JP3150333B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JP3150333B2
JP3150333B2 JP29986590A JP29986590A JP3150333B2 JP 3150333 B2 JP3150333 B2 JP 3150333B2 JP 29986590 A JP29986590 A JP 29986590A JP 29986590 A JP29986590 A JP 29986590A JP 3150333 B2 JP3150333 B2 JP 3150333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
timer
reading operation
instruction
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29986590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04172764A (ja
Inventor
剛 留目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29986590A priority Critical patent/JP3150333B2/ja
Publication of JPH04172764A publication Critical patent/JPH04172764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3150333B2 publication Critical patent/JP3150333B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、本等の複数頁からなる文章情報等の画像
情報を読取る画像読取装置に関する。
(従来の技術) 近年、オフィス等に於いては、処理する文書の量が膨
大であり、保管スペースが不足している。そのため、光
ディスク等を用いた文章ファイリング装置等のファイリ
ングシステムが開発されている。このようなファイリン
グシステムでは、高精度な表示装置を用いて、高度な文
書編集や固定的なファイリング体系に基づいた高度な検
索及び登録が可能である。また、一般的に、このような
ファイリングシステムは、多機能であり、また複雑な操
作が要求されるため、文書登録、文書検索において時間
を要している。
特に文書登録を行う場合、文書登録される対象のもの
として本等の複数頁から文書が綴じられた形のものがあ
る。このような複数頁が綴じられた形の文書を登録する
場合、読取装置の原稿台上に、まず第1に、該当頁の箇
所を下向きにして置き、本を押さえながら読取スイッチ
を押し、読取が完了すると、本を上向きにして頁を捲
り、再び、つぎの頁の箇所を下向きにして置き、再度本
を押さえながら読取スイッチを押し…、という動作を繰
返し実行しなければならなかった。
この場合、特に本が厚い際には、、本の綴じ部分をし
っかりと原稿台上に押さえ付けなければ読取られる文書
の中央に黒い影が生じてしまうため、見やすい文書を得
るためには、原稿台上に本をしっかりと押えておくこと
が必要となる。しかしながら、オペレータにとっては、
このように本を原稿台上に押さえ付ける作業を実施しな
がら、読取スイッチを押す作業を実施するということを
非常に操作性の悪いものであった。このような操作性の
問題は、電子複写機等においても全く同様に生じている
ものである。
(発明が解決しようとする課題) すなわち、従来の画像読取装置においては、本等の複
数頁が綴じられた形となっている文書を読取る場合、本
を原稿台上に押えつける作業と読取スイッチを押す作業
を同時に複数回繰返し実行しなければならず、非常に操
作性の悪いものであった。
本発明は、上記事情に基づいてなされたものであり、
本等の複数頁からなる文書の読取りを簡単な操作で実施
することを可能とした画像読取装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の画像読取装置は、
画像情報を読取る読取手段と、この読取手段による読取
り動作の開始を指示する指示手段と、一定時間毎に時間
信号を発生するタイマー手段と、前記指示手段による読
取り動作開始の指示に応答して前記読取手段を駆動して
第1回目の読取動作を行わせるとともに、第1回目の読
取動作が完了した時点で前記タイマー手段を駆動し、第
1回目の読取動作以降は前記タイマー手段が時間信号を
発生する毎に前記読取手段を駆動して読取動作を行う処
理手段とを具備したことを第1の特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、画像情報を読取る読
