JP2001301247A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001301247A
JP2001301247A JP2000124395A JP2000124395A JP2001301247A JP 2001301247 A JP2001301247 A JP 2001301247A JP 2000124395 A JP2000124395 A JP 2000124395A JP 2000124395 A JP2000124395 A JP 2000124395A JP 2001301247 A JP2001301247 A JP 2001301247A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷中断時も原稿の読取りを継続して、迅速
に原稿を返却でき、印刷中断の短時間終了時に両面印刷
の生産性と、利便性とを向上することのできる画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置であって、記憶容量が大小
の2次・1次記憶手段を具え、画像データの入力中と、
画像データの両面印刷中とに印刷中断状態が発生したと
きに、1次記憶手段に記憶されている画像データの一部
の上書き禁止を解除し、印刷中断状態の発生後の1次記
憶手段への画像データの入力時に上書きを非禁止にし、
印刷の再開以降の1次記憶手段への入力画像データに対
して、上書きを禁止し、又は解除のままにするかを、印
刷中断時間、又は印刷中断中の入力原稿データ数に対応
して切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピーによる記録
紙への両面複写や、FAX、又は例えば、LAN上のコ
ンピュータの出力を記録紙の両面に印刷するプリンタと
して動作する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー、FAX、プリンタとして
動作し、かつ、両面に複写や印刷を行うデジタル画像形
成装置が用いられている。
【0003】図17はこの従来の画像形成装置において、
原稿が12ページでかつ両面印刷ソートによる2部を作成
する場合のタイミングチャートであり、図18は従来のデ
ジタル画像形成装置において、原稿が12ページでかつ両
面印刷における1枚目の印刷中に記録紙が無しに対する
記録紙の補給状態を示すタイミングチャートである。
【0004】この図17及び図18は、書込み、読出し等の
高速アクセスが可能なDRAM等を用いた1次記憶手段
を記憶エリアM1、記憶エリアM2、記憶エリアM3に
分割している。2次記憶手段として、アクセス速度はそ
れほど速くないが、廉価かつ大記憶容量の記録媒体であ
る、例えば、ハードディスクHDを用いた場合の生産性
を表すタイミングチャートであり、「SCAN」は画像
データの読出を表し、「印刷」は画像データの書込タイ
ミングを表している。
【0005】この画像形成装置は、図17に示すように、
スキャナで原稿内容を読取りながら、1枚目に対する両
面印刷を行う場合に、この表面は画像データを入力しな
がら2次記憶手段に画像データを転送して印刷を行って
いる。次に第2面印刷用の画像データ入力を行う。この
画像データを2次記憶手段に転送し、かつ1次記憶手段
にも記憶する。そして、以降で印刷が行われるまで1次
記憶手段の記憶エリアに対する上書きを禁止する。
【0006】第2面が印刷されると1次記憶手段におけ
る画像データの記憶エリアを開放して、他の画像データ
を記憶する。これによって、これまで第2面印刷時に2
次記憶手段から画像データを読出して印刷するために発
生した待ち時間が無くなり、両面印刷の作業性を向上し
て、生産性を最速にすることが出来る。さらに1次記憶
手段が最も効率よく使用されるようになり、そのコスト
を最小限に抑えることができる。
【0007】ところが、このような動作において、図18
に示すように印刷中に記録紙のストックが無くなった
り、ジャムによって印刷が中断すると1次記憶手段の記
憶エリアがすべて上書き禁止になって原稿の読取りが中
断し、その作業性が悪化する。
【0008】このような問題に対する改善例として、例
えば(1)特開平8−154159号公報に開示されて
いる「画像記録装置」があり、この従来例は原稿画像デ
ータのメモリへの記録動作と画像形成動作を並行して実
施して、その両面印刷の生産性を向上させている。
【0009】また(2)特開平8−52907号公報に
開示されている「画像形成装置」では、画像データが記
憶容量を越えたら印刷の順番を変更することで、小さな
記憶容量でも両面印刷動作を行えるようにしており、両
面印刷が小記憶容量で処理できるようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来例で
は、印刷中に記録紙が無くなったり、ジャムによって印
刷が中断すると、1次記憶手段の記憶エリアがすべて上
書き禁止になって、原稿の読取りも中断してしまうとい
う不都合がある。
