JP2008154091A - 複写製本システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 雑誌の連載等のスキャンを連続して行い、独立した本として製本する。
【解決手段】 MFPのパネルのスキャンボタンとして右ページのみ、見開き、左ページのみ、独立両ページ、境界、の5つを備える。スキャン時に削ってしまうわけではなく、中心線を編集処理する際に、スキャンした時に押したボタンの情報とあわせて面付け、章境界を決定する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、複数の機能を備えた複写装置およびその複写装置を利用して原稿の読み込み、ページ編集、製本出力を行う製本編集システムに関するものである。
画像形成手段として主に電子写真プロセスを用いる複写機は、近年、画像形成だけでなく、スキャナ、プリンタ、ファクシミリと言った個々の機能を組み合わせ一台の装置で様々な用途に利用できる、いわゆるMFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)として構成されていることが普通になってきている。
さらに、MFPが備える機能はソフトウェア的にもハードウェア的にも多様化している。ソフトウェア的にはネットワークにおけるサーバデバイスあるいはソフトウェアデバイスとして機能する通信機能が搭載されており、MFPはネットワークで構成されるシステムの一部として機能している。ハードウェア的には、給紙系および排紙系のオプションデバイスなどが接続されるようになり、MFPを利用することで単なる用紙の複写だけでなく、製本までも行えるような機器としての位置づけとなってきている。
このようなMFPを用いることで複雑な設定を持つ印刷製本物も作成することができるようになる。この印刷製本物の原稿データ、製本指示データ(ジョブチケット)はPCなどの上で動作する製本編集用のソフトウェアを利用して利用者が作成する。このようなソフトウェアを利用すれば、複数ページからなる原稿を内容ごとに章分けし、章ごとにページレイアウトを設定することで、単純に両面印刷をして綴じる、という以上の体裁を整えることも可能である。
例えば、章ごとに面付け(nUP印刷)や用紙サイズの種類を設定したりすることも可能である。
このような製本機能のための編集ソフトウェアと組み合わせることにより、紙原稿束から製本物として複製を行うことも可能になったのである。
またさらに別の従来技術として、複写機あるいはMFPにおける原稿の読取に際して、見開き原稿のページをそれぞれ独立した二つのページとして読み取ったり複写するページ連写や、罫線等を認識して特定の部分を読み取ったり複写したりする技術も実現されている。
これらの機能を利用して、一つ以上の製本物の一部のページ群を集め、新たに製本物として複写することも可能である。
従来例としては、例えば印字内容による各項目ごとの開始ページを奇数ページまたは偶数ページに設定する項目識別コードを挿入するものや(特許文献1参照)、罫線を認識して原稿を分割するものや(特許文献2参照)、ページ連写、両面の原稿データの編集をするものがある(特許文献3参照)。
特開平06−284239号公報 特開平07−058915号公報 特開平7−112562号公報
前述のような製本物の複写において、編集作業は基本的に手作業により行われることとなる。その理由として、ひとつには製本物である原稿からの読み取り作業が手作業を伴うということが挙げられるが、それに加えて、その後の複数部分原稿の分類などが目視による確認作業を伴うことも大きな要因となっている。
例えば、読み取った原稿が見開きページとなっている部分は製本再編集後も見開きにするか否かを選択したいであろうし、一つの製本物から複数の部分を読み取って、それぞれ別の原稿との組み合わせになるように順序を変えたい場合もあり得る。
前述のようなページ連写や部分抽出の機能を利用した場合は特に元の原稿の状態がわかりにくくなるため、スキャン時のページ抽出や、最終的な製本物の出力がMFPにより自動的に処理されるとしても、その前の段階の作業に利用者の負担がかかってくることになる。
本発明が解決しようとする課題は、MFPを利用して複数の製本物原稿よりの読み取りページ群を編集し、それらを改めて一つの製本物として編集、出力する際の利用者の利便性を向上し、簡易に製本物の編集、作成を行えるような製本編集システムを提供することにある。
上記課題を解決し、利用者がMFPの機能を活かした印刷製本複製物を簡易に得るために、本発明に係る印刷製本システムにおいては、MFPのパネルに右ページのみ、見開き、左ページのみ、境界ページ、といった読み取り原稿のページの状態種別ごとのスキャンボタンを提供する。さらに、読み取った各ページデータにそのページを読み取った際にどのスキャンボタンにより読み取り指示がなされたかを示すデータを付加して製本編集システムへ送る。製本編集システムにおいては、各ページに付加されたページ状態種別とその並び順を元にページ群の章単位を判別し、編集単位を自動的に切り分ける。ここで切り分けられた編集単位で編集を行うように製本編集ソフトウェアのユーザインタフェースを構成することにより、利用者の容易な編集を可能とする。
以上説明したように、本発明によれば、見開き原稿の部分を集めたような製本状態複製物が容易に作成できるようになった。
たとえば、複数の製本物の異なる章や、雑誌の連載記事の集合など、異なる原稿の部分を集める編集がより容易に行えるようになり、製本編集物の作成が容易に実現できるようになった。
