JP2001064079A - 窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法 - Google Patents

窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法

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JP2001064079A
JP2001064079A JP23770999A JP23770999A JP2001064079A JP 2001064079 A JP2001064079 A JP 2001064079A JP 23770999 A JP23770999 A JP 23770999A JP 23770999 A JP23770999 A JP 23770999A JP 2001064079 A JP2001064079 A JP 2001064079A
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Hiroshi Hiiragidaira
啓 柊平
Hirohiko Nakada
博彦 仲田
Kenjiro Higaki
賢次郎 桧垣
Kazutaka Sasaki
一隆 佐々木
Takashi Ishii
隆 石井
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    • C04B35/515Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
    • C04B35/58Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides
    • C04B35/581Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on aluminium nitride
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    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0306Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高熱伝導率であり且つ高強度の窒化アルミニ
ウム焼結体、及びかかる窒化アルミニウム焼結体を低温
で安価に製造する方法を提供する。 【解決手段】 窒化アルミニウム焼結体は、La、C
e、Pr、Sm、Euから選ばれた少なくとも1種の希
土類元素(R)、Y、Ca、Alの各化合物をAlN粉
末に添加して1550〜1750℃で焼結することによ
り製造され、上記希土類元素(R)、Y及びCaと形成
されたアルミン酸塩中でAlを形成する酸素及び
単独でAlを形成する酸素の含有量が0.01〜
5.0重量%であり、熱伝導率が166〜200W/m
K、曲げ強度が300MPa以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化アルミニウム
焼結体及びその製造方法に関し、更に詳しくは高熱伝導
率で高強度の窒化アルミニウム焼結体、及びその窒化ア
ルミニウム焼結体を低温で安価に製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の電子部品用の基板として従
来から用いられてきた低熱伝導率のアルミナや毒性を有
するBeOに代わり、高熱伝導率且つ高絶縁性であって
毒性の無い窒化アルミニウム(AlN)が用いられるよ
うになってきた。
【0003】しかし、窒化アルミニウムは難焼結性材料
であるため焼結温度は1800℃以上を必要とし、従っ
て用いられる焼結炉材や治具も耐熱性の点から高価な材
料に限られ、その消耗も早いため交換頻度が高くなるう
え、消費電力費等のランニングコストも高く付いてい
た。そのため、窒化アルミニウム焼結体の価格は高く押
し上げられ、窒化アルミニウム焼結体の普及の障害とな
っていた。
【0004】また、窒化アルミニウムは難焼結性である
から単独での焼結は困難であり、従来から希土類元素化
合物あるいはアルカリ土類金属化合物の焼結助剤を添加
し、加熱過程で生成する液相を利用した焼結方法が行わ
れてきた。また、低温焼結を可能とするため、希土類元
素化合物とアルカリ土類金属化合物とを併用添加するこ
とも検討されている。
【0005】例えば、特開昭62−153173号公
報、特公平6−49613号公報、特開平9−1758
67号公報等には、窒化アルミニウムに希土類化合物及
びアルカリ土類金属化合物を併用添加することにより、
窒化アルミニウムと希土類アルミニウム酸化物とアルカ
リ土類金属アルミニウム酸化物を含む窒化アルミニウム
焼結体を製造することが開示されている。また、特開昭
63−190761号公報や特公平7−17457号公
報等には、窒化アルミニウムを主体とし、焼結助剤とし
て希土類元素であるイットリウムやイッテルビウムの化
合物とアルカリ土類金属元素であるカルシウム化合物を
含む窒化アルミニウム焼結体が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように焼結助剤と
して希土類化合物とアルカリ土類金属化合物を併用する
ことにより、窒化アルミニウムを従来よりも低温で焼結
することができ、高密度で高熱伝導率の窒化アルミニウ
ム焼結体の製造が可能となってきた。これにより最近で
は、窒化アルミニウムの使用範囲が次第に広がりつつあ
る。
【0007】しかし、上記した希土類化合物とアルカリ
土類金属化合物の併用による代表的な焼結助剤としてY
+CaO系があるが、特開昭63−190761
号公報や特公平7−17457号公報等に記載されるよ
うに、この代表的な焼結助剤系であっても融点の低下が
十分ではなく、具体的には1600℃の焼結温度で70
