JPH10144807A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH10144807A
JPH10144807A JP29619396A JP29619396A JPH10144807A JP H10144807 A JPH10144807 A JP H10144807A JP 29619396 A JP29619396 A JP 29619396A JP 29619396 A JP29619396 A JP 29619396A JP H10144807 A JPH10144807 A JP H10144807A
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寿伸 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非選択メモリセルの誤書き込み、誤消去を防
止でき、信頼性の向上が図れる不揮発性半導体記憶装置
を実現する。 【解決手段】 AND型メモリセルアレイにおいて、消
去はブロック一括で行い、選択メモリブロックの基板に
正の高電圧(18V)を印加し、FNトンネリングによ
りフローティングゲートからチャネル領域に電子を引き
抜き、書き込みはワード線毎に行い、選択ワード線に正
の電圧(12V)、非選択ワード線に0Vの電圧、書き
込みデータのビット線に0Vの電圧、非書き込みデータ
のビット線に、正の電圧(10V)を印加して行うの
で、書き込みメモリセルではFNトンネリングによりチ
ャネル領域からフローティングゲートに電子が注入さ
れ、選択ワード線上の非書き込みメモリセルおよび非選
択ワード線上のメモリセルでは、誤書き込みを防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的に書き換え
可能な不揮発性メモリ、例えば、フラッシュEEPRO
Mなどの不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、不揮発性メモリ、例えば、フラッ
シュEEPROMでは多くの方式が提案されているが、
その中で、メモリセルアレイ内のビット線とソース線を
階層化し、メモリセルのドレイン、ソース拡散層を素子
分離領域の下に埋め込むことにより、1ビット当たりの
セル面積を小さくし、高集積化に適した構造にしたもの
がある。図6はこのようなメモリセルの構成を示す断面
図である。
【0003】図6において、1はpウェルまたはp基
板、2は例えば、酸化シリコン(SiO2)膜からなるゲート
絶縁膜、3はフローティングゲート、4は層間絶縁膜、
5はコントロールゲート(制御ゲート)、6はソース拡
散層、7はドレイン拡散層、8はチャネル領域、9はサ
イドウォール、10は素子分離(LOCOS) をそれぞれ示し
ている。また、矢印a、bはそれぞれ消去および書き込
み時の電子の遷移方向を示している。
【0004】図6に示すメモリセルにおいて、メモリセ
ルのフローティングゲート3に電子が注入されしきい値
電圧が高い状態を消去状態とし、フローティングゲート
3から電子が放出されしきい値電圧が低い状態を書き込
み状態とする。消去動作ではコントロールゲート5に正
の電圧を印加し、ドレイン拡散層7、ソース拡散層6、
基板1を0Vにすることにより、メモリセルのチャネル
領域8よりフローティングゲート3へ電子を注入する。
書き込み動作では、選択したメモリセルのドレイン拡散
層7に正の電圧、コントロールゲートに負の電圧、基板
に0Vの電圧を印加し、ソース拡散層6をフローティン
グ状態とすることにより、フローティングゲート3から
ドレイン拡散層7に電子が引き抜かれる。
【0005】図6に示すメモリセルを複数用いて、行列
状に配置して構成したメモリセルアレイの一例を図7に
示している。図7に示すメモリセルアレイは、ワード線
m本、主ビット線n本、副ビット線および副ソース線に
並列に接続されているm×n個のメモリセルにより構成
されたAND型メモリセルアレイである。
【0006】図7に示すメモリセルアレイにおいては、
ビット線、ソース線を主配線と副配線とに階層化され、
それぞれ主配線と副配線との間に選択トランジスタが配
置され、副ソース線と副ビット線間にメモリセルトラン
ジスタが並列に配置され、いわゆるコンタクトレスNO
R型メモリセルアレイ構造を有している。