また、本発明の方法によれば、MFPから外部コンピュータへは見開き原稿の左右ページを特に分離することなく見開きページのまま送っているため、MFPにおける処理システムのコストを上げることも無く、さらに後のページ分割などの画像編集処理における微調整なども外部コンピュータにおいて処理するため容易に実現可能となっている。
以下本発明の実施例を,図に沿って詳細に説明する。
(第一の実施例)
図1は本発明における実施例であるMFPの全体構成を示すブロック図である。
図1において、1は原稿の読み取りから印刷製本までを制御する制御部、2はいわゆるイメージスキャナを備えた原稿読み取り部、3は印刷を行う画像形成部、4は製本を行う製本部、5はMFPの操作に当たって各種情報を表示するディスプレイ、6はMFPの操作を行うための入力キー等を備えた操作パネルである。更に図1においては通信回線7によって外部のコンピュータ8と接続されていることが示されている。外部コンピュータ8は入出力デバイスとしモニタディスプレイ8a、キーボード8b、マウス(ポインティングデバイス)8cを備えている。
外部コンピュータ8が備える入出力デバイスを利用した操作によってスキャンした原稿ページの編集を行い新たな製本物としてMFPより出力できるようになっている。
図2は同じくMFPの装置全体の構成を示すイメージ図であり、一般的なMFPの形態を示している。
図2において、10は装置本体を示し、図1における制御部1、画像形成部3、ディスプレイ5、操作パネル6を備えている。11は自動原稿紙送り機能を備えたイメージスキャナであり、図1における原稿読み取り部2を備える。12は装置本体10の出力オプション機器である製本フィニッシャであり、図1における製本部4に相当する。
図3は本実施例における操作パネル6の概観を示す図である。
図3において、5は図1におけるそれ同じくディスプレイ、6は操作パネル全体、6aから6jは数字キー、6kはクリアーキー、6lは操作の開始を指示するスタートキー、6mは処理の途中で中断させるストップキーである。
ディスプレイ5の表面はタッチパネルとなっており、操作パネル6の入力装置としても使用される。したがって、ディスプレイ5に表示された文字や絵を見ながらその部分を指で触れることにより直感的な操作が可能となっている。
指示については操作パネルのキーでもタッチパネルでも両方使用可能であるが、複写枚数やページ数の指定など主に数値を入力する場合には数字キーおよびクリアーキーを使用するものとする。
次に図3におけるディスプレイ5に表示される原稿読取操作用の操作画面について説明する。
図4は本実施例においてディスプレイ5に表示される操作画面の一例である。図4において5は図3における同番号を付しているディスプレイの表示領域全体を示す。100は複写操作に関する操作画面を選択するタブボタン、101は原稿読取操作に関する操作画面を選択するタブボタンを示す。図4においては101が選択され原稿読取操作画面の状態である。
さらに、図4において102は読み込んだページデータを送信するあて先を指定する送信宛先入力領域、103は読み込んだページデータを保存する画像フォーマットを選択するボタン、104はスキャンモードを選択するボタン、105は原稿ページの見開き方向を選択するボタン、107は読み取り操作を開始するボタン、108は設定をキャンセルするボタンである。
102にはMFPよりスキャンしたページデータ及び付加情報を送信する宛先が標準的な表記方法により指定されるものとする。ここではURLによりFTP手段でedithost.domain.comというホストとeditdir/workというディレクトリが指定されている例が示されている。
103、104、105は選択ボタンであると同時にそのときの選択状態の表示も行う。図4に示す例の状態では、画像フォーマットとしてPDFが、スキャンモードして製本用モード、見開き方向として左から右方向が選択されていることが分かる。
次に、図4の画面から各設定を選択する操作についてさらに詳しく説明する。
図5は図4に示す画面より画像フォーマットを選択する場合の操作の様子を示している。利用者が図4におけるボタン103をパネル上で触れることにより、図5に示す状態となる。図5において110は103の選択肢を示すメニュー全体、110aは画像フォーマットとしてPDFを選択するボタン、110bは画像フォーマットとしてTIFFを選択するボタンである。利用者は図5の状態で110aあるいは110bを触れることにより、いずれかの画像フォーマットを選択することが出来る。
図6は図4に示す画面よりスキャンモードを選択する場合の操作の様子を示している。利用者が図4におけるボタン104をパネル上で触れることにより、図6に示す状態となる。図6において111は104の選択肢を示すメニュー全体、111aはスキャンモードとして通常読み取りモードを選択するボタン、111bはスキャンモードとして製本読取モードを選択するボタンである。利用者は図6の状態で111aあるいは111bを触れることにより、いずれかの読取モードを選択することが出来る。
図7は図4に示す画面より見開き方向を選択する場合の操作の様子を示している。利用者が図4におけるボタン105をパネル上で触れることにより、図7に示す状態となる。図7において112は105の選択肢を示すメニュー全体、112aは見開き方向として「左から右方向」を選択するボタン、112bは見開き方向として「右から左方向」を選択するボタン、112cは見開き方向として「上から下方向」を選択するボタンである。利用者は図7の状態で112a、112bあるいは112cを触れることにより、いずれかの見開き方向を選択することが出来る。