〜80%程度の相対密度しか得られず、1650℃では
緻密化しているとはいえ非常に不安定な条件であると考
えられる。事実1650℃での焼結体は色むらがでやす
く、安定した焼結による歩留まり向上という意味合いか
らは、1700℃以上の焼結温度が必要であった。しか
も、このようにして得られた窒化アルミニウム焼結体の
熱伝導率も、最大で110W/mkと低いものであっ
た。
【0008】また、特許第2742600号公報には、
Yb金属化合物とCa金属化合物を用いて高熱伝導率の
窒化アルミニウム焼結体を得ることが開示されている
が、焼結温度1600℃での焼結体で熱伝導率は最大1
30W/mKに過ぎなかった。また、特開昭61−20
9959号公報には、希土類元素のフッ化物を添加する
ことにより焼成温度を低下させる方法が示されている
が、原料価格が高くなるうえ、焼成中に発生するフッ素
酸化物の影響で装置内壁が腐食されてしまうという問題
があった。
【0009】更に、特公平5−7349号公報には窒化
アルミニウムに焼結助剤として周期律表の3A族元素の
窒化物と、第3A族元素の酸化物、フッ化物、2A族元
素の窒化物、酸化物、フッ化物のうちの少なくとも1種
とを添加することにより、緻密で熱伝導率の高い窒化ア
ルミニウム焼結体が得られることが記載されている。し
かし、3A族元素の窒化物は不安定であるため大気中の
水蒸気を吸収して容易に酸化物に変化し、その際に体積
変化による割れ等を引き起こすため、湿気対策等取り扱
いに注意を要する。
【0010】一方、特公平7−121830号公報に
は、窒素ガスと炭素ガスを含む還元雰囲気中で1550
〜2050℃で4時間以上焼結することにより、200
W/mK以上の熱伝導率を有する窒化アルミニウム焼結
体が得られることが示されている。このようにして得ら
れた焼結体は、X線回析及び電子顕微鏡を用いて構成相
を観察してもAlN結晶粒のみが認められ、他の相は観
察されない。同公報の実施例に記載されるように、炭素
ガスを含む還元雰囲気中にて1900℃の高温で96時
間という長時間の焼結を行うと、実際に粒界相は還元除
去される。
【0011】しかしながら、このように高温で長時間焼
結した焼結体中のAlN粒子は粗大化するため、熱伝導
率の低い粒界相を除去することによって熱伝導率向上の
効果は認められる反面、クラックが焼結体中を伝播しや
すくなり、且つAlN粒子同士を接着している粒界相が
失われる結果、AlN焼結体の強度が著しく低下すると
いう欠点があった。また、高温で長時間の焼結を行うた
め、大幅なコストアップが避けられなかった。
【0012】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
高熱伝導率であり且つ高強度の窒化アルミニウム焼結
体、及びかかる窒化アルミニウム焼結体を低温で安価に
製造する方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明が提供する窒化アルミニウム焼結体は、窒化
アルミニウムを主成分とし、ランタン(La)、セリウ
ム(Ce)、プラセオジウム(Pr)、サマリウム(S
m)、及びユーロピウム(Eu)からなる群から選ばれ
た少なくとも1種の希土類元素(R)の化合物と、イッ
トリウム化合物と、カルシウム化合物と、窒化アルミニ
ウム以外のアルミニウム化合物とを含有し、前記希土類
元素(R)、イットリウム、カルシウム、アルミニウム
の各化合物で形成されたアルミン酸塩中でAl
形成する酸素及び単独で存在するAlを形成する
酸素の含有量が合計で0.01〜5.0重量%であり、熱
伝導率が166〜200W/mK、曲げ強度が300M
Pa以上であることを特徴とする。
【0014】上記本発明の窒化アルミニウム焼結体は、
前記ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジ
ウム(Pr)、サマリウム(Sm)、及びユーロピウム
(Eu)からなる群から選ばれた少なくとも1種の希土
類元素(R)を酸化物R に換算して0.05〜1
0重量%、イットリウムを酸化物Yに換算して
0.05〜10重量%、カルシウムを酸化物CaOに換
算して0.05〜5重量%含むことが好ましい。また、
本発明の窒化アルミニウム焼結体では、ケイ素化合物を
SiOに換算して0.01〜1.0重量%添加すること
により、大幅な熱伝導率の低下を引き起こすことなく、
更に強度を向上させることができる。
【0015】また、本発明の窒化アルミニウム焼結体の
製造方法は、窒化アルミニウム粉末に、ランタン(L
a)、セリウム(Ce)、プラセオジウム(Pr)、サ
マリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)からなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の希土類元素(R)の酸化物
粉末又は加熱過程で上記希土類元素の酸化物に変わる化
合物と、イットリウム酸化物粉末又は加熱過程でイット
リウム酸化物に変わる化合物と、カルシウム酸化物粉末
又は加熱過程でカルシウム酸化物に変わる化合物と、ア
ルミニウム酸化物粉末又は加熱過程でアルミニウム酸化
物に変わる化合物とを添加混合し、その混合物を成形し
た後、その成形体を1550〜1750℃の温度で焼結
することを特徴とする。
【0016】上記窒化アルミニウム焼結体の製造方法に
おいて、前記希土類元素(R)の酸化物粉末又は加熱過
程で前記希土類元素の酸化物に変わる化合物の添加量が
酸化物Rに換算して0.05〜10重量%、イッ
トリウム酸化物粉末又は加熱過程でイットリウム酸化物
に変わる化合物の添加量が酸化物Yに換算して
0.05〜10重量%、カルシウム酸化物粉末又は加熱
過程でカルシウム酸化物に変わる化合物の添加量が酸化
物CaOに換算して0.05〜5重量%、及びアルミニ
ウム酸化物粉末又は加熱過程でアルミニウム酸化物に変
わる化合物の添加量が酸化物Alに換算して0.
