JP3457495B2 - 窒化アルミニウム焼結体、金属埋設品、電子機能材料および静電チャック - Google Patents
窒化アルミニウム焼結体、金属埋設品、電子機能材料および静電チャックInfo
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Description
率を有する新規な窒化アルミニウム焼結体に関するもの
であり、また、この窒化アルミニウム焼結体を利用した
金属埋設品、電子機能材料および静電チャックに関する
ものである。
VD、スパッタリング等の成膜プロセス、微細加工、洗
浄、エッチング、ダイシング等の工程において、半導体
ウエハーを吸着し、保持するために、静電チャックが使
用されている。こうした静電チャックの基体として、緻
密質セラミックスが注目されている。特に半導体製造装
置においては、エッチングガスやクリーニングガスとし
て、ClF3 等のハロゲン系腐食性ガスを多用する。ま
た、半導体ウエハーを保持しつつ、急速に加熱し、冷却
させるためには、静電チャックの基体が高い熱伝導性を
備えていることが望まれる。また、急激な温度変化によ
って破壊しないような耐熱衝撃性を備えていることが望
まれる。緻密な窒化アルミニウムは、前記のようなハロ
ゲン系腐食性ガスに対して高い耐食性を備えている。ま
た、こうした窒化アルミニウムは、高熱伝導性材料とし
て知られており、その体積抵抗率が室温で101 4 Ω・
cm以上であることも知られている。また、耐熱衝撃性
も高いことが知られている。従って、半導体製造装置用
の静電チャックの基体を窒化アルミニウム焼結体によっ
て形成することが好適であると考えられる。
エハーを保持するサセプターとして静電チャックを使用
するためには、静電チャックの吸着力を高める必要があ
り、このために基体の固有抵抗を減少させる必要があ
る。例えば、特公平7−19831号公報においては、
静電チャックの絶縁性誘電層の抵抗値を減少させて静電
チャックの吸着力を向上させるために、体積固有抵抗の
高い絶縁性材質に対して導体あるいは半導体を混合する
ことによって、その体積抵抗率を101 3 Ω・cm以下
に制御している。また、特開平2−22166号公報に
おいては、アルミナを主成分とするセラミックス原料を
還元雰囲気下で焼成して静電チャック用の誘電体セラミ
ックスを製造し、この際、原料中に、アルカリ土類金属
および遷移金属を、酸化物の重量に換算して、それぞ
れ、1〜6重量%、0.5〜6重量%含有させた。この
方法においては、例えば、アルミナセラミックス中にT
iO2 を混合することによって誘電率を向上させるのと
共に、その体積抵抗率を101 2 〜108 Ω・cmにま
で低下させ、これによって高い吸着力を得ようとしてい
る。しかし、こうした方法によると、アルカリ土類金
属、遷移金属の腐食によって生じた生成物がパーティク
ルとなる等の問題が生ずる。
アルミニウム焼結体の体積抵抗率は101 4 Ω・cm以
上であるために、半導体製造装置用の静電チャックの基
体として用いるには、体積抵抗率が高い。これによって
十分な吸着力を得るためには、300μm以下の極めて
薄い絶縁性誘電層を形成する必要がある。しかし、この
ように絶縁性誘電層が薄いと、ハロゲン系腐食性ガスや
プラズマに接触したときに、長時間の使用中には、絶縁
性誘電層の表面の反応物層のいずれかを起点として、絶
縁破壊等が発生する可能性があることが判った。この観
点からは、絶縁性誘電層の厚さを500μm以上とする
ことが好ましいことが判明してきた。
の静電チャックにおいては、このように絶縁性誘電層を
厚くすると、静電チャックの吸着力が低下し、特に体積
抵抗率が高い低温領域においては、十分な吸着力を得る
ことが困難であった。特に、ドライエッチングのプロセ
スを実施するのは、−50℃〜−60℃の低温であり、
また高密度プラズマCVDプロセスを実施するのは10
0℃前後と比較的に低温であるが、これらの低温プロセ
スにおいては、所定の吸着力を安定して得ることは困難
であった。
焼結体自体について再検討した。
用した静電チャックにおいて、特公平7−19831号
公報の記載に従って、窒化アルミニウム基体中に低抵抗
材料を添加することを検討した。これによって、窒化ア
ルミニウム焼結体の体積抵抗率を101 3 Ω・cm以下
まで減少させることができた。しかし、この静電チャッ
クでは、低抵抗材料である添加金属等が基体の表面から
離脱し、半導体汚染の原因となる可能性がある。
もしくは炭酸塩を、窒化アルミニウム原料中に焼結助剤
として添加することによって、窒化アルミニウムの熱伝
導率を向上させ、かつその緻密性を向上させることが提
案されている(特公昭63−46032号公報)。こう
した焼結助剤を使用すれば、常圧焼結法によっても緻密
質の窒化アルミニウム焼結体を製造できる。しかし、こ
のような窒化アルミニウム焼結体は体積抵抗率が高く、
相対密度が99%程度のものであっても、その体積抵抗
率は101 3 〜101 5 Ω・cmのレベルであった。
い体積抵抗率を有する、新規な窒化アルミニウム焼結体
を提供することである。
ミニウム焼結体からなる、半導体レベルの体積抵抗率を
有する新規な電子機能材料を提供し、かつこの窒化アル
ミニウム焼結体を使用した静電チャックを提供すること
である。
ニウム焼結体は、希土類元素の含有量(酸化物への換算
値)が150ppm以上、0.5重量%以下であり、希
土類元素を除く金属不純物量が900ppm以下であ
り、カソードルミネッセンスによるスペクトルにおい
て、350nm〜370nmの波長領域に主要ピークを
有していることを特徴とする。
体は、希土類元素の含有量(酸化物への換算値)が15
0ppm以上、0.5重量%以下であり、希土類元素を
除く金属不純物量が900ppm以下であり、X線マイ
クロアナライザーによって測定した、窒化アルミニウム
焼結体を構成する窒化アルミニウム結晶粒子中の酸素濃
度が0.50重量%以上、2.00重量%以下であるこ
とを特徴とする。
体は、希土類元素の含有量(酸化物への換算値)が15
0ppm以上、0.5重量%以下であり、希土類元素を
除く金属不純物量が900ppm以下であり、この窒化
アルミニウム焼結体の電子スピン共鳴法によるスペクト
ルにおいて、不対電子のg値が2.000以下であるこ
とを特徴とする。
体は、希土類元素の含有量(酸化物への換算値)が15
0ppm以上、0.5重量%以下であり、希土類元素を
除く金属不純物量が900ppm以下である窒化アルミ
ニウム焼結体であり、電子スピン共鳴法によるスペクト
ルから得られたアルミニウムの単位mg当たりのスピン
数が1×101 3 spin/mg以上であることを特徴
とする。
は、希土類元素の含有量(酸化物への換算値)が150
ppm以上、0.5重量%以下であり、希土類元素を除
く金属不純物量が900ppm以下であり、窒化アルミ
ニウム焼結体を構成する窒化アルミニウム結晶粒子の平
均粒径が3.0μm以上であり、前記窒化アルミニウム
焼結体の体積抵抗率が1.0×106 Ω・cm以上、
1.0×1012 Ω・cm以下であることを特徴とす
る。
焼結体のいずれかと、この窒化アルミニウム焼結体中に
埋設されている金属部材とを備えていることを特徴とす
る、金属埋設品に係るものである。また、前記の窒化ア
ルミニウム焼結体からなる電子機能材料に係るものであ
る。
るための吸着面を備えた静電チャックであって、前記の
窒化アルミニウム焼結体からなる基体と、この基体中に
埋設された面状の電極と、この面状の電極に対して直流
電力を供給するための電源とを備えていることを特徴と
する、静電チャックに係るものである。
量が900ppm以下である窒化アルミニウム焼結体を
製造するのに際して、この焼結体中の希土類元素の含有
量(酸化物への換算値)を0.5重量%以下に調整し、
好ましくは窒化アルミニウム結晶粒子の平均粒径が3.
