JP4200834B2 - 情報検索システム、情報検索方法及び情報検索プログラム - Google Patents

情報検索システム、情報検索方法及び情報検索プログラム Download PDF

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    • Y10S707/99934Query formulation, input preparation, or translation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報検索システム、情報検索方法及び情報検索プログラムに関し、例えば、任意のキーワードによる電子文書又は電子文書内の単語の検索に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネット上に公開されている検索エンジンは、入力したキーワードに関するWebページを所定の優先順位に基づいて列挙することで、業務の記事から趣味の小物に至るまでありとあらゆるものを調べることが可能なツールとして定着している。しかし、検索キーワードに関係する事柄(場所など)を知りたい場合でも、キーワードのみの検索では検索結果にその事柄が記載されていない文書が多く列挙されたり、仮に事柄を含んでいたとしても記事を読まなければならなかったりするなど、効率よく事柄を知ることは困難であった。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−132811号公報
この問題の解決方法としては、特許文献1に開示されるものがあり、質問文(例えば、「日本の首都はどこですか」)を入力とし、質問文を解析した後、その属性を含む文書を探索し、さらに文書から質問文に対する回答(例えば、東京)を得て出力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1における方法では、文書データベースに対するキーワードの検索結果となる文章から回答を作成するため、検索結果に回答となる語句が記載されていない文章が含まれていることも多く、検索効率が悪くなっていた。また、回答を文章内から探索して作成するため、回答作成時の処理時間や処理コストもかかっていた。
【0005】
そのため、検索の意図がキーワードに関連する事柄にある場合に、適切な検索結果を迅速に効率良く得ることができる情報検索装置、情報検索方法及び情報検索プログラムが求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、第1の本発明の情報検索システムは、(1)キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、(2)検索にそのまま用いられる文字列でなるキーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を特定する文字列でなる属性情報を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、(3)上記検索キー入力手段が取り込んだ文字列でなる属性情報を、属性情報と属性とを対応付けている予め用意されている属性ルールに従って、上記データベースにおける属性の記述形式に従う属性に変換する属性変換手段と、(4)上記検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、上記属性変換手段が属性情報を変換して得た属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索手段と、(5)得られた検索結果を出力する出力手段とを有し、(6)上記検索手段は、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性情報に係る属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含めることを特徴とする。また、第2の本発明の情報検索システムは、(1)キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、(2)キーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を指定する、キーワードを特定していない属性を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、(3)この検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索手段と、(4)得られた検索結果を出力する出力手段とを有し、(5)上記検索手段は、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含めることを特徴とする。
【0007】