01〜5重量%であることが好ましい。
【0017】また、上記窒化アルミニウム焼結体の製造
方法では、焼結に際して、窒化アルミニウム粉末に添加
した前記各酸化物粉末及び各化合物のうち、各酸化物換
算添加量の合計の80重量%以上を焼結体中に残存させ
ることが好ましい。このためには、成形体を炭素を含ま
ない雰囲気中で焼結するか、又は炭素を含む雰囲気中に
て10時間以内の焼結時間で焼結する。尚、炭素を含む
雰囲気(カーボン雰囲気とも言う)とは、焼結炉のヒー
タや断熱材などにカーボン材料を用いる場合、あるいは
炭化水素及び/又はCOやCOガスを供給した非酸化
雰囲気のように、焼成雰囲気中に炭素が含まれる場合を
指し、これ以外の場合が炭素を含まない雰囲気(非カー
ボン雰囲気とも言う)である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明者らは、窒化アルミニウム
焼結体の高熱伝導率化と高強度化を図るためには、希土
類元素のうちのランタン(La)、セリウム(Ce)、
プラセオジウム(Pr)、サマリウム(Sm)、ユーロ
ピウム(Eu)の強い酸素トラップ能力を利用して、ア
ルミニウム酸化物を粒界相に固定する方法が有効である
との知見を得た。また、これらの希土類元素によりアル
ミニウム酸化物を粒界相に固定できるため、アルミニウ
ム酸化物の積極的な添加により窒化アルミニウムの焼結
性を向上させ、従来に比べて極めて低温で焼結できるこ
とも分かった。
【0019】即ち、本発明では、焼結助剤として、ラン
タン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジウム(P
r)、サマリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)から
なる群から選ばれた少なくとも1種の希土類元素(R)
の化合物と、イットリウム(Y)化合物と、カルシウム
(Ca)化合物と、アルミニウム(Al)化合物を用い
る。これらの化合物としては、酸化物のほか、炭酸化合
物、硝酸化合物、シュウ酸化合物等を用いることができ
る。具体的には、上記希土類元素(R)の化合物のうち
例えばサマリウム(Sm)については、Sm、S
m(C)・10HO、Sm(SO)・8H
O等があげられる。また、イットリウム化合物では、Y
、Y(CO・3HO、Y(NO)
6HO等があり、カルシウム化合物としてはCaO、
CaCO等がある。アルミニウム化合物としては、A
等を使用することができる。
【0020】上記の焼結助剤を組合せて用いることによ
り、窒化アルミニウムの焼結を1550〜1750℃の
低温で安定して行うことができ、その結果高い熱伝導率
と高強度とを兼ね備えた窒化アルミニウム焼結体が得ら
れる。その理由は明らかではないが、技術的な検討の結
果得られた見解を以下に説明する。
【0021】まず、上記ランタン(La)、セリウム
(Ce)、プラセオジウム(Pr)、サマリウム(S
m)、ユーロピウム(Eu)から選ばれた希土類元素
(R)の酸化物(以下R酸化物という)+Y酸化物+C
a酸化物の系と、上記R酸化物+Ca酸化物だけの系を
比較すると、後者でも焼結体の緻密化はある程度進行す
るが、均一に緻密に焼結する能力としては前者が最も優
れていた。また、上記R酸化物+Y酸化物の系でも反応
して液相の粘度を下げ、均一に反応が進むことから、R
酸化物はY酸化物と最も馴染みが良いのではないかと考
えられる。
【0022】また、イットリウム酸化物はAlN原料に
含まれる酸化アルミニウム又は添加したアルミニウム化
合物と反応して、YAG(3Y・5Al
)、YAL(Y・Al)、YAM
(2Y・Al)を生成する。その際1モル
のYに対するAl比率は、それぞれ5/
3、1/1、1/2である。一方、La、Ce、Pr、
Sm、Euから選ばれた希土類元素(R)の化合物、イ
ットリウム化合物、及びカルシウム化合物は加熱過程で
酸化物を生成し、それぞれの酸化物同士が反応して複酸
化物を生成するほか、それぞれの酸化物が1000℃を
越える高温でAlN粒子の表面に存在する酸化アルミニ
ウム又は添加したアルミニウム化合物と反応することに
よりアルミン酸塩(アルミネート)を生成する。
【0023】即ち、上記希土類元素(R)のLa、C
e、Pr、Sm、Euは酸化アルミニウムと反応して、
・Al及び/又はR・11Al
を生成する。粒界相中にAlが少ない時は1
モルのAlと反応してR ・Alを生
成し、Alが多いときはR・11Al
を生成して11モルのAlを固定するのであ
り、上記希土類元素(R)1モルに対して1モル又は1
1モルのAlを固定できる。このように上記希土
類元素(R)は、粒界相におけるAl量の調節能
力が高く、AlN中に固溶してフォノン散乱を引き起こ
すことにより熱伝導率を低下させるAl を粒界相
に固定(トラップ)して、AlN焼結体の熱伝導率を向
上させる効果が非常に高いと考えられる。
【0024】これに対して、上記La、Ce、Pr、S
m、Eu以外の希土類元素の酸化物は、これらの希土類
元素をR'で表示すると、2R'・Al
R'・Al、3R'・5Al
を生成する。即ち、希土類元素(R')の1モルに対し
て0.5モル、1モル又は1.7モルのAlを固定
するに過ぎず、粒界相中のAl量に応じたAl
トラップ能力は上記希土類元素(R)の酸化物より
も劣っている。
【0025】このことから、上記La、Ce、Pr、S
m、Euの希土類元素(R)は、熱伝導率の低下要因と
なるAlを粒界相に固定し、AlN粒子中への固
溶を防ぐ働きに優れていると考えられる。従って、Al
等の焼結助剤を多量に添加しても、AlN結晶中
に固溶してフォノン伝導の妨げになったり、AlNとの
熱膨張係数の差に起因する熱応力によるAlN格子の歪
み等を引き起こしたりすることを最小限に抑え、高い熱
伝導率のAlN焼結体を得ることができるものと考えら