0μm以上となるように焼結を進行させることによっ
て、驚くべきことに、体積抵抗率が1×101 2 Ω・c
m以下である窒化アルミニウム焼結体を得ることに成功
した。このような結果が得られた理由は明確ではない
が、次のように推定できる。
焼結体の抵抗は、窒化アルミニウム結晶粒子の抵抗と、
粒界の抵抗とを、直列および並列に接続している回路の
抵抗値として、算出される。本発明者は、高純度の窒化
アルミニウム粒子を使用し、これに少量の希土類元素化
合物を添加し、ホットプレス法等の高い圧力を適用する
方法によって、焼結体の緻密化を促進した。
0.5重量%よりも大きいと、原料粒子中に存在する酸
素が、焼成の過程で粒子の外部へと向かって拡散する。
これに対して、本発明では、希土類元素化合物の配合量
を少量に調整し、かつ焼結時に高圧を加えることによっ
て、窒化アルミニウム結晶粒子中に酸素が固溶した状態
で残留する。この結晶粒子中の酸素は、AlNの窒素原
子を置換し、バンドギャップ内にドナー準位を形成し、
粒子内の電子伝導性の向上をもたらす。このように、窒
化アルミニウム結晶粒子中への酸素の固溶が、各結晶粒
子の内部の抵抗を減少させるためには必須である。
リウム等の希土類元素の焼結助剤を添加する際には、酸
化物換算値で数重量%添加されている(特公昭63−4
6032号公報参照)。この添加量を積極的に減少させ
ると、常圧焼結では緻密体が得られにくくなる。しか
も、これらの焼結助剤の添加量を増加させることによっ
て、窒化アルミニウム焼結体の熱伝導率を向上させると
いう研究が行われてきていた。つまり、窒化アルミニウ
ム焼結体の気孔率を減少させ、熱伝導率を向上させるた
めに、数重量%程度の焼結助剤を添加することが常識で
あった。
の内部には酸素が含有されており、焼結の過程で、焼結
助剤の作用によって、各粒子の内部に存在していた酸素
が粒子外へと拡散する。この酸素の窒化アルミニウム粒
子からの排出のプロセスが進行するのにつれて、熱伝導
率が一層向上すると考えられてきた。
晶粒子中に焼結後も残留する、一種の不純物と考えられ
ており、焼結体の熱伝導率を向上させるために、粒子内
の酸素の残留量を減少させるための研究がなされてき
た。別の観点から見ると、窒化アルミニウム焼結体を半
導体領域の体積抵抗率を有する材質として利用するとの
研究は、これまでなされてこなかった。
元素化合物の配合量を調整し、焼結時の圧力を大きくす
ることによって、加圧焼結後の粒子内に残留する酸素の
量を制御し、酸素を、各結晶粒子の内部抵抗を減少させ
るためのドナーとして残留させている。窒化アルミニウ
ム焼結体の体積抵抗率を、半導体領域まで低下させるた
めに、焼結後の結晶粒子中に残留する酸素をドナーとし
て使用するという概念は、まったく新しいものである。
含有量は、酸化物に換算して0.5重量%以下とする必
要がある。これが0.5重量%を越えると、焼結過程に
おいて結晶粒子内の酸素が粒子の外部に拡散してしま
う。このように酸素が排出され、粒子内部が純化される
と、酸素の減少によるフォノン散乱の低減によって、熱
伝導率は向上するが、各粒子の抵抗も上昇する。また、
希土類元素が、各窒化アルミニウム結晶粒子の界面およ
び三重点に残留し、粒界相を形成する。この粒界相によ
って、隣接する各窒化アルミニウム結晶粒子の界面付近
の結晶格子が乱れ、結晶粒子間の密着性が損なわれる。
こうした各結晶粒子の界面における乱れによって、これ
まで焼結体の体積抵抗率の下降が阻害されてきたものと
考えられる。本発明の窒化アルミニウム焼結体において
は、このような窒化アルミニウム結晶粒子の界面におけ
る原子配列の乱れさえもほとんど見られなくなった。
1重量%以下とすることによって、より一層焼結体の体
積抵抗率が減少した。
150ppm以上とする必要がある。これを300pp
m以上とすることによって、体積抵抗率の下降が特に顕
著になることを発見した。この観点からは、焼結体中の
希土類元素の含有量は、300ppm以上とすることが
一層好ましい。
このプロセスの不純物と考えられるアルカリ金属、遷移
金属は好ましくない。また、希土類を除く金属不純物
は、粒内または粒界に存在し、粒内抵抗または粒界抵抗
を上昇させる作用があるためと考えられる。
用する必要があり、具体的には、希土類元素を除く金属
不純物量を900ppm以下とする必要があった。これ
が900ppmを越えると、やはり焼結体の体積抵抗率
が上昇する傾向が見られた。この金属は、不純物として
混入するものであるから、できる限り少ない方が好まし
い。従って、希土類元素を除く金属不純物量を500p
pm以下とすることが好ましく、100ppm以下とす
ることが一層好ましく、0ppmないし検出限界以下で
ある場合を含む。
子の平均粒径は3.0μm以上とすることが好ましく、
4.0μm以上とすることが更に好ましく、5.0μm
以上とすることが一層好ましい。
焼結体中での伝導パスにおける単位長さ当たりの結晶粒
子の界面の数が減少する。一般に、結晶粒子中の抵抗よ
りも結晶粒子の界面における抵抗の方が大きく、例えば
焼結温度を上げて粒成長させた場合、体積抵抗率が低下
する傾向がある。粒子数に対する界面の数を少なくする
ことが、焼結体の体積抵抗率を減少させるために重要で
ある。このため、結晶粒子の平均粒径が3.0μm未満
までしか成長していないと、伝導パスにおける結晶粒子
の界面の頻度が多いために、焼結体の抵抗が上昇する。
限は特にないが、一般的には20μm以下とすることが
好ましい。
は、98.5%以上とすることが好ましく、これによっ
て焼結体の体積抵抗率が一層低下する。この観点から、
焼結体の相対密度を99.0%以上とすることが好まし
く、99.6%以上とすることが、より一層好ましい。
ミニウム焼結体を非常に緻密にすることが要請される
が、同時に、希土類元素化合物の配合量を小さくしてお
り、実質的に希土類元素が焼結助剤としては作用しない
程度の配合量としている。これと同時に、焼結を促進さ
せる成分として作用可能な他の金属元素の配合量も、前
記したように極力少なくする必要がある。こうした条件
下では、常圧焼結法によっては、通常90%以下の相対
密度しか得られない。
体を得るためには、ホットプレス法、ホットアイソスタ
ティックプレス法のような加圧焼結法を採用することが
必要であり、これによって焼結助剤の必要性なしに窒化
アルミニウム焼結体を緻密化させることができる。
つは、焼成時に機械的圧力をも加えていることである。
例えば、ホットプレス法は、従来の概念では、焼結体の
緻密化を促進するための機械的圧力を加える方法とし
て、把握されてきた。
ミニウム焼結体の緻密化を促進するというだけではな
い。即ち、焼成時の高温状態において、機械的圧力によ
って、窒化アルミニウム結晶粒子の電子状態ないしは粒
界の電子状態が、窒化アルミニウム粒子の表面に焼成前
から存在する少量の希土類元素とあいまって、常圧焼結
では得られない干渉を受けている可能性がある。こうし
た干渉によって、隣接する結晶粒子の界面におけるアル
ミニウム原子および窒素原子の配列が制御され、界面に
おける抵抗が減少しているものと考えられる。これによ
って、粒界の抵抗が下がっている可能性が高く、粒子内
の抵抗も下げる効果があるかもしれない。
ム焼結体は、驚くべきことに、1×101 2 〜1×10
6 Ω・cmの範囲内、更には1×101 1 Ω・cm以
下、特には1×101 0 Ω・cm以下の体積抵抗率を有
していた。こうした領域の体積抵抗率は、まさに半導体
としての領域に属する。本発明は、金属不純物および希
土類元素の混入の極めて少ない、純度の高い窒化アルミ
ニウム焼結体において、こうした半導体領域の体積抵抗
率を有する焼結体を初めて提供する点で画期的なもので
ある。
は、高い熱伝導率を有する電気絶縁材料として研究され
てきている。また、窒化アルミニウム焼結体中に電気伝
導体や半導体をドープすることによって、抵抗を減少さ
せようとする試みはなされてきたが、本発明のように窒
化アルミニウム結晶粒子自体の抵抗を減少させようとす
る研究はなされていない。
し、焼結体の体積抵抗率が劇的に減少した理由を探索し
た。まず、前記したように希土類元素をまったく添加し
ない場合には、焼結体の体積抵抗率が本発明ほどは下降
