JP2010114416A - ウエハ載置台及びその製法 - Google Patents

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Abstract

【課題】大口径でありながらウエハ載置面から平板電極までの厚みのバラツキが十分小さいウエハ載置台を提供する。
【解決手段】ウエハ載置台の製法は、まず、緻密な第1アルミナ焼結体21の片面を表面平坦度が10μm以下となるように研磨し、該研磨した面に電極ペースト23を印刷する。続いて、第1アルミナ焼結体21のうち電極ペースト23を印刷した面上に、平均粒径が0.2μm以下のアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1250〜1350℃の温度でホットプレス焼結を行う。こうすることにより、第1アルミナ焼結体21上のアルミナ成形体を焼成して支持体層12としての緻密な第2アルミナ焼結体とすると共に電極ペースト23を焼成して平板電極13とすることができる。そして、第1アルミナ焼結体21のうち第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウエハ載置台及びその製法に関する。
現在、半導体ウエハの搬送、露光、化学的気相成長法、物理的気相成長法、スパッタリング等の成膜プロセス、微細加工、洗浄、プラズマエッチング、ダイシング等の工程において、半導体ウエハをクーロン力やジョンソン・ラーベック力を利用して吸着・保持するためのウエハ載置台が用いられている。例えば、ウエハ載置台としては、静電チャックや高周波印加用のサセプタなどが挙げられる。こうしたウエハ載置台には、平板電極を埋設した緻密な焼結体が用いられている。例えば、特許文献1には、次の手順でウエハ載置台を製造している。すなわち、予め焼結した第1アルミナ焼結体の片面を研磨する。次に、その研磨した面に電極ペーストを印刷する。続いて、第1アルミナ焼結体のうち電極ペーストを印刷した面上にアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体としたあとホットプレス焼結を1400〜1650℃で行うことにより、アルミナ成形体を焼成して第2アルミナ焼結体とすると共に電極ペーストを焼成して平板電極とする。その後、第1アルミナ焼結体のうち第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面とする。この結果、直径約200mmのウエハ載置台において、ウエハ載置面から平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が0.50mm以下に収まるものを得ることができる。こうして得られたウエハ載置台は、最終的には、第1アルミナ焼結体が誘電体層、第2アルミナ焼結体が支持体層となり、誘電体層と支持体層の間に平板電極が埋設されたものとなる。
特開2005−343733
ところで、近年、ウエハ載置台は従来に比べて一段と大口径化が進み、例えば直径300mmで厚み変動度が0.1mm以下のものが要求されている。しかしながら、このようなウエハ載置台を安定に供給することは特許文献1の技術では難しかった。すなわち、特許文献1では、第1アルミナ焼結体を作製するときの焼成温度を1650℃、第2アルミナ焼結体を作製するときの焼成温度を1400〜1650℃としているため、第1アルミナ焼結体上のアルミナ成形体を焼成して第2アルミナ焼結体を作製するときに第1アルミナ焼結体が再焼結してわずかに変形すると考えられる。このため、第2アルミナ焼結体を作製した後では、第1アルミナ焼結体のうち電極ペーストを印刷した研磨面に僅かなうねりが発生し、その研磨面上の平板電極にもうねりが発生する。その結果、最終的に得られるウエハ載置台において、ウエハ載置面から平板電極までの厚みのバラツキを十分小さくすることが困難になる。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、大口径でありながらウエハ載置面から平板電極までの厚みのバラツキが十分小さいウエハ載置台を提供することを主目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明者らは、鋭意研究した結果、第1アルミナ焼結体を作製する条件や第2アルミナ焼結体を作製する条件がウエハ載置面の厚み変動度に大きく関与することを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のウエハ載置台は、