【0007】図7のメモリアレイにおいて、WL1,W
L2,…,WLmはワード線、SD1,SS1は選択ゲ
ート線、BL1,BL2,…,BLnは主ビット線、S
−DBLは副ビット線、SBLは共通ソース線、S−S
BLは副ソース線、M11,M12,…,M1n、M21
22,…,M2n,Mm1,Mm2,…,Mmnはメモリセルト
ランジスタ、ST11 ,ST12 ,…,ST1n 、ST
1 ,ST22 ,…,ST2n は選択トランジスタをそ
れぞれ示している。
【0008】図8は、図7に示すようなAND型フラッ
シュメモリの消去、書き込み、並びに読み出し時のバイ
アス条件を示す図である。図7に示すメモリセルアレイ
では、各メモリセルは副ビット線S−DBL、副ソース
線S−SBLに接続され、副ビット線S−DBL、副ソ
ース線S−SBLは複数ビットを単位とし、選択トラン
ジスタを介してそれぞれ主ビット線BL1,BL2,
…,BLn、共通ソース線SBLに接続される。
【0009】消去は、ワード線単位で行われ、選択した
ワード線に正電圧(例えば、12V)、非選択ワード線
を0Vとすることによりワード線単位で行われる。書き
込みは、選択ワード線に負電圧(例えば、−7V)を印
加し、データ書き込みを行う(“0”状態)ビット線に
は電源電圧VCC、例えば、3.3Vの電圧、書き込みを
行わない(“1”状態)ビット線には0Vの電圧を印加
し、選択したワード線に対して一括して行う。読み出し
動作もワード線を選択することにより、ワード線単位で
一括して行われる。例えば、選択されたワード線に電源
電圧VCC、例えば、3.3Vの電圧、非選択ワード線に
0Vの電圧を印加し、メモリセルの導通、非導通により
データを判別する。なお、図8に示すように、上述した
消去、書き込みおよび読み出し動作において、共通ソー
ス線SBLおよび基板はともに接地電位(0V)に保持
されている。
【0010】図7に示すAND型メモリセルアレイで
は、ビット線、ソース線を階層化する構成となっている
ため、他のブロックが選択されている時は電圧が印加さ
れず、誤書き込み、誤消去(ディスターブ)が起きにく
い構造となっている。また、副ビット線S−DBL、と
副ソース線S−SBLは図6に示されるように素子分離
領域10の下に形成されおり、複数のメモリセルについ
て1つのビットコンタクトが必要とされるいわゆるコン
タクトレスセル構造となっているので、1ビット当たり
の占める面積が小さく、高集積化に適した構造となるメ
リットがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の不揮発性半導体記憶装置においては、拡散層へ電子
を引き抜くことにより書き込みを行うことから、いくつ
かの問題点が存在する。1つは引き抜き領域を確保する
ためにドレイン拡散層とゲート電極がオーバーラップす
る必要があることである。ゲート長が長い場合には問題
ないが、ゲート長が0.35μm以下程度になってくるとオ
ーバーラップ長がゲート長と同等になってくるために、
トランジスタの形成が不可能になり、微細化ができなく
なる。2つ目は、書き込み時にドレイン拡散層の電子引
き抜き領域においてバンド間電流がドレインから基板に
流れるため、消費電流が大きくなることである。この消
費電流は、書き込み時のドレイン拡散層に印加する電圧
を昇圧回路により内部で発生する時に、電流供給能力と
の兼ね合いから特に問題となる。3つ目は、上記バンド
間電流により、ドレイン拡散層とゲートのオーバーラッ
プ部でホットホールが発生し、ホールが酸化膜にトラッ
プされることにより酸化膜の劣化を引き起こすことであ
る。
【0012】以上の3つの問題は、メモリ装置の高集積
化と電源電圧の低電圧化が進むとより一層厳しくなるも
のであるので、今後のメモリ方式としてこれらの問題点
を解決できる新しいセル方式の提案が要望されていた。
これらの問題点を解決するメモリ装置として、図9に示
す消去、書き込みおよび読み出しバイアス条件による新
たな動作方法が提案されている。この新しい方法では、
図10に示すメモリセルにより、メモリセルアレイが構
成される。そして、メモリセルアレイの構成は図7に示
すAND型フラッシュメモリセルアレイと同じとし、動
作方法の工夫により上記問題点を解決している。
【0013】一つの動作例として、書き込み動作は、コ
ントロールゲート5に正電圧、例えば、22Vの電圧を
印加してチャネルからフローティングゲート3へ電子を