しなかったことと、結晶粒子中に希土類元素が固溶しな
いことから、隣接する結晶粒子の界面に微量の希土類元
素が存在していると、結晶粒子間の界面における抵抗が
減少するものと考えられる。
って、希土類元素が窒化アルミニウム結晶粒子中に実質
的に存在せず、隣接する二つの窒化アルミニウム結晶粒
子の粒界に存在していることを発見した。ここで、希土
類元素が結晶粒子中に実質的に存在しないとは、EDS
(Energy Dispersive X-ray Spectrometer)によって希
土類元素に該当するピークが存在しないことを言う。
ルミニウム結晶粒子の粒界に存在してはいるが、結晶相
を形成してはおらず、原子レベルで結晶粒子間の粒界に
存在していることが判明した。そして、隣接する2つの
窒化アルミニウム結晶粒子の粒界において、各窒化アル
ミニウム結晶粒子を構成する結晶格子が乱れている部分
はほとんど見ることができず、この部分の幅が5nm以
下であり、特には、1nm以下であることを発見した。
測定した試料の中には、こうした界面における結晶格子
の乱れが実質的に見られないものもあった。このような
特異な結晶粒子の粒界の微構造によって、結晶粒子間の
抵抗が著しく減少したものと考えられる。
体中の三重点(三つの窒化アルミニウム結晶粒子によっ
て形成される三重点)を検討したが、三重点の結晶相の
内部には、希土類元素が実質的に含有されていないこと
が判明した。この結果から見て、希土類元素は、各窒化
アルミニウム結晶粒子の表面近傍あるいは表面に、極め
て薄いアモルファス相として存在しているものと考えら
れる。三重点においても、希土類元素は結晶粒子の表面
近傍あるいは表面のみに存在していることが判明した。
不純物が多い場合に、著しく体積抵抗率が上昇する理由
も明らかである。こうした不純物金属原子は、窒化アル
ミニウム結晶粒子の内部に固溶し、または粒界に存在す
るが、こうした結晶粒子や粒界の抵抗値は高いものと考
えられるからである。
量から、希土類元素を酸化物として考えた場合の酸素量
を差し引いた値を、0.5重量%以上とすることが好ま
しい。これは、窒化アルミニウム結晶粒子中に残留して
いる酸素量を表している。これを0.5重量%以上とす
ることによって、結晶粒子それ自体の抵抗値を下げるこ
とができ、焼結体全体の体積抵抗率も著しく減少する。
ただし、この上限は2.0重量%である。
化アルミニウム焼結体について、結晶相内部や粒界の欠
陥構造の構成を知るために、各試料について電子スピン
共鳴法(Electron spin resonance :ESR法)による
スペクトルをとった。この原理を簡単に説明する。不対
電子は、磁場下では、ゼーマン効果によってエネルギー
準位が分裂する。このエネルギー準位には、電子の軌道
運動、近傍の原子の核磁気能率との相互作用が敏感に反
応する。ESR法では、この分裂したエネルギー準位を
測定することによって、不対電子を有する原子の近傍の
原子および化学結合等に関する情報を知ることができ
る。
ムの不対電子のg値が、不対電子の存在している結晶場
によって変化する。このg値は、理論的には自由電子で
は2.0000であり、相対論的補正でg=2.002
316の値をとる。窒化アルミニウム結晶相中のAl原
子、N原子は、4配位のウルツァイト構造を有してお
り、アルミニウム原子と3つの窒素原子とによってsp
3 混成軌道を形成している。各試料のg値から、格子欠
陥中の不対電子が、どのような結晶配位に存在している
のか、どのような元素が不対電子の周辺に存在している
のかを、知ることができる。
体においては、電子スピン共鳴法によるスペクトルのア
ルミニウムの不対電子のg値が2.000以下となるこ
とが判明した。
る原子の種類が変化すると、不対電子のg値は大きく変
化する。上記のように低いg値が得られた原因は、こう
したアルミニウムと結合する原子の種類の変化に帰する
べきものである。4配位構造のSi原子において、これ
と同様なg値の変化が生じていることが報告されている
(「素材のESR評価法」アイピーシー出版第57頁参
照)。これは、窒化アルミニウム結晶粒子中に残留する
酸素原子の影響によるものと考えられる。
から得られたアルミニウムの単位mg当たりのスピン数
が1×101 3 spin以上であることも判明した。こ
の測定方法は、「電子スピン共鳴」大矢 博昭、山内
淳著(講談社刊)に記載された方法に従った。即ち、E
SRスペクトルの吸収強度は、窒化アルミニウム結晶粒
子中における不対電子の割合に比例している。g値の定
量は、g値が既知の標準試料と比較して行う必要があ
る。即ち、g値が既知の試料と、本発明の窒化アルミニ
ウム焼結体の試料とを、同じ条件下で測定し、得られた
吸収曲線を積分曲線に直し、次に各積分曲線の各面積を
比較する必要がある。
L(4−ヒドロキシ−2、2、6、6−テトラメチルピ
ペリジン−1−オキシル)溶液を使用して、Mn2 + /
MgOの一本の超微細線を定量しておき、これを通して
スピン数を比較し、ピークの面積比よりスピン数を算出
した。
気的特性に影響を及ぼすバンドギャップ内の電子状態を
評価し、本発明の焼結体の特徴を更に明らかにするため
に、カソードルミネッセンススペクトルを測定した。
料に対して電子線を照射したときの試料からの反射波の
一種である。図1に模式図として示すように、励起電子
が価電子帯から伝導帯へと励起されると、価電子帯に正
孔が生ずる。価電子帯と正孔との間のバンドギャップに
対応する発光が生ずる。これと共に、結晶内に含まれる
欠陥や不純物の作用によって、伝導帯とは別に局在電子
準位が生じている場合には、局在電子準位の励起電子と
価電子帯の正孔との再結合に伴い、発光が生ずる。従っ
て、カソードルミネッセンスのスペクトルからは、エネ
ルギーバンド構造、結晶性、結晶中に含まれる欠陥や不
純物について、情報を得ることができる。
ッセンススペクトルを測定した結果、例えば図23、図
25に例示するように、350〜370nmの波長領域
に強い主要ピークを有していることを発見した。また、
650〜750nmの波長領域に、この主要ピークの2
倍波と思われる弱いピークを検出した。
アルミニウム粉末に5重量%のイットリア粉末を添加し
て焼成することによって得られた高密度の焼結体を準備
し、この焼結体についてカソードルミネッセンスを測定
した。この結果、例えば図24、図25に示すように、
約340nm、500nm、600nmにそれぞれ弱い
ピークが観測された。
ンドギャップ内の電子準位)の相違を示している。ま
た、発光強度の相違は、不純物による電子濃度の相違を
示している。つまり、本発明の焼結体の場合には、35
0〜370nmの波長領域に、非常に強い、シャープな
ピークが観測されたが、これは非常に強い新たな電子準
位の存在を示しており、特定の不純物による電子濃度が
高いことを示している。
波長領域に強い主要ピークをもたらす電子準位が、焼結
体中の窒化アルミニウム結晶粒子中に存在しているの
か、あるいはこの結晶粒子の粒界相に存在しているのか
を特定するために、波長360nmの発光について、カ
ソードルミネッセンス二次元マッピングを行った。
の同じ視野の走査型電子顕微鏡写真と対比したところ、
カソードルミネッセンスによる非常に強い波長360n
mの発光は、窒化アルミニウム結晶粒子中に存在してい
ることが判明した。一方、粒界部は暗く、前記の発光は
見られなかった。これは、電子濃度が高い領域(局在電
子準位が多い領域)が粒子内に分布しており、粒界部に
分布していないことを示している。この結果から、結晶
粒子それ自体の電気的特性が、焼結体の体積抵抗率に大
きく影響していることが判明した。
クロアナライザー(EPMA)によって酸素濃度の分布
を測定した。この結果、本発明の焼結体においては、粒
子内に比較的多量の酸素原子が固溶していることが判明
した。
ウム結晶粒子内に、相対的に多量の酸素原子が固溶して
おり、これが局在電子準位を提供し、粒子内抵抗の低下
に寄与しているものと考えられる。これは、ESRスペ
クトルにおける吸収ピークの強度が高いこととも整合し
ている。
アルミニウム結晶粒子の酸素濃度を測定したところ、
0.5重量%以上である必要があることが判明した。こ
れは、更に好ましくは0.6重量%以上である。また、
