JP2002047067A - 電極内蔵セラミックス及びその製造方法 - Google Patents

電極内蔵セラミックス及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002047067A
JP2002047067A JP2000231748A JP2000231748A JP2002047067A JP 2002047067 A JP2002047067 A JP 2002047067A JP 2000231748 A JP2000231748 A JP 2000231748A JP 2000231748 A JP2000231748 A JP 2000231748A JP 2002047067 A JP2002047067 A JP 2002047067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
ceramic
sintered body
temperature
built
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000231748A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Sakagami
勝伺 坂上
Shoji Kosaka
祥二 高坂
Masaki Terasono
正喜 寺園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2000231748A priority Critical patent/JP2002047067A/ja
Publication of JP2002047067A publication Critical patent/JP2002047067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】電極の変形が少なく、吸着特性とその均一性に
優れ、信頼性の高い電極内蔵セラミックス及びその製造
方法、保持装置及び半導体製造用装置を提供する。 【解決手段】セラミック焼結体と、該焼結体の内部に埋
設された電極とを具備し、前記焼結体中の少なくとも一
部を電子が移動する電極内蔵セラミックスであって、前
記焼結体表面から前記電極までの距離の最大値を
max、最小値をTmin及び平均値をTAvとしたとき、
(Tmax−Tmin)/TAvが0.2以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極内蔵セラミッ
クス及びその製造方法、保持装置、半導体製造用装置に
関するものであり、例えば電子機能材料等に用いられる
電極内蔵セラミックス、半導体製造用装置等においてウ
エハを静電的な吸着保持や搬送に好適に用いられる保持
装置、並びにこれらを用いた半導体製造用装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】液晶を含む半導体デバイスの製造に用いる
半導体製造用装置において、シリコンウエハ等の半導体
を成膜やエッチング、露光などにより加工したり、搬送
するためには、シリコンウエハ等を保持する必要があ
る。特に、静電的にシリコンウエハを保持する静電チャ
ックは、真空中や腐食性ガス雰囲気での使用が可能であ
り、半導体の製造に適しているため、多用されている。
【0003】窒化アルミニウムは耐食性が高く、熱伝導
が高く熱衝撃性に比較的強いため静電チャックの主成分
として用いられている。この窒化アルミニウムは、50
℃における体積固有抵抗が1×1014Ωcm以上と絶縁
体であるが、特に、最近では、200℃以下で使用され
る静電チャックにおいて、シリコンウエハの保持のため
により高い吸着力が要求されており、より高い吸着力を
得るためには、抵抗を低くすることが提案されている。
【0004】例えば、特開2000−44345号公報
では、高純度の窒化アルミニウムの成形体中に金属電極
を埋設し、ホットプレス焼成をすることにより、酸素を
窒化アルミニウム結晶中に固溶させた窒化アルミニウム
結晶相を形成し、室温での体積固有抵抗を1×109
1×1013Ωcmとした静電チャックが提案されてい
る。ここで言う金属とは金属線や金属板を二次元的に延
びるバルク体として形成したものを示している。
【0005】さらに、特公平5−11069号公報で
は、CaO、BaO、SrO、Y23、CeO2及びG2
3のうち1種以上と、Al23及びAlNの1種以上
とを含有したW又はMoペーストをAlNの成形体に塗
布し、これらを同時焼成することにより電極を形成し、
電極のメタライズ強度を高め、電気抵抗の低い電極を実
現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
000−44345号公報に記載された窒化アルミニウ
