JP3167919B2 - Nand構造の不揮発性半導体メモリとそのプログラム方法 - Google Patents

Nand構造の不揮発性半導体メモリとそのプログラム方法

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JP3167919B2 JP7570896A JP7570896A JP3167919B2 JP 3167919 B2 JP3167919 B2 JP 3167919B2 JP 7570896 A JP7570896 A JP 7570896A JP 7570896 A JP7570896 A JP 7570896A JP 3167919 B2 JP3167919 B2 JP 3167919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体メモ
リに関するもので、特に、NAND構造のセルを有する
不揮発性半導体メモリのプログラム回路及び方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在の不揮発性半導体メモリは電気的消
去及びプログラムを可能としたものが主流を占め、中で
も特に、チップ上のメモリセルの占有面積を減少できる
NAND構造のセルを有するEEPROMの需要が高
い。NAND構造のセル(“NANDセルユニット”又
は“セルユニット”とする)は、ドレインが対応ビット
線にコンタクトホールを介し接続された第1選択トラン
ジスタと、ソースが共通ソース線に接続された第2選択
トランジスタと、を両端にもち、これら選択トランジス
タの間、即ち第1選択トランジスタのソースと第2選択
トランジスタのドレインとの間に複数のメモリトランジ
スタのチャネル(又はドレイン−ソース通路)を直列接
続した構造をもっている。各メモリトランジスタは、そ
のソース−ドレイン間のチャネル領域上にゲート酸化膜
を介し形成されたフローティングゲートと、このフロー
ティングゲート上に中間絶縁膜を介して形成された制御
ゲートと、を有してなり、このようなNANDセルユニ
ットは主に半導体基板内のP形ウェルに形成される。N
ANDセルユニットはセル当りの選択トランジスタ数や
ビット線コンタクト数を減らすことができるので、NA
NDセルユニットを有するEEPROMは、チップ面積
を抑えた高密度化が容易で大メモリ容量を達成しやす
い。
【0003】上記のようなEEPROMのメモリセルア
レイは、行と列のマトリックス状に配列した多数のNA
NDセルユニットで構成される。同一行に配列されたN
ANDセルユニットの第1選択トランジスタのゲート、
直列接続されたメモリトランジスタの制御ゲート、第2
選択トランジスタのゲートはそれぞれ、第1選択線、ワ
ード線、第2選択線に接続され、そして同一行に配列さ
れたNANDセルユニットで行ブロックが構成される。
また、同一列に配列されたNANDセルユニットの一
端、即ち第1選択トランジスタのドレインは、対応ビッ
ト線に接続され、そしてビット線はページバッファとな
るデータラッチへ接続される。
【0004】この構造のEEPROMでは、高速プログ
ラム実行のために、1つの選択ワード線に接続されたメ
モリトランジスタにデータを一気に書込むページプログ
ラムを実施するようにしている。このためにまず、1つ
の選択ワード線に接続のメモリトランジスタをプログラ
ムする前段階として、該当選択ワード線に関連した行ブ
ロック又はメモリセルアレイ内のメモリトランジスタの
消去が実施される。消去は、行ブロック又はメモリセル
アレイ内のワード線に0Vを印加しながらセルユニット
を形成したP形ウェルに約20Vの消去電圧を印加する
ことによって行われる。これにより、消去対象のメモリ
トランジスタのフローティングゲートからF−N(Fowle
r-Nordheim) 電流で電子が抜け出し、負のしきい値を有
するデプレッションモードのトランジスタとなる。この
消去されたメモリトランジスタはデータ“1”を貯蔵し
ていると仮定する。
【0005】メモリトランジスタの消去後にプログラム
が行われる。ページプログラムは、ビット線とそれぞれ
接続されたデコーダのデータラッチに対し外部データ入
力端子を通じた入力データをローディングした後、該デ
ータラッチの貯蔵データを1つの選択ワード線に接続の
メモリトランジスタへ一度に書込む方式である。図1
に、1つの行ブロックに関連するNANDセルユニット
の回路図を示し、従来技術のページプログラム方法につ
いて説明する。
【0006】ワード線WL2と接続されたメモリトラン
ジスタM21〜M2nに対してプログラムが行われると
仮定する。また、選択メモリトランジスタM21がデー
タ“1”にそしてメモリトランジスタM2nがデータ
“0”にプログラムされると仮定する。この場合、ビッ
ト線BLlに接続のデータラッチはデータ“1”を、ビ
ット線BLnに接続のデータラッチはデータ“0”を、
それぞれプログラムに際して貯蔵している。尚、プログ
ラム中、データ“1”つまり消去データを維持させるメ
モリトランジスタに対応のビット線は非選択ビット線と
定義し、データ“0”つまりデータが変更されるメモリ
トランジスタに対応のビット線は選択ビット線と定義す
る。
【0007】プログラム動作において、ビット線BL1
〜BLnには、データラッチの貯蔵データ“1”(電源
電圧Vcc)又はデータ“0”(接地電圧0V)が送ら
れる。また、第1選択線SSLには電源電圧Vccが印
加され、非選択ワード線WL1,WL3〜WL16には
例えば10Vのパス電圧Vpassが印加される。選択
ワード線WL2に対しては、例えば18Vのプログラム
電圧Vpgmが印加され、そして第2選択GSLには第
2選択トランジスタGT11〜GT1nを非導通化する
0Vの電圧が印加される。
【0008】データ“0”プログラムのメモリトランジ
スタM2nに対応の選択ビット線BLnには、データ
“0”に対応する例えば接地電圧が印加される。そし
て、第1選択トランジスタST1nはゲートに電源電圧
Vccを受けて導通しており、また、選択ビット線BL
nに接続のメモリトランジスタM1n〜M16nは各制
御ゲートにパス電圧Vpass、プログラム電圧Vpg
mを受けて導通しているので、これらのドレイン、ソー
ス、及びチャネルはすべてほぼ接地電圧となる。且つこ
のとき、選択ワード線WL2に接続のメモリトランジス
タM2nの制御ゲートにはプログラム電圧Vpgmが印
加されるため、当該メモリトランジスタM2nではその
プログラム電圧VpgmによるF−N電流が生じ、フロ
ーティグゲートへ電子が注入される。この結果、メモリ
トランジスタM2nは正のしきい値電圧を有するエンハ
ンスメントモードのトランジスタに変更され、データ
“0”を記憶する。
【0009】一方、消去データ“1”をメモリトランジ
スタM21に維持させるため、非選択ビット線BL1に
は、データラッチからデータ“1”に対応する例えば電
源電圧Vccが印加される。そして第1選択線SSLに
電源電圧Vccが印加されるので、第1選択トランジス
タST11のゲートとドレインに電源電圧Vccが印加
されることになる。この第1選択トランジスタST11
