JP4352016B2 - 無機固体電解質電池及び無機固体電解質電池の製造方法 - Google Patents
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Description
互いに間隔を持って並列した複数の負極集電体層、各々の負極集電体層の端面に接続して前記複数の負極集電体層を互いに導通させる負極端子、前記負極集電体層の前記負極端子が接続した端面以外の端面と両面を被覆する焼結式負極活物質層を具備し、前記正極と互いに間隔を持ちつつかみ合うように設けられた負極と、
前記焼結式正極活物質層及び前記焼結式負極活物質層間に挟持された焼結式無機固体電解質とを具備する電池要素を具備することを特徴とする無機固体電解質電池である。
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1正極活物質領域を具備する第1正極層、前記第1正極層上に、正極集電体領域と前記正極集電体領域を囲む第2正極活物質領域とを備える第2正極層、前記第2正極層上に、第3正極活物質領域を具備する第3正極層を順次積層した正極シートを複数用意する正極シート形成工程と、
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1負極活物質領域を具備する第1負極層、前記第1負極層上に、負極集電体領域と前記負極集電体領域を囲む第2負極活物質領域とを備える第2負極層、前記第2負極層上に、第3負極活物質領域を具備する第3負極層を順次積層した負極シートを複数用意する負極シート形成工程と、
前記複数の正極シート及び前記複数の負極シートから前記シート状支持体を除去し、前記第1負極活物質領域と前記第3正極活物質領域、もしくは第3負極活物質領域と第1正極活物質領域、が前記無機固体電解質層を介して向き合うよう、前記シート状支持体が除去された複数の正極シートと前記複数の負極シートとを交互に積層して積層体を形成する積層工程と、
前記積層体を加熱し焼結する焼結工程と、
前記複数の正極集電体の端面に前記複数の正極集電体を電気的に接続する正極端子を接続し、前記複数の負極集電体の端面に前記複数の負極集電体を電気的に接続する負極端子を接続する工程と、
を具備することを特徴とする無機固体電解質電池の製造方法である。
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1番目の正極活物質領域を具備する第1番目の正極層、前記第1番目の正極層上に、正極集電体領域を備える正極集電
体層、前記正極集電体層上に、前記正極集電体領域端部を覆う第2番目の正極活物質領域を具備する第2番目の正極層を順次積層した正極シートを複数用意する正極シート形成工程と、
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1番目の負極活物質領域を具備する第1番目の負極層、前記第1番目の負極層上に、負極集電体領域を備える負極集電
体層、前記負極集電体層上に、前記負極集電体領域端部を覆う第2番目の負極活物質領域を具備する第2番目の負極層を順次積層した負極シートを複数形成する負極シート形成工程と、
前記複数の正極シート及び前記複数の負極シートから前記シート状支持体を除去し、前記第1番目の負極活物質領域と前記第2番目の正極活物質領域、もしくは第2番目の負極活物質領域と第1番目の正極活物質領域、が前記無機固体電解質層を介して向き合うよう、前記シート状支持体が除去された複数の正極シートと前記複数の負極シートとを交互に積層して積層体を形成する積層工程と、
前記積層体を加熱し焼結する焼結工程と、
前記複数の正極集電体の端面に前記複数の正極集電体を電気的に接続する正極端子を接続し、前記複数の負極集電体の端面に前記複数の負極集電体を電気的に接続する負極端子を接続する工程と、
を具備することを特徴とする無機固体電解質電池の製造方法である。
図1(a)に実施形態の電池を示す斜視図、図1(b)は電池を図1(a)のA−A´方向から下方向に切断した際の断面図である。また図2は電池の別の形態を示す断面図である。図1、図2において同じ符号は同一の部材を示す。
図1(a)、図2に示すように電池要素10は、正極1、負極2、無機固体電解質3を具備する。正極1と負極2とが無機固体電解質層3を介して対向するように互いに間隔を持ちつつかみ合っており、その間に無機固体電解質3が充填されている。
