JP2002110772A - 電極内蔵セラミックス及びその製造方法 - Google Patents

電極内蔵セラミックス及びその製造方法

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JP2002110772A
JP2002110772A JP2000297228A JP2000297228A JP2002110772A JP 2002110772 A JP2002110772 A JP 2002110772A JP 2000297228 A JP2000297228 A JP 2000297228A JP 2000297228 A JP2000297228 A JP 2000297228A JP 2002110772 A JP2002110772 A JP 2002110772A
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Masashi Sakagami
勝伺 坂上
Shoji Kosaka
祥二 高坂
Masaki Terasono
正喜 寺園
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、特性にばらつきが少ない電極内蔵セ
ラミックスと内部に電極を形成してもクラックが発生せ
ず、焼成後に表面加工を特に必要としない電極内蔵セラ
ミックスの製造方法を提供する。 【解決手段】セラミック焼結体からなる基板の内部に電
極4を設けてなり、該基板の一主面と前記電極4との間
の焼結体において電子が移動可能である電極内蔵セラミ
ックス2であって、前記一主面の平坦度が50μm以
下、平行度が50μm以下であり、かつ前記一主面から
前記電極4までの距離のばらつきが200μm以下であ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極内蔵セラミッ
クス及びその製造方法、並びに保持装置に関するもので
あり、例えば電子機能材料等に用いられる電極内蔵セラ
ミックス、半導体製造装置等においてウエハを静電的な
吸着保持や搬送に好適に用いられる保持装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】液晶を含む半導体デバイスの製造に用いる
半導体製造装置において、シリコンウエハ等の半導体を
加工したり、搬送するためには、シリコンウエハ等を保
持する必要がある。特に、静電的にシリコンウエハを保
持する静電チャックは、真空中や腐食性ガス雰囲気での
使用が可能であり、半導体の製造に適しているため、多
用されている。
【0003】窒化アルミニウムは耐食性が高く、熱伝導
が高く熱衝撃性に比較的強いため静電チャックの主成分
として用いられている。この窒化アルミニウムは、50
℃における体積固有抵抗が1×1014Ωcm以上と絶縁
体であるが、特に、最近では、特に200℃以下で使用
される静電チャックにおいて、シリコンウエハの保持の
ためにより高い吸着力が要求されており、より高い吸着
力を得るためには、抵抗を低くすることが提案されてい
る。
【0004】特に、不純物の少ない窒化アルミニウム焼
結体は、耐食性に優れるため、特に腐食性ガス雰囲気で
寿命が長くなり、部品交換の期間を延ばし、メンテナン
スのための装置の停止を少なくできるため、スループッ
トを向上できる。このような窒化アルミニウムは、焼結
助剤が少ないため、加圧下での焼成方法、例えばホット
プレスや熱間等方プレス等の方法が用いられる。
【0005】例えば、特開平10−100270号公報
では、高純度の窒化アルミニウムの成形体中に金属電極
を埋設し、ホットプレス焼成をすることにより、酸素を
窒化アルミニウム結晶中に固溶させた窒化アルミニウム
結晶相を形成し、室温での体積固有抵抗を1×109
1×1013Ωcmとした静電チャックが提案されてい
る。ここで言う金属電極とは金属線、金網又は金属板を
二次元的に延びるバルク体として形成したものを示して
いる。
【0006】そこで、窒化アルミニウムを含有した導電
性ペーストを用いて密着性の良い電極が提案されてい
る。例えば、特開2000−21961号公報では、窒