注入することにより行い、消去は、コントロールゲート
5に負の電圧、例えば、−18Vの電圧、基板1に正電
圧を印加して、フローティングゲート3から基板1に電
子を引き抜くことにより行う。
【0014】図10においては、矢印cは消去時の電子
の遷移方向を示し、矢印dは書き込み時の電子の遷移方
向を示している。図示のように、消去および書き込み
は、フローティングゲート3とチャネル領域8との間の
電子の遷移により行われるので、拡散層とゲートのオー
バーラップは必要がなく、メモリセルの微細化が図れ
る。なお、本方式では、図8に示すバイアス状態とは、
書き込みおよび消去によるメモリセルのしきい値電圧の
高低関係が逆になる。即ち、本方式では、消去により、
メモリセルのしきい値電圧がローレベル、例えば、電源
電圧VCCレベル以下に設定され、書き込みにより、メモ
リセルのしきい値電圧がハイレベル、例えば、電源電圧
CCレベル以上に設定される。
【0015】本例において、消去動作は、ワード線単位
またはメモリブロック単位で行われる。メモリブロック
単位で一括消去を行う場合に、図9に示すように、全ワ
ード線WL1,WL2,…,WLmに負の電圧、例え
ば、−18Vの電圧を印加して、基板に正の電圧または
0Vの電圧を印加して行う。この場合、フローティング
ゲート3からチャネル領域8に電子が引き抜かれる。書
き込み動作は、選択ワード線に正の電圧、例えば、22
Vの電圧、非選択ワード線に正の電圧、例えば、11V
の電圧を印加して、書き込みメモリセルが接続された主
ビット線に0Vの電圧、非書き込みメモリセルが接続さ
れた主ビット線に、例えば、非選択ワード線と同様に、
11Vの電圧を印加して行う。この場合、書き込みメモ
リセルにおいて、チャネルからフローティングゲート3
に電子が注入される。
【0016】上述のように、消去動作では、チャネル領
域に電子を引き抜くので、本質的に拡散層とゲートのオ
ーバーラップは必要なく、また、バンド間電流も発生す
ることはないので図8に示す方式の3つの問題点は解決
され、微細化、低電圧化に適したメモリセル方式が得ら
れることになる。しかしながら、この方式では、非選択
メモリセルの誤書き込み、誤消去が起きやすく、信頼性
の保証を満足するような設計を行うのが難しいという問
題がある。
【0017】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、メモリセルの誤消去および誤書
き込みを防止することにより、信頼性の向上が図れる不
揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ビット線、ソース線とも主配線と副配線
とに階層化され、それぞれ主配線と副配線とが動作に応
じて選択的に接続され、かつ副ソース線と副ビット線間
に電荷蓄積層を有するメモリセルが並列接続され、デー
タの書き込みは、ファウラー・ノルドハイムトンネリン
グにより、チャネル全面から上記電荷蓄積層中に電荷を
注入することによりワード線毎に行う半導体不揮発性記
憶装置であって、データ書き込み時に、選択ワード線に
正の第1の電圧を印加し、非選択ワード線にメモリセル
が導通しない第2の電圧を印加する。
【0019】また、本発明では、好適には、データの消
去はファウラー・ノルドハイムトンネリングにより、上
記電荷蓄積層から上記チャネル全面に電荷を引き抜くこ
とで行い、消去時に、基板に正の第3の電圧を印加し、
選択メモリブロックのすべてのワード線に第4の電圧を
印加し、上記主配線と副配線を接続する選択トランジス
タを非導通状態に保持する。
【0020】さらに、本発明では、ビット線、ソース線
とも主配線と副配線とに階層化され、それぞれ主配線と
副配線とが動作に応じて選択的に接続され、かつ副ソー
ス線と副ビット線間に電荷蓄積層を有するメモリセルが
並列接続され、データの書き込みは、ファウラー・ノル
ドハイムトンネリングにより、チャネル全面から上記電
荷蓄積層中に電荷を注入することによりワード線毎に行
う半導体不揮発性記憶装置であって、書き込み時に、書
き込みを行わないメモリセルの拡散層の電位を、これら
のメモリセルの制御ゲート−基板間の容量結合により上
昇させる。
【0021】本発明によれば、書き込みは、ファウラー
・ノルドハイム(以下、FNで表記する)トンネリング
により、チャネル全面から上記電荷蓄積層中に電荷を注