第3の本発明の情報検索方法は、情報検索システムが実行する情報検索方法であって、(1)上記情報検索システムは、データベース、検索キー入力手段、属性変換手段、検索手段、及び、出力手段を有し、(2)上記データベースが、キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納していると共に、(3)上記検索キー入力手段が、検索にそのまま用いられる文字列でなるキーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を特定する文字列でなる属性情報を含む検索キーを取り込む検索キー入力工程と、(4)上記属性変換手段が、上記検索キー入力工程で取り込んだ文字列でなる属性情報を、属性情報と属性とを対応付けている予め用意されている属性ルールに従って、上記データベースにおける属性の記述形式に従う属性に変換する属性変換工程と、(5)上記検索手段が、上記検索キー入力工程で、取り込んだキーワード、及び、上記属性変換手段が属性情報を変換して得た属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索工程と、(6)上記出力手段が、得られた検索結果を出力する出力工程とを含み、(7)上記検索工程は、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性情報に係る属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含めることを特徴とする。また、第4の本発明の情報検索方法は、情報検索システムが実行する情報検索方法であって、(1)上記情報検索システムは、データベース、検索キー入力手段、検索手段、及び、出力手段を有し、(2)上記データベースが、キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納していると共に、(3)上記検索キー入力手段が、キーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を指定する、キーワードを特定していない属性を含む検索キーを取り込む検索キー入力工程と、(4)上記検索手段が、この検索キー入力工程で、取り込んだキーワード、及び、属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索工程と、(5)上記出力手段が、得られた検索結果を出力する出力工程とを含み、(6)上記検索工程は、上記データベース内の、上記検索キー入力工程で取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力工程で取り込んだ属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含めることを特徴とする。
【0008】
第5の本発明の情報検索プログラムは、コンピュータを、(1)キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、(2)検索にそのまま用いられる文字列でなるキーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を特定する文字列でなる属性情報を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、(3)上記検索キー入力手段が取り込んだ文字列でなる属性情報を、属性情報と属性とを対応付けている予め用意されている属性ルールに従って、上記データベースにおける属性の記述形式に従う属性に変換する属性変換手段と、(4)上記検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、上記属性変換手段が属性情報を変換して得た属性とに基づいて、上記データベースを検索するものであって、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性情報に係る属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める検索手段と、(5)得られた検索結果を出力する出力手段として機能させることを特徴とする。また、第6の本発明の情報検索プログラムは、コンピュータを、(1)キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、(2)キーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を指定する、キーワードを特定していない属性を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、(3)この検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、属性とに基づいて、上記データベースを検索するものであって、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める検索手段と、(4)得られた検索結果を出力する出力手段として機能させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(A)実施形態
以下、本発明による情報検索システム、情報検索方法及び情報検索プログラムの一実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0010】
(A−1)実施形態の構成
図1は、この実施形態の情報検索システムの機能的構成を示すブロック図である。この実施形態の情報検索システムは、パソコンなどの1台の情報処理装置に情報検索プログラム(固定データを含む)がインストールされて構築されたり、パソコンやサーバなどの複数の情報処理装置に情報検索プログラムの処理ルーチンが分散配置されて構築されたりするが、機能的には、図1で表すことができる。なお、この実施形態についての以下の説明では、1台の情報処理装置上に実現されたイメージでハードウェアに関する説明を行う。
【0011】
この実施形態の情報検索システム1は、大きくは、データ登録部10、データベース20及びデータ検索部30でなる。
【0012】