化アルミニウムを主体とし、体積固有抵抗が高く、吸着
力の小さな静電チャックであるものの、グリーンシート
にW粒子、分散溶媒、分散剤などを含む導電性ペースト
を印刷し、0.3mmのチャック電極層として他のグリ
ーンシートと積層して成形体を形成し、ホットプレスす
る方法が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、、特開
平10−100270号公報に記載の方法では、電極が
金属バルク体であり、例えば、薄板を用いると窒化アル
ミニウムとの界面にクラックが入りやすく、焼結体が割
れやすくなり、また、例えば、金網やパンチングメタル
のような小孔付面状電極を用いると、焼結体と電極との
間にクラックが形成し、応答性が低下して残留応力が発
生するという問題があった。
【0008】また、特開2000−21961号公報に
記載された方法では、ホットプレス時に静電チャックの
電極が変形するため、電極の平滑性が十分ではなく、吸
着力が載置面の部位によって異なり、被保持物の温度に
大きな分布が生じるため、エッチングやコーティング等
の処理の面内均一性が低下し、特性がばらつきやすいと
いう問題があった。
【0009】また、上記のいずれの方法でも、焼成終了
後の焼結体表面の平坦度と平行度が非常に大きいため、
表面を研磨する必要がある。特に、静電チャックとして
用いる場合、ウエハ載置面として電極と平行な表面が必
要となる。しかし、電極が変形したり、焼成時の収縮に
より電極と焼結体表面が平行でないため、電極と表面と
の距離を均一に保つことが困難であるという問題があっ
た。
【0010】したがって、本発明は、特性にばらつきが
少ない電極内蔵セラミックスと内部に電極を形成しても
クラックが発生せず、焼成後に表面加工を特に必要とし
ない電極内蔵セラミックスの製造方法と、前記電極内蔵
セラミックスを用いた保持装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電極内蔵セラミ
ックスの製造方法は、一対のセラミック焼結体の間に電
極を形成し、これを加圧焼成することにより、焼結体表
面の平坦度、平行度及び表面と電極との距離のばらつき
を小さくできるため、焼成後の加工が容易になり、特性
のばらつきを抑えることができるという知見に基づくも
のである。
【0012】すなわち、セラミック焼結体からなる基板
の内部に電極を設けてなり、該基板の一主面と前記電極
との間の焼結体において電子が移動可能である電極内蔵
セラミックスであって、前記一主面の平坦度が50μm
以下、平行度が50μm以下であり、かつ前記一主面か
ら前記電極までの距離のばらつきが200μm以下であ
ることを特徴とするものであり、これにより、例えば静
電チャックに用いた場合、吸着力が面内で均一化し、そ
の結果エッチングやコーティング等の処理が被処理物に
わたって均一にすることが可能となる。
【0013】また、前記セラミック焼結体がAlNを主
相とし、Al−N−Oからなる非晶質相を主体とする粒
界相が形成されてなり、電極を構成する金属とアルミニ
ウムとを除いた金属元素が全量中1重量%以下、前記セ
ラミック焼結体の相対密度が99%以上、ボイドの最大
径が5μm以下であることが好ましい。
【0014】即ち、窒化アルミニウムは耐プラズマ性が
高く、また粒界相をAl、N及びOで構成することで、
粒界相の腐食によるパーテイクルの発生を抑制でき、焼
結体としての耐プラズマ性を高めることができる。ま
た、高熱伝導率を有するため、温度の制御性に優れるこ
とから、特にエッチング装置に好適に用いることができ
る。また、粒界相をAl、N及びOからなる非晶質相と
することで、体積固有抵抗を低くすることができる。
【0015】そして、前記一主面と前記電極との間の体
積固有抵抗が107〜1012Ωcmであることが好まし
い。これにより、電荷の移動を容易にするとともに、移
動する電荷量を制限でき、例えば静電チャックに用いた
場合、大きな吸着力が得られる。
【0016】又、本発明の電極内蔵セラミックスの製造
方法は、相対密度が90%以上、電極形成面の平坦度が
30μm以下、平行度が30μm以下の一対のセラミッ