ム焼結体中の電極は、ホットプレス焼成時に変形するこ
とが多く、電極と被保持物との距離がばらつき、その結
果、電圧のばらつきが生じ、吸着特性に影響を及ぼし、
製品の信頼性が低下するという問題があった。
【0007】また、特公平5−11069号公報に記載
された静電チャックは、導電性ペーストを成形体上に形
成するため、ホットプレスを行うと成形体密度分布にし
たがって電極が変形し、断面は波打った状態が観察され
る。そのため、電圧印加初期時には、静電吸着力が場所
によって異なったり、耐電圧が低下し、ウエハ等の被保
持物はウエハの部位による吸着力の違いにより、温度分
布が生じるため、エッチング等の処理においてむらが発
生し、ウエハ離脱時に残留吸着が発生しやすくなり、保
持装置として応答性が悪くなるという問題があった。
【0008】したがって、本発明は、電極の変形が少な
く、吸着特性とその均一性に優れ、信頼性の高い電極内
蔵セラミックス及びその製造方法、保持装置及び半導体
製造用装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電極内蔵セラミ
ックスは、例えば電極内蔵セラミックスを静電チャック
として用いてウエハを吸着保持した場合、内部電極と表
面との距離を面内で均一に分布させることによって、保
持基板として応答性が改善されるという知見に基づくも
のである。
【0010】すなわち、セラミック焼結体と、該焼結体
の内部に埋設された電極とを具備し、前記焼結体中の少
なくとも一部を電子が移動する電極内蔵セラミックスで
あって、前記焼結体表面から前記電極までの距離の最大
値をTmax、最小値をTmin及び平均値をTAvとしたと
き、(Tmax−Tmin)/TAvが0.2以下であることを
特徴とするものである。
【0011】これにより、ウエハの面内での電圧のばら
つきが小さくなる結果、ウエハ載置面の吸着力が均一化
するとともに、応答性が改善され、耐電圧の極端な低下
を避けることができ、電極の変形が少なく、吸着特性に
優れ、信頼性の高い電極内蔵セラミックスが実現でき
る。
【0012】また、前記セラミック焼結体の耐電圧が5
kV/mm以上で、誘電率が7以上であることが好まし
い。これにより、高電圧の印加にも耐え、電極とウエハ
との間隔を短くすることが可能となり、また、ウエハの
エッチング速度を高く保つことが可能となる。
【0013】さらに、前記セラミック焼結体は、主成分
以外の金属の含有量が1重量%以下、相対密度が99%
以上、ボイドの最大径が5μm以下であることが好まし
い。これにより、高純度で耐プラズマ腐食に強く、強度
を高くする事が可能となる。
【0014】さらにまた、前記焼結体表面と前記電極と
の間のセラミック焼結体の体積固有抵抗が107〜10
12Ωcmであることが好ましい。吸着力は電圧印加によ
り、誘電体を容量とするコンデンサを形成して、電極と
被吸着体間に反対の電荷を誘起させたクーロン力と、被
吸着体と誘電体間に、耐電分極して誘起させたジョンソ
ン・ラーベック力がある。この2つは体積固有抵抗値に
より発現される領域が異なるが、ジョンソン・ラーベッ
ク力はクーロン力に比べて強力な吸着力を得るができ
る。したがって、体積固有抵抗が107〜1012Ωcm
の低抵抗で支配的であるジョンソン・ラーベック力を利
用する事が有用である。
【0015】また、前記電極が、前記セラミック焼結体
の主成分と金属及び/又は金属化合物とからなり、前記
セラミック焼結体の主成分と前記金属とを除いた金属元
素の含有量が1重量%以下であることが好ましい。これ
により、電極の抵抗を安定化させ、電極の発熱を制御
し、吸着装置として高い脱離応答性が得られ、エッチン
グ等の処理を均一化できる。
【0016】さらに、前記電極の厚みが7μm以上、電
極の相対密度が90%以上であることが好ましい。これ
により、電極に大きなボイドの発生を抑制でき、その結
果、吸着力の面内分布を均一化しやすくなる。
【0017】さらにまた、前記セラミック焼結体が窒化
アルミニウムを主体とすることが好ましい。窒化アルミ
ニウムは、耐プラズマ性が高く、また、高熱伝導率を有
するため、温度の制御性に優れることから、特にエッチ
ング装置に好適に用いることができる。
【0018】また、本発明の電極内蔵セラミックスの製
造方法は、内部の相対密度差が5%以下で分布するセラ
ミックス成形体及び/又は仮焼体の内部に電極が設けた
構造体を、ホットプレス装置に入れ、構造体強度未満の
圧力を加えた後昇温を開始し、焼成温度未満の温度で保
持して一次焼成を行い、その後昇温を再開し、収縮開始
温度から±100℃以下の温度領域において構造体強度
以上の圧力を加え、さらに昇温し、焼成温度で二次焼成
を行うことを特徴とするものであり、特に、成形体及び
/又は仮焼体が窒化アルミニウム結晶相を主体とし、A
l以外の金属の含有量が1重量%以下であり、一次焼成
の温度が1400〜1800℃、二次焼成の温度を20