データベース20は、検索対象となり得る文書データなどを格納しているものであり、例えば、ハードディスク装置や光ディスク装置などの大容量記憶装置で実現される。
【0013】
データ登録部10は、データベース20へ検索対象となり得る文書のデータなどを格納するものであり、文書入力部11、キーワード抽出部12、形態素解析部13及び属性解析部14を有する。
【0014】
データ検索部30は、ユーザのキーワードなどの入力に応じて、データベース20から該当する電子文書又は文章を検索するものであり、検索キー入力部31、検索部本体32、検索キー解析部33、属性ルール記憶部34及び出力部35を有する。
【0015】
文書入力部11は、データベース20に登録する文書(電子文書)を入力するものであり、例えば、キーボードの他、フレキシブルディスクやCD−ROMなどの記録媒体のアクセス装置や、イメージスキャナとOCRの組み合わせや、外部からのデータ受信構成なども該当する。
【0016】
キーワード抽出部12は、文書入力部11から得た入力文書に対し、キーワードなどの抽出を行うものであり、例えば、CPUや、CPUが実行するプログラム(固定データを含む)部分が該当する。
【0017】
形態素解析部13は、入力文書を形態素に分割し、各形態素に品詞情報を付与するものであり、例えば、CPUや、CPUが実行するプログラム(固定データを含む)部分が該当する。形態素解析部13は、キーワード抽出部12がキーワード抽出時に利用するものである。なお、形態素解析部13は、形態素解析機能に加え、構文解析機能を有していても良い。
【0018】
属性解析部14は、形態素解析部13の形態素解析結果に対する属性の解析を行うものであり、例えば、CPUや、CPUが実行するプログラム(固定データを含む)部分が該当する。属性解析部14は、キーワード抽出部12がキーワード抽出時に利用するものである。ここで、属性は、単語の品詞以外の属性であれば良く、例えば、その単語(キーワード)が有する意味属性などを適用可能である。
【0019】
データベース20には、電子文書のデータに加え、それに対応付けて、キーワード、属性及び属性値でなる組データが、1以上記憶される。
【0020】
検索キー入力部31は、1つ以上のキーワードなどでなる検索キーを入力するものである。なお、キーワード間の組み合わせ条件(AND、ORなど)などを検索情報として入力し得るようにしても良い。検索キー入力部31は、例えば、表示画面と対応付けられてデータ入力を可能とするキーボードやマウスなどが該当し、検索用ファイルとして入力可能な場合であれば、記録媒体のアクセス構成なども該当する。
【0021】
検索部本体32は、検索キーの解析を行うと共に、データベース20から該当する文書を検索するものであり、例えば、CPUや、CPUが実行するプログラム(固定データを含む)部分が該当する。
【0022】
検索キー解析部33は、検索キーを構成しているキーワードに対し、属性ルール記憶部34に記憶されている属性ルールにより属性の情報を得るものであり、例えば、CPUや、CPUが実行するプログラム(固定データを含む)部分が該当する。検索キー解析部33は、検索部本体32の制御下で処理を実行するものである。
【0023】
属性ルール記憶部34は、キーワードと属性との対応情報を記憶しているものであり、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリにテーブル構成で実現される。属性ルール記憶部34の記憶内容は、上述した属性解析部14が内蔵する属性解析用の情報と対応しており、例えば、同一の用語(形態素、キーワード)に対しては、同一の属性が得られるものである。
【0024】
出力部35は、検索キーに対するデータベース20からの検索結果(文書)の出力を行うものであり、例えば、ディスプレイやプリンタに加え、場合によっては、ファイル情報の記憶装置や通信部なども該当する。
【0025】
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような各部によって構成されている情報検索システムの動作(情報検索方法)を図面を参照しながら説明する。
【0026】
(A−2−1)データベースへの登録動作
まず、データ登録部10によるデータベース20のデータ登録動作について、図2を参照しながら説明する。
【0027】
文書入力部11は、データベース20に登録する電子文書を取り込む(S1)。文書の取り込みは、例えば、既存文書を入力させる方法でも良く、また、インターネット上を自動巡回してWebページを読み込む方法でも良い。後者の場合は、文書から不要なタグや画像及び広告等を除去することが好ましい。
【0028】
図3は、取り込まれた電子文書の例を示しており、各文書には、文書を区別する文書IDが付与されている。文書IDの付与はデータベース20で行う。データベース20の設計時に文書IDとなる領域を決定し、文書IDを自動設定するように設定しておけば、データベース20に文書を登録するときに文書IDが1、2、3…のように加算されたり、ユニークな値となるようにすることができる。
【0029】
キーワード抽出部12は、文書入力部11が得た電子文書をデータベース20に格納すると共に、キーワード抽出を行う(S2)。
【0030】
キーワード抽出処理は、具体的には、形態素解析部13による、文を構成する単語(形態素)の分離と各単語の品詞を求める処理(S3)、属性解析部4による、各単語の属性(単語の品詞以外の属性)及び属性値を付与する処理(S4)を含み、キーワードを作成する。そして、キーワード抽出部12は、作成したキーワードと属性(属性名及び属性値)をデータベース20へ登録する(S5)。