【0011】このような不都合を改善するための、前記
の従来例(1)では、両面印刷の生産性は向上するもの
の、適正な記憶容量の採用や、その高効率の使用ができ
ないという欠点がある。また他の従来例(2)では、両
面印刷を小さな記憶容量で処理できるものの、適正な記
憶容量による生産性の向上が期待できないという欠点が
ある。
【0012】本発明の画像形成装置は、このような従来
の画像形成装置のもつ問題を解消して、(a)印刷中断
時も原稿の読取りを継続して、早く原稿返却をできるよ
うにし、かつ、(b)印刷中断が短い時間で終了した場
合には、両面印刷の生産性を最速に戻すようにして、そ
の両面印刷における利便性及び両面印刷の処理を迅速に
して、生産性を向上する画像形成装置を提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、画像データの書込み、読
出しを画像データの入出力に同期して行う1次記憶手段
と、1次記憶手段よりも多い量の画像データを記憶する
2次記憶手段と、画像データ中の原稿2ページ分を記録
紙の第1面と第2面とに印刷する印刷手段と、1次、2
次記憶手段及び印刷手段を制御する制御手段と、記録紙
を印刷手段へ給送する給紙手段と、印刷された記録紙を
再び印刷手段へ給送する再給紙手段と、第1面印刷した
最初の記録紙が再び印刷手段へ到達するまで給紙手段が
給送する複数枚の記録紙への印刷を続けて行った後に、
最初の記録紙の第2面印刷を行い、この後に給紙手段で
給送された別の記録紙の第1面への印刷と、再給紙手段
で給送される記録紙の第2面印刷を交互に行う両面印刷
手段と、複数の画像データの入力手段とを有し、1次記
憶手段は、両面印刷時に第1面のみが印刷された装置内
の複数の記録紙に対する第2面画像データの合計記憶容
量を越える状態になるとともに、未印刷の画像領域への
上書きを禁止するものであり、画像データ入力手段から
の画像データの入力中、及びこの画像データの両面印刷
中に記録紙無し、又はジャムを含む印刷中断状態が発生
した場合、1次記憶手段に記憶されている画像データの
一部又は全部の上書き禁止を解除することを特徴として
いる。
【0014】本発明は、印刷中断状態が発生した後の1
次記憶手段への画像データの入力時に、上書きを禁止に
しないことを特徴としている。
【0015】また、本発明は、印刷中断状態が発生した
後に、印刷中断状態が解除されて印刷を再開した以降の
1次記憶手段に入力される画像データに対して上書きを
禁止することを特徴としている。
【0016】さらに、本発明は、印刷中断状態が発生し
た後に、印刷中断状態が解除されて印刷を再開した以降
の1次記憶手段に入力される画像データに対して上書き
禁止にするか、又は解除のままにするかを、印刷中断中
に入力された原稿枚数に対応する画像データ数に対応し
て切替えることを特徴としている。
【0017】また、本発明は、印刷中断状態が発生した
後に、印刷中断状態が解除されて印刷を再開した以降の
1次記憶手段に入力される画像データに対して上書き禁
止にするか、又は解除のままにするかを、印刷中断時間
に対応して切替えることを特徴としている。
【0018】このような本発明は、両面印刷の生産性が
向上するものであり、その印刷が中断した場合に、原稿
の読取りが中断しないため、原稿を早く返却できるよう
になり、早い原稿の返却による以後の例えば、原稿のフ
ァイルへの戻しや、借用した原稿の返却等の処理が迅速
に行えるようになる。
【0019】また、本発明では印刷中断が解除したとき
に、両面印刷を含めた生産性を最適化することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の画像形成装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。この実施形
態は、図1において原稿を自動的に送りだす自動原稿送
り装置(以後ADFという)1と、記録紙に複写や印刷
を行う印刷手段27と、原稿内容を読取る読取手段50と、
原稿を読取った画像データを印刷手段27に対して書込む
ための書込手段57とを具えている。
【0021】ADF1は、原稿を載置する原稿台2と、
原稿を送りだす給送ローラ3及び給送ベルト4と、読取
った原稿を排出するための排送ローラ5と、原稿を載置
して光学的に読取るためのコンタクトガラス6と、原稿
台2に原稿を載置したことを検知する原稿セット検知部
7とを有している。
【0022】印刷手段27は、異なるサイズの記録紙をそ
れぞれに収納した給紙トレイ部8,9,10と、異なるサ
イズの記録紙をそれぞれに搬送する第1,2,3給紙手
段11,12,13と、記録紙を縦方向に搬送するための縦搬
送手段14と、レーザ光による読み取り画像データの潜像
を生成し、現像によるトナー像を形成する感光体15と、
記録紙を搬送する搬送ベルト16と、記録紙に転写された
トナー像を熱溶解及び圧力をかけて定着させるための定
着手段17と、記録紙を排出するための排出手段18と、両
面印刷時に表印刷された記録紙の裏面印刷のために再度
搬送するための分岐爪111a,111bとを具えている。な