次に、読取操作を開始した後の操作画面について説明する。
図8は図4に示す画面においてスキャンモードとして通常読取を選択した後、ボタン107に触れることで表示される通常読み取り時の読取実行画面である。この画面の状態では従来技術にあるような通常の読取操作が行われる。利用者は原稿をスキャナにセットし、原稿の見開き状態に関係なく順にスキャンを行っていく。
操作手順としては、自動原稿送り機構(ADF)に原稿束をセットし図3におけるスタートキー6lを押下するか、あるいは1ページずつ原稿をスキャナにセットしてはスタートキー6lの押下を繰り返す。全ての原稿の読取が終了した後には図8における115を押して指定された送信宛先にページデータを送信する。原稿の読取の途中で中止する場合には図8における116を押すことで読み取ったページデータの送信を行わずに図4の画面へ戻ることが出来る。
図9は図4に示す画面においてスキャンモードとして製本読取、見開き方向として「左から右方向」を選択した後、ボタン107に触れることで表示される製本読み取り時の読取実行画面である。この画面の状態ではページが左から右へと続く見開き原稿の一部を複数連続で読み取ることが出来る。利用者は見開き原稿をスキャナにセットし、各ページのスキャン毎に図9に示されているボタンのうち適切なボタンを一つ選択することで読み取り操作を進めていく。
図9において120は見開き原稿の右側だけにスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、121は見開き原稿の両方に連続したスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、122は見開き原稿の左側だけにスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、123は連続ページのスキャンの区切りを示す操作のためのボタン、124は見開き原稿の両方に連続しないスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、125はスキャンの終了を示す終了ボタンである。
図9に示す画面における利用者の原稿スキャン操作方法について更に詳しく説明する。
まず、図9に示すスキャンモードにおいては、利用者は見開き原稿の読取を行うものとする。すなわち製本物のページをめくりながら手作業でスキャンを行っていく作業専用のスキャンモードである。
さらに、見開き原稿のスキャン順序は原稿のページ順に行っていくものとする。例えば、見開き原稿で3見開きページ分のスキャンを行うとすると、読取の回数は3回となるが、その3回で読み込ませるページの順序は原稿のページ順となっていなければならない。ページの後半から逆順序でスキャンしたり、順序を全くバラバラでスキャンしてはならない。
また、各見開きページをスキャンする際にはスキャンする見開きページの状態に合わせて図9に示すボタンのうち適切なものを選択しなければならないため、各見開きごとに原稿を確認する必要がある。しかし、この確認作業は、特に利用者の作業の効率を損ねるものとはならない。なぜならば、元々製本物の見開き読み取り作業においては、読取開始(見開き)ページと読取終了(見開き)ページを確認しなければならないため、従来通りの作業に押下するボタンの種類を選択することだけが追加となっているからである。
以上の条件の下、利用者は見開き原稿の一部ページの読み取り作業を行う。この際、一回の読み取り作業で読み込む原稿製本物は複数あっても良い。また、一つの製本物の中から、異なる複数の部分ページ連を続けて読み取っても良い。
図10、図11、図12は見開きページの状態の例を示している。
ある製本原稿の第2章のみを読み取る例を考える。なお、本実施例の説明において章はページの先頭から開始するように版組みされているものとする。図10および図11は読みと理解し見開きページの状態としてあり得る二つのパターンを示している。図10において200は見開き左側のページ、201は見開き右側のページを示しており、左側のページから第2章が開始していることを示している。図11において202は見開き左側のページ、203は見開き右側のページを示しており、右側のページから第2章が開始していることを示している。
図10に示した例の場合には、まず図9における121を押してスキャンを行う。これは単純に見開き両方のページを読み取るということを意味する。
図11に示した例の場合には、図9における120を押してスキャンを行う。これは、図11における202のページは読み取り対象ではなく右側のページである203の部分のみを読み取る必要があることを意味する。
図12は、読み取る連続ページ群の区切り、すなわち章の境界で無い見開きページの状態を示している。図12おいて204は見開き左側のページ、205は見開き右側のページを示しており、この見開きページの読み取りの際には図9における121を押す。
第2章が多くのページから構成されている場合には、通常、図9における120(右側ページから第2章が始まる場合)あるいは121(左側ページから第2章が始まる場合)を押した後、各見開きページに対して必要な回数121を押すスキャンを行った後、第2章の最後のページが含まれる見開きページをスキャンして終了することになる。第2章の最後のページが含まれる見開きページが図12に示すような状態の場合には、最後の見開きページを121にてスキャン後、利用者は第2章の最後の見開きページであったことを確認の後終了ボタン125を押して読み取り処理を終了する。章の最後のページが含まれる見開きページにはもう一つのパターンがある。すなわち、章の最後のページが見開きの左側ページとして配置されている場合である。これはちょうど図11における202が第1章の最後のページであることに対応する。第1章における図11に示す状態の場合には、スキャンの際に図9における122を押す。次に125を押せば読み取り処理を終了する。
