JP3845051B2 - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性半導体メモリに係り、特に階層ビット線構成を有する半導体メモリに関するもので、例えばノア型フラッシュメモリに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
不揮発性半導体メモリの一つにノア型フラッシュメモリがある。
【0003】
図9は、ノア型フラッシュメモリにおけるメモリセルアレイの一部を示す等価回路図である。
【0004】
半導体基板上にメモリセルトランジスタ(セルトランジスタ)が行列状に配置され、その制御ゲートがワード線WL0 〜WLn のいずれかに接続されている。上記セルトランジスタが形成された半導体基板上にCVD 酸化膜を介してビット線BL0〜BLm が配設されており、セルトランジスタのドレインがビット線BL0 〜BLm のいずれかに接続される。
【0005】
図10は、図9中のセルトランジスタの断面図を示す。セルトランジスタは、半導体基板上にトンネル酸化膜を介して浮遊ゲート(floating gate) が形成され、この上にゲート間絶縁膜を介して制御ゲート(control gate)が積層されたMOSFET構造を有し、浮遊ゲートに蓄積される電子の数によって、セルトランジスタの制御ゲートから見た閾値電圧が変わる。
【0006】
図11は、図10に示したセルトランジスタの制御ゲート電圧(Gate voltage)とドレイン電流(Drain current) を示す。
【0007】
浮遊ゲートに蓄積される電子の数が比較的多く、セルトランジスタの閾値電圧Vtが高い状態は"0" データ、上記とは逆に、浮遊ゲートに蓄積される電子の数が比較的少なく、閾値電圧Vtが低い状態は"1" データと定義される。
【0008】
上記セルトランジスタの制御ゲートに印加される電圧(ワード線電圧)は、動作モードによって変わる。セルトランジスタに対するデータの読み出し(Read)・書き込み(Program) ・消去(Erase) のバイアス条件の一例を表1に示す。ここで、Vgは制御ゲート電圧、Vdはドレイン電圧、Vsはソース電圧である。
【0009】
【表1】
表1に示すように、データの読み出し(Read)は、ソースに0V、ドレイン(セルトランジスタに接続されているビット線)に1Vを印加し、制御ゲートに読み出し電圧5Vを印加し、所定のセル電流が流れるか否かを判定する。
【0010】
データの書き込み(Program) は、ビット毎に行われる。この時、ソースに0V、制御ゲートに書き込み電圧9Vを印加し、データ"0" を書き込む場合には、ドレインに5Vを印加し、チャネルホットエレクトロン現象で発生した高エネルギーの電子を浮遊ゲートに注入させ、閾値電圧Vtの変化を生じさせる。データ"1" のままとする場合には、ドレインに0Vを印加すると、浮遊ゲートへの電子注入は生じず、閾値電圧Vtの変化は生じない。
【0011】
データの消去(Erase) は、ソースとP-wellを共有する複数のセルトランジスタに対して一括に行われる。この時、ソースに10V 、制御ゲートに消去電圧-7V を印加し、ドレインを浮遊状態(Floating)にすると、F-N トンネル現象によって浮遊ゲートから電子が基板に流れ、消去対象のセルトランジスタは全て"1" データにされる。
【0012】
さらに、セルトランジスタに対するデータの書き込みや消去を確認するために書き込みベリファイや消去ベリファイを行う。
【0013】
書き込みベリファイは、セルトランジスタの制御ゲートに読み出し時の電圧に比べて高い電圧Vpv (図11参照)を与えて"0" 読みを行う。書き込みと書き込みベリファイを交互に実行していき、書き込み対象のセルが全て"0" になったら書き込み動作を終了する。
【0014】
消去ベリファイは、セルトランジスタの制御ゲートに読み出し時の電圧に比べて低い電圧Vev (図11参照)を与えて"1" 読みを行う。消去と消去ベリファイを交互に実行していき、消去対象のセルのセル電流Icell を十分確保したら(消去対象のセルが全て"1" になったら)消去動作を終了する。
【0015】
図12は、従来のノア型フラッシュメモリにおけるメモリコア部が階層ビット線構成を有する場合の一部を示す。図12において、1はセルトランジスタ領域、2は下層カラムゲート領域、3はセルブロック、4はカラムリセットトランジスタ領域、5は上層カラムゲート領域である。
【0016】
即ち、行列状に配置されたセルトランジスタを有するメモリセルアレイは、上層ビット線(MBL) の方向において複数のセルブロック3に区分されている。通常、読出し・書き込み等の動作は、複数のセルブロック3のうち1個を選択し、この選択ブロックに対して行われる。
【0017】
各セルブロック3において、メモリセルアレイの列方向に形成されている複数本の下層ビット線BiBL0,BiBL1,BiBL2,BiBL3,…(i=0,1, …) にそれぞれ複数個のセルトランジスタQCの各ドレインが接続されている。そして、メモリセルアレイの行方向に形成されている複数本のワード線BiWL0,BiWL1,…(i=0,1, …) に対応して各行のセルトランジスタQCの制御ゲートが接続されている。
【0018】