00〜2250℃とすることを特徴とすることが好まし
い。これにより、上記の信頼性の高い電極内蔵セラミッ
クスが実現できる。
【0019】さらに、本発明の保持装置は、窒化アルミ
ニウム結晶相を主体とする焼結体と、該焼結体の内部に
埋設された保持電極と、被保持物を保持する載置面とを
具備し、前記保持用電極と載置面との間の体積固有抵抗
が1×107〜1×1012Ωcmで、静電力を利用して
前記被保持物を載置面に保持する保持装置であって、前
記電極と前記載置面との間の焼結体において、前記載置
面から前記電極までの距離の最大値をTmax、最小値を
min及び平均値をTAvとしたとき、(Tmax−Tmin
/TAvが0.2以下であることを特徴とするものであ
る。これにより、信頼性の高い保持装置が実現できる。
【0020】さらにまた、本発明の半導体製造用装置
は、保持装置を具備する半導体製造用装置であって、前
記半導体製造用装置の少なくとも一部の半導体製造用装
置構成部材および/または保持部材に、上記の電極内蔵
セラミックスおよび/または上記の保持装置を用いたこ
とを特徴とするもので、これにより、印加電圧の面内ば
らつきが小さいため、静電吸着力が均一であり、ウエハ
全面にわたって均一な処理を施すことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の電極内蔵セラミックス
を、Siウエハ等の保持装置の一種で、ウエハを静電的
に吸着する静電チャックを用いて説明する。
【0022】図1(a)は、本発明の電極内蔵セラミッ
クスを用いた静電チャックの構造を示している。これ
は、単極タイプの静電チャック1が電極内蔵セラミック
ス2から構成されており、電極内蔵セラミックス2は、
その内部に電極4を設けた構造となっている。したがっ
て、図1には記載してないが、外部から電極4に電圧を
供給するための接続端子を含むことは言うまでもない。
そして、電極内蔵セラミックス2の一面にウエハ6など
の被保持物を載置するウエハ載置面7が設けられてお
り、電極4に電圧を加えると、ウエハ6は、ウエハ載置
面7に静電的に吸着される。
【0023】この電極内蔵セラミックス2は、セラミッ
ク焼結体からなり、その内部に電極4が埋設され、焼結
体表面であるウエハ載置面7と電極4との間で電子が移
動するものである。
【0024】そして、ウエハ載置面7と電極4との距離
のばらつきを制御することによって、吸着力を均一化
し、その結果ウエハの温度分布を小さくし、エッチング
等の処理を均一化させ、また、電圧分布を均一化させ、
耐電圧を高め、信頼性を向上させることができる。
【0025】例えば、図1(a)の一部を拡大した図1
(b)に示すように、ウエハ載置面7から電極4との距
離の最大値をTmax、最小値をTmin及び平均値をTAv
したとき、(Tmax−Tmin)/TAvが0.2以下である
ことが重要である。これにより、面内での電圧ばらつき
を抑え、ウエハ面内での吸着力を均一にすることがで
き、その結果、吸着特性に優れ、信頼性の高い電極内蔵
セラミックスが実現できるため、例えば、静電チャック
に好適に用いることができる。特に、/TAvは0.1、
さらには0.05以下が好ましい。
【0026】なお、ウエハ載置面7から電極4との平均
距離は、実際には図1(b)のように電極内蔵セラミッ
クス2を切断し、その切断面をさらに研削およびポリッ
シングした後、表面から電極表面の距離を任意の10箇
所以上でそれぞれ最大値、最小値、平均値を測定し、そ
れらの平均値をそれぞれ最大値Tmax、最小値Tmi
n及び平均値TAvとした。なお、上記距離のばらつきは
最大値と最小値の差(Tmax−Tmin)で表される。
【0027】セラミック焼結体の主成分としては、アル
ミナ、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪素、ジルコ
ニア、ムライト、コージェライト、マグネシア等の酸化
物、窒化物等を用いることができる。これらの中で、耐
プラズマ性が高く、温度の制御性に優れるため、窒化ア
ルミニウムが特に好ましい。
【0028】また、セラミック焼結体は、高電圧が印加
されるため、耐電圧が高いことが好ましい。即ち、高い
耐電圧を有すると、不慮の高電圧が印加されても破壊さ
れにくく、信頼性が高い。また、印加電圧に関して広範
な仕様にも対応でき、さらにはウエハと吸着電極間や吸
着電極と高周波電極間の間隔を小さくすることが可能と
なり、保持装置等への応用時に設計の自由度が広がる。
したがって、耐電圧は5kV/mm以上、特に7kV/
mm、さらには10kV/mmであることが好ましい。
【0029】さらに、セラミック焼結体の比誘電率が高
いと、ウエハと基板内電極間の静電容量を大きくするこ
とが可能で、その結果、プラズマのセルフバイアス電位
を高めることができ、エッチング処理効率を上げること
ができる。従って、セラミックスの誘電率は7以上、特