この上限は特にないが、好ましくは、2.0重量%以下
であり、更に好ましくは1.0重量%以下である。
スによって結晶粒子の電気抵抗の低下が見られたものと
推定される。即ち、窒化アルミニウム結晶粒子中に酸素
が固溶する際に、酸素が窒素格子点(サイト)に入り、
窒素と置換する。この際の窒素N3 - と酸素O2 - との
間の電荷補償によって、伝導(ドナー)電子、又はアル
ミニウム空格子点が生成し、これらが電気伝導に大きく
寄与する。こうした伝導電子または空格子点の生成によ
って、窒化アルミニウム結晶粒子の内部における電気抵
抗が低下し、焼結体の電気抵抗の低下に寄与したものと
考えられる。
量%添加した焼結体についても、X線マイクロアナライ
ザー(EPMA)によって酸素濃度の分布を測定した。
この結果、イットリアを5重量%添加した焼結体の場合
には、結晶粒子の内部の酸素濃度が、相対的に低くなっ
ていた。しかも、この焼結体内において酸素が相対的に
多く存在している部分は、イットリアが存在している部
分とほぼ重複していることがわかった。イットリアは窒
化アルミニウム粒子内に固溶せず、粒界部に排出される
ことが知られている。従って、酸素原子のほとんどは、
粒子内には存在せず、粒界に存在している。
イットリウムが排出され、この際にイットリウムが酸素
原子を粒界へと向かって持ち去る傾向がある。このため
に、粒子内の酸素原子が減少したものと考えられる。
ついて説明する。窒化アルミニウム原料粉末としては、
直接窒化法による粉末を使用でき、還元窒化法による粉
末も使用できる。現状では、金属不純物含有量が少ない
ものが供給され易い点から、還元窒化法による粉末が好
ましい。しかし、直接窒化法によって製造された粉末で
あっても、原料であるアルミニウムの純度を向上させ、
かつ各工程における不純物の混入を防止すれば、問題な
く使用できる。
アルミニウム焼結体中の全酸素量と、希土類元素の酸化
物中に含有されている酸素量との差を0.5重量%以上
とすることが好ましいことから、むしろ、原料粉末中の
酸素量が重要である。原料中の酸素量が少ない場合に
は、原料粉末中に酸素を導入するための後処理が必要に
なる。例えば、原料粉末を、空気等の酸化雰囲気中で、
400〜800℃で加熱することによって、酸化処理す
ることで、原料粉末中の酸素量を増大させることができ
る。また、原料粉末中に各種アルミナ粉末およびアルミ
ナ前駆体を添加することができる。
の窒化アルミニウム原料粉末中の全酸素量から、希土類
元素の酸化物中に含有されている酸素量を控除した値
は、0.5重量%以上とすることが好ましい。
ウム結晶粒子中において、均一に酸素原子を分散させる
ためには、その原料粉末を製造した段階で、前記のよう
な後処理を行うことなく、原料粉末中の酸素量を前記の
ように十分に大きくしておくことが好ましい。
て、種々の形態で添加することができる。例えば、窒化
アルミニウム原料粉末中に希土類元素の単体または化合
物の粉末を添加することができる。
し易い。ただし、希土類元素の酸化物を使用した場合に
は、本発明においては、希土類の添加量が微量であるた
めに、希土類元素の酸化物の分散が不十分であると、焼
結体の全体に希土類元素が行き渡ることが困難になる。
このため、焼結体の各部分の体積抵抗率等の諸特性にバ
ラツキが生ずる原因になる。
の硝酸塩、硫酸塩、アルコキシド等の化合物を、これら
の化合物が可溶性である適当な溶剤に溶解させて溶液を
得、この溶液を窒化アルミニウム原料粉末に対して添加
することができる。これによって、希土類元素の添加量
が微量であっても、希土類元素が焼結体の各部分に均一
に分散される。しかも、おそらくは各粒子の表面に非常
に薄い層として希土類元素が分散されることから、高抵
抗である希土類元素化合物が偏析しにくくなる。分散が
不十分である場合、局部的に希土類含有結晶が析出する
ことがある。析出物の割合が少ない場合、本件の要件に
は影響しない。
記原料粉末を乾燥する方法としては、スプレードライ法
を提案できる。これは、微量添加物である希土類化合物
の瞬間乾燥法として特に好適である。
る。この場合には、希土類元素の硝酸塩、硫酸塩、アル
コキシド等の化合物を溶解させて得た溶液を、通常のテ
ープ成形工程の中に添加剤として添加すれば良い。添加
量も微量であるので、成形性、脱脂性には影響しない。
ニウム原料粉末を分散させ、この中に希土類元素化合物
を、前記した酸化物粉末や溶液の形で添加することがで
きる。混合を行う際には、単純な攪拌によっても可能で
あるが、前記原料粉末中の凝集物を解砕する必要がある
場合には、ポットミル、トロンメル、アトリッションミ
ル等の混合粉砕機を使用できる。添加物として、粉砕用
の溶媒に対して可溶性のものを使用した場合には、混合
粉砕工程を行う時間は、粉末の解砕に必要な最小限の短
時間で良い。また、ポリビニルアルコール等のバインダ
ー成分を添加することができる。
ードライ法が好ましい。また、真空乾燥法を実施した後
に、乾燥粉末をフルイに通してその粒度を調整すること
が好ましい。
の成形体を製造する場合には、金型プレス法を使用でき
る。成形圧力は、100kgf/cm2 以上とすること
が好ましいが、保型が可能であれば、特に限定はされな
い。粉末の状態でホットプレスダイス中に充填すること
も可能である。
は、焼成に先立って、酸化雰囲気中で200℃〜800
℃の温度で脱脂を行うことができる。
硫酸塩、炭酸塩の形で添加した場合には、焼成に先立っ
て、粉末状態の原料または粉末の成形体について、脱
硝、脱硫、脱炭酸処理することができる。こうした脱ガ
ス工程は、脱脂工程と同様に、酸化雰囲気中で前記原料
粉末または成形体を加熱することによって実施できる
が、この際、発生するNOxガス、SOxガス等による
窯の損傷に留意する必要がある。
工程を個別に実施することなく、焼成過程の間に脱ガス
をも行わせることができる。
成する。ホットプレス時の圧力は、50kgf/cm2
以上である必要があり、200kgf/cm2 以上が好
ましい。この上限は特に限定されないが、モールド等の
窯道具の損傷を防止するためには、実用上は1000k
gf/cm2 以下が好ましく、400kgf/cm2 以
下が更に好ましい。
気に上昇させることも可能である。しかし、昇温に従っ
て段階的に圧力を上昇させることが、焼結体の寸法精度
を向上させるために、特に好ましい。
て焼成する際には、この成形体の外径よりも若干大きい
内径を有するスリーブの中に成形体を収容することが好
ましい。
温〜1600℃の間の温度範囲において、真空加熱を行
うことによって、気体の発散を促進することが好まし
い。
間以上、1500℃/時間以下の昇温速度で温度を上昇
させることが好ましい。最高温度は、1750℃〜23
00℃とすることが好ましい。最高温度が2300℃を
越えると、窒化アルミニウムの分解が始まる。最高温度
が1750℃未満であると、粒子の効果的な成長が抑制
され、平均粒径3μmに達しない。
1850℃以上、1900℃未満の最高温度では、少な
くとも3時間の焼結を行う必要があった。1900℃〜
2000℃未満の最高温度でも、最高温度で2時間以上
の保持を行う必要があった。更に、この保持時間を3時
間以上、更には5時間以上とすることによって、一層体
積抵抗率の低下が観測された。2000℃以上の最高温
度では、最高温度で1時間以上の保持を行うことによっ
て、体積抵抗率の低下が観測された。これらの保持時間
は、焼結炉における現実的な生産性の観点からは、30
時間以下とすることが好ましい。最高温度から1400
℃まで、300℃/時間の冷却速度で冷却した。140
0℃において、電源を切り、自然放冷させた。冷却速度
が抵抗に及ぼす影響は不明である。
料粉末とカーボン治具との間に窒化ホウ素を離型剤とし
て塗布する方法が、現在提案されている。しかし、本発
明においては、ホウ素が焼結体中に混入するおそれがあ
るので、この離型剤を使用しない方が良い。
る。表1および表2に示す各窒化アルミニウム焼結体を
製造した。表3および表4、表5および表6についても
同様である。原料粉末としては、還元窒化法によって得
られた窒化アルミニウム粉末を使用した。この原料粉末
中の酸素量、金属不純物量を表1、3、5に示す。イッ
トリウムの硝酸塩をイソプロピルアルコールに溶解させ