のソースから直列接続されたメモリトランジスタM11
〜M161における各制御ゲートの電圧が0Vからパス
電圧Vpass、プログラム電圧Vpgmに増加する
と、メモリトランジスタM11〜M161のドレイン、
ソース、及びチャネルは、容量カップリングによりVc
c−Vthの電圧より高い昇圧電圧Vbtに充電され
る。尚、Vthは第1選択トランジスタST11のしき
い値電圧である。
【0010】各メモリトランジスタの制御ゲートとソー
ス、ドレイン、チャネルとの間の容量をC1、また、チ
ャネル、ソース、ドレインとP形ウェルとの間の容量を
C2とし、C1/(C1+C2)をカップリング係数r
と定義すると、昇圧電圧Vbtは次の数式1で表すこと
ができる。尚、nはNANDセルユニット内のメモリト
ランジスタ数である。
【数1】Vbt=〔(n−1)rVpass+rVpg
m〕/n+Vcc−Vth
【0011】メモリトランジスタM11〜M161のド
レイン、ソース、及びチャネルがVcc−Vthの電圧
まで増加した時点で第1選択トランジスタST11は非
導通となり、従ってメモリトランジスタM11〜M16
1のドレイン、ソース、及びチャネルは昇圧電圧Vbt
に均一に充電される。これによって選択メモリトランジ
スタM21の制御ゲートとドレイン、ソース、及びチャ
ネルとの間の電圧差がVpgm−Vbtとなり、この電
圧差はF−N電流を生じるほど高くないので、メモリト
ランジスタM21のプログラムが防止される。即ち、メ
モリトランジスタM21は消去時の負のしきい値電圧を
維持することになる。このような自己プログラム防止技
術は、1994年8月19日付公開の韓国特許公開94
−18870号に開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の自己プログラム
防止技術では以下のような改善点が指摘されている。
【0013】パス電圧Vpassが高い場合、データ
“0”にプログラムされるメモリトランジスタM2nの
属するNANDセルユニット内の非選択メモリトランジ
スタM1n,M3n〜M16nの各制御ゲート対する電
圧が上がることになるので、これら非選択のメモリトラ
ンジスタM1n,M3n〜M16nのしきい値電圧が増
加し得ることになる。従って、パス電圧Vpassを低
めるのが望ましいが、これは一方で、消去データである
データ“1”を維持する選択メモリトランジスタM21
の制御ゲートとドレイン、ソース、チャネルとの間の電
圧差Vpgm−Vbtの増加につながり、その結果メモ
リトランジスタM21のしきい値電圧増加を招く可能性
をもつ。そこで、選択メモリセルと非選択メモリセルの
しきい値電圧増加にできるだけつながらないようなパス
電圧Vpassの妥協点が要求される。これにつき図2
を参照してより具体的に説明する。
【0014】図2は、パス電圧Vpass(横軸)が増
加するときに、選択ビット線に接続のNANDセルユニ
ット(選択セルユニット)における非選択メモリトラン
ジスタと、非選択ビット線に接続のNANDセルユニッ
ト(非選択セルユニット)における消去データを維持す
る選択メモリトランジスタと、の各しきい値電圧の変動
状態を表したグラフである。曲線Aは、選択ビット線に
関連したNANDセルユニット、即ちデータ“0”プロ
グラムの選択メモリトランジスタの属するNANDセル
ユニットにおける非選択メモリトランジスタのしきい値
電圧の変動を示し、曲線Bは、消去データ“1”を維持
する選択メモリトランジスタ、即ち非選択NANDセル
ユニットにおける選択メモリトランジスタのしきい値電
圧の変動を示している。この図2のグラフは、メモリト
ランジスタのしきい値電圧が−3Vになるように消去を
行った後、18Vのプログラム電圧Vpgmを使用して
プログラムを実施し、カップリング係数rが約0.6で
ある場合の測定値を用いたものである。
【0015】同図から分かるように、曲線A,Bのパス
電圧Vpassに対する依存性は相反する特性をもつ。
この場合のパス電圧Vpassの範囲は、曲線Aのしき
い値電圧に対する影響ができるだけ小さい範囲で、曲線
Bのしきい値電圧に対する影響を最少化できる範囲をと
って定められる。例えば、消去メモリトランジスタのし
きい値電圧が−2Vまで変わってもメモリトランジスタ
に対する正常な読出動作が可能であれば、図2の場合、
パス電圧Vpassは9.5〜12Vの範囲で決定され
る。
【0016】しかし、グラフから分かる通り、この範囲
内にあるパス電圧Vpassにあっては曲線A,Bのし
きい値電圧は変動する可能性を有するので、データ
“0”プログラムのメモリトランジスタが属した選択N
ANDセルユニット内の非選択メモリトランジスタのデ
ータ、或いは消去データを維持すべき選択メモリトラン
ジスタのデータが変更される可能性は残る。特に、選択
ワード線に接続のメモリトランジスタをデータ“0”に
プログラムする場合、プログラム実施後に当該メモリト
ランジスタが例えば1Vの所定のしきい値電圧をもって
いなければ、プログラム検証で感知されて再プログラム
が実施される。この場合、該当メモリトランジスタが所
望のしきい値電圧をもつまでプログラムが繰返し実施さ
れるため、このメモリトランジスタの属する選択NAN
Dセルユニットの非選択メモリトランジスタのしきい値
電圧、或いは選択ワード線に接続の消去データを維持す
べき他の選択メモリトランジスタのしきい値電圧は、デ
ータ反転可能なまでに変化し得る。
【0017】更に、従来のEEPROMでは行ブロック
に対し消去を実施し、そして消去した行ブロック内の多
数のワード線を対象にしてプログラムを行わなければな
らない。これは、プログラム対象ではないワード線に接
続のメモリトランジスタに対しても再プログラムを実施
しなければならないという不具合をもつ。従来技術でワ
ード線単位でプログラムを実行できないのは次の理由に
よる。即ち、選択ワード線に接続のプログラム対象の選
択メモリトランジスタのうちいずれか1つでも所定のし
きい値電圧をもっていなければ再プログラムを実行しな
ければならないが、上述のようにパス電圧の妥協範囲で
しきい値電圧は変動し得るので、選択ワード線と非選択
ワード線に対して反復的にプログラム電圧とパス電圧が
印加されると、プログラム失敗となったメモリトランジ
スタ以外のメモリトランジスタにもしきい値電圧の変動
が発生してデータが変化し誤データとなる可能性がある
ためである。
【0018】また、各メモリトランジスタが数種類のビ
ット情報を記憶するマルチステートメモリセルである場
合の問題もある。この場合、各ステート間のしきい値電
圧の差は非常に小さい。例えば、各メモリトランジスタ
が4種類のビット情報を記憶する4ステートメモリセル
であると仮定すると、最上位ビット情報を示す例えば−
3Vのしきい値電圧と、最下位ビット情報を示す例えば
0Vのしきい値電圧との間に、2ステートのビット情報
を示すしきい値電圧、例えば−2Vと−1Vのしきい値
電圧が必要である。このときの各ステート間のしきい値
電圧の差は1Vとなる。従ってメモリセルが正常に動作
するために、プログラム電圧Vpgmとパス電圧Vpa
ssによるしきい値電圧の変動は、理論的には最大0.