ク焼結体の少なくとも一方の表面に電極を形成し、該電
極を挟持するように重ね合せた構造体を加圧焼成するこ
とを特徴とするもので、この方法によれば、収縮量と変
形が小さく、焼成後の寸法精度を高くできるため、加工
なしの焼成面のままであっても、一主面の平坦度を50
μm以下、平行度を50μm以下、かつ前記一主面から
前記電極までの距離のばらつきを200μm以下にでき
るとともに、電極の形成に印刷法を採用できるため、ク
ラックのない信頼性の高い電極内蔵セラミックスを実現
できる。特に、静電チャックに用いた場合、吸着特性を
改善できる。
【0017】また、1MPa以上の圧力で加圧焼成する
ことが好ましく、これにより、電極とセラミック焼結体
との間に発生するクラックや剥離ををさらに抑制するこ
とができる。
【0018】さらに、前記電極が、印刷法により10〜
100μmの厚みに形成することが好ましく、これによ
り、電極の周囲もボイドが少なく緻密な焼結体を得るこ
とができる。
【0019】さらに、前記セラミック焼結体が、窒化ア
ルミニウム質焼結体であり、かつ前記電極が、モリブデ
ン、タングステン又は炭化タングステンの少なくとも1
種を主体とし、窒化アルミニウム及び/又はアルミナを
含み、加圧焼成の温度が2000℃以上であることが好
ましく、これにより、電極及びその周囲にクラックの発
生を抑制でき、又、焼結体の体積固有抵抗を107〜1
12Ωcmにすることがで、静電チャックに適応した場
合、高い吸着力を得ることが容易となる。
【0020】また、本発明の保持装置は、セラミック焼
結体からなる基板と、該基板中に埋設された電極と、前
記基板の一主面に設けられた被保持物の載置面を具備
し、前記セラミック焼結体が本発明の電極内蔵セラミッ
クスを用いたことを特徴とするものであり、これによ
り、均一な吸着力を有し、信頼性の高い保持装置を実現
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の電極内蔵セラミックス
を、Siウエハ等の保持装置の一種で、ウエハを静電的
に吸着する静電チャックを用いて説明する。
【0022】図1(a)は、本発明の電極内蔵セラミッ
クスを用いた静電チャックの構造を示している。これ
は、単極タイプの静電チャック1が電極内蔵セラミック
ス2から構成されており、電極内蔵セラミックス2は、
その内部に電極4を設けた構造となっている。したがっ
て、図1には記載してないが、外部から電極4に電圧を
供給するための接続端子を含むことは言うまでもない。
そして、電極内蔵セラミックス2の一面にウエハ6など
の被保持物を載置するウエハ載置面7が設けられてお
り、電極4に電圧を加えると、ウエハ6は、ウエハ載置
面7に静電的に吸着される。
【0023】この電極内蔵セラミックス2は、セラミッ
ク焼結体からなり、その内部に電極4が埋設され、セラ
ミック焼結体の一主面であるウエハ載置面7と電極4と
の間で電子が移動するものである。
【0024】そして、ウエハ載置面7の平坦度と平行度
及びウエハ載置面7と電極4との距離のばらつきを制御
することによって、吸着力を均一化し、その結果ウエハ
の温度分布を小さくし、エッチング等の処理を均一化さ
せ、また、電圧分布を均一化させ、耐電圧を高め、信頼
性を向上させることができる。
【0025】例えば、図1(a)の一部を拡大した図1
(b)に示すように、焼結体表面であるウエハ載置面7
はうねりや凹凸があり、又電極4もうねりや凹凸が生じ
ている。このため、ウエハ載置面7を機械加工により、
平坦度が50μm以下、平行度が50μm以下にしたと
しても、ウエハ載置面7と電極4との距離がばらつき、
ウエハを吸着したときに面内で吸着力や温度が変化し、
ウエハ加工処理が不均一になってしまう。
【0026】したがって、本発明の電極内蔵セラミック
スは、セラミック焼結体の一主面であるウエハ載置面7
が平坦度が50μm以下、平行度が50μm以下であ
り、かつウエハ載置面7から電極4までの距離のばらつ
きが200μm以下であることが重要である。これによ
り、例えば、静電チャックに用いた場合、面内での電圧
ばらつきを抑え、ウエハ全面で吸着力を均一化でき、そ