れる。La、Ce、Pr、Sm、Euの各希土類元素
(R)の中でも、Smは特にその効果が著しい。Smは
上記したAlの固定比率だけでなく、Al
を粒界相中に固定して離さない保持能力が、La、C
e、Pr、Euよりも高いためと考えられる。
【0026】本発明では、上記のLa、Ce、Pr、S
m、Euから選ばれた少なくとも1種の希土類元素
(R)の化合物が、Y化合物及びCa化合物と共に、A
lN粉末中の酸化アルミニウム及び添加したアルミニウ
ム化合物と反応して低融点のアルミネートを生成した
り、添加化合物同士で反応したりして液相を生成し、こ
の液相を介してAlN粒子の粒成長及び焼結が進行する
ため、1550〜1750℃という低温での焼結が可能
となる。そのためには、上記希土類元素(R)の化合物
を酸化物Rに換算して0.05〜10重量%、Y
化合物を酸化物Y に換算して0.05〜10重量
%、Ca化合物を酸化物CaOに換算して0.05〜5
重量%の範囲で添加することが好ましい。
【0027】しかし、AlN粉末中の酸化アルミニウム
及び添加したアルミニウム化合物が不足すると、上記希
土類元素(R)の化合物、Y化合物、Ca化合物が未反
応のまま取り残され、1750℃以下の低温では液相を
生成しなくなる。こうなると、添加した化合物は焼結を
促進するどころか異物として作用して焼結を阻害し、焼
結体の強度が低下する。そこで、本発明では、AlN粉
末中の酸化アルミニウム含有量に応じて、酸化アルミニ
ウム粉末又は加熱過程でアルミニウム酸化物を生ずるア
ルミニウム化合物を量を制御して添加することにより、
焼結の進行が促進され焼結体密度及び強度が向上する。
しかも、添加したアルミニウム化合物は上記希土類元素
(R)のトラップ効果により粒界相に固定されるので、
熱伝導率の高い焼結体を得ることができる。酸化アルミ
ニウム粉末又はアルミニウム化合物の添加量は、AlN
粉末中の酸化アルミニウム量により異なるが、一般的に
は酸化物Alに換算して0.01〜5重量%の範
囲が好ましい。
【0028】また、La、Ce、Pr、Sm、Euから
選ばれる希土類元素(R)の化合物とY化合物の酸化物
換算重量の合計aと、Ca化合物の酸化物換算重量bと
の比a/bは、9より大きく且つ40以下であることが
好ましい。a/bの比が9以下になると、成形体を脱バ
インダーして生成したCa酸化物の比率が高くなること
により、成形体の吸湿性が高くなるため、ハンドリング
中又は保管中に成形体が吸湿して部分的な体積膨張し、
亀裂を生じる確率が高くなる。成形体を真空デシケータ
ーに入れたり窒素封入して保管したり、低湿度の空間で
脱バインダーした後速やかに焼結を行う等の対処を行え
ば、亀裂の発生率を低く抑えられるが、コストや量産性
を考えると難しい。逆にa/bの比が40を越えると、
Ca化合物の効果が少なくなり過ぎるため、低温での液
相の生成が困難になり、焼結体の緻密化が難しくなる。
【0029】尚、特開昭49−111909号公報には
AlNにケイ素、SiO、シリケートを添加すること
により、AlNを柱状晶化して高強度化を図ることが開
示されている。しかし、ここで生成する板状又は針状の
AlN結晶は、実際は熱伝導率の低いAlNポリタイプ
(15R)であるため、得られるAlN焼結体の熱伝導
率は大きく低下し、100W/mK未満になってしま
う。
【0030】一方、本発明のLa、Ce、Pr、Sm、
Euから選ばれた希土類元素(R)とYとCaを含む助
剤系では、ケイ素酸化物粉末又は加熱過程でケイ素酸化
物に変わる化合物を酸化物SiOに換算して0.01
〜1.0重量%添加すると、上記板状や針状のポリタイ
プは生成せず、高強度化を図りながら高い熱伝導率を達
成することができる。その理由は明らかではないが、L
a、Ce、Pr、Sm、Euの希土類元素(R)のトラ
ップ能力が大きく、しかも酸素のトラップだけでなくS
iのトラップ能力にも優れるため、AlN粒子内にSi
が固溶してフォノン散乱することを抑制するためではな
いかと考えられる。また、添加したSiは粒界相を形成
する上記希土類元素(R)、Y、Caの各酸化物と反応
し、液相の粘度を下げ且つAlNと粒界相の濡れ性を改
善して密度を向上させ、焼結体の強度向上及びそのばら
つきの低下(ワイブル係数の増加)に寄与する。
【0031】また、炭素雰囲気中で長時間加熱して粒界
相を消失させると、焼結体の熱伝導率は向上するものの
強度低下を引き起こす。強度低下を防ぐためには粒界相
を適当な量だけ残留させ、且つAlN結晶を粒成長させ
過ぎないことが必要となる。そのためには、本発明で添
加した上記希土類元素(R)の化合物、Y化合物、Ca
化合物等は、AlN焼結体中に酸化物に換算して80%
以上残存させることが好ましい。
【0032】そのための具体的な方法としては、炭素を
含まない非カーボン雰囲気で焼結するか、又は炭素を含
むカーボン雰囲気中で焼結する場合には10時間以下の
短時間焼結に止める必要がある。尚、雰囲気にCOや炭
化水素系のガスを添加する以外に、炭素で構成されたヒ
ーターや断熱材を用いた炉中で焼結するとカーボン雰囲
気になる。これを防ぐためには、例えばヒーターはモリ
ブデンやタングステン製のもの等を使用し、断熱材がモ
リブデンやタングステン等の金属又はアルミナ等の耐熱
レンガで構成された炉を使用する必要がある。
【0033】このようにして製造される本発明の窒化ア
ルミニウム焼結体は、AlNを主成分とし、La、C
e、Pr、Sm、及びEuからなる群から選ばれた少な
くとも1種の希土類元素(R)の化合物と、Y化合物
と、Ca化合物と、AlN以外のAl化合物とを含有
し、前記希土類元素(R)、Y、Ca、Alの各化合物
で形成されたアルミン酸塩中でAlを形成する酸
素及び単独で存在するAlを形成する酸素の含有
量が合計で0.01〜5.0重量%である。このアルミン