に8以上、さらには9以上が好ましい。
【0030】さらにまた、前記セラミック焼結体は、主
成分以外の金属の含有量が1重量%以下、特に0.5重
量%以下、さらには0.1重量%以下であることが好ま
しい。特に、主成分以外の金属の含有量が1重量%を越
えると、金属がプラズマによって腐食され、ウエハのプ
ロセス中に混入する不純物量が多くなる傾向があり、パ
ーテイクルが発生して、デバイスの不良率が高くなる傾
向がある。
【0031】なお、主成分以外の金属の含有量測定に
は、各金属の含有量をそれぞれ分析し、多い順から10
種類の金属の合計量を上記主成分以外の金属の含有量と
した。分析法としては、蛍光X線分析またはICP分析
が好ましい。
【0032】また、上記セラミック焼結体の相対密度が
99%以上、かつ焼結体に5μm以上のボイドが存在し
ないことが好ましい。焼結体の密度が99%以上、かつ
焼結体に5μm以上のボイドを排除することにより、基
板表面の平滑性を向上することができ、その結果、高純
度で耐プラズマ腐食に強く、強度を高くすることが可能
となる。また、相対密度が99%以上としてボイドの数
を低減し、5μm以上の大きなボイドを排除することに
より、表面積の大きなボイド内壁に電荷が蓄積し、放電
によって吸着特性が不安定となり、短絡時にウエハ上の
デバイスが破壊される危険性を低減することができる。
【0033】なお、本発明における5μm以上のボイド
の測定は、走査型電子顕微鏡で500倍の写真を少なく
とも10箇所で撮影し、5μm以上のボイドを測定す
る。
【0034】また、焼結体表面と電極との間で、50℃
の体積固有抵抗値が1×107〜1×1012Ωcmであ
ることが好ましい。これによって、電荷の移動を容易に
するとともに、移動する電荷量を制限でき、例えば静電
チャックに好適に用いることができる。50℃の体積固
有抵抗値は、電荷移動量、すなわち漏れ電流を低く抑制
する点で、特に5×107〜1×1011Ωcm、さらに
は1×108〜1×10 10Ωcmに設定することが好ま
しい。
【0035】また、本発明における電極は、セラミック
焼結体の主成分と金属及び/又は金属化合物とからなる
ことが好ましい。これは、電極とセラミック焼結体との
密着性を向上させるためであり、その組成は、金属及び
/又は金属化合物が主成分となり、特に70重量%以上
となることが、導電率を高める点で好ましい。
【0036】そして、電極中の金属元素の含有量は、前
記セラミック焼結体の主成分と前記金属とを除いて1重
量%以下であることが好ましい。これにより、電極の抵
抗の均一性が電極前面にわたって保たれ、抵抗が安定化
するため、電極が部分的に発熱することを防ぎ、また、
吸着装置として高い脱離応答性を実現する事ができる。
特に、前記金属元素の含有量が0.5重量%以下、さら
には0.1重量%以下であることが好ましい。
【0037】上記電極を構成する金属としては、W、M
o、Pt、Au、Ag、Ni、TiN、WC、W2C、
TiC、TiB2、B4C等を用いる事ができるが、導電
率とセラミックスの焼成温度が高いこととを考慮する
と、W、Moが好ましい。
【0038】また、電極形成時に電極厚みの薄い部分が
形成されて電圧分布が不均一になって吸着力の面内ばら
つきが大きくなることをさけるため、電極の厚みは7μ
m以上、特に10μm以上、さらには15μm以上であ
ることが好ましい。また、電極の相対密度が90%以上
特に95%以上、さらには97%以上であることが好ま
しい。電極に大きなボイドの発生を抑制でき、その結
果、吸着力の面内分布を均一化しやすくなる。
【0039】なお、電極内蔵セラミックスの断面を観察
するため、試料の中央部付近で2箇所切断して幅10m
m程度の板形状に切り出し、切断面を研削及びポリッシ
ングして観察試料とする。次に、走査型電子顕微鏡を用
いて任意の10箇所以上で電極の厚みを測定し、平均値
を算出する。この平均値を電極厚みとした。
【0040】また、電極の相対密度は、電極内蔵セラミ
ックスの一部を電極と並行に切断し、電極を周囲のセラ
ミックスとともに切り出し、測定試料とする。この測定
試料をアルキメデス法によって密度を測定し、セラミッ
クス単体の密度、測定試料の寸法及び電極厚みから電極
の密度を算出し、理論密度との比にて相対密度を算出し
た。
【0041】本発明にかかる電極内蔵セラミックスを製
造するための方法について、窒化アルミニウム焼結体の
場合を例にとって説明する。まず、出発原料として純度
99%以上、平均粒子径が5μm以下、好ましくは3μ
m以下のAlN粉末を用意する。このAlN粉末は、還
元窒化法、または直接窒化法のいずれの製造方法で作製
した粉末でも良い。
【0042】また、原料中のAl以外の金属の含有量は
1重量%以下、特に0.5重量%以下、さらには0.1
重量%以下であることが好ましい。Al以外の金属の含