お図中の点線は両面印刷搬送路112を示している。
【0023】読取手段50は、コンタクトガラス6上の原
稿に光照射を行うための露光手段51と、読取光を所定の
光路に導くための第1,2,3ミラー52,55,56と、読
取光を集光するための集光レンズ53と、読取光を画像デ
ータに光電変換するためのCCDイメージセンサ54とを
有している。
【0024】書込手段57は、CCDイメージセンサ54か
らの画像データで変調したレーザ光を出力するLD出力
手段58と、変調されたレーザ光を感光体15に照射するた
めの結合レンズ59及びミラー60とを有している。
【0025】図2において、操作・表示部30は、表示画
面37が表示されているタッチパネル31と、印刷枚数やF
AX電話番号、短縮番号などの各種の数字(1〜0)に
よる入力設定のためのテンキー32と、動作や入力操作を
クリヤするためのストップキー33と、印刷開始を指示す
るための印刷指示キー34と、コピー、FAX、プリンタ
などの設定モードをクリアするためのモードクリアキー
35と、コピー、FAX、プリンタのそれぞれの機能の初
期設定値を変更し、又は設定するための初期設定キー38
とを有している。
【0026】図3は図2に示すタッチパネル31での表示
画面37であり、「コピーできます」「セット1枚」「自
動濃度」「自動用紙選択」「等倍」「スタック」「ソー
ト」「集約」「両面/分解」、及び「変倍」等が画面表
示されている。
【0027】図4に示されたハードウェア構成を表すブ
ロック図において、このハードウェアには、図1に示す
印刷手段27及びCCDイメージセンサ54並びに書込手段
57が設けられている。さらにCCDイメージセンサ54か
らの画像データをデジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータ161と、画像データに対するシェーディングの補正
を行うためのシェーディング補正部162とが設けられて
いる。
【0028】また、このハードウェア構成には、画像デ
ータに対するMIF補正を行うためのMIF補正部163
と、画像データの合成を行うための印刷合成部(1)17
2と、画像データの選択を行うためのセレクタ164と、印
刷の合成画像データの合成を行うための印刷合成部
(2)173と、画像データの変倍を行う変倍部171とを有
している。
【0029】さらに、このハードウェア構成には、各動
作を制御するためのCPU168と、プログラムを格納し
たROM169と、ワーキング用のRAM170と、メモリの
各記憶エリアに対する書込み、読出しを制御するための
メモリコントローラ165と、メモリコントローラ165で書
込み、読出しが制御される画像メモリ166と、各種のデ
ータの入出力を処理するI/Oポート167と、外部装置
を駆動するためのSCSIドライバ180とが設けられて
いる。
【0030】図5に示すメモリコントローラ165は、入
力データセレクタ201、画像合成202、1次圧縮/伸長20
3、出力データセレクタ204、及び2次圧縮/伸長205の
それぞれの処理機能を有している。また、画像メモリ16
6が、1次記憶手段206、及び2次記憶手段207を有して
いる。
【0031】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図6を参照すると、この実施形態において、点線の
両面印刷搬送路112は、両面印刷時における記録紙の搬
送経路を表している。まずADF1の原稿台2に載置さ
れた原稿が原稿セット検知部7で検知され、給送ローラ
3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6に載置さ
れる。この後読取手段50で原稿内容を読取る。この読取
りが終了すると原稿が給送ベルト4の搬送移動及び排送
ローラ5によって、原稿台2の下面に排出される。
【0032】読取手段50では、原稿セット検知部7で原
稿が検知されると、露光手段51が発光し、原稿面の読み
取り画像光が第1、第2、及び第3ミラー52,55,56を
通じて、集光レンズ53に導かれ、CCDイメージセンサ
54に入射する。このCCDイメージセンサ54が画像デー
タを書込手段57に出力する。
【0033】書込手段57では、LD出力ユニット58が、
CCDイメージセンサ54からの光電変換信号に応じたレ
ーザを発光し、結合レンズ59、ミラー60を通じて感光体
15上に照射する。
【0034】ADF1の読取り開始とともに、記録紙
が、図示しないCPUで指定された給紙トレイ部8又
は、給紙トレイ部9,10から第1給紙手段11、又は第
1,2給紙手段12,13を通じて給紙を開始する。この記
録紙は、縦搬送手段14を通じて画像先端を印刷のタイミ
ングに配合させて感光体15に搬送する。
【0035】一方LD出力ユニット58が生成したレーザ
光が、結合レンズ59、ミラー60を通じて感光体15上に潜
像を形成する。この潜像部分にトナーを付着させて現像
したトナー像を形成し、このトナー画像を記録紙に感光
体15から転写する。次に、記録紙が搬送ベルト16で搬送