て添加剤溶液を製造し、この添加剤溶液を窒化アルミニ
ウム原料粉末に対して、ポットミルを使用して混合し
た。Y2 O3 に換算したイットリアの混合比率、および
アルミナの添加量を、表1、3、5に示す。
力で一軸加圧成形することによって、直径200mmの
円盤状成形体を作製した。この円盤状成形体をホットプ
レス型中に収容し、密封した。昇温速度300℃/時間
で温度を上昇させ、この際、室温〜1000℃の温度範
囲で減圧を行った。この温度の上昇と同時に圧力を上昇
させた。最高温度を、表2、4、6に示すように変更
し、表2、4、6に示す各キープ時間の間、各最高温度
で保持した。
リウムを除く金属不純物量の合計値を測定し、表1、
3、5に示す。また、イットリウムの含有量(Y)、全
酸素量(O)全炭素量(C)および過剰酸素(全酸素量
と、イットリアに含有される酸素量との差)を、表1、
3、5に示す。また、各焼結体について、下記の各値を
測定し、表2、4、6に示す。
求めた。この式は、hν=g/μBH(hはプランク定
数であり、νはマイクロ波の振動数であり、μBはボー
ア磁子であり、Hは磁場である)。 (スピン数(spin/mg))前記のようにして算出
した。
察された粒子の長軸長さの平均値を算出して求めた。 (熱伝導率)レーザーフラッシュ法にて測定した。 (強度)JIS1601に基づいた室温四点曲げ強度試
験法によって測定した。 (相対密度)アルキメデス法にて測定した。 (色彩)外観を目視によって観察した。 (体積抵抗率)JISC2141に基づいた絶縁物の体
積抵抗率測定法で測定した。各表および図面には、略記
法を使用して表示した。例えば、「1E+06」は「1
×106 」を示す。
イットリウムを除く金属不純物量を種々変更している。
また、イットリウムを除く金属不純物量と体積抵抗率と
の関係を図2に示す。この結果、金属不純物量が500
ppm以下であると、体積抵抗率が著しく減少してい
る。
種々変更しており、図3には、Y2 O3 の添加量と焼結
体の体積抵抗率との関係を示す。Y2 O3 の添加量を
0.5重量%以下とすることによって体積抵抗率が顕著
に減少し、0.1重量%以下とすることによって、一層
顕著に減少している。これ以下の領域では、体積抵抗率
に特に顕著な相違は見られない。
示すグラフである。このグラフから判るように、過剰酸
素、即ち窒化アルミニウム結晶粒子中に存在する酸素量
が0.5重量%未満になると、体積抵抗率が著しく上昇
している。過剰酸素が0.5〜2.0重量%の範囲内に
おいては、体積抵抗率が大きい(1×101 2 Ω・cm
以上)焼結体と、体積抵抗率が1×101 0 Ω・cm以
下の試料とが併存している。これは、窒化アルミニウム
粒子内に酸素が固溶しても、粒径が小さい場合、抵抗が
低下しないためと考えられる。
値と体積抵抗率との関係を示すグラフである。この結果
から判るように、g値が2.000を越えると、体積抵
抗率が著しく上昇している。一方、g値が2.000以
下である場合はやはり体積抵抗率が大きい(1×10
1 2 Ω・cm以上)焼結体と、体積抵抗率が1×10
1 0 Ω・cm以下の試料とが併存している。
ニウムの単位mg当たりのスピン数と体積抵抗率との関
係を示すグラフである。この結果から判るように、この
スピン数を1×101 3 spin/mg以上とすること
によって、体積抵抗率が著しく減少した。
量および金属不純物量を最適化しており、イットリウム
の含有量を変更しているが、この結果から判るように、
体積抵抗率を一層減少させるためには、焼結体中のイッ
トリウムの含有量は1000ppm以下とすることが好
ましく、300ppm以上とすることが好ましい。
び金属不純物量を最適化しており、焼成時の最高温度を
変更しているが、最高温度が低いと、粒成長が十分では
なく、このために体積抵抗率が1×101 2 Ω・cmの
水準には到達しない。
構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。図8は、この
焼結体の三重点の近傍を拡大して示す透過型電子顕微鏡
写真であり、図9は、隣接する結晶粒子の界面を拡大し
て示す透過型電子顕微鏡写真である。隣接する各結晶粒
子の界面には粒界相は見られないが、三重点にはアルミ
ニウム酸化物相が生成している。
ついて、結晶粒子の粒界のEDS(Energy Dispersive
X-ray Spectrometer)による分析の結果を示すグラフで
あり、微量のイットリウムが存在していることが判る。
ただし、「C」のピークは、試料の汚染によるものであ
る。図11は、同じ試料の結晶粒子中のEDSによる分
析の結果を示すグラフである。イットリウムのピークは
まったく見られず、酸素のピークが存在していることが
判る。
結体について、結晶粒子の内部のEDSによる分析の結
果を示すグラフである。酸素のピークもイットリウムの
ピークも見られない。図14は、これと同じ焼結体につ
いて、結晶粒子の間にある粒界のEDSによる分析の結
果を示すグラフである。顕著なイットリウムのピークが
観測された。このイットリウムを多量に含有する粒界相
が、隣接する結晶粒子の間の抵抗値の上昇に寄与してい
る。
いて、三重点のEDSによる分析の結果を示すグラフで
ある。一層顕著なイットリウムのピークが観測された。
ついてのX線回折ピークを示すグラフである。このグラ
フから判るように、イットリウム化合物の結晶に該当す
るピークは存在しておらず、従って結晶粒子の界面にお
いてイットリウムは結晶相を構成していない。
ついての、隣接する結晶粒子の粒界付近の結晶組織を示
す高倍率TEM写真である。この写真中の左右にそれぞ
れ結晶粒子が存在しており、左右方向にある各結晶粒子
の間に界面がある。各結晶粒子内においては、結晶格子
の構成原子が、完全に秩序的な結晶格子を形成してい
る。結晶粒子の粒界付近においては、僅かに結晶格子が
乱れているが、結晶格子が乱れた部分の幅は極めて小さ
く、原子数で数個程度であり、1nm以下に過ぎないこ
とが判明した。
いての、隣接する結晶粒子の粒界付近の結晶組織を示す
高倍率TEM写真である。左右の粒子の粒界付近で結晶
格子の乱れが認められる。この幅は1〜3nm程度であ
る。制限視野電子線回折結果から、粒界には結晶質の析
出物が検出された。この結晶格子の乱れは、粒界に析出
した微小な析出によるものと考えられる。
結体についての透過型電子顕微鏡写真である。3重点、
粒界に、黒色の析出物(0.2μm)が観察された。こ
の析出物をEDSで観察した結果、Y2 Al4 O9 が検
出された。また、この析出物は結晶質であった。
について、図21の模式図を参照しつつ、更に説明す
る。本発明例の焼結体においては、隣接する各結晶粒子
1Aと1Bとの粒界2、1Bと1Cとの粒界2、1Cと
1Aとの粒界2について、通常結晶粒子の間に存在する
べき粒界相が存在しておらず、隣接する各結晶粒子の粒
界2における結晶格子の乱れがほとんどない。そして、
この結晶格子の乱れの部分に、イットリウム原子が混入
しているものと推定される。この推定は、イットリウム
化合物の結晶相がX線回折法によってまったく検出され
ない事実とも整合している。
ぞれ前記したように酸素が固溶している。また、三重点
3においても、イットリウムは検出されないことが判っ
た。ただし、三重点3においても、イットリウムは結晶
粒子の表面には存在している。
(a)に示すように、隣接する結晶粒子5Aと5Bとの
界面6は、不規則に入り乱れた形状をしており、複雑に
折れ曲がっていた。この粒界相の幅tは1〜3nm程度
であった。これに対して、本発明例の焼結体において
は、図22(b)に示すように、結晶粒子1Aと1Bと
の界面2は、ほぼ真っ直ぐに延びており、その幅は1n
m以下であった。また、この界面の位置ずれは、アルミ
ニウム原子数個のレベルであった。
各窒化アルミニウム焼結体を製造した。原料粉末として
は、還元窒化法によって得られた窒化アルミニウム粉末
を使用した。この原料粉末中の酸素量、金属不純物量
を、表7に示す。イットリウムの硝酸塩をイソプロピル
アルコールに溶解させて添加剤溶液を製造し、この添加
剤溶液を窒化アルミニウム原料粉末に対して、ポットミ
ルを使用して混合した。Y2 O3 に換算したイットリア
の添加量を、表7に示す。