5V以下になるべきであり、実際の多様な変数を考慮す
れば現実には約0.1V以下に抑える必要がある。しか
しながら図2から分かるように、しきい値電圧の変動が
最大0.1V以下にあるパス電圧Vpassの範囲は存
在しないので、NANDセルユニットはマルチステート
メモリセルに使用することができない。
【0019】以上のような従来技術に鑑みて本発明は、
上記EEPROMのように、プログラム中に選択ワード
線へプログラム電圧、非選択ワード線へパス電圧が印加
されるNANDセルユニットを有する不揮発性半導体メ
モリについて、メモリトランジスタのしきい値電圧変動
をより確実に防止できるようなプログラムの技術を提供
することを目的とする。或いは、メモリトランジスタの
しきい値電圧変動をより確実に防止し、ワード線単位で
の消去、プログラムの実行を可能とするようなプログラ
ム回路及び方法を提供する。また、NANDセルユニッ
トでもマルチステート情報を記憶できるように、プログ
ラムによる不必要なメモリトランジスタのしきい値電圧
の変動を防止可能なプログラム回路及び方法を提供す
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、直列接続した複数のフローティング
ゲート形メモリトランジスタを有してなる多数のセルユ
ニットをメモリセルアレイに備えた不揮発性半導体メモ
リにおいて、消去後のプログラムで、前記セルユニット
のうち少なくとも1つを選択して該選択セルユニット内
の1メモリトランジスタを選択しそしてその対応ワード
線へプログラム電圧を提供すると共に、該ワード線に接
続した消去データを維持する他のメモリトランジスタに
おける前記プログラム電圧の容量カップリングで当該他
のメモリトランジスタに接続した隣接メモリトランジス
タが非導通化するようにして前記他のメモリトランジス
タに局部的昇圧電圧を充電するデコーダを備えることを
特徴とする。
【0021】このようなデコーダは、選択セルユニット
内の選択メモリトランジスタ及びその両隣の隣接メモリ
トランジスタを除いた残りのメモリトランジスタの制御
ゲートに対応のワード線へプログラム電圧より低い第1
パス電圧を提供し、前記隣接メモリトランジスタの制御
ゲートに対応のワード線へ前記第1パス電圧より低い第
2パス電圧を提供するようにすることができる。或い
は、デコーダは、選択メモリトランジスタのビット線側
に接続した隣接メモリトランジスタとビット線との間に
あるメモリトランジスタの制御ゲートに対応のワード線
へプログラム電圧より低い第1パス電圧を提供すると共
に前記ビット線側隣接メモリトランジスタの制御ゲート
に対応のワード線へ前記第1パス電圧より低い第2パス
電圧を提供し、また前記ビット線側隣接メモリトランジ
スタとは反対側の隣接トランジスタの制御ゲートに対応
のワード線へ前記第2パス電圧より低い電圧を提供し、
そして、消去データを維持する他のメモリトランジスタ
の属するセルユニットに対応のビット線及び各セルユニ
ットのビット線接続端に設けられた選択トランジスタの
ゲートに対し第1電圧を提供するようにすることができ
る。
【0022】また、制御ゲートが対応ワード線へ接続さ
れる複数のフローティングゲート形メモリトランジスタ
を直列接続してなるセルユニットを行と列のマトリック
ス状に多数配列し、1行に配列の前記セルユニットで行
ブロックを構成するようにしたメモリセルアレイを有す
る不揮発性半導体メモリにおいて、選択行ブロックの選
択ワード線に接続された選択メモリトランジスタのうち
の第1グループの選択メモリトランジスタを消去データ
に維持し、残りの第2グループの選択メモリトランジス
タを前記消去データと異なるデータにプログラムする消
去後のプログラムで、前記選択ワード線とこれに隣接し
たワード線を除いたた残りの前記選択行ブロック内ワー
ド線に第1パス電圧を提供すると共に前記隣接ワード線
に前記第1パス電圧より低い第2パス電圧を提供し、
記第1グループの選択メモリトランジスタに対応するビ
ット線は消去状態を維持する電圧とすると共に前記第2
グループの選択メモリトランジスタに対応するビット線
はプログラムのための電圧とし、そして、前記選択ワー
ド線に前記第1パス電圧より高いプログラム電圧を提供
することにより、前記第1グループの選択メモリトラン
ジスタの前記充電電圧を更に高めてしきい値電圧が変更
されないように充電すると共に前記第2グループの選択
メモリトランジスタをプログラムするデコーダを有する
ことを特徴とする。
【0023】即ち本発明によれば、複数のフローティン
グゲート形メモリトランジスタを直列接続してなるセル
ストリングを備えた不揮発性半導体メモリのプログラム
方法において、プログラム中に消去データのしきい値電
圧を維持する選択メモリトランジスタの制御ゲートへプ
ログラム電圧を提供することで該選択メモリトランジス
タの両隣の隣接メモリトランジスタが非導通化するよう
にし、これにより前記選択メモリトランジスタに局部的
昇圧電圧を充電してそのしきい値電圧の変化を防止する
ことを特徴とするプログラム方法が提供される。
【0024】この場合、選択メモリトランジスタのビッ
ト線側に接続した隣接メモリトランジスタとビット線と
の間のメモリトランジスタの制御ゲートへプログラム電
圧より低い第1パス電圧を印加し、前記ビット線側隣接
メモリトランジスタの制御ゲートへ前記第1パス電圧よ
り低い第2パス電圧を印加するようにできる。そして、
選択メモリトランジスタのビット線とは反対側に接続し
た隣接メモリトランジスタの制御ゲートに第2パス電圧
を印加する、或いは、選択メモリトランジスタのビット
線とは反対側に接続した隣接メモリトランジスタの制御
ゲートに第2パス電圧より低い電圧を印加するようにで
きる。
【0025】或いはまた、本発明によれば、対応ワード
線へ制御ゲートを接続した複数のフローティングゲート
形メモリトランジスタを直列接続してなる多数のセルユ
ニットから構成されたメモリセルアレイをもち、プログ
ラムで、前記セルユニットのうちの少なくとも1つを選
択し、該選択セルユニットのうちの1メモリトランジス
タを選択するデコーダを備えた不揮発性半導体メモリに