酸塩中の酸素量は以下のように算出する。例えばY
−Sm−CaO系の場合、焼結体中の総酸素量
をa、Y元素量をb、Sm元素量をc、Ca元素量を
d、Yの原子量88.9059、Smの原子量150.
4、Caの原子量40.08とすると、アルミン酸塩中
の酸素量X=a−15.9994{(3/2)(b/88.
9059)+(3/2)(c/150.4)+(d/40.0
8)}で算出される。尚、焼結体中の総酸素量aは酸素
窒素分析法により、Y元素量b、Sm元素量c、Ca元
素量dはICP発光分光分析により測定する。
【0034】また、この窒化アルミニウム焼結体は、上
記希土類元素(R)を酸化物R に換算して0.0
5〜10重量%、Yを酸化物Yに換算して0.0
5〜10重量%、及びCaを酸化物CaOに換算して
0.05〜5重量%含むことが好ましい。希土類元素
(R)がR換算で0.05重量%未満、YがY
換算で0.05重量%未満、あるいはCaがCaO
換算で0.05重量%未満の場合、緻密化が進行せず、
所望のAlN焼結体が得られない。また、希土類元素
(R)がR換算で10重量%より多いか、YがY
換算で10重量%より多いか、あるいはCaがC
aO換算で5重量%より多いと、粒界相に低熱伝導率材
料として残留するため、AlN焼結体の熱伝導率が低下
しやすい。
【0035】更に、AlN焼結体中のカルシウム化合物
の酸化物CaO換算重量Bに対して、前記希土類元素
(R)の化合物の酸化物R換算重量とイットリウ
ム化合物の酸化物Y換算重量の合計Aが、9<A
/B≦40の関係式を満たすことが好ましい。また、ケ
イ素化合物を更に含有することができ、その含有量は酸
化物SiOに換算して0.01〜1.0重量%の範囲が
好ましい。
【0036】かかる本発明の窒化アルミニウム焼結体
は、高い熱伝導率と有すると共に高強度であり、具体的
には熱伝導率が166〜200W/mK、及び曲げ強度
が300MPa以上と優れた特性を備えている。
【0037】
【実施例】実施例1 平均粒径0.6μm、酸素量1.2重量%のAlN原料粉
末に、下記表1に示すように、焼結助剤としてLa、C
e、Pr、Sm、Euの各酸化物、Y、CaCO
、SiO、Alの各粉末を添加し、有機バイ
ンダーと共に有機溶剤中で樹脂ボールミルにて混合して
スラリーを得た。このスラリーをスプレードライ法によ
り顆粒化し、プレス成形した後、窒素雰囲気中にて80
0℃で脱脂した。その後、各成形体を下記表1に示す焼
結条件と、窒素雰囲気(非カーボン雰囲気)又は炭素雰
囲気(カーボン雰囲気)でそれぞれ焼結した。尚、表1
中のCaCOはCaO換算の添加量であり、またa/
bは希土類元素(R)の化合物粉末とY粉末の酸
化物換算添加量の合計aとCaCO粉末の酸化物換算
添加量bとの比である。
【0038】
【表1】 希土類元素 YO CaCO AlO SiO 焼結条件試料 酸化物 wt% (wt%) (wt%) (wt%) (wt%) a/b (℃×hr) 雰囲気 1 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1700× 4 窒素 2 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1700× 4 炭素 3 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0.6 9.8 1700× 4 窒素 4 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0.8 9.8 1700× 4 窒素 5* SmO 2.7 3.2 0.6 0 0.8 9.8 1700× 4 窒素 6 SmO 1.2 1.7 0.3 0.5 0 9.7 1700× 4 窒素 7 SmO 1.2 1.7 0.3 0.5 0.5 9.7 1700× 4 窒素 8 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1650× 4 窒素 9 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0.6 9.8 1650× 4 窒素 10 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 11 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0.6 9.8 1600× 4 窒素 12 SmO 2.7 3.2 0.6 0.2 0 9.8 1600× 4 窒素 13 SmO 2.7 3.2 0.6 0.2 0.6 9.8 1600× 4 窒素 14 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1580× 4 窒素 15 SmO 2.7 3.2 0.6 0.6 0.6 9.8 1580× 4 窒素 16 LaO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 17 CeO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 18 PrO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 19 EuO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 20* HoO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 21* DyO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 22* NdO 2.7 3.2 0.6 0.6 0 9.8 1600× 4 