ウエハを載置可能なウエハ載置台であって、
緻密なアルミナ焼結体である支持体層と、
前記支持体層に積層され、緻密なアルミナ焼結体である誘電体層と、
前記支持体層と前記誘電体層との間に配置された平板電極と、
前記誘電体層のうち前記支持体層とは反対側の面であり前記平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下であるウエハ載置面と、
を備え、
前記支持体層におけるアルミナの平均粒径が0.5〜4μmであり、前記支持体層におけるアルミナの平均粒径に対する前記誘電体層におけるアルミナの平均粒径の比が5〜40である、
ものである。
また、本発明のウエハ載置台の製法は、
(a)アルミナ粉末を1600℃以上融点未満の温度で焼成することにより緻密な第1アルミナ焼結体を作製する工程と、
(b)該第1アルミナ焼結体の片面を表面平坦度が10μm以下となるように研磨する工程と、
(c)該研磨した面に電極ペーストを印刷する工程と、
(d)前記第1アルミナ焼結体のうち前記電極ペーストを印刷した面上に、平均粒径が0.2μm以下のアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1250〜1350℃の温度でホットプレス焼結を行うことにより、前記第1アルミナ焼結体上の前記アルミナ成形体を焼成して前記支持体層としての緻密な第2アルミナ焼結体とすると共に前記電極ペーストを焼成して平板電極とする工程と、
(e)前記第1アルミナ焼結体のうち前記第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面とすることにより、該ウエハ載置面から前記平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下のウエハ載置台を得る工程と、
を含むものである。
また、本発明のウエハ載置台の別の製法は、
(a)アルミナ粉末を1600℃以上融点未満の温度で焼成することにより緻密な第1アルミナ焼結体を作製する工程と、
(b)該第1アルミナ焼結体の片面を表面平坦度が10μm以下となるように研磨する工程と、
(c)該研磨した面に電極ペーストを印刷する工程と、
(d)前記第1アルミナ焼結体のうち前記電極ペーストを印刷した面上に、平均粒径が0.3μm以下のアルミナ粉末とフッ化物との混合粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1000〜1300℃の温度でホットプレス焼結を行うことにより、前記第1アルミナ焼結体上の前記アルミナ成形体を焼成して前記支持体層としての緻密な第2アルミナ焼結体とすると共に前記電極ペーストを焼成して平板電極とする工程と、
(e)前記第1アルミナ焼結体のうち前記第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面とすることにより、該ウエハ載置面から前記平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下のウエハ載置台を得る工程と、
を含むものである。
本発明のウエハ載置台によれば、大口径でありながらウエハ載置面から平板電極までの厚みのバラツキを十分小さくすることができる。すなわち、支持体層におけるアルミナの平均粒径に対する前記誘電体層におけるアルミナの平均粒径の比が5〜40であるため、誘電体層の焼成時における剛性が支持体層に比べてはるかに大きく、誘電体層が焼結時に変形しにくく、平板電極を極めて平坦にすることができるのである。こうしたウエハ載置台は、上述したウエハ載置台の製法によって得られるものである。すなわち、まず、アルミナ粉末を1600℃以上融点未満の温度で焼成することにより緻密な第1アルミナ焼結体を作製する。この第1アルミナ焼結体におけるアルミナの平均粒径は、高温で焼成しているため比較的大きくなる。ここで、表面平坦度とは、研磨した面上の全ての測定座標から最小二乗法により仮想基準面を設定し、各測定座標からその仮想基準面までの変位の最大値と最小値とに基づいて算出される値であり、例えば最大値が+a,最小値が−bのときには表面平坦度はa−(−b)=a+bとなる。