おいて、前記選択メモリトランジスタ及び該選択メモリ
トランジスタに接続した隣接メモリトランジスタを除く
前記選択セルユニット内の残りのメモリトランジスタの
制御ゲートに対応したワード線には第1パス電圧を提供
し、また前記隣接メモリトランジスタの制御ゲートに対
応したワード線には前記第1パス電圧より低い第2パス
電圧を提供し、そして前記選択メモリトランジスタの制
御ゲートに対応したワード線には前記第1パス電圧より
高いプログラム電圧を提供することにより、非選択セル
ユニットにおける前記第2パス電圧としたワード線に接
続のメモリトランジスタを非導通化させて前記プログラ
ム電圧としたワード線に接続のメモリトランジスタを局
部的昇圧電圧に充電するプログラム回路を備えることを
特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0027】この例のメモリセルアレイは行と列のマト
リックス状に配列した多数のNANDセルユニットで構
成され、各セルユニットは、第1選択トランジスタ、1
6個のメモリトランジスタ、そして第2選択トランジス
タの各ドレイン−ソース通路を直列接続した構成をもっ
ている。各セルユニット内の第1選択トランジスタのド
レインは対応ビット線に接続され、第2選択トランジス
タのソースは共通ソース線に接続されている。各行に配
列されたセルユニットから行ブロックが構成され、各行
ブロック内の第1選択トランジスタのゲートは第1選択
線に接続されている。また、各行ブロック内の第2選択
トランジスタのゲートは第2選択線に接続されている。
そして、各行ブロック内の16の同一行に配列されたメ
モリトランジスタの各制御ゲートは、16本のワード線
とそれぞれ接続されている。勿論、本発明はこれらの数
に限定されるものではない。
【0028】メモリセルアレイは、例えば半導体基板に
つくられたP形ウェル領域に形成される。図3及び図4
に、メモリセルアレイを構成するセルユニットの1つに
ついて代表的に平面図と断面図で示してある。半導体基
板10は〈100〉の結晶面と約7×1014/cm3
不純物濃度を有するP形シリコン単結晶半導体基板であ
る。そして、約2×1016cm3 の不純物濃度を有する
P形ウェル領域14が半導体基板10の主表面から約4
μmの深さで形成されている。このP形ウェル領域14
は、深さが10μmで不純物濃度が約5×1015/cm
3 のN形ウェル領域12に囲まれている。P形ウェル領
域14内には、N形不純物で高濃度ドーピングされたN
+ 領域16,18,…,30が主表面でチャネル領域3
8を挟むようにして形成されている。
【0029】N+ 領域16は、コンタクトホール32を
通じてアルミニウム等の金属によるビット線BLkと接
続される接続領域で、且つ第1選択トランジスタST1
kのドレイン領域となる。N+ 領域18〜28は、トラ
ンジスタST1k,M1k〜M16K,GT1kの隣り
合った2つのトランジスタの共通ソース・ドレイン領域
となる。N+ 領域30は、第2選択トランジスタGT1
kのソース領域であると共に埋設形の共通ソース線CS
Lとなる。尚、この共通ソース線CSLは、N + 領域3
0とコンタクトホール介して低抵抗接続し、絶縁層40
内に絶縁形成される導体層とすることも可能である。
【0030】第1及び第2選択トランジスタST1k,
GT1kのチャネル領域上部には、約1500Å厚のタ
ングステンシリサイドのような高融点の金属シリサイド
物質からなるゲート層42,44が約300Åのゲート
絶縁膜45を介してそれぞれ形成されている。また、メ
モリトランジスタM1k〜M16kの各チャネル領域3
8の上部には、約1500Å厚の多結晶シリコン物質か
らなるフローティングゲート34が厚さ約90Åのゲー
ト絶縁膜36を介してそれぞれ形成されている。更にこ
のフローティングゲート34上に、約1500Å厚の高
融点金属シリサイド物質からなる制御ゲート46が、例
えばSiO2 −Si34 −SiO2 のONO絶縁膜か
らなる約250Å厚の中間絶縁膜48を介在し、それぞ
れ形成されている。これら第1及び第2選択トランジス
タST1k,GT1kのゲート層42,44とメモリト
ランジスタM1k〜M16kの各制御ゲート46は、こ
れらと同じ物質で形成された第1及び第2選択線SS
L,GSLとワード線WL1〜WL16へそれぞれ接続
されている。第1及び第2選択線SSL,GSLとワー
ド線WL1〜WL16は、BPSGやPSG或いはシリ
コン酸化物などの絶縁物質からなる絶縁層40で相互に
絶縁されている。
【0031】コンタクトホール32を介してN+ 領域1
6と接続されたビット線BLkは、絶縁層40上を列方
向へ伸張している。また、P形ウェル領域14及びN形
ウェル領域12は、図示せぬコンタクトを通じてウェル
電極50へ共通に接続される。尚、メモリセルアレイ
は、N形半導体基板に形成したP形ウェル領域に形成し
てもよいことは勿論である。
【0032】図5は、多数の行ブロックのうちの1つの
行ブロックについて示した回路図である。同図には、選
択行ブロック内のワード線WL2を選択してこれに接続
のメモリトランジスタM21〜M2nに対しページプロ
グラムを実施する状態が示されている。図1に示した従
来技術の場合と比べると、選択ワード線WL2に隣接し
た2つの非選択ワード線WL1,WL3に対し第1パス
電圧Vpass1よりも低い第2パス電圧Vpass2
を印加しておいて、プログラム電圧Vpgmを選択ワー
ド線WL2に印加するところが異なっている。それによ
り、選択メモリトランジスタM21の両隣の隣接メモリ
トランジスタM11,M31が非導通化し、消去データ
を維持すべき選択メモリトランジスタM21のソース、
ドレイン、及びチャネルは、該メモリトランジスタM2
1のしきい値電圧が変更されないよう十分に容量カップ
リングにより充電される。以下にこれを詳述する。
【0033】プログラムにおいて、選択ワード線WL2
に接続の選択メモリトランジスタM21〜M2nのう
ち、メモリトランジスタM21が消去データであるデー
タ“1”を維持するセルで、残りのメモリトランジスタ
M22〜M2nが例えばデータ“0”の消去データと異