正極活物質層4に用いられる正極活物質としては、種々の金属酸化物、金属硫化物などを用いることができる。特に金属酸化物が用いられる場合には、電池要素焼結を酸素雰囲気下で行うことが可能となり、得られる電池は、酸素欠陥が少なく、結晶性が高い活物質を得ることが可能になるため、理論容量に近い高容量な電池を作製できるため望ましい。
正極集電体層5、負極集電体層7の少なくとも一方は、導電性金属酸化物層を用いることが望ましい。導電性金属酸化物層とは、導電性金属酸化物同士が一体化しており層状の形状を構成したものを指す。層内に微小な孔を有する多孔質体であっても良い。この材料の適用により、電極、電解質及び集電体を同時に焼結することが可能であり、それにより活物質の結晶性が高くなり導電性がさらに向上するため、優れた電池特性を得る上で非常に適している。
無機固体電解質3にはイオン導電性があり、電子伝導性が無視できるほど小さい材料を用いる。無機固体電解質3はリチウムを含むものを用い、この二次電池はリチウムイオンが可動イオンとする。例えば、Li3PO4をはじめ、Li3PO4に窒素を混ぜたLiPO4−xNx(xは0<x≦1)、Li2S−SiS2、Li2S−P2S5、Li2S−B2S3等のリチウムイオン伝導性ガラス状固体電解質や、これらのガラスにLiIなどのハロゲン化リチウム、Li3PO4などのリチウム酸素酸塩をドープしたリチウムイオン伝導性固体電解質などは、リチウムイオン伝導性が高く、有効である。中でも、リチウムとチタンと酸素を含むチタン酸化物型の固体電解質、例えば、LixLayTiO3(xは0<x<1、yは0<y<1)などは酸素雰囲気下での焼成においても安定な性能を示すため好ましい。
正極端子8、負極端子9を構成する材料は特に限定されない。例えば、Ag、Ag/Pd合金、Niメッキ、蒸着によるCuなどが挙げられる。また、外部電極表面には実装のための半田メッキなどをおこなっても良い。正極端子8、負極端子9は同じである必要は無く、必要に応じて異なるものを用いても良い。また、表面状態や形状にバリエーションを持たり、色付けしたり、あるいは刻印を打ったりすることで正負を明確に示すための実用的な仕様としてもよい。
図3〜図5は二次電池製造プロセスの一実施形態を示す概略断面図である。
図3(a)に示すようにポリエチレンテレフタレート(PET)製などのシート状支持体12の一方の面上に部分的に無機固体電解質層3を形成した無機固体電解質シートを用意する。
次に図3(b)に示すように、無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層3上に、第1正極活物質領域41を具備する第1正極層、前記第1正極層上に、正極集電体領域5と前記正極集電体領域5を平面方向に囲む第2正極活物質領域42とを備える第2正極層、前記第2正極層上に、第3正極活物質領域43を具備する第3正極層を順次積層した正極シート13を形成する。この正極シート13は複数形成する。なお、前記第2正極層においては、図3(b)に示すように、前記正極集電体領域5全てを第2正極活物質領域42で囲まず、正極端子8に接続される面で端部が露出するように構成するか、また、前記正極集電体領域5全てを第2正極活物質領域42で囲んで後工程で切断し正極端子8に接続される面で端部が露出するようにすれば良い。
また図3(c)に示すように、別の前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層3上に、第1負極活物質領域61を具備する第1負極層、前記第1負極層上に、負極集電体領域7と前記負極集電体領域7を平面方向に囲む第2負極活物質領域62とを備える第2負極層、前記第2負極層上に、第3負極活物質領域63を具備する第3負極層を順次積層した負極シート14を形成する。ただし負極活物質層を後工程の初充電により析出させて形成する電池の場合には負極活物質領域をあらかじめ準備しておくことは不要である。この負極シート14は複数形成する。なお、前記第2負極層においては、図3(b)に示すように、前記負極集電体領域7全てを第2負極活物質領域62で囲まず、後に負極端子9に接続される面で端部が露出するように構成するか、また、前記負極集電体領域6全てを第2負極活物質領域62で囲んで後工程で切断し負極端子9に接続される面で端部が露出するようにしても良い。