力で一軸加圧成形することによって、直径200mmの
円盤状成形体を作製した。この円盤状成形体をホットプ
レス型中に収容し、密封した。昇温速度300℃/時間
で温度を上昇させ、この際、室温〜1000℃の温度範
囲で減圧を行った。この温度の上昇と同時に圧力を上昇
させた。最高温度を、表8に示すように変更し、表8に
示す各キープ時間の間、各最高温度で保持した。
トリウムを除く金属不純物量の合計値を測定し、表7に
示す。また、焼結体中のイットリウムの含有量(Y)、
全酸素量(O)、全炭素量(C)、過剰酸素(全酸素量
と、イットリアに含有される酸素量との差)を、表7に
示す。また、各焼結体について、g値、スピン数、平均
粒径、熱伝導率、強度、相対密度、色彩を、前述したよ
うにして測定し、その結果を表8に示す。
のように測定した。また、X線マイクロアナライザーに
よって、各焼結体を構成する各窒化アルミニウム結晶粒
子中の酸素濃度を測定した。これらの測定結果を表7に
示す。
原料中へのイットリアの添加量が5重量%であり、焼結
体中にも約3.7重量%または0.1重量%残留してい
る。X線マイクロアナライザーによって結晶粒子内の酸
素量を測定したところ、0.35重量%または0.21
重量%であった。つまり実験番号52の方が相対的にホ
ットプレス温度が高いために、焼結過程におけるイット
リアの排出が進行し、結晶粒子内の酸素の排出も進行し
ている。
においては101 4 Ω・cm台であり、比較例52にお
いては101 2 台であって、比較例52の方が体積抵抗
率が低くなっているが、これは比較例52の方が、イッ
トリアの排出と共に、粒成長が進行しているためと考え
られる。
は、X線マイクロアナライザーによって測定した結晶粒
子内の酸素量が0.5重量%以上であって、「過剰酸
素」の量も0.5重量%以上になっている。そして、実
施例62、63を除いて、「過剰酸素」の大部分が結晶
粒子内に分布していることがわかる。
体中におけるイットリアの量が0.2重量%以下であ
り、g値が2.000以下であり、スピン数が1.0×
101 3 spin/mg以上であり、平均粒径が4μm
以上であり、相対密度が99%以上である。これらの焼
結体においては、101 2 Ω・cm以下の体積抵抗率が
得られている。
示す各実験番号の焼結体について、カソードルミネッセ
ンスによるスペクトルを測定した。この結果、前述した
ように、350〜370nmに強い主要ピークが現れた
焼結体において、体積抵抗率の著しい低下が見られるこ
とを見いだした。
のピークは、実施例5〜14、実施例23〜29、実施
例36〜44、実施例53〜63において確認された。
以下、煩雑さを避けるために、代表として、特に実施例
54の焼結体と、比較例52の焼結体とについて、具体
的にスペクトル等の測定プロセスと詳細なデータを提示
する。
ペーストによって鏡面研磨し、カソードルミネッセンス
法でスペクトルを観測し、その結果を図23に示した。
図23において、縦軸は発光強度であり、横軸はルミネ
ッセンスの波長である。350〜370nmの波長領域
に強いピークがあり、650〜750nmの波長領域に
弱いピークがある。
モンドペーストによって鏡面研磨し、カソードルミネッ
センス法でスペクトルを観測し、その結果を図24に示
した。この結果、約340nm、500nm、600n
mにそれぞれ弱いピークが観測された。
各カソードルミネッセンスによるスペクトルを対比して
示す。このように、本発明の焼結体に特徴的に見られた
350〜370nmの主要ピークの発光強度は、比較例
の焼結体の各ピークに比べて極めて高い。
0nmの波長でのカソードルミネッセンス二次元マッピ
ングを行った結果を、図26に示す。ただし、図27
は、図26の二次元マッピングにおける濃淡と発光強度
との関係を示す。また、図28は、図26と同じ視野に
おける、セラミックス組織の走査型電子顕微鏡写真であ
る。
は、濃淡のコントラストが見られる。この二次元マッピ
ングを図28の写真と対比すると、図28の写真に見え
る各粒子の形状と、図26における濃い部分の形状、あ
るいは淡い部分の形状が、完全に重なることがわかっ
た。
は、各結晶粒子の結晶方位に依存しているものと考えら
れる。つまり、ある結晶粒子が、電子線に対して垂直な
結晶方位を有している場合にはカソードルミネッセンス
の発光強度が増大している。このように、図28に見え
る各結晶粒子ごとの結晶方位の相違が、そのまま図26
における濃淡の原因になっている。そして、図26にお
いて、粒界にあたる部分は常に暗く、発光が見られな
い。以上の測定結果から、非常に強い波長360nmの
発光は、結晶粒子中に存在していることが判明した。
マイクロアナライザー(EPMA)によって酸素濃度分
布とイットリウム原子の分布とを測定した。この結果、
比較例52の焼結体の場合には、酸素濃度が相対的に低
くなっていた。しかも、焼結体内において酸素が相対的
に多く存在している部分は、イットリアが存在している
部分とほぼ重複していた。この重複部分は、走査型電子
顕微鏡写真に示された粒界部の位置とほぼ一致してい
た。
を埋設することができ、特に不純物を嫌悪する環境下で
使用される電極埋設品として特に好適に使用できる。こ
うした用途としては、例えば、セラミック静電チャッ
ク、セラミックスヒーター、高周波電極装置を例示する
ことができるが、特に静電チャックに対して、きわめて
好適に使用することができる。
ハーの吸着用の静電チャックとして使用すると、特に誘
電層における室温での体積抵抗率を1.0×101 2 Ω
・cm以下とできることから、室温付近または−60℃
以下の温度範囲において、静電チャックとしての吸着特
性を著しく向上させることができる。この場合には、誘
電層の厚さを500μm以上としても、電圧を印加した
ときに、電極から電荷が移動して絶縁性誘電層の表面に
現れ、十分な吸着力を得ることが出来る。また、電圧遮
断直後に、電荷は十分な速さで避散するので、ウエハー
を脱着する際の応答性も良い。これによって、特に−6
0℃程度の低温領域から、300℃以上の高温領域まで
の極めて広い温度範囲において、8インチ以上の大型の
半導体ウエハーを、十分に安定して吸着し、保持するこ
とができるようになった。
設される金属部材は、面状の金属バルク材であることが
好ましい。この際、金属埋設品が静電チャックである場
合には、金属部材は、金属バルク材からなる面状の電極
である。ここで、「面状の金属バルク材」とは、例え
ば、線体あるいは板体をらせん状、蛇行状に配置するこ
となく、例えば、図30に示すように、金属を一体の面
状として形成したものをいう。
に焼成するので、高融点金属で形成することが好まし
い。こうした高融点金属としては、タンタル,タングス
テン,モリブデン,白金,レニウム、ハフニウム及びこ
れらの合金を例示できる。半導体汚染防止の観点から、
更に、タンタル、タングステン、モリブデン、白金及び
これらの合金が好ましい。静電チャックによる被処理物
としては、半導体ウエハーの他、アルミニウムウエハー
等を例示できる。
示できる。 (1)薄板からなる、面状のバルク材。 (2)面状の電極の中に多数の小空間が形成されている
バルク材。これには、多数の小孔を有する板状体からな
るバルク材や、網状のバルク材を含む。多数の小孔を有
する板状体としては、パンチングメタルを例示できる。
ただし、バルク材が高融点金属からなり、かつパンチン
グメタルである場合には、高融点金属の硬度が高いの
で、高融点金属からなる板に多数の小孔をパンチによっ
て開けることは困難であり、加工コストも非常に高くな
る。この点、バルク材が金網である場合には、高融点金
属からなる線材が容易に入手でき、この線材を編組すれ
ば金網を製造できる。
に限定しない。しかし、線径φ0.03mm、150メ
ッシュ〜線径φ0.5mm、6メッシュにおいて、特に
問題なく使用できた。また、金網を構成する線材の幅方
向断面形状は、円形の他、楕円形、長方形等、種々の圧
延形状であってよい。ここで、1メッシュは1インチあ
たり1本という意味である。
は、静電チャック電極に対して高周波電源を接続し、こ
の電極に対して直流電圧と同時に高周波電圧を供給する
ことによって、この電極をプラズマ発生用電極としても