取手段と、この読取手段による読取り動作の開始を指示
する第1の指示手段と、一定時間毎に時間信号を発生す
るタイマー手段と、前記第1の指示手段による読取り動
作開始の指示に応答して前記読取手段を駆動して第1回
目の読取動作を行わせるとともに、第1回目の読取動作
が完了した時点で前記タイマー手段を駆動し、第1回目
の読取動作以降は前記タイマー手段が時間信号を発生す
る毎に前記読取手段を駆動して読取動作を行う第1の処
理手段と、この第1の処理手段による処理の中断を指示
する第2の指示手段と、この第2の指示手段により中断
された処理の再開を指示する第3の指示手段と、この第
3の指示手段による前記中断された処理の再開の指示に
応答して前記読取手段を駆動して中断後第1回目の読取
動作を行わせるとともに、中断後第1回目の読取動作が
完了した時点で前記タイマー手段を駆動し、中断後第1
回目の読取動作以降は前記タイマー手段が時間信号を発
生する毎に前記読取手段を駆動して読取動作を行う第2
の処理手段とを具備したことを第2の特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、画像情報を読取る読
取手段と、この読取手段による読取り動作の開始を指示
する指示手段と、一定時間毎に時間信号を発生するタイ
マー手段と、このタイマー手段によって発生させる時間
信号の時間間隔を設定する設定手段と、前記指示手段に
よる読取り動作開始の指示に応答して前記読取手段を駆
動して第1回目の読取動作を行わせるとともに、第1回
目の読取動作が完了した時点で前記タイマー手段を駆動
し、第1回目の読取動作以降は前記タイマー手段が前記
設定手段により設定された時間間隔毎に発生する時間信
号毎に前記読取手段を駆動して読取動作を行う処理手段
とを具備したことを第3の特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、原稿の画像情報を読
取る読取手段と、1枚の原稿に対する読取回数を設定す
る設定手段と、前記読取手段による原稿読取り動作の開
始を指示する指示手段と、一定時間毎に時間信号を発生
するタイマー手段と、前記指示手段による読取り動作開
始の指示に応答して前記読取手段を駆動し、前記設定手
段により設定された回数の原稿読取動作が完了したとき
前記タイマー手段を駆動し、前記タイマー手段から発生
される時間信号に応答して前記読取手段を再度駆動する
処理手段とを具備したことを第4の特徴とする。
(作用) この発明は、複数頁からなる文書を読取手段で読取る
場合に、タイマー手段を作用させて、一定時間毎に読取
手段を自動的に駆動させることによって、読取スイッチ
等を使用せずに複数頁からなる文書の読取りを可能とし
たものであり、オペレータの操作性を改善させるもので
ある。
(実施例) 以下、図面を参照しながら、この発明の一実施例につ
いて説明する。
第1図は、この発明の画像読取装置が適用されている
装置(以下、画像形成記憶装置と称す)の構成を示すプ
ロック図である。
この画像形成記憶装置は、基本システム部1、画像処
理部2、メモリ部3、入出力部4、画像蓄積部5、シス
テムバス6及び画像バス7とから構成されている。基本
システム部1は、各種制御を行い、タイマー10aを有す
るCPU10、データ入力を行うキーボード11、各種の状態
を表示する表示パネル12、システム全体の制御用のプロ
グラム、キャラクタパターン及びバーコードパターン等
が記憶されているメインメモリ13、各種情報の格納装置
である磁気ディスク装置15、フロッピーディスク装置16
をインターフェースする基本システムインターフェース
14、外部機器との接続を可能とする外部入出力インター
フェース17とから構成される。
画像処理部2は、各種の画像処理を行う画像処理モジ
ュール20と、画像データの圧縮/伸長を行うCODEC21に
より構成される。
メモリ部3は、A3数頁分の記録容量を有するページ頁
メモリ30と、画像データの一時的な記録場所としてのバ
ッファメモリ31とからなる。
入出力部4は、文書情報を光学的に読取り、時系列の
電気信号に変換する原稿読取り部としてのスキャナ41、
画像データを印刷出力する画像出力部としてのプリンタ
43、および、それらとシステムを接続するスキャナイン
ターフェース40、プリンタインターフェース42から構成
される。
画像蓄積部5は、各種データを光ディスクに記憶する
光ディスク装置51、及びシステムとの接続を可能とする
光ディスクインターフェース50とからなる。
システムバス6は、システム全体の制御用バスであ
り、基本システム部1画像処理部2、メモリ部3、入出
力部4、画像蓄積部5を制御するものである。また、画
像バス7は画像データ専用のバスであり、画像処理部
2、メモリ部3入出力部4、画像蓄積部5の画像データ