の結果、吸着特性に優れ、信頼性の高い電極内蔵セラミ
ックスが実現できる。特に、平坦度が40μm以下、平
行度が40μm以下、距離のばらつきが150μm以
下、さらには平坦度が30μm以下、平行度が30μm
以下、距離のばらつきが100μm以下が好ましい。
【0027】なお、ウエハ載置面7に代表される電極内
蔵セラミックス2の一主面の平坦度は京セラ製ナノウェ
イ装置を用いて、対角線法と井げた法とを組み合わせて
測定し、平行度は、ミツトヨ製三次元測定器を用いて測
定した。また、ウエハ載置面7から電極4との距離は、
実際には図1(b)のように電極内蔵セラミックス2を
切断し、その切断面をさらに研削およびポリッシングし
た後、ウエハ載置面7から電極4までの距離を任意の1
0箇所以上、好ましくは50箇所以上で測定し、それら
のばらつきで表される。
【0028】セラミック焼結体の主成分としては、アル
ミナ、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪素、ジルコ
ニア、ムライト、コージェライト、マグネシア等の酸化
物、炭化物及び窒化物等を用いることができる。これら
の中で、耐プラズマ性が高い点でアルミナ、コージェラ
イト及びマグネシアが好ましく、また温度の制御性に優
れる点で窒化珪素及び炭化珪素が、両者を兼ね備える点
で窒化アルミニウムが好適である。
【0029】また、電極4が、ニッケル、モリブデン、
タングステン、炭化タングステン、炭化チタン及び窒化
チタンの少なくとも1種と、窒化アルミニウム粉末とを
含むとともに、電極4の厚みが5μm以上、相対密度が
90%以上であることが重要である。
【0030】これは、電極4の形成時に電極厚みの薄い
部分が形成されて電圧分布が不均一になって吸着力の面
内ばらつきが大きくなることをさけるためであり、又、
電極4の厚みは5μm以上、特に7μm以上、さらには
10μm以上であることが好ましく、また、電極4の相
対密度が90%以上特に95%以上、さらには98%以
上であることが好ましく、これによって電極4に大きな
ボイドの発生を抑制でき、その結果、吸着力の面内分布
を均一化しやすくなる。
【0031】なお、電極4の厚みは、電極内蔵セラミッ
クス2の断面を観察するため、試料の中央部付近で2箇
所切断して幅10mm程度の板形状に切り出し、切断面
を研削及びポリッシングして観察試料とする。次に、走
査型電子顕微鏡を用いて任意の10箇所以上で電極4の
厚みを測定し、平均値を算出する。この平均値を電極厚
みとした。
【0032】また、電極4の相対密度は、電極内蔵セラ
ミックス2の一部を電極4と並行に切断し、電極4を周
囲のセラミックスとともに切り出し、測定試料とする。
この測定試料をアルキメデス法によって密度を測定し、
セラミックス単体の密度、測定試料の寸法及び電極厚み
から電極4の密度を算出し、理論密度との比にて相対密
度を算出した。
【0033】また、前記焼結体の主相がAlNであり、
粒界相がAl−N−O組成からることが好ましい。これ
は、耐プラズマ性の高いAlNを用いると同時に、さら
に粒界相をAl−N−O組成にすることで、粒界相の腐
食によるパーテイクルの発生を抑制でき、耐プラズマ性
を高めることができる。
【0034】さらにまた、前記セラミック焼結体は、主
成分以外の金属の含有量が1重量%以下、特に0.5重
量%以下、さらには0.1重量%以下であることが好ま
しい。特に、主成分以外の金属の含有量が1重量%を越
えると、金属がプラズマによって腐食され、ウエハのプ
ロセス中に混入する不純物量が多くなる傾向があり、パ
ーテイクルが発生して、デバイスの不良率が高くなる傾
向があり、また、不純物量が増えると体積固有抵抗が変
化し、大きな吸着力が得られなくなる危険がある。
【0035】なお、主成分以外の金属の含有量測定に
は、各金属の含有量をそれぞれ分析し、多い順から10
種類の金属の合計量を上記主成分以外の金属の含有量と
した。分析法としては、蛍光X線分析またはICP分析
が好ましい。
【0036】また、上記セラミック焼結体の相対密度が
99%以上、かつ焼結体に最大径5μm以上のボイドが
存在しないことが好ましい。焼結体の密度が99%以