有量を1重量%以下にすると、Al以外の金属の含有量
が1重量%以下の焼結体を得るのが容易になる。
【0043】次に、上記の窒化アルミニウム粉末を、成
形し、内部に電極を設けた所望の形状にする。成形の方
法は、金型プレス、CIP、テープ成形、鋳込み等の成
型方法を用いてもよい。成形体は、所望により、成形の
時に必要なバインダー成分を除去した後、仮焼を行うこ
とができる。本発明で用いる仮焼体の相対密度は、60
〜85%、特に70〜80%が好ましい。
【0044】電極の形成は、例えば、相対密度差が5%
以下の一対の成形体及び/又は仮焼体を用意し、一方に
印刷法によりWやMo等の金属及び/又はTiN等の金
属化合物とセラミック焼結体の主成分と、有機バイン
ダ、溶剤とを混合してなるペーストを塗布して電極を形
成した後、電極を挟むように重ねればよい。また、他の
方法としてテープ成形体上に電極を印刷し、仮焼後に一
対のプレス仮焼体間に挿入してもよい。
【0045】この時、金型プレスで成形し、仮焼したプ
レス仮焼体とテープ仮焼体との相対密度差を5%以下に
調整しておくことが重要で、特に3%以下が好ましい。
これにより、焼成収縮時の変形を減少させ、電極と焼結
体表面との距離のばらつきを小さくできる。
【0046】また、電極の形成の際には、あらかじめ焼
成後の収縮を確認し、焼結後に電極厚みが7μm以上に
形成されるように、形成時の電極厚みを決めることが望
ましい。例えば、電極形成用ペーストの組成、濃度、粘
度やプレス圧等にもよるが、電極厚みが20μm以上、
特に30μm以上、さらには45μm以上に形成してお
くことが好ましい。
【0047】なお、電極ペーストを塗布する成形体又は
仮焼体の平面度を200μm以下、特に100μm以
下、さらには50μm以下にすることが好ましい。これ
により、前記載置面から前記電極との平均距離からのば
らつきを制御することが容易となる。
【0048】次に、内部に電極を設けた構造体を焼成す
るが、焼成の前に所望によりバインダー成分を除去して
もよい。また、焼成はホットプレス法を用いることが重
要であり、これにより、収縮を3次元でなく1次元に拘
束でき、電極の変形を抑制することが可能となる。
【0049】焼成の手順は、まず、上記の構造体をホッ
トプレス装置のカーボン型に装填し、構造体の強度未満
の圧力を加えてから昇温することが重要である。圧力を
加えないと昇温により収縮や変形が生じ、また、圧力が
構造体強度以上では、加圧で試料が割れ、電極形成部の
断線や大きな変形が起こるため、これを防ぐことができ
る。
【0050】次に、焼成温度未満の温度で保持し、一次
焼成を行う。この一次焼成により、構造体の温度を均一
にする効果を有し、一次焼成温度が収縮開始温度に近い
ことが好ましい。この一次焼成の圧力は、構造体の強度
未満の圧力に設定することが重要であり、特に0.1〜
3MPaに設定する。
【0051】上記の一次焼成が終了した後、再度昇温を
開始し、収縮開始温度から±100℃の温度範囲におい
て加圧圧力を構造体の強度以上の圧力に設定する。この
圧力は、電極の変形を矯正しながら一次元の収縮をさ
せ、電極を平坦に保つことができる。上記の加圧温度
は、特に、収縮開始温度から±50℃の温度範囲である
ことが好ましい。また、一次焼成が終了した時点で昇温
を再開すると同時に、加圧を行っても差し支えない。
【0052】なお、収縮開始温度とは、図2の一定の昇
温速度における寸法収縮曲線において、Tsで示される
点であり、未収縮時の直線の外挿線11と、収縮時の曲
線の接線の外挿線12との交点である。
【0053】そして、焼成温度以上の温度において二次
焼成をおこなって、電極内蔵セラミックスを得ることが
できる。二次焼成では、収縮を終了させ、緻密体を安定
して得るため、焼成温度で一定時間保持することが好ま
しい。さらに、構造体の収縮量の90%が収縮した時点
以降で焼成圧力より高い圧力を加えて、さらに電極の変
形を矯正することが好ましい。これにより、焼結体表面
から電極までの距離のばらつきを更に小さくすることが
できる。
【0054】セラミック焼結体が窒化アルミニウム結晶
相を主体とする場合、局部的な変形や部位による収縮量
の相異、あるいは焼結助剤の不均一分散による応力変形
を防ぐため、Al以外の金属の含有量が1重量%以下で
あることが好ましい。更に、焼成にあたっては、一次焼
成の温度が1400〜1800℃、二次焼成の温度を2
000〜2250℃とすることが望ましく、これによ
り、焼結体表面から電極までの距離のばらつきを更に小
さくすることができる。
【0055】また、焼成圧力は10MPa以上、特に2
0MPa以上であることが、相対密度99%以上を達成
するために好ましい。なお、圧力をかけるスピードは、
特に限定されない。更に、一次焼成は20分以上、特に
1時間以上が好ましく、二次焼成も、20分以上、特に
1時間以上が好ましい。
【0056】したがって、例えば、初期圧力として0.