【0031】
属性名は、例えば、単語と属性名とを対応付けたテーブル(例えば「日本:国名」「社長:役職」等)を参照して求めることができ、あるいは、属性付き単語辞書から求めることができる。属性の解析では、さらに、未知語などに対する付与ルールを適用する。属性解析部14では、形態素解析結果で分断された複数の単語にまたがって属性を付けても良い。なお、既存の形態素解析部として、属性解析可能な形態素解析部が存在するが、そのような形態素解析部13を適用した場合には、属性解析部14を省略できる。
【0032】
図4は、図3における文書IDが「2」の文書(第1文章)に係る形態素解析結果と属性解析結果の例を示している。
【0033】
図4の例では、「BB」という未知語に対して、「氏名」、「組織」という属性を付与しているが、これは、「社長」という単語の直前の漢字列でなる未知語には、「氏名」、「組織」という属性を付与するという、予め用意されている付与ルールに基づく。また、仮に、「A電気社長はBBである」というような入力文章の場合であれば、構文解析をも行って、未知語「BB」が氏名であることを捉えるようにしても良い。付与する属性は、2個以上であっても良く、また、属性が付与されない単語があっても良い。図4では記載していないが(図5参照)、「A電気社長」のような単語列に対しては、この単語列の全体に属性を付与してキーワードにしても良く、「A電気」と「社長」との単語単位に分けて属性を付与してキーワードにするようにしても良い。例えば、「18歳」や「100億円」や「1億人」などの数詞を伴うものは、全体に対して、属性を付与することが好ましい。
【0034】
キーワードは、例えば、名詞などの所定の品詞に限定する。属性を付与する点を除けば、文書に関する既存のキーワード抽出方法(作成方法)を適用することができる。
【0035】
図5は、キーワード抽出によってデータベース20に格納されたキーワードのデータ構成を示している。
【0036】
1レコードは、そのキーワードの抽出元の文書ID、キーワード(文字列)、属性(属性名)及び属性値でなっている。ここで、属性値は、例えば、文章内でそのキーワードが出現する位置(キーワードの先頭文字の位置)である。属性をキーワードレコードの項目に入れておくことにより、文書検索時における属性名による絞込みが可能となる。属性及び属性値は必ず必要なものではなく、null値であってもかまわない。
【0037】
(A−2−2)データベースからの検索動作
次に、データ検索部30によるデータベース20からの文書検索動作について、図6を参照しながら説明する。
【0038】
まず、検索キー入力部31は、1つ以上のキーワードを取り込む(S11)。キーワードの取り込みは、例えば、利用者がキーワードを入力する方法でも良く、他の実行モジュールからのキーワードを取り込む方法でもかまわない。
【0039】
図7は、検索キーワードの一例を示しており、「社長」、「A電気」、「誰」の3個のキーワードを含む電子文書の検索を求めている場合である。ここで、キーワード間の空白は、「AND」を意味している。図7とは異なり、「AND」や「OR」を明確に指示できる形式であっても良い。また、図7とは異なり、検索で出力する文書の上限数を指定できるようにしても良い。
【0040】
図7において、疑問詞「誰」は、「誰」そのものを含む文書の検索を意味しているものではなく、「誰」が有する属性と同じ属性を有するキーワードを含む文書の検索を意味している(以下では、このようなキーワードを属性キーワードと呼ぶ)。言い換えると、「誰」はキーワードというより、属性を規定しているものと言うことができる。この実施形態の場合、「誰」の他、「いつ」や「どこ」や「何歳」や「何人」など、種々の属性キーワードが適用可能となされている(属性ルール記憶部34の記憶内容による)。
【0041】
図7は、例えば、利用者が「A電気の社長が誰であるか」を検索文書から知ろうとするときに入力する検索キーワードの例である。実際上、文書を検索する場合としては、ニュース記事のような文書全体の内容を知りたくて検索する場合の他、検索文書を通じて所定の事柄だけを知りたくて検索する場合も多い。
【0042】
なお、「誰」という文字そのものをキーワードとして検索したい場合には、「[誰]」のようにエスケープ処理を行う(エスケープコード[]を用いる)ようにする。
【0043】
次に、検索部本体32が中心となって(検索部本体32の制御下で)、入力されたキーワードでデータベース20から該当文書を検索する(S12)。なお、検索部本体32は、検索キーワード(群)が全て属性キーワードの場合や、属性キーワード以外のキーワード数が所定数以下の場合には、検索を実行することなく、その旨を出力するようにしても良い。
【0044】
検索部本体32は、検索キー解析部33を呼び出して入力されたキーワードに対する属性の解析を実行させる(S13)。このとき、検索キー解析部33は、属性ルール記憶部34の記憶内容を利用して、キーワードに対して属性を付与する(S13’)。
【0045】
図8は、属性ルール記憶部34が対応テーブルで構成されている場合の一例を示している。図8では、「誰」→「氏名」、「いつ」→「日時,季節」、「どこ」→「住所,組織,地名,国名」等の変換ルールを保持している例である。これら疑問詞以外にもキーワードに対する変換ルールを増やすことで、様々な属性に対応可能である。例えば、「何歳」や「何人」といった数値的な属性もある。また、「氏名」のような疑問詞ではない属性キーワードを用意しておくことも好ましい。なお、この「氏名」のような属性キーワード名と属性名が一致するようなものを用意しておいても良い。検索キー解析部33による検索キーの属性解析は、属性解析部14と同様の解析であり、仮に、属性キーワード以外では同じ単語に同じ属性が付与される。なお、属性キーワード以外の通常キーワードには、属性の付与を省略するようにしても良い。