上、かつ焼結体に最大径5μm以上のボイドを排除する
ことにより、基板表面の平滑性を向上することができ、
その結果、高純度で耐プラズマ腐食に強く、強度を高く
することが可能となる。また、相対密度が99%以上と
してボイドの数を低減し、5μm以上の大きなボイドを
排除することにより、表面積の大きなボイド内壁に電荷
が蓄積し、放電によって吸着特性が不安定となり、短絡
時にウエハ上のデバイスが破壊される危険性を低減する
ことができる。
【0037】なお、本発明における最大径5μm以上の
ボイドの測定は、走査型電子顕微鏡で500倍の写真を
少なくとも10箇所で撮影し、5μm以上のボイドを測
定する。
【0038】また、内部に埋設された電極4に電圧が印
加されるため、焼結体は電流漏れを考慮して1×106
Ωcm以上、さらに静電チャックとして用いる場合、1
×1014Ωcm以上であればよいが、特に高い吸着力を
得るため、ウエハ載置面7と電極4との間で、50℃の
体積固有抵抗値が1×107〜1×1012Ωcmである
ことが好ましい。
【0039】これによって、電荷の移動を容易にすると
ともに、移動する電荷量を制限でき、例えば静電チャッ
クに好適に用いることができる。50℃の体積固有抵抗
値は、電荷移動量、すなわち漏れ電流を低く抑制する点
で、特に5×107〜1×1011Ωcm、さらには1×
108〜1×1010Ωcmに設定することが好ましい。
【0040】また、本発明における電極4は、セラミッ
ク焼結体の主成分と金属及び/又は金属化合物とからな
ることが好ましい。これは、電極4とセラミック焼結体
との密着性を向上させるためであり、その組成は、金属
及び/又は金属化合物が主成分となり、特に70重量%
以上となることが、導電率を高める点で好ましい。
【0041】そして、電極4中の金属元素の含有量は、
前記セラミック焼結体の主成分と前記金属とを除いて1
重量%以下であることが好ましい。これにより、電極4
の抵抗の均一性が電極前面にわたって保たれ、抵抗が安
定化するため、電極4が部分的に発熱することを防ぎ、
また、保持装置として高い脱離応答性を実現する事がで
きる。特に、前記金属元素の含有量が0.5重量%以
下、さらには0.1重量%以下であることが好ましい。
【0042】上記電極4を構成する金属としては、T
i、W、Mo、Pt、Au、Ag、Ni、TiN、W
C、W2C、TiC、TiB2、B4C等が仕様できる
が、導電率とセラミックスの焼成温度が高いこととを考
慮すると、W、Mo及びWCが好ましい。
【0043】本発明にかかる電極内蔵セラミックス2を
製造するための方法について、窒化アルミニウム焼結体
の場合を例にとって説明する。まず、出発原料として純
度99%以上、平均粒子径が5μm以下、好ましくは3
μm以下、特に1.5μm以下のAlN粉末を用意す
る。このAlN粉末は、還元窒化法、または直接窒化法
のいずれの製造方法で作製した粉末でも良い。
【0044】また、原料中のAl以外の金属の含有量は
1重量%以下、特に0.5重量%以下、さらには0.1
重量%以下であることが好ましい。Al以外の金属の含
有量を1重量%以下にすると、Al以外の金属の含有量
が1重量%以下の焼結体を得るのが容易になる。
【0045】次に、上記の窒化アルミニウム粉末を、成
形し、内部に電極を設けた所望の形状にする。成形の方
法は、金型プレス、CIP、テープ成形、鋳込み等の成
型方法を用いてもよい。
【0046】次に、成形体を一次焼成するが、一次焼成
の前に所望によりバインダー成分を除去してもよい。一
次焼成は、相対密度90%以上、さらには95%以上、
さらには98%以上のセラミック焼結体を作製すること
が好ましい。この焼結体は、常圧、ガス圧焼成、真空焼
成によって作製することができる。この方法により、仮
焼体の収縮や変形を抑制し、試料の割れ、電極形成部の
断線や大きな変形を防ぐことができる。
【0047】作製した焼結体の外径は電極内蔵セラミッ
クス2の最終形状に影響するため、精密に加工され、平
坦度が30μm以下、好ましくは15μm以下、平行度
が30μm以下、好ましくは15μm以下にしておくこ
とが好ましい。
【0048】電極4の形成は、例えば、少なくとも一方