上記複数本の下層ビット線のうちの隣接する2本(BiBL0,BiBL1),(BiBL2,BiBL3),…がそれぞれ1組をなし、この隣接する2本の下層ビット線はそれぞれ対応して2本の下層カラム選択線BiH0,BiH1,…(i=0,1,…) によりスイッチ制御される下層カラム選択トランジスタ(下層カラムゲート)QLCGを介して上層ビット線MBL0,MBL1,…に共通に接続されている。この場合、前記下層ビット線BiBL0,BiBL1,BiBL2,BiBL3,…は一層目の金属配線からなり、前記上層ビット線MBL0,MBL1,…は二層目の金属配線からなる。
【0019】
そして、各セルブロック3毎に、カラムリセットトランジスタQCRTのドレインが上層ビット線MBL0,MBL1,…に接続されている。このカラムリセットトランジスタQCRTは、そのソースには各セルブロック3毎に対応してリセット電圧線VRSTi(i=0,1, …) が接続されており、そのゲートには各セルブロック3毎に対応してカラムリセット線COLRSTi (i=0,1, …) が接続されている。
【0020】
前記各上層ビット線MBL0,MBL1,…は、それぞれ対応して上層カラム選択線XiD0,XiD1,…(i=0,1, …) にゲートが接続されている上層カラム選択トランジスタ(上層カラムゲート)QUCGを介してデータ線DLおよびセンスアンプ(図示せず)に接続されている。
【0021】
なお、前記カラムリセットトランジスタQCRTは、後述するように、読み出し動作が終わるとビット線の電荷をリセットする役割、および、ドレインストレステスト(ビット線テスト)時にビット線を介してセルトランジスタのドレインにストレス電圧を印加する役割を有するので、カラムリセット兼ビット線テストトランジスタである。
【0022】
図13(a)は、図12に示したメモリコア部に対する読み出し動作時の動作波形の一例を示す。
【0023】
選択アドレスにより例えばブロック番号0のセルブロック3のワード線選択線B0WL0 の信号と下層カラム選択線B0H0の信号が活性化("H"レベル) すると、それぞれ対応するセルトランジスタQCと下層カラムゲートQLCGが選択される。この選択されたセルトランジスタQCのデータに依存した電圧が対応する下層ビット線QLCGに現われ、さらに、選択された下層カラムゲートQLCGを介して上層ビット線MBL0に現われる。
【0024】
この時、上層カラムゲート選択線X0D0の信号の"H" レベルによって上層ビット線MBL0とデータ線DLが電気的に接続されると、このデータ線DLに接続されているセンスアンプ(図示せず)はデータ線電位差を増幅してセルデータを出力する。読み出し動作が終わると、前記下層カラムゲートQLCGが選択された状態で前記選択されたセルブロック3に対応するカラムリセット線COLRST0 の信号が活性化("H"レベル) し、前記上層ビット線MBL0の電荷が放電される。この際、カラムリセットトランジスタQCRTのソースのカラムリセット電圧線VRSTは0Vに設定されているので、上層ビット線MBL0の電位は0Vにリセットされる。
【0025】
図13(b)は、図12に示したメモリコア部に対するドレインストレステスト(Drain stress test) (ビット線テスト)時の動作波形の一例を示す。
【0026】
セルトランジスタが予めデータ"0" に設定された状態で、そのドレインにストレス電圧を印加するドレインストレステストを行うと、ドレイン側トンネル酸化膜に欠陥があるセルトランジスタでは、テスト後のセルトランジスタの閾値電圧が低下するので、このセルトランジスタに対するリダンダンシ救済を行うことによってイールドを確保することが可能になる。
【0027】
本例では、テスト対象となる選択された一つまたは複数のセルブロック内の全てのセルトランジスタが予めデータ"0" に設定された状態で、この選択セルブロック内の下層カラムゲートQLCGを全てオンさせ、上層カラムゲートQUCGを全てオフさせる。この際、カラムリセット電圧線VRSTは例えば書き込み時の電圧である5Vに設定され、選択されたセルブロック内の全てのセルトランジスタの各ドレインに対して、カラムリセットトランジスタQCRTのソースから5Vがストレス電圧として同時に印加されることによって、テストの時間短縮が可能になる。
【0028】
この際、上記カラムリセットトランジスタQCRTはゲート幅が十分小さいので、仮に選択されたセルブロック3内に不良リークカラムがあっても、他のビット線電位に影響を与えないで済む。
【0029】
ところで、微細化加工技術の発展に伴ってトランジスタは縮小されてきているが、セルトランジスタのトンネル酸化膜厚は信頼性を確保するためにスケーリングされないので、カラムリセットトランジスタQCRTなどの周辺トランジスタのスケーリングが困難になってきている。
【0030】
例えば、図14は、スケーリング前(Before scaling)とスケーリング後(after scaling) におけるセルアレイ領域(Cell array)のトランジスタ群とカラムリセットトランジスタ領域(Reset transistor)のカラムリセットトランジスタ群の配置例を対比して示している。
【0031】
スケーリング後(after scaling) の配置においては、セルアレイ領域(Cell array)のトランジスタ群をビット線ピッチでレイアウトしたとしても、カラムリセットトランジスタ領域(Reset transistor)のカラムリセットトランジスタ群はビット線ピッチでレイアウトすることができない。このため、カラムリセットトランジスタ領域領域(Reset transistor)の長さLが大きくなり、結果として半導体メモリの高集積化が困難になってくる。
【0032】