入することによりワード線毎に行い、書き込み時、選択
ワード線に第1の電圧、例えば、正の高電圧を印加し、
非選択ワード線にメモリセルを導通させない第2の電
圧、例えば、0Vまたはそれに近い低い電圧を印加す
る。また、書き込み時に、書き込みを行わないメモリセ
ルの拡散層の電位を、これらのメモリセルのコントロー
ルゲート−基板間の容量結合により上昇させる。
【0022】消去は、FNトンネリングにより、上記電
荷蓄積層から上記チャネル全面に電荷を引き抜くことで
行い、消去時に、基板に第3の電圧、例えば、正の高電
圧を印加し、ワード線に第4の電圧、例えば、負の電圧
または0Vの電圧を印加し、上記主配線と副配線を接続
する選択トランジスタを非導通状態に保持する。
【0023】これにより、書き込み時に、非選択メモリ
セルへの誤書き込みを防止でき、また、選択ワード線毎
に消去を行う時の誤消去を防止でき、メモリ装置の信頼
性の向上が図れる。
【0024】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図1は本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1の実
施形態を示す回路図である。図1において、WL1,W
L2,…,WLmはワード線、SD1,SS1は選択ゲ
ート線、BL1,BL2,…,BLnは主ビット線、S
−DBLは副ビット線、SBLは共通ソース線、S−S
BLは副ソース線、M11,M12,…,M1n、M21
22,…,M2n,Mm1,Mm2,…,Mmnはメモリセルト
ランジスタ、ST11 ,ST12 ,…,ST1n 、ST
1 ,ST22 ,…,ST2n は選択トランジスタをそ
れぞれ示している。
【0025】図1に示すメモリセルアレイの構成自体
は、図7に示すAND型フラッシュメモリアレイの構成
と同じである。即ち、ビット線、ソース線とも主配線と
副配線とに階層化され、それぞれ主配線と副配線との間
に選択トランジスタが配置され、副ソース線と副ビット
線間にメモリセルトランジスタが並列に配置された、い
わゆるコンタクトレスNOR型メモリアレイ構造を有し
ている。しかし、図2に示すように、消去、書き込み、
並びに読み出し時の各配線に対するバイアス条件が、図
7および図8に示す従来のAND型メモリアレイのバイ
アス条件と異なる。以下に、本発明に係るフラッシュメ
モリの消去、書き込み、および読み出し時の各配線に対
するバイアス条件、並びに動作について、図面に関連づ
けて順を追って説明する。
【0026】なお、図1に示すメモリセルアレイを構成
する各メモリセルトランジスタの構造は、図10に示す
メモリセルトランジスタの構造と同じものであるが、本
実施形態では、消去、書き込み並びに読み出し時にメモ
リセルアレイの各配線に対するバイアス条件が異なるよ
うに設定される。
【0027】図1に示すメモリセルアレイの消去動作
は、選択されたメモリブロックに対して一括して行う
か、または、選択ワード線毎に行うことができる。具体
的に、メモリブロック一括消去を行う場合、図2に示す
ように、選択されたメモリブロックの基板に正の電圧、
例えば、15Vの電圧を印加して、当該メモリブロック
のワード線、ビット線、共通のソース線の各配線に、0
Vの電圧を印加して行う。ワード線毎に消去を行う場
合、基板に同じく正の電圧、例えば、15Vの電圧を印
加して、選択ワード線に、例えば、0Vの電圧を印加
し、非選択ワード線に基板電圧と同程度の正の電圧、例
えば、12Vの電圧を印加して行う。
【0028】このようなバイアス条件において、選択さ
れたメモリブロックまたは選択ワード線上の各メモリセ
ルでは、FNトンネリングにより、フローティングゲー
トから基板へ電子が引き抜かれ、メモリセルのしきい値
電圧がローレベル、例えば、電源電圧VCC以下のレベル
に保持される。なお、消去時に、選択ゲート線SD1,
SS1を0Vにすることにより、各メモリセルトランジ
スタのドレイン、ソース拡散層がフローティング状態に
設定される。
【0029】書き込みは、図2に示すバイアス状態で行
われる。ここで、図1に示すメモリセルアレイにおい
て、ワード線WL2上のメモリセルM21,M22,…,M
2nに対して、書き込みを行うとする。書き込みの結果、
メモリセルM22のしきい値電圧をハイレベル、例えば、
電源電圧VCC以上のレベルに設定し、メモリセルM22