の高速転送を可能とするものである。
次に第2図を用いて、画像形成記憶装置におけるスキ
ャナ41、プリンタ43、光ディスク装置51の内部構造につ
いて詳細に説明する。
スキャナ41は、自動反転原稿送り装置(リターン・オ
ート・ドキュメント・フィーダ;RADF)206と、キャリッ
ジI221、キャリッジII222、結像レンズ227、CCDセンサ2
28及び露光部229とから構成されている。
原稿は原稿台ガラス220上に下向きに置かれ、その原
稿の載置基準は原稿ガラス220の短手方向の正面左がセ
ンタ基準になっている。その原稿は、自動反転原稿送り
装置(RADF)206の搬送ユニット部218の搬送ベルト212
によって、原稿ガラス220上に押さえ付けられる。原稿
は蛍光灯ランプ223により照射され、その反射光はミラ
ー244、225、226、結像レンズ227を介して、列状に配置
された複数の受光素子を有したCCDセンサ228の面上に集
光されるように構成されている。また、ミラー244と蛍
光灯223の光量を検知するセンサ(図示せず)及び蛍光
灯223の温度を一定に保つ保温ヒータを具備した第1キ
ャリッジ224と、ミラー225、226を具備した第2キャリ
ッジ222は2:1の相対速度で移動するようになっている。
第1キャリッジ224と第2キャリッジ222は、パルスモー
タ(図示せず)によってスキャナインターフェース40か
らの読取りタイミング信号と同期して移動する。以上の
ようにして、原稿ガラス220上に載置された原稿上の文
書情報は、1ライン毎に順次読み取られ、画像の濃淡を
示す8ビットのディジタル信号としてスキャナインター
フェースに出力される。
RADF206にて両面原稿を読取る場合には、原稿給紙台2
07に原稿が載置されたことを原稿検知スイッチ217が検
知すると、RADFモードにセットされる。原稿はピックア
ップローラ208によって取出され、互いに反転する給紙
ローラ209と分離ローラ210によって、1枚ずつ分離搬送
される。さらにこの搬送された原稿はアライニングロー
ラ211によって整位された後に、搬送ユニット部218に送
られ、搬送ベルト212によって原稿ストッパ213に突き当
てられる位置(読み取り基準位置)まで搬送される。こ
こで上述したように、読取動作を行った後に、搬送ベル
ト212が逆方向に回転することにより、原稿は給紙ユニ
ット206の反転ゲート216まで逆送される。このとき反転
ゲート216は、反転ローラ219aに搬送するような位置に
回動しており、原稿は反転ローラ219a、219b、219cによ
って反転ガイド219d、219e、219fを通りアライニングロ
ーラ219gに到達する。さらに、原稿はアライニングロー
ラ219gにより搬送ユニット部218に送られ、搬送ベルト2
12によって読取り基準位置に搬送される。裏面の読取動
作が終了すると、原稿は搬送ベルト212によって排紙ロ
ーラ214aに到着するまで送られ、排紙ローラ214a、214b
により排出され、原稿排出トレイ215上に積載される。
以上述べてきた動作を繰り返すことで、両面原稿を連
続して読み取ることができる。
また光ディスク装置51は、光ディスク233、光ディス
ク駆動モータ234、読み取りヘッド(図示せず)及び光
ディスク駆動制御部234とから構成されている。
光ディスク233に画像データを記憶する際には、スキ
ャナ41で読み取った画像データは、ページメモリ30に一
旦記憶され、画像バス7を介して画像処理部2のCODEC2
1で圧縮された後、光ディスクインターフェース50を介
して光ディスク装置51へ出力される。圧縮された画像デ
ータは、光ディスク駆動制御部234で制御されるヘッド
(図示せず)により、光ディスク駆動モータ234で回転
制御される光ディスク233上にピット情報として記録さ
れる。
光ディスク233から画像データを検索する際には、基
本システム部1からの制御情報に基づき、光ディスク23
3上に記録された情報をヘッドにより読み出し、画像バ
ス7を介して、画像処理部2のCODECで伸長した後、ペ
ージメモリ30に一旦記憶される。このページメモリ30に
記憶された画像データは、画像処理モジュール20により
所定の処理が施され、画像バス7及びプリンタインター
フェイス42を介してプリンタ43から出力される。このプ
リンタ43は、レーザ光学系240と転写紙の両面に画像形
成が可能な電子写真方式を組合せた画像形成部239から
構成されている。
そして、プリンタ43に送られてくる画像データに応じ
て半導体レーザ発振器(図示せず)からレーザ光245が
出力され、ビーム整形光学系によって整形され回転鏡24
1−1により偏向される。この偏向されたレーザ光245
は、ミラー243、244、ガラス244−1等を介して、感光
体ドラム246上の露光位置246Aに走査露光され潜像を形