窒素 23* 無し 0 5.7 0.6 0.6 0 9.5 1700× 4 窒素 24* 無し 0 5.7 0.6 0.6 0.6 9.5 1700× 4 窒素 25* 無し 0 5.7 0.6 0.6 0 9.5 1600× 4 窒素 26* 無し 0 5.7 0.6 0.6 0.6 9.5 1600× 4 窒素 27* SmO 2.7 0 0.6 0.7 0.6 4.5 1600× 4 窒素 28* SmO 5.7 0 0.6 0.7 0.6 9.5 1600× 4 窒素 29* SmO 2.7 0 0.6 0.7 0.6 9.5 1600× 5 窒素 NdO 3.0 30 SmO 2.7 3.0 2.1 0.6 0 2.7 1700× 4 窒素 31 SmO 2.7 3.0 1.2 0.6 0 4.8 1700× 4 窒素 32 SmO 2.7 3.0 0.3 0.6 0 19.0 1700× 4 窒素 33* SmO 2.7 3.0 0.6 0.6 0 9.5 1800× 4 窒素 34* SmO 2.7 3.0 0.6 0.7 0 9.5 1900×80 炭素 35* YbO 2.5 0 0.6 0.7 0 9.2 1700× 4 窒素 NdO 3.0 36 SmO 0.03 3.2 0.35 0.6 0 9.2 1700× 4 窒素 37 SmO 15.0 3.2 0.35 0.6 0 52.0 1700× 4 窒素 38 SmO 2.7 0.03 0.35 0.6 0 7.8 1700× 4 窒素 39 SmO 2.7 15.0 0.35 0.6 0 50.6 1700× 4 窒素 40 SmO 2.7 3.2 0.03 0.6 0 196.7 1700× 4 窒素 41 SmO 2.7 3.2 10.5 0.6 0 0.6 1700× 4 窒素 (注)表中の*を付した試料は比較例である。また、CaCOの添加量は酸化 物CaOに換算した値である。
【0039】得られた各AlN焼結体について、希土類
元素の酸化物とその含有量、並びにY、CaO、
SiOの各含有量を求め、下記表2に示した。また、
各AlN焼結体のアルミン酸塩中でAlを形成す
る酸素と単独で存在するAl を形成する酸素の含
有量を求め、酸素量として示した。更に、希土類元素の
酸化物とYの合計含有量AとCaOの含有量Bと
の比A/Bを示した。
【0040】
【表2】 希土類元素 YO CaO 酸素量 SiO 試料 酸化物 wt% (wt%) (wt%) (wt%) (wt%) A/B 1 SmO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 2 SmO 2.0 2.6 0.2 0.14 0 23.0 3 SmO 2.5 3.0 0.5 0.24 0.5 10.2 4 SmO 2.5 3.0 0.5 0.24 0.7 10.2 5* SmO 2.5 3.0 0.5 0.005 0.7 10.2 6 SmO 1.0 1.5 0.3 0.19 0 9.3 7 SmO 1.0 1.5 0.3 0.19 0.4 9.3 8 SmO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 9 SmO 2.5 3.0 0.5 0.28 0.5 10.2 10 SmO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 11 SmO 2.5 3.0 0.5 0.28 0.5 10.2 12 SmO 2.5 3.0 0.5 0.05 0 10.2 13 SmO 2.5 3.0 0.5 0.09 0.5 10.2 14 SmO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 15 SmO 2.5 3.0 0.5 0.28 0.5 10.2 16 LaO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 17 CeO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 18 PrO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 19 EuO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 20* HoO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 21* DyO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 22* NdO 2.5 3.0 0.5 0.24 0 10.2 23* 無し 0 5.5 0.5 0.24 0 10.2 24* 無し 0 5.5 0.5 0.24 0.5 10.2 25* 無し 0 5.5 0.5 0.24 0 10.2 26* 無し 0 5.5 0.5 0.24 0.5 10.2 27* SmO 2.5 0 0.5 0.28 0.5 4.6 28* SmO 5.0 0 0.5 0.28 0.5 9.3 29* SmO 2.5 0 0.5 0.28 0.5 9.8 NdO 2.8 30 SmO 2.5 2.9 1.9 0.24 0 2.9 31 SmO 2.5 2.9 1.1 0.24 0 5.0 32 SmO 2.5 2.9 0.3 0.24 0 20.0 33* SmO 0.3 0.2 0.04 0.09 0 12.5 34* SmO 0.06 0.04 0.01 0.05 0 10.0 35* YbO 2.3 0 0.5 0.28 0 9.8 NdO 2.8 36 SmO 0.03 3.1 0.32 0.28 0 9.9 37 SmO 11.0 3.1 0.32 0.28 0 44.8 38 SmO 2.7 0.02 0.32 0.28 0 8.6 39 SmO 2.7 11.0 0.32 0.28 0 43.5 40 SmO 2.7 3.2 0.03 0.28 0 218.5 41 SmO 2.7 3.2 9.5 0.28 0 0.6 (注)表中の*を付した試料は比較例である。