なるデータへ変更されるセルと仮定する。この場合、ビ
ット線BL1に接続のデータラッチ(図示略)はデータ
“1”をローディングし、ビット線BL2〜BLnにそ
れぞれ接続のデータラッチはデータ“0”をローディン
グする。このようなプログラムに際してのデータローデ
ィング技術は前述の韓国特許公開94−18870号に
開示されている。このデータローディングによりプログ
ラムでは、非選択ビット線BL1に接続のデータラッチ
がデータ“1”に対応する電源電圧Vccを非選択ビッ
ト線BL1に提供し、選択ビット線BL2〜BLnに接
続のデータラッチがデータ“0”に対応する0Vの接地
電圧を選択ビット線BL2〜BLnに提供する。
【0034】そして、図6に示すように、時点t0 で電
源電圧Vccが選択行ブロック内の第1選択線SSLへ
行デコーダ52から提供される。その後、時点t1 で、
選択ワード線WL2に隣接の非選択ワード線WL1,W
L3に第2パス電圧Vpass2が提供され、残りの非
選択ワード線WL4〜WL16に第2パス電圧Vpas
s2よりも高い第1パス電圧Vpass1が提供され
る。この第1パス電圧Vpass1は、データ“0”に
変更される選択メモリトランジスタM22〜M2nにつ
らなる非選択メモリトランジスタのしきい値電圧を変更
しない程度に十分高いレベルの電圧である。また、第1
パス電圧Vpass1は、この電圧が印加される非選択
メモリトランジスタがデータ“0”を示す正のしきい値
電圧にプログラムされているときでも、データ“0”に
プログラムされる選択メモリトランジスタへ接地電圧を
伝送できる十分なレベルの電圧である。従って、第1パ
ス電圧Vpass1及び第2パス電圧Vpass2の印
加により、選択ビット線BL2〜BLnに接続された選
択セルユニット内の非選択メモリトランジスタのドレイ
ン、ソース、及びチャネルは接地電圧になる。
【0035】一方、非選択ビット線BL1に接続された
第1選択トランジスタST11のソースは、第1選択線
SSLが電源電圧Vccになった後、時点t1 前にVc
c−Vthになる。尚、Vthは第1選択トランジスタ
ST11のしきい値電圧である。もし、メモリトランジ
スタM11,M31がデータ“0”を示す正のしきい値
電圧(Vth+ )にプログラムされたセルであれば、時
点t1 前においてメモリトランジスタM11は非導通状
態にある。従って、このときのメモリトランジスタM2
1〜M161のドレイン、ソース、及びチャネルは接地
状態にある。
【0036】Vpass2<Vcc−Vthと仮定する
と、時点t1 後の時点t2 前では、第2パス電圧Vpa
ss2の印加により選択メモリトランジスタM21のド
レイン、ソース、及びチャネルはVpass2−Vth
+ の電圧に充電される。また、第1パス電圧Vpass
1の印加によりメモリトランジスタM41のドレイン
は、容量カップリングでrVpass1に充電される。
このときVpass2−rVpass1<Vth+ なの
で、メモリトランジスタM31もオフ状態にある。
【0037】時点t2 後は、ワード線WL2へ印加され
るプログラム電圧Vpgmにより、選択メモリトランジ
スタM21のドレイン、ソース、及びチャネルの電圧が
rVpgm+Vpass2−Vth+ へ昇圧される。そ
してこの昇圧によって、選択メモリトランジスタM21
の両隣の隣接メモリトランジスタM11,M31は完全
に非導通化し、選択メモリトランジスタM21のドレイ
ン、ソース、及びチャネルは、しきい値電圧の変更を防
止するべく局部的に前記昇圧電圧に充電される。
【0038】隣接メモリトランジスタM11,M31が
消去データ“1”を示す負のしきい値電圧を有する場
合、時点t1 後の時点t2 前において、選択メモリトラ
ンジスタM21のドレイン、ソース、及びチャネルはV
cc−Vthよりも高い電圧に充電される。そして時点
2 後は、プログラム電圧Vpgmの印加により選択メ
モリトランジスタM21のドレイン、ソース、及びチャ
ネルはrVpgm+Vcc−Vthの電圧以上に局部的
に充電され、これに従って両隣のメモリトランジスタM
11,M31が非導通化する。従って、選択メモリトラ
ンジスタM21のしきい値電圧は、その局部的昇圧電圧
により変動を防止される。
【0039】選択メモリトランジスタM21のドレイ
ン、ソース、及びチャネルに充電される電圧は高いほ
ど、当該選択メモリトランジスタM21のしきい値電圧
の変動をより容易に防止可能である。本例における局部
的昇圧電圧つまりrVpgm+Vpass2−Vth+
は、従来技術の容量カップリングによる充電電圧よりも
高くなるため、選択メモリトランジスタM21のしきい
値電圧の変動を十分効果的に防止し得る。
【0040】選択ワード線WL2に隣接した非選択ワー
ド線WL1,WL3のうち、ビット線とは反対側の共通
ソース線CSL側の非選択ワード線WL3には、第2パ
ス電圧Vpass2に代えて、この電圧よりも低い電
圧、例えば接地電圧を印加することも可能である。メモ
リトランジスタM31〜M3nがデータ“0”プログラ
ムである場合は、その接地電圧の印加によって非導通化
することになる。この場合も選択メモリトランジスタM
21のドレイン、ソース、及びチャネルは局部的昇圧電
圧に充電され、しきい値電圧の変動が避けられる。
【0041】メモリトランジスタM22〜M2nのドレ
イン、ソース、及びチャネルは上述したように接地状態
となり、これら選択メモリトランジスタM22〜M2n
の制御ゲートに印加されるプログラム電圧Vpgmによ
って、そのしきい値電圧は正のしきい値電圧つまりデー
タ“0”に変更される。また、ワード線WL4〜WL1
6に接続のメモリトランジスタのドレイン、ソース、及
びチャネルは、それぞれrVpass1の電圧に充電さ
れるので、これらトランジスタのしきい値電圧の変動は
防止される。
【0042】図7は、選択ワード線WL2に接続の選択
メモリトランジスタをプログラムするための他の電圧印
加タイミングを示した電圧波形図である。図6を参照し
て説明したように、メモリトランジスタM11,M31
がデータ“0”プログラムのとき、選択メモリトランジ
スタM21のドレイン、ソース、及びチャネルは時点t