成する。
この感光体ドラム246の周囲には、帯電チャージャ24
7、現像器248、転写ローラ249、クリーナ250、除電ラン
プ251が配設されている。
また給紙系は、2つのカセット251A、251Bと大容量フ
ィーダ252の3か所から被画像形成媒体としての転写紙
Pが選択的に給紙でき、さらに上記3か所の給紙手段と
は別に、第1面(表面)に画像形成された転写紙Pを反
転した後、この転写紙Pの第2面(裏面)に画像形成す
るべく再給紙する反転給紙部とを有する構成となってい
る。
給紙カセット251A、251Bと大容量フィーダ252内の転
写紙Pは、ピックアップローラ253A(243B、253C)によ
り給紙が開始され、給紙ローラ254−1A(254−1B、254
−1C)により、転写紙Pが1枚だけ分離されて給送さ
れ、レジストローラ255まで達し、所定のタイミングで
転写部へ給送される。また、大容量フィーダ252のエレ
ベータ252−1は、用紙の給紙部での位置がほぼ一定の
高さになるように、用紙枚数に応じて上下するものであ
る。
また、転写ローラ249の下流側には、用紙搬送機構25
6、定着器257、転写紙Pを機外に排出するかまたは反転
給紙部に薄くかを切替える切替ガイド260並びに排紙ロ
ーラ258が配設されている。この切替ガイド260は、定着
器257から送られている転写紙P経路を図示のAA又はBB
の方向に変更させるものである。例えば、切替ガイド26
0が図示の状態のとき、転写紙Pは経路AAに進み排紙ロ
ーラ258を経て、排紙トレイ259に排紙されるものであ
る。
さらに、転写紙Pの両面に画像を形成する場合につい
て説明する。上述の画像形成過程を経て転写ローラ249
によって転写紙Pの第1面(表面)の画像データに応じ
たトナー像を転写された転写紙Pは、用紙搬送機構256
によって定着器257に送られ、トナー像が転写紙Pに定
着される。また切替ガイド260は、反時計方向に回動し
て(点線で示す状態)、定着器257を出た転写紙Pは経
路BBに搬送される。さらに、転写紙Pは反転ローラ261
A、261B間を通り、反転グリップローラ262に送られる。
反転紙Pの後端が反転ローラ216A、216B間を通過した
後、グリップローラ262は回転を停止し、転写紙Pを挟
んだまま時計方向に回動してから(点線で示す状態にな
る)逆転する。この状態において、転写紙Pは反転ロー
ラ261A、261C間に送られ、搬送ローラ263を通り、レジ
ストローラ255まで達し、所定のタイミングで転写位置2
46Cへ給送される。このとき、転写紙Pの第2面(裏
面)の転写紙Pの第2面(裏面)に画像データに応じた
トナー像が形成され、転写紙Pは用紙搬送機構256によ
って定着器257に送られ、転写紙Pの第2面(裏面)の
トナー像が転写紙Pに定着される。そして切替ガイド26
0は、時計方向に回動して(図示の状態)、転写紙Pは
経路AAに進み、排紙ローラ258によって排紙トレイ上に
排紙されるものである。
次に、この発明の画像形成記憶装置における操作例に
ついて説明を行う。まず第1に、文書情報の登録につい
て、第3図に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
まず、複数頁(原稿がN枚ある)からなる原稿をスキ
ャナ41にセットし、かつ光ディスク233を光ディスク装
置51にセットする。この時、CPU10は光ディスク233の装
着を検知し、さらに光ディスク233の登録状況を示すボ
リューム番号並びに登録ファイル数等を表示パネル12上
に表示する。一方、光ディスク233が新しい光ディスク2
33の場合、初期化処理を行う。
初期化処理では基本システム部1からの制御により、
光ディスク233をフォーマットしてボリューム番号を発
番し、それを光ディスク233の検索情報領域へ登録す
る。なお、この時にボリューム番号以外のIDコード番号
もキーボード11を用いて登録する。
そして、表示パネル12上のメッセージを通して、文書
登録可の状態を確認したら、キーボード11の読取キー
(図示しない)を押下することにより、1頁目の文章情
報がスキャナ41により読取られて電気信号に変換され、
画像バス7を介してページメモリ30(ここではA頁と呼
ぶ)に一時的に格納される。ここで、基本システム部1
は、未登録スペース容量とページメモリ30に一時的に格
納された文章容量を比較し、光ディスク233に記録可能
かを判断する。この格納された画像データは、一旦CODE
C21によりデータ量を圧縮された後、光ディスク装置51
を通して、光ディスク233に記憶される。
光ディク233に未登録スペース容量が少ない場合は、
新しい光ディスクとの交換を要求するメッセージを表示
する。また交換された光ディスク233が新しいものであ
ったとき初期化処理を行う。次に、交換された光ディス