【0041】また、得られた各AlN焼結体について、
相対密度測定をアルキメデス法で、強度をJIS−R1
601に基づく3点曲げ強度測定で、熱伝導率をレーザ
ーフラッシュ法測定でそれぞれ測定し、得られた結果を
下記表3に示した。尚、表3の備考に、各試料の成形体
10個中に発生した割れ数を示した。
【0042】
【表3】 相対密度 熱伝導率 3点曲げ強度 試料 (%) (W/mK) 平均(MPa) ワイフ゛ル係数 備考(成形体割れ数) 1 99.3 187 400 12 無し(0p/10p) 2 99.6 196 340 11 無し(0p/10p) 3 99.5 185 475 15 無し(0p/10p) 4 99.5 167 480 14 無し(0p/10p) 5* 97.2 150 280 9 無し(0p/10p) 6 99.1 183 370 10 無し(0p/10p) 7 99.3 181 400 11 無し(0p/10p) 8 99.0 179 370 10 無し(0p/10p) 9 99.2 177 390 11 無し(0p/10p) 10 99.2 178 360 11 無し(0p/10p) 11 99.4 176 380 13 無し(0p/10p) 12 97.1 175 350 10 無し(0p/10p) 13 97.0 173 370 12 無し(0p/10p) 14 97.6 172 300 10 無し(0p/10p) 15 97.1 170 350 10 無し(0p/10p) 16 98.0 168 360 12 無し(0p/10p) 17 97.7 169 330 14 無し(0p/10p) 18 99.6 166 340 11 無し(0p/10p) 19 98.4 167 355 10 無し(0p/10p) 20* 95.0 121 240 6 無し(0p/10p) 21* 96.3 126 260 8 無し(0p/10p) 22* 97.9 131 270 9 無し(0p/10p) 23* 85.3 87 250 7 無し(0p/10p) 24* 88.2 68 270 8 無し(0p/10p) 25* 82.6 70 210 5 無し(0p/10p) 26* 90.0 60 260 8 無し(0p/10p) 27* 90.2 101 240 6 2個 (2p/10p) 28* 92.3 113 260 8 無し(0p/10p) 29* 94.7 101 277 9 無し(0p/10p) 30 95.0 172 300 8 3個 (3p/10p) 31 97.0 180 310 9 1個 (1p/10p) 32 95.0 167 300 7 無し(0p/10p) 33* 99.5 184 290 8 無し(0p/10p) 34* 99.8 189 187 6 無し(0p/10p) 35* 99.8 160 330 14 無し(0p/10p) 36 92.4 167 310 10 無し(0p/10p) 37 99.6 168 350 14 無し(0p/10p) 38 90.2 166 330 11 1個 (1p/10p) 39 99.7 167 330 13 無し(0p/10p) 40 89.4 169 310 10 無し(0p/10p) 41 99.9 166 320 15 8個(8p/10p) (注)表中の*を付した試料は比較例である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、希土類元素のうちのラ
ンタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジウム
(Pr)、サマリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)
を用いることにより、酸化アルミニウムを粒界相にトラ
ップする能力が高められ、且つイットリウム化合物、カ
ルシウム化合物及びアルミニウム化合物と併用すること
により、1550〜1750℃という低温で安定した焼
結が可能となり、高熱伝導率で高強度の窒化アルミニウ
ム焼結体を提供することができる。
【0044】また、1550〜1750℃という低温で
安定して焼結できる結果、焼結セッターや断熱材の償却
コスト及び消費電力等のランニングコストを抑制でき、
窒化アルミニウム焼結体の製造コストを抑えることがで
きる。よって、高熱伝導率で高強度の窒化アルミニウム
焼結体を低価格で提供でき、電子部品用の放熱基板とし
ての窒化アルミニウムの普及に大きく寄与するものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧垣 賢次郎 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 佐々木 一隆 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 石井 隆 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 4G001 BA03 BA04 BA07 BA08 BA09 BA10 BA11 BA36 BA73 BA81 BB03 BB04 BB07 BB08 BB09 BB10 BB11 BB36 BB73 BC13 BC51 BC52 BC54 BD03 BD14 BE11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化アルミニウムを主成分とし、ランタ