されて定着手段17に導かれる。定着手段17では、熱及び
圧力によってトナーなどを印刷用紙に定着させる。ここ
で表の印刷のみの場合は、装置の外の排出手段18に送出
す。
【0036】また第1、第2面の両面印刷の場合は、定
着ユニット17からの表に印刷した記録紙が分岐爪111
a,111bが傾斜することによって、両面印刷搬送路112
を通じて、再度縦搬送ユニット14、感光体15、定着手段
17を通過する。ここで前記したトナー像の定着を行い、
その第2面印刷を行った印刷用紙を排出ユニット18に排
出する。
【0037】この実施形態は、図6に示すように第1面
を3枚印刷後、第2面、第1面の順に交互に印刷するこ
とで、紙搬送上最速の両面生産性が得られるものであ
る。
【0038】このように動作する実施形態は、図7のタ
イミングチャートに示すように、主走査同期信号/LS
YNC(例えば、Y方向)、フレームゲート信号/FG
ATE、画素同期信号/VCLK及びラインゲート信号
/LGATEによって、画像データにおける主走査有効
画像データを処理している。
【0039】図2に示す操作・表示部30は、表示画面37
に示す表示が行われ、また、各種の押下操作をタッチパ
ネル31で行う。テンキー32に対して印刷枚数やFAX電
話番号、短縮番号などの各種の数字(1〜0)による入
力設定を行う。さらに、動作や入力操作のクリヤをスト
ップキー33を押下して実行し、また、印刷開始を指示す
るために印刷指示キー34が押下操作される。さらに、コ
ピー、FAX、プリンタなどの設定モードを、クリアす
るためのモードクリアキー35を押下操作し、かつ、コピ
ー、FAX、プリンタのそれぞれの機能の初期設定値を
変更し、又は設定するための初期設定キー38が押下操作
される。
【0040】図4に示すハードウェアでは、図1に示す
印刷手段27及びCCDイメージセンサ54並びに書込手段
57が、図6に基づいた説明の動作を行う。
【0041】さらに、このハードウェアでは、CCDイ
メージセンサ54からの画像データをデジタル信号にA/
Dコンバータ161が変換し、シェーディング補正部162
が、画像データに対するシェーディングを補正する。次
に、画像データに対するMIF補正をMIF補正部163
が処理し、印刷合成部(1)172が画像データの合成を
行う。次にセレクタ164で画像データを選択し、さら
に、印刷合成部(2)173で画像データの合成を行い、
画像データの変倍を変倍部171で処理する。
【0042】さらに、このハードウェア構成では、RO
M169から読出したプログラムによってCPU168が各動
作をRAM170とのワーキィング動作を通じて制御す
る。メモリコントローラ165が、メモリの各記憶エリア
に対する書込み、読出しを画像メモリ166に対して制御
し、また、I/Oポート167がデータの入出力を処理
し、SCSIドライバ180が外部装置を駆動する。
【0043】図5において、メモリコントローラ165
は、入力データセレクタ201、画像合成202、1次圧縮/
伸長203、出力データセレクタ204、及び2次圧縮/伸長
205を処理している。また、画像メモリ166では、メモリ
コントローラ165による以下に詳細に説明する1次記憶
手段206、及び2次記憶手段207への読出し、書込みが実
行される。
【0044】図5を参照すると、画像メモリ166は、1
次、2次記憶手段206,207を有しており、1次記憶手段
206は、入力画像データの転送速度に略同期して画像デ
ータの書込み、又は画像データの読出時の画像データ読
出しが高速に行えるように、例えばDRAM等の高速ア
クセスが可能なものを使用している。
【0045】2次記憶手段207は、入力された画像デー
タの合成、ソーティングを行うためにデータを保存する
大記憶容量のものである。1次、2次記憶手段206,207
ともに高速アクセス可能なものを使用すれば、1次、2
次記憶手段206,207の区別なく画像データの処理が行
え、その制御も比較的簡単になるが、DRAMは高価で
あり、この例の2次記憶手段207にはアクセス速度はそ
れほど速くないが、廉価かつ大記憶容量のものを用いて
いる。この場合の入出力の画像データの処理を1次記憶
手段206を通じて処理している。
【0046】1次記憶手段206は、処理を行う画像デー
タの大きさによって複数の記憶エリアに分割して画像デ
ータの入出力を同時に実行可能な構成(メモリコントロ
ーラ165とのインターフェース処理)となっている。各
分割した記憶エリアに、画像データの入力及び出力をそ
れぞれ並列に実行可能にするため、メモリコントローラ
165とのインターフェースに読出用及び書込用の2組の
アドレス・データ線が接続されており、必要に応じてリ
ード用、ライト用ともに複数を配置する場合がある。こ
れによって記憶エリア1に画像データを書込む間に記憶
エリア2より画像データを読出す動作が可能になる。
【0047】従来例をもって説明したように、画像デー
タの入力と出力とが並行動作できるように、1次記憶手
段の記憶容量が原稿2ページ分だと画像データを入力中
に両面印刷を行う場合、画像データの入力順番と印刷順