ク233について、この光ディスク233の未登録スペース容
量と記憶される画像データのデータ量との比較を行う。
この処理は、光ディスク233の未登録スペース容量がペ
ージメモリに保存された文章容量よりも大きくなるまで
繰り返される。
さて、未登録スペース容量が大きい場合には、ページ
メモリ30に格納された画像データは、一端CODEC21によ
りデータ量を圧縮された後、光ディスク装置51を通し
て、光ディスク233に記憶される。同時に基本システム
部1からの制御により、登録される文書情報には光ディ
スク233に登録される順番によりファイル番号が割り当
てられる。
このファイル番号は、検索情報として光ディスク233
の検索情報領域に記憶される。一方、ページメモリ30に
記憶された画像データは、ボリューム番号、ファイル番
号等からなる検索情報としてのバーコードと、数字列の
イメージデータが付加される。このバーコードと数字列
のイメージデータが負荷された第1頁目の文書情報は、
画像バス7、プリンタインターフェース42を介してプリ
ンタ43により、抄録情報として印字されたのち、反転給
紙部に送られる。
次に第2頁目の文書情報が、第1頁目と同様にスキャ
ナ41にて読取られて電気信号に変換され、画像バス7を
介して、ページメモリ30に一時的に記憶される。この際
にも、上述したのと同様の処理を実施し、光ディスク装
置51に装着されている光ディスク233に記録可能か否か
の判断を行う。
また、ページメモリ30の格納された画像データは、例
えば画像データの上部文字部の先端50mmの幅の範囲を等
倍にて出力する処理が行われる。そしてこの処理が施さ
れた画像データが、抄録情報の裏面として割り当てられ
るページメモリ30内の特定領域に一端格納される。
さらに上述した処理を最終頁(N頁)まで繰返し実行
する。次にこの処理の終了後、第1頁目と同様に、検索
時のキー情報として、バーコードと数字列による検索情
報を付加される。
以上、検索情報が付加された抄録裏面の文書情報は、
画像バス7、プリンタインターフェイス42を介してプリ
ンタ43により、既に表面が記録され反転給紙部に送られ
た抄録情報の裏面に印字され、このプリンタ43から出力
される。
以上により、複数頁からなる文書情報は画像データと
して、光ディスク233に記憶され、かつ表面が第1頁目
の文書情報、裏面が文書情報の全体を情報を含んだ抄録
がプリンタ43から印字出力されるものである。
次に、光ディスク233に記憶されている文書情報の検
索について、第4図に示すフローチャートを基づいて説
明を行う。
まず、抄録情報をスキャナ41にセットし、かつ光ディ
スク233を光ディスク装置置1にセットする。この際、C
PU10は、文書登録時と同様の制御により、光ディスク23
3の装着を検知し、さらに光ディスク233をアクセスし、
光ディスク233の登録状況としてのボリューム番号、登
録ファイル数等を表示パネル12上に表示する。
これにより、抄録情報に対応する文書情報が装着され
ている光ディスク233に記憶されているか否かを確認す
ることができる。また、キーボード11を用いて、複写頁
等種々の検索モードの設定を行うことができる。
そして、表示パネル12上の表示により文書検索、複写
可能の状態を確認した後、キーボード11のコピーボタン
(図示しない)を押下することにより、抄録情報に記録
されたバーコードBCD1(BCD2)をスキャナ41で読取り、
CPU10は、このバーコードBCD1(BCD2)から検索情報を
検知する。さらにCPU10は、検知した検索情報により、
光ディスク233に記憶されている検索情報との照合を行
う。すなわち、光ディスク233の記憶されているボリュ
ーム番号と抄録情報から検知されるボリューム番号とが
一致するかの照合を行い、一致する場合、抄録情報から
検知されるファイル番号が、光ディスク233に記憶され
ているか否かの確認を行う。これにより、抄録情報のフ
ァイル番号と一致するファイル番号がある場合に、この
ファイル番号に対応した文書情報を光ディスク233から
検索する。
光ディスク装置51により光ディスク233から検索され
た文書情報は、CODEC21によりデータを伸長し、画像バ
ス7を介してページメモリ30に一時的に記憶される。ペ
ージメモリ30に記憶された文書情報は、画像バス7、プ
リンタインターフェース42を介してプリンタ43から印字
出力される。この検索処理が、最終頁まで行われる。
一方、装着されている光ディスク233のボリューム番
号又はファイル番号が抄録情報から検知されるボリュー
ム番号又はファイル番号と異なる場合、表示パネル12で
「ボリューム番号が違います」、「該当文書なし」等の
メッセージ表示を行って、検索処理を中止する。
以上により、抄録情報が記録される用紙から、簡単