なお、図14において、Active area は、半導体基板中の活性化領域(MOSFETのドレイン・ソース・チャネル領域)である。GateはMOSFETのゲート電極、太線表示部はセルアレイ領域(Cell array)のカラム選択セルトランジスタ群とカラムリセットトランジスタ領域(Reset transistor)のカラムリセットトランジスタ群とを接続するための配線である。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の不揮発性半導体メモリは、周辺トランジスタのスケーリングが困難になり、カラムリセットトランジスタをビット線ピッチでレイアウトすることができなくなると、カラムリセットトランジスタ領域が大きくなり、結果として高集積化が困難になってくるという問題があった。
【0034】
本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもので、周辺トランジスタのスケーリングが困難であっても高集積化が可能な不揮発性半導体メモリを提供することを目的とする。
【0035】
また、本発明の他の目的は、周辺トランジスタのスケーリングが困難であっても高集積化が可能になり、ビット線テスト時にセルブロックの選択とカラムリセットトランジスタ領域の選択とを任意に関連付け、テスト動作の時間短縮を図ることが可能になる不揮発性半導体メモリを提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様に係る不揮発性半導体メモリは、データを保持する第1及び第2の不揮発性メモリセルと、前記第1及び第2のメモリセルに対応して接続された第1及び第2のビット線と、前記第1及び第2のビット線に対応して接続された第1及び第2のカラム選択トランジスタと、前記第1及び第2のカラム選択トランジスタが共通に接続された第1のノードにドレインノードが接続された第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタと、前記第1のノードに選択的に接続され、前記第1のノードに現われたセルデータをセンス増幅するためのセンスアンプと、第1の期間において前記第1または第2のカラム選択トランジスタをオンさせることにより選択した前記第1または第2の不揮発性メモリセルのデータを前記センスアンプでセンスさせた後に前記第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタをオンさせて前記第1のノードの電位をリセットさせ、第2の期間において前記第1、第2のカラム選択トランジスタ及び前記第1カラムリセット兼ビット線テストトランジスタを同時にオンさせるとともに前記センスアンプを前記第1のノードから電気的に切り離すように制御する制御回路とを具備する。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0042】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るノア型フラッシュメモリの全体の構成を概略的に示すブロック図である。
【0043】
メモリセルアレイ(Memory cell array) 10は、セルトランジスタが行列状に配置されたものであり、後述するように階層ビット線構成を有する。
【0044】
ロウデコーダ11は、メモリセルアレイ10のワード線を選択するものであり、ブロックデコーダ12はメモリセルアレイ10のブロックを選択するものであり、カラムゲート(Column gates)/ビット線リセット(BL reset)回路13は、メモリセルアレイ10のビット線の選択/ビット線電位のリセットを行うものである。
【0045】
カラムデコーダ(Column decoder)14は、前記カラムゲート/ビット線リセット回路13を制御するものである。センスアンプ(Sense amp) 15は、ビット線の電位をカラムゲート(Column gates)およびデータ線DLを介してセンス増幅するものである。プログラム(Program circuit) 回路16は、セルトランジスタに対する書込みのためのデータをデータ線DLおよびカラムゲート(Column gates)を介してビット線に供給するものである。
【0046】
チャージポンプ(Charge pumps)回路17は、電源電圧から複数の電圧(書き込み用高電圧・中間電圧や消去用高電圧、読出し用高電圧など)を生成するものであり、その出力電圧を前記ビット線や電圧スイッチ(Voltage switch)回路18に供給する。
【0047】
上記電圧スイッチ(Voltage switch)回路18は、チャージポンプ(Charge pumps)回路17の出力電圧を選択して前記ロウデコーダ11やカラムデコーダ14に動作電源として供給する。
【0048】
データ入出力バッファ(IOバッファ)19は、外部からの入力データもしくは内部からの出力(読出しデータなど)の入出力を制御するものである。アドレスバッファ(Address buffer)20は、外部からのアドレス信号入力をバッファ増幅し、前記ロウデコーダ11、ブロックデコーダ12やカラムデコーダ14に供給するものである。
【0049】
コマンドレジスタ(Command register)21は、外部から前記データ入出力バッファ19を介して入力するコマンドおよび前記アドレスバッファ20から供給されるアドレス信号を一時的に保持するものである。制御回路(Controller)22は、上記コマンドレジスタ21から供給されるコマンドをデコードし、各種の制御信号を生成するものである。