【0046】
図9は、図7に示す入力された検索キーワードに対し、検索キー解析部33による処理が終了した後の属性解析結果の例を示している。検索キーワード「社長」、「A電気」、「誰」にはそれぞれ、「役職」、「組織」、「氏名」という属性が付与されている。なお、属性ルール記憶部34は、属性キーワードだけに属性を付与できるようなものであっても良い。又は、属性キーワードと他のキーワードとを区別できるようなフラグを付与していても良い。
【0047】
例えば、通常キーワードにも属性を付与した場合には、そのキーワード名では文書を検索できなかった場合に、属性名に置き直した検索を再度実行するような利用方法がある。
【0048】
検索部本体32は、属性解析結果に基づいて、検索で使用するキーワードや属性を定め、データベース20から該当する文書の検索を行う(S14)。
【0049】
ここで、属性キーワードについては得られた属性を有する文書を検索する。他のキーワードについては、キーワード名単独で検索しても良く、キーワード名と属性名の組み合わせを適用して検索しても良い。
【0050】
例えば、図9の属性解析結果の場合には、キーワード「社長」、「A電気」と、属性「氏名」を有する文書をデータベース20から検索する。ここで、具体的な検索方法としては、キーワードだけによる検索で該当する文書IDの集合を求め、属性だけによる検索で該当する文書IDの集合を求め、両文書ID集合の共通する文書を求める方法があるが、その文書がキーワードと属性とを共に含むか否かを確認していく検索方法の方が検索効率が良くて好ましい。
【0051】
キーワード「社長」、「A電気」と、属性「氏名」とで検索した場合、図5のデータより、文書として、文書IDが「2」及び「4」のものが検索される。この実施形態とは異なり、「誰」が指定可能ではなく、キーワード「社長」、「A電気」を入力した検索の場合には、文書IDが「1」、「2」及び「4」のものが検索される。
【0052】
なお、検索キーとして、属性キーワードが含まれていない場合には、キーワード(通常キーワード)を利用した検索が実行されることは勿論である。
【0053】
検索部本体32は、得られた検索結果を出力部35から出力させる(S15)。検索結果の出力は、キーワードと属性とがヒットした文書IDや文書そのものでも良く、検索キーワードとして属性キーワードを含む場合には、文書IDや文書そのものに代え、又は、文書IDや文書そのものに加え、指定された属性キーワードの回答となるキーワードでも良い。
【0054】
複数の文書を有する検索結果には、属性値を利用して、文書間の順位付けを行うようにして出力しても良い。例えば、検索結果として、文書IDが「2」及び「4」の2つの文書が検索された場合、キーワード「A電気」、「社長」と属性「氏名」の属性値から求められる文字列の距離は、後述する算出式のように、文書IDが「2」の文書では「1,0」、文書IDが「4」の文書では「4,0」となり、距離が近い文書ID「2」の文書やその文書内の属性「氏名」を有する回答「BB」の優先順位を高くして回答することができる。
【0055】
文書IDが「2」の文書における「A電気」と「氏名」との距離は、属性値が大きい方(文章中、後で出現する方)の「氏名(BB)」の属性値(5)から、属性値が小さい方(文章中、前で出現する方)の「A電気」の属性値(1)を引いて先頭文字間の距離を求め、さらに、属性値が小さい方の「A電気」の文字数(3)を減じることにより、文章中、前で出現する単語の最終文字と後で出現する単語の先頭文字との文字位置の差(=5−1−3=1)として求める。文書IDが「2」の文書における「社長」と「氏名」との距離は、同様な考え方により、7−5−2=0である。
【0056】
一方、文書IDが「4」の文書における「A電気」と「氏名」との距離は12−6−2=4であり、「社長」と「氏名」との距離は8−6−2=0である。
【0057】
複数の距離が得られた場合には、例えば、それらの総和や、最大距離値に基づいて順位付けを行う。
【0058】
このような順位付けは、順位付けを行った上での出力のためでも良く、出力文書数の上限数が利用者から規定されている場合には、その上限数までの文書数の取り出しのために、利用するようにしても良い。
【0059】
検索結果の出力は、例えば、利用者に対する表示画面で行っても良く、呼び出された他のモジュールへの戻り値でも良い(S16)。
【0060】
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態によれば、文書を格納するデータベースに、その文書に係るキーワードを属性を付与して格納しておくと共に、検索用のキーワード入力として、属性キーワードの入力をも認め、属性キーワードについては、属性名を得て、データベースを検索するようにしたので、検索結果として、属性キーワードに係る知りたい事柄が含まれている文書のみを得ることが可能であり、しかも、処理コストを抑えつつ迅速に検索結果を得ることができる。
【0061】
特許文献1に記載の従来方法は、入力された質問文を解析して、検索用単語を定めて、その検索用単語を含む文書を取り出し、その後、取り出した文書を解析して、質問文の回答を得るため、回答を得るための処理を高速に行うことができないが、上記実施形態によれば、迅速に回答結果を得ることができる。