製本物原稿の1連続部分のみを読み取る場合には図9における120、121、122および終了ボタン125のみの操作により見開き状態を含めたスキャンを行うことが出来る。
次に、複数の製本物原稿、あるいは異なる複数連続部分を続けて読み取る場合の操作について詳しく説明する。
複数章を連続でスキャンする場合でも最初の章の読み取り開始については、前期と同様である。操作が異なるのは章と章の境界部分である。
まず、連続した章をスキャンする場合を考える。
ある製本原稿の第1章および第2章のみを読み取る例を考える。ただし、後に第2章と第1章を別々に扱えるようにしたいため、章の境界が分かるように操作するものとする。第1章と第2章の境界部分を特に第2章の先頭ページが含まれる見開きで見てみると、それらはすなわち図10と図11に示される二つのパターンとなる。
図10のパターンの場合には、ページをめくって第2章が現れた際に利用者は図10のパターンであったことが分かる。ここで、図9における123を押し、章の境界が見開きページの境界になっていることを指示する。これにより境界ボタン123が一時的に消えて利用不可能になり、図13に示されるような状態となる。後は通常通りに操作を続ける。つまり、図10に示す状態の場合には図13における121を選択する。一時的に利用不可能となった境界ボタン123は他の読み取りボタンである、120、121、122、124のいずれかが選択されたときに再び利用可能な状態である図9に示される状態に戻る。
図11のパターンの場合には、図9における124を押し、見開きページに第1章と第2章の両方が含まれていることを指示する。後は第2章の読み取りを通常通り続ければよい。
次に、離れた章あるいは異なる製本物の章を連続でスキャンする場合を考える。
例えば、一つの製本物における第1章と第3章や異なる製本物のそれぞれ第2章を読み取るなどの場合も基本的な操作は上記と同じである。ただし、見開きに章の境界がくることは無いので124を押下する必要は無い。境界部分では123のボタンを押せばよい。
以上、図9に示される画面における操作について説明したが、上記は見開き原稿が左から右へとページが続く場合の操作手順である。見開き原稿が右から左へとページが続く場合は図7における112bを、上から下へとページが続く場合は図7における112cを選択して別の画面での操作となる。
図14は図4に示す画面においてスキャンモードとして製本読取、見開き方向として「右から左方向」を選択した後、ボタン107に触れることで表示される製本読み取り時の読取実行画面である。この画面の状態ではページが右から左へと続く見開き原稿の一部を複数連続で読み取ることが出来る。利用者は見開き原稿をスキャナにセットし、各ページのスキャン毎に図14に示されているボタンのうち適切なボタンを一つ選択することで読み取り操作を進めていく。
図14において130は見開き原稿の右側だけにスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、131は見開き原稿の両方に連続したスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、132は見開き原稿の左側だけにスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、133は連続ページのスキャンの区切りを示す操作のためのボタン、134は見開き原稿の両方に連続しないスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、135はスキャンの終了を示す終了ボタンである。
図15は図4に示す画面においてスキャンモードとして製本読取、見開き方向として「上から下方向」を選択した後、ボタン107に触れることで表示される製本読み取り時の読取実行画面である。この画面の状態ではページが上から下へと続く見開き原稿の一部を複数連続で読み取ることが出来る。利用者は見開き原稿をスキャナにセットし、各ページのスキャン毎に図15に示されているボタンのうち適切なボタンを一つ選択することで読み取り操作を進めていく。
図15において140は見開き原稿の下側だけにスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、141は見開き原稿の両方に連続したスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、142は見開き原稿の上側だけにスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、143は連続ページのスキャンの区切りを示す操作のためのボタン、144は見開き原稿の両方に連続しないスキャン対象のページがある場合に選択するボタン、145はスキャンの終了を示す終了ボタンである。
図14および図15に示す操作画面における操作については、利用者が対象となるボタンを選択しやすいように別のイメージによりボタンを表現しているが、基本的には図9における操作と同様であり、見開きページのどちらのページが読み取り対象となっているか、複数の章を読み取る場合には章の境界があるかを判断して適切なボタンを操作するものとする。