【0050】
上記した各回路を用いて、メモリセルアレイ(Memory cell array)10 に対するデータ読出し・データ書込み・再書き込み・書き込みベリファイ読出しおよび消去ベリファイ読出しを行い、データ入出力バッファ19との間で書き込みデータ・読出しデータなどのデータの転送を行う。
【0051】
図2は、図1中の階層ビット線構成を有するメモリコア部の一部を示す等価回路図である。このメモリコア部は、浮遊ゲートと制御ゲートとが積層された積層ゲートを有する複数の不揮発性メモリセルが行列状に配置されたノア型のメモリセルアレイを有しており、図12に示した従来例のメモリコア部と比較して、セルブロック3aの構成と、カラムリセットトランジスタQCRTと上層ビット線(メインビット線)MBL0,MBL1,…との接続関係が変更されており、図12中と同一部分には同一符号を付している。
【0052】
図2において、1はセルトランジスタ領域、2は下層カラムゲート領域、3aはセルブロック、4aはカラムリセットトランジスタ領域、5は上層カラムゲート領域である。
【0053】
即ち、行列状に配置されたセルトランジスタQCを有するメモリセルアレイは、上層ビット線MBL0,MBL1,…の長さ方向において複数のセルブロック3aに区分されている。上記上層ビット線MBL0,MBL1,…は、同一列の複数のセルブロック3aに対して共通に各列毎に設けられている。
【0054】
通常、読出し・書き込み等の動作は、複数のセルブロック3aのうち1個を選択して行われ、ビット線テスト動作は、任意数のセルブロック3aを選択して行われる。
【0055】
各セルブロック3aにおいて、メモリセルアレイの列方向に形成されている複数本の下層ビット線BiBL0,BiBL1,BiBL2,BiBL3,…(i=0,1, …) にそれぞれ複数個のセルトランジスタQCの各ドレインが接続されている。メモリセルアレイの行方向に形成されている複数本のワード線BiWL0,BiWL1,…(i=0,1, …) に対応して各行のセルトランジスタQCの制御ゲートが接続されている。前記複数本の下層ビット線のうちの隣接する2本(BiBL0,BiBL1),(BiBL2,BiBL3),…がそれぞれ1組をなし、この隣接する2本の下層ビット線はそれぞれ対応してカラム選択線BiH0,BiH1 (i=0,1, …) の信号によりスイッチ制御されるカラム選択トランジスタ(下層カラムゲート)QLCGを介して上層ビット線MBL0,MBL1,…のうちの1本に共通に接続されている。この場合、前記下層ビット線BiBL0,BiBL1,BiBL2,BiBL3,…は一層目の金属配線からなり、前記上層ビット線MBL0,MBL1,…は二層目の金属配線からなる。
【0056】
そして、前記各上層ビット線MBL0,MBL1,…は、それぞれ上層ビット線選択トランジスタ(上層カラムゲート)QUCGを介してデータ線DLおよびセンスアンプ(図示せず)に接続されている。
【0057】
さらに、各上層ビット線MBL0,MBL1,…には、カラムリセットトランジスタQCRTのドレインが接続されており、このカラムリセットトランジスタQCRTは、そのソースにはリセット電圧線VRSTが接続されており、そのゲートにはカラムリセット信号線COLRSTが接続されている。
【0058】
本例では、各上層ビット線MBL0,MBL1,…に接続されているカラムリセットトランジスタQCRT群は、前記セルブロック3a群の配置領域の一端部と前記上層カラムゲートQUCG群の配置領域との間に配置されている。
【0059】
なお、前記カラムリセットトランジスタQCRTは、後述するように、読み出し動作が終わるとビット線の電荷をリセットする役割、および、ドレインストレステスト(ビット線テスト)時にはビット線を介してセルトランジスタのドレインにストレス電圧を印加する役割を有するので、カラムリセット兼ビット線テストトランジスタである。
【0060】
上記構成は、図12を参照して前述した従来例の構成と比較して、カラムリセットトランジスタ領域4aは、複数のセルブロック3aで共有されている上層ビット線MBL0,MBL1,…に各対応して共通に設けられている、つまり、上層ビット線MBL0,MBL1,…を共有している複数のセルブロック3aに対して共通に設けられていることが特徴的なことである。
【0061】
図3(a)は、図2のメモリコア部に対する読み出し(Read)動作の一例を示す波形図である。
【0062】
選択アドレスにより例えばブロック番号0(=I)のセルブロック3aのワード線選択B0WL0 とカラム選択線B0H0が活性化("H"レベル) すると、特定のセルトランジスタおよび下層カラムゲートが選択される。この選択されたセルトランジスタのデータに依存した電圧が下層ビット線B0BL0 を介して上層ビット線MBL0に現われる。この時、カラムゲート選択線X0D0が"H" レベルであって上層ビット線MBL0とデータ線DLが電気的に接続されると、データ線DLに接続されているセンスアンプ(図示せず)はデータ線電位を増幅してセルデータを出力する。
【0063】
読み出し動作が終わると、前記選択された下層カラムゲートQLCGがオン状態のままでカラムリセット信号線COLRSTが活性化("H"レベル) し、上層ビット線MBL0の電荷が放電される。この際、カラムリセットトランジスタQCRTのソースのカラムリセット電圧線VRSTは0Vに設定されているので、上層ビット線MBL0の電位は0Vにリセットされる。