に、この抄録情報に対応する文書情報を光ディスク233
から即座に検索することができるものである。
上述したように本発明の画像形成記憶装置において
は、スキャナ41によって読取られた文書情報をディジタ
ルデータに変換して、このディジタルデータを光ディス
クに記憶し、光ディスクに記憶したディジタルデータの
抄録情報が作成され、この抄録情報に対するバーコード
等で示される検索情報を抄録情報が作成された用紙に付
加するようにしたものである。これにより、紙ファイル
の記憶アクセスに対する即時性と、電子ファイルの記憶
容量の大容量性の利点とを同時に満足するものである。
また本発明による画像形成記憶装置においては、基本
システム部1内に、各種制御を行うCPU10にタイマー10a
が設けられている。このタイマー10aは通常、本装置が
使用された後一定時間が経過すると、各種設定が初期状
態に自動的にリセットするのに用いられている。さらに
本発明における画像形成記憶装置においては、スキャナ
41により文書情報を読取る際に、タイマー複写を実行す
る際に用いられる。
ここで、タイマー複写を実行する際の操作手順等につ
いて、第5図に示すフローチャートを用いて説明を行
う。
すなわち、キーボード11のタイマー複写ボタン(図示
せず)が入力されると、CPU10は、タイマー複写をする
ための制御用プログラムをメインメモリ13から呼び出
す。この制御用プログラムは、タイマー複写ボタン(図
示せず)が入力されるとともに起動を開始する。
まず、制御用プログラムが起動されると、コントロー
ルパネルの表示板に、第6図に示すようにタイマー10a
の設定時間が選択肢の形で表示される。この選択肢は、
A3サイズの複写一回に必要とする時間以上の時間が設定
可能なもので、第6図に示す実施例では、「1. 5秒、
2. 8秒、3. 10秒、4. 12秒」の4つの選択肢が表示
されている。オペレータは、この表示板の指示に従って
テンキーによって所望の時間間隔を設定する。
オペレータによって、時間間隔が設定されると、第7
図に示すように複写枚数と複写回数の設定が表示板に示
される。複写枚数とは、同一の原稿を何枚複写するかの
設定であり、複写回数とはタイマー複写を何回するかの
設定である。本実施例では、何頁にも渡る本を複写する
場合に、その頁をいちいち数えて入力しなくても良いよ
うにn回という設定を設けてある。オペレータは、この
表示板の指示に従って、テンキーによって希望する複写
枚数と複写回数を設定する。
複写枚数と複写回数の設定が終了すると、次に、第8
図に示すように「各種設定が済みましたらスタートキー
を押してください」というメッセージが表示される。オ
ペレータは、ここでプリントサイズや拡大率、縮小率、
濃縮設定などの設定を行う。この設定が終了すると、必
要な頁を開いて原稿台ガラス上に置いて、コピースイッ
チを押すことにより、一回目の複写動作が実行される。
複写枚数の設定が1枚の場合には、タイマー10aの制御
を司るCPU10の制御の基、オペレータによって設定され
た時間間隔(例えば8秒毎、又は10秒毎等)をおいて、
コピースイツチを入力しなくても、オペレータによって
設定された時間間隔をおいて、自動的に次の複写動作が
実行される。また、複写枚数の設定が複数枚の場合に
も、設定された複写を連続して行った後、オペレータに
よって設定された時間間隔をおいて、コピースイッチを
入力しなくても自動的に次の複写動作が実行されるもの
である。そのためオペレータは、本の頁を捲って、原稿
台上に押さえる動作を行うだけで所望の複写を容易に実
施することができる。このようなタイマー複写動作は、
設定された複写枚数と複写回数の複写動作の実行が完了
した時点で自動的に終了する。
本実施例では、タイマー10Aの設定時間が選択肢の形
で表示され、その中から希望の時間を選択する形態とな
っているが、一定時間以上の条件付きで、テンキーから
希望する時間を入力してもよい。この場合の表示板の表
示例を第9図に示す。また表示板に、複写処理実行後、
残りの複写回数を表示するようにすれば、オペレータに
とって、ユーザーフレンドリーで使いやすく親切なもの
となる。第10図にこの場合の表示例を示す。
次に、本発明のタイマー複写における他の実施例につ
いて、第11図のフローチャートに基づいて説明を行う。
タイマー複写の基本動作に関しては、上述した第5図
乃至第7図に基づいて説明した動作と全く同様であるの
でこの部分の説明は省略する。
この第11図に示す処理においては、タイマー複写の途
中で一時的に複写動作を中断できるように設定されてい
る。すなわち、キーボード11上にこのタイマー複写動作
の中断を指示する中断指示スイッチ(図示せず)を設
け、このキーの指示により、タイマー複写の中断を可能
としたものである。
この中断指示スイッチが設定されると、タイマー10a