いわゆる書き込み状態に設定する。また、同じワード線
WL2に接続されている他のメモリセルM21,M23
…,M2nを未書き込み状態、即ち、しきい値電圧が電源
電圧VCC以下の状態に保持する。なお、以下では、書き
込みを行うメモリセルM22が接続された主ビット線BL
2を書き込みデータのビット線、他のビット線BL1,
BL3,…,BLnを非書き込みデータのビット線とい
う。
【0030】図1は、このような書き込み時の各配線の
バイアス状態を示している。図示のように、書き込みを
行うワード線WL2に正の電圧、例えば、12Vの電圧
が印加され、その他のワード線WL1,WL3,…,W
Lmに0Vの電圧が印加され、書き込みデータのビット
線BL2に0Vの電圧、非書き込みデータのビット線B
L1,BL3,…,BLnに10Vの電圧が印加され
る。さらに、選択ゲート線SD1に選択ワード線WL2
と同様に、12Vの電圧を印加することにより、メモリ
ブロックが選択される。また、選択ゲート線SS1に0
Vの電圧を印加すことにより、選択されたメモリブロッ
クの各メモリセルのソース拡散層がフローティング状態
に設定される。
【0031】このようなバイアス状態において、まず、
選択ワード線WL2に12Vの高電圧が印加され、書き
込みデータのビット線BL2に0Vの電圧が印加され、
選択ゲート線SS1に0Vの電圧が印加されているの
で、書き込みメモリセルM22において、コントロールゲ
ートが12Vの保持され、ドレイン拡散層が0Vに保持
され、さらにソース拡散層がフローティング状態に設定
されているので、FNトンネリングにより、チャネル領
域からフローティングゲートに電子が注入される。
【0032】一方、書き込みデータのビット線BL2上
の非選択セルM12,M32,…,Mm2では、コントロール
ゲートに0Vの電圧が印加されているので、チャネルが
形成されず、フローティングゲート−基板間の電位差は
0Vに保持され、本質的に誤書き込みが起こることはな
い。
【0033】また、非選択ワード線WL1,WL3,
…,WLmへの印加電圧として、0Vあるいは非選択メ
モリセルが導通状態にならない程度の低電圧が印加さ
れ、非書き込みデータのビット線BL1,BL3,…,
BLnに選択ワード線WL2とほぼ同じ電圧、例えば、
10Vの電圧が印加されるので、選択ワード線WL2上
の非書き込みメモリセルM21,M23,…,M2nの誤書き
込みはほぼ完全に防止することができる。
【0034】ここで、非選択ワード線WL1,WL3,
…,WLmにおいて、非書き込みデータのビット線上の
メモリセルM11,M13,…,M1n,M31,M33,…,M
3n,Mm1,Mm3,…,Mmn,では、ドレイン拡散層のみ
に、例えば、10Vの高電圧が印加されるが、本実施形
態では、ドレイン拡散層とゲート電極とのオーバーラッ
プを小さく設定することにより、拡散層へのトンネル電
流は防止することができる。
【0035】読み出しは、従来と同様であり、選択ワー
ド線WLに電源電圧VCC、例えば、3.3Vの電圧が印
加され、選択ビット線に、例えば、2Vの電圧が印加さ
れ、選択ゲート線SD1,SS1に、例えば、電源電圧
CCが印加され、それ以外の配線にすべて0Vの電圧が
印加される。これにより、選択ワード線および選択ビッ
ト線の交差点にあるメモリセルが選択され、そのコント
ロールゲートに電源電圧VCCが印加されるので、選択メ
モリセルの導通、非導通状態により記憶データを判別す
る。
【0036】以上の説明においては、非書き込みデータ
のビット線に印加する電圧として、選択ワード線に印加
する電圧とほぼ等しい電圧を印加するとしたが、一般的
にこの電圧は12V程度と高く設定されると、拡散層耐圧
の設定が厳しくなりやすい。そのような場合には、誤書
き込みが防げる範囲内で、非書き込みデータビット線へ
の印加電圧を自由に下げることが可能である。
【0037】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、AND型メモリセルアレイにおいて、消去はブロッ
ク一括で行い、選択メモリブロックの基板に正の高電圧
(18V)を印加し、FNトンネリングによりフローテ
ィングゲートから基板へ電子を引き抜き、書き込みはワ
ード線毎に行い、選択ワード線に正の電圧(12V)、
非選択ワード線に0Vの電圧、書き込みデータのビット
線に0Vの電圧、非書き込みデータのビット線に、正の