上記した、正極シート形成工程(1)、負極シート形成工程(1)に記載した方法の他にも以下のようにして、正極シート13、負極シート14を形成しても良い。すなわち、図9(a)に示すように、まず、無機固体電解質シートの無機固体電解質層3上に、正極又は負極の第1番目の活物質領域71を具備する第1番目の活物質層を積層し、次に図9(b)に示すように前記第1番目の活物質層上に、正極又は負極集電体領域80を備える集電体層を積層し、次に図9(c)に示すように前記集電体層上に、第2番目の活物質領域72を具備する第2番目の活物質層を順次積層した正極又は負極シートを形成する。ただし負極活物質層を後工程の初充電により析出させて形成する電池の場合には負極活物質領域をあらかじめ準備しておくことは不要である。この活物質シートは複数形成する。なお、前記第2番目の活物質領域72は、集電体領域80よりも面積を大きくして、集電体領域80の端部を覆い、第1番目の活物質領域と接するように形成する。ただし前記第2番目の活物質層においては、図9(c)に示すように、前記集電体領域80全てを第5活物質領域72で囲まなくとも、負極端子9に接続される面で端部が露出するように構成しても良い。また、前記集電体領域80全てを第2番目の活物質領域72で囲んで後工程で切断し負極端子9に接続される面で端部が露出するようにしても良い。
次に前記第1負極活物質領域63と前記第3正極活物質領域41、もしくは第3負極活物質領域63と第1正極活物質領域41、が前記無機固体電解質層3を介して向き合うよう、前記シート状支持体12が除去された複数の正極シート13と前記複数の負極シート14とを交互に積層して積層体を形成する。
次に必要に応じて端面に正極集電体5および、負極集電体7の端面が、積層体の、それぞれ別の面で露出するよう前記積層体を切断する。
次に前記積層体を加熱し焼結する。さらに、この電池要素前駆体を500℃以上1500℃以下、望ましくは700℃以上900℃以下の温度条件にて高温焼結する。焼結時の雰囲気は材料に酸化物を用いている場合、酸化雰囲気で行われることが望ましい。例えば酸素含有雰囲気が良く、特に大気雰囲気中で行われることが最も簡便であるが、集電体金属を保護するためなど原料によっては酸化還元反応を調整する目的で各種雰囲気を調整して行われても全く支障はない。焼成時間は0.1〜10時間の範囲であることが望ましい。
次に研磨などの表面処理を施し、前記露出した複数の正極集電体5を電気的に接続する正極端子8を接続し、前記露出した複数の負極集電体7を電気的に接続する負極端子9を接続する。研磨などの表面処理は加工時のバリを取るだけでなく、表面を滑らかにすることで欠けなどを防ぐ効果があり、アルミナなどの研磨粉で行う。正極、負極端子8,9は導電性ペーストなどでそれぞれ接合する。正極・負極端子は材料をバインダーと共にペースト状とし、焼結工程前に、前記ペーストを端子取り付け位置に塗布し、電池要素と共に焼結することにより取り付けても良い。
以下の手順にて方法にて二次電池を作製した。二次電池の構造を示す概略断面図を図2に、二次電池の製造過程の一部を示す概略断面図を図3に示す。
無機固体電解質としてチタン酸ランタンリチウム(LixLayTiO3)粉末100重量部、重合度200〜300のポリビニルブチラール(PVB)をバインダーとして5重量部、可塑剤としてフタル酸ジブチル(DBP)2重量部と溶剤(MEKとアセトンを1:1に混合)20重量部を混合してスラリーとし、このスラリーを脱泡して無機固体電解質セラミック用スラリーを作製した。
上記正極シート形成工程(1)に記載した方法にて正極シートを作製した。
次に正極活物質としてコバルト酸リチウム(LiCoO2)粉末100重量部、PVBを5重量部、DBPを2重量部、上記組成の溶剤22重量部を混合してスラリーとし、このスラリーを脱泡して、正極活物質用スラリーを作製した。
上記負極シート形成工程(1)に記載した方法にて正極シートを作製した。
負極活物質としてチタン酸リチウム(Li4Ti5O12)粉末100重量部、PVBを5重量部、DBPを2重量部、上記溶剤22重量部を混合しスラリーとし、このスラリーを脱泡して負極活物質用スラリーを作製した。