次に、MFPにおいて読み取った原稿ページを編集し改めて製本物として出力するための編集アプリケーションについて説明する。
図16は本実施例における製本編集アプリケーションの操作画面例である。図16に示される画面のアプリケーションは図1における編集用コンピュータ8において実行され、8aに表示された画面に従って8bおよび8cを利用して編集操作を行うように実装されている。
図9の125あるいは図14の135、図15の145によって読み取り処理が終了されるとページデータ及び見開きページ状態の情報がコンピュータ8へ送信される。ここでコンピュータ8aは予め図4に示される102において適切に指定されているものとする。送信されたデータは公知の一般的な手順により図16に示す画面のアプリケーションに取り込まれた後、図16に示す画面の製本編集アプリケーション内で編集可能なデータに変換され、再編集が可能になるものとする。
図16において、300は製本編集アプリケーションの編集画面全体、301は編集単位である章サムネイルの一覧表示部、302はプレビュー部、303は章の上移動ボタン、304は章の下移動ボタン、305はプレビュー部における前頁移動ボタン、306はプレビュー部における表示ページの表示部、307は次頁移動ボタン、308はプレビュー部の拡大ボタン、309はプレビュー部の縮小ボタン、310、311、312は編集単位である章サムネイル、313は現在選択中の章、314は章サムネイルの一覧表示部におけるスクロールバー、315は編集結果に従って出力するボタンである。
301にはMFPにおいて指定されたスキャンボタンの情報に従い自動的に章分割された章の一覧が表示される。310、311、312はその章の一例である。また、章単位で順序を入れ替えるために、マウス8cを使用した操作により310、311、312などの中から一つの章を選択することが出来る。図16においては310に示す章が選択されている状態が示されている(313)。ここで、スクロールバー314を操作することにより、表示領域の都合から見えなくなっている章についても選択が可能なようになっている。選択した章は上移動ボタン(303)あるいは下移動ボタン(304)により章の順序を入れ替えることが出来る。また、選択した章については右側のプレビュー部(302)においてそのページの内容を確認することが出来るようになっている。
302の表示においては、下の前頁移動ボタン(305)あるいは次頁移動ボタン(307)を操作することにより所望のページを表示して内容を確認することが出来る。現在表示中のページは306にて確認することが出来る。さらに、拡大(308)、縮小(309)ボタンにより表示の縮尺を変更することで細部あるいは全体イメージの確認が出来るようになっている。図16においては見開きのページレイアウトにて左側のページに第2章の先頭ページがきている様子が示されている。
編集結果を出力して製本物を得るためには、最後に315の出力ボタンを押す。
以上、本実施例における利用者の操作手順を説明した。次に、本実施例における内部のデータ処理について説明する。
本実施例においては原稿から読み取りを行った結果はページデータ及び付属情報として指定コンピュータ8へ送信される。送信されるデータはファイルの形式で保存され、ページデータと付属情報が対であることが識別可能なファイル名がつけられる。
ページデータは複数ページが一つのファイルに収められる。
付属情報は対応するページデータファイル内の各ページに対応する見開きページ情報を持っている。
図17は本実施例における付属情報ファイルの例を示している。本実施例における付属情報ファイルはSGMLやXMLなどに代表されるマークアップ言語を利用したテキストドキュメントの形式をとっている。ただし、本実施例の説明に必要な部分のみの表現を用いており、SGMLやXML等の仕様に厳密に従ったものではない。
図17に示す付属情報は13行から成り立っている。1行目の<pageinfo>は付属情報の記述の開始を意味する。これに対応する表現として、13行目の</pageinfo>は付属情報の記述の終了を意味する。2から12行目は具体的な情報の内容を示すものである。
1行目の<pageinfo>の記述ではさらにorder="LeftToRight"で読み取り操作が製本読取モードの左から右方向へ行われたことを示している。他に、見開き原稿の右から左方向の場合にはorder="RightToLeft"、上から下の場合にはorder="TopToBottom"、製本読み取りではなく通常読み取りモードの場合にはorder="Normal"が記述されるものとする。
各付属情報は読み取り処理におけるボタン操作単位で記述されている。パネル5における操作で読み取り操作ボタンのいずれかを選択する毎に<page/>あるいは<border/>という記述が追加されていく。
例えば、図9における120、図14における132、図15における140が押された場合には2行目の記述例に示すように、<pageの後にstruct="_#"という記述がされる。また<pageの後にはno="0"とpagesize="A3L"という記述もある。no="0"は対応するページデータファイルの0ページ目(先頭ページ)に対応することを示し、pagesize="A3L"は読み取ったデータがA3横サイズであることを示している。
図9における121、図14における131、図15における141が押された場合には、3、5、6、8、9、11、12行目に示されるようにstruct="##"という記述となる。