の焼結体に印刷法によりNi、WやMo等の金属及び/
又はTiN等の金属化合物とセラミック焼結体の主成分
と、有機バインダ、溶剤とを混合してなるペーストを塗
布して電極を形成した後、仮焼体上に電極を印刷する。
又、一対のプレス仮焼体間にテープ上に電極印刷したも
のを挿入してもよい。
【0049】また、電極4の形成の際には、あらかじめ
焼成後の収縮を確認し、焼結後に電極厚みが5μm以上
に形成されるように、形成時の電極厚みを決めることが
望ましい。例えば、電極形成用ペーストの組成、濃度、
粘度やプレス圧等にもよるが、電極厚みが10〜100
μm、特に20〜80μm、さらには30〜60μmに
形成しておくことが好ましい。
【0050】次に、少なくとも一方に電極を印刷した一
対のセラミック焼結体を、電極4が両焼結体の重ね合わ
せ部にくるように重ね合わせて構造体を作製する。この
とき、有機系の接着剤等により固定したり、上記の電極
4上及び電極4の形成されていない焼結体表面上に窒化
アルミニウムを主体とするペーストを塗布し、乾燥する
前に重ね合わせ、動かないようにしてもかまわない。
【0051】この構造体を二次焼成する。二次焼成では
加圧することが重要であり、これにより、収縮を3次元
でなく1次元に拘束でき、電極の変形の抑制が可能とな
る。特に、ホットプレス法を用いることが装置と工程の
簡便さから好ましい。
【0052】例えば、まず、上記の構造体をホットプレ
ス装置のカーボン型に装填する。このとき、構造体の周
りにはカーボン型との反応を防ぐために、カーボンや窒
化硼素等の離形剤を塗布しておくことが望ましい。
【0053】また、焼成圧力は1MPa以上、特に5M
Pa以上、さらには10MPa以上であることが、相対
密度99%以上を達成するために好ましい。なお、圧力
をかけるスピードは、特に限定されないが、圧力は収縮
が始まる前までに印加しておくことが、電極4の変形を
防ぐために好ましい。
【0054】セラミック焼結体が窒化アルミニウム結晶
相を主体とする場合、局部的な変形や部位による収縮量
の相異、あるいは焼結助剤の不均一分散による応力変形
を防ぐため、Al以外の金属の含有量が1重量%以下で
あることが好ましい。更に、焼成にあたっては、焼成の
温度を2000〜2250℃とすることが望ましく、こ
れにより、焼結体表面から電極4までの距離のばらつき
を更に小さくすることができる。そして、焼結体内の酸
素量を1〜5重量%に制御することにより、得られる電
極内蔵セラミックス2の体積固有抵抗を1×107〜1
×1012Ωcmの範囲にすることが容易となる。なお、
焼成保持時間は、20分以上、特に1時間以上が好まし
い。
【0055】このようにして作製した電極内蔵セラミッ
クス2は、表面加工したセラミック焼結体を用いて加圧
焼成するため、焼成後に加工を行わなくとも基板の一主
面の平坦度が50μm以下、平行度が50μm以下にで
き、かつ一主面から電極4までの距離のばらつきを20
0μm以下にすることができる。
【0056】本発明の電極内蔵セラミックス2を用いた
保持装置は、ウエハ6の固定や搬送に好適であり、吸着
力が高く、吸着の離脱応答性が向上し、スループットが
速くなる。また、その製造方法においては、歩留まりが
向上し、焼成後の熱処理も不要のため、製造コストを低
減できる。
【0057】
【実施例】実施例1 原料として平均粒子径0.8μmの還元窒化法の窒化ア
ルミニウム粉末を用いた。また、所望により平均粒子径
0.5μmの炭素粉末及び平均粒子径0.6μmのAl
23粉末を添加し、硼素、Na、Ca、炭素、酸素及び
Al以外の金属が表1に示す組成になるように混合し
た。
【0058】これらの混合粉末にエタノールを加えて混
合し、バインダを加えて成形用粉末を作製した。これを
プレス成形により直径300mm、厚み6mmの円板に
成形した。また、N2ガスの常圧焼成にて焼成した。
【0059】この焼結体を平坦度が30μm以下、平行
度が30μm以下となるように加工する。平坦度、平行
度は、研削加工を行った後に、ラップ加工を行った。平
坦度はナノウェイ装置で、平行度は三次元測定装置にて
測定した。得られた焼結体の特性を表1に示した。