得られた正極シートおよび負極シートからキャリアシート12を剥離しつつ両者を交互に順次積層させ有効積層数10層の積層帯(電池要素前駆体)を形成し、これをアルミナを主成分とするセラミックスのカバーシート11、11´で挟み込み静水圧プレスによりラミネートし、正極・負極集電体が積層体のそれぞれ異なる面で露出するように個々の電池要素に切断した後に、これを脱脂して酸素気流中900℃で1時間焼成した。
得られた電池要素の正極集電体5、負極集電体7にそれぞれ接続する正極端子8、負極端子9を取り付けた後、2.8Vまで充電し、図2に断面を示す無機固体電解質二次電池を完成させた。
完成した電池の容量は200μAh、500サイクル後の容量維持率は98%であった。
サイクル寿命後の電池を分解、SEMにて観察調査した結果、集電体端面が活物質で覆われており、無機固体電解質層に亀裂などの欠陥は観察されなかった。なお、サイクル寿命試験は20℃で行い、充電電流1C、放電電流1Cとし、充電及び放電終止電圧は2.8V、1.5Vとして充放電サイクルを繰り返して容量維持率を測定した。
この実施例2は、正極シート及び負極シート、及び電解質シートにおいて、さらに電極活物質領域を部分的にパターン形成した領域を増やし、電池が形成された際に正極若しくは負極端子と電解質との間に電極活物質領域が存在し、集電体のみならず電極端子表面も活物質層で連続して被覆されているようにした電池を形成した例である。
まず、図6(a)に示すようにシート状支持体12上に無機固体電解質用スラリー、正極・負極活物質用スラリーを用い、無機固体電解質領域31とその両端に正極活物質領域44及び負極活物質領域64を具備する複合電極活物質シートを作製した。
次に前記複合電極活物質シートの正極活物質領域44および無機固体電解質領域31上にまたがるように第1正極活物質領域41を部分的に形成した。また、無機固体電解質領域31上に隙間埋め用無機固体電解質領域32を、負極活物質領域64上に同じく負極活物質領域65を形成した。次に前記第1正極活物質領域41上に正極集電体領域5及び前記正極集電体領域5を平面方向に囲む第2正極活物質領域42を形成した後、前記正極集電体層5および前記第2正極活物質領域42上に第3正極活物質領域43を形成して正極シート50を得た(図6(b)。)
前記複合電極活物質シートの負極活物質領域64及び無機固体電解質領域31上にまたがるように第1負極活物質領域61を部分的に形成した。また無機固体電解質領域31上に隙間埋め用無機固体電解質領域33を、正極活物質領域44上に同じく正極活物質領域45を形成した。次に前記第1負極活物質領域61に負極集電体領域7及び前記負極集電体領域7を平面方向に囲む第2負極活物質領域62を形成した後、前記負極集電体層7および前記第2負極活物質領域62に第3負極活物質領域63を形成して負極シート51を得た(図6(c))。
次に図7に示すように実施例1と同様にこれらの正極・負極シート50、51を交互に積層して、実施例1と同様のカバーシートで挟みラミネートした後、この後正極端面に正極集電体用スラリーを、負極端面に負極集電体用スラリーを塗布し乾燥させた。これを実施例1同様に脱脂、焼成の後、正極端子、負極端子を形成して無機固体電解質二次電池を完成させた。
完成した電池を実施例1と同様に評価したところ、容量は220μAh、500サイクル後の容量維持率は97%であった。サイクル寿命後の電池を分解、SEMにて観察調査した結果、電極端面が活物質で覆われており、無機固体電解質層に亀裂などの欠陥は観察されなかった。また、断面観察において電池端面において外部電極と無機固体電解質界面には活物質層が形成されており、外部電極と無機固体電解質が直接接触していなかった。
以下の手順にて二次電池を作製した。二次電池の構造を示す概略断面図を図8に示す。
無機固体電解質としてチタン酸ランタンリチウム(LixLayTiO3)粉末100重量部、重合度200〜300のポリビニルブチラール(PVB)をバインダーとして5重量部、可塑剤としてフタル酸ジブチル(DBP)2重量部と溶剤(MEKとアセトンを1:1に混合)20重量部を混合してスラリーとし、このスラリーを脱泡して無機固体電解質セラミック用スラリーを作製した。このスラリーをポリエチレンテレフタレート(PET)製キャリアシート上に塗布、乾燥させ、キャリアシートに無機固体電解質層3を形成した。