1 前でVcc−Vthよりも低い電圧に充電される。そ
して図7の時間t1 〜t2 では、第1パス電圧Vpas
s1及び第2パス電圧Vpass2を、より高い昇圧レ
ベルVpass3で所定期間、例えば約45〜100n
secの間印加することにより、時点t3 前に選択メモ
リトランジスタM21のドレイン、ソース、及びチャネ
ルをVcc−Vthの電圧に充電可能である。従って、
選択ワード線WL2へプログラム電圧Vpgmが印加さ
れるときに、図6の場合の局部的昇圧電圧よりも高い昇
圧電圧を、選択メモリトランジスタM21のドレイン、
ソース、及びチャネルへ充電可能となる。
【0043】図8は、約2Vの第2パス電圧Vpass
2、約18Vのプログラム電圧Vpgm、約0.60の
カップリング係数rとした場合において、第1パス電圧
Vpass1(横軸)の増加に依存するしきい値電圧の
変動を表すグラフである。曲線Aは、選択ビット線に接
続された選択セルユニットにおける非選択メモリトラン
ジスタのしきい値電圧の変動を示し、曲線Bは、非選択
ビット線に接続された非選択セルユニットにおける選択
メモリトランジスタのしきい値電圧の変動を示す。同図
から分かるように、−3Vのしきい値電圧にメモリトラ
ンジスタが消去された後にプログラムが行われる場合、
第1パス電圧Vpass1が6.0〜9.5Vの電圧範
囲にあれば、両曲線A,Bの選択、非選択メモリトラン
ジスタのしきい値電圧には変動がない。即ち、第1パス
電圧Vpass1がその範囲内の電圧でありさえすれ
ば、しきい値電圧変動を起こすおそれがないということ
であり、従来のように両者の妥協点を探す必要はない。
従って、メモリトランジスタのしきい値電圧変動を生じ
ない第1パス電圧Vpass1とプログラム電圧Vpg
mに関するマージンがひろくなり、再プログラムなどの
実施でデータ変化の発生するおそれを排除できるので、
ワード線単位のページ消去とプログラムが行えるように
なる。また、しきい値電圧の変動がないということは、
NANDセルユニット内の各メモリトランジスタについ
てマルチステートのビット情報記憶が可能である。
【0044】図9及び図10は、この例における行デコ
ーダの回路例を示しており、両図で1行デコーダの構成
を表している。
【0045】図9は行デコード回路の部分を示してお
り、NANDゲート(54−0)〜(54−15),
(58−0)〜(58−15),(60−0)〜(60
−15)と、インバータ(56−0)〜(56−1
5),(62−0)〜(62−15),(64−0)〜
(64−15)と、を用いて構成されている。NAND
ゲート(54−0)〜(54−15)は、選択行ブロッ
ク内の16本のワード線のうちいずれか1つを選択する
ために、アドレス信号A0 〜A3 とその相補信号バーA
0 〜バーA3 の組合せで演算を行う。インバータ(56
−0)〜(56−15)は、NANDゲート(54−
0)〜(54−15)の出力を受けて、16本のワード
線のうちいずれか1つを選択するプログラムデコーディ
ング信号Tpgm0〜Tpgm15を発生する。
【0046】NANDゲート(58−0)〜(58−1
5),(60−0)〜(60−15)及びインバータ
(62−0)〜(62−15),(64−0)〜(64
−15)で構成された回路部分は、NANDゲート(5
4−0)〜(54−15)からの出力信号バーT0 〜バ
ーT15の組合せに応答して、第1及び第2パス電圧を発
生するための第1デコーディング信号Tlb0 〜Tlb
15及び第2デコーディング信号Tfb0 〜Tfb15を発
生する。例えば、ワード線WL4の選択であれば、プロ
グラムデコーディング信号Tpgm3 、第1デコーディ
ング信号Tlb2,Tlb4 、第2デコーディング信号
Tfb0 ,Tfb1 ,Tfb5 〜Tfb15が“H”レベ
ル(電源電圧Vcc)となり、残りの信号Tpgm0
Tpgm2,Tpgm4 〜Tpgm15、信号Tlb0
Tlb1 ,Tlb3 ,Tlb5 〜Tlb15、信号Tfb
2 〜Tfb4 は“L”レベル(接地電圧)となる。
【0047】図10はプログラム回路の部分を示してお
り、プログラムデコーディング信号Tpgm0 〜Tpg
15と第1デコーディング信号Tlb0 〜Tlb15及び
第2デコーディング信号Tfb0 〜Tfb15に応答し
て、ワード線WL1〜WL16を駆動する信号を発生す
る回路である。図示の回路は、エンハンスメントモード
のNチャネルMOSトランジスタ66〜88、デプレッ
ションモードのNチャネルMOSトランジスタ90〜1
06、そしてMOSキャパシタ108〜112から構成
されている。
【0048】デプレッションモードのNチャネルMOS
トランジスタ90〜106は、高電圧の伝達によるトラ
ンジスタ66〜70,78〜82,84〜88の絶縁破
壊を防止する機能をもつ。MOSキャパシタ108とト
ランジスタ72,78,96で構成された部分は、ライ
ン114が“H”レベルのときに、リング発振器(図示
略)によるクロック信号φに応答してライン114へプ
ログラム電圧Vpgmよりも高い高電圧を発生し、トラ
ンジスタ102,84のチャネルを通じてプログラム電
圧Vpgmがワード線WLi+1へ確実に伝わるように
する一般的な高電圧発生回路120である。同様に、M
OSキャパシタ110とトランジスタ74,80,98
で構成された部分は第2パス電圧Vpass2をワード
線WLi+1へ伝達するための高電圧発生回路121で
あり、MOSキャパシタ112とトランジスタ76,8
2,100で構成された部分は第1パス電圧Vpass
1をワード線WLi+1へ伝達するための高電圧発生回
路122である。高電圧発生回路121は、第1デコー
ディング信号Tlbiが“H”レベルのときに第2パス
電圧Vpass2をワード線WLi+1へ伝え、高電圧
発生回路122は、第2デコーディング信号Tfbiが
“H”レベルのときに第1パス電圧Vpass1をワー
ド線WLi+1へ伝える。
【0049】この図9及び図10に示す行デコーダは、
ワード線WL4の選択で信号Tpgm3 ,Tlb2 ,T
lb4 ,Tfb0 ,Tfb1 ,Tfb5 〜Tfb15
“H”レベルとなり、これにより、ワード線WL1,W