【0060】この加工後の焼結体上に、W、WC又はW
2CとAlNと有機バインダからなるペーストを用いて
スクリーン印刷を行って電極を形成した。電極の厚みは
20μmであった。電極を挟むように一対の焼結体を重
ねて構造体を作製し、この構造体をカーボン型に入れ、
このカーボン型をホットプレス炉にセットした。真空排
気後窒素を充填し、表1の条件で加圧焼成を行った。
【0061】また、成形体上にWCを用いてスクリーン
印刷により電極を形成し、電極を挟持するように他の成
形体を載せ、真空排気後窒素を充填し、表1の条件で加
圧焼成を行い試料No.30を作製した。
【0062】ウエハ載置面から電極までの距離(距離
X)、電極厚み及び最大径5μm以上のボイドは、焼結
体を鏡面状態に研磨し、走査型電子顕微鏡によりそれぞ
れ500及び3000倍で1試料につき10箇所の破面
の写真を撮影し、電極厚みと最大径5μm以上のボイド
形を測定した。
【0063】焼結体の相対密度は、まずアルキメデス法
から嵩密度をもとめた後、焼結体を粉砕してJISR1
620に基づいたHe置換法で得られた真密度と比較し
て算出した。また、電極の相対密度は、電極をセラミッ
クスとともに20mm×20mmの大きさに切り出し、
研削加工により厚みを1mmとした。これをアルキメデ
ス法によって密度の測定を行い、上記焼結体の密度と電
極厚みから電極の密度を算出し、理論密度との比にて相
対密度を算出した。
【0064】また、中央部から板を切断し、切断面を研
削及びポリッシングし、焼結体表面から電極表面の距離
を測定した。測定は、光学顕微鏡で写真撮影を行い、各
写真上で最大値、最小値、を測定し、それぞれ10点の
平均を算出し、厚みばらつきを求めた。
【0065】焼結体及び電極中の金属含有量は、蛍光X
線分析から分析した。なお、Al以外の金属の含有量
は、金属不純物の多い方から10種類の元素の総量を算
出した。また、体積固有抵抗は、JIS C2141に
準拠した3端子法により、50℃で測定した。
【0066】吸着特性は、図1に示した構造を有する静
電チャックを作製し、1インチ角のシリコン片を用い、
25℃にて静電チャック上の10箇所で吸着力を測定
し、吸着力の最大値と最終値の差(吸着力差)をばらつ
きとして算出した。吸着力は50℃で500Vを印加
し、印加から30秒後の吸着力を測定した。また、電圧
印加後、吸着力が30秒間変化のない状態を飽和時間と
した。さらに、電圧印加停止後、吸着力が0.1kPa
以下になるまでの時間を除圧時間として測定した。結果
を表1及び2に示した。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】本発明の試料No.1〜5、9〜14、1
6〜17及びNo.19〜29は粒界相がAl−N−O
−Cからなり、距離Xのばらつきがが200μm以下、
吸着力のばらつきが1KPa以下、応答性の指針となる
飽和時間及び除圧時間がいずれも4.5sec以下であ
った。
【0070】一方、ウエハ載置面の平坦度及び平行度が
50μmを越え、本発明の範囲外の試料No.6〜8、
15、18は距離Xのばらつきが220μm以上、吸着
力のばらつきが2KPa以上と大きく、応答性も6se
c以上であり、信頼性も不十分であった。
【0071】また、成形体中に電極を形成し、加圧焼成
した本発明の範囲外の試料No.30は、粒界相がAl
−N−O−Cからなり、焼結体表面の平坦度と平行度が
150μm以上と大きく、また距離Xのばらつきが20
0μmを越え、吸着力のばらつきが大きかった。
【0072】実施例2 実施例1と同様の方法で成形用粉末を作製し、テープ成
形により直径300mm、厚み6mmの円板に成形し、
重石をのせて2000℃のN2ガスの常圧焼成にて理論
密度98%の焼結体を作製した。
【0073】また、テープ成形により直径320mm、
厚み0.8mの円板を2枚作製し、その一方の上に、実
施例1と同様に電極を印刷した。2枚のテープを電極が
内部になるように重ね、上下から上記の仮焼体で挟み、
構造体を形成した。
【0074】得られた構造体をホットプレス装置に入
れ、初期圧力1MPaを加え、1750℃まで真空中で