【0062】
また、上記実施形態によれば、検索キーワードとして「A電気 社長 誰 年令」を入力した場合には、1回の検索指令により、「誰」に対する回答も「年令」に対する回答も得られることができるが、特許文献1に記載の従来方法では、異なる質問文を作成して、2回に分けて、質問を行う他なく、処理の効率が悪いものとなっていた。
【0063】
さらに、上記実施形態によれば、検索は、通常のキーワードと属性キーワードとを区別なく列挙可能としたため、回答絞込みや質問変更のために、キーワードを変更したり増加したりした後の検索キーワードの再入力が容易である。
【0064】
さらにまた、上記実施形態によれば、データ検索部における検索の前段階処理は、属性キーワードを属性に置き換えるという処理だけであり、文(質問文)を解析する処理は不要であるので、データ検索部の構成(特にプログラム構成)を簡易なものとすることができる。
【0065】
(B)他の実施形態
上記実施形態の説明では、全ての要素が、同一の情報処理装置上に構成されたように説明したが、データ登録部10及びデータベース20と、データ検索部30とを別個の情報処理装置上に構成し、データ検索部30が通信網を介してデータベース20をアクセスし得るものであっても良く、検索キー入力部31だけを利用者の情報処理装置上に構成し(例えば、ブラウザ機能)、他の要素を、他の情報処理装置上に構成するようにしても良い。
【0066】
上記実施形態では、データベース20によって文書IDが付与される構成を示したが、文書入力部1によって文書IDを付与する構成であっても良い。
【0067】
上記実施形態では、属性ルール記憶部34が、属性キーワードに対応付けて属性(名)を格納しているものを示したが、逆に、属性名に対応付けて、その属性を有する全ての属性キーワードを格納するものであっても良く、属性ルール記憶部34の構成は問われない。例えば、属性「氏名」に対応付けて、属性キーワード「誰、氏名、名前、芸名、どいつ、…」を格納する形式であっても良い。
【0068】
上記実施形態では、検索キーワードとして、属性キーワードにも通常キーワードにもなる単語の場合、通常キーワードとしての入力のときに特殊な入力を行う(エスケープコードを利用する)ものを示したが、属性キーワードとしての入力のときに特殊な入力を行うようにしても良い。
【0069】
さらには、属性キーワードではなく、属性であることをマークして、属性名をそのまま検索キーとして入力するようにしても良い。例えば、「『氏名』」という入力があれば、「氏名」は属性名であると捉えて、属性ルール記憶部34をアクセスすることなく、データベース20をアクセスするようにしても良い。
【0070】
例えば、検索キーワードとして属性キーワードを2個以上含む「A電気 社長誰 年令」が入力された場合には、キーワード「A電気」、「社長」と、属性「氏名(誰の属性)」、「年令(年令の属性)」との4個のキーを満たす文書を探索するようにしても良く、キーワード「A電気」、「社長」と属性「氏名」との3個のキーを満たす文書と、キーワード「A電気」、「社長」と属性「年令」との3個のキーを満たす文書とを検索し、共通な文書があればそれを優先させ、共通な文書がなければ、各々の検索文書に係るデータを出力するように切り換えても良い。
【0071】
上記実施形態では、品詞特定機能を有する形態素解析部を適用し、文書に係るキーワードの品詞を限定するものを示したが、文書に係るキーワードの品詞を問わないならば、単に、文書を単に形態素に分割する形態素解析部を適用するようにしても良く、このようにすると、データ登録処理を高速なものとすることができる。
【0072】
なお、属性の種類分けは上記実施形態のものに限定されない。例えば「A電気」に「組織」ではなく「会社」という属性を付与するようにしても良い。また、未知語に、「未知語」という属性を付与し、属性キーワードとして「未知語」という入力を認めるようにしても良い。ここで、属性の分類が細分類の場合には、属性キーワードだけを含む検索キーでの検索を認めるようにしても良い。
【0073】
本発明を質問への回答だけを行い文書の提示を行わない質問応答システムに適用した場合には、データベース20の電子文書の本体情報を格納しないようにしても良い。
【0074】
本発明は、特定の回答を期待する質問応答システムに適用できるだけでなく、例えば、インターネット上の検索エンジンにも適用可能である。
【0075】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、検索の意図がキーワードに関連する事柄にある場合に、適切な検索結果を迅速に効率良く得ることができる情報検索装置、情報検索方法及び情報検索プログラムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の情報検索システムの機能的構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態のデータ登録動作を示すシーケンス図である。
【図3】実施形態の入力文書の例を示す説明図である。
【図4】実施形態の形態素解析結果及び属性解析結果例を示す説明図である。
【図5】実施形態のデータベースへのキーワード等の登録例を示す説明図である。
【図6】実施形態のデータ検索動作を示すシーケンス図である。
【図7】実施形態の検索キーの例を示す説明図である。
【図8】実施形態の検索ルール記録部のデータ構成例を示す説明図である。