使用することができる。この場合には、例えば電極がタ
ングステンであり、周波数が13.56MHzの場合、
電極の厚さは430μm以上が望ましいが、この厚さの
電極を、スクリーン印刷法で形成することは困難である
ので、電極を金属バルク体によって構成する。また、誘
電層の厚さが0.5mm〜5.0mmの範囲内では、誘
電体損失による自己発熱はさほど大きくないので、高周
波電極として問題なく使用できる。
示す断面図である。図30(a)は、図29の静電チャ
ックのうち一部を切り欠いて示す斜視図であり、図30
(b)は、金網からなる電極13を示す斜視図である。
ング状のフランジ11cが設けられており、基体11の
内部に、金網13からなる電極19が埋設されている。
半導体ウエハー16の設置面11a側には、所定厚さの
誘電層14が形成されている。基体のうち支持部分18
側には、端子20が埋設されている。端子20の端面
が、基体11の裏面11bに露出している。基体11の
所定箇所に、半導体ウエハー16を昇降させるためのピ
ンを通す孔12が形成されている。
7が接続されている。また、半導体ウエハー16には、
直流電源17の負極が、電線15Bを介して接続されて
いる。本実施例における電極19は、図30(a)、
(b)に示すような金網13によって形成されている。
金網13は、円形の枠線13aと、枠線13aの内部に
縦横に形成されている線13bとからなっており、これ
らの間に網目24が形成されている。
1内に抵抗発熱体21が埋設されている。この抵抗発熱
体21の両端部は、それぞれ端子22に接続されてお
り、端子22はそれぞれ外部端子23に接続されてい
る。この抵抗発熱体は、半導体ウエハーを吸着しながら
加熱するためのものであり、必ずしも必要ない。
は、半導体ウエハーを設置するためのサセプター、ダミ
ーウエハー、シャドーリング、高周波プラズマを発生さ
せるためのチューブ、高周波プラズマを発生させるため
のドーム、高周波透過窓、赤外線透過窓、半導体ウエハ
ーを支持するためのリフトピン、シャワー板等の各半導
体製造用装置の基体として、使用することができる。
適用できる電子機能材料としては、誘導加熱用加熱源
(ヒーター材料)を例示できる。即ち、本発明の焼結体
は、高純度であり、プラズマに対する耐蝕性が高いこと
から、プラズマ雰囲気中で使用するための誘導加熱用加
熱源として利用できる。
製造した。原料粉末としては、還元窒化法によって得ら
れた窒化アルミニウム粉末を使用した。この原料粉末中
の酸素量を1.2重量%とし、金属不純物量を90pp
mとした。イットリウムの硝酸塩をイソプロピルアルコ
ールに溶解させて添加剤溶液を製造し、この添加剤溶液
を窒化アルミニウム原料粉末に対して、ポットミルを使
用して混合した。Y2 O3 に換算したイットリアの混合
比率は0.05重量%であった。
3を使用した。金網13は、直径φ0.5mmのモリブ
デン線を、1インチ当たり15本の密度で編んだ金網を
使用した。前記原料粉末の中に金網13を埋設し、金網
13に対して垂直方向に向かって100kgf/cm2
の圧力を加え、一軸加圧成形することによって、直径2
00mmの円盤状成形体を作製した。この円盤状成形体
をホットプレス型中に収容し、密封した。昇温速度30
0℃/時間で温度を上昇させ、この際、室温〜1000
℃の温度範囲で減圧を行った。この温度の上昇と同時に
圧力を上昇させた。最高温度を2000℃とし、最高温
度で5時間保持した。
定を行った。イットリウムを除く金属不純物量の合計値
は90ppmであり、イットリウムの含有量(Y)は3
20ppmであり、全酸素量(O)は0.90重量%で
あり、全炭素量(C)は0.03重量%であり、過剰酸
素は0.89重量%であった。また、この焼結体のES
Rスペクトルのg値は1.9977であり、ピーク比
(Al/Mn)は3.50であり、スピン数は2.9×
101 3 spin/mgであり、平均粒径は11μmで
あり、熱伝導率は60であり、強度は320MPaであ
り、相対密度は99.9%であった。
クトルを測定したところ、350〜370nmの波長
に、図23に示したものと同様の主要ピークが観察され
た。また、X線マイクロアナライザーによって、結晶粒
子内の酸素濃度を測定したところ、0.79重量%であ
った。
工し、誘電層14の厚さを1mmとした。焼結体の背面
11b側からマシニングセンターによって孔12を形成
し、また端子20を電極19に接合した。ただし、抵抗
発熱体21は埋設しなかった。静電チャックの寸法は、
直径は200mmであり、厚さは12mmであった。こ
の静電チャックの吸着力を測定した。室温から300℃
まで100℃間隔で吸着力を測定したところ、いずれの
温度においても、60〜100g/cm2 の吸着力を示
した。また、誘電層の室温における体積抵抗率は、1×
10 7 Ω・cmであった。
ば、高純度であって、かつ低い体積抵抗率を有する、新
規な窒化アルミニウム焼結体が提供することができる。
また、こうした窒化アルミニウム焼結体からなる、半導
体レベルの体積抵抗率を有する新規な電子機能材料を提
供し、かつこの窒化アルミニウム焼結体を使用した静電
チャックを提供することができる。
の模式図である。
との関係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
ある。
率との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
を示す走査型電子顕微鏡写真である。
セラミックス組織の透過型電子顕微鏡写真である。
の粒界を拡大して示す、セラミックス組織の透過型電子
顕微鏡写真である。
粒子の粒界のEDSによる分析の結果を示すグラフであ
る。
る分析の結果を示すグラフである。
のEDSによる分析の結果を示すグラフである。
のEDSによる分析の結果を示すグラフである。
の粒界のEDSによる分析の結果を示すグラフである。
による分析の結果を示すグラフである。
を示すグラフである。
粒子の粒界付近の結晶組織を示す、セラミックス組織の
高倍率TEM写真である。
子の粒界付近の結晶組織を示す、セラミックス組織の高
倍率TEM写真である。
電子顕微鏡写真である。
電子顕微鏡写真である。
図である。
る結晶粒子の界面の状態を説明するための模式図であ
り、(b)は、本発明例の焼結体について、隣接する結
晶粒子の界面の状態を説明するための模式図である。
ルミネッセンスによるスペクトルを示す。
スによるスペクトルを示す。
のカソードルミネッセンスによる各スペクトルを示す。
ス二次元マッピングを示す写真図である。
ピングにおける濃淡と発光強度との関係を示す写真図で
ある。
視野におけるセラミックス組織の走査型電子顕微鏡写真
である。
ある。
て示す要部断面斜視図であり、(b)は、静電チャック
電極として使用できる金網の一例を示す斜視図である。
重点 5A、5B 比較例の焼結体における結晶粒子 6
結晶粒子5Aと5Bとの界面 11 基体 14
誘電層 16 半導体ウエハー 19 電極 20 端子 21 抵抗発熱体
Claims (31)
- 【請求項1】希土類元素の含有量(酸化物への換算値)
が150ppm以上、0.5重量%以下であり、希土類
元素を除く金属不純物量が900ppm以下であり、全
炭素量が0.05%以下であり、全酸素量と前記希土類
元素を酸化物換算した場合の含有酸素量との差である過
剰酸素量が0.5重量%以上、2.0重量%以下であ
り、体積抵抗率が1.0×106 Ω・cm以上、1.0
×1012 Ω・cm以下であり、カソードルミネッセン
スによるスペクトルにおいて、350nm〜370nm
の波長領域に主要ピークを有していることを特徴とす
る、窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項2】X線マイクロアナライザーによって測定し
た前記窒化アルミニウム結晶粒子中の酸素濃度が0.5
0重量%以上、2.00重量%以下であることを特徴と
する、請求項1記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項3】前記窒化アルミニウム焼結体の体積抵抗率
が1.0×1011 Ω・cm以下であることを特徴とす