電圧(10V)を印加して行うので、書き込みメモリセ
ルではFNトンネリングによりチャネル領域からフロー
ティングゲートに電子が注入され、選択ワード線上の非
書き込みメモリセルおよび非選択ワード線上のメモリセ
ルでは、誤書き込みを防止できる。
【0038】第2実施形態 図3は本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2の実
施形態を示す回路図である。なお、図3に示す回路図
は、図1に示す第1の実施形態の回路図と同様であり、
ここで、図1と同じ構成要素または同じ配線には、同様
な符号を付して表記する。また、回路構成は図1と同様
であるため、ここでは、その詳細の説明を省略する。ま
た、本実施形態におけるメモリセルの構造は、図10に
示すメモリセルトランジスタの構造と同じものとする。
【0039】本実施形態では、書き込み動作を除き、消
去および読み出し動作は、第1の実施形態と同様であ
り、ここでは、第1の実施形態と異なる書き込み動作を
中心に、図3および図4を参照しながら説明する。
【0040】図4は本実施形態における消去、書き込み
および読み出し時のバイアス状態を示す図である。図示
のように、本実施形態においては、消去および読み出し
動作は、図2に示す第1の実施形態と同様なバイアス状
態で行う。
【0041】本実施形態における書き込み動作は、ワー
ド線毎に行われる。図3は、書き込み時各配線のバイア
ス状態を示している。なお、ここで、ワード線WL2を
選択ワード線として、ワード線WL2上のメモリセルM
21,M22,…,M2nに対して、書き込みを行う動作につ
いて説明する。図示のように、書き込み時に、選択ワー
ド線WL2に正の電圧、例えば、12Vの電圧が印加さ
れ、非選択ワード線WL1,WL3,…,WLmに選択
ワード線に印加されるバイアス電圧の半分の電圧、例え
ば、6Vの電圧が印加される。
【0042】ここで、例えば、書き込みにより、選択ワ
ード線WL2上のメモリセルM21,M22,…,M2n
内、メモリセルM22を書き込み状態、即ち、しきい値電
圧を電源電圧VCC以上のハイレベルに設定し、他のメモ
リセルM21,M23,…,M2nを未書き込み状態、即ち、
しきい値電圧を電源電圧VCC以下のローレベルに保持す
るように設定する。
【0043】これに応じて、ビット線BL1,BL2,
…,BLnの内、ビット線BL2は書き込みデータのビ
ット線となり、ビット線BL1,BL3,…,BLnは
非書き込みデータのビット線となる。図3に示すよう
に、書き込みデータのビット線BL2に0Vの電圧が印
加され、非書き込みデータのビット線BL1,BL3,
…,BLnに、電源電圧VCC、例えば、3.3Vの電圧
が印加される。
【0044】また、選択ゲート線SD1に電源電圧VCC
が印加され、選択ゲートSS1に0Vの電圧が印加され
る。これにより、選択トランジスタST21 ,ST
2 ,…,ST2n がすべて非導通状態に設定され、各
メモリセルのソース拡散層がフローティングゲート状態
になる。
【0045】上述したように、本実施形態においては、
選択ワード線WL2に第1の実施形態と同様に、12V
程度の高電圧が印加されるが、非選択ワード線WL1,
WL3,…,WLmに選択ワード線への印加電圧のほぼ
中間の電圧、例えば、約6V程度が印加される。
【0046】一方、書き込みデータのビット線BL2の
電位は0Vであるが、非書き込みデータのビット線BL
1,BL3,…,BLnに、図1に示す第1の実施形態
の書き込みと異なり、例えば、3.3Vの電源電圧VCC
が印加される。
【0047】メモリセルアレイにこのようなバイアス電
圧が印加された場合、書き込みデータのビット線BL2
の副ビット線、副ソース線にはそのまま0Vの電圧が印
加されるが、非書き込みデータのビット線BL1,BL
3,…,BLnの副ビット線、副ソース線は、図5のメ
モリセルの等価回路によって示されるように、コントロ
ールゲート−基板間の直列容量の電位分割で決まる電位
に持ち上げられる。
【0048】図5に示すように、メモリセルにおいて、
コントロールゲートとフローティングゲート間、フロー
ティングゲートとチャネル間、さらにチャネルと基板間
にそれぞれ寄生容量Cint ,Ctun およびCcha が存在
する。これらの寄生容量の容量値は、メモリセルのサイ
ズなどにより決まる。