正極活物質としてコバルト酸リチウム(LiCoO2)粉末100重量部、PVBを5重量部、DBPを2重量部、上記組成の溶剤22重量部を混合してスラリーとし、このスラリーを脱泡して、正極活物質用スラリーを作製した。このスラリーを前記無機固体電解質シートの無機固体電解質層3上に塗布、乾燥させ、複数の正極活物質層4を形成した。
負極活物質としてチタン酸リチウム(Li4Ti5O12)粉末100重量部、PVBを5重量部、DBPを2重量部、上記溶剤22重量部を混合しスラリーとし、このスラリーを脱泡して負極活物質用スラリーを作製した。このスラリーを上記無機固体電解質シートの無機固体電解質層3上に塗布、乾燥させ、複数の負極活物質層6を形成した。
得られた正極複合シートおよび負極複合シートを交互に順次積層させ有効積層数10層の電池要素前駆体を形成し、これを実施例1と同様のカバーシートで挟み込み静水圧プレスによりラミネートし個々の電池要素に切断した後に、これを脱脂して酸素気流中900℃で1時間焼成した。
得られた電池要素の正極集電体5、負極集電体7にそれぞれ接続する外部電極8、9を取り付けた後、2.8Vまで充電し、無機固体電解質二次電池を完成させた。
完成した電池の容量は200μAh、500サイクル後の容量維持率は73%であった。サイクル寿命後の電池を分解、SEMにて観察調査した結果、電極端面は活物質で覆われておらず、集電体と無機固体電解質が直接接しており界面付近に亀裂が生じていることが確認された。
以上のように本発明は信頼性に優れた固体電解質二次電池を提供することが分かる。
1・・・正極
2・・・負極
3・・・無機固体電解質
4・・・焼結式正極活物質層
5・・・正極集電体層
6・・・焼結式負極活物質層
7・・・負極集電体層
8・・・正極端子
9・・・負極端子
11、11´・・絶縁板
12・・・シート状支持体
13・・・正極シート
14・・・負極シート
15、16・・・絶縁層
41・・・第1正極活物質領域
42・・・第2正極活物質領域
43・・・第3正極活物質領域
44、45・・・正極活物質領域
61・・・第1負極活物質領域
62・・・第2負極活物質領域
63・・・第3負極活物質領域
64、65・・・負極活物質領域
50・・・正極シート
51・・・負極シート
71・・・第1番目の活物質領域
72・・・第2番目の活物質領域
80・・・集電体層
Claims (12)
- 互いに間隔を持って並列した複数の正極集電体層、各々の正極集電体層の端面に接続して前記複数の正極集電体層を互いに導通させる正極端子、前記正極集電体層の前記正極端子が接続した端面以外の端面と両面を被覆する焼結式正極活物質層を具備する正極と、
互いに間隔を持って並列した複数の負極集電体層、各々の負極集電体層の端面に接続して前記複数の負極集電体層を互いに導通させる負極端子、前記負極集電体層の前記負極端子が接続した端面以外の端面と両面を被覆する焼結式負極活物質層を具備し、前記正極と互いに間隔を持ちつつかみ合うように設けられた負極と、
前記焼結式正極活物質層及び前記焼結式負極活物質層間に挟持された焼結式無機固体電解質とを具備する電池要素を具備することを特徴とする無機固体電解質電池。 - 前記焼結式無機固体電解質は、リチウムを含有する無機固体電解質であり、前記焼結式負極活物層の負極活物質に金属リチウムもしくはリチウム合金を用い、かつ前記正極集電体及び負極集電体の少なくとも一方は導電性金属酸化物層であることを請求項1記載の無機固体電解質電池。
- 前記導電性金属酸化物は、Sn、In、Zn、Tiから選ばれる少なくとも1種の元素の酸化物であることを特徴とする請求項2記載の無機固体電解質電池。
- 前記導電性金属酸化物は、SnO2、In2O3、ZnO、TiOx(0.5≦x≦2)から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項3記載の無機固体電解質電池。
- 前記リチウム合金は、リチウム及びSn、In、Znから選ばれる少なくとも1種の元素を含むリチウム合金であることを特徴とする請求項2記載の無機固体電解質電池。
- 前記焼結式負極活物質層に、負極の作動電位が金属リチウムの電位に対して1.0Vよりも貴となる負極活物質を用い、かつ