【0064】
図3(b)は、図2のメモリコア部に対するドレインストレステスト(Drain stress test) (ビット線テスト)時の動作の一例を示す波形図である。
【0065】
テスト対象となる選択された一つまたは複数のセルブロック3a内の全てのセルトランジスタが予めデータ"0" に設定された状態で、この選択されたセルブロック3a内の下層カラムゲートQLCGを全てオンさせ、上層カラムゲートQUCGを全てオフさせる。
【0066】
この際、カラムリセット電圧線VRSTは例えば書き込み時の電圧である5Vに設定され、選択されたセルブロック3a内の全てのセルトランジスタの各ドレインに対して、カラムリセットトランジスタQCRTのソースから5Vがストレス電圧として同時に印加されることによって、テストの時間短縮が可能になる。
【0067】
この際、カラムリセットトランジスタQCRTはゲート幅が十分小さいので、仮に選択されたセルブロック3a内に不良リークカラムがあっても、他の上層ビット線の電位に影響を与えないで済む。
【0068】
なお、非選択状態のセルブロック内の下層ビット線は、対応する下層カラムゲートがオフしているので、セルトランジスタのドレインに対してストレス電圧は印加されない。
【0069】
このようにセルトランジスタが予めデータ"0" に設定された状態でそのドレインにストレス電圧を印加するドレインストレステストを行うと、ドレイン側トンネル酸化膜に欠陥があるセルトランジスタでは、テスト後のセルトランジスタの閾値電圧が低下するので、このセルトランジスタに対するリダンダンシ救済を行うことによってイールドを確保することが可能になる。
【0070】
この際、本例では、カラムリセットトランジスタ領域4aを複数のセルブロック3aに対して1個だけ配置するので、セルトランジスタがスケーリングされ、周辺トランジスタのスケーリングが困難であっても、カラムリセットトランジスタ領域4aを増やす必要がなくなり、高集積化が比較的容易となる。
【0071】
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係るノア型フラッシュメモリにおけるメモリコア部の構成の一部を示す等価回路図である。
【0072】
このメモリコア部は、図2に示したメモリコア部と比較して、メモリセルアレイが行方向(ワード線方向)及び列方向(ビット線方向)に複数のセルブロック3aに区分され、カラムリセットトランジスタ領域4aがメモリセルアレイの各列毎に区分されて各カラムリセットトランジスタ領域4aを独立に選択可能になっている。
【0073】
このような構成により、ビット線テスト動作時に各セルブロック3aの選択とカラムリセットトランジスタ領域4aのカラムリセットトランジスタの選択とを任意に関連付けることが可能になるように変更されており、図2中と同一部分には同一符号を付している。
【0074】
即ち、ブロック番号0のセルブロックにおいては、上層ビット線MBL0を共有する隣り合う2本の下層カラムを択一的に選択する下層カラムゲート選択線B0H0,B0H1 の信号を生成するために、グローバルカラムゲート選択線GH0,GH1 の信号のそれぞれとセルブロック選択線BLK0の信号とを二入力アンド回路41、42で論理積処理している。
【0075】
また、上記ブロック番号0のセルブロックと同一行のブロック番号1のセルブロックにおいては、上層ビット線MBL1を共有する隣り合う2本の下層カラムを択一的に選択する下層カラムゲート選択線B1H0,B1H1 の信号を生成するために、グローバルカラムゲート選択線GH0,GH1 の信号のそれぞれとセルブロック選択線BLK1の信号とを二入力アンド回路43、44で論理積処理している。
【0076】
また、前記ブロック番号0のセルブロックと同一列のブロック番号2のセルブロックにおいては、前記上層ビット線MBL0を共有する隣り合う2本の下層カラムを択一的に選択する下層カラムゲート選択線B2H0,B2H1 の信号を生成するために、グローバルカラムゲート選択線GH2,GH3 の信号のそれぞれとセルブロック選択線BLK2の信号とを二入力アンド回路45、46で論理積処理している。
【0077】
また、前記ブロック番号2のセルブロックと同一行、かつ、前記ブロック番号1のセルブロックと同一列のブロック番号3のセルブロックにおいては、前記上層ビット線MBL1を共有する隣り合う2本の下層カラムを択一的に選択する下層カラムゲート選択線B3H0,B3H1 の信号を生成するために、グローバルカラムゲート選択線GH2,GH3 の信号のそれぞれとセルブロック選択信号BLK3とを二入力アンド回路47、48で論理積処理している。
【0078】
そして、前記上層ビット線MBL0に接続されているカラムリセットトランジスタQCRT(図示せず)は、カラムリセット信号線COLRSTの信号とセルブロック選択線BLK0の信号とを二入力アンド回路49で論理積処理して生成したカラムリセット信号COLRST0により制御される。
【0079】
また、前記上層ビット線MBL1に接続されているカラムリセットトランジスタQCRTは、カラムリセット信号線COLRSTの信号とセルブロック選択線BLK1の信号とを二入力アンド回路50で論理積処理して生成したカラムリセット信号線COLRST1 の信号により制御される。
【0080】
図5は、図4のメモリコア部に対するビット線テスト(ドレインストレステスト)時の動作の一例を示す波形図である。
【0081】