1〜3MPaを印加し、1750℃で1時間保持後、昇
温を再開し、1800℃で10MPaの圧力を加え、2
100℃で4時間の二次焼成を行う。また、所望により
二次焼成後に、例えば2200℃で15MPaの圧力を
加え、30分保持してもよい。
【0057】本発明のセラミック抵抗体を用いた保持装
置は、ウエハの固定や搬送に好適であり、吸着力が高
く、吸着の離脱応答性が向上し、スループットが速くな
る。また、その製造方法においては、歩留まりが向上
し、焼成後の熱処理も不要のため、製造コストを低減で
きる。
【0058】そして、本発明の半導体製造用装置は、真
空容器と保持部材とを具備し、本発明のセラミック抵抗
体又は保持部材を用いることにより、生産性が高く、低
コストで信頼性の高い半導体を実現できる。
【0059】
【実施例】実施例1 原料として平均粒子径1μmの還元窒化法の窒化アルミ
ニウム粉末を用いた。また、所望により平均粒子径1μ
mの炭素粉末及び平均粒子径1μmのAl23粉末を添
加し、硼素、Na、Ca、炭素、酸素及びAl以外の金
属が表1に示す組成になるように混合した。
【0060】これらの混合粉末にエタノールを加えて混
合し、バインダを加えて成形用粉末を作製した。これを
プレス成形により直径300mm、厚み6mmの円板に
成形した。また、WCとAlNと有機バインダからなる
ペーストを用いて電極を形成した。電極を挟むように一
対の円板を重ね、この成形体を脱脂して構造体とした。
この構造体をカーボン型に入れ、このカーボン型を炉に
セットした。まず、加圧圧力を表1の初期加圧圧力に設
定し、昇温を開始した。表1の温度で保持し、一次焼成
を行った。そして、表1の条件で焼成加圧を行い、昇温
を再開した。最後に、表1にように一定温度で保持し、
二次焼成を行った。なお、収縮開始温度は1650℃で
あった。
【0061】電極厚み及び5μm以上のボイドは、焼結
体を鏡面状態に研磨し、走査型電子顕微鏡によりそれぞ
れ500及び3000倍で1試料につき10箇所の破面
の写真を撮影し、電極厚みと5μm以上のボイド数を測
定した。
【0062】焼結体の相対密度は、まずアルキメデス法
から嵩密度をもとめた後、焼結体を粉砕してJISR1
620に基づいたHe置換法で得られた真密度と比較し
て算出した。また、電極の相対密度は、電極をセラミッ
クスとともに20mm×20mmの大きさに切り出し、
研削加工により厚みを1mmとした。これをアルキメデ
ス法によって密度の測定を行い、上記焼結体の密度と電
極厚みから電極の密度を算出し、理論密度との比にて相
対密度を算出した。
【0063】また、中央部から板を切断し、切断面を研
削及びポリッシングし、焼結体表面から電極表面の距離
を測定した。測定は、光学顕微鏡で写真撮影を行い、各
写真上で最大値、最小値、平均値を測定し、それぞれ1
0点の平均を算出し、(Tma x−Tmin)/TAvを求め
た。
【0064】焼結体及び電極中の金属含有量は、蛍光X
線分析から分析した。なお、Al以外の金属の含有量
は、金属不純物の多い方から10種類の元素の総量を算
出した。また、体積固有抵抗は、JIS C2141に
準拠した3端子法により、50℃で測定した。
【0065】誘電率は、1MHzにおける電流と電圧と
を測定してインピーダンスを求め、その試料厚みから算
出した。
【0066】吸着特性は、図1に示した構造を有する静
電チャックを作製し、1インチ角のシリコン片を用い、
25℃にて静電チャック上の10箇所で吸着力を測定
し、吸着力の最大値と最終値の差(吸着力差)をばらつ
きとして算出した。吸着力は50℃で500Vを印加
し、印加から30秒後の吸着力を測定した。また、電圧
印加停止後、吸着力が0.1kPa以下になるまでの時
間を除電時間として測定した。結果を表1及び2に示し
た。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】本発明の試料No.1〜5及び9〜29は
吸着力のばらつきが1.2KPa以下であり、エッチン
グ等の処理において信頼性が向上し、応答性も4.5s
ec以下であった。
【0070】一方、前記焼結体表面から前記電極までの
距離の最大値をTmax、最小値をTm in及び平均値をTAv
としたとき、(Tmax−Tmin)/TAvが0.2を越える
本発明の範囲外の試料No.6〜8は吸着力及びウエハ
温度のばらつきが3.5KPa以上と大きく、応答性も
13sec以上であり、信頼性も不十分であった。
【0071】また、一次焼成を行わず、(Tmax
min)/TAvが0.2を越える本発明の範囲外の試料
No.30は、吸着力のばらつきが4kPaと大きく、
また除電時間が15secと応答性が悪かった。 実施例2 実施例1と同様の方法で成形用粉末を作製し、プレス成
形により直径300mm、厚み6mmの円板に成形し、
重石をのせて1700℃で仮焼した。また、テープ成形
により直径320mm、厚み0.8mの円板を2枚作製
し、その一方の上に、実施例1と同様に電極を印刷し
た。2枚のテープを電極が内部になるように重ね、重石
を載せて1750℃で仮焼してプレス仮焼体との密度差
を3%とした後、上下から上記のプレス成形体で挟み、
構造体を形成した。
【0072】得られた構造体をホットプレス装置に入
れ、初期圧力1MPaを加え、1750℃まで真空中で
昇温し、2時間保持した。次いで、1℃/minの速度
で昇温を再開するとともに、窒素ガスを導入した。18
00℃で10MPaを印加し、2100℃で4時間保持
した。保持終了後に、圧力を20MPaに上げ、220
0℃で0.5時間保持した。
【0073】このようにして得られた図1の静電チャッ
クは、(Tmax−Tmin)/TAvが0.02、耐電圧が9
kV、吸着力のばらつきが0.2kPa、除電時間が
0.5secと優れた特性が得られた。
【0074】
【発明の効果】本発明の電極内蔵セラミックスは、ホッ
トプレス焼成における焼成条件を制御することにより、
電極の変形を減らし、吸着特性をウエハ面内で均一にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電極内蔵セラミックスの構造を示す断
面図である。
【図2】収縮開始温度を求めるために用いた収縮曲線を