    ン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジウム(P
    r)、サマリウム(Sm)、及びユーロピウム(Eu)
    からなる群から選ばれた少なくとも1種の希土類元素
    (R)の化合物と、イットリウム化合物と、カルシウム
    化合物と、窒化アルミニウム以外のアルミニウム化合物
    とを含有し、前記希土類元素(R)、イットリウム、カ
    ルシウム、アルミニウムの各化合物で形成されたアルミ
    ン酸塩中でAlを形成する酸素及び単独で存在す
    るAlを形成する酸素の含有量が合計で0.01
    〜5.0重量%であり、熱伝導率が166〜200W/
    mK、曲げ強度が300MPa以上であることを特徴と
    する窒化アルミニウム焼結体。
  2. 【請求項2】 前記希土類元素(R)を酸化物R
    に換算して0.05〜10重量%、イットリウムを酸化
    物Yに換算して0.05〜10重量%、カルシウ
    ムを酸化物CaOに換算して0.05〜5重量%含むこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の窒化アルミニウム焼
    結体。
  3. 【請求項3】 カルシウム化合物の酸化物CaO換算重
    量Bに対して、前記希土類元素(R)の化合物の酸化物
    換算重量とイットリウム化合物の酸化物Y
    換算重量の合計Aが、9<A/B≦40の関係式を満
    たすことを特徴とする、請求項1又は2に記載の窒化ア
    ルミニウム焼結体。
  4. 【請求項4】 ケイ素化合物を更に含有し、その含有量
    が酸化物SiOに換算して0.01〜1.0重量%であ
    ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の
    窒化アルミニウム焼結体。
  5. 【請求項5】 前記希土類元素(R)がサマリウム(S
    m)であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか
    に記載の窒化アルミニウム焼結体。
  6. 【請求項6】 窒化アルミニウム粉末に、ランタン(L
    a)、セリウム(Ce)、プラセオジウム(Pr)、サ
    マリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)からなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種の希土類元素(R)の酸化物
    粉末又は加熱過程で上記希土類元素の酸化物に変わる化
    合物と、イットリウム酸化物粉末又は加熱過程でイット
    リウム酸化物に変わる化合物と、カルシウム酸化物粉末
    又は加熱過程でカルシウム酸化物に変わる化合物と、ア
    ルミニウム酸化物粉末又は加熱過程でアルミニウム酸化
    物に変わる化合物とを添加混合し、その混合物を成形し
    た後、その成形体を1550〜1750℃の温度で焼結
    することを特徴とする窒化アルミニウム焼結体の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記希土類元素(R)の酸化物粉末又は
    加熱過程で前記希土類元素の酸化物に変わる化合物の添
    加量が酸化物Rに換算して0.05〜10重量
    %、イットリウム酸化物粉末又は加熱過程でイットリウ
    ム酸化物に変わる化合物の添加量が酸化物Yに換
    算して0.05〜10重量%、カルシウム酸化物粉末又
    は加熱過程でカルシウム酸化物に変わる化合物の添加量
    が酸化物CaOに換算して0.05〜5重量%、及びア
    ルミニウム酸化物粉末又は加熱過程でアルミニウム酸化
    物に変わる化合物の添加量が酸化物Alに換算し
    て0.01〜5重量%であることを特徴とする、請求項
    6に記載の窒化アルミニウム焼結体の製造方法。
  8. 【請求項8】 カルシウム酸化物粉末又は加熱過程でカ
    ルシウム酸化物に変わる化合物の酸化物CaO換算添加
    量bに対して、前記希土類元素(R)の酸化物粉末又は
    加熱過程で前記希土類元素の酸化物に変わる化合物の酸
    化物R換算添加量とイットリウム酸化物粉末又は
    加熱過程でイットリウム酸化物に変わる化合物の酸化物
    換算添加量の合計aが、9<a/b≦40の関
    係式を満たすことを特徴とする、請求項6又は7に記載
    の窒化アルミニウム焼結体の製造方法。
  9. 【請求項9】 ケイ素酸化物粉末又は加熱過程でケイ素
    酸化物に変わる化合物を更に添加し、その添加量を酸化
    物SiOに換算して0.01〜1.0重量%とすること
    を特徴とする、請求項6〜8のいずれかに記載の窒化ア
    ルミニウム焼結体の製造方法。
  10. 【請求項10】 窒化アルミニウム粉末に添加した前記
    各酸化物粉末及び各化合物のうち、各酸化物換算添加量
    の合計の80重量%以上を焼結体中に残存させることを
    特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載の窒化アル
    ミニウム焼結体の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記成形体を炭素を含まない雰囲気中
    で焼結するか、又は炭素を含む雰囲気中にて10時間以
    内の焼結時間で焼結することを特徴とする、請求項6〜
    10のいずれかに記載の窒化アルミニウム焼結体の製造
    方法。
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