図5に示すビット線テスト時の動作に際しては、カラムリセット電圧線VRSTをビット線バイアス電圧5Vに設定し、カラムリセット信号線COLRSTの信号を活性化した状態において、グローバルカラム選択線GH0 〜GH3 のいずれか1本とブロック選択線BLK0〜BLK3のいずれか少なくとも1本とで複数のブロックを1個づつ順に選択する。そして、選択した特定のブロック内の全ての下層ビット線BiBLを同時に選択し、対応する上層ビット線MBL から上記特定のブロック内の全てのセルトランジスタQCに対して同時にビット線バイアスを印加してテストを行い、他のセルブロックのセルトランジスタに対しては同時にはテストを行わない。これによって、図3(b)に示したビット線テスト時の動作よりもさらにテスト時短を図ることが可能になる。
【0082】
図6は、図4のメモリコア部に対するビット線テスト時の動作の他の例を示す波形図である。
【0083】
図6に示すビット線テスト時の動作に際しては、カラムリセット電圧線VRSTをビット線バイアス電圧5Vに設定し、カラムリセット信号線COLRSTの信号を活性化した状態において、グローバルカラム選択線GH0 〜GH3 のうちの相補的な2本とブロック選択線BLK0〜BLK3のうちの2本とで複数のブロックを行単位で順に選択する。そして、選択した特定のブロック内の全ての下層ビット線BiBLを同時に選択し、対応する上層ビット線MBL から上記特定のブロック内の全てのセルトランジスタに対して同時にビット線バイアスを印加してテストを行う。これによって、図5に示したビット線テスト時の動作よりもさらにテスト時短を図ることが可能になる。
【0084】
図7は、図4のメモリコア部に対するビット線テスト時の動作のさらに他の例を示す波形図である。
【0085】
図7に示すビット線テスト時の動作に際しては、カラムリセット電圧線VRSTをビット線バイアス電圧5Vに設定し、カラムリセット信号線COLRSTの信号を活性化した状態において、グローバルカラム選択線GH0 〜GH3 とブロック選択線BLK0〜BLK3のうちの2本とで複数のブロックを列単位(本例では、上層ビット線MBL0またはMB1 の単位)で順に選択する。そして、選択した特定のブロック内の全ての下層ビット線BiBLを同時に選択し、対応する上層ビット線MBL から上記特定のブロック内の全てのセルトランジスタに対して同時にビット線バイアスを印加してテストを行う。これによって、図5に示したビット線テスト時の動作よりもさらにテスト時短を図ることが可能になる。
【0086】
図8は、図4のメモリコア部に対するビット線テスト時の動作のさらに他の例を示す波形図である。
【0087】
図8に示すビット線テスト時の動作に際しては、カラムリセット電圧線VRSTをビット線バイアス電圧5Vに設定し、カラムリセット信号線COLRSTの信号を活性化した状態において、グローバルカラム選択線GH0 〜GH3 とブロック選択線BLK0〜BLK3とで複数のブロックを同時に選択する。そして、選択したブロック内の全ての下層ビット線BiBLを同時に選択し、対応する上層ビット線からブロック内の全てのセルトランジスタに対して同時にビット線バイアスを印加してテストを行う。これによって、図6あるいは図7に示したビット線テスト時の動作よりもさらにテスト時短を図ることが可能になる。
【0088】
現実には、上記した様々なビット線テストモードのうち、ビット線の総リーク電流がストレス電圧発生回路(図示していない)の供給能力を超えない範囲で最もテスト時短を図ることが可能になる多重度でテストシーケンスを選択する。
【0089】
【発明の効果】
上述したように本発明の不揮発性半導体メモリによれば、周辺トランジスタのスケーリングが困難であっても高集積化が可能な不揮発性メモリを実現することができる。
【0090】
さらに、ビット線テスト時にセルブロックの選択とカラムリセットトランジスタ領域の選択とを任意に関連付け、テスト動作の時間短縮を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るノア型フラッシュメモリの全体の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】図1中の階層ビット線構成を有するメモリコア部の一部を示す等価回路図。
【図3】図2のメモリコア部に対する読み出し動作の一例およびビット線テスト(ドレインストレステスト)時の動作の一例を示す波形図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るノア型フラッシュメモリにおけるメモリコア部の構成の一部を示す等価回路図。
【図5】図4のメモリコア部に対するビット線テスト時の動作の一例を示す波形図。
【図6】図4のメモリコア部に対するビット線テスト時の動作の他例を示す波形図。
【図7】図4のメモリコア部に対するビット線テスト時の動作のさらに他の例を示す波形図。
【図8】図4のメモリコア部に対するビット線テスト時の動作のさらに他の例を示す波形図。
【図9】ノア型フラッシュメモリのメモリセルアレイの一部を示す等価回路図。
【図10】図9中のセルトランジスタを取り出して示す断面図。
【図11】図10に示したセルトランジスタの制御ゲート電圧(Gate voltage)とドレイン電流(Drain current) を示す特性図。
【図12】従来のノア型フラッシュメモリにおけるメモリコア部が階層ビット線構成を有する場合の一部を示す平面図。