昇温し、2時間保持した。次いで、1℃/minの速度
で昇温を再開するとともに、窒素ガスを導入した。18
00℃で10MPaを印加し、2100℃で4時間保持
した。
【0075】このようにして得られた図1の静電チャッ
クは、ウエハ載置面から電極までの距離のばらつきが1
5μmであり、吸着力のばらつきが0.2kPa、除電
時間が0.5secと優れた特性が得られた。
【0076】
【発明の効果】本発明は、一対のセラミック焼結体の間
に電極を形成し、これを加圧焼成することにより、平坦
度と平行度に優れた表面と位置制御された電極とを形成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電極内蔵セラミックスを用いた静電チ
ャックの構造を示す断面図であり、(a)全体を示す断
面図、(b)一部を示す断面図
【符号の説明】
1・・・静電チャック 2・・・電極内蔵セラミックス 4・・・電極 6・・・ウエハ 7・・・ウエハ載置面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G001 BA03 BA36 BA60 BA71 BA73 BB03 BB36 BB60 BB71 BB73 BC52 BC55 BD38 BE26 BE33 4K055 AA08 HA02 HA11 HA27 5F031 CA02 HA02 HA03 HA16 HA17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック焼結体からなる基板の内部に電
    極を設けてなり、該基板の一主面と前記電極との間の焼
    結体において電子が移動可能である電極内蔵セラミック
    スであって、前記一主面の平坦度が50μm以下、平行
    度が50μm以下であり、かつ前記一主面から前記電極
    までの距離のばらつきが200μm以下であることを特
    徴とする電極内蔵セラミックス。
  2. 【請求項2】前記セラミック焼結体がAlNを主相と
    し、Al−N−Oからなる非晶質相を主体とする粒界相
    が形成されてなり、電極を構成する金属とアルミニウム
    とを除いた金属元素が全量中1重量%以下、前記セラミ
    ック焼結体の相対密度が99%以上、ボイドの最大径が
    5μm以下であることを特徴とする請求項1記載の電極
    内蔵セラミックス。
  3. 【請求項3】前記一主面と前記電極との間の体積固有抵
    抗が107〜1012Ωcmであることを特徴とする請求
    項1又は2記載の電極内蔵セラミックス。
  4. 【請求項4】相対密度が90%以上、電極形成面の平坦
    度が30μm以下、平行度が30μm以下の一対のセラ
    ミック焼結体の少なくとも一方の表面に電極を形成し、
    該電極を挟持するように重ね合せた構造体を加圧焼成す
    ることを特徴とする電極内蔵セラミックスの製造方法。
  5. 【請求項5】1MPa以上の圧力で加圧焼成することを
    特徴とする請求項4記載の電極内蔵セラミックスの製造
    方法。
  6. 【請求項6】前記電極が、印刷法により10〜100μ
    mの厚みに形成することを特徴とする請求項4又は5記
    載の電極内蔵セラミックスの製造方法。
  7. 【請求項7】前記セラミック焼結体が、窒化アルミニウ
    ム質焼結体であり、かつ前記電極が、モリブデン、タン
    グステン又は炭化タングステンの少なくとも1種を主体
    とし、窒化アルミニウム及び/又はアルミナを含み、加
    圧焼成の温度が2000℃以上であることを特徴とする
    請求項4乃至6のうちいずれかに記載の電極内蔵セラミ
    ックスの製造方法。
  8. 【請求項8】セラミック焼結体からなる基板と、該基板
    中に埋設された電極と、前記基板の一主面に設けられた
    被保持物の載置面を具備し、前記セラミック焼結体が請
    求項1乃至3のいずれかに記載の電極内蔵セラミックス
    を用いたことを特徴とする保持装置。
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