【図9】実施形態の属性キーワードの属性変換結果例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…情報検索システム、10…データ登録部、11…文書入力部、12…キーワード抽出部、13…形態素解析部、14…属性解析部、20…データベース、30…データ検索部、31…検索キー入力部、32…検索部本体、33…検索キー解析部、34…属性ルール記憶部、35…出力部。

Claims (12)

  1. キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、
    検索にそのまま用いられる文字列でなるキーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を特定する文字列でなる属性情報を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、
    上記検索キー入力手段が取り込んだ文字列でなる属性情報を、属性情報と属性とを対応付けている予め用意されている属性ルールに従って、上記データベースにおける属性の記述形式に従う属性に変換する属性変換手段と、
    上記検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、上記属性変換手段が属性情報を変換して得た属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索手段と、
    得られた検索結果を出力する出力手段とを有し、
    上記検索手段は、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性情報に係る属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める
    ことを特徴とする情報検索システム。
  2. 上記検索キー入力手段は、キーワードとも属性情報ともなり得る文字列に対しては、エスケープコード処理されたものをキーワードとして取り込み、文字列そのものを属性情報として取り込むことを特徴とする請求項1に記載の情報検索システム。
  3. キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、
    キーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を指定する、キーワードを特定していない属性を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、
    この検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索手段と、
    得られた検索結果を出力する出力手段とを有し、
    上記検索手段は、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める
    ことを特徴とする情報検索システム。
  4. 上記データベース内のキーワードに対応付けられた属性は、属性名に加え、出典文書中での出現位置情報を属性値として有し、
    上記検索手段は、検索結果に含めるキーワードが複数存在する場合には、上記データベースにおけるそのキーワードの属性値と、上記検索キー入力手段が取り込んだキーワードと同じ上記データベース内のキーワードの属性値とに基づいて、検索結果に含める複数のキーワードに対する順位付けを行う
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報検索システム。
  5. 上記データベースに登録するデータの出典元となる電子文書を取り込む文書入力手段と、
    取り込んだ電子文書から、キーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    抽出されたキーワードに属性を付与する属性付与手段と、
    抽出されたキーワードと付与された属性との対応を、この登録時に生成した上記電子文書に固有な文書IDと共に、上記データベースに登録する登録手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報検索システム。
  6. 情報検索システムが実行する情報検索方法であって、
    上記情報検索システムは、データベース、検索キー入力手段、属性変換手段、検索手段、及び、出力手段を有し、
    上記データベースが、キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納していると共に、
    上記検索キー入力手段が、検索にそのまま用いられる文字列でなるキーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を特定する文字列でなる属性情報を含む検索キーを取り込む検索キー入力工程と、
    上記属性変換手段が、上記検索キー入力工程で取り込んだ文字列でなる属性情報を、属性情報と属性とを対応付けている予め用意されている属性ルールに従って、上記データベースにおける属性の記述形式に従う属性に変換する属性変換工程と、
    上記検索手段が、上記検索キー入力工程で、取り込んだキーワード、及び、上記属性変換手段が属性情報を変換して得た属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索工程と、
    上記出力手段が、得られた検索結果を出力する出力工程とを含み、