図9における122、図14における130、図15における142が押された場合には、4行目に示されるようにstruct="#_"という記述となる。
図9における124、図14における134、図15における144が押された場合には、7行目に示されるようにstruct="12"という記述となる。
さらに、図9における123、図14における133、図15における143が押された場合には、10行目に示されるように<border/>という記述となる。
以上のように、付属情報の記述から、どのページがどのボタン操作によって読み取られたのかが順に識別できるようになっている。
次に、図16に示す画面のアプリケーションにおける内部のデータ構造について説明する。
図18は図17に示す付属情報ファイルとページデータから生成された図16に示す画面の製本アプリケーション内部のデータ構造を図示したものである。図18に示すデータ構造は図17に示す付属情報ファイルに対応するものとなっている。
図18において400は章リストを示すデータ構造、401から404はそれぞれ章を示すデータ構造、405から422はそれぞれ各ページを示すデータである。
章リスト400は章データへのポインタ(リンク)のリストであり、図16に示す画面における章一覧表示301の表示順に対応する。301の表示では章リスト400のデータ構造に従って、章サムネイルの表示を行い、図16に示す画面における編集で章の順序が変更される場合には、章リスト400が保持するポインタの順序を対応する順序へ変更する。章リスト400の各ポインタは401から404で示されるような章のデータ構造を指している。
章データ構造は表裏を示すフラグとページデータへのポインタからなるレコードのリストであり、その章を構成するページ群とそれらページの順序を定める。表裏を示すフラグが0の場合は対応するページデータが表面に印刷されることを示す。フラグが1の場合には対応するページデータは裏面に印刷される。フラグの順序によっては、裏面だけにページが印刷される場合もあり得る。401を例として説明すると、401は4ページからなる章であり、表、裏、表、裏の順に印刷される。章データ401の各ポインタは405から408で示されるようなページデータを指している。
ページデータは表示および印刷が可能な状態のイメージデータである。MFPより送信されたページデータはひとつのページが見開き状態の全体を指しており、かつ複数見開きページがひとつのファイルとなっているが、図18に示すデータ構造ではそれらが各ページに分割され、印刷時のページに対応するようになっている。このため、複数ページは各ページに分割され、また、各ページは見開き左右のページがそれぞれ別のページとして分割されている。
図16に示す画面のプレビュー画面302においては、これらのページが順に見開き状態となるように表示される。
次に、MFPからのページデータおよび、付属情報から図18に示すデータ構造へ変換する際の手順について詳しく説明する。
図19は本実施例における製本編集アプリケーションのデータ変換の手順を示すフローチャートである。図19に従って、MFPからのページデータおよび、付属情報から図18に示すデータ構造へ変換する際の手順を説明する。
まずステップS500にて処理を開始すると、ページデータおよび付属情報のファイルを読み込む。次にステップS501にて新しく内部に章データ構造を作成するためのフラグをセットする。この章データ構造は、18における401から404に示すデータ構造に対応するものであるが、この時点では内部処理上のフラグをセットするだけで、データ構造自体は用意しない。次にステップS502にて付属情報のorderの値を調べる。図17においては1行目のorder="LeftToRight"が対応する。ここで、orderの値が"Normal"の場合にはステップS503へ進む。それ以外の場合にはステップS504へ進む。ステップS503については後述する。
orderの値が"Normal"以外の場合には順にpageinfoエレメントの中のエレメントを読んでいく。
ステップS504では次の要素を調べている。次の要素がpageの場合にはステップS505へ進み、次の要素がborderである場合にはステップS521へ進む。図17に示す例においては、10行目を除き全てが、pageエレメントとなっている。10行目のように次に読み込んだ要素がborderエレメントであった場合にはステップS521にて章データ構造を作成するフラグだけをセットし、ステップS504へ戻る。
pageエレメントの場合にはさらにステップS505にてnoが示す値からページデータファイル中の1ページを取り出す。例えば図17における2行目の場合にはno="0"であるのでページデータの先頭ページを取得する。さらにステップS506にて取得したページを二つのページに分割する。この際、pageエレメントのpagesize属性とステップS502にて取得したorder値により分割の境界を決める。orderが"LeftToRight"あるいは"RightToLeft"の場合には左右二つのページ分割する。orderが"TopToBottom"の場合には上下二つのページに分割する。そして、pageエレメントのstruct値に従って章データ構造へのページの追加を行う。
ステップS507においてstruct値によって処理の分岐を行う。"_#"であればステップS508へ、"##"であればステップS510へ、"#_"であればステップS514へ、"12"であればステップS516へ進む。各パターンごとに説明する。