は、時間のカウント処理を実行せずに、再度、コピース
イッチが押されるまで待機状態となる。コピースイッチ
が再度入力されると、中断処理が解除されて再びタイマ
ー複写処理が実行される。このタイマー複写中断処理に
関する表示板の表示例を第12図乃至第14図に示す。
オペレータは、このタイマー複写の中断指示を利用す
ることによって、コピー動作中における電話の応対等、
別の作業を短時間実行することを可能とするものであ
り、また、短時間の別作業後に、再度タイマー複写の設
定を仕直す必要がなくなるものである。
尚、本実施例では、文書情報の記憶及び検索(ファイ
リング)が可能な画像形成記憶装置を例として、本発明
の特徴であるタイマー複写に関する実施例を説明した
が、本発明においては、必ずしもファイリング処理を行
う必要性はなく、電子写真複写機並びに近年使用されつ
つあるディジタルカラー複写機等においても、このタイ
マー複写処理が容易に適用可能であることは言うまでも
ないことである。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、簡単かつ容易
に、本等の複数頁からなる文書の読取りを簡単な操作で
実施することを可能した画像読取装置を提供することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第一図は画像
形成記憶装置の構成を示すブロック図、第2図は画像形
成記憶装置の内部構造を示す概略構成図、第3図は画像
形成記憶装置に対する文書情報の記憶処理動作を説明す
るためのフローチャート、第4図は画像形成記憶装置に
対する文書情報の検索処理を説明するためのフローチャ
ート、第5図はタイマー複写処理の制御プログラムを説
明するためのフローチャート、第6図乃至第10図はタイ
マー複写処理に関する表示画面の表示形態を説明するた
めの図、第11図はタイマー複写処理の他の実施例の制御
プログラムを説明するためのフローチャート、第12図乃
至第14図は第12図に示す制御プログラムにおけるタイマ
ー複写処理に関する表示画面の表示形態を説明するため
の図である。 1……基本システム部、2……画像処理部、 4……入出力部、10……CPU、 10a……タイマー、11……キーボード 41……スキャナ
フロントページの続き (72)発明者 留目 剛 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イ ンテリジェントテクノロジ株式会社内 審査官 立川 功 (56)参考文献 特開 昭63−82161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段による読取り動作の開始を指示する指示手
    段と、 一定時間毎に時間信号を発生するタイマー手段と、 前記指示手段による読取り動作開始の指示に応答して前
    記読取手段を駆動して第1回目の読取動作を行わせると
    ともに、第1回目の読取動作が完了した時点で前記タイ
    マー手段を駆動し、第1回目の読取動作以降は前記タイ
    マー手段が時間信号を発生する毎に前記読取手段を駆動
    して読取動作を行う処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段による読取り動作の開始を指示する第1の
    指示手段と、 一定時間毎に時間信号を発生するタイマー手段と、 前記第1の指示手段による読取り動作開始の指示に応答
    して前記読取手段を駆動して第1回目の読取動作を行わ
    せるとともに、第1回目の読取動作が完了した時点で前
    記タイマー手段を駆動し、第1回目の読取動作以降は前
    記タイマー手段が時間信号を発生する毎に前記読取手段
    を駆動して読取動作を行う第1の処理手段と、 この第1の処理手段による処理の中断を指示する第2の
    指示手段と、 この第2の指示手段により中断された処理の再開を指示
    する第3の指示手段と、 この第3の指示手段による前記中断された処理の再開の
    指示に応答して前記読取手段を駆動して中断後第1回目
    の読取動作を行わせるとともに、中断後第1回目の読取
    動作が完了した時点で前記タイマー手段を駆動し、中断
    後第1回目の読取動作以降は前記タイマー手段が時間信
    号を発生する毎に前記読取手段を駆動して読取動作を行
    う第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】画像情報を読取る読取手段と、 この読取手段による読取り動作の開始を指示する指示手
    段と、 一定時間毎に時間信号を発生するタイマー手段と、 このタイマー手段によって発生させる時間信号の時間間
    隔を設定する設定手段と、 前記指示手段による読取り動作開始の指示に応答して前
