記憶する静止読
    みモードを有し、 前記流し読みモードにおいては、第1画像処理モードに
    て画像データの画像処理を行なう画像処理制御を行な
    い、前記静止読みモードでは第2画像処理モードにて画
    像データの画像処理を行なう画像処理制御を行ない、 前記第1画像処理モードと第2画像処理モードにおける
    画像処理手段からの一方の出力は、他方の出力に対して
    180゜回転させた画像データの出力となるように前記
    画像処理制御部にて制御することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成制御部は前記読み取り手段
    にて原稿画像を読み取る方向を、前記自動原稿給紙手段
    にて読み取る場合を原稿の搬送方向に対して先端側から
    とすると、プラテン上に載置して読み取る方向は原稿の
    後端側から読み取ることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記全体制御手段は、前記流し読みモー
    ドでの読み取り手段の読み取り位置と、静止読みモード
    での読み取り手段の走査開始位置を、画像形成装置の一
    方の側端に位置せしめ、同一の読み取り手段にて画像を
    読み取る制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100409111C (zh) * 2004-07-22 2008-08-06 三星电子株式会社 能够控制打印速度的电子照相图像形成装置及其控制方法
JP2010109520A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び制御プログラム

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