次に、第1アルミナ焼結体の片面を表面平坦度が10μm以下となるように研磨し、研磨した面に電極ペーストを印刷する。続いて、第1アルミナ焼結体のうち電極ペーストを印刷した面上に、(1)平均粒径が0.2μm以下のアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1250〜1350℃の温度でホットプレス焼結を行うか、(2)平均粒径が0.3μm以下のアルミナ粉末とフッ化物との混合粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1000〜1300℃の温度でホットプレス焼結を行う。こうすることにより、支持体層となる第2アルミナ焼結体の粒径を比較的小さくし、且つ、第1アルミナ焼結体上のアルミナ成形体を焼成して支持体層としての緻密な第2アルミナ焼結体とすると共に電極ペーストを焼成して平板電極とする。このとき、第1アルミナ焼結体は、第1アルミナ焼結体を焼成したときの温度が1600℃以上融点未満であったため、それより250℃以上低い第2アルミナ焼結体の焼成温度では再焼結することはほとんどない。このため、第2アルミナ焼結体の焼成温度で第1アルミナ焼結体が変形することはなく、研磨工程での表面平坦度をほぼそのまま維持するため、平板電極に接する面にうねりが生じることもない。その後、第1アルミナ焼結体のうち第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面とする。こうすることにより、該ウエハ載置面から平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下のウエハ載置台を得ることができる。つまり、平板電極には第2アルミナ焼結体の焼成温度でうねりが生じないため、ウエハ載置面からその平板電極までの厚みのバラツキを小さく抑えることができる。
ウエハ載置台の製法の工程説明図であり、(a)〜(e)はそれぞれ工程(a)〜(e)を表す。 ウエハ載置台10の説明図であり、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。 厚み変動度の測定点を表す説明図である。
本発明のウエハ載置台の製法は、工程(a)〜(e)を含むものである。図1は、ウエハ載置台の製法の工程説明図であり、(a)〜(e)はそれぞれ工程(a)〜(e)を表す。図2は、ウエハ載置台10の説明図であり、(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。
工程(a)では、アルミナ粉末を1600℃以上融点未満の温度で焼成することにより緻密な第1アルミナ焼結体21を作製する(図1(a)参照)。具体例を以下に示す。まず、アルミナを主成分とするセラミックス原料粉末を準備する。このセラミックス原料粉末としては、アルミナ粉末単体でもよいが、アルミナ粉末のほかにMgO等の焼結助剤粉末を添加したものでもよい。アルミナ粉末の純度は99.5%以上のものを用いることが好ましい。続いて、このセラミックス原料粉末に、バインダを所定の配合比で調合し、トロンメル等を用いて混合してスラリーとし、そのスラリーを乾燥して混合粉末を得る。次いで、その混合粉末の成形体を作製する。成形体を作製するには、金型成形法やCIP(Cold Isostatic Pressing)法、スリップキャスト法などの方法を用いることができる。成形体の形状は、特に限定するものではないが、例えば円板状や多角形板状などが挙げられる。その後、得られた成形体を、常圧焼結法やホットプレス焼結法を用いて1600℃以上融点未満で大気中又は不活性ガス中で数時間焼成を行う。こうして第1アルミナ焼結体21を得る。この工程(a)では、平均粒径が0.3〜3μmのアルミナ粉末を使用することが好ましい。平均粒径が0.3μm未満では造粒時にかさが多く粉体操作が比較的難しいため好ましくなく、平均粒径が3μmを超えると焼結後の粗大粒により表面粗さが粗くなるため好ましくない。本明細書におけるアルミナ粉末の平均粒径は、レーザー回折法によって求めた値である。この工程(a)で得られる緻密な第1アルミナ焼結体21は最終的には誘電体層11になるものである。誘電体層11は、ウエハWと平板電極13との間に電圧を印加した際に電気的絶縁性を維持することが要求されるが、緻密であれば平板電極13とウエハWとの間に電圧を印加したときに絶縁破壊が生じるおそれがない。ここで、緻密とは、例えばアルキメデス法による気孔率が0%であることをいう。なお、アルキメデス法による気孔率の値は小数点以下を切り捨てた値とした(以下同じ)。