序が異なるため、2次記憶手段へ入力動作と出力動作と
が衝突して、動作待ち状態が発生する。このために両面
印刷の生産性が低下する。入力動作と出力動作との処理
が衝突する場合、第2面印刷時に2次記憶手段から画像
データを読出す必要があり、第2面の2次記憶手段から
の読出しが無いように1次記憶手段の記憶容量を、この
印刷待機中の第2面分(本実施例では3ページ分)とす
ることによって生産性を最速に行うことができる。
【0048】ところが従来例では前記したように、印刷
中に記録紙が無くなったり、ジャムによって印刷が中断
すると、1次記憶手段の記憶エリアがすべて上書き禁止
になって原稿の読取りも中断してしまう。そこで、本発
明の実施形態では、このような場合でも原稿の読取り待
時間が発生しないようにしている。
【0049】図8、図9、図10は、1次記憶装置を記憶
エリアM1、記憶エリアM2、記憶エリアM3に分割
し、かつ2次記憶装置にハードディスクHDを用いた場
合の生産性を表すタイミングチャートである。図中「S
CAN」は画像読取りを表し、印刷は画像書込みタイミ
ングを表している。
【0050】次に請求項1,2に記載の発明の動作につ
いて説明する。図8は、請求項1,2に記載の発明に対
応し、原稿12ページ、両面印刷中に4枚目で記録紙無し
状態になった場合のタイミングチャートであって、ペー
ジ6,7,4の上書き禁止を解除することで、次の原稿
8の読取りが可能になる(請求項1)。さらに、その後
の読取りにおいても上書を禁止にしないために、続けて
原稿9,10,11,12の最後まで印刷を中断すること無く
読取りが終了するようになる(請求項2)。
【0051】その後、記録紙が補給されると印刷も最速
の生産性で終了することができる。ところが図9のよう
に、まだ原稿読取中に印刷中断から復帰したとき(特に
読取初期で印刷中断時間の短い時)は、原稿の読取りを
優先すると印刷が待たされて、印刷も含めた生産性が低
下する。このような場合、元の上書き禁止モードに戻し
たほうが印刷を含めた生産性が向上することになる。元
の上書き禁止モードに戻すのが請求項3、印刷初期の判
断が請求項4、印刷中断時間の判断が請求項5に記載の
発明である。
【0052】図10は請求項3,4,5に記載の発明の動
作のタイミングを示しており、ここでは原稿の読取りが
一時的に中断するが、印刷を含めたトータルの生産性は
図9よりも早く終了することが判明する。
【0053】さらに、図11から図17までを参照して、本
発明の実施形態の動作について説明する。図11は画像デ
ータ入力時の上書き禁止モード制御の手順を表すフロー
チャートである。まずこのメモリ上書き禁止モード制御
では、上書き禁止をするか否かを決めるためのフラグの
セット・リセットを行う(図12〜図16の詳細なフローチ
ャート参照)。
【0054】Midは記憶エリアの番号であり、Mma
xは最大の記憶エリア数である。Midが、最大記憶エ
リア数Mmaxを超えるまで上書き禁止状態をチェック
する(ステップS1,S2,S3)。すべての記憶エリ
アが上書き禁止の場合、その画像データ入力は保留とな
る(ステップS4)。Mid番目の記憶エリアが上書き
可能だと判断できたら(ステップS5)、その記憶エリ
アに画像データを転送する(ステップS6) 。Mid番
目の記憶エリアが上書き可能だと判断できない場合(ス
テップS5:No)は、ステップS3に戻る(ステップ
S7)。さらに、上書き禁止モードであれば、Midの
記憶エリアを上書き禁止にする(ステップS8,S
9)。
【0055】図12は請求項1に記載の発明におけるメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。この図12において、印刷が中断したら(ステップ
S10:Yes)、これまで上書き禁止となっていた全記
憶エリア又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する
(ステップS11)。
【0056】図13は請求項2に記載の発明におけるメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。図13において、印刷が中断したら(ステップS2
0)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップ
S21)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア
又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステッ
プS22)。
【0057】図14は請求項3に記載の発明におけるメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。図14において、上書き禁止モードフラグがすでに
セット状態で印刷が中断したら(ステップS30,S3
1)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップ
S32)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア
又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステッ
プS33)。上書き禁止モードフラグがリセットされて印
刷中断が解除したら(ステップS34)、上書き禁止モー
ドフラグをセットする(ステップS35)。
【0058】図15は請求項4に記載の発明におけるメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。図15において、上書き禁止モードフラグがすでに
セット状態で印刷が中断したら(ステップS40,S4
1)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップ
S42)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア
又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステッ
プS43)。ステップS41で印刷中断でない場合は終了と
なる(ステップS44)。
【0059】上書き禁止モードフラグがすでにセット状
態で印刷が継続していたら、その画像データ入力枚数を
カウントする。上書き禁止モードフラグがリセットして
いて(ステップS40:No)、印刷中断が解除したら、
印刷が中断するまでに入力した画像数を予め設定値と比
較し、設定値を越えていたら上書き禁止モードフラグを
セットする。原稿がもうすぐ読終わると判断できたら、
上書き禁止モードフラグをセットせず、原稿の読取り始
めで、その読取りが中断したのであれば、上書き禁止モ
ードフラグをセットする(ステップS45,S46,S4
7)。
【0060】図16は請求項5に記載の発明におけるメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。図16において、上書き禁止モードフラグがすでに
セット状態で印刷が中断したら(ステップS50,S5
1)、上書き禁止モードフラグをリセットし(ステップ
S52)、これまで上書き禁止となっていた全記憶エリア
又は一部の記憶エリアの上書き禁止を解除する(ステッ
プS53)。
【0061】ステップS51で印刷中断の場合は終了とな
る(ステップS51:No)。上書き禁止モードフラグが
リセットされて印刷中断中の場合(ステップS50:N
o,ステップS54)、印刷中断中の入力画像数をカウン
トする(ステップS55)。上書き禁止モードフラグがリ
セットされて印刷中断が解除したら、印刷中断中の入力
画像数を予め設定値と比較し、設定値を越えていたら上
書き禁止モードフラグをセットする。すなわち、印刷中
断が短時間で済んだ場合は上書き禁止モードフラグをセ
ットする(ステップS56,S57)。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2に記載の発明によれば、両面印刷の生産性が向上
するものであり、その印刷が中断した場合に、原稿の読
取りが中断しないため、原稿を早く返却できるようにな
り、早い原稿の返却による以後の処理が迅速に出来ると
いう効果を奏する。
【0063】また、請求項3,4,5に記載の発明によ
れば、印刷中断が解除したときに、両面印刷を含めた生
産性を最適化できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態の内部構成を示す正面
図である。
【図2】同実施形態の操作・表示部の詳細な配置構成を
示す正面図である。
【図3】同操作・表示部の表示状態の説明図である。
【図4】同実施形態の電気的構成を表すブロック図であ
る。
【図5】同実施形態のメモリコントローラ及び画像メモ
リの機能構成を表すブロック図である。
【図6】同実施形態の印刷状態の説明図である。
【図7】同実施形態の電気的動作のタイミングチャート
である。
【図8】同実施形態にあって1次記憶手段を3分割し、
2次記憶手段にハードディスクを用いた場合の生産性を
説明するためのタイミングチャートである。
【図9】同実施形態にあって1次記憶手段を3分割し、
2次記憶手段にハードディスクを用いた場合の他の作動
を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】同実施形態にあって1次記憶手段を3分割
し、2次記憶手段にハードディスクを用いた際のさらに
他の作動を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】同実施形態にあって画像データ入力時の上書
き禁止モード制御の手順を表すフローチャートである。
【図12】同実施形態にあって請求項1に対応したメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。
【図13】同実施形態にあって請求項2に対応したメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。