前記正極集電体及び負極集電体の少なくとも一方は導電性金属酸化物層であることを特徴とする請求項1記載の無機固体電解質電池。 - 前記導電性金属酸化物は、Sn、In、Zn、Tiから選ばれる少なくとも1種の元素の酸化物であることを特徴とする請求項6記載の無機固体電解質電池。
- 前記導電性金属酸化物は、SnO2、In2O3、ZnO、TiOx(0.5≦x≦2)から選ばれる少なくとも一種であることを特徴とする請求項6記載の無機固体電解質電池。
- 前記負極作動電位が金属リチウムの電位に対して、1.0Vよりも貴となる負極活物質は、酸化タングステン、酸化モリブデン、硫化鉄、硫化鉄リチウム、硫化チタン、チタン酸リチウムから選択される少なくとも一種であることを特徴とする請求項6記載の無機固体電解質電池。
- 前記電池要素を挟む一対の絶縁板をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の無機固体電解質電池。
- シート状支持体の一方の面上に部分的に無機固体電解質層を形成した無機固体電解質シートを形成する無機固体電解質シート形成工程と、
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1正極活物質領域を具備する第1正極層、前記第1正極層上に、正極集電体領域と前記正極集電体領域を囲む第2正極活物質領域とを備える第2正極層、前記第2正極層上に、第3正極活物質領域を具備する第3正極層を順次積層した正極シートを複数用意する正極シート形成工程と、
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1負極活物質領域を具備する第1負極層、前記第1負極層上に、負極集電体領域と前記負極集電体領域を囲む第2負極活物質領域とを備える第2負極層、前記第2負極層上に、第3負極活物質領域を具備する第3負極層を順次積層した負極シートを複数用意する負極シート形成工程と、
前記複数の正極シート及び前記複数の負極シートから前記シート状支持体を除去し、前記第1負極活物質領域と前記第3正極活物質領域、もしくは第3負極活物質領域と第1正極活物質領域、が前記無機固体電解質層を介して向き合うよう、前記シート状支持体が除去された複数の正極シートと前記複数の負極シートとを交互に積層して積層体を形成する積層工程と、
前記積層体を加熱し焼結する焼結工程と、
前記複数の正極集電体の端面に前記複数の正極集電体を電気的に接続する正極端子を接続し、前記複数の負極集電体の端面に前記複数の負極集電体を電気的に接続する負極端子を接続する工程と、
を具備することを特徴とする無機固体電解質電池の製造方法。 - シート状支持体の一方の面上に部分的に無機固体電解質層を形成した無機固体電解質シートを形成する無機固体電解質シート形成工程と、
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1番目の正極活物質領域を具備する第1番目の正極層、前記第1番目の正極層上に、正極集電体領域を備える正極集電
体層、前記正極集電体層上に、前記正極集電体領域端部を覆う第2番目の正極活物質領域を具備する第2番目の正極層を順次積層した正極シートを複数用意する正極シート形成工程と、
前記無機固体電解質シートの前記無機固体電解質層上に、第1番目の負極活物質領域を具備する第1番目の負極層、前記第1番目の負極層上に、負極集電体領域を備える負極集電
体層、前記負極集電体層上に、前記負極集電体領域端部を覆う第2番目の負極活物質領域を具備する第2番目の負極層を順次積層した負極シートを複数形成する負極シート形成工程と、
前記複数の正極シート及び前記複数の負極シートから前記シート状支持体を除去し、前記第1番目の負極活物質領域と前記第2番目の正極活物質領域、もしくは第2番目の負極活物質領域と第1番目の正極活物質領域、が前記無機固体電解質層を介して向き合うよう、前記シート状支持体が除去された複数の正極シートと前記複数の負極シートとを交互に積層して積層体を形成する積層工程と、
前記積層体を加熱し焼結する焼結工程と、
前記複数の正極集電体の端面に前記複数の正極集電体を電気的に接続する正極端子を接続し、前記複数の負極集電体の端面に前記複数の負極集電体を電気的に接続する負極端子を接続する工程と、
を具備することを特徴とする無機固体電解質電池の製造方法。
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