L2,WL5〜WL15へ第1パス電圧Vpass1
を、ワード線WL3,WL5へ第2パス電圧Vpass
2を、そしてワード線WL4へプログラム電圧Vpgm
を提供する。
【0050】尚、多数の行ブロックのうちいずれか1つ
を選択する行ブロック選択回路と共通ソース線を駆動す
る回路等については、前述の韓国特許公開94−188
70号に開示されているものを流用可能である。
【0051】この実施形態では、第1及び第2パス電圧
の印加後にプログラム電圧を印加するようにしてある
が、第1及び第2パス電圧と同時にプログラム電圧を印
加するようにもできる。また、非選択ビット線と第1選
択トランジスタのゲートに電源電圧を印加する例を示し
たが、非選択ビット線と第1選択トランジスタのゲート
には第1電圧として、例えば第1パス電圧やそれより低
い中間電圧を印加するようにもできる。
【0052】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
メモリトランジスタのしきい値電圧を変動させるおそれ
のない電圧範囲を得られるので、ワード線単位で消去や
プログラム動作を行え、且つデータ保有の信頼性を向上
させる。また、低電圧の第2パス電圧を使用することか
ら第1パス電圧を低めに設定可能で、消費電力低減にも
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のページプログラム方法を説明するメ
モリセルアレイの1行ブロックについての概略回路図。
【図2】従来におけるパス電圧とメモリトランジスタの
しきい値電圧の関係を示したグラフ。
【図3】1NANDセルユニットの平面図。
【図4】図3中の断面線I−Iに沿う断面図。
【図5】本発明のページプログラム方法を説明するメモ
リセルアレイの1行ブロックについての概略回路図。
【図6】本発明のページプログラム方法による電圧印加
タイミングの一例を示した電圧波形図。
【図7】本発明のページプログラム方法による電圧印加
タイミングの他の例を示した電圧波形図。
【図8】本発明における第1パス電圧とメモリトランジ
スタのしきい値電圧の関係を示したグラフ。
【図9】本発明のページプログラム方法用の行デコーダ
の一例を示す回路図。
【図10】本発明のページプログラム方法用の行デコー
ダの一例を示す回路図。
【符号の説明】
Vcc 電源電圧 Vpgm プログラム電圧 Vpass1 第1パス電圧 Vpass2 第2パス電圧 Vpass3 昇圧レベル SSL 第1選択線 WL1〜WL16 ワード線 GSL 第2選択線 CSL 共通ソース線

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続した複数のフローティングゲー
    ト形メモリトランジスタを有してなる多数のセルユニッ
    トをメモリセルアレイに備えた不揮発性半導体メモリに
    おいて、 消去後のプログラムで、前記セルユニットのうち少なく
    とも1つを選択して該選択セルユニット内の1メモリト
    ランジスタを選択しそしてその対応ワード線へプログラ
    ム電圧を提供すると共に、該選択セルユニット内の選択
    メモリトランジスタ及びその両隣の隣接メモリトランジ
    スタを除いた残りのメモリトランジスタの制御ゲートに
    対応のワード線へプログラム電圧より低い第1パス電圧
    を提供し、前記隣接メモリトランジスタの制御ゲートに
    対応のワード線へ前記第1パス電圧より低い第2パス電
    圧を提供することにより、前記選択メモリトランジスタ
    に対応したワード線に接続した消去データを維持する他
    のメモリトランジスタにおける前記プログラム電圧の容
    量カップリングで当該他のメモリトランジスタに接続し
    た隣接メモリトランジスタが非導通化するようにして前
    記他のメモリトランジスタに局部的昇圧電圧を充電する
    デコーダを備えることを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  2. 【請求項2】 プログラム電圧が、第1及び第2パス電
    圧と同時に又は前記第1及び第2パス電圧の印加後に提
    供される請求項1記載の不揮発性半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 第2パス電圧が、消去データではないデ
    ータにプログラムされるメモリトランジスタのしきい値
    電圧より高い請求項2記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 直列接続した複数のフローティングゲー
    ト形メモリトランジスタを有してなる多数のセルユニッ
    トをメモリセルアレイに備えた不揮発性半導体メモリに
    おいて、 消去後のプログラムで、前記セルユニットのうち少なく
    とも1つを選択して該選択セルユニット内の1メモリト
    ランジスタを選択しそしてその対応ワード線へプログラ
    ム電圧を提供すると共に、該選択メモリトランジスタの
    ビット線側に接続した隣接メモリトランジスタとビット
    線との間にあるメモリトランジスタの制御ゲートに対応
    のワード線へプログラム電圧より低い第1パス電圧を提
    供し且つ前記ビット線側隣接メモリトランジスタの制御
    ゲートに対応のワード線へ前記第1パス電圧より低い第
    2パス電圧を提供し、また前記ビット線側隣接メモリト
    ランジスタとは反対側の隣接トランジスタの制御ゲート
    に対応のワード線へ前記第2パス電圧より低い電圧を提
    供し、そして、前記選択メモリトランジスタに対応した
    ワード線に接続した消去データを維持する他のメモリト
    ランジスタの属するセルユニットに対応のビット線及び
    各セルユニットのビット線接続端に設けられた選択トラ
    ンジスタのゲートに対し第1電圧を提供することによ
    り、前記他のメモリトランジスタにおける前記プログラ
    ム電圧の容量カップリングで当該他のメモリトランジス
    タに接続した隣接メモリトランジスタが非導通化するよ