"_#"の場合は二つに分割した後半のページのみが読み取り対象である。必然的にページも連続していないためステップS508にて新しく章データ構造を作成する。章データ構造を作成した場合は章データ構造を作成するフラグはクリアする。以後、同様にステップS511、ステップS517、ステップS519でも同様にフラグをクリアするものとする。そして、ステップS509にて後半ページを作成した章データ構造へ追加する。追加するページの表裏フラグは表を示す0を設定する。なお、ステップS509は右ページ追加と示されているが、orderの値によって対象となるページの部分は異なる。orderが"LeftToRight"であった場合には分割した右側のページ、orderが"RightToLeft"であった場合には分割した左のページ、orderが"TopToBottom"の場合には分割した下のページを追加対象とする。いずれの場合も表裏フラグは表を示す0を設定するものとする。以後、同様にステップS513、ステップS520においても同様の処理を行うもとのする。ページの登録が終了したらステップS504へ戻り処理を繰り返す。
"##"の場合は二つに分割した両方のページが読み取り対象である。まず章の境界を示すフラグが立っているか否かをステップS510にて調べ、フラグが立っていればステップS511にて章データ構造を作成する。次にステップS512にて前半ページを章データ構造へ追加する。追加するページの表裏フラグは裏を示す1を設定する。なお、ステップS512は左ページ追加と示されているが、orderの値によって対象となるページの部分は異なる。orderが"LeftToRight"であった場合には分割した左側のページ、orderが"RightToLeft"であった場合には分割した右のページ、orderが"TopToBottom"の場合には分割した上のページを追加対象とする。いずれの場合も表裏フラグは裏を示す1を設定するものとする。以後、同様にステップS514、ステップS518においても同様の処理を行うもとのする。続いてステップS513にて後半ページを章データ構造へ追加する。ページの登録が終了したらステップS504へ戻り処理を繰り返す。
"#_"の場合は二つに分割した前半のページのみが読み取り対象である。ステップS514にて前半ページを作成した章データ構造へ追加する。追加するページの表裏フラグは裏を示す1を設定する。さらに章の境界となるため、ステップS515にて章データ構造を作成するフラグをセットし、ステップS504へ戻る。
"12"の場合は二つに分割した両方のページが読み取り対象であり、かつ前後ページの間に章の境界がある。まず章の境界を示すフラグが立っているか否かをステップS516にて調べ、フラグが立っていればステップS517にて章データ構造を作成する。次にステップS518にて前半ページを章データ構造へ追加する。追加するページの表裏フラグは裏を示す1を設定する。そして、ステップS519にてさらに章データ構造を作成し、ステップS520にて後半ページを新しく作成した章データ構造へ追加する。最後は他と同様ステップS504へ戻る。
以上を繰り返していくことにより、適切な位置で章の境界を判別でき、章データ構造とそのリストが作成される。ステップS504にて次の要素が無くなったらステップS522へ進み終了する。
ステップS502にてorderが"Normal"であった場合は、製本読取もーどではないため、ページデータファイルも見開きページデータではない。従ってステップS503では章データ構造をひとつだけ作成し、そこへ順に全てのページデータをそのまま追加していく。その際表裏フラグは全て表を示す0とする。処理が終了したらその他の場合と同様ステップS522にて終了する。
以上の手順を経ることによりページデータおよび図17に示すような付属情報を図18に示すような内部データ構造へと変換することが可能となる。
次に図18に示すような内部データ構造のデータから製本出力を行う手順について説明する。
図20は本実施例における印刷の手順を示すフローチャートである。図20は図16に示す画面におけるボタン315を押したときの動作に対応する。
まずステップS530にて処理を開始すると、図18に示すデータ構造に従って、章データ構造およびページデータを上から順にたどることにより処理を行う。ステップS531では次のページを取得する。この際、章をまたがった場合も順に次の章の先頭ページを取得していくものとする。ステップS531にて次のページが無かった場合、つまり最後のページまで処理した後にはステップS535にて処理を終了する。ただし、各ページ間の処理については別途後述の状態遷移図において詳細に説明する。次のページがある場合にはステップS532にて表裏を示すフラグを章データ構造体から取得する。またステップS533にて対応するページデータを取得する。これらをもってステップS534にて次に説明する状態遷移図に基づいた処理を行い、ステップS531へ戻る。
最後の処理ではMFPの機能により製本処理を施すものとする。
次に印刷手順の詳細を示す状態遷移について説明する。
図21は図20における処理の詳細を示す状態遷移図である。
図21に示す状態遷移図においては6つの状態が定義されている。600は初期状態、605は終了状態、その他601、602、603、604の4つの状態である。状態遷移のトリガーは各ページの取得とその表裏の別による。各状態遷移と状態遷移時の処理について更に詳細に説明する。
初期状態においてページが全く無い場合には状態605へ遷移して終了する。
初期状態において表ページが取得された場合、すなわち表裏フラグが0であった場合には状態601へ遷移し、一時当該表ページを保持しておく。