【図13】図12に示したメモリコア部に対する読み出し動作時の動作波形の一例およびビット線テスト(ドレインストレステスト)時の動作の一例を示す波形図。
【図14】微細化加工技術の発展に伴って図12に示したメモリコア部をスケーリングする場合にカラムリセットトランジスタ領域のカラムリセットトランジスタ群をスケーリングすることが困難である様子の一例を示す平面図。
【符号の説明】
1…セルトランジスタ領域、
2…下層カラムゲート領域、
3a…セルブロック、
4a…カラムリセットトランジスタ領域、
5…上層カラムゲート領域、
QC…セルトランジスタ、
BiBL0,BiBL1,BiBL2,BiBL3,…(i=0,1, …) …下層ビット線、
BiWL0,BiWL1,…(i=0,1, …) …ワード線、
BiH0,BiH1 (i=0,1, …) …カラム選択線、
QLCG…カラム選択トランジスタ(下層カラムゲート)、
QUCG…上層ビット線選択トランジスタ(上層カラムゲート)、
MBL0,MBL1,……上層ビット線、
QCRT…カラムリセット(兼ビット線テスト)トランジスタ、
VRST…リセット電圧線、
COLRST…カラムリセット信号線。
Claims (13)
- データを保持する第1及び第2の不揮発性メモリセルと、
前記第1及び第2のメモリセルに対応して接続された第1及び第2のビット線と、
前記第1及び第2のビット線に対応して接続された第1及び第2のカラム選択トランジスタと、
前記第1及び第2のカラム選択トランジスタが共通に接続された第1のノードにドレインノードが接続された第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタと、
前記第1のノードに選択的に接続され、前記第1のノードに現われたセルデータをセンス増幅するためのセンスアンプと、
第1の期間において前記第1または第2のカラム選択トランジスタをオンさせることにより選択した前記第1または第2の不揮発性メモリセルのデータを前記センスアンプでセンスさせた後に前記第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタをオンさせて前記第1のノードの電位をリセットさせ、
第2の期間において前記第1、第2のカラム選択トランジスタ及び前記第1カラムリセット兼ビット線テストトランジスタを同時にオンさせるとともに前記センスアンプを前記第1のノードから電気的に切り離すように制御する制御回路
とを具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 前記第1のノードに接続された第3のビット線および上記第3のビット線に第3のカラム選択トランジスタを介して接続されたデータ線
をさらに具備し、前記データ線に前記センスアンプが接続されている
ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体メモリ。 - 前記第1の期間において前記第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタのソースには接地電位が印加される
ことを特徴とする請求項1または2記載の不揮発性半導体メモリ。 - 前記第2の期間において前記第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタのソースには正電圧が印加される
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリ。 - 前記正電圧は、前記不揮発性メモリセルに対するデータの書き込み時に前記第1のノードに印加される書き込み電圧に等しい電圧であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリ。
- ソースが第1の共通ノードに接続され、データを保持する第1及び第2の不揮発性メモリセルと、
ソースが第2の共通ノードに接続され、データを保持する第3及び第4の不揮発性メモリセルと、
前記第1乃至第4の不揮発性メモリセルに対応して接続された第1乃至第4の下層ビット線と、
前記第1乃至第4の下層ビット線に対応して一端が接続された第1乃至第4の下層カラム選択トランジスタと、
前記第1及び第2の下層カラム選択トランジスタの各他端に共通に接続された第1の上層ビット線と、
前記第3及び第4の下層カラム選択トランジスタの各他端に共通に接続された第2の上層ビット線と、
前記第1及び第2の上層ビット線に対応して各ドレインが接続された第1及び第2のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタと、
前記第1または第2の上層ビット線に選択的に接続され、前記第1または第2の上層ビット線に現われたセルデータをセンス増幅するためのセンスアンプと、
セルデータ読み出し動作時には、前記第1乃至第4の下層カラム選択トランジスタのうちの少なくとも1つをオンさせることによって選択した前記第1乃至第4の不揮発性メモリセルのうちの少なくとも1つのメモリセルのデータを前記センスアンプでセンスさせた後に前記第1または第2のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタをオンさせて前記第1または第2の上層ビット線の電位をリセットさせ、
ビット線テスト時には、前記第1乃至第4の下層カラム選択トランジスタと前記第1及び第2のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタを同時にオンさせるとともに前記センスアンプを前記第1及び第2の上層ビット線から電気的に切り離すように制御する制御回路