【図14】同実施形態にあって請求項3に対応したメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。
【図15】同実施形態にあって請求項4に対応したメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。
【図16】実同施形態にあって請求項5に対応したメモ
リ上書き禁止モード制御の手順を表すフローチャートで
ある。
【図17】本発明と同種の従来の画像形成装置による両
面印刷作動例を示すタイミングチャートである。
【図18】本発明と同種の従来の画像形成装置による印
刷中に記録紙無し後の補給状態を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 ADF 27 印刷手段 30 操作・表示部 50 読取手段 57 書込手段 165 メモリコント
ローラ 166 画像メモリ 168 CPU 169 ROM 170 RAM 201 入力データセレクタ 202 画像合成 203 1次圧縮/伸長 204 出力データセ
レクタ 205 2次圧縮/伸長 206 1次記憶手段 207 2次記憶手段 M1〜M3 記憶エ
リア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 H04N 1/21 Fターム(参考) 2C087 AA03 BB10 BC02 BC07 BC14 CB02 CB12 DA02 DA10 2H027 DC14 DC18 ED30 EE08 EF09 EK09 FA11 FD08 HA12 ZA07 2H028 BB04 5C062 AA05 AB11 AB17 AB22 AB29 AB43 AC09 AC21 AC22 AC58 AC65 AC69 AE15 AF07 BA00 BA04 5C073 AA04 AA06 BA06 BB01 BB09 CC01 CC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの書込み、読出しを画像デー
    タの入出力に同期して行う1次記憶手段と、1次記憶手
    段よりも多い量の画像データを記憶する2次記憶手段
    と、前記画像データ中の原稿2ページ分を記録紙の第1
    面と第2面とに印刷する印刷手段と、1次、2次記憶手
    段及び印刷手段を制御する制御手段と、前記記録紙を印
    刷手段に給送する給紙手段と、印刷された記録紙を再び
    印刷手段へ給送する再給紙手段と、第1面印刷した最初
    の記録紙が再び印刷手段へ到達するまで、給紙手段が給
    送する複数枚の記録紙への印刷を続けて行った後に、最
    初の記録紙の第2面印刷を行い、この後に給紙手段で給
    送される別の新記録紙の第1面への印刷及び再給紙手段
    で給送される記録紙の第2面印刷を交互に行う両面印刷
    手段と、複数の画像データの入力手段とを有し、1次記
    憶手段の容量は、両面印刷時に第1面のみが印刷された
    装置内の複数の記録紙に対する第2面画像データの合計
    容量以上であり、1次記憶手段への画像入力時に、未印
    刷の画像領域への上書きを禁止する画像形成装置におい
    て、前記画像データ入力手段からの画像データの入力
    中、及びこの画像データの両面印刷中に記録紙無し、又
    は紙詰まり等の印刷中断状態が発生した場合、1次記憶
    手段に記憶されている画像データの一部又は全部の上書
    き禁止を解除することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 印刷中断状態が発生した後の1次記憶手
    段への画像データの入力時に、上書きを禁止にしないこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 印刷中断状態が発生した後に、印刷中断
    状態が解除されて印刷を再開した以降の1次記憶手段に
    入力される画像データに対して、上書きを禁止すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 印刷中断状態が発生した後に、印刷中断
    状態が解除されて印刷を再開した以降の1次記憶手段に
    入力される画像データに対して上書き禁止にするか、又
    は解除のままにするかを、印刷中断までに入力した画像
    数に対応して切り替えることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 印刷中断状態が発生した後に、印刷中断
    状態が解除されて印刷を再開した以降の1次記憶手段に
    入力される画像データに対して上書き禁止にするか、又
    は解除のままにするかを、印刷中断時間に対応して切り
    替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形
    成装置。
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