初期状態において裏ページが取得された場合、すなわち表裏フラグが1であった場合には状態602へ遷移し、両面印刷モードにて、表面は白紙、当該ページを裏面として印刷処理を行う。
状態601において次のページが無い場合には、状態605へ遷移し、片面印刷モードにて、当該表ページを印刷して終了する。
状態601において表ページが取得された場合には、状態603へ遷移し、その前に保持していた表ページを片面印刷モードで印刷し、新たに取得した表ページを改めて一時保持する。
状態601において裏ページが取得された場合には、状態604へ遷移し、両面印刷モードにて、その前に保持していた表ページ及び当該裏ページを印刷する。
状態602において次のページが無い場合には、状態605へ遷移して終了する。
状態602において表ページが取得された場合には、状態601へ遷移し、一時当該表ページを保持しておく。
状態602において裏ページが取得された場合には、状態602へ遷移し、両面印刷モードにて、表面は白紙、当該ページを裏面として印刷処理を行う。
状態603において次のページが無い場合には、状態605へ遷移し、片面印刷モードにて、当該表ページを印刷して終了する。
状態603において表ページが取得された場合には、状態603へ遷移し、その前に保持していた表ページを片面印刷モードで印刷し、新たに取得した表ページを改めて一時保持する。
状態603において裏ページが取得された場合には、状態604へ遷移し、両面印刷モードにて、その前に保持していた表ページ及び当該裏ページを印刷する。
状態604において次のページが無い場合には、状態605へ遷移して終了する。
状態604において表ページが取得された場合には、状態601へ遷移し、一時当該表ページを保持しておく。
状態604において裏ページが取得された場合には、状態602へ遷移し、両面印刷モードにて、表面は白紙、当該ページを裏面として印刷処理を行う。
以上のように図21の状態遷移図に従った処理により、図18に示すデータ構造からもとの見開き原稿と同じ見開き状態での印刷処理が可能となる。
以上説明したように、MFPのパネルにおいて見開き原稿の右ページのみ、両方、左ページのみ、境界ページ、といった読み取り原稿のページの状態種別ごとのスキャンボタンを提供し、読み取り時に押されたボタンの種別の列と読み取りデータから、原稿の見開き状態を再現しつつ、読み取り原稿の部分単位すなわち章を自動判別し、章単位の編集が可能な外部コンピュータの製本編集ソフトウェアを提供することにより、見開き原稿の部分を集めたような製本状態複製物が容易に作成できるようになった。
(第二の実施例)
第二の実施例については、第一の実施例との違いを説明する。
第一の実施例においては、図20に示すフローチャートの処理において、章を跨いでページを取得していくことにしていた。このため、裏面ページで終わる章と表面ページで始まる章が続いている場合にはこれらのページは一つの見開きページとなるように配置された。
第二の実施例においては、章の単位でページを取得するようにする。すなわち図21に示す状態遷移の終了トリガーを章単位に入れるものとする。これにより、各章がそれぞれ独立した見開きページに配置されるようになった。
MFPの全体構成を示すブロック図。 MFPの装置全体のイメージ図。 操作パネルの概観。 画面例。 画面例。 画面例。 画面例。 画面例。 画面例。 原稿イメージ例。 原稿イメージ例。 原稿イメージ例。 画面例。 画面例。 画面例。 画面例。 データ例。 データ構造例。 フローチャート。 フローチャート。 状態遷移図。
符号の説明
1 制御部
2 読み取り部
3 画像形成部
4 製本部
5 ディスプレイ
6 操作パネル
7 ネットワーク(接続線)
8 外部コンピュータ

Claims (2)

  1. 原稿を読み取る原稿読み取り手段、
    読み取った原稿の一枚以上のページイメージを画像データとして蓄積する画像蓄積手段、
    および、画像データを印刷する印刷手段、および、
    印刷結果を製本する製本手段、を備える印刷製本装置において、
    原稿読み取りに際して見開き原稿の状態に応じた複数の読み取り指示手段、
    前記画像蓄積手段に対して前記ページイメージに対応する前記読み取り指示を付加する読み取り指示付加手段、
    前記ページイメージ及び前記付加された読み取り指示より前記ページイメージを分割するページイメージ分割手段、
    前記ページイメージ及び前記付加された読み取り指示より前記分割されたページイメージの連続部分を識別するページ部分列識別手段、
    前記付加された読み取り指示より前記分割されたページイメージの各ページが印刷される面を決定する印刷面決定手段、
    前記ページ部分列の順序を入れ替えるページ部分列編集手段、
    前記ページ部分列及び前記決定された印刷面に従って印刷製本を行う編集結果出力手段、
    を備えることを特徴とする印刷製本装置。
  2. 請求項1における印刷製本装置において、
    前記見開き原稿の状態に応じた複数の読み取り指示手段として、
    見開き原稿の前半部分のみ読み取る指示、
    見開き原稿の全体を読み取る指示、
    見開き原稿の後半部分のみ読み取る指示、
    見開き原稿の全体を読み取り、かつ、前半後半で分離する指示、
    原稿の区切りを示す指示、
    を備えることを特徴とする印刷製本装置。
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