【0049】即ち、副ビット線、副ソース線の電位は、
メモリセルのサイズなど、さまざまなパラメータにより
決定されるので、一意には決まらないが、図3に示すよ
うに選択ワード線の電位を12V、非選択ワード線の電
位を6Vとすると、副ビット線、副ソース線の電位はお
よそ5V程度となる。
【0050】このように、非書き込みデータのビット線
BL1,BL3,…,BLnに接続されたメモリセルの
ソース、ドレイン拡散層の電位は、メモリセルにおける
コントロールゲート−基板間の直列寄生容量の電位分割
により、コントロールゲートに印加された電圧のほぼ中
間程度の電位に持ち上げられることをセルフブーストと
いう。
【0051】上述したセルフブーストにより、同一ワー
ド線WL2上の非書き込みデータのメモリセルM21,M
23,…,M2nのフローティングゲート−基板間の電位差
は7V程度となり、誤書き込みは防止される。一方、書
き込みデータのビット線上の非選択セルM12,M32
…,Mm2のドレイン拡散層が0Vに保持され、フローテ
ィングゲート−基板間の電位差が6Vであるので、誤書
き込みは防止される。
【0052】なお、本実施形態における消去、読み出し
については、第一の実施形態と同様であるので、それに
ついての説明を省略する。第2の実施形態では、第1の
実施形態に比べて非選択メモリセルの誤書き込みが起こ
りやすいが、その利点は、ビット線の電位に高電圧を必
要とせず、電源電圧VCCレベルの設定で可能となること
である。第1の実施形態のように、高電圧の印加が必要
とされる場合、同じワード線上のメモリセル(約512
ビット程度)を一括して書き込むのに、大きな充放電電
流が必要とされ、また書き込み時間もかかる。しかし、
本実施形態においては、電源電圧VCCで充放電が可能で
あれば、消費電流、書き込み時間ともに節約することが
できる。
【0053】なお、上記の書き込み方法では、非選択ワ
ード線への印加電圧として6V程度を印加して、副ビッ
ト線、副ソース線の拡散層電位が効率良く上昇するよう
にしているが、選択ワード線の高電圧のみで十分に電位
を上げられる設定が可能であるならば、第1の実施形態
と同様に非選択ワード線の電位を0Vにすることも可能
である。
【0054】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、AND型メモリセルアレイにおいて、消去はブロッ
ク一括で行い、選択メモリブロックの基板に正の高電圧
(18V)を印加し、FNトンネリングによりフローテ
ィングゲートから基板へ電子を引き抜き、書き込みはワ
ード線毎に行い、選択ワード線に正の電圧(12V)、
非選択ワード線にその中間の電圧(6V)、書き込みデ
ータのビット線に0Vの電圧、非書き込みデータのビッ
ト線に、電源電圧VCC(3.3V)を印加し、非書き込
みデータのビット線上のメモリセルのソースおよびドレ
イン拡散層の電位を、セルフブーストにより約5V程度
に設定するので、書き込みメモリセルではFNトンネリ
ングによりチャネル領域からフローティングゲートに電
子が注入され、選択ワード線上の非書き込みメモリセル
および非選択ワード線上のメモリセルでは、誤書き込み
を防止できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の不揮発性
半導体記憶装置によれば、非選択メモリセルの誤書き込
み、誤消去を防止でき、信頼性の向上が図れるメモリ装
置を実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第1の
実施形態を示す回路図である。
【図2】第1の実施形態における消去、書き込みおよび
読み出し時のバイアス状態を示す図である。
【図3】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の第2の
実施形態を示す回路図である。
【図4】第2の実施形態における消去、書き込みおよび
読み出し時のバイアス状態を示す図である。
【図5】メモリセルの等価回路である。
【図6】従来の不揮発性メモリセルの一例を示す断面図
である。
【図7】一般的なAND型メモリセルアレイの一構成例
を示す回路図である。
【図8】従来の不揮発性メモリにおける消去、書き込み
および読み出し時のバイアス状態の一例を示す図であ
る。
【図9】従来の不揮発性メモリにおける消去、書き込み
および読み出し時のバイアス状態のもう一例を示す図で