    うにして前記他のメモリトランジスタに局部的昇圧電圧
    を充電するデコーダを備えることを特徴とする不揮発性
    半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 第1電圧が電源電圧である請求項4記載
    の不揮発性半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 ビット線の第1電圧はデータラッチに貯
    蔵されたデータに対応する電圧である請求項4記載の不
    揮発性半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 デコーダは、第1電圧を印加した後に第
    2パス電圧及び該第2パス電圧より低い電圧を印加し、
    そして同時に又はそれ以後にプログラム電圧を印加する
    請求項4記載の不揮発性半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 制御ゲートが対応ワード線へ接続される
    複数のフローティングゲート形メモリトランジスタを直
    列接続してなるセルユニットを行と列のマトリックス状
    に多数配列し、1行に配列の前記セルユニットで行ブロ
    ックを構成するようにしたメモリセルアレイを有する不
    揮発性半導体メモリにおいて、 選択行ブロックの選択ワード線に接続された選択メモリ
    トランジスタのうちの第1グループの選択メモリトラン
    ジスタを消去データに維持し、残りの第2グループの選
    択メモリトランジスタを前記消去データと異なるデータ
    にプログラムする消去後のプログラムで、前記選択ワー
    ド線とこれに隣接したワード線を除いた残りの前記選択
    行ブロック内ワード線に第1パス電圧を提供すると共に
    前記隣接ワード線に前記第1パス電圧より低い第2パス
    電圧を提供し、前記第1グループの選択メモリトランジ
    スタに対応するビット線は消去状態を維持する電圧とす
    ると共に前記第2グループの選択メモリトランジスタに
    対応するビット線はプログラムのための電圧とし、そし
    て、前記選択ワード線に前記第1パス電圧より高いプロ
    グラム電圧を提供することにより、前記第1グループの
    選択メモリトランジスタの前記充電電圧を更に高めてし
    きい値電圧が変更されないように充電すると共に前記第
    2グループの選択メモリトランジスタをプログラムする
    デコーダを有することを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  9. 【請求項9】 第2パス電圧が第2グループの選択メモ
    リトランジスタのしきい値電圧よりは高い請求項8記載
    の不揮発性半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 複数のフローティングゲート形メモリ
    トランジスタを直列接続してなるセルストリングを備え
    た不揮発性半導体メモリのプログラム方法において、 プログラム中に選択ワード線につながった消去データの
    しきい値電圧を維持する選択メモリトランジスタの制御
    ゲートへプログラム電圧を提供すると共に、該選択メモ
    リトランジスタのビット線側に接続した隣接メモリトラ
    ンジスタとビット線との間のメモリトランジスタの制御
    ゲートへプログラム電圧より低い第1パス電圧を印加
    し、前記ビット線側隣接メモリトランジスタの制御ゲー
    トへ前記第1パス電圧より低い第2パス電圧を印加する
    ことで前記選択メモリトランジスタの両隣の隣接メモリ
    トランジスタが非導通化するようにし、これにより前記
    選択メモリトランジスタに局部的昇圧電圧を充電してそ
    のしきい値電圧の変化を防止することを特徴とするプロ
    グラム方法。
  11. 【請求項11】 第1及び第2パス電圧の印加と同時に
    又はそれ以後にプログラム電圧を印加する請求項10記
    載のプログラム方法。
  12. 【請求項12】 選択メモリトランジスタのビット線と
    は反対側に接続した隣接メモリトランジスタの制御ゲー
    トに第2パス電圧を印加する請求項11記載のプログラ
    ム方法。
  13. 【請求項13】 選択メモリトランジスタのビット線と
    は反対側に接続した隣接メモリトランジスタの制御ゲー
    トに第2パス電圧より低い電圧を印加する請求項11記
    載のプログラム方法。
  14. 【請求項14】 対応ワード線へ制御ゲートを接続した
    複数のフローティングゲート形メモリトランジスタを直
    列接続してなる多数のセルユニットから構成されたメモ
    リセルアレイをもち、プログラムで、前記セルユニット
    のうちの少なくとも1つを選択し、該選択セルユニット
    のうちの1メモリトランジスタを選択するデコーダを備
    えた不揮発性半導体メモリにおいて、 前記選択メモリトランジスタ及び該選択メモリトランジ
    スタに接続した隣接メモリトランジスタを除く前記選択
    セルユニット内の残りのメモリトランジスタの制御ゲー
    トに対応したワード線には第1パス電圧を提供し、また
    前記隣接メモリトランジスタの制御ゲートに対応したワ
    ード線には前記第1パス電圧より低い第2パス電圧を提
    供し、そして前記選択メモリトランジスタの制御ゲート
    に対応したワード線には前記第1パス電圧より高いプロ
    グラム電圧を提供することにより、非選択セルユニット
    における前記第2パス電圧としたワード線に接続のメモ
    リトランジスタを非導通化させて前記プログラム電圧と
    したワード線に接続のメモリトランジスタを局部的昇圧
    電圧に充電するプログラム回路を備えることを特徴とす
    る不揮発性半導体メモリ。
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