工程(b)では、第1アルミナ焼結体21の片面を表面平坦度が10μm以下となるように研磨する(図1(b)参照)。後述する工程(d)では、第2アルミナ焼結体を作成するときの焼成温度が第1アルミナ焼結体21の焼成温度に比べて低温であるため、第1アルミナ焼結体21が再度焼結して変形することがほとんどなく、第1アルミナ焼結体21の研磨した面の表面平坦度がそのまま維持されると考えられる。このため、第1アルミナ焼結体21のうち電極ペーストを印刷する面の表面平坦度は、最終的にウエハ載置面11aから平板電極13までの厚みのバラツキである厚み変動度に大きく関与するパラメータである。そして、厚み変動度を100μm以下にするためには、工程(b)の段階で研磨した面の表面平坦度が10μm以下とすることが好ましく、5μm以下とすることがより好ましい。
工程(c)では、第1アルミナ焼結体21のうち研磨した面に電極ペースト23を印刷する(図1(c)参照)。この工程(c)で使用する電極ペースト23に含まれる電極材料は、特に限定されるものではないが、アルミナとの熱膨張率の差が小さいものが好ましく、例えば炭化モリブデンや炭化タングステンが好ましい。電極材料の平均粒径は、0.4μm以下が好ましい。さらには、0.2μm以下がより好ましい。また、電極ペースト23は、電極材料のほかにアルミナ粉末を含んでいてもよい。このときのアルミナ粉末の平均粒径は0.2μm以下であることが好ましい。アルミナ粉末の平均粒径が0.2μmを超えると、後述する工程(d)で平板電極13の焼結が未成熟となり、平板電極13の界面せん断強度が低下して剥離しやすくなるため好ましくない。
工程(d)では、第1アルミナ焼結体21のうち電極ペースト23を印刷した面上に、(1)平均粒径が0.2μm以下のアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体22としたあと、1250〜1350℃の温度でホットプレス焼結を行うか、(2)平均粒径が0.3μm以下のアルミナ粉末とフッ化物との混合粉末を成形してアルミナ成形体22としたあと、1000〜1300℃の温度でホットプレス焼結を行う(図1(d)参照)。こうすることにより、第1アルミナ焼結体21上のアルミナ成形体22を焼成して支持体層12としての緻密な第2アルミナ焼結体とすると共に電極ペースト23を焼成して平板電極13とする。このとき、第1アルミナ焼結体21は、自身の焼成温度が1600℃以上融点未満であったため、それより250℃以上低い第2アルミナ焼結体の焼成温度では再焼結することはほとんどない。このため、第2アルミナ焼結体の焼成温度で第1アルミナ焼結体21が変形することはなく、平板電極13にうねりが生じることもない。また、第2アルミナ焼結体は最終的には支持体層12になるものであり、支持体層12もウエハWと平板電極13との間に電圧を印加した際に絶縁破壊されないことが要求されるため、緻密であることが要求される。
工程(d)の(1)では、平均粒径が0.2μm以下、好ましくは0.1μmのアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体22としたあと、1250〜1350℃の温度でホットプレス焼結を行うことにより、アルミナ成形体22を焼成して第2アルミナ焼結体とする。ここでは、アルミナ粉末にフッ化物を添加することなくホットプレス焼結を行う。この場合、アルミナ粉末の平均粒径が0.2μmを超えると、厚み変動度を100μmm以下に収めることが困難となるため好ましくない。また、焼成温度が1250℃未満だと、得られる第2アルミナ焼結体の緻密さが不足して絶縁耐圧が十分でなくなることから好ましくなく、焼成温度が1350℃を超えると、第1アルミナ焼結体が僅かに再焼結して変形し平板電極13にうねりが生じて厚み変動度が100μmを超えることから好ましくない。