    記読取手段を駆動して第1回目の読取動作を行わせると
    ともに、第1回目の読取動作が完了した時点で前記タイ
    マー手段を駆動し、第1回目の読取動作以降は前記タイ
    マー手段が前記設定手段により設定された時間間隔毎に
    発生する時間信号毎に前記読取手段を駆動して読取動作
    を行う処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】原稿の画像情報を読取る読取手段と、 1枚の原稿に対する読取回数を設定する設定手段と、 前記読取手段による原稿読取り動作の開始を指示する指
    示手段と、 一定時間毎に時間信号を発生するタイマー手段と、 前記指示手段による読取り動作開始の指示に応答して前
    記読取手段を駆動し、前記設定手段により設定された回
    数の原稿読取動作が完了したとき前記タイマー手段を駆
    動し、前記タイマー手段から発生される時間信号に応答
    して前記読取手段を再度駆動する処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
JP29986590A 1990-11-07 1990-11-07 画像読取装置 Expired - Lifetime JP3150333B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29986590A JP3150333B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29986590A JP3150333B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04172764A JPH04172764A (ja) 1992-06-19
JP3150333B2 true JP3150333B2 (ja) 2001-03-26

Family

ID=17877892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29986590A Expired - Lifetime JP3150333B2 (ja) 1990-11-07 1990-11-07 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3150333B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04172764A (ja) 1992-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH033220B2 (ja)
JPH0795373A (ja) 画像形成装置
US5839014A (en) Image forming method and apparatus for copying images on both sides of an image forming medium
JP3504358B2 (ja) 画像形成装置
JP3150333B2 (ja) 画像読取装置
JPH0414180A (ja) 画像形成記憶装置
US6178298B1 (en) Image forming management apparatus that manages the number of image formations by image forming apparatus
JP2938135B2 (ja) 画像形成記憶装置
JP2001007962A (ja) デジタル複写機
JP3667177B2 (ja) 画像形成装置
JP2947587B2 (ja) 画像形成記憶装置
JP2003186355A (ja) 画像形成装置
JPH11146186A (ja) 画像形成装置
JP2938130B2 (ja) 画像形成記憶装置
JP3400970B2 (ja) 画像形成装置
JPH05120359A (ja) 画像形成記憶検索装置
JPH03291754A (ja) 画像形成記憶装置
JPH043266A (ja) 画像形成記憶装置
JPH0410066A (ja) 画像形成記憶装置
JPH045761A (ja) 画像形成記憶装置
JPH047788A (ja) 画像形成記憶装置
JPH0410063A (ja) 画像形成記憶装置
JPH045762A (ja) 画像形成記憶装置
JPH0410064A (ja) 画像形成記憶装置
JPH047673A (ja) 画像形成記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110119

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term