ある。
【図10】従来の不揮発性メモリセルの一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
WL1,WL2,…,WLm…ワード線、SD1,SS
1…選択ゲート線、BL1,BL2,…,BLn…主ビ
ット線、S−DBL…副ビット線、SBL…共通ソース
線、S−SBL…副ソース線、M11,M12,…,M1n
21,M22,…,M2n,Mm1,Mm2,…,Mmn…メモリ
セルトランジスタ、ST11 ,ST12,…,ST
n 、ST21 ,ST22 ,…,ST2n …選択トラン
ジスタ、1…pウェルまた…p基板、2…ゲート絶縁
膜、3…フローティングゲート、4…層間絶縁膜、5…
コントロールゲート、6…ソース拡散層、7…ドレイン
拡散層、8…チャネル領域、9…サイドウォール、10
…素子分離、VCC…電源電圧、GND…接地電位。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビット線、ソース線とも主配線と副配線と
    に階層化され、それぞれ主配線と副配線とが動作に応じ
    て選択的に接続され、かつ副ソース線と副ビット線間に
    電荷蓄積層を有するメモリセルが並列接続され、データ
    の書き込みは、ファウラー・ノルドハイムトンネリング
    により、チャネル全面から上記電荷蓄積層中に電荷を注
    入することによりワード線毎に行う半導体不揮発性記憶
    装置であって、 データ書き込み時に、選択ワード線に正の第1の電圧を
    印加し、非選択ワード線にメモリセルが導通しない第2
    の電圧を印加する不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】上記第2の電圧は接地電位の電圧である請
    求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】データの消去はファウラー・ノルドハイム
    トンネリングにより、上記電荷蓄積層から上記チャネル
    全面に電荷を引き抜くことで行い、 消去時に、基板に正の第3の電圧を印加し、選択メモリ
    ブロックのすべてのワード線に第4の電圧を印加し、上
    記主配線と副配線を接続する選択トランジスタを非導通
    状態に保持する請求項1記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】上記第4の電圧は、負の電圧または接地電
    位の電圧である請求項3記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】上記消去時に、選択ワード線に上記第4の
    電圧を印加し、非選択ワード線に上記基板に印加する電
    圧と同程度の正の電圧を印加して、選択ワード線毎に消
    去を行う請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】ビット線、ソース線とも主配線と副配線と
    に階層化され、それぞれ主配線と副配線とが動作に応じ
    て選択的に接続され、かつ副ソース線と副ビット線間に
    電荷蓄積層を有するメモリセルが並列接続され、データ
    の書き込みは、ファウラー・ノルドハイムトンネリング
    により、チャネル全面から上記電荷蓄積層中に電荷を注
    入することによりワード線毎に行う半導体不揮発性記憶
    装置であって、 書き込み時に、書き込みを行わないメモリセルの拡散層
    の電位を、これらのメモリセルの制御ゲート−基板間の
    容量結合により上昇させる不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】上記書き込み時に、選択ワード線に正の第
    1の電圧を印加して、非選択ワード線に第5の電圧を印
    加する請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】上記第5の電圧は、上記第1の電圧と接地
    電位の中間の電圧である請求項7記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
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