    上記検索工程は、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性情報に係る属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める
    ことを特徴とする情報検索方法。
  7. 上記検索キー入力工程では、キーワードとも属性情報ともなり得る文字列に対しては、エスケープコード処理されたものをキーワードとして取り込み、文字列そのものを属性情報として取り込むことを特徴とする請求項6に記載の情報検索方法。
  8. 情報検索システムが実行する情報検索方法であって、
    上記情報検索システムは、データベース、検索キー入力手段、検索手段、及び、出力手段を有し、
    上記データベースが、キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納していると共に、
    上記検索キー入力手段が、キーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を指定する、キーワードを特定していない属性を含む検索キーを取り込む検索キー入力工程と、
    上記検索手段が、この検索キー入力工程で、取り込んだキーワード、及び、属性とに基づいて、上記データベースを検索する検索工程と、
    上記出力手段が、得られた検索結果を出力する出力工程とを含み、
    上記検索工程は、上記データベース内の、上記検索キー入力工程で取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力工程で取り込んだ属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める
    ことを特徴とする情報検索方法。
  9. 上記データベース内のキーワードに対応付けられた属性は、属性名に加え、出典文書中での出現位置情報を属性値として有し、
    上記検索工程は、検索結果に含めるキーワードが複数存在する場合には、上記データベースにおけるそのキーワードの属性値と、上記検索キー入力工程で取り込んだキーワードと同じ上記データベース内のキーワードの属性値とに基づいて、検索結果に含める複数のキーワードに対する順位付けを行う
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の情報検索方法。
  10. 上記情報検索システムは、文書入力手段、キーワード抽出手段、属性付与手段、及び、登録手段をさらに備え、
    上記文書入力手段が、上記データベースに登録するデータの出典元となる電子文書を取り込む文書入力工程と、
    上記キーワード抽出手段が、取り込んだ電子文書から、キーワードを抽出するキーワード抽出工程と、
    上記属性付与手段が、抽出されたキーワードに属性を付与する属性付与工程と、
    上記登録手段が、抽出されたキーワードと付与された属性との対応を、この登録時に生成した上記電子文書に固有な文書IDと共に、上記データベースに登録する登録工程と
    をさらに含むことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の情報検索方法。
  11. コンピュータを、
    キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、
    検索にそのまま用いられる文字列でなるキーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を特定する文字列でなる属性情報を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、
    上記検索キー入力手段が取り込んだ文字列でなる属性情報を、属性情報と属性とを対応付けている予め用意されている属性ルールに従って、上記データベースにおける属性の記述形式に従う属性に変換する属性変換手段と、
    上記検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、上記属性変換手段が属性情報を変換して得た属性とに基づいて、上記データベースを検索するものであって、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性情報に係る属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める検索手段と、
    得られた検索結果を出力する出力手段として
    機能させることを特徴とする情報検索プログラム。
  12. コンピュータを、
    キーワードとそのキーワードの属性とをその出典文書を区別する文書IDと共に格納しているデータベースと、
    キーワード、及び、上記データベースに格納されているいずれかの属性を指定する、キーワードを特定していない属性を含む検索キーを取り込む検索キー入力手段と、
    この検索キー入力手段が、取り込んだキーワード、及び、属性とに基づいて、上記データベースを検索するものであって、上記データベース内の、上記検索キー入力手段が取り込んだ全てのキーワードと同じキーワードを有する文書IDが付与されたキーワードであって、その属性が、上記検索キー入力手段が取り込んだ属性と合致している上記データベース内のキーワードを、検索結果に含める検索手段と、
    得られた検索結果を出力する出力手段として
    機能させることを特徴とする情報検索プログラム。
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