工程(d)の(2)では、平均粒径が0.3μm以下、好ましくは0.1μmのアルミナ粉末とフッ化物との混合粉末を成形してアルミナ成形体22としたあと、1000〜1300℃の温度でホットプレス焼結を行うことにより、アルミナ成形体22を焼成して第2アルミナ焼結体とする。ここでは、フッ化物を焼結助剤としてアルミナ粉末に添加してホットプレス焼結を行う。この場合、アルミナ粉末の平均粒径が0.1〜0.3μmの範囲であれば、厚み変動度を100μm以下に収めることができると共に、得られる第2アルミナ焼結体が緻密になり十分な絶縁耐圧が得られる。また、焼成温度が1000〜1300℃であれば、得られる第2アルミナ焼結体が緻密となり、且つ、第1アルミナ焼結体21が再焼結して変形することもなく厚み変動度を100μm以下にすることができる。フッ化物は焼結助剤として機能するものであり、希土類元素のフッ化物のほか、フッ化アルミニウムやフッ化カルシウムなどを用いることができる。希土類元素のフッ化物としては、フッ化スカンジウム、フッ化イットリウム、フッ化ランタン、フッ化セリウム、フッ化プラセオジム、フッ化ネオジム、フッ化プロメチウム、フッ化サマリウム、フッ化ユウロピウム、フッ化ガドリニウム、フッ化テルビウム、フッ化ジスプロシウム、フッ化ホルミウム、フッ化エルビウム、フッ化ツリウム、フッ化イッテルビウム、フッ化ルテチウムが挙げられる。こうしたフッ化物の中で、特に融点の低いフッ化イットリウム(融点1149℃)やフッ化イッテルビウム(融点1157℃)が好ましい。また、フッ化物としては、15wt%MgF2−YF3(フッ化マグネシウムを15wt%含むフッ化イットリウム)(共融点960℃)、38mol%CeF3−YF3 (共融点1110℃)、81wt%LaF3−YF3(共融点1073℃)などの共晶フッ化物や20wt%CaF2−YF3などの混合フッ化物を用いるのが好ましい。さらにこれらのフッ化物は、水に不溶又は難溶であることから、ウエハ載置台10を洗浄したときに溶出するおそれがないため好ましい。混合粉末中のフッ化物の含有量は、特に限定するものではないが、4wt%以上であることが好ましく、4〜8wt%であることがより好ましい。この範囲であれば、焼結助剤として好適に作用するからである。4wt%未満では第2アルミナ焼結体が緻密でなくなるため好ましくない。8wt%以上にすると、アルミナ焼結体の熱膨張係数が不要に大きくなり、工程(a)のアルミナ焼結体の熱膨張係数と差異が大きくなり、好ましくない。
工程(e)では、第1アルミナ焼結体21のうち支持体層12である第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面11aとすることにより、厚み変動度が100μm以下のウエハ載置台10を得る(図1(e)参照)。つまり、平板電極13は第2アルミナ焼結体の焼成温度でうねりが発生することがないため、ウエハ載置面11aからその平板電極13までの厚みのバラツキを小さく抑えることができる。こうして得られたウエハ載置台10の支持体層12の裏面中央に平板電極13に至る挿通穴14をあけ、その挿通穴14に円筒状の端子(図示せず)を取り付け、この端子を介して平板電極13に電圧を印加できるようにした。
本発明のウエハ載置台の製法によって得られるウエハ載置台10は、緻密なアルミナ焼結体である支持体層12と、その支持体層12に積層された緻密なアルミナ焼結体である誘電体層11と、支持体層12と誘電体層11との間に配置された平板電極13と、誘電体層11のうち支持体層12とは反対側の面であり平板電極13までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下であるウエハ載置面11aと、を備え、支持体層12におけるアルミナの平均粒径が0.5〜4μmであり、支持体層12におけるアルミナの平均粒径に対する誘電体層11におけるアルミナの平均粒径の比が5〜40であるものとなる。
[実施例1]
(a)第1アルミナ焼結体の作製
セラミックス原料粉として、純度99.5%のアルミナ粉末(平均粒径1μm)と焼結助剤であるMgO原料粉を使用した。なお、セラミックス原料粉中のMgOの含有量は0.04wt%とした。このセラミックス原料粉にバインダであるポリビニルアルコール(PVA)、水、及び分散剤を添加し、トロンメルで16時間混合し、スラリーを作製した。得られたスラリーを、スプレードライヤを用いて噴霧乾燥し、平均粒径約80μmの造粒顆粒を作製した。この造粒顆粒を室温から500℃まで昇温し、500℃で5時間保持してバインダを除去した。次に、上記顆粒をゴム型に入れCIP(Cold Isostatic Pressing)装置により、1ton/cm2の圧力をかけてアルミナ成形体を作製した。このアルミナ成形体を乾燥した後、カーボン製のサヤの上下にシリンダが挿入されたホットプレス用金型にアルミナ成形体をセットし、ホットプレス焼成法を用いて焼成した(一次焼成)。焼成条件は、100kg/cm2の加圧下で、室温から500℃までは10℃/hで昇温し、500℃から1650℃まで30℃/hで昇温し、1650℃で4時間保持した。こうして、第1アルミナ焼結体を得た。この第1アルミナ焼結体の気孔率は0%であった。