とを具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 前記ビット線テスト時に前記第1及び第2のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタのうちのオンになるトランジスタのソースには正電圧が印加されることを特徴とする請求項6記載の不揮発性半導体メモリ。
- 前記正電圧は、前記不揮発性メモリセルに対するデータの書き込み時に前記上層ビット線に印加される書き込み電圧に等しい電圧であることを特徴とする請求項6または7記載の不揮発性半導体メモリ。
- ソースが第1の共通ノードに接続され、データを保持する第1及び第2の不揮発性メモリセルと、
ソースが第2の共通ノードに接続され、データを保持する第3及び第4の不揮発性メモリセルと、
前記第1乃至第4の不揮発性メモリセルに対応して接続された第1乃至第4の下層ビット線と、
前記第1乃至第4の下層ビット線に対応して一端が接続された第1乃至第4の下層カラム選択トランジスタと、
前記第1乃至第4の下層カラム選択トランジスタの各他端に接続された第1の上層ビット線と、
前記第1の上層ビット線にドレインが接続された第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタと、
前記第1の上層ビット線に選択的に接続され、前記第1の上層ビット線に現われたセルデータをセンス増幅するためのセンスアンプと、
セルデータ読み出し動作時には、前記第1乃至第4の下層カラム選択トランジスタのうちの少なくとも1つをオンさせることによって選択した前記第1乃至第4の不揮発性メモリセルのうちの少なくとも1つのメモリセルのデータを前記センスアンプでセンスさせた後に前記第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタをオンさせて前記第1の上層ビット線の電位をリセットさせ、
ビット線テスト時には、前記第1乃至第4の下層カラム選択トランジスタ及び前記第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタを同時にオンさせるとともに前記センスアンプを前記第1の上層ビット線から電気的に切り離すように制御する制御回路
とを具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - 前記ビット線テスト時に前記第1のカラムリセット兼ビット線テストトランジスタのソースには正電圧が印加されることを特徴とする請求項9記載の不揮発性半導体メモリ。
- 前記正電圧は、前記不揮発性メモリセルに対するデータの書き込み時に前記上層ビット線に印加される書き込み電圧に等しい電圧であることを特徴とする請求項9または10記載の不揮発性半導体メモリ。
- 前記各不揮発性メモリセルは、浮遊ゲートと制御ゲートとが積層された積層ゲートを有し、全体としてノア型のメモリセルアレイを形成するように接続されており、
前記メモリセルアレイは、前記ビット線の長さ方向において複数のセルブロックに区分されており、
前記カラムリセット兼ビット線テストトランジスタは、前記メモリセルアレイの一端側の領域に配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリ。 - 浮遊ゲートと制御ゲートとが積層された積層ゲートを有する複数の不揮発性メモリセルが行列状に配置されたノア型のメモリセルアレイが列方向において複数に区分された複数のセルブロックと、
前記各セルブロックにおいてデータを保持する第1及び第2の不揮発性メモリセルに対応して接続された第1及び第2の下層ビット線と、
前記各セルブロックにおいて前記第1及び第2の下層ビット線に対応して接続された第1及び第2のカラム選択トランジスタと、
同一列の複数のセルブロックに対して共通に列方向に設けられ、同一列の各セルブロックにおける前記第1及び第2のカラム選択トランジスタが共通に接続された上層ビット線と、
前記上層ビット線にドレインノードが接続されたカラムリセット兼ビット線テストトランジスタと、
前記上層ビット線に選択的に接続され、前記上層ビット線に現われたセルデータをセンス増幅するためのセンスアンプと、
セルデータ読み出し動作時には、前記複数のセルブロックのうちの選択されたセルブロックにおける前記第1または第2の下層カラム選択トランジスタをオンさせることによって選択した前記第1または第2の不揮発性メモリセルのデータを前記選択されたセルブロックに対応する上層ビット線を経由させて前記センスアンプでセンスさせた後に前記上層ビット線に接続されているカラムリセット兼ビット線テストトランジスタをオンさせて前記上層ビット線の電位をリセットさせ、
ビット線テスト時には、前記複数のセルブロックのうちの選択されたセルブロックにおける第1乃び第2の下層カラム選択トランジスタ及び前記選択されたセルブロックに対応する上層ビット線に接続されているカラムリセット兼ビット線テストトランジスタを同時にオンさせるとともに前記センスアンプを前記上層ビット線から電気的に切り離すように制御する制御回路
とを具備することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
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