示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・静電チャック 2・・・電極内蔵セラミックス 4・・・電極 6・・・ウエハ 7・・・ウエハ載置面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G001 BA03 BA36 BA60 BA71 BB36 BB71 BC42 BC57 BD21 5F031 CA02 FA01 GA09 HA02 HA03 HA16 HA18 HA37

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック焼結体と、該焼結体の内部に埋
    設された電極とを具備し、前記焼結体中の少なくとも一
    部を電子が移動する電極内蔵セラミックスであって、前
    記焼結体表面から前記電極までの距離の最大値を
    max、最小値をTmin及び平均値をTAvとしたとき、
    (Tmax−Tmin)/TAvが0.2以下であることを特徴
    とする電極内蔵セラミックス。
  2. 【請求項2】前記セラミック焼結体の耐電圧が5kV/
    mm以上で、誘電率が7以上であることを特徴とする請
    求項1記載の電極内蔵セラミックス。
  3. 【請求項3】前記セラミック焼結体は、主成分以外の金
    属の含有量が1重量%以下、相対密度が99%以上、ボ
    イドの最大径が5μm以下であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の電極内臓セラミックス。
  4. 【請求項4】前記焼結体表面と前記電極との間のセラミ
    ック焼結体の体積固有抵抗が107〜1012Ωcmであ
    ることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記
    載の電極内蔵セラミックス。
  5. 【請求項5】前記電極が、前記セラミック焼結体の主成
    分と金属及び/又は金属化合物とからなり、前記セラミ
    ック焼結体の主成分と前記金属とを除いた金属元素の含
    有量が1重量%以下であることを特徴とする請求項1乃
    至4のうちいずれかに記載の電極内臓セラミックス。
  6. 【請求項6】前記電極の厚みが7μm以上、電極の相対
    密度が90%以上であることを特徴とする請求項1乃至
    5のうちいずれかに記載の電極内蔵セラミックス。
  7. 【請求項7】前記セラミック焼結体が窒化アルミニウム
    を主体とすることを特徴とする請求項1乃至6のうちい
    ずれかに記載の電極内臓セラミックス。
  8. 【請求項8】内部の相対密度差が5%以下で分布するセ
    ラミックス成形体及び/又は仮焼体の内部に電極が設け
    た構造体を、ホットプレス装置に入れ、構造体強度未満
    の圧力を加えた後昇温を開始し、焼成温度未満の温度で
    保持して一次焼成を行い、その後昇温を再開し、収縮開
    始温度から±100℃以下の温度領域において構造体強
    度以上の圧力を加え、さらに昇温し、焼成温度で二次焼
    成を行うことを特徴とする電極内蔵セラミックスの製造
    方法。
  9. 【請求項9】成形体及び/又は仮焼体が窒化アルミニウ
    ムを主体とし、Al以外の金属の含有量が1重量%以下
    であり、一次焼成の温度が1400〜1800℃、二次
    焼成の温度を2000〜2250℃とすることを特徴と
    する請求項8記載の電極内蔵セラミックスの製造方法。
  10. 【請求項10】窒化アルミニウム結晶相を主体とする焼
    結体と、該焼結体の内部に埋設された保持電極と、被保
    持物を保持する載置面とを具備し、前記保持用電極と載
    置面との間の体積固有抵抗が1×107〜1×1012Ω
    cmで、静電力を利用して前記被保持物を載置面に保持
    する保持装置であって、前記電極と前記載置面との間の
    焼結体において、前記載置面から前記電極までの距離の
    最大値をTmax、最小値をTmin及び平均値をTAvとした
    とき、(Tmax−Tmin)/TAvが0.2以下であること
    を特徴とする保持装置。
  11. 【請求項11】保持装置を具備する半導体製造用装置で
    あって、前記半導体製造用装置の少なくとも一部の半導
    体製造用装置構成部材および/または保持部材に、請求
    1乃至7のいずれかに記載の電極内蔵セラミックスおよ
    び/または請求項10記載の保持装置を用いたことを特
    徴とする半導体製造用装置。
JP2000231748A 2000-07-31 2000-07-31 電極内蔵セラミックス及びその製造方法 Pending JP2002047067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000231748A JP2002047067A (ja) 2000-07-31 2000-07-31 電極内蔵セラミックス及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000231748A JP2002047067A (ja) 2000-07-31 2000-07-31 電極内蔵セラミックス及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002047067A true JP2002047067A (ja) 2002-02-12

Family

ID=18724535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000231748A Pending JP2002047067A (ja) 2000-07-31 2000-07-31 電極内蔵セラミックス及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002047067A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258615A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Ngk Insulators Ltd 静電チャック