(b)第1アルミナ焼結体の加工
次に、第1アルミナ焼結体を研削加工し、直径320mm、厚さ4mmの円盤を作製した。この際、一方の面を研削加工により、表面粗さRaが0.8μm以下で表面平坦度が10μm以下の平滑面とした。
(c)電極パターンの作製
平均粒径0.1μmのアルミナ粉末15重量部と平均粒径0.2μmの炭化タングステン(WC)粉末85重量部、バインダであるエチルセルロース1重量部、蒸留水2重量部を混合し、電極ペーストを作製し、スクリーン印刷法により、第1アルミナ焼結体の平滑面上に直径295mm、厚さ20μmの電極パターンを形成し、乾燥させた。
(d)第2アルミナ焼結体及び平板電極の作製
その後、成形用金型に、先ほどの電極パターンが形成された第1アルミナ焼結体をセットし、別途用意した純度99.5% 平均粒径0.1μmのアルミナ粉末を充填し、200kg/cm2の圧力でプレス成形を行った。これにより、第1アルミナ焼結体のうち電極パターンを形成した面上にアルミナ成形体が積層された。続いて、カーボン製のサヤの上下にシリンダが挿入されたホットプレス用金型に、アルミナ成形体が積層された第1アルミナ焼結体をセットし、ホットプレス焼成法を用いて焼成した(二次焼成)。この焼成は、100kg/cm2の加圧下で、かつ窒素加圧雰囲気(150kPa)で行い、300℃/hで昇温し、1300℃で2時間保持した。こうして、アルミナ成形体を第2アルミナ焼結体すなわち支持体層にすると共に電極パターンを焼成してアルミナ焼結体中に埋設して平板電極とした。この第2アルミナ焼結体の気孔率は0%、平板電極の界面せん断強度は180〜220MPaであった(表3の試験1参照)。
(e)静電チャックの作製
その後、第1アルミナ焼結体のうち第2アルミナ焼結体とは反対側の面をダイヤモンド砥石にて平面研削加工を行い、第1アルミナ焼結体の厚み、すなわち埋設した平板電極からウエハ載置面までの平均厚みが0.35mmとなるように研削し、誘電体層とした。このときの厚みは渦電流式膜厚計を用いて測定した。また、ウエハ載置面の表面粗さRaが0.5μm以下で表面平坦度が10μm以下となるように研磨した。さらに、第1及び第2アルミナ焼結体の側面を研削して焼結体の直径を298mmにするとともに、第2アルミナ焼結体の裏面中央から平板電極に至る挿通穴をあけ、その挿通穴の内周を覆う円筒部の取り付けと、平板電極の端子の引き出しを行い、静電チャックを完成した。この静電チャックの厚み変動度を測定したところ、60μmであった。
なお、各パラメータの値は以下のようにして求めた。
・厚み変動度:ウエハ載置台をウエハ載置面に垂直に切断し、その断面を工学顕微鏡で観察し、ウエハ載置面から平板電極までの厚みを測定した。測定点は図3に示す49点とし、測定した厚みの最大値から最小値を引いた差を厚み変動度とした。
・表面平坦度:図3に示す49点を測定点とし、各測定点における表面の座標を使って最小2乗法で仮想基準面を作成し、各測定点と仮想基準面との変位(距離)の最大値(正の値)から最小値(負の値)を引いた差を表面平坦度とした。
・気孔率:アルキメデス法により測定した。
・アルミナ焼結体におけるアルミナの平均粒径:厚み変動度を測定した試料の断面を研磨加工し、1%硝酸溶液に3秒漬けて粒界エッチングを施し、走査型電子顕微鏡にて撮影した写真において100μm長さの直線20本を横切る粒子の数に基づいてインターセプト法にて粒径を算出し、その平均値を平均粒径とした。インターセプト法については、J. Am. Ceram. Soc., vol.52, p443-446(1969)を参照。
・アルミナ粉末の平均粒径:レーザー回折法で測定した。
・電極材量の平均粒径:レーザー回折法で測定した。