る、請求項1または2記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項4】前記窒化アルミニウム焼結体を構成する窒
化アルミニウム結晶粒子の平均粒径が3.0μm以上で
あることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つの
請求項に記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項5】前記窒化アルミニウム結晶粒子の平均粒径
が5μm以上、20μm以下であることを特徴とする、
請求項4記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項6】希土類元素の含有量が0.1重量%以下で
あることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つの
請求項に記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項7】前記金属不純物量が500ppm以下であ
ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つの請
求項に記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項8】前記カソードルミネッセンスによるスペク
トルにおいて、前記主要ピークが前記窒化アルミニウム
焼結体を構成する前記窒化アルミニウム結晶粒子内から
発生していることを特徴とする、請求項1〜7のいずれ
か一つの請求項に記載の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項9】前記窒化アルミニウム焼結体の相対密度が
98.5%以上であることを特徴とする、請求項1〜8
のいずれか一つの請求項に記載の窒化アルミニウム焼結
体。 - 【請求項10】前記希土類元素が前記窒化アルミニウム
結晶粒子中に実質的に存在せず、隣接する二つの前記窒
化アルミニウム結晶粒子の界面に存在していることを特
徴とする、請求項1〜9のいずれか一つの請求項に記載
の窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項11】前記希土類元素が、隣接する二つの前記
窒化アルミニウム結晶粒子の界面で結晶相を形成してい
ないことを特徴とする、請求項10記載の窒化アルミニ
ウム焼結体。 - 【請求項12】隣接する2つの前記窒化アルミニウム結
晶粒子の粒界において、各窒化アルミニウム結晶粒子を
構成する結晶格子が乱れている部分の幅が1nm以下で
あることを特徴とする、請求項11記載の窒化アルミニ
ウム焼結体。 - 【請求項13】前記窒化アルミニウム焼結体中の三重点
の結晶相に、希土類元素が実質的に含有されておらず、
前記三重点に面する各結晶粒子の表面または表面近傍に
希土類元素が存在していることを特徴とする、請求項1
0〜12のいずれか一つの請求項に記載の窒化アルミニ
ウム焼結体。 - 【請求項14】電子スピン共鳴法によるスペクトルのア
ルミニウムの不対電子のg値が2.000以下であるこ
とを特徴とする、請求項1または10記載の窒化アルミ
ニウム焼結体。 - 【請求項15】電子スピン共鳴法によるスペクトルから
得られたアルミニウムの単位mg当たりのスピン数が1
×1013 spin/mg以上であることを特徴とす
る、請求項1、10または14記載の窒化アルミニウム
焼結体。 - 【請求項16】バルク状の焼結体であることを特徴とす
る、請求項1〜15のいずれか一つの請求項に記載の窒
化アルミニウム焼結体。 - 【請求項17】請求項16記載の窒化アルミニウム焼結
体と、この窒化アルミニウム焼結体中に埋設されている
金属部材とを備えていることを特徴とする、金属埋設
品。 - 【請求項18】請求項1〜16のいずれか一つの請求項
に記載の窒化アルミニウム焼結体からなる電子機能材
料。 - 【請求項19】半導体を吸着し、保持するための吸着面
を備えた静電チャックであって、請求項16記載の窒化
アルミニウム焼結体からなる基体と、この基体中に埋設
された面状の電極と、この面状の電極に対して直流電力
を供給するための電源とを備えていることを特徴とす
る、静電チャック。 - 【請求項20】希土類元素の含有量(酸化物への換算
値)が150ppm以上、0.5重量%以下であり、希
土類元素を除く金属不純物量が900ppm以下である
窒化アルミニウム焼結体であって、全炭素量が0.05
%以下であり、体積抵抗率が1.0×106 Ω・cm以
上、1.0×1012 Ω・cm以下であり、X線マイク
ロアナライザーによって測定した、前記窒化アルミニウ
ム焼結体を構成する窒化アルミニウム結晶粒子中の酸素
濃度が0.50重量%以上、2.00重量%以下である
ことを特徴とする、窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項21】請求項20記載の窒化アルミニウム焼結
体と、この窒化アルミニウム焼結体中に埋設されている
金属部材とを備えていることを特徴とする、金属埋設
品。 - 【請求項22】請求項20記載の窒化アルミニウム焼結
体からなる電子機能材料。 - 【請求項23】希土類元素の含有量(酸化物への換算
値)が150ppm以上、0.5重量%以下であり、希
土類元素を除く金属不純物量が900ppm以下である
窒化アルミニウム焼結体であって、体積抵抗率が1.0
×106 Ω・cm以上、1.0×1012 Ω・cm以下
であり、全炭素量が0.05%以下であり、全酸素量と
前記希土類元素を酸化物換算した場合の含有酸素量との
差である過剰酸素量が0.5重量%以上、2.0重量%
以下であり、前記窒化アルミニウム焼結体の電子スピン
共鳴法によるスペクトルにおいて、不対電子のg値が
2.000以下であることを特徴とする、窒化アルミニ
ウム焼結体。 - 【請求項24】請求項23記載の窒化アルミニウム焼結
体と、この窒化アルミニウム焼結体中に埋設されている
金属部材とを備えていることを特徴とする、金属埋設
品。 - 【請求項25】請求項23記載の窒化アルミニウム焼結
体からなる電子機能材料。 - 【請求項26】希土類元素の含有量(酸化物への換算
値)が150ppm以上、0.5重量%以下であり、希
土類元素を除く金属不純物量が900ppm以下である
窒化アルミニウム焼結体であって、体積抵抗率が1.0
×106 Ω・cm以上、1.0×1012 Ω・cm以下
であり、全炭素量が0.05%以下であり、全酸素量と
前記希土類元素を酸化物換算した場合の含有酸素量との
差である過剰酸素量が0.5重量%以上、2.0重量%
以下であり、電子スピン共鳴法によるスペクトルから得
られたアルミニウムの単位mg当たりのスピン数が1×
1013spin/mg以上であることを特徴とする、窒
化アルミニウム焼結体。 - 【請求項27】請求項26記載の窒化アルミニウム焼結
体と、この窒化アルミニウム焼結体中に埋設されている
金属部材とを備えていることを特徴とする、金属埋設
品。 - 【請求項28】請求項26記載の窒化アルミニウム焼結
体からなる電子機能材料。 - 【請求項29】希土類元素の含有量(酸化物への換算
値)が150ppm以上、0.5重量%以下であり、希
土類元素を除く金属不純物量が900ppm以下である
窒化アルミニウム焼結体であって、前記窒化アルミニウ
ム焼結体の体積抵抗率が1.0×106 Ω・cm以上、
1.0×1012 Ω・cm以下であり、全炭素量が0.
05%以下であり、全酸素量と前記希土類元素を酸化物
換算した場合の含有酸素量との差である過剰酸素量が
0.5重量%以上、2.0重量%以下であり、前記窒化
アルミニウム焼結体を構成する窒化アルミニウム結晶粒
子の平均粒径が3.0μm以上であることを特徴とす
る、窒化アルミニウム焼結体。 - 【請求項30】請求項29記載の窒化アルミニウム焼結
体と、この窒化アルミニウム焼結体中に埋設されている
金属部材とを備えていることを特徴とする、金属埋設
品。 - 【請求項31】請求項29記載の窒化アルミニウム焼結
体からなる電子機能材料。
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