JP2007288157A (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Ngk Insulators Ltd セラミックス焼成体及びその製造方法
WO2009057596A1 (ja) 2007-10-29 2009-05-07 Kyocera Corporation 導体内蔵セラミックスの製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09315867A (ja) * 1996-03-29 1997-12-09 Ngk Insulators Ltd 窒化アルミニウム焼結体、金属埋設品、電子機能材料および静電チャック
JPH1072260A (ja) * 1995-11-01 1998-03-17 Ngk Insulators Ltd 窒化アルミニウム焼結体、金属包含材、静電チャック、窒化アルミニウム焼結体の製造方法および金属包含材の製造方法
JPH11163112A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Kyocera Corp 静電チャック
JP2000044345A (ja) * 1998-07-24 2000-02-15 Ngk Insulators Ltd 窒化アルミニウム質焼結体、耐蝕性部材、金属埋設品および半導体保持装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1072260A (ja) * 1995-11-01 1998-03-17 Ngk Insulators Ltd 窒化アルミニウム焼結体、金属包含材、静電チャック、窒化アルミニウム焼結体の製造方法および金属包含材の製造方法
JPH09315867A (ja) * 1996-03-29 1997-12-09 Ngk Insulators Ltd 窒化アルミニウム焼結体、金属埋設品、電子機能材料および静電チャック
JPH11163112A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Kyocera Corp 静電チャック
JP2000044345A (ja) * 1998-07-24 2000-02-15 Ngk Insulators Ltd 窒化アルミニウム質焼結体、耐蝕性部材、金属埋設品および半導体保持装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258615A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Ngk Insulators Ltd 静電チャック
JP2007288157A (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Ngk Insulators Ltd セラミックス焼成体及びその製造方法
US7576967B2 (en) 2006-03-24 2009-08-18 Ngk Insulators, Ltd. Electrostatic chuck
KR101032663B1 (ko) * 2006-03-24 2011-05-06 엔지케이 인슐레이터 엘티디 정전 척
WO2009057596A1 (ja) 2007-10-29 2009-05-07 Kyocera Corporation 導体内蔵セラミックスの製造方法
US8591801B2 (en) 2007-10-29 2013-11-26 Kyocera Corporation Process for producing conductor built-in ceramic

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4744855B2 (ja) 静電チャック
JP4476701B2 (ja) 電極内蔵焼結体の製造方法
JP4482472B2 (ja) 静電チャック及びその製造方法
JP4467453B2 (ja) セラミックス部材及びその製造方法
US7646580B2 (en) Electrostatic chuck and wafer holding member and wafer treatment method
KR20080025012A (ko) 정전 척 및 그 제조 방법
US7948735B2 (en) Electrostatic chuck and method for manufacturing the same
KR20070066890A (ko) 정전척
JP2002261157A (ja) 静電チャック及び処理装置
KR20050031926A (ko) 기판 가열 장치와 그 제조 방법
JP2002110772A (ja) 電極内蔵セラミックス及びその製造方法
JP3663306B2 (ja) 窒化アルミニウム質焼結体およびそれを用いた静電チャック
JP4023944B2 (ja) 窒化アルミニウム焼結体の製造方法並びにプレートヒーター又は静電チャック
JP2003152064A (ja) 電極内蔵型サセプタ及びその製造方法
JP2002047067A (ja) 電極内蔵セラミックス及びその製造方法
JP3426845B2 (ja) 静電チャック
JP4439102B2 (ja) 静電チャック
JP3623107B2 (ja) 静電チャック
JP3899379B2 (ja) 静電チャックおよびその製造方法
JP3965468B2 (ja) 静電チャック
JP4111013B2 (ja) 半導体製造装置用ウェハ保持体およびそれを搭載した半導体製造装置
JP3370532B2 (ja) 静電チャック
JP2002324832A (ja) 静電チャック
JP2002170870A (ja) 半導体製造・検査装置用セラミック基板および静電チャック
JP3652862B2 (ja) 静電チャック及びプラズマ発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050426