・界面せん断強度:印刷電極を含む誘電体層と支持体層の界面せん断強度をマイクロドロプレット法により測定した。測定装置は複合材界面特性評価装置(東栄産業社製)を使用した。尚、製作した静電チャックから、φ9.9mm、厚さ4mmの円盤を切り出し、界面せん断強度の測定を行った。
[実施例2〜4]
実施例2〜4では、第2アルミナ焼結体を作製する際のアルミナの平均粒径と焼成温度を表1に示す値に変更した以外は、実施例1と同様にして静電チャックを作製した。
[比較例1〜5]
比較例1〜5では、第2アルミナ焼結体を作製する際のアルミナの平均粒径と焼成温度を表1に示す値に変更した以外は、実施例1と同様にして静電チャックを作製した。
Figure 2010114416
[評価]
実施例1〜4及び比較例1〜5につき、支持体層の気孔率と静電チャックの厚み変動度を測定し、気孔率が0%で且つ厚み変動度が100μm(0.1mm)以下のものを総合評価で良好(○)とし、気孔率が1%以上か又は厚み変動度が100μmを超えるものを総合評価で不良(×)とした。その結果を表1に示す。表1中、平均粒径の比率は、支持体層におけるアルミナの平均粒径に対する前記誘電体層におけるアルミナの平均粒径の比である。表1から明らかなように、実施例1〜4では総合評価が良好であったが、比較例1〜5では総合評価が不良であった。実施例1〜4では、二次焼成で、第1アルミナ焼結体のうち電極ペーストを印刷した面上に、平均粒径が0.2μm以下のアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1250〜1350℃の温度でホットプレス焼結を行ったが、アルミナ粉末の粒径が細かいため第2アルミナ焼結体は十分に緻密化したと考えられる。また、第1アルミナ焼結体は一次焼成で1600℃で焼結したものであるため、それより250℃以上低い二次焼成の焼成温度では再焼結することはほとんどなく、その結果、二次焼成時に第1アルミナ焼結体が変形したり平板電極にうねりが生じたりすることがなく、厚み変動度が100μm以下になったと考えられる。これに対して、比較例1,2では、二次焼成の温度が高すぎて第1アルミナ焼結体が変形し平板電極にうねりが生じた結果、厚み変動度が100μmを超えたと考えられる。また、比較例3,5では、二次焼成時のアルミナ原料粉末の粒径が大きすぎたため、1300℃では十分焼結せず、第2アルミナ焼結体の緻密化が不十分になったと考えられる。比較例4では、二次焼成時のアルミナ原料粉末の粒径は小さかったものの焼成温度が低すぎたため、第2アルミナ焼結体の緻密化が不十分になったと考えられる。なお、実施例1〜4では、支持体層におけるアルミナの平均粒径が1.5〜4μmであり、支持体層におけるアルミナの平均粒径に対する誘電体層におけるアルミナの平均粒径の比が5〜13.3であった。
[実施例5〜28]
実施例5〜28の静電チャックの作製条件を表2に示す。これらの実施例では、誘電体層となる第1アルミナ焼結体は実施例1と同じ方法で作製し、平板電極も実施例1と同じ組成、方法で作成した。一方、支持体層となる第2アルミナ焼結体は、アルミナ粉末に焼結助剤としてフッ化物を混合したものを用いて成形後、焼成することにより作製した。具体的には、表2に示すフッ化物とアルミナ粉末とを湿式スラリー混合し、噴霧造粒法で造粒してフッ化物混合粉末とした。このフッ化物混合粉末を用いて、表2に示す二次焼成時の焼成温度で焼結させた。そのほかはすべて実施例1と同じ条件で作成した。表2に示すように、実施例5〜28では、フッ化物を焼結助剤として加えることによって、実施例1〜4と比べてより低温の焼成温度で実施例1〜4と同等の静電チャックを得ることができた。また、実施例5〜28では、フッ化物を焼結助剤として用いたため、アルミナ原料の平均粒径は0.3μmまで使用できたが、より細かい方が好ましい。フッ化物の添加量は、4wt%未満の場合、支持体層が緻密にならず気孔が残存して絶縁耐圧が低下するおそれがあるため(比較例6)、4wt%以上であることが好ましい。なお、実施例5〜28では、支持体層におけるアルミナの平均粒径が0.5〜3μmであり、支持体層におけるアルミナの平均粒径に対する誘電体層におけるアルミナの平均粒径の比が6.7〜40であった。
Figure 2010114416
[電極ペーストに関する試験及び評価]
別途、電極ペーストに用いるアルミナ及びWCの平均粒径を種々変更して界面せん断強度を求めた結果を表3の試験2〜5に示す。この表3から明らかなように、界面せん断強度を考慮すると、電極ペーストに用いるアルミナの平均粒径は0.2μm以下が好ましい。
Figure 2010114416
10 ウエハ載置台、11 誘電体層、11a ウエハ載置面、12 支持体層、13 平板電極、14 挿通穴、21 第1アルミナ焼結体、22 アルミナ成形体、23 電極ペースト、W ウエハ。

Claims (7)

  1. ウエハを載置可能なウエハ載置台であって、
    緻密なアルミナ焼結体である支持体層と、
    前記支持体層に積層され、緻密なアルミナ焼結体である誘電体層と、
    前記支持体層と前記誘電体層との間に配置された平板電極と、
    前記誘電体層のうち前記支持体層とは反対側の面であり前記平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下であるウエハ載置面と、
    を備え、
    前記支持体層におけるアルミナの平均粒径が0.5〜4μmであり、前記支持体層におけるアルミナの平均粒径に対する前記誘電体層におけるアルミナの平均粒径の比が5〜40である、
    ウエハ載置台。
  2. 前記支持体層は、フッ化物に由来する成分を含んでいる、
    請求項1記載のウエハ載置台。
  3. 前記フッ化物は、融点が1200℃以下であり、添加量が4wt%以上8wt%以下である、
    請求項2記載のウエハ載置台。
  4. 前記フッ化物は、フッ化イットリウム、フッ化イッテルビウム、15wt%MgF2−YF3、38mol%CeF3−YF3及び81wt%LaF3−YF3からなる群より選ばれる1種以上である、
    請求項2又は3記載のウエハ載置台。
  5. (a)アルミナ粉末を1600℃以上融点未満の温度で焼成することにより緻密な第1アルミナ焼結体を作製する工程と、
    (b)該第1アルミナ焼結体の片面を表面平坦度が10μm以下となるように研磨する工程と、
    (c)該研磨した面に電極ペーストを印刷する工程と、
    (d)前記第1アルミナ焼結体のうち前記電極ペーストを印刷した面上に、平均粒径が0.2μm以下のアルミナ粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1250〜1350℃の温度でホットプレス焼結を行うことにより、前記第1アルミナ焼結体上の前記アルミナ成形体を焼成して前記支持体層としての緻密な第2アルミナ焼結体とすると共に前記電極ペーストを焼成して平板電極とする工程と、
    (e)前記第1アルミナ焼結体のうち前記第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面とすることにより、該ウエハ載置面から前記平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下のウエハ載置台を得る工程と、
    を含むウエハ載置台の製法。
  6. (a)アルミナ粉末を1600℃以上融点未満の温度で焼成することにより緻密な第1アルミナ焼結体を作製する工程と、
    (b)該第1アルミナ焼結体の片面を表面平坦度が10μm以下となるように研磨する工程と、
    (c)該研磨した面に電極ペーストを印刷する工程と、
    (d)前記第1アルミナ焼結体のうち前記電極ペーストを印刷した面上に、平均粒径が0.3μm以下のアルミナ粉末とフッ化物との混合粉末を成形してアルミナ成形体としたあと、1000〜1300℃の温度でホットプレス焼結を行うことにより、前記第1アルミナ焼結体上の前記アルミナ成形体を焼成して前記支持体層としての緻密な第2アルミナ焼結体とすると共に前記電極ペーストを焼成して平板電極とする工程と、
    (e)前記第1アルミナ焼結体のうち前記第2アルミナ焼結体とは反対側の面を研磨してウエハ載置面とすることにより、該ウエハ載置面から前記平板電極までの厚みのバラツキを表す厚み変動度が100μm以下のウエハ載置台を得る工程と、
    を含むウエハ載置台の製法。
  7. 前記工程(a)では、平均粒径が0.3〜3μmのアルミナ粉末を使用し、前記工程(c)では電極ペーストに用いるアルミナ粉末の平均粒径を0.2μm以下、導電性粉末の平均粒径を0.4μm以下とする、請求項5又は6に記